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そして、
それがいくつもりかのPRESENにも
Goromextpage
Gotonextpage
七尾ナナキ
PRESEA
ITENTS
手、ヘルクの過去!!
話
青ヘルクの過去服
はい
!!
...
ヘルクの過去X
...
ひ
まあまさまざまなおまえは
ヘルクの過去X
ヘルクの過去迎
ヘルクの過去運
それは...そうだな。
ヘルクの過去!!
ヘルクの過去W
手、ヘルクの過去!!
第52話ルクの過去XD
おまんキャックル
0013.023003年005月00710029110311211137115718
隊長
いいんですかい?
さすがに
ヘルク一人じゃ
やばいと思いますぜ?
ヘルクが一人で
行くって言うんだから
しょうがないでしょ!
俺達じゃ
足手まといに
なりそうだしな。
あの勇者クレスが
満身創痍だもんな。
はい。
ヘルクさんなら
大丈夫さ。
わかってるって!
だな。
ヘルクの
心配している
余裕はねぇぞ。
はい。
ヘルク...
俺達は
しっかり
王都を守ろう。
クの過去W
第42話
第12話
ヘルクの過去1
Heloki5
あれが..
魔王城...
誰も...
いないのか...
王国兵を模した
カカシだ...
クレス達が
やったのか?
なぜ...
なんのために?
誰かを
警戒しているのか?
誰かいる。
魔王か...!!
近い..
ただ者では
ない。
げえ!!
げぇぇッ!!
.....
こいつが..
魔王...!
フォン
おっと、
それ以上
近づかないほうが
いい。
あ、こら!
やれやれ。
力の弱った今でも
僕のトラップは
かなり危険だぞ。
ちょ...
ぬぅおあッ!
スタッ
フン!
なあああッ!
もう諦めろ
お前は俺に
勝てない
なぜ俺達の国へ
魔物を送り込む!
俺達が何をした!
お前の望みは
なんなんだ!
おかしな事を言う。
魔物を
生み出しているのは
僕達じゃない。
この大地だ。
トール君...
魔王トールから
話を聞いただろう?
人間の勇者よ。
...お前は、
魔王ではないのか?
...キミは、
魔王トール君を倒した
勇者ではないのか?
俺は傭兵ヘルク!
魔王と戦ったのは
俺の弟のクレス...
勇者クレスだ。
僕は
帝国四天王
アスドラだ。
奇妙な男。
アズドラとの
出会いだった。
帝国...
だと?
...魔王の...
更に上の存在だと
いうのか?
そう、魔王城は
帝国が抱える一つの
城にすぎない。
僕はその
帝国の四天王
なのだよ。
うむ。
だが安心していい。
僕らはキミたち人間と
争うつもりはない。
どういう
意味だ?
:今この地から
俺達の国へ向けて
大量の魔物が攻めている。
お前達の仕業では
ないとでもいうのか...?
魔物は
この荒廃した
大地より生まれる。
僕らが生み出した訳でも
操っている訳でもない。
僕らにとっても
厄介極まりない敵だよ。
魔物が人間の国へ
雪崩れ込んでいる理由
それはキミ達が
この城を落としたのが
原因だ。
この城は
荒廃の進行を和らげ、
魔物が生まれるのを
止める力が
あったのだよ。
なんだと?
信じられないのも
無理はない。
...
...まさか
そんな...
ならば
お前はここで
何をしている..
何百年もの間、
僕らが悪だと
そう教え込まれて
きたんだろうからね。
しかし
これが真実だ。
答えよう。
ちょっと
ついてきて
くれるかな?
これは..
先の
人間との戦いで
戦死した仲間の裏だ。
お粗末な出来だが、
野ざらして
いるより
マシだと思ってね。
...全部一人で?
木の根っこが
手伝ってくれた。
もちろん
憎いさ、
悔しいし
怒りも沸く。
しかし
そうなる事は
覚悟の上で
皆ここに居た。
仲間を
殺されて、
なぜだ...
キミ達の兵力なら
俺達なんか
簡単に滅ぼせるんじゃ
ないのか?
なぜ滅ぼさない?
人間を
憎んで
いないのか?
まあ
色々と理由はあるが、
一番の理由は...
もう一度、
人間と
友好な関係を
築きたいと
思っていたのだよ。
雷に打たれたような
強い衝撃を受けた。
俺は
彼らを魔物と混同し、
感情も何もない
化け物と認識していた
からだろう。
しかし、
アズドラとの出会いで
それが間違いだったと
気付かされた。
それから
少し、
アズドラと
話をした。
はるか昔、
魔族...いや帝国の民と
人間は手を取り
共存していた事。
人間の国が
滅びと誕生を
繰り返す人に
帝国の存在が
忘れ去られた事。
人間同士の
紛争が始まった事。
それに伴い、
人間と帝国との
友好関係が
なくなった事。
いつしか帝国が
悪の根源と
決めつけられ、
何度も攻め入られた事。
何度も和平を試みて、
何度も失敗した事。
アズドラは不思議な
ヤツだった。
若い容姿とは裏腹に、
何年も生き、
様々な経験を
私んできたような、
そんな日様を感じた。
しかし、
その目はどこか純粋で、
俺はアズドラの言葉に
疑念を抱く事無く
耳を傾ける事ができた。
魔王トールは...
クレスに和平を
試みただろうか?
もちろん。
彼は
東エリアの中でも
トップクラスの
平和主義者。
穏健派のトール君と
呼ばれるほどだ。
そうか...
クレスは
とても強い戦士だが
戦いが好きな
奴じゃないんだ。
勇者クレスとは
会って
いないのかい?
魔王との戦いで
意識不明の重傷を
負っているんだ。
未だに回復していない。
キミ達の
話を聞いてなぜ
戦う事を選んだのか...
とても信じられない。
フム...
そうか...
アズドラ、
最後に聞かせて欲しい。
俺達は
まだ和平の道は
残されているのか?
うむ。
ヘルク。
僕はこの城の深層部に、
簡易結界を張った。
新魔王が誕生し、
城の機能が回復すれば
現状よりは、
ずっとマシになるはずだ。
わかった。
...俺は戻るよ。
刻も早く
皆にこの事実を
伝えたい。
そうか。
新魔王?
しばらくは
魔物の発生も
和らぐと思うが、
新魔王が誕生するまでは
油断しないでくれ。
ほら。
裏に地図が
描いてある
ありがとう。
うむ。
近々、新魔王を
決める大会が開かれる。
僕はしばらく
その会場にいる。
もし、この先何か
困った事があったら
僕を訪ねるといい。
ちょっと大変だと
思うけど、
キミなら
辿りつけるだろう。
そして
俺は王都を目指して
城をあとにしたんだ。
なるほど..
そういう経緯が
あったのか...
アズドラが
ヘルクに対し
妙に信頼していた
理由がわかった..
少しすると
城から
なんとも言えない
声が聞こえた。
よく聞き取れ
なかったが
あれは間違いなく
アズドラの声だった。
振り返って
城を見たが、
アズドラの姿は
なかった。
今にして思えば、
俺にエールを
送ってくれて
いたのかもしれないな。
いや...
それ
凡ミスの悲鳴だ。
いやいや、
finulee!
アン
ちゃーん!
僕が
どこにいるか
わかる!?
ククっ!
当たり前だろ!
ピ〜
私の目を
甘く見るなよ。
おまけ漫画
保護
アンちゃーん!
どーこだ!
もうお前それ
何回やるんだ。
私には
わかると言っている
だろが...
む!
どこだ!?
私の目にも
識別できない!
王都まで
あと少しだな...
アズドラとの
出会い。
意外な真実。
第43話
活へルクの過去W
魔物の脅威は
去っては
いなかったが、
彼らが敵では
ない事の
証拠がない。
恐怖の対象だった
成族が
敵ではないと知り
俺は少し安堵していた。
だが、このまま
国民に知らせて
良いものか
迷っていた。
俺の言葉では
駄目だ...
これを見せて
納得するかな...?
となると...
あの人しか...
いや...
逆効果な気がする。
やめておこう。
影響力のある
人物に話して、
その者から公言して
もらうべきだろう...
!
これは...
何か
あったのか..
防衛戦で
なぜこんな
被害が...
一瞬...
これまでに
感じた事のない
嫌な感覚が俺を襲った。
今のは...
戸惑っている
場合じゃない..
皆の安否を
確かめなければ...
この時は、えだ
この惨惨だる光景から
感じたものだと
思っていた
開けてくれ!!
ん?
生き残りか?
待ってろ!
みんな!
あ
ヘルクだ。
ヘルク!
おー
ヘルクじゃん。
おう!
おかえり。
おう。
あ...
ただいま。
な!
やっぱ無事
だったろ?
ヘルクが魔王城
行ったくらいで
くたばる訳
ねぇっての。
誰も
くたばる心配
してねぇだろ。
うん。
普通に
帰ってくると
思ってた。
隊長だけ
なぜかやたら
心配して
いたけどな。
バーカ
おめぇ
そりゃよぉ...
皆無事なのか!?
外に激しい戦闘跡が
残っていたんだが...
まあ、
なんとかな。
ちょっと
やべぇのが
いたんだよ
やめやめさ
んな
だせたの
奇跡だろ!
...
らしく
ないじゃないか..
どうして
こんなになるまで
戦ったんだ...
無能貴族のせい!
全部そいつらが
悪いの!
今まで
勇者クレスに
頼りきって
いたんだろうよ。
戦況が危ういとなると
奴らビビリやがって、
城門を固く
閉めやがったんだよ。
俺達は、
撤退の許されない
戦いを強いられ
たんだ...
エディルと隊長が
頑張ってくれてな
俺達はなんとか
乗り切れたが...
一般兵や、
他の傭兵団は
皆やられちまった...
皆
大丈夫!?
なんとか..
はっほっは!!
魔物など取るに
足らんなぁ!
お見事です
総隊長殿!
しかし
酷い臭いだ
どうにかしろ
おい!
貴様ぁ!
あ?
なんだ
こいつ。
くく。
なんか
怒ってるぞ。
何を見ていた!
攻めるだけが
戦いじゃない!
なぜ城門を
開けなかった!!
劣勢だったからに
決まっている!
王都を守るは
我々の義務!
いや
お見事です!
これは
防衛戦だぞ!
傭兵の女、
調子に
乗るなよ。
態勢を
立て直しつつ
迎え撃ては
こんな被害は
出なかった!
態勢を立て直しつつ迎え撃てばこんな被害は出なかった!
貴族は
貴様ら庶民とは
命の重さが
落ち着け!
これはすべて
貴様の采配ミスだ!
今更のこのこ
出てきて、
それで戦った
つもりか!
今は
救助が優先だ!
取を知れ!
貴族とか
関係ない
でしょうがぁッ!
もう、ウチの隊長
ブチ切れ。
あの防衛戦は
大変だったぁ...
主に隊長を
なだめるのが。
暴れすぎて
捕まりそうに
なってやんの。
ても、そん時の
総隊長には
責任追及なし。
次も指揮
執るんだと
この国を
守る気ねえだろ。
んで、
それを聞いて
今度はエディルも
苛立ち始めてな。
でもよ、
俺はもう
ごめんだね。
自分勝手な
王都民なんか
放っておいて
どっか田舎
行こうぜ。
このままじゃ
安心して戦う事が
てきないからって、
だからさぁ、
ここ落ちたら
国が滅びるって。
あの指揮官に
然るべき処罰を
与えるよう
要求しに
行ったんだわ。
あ、
だから二人共
今、城にいるぜ。
ま、どの道
この状態じゃ
戦えねぇよ。
俺なんか武器
握れねぇもん。
.....
ヘルク。
二人を迎えに
行ってやって
くれないか?
俺達ほどじゃ
ないにしても、
あいつらも
怪我人なんだ。
それによ
あんたの
帰りをずっと
待っていたからな
早く会って
安心させて
やってくれ。
愚かな
貴族め...
今まで
散々嫌な思いを
させられてきたが、
今回はそれの
比ではない。
人の命を...
俺の仲間を...
なんだと
思っているんだ...
クレスが
健在の時は
こんな事は
なかった...
クレス...
やはり
この国には
お前が必要だ...
ん?
なんだ、
あの人だかりは...
また不安に
かられた民が
集まっているのか?
急げ!
魔族だってよ!
え?
マジで!?
魔王退治の時
生き残った魔族を
何人か連れて
きたらしい!
初めて見る!
行こうぜ!
魔族だと?
ちくしょー!
魔族めぇ!
くたばれ!
死ねぇ!
もう一度人間と
友好関係を
築きたいと
思っていたのだよ。
なんて
酷い事を...
い...いや...
彼らは何も
知らないんだ...
違う!
魔族がどう思って
いるとか
そんな事じゃない!!
はつはっは!
魔物出して
見やかれ!
ヒット!
それ以前の
話だ!
たとえ
敵だろうと...
手も足も出ない
相手に
なぜこんな事が
できる...
これじゃあ
ほとんどの
貴族と同じ
じゃないか...
アッ...
もう
やめよう。
こんな事、
真っ当な人間が
する事じゃない。
なんだ
てめえは!
ふざけんなぁ!
てめえ
魔族の味方か!
この
売国奴が!
と~っ!フー
?
恐らく
この時俺は、
冷静さを欠いて
いたんだろう。
魔族は
悪だ!
俺は魔界へ
行った事、
そこで得た情報を
必死に話しだした。
俺の言葉に
力はないのに。
魔族のせいで
皆苦しんで
いるんだぞ!
それでも
この魔族を前にして
話さずには
いられなかったんだ。
彼らには
敵意は
なかった!
和平を
望んでいた!
黙れ!!
しかし、
俺の話を
まともに
聞こうとする
者はおらず、
彼らはどうは
怒号と共に
技石を始める。
もはや彼らの眼に
魔族を庇った俺は
悪人としか
写っていなかった。
魔族と出会ったのは
初めてなんだろう?
なぜ不確かな情報で
ここまで憎めるのか。
彼らの魔族に
対する憎悪は
異常に思えた。
これは...
恐怖から
くるものなの
だろうか...
それとも
人間の本質か...
あの勇者
みたいな人間..
他にも
いたんだな...
思惑雑言が
響く中...
かすかに
魔族の声が
聞こえた
!!
意味に苦しそー
頼む...
アズドラ様に
伝えてくれ...
お、おい、
キミは...
人間の中に...
新世カイの...
チカラな...
なんの騒ぎかと
思えば...
ヘルクお前か。
ヘルク、
魔王城へ
行って帰って
こられたか。
やはりお前も
ただの人間では
ないようだな。
Heloki5
...
ラファエドさん:
ヘルク、
騙されては
駄目だ。
魔族は...
狡猾で卑怯。
お前の人の好さを
利用して、
我らを欺こうと
しているのだ。
魔族を
よく見てみろ。
...のオ...
トコに...
!!
キヲ...
これは...
これが魔族の
真の姿だ!
ツケロ...
うわあああ
化け物だぁぁ!
eomtinued
レクの過去
これは...
ヤガア!?
突然
標ましい数へと
変異した魔族達は、
今までの仕返しと
言わんはかりに
人に襲いかかり
町を破壊し始めた。
く...!
ヘルク、
よく
覚えておけ。
殺戮と破壊を好み
この世界に
混沌を齎らす存在!
それが
魔族なのだ。
...アズドラ、
キミは俺を
偽ったのか...
考えるのは後だ!
今は皆を
守らなくては!
なんだよ、
あの化け物は!
どけ!
邪魔だ!
通してくれ!
化け物に
殺される!
いいから
走れ!
なんだ、
あの戦士は...
強い...
クレス以外に
あんな戦士が
いたとは...
彼らは
お前の弟
クレスと同じ、
勇者の力を
持った者達だ。
勇者の...
カ.....
ヘルク!
二人共!
魔物が
暴れまわって
いるって聞いて
駆けつけたん
ですが、
一足遅かった
ようですね
それより
よかった!
無事魔界から
帰って
こられたのね!
.....
ラファエドさん...
魔族は...
魔族は...
我々だけではなく
世界の敵だ。
必ず
滅ぼさなければ
ならない。
ヘルクよ、
魔族に
惑わされるな。
私を信じろ。
そんな
騒動があった
翌日...
王国は民を召集し、
重大な発表を行った。
その内容は
民に大きな絶望と...
我々が
倒した魔王は、
広大な魔界に住まう
強大な悪の一角に
過ぎなかった!
だが、
我々には
切り札がある!
それは
力の覚醒!
人間には
秘められた力が
存在する!!
我々はそれを
人為的に
覚醒させる
術の開発に
成功したのだ!
俺は見たぞ!
あの戦士が
暴れだした魔族を
いとも簡単に
倒した所を!
俺も見た!
そして
新たな希望を
与えた。
約束しよう!
我々は
この力を持って
必ずや魔族を滅ぼし、
真の平和を
掴みとる事を!!
王国は
魔族と戦う
意思を表明した。
それから
数日の間に
幾度と無く魔物が
押し寄せてきたが、
これを
覚醒した戦士達が
難なく殲滅。
一人の犠牲者を
出す事無く
防衛に成功した。
軍事力が
高まった事で、
王都だけではなく
各地の被害も減り、
状況は確実に
良い方向へ
向かっていた
まだ
平和の道は
残されて
いるのか?
だが...
俺はどこか
不安を抱いていた。
うむ。
魔族は本当に
敵なのだろうか...
俺は、
アズドラの言葉が
どうしても
偽りだと思えない...
ヘルク、
コーヒー
淹れたよ。
ああ。
皆には
アズドラとの話は
伏せていた。
魔王は
いなかったよ。
以上。
終わりかい!
とにかく
無事で
何よりです!
アズドラの話を
何間の皆が
どう受け止めるか、
少し怖かったんだ...
絶対なんか
あったべ!
あの日、民が見せた
魔族への
異常と思えた憎悪...
ありがとう。
魔族は悪。
これが
この国の常識だ。
だけど
信じられねぇよな。
ちょっと前は
戦いばかりで
ろくに休めも
しなかったのに。
なんだこの
ゆったりした
時間は!
仲間の皆も
同じような感情を
抱いているかも
しれないと思うと、
なかなか
話し出せずにいた
町も少しずつ
活気が戻って
きたし、
最近マジで
いい感じだよな。
...
あの
覚醒戦士とやらが
出てきてから、
一気に余裕が
生まれたな。
そういや、
例の店
再開したらしいぜ。
ああ、
あのパスタが
最高にうまいと
評判の店か。
夜の落ち着いた
雰囲気も
人気らしいぞ。
カップルに
人気なんだよ。
俺クーポン券
貰った。
うお!?
行く相手
いるのかよ?
いねぇよ。
やろうか?
へっへ
俺もいねぇ!
ヘっへっへ!
あ、そうだ!
隊長!
ヘルクと二人で
行ったらどうです?
なッ!!
ヘルッ!
はぁ!?
何
言ってんのよ!
いいじゃん、
せっかくだし
二人で行ってきなよ。
またいつ
忙しくなるか
わからないんだしさ。
だから!
なんで二人
なのよ!?
うん、
皆は
行かないのかい?
俺達は今日
予定あるからよ!
そうそう、
リハビリとか
筋トレとかさ。
つか
腹いっぱい。
お!
じゃねえ!
お!
筋トレか。
いいね。
よし俺も一緒に..
この鈍感筋肉!
お前に
筋トレは不要だ!
俺達の
気遣いを無駄に
するなってな。
そうか、そうだ
皆俺が
悩んでいる事に
気がついて!!
いいから二人で
行けって
バカヤロウ!
クーボン券
やるから!
行ってこい!
気付け!
ほら!
気持ちに
気付け!
打ち明け難いなら
せめて
隊長だけにばって
事かな
もう
うるさい!!
うるさい!
それ以上
何か喋ったら
たたっ斬るッ!
隊長が
怒ったぞ!
もう!
わはは!
逃げろ〜!
全く
駄目だな俺は。
そのお店、
一緒に行って
くれないか?
皆
信頼できる
仲間じゃないか
話すべきだ...
なんなのよ!
アリシア。
ん?
え...あっと...
わ、私で...
いいの?
そ、そう...?
じゃあ...行く?
頼む...
行こうか..
ありがとう!
じゃ、じゃあ!
私、着替えてくるね!
このままじゃ
変だし!
あ!
ヘルクも
上着くらい
着てよね!
半裸マントじゃ
入店断られるかも!
ああ。
わかった。
へえ、
あんな
嬉しそうな
アリシア
初めて見たな。
少し、
待ってて!!
この際だ、
エディルにも
打ち明けよう。
今日何か
用事あるかい?
良ければ一緒に
行かないか?
何怖じ気づいて
いるんですか!
大丈夫ですって!
頑張ってください!
え...
エディル。
ああ。
用事あるのかな?
ん?
誰だろう?
珍しい
ですね。
キミは...
クレスと
一緒にいた...
お前達
二人だけか?
いや、
隣の部屋に
隊長がいる
あの
女剣士か...
まあ
あがりなよ。
すまん。
ヘルク...
頼む...
eomtinued
力を貸してくれ...
なんという
擬態能力!
ピウイは
一体どこに...
ここだよー!
アン
ちゃーん!
楽ちーん!
緑の砂漠名スポッ
砂の川
全く...
そんな事
やっていると
また怪物に
食われそうに
な.....
保護色だから
見つからない
もーん!
わああ!
そういう
問題じゃなーい!
巨大蟻地猿
緑の砂漠名スポット
頼む...
力を貸してくれ...
突如
俺達の前に
現れたのは、
クレスの魔王討伐に
同行した
ゼルジオンだった。
重歩兵総隊長
ゼルジオン
待ってくれ...
一体どうしたんだ?
詳しく説明してくれ。
このままでは
この国は...
取り返しの
つかない
事態に陥って
しまう..
今の過去X
力の覚醒だ...
あれは
この国を滅ぼす。
覚醒戦士達は
見た事あるな?
ああ。
あれの
ほとんどは
重犯罪者だ。
だが
力の覚醒を
行ったとたん、
奴らはあの体と力を
手に入れた。
一人一人が
勇者クレスを
彷彿とさせる
並み外れた戦闘力...そんな事が
だが、
リスクなして
得られる力だと
思うか?
何年も
牢に閉じ込められ、
体が衰弱した者
ばかりだった。
あの術は、
ただ力を得るだけの
ものじゃない。
ただ術者の命に
従うだけの駒となる。
覚醒した者は、
精神が壊れ、
自我を失い...
あれはもはや
人間じゃない。
奴隷以下の存在だ。
王国上層部は、
貴族を除くすべての民に
その術を施そうとしている!
待て!
そんな事をしたら
この国は...
近々、
大規模な
覚醒化計画を
行われる。
方法までは
わからないが、
一斉に民を
覚醒させるつもりだ。
ああ...
奴らは貴族だけの
新しい国に
作りなおそうと
しているんだ...
に、にわかには
信じ難い
話だな...
事実だ...
俺はこの計画の
一部に
携わっている...
確かな情報だ..
何!?
勘違いするなよ?
俺は反対派だ。
他にも同志が
何人かいる。
今は国に
従っているが、
反旗を翻す
機会を待っている。
ミカロスさんや
ラファエドさんは
どうなんだ?
これを
許しているのか!?
残念ながら、
これは
大登者ミカロス様が
立案した計画だ。
王を始め、
ラファエド氏
元老院など、
王国上層部の
全会一致のもとで
進められている。
特に
ミカロス様や
ラファエド様は
長く近くで
見てきたが...
...ヘルク、
王国上層部は
信用するな...
あの二人からは時々
得体のしれない
不気味な何かを
感じる...
.....
話を戻すぞ。
とにかく
なんとしてでも
この計画を
阻止しなければ
ならない。
安心しろ。
てなければ
この国の民も
お前達の仲間も、
皆あの
覚醒戦士のように
されてしまう...
だが、
阻止するって
一体どうする
つもりだ?
覚醒戦士のいる
王国を相手に
いくら数を
集めても
勝ち目は薄いぞ。
計画そのものを
阻止する
だけならば
数は必要としない。
少数精鋭か...
むしろ俺達の
企みが漏れる
危険があるため
それは避ける。
そうだ。
この計画の核てある
力の覚醒という術は
誰もが扱える
ものではない。
その術者とは、
特別な術者と
その術の鍵となる
人物が必要だ...
つまり、
その者達が
いなければ
計画は頓挫する...
だが、
王の居場所を
知る者は
上層部ても
一握り...
警備も厳重な
王を狙うのは
非現実的だ。
国王..
そこで狙いは
もう一人の
鍵となる人物...
それは...
勇者クレス...!
勇者クレスを
王国側から引き離し
覚醒化計画を
阻止する!
言っておくが、
クレスはこの計画に
賛同していない。
と言うより、
あいつの意識は
回復していないんだ。
あいつは無理やり
この計画に
利用されている...
クレス...
だと...?
つまりこれは、
クレスの救出にも
繋がる事なのだ...
そうか...
それで俺に
話を...
ものを頼む
態度じゃないぞ。
計画の要である
クレスの守りは
厳重だ。
これを突破し、
クレスを救出するには
あんたくらい
腕の立つ者でないと
厳しいんだ...
勘違いするな。
あんたを
選んだ理由は
それじゃない。
100名編成の
部隊を一瞬で
壊滅させた魔物を
一人で倒したとか...
待て、違う。
500名の
部隊だ。
一時間足らずで
50体の魔物を
殲滅させたとか...
いや、
200体
以上だ。
あんたの実力は
噂でずっと
耳にしていた。
単独で魔王城に
向かい、
良いところまで
いった話とか
乗り込んで
無傷で
戻ってきた
ヘルク...
お前は
化け物か!?
おい貴様
失礼だぞ!
だが理由は
それだけじゃない。
何かあった時、
誰よりも
あんたを頼れと
言われていた
我が友、
クレスにな。
クレスとは
同期でな...
魔王討伐の際、
あいつは
俺に言った
大丈夫。
兄さんがいれば
どんな魔物が
押し寄せてこようが
必ずなんとか
してくれる。
だから俺は、
心置きなく
魔王討伐に
向かう事が
できるんだ
ムカつく野郎だったが、
何度も共に死線を
くぐり抜けた
大切な仲間なんだ...
もしも俺に何か
あった時は、
兄を頼るといい。
...そうか。
頼む...
俺よりも
ずっと強く、
誰よりも
頼りになる人だ。
俺はこんな事のために、
今まで国に尽くして
きた訳じゃない...
民とこの国の平和を
守るためだ...
そして何より...
俺はあいつを..
クレスを
助けたい...
ヘルク...
頼む...
力を貸してくれ...
.....
クレスは
いい友を
持ったな。
よく教えてくれた。
ぜひ協力させてくれ。
すまない...!
思に着る...!
すまない...!恩に着る...!
話は聞かせて
もらったわ!!
私も協力する。
アリシア!
私もさ、
なんか嫌な感じ
していたのよね。
そんな
心配している
場合じゃ
ないでしょ?
いや、待ってくれ!!
これは国家反逆罪に
なり得る事なんだ。
今回は
俺一人でやる。
...ああ
その通りだ。
貴族の
人形なんて
嫌よ私。
それにこの人
私達の力も必要だから
エディルにも
話をしたんでしょ?
俺の知る限りで
選別した結果、
お前達が一番
マシだと思ってな。
だが...
もう少し
言葉を選べ。
ヘルクさん、
俺も協力しますよ。
こんな事、
絶対に許されない。
俺には領民を守る
義務がある
はい、
ヘルクの意見は
却下。
ヘルクはいつも一人で
背負い込むんだから。
もっと
仲間を頼って
いいんだよ。
はい。
という訳で
よろしくね。
絶対に
その計画を
阻止しましょ。
じゃあ、
もう少し詳しく話を
聞かせて。
私の部屋まで
筒抜けだったわよ。
うん
声でかい。
ああ...
すまない。
ああ、
それとあなた
声抑えて。
何?
本当か!?
こうして
クレスの救出、
そして王国の計画を
阻止するため
俺達は動き出した。
クレス救出作戦
決行当日。
一体どうしたんだ?
わからん!
民が暴動を
起こしている
らしい。
はあ?
どうして!?
こちゃごちゃ
喋っていないで
早く沈静化に当たれ!
は!
この日、
民が暴動を起こした。
これは
少しでも城内の
警備兵を減らすための
ゼルの策略だった。
よし、
いいぞ。
その頃、
俺達はすでに
城内へと侵入していた。
エディル
ヘルク
アリシア
ゼルの情報では
クレスがいる部屋は
地下深くだという。
俺達は、警備兵に
見つからないよう
部屋を目指した。
60!
GO!
おい!
声を抑えろ!
ビックリするほど
順調に事が
運んだわね
問題は
ここからだ...
厳重な守りを
突破するのは
容易くないぞ。
それに脱出も
大変そうだな。
安心しろ。
万が一の時は
俺が殿を務める。
その時は
言われたとおりの
退路を行け。
途中、俺の同志が
待機している。
想像して
いたよりも
ずっと深い。
でも、あなた
結構偉いほう
なんでしょ?
さっきみたいに
警備兵に
適当な事言って
どっか行って
もらえないの?
言葉の通じる
相手なら
そうするさ。
外まで薄いて
くれるはずだ。
覚醒戦士!
よし!
相手は
気付いていない!
先手を取るぞ!
が
クッ!
気付かれたか!
これしきて
うろたえるな!
いや、だから
声が大きいん
だって!
1体なら
どうという
事はない!
さくっと
仕留めるぞ!
いや、
たくさん
いるからッ!
ええい!
うろたえるな!
うろたえるわッ!
よーし。
eontinuad
来るぞ!
大丈夫、
いつも通りだ。
いつも通り
行こう。
はい!
ヒュッ
いや
倒せた!?
おお!
期待以上だ!
よし
このまま
突き進むぞ!
...
この先を
行けば部屋は
すぐだ。
呼吸を
戻しておけ。
この作戦が
上手くいったら
今度は魔物や魔族を
どうにかしないと
いけないわね。
そうだな。
王国の目的は非道だが、
力の覚醒という術は
軍事力を大幅に高めた。
果たして
それ無しで
魔族とどこまで
戦えるのか...
......
...魔物は
わからないが、
もしかしたら魔族とは、
戦わなくて
済むかもしれない。
え?
実は俺、
魔王城へ行った時
魔族と出会って
いたんだ。
!?
そこで
その魔族と
色々話をしたんだ。
魔物は彼らが
生み出している訳でも
操っている訳でもない。
大地から自然に発生する
ものだと言っていた。
魔族は何もして
いなかったんだ。
そして最後に
彼は和平を
望んでいると...
そう言った。
ヘルクさん
らしいですね。
ですが
こればかりは
簡単には
信用できませんよ...
恐らく
お前の強さに
気がつき
デマカセを
言ったんだろう。
は!?
少なくとも
俺が出会った魔族は
会話もままならない
凶暴な奴らだった。
旅族は卑劣で残虐、何度も要切られて滅ぼされかけたという記録が残されているんですから。
魔族は卑劣で残虐、
何度も裏切られて
滅ぼされかけたという
記録が残されて
いるんですから。
奴らは
王国上層部以上に
信用できない。
そ、そうか...
ヘルクはさ、
誰に対しても
優しすぎるのよ。
世の中
救いのない
人なんて
沢山いるん
だからね...
特に魔族なんて
もっと疑って
かかるべき。
人間の歴史において、
魔族とはずっと
敵対していたのよ。
うん...
でも、
それが本当なら
素晴らしい事よね!
!!
戦わないで
解決するなら
それに越した事は
ないわ!
だからさ、
ヘルク。
すべて終わったら
確かめに
行ってみようか。
アリシア...
また無茶な
事を...
じゃあエディルは
来なくていいよ。
いや、
俺も行く!
あ...
二人の邪魔を
しないほうが
いいのかな?
は、はぁ!?
皆で行くんだし!
二人旅なんて
言ってないじゃない!!
静かにしろ!
声がでかい!
...
さあ
着いたぞ...
クレスは
あそこだ...
いいか、
決して
油断するな...
気を引き締めて
いけ。
ああ。
Heloki5
妙だ...
静か過ぎる...
しかし
気配は感じる...
気をつけて..
...嫌な
予感がする。
クレス!
ま、待て!
こんな所で
何をしているのですか?
ゼル。
いや、
わかっていますよ。
あなたがこの計画に
良い感情を持って
いなかった事は
ずっと気がついていた。
あなたの
そういう所
好きには
なれませんねぇ。
もっとッこっ
利口だと
思っていました。
しかし、
あなたも
間が悪い
ミカロス様!
どうかおやめください!!
一民あっての国!!!
こんな事の先に
真の平和など
あるはずがない!
ミカロス様:
オン...
愚かな男よ。
貴族の身でありながら、
この計画に反対するとは、
血なのだろう。
あやつの父も
頭の固い
愚かな男だった。
元老院...
この覚醒化計画が
どれだけ
合理的なものか
お前の悪い頭でも
わかるだろう?
あり方が
変わるだけだ。
民は死ぬ訳じゃ
ない。
力を覚醒させ、
より効率的に
働ける体に
アップグレード
するのだ。
生産性の向上!
そして民一人ひとりが
魔物に対抗できるだけの
戦闘力を持つ!
おまけに
我々貴族には
絶対に逆らう事は
ない!
こんな
素晴らしい事が
なぜ理解
できないのか?
ふざけるな!
私達はお前達の
奴隷になるために
生まれてきた
訳じゃない!!
幸せではないか
私達のために
働けるのだからな。
お前達も
気がついているだろう?
あの下等生物の
悪かさに。
自分からは何もせず、
与えられた平和に
不平不満を唱える。
あれはもはや
私達貴族とは
別の生き物。
人間とは
思わん。
我々の家畜と
なるのか
相応しい。
クズ共め!!
もういい!
私達は目的を
果たそう!
お...
!
え!
あ、あれが..
ひれ伏せ。
ぐ...
こ、言葉が...
重い...
まるで体を
押さえつけられて
いるよう...
な...
なんだこれは...
この計画は
国家の総意である。
いかなる理由も
それに異を
唱える者は
罪と見なす。
命ずる。
自害せよ。
体が...勝手に...
さ、逆らえない...
く...う..
自害しろ
だと?
ぐ...
ふざけた事を...
断る。
...be.comtinued
断る!
ヘルクの過去XI
王の命に背く力...
フム...なるほど。
皆
大丈夫か?
う、うん...
ありがとう。
すまん...
間に入って
くれなければ
自害していた...
い、今のは
王の力か...
ほう...!
王の言術が
解けてしまった。
奴らにとっては
あの男が
王以上の存在と
いう訳か
ミカロス!
何をしている!
クレスは
返してもらう。
覚醒戦士だ!
いや無理でしょう。
覚醒戦士程度では
彼には勝てません。
彼はそれほどに
強い。
なんだと!?
王の言術も
通用しない
ようだが。
どうする
つもりだ?
ご安心を。
彼にとって
もっとも相応しい
相手がいます。
勇者クレス。
命ずる。
反逆者を殺せ。
ク、クレス...
ほう
素晴らしい...
あれが
勇者クレスの
エのナカ...
人為党醒の
戦士達とは
比べ物に
ならんな...
クレス!
やめろ!
しっかり
するんだ!
お、王の言葉に
操られている
だけじゃない...!
なんだ
あの黒い
オーラは!
くッ...
クレス!
兄ちゃんだ!
ヘルクだ!
わからないのか!?
クレス!
無駄です。
クレスは
より強力な力で
自由を奪っています。
あなたの声は
届きません。
ミカロスさん!
なぜだ!
なぜ
こんな事を!!
この計画については
ゼルから
聞いていたでしょう?
私はずっと
術の鍵となる人物を
探していたのですよ。
そして
あの雪の日の、
クレスとの
出会いです。
私は死にかけていた
クレスの奥底に
特別な力の存在を
発見しました。
それは、
勇者クレスだけが持つ
特別な能力。
私が
探し求めていた
あの世界から
力を引き出すための
能力...
...
クレスとの出会いは
まさに幸運でした。
Helcki5
しかし、すぐには
計画に移れませんでした。
彼の肉体は
まだまだ
未熟だったんです。
1000年探しても
出会えるかどうか、
本当にレアな能力の
持ち主なのですから。
彼には、
術に耐えうるまで
肉体のレベルアップが
必要だったんですよ。
フフフ。
偶然豚物が
異常発生
してくれて
助かりました。
無茶させすぎて
何度か命を落とし
かけましたが、
無事、
私の求めるまでに
成長してくれました。
クレスには
これからたくさん
私のために働いて
もらうつもりです。
ミカロス...
か、加勢を!
大誤算だ...
まさかクレスと
戦う羽目に
なるとは...!
無理だ...
俺達では
足手まといに
なるだけだ!
.....
ああッ!
ヘルク引け!
ここは撤退だ!
くつくっく...
はつはっは!
反逆者よ
滑稽だな!
ク...
クレス...
兄ちゃんだ...
正気に戻って
くれ...
ふむ..
今のクレスと
ここまで戦えるとは、
予想以上です。
その気になれば
クレスを
倒せるのでは?
フフフ、
それもまた
計画を阻止する
手段ですよ?
だが
できないでしょうね。
ぐ...
フフフ。
もう
あきらめ
なさい。
あなたは
最愛の弟を
殺す事は
できない。
あなたには、
この状況を
打開する事は
不可能です。
不意を
突いた一撃...
だが無駄です。
その程度の攻撃
クレスには効きはし
ぐああぁあああ!!
何!?
あの程度の攻撃で
あの苦しみようは...
うぐあぁ...
クレス!
ゆ、勇者と
戦った事なんて
ないから半信半疑
だったけれど...
どうやら
異名に恥じない
力が秘められて
いたようね
ま、まさか...
あ、あいつ、
一体何を
したんだ...!?
ちょっと
効きすぎ...?
大丈夫かしら..
驚いた...
身内以外に
その名を
知る者が
いたとは...
その剣!!
もしや
〝勇者殺し〟か!
ミ、ミカロス様が
取り乱している:
勇者殺しとは
一体...
見ろ!
やはり!
どうやら...
クレスさんの
暴走は止まった
ようだ。
クレスが
やられた..
あの剣は
なんなのだ...
おのれ
便所バエ
共め...
好機!
クレスを連れて
脱出するぞッ!
覚醒戦士だ!
覚醒戦士を集めろ!
奴らを殺せッ!
ヘルク...
大丈夫?
荒っぽい事して
ごめん...
まだ
意識は藤朧として
いるようだが
大丈夫だ。
ありがとう。
キミのお陰で
助かった。
かかれ!
反逆者を
逃すなッ!
クレスの
救出が優先だ!
食い止めるぞ!
ううん、
さあ
帰ろう。
おう!
追っ手は
私達に任せて!
ヘルクは
先に...
いやいや、
そんな
恐ろしい武器を
持っていたとは...
一歩間違えれば
大惨事でしたよ。
フフフ。
こんなにキモが
冷えたのは
何時ぶりでしょうか...
い、
いつ背後に...!
ですが
それは
諸刃の剣。
私に見せたのは
悪手でしたね。
ヘルクの
並み外れた
あの強さ。
あれが
ただの人間だと
思っていたのか?
ああぁあああッ!
ミカロス!
やめろぉッ!
少々
お借りしますよ。
!!
未熟。
私の力量を
測り間違えたな。
に..
ぐあああぁっ!!
ぐぁあああっ!!
うぅ...
ぐあぁ.....
なんだ、
この痛みは...
意識が...
遠のく...
の過去X
第48話
フフフ、
完全に急所を捉えたと
思ったのですが..
私の攻撃に
反応できるとは
お見事です。
しかし
さすがは
魔剣・勇者殺し。
肩を貫いただけで
致命的なダメージを
与えられたようですね。
ヘルクさんが
あんなに
苦しむなんて...
恐らく
あの剣のせい
だろう...
やはり
ヘルクも...
そして
今の
ミカロス様の
動き...
奴もただの
人間ではない...
クレスと
同じ
黒いオーラ..
ミカロスめ...
ずっと力を
隠していたな...
ヘルクよ。
どうだろう?
私達の仲間に
なるつもりは
ないか?
お前の
その技量ならば
私の計画に
大いに役立つ
だろう。
共に
変えようでは
ないか!
この世界を!
本来あるべき
姿に!
た、民を奴隷のように
する事が
本来あるべき
姿だというのか?
ふざけるな...
その状態で
まだそれだけ
動けるとは...
素晴らしい
だが、
それ以上に
お前は危険だ。
フフフ、
仲間に誘っておいて
言うのもなんだが
真意を話しても
間違いなく
お前は私の前に
立ち塞がるだろう。
...
お前のようなタイプは
私とは馬が合った
何がない。
ああ!
このまま
放っておいても、今ここで
死ぬだろうが、
確実に殺して
おきましょう...
クソ!
どけ!
ヘルクさん!
ヘルク...
死ね。
自我を
取り戻すとは...
だが、
油断しました。
お前はもう..
どわ...
クレス...
しょ、正気に
戻ったのか!?
命ずる。
勇者クレスよ...
まずい!
反逆者ヘルクを...
殺...
!!
王!
王!
なんと
いう事を...
クレス
貴様ぁ!
反逆者ヘルクを...
殺せ。
殺せ。
バカな!
頭を割られて
なぜ命令できる!
勇者殺しを...
だ、駄目..
やめて...
ああ!
王よ!
殺せ!
殺せ!
クレスさん!
クレス!
やめろ!
やめて!
ヘルクを
殺さないで!
Helckis
兄さん...
ごめん...
いつも迷惑を
かけて...
やめ...
ま...て..
てくれ..
eomtinuad
活ヘルクの過去!!
第49話
皆のため...
平和のために
戦っていたのに..
おかしいだろう..
こんなの...
魔族は?
魔王は?
魔物はどこだ...?
敵はいないだろう!!
ここには
敵はいないだろう...?
なのに...
なぜ...
なぜだ...
なぜクレスは...
死ななくては
ならないんだ...
このクソがぁ!
思か者め!
王に危害を加え
更に自害するとは!
これでは
計画はどうなる!
代わりは
見つかるのか!?
稀な能力を
持っていようが、
所詮は卑しき
下等な民よ!
知能が低すぎたのだ!!
役立たずの
ゴミクズが!
ゴミクズだと?
誰が..
ゴミクズだと?
なんだ
あいつは!
この力は...
クレスと同じ...
か、覚醒戦士!
そいつを殺せ!
恐れる事は
ない!
奴は
ミカロスに
受けた傷で
瀕死ではないか!
そうだ!!
こ、ここまで
登って
くる事も
てきん!
言え...
誰が愚かだと...?
誰が
ゴミクズだと...?
ひぃッ!
な、なんじゃ
これはあッ!
すまぬ!
すまぬ!
助けてくれぇ!
か、覚醒戦士!
な、なんとかしろぉ!
どうした!
覚醒戦士!
そいつを
殺せえ!
お前らの...
お前らの
何が優れていると
言うんだ...
何が使いと言うんだ...
クレスは
お前らの
道具じゃないんだ...
俺の大切な...
たった一人の...
家族なんだ...
利用しやがって...
ふ、震えが...
止まらない...
怖い...
怖い...
ヘルクさん...
お、落ち着け
ヘルク...
くだらん事に
利用しやがって...!
頼む...
やめてくれ!
ヘルク...!
もう
やめてくれぇッ!
前ら...
人残らず数
ヘルク...
ごめんね...
私の剣が
あなたを
苦しめてしまった
大切な人の命を
奪ってしまった。
ごめんね...
違う...
ごめんなさい..
俺が...
俺が...
ごめんなさい..
救ってやれなかっ...
ごめんなさい!!
キミのせいじゃ...
.....うぅ...
うあああ...
クレス...
クレス...
や、
止んだのか...?
ヘルク...
帰ろ...
傷を
癒やさないと。
大丈夫...
あなたは
私が守るから...
今は
ゆっくり休んで...
に、
逃がすな!
覚醒戦士!
そいつを
ヘルクを殺せ!
ヘルクは
何がなんでも
殺せぇ!
ヘルクは何がなんでも殺せえ!
させるものか!
ヘルクは私が守る!
みんな...
おいおい
私達だろ!
ヘルクは
任せろ!
お前達は
覚醒戦士を...
そんな
雑魚共相手に
何を苦戦している!
ええい
殺せぇ!
遠慮はするなッ!
反逆者は
全員殺せ!
クレス...
クレス...
eontinued
殺せぇぇ!
うわーん
やめてよー!
いたい!
いたい!
ルクの過去X
ひゃひゃびゃ!
オラオラ
強い戦士に
なれねぇぞ!
第50話
おい...
クレスに
手を出すな。
あぁん?
き、貴様!
貴族に手を出して
ただで済むと...
次クレスに
何かしてみろ、
許さないぞ!
大丈夫か?
うん、
兄ちゃん
すっげぇ!
貴族
殴っちゃった!
大丈夫。
クレスは
兄ちゃんが
絶対守って
やるからな。
クレスが
ピンチな時
兄ちゃんが
必ず助けて
やるからな。
てもあいつら
次何を
してくるか
わかんないよ..
うん!
俺怖いよ。
やっぱ兄ちゃん
頼りになるなぁ!
かっけぇー!
はは!
さ!
帰ろう。
今日は
何か美味しいもん
食べよう。
え!
やった!
何食べたい?
何にしようかな
うーん...
ーん...
はは
なんでも
いいぞ。
なんでも
作って
やるから!
...あれ?
クレス
どこへ
行ったんだ?
...クレス?
クレス
出てこーい。
おーい。
ん?
なんだ
先に帰って
いたのか。
おーい。
おーい
クレス。
兄ちゃんを
おいていくなよ。
何が守るだ...
何が助けるだよ...
キレイ事ばかり
言って...
目の前に
いたのに...
手の届く所に
いたのに...
俺はクレスを
救ってやれなかった
じゃないか...
ごめん...
ごめん...
クレス...
クレス...
ごめん...
クレス...
うッ!
そうか...
夢じゃ、
ないんだな...
皆は..
エディル..
ゼル...
アリシア...
どこだ...?
どこだ...?
どこにいる...?
...おい
今声しなかった?
うるせぇ!
さっさと
捜せぇ!
いや!
だからよぉ!
...
ここは...
どこだ...?
い、いたぞ!いた!!
い、いたぞ!
いた!!
皆は:
どこにいる...?
...誰だ?
間違いない!
あいつだ!
間違いない!あいつだ!
史上最高額の
資金首!
これで俺は
大金持ちだ!
見た事ない
顔だな...
勇者殺しの
ヘルクだ!
って
おい待て!
逃さねぇぞ!
ひゃぶぅッ!
それに見ろ!
なんだ
あの日!
魂ぬけてん
じゃねぇの!?
なるほど、
こいつ今にも
ぶっ倒れそうじゃ
ねぇか!
こいつの
仲間が必死こいて
戦っていた
理由はこれかぁ。
...俺の仲間
戦って
いた...?
俺の仲間を
知って
いるのか?
ぶひゃひゃ!
こりゃあ
ひでぇ。
話だけなぁ!
反逆者
ヘルク一味!
そりゃあ
手ごわかった
らしいぜぇ。
っておい!
肉を斬られようが、
骨を折られようが
おめぇを
逃がすため
最後まで必死に
抵抗したってぇ話だ。
なんで俺に
聞くんだ
おらぁ!
てめぇ
ずっと一緒に
いたんじゃねぇ
のかよ!
ヘルク...
寝て
たのかぁ!?
あぁン?
どうか...
どうか...
あ...
生き延びて!
あぁ...
あぁぁぁあぁッ!!
ひゃぁっはっは!
なんか
ショック
受けてるよ!
そうだ...
見ていた..
お、俺はずっと...
豚朧とした
意識の中で...
見ていた..
皆が..
俺を逃がすために...
ても俺は...
どうやっても
体が動かなくて...
ひゃーっ
ばっはっは!
冗談で
言ったのに!
仲間が必死こいて
戦っている横で
マジで
寝てたっぽいぃ!
しかも
ショック
ウケてる!
良いご身分じゃ
ねぇかぁ
羨ましいぜぇ
ぶっひゃひゃびゃ!
よく聞けよ
てめぇは
史上最高額の
賞金首だからなぁ。A
追っかけてたのは
王国兵だけじゃねぇ。
おめぇの仲間
寝る暇もねぇほど
戦っただろうなぁ!
わかるかぁ?
皆おめぇのために
命張ってたんだぜぇ。
おめぇのために
犯罪者に
なっちゃったんだぜぇ。
金に目が眩んだ
国中の奴らが
おめぇを狙って
追っていたんだぁ!
それをおめぇ、
意識が
服前とあ〜
体が動かな
うぃぃ〜って!
ぶびゃひゃひャひゃ!!
呆れた奴だぜぇ!!
.....
彼らの言う
とおりた...
皆が危険な目に
遭っていたと
いうのに...
俺は何を
していた!!
この程度の傷で...
意識を失って
いる場合じゃ
ないだろう!!
皆は俺のために
戦っていたんだぞ!
目の前で
見ていただろう!
見ていたのに...!
俺はまた何も
できなかった!
何が化け物だ!
幾千の魔物を
倒せる力が
あろうか...
俺は大切な人
誰一人...
守る事も
救う事も
できて
いないじゃないか!
道は一つ
じゃなかった...
チャンスは
間違いなく
あった!
もっと
良い結末を
迎えられた
はずだった!
こうなったのは
全部俺のせいだ...
全部俺の...
手部俺の...
くそぅ...
...
...ちぃ、
辛気臭え
筋肉だぜ。
史上最高額の
賞金首だ、
どんなすげぇ奴かと
期待してたが、
こんな腑抜け野郎
だっとはなぁ。
みっともねぇ
目障りだぁ。
おめぇもう
死んじまえよ。
まあ
寂しがる事あ
ねぇよ。
おめえの仲間も
すぐに後を追う
だろからなぁッ!
俺様が
サクッと
殺してやるぜ。
俺の...
後を追う...!?
!?
どういう事だ..
教えてくれ...
仲間はまだ
無事なのか...!?
あぁ〜...
反逆者は公開処刑
だからなぁ。
半死半生で
かろうじて
生きているんじゃ
ねぇの?
コッコッ
硬ぇよな...
それが
なんだってんだ!?
あぁン!?
棍棒
ぶっ壊し
やがって!
謝れおめぇ!
そうか...
そうか...!!
まだだ...
まだ
望みはある!
ひゃっはっは!
こっからじゃ
どうせ
間に合わねぇよ!
うるせぇ!
煽るんじゃ
ねえ!
死にてぇ
のか!
ぐ...
あきらめないぞ..
俺は絶対に
あきらめないぞ...
あいつは
怒らせたら
絶対やべぇ。
俺にはわかる。
スルーだ。
スルー。
今度は..
必ず...!!
eomtinuee
緑の砂漠に眠る
幻の財宝
おまけ・おわり
現れた!
ヘルクの過去XIM
勇者殺しの
ヘルク!
第51話
ヘルクだぁ!
ヘルクだけは
生死は問わない!
死体のままでも
人金は減額
されないぞ!
殺せぇ!
俺が
仕留める!
...
俺だぁ!
!!!
!?
馬車を出せ!
王都から
離れるぞ!
ゼルさん!
クレスさんは
どうしたんだよ!
ハラオル...
クレスは:
な、なんだ
この傷口は:
どいて!
私が止血を
する!
Heloki5
ヘルク!
こんな所で
死んじゃダメ!
俺達だけ先に
逃げろって?
頑張って!
頑張って!
隊長二人で
背負う気かよ!
冗談じゃねぇ!
ヘルクには
何度も救われた!
今度は俺達が
助ける番だろ。
強すぎる!
なんだ
こいつは!
満身創痍って
話じゃ
ねぇのかよ!
居たぞ!反逆者だ!
居たぞ!
反逆者だ!
絶対に逃すな!
絶対に逃すな!
俺が囮になる!
その隙に
城を脱出しろ!
ヘルクが目を
覚ましたら
伝えてくれ:
こんな事になって
すまなかった...と。
あきらめないぞ...
それに
あいつ...
例の殺し屋だ...
くそ...
王国の
戦士達だ!
もうダメだ
村取りされ
ちまう...
マジで
生きてやがる...
あ!?
ま、待てよ!
ありゃあ
何人
いるんだ!?
畜生!
あの町の連中
恩を仇で
返しやがって!
おらぁ!
傭兵
舐めんなぁ!
ここは任せろ!
先に行け!!
あきらめないぞ...
北西に
捨てられた
炭鉱がある。
駄目だ...
ここにも追っ手が...
ずっと...
本当の兄のように
慕っていました。
そこへ
向かうんだ!
どうかご無事で:
いたぞ!
あそこだ!
かかってこい!
私が相手だ!
私は絶対に
あきらめないぞ!
チッ
どうか...
生き延びて...
ヘルク...
あきらめるものかッ!!
めんどくせぇ...
ちゃんと殺せよな...
ドマッ
お前..
くくっ...
勇者殺しの
ヘルク...
まさかここまで
力の差があったとはな...
だが、次は負けん...
いずれお前にも..
追いついて...や.
ワー
さっさと
くたばっちまえ!
わー
あの人
知ってるわよ。
とんでもない
悪だったなんてねぇ!
確かに
人を騙すのが
得意そうな子ねぇ。
ほっはっは!
少し目を
離した隙に
酷い有様だなぁ。
これは
生きて
いるのか?
処刑前に
死なれては
困るぞ。
かろうじて
息はあります。
くっくつく、
おい。
命乞いするか?
してみろ?
一生奴隷になると
誓うなら
考えてやっても
いいぞ?
はーっ
ほっはっは!
いい気味だ!
よし!
処刑人を
呼べ!
あの日
俺様に逆らい
訴えようとした
報いだぞ!!
始めるぞ!
秩序を乱す
反逆者め!
さっさと
死ねぇ!
やれー!
殺せぇ!
早く
執行しろ!
ヘル...
ク...
eecomtinuad
卵さんは
ヘルクの過去XIP
第52話
これより
ヘルク一味
重罪人
アリシアの、
斬首刑を
執行する!
処刑人!
もっと
苦しめてやれ!
火炙りにしろ!
地獄へ落ちろ!
ははは!
民はもっと
酷い刑を望んでいる
ようだなぁ!
.....
おい。
かつて
命をかけて
守った民に
罵声を浴びせられる
気分はどうだ?
今から
変えますか?
民の望む処刑は
他の反逆者で
やればよい。
やめ......ろ..
やるなら私に...
はぁん?
聞こえねぇ
なあ!
愚か者
さっさと
処刑しろ!
夜は
パーティーが
あるのだ!
は!
貴様の仲間には、
お前以上の
苦しみを
味わわせてやるよ!
やれ!
それ
はは
やれ!!
!!
おい!
何をしている!
げへ...
旦那...
やめたほうが
いい...
あぁ?
ふざけて
いるのか!?
げへへ...
てぇ言われても...
お、俺にはもう
無理ですぜ...
か、か、
体が震えちまって...
いいい、言う事
聞かねぇんですぁ...
だ、だ、旦那はぁ
か、感じやせんかぁ?
こ、この感じ...
これは何か?
ヤバい...
なんとなく
感じるんですぁ...
さっさと
首を刎ねろ!
貴様も
懲罰を与えるぞ!
な、なんだ
こりゃぁ...
せ、狭くて息苦しくて
ひ、ひ、光も見えねぇ所に
押し込められるような..
い、嫌ぁな感じ...
ひゃあ!
ひぃ!
へ...
ヘル...
ひぃぃ!
け、け、警鐘は
どうした!
へ、兵士は
何をして
いるんだ!
おい、
誰か...!
だ、誰か...
奴を仕留めろ:
誰でもいい!
巨額の雷を
得られるんだぞ!!
ひぃッ!
ま、待て...
く、く、
来るなッ!
お、俺は
き、きぞ、き、貴族...
ぎゃうん!
お前か...?
俺の仲間を
こんな酷い目に
遭わせたのは...
よくも...
よくも...
が...あ...
ち...違う...
ます...
民が...石を...
勝手に...
投げて...
ひ!
ふ、ふざけるな!
違うぞ!
俺達は犯罪者と
聞いて!
俺達は
騙された
だけだ!
あたしは
一回しか
投げて
いないよ!
そいつは
もっと
酷い事
してたぞ!
ち:違います...
僕じゃないです...
アイツらが
勝手に...
悪いのは
そいつだ!
俺達は
悪くない!
アイツら
楽しんで...
ましたぁ...
ホントは
やりたく
なかった!
お願い...
しますぅ
殺さないでぇ...
!!
みにく
...
ヘル...ク..
...もう
傷は大丈夫なの?
凄いね...
やっぱり...
ヘルクは...
ああ...
皆のお陰だ...
遅くなって
すまなかった...
なんで...
謝るの...?
ううん...
来てくれる
気がしてた。
凄くなんか...
ない...
凄い.....
ごめん...
ごめんよ...
ヘルクは
何も...
悪くない...
アリシア...
ここを離れよう。
どこか...
遠くへ
行こう...
...遠く?
Heloki5
ああ。
魔界だ...
魔界へ
行ってみよう。
仲間を
助けだして...
皆で行こう...
キミは言って
くれただろう?
どんな奴らか
確かめに行くんだ。
人間より
魔族のほうが、
...
今度は守るから...
ずっと
いい奴らかも
しれないよ。
どんな危険な敵が
現れようとも
絶対に守るから...
うん...
付いていく...
ヘルクの
行く所なら
どこまでも;
たいした
ものだな。
他の仲間も
救いに
行くつもりか?
まだ城内には
多くの覚醒戦士が
控えているぞ。
......
邪魔するものは
全て倒しますよ。
今度は容赦
しません...
たとえそれが
貴方でも...
.....
私は少し
お前を見くびって
いたようだ...
無理だと
思っていた。
絶望の淵に
立たされたお前は
そこで全てを
あきらめると
思っていたのだ。
しかし、
お前は最後まで
希望を捨てなかった。
死ぬ運命にあった
その娘を救ったのは
紛れも無く、
仲間を救いたいと思う
お前の強い意志に
よるものだ。
お前は
勝ち取ったのだ。
自分の力で、
大切な人の命を
守るという未来を。
だが...
ここは
不完全で
不条理な世界。
その強い意志は、
.....
お前を
さらなる絶望へと
導いてしまった...
お前はここに
来るべきではなかった。
あ...ああ...
うあ...あ...
アリシア!
アリシア!
どうした!
うがああッ!
...
...
熱い!
熱い!
一体
これは
あぁ...ああ...
覚醒が
始まったのだ。
体がぁ...
熱い...
熱い...
あの日、
お前達は
我々の計画を
阻止する事は
てきなかったのだ。
ミカロスの計画は進められていた。
こ、これが...
覚醒だと...
人間は、
誰もがその内に
大きな力を秘めている。
それが勇者の力。
通常、人間は
この力が目覚める事なく
その一生を終えるが、
しかし、
・強制的に覚醒した者は
お前達とは異なり、
稀に、
お前やクレスのように
自然に覚醒する者が
現れる。
身体は悍ましく
筋肉が膨張し、
精神は破壊され。
自我を無くす。
その強大な力に
自己を保つ事ができず、
変異を起こす。
そんな...
なぜだ...
一体どうやって...
Heloki5
.....
ま、待て...
それじゃあ
クレスは
一体なんのために...
あぁああ!
うあああ!
うあああ!
アリシア!
熱い...
熱い...!
な、なんだ
これは..
ま、まさか...!?
そうだ。
この雪こそが
覚醒化を促す術。
すでに
覚醒している
お前はなんとも
ないだろうが、
普通の人間は
それに近づくと
覚醒因子に反応し
覚醒が始まる。
無駄だ。
これは
この世のあらゆる物質に
干渉される事はない。
うぁあ...
熱い...!
熱い...!
故に、
この雪から
逃れる事は
てきない。
どこに隠れようとも
くそぉ!
やがて雪は
この国全土に
降り注ぐ。
貴族だろうが
平民だろうが
関係はない。
この国に生きる
すべての人間は覚醒し、
王の命にだけ従う
生物兵器として
生まれ変わるのだ。
ヘルクよ
お前はよくやった。
最善を尽くした。
しかし
こうなってはもう
覆す事はできない。
ここを去れ
でなければお前は
変わり果てた
かつての仲間と
戦う事になるぞ。
その娘も
じきに...
黙れ!
俺はまだ
あきらめないぞ!
あきらめる
ものか!
なんだか...
凄い事に
なっちゃったね...
頑張れ!
なんだろうね..
これ..
すぐに
雪のない所へ
行くから!
雪の降らない
場所なら
きっと!
ごめんね...
ヘルク...
私...
もう駄目..
みたい..
弱気になるな!
私を置いて..
どこかへ行って...
駄目だ!
あきらめるな!
お願い...
あなたに
見られたくないの...
アリシア!
ヘルク...
最後まで...
...
負けるな!
こんなものに
負けるなぁ!
あああ!
ああぁあああ!
あ...
ああ...!
アリシア!
あぁ...
あぁ...
ヘルク...
わ、私...
アリ...シア...
すまない!
すまない!
い、いや...
見ないで!
お願い!
私を置いて
いって!
お願い!私を置いていって!
アリシア!
大丈夫だ!
大丈夫だから...!
Heloki5
ヘルク...
その剣で...
私を殺して..
勇者への覚醒なら...
勇者殺して簡単に
死ねる...
馬鹿言うな!
てきるはず
ないだろう!
らしくない
じゃないか!こんな簡単に
覚醒したくない..
死にたいの..
自分が
自分じゃなくなる
感じがわかるの...
このままじゃ...
きっと...
私はあなたに..
あきらめるような
キミじゃないだろう!
そんな事
口にしないでくれ!
剣を向ける事に
なってしまう..
頼むから!
頼むからぁ!
いいさ!
いつでも来い!
何度でも相手に
なってやるから!
だから!
だから死ぬなんて
言わないでくれ!
覚醒したら...
皆同じような
姿に...
なるみたい
私だって..
わからなく...
なるよ...
どれだけ一緒に
いたと思って
いるんだ...
どんな姿になろうと
絶対にキミだと
わかるさ...
だよ...
アリシア...
悪い奴らを
ぶったおして
俺はまだ
あきらめないぞ...
覚醒を止めてみせる...
王様だろうが
なんだろうが
ぶっ飛ばして
こんな事
終わらせてやる..
だから頼む...
アリシアも...
いつものように..
あきらめないと
言ってくれ
っ
頼む...
つだけ...
一つだけ...
お願い...
聞いて...
くれる?
...なんだい?
笑って...
私はね...
あなたの..
いつまでも...
笑顔が好き...
いつまでも
笑顔でいて...
私も...
頑張る...
から...
最後まで..
頑張る...
から...
Heloki5
もし...
私が...
て、敵として...
あなたの前に...
あ、現れる日が...
きても...
うか...
どうか...
笑顔を...
見せて...
うん...
わかった..
わかったよ..
アリシア...
ありがとう...
ヘルク...
+HelokB・完一
BONUS.COMIC
半裸戦士ヘルク
ちょっと
おかしな男、
半裸戦士ヘルクが
仲間に加わった。
ので
半年くらい
観察してみた。
やばい!
手強い
魔物だぁ!
おお!
ヘトヘトで
動けなーい!
腹ペコだぁ!
おお!
雨だ!
冷たい!
雨漏りだぁ!
なんでも
ドゴーンなのね。
あ、そういうのも
てきるんだ。
って物凄い笑顔ね。
それにしても
ヘルクは
本当によく
働くわね。
貴方だって
戦い続けて
疲れているでしょ?
休みなよ。
大丈夫。
俺は
人一倍体力が
あるからね。
これくらい
なんて事
ないさ。
そこまで
しなくたって
いいんだよ?
ふ〜ん。
えじゃん。
それに
何かしていた
ほうが
落ち着くんだ。
半裸戦士ヘルク。
よし、
修復完了。
ぺちぺち
凄い!
完璧!
なんでもできる人と
いうより、
どんな時でも
手助けしてくれる人...
という印象
おや。
晴れたね。
ヘルクは
不機嫌な時が
全く無い。
あ!
虹だ!
いや、
あるのだろう
けれど、
わからない。
だって
いつも
笑っている。
いつも...
こんな
世界だからかな。
あなたの笑顔は
私を
とても安心
させてくれる。
変わらず...
ヘルク戻ろ。
コーヒー
淹れてあげる。
お!
ありがとう!
ヘルク。
なんだか
不思議な人。
BONUSEN
Heloks
裏少年サンデーコミックス
2016年11月7日初版第1副発行
ISBN978-4--09-126630-9
著
者
発行者
印刷所
ナナルチキ
CNanakiNanao2015
え、ああ...
図書印刷株式会社
「裏サンデー」2015年6月8日配信分〜9月21日配信分掲破作品
連載担当・小林翔〈五十嵐悠
消行本編集責任親HIT正樹
単行本編集ノ小林翔ノ五十嵐絃ノ山本紗代(アイプロダクション
発行所
(〒101-8001)東京都千代田区一ツ橋二の三の
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●送本には十分注意しておりますが、印刷、製本なと製造上の不備がございましたら「制作Haコール
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