信ずるものは何かと問われあるヴァイキングは答えた 『我は我が力を信ず、他の何ものをも信せず 豊かで広大なイングランドは常にヴァイキング諸部族のあこがれであった しかしちょっとバカなんじゃないのかねェ かっ母ちゃんそんなこと大きな声で... だれも聞いちゃいないよ 先々代のエドガー様はよかったよ デーン人とも仲良くなさっててみんなに尊敬されてたさ あの方は立派なキリスト教徒だったよ でも今上のエセルレッド様は台無しだね どうしたもんだが突然国中のデーン人移民を殺しちまったってンだからそりゃむこうもムキになるさ 政治のコトいうとまた父ちゃんにおこられるよ 女はクチ出すな!!って... 男はみんなクチばっかりさ ひとりじゃ洗濯だって満足に出来やしないくせに もし兵隊さんの耳に入ったら... ちょうど今晩ごはんにしようとしてたんだ あんたの服は洗っちゃったよ あんたの短剣もそこにあるよ 服はちょっと大きいかもしんないね 男の子用はそれしかないんだよ よっぽどペコペコだったのねー 見たところ十かそこらの年だね 身内はどうしたんだい? ほら!やっぱり言葉通じてないんだよ さっき寝言でなんかヘンな呪文みたいな言葉喋ってたもん ややっぱデーン人かな? 王様の〝デーン人ご成敗〟の時にやこういうみなし子がけっこういたよ 何がいいたいのさアンタ 何人だろうとケガして倒れてる子供を放っとくなんてイエス様がお許しにならないよ! デーン人はイングランドの敵なんでしょ? 男達のケンカに女子供がつきあってやる義理はないよ 父ちゃんが兵役に行ってるのもデーン人が攻めてきたからなんだよ? 母ちゃんこの子ノミだらけだ!! あーこりゃ櫛を入れにゃいけないね これ!取って食いやしないよこっちおいで 掻くなーー!!ごはんに入る入る!! ほらごらん気持ちよくなったろう? まったく男の子ってのはズボラでいけないよ そういやウチの下の子もよく頭をボリボリやってたねェ... その度にアタシが櫛を入れてやったもんさ おととしにカゼこじらせて死んじまったけどね あんたの言葉はわからないよオレはイングランド人じゃないんだ なんだい!やっぱりクチがきけるんじゃないか ホントに呪文みたいな言葉だね デーン人の斥候がこのあたりに忍び込んだ 怪しいガキを見なかったか 左腕に矢傷を負っている 末のジョンですが何か? ちょうどその子供くらいの背格好だ 状況わかってンの!?お母ちゃん!! あの子は海賊なんだよ!? なんでかくまったりするのよ!! 子供が海賊なんてふつうじゃないよ 事情があったらなんだっていうのよ!? そういう話じゃないでしょ!? あたし兵隊さんのトコ行ってくる!! あの子はジョンのかわりにはなれないのよ!! そろそろのはずだが... 浜の小屋が燃えてるぞーーっ! 男衆あつまれ!急げー! おっおいなんだよアレ! 殺したのか?あれ... なんで来ンだよあんた! なんで来ンだよあんた!逃げろって言っただろ!?イングランド言っただろ!イングランド語でちゃんと!!いやんと!! 海から遠くに行くんだ! まだ間に合う森の中へ逃げろ!! 急がねェと連中が... 火事なんかいい!!みんな逃げろ 思ったより景気よさげな村だな ボヤボヤすんな敵軍が来る前にたいらげるぜ デンマーク国王スヴェンは自ら大艦隊を率いてイングランドに上陸 イングランドエエセルレッドをフランス亡命へと追い込む ヴァイキングの時代は最盛期を迎えようとしていた その契機となるイングランドとの戦争に名はつけられていない スヴェン大王率いるデンマーク:ヴァイキング主力艦隊は北部ハンバー川よりイングランドへ侵攻 マーシア伯領を略奪しつつイングランドを縦断 イングランドの当時の政治的中枢ウェセックス地方を攻撃した 進軍は主要な要塞を回避しつつ行われたため イングランド軍の拠点防衛システムは機能しなかった 商業都市ロンドンに至り一時停滞する 長年の襲撃に耐えてきた町だ年季を感じるぜ 悠長なこと言ってる場合じゃないぞアシェラッド あんたが一楽勝」だって言うから参加した戦なのによォ まさかあのトルケルが守将につくとは思わなかったもんでな ”のっぽ〟のトルケルカ 金でロンドンに寝返りやがって裏切りモンが 金目当てはオレらも同じだろ? 手柄立てて戦利品の配当を少しでも多くもらおうと必死だよ まこんだけ集まっちゃア スヴェン王に勝ち目ありと踏んだからデンマーク軍についたんだ 配当ってもタカが知れてるけどな オレは金じゃ戦はしねェ エライさん達にしてみりゃ豊かなロンドンは欲しい町だ このテムズ川を押さえりやウェセックス内陸への補給線も通るしな 首脳陣注目の戦場ってワケだ ちょいと目立っとくならここだろう 何か面白い策でもあるのか? 策ってほどのもんでもないが... トルケルの首とってこい おっけーおっけーいつものやつだろ? 勝てねェ勝負にムキになる そういう所父親似なのかねェ 忘れるなよアシェラッド 戦士として!テメェを決闘で破ることだけがオレの望みだ 次の勝負がテメェの最期だ 心臓えぐり抜いて父上の霊に捧げてやる 戦場で働いた奴だけが欲しい物を手にできる トルケルの命とってこれたら 決闘でも何でも受けてやろうじゃねェの アシェラッド!おーい! ロンドンの倍額払うとかなんとか言ってトルケルを懐柔するつもりなんだろ ヨーム戦士団の海の鹿〟号だァ トルケル殿と話がしたい! トルケル殿はいずこか! よォーフローキか久しぶりだなァ 総大将スヴェン王陛下のお言葉をお伝えに参りました 『イングランド王はフランクの地へ逃げ去ったこれ以上の抵抗は無意味である 軍団へお帰り下さいトルケル殿! 『降伏せよさればトール神の名において貴君とその部下の命及び財産は保証する 陛下は貴公をロンドンに倍する厚遇で迎えられましょう スヴェンの王様来てンの? がんばるなァもういい齢だろうに この期に及んで何故そのようにともがらに対し弓を引くのです!! 世の流れを見誤ってはなりませぬ! 我らは永き年月船首を並べて共に戦った仲ではありませんか! 兄君のシグヴァルディ様もご心配なさっておいでです オレも去年までイングランド人と戦ってたからわかるよ ホンットこいつら弱くってさァ... お前らとまともに戦れる将軍なんざエドモンド王子くらいだったよ てことはつまりィ... いっくぜェフローキ~~ スヴェン王に訊いてみてくわー! 勝ち戦ばっかしてて退屈じゃないのかってなー! 説得に応じる気配はありませぬ 橋脚に橋原についたと!!こっちだ!! よっしゃまかせろ!どけお前ら どぉーしたスヴェン軍!!ちったァ工夫しろ!! お前らもっとやればデキる子だろーが!! そんなこっちゃなァ百年かかってもこのロンドン橋は... 来た来たオモシロそーな奴が! トルフィン聞こえるかー 正面の丸太持ったバカでかい奴 これ以上近づくと喰らうぞ!! ああいうユカイな大バカ者はー オレが独り占めだっ!! 手出しすんなよお前ら! 特攻野郎の心意気に応えてやろうじゃないか さーどんと来い!おチビちゃん! やるなっチビちゃん!! ...いい気になるわけだあの体であの拳... 一発もらえば死ぬな... オジさんはりきっちゃうぞー 狙える急所の位置が高ぇ... だめだこりゃコテンパンだなトルフィンの奴 アシェラッド退却の合図だぜ しまったぁちびと遊んでるうちに戦が終わってるじゃないか お前見捨てられちゃったみたいだな かわいそーにがんばったのになァ 小兵のくせにたいした奴だ トールズの子トルフィンだ... おい!そのトールズってのはどういう... どうします大将?逃げちまうぞ 戦士トルフィンよーい! 今度は決着つけようなー はらわたをやられてるもう助からん おーいこっちにも玉ネギスープくれー とどめ欲しい奴いるかー? 目がっ目が見えねェ!! おーいこっちも死んでるぞ 少々時間が必要かと... 攻め急がずこのまま包囲を続け補給を断てば いずれはロンドン市民も疲れましょう 時間とはどれほどだフローキ ロンドンの兵糧の備蓄量によりますが... もう秋だたかが町ひとつにそのような時間は割けぬ 肝要なのは大局だイングランド全土の掌握を優先させねばならん 息子のクヌートに任せよう あれの男ぶりを上げるよい機会だ しっしかしクヌート様は ラグナル殿お控えなさい で...では畏れながら 戦場でのご経験もまだまだこれから... だからよいのだそのくらいでなければ薬にならぬ あれは男のくせにキリストの教えのせいか妙に気優しく育ってしまったからな... あれの近習を務めるお前の責任でもあるのだぞラグナル 包囲軍副将に任ずるクスートに従い補佐せよ 右足首はネンザか... あと...アバラが何本か... 冗談じゃねェイカレ野郎が... おいおいおい!なんだよどうしちまったんだよ! ヤツらほとんどいっちまうじゃねーかっ!! バカヤロお前らロンドンはあきらめる もっとやろうよ!!!ねェ!!ちょっとーっ!! なんだお前生きてたのかよ あーあーヒデェ様だなァ 今回は相手が悪かったなトルフィン ところでオレらウェセックスへ進軍するけどどーする? 歩くのツラいならここに置いてくけど 戦の何がそんなに面白ェんだ アーレ達が羊の番をサボってる 晩ゴハンだ父上を呼びにいかなくちゃ! あーそうかもう冬至かァ ずいぶん暖かいから忘れてたよ ここはいい所だ牧草にも不自由しない 移り住んで正解だったな 姉上はここじゃ奴隷が手に入らないから不便だ』って言ってるよ 奴隷買ったことないのにねウチ ここに来てから母上の体も調子いいみたいだし 母上や姉上を守ってやらなきゃだめだぞわかるな? ふたりともお前の帰りを待ちわびている そんな人がいてくれるのはとても幸せなことなんだ そんなことオレが喜ぶと思うのか? 父上!どうしよう襲われてる!! オレの国じゃなかったな... 草原が風に波打って... ありがとうござい...何でも!! イングランドの女ってのァどうしてこうわめくのがね 減るもんじゃねェだろうにまったく おい誰か口に突っこんどけ え~~~っ噛みちぎられそうだなァ なんだいたのかトルフィン たまにゃお前もやるか? つってもオレらの後だけどな 打ちとけねェなァアイツ 放っとけまだお子様なんだよ はっ早くつづきつづき! しかしよォ実際なに考えてンだろうな もう冬になるぜ本隊はとっくに北の占領地に帰っちまった 今年は目立った手柄がなかったしなァ だのにオレらだけ居残ってこんなシケた村つまんでる だったらもっとデカい町襲おうぜ 少しでもこづかい稼いで帰ろうってことなんだろ 近くにブリストルとかあんだろ? バカ?バカっつったか今オイ あら聞こえまして?耳だけはバカじゃないようだな 特に今年はすさまじかった イングランド王も国外に逃げたっていうじゃねェか もうこりゃ我らがデンマーク王の勝ちだよ戦は終わりだ そうかァ?まだ早いんじゃねーの? ロンドンにゃあの裏切り者のトルケルカいるぜ 野郎の嘘くせェほどの強さは見ただろうが そもそもありゃオレらと同じノルド人だぜ死に体のこの国をいつ見限ってもおかしくねェ... アークがトーレに「バカ」って言った トーレが怒ったけどアークは謝罪しねェで逆に侮辱した あーあそれ言っちゃったかー どっちが死んでも後でちゃんとアシェラッドに報告しとけよ うん、おまえはそういうことで、 夢に出てきた地に似てる... アイスランドとはえらい違いだ きっと今頃は雪が積もり始めているだろうな... あいつらが騒がしくて眠れないか ここんとこ行軍ばかりであいつらもイラついてたからなァ たまにゃああして気晴らしせんとな テメェら最近勘違いしてんじゃねェのか? オレァテメェらの仲間じゃねェ テメェはオレをうまいこと操っているつもりだろう 今はそうやってうぬほれてろ オレにのどを裂かれてくたばるその日までな 時間は若いお前の味方だ あのチビガキがオレに眼トバすとは成長したもんだ お前は成長しオレは老いるいつかはお前に負ける日も来るだろう 当然のことだどんな強者もいずれ死ぬ 周りを見てみろトルフィン この石くれは今のイングランドの住人サクソン人が造ったものじゃない サクソンよりも前の住人のものだ ...まわりくどいンだよ 年寄りの話は聞くもんだぜ 人間の世界はゆるやかに 老いてきてるってことさ ローマ人をサクソンが滅ぼし そのサクソンを今度はオレ達が滅ぼす かつてのローマ帝国の栄光は遠い過去になる なんでもキリスト教徒どもの言うことにゃ... その日人間はすべて神に殺され 今の世は完全に滅ぶんだそうだ たそがれの時代の夜明けだ 妙だなここらにゃオレらしかいないハズだが 我らはスヴェン王配下アシェラッド隊 貴公はいずれより参られたか おお!貴公は本隊所属か オレはクヌート王子殿下のラグナル隊! 本隊へ伝令に行く途次だ あいにくだが本隊はずっと北だ ちょいとそこの村で小銭稼ぎをね もう本拠地へ帰りつつある なら貴公はこんな所で何を? 勝手に部隊から離れたのか!? なんて奴だとがめを受けても知らんぞ まァまァカタいこと言うなよ 馬が疲れてるようだぜ新しいのととりかえてやろか? ああもうそこまで来てる 本隊の足跡をたどってきてるもうじきマールバラに至るだろう マールバラっておいすぐ近くじゃねェか!? バカなのか?トルケルって オレがその包囲軍の生き残りだ トルケルを先頭に奴ら砦から打って出てきたんだ どいつも熊みてェに強かった 殿下を奪還すべく我ら残存兵力がマールバラに再結集を試みているが... トルケル軍とともにいらっしゃる これから本隊へ応援をたのみに行くところだ 決めるのはあんただアシェラッド 聞こえねェかビョルン? おちおちたそがれてもいられねェな こいつの乗ってきた馬もだ いいかァ野郎どもよく聞け!! 我々は今から直ちにクヌート王子殿下の救出に向かう!! ここがバクチの打ち所だ! みすみす他の奴らにゆずる手はねェぜ よしやろう!!オレ達の手柄だ!! どーすんだよたきつけちまって たそがれの時代だぜビョルン どうせならブァーーッと暴れてみようじゃねェか 何を食っても旨い季節だな 特に魚だタラマスサケニシン... 豚や羊もよく肥えててウメーっスよ大将 塩のきいたソーセージで黒ビールをキューッと! はじめはアレだったけどイングランドのビールにも近頃なれてきたよな あ!いいなオレにもひとくち オレはビールにはチーズだなァ 食い物より女だよオンナこっちの女は品があってオレ好みだぜ オメェが品とか言うなや こないだ食ったチェダー村のはなかなかだった でもわかるワはじらいっちゅーの?燃えるよな あれはなんだろねキリスト教徒だからかね? いいなァキリスト教改宗しよかな オレの故郷も古い神々の神殿がみーんな教会になっちまった キリスト教はあれすんなこれすんなってウルセーもん だいたいよォオレロンドンの聖堂でイエスの木像を見たけどよォ スッゲェ弱そーじゃねェ? あんなんトール神のハンマーでイチコロだって イヤーありゃ魔法使いらしいぞ アスガルドの神々は空飛ぶ馬を持ってンぜ? ピョロッヒョロだもんなーあのオヤジ まァまアまァ結論を急いじゃいかんよチミたち 水の上歩いたりバンを増やしたりしたそうだぜ オーディン神やトール神のほうがかっけーよ ここはひとつキリスト教徒の意見を聞いてみましょうや あんたはイエスとアスガルドの神々どっちがエライと思いますかね? あれあれ?どしたのかなボクーー? みんなの前でお話するの恥ずかしいのかなー? 調子にのるなトルケル!!この不思者が!! おのれは自分のしていることが解っとるのか!? だから王子様のガラを押さえりゃこっちふりむいてくれるかなーって思ったのよ そりゃオレだって人質とるなんざ趣味じゃないよ? でもさァスヴェン王がオレのこと無視すんだもん 大将そりゃ恋する乙女のセリフだぜ 察してよオレのこの切ない気持ち やられちゃったのよアタシスヴェン王に さんざん猛アプローチかましといてからある日突然つれないしぐさ いつしか頭の中はカレのことでいっぱい! も~~~そんなんされたら気になるじゃない? やーやるなースヴェン王恋愛上手 気がついたらアタシあの人のこと追いかけてたの! さすがは北海最強軍団の首領だァな オレら全員まんまとホレちまったなー こうまで戦バカだとはな... 問題じゃないんだよラグナル キリスト教にかぶれて久しいあんた方はもう忘れちまったかね? 我らノルマン戦士の誉れってやつをよ 神々の使者戦乙女たちは常に勇者の魂を求めている 神々の戦士と呼ぶに相応しい勇者をな 虹の橋をわたり天界の戦士の館に住むことを許される 敵は強けりゃ強いほどいい そうやって戦場ばかりを駆けまわっておるからか... スヴェン王のことも... スヴェン王のことも... クヌート王子殿下のことも... なんだいそりゃ?意味深な ヴィリバルド神父お平らに! 主よ!!天の父よあなたなのですね!! あなたの子永遠の僕がここにいます!! どうか!どうか私の迷妄に答えを!! 愛をォォお示しィィ下さいィィ!! とんだ酒呑み坊主だこと キリスト教徒やるのも大変だなァ おーい修道士よ!アンタはどう思う? あんたのイエスとオレたちの神どっちがエラいかね? 酒をつくったほう... 一斉に立ち止まりおって... トルケー貴様を包囲したァ!! 自分から言うのはだいたいハッタリだ おお!ワシの部下か!! 貴様ら逆賊に最後の情けを与えてやろう!! 今すぐ殿下とラグナル様を解放せい!!されば命だけは助けてやる!! トルケル!己が立場を今一度よ〜〜~~~考えるがいい! 思ったより素直じゃねーか ラグナルの部下よーーッ!お役目ご苦労! クヌート殿下たしかにお返し申す! クヌート殿下たしかにお返し申す! もはや遠慮は無用だろ? さァ!!存分に来い!! よせ!こらえろ退くんだ!! きゃつら人質を解放し逃げもせず逮捕される気もない... 我ら皆臆病者ということになりましょう ここは殿下の御身を第一に考えるのだ! 殿下をお救いすることがやつらに対する勝利と心得よ! おーいどうしたよ兄さん達 それともナニかい?ひょっとして 「人質がいたせいで全力が出せませんでちた~~~ってなほうが あとあとの言い訳に都合がよかったかね? やめい!!ワシの命令が聞けんのか!! あんな戦バカどもの挑発にのるな!! てめェら全員ヴァルハラに送ってやらァ やれるもんならぜひ頼むぜェエ!! やつらおっ始めたぞアシェラッド!! 段取りのとおりにヨロシクー 退けェーッ!!バカ者ォ!! 殿下をお守りせんかァ!! 退けェッーーッ!!まだ間に合う!! こりゃ半刻もしねェうちに片付いちまうなー んーんやなんか匂わねェ? はらわたの匂いじゃねェの? 炭焼き小屋が風上に... 立派な最期じゃった... トールズはワシらの身代わりに... その上トルフィンの行方まで見うしのうて... すまん...ヘルガユルヴァ... 本当にあんた方にはなんと言ってわびればいいのか... 戦闘の事はたらくユルヴァちゃん ま死んじゃったもんはもーしょーがないって メソメソしててもおなかが減るだけよ 長生きするタイプだとは思ってなかったけどねー チョーお人好しだったもん父上って 父親が変わり者だと苦労するよ家族はサ 弟クンも行方不明なんでしょ たいへんだったねユルヴァ もともと丈夫な人じゃないもんねヘルガさん ちょっ...待ってユルヴァ! 葬式の直後に倒れちゃって いくらなんでもソレ重すぎじゃないの!? 水汲みは何回かにわけたほうがいいってば 時間の節約いやもーここんとこ忙しくってさー まともに力仕事やれるのアタシひとりじゃん? んっとに男手をなくしたのはイタいわー ままあ元気そうで何よりだわうん... ごめんなさいユルヴァばかり働かせて あーいィいィ起きないで 寝室ちょっと寒いわね火ィ強くしておくね まったくここんとこ冷えるったらないわー 小川の水が凍りかけてたよ今朝は 羊にエサやるの忘れてた 食べたら食器そこおいといてあー忙し はいはいおくれてゴメンよ そーいや豆がもう切れそうなのよねェ 春になったら羊の毛刈りも手伝ってもらわなくちゃだわ あとでアーレんとこでわけてもらわなくちゃなー あれはさすがにあたしと母上だけじゃ骨だわねェ 話もって入り江に集まれ!!急げー!! どーすべェムコでももらうかなァ 入り江にクジラが入ってきた! 話どこ!?父上の話!物置? てゆーか母上起きてちゃダメじゃん食器洗いはアタシやるから 話って...あなたそんなものどうするの ちょっ...待ちなさいユルヴァ!! あなた女の子でしょ!? いやいやなんちゅー娘か! 父親と弟を亡くしたばかりだというのになァ... 晩ごはんのクジラうまかったねー ウチは特別いい肉もらったんだよ♪ なんたって一番銛だもんね いっぺんやってみたかったのよねークジラ漁! スノッギのじいさんは「女の仕事じゃない!でしゃばるな!」って怒ってたけど はははあーれは負け惜しみだよねーカッコワリー でももう手もとか暗いでしょ ごくろう様もう寝ましょ あー先寝ててあたしコレ仕上げちゃうから でも...もうちょっとだし... 大丈夫よあたし疲れてないから アイスランドトルフィンの生まれ育った村がある地。彼が暮らしたのは、戦とは無縁の静かな村だった ヴェマ王宰軍二ク軍ナンマーノ車がイングランドに侵攻、インズバラを拠に進撃を開始 トグたが攻め入るも陥ロンドンイングランド製に登録したしましたが、お客さまがお店、フローラキアシャラってリテーマス事なのかもしれません。落しなかった 一ステスールバラクヌート王子を捕えたトルケルがデンマー軍本隊を追跡。アシェラッドはこの地でトルケルを迎え撃ちクヌ、葬還を図る くまがいはいと先生のカラオケ凄いよ。そのへんのバンクバ熊谷杯ンドなんてメじゃないよ。 作画メンバー紹介私たちが、作っています。 はやいわ上手だわ。ーんでるんわ。後援シーンがとても上手です。 鈴木和意の歴史幸村先生は未熟者の僕にもやさししくご指導してくださるとてもよい>先生です。でも、おしりをさわるのはカンベンしてください。 超作!!とんだ間ん話です。ちゅ円は安すぎだって!! イヤです。映ります。訴えるなら受けてたちます。 マリオカート超ウマいの。カラオケも。いっか臭かす 添取録されている内容は、作品の執筆年代・執筆された状況を考慮し、 コミックス発売当時のまま掲載しています。