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私のこと
...
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.mmアベツカサ
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【原作】【】
【作画】ファン
第88話、ゼーリエの直感、
夢の話、小さな人助け
第
第
CONTENTS
話
...
第
62
旅立ちと別れ
1話
第61話
第
時63話
話
封魔鉱
旅立ちの理由
南の勇者
第
...
第
第
第64話
剣の魔族
・エトヴァス山の秘湯
第65話
第
6話
好きな場所
第67話
穏やかな時間
第58話
あはは...
直感
...揺らいでいる。
え、嫌です。
お前
私の弟子に
なれ。
...フェルンとか
言ったな。
悪いようには
しない。
私ならお前を
より高みへと
連れていける。
未だかつて
魔法使いが
辿り着いたことの
ないほどの高みへ。
それは合否と
関係があるの
ですか。
そうですか。
あるかも
しれない。
ゼーリエ様。
私は
フリーレン様の
弟子です。
フェルン。
私がゼーリエに
何を言っても
不合格に
なるように、
ゼーリエが色々と
言ってくると
思うけれども
要求を呑む
必要はないよ。
フェルンは
何を言っても
合格になる。
だって
ゼーリエの直感は
いつも正しいから。
フリーレンの
入れ知恵だな。
合格だ。
...私は
有望な魔法使いを
見逃すほど
馬鹿じゃない
次。
宮廷魔法使いの
デンケン。
それは
光栄だな。
軍所属の
魔法使いの
叩き上げが、
お前のことは
よく知っている。
今や北側諸国で
最も権力を持った
魔法使いだ。
その美談は
よく聞く。
正直
お前が若い頃に
会いたかった。
血の気と
野心に満ち溢れた
若かりし頃に。
私は燃え滓には
興味はない。
そう思って
いたのだがな。
今はお
違うのか。
お前
私を見たとき
どう戦うか
考えただろう?
...ほんの
一瞬だけだ。
すぐに
諦めた。
合格。
まだ
燃えている。
次。
普通は戦うだなんて
発想は湧かない。
合格だ。
ん!?
まだ何も話して
いないけど。
会話が
必要なのか?
それも
そうだね。
次。
これは
一級試験だぞ。
...お前
ふざけるなよ。
一度も試験会場に
来ない馬鹿が
どこにいる?
何が?
一応
この通り
生身の僕も
試験会場に
来ているよ。
この試験期間中
本体は故郷の村から
出ていないな。
じゃなきゃ
不参加で...
今はのんびり
ティータイムか。
...驚いた。
ユーベルにも
バレなかったのに。
実にいい
度胸だ。
合格。
合格..
次。
北部魔法隊
隊長の
ヴィアベルだな。
私を一目見て
勝てない相手だと
悟ったな。
私の知る
二級魔法使いの
中では一番の武闘派だ。
だがそれは
恐怖による
はんだ
判断ではない。
勝てない勝負を
する馬鹿は
二級魔法使いに
すらなれねぇだろ。
それもそうだ。
魔法ってのは
殺しの道具だぜ。あるか。
好きも嫌いも
好きなまぁ
魔法を
教えろ。
次。
合格だ。
...ええと
...お前
私を見て
どう思った?
小っちゃくて
可愛いなと
思いました。
今年の受験者は
どうなっている。
合格だ。
ゼンゼ。
すまな
かったな。
確かにこと
今年は
豊作だ。
落ち
ちゃった...
次が
あるさ。
もうっ
付いてくるなよ。
三年後か:・
フリーレン様。
受かりました。
フリーレン。
ここまで来れたのは
お前達のお陰だ。
よく
やった。
これで故郷に
墓参りに行ける。
そう。
第58話『小さな人助け』
フェルン
まだかよ?
うーん...
これに
しましょう。
あっ...
ふむ...
遠慮せず
食べなさい。
なに
この状況?
儂の若い頃は
甘い物なんて
滅多に食べられ
なかった。
若造も
食べろ。
...ああ
ありがとう。
爺さん。
...誰なの?
宮廷魔法使いの
デンケン様です。
...あの、
タメ口叩いて
すみませんでした。
宮廷
魔法使い...
御貴族様
じゃねーか!?
構わん。
儂は魔法使い
として
この街に来た。
でも
無関係な俺まで
ご馳走してもらうのは:
どうせ
金の使い道など
無い。
無いって
ことは
ないでしょ...
そうです。
お孫さんとか:
儂には
子も孫も
おらん。
儂が二十半ばの
ときに妻に
先立たれた。
元々
体が弱かった。
政争に敗れた
北部高原の
辺境貴族の
令嬢でな。
あの頃の儂には
富も権力も
必要だった。
それしか救う
手立てを
儂は知らんかった。
ゼーリエが特権”を
掲げて大陸魔法協会を
樹立したのは
妻が亡くなって
ほどなくしてからだ。
あれほどの
無力感はない。
今では儂は
国ですら
動かせる
というのに。
本当に
皮肉なものだ。
フェルン。
フリーレンに
伝えてくれんか?
儂にとって
魔法は政争の
道具でしかなかった。
魔法が楽しい
ものだったと
久々に思い出せた。
...自分で
伝えてください。
儂は勇者一行の
フリーレンに憧れて
魔法使いに
なったんだ。
きっと
フリーレン様も
喜びますよ。
.そうだな。
そう
しよう。
流石は魔法都市
オイサーストだね。
いい魔導書が
いっぱい買えた。
あっ!?いい?
おい
ババア。
この籠に
入れれば
いいのか?
あれを
無視は
ねぇだろ。
私だって
少しは
悩んだよ。
少しだけか。
ヒンメルの
仲間なら
何?
意外なもんだな。
勇者ヒンメルの
仲間なら...
私のほうこそ
意外だったかな。
犬とか
蹴っ飛ばして
そうな奴だって。
第一次試験で
フェルン達を
殺そうと
したんでしょ。
フェルン
愚痴ってたよ。
まあ
よく言われる
わな。
たん
単なる
脅しだよ。
まあ一人
殺しておいたほうが
世のためになりそうな
奴はいたけどな。
俺は故郷の村を
守るためなら
なんだってする。
一級魔法使いに
なりたかったのも、
望む魔法が
与えられる
特権〟のためだ。
強ぇ魔法が手に入れば
それだけ魔族を
ぶっ殺せるからな。
でもな、
それと関係ない場所でも
困っている奴がいたら
なるべく手を差し伸べる。
ようにしているぜ。
どうして?
俺の故郷は
北の辺境でな。
勇者ヒンメルの
逸話はいくらでも
残っている。
千鏡の塔の
攻略。
ほうけん
七崩賢
不死なるべーぜや、
皇獄竜との
戦い。
ガキの頃の俺は
そんな冒険譚が
大好きだった。
でも
村のジジババ共は
そんな話滅多に
しやがらねぇ。
やれ
村を襲った
魔物を退治しただの。
酷いものだと
単なる荷物運び
まであった。
やれ商人の
護衛をしただの。
全然大した
ことじゃねぇ。
つまんねぇ
話だ。
そう
思ったよ。
なのに
村のジジババは
心底嬉しそうに
口を揃えて
そんな話をするんだ。
勇者ヒンメルが
死んで、
魔族の残党が
暴れ始めてから
よくわかったよ。
確かに
千鏡の塔も
ベーゼも
皇獄竜も、
魔王すら
俺の村には
関係ねぇわな。
皆
日々の生活を
守るので手一杯だ。
きっと
勇者ヒンメルが
俺の村に
来なかったら、
そう。
何が
言いたいの?
世界が平和に
なっても、
そこに俺の村は
無かったんだろうな。
俺をここまで
連れてきたのは、
勇者ヒンメルの
くだらない
冒険譚だ。
俺が言いたいのは
それだけだ。
少し長話が
過ぎたな。
結局
あいつらと
一緒に帰ることに
なっちまった。
フリーレン。
出会いは
大切にしろよ。
いや
百も承知か。
今生の
別れってのは
何も死別だけ
じゃない。
ヒンメル。
俺達は一刻も早く
魔王を倒さねば
ならん。
こんな小さな
人助けになんの
意味がある?
こんなことを
きっと
したって世界は
変わらない。
確かに小さな
人助けだ。
でも僕は
目の前で困っている
人を見捨てる
つもりはないよ。
大丈夫だよ。
ヒンメル。
世界はちゃんと
変わっている。
今夜
特権の授与が
あるのですが、
同伴者が
いてもいいそうです。
せっかくですし
皆で一緒に
行きましょう。
すごく
嫌そうな
顔してる...
第60話】旅立ちと別れ
申し訳
ありません。
申し訳ありません。
あの
同伴者ありって
聞いていたん
ですけど...
ゼーリエ様からの
通達で、
フリーレン様は
出禁です。
今後、千年は
大陸魔法協会の
施設には
立ち入らないようにと。
フリーレン様が
何をしたって
言うんですか。
仕方がないよ
ゼーリエの機嫌を
損ねてしまったからね。
まったく
子供みたいな人
だよね。
葬送のフリーレン区
まあ私も
来たくて
来たわけじゃ
ないし。
...俺も
外で待ってるよ。
外で待っているね。
宵の鐘だな。
この時代では
きっとフェルンのほうが
有名な魔法使いに
なるんだろうね。
そろそろ
特権の授与が
終わる頃かな。
一級魔法使い。
この世界で50人もいない
魔法使いの頂点か:
フェルンも
立派になったね。
...フリーレン。
嬉しいね。
そうだな。
...誰?
フリーレン様。
大陸魔法協会の
人だね。
一級魔法使いの
レルネンです。
ゼーリエ様の
弟子の一人です。
ゼーリエ様が
ご迷惑をお掛け
したようで..
構わないよ。
昔からそういう人
だったから。
うーん...
どうしたんだよ
フリーレン?
やっぱり
見えているね。
魔力の
揺らぎが。
とんでもない手練れだ。
とんでもない
手練れだ。
平和な時代には
似つかわしくないね。
そうですね。
私は戦いしか
知らない
時代遅れの
魔法使いです。
ゼーリエ様にも
よく言われます。
名立たる英雄達と共に
歴史にその名を
残したであろうと。
葬送のフリーレン区
魔王軍との
戦火の時代に
生まれていれば、
そう。
それで私に
なんの用なの?
あの方の弟子の中で、
歴史に名を残したのは
最早おとぎ話となった
大魔法使いフランメのみ。
私が老いて死ねば
ゼーリエ様が生きた証が
また一つ消えることになります。
私はあの方を
未来で一人孤独に
させたくないのです。
たとえそれが
伝説の魔法使い
フリーレン様を
討ち取ったという
悪名であろうとも。
手合わせを
願えますか、
フリーレン様?
手合わせはしないよ。時間の無駄だ。
手合わせは
しないよ。
時間の無駄だ。
自分の弟子にすら
素直に気持ちを
伝えられないんだ。
歴史に名を残す
必要なんてないよ。
ゼーリエは
ちゃんと
覚えている。
まったく。
ハナ
戦いしか知らない
魔法使いは不器用な
連中が多いんだから。
本当に
子供みたいな
人だよ。
最後に
一ついい?
この花畑、
魔法で作ら
れたものだ。
それが
どうした。
師匠が
好きだった
魔法だ。
正直フランメは
失敗作だった。
くだらない
魔法だって
言っていな
かったっけ?
あれほどの才を
持ちながら
私ほどの高みへは
辿り着けなかった。
その後も
沢山の弟子を
取ったよ。
どれも私の
足元にも及ばないまま
ほとんどが先立った。
フリーレン。
何故か私は
弟子を取って
後悔したことは
一度も無いんだ。
だが不思議な
ものだ。
気まぐれで
取ったはずの
弟子なのに、
一人一人の性格も
好きな魔法も
鮮明に思い出せる。
たとえ歴史に
その名を
残せずとも。
フリーレン様。
特権の授与が
終わりました。
じゃあ
行こうか。
フリーレン様。かた
その肩の怪我
どうしたんですか?
教会で治療
しないとね。
まだ
やってるかな?
...本当に
不器用な人だ。
ゼーリエ様も
私も。
武の道は
深く険しい。
ああ。
達者でな。
...
いい!!
これでオイサースト
ともお別れだね。
...
...
シュタルク様は
どこに行っても
慕われていますね。
わかりませんか?
ところでフェルンは
どんな魔法を
もらったの?
服がきれいに
なっている。
〝服の汚れを
きれいさっぱり
落とす魔法”です。
それになんか
フローラルなこれは
香りがする。
まさかー
これで洗濯が
楽になります。
流石は
生ける魔導書
ゼーリエだね。
神話の時代に
存在したとされる
伝説級の魔法だよ。
てかした
フェルン。
ゼーリエ様は
凄く嫌そうな顔を
していましたけどね...
だろうね。
いい気味だ。
フリーレン
本当にありがとうね。
楽しかったよ。
じゃあ
またね。
アタシ達は
不合格だったけれども
三年後また
頑張ることにするよ。
元気でね。
そう。
良かった。
うん。
またね。
ザイン様のときも
そうでしたけど、
ずいぶんあっさり
別れますね。
ヒンメルってさ
凄くあっさり
人と別れるよね。
変かな?
まあ
らしくないとは
思うな。
そうだね。
依頼とはいえ
二週間も
旅路を共にした仲だ。
でも
旅を続けている以上
また会うことだって
あるだろう。
涙の別れなんて
僕達には
似合わない。
だって
また会ったときに
恥ずかしいからね。
また会った
ときに
恥ずかしいからね。
なんですか
それは。
お洗濯の魔法
ください
正気か
お前?
第61話【封魔鉱
勇者ヒンメルの
死から29年後。
北側諸国
ザオム湿原。
魚釣って
きたぜ。
朝ご飯の
足しに
しますね。
うーん...
おかしいな...
ガザゴソ
たぶんここら辺の
はずなんだけど...
フリーレン
珍しく
早起きだな。
何か気になる
ことがあって
目が覚めてしまった
みたいです。
あった。
これは
大物だね。
なんだよ
それ。
綺麗な
石だな。
...あれ?
火の魔法が
出ませんね。
これは
封魔鉱って
いってね。
魔法を
無効化する
力を持った
鉱石だよ。
この純度なら
半径3mは
無効化できるかな。
シュタルク
ちょっと
離れてみて。
あ、
ついた。
とても
希少な物でね。
この大きさなら
豪邸が買えるね。
小石ほどの
大きさで
金貨数枚は
くだらない。
そんな石
早く捨てちゃって
ください。
すげーな...
でも近くに
あるだけで
魔法が使えなく
なるんじゃ
持っていけませんね。
道中が危険
すぎます。
それなんだ
よね...
今、魔物に
襲われたら
全滅しますよ。
その前にこの石の
変わった特性も
見てってよ。
すごく
面白いから。
この石に
めっちゃ魔力を
込めるとね。
むろし
、まぶしい
早く
捨ててきて
ください。
めっちゃ
光るんだよ。
まだやってる
ところで
北部高原って
もう近いのか?
大きな森林と
火山地帯を
越えた先だよ。
今日中には
次の村に
着きそうだな。
まだだいぶ
先かな。
火山地帯か...
そうでもないよ。
数百年は
噴火もないし、
なんだか
危険そうだな。
今は比較的安全な
おんせん
温泉地帯だよ。
温泉ですか。
温かいお風呂は
ちょっと魅力的
ですね。
...あれ。
もしかして
そこの
地面...
やっぱり
地面の下が
空洞になって
いたか。
湿地は地盤が
悪くて嫌だね。
...あれ、
フリーレン様..
あー...
やっちゃった
かも。
ぐふッ!!
道理で地表に
封魔鉱が
ある訳だ。
これだけの
鉱床は
初めて見た。
ほとんど
洞窟全体が
封魔鉱
なんですね。
これを持って
帰ったら
億万長者か...
それは無理
だろうけどね。
これは人類には
どうしようも
ない物だよ。
封魔鉱は
物質の中でも
最大級の硬度を持つ。
それに
他の物質とは違って
魔法で切断したり
加工したりも
できないからね。
とにかく
ここを登るのは
無理だから、
他の出口を
探そう。
頼りにして
いるからね。
...なんだよ?
シュタルク。
魔法の使えない
私達はここでは
ただの女の子だ。
私、シュタルクが
クソババァって
言ったこと
忘れてないから。
まだ
根に持ってる...
女の子...?
すみません
でした。
葬送のフリーレン区
とんでもなく
広いですね。
まさかこんな所で
野営することに
なるとはな。
ここ。
それに
動物の骨も
大量に
ありました。
よく
ぐっすり眠れ
ますよね。
気楽な
もんだな。
フリーレン様は
大型の魔物の
巣かもしれないと
言っていました。
フリーレン様は
こんな場所でも
楽しそうでした。
葬送のフリーレン区
こんなことは
生まれて初めてです。
私は怖くて
堪らない...
使えないんです。
魔力探知すら
まるで暗闇に
放り込まれたみたい...
...フェルン。
...魔物!
フリーレン
起きろ!!
逃げ
...毒極竜だね。
戦ったら
シュタルクとは
相性が悪い。
死ぬよ。
どうしろって
じゃあ
いうんだ。
大体
気持ち良さそうに
寝やがって。
どうして
そんなに...
私は
シュタルクに
命を預けている
からね。
シュタルクを前衛として
仲間にしたときから
そのつもりだったよ。
パーティーって
いうのは
そうじゃないと
機能しないんだ。
そう。
俺はいざっていう
ときに逃げ出す
男だぞ。
今だって
逃げたくて
たまらねぇ。
じゃあいっしょ
一緒に
逃げようか。
シュタルク
目を瞑って。
ヒンメル、
何故お前は
俺に命を
預けるなんて
言えるんだ?
俺は村を
捨てて
逃げた男だ。
そうか。
じゃあ逃げたく
なったら、
皆で逃げよう。
僕達は
パーティー
なんだから。
怖かったね。
皆で逃げるのも
悪くないでしょ?
ああ。
じゃあ
行こうか。
フリーレン。
腰が抜けて
歩けない...
何?
第62話学旅立ちの理由
勇者ヒンメルの
死から29年後。
北側諸国
ザンフト大森林。
んりん
昼飯の食材
こんなもんで
いいかな?
ちょっと
戻ってくるの
早かったかな。
あれ?
いない。
魚でも
釣ってくるか。
今日こそ
大物を釣るぞ。
うぅ...
さぶい...
温泉までの
辛抱ですね。
鏡蓮華の
ブレスレット。
うん。きれい
綺麗になった。
シュタルクから
貰ったやつだっけ。
フリーレン様から
貰った髪飾りも
綺麗になり
ましたよ。
杖だってそうだけど、
フェルンって楽しそうに
道具の手入れを
するよね。
そうですか?
今も
笑ってる。
誰かから
貰った物だから
でしょうか。
私は戦争で
故郷も何もかも
失ってしまい
ましたから。
こうして
大事な物が
増えていくのが
嬉しいのかも
しれません。
頑張って選んだ
甲斐があったかな。
すごく悩んで
ましたもんね。
...なんで
知っているの?
あ。
えっち。
本当に
ごめん。
葬送のフリーレン区
「知らなかったんだよ...
水浴びしてるって
別に怒って
いませんよ。
よしでき
出来た。
ねぇ
シュタルク。
思ったんだ
けどさ。
もしかして
今ちょっと
空気悪い...?
うーん...
そうかも。
フリーレンも
そういうの
わかるように
なってきたのか。
ちょっと
感動...
...何?
たまに
こういうこと
あるよね。
二人って
相性悪い
のかな。
そうは
思わない
けどな。
シュタルク。
もし居心地が
悪いなら
ちゃんと言ってね。
シュタルクを
無理やりパーティーに
誘ったのは私なんだから。
あのな
フリーレン。
俺は
分かれ道
ですね。
こっちが
北部高原
方面。
フリーレン。
あれって
もしかして
宿屋か?
あっちが
ノイトラール港
方面だね。
主要な
街道沿い
だからね。
今夜は野宿
せずに済み
そうだ。
フリーレン
じゃねぇか。
シュタルク。
獅子猪の
討伐のときは
助かったぜ。
意外と早い
再会だったな。
結局
海路で
帰ることに
なっちまった。
北の果てで
また魔族が
派手には
暴れ始めた
らしくてな。
よう。
ヴィアベル。
大急ぎで
帰ることに
なった。
こいつらとは
帝都の港町まで
一緒だ。
船酔いが嫌だって
駄々こねてるのよ。
いい歳した
おっさんだろ。
だよ。
何やってん
あのなぁ、
言っとくが俺は
まだおっさんじゃ
ねぇぞ。
それでシュタルク、
あの話は
考えてくれたか?
つい最近まで
20代だったんだ。
それ
ザインもよく
言っていたな。
北の果ての戦況は
だいぶ悪くてな。
あの話?
前衛が圧倒的に
不足している。
無理にとは
言わねぇ。
戦線を安定
させるまでの
二、三年だけでも
支えて
ほしいんだ。
前にも
言っただろ
ヴィアベル。
俺はこの
パーティーの
前衛だ。
そうか。
俺は往生際が
悪くてな。
葬送のフリーレン区
北の果てを
守るためなら
なんだってやる。
フリーレン。
こいつ
口説いても
いいか
...あの、
勝手に
すればいい。
フリーレン様。
楽しそう
だね。
もしかしたら
シュタルクにとって
私達のパーティーは、
しれない。
窮屈だったのかも
......
葬送のフリーレン【
...あの
シュタルク様。
ヴィアベルの
話なら断ったぜ。
フェルン。
シュタルク様は
それでいいんですか?
俺がなんで
このパーティーに
いると思う?
フリーレン達と
初めて出会った
ときさ。
全てを放り投げて
村を見捨てて
逃げ出そうとしていた。
本当はもう
限界だったんだ。
最低だろ。
フリーレンはさ、
俺のことを無理やり
パーティーに誘ったって
言っていたけど、
違うんだ。
シュタルク様は
逃げないと
思います。
あの夜にフェルンが
俺の背中を押して
くれたから、
一緒に旅が
したいと思って
パーティーに
加わったんだ。
フェルンは
気が付いて
いない
だろうけどさ、
魔術な俺をここまで引っ張ってきてくれたのはフリーレンだけじゃないんだぜ。
臆病な俺を
ここまで引っ張って
きてくれたのは
フリーレンだけじゃ
ないんだぜ。
俺は
どこにも
行かないよ。
だから
もっと
優しくして..
じゃあ
おいで。
...わかり
ました。
何企んでるの!?
怖い!!
面倒臭いな
こいつ...
結局
口説き落とせ
なかったか;
まあいい。
どうせ北の果てにも
いつか来るんだろ。
そんときに
また会おうぜ。
それじゃあ
行こうか。
第65話17南の勇者
勇者ヒンメルの
死から29年後。
北側諸国
ファーベル村。
報酬は?
勇者様の像を
磨いてくれんかね。
“背中の痒い
部分を掻く魔法じゃ。
ヒンメル様の像って
どこにでも
ありますよね。
また
この手の
依頼か。
まあ
こういう細々した
仕事も楽しいんだ
けどな。
よーし
磨くぞ。
銅像なら
魔法で磨くから、
シュタルクの
出番はない
けどね。
って
誰この
おっさん!?
二人は初めて
見るのか。
魔王を倒したのは
ヒンメルだけど
勇者は一人じゃない。
南の勇者だよ。
色々な勇者が
魔王討伐に
挑んだんだ。
その中でも南の勇者は
人類最強の勇者と
言われていた。
なんだか
大袈裟だな。
葬送のフリーレン【
そうでもない。
当時の人類にとっての
最大の脅威は
北側諸国を中心に
大陸の要所を
支配していた、
これは彼に
相応しい
二つ名だ。
七崩賢だった。
実はヒンメル一行は
七崩賢を二人しか
倒していないんだ。
他五人の内二人は
逃亡や消息不明で
討ち漏らし。
断頭台のアウラも
そうですね。
残り三人を
すべて討ち取ったのは
南の勇者だ。
たった一年で
魔王軍の前線部隊を
壊滅させて、
南の勇者の
快進撃は
すごくてね。
当時の魔王軍の
補給経路の心臓部だった
北部高原最北端に
辿り着いた。
そこで
魔王の腹心で
千年後の未来まで
見通す魔法を
操るとされた、
全知の
シュラハトと、
集結した
全七崩賢によって、
討たれ
たんだ。
それでも
南の勇者は
七崩賢三人を
討ち取って、
全知のシュラハトと
相打ちになったと
されている。
葬送のフリーレン区
この地域では
その戦いで
七崩賢の支配から
救われた人々が
大勢いたんだ。
南の勇者に対する
信奉も篤くてね。
南の勇者の
死体が見つから
なかったことから、
今でも南の勇者と
全知のシュラハトの
戦いは続いていると
いわれる伝説まである。
人喰いの
魔族達と
戦ったんだ。
実際は
食べられちゃったん
だと思うけどね。
じゃあ
綺麗に
しようか。
断る。
私じゃまおう
魔王には
勝てないよ。
ふむ。
やはり
無理か。
まるで結果が
わかっていたかの
ような物言いだね。
私は君を
説得するだけの
言葉を持ち合わせて
いない。
実際に
わかっていた
のだよ。
...君には言っても
問題ないな。
君は私の
魔法を知った
としても、
一生誰にも
言うことはない。
だから
君にだけは
教えよう。
この私の
人類最強たる
所以を。
私には未来が
見えるのだ。
今から一年後の
未来に私は、
北部高原の地で
全知のシュラハトと
七崩賢に討たれ
命を落とす。
気に病む
必要はない。
志半ばで
私は死ぬのだ。
仮に君が付いて
きたとしても
私の死という
未来自体は
変わらない。
近いうちに
君の元に一人の
若い勇者が
訪れる。
世界を救うのは
彼だ。
実にほん
不本意
ながらな。
君はその
青年達と共に
旅に出て
魔王を倒すんだ。
そうなるとは
思えないけど。
会えば
わかる。
彼は君の
人生を
変えるぞ。
さて、
もう行くと
しよう。
一つだけ
頼み事を
していいか?
何?
その青年に
出会ったら
伝えてくれ。
道は必ず
この私が
切り開くと。
人類最強である
この南の勇者が。
たとえ私の偉業が
歴史の陰に
埋もれようとも。
むふー
ここの人達は
覚えている。
ちゃんと
歴史に
残っているよ。
何が未来が
見える、だ。
第64話】剣の魔族
勇者ヒンメルの
死から29年後。
北側諸国
ダッハ伯爵領。
大きな街は
久々だな。
補給が終わったら
すぐに出るよ。
なんだよ、
のんびりして
いかないのかよ。
シュタルク
知らないの?
知ってるよ。
魔法店も
あるぜ。
時間っていうのは
有限なんだよ。
なんだか
様子が
変ですね。
フリーレン様で
ございますね。
いつもなら
大きな街に来たら
数か月は平気で
滞在しようとするのに。
遅かった
か..
領主様が是非とも
晩餐会に
お招きしたいと。
私達
先を急いで
いるから。
フリーレン様は
この領地を
救ってくださった
勇者様御一行の
一人にございます。
領主様も礼を尽くしたいと。
領主様も
礼を尽くし
たいと。
...
...
お招き頂き
ありがとう
ございます。
ダッハ伯爵。
すごく
嫌そうな
顔してる...
うめぇな
これ。
フリーレン様。
曾祖父の代は
お世話になりました。
ご用件は?
話が早くて
助かりますな。
曾祖父の代も
盗まれている。
実は
家宝の宝剣が
魔族に盗まれて
しまいましてね。
...また
盗まれたのか...
また?
盗まれ
過ぎだろ...
わかり
ました。
報酬は
魔導書で。
葬送のフリーレン区
任せ
ましたぞ。
宝剣
取り返さないと
投獄するから
北側諸国の
貴族は
強引な連中が
多いけど、
まったく。
暴君
すぎない?
ここの領主の一族は
特に無理難題を
要求してくる。
まあ今回は
魔族の逃げた
方角がわかって
いるみたいだし、
だいぶマシなほうかな。
だいぶマシな
ほうかな。
前回は手掛かりが
全く無かったから
大変だった。
結局、宝剣が
見つかったのは
シュベア山脈の
頂だったよ。
とんでも
ねぇな。
でも魔族は
なんで宝剣を
盗んだのでしょうか。
ダッハ伯爵家の
宝剣は元々
名のある魔族の物
だったからね。
魔族にしか
わからない
魅力が
あるんだろうさ。
しかしよく
引き受けましたね。
てっきり
断るものかと。
仕方が
ないでしょ。
あの宝剣は
ヒンメルが
取り返した物
だからね。
それにヒンメルなら
きっと見捨てないよ。
私が断ったらそれが無駄になっちゃうでしょ。
私が断ったら
それが無駄に
なっちゃうでしょ。
この村
酷い荒れよう
ですね。
誰も
いないな。
いや、
一人いるね。
葬送のフリーレンB
いいえ、な、
私は旅の
僧侶です。
この
村の人?
剣の魔族...
この村は
剣の魔族に
滅ぼされました。
たぶん
私達が
追っている
魔族だね。
私は村人を
弔っていたのです。
剣の魔族に
滅ぼされた村は
数知れず。
どの村も
皆殺しだった
そうです。
冒険者様方も
祈っていっては
くれませんか。
酷い...
フリーレン様?
そいつが
剣の魔族
だからだよ。
やっぱり死体が
埋まっていない。
なんで...
死体なんて残って
いないんでしょ。
食べるために
殺しました。
生きていくためには
仕方がないこと
だったのです。
人以外も
食べられる
のに?
倒すよ。
うー
寒い...
酷い依頼
だったね。
でも
魔族を倒す
ことができた。
こういう面倒な
依頼が結果として
多くの人を救う
ことがあるんだ。
難易度が高いと
わくわくするんだ...
だから僕は
困っている人を
絶対に見捨てない。
単に面倒な
依頼が好きな
だけですよ。
本当に
そうなんだ...
宝剣を
取り戻してくださり
ありがとうございます。
フリーレン様。
良かったですね。
フリーレン様。
赤リンゴを
青リンゴに
変える魔法だよ。
なかなか
いい魔導書が
手に入ったね。
ところでそれ
どんな魔法
なんだ?
くだらねぇな...
第6話にエトジラスLIの発湯
勇者ヒンメルの
死から29年後。
北側諸国
エトヴァス山地。
なんだか最近
暖かくなって
きたな。
ここら辺は
火山地帯で
北側諸国でも
温暖な地域
だからね。
ということは
いよいよ
温泉ですね。
そうだね。
葬送のフリーレン【
もう少ししたら
次の村に着く
だろうし、
着いたら
温泉に入ろうか。
なぁ、フリーレン。
もうだいぶ
歩いたぜ。
うーん。
確かここら辺の
はずなんだけど。
村は
まだかよ。
小屋が
見えて
きましたね。
一軒だけか...
嫌な
予感が
するな...
懐かしいですな。
村ならもう
30年も前に
廃村になりました。
温泉が枯れて
はう
冒険者も
立ち寄らなく
なりましてね。
残念ですね。
フリーレン様。
人間の村は
油断すると
すぐに
なくなっちゃうん
だから。
こりゃ
次の街まで
温泉は
我慢だね。
次の街まで
どのくらい
なんだ。
一週間くらい
かな。
一週間後まで
お預けですか..
この近くに
温泉は
ないのかよ。
うーん...
そういえば
祖父に聞いた
話なのですが、
裏手の山には
秘湯があると
言っていました。
これまた
30年以上も
前の話ですが。
エトヴァス山の
秘湯だね。
それこそ
残っているか
どうか...
葬送のフリーレン【
素直に
次の街を
目指したほうが、
相当な山奥
だからね。
思うよ。
早く温泉に
ありつけると
........
どうしたん
ですか
シュタルク様?
エトヴァス山の
秘湯...
どこかで
聞いたことが
あるような...
フリーレン。
俺行って
みたいかな。
ああ、
思い出した。
シュタルク様?
でもね
シュタルク。
あそこは秘湯って
言っても、
エトヴァス山の
秘湯。
だって
せっかく
ここまで来たん
だから
行ってみようぜ。
労力に
見合わないと
思うよ。
まあ
いいか。
まあいいか。
シュタルクが
行きたいって
言うのなら
行こうか。
葬送のフリーレン区
そろそろ
秘湯の
近くだよ。
フリーレン様、
なんだかあまり
乗り気じゃない
ように見えます。
まぁね。
ヒンメル達とも
秘湯を目指して
エトヴァス山を
さまよったからね。
ヒンメル様達は
そんなところにまで
行っていたんですね。
ヒンメルは
珍しい場所とかは
隅々まで探索しないと
気が済まない
性格だったからね。
特に秘湯までの
道のりは難易度が
高かった。
厄介な魔物の
縄張りを抜けないと
辿り着けない。
早速
お出ましか。
やるよ。
ようやく
着いたな。
大変
てしたね...
ね。でき
目指したほうが
次の街を
マシだったでしょ。
浅いな。
あれが
エトヴァス山の
秘湯だよ。
これじゃ
足湯ですね。
だから
割に合わないって
言ったんだよ。
でも
いいんじゃ
ねぇか。
これなら
皆一緒に入れる。
そうだね。
けしいしきい
景色ですね。
ああ。
葬送のフリーレン【
師匠から
聞いて
いたんだよ。
ところで
シュタルク様は
どうして
ここに来たいと
言ったのですか?
エトヴァス山の
秘湯はまさかの
足湯だった。
とても労力と割に合わん。
とても労力と
割に合わん。
実に
くだらない
冒険だ。
俺は
あの景色が
忘れられん。
だが不思議なものでな。
だが不思議な
ものでな。
仲間と共にした
くだらない冒険は、
どれも掛け替えのない
記憶として残っている。
きっと師匠と
同じ景色が
見たかったんだ。
確かに
いい景色だ。
帰り道も
過酷ですね...
やっぱり労力と
割に合わないかも...
第66話】好きな場所
ゆう
勇者ヒンメルの
死から29年後。
北側諸国
城塞都市ハイス。
フリーレン様、
この街に着いてから
ずっと温泉に
入り浸りですね。
たまに
出てきたと思えば
魔法店だもんな。
まあ
フリーレンにしては
控えめかな。
明日は丸一日
暇になって
しまいますね。
あと二日は滞在
するそうですよ。
きが
厳しく言い
ましたからね。
そうだな。
俺は武器屋に
でも行くか。
斧を研いで
もらわないと!
だから私
明日暇なん
ですけど。
構って
ください。
本当に気が
利きませんね
シュタルク様は。
なんだよぉ...
そんな言い方
しなくたって
いいだろ...
いつも当たり
キツいんだよな...
...よし。
たまには
仕返し
してやるか。
そんなに構って
ほしいなら
明日デート
しようぜ。
ぼこ
あっ...
これヤバイ
パターンだ...
では明日。
....わかり
ました。
あの...
本..
葬送のフリーレン区
どう思う?
何この
反応...?
やっぱ
怒ってんの
かな..
どうなっちゃ
うんだろう...
俺
........
シュタルク。
誰に相談して
いるのか
わかっているの?
だよな...
無理な
相談して
ごめん...
何も無理とは
言っていないよ。
む
本当
かよぉ...
私はお姉さん
だからね
...信じるぜ?
乙女心も
ばっちりだよ。
じゃあ
改めて。
フリーレン。
葬送のフリーレン【
俺に
”デートしよう!
って言われたら
どう思う?
シュタルクも
大人になった
ねぇ...
嬉しいから
ご飯
奢っちゃうかも。
やっぱり
参考に
ならねぇよ...
やっぱり参考にならねぇよ...
お婆ちゃんって
言ったな。
クソババァに
続いて二度目だ。
何その
カウント!?
これ完全に
孫と遊びに行く
お婆ちゃんの
感覚だもん...
三度目は
無いからね。
怖い!!
ちなみに
三度目は
どうなるん
てすか?
泣き喚く。
泣き喚く。
癇癪を起こした
私は怖いよ。
恐れ戦いた。
言えばおっと
泣いてる..
めっちゃ
勇者ヒンメルでさえ
まあ
シュタルクに
デリカシーが
無いことは
わかったかな。
怖い...
それが
お姉さんの
所業なのかよ:
それでフェルンと
デートするの?
やっぱ無し
って言える
雰囲気じゃない
からね...
葬送のフリーレン【
......
いや
なんでも
ない。
だからフェルンが
好きそうな
場所とか
聞きたくて...
下見に
行こうか。
聞いた
俺が...
たぶん
わかるかも
え?
好きな
場所。
こういう
もの静かな広場も
選択肢の一つだね。
なんだよ。
フェルンのこと
よく知ってんじゃ
ねぇか。
凄いな
フリーレン。
いいや、
何も知らないよ。
私は
凄くない。
凄いのは
ハイター
なんだ。
ことあるごとに
ハイターは
フェルンの好みを
話していたからね、
ハイターは私にフェルンの
親代わりになることを
望んでいたみたい
だけれども、
葬送のフリーレン【
私は結局
あの子の好きな物を
ほとんど見つけ
られなかった。
でも
こうして
ちゃんと
覚えている
じゃねぇか。
フリーレンは
たぶん
ちゃんと親を
やれてるよ。
たまには
シュタルクも
いいことを
言うね。
だろ。
カウントを一回分
戻してあげよう。
ありがとう:
うーん...
フリーレン様、
どっちがいいと
思いますか?
どれでも
同じだよ..
どれでも同じだよ...
それより
出かける前に
髪結んで...
やめてよぉ...
謝るから
怒りに任せて
三つ編みに
しないで..
それじゃ
行くか。
はー...
染みる...
はい。
お嬢ちゃん
今日は可愛い
髪型だねぇ。
フリーレン様
デートに誘われて
しまいました...
こっちもか...
第67話】穏やかな時間
いつもと
服装が
違うんだな。
なんで
だ?
...だって
デートだって..
...そうだな。
...あれ、
フェルンって
こんなに
可愛かったっけ...
と、とにかく
行こうぜ。
......
葬送のフリーレン区
...なんだよ。
シュタルク様。
なんだか動きが
硬いですよ。
そんなこと
ねぇよ。
それでどこに
行くんですか?
市場がある
みたいだから
行ってみようぜ。
そういえば
フリーレン様も
通ってましたね。
ああ。
大きな街の
市場だと、
珍しいとうい
魔導具が
あることも
あるらしいぜ。
だから宿屋に
変な魔導具が
山積みになって
いたんですね。
そこまでいくと
ちょっと怖いね
惨状が目に
浮かぶぜ。
この前は
魔導具に埋もれて
眠っていました。
そうですね。
デートって
お得なんだな。
これ
カップル割引
だそうです。
身も蓋も
ありませんね。
魔導具みたいなの
ばかりだったら
驚きですよ。
それも
そうだな。
しかし
結構普通の物
ばかりだな。
せっかくの
街なんだし
他の場所も
見て回ろうぜ。
ヒンメル様の像って
どの街にも
ありますね。
この街での
ポーズも
格好良かったな。
そう
ですね。
フリーレンの話だと
像のポーズは百通り以上
あるらしいぜ。
ちょっと
作り過ぎ
ですよね。
しかし物静かで
いい所ですね。
景色も
綺麗ですし。
そうだな。
......
フェルン。
もしかして
あまり楽しく
なかった?
そんなこと
ないですよ。
今日はまだ
一度も笑って
いない。
...そう
ですね。
確かに好みな
場所ばかり
てしたけれども、
なんだか
シュタルク様らしく
なかったです。
せっかくの
デートだった
のに..
...ごめん
フェルン。
実は
フリーレンに
選んで
もらったんだ。
どうしても
フェルンに喜んで
ほしかったんだ。
どうして
そんなことを...?
せっかくの
デートだから。
...そう
ですか。
確かに今日は
少し残念に
思いました。
でも
とても
嬉しいです。
私のために
必死に考えて
くれたんですね。
フェルン...
なんだか
不思議です。
そうだな。
すごく
穏やかな
時間ですね。
戦災孤児だった頃は
こんなのんびりてきる
ようになるとは
思っていませんでした。
ハイター様の
お陰ですね。
俺だって
師匠のお陰だ。
なあ
師匠。
なんだ?
なんで俺なんか
拾ってくれたんだ?
勇者ヒンメルなら
そうしたからだ。
なんだか
機嫌がいい
みたいだね。
いいこと
あったの?
別に。
...また
三つ編みに
なってる...
これはね、
機嫌がいい
ときの
三つ編みだよ。
葬送のフリーレンの・完了
違いが
わかんない...
葬送のフリー
...
どう?
きまってる
でしょ?
ホントに違い
わかんない...
返して頂き
勇者一行の
魔法使い
フリーレン様。ましょうか。
80年前の借金
耳を揃えて
100年振りだな。
鉱山て300年
働くことに
なっちゃった。
私の旅も
ここで
終わりだね
僕は自分の故郷を
守りたくて
勇者になったからね
他の誰かの
故郷も守り
もう死んで
いるんだろう。
気付かれ
ましたね
始めようか。
人間には
死体をそっために
村に残る習性がある
好きなだけ
なでていいよ。
フリーレン様!?
...フェルンには
言わないでね。
ああ。
ちょっと..
やめてよ。
しかし、
とはい
魔族を殺すために
生涯を捧げるような
いかれた一族だ。
黒金の翼を操る魔法に
でも私
フェルンさんのことも
大好きですよ。
怒っているのも
可愛い。
11月15日(火)(TOV/アベッカサ
CONERIDESIGX/「石沢将人」ベイブリッジスタジオ
カバー表紙折り返し
カバー裏表紙折り返し
衆の中、
...。山田、鍵、
【作画】アイベント...
本体表紙
...
.........そうだな。
本体裏表紙
勇者たちとの過去を未来へ運ぶ
魔法使い・フリーレン。
魔法使い試験を終え、
魂の眠る地への旅路を歩みます。
出会いと別れを経て、
思い起こされる勇者たちの言葉
物語は、魔王とき後の世界を垣間見せる。
英雄たちの「心の内・を物語る
後日譚ファンタジー!
カバー裏表紙
KANEHITOYAIADA&TSCKASAABEPRESEXTS
「...
«...山田鐘人
.mp.アベツカサ
葬送のフリ
現者たちとの過去を未来・選を
魔法使い試験を終え、
魂の歌る地への旅路を歩みます。
出会いと別れを経て、
思い起こされる勇者たちの言葉
物語は、魔王に至急の世界を点間見せて
火星たちの「心の内」を物語る
後日順ファンタジー!
【感想山田鐘人
Cebアベツカサ
小
また、ここで
...
オップ
「人間から
そういえば、
1000円ですが、
......
そ山田美人
cebアベツカサ