「Conderlimi」Presents

Alicoto

...

...

皮膚関連の

...

CONTENTS

Aliceto_Zcurcku.

Tackser.imanitProsonts

Chapter.IZ

0.0.8.como.0、8.5kmmik

Chaplen.l8

2.3.1wo.comoGlooglont

Hewardobe

Chapler.lo

は、はっ、はい...cr...chventuresin

wendonlond前編

Chapler20

これからのサイトにつきましてもらっていました。

wondorland-中編)

初出:「CoMICリュウ」

2014年12月号〜>2015年5月号

INTERLUDE:

う、うむ。やれり

Chaplon.2!

あ、ああ...あっ、あ、まあいいじゃないですか

wendorlond(後編)

.....何

これ...??

.......

!!

え!?

どこ!?

ここ...

パンター

chano.rSkywalk

人と蔵六

今井哲也

すごい...

はい

あっ...

ーねえ...

アア

なあに?

......私

やっぱり

どこか

おかしいのかも

しれないわ

どうしたの?

どこか具合

悪いの?

ううん...

そうじゃないけど

だって...

こんなにたくさん

食べてるのに

毎日すごく

おなかがすくのよ

だって...

まえは私

少食だったのに

おかしいわ

なんだか...

自分のがらだなのに

自分じゃないみたい

「もしかしたら

ほんとうに

私...

はあちゃん?

ん.....

ううん

なんでもない

はあちゃん

ブジッ

やっぱりいいわ

私の話は...

ママははあちゃんが

たくさんご飯

食べてくれて

すごく嬉しいよ

ご飯作るのも

毎日手伝って

くれるし

最近すごく

手際もよく

なったわよねー

ママ...

成長期かも

しれないし

それにはあちゃんは

いつも頑張ってて

いい子だもの

それにきっと

心配いらないわよ

うん...

あら

どうしたの

そうね...

甘えちゃって

赤ちゃんみたい

...ママ.....

私...

ずっとそばに

居ていい?

なあに?

当たり前

じゃない

フフッ

ああ...

またおなかが

すいた......

すごい...

映画とかの

コマーシャル

みたい...

ねえ!

どこまで

行くの?

ここ...

どこ?

......

待っ...

あっ

待って!

どこ行くの?

......なんだか

急に派手に

なったみたい

ここだけ

小っちゃい子供が

作ったみたいな::

「よく来たな

おまえが

しま......

...

敷島.....

羽鳥か

あの...

あなたは...

フッフップ

中に誰か

いるの...?

どうだ!

私が誰だか

わからないだろう

もしかして

こないだの...?

私は

ゴトッ

おまえを

つかまえに

来た!

すごくこわい

大人だ!

この部屋は

ぜんぶ私が

つくった!

おまえは今

私のお腹のなかに

いるのと一緒だ

どうだ!

この

こわいぞ!

悪いやつめ!

ああ

なんだ

なんだ

またこれが

ん?

......悪いやつだ

なんて...

そんなの

言われなくたって

分かってます

ーー誰だか

知らないけど

あなたなんか

ちっとも

怖くないわ

あれ~~~っ

さなちゃん~~~?

さなちゃん

知らない~~~?

どこだろ~~

おやつの時間

なのに~~~

あ〜〜〜~~~

...こいつか

ほわ〜〜〜

すごい~~

こんなところ

に~~~

さなちゃん~~~

だんだん

かしこくなって

きたね〜〜〜

フン

あた~~

お?

カチャッ

〜〜〜っ

かわっ...

な~~~

なに〜~~~?

お手紙~~~??

つかまえにい

でたべます。

ださい

ずやっはあと

とっておいてく

ーまったく

あの

わんぱく娘は...

Chapter.l8

Two.Queensan

.wardrobe

誰だか

知らないけど

あなたなんか

ちっとも

怖くないわ

フン

ウソだ

......は?

ウソだ!

だって私は

すごいから何でも

できるんだからな

うんと

こわい場所に

おまえを閉じこめて

トイレとかも

ダメにする

とかもできる

こわいぞ!

今からおまえを

ぺちゃんこに

潰したりとか

......

......あなた

この間

あそこの道で

会った子でしょ?

!?

ち...

ちがうぞ!!

ウソね

ウ...

ウソじゃ

ないぞ!!

私は..

おおまえの

ぜんぜん知らない

こわい大人だ!

だぞ!

それにね

本当のことを

言ってない人は

おま..

おまえなんか

ぜんぜん知らない

―大人は

そんなしゃべり方

しないわ

......

どんなに

ごまかしたって

すぐに分かるものよ

どんなに

ごまかしていても

くせに...

ーなにも知らない

分かったように

偉そうなこと

言わないで

......

帰る

まっ...

待て...

痛ッ

あーもう!!

せまい!!

ま待て!

どこ行くんだ

ず...

ずるいぞ!

に...

逃がさないぞ!

おまえ

わるいやつ

だから

逃げるんだな!

待て!

......

いけないんだぞ!

ーそうね

私は

分かってて

悪い子になったのよ

あなたにどうにか

できるの?

...う...?

だって...

わるいことしちゃ

いけないんだぞ

...え?

おこられるし...

ー知ってる

当たり前

じゃない

私はね

魔女で人食いの

クマなの

もう普通の

人間じゃないの

世界じゅうどこにも

私たちの味方

なんか居ないの

_違う

私のこと本当に

大切に思って

くれてる人は...

もう

一人しか居ないの

全部私が

台無しにしたのよ

ああ

話せば

話すほど

自分が

いやな子になっていく

悪いやつだなんて

そんなの

今更だわ

あなたなんかに

私の気持ちは

分からない

偉そうなこと

言わないで

........

ーじゃあね

さようなら

ーそれでも...

はあちゃんは

本当に

すごく..

いい子なんだ

ーそんなの...

ウ...

ウソだ

うん...

いや...

うん...

でも...

悪いことしたのは

ほくもそうだし

だってあいつ

わるいやつだぞ

はあちゃんはね

いつもすごく

優しいし

ぼくなんかより

ぜんぜん

頭もいいし...

かわいいし...

ほんとに...

ぼくなんかとは

ぜんぜん違ってて

ぼく...

ぼくもはあちゃんに

何かあげられる

ものがあればいいのに

ダメなのかな...

ぼくも

魔女になれたら

よかった...

......

どいてよ

ーやだ

話すことなんて

ないって

言ったでしょう

ねえどいて帰らないとママが起きちゃうの

ねえどいて

帰らないと

ママが起きちゃうの

ーやだ!!

モジャモシャ

するんだ

もーー!!

わからん!!

.....なにか?

セシャモシャ?

あなた私に

仕返ししたいん

でしょう?

だったら早く

したらいいじゃない

ないのなら

帰らせて

ーさよなら

!!

んー

うるさい!!

もう!!

わからん!!

なんなの!!

~~~っ

だって...

だって

へ...

ヘンだ!!

おまえら

おまえは

ぜったいぜっおい

わるいやつなのに

あいつに聞いたら

やっぱり

ちがうとか言うし

あいつ...

いいやつだし

おまえのこと

助けてって

言うし.....

納得いかん!

...待って

は?

それって...

「待って

えっ?

私は

キシャモシャした

ままなのは

イヤなんだ!

タメだ!

聞いたって...

何を?

誰が...

助けてなんて

言ったの?

だれに聞いたの?

「私の部屋に

不思議なドアを

出したのも..

あなたよね

あれは...

魔法なの?

どうして私の

家を知ってたの?

ーまさか...

しゃべったの?

あゆちゃんが

あなたと会って

私のことを

し.....

知らない

ー嘘を

つかないで!!

だ..

だって

秘密だ

命令!!

命令よ

!?

あゆちゃんが

あなたに秘密を

しゃべったの!?

答えなさい!!

ん?

―今なにか

音したか

したね〜〜〜?

紗名のやつ...

いったいどこへ

行ったやら

一回戻るか...

...あれ~~~?

なんだ...

本当に

よくわからんな

ここは

おじいちゃん~~~

:入ってきた

ドアが~~~

無いよ~~~?

フッ

...

はあちゃんちに

行くって

張り切ってたけど

大丈夫かな

......紗也ちゃん

はあちゃん...

命令!!

命令よ

Chaplen.l9

!?

じキ

バイバチッ

バキッ

あゆちゃんが

あなたに秘密を

しゃべったの!?

答えなさい!!

あ、あっ、そういうわけで

...

...

...ん.

いい

!!

ハイン

え...

これって...

!!?

えっ!?

えっ!?

フギャッ

キャッ...

嫌っ...

ちょっ...

何!?

!?

キャッ...

まさ

スポッ

Podo

Boogar

Chapter.19

Airoelsadventuresin-wonderland(前編)

...

寝ちゃってた

嘘...

真っ暗じゃない

―羽鳥?

何時...?

羽鳥?

―あの子

まだ

帰ってないの?

...またあの

サッカー部の

子かしら...

毎日毎日

あんまり..

ガサツな子と

付き合って

ほしくない

のに...

あの子

そんなに

私のこと

――......

あれ...?

違う...

...私...

何してたん

だっけ...?

ほら〜〜〜

すごいよ~~~

おじいちゃん~~~

見て~~~

このっ...

確かにこりゃ

すごいがね

身体がもた...

身体がもた...

あははは...

畜生

ええい!

紗名のやつは

どこに行ったんだ

ね〜〜〜っ

ーおじい

ちゃん~~~

あれ~~~

ああ

さなちゃん~~

~~~あれ~~

さっきまで~~

なかった

よね~~~っ

あっちの方に

いるのかな~~~?

......

ーまったく...

とんだ

大冒険だ

ね~~~

夕ごはん

どうしよう~~~

ぷはッ

はあっ

し...

死ぬかと

思っ...

はあっ

はーっ

........ど..

どこ...?

ここ..

......

あの子は...?

ドンドン

くそくそ

...

ドン

ちょっ...

~っ

だ..

ドンドン

ちょっと...

待って...

~~~!!

だれか〜...

だれも

いないのか?

おーい

ーやっぱり...

あなたが中に

入ってたん

じゃない

う...

うるさい

開けて

ほしいの?

なあこれ

開かない...

ほ...

ほんとだぞ!

いつもはできるんだ

ふーん...

ち...

違う!

だってほんとは

「開け」って

思うだけで

開くはずなんだ

「開けてください」

ってお願いしたら

手伝ってあげるわ

ーって

言ったら

どうするかしら

んっ...

~~っ......

くそく...

知る部を守る

......

お兄ちゃん、

パチ

わっ

うー...

なんだこれ

...思ったより

軽かった...

私だって

あゆちゃんよりは

全然体力

ないのに

この子..

ーねえ

ン?

ここ

どこなの?

どう

なってるの?

ねえ...

お願い

私本当に

帰らないと

いけないの

―あなたが

すごいのは

もう分かったから

きちんと

謝るから..

お願いだから

家に帰らせて

......

ねえ

聞いてる?

いや...

うん...

あっ...

......

譜号曙弱措ら

.....あ...

あのな...

たぶんだけど...

ーなに?

私たち

帰れない...

かも

しれない...

...え?

えっ?

どういうこと?

だ..

だって

だって...

思わなかったんだ

こんなこと

こんな...

〝ワンダーランド〟の

中でも力が使えなく

なるなんて...

“ワンダー

ランド”?

なに?

わからないわ

ちゃんと言って

違うぞ!

わざとじゃないぞ

だから!

私はほんとは

なんだって

できるんだ

けど

あのときと

同じだ

能力があるから

それが

なんか使えなく

なった...

能力があれば

出口なんて

どこにでも

作れるのに

いま私は

〝ワンダーランド〟

から完全に

切りはなされてる

こんな

下のほう...

私も

来たことない

どうしよう...

帰りかたが

わからない...

......

「嘘でしょ...?

あっ...

あーっ!

どうしよう!!

いま何時だ!?

あんまりいっぱい

出かけてると

蔵六が怒る

うるさい

わね!!

どうしようは

こっちの台詞よ

ーそうだ

そして、なんだこの

私携帯

持ってる...

あっ

アイフォンだ!

おまえアイフォン

持ってるのか!?

すごいな!

......

何...

これ!?

こ...

壊れちゃったの

かしら...

そうだそれで

だれかに電話

しよう!

アイフォンじゃ

ないわよ

あっ

あっでも

怒られる

かも...

...駄目よ

どっちみち

画面は普通に

動くけど...

圏外:

地下とかで

なるやつか

そうね...

圏外って

なってる

あっ

なってる所

初めて見たけど

......

おい!

おい!

どこ行くんだ!?

―決まってる

でしょ

出口を

探すのよ

ー私たち

この上から

落ちてきたのよね

だったら

どうにかして

上に登れば...

もと来たドアまで

戻れるはずだわ

えっ...

ええ~~~...

ウソだろ!?

そんなの...

ムリだぞ

いい

つかれるぞ!

おーい!

まっ...

うわ

待てよお

おーい

ーはあっ

はっ

あ~~~〜〜〜っ

はあっ

はあっ

ち...

ちょっと

待っ...

ヒイ~

キョン

なに...?

この音..

な...

なんだ

コレ...?

おっ...

おい

ちょっと...

休け...

はっ

待っ...

な...

なあ...

そんなに

急...

はあっ

......

はあ、

お.....

おこってるのか...?

はーっ

はあ、

はっ...

はあっ

も..

もうムリ...

ーそ.....

そんな...

待ってよ...

そんな...

~~~はっ

待...

はあっ

は~~~っ

...だ...

だから

言っただろ

......

~~っ...

ーどうして!?

だ.....

ムリだって

......

ーだって...

お同じだ

さっきのと

......

わ私の力が

なくなったから..

こわれた...

出口は...

たぶん...

ないんだ...

~~~そんな...

それじゃ...

ママは.....?

......

ーママ?

...な...

何なのよ

これ...

......私に

聞かれても..

がー、

ーもしもし?

お母さん?

...

どうしたの?

んー

さっき練習

終わったとこ

もうすぐ家

帰るけど...

えうん

どうしたの?

ーあのね

いま

羽鳥ちゃんの

お母さんから

電話があってね

羽鳥ちゃんがね

...急に居なく

なっちゃったん

だって

ーそれで

歩に心当たり

ないかって

電話があって...

―聞こえてる?

歩?

もしもし?

ーもしもし?

どうしたの?

歩?

ヤンッ

Chapter.20

Airoesadventuresinwonderland(中編)

子供が

あっ...

お父さんが

おかえり

お母さんは?

まだ...

うん

電話とかメール

あった?

うん

はあちゃんの

おばさん...

なんかすごく

疲れてるみたくて

それでとりあえず

会いに行って

もしかしたら

一緒に捜すって

そうか

お父さんも...

さっき連絡

もらったから

このまま

お母さんのとこ

行ってみるよ

大樹は寝た?

あした休みで

まあよかった

夕ご飯は?

ーお父さん

ぼくも

はあちゃんのこと

捜しに行きたい

夕ご飯は

食べたの?

...まだ...

......

食べて

もう

11時半だよ

大樹と

先に寝てなさい

戸締まりして

「ねえ...

ダメ

こんな夜中に

子供が出歩くのは

危ないから

ダメ

心配なのは

わかるけど

大人しくしてなさい

大したこと

ないよ

きっと

すぐ見つかる

はあちゃんは

とてもしっかり

してるし

大丈夫だよ

......

未記

本23:50

応答なし

はぁちゃん

23:51

きゃあ

「おかけになった

電話番号は

現在電波の届かない

ところにいるか

電源が入って

いな

はあちゃん...

ーきれい

......

何時間くらい

たったかしら

ん?

きっと外は

もう真夜中ね

なあ...

...ん?

いいの

はいっ。

はいはい

出口...

...ごめんな...

なくて...

あなた...

ン?

意外と

素直なのね

べつにあなたは

悪くないのに

だって...

そうでしょ?

悪いのは私よ

出口いっしょに

たくさん探して

くれたし

あなたが本当に

いい人だって

いうのは分かったわ

あなたのことや..

いろんな人のことを

巻き込んだのは私だもの

...ごめんね

たくさん

歩き回って

疲れちゃった

...私

そうでもない

だってあなた

そこで

寝てたじゃない

さっきまで

すごく

......

ーねえ

この世界のこと...

教えて

ーあなたにも

不思議な力が

あるのに

私のとは

ぜんぜん違うのね

まだちゃんと

聞いてなかった

あれは何?

ーわからないけど

たぶん

んー...

...練習してるんだと

思う

......

...練習?

覚えたことを

〝ワンダーランド〟が

最近..

何を?

思うんだけど

“ワンダーランド”は

知りたがってるんだ

ー世界が

なにで

できてるのか..

ウェア

それは...

色とか

がたちとか

においとか

味とか

だけじゃなくて

たぶん...

もっとルールみたいな

ものもぜんぶだ

この世界が

どういうしくみで

できてるのか

こう...

1たす1は

2になるとか

もっと難しい

算数とか数学とか

理科の問題とか

.....いのちが

どんなふうに

できてるか

......

ひとが

どんなふうに

世界を見てるのが

とか

そういうのを

この世界は

かたっぱしから...

私たちの世界から

集めて

こうやって

マネしてるんだと

思う

もしかしたら..

鏡の門”は

“ワンダーランド”が

そのために開けた

のぞき穴なんだ

〝ワンダーランド〟は

はじめ...

たぶん

この部屋より

ちょっと広い

くらいの

大きさだった

けど...

そのうち

宇宙になると

思う

不思議...

あなたの話...

なにからなにまで

信じられないこと

ばっかりだけど

...けどなぜだか

ウソじゃない

気がする

不思議な子ね

あなたって

ヘンじゃないぞ!

...ヘンだなんて

言ってないわよ

ウソじゃないぞ!

ーウソだとも

言ってないわ

おかしな子

おかしく

ない!!

あー!!

なにか

素敵なことを

覚えたのね

おかしくない!

ーじゃあ...

あれはきっと

この世界が

すごくヘンだし

ずごくすごく

意味もわから

ないけど

綺麗だもの

この世界が...

そのうちもう一つの

世界になるなら

このままずうっと

ここで暮らすのも

いいかもしれないわ

......

そうしたら..

家出の計画は

大成功ね

ーなんでだ?

...なんでって?

あっ...

あー

うー

...

...

だって...

ずっと

ここにいたら

つまんないぞ?

なんもないぞ?

ーあなたには

そうかも

しれないけど...

私には

そうでもないわ

外のほうが

つまらない人

だって居るのよ

......

あなたには

わからないでしょ

放っておいて

ううん

こんな言い方は

意地悪ね...

ごめんなさい

私ね..

ーなにから

話したら

いいのかしら..

...くわ。え~~~?

おじいちゃん...?

あれ~~~

どう見ても~~~

大っきな...

ふせん

だよね~~

もし~~~

パンとか

カツ丼とか~~

なってる木が

あったら~~~

ーみたいだな

柿の木だが

食べても

大丈夫かな〜〜

おなかすいた~~

...なんで

カツ丼なんだ

まあ...

あまり信用も

できんがね

紗名のやつが

考えた世界なら

そんなに危険は

ないだろうが...

お?

あっ

あ~~

行っちゃった~~

さっきも

居たね〜〜〜?

あの子~~~

...フン

待って~~~

...歓迎は

されとるのかな

ん~~~

......

「そういえば

紗名のことを

店の二人に

話したよ

......

ふ~~~ん...

なんだって〜〜〜っ

ーまあ

それなりに

驚いてたが

それでも

今までどおり

接してくれるそうだ

そっか~~~

......

私ね

ママに

嫌われてるの

ママっていうのは

母親か

2016

ほらほら

はははっは

そうだけど

ーそうか

うちの

さなえにも昔は

母親がいて..

そいつの父親が

蔵六だけど

......

...そうなんだ

私にはどっちも

居ないから

よく分からん

うん

......

......ねえ

話しても...

いい?

......

私の両親はね

うん

もう

ずっと何年も

いつもケンカ

してるの

私のせい

私が

小学校の

お受験に失敗

したから

そのときから

ママは私に

目も合わせて

くれなくなった

...なあ...

オジュケンって

なんだ...?

......

何かしらね

ーつまりね...

だから

とにかく

私が

ママの期待どおりに

できなかったってこと

私はいない方が

いいと思うのよ

そのほうが

ママもパパも

ケンカもしないし

ずっと幸せになるわ

魔法の力で

今まで

ごまかしてきたけど

もう...

それも無理だし

どうせ今ごろ

ママの魔法は

解けちゃってる

......

それにね

思ってしまうの

ふだんいつも

何を話してても...

ママはときどき

その顔を

まるで

まっくらな宇宙から

覗きこむような顔で

私を見るの

見ているとね

私は

ママの

ことが

大好きだけど

私なんかが

ママの子供じゃ

なかったほうが

ママは

よかったんだろう

なって...

もう.....

...帰りたく

ない...

私なんか

この世にいなければ

よかった...

スン

.....あ...

あのな...

...おまえは...

......

おこるかも

しれない

けど...

......おまえは:..

いてもいいやつ

だと思う

......

ありがとう

ー違うんだ

ーあのな...

いたほうが

いいやつとか

いないほうが

いいやつとか

そういうのは

たぶん...

無くて...

無いから

無いんだ...

そういうのを

考えるのは

こわい

......

けど...

あのな

ここで

生まれたんだ

私は

みんなと同じ

人間じゃ

なくて...

たぶん

〝ワンダーランドの

そのものなんだ

だから...

私は

最近

ずっと

ずっと...

わからなくて

考えてて

キシャモシャしてたんだ

けど...

おまえと一緒に

ここに

閉じ込められて

居ようと...

するべきなんだ

私たちは

やっと...

わかった気がする

聞いてくれないか

「これは

出会った三人が

親友になる

までのお話

アリスと蔵

JNTERLUDE

元.kgCシャバン

研究所..

主任研究員に

ドクター・

わーっ..

ハーシェルの見解

たとえは

ここにベンガ

あります

僕のですが

隠すっ..

こうやって

ポケットとか...

袖口とかに、こう

これを

一瞬で

この場から

消しまって

しまうには

どうしたらいいかっ、

あるいは

僕がマジシャン

だったらー

あなたの

ハンドバッグから

取り出してみせる

かもしれない

でもそれは

相動です

追えたわけじゃない

あるいはー

そうですね

華魚で溶かす?

燃やしてしまうっ、

ここにあるはずの

ものを、ゼロに

すたは逆に...

ゼロだったはずの

キロを

突然一に

することは

できないんです

それとも

こうやってー

おっと

わわわんの宇宙ではね、

だが

『アリスの音』は

それができる

床に落として

粉々に踏み

潰すとか?

えみもいい

しかし

いずれにせよ...

それは女化です

連続している

彼女たちは

明らかに実感を

ここをしています。

この学園の

根本のルール

えっものを

無視している

「ふふわわわは

ぺこをここから

消しもることは

でもません

それは

愛量が安笑い

ゼロになることを

意味するならです。

その意味では...

あの女王...と

ほかの

マッスの音...か

やっていることは

本質的には

変わりません

...脳も結局は

寝室のある

中住ですからね

ほかに夜間は?

零ではなく

家に全室の

問題です

物理法則よりも

上位のルーハに千渉

しているという点だ

では

どれも同じだ

...抽象的ですか

なんだと思い

まぁか?

アリスの考えとは

だからあなたの

お、しゃるように

"トランプ』が

物であるとは

泥りません

なにかを変化

ささとかね

人の心かー

感情を支配する

「トランプ」というのも、

可能でしょう

なにかの代学物暗室から

小さな電源の変化を

起こせれないい

「世界を

小規模に

...ウンダーランド”に

変える能力

はあちゃんが

居なくなって

から

10日経った

もうすぐ

4月になる

よっしゃ行け

!?

嘘っ...

TERLUDE

よっしゃ

美浦さん行け

!!

14

あー

ナイス歩!

ナイ...

......

ーあいつ最近

なんかおかしく

うピッ

痛ェッ

INTERLUDE

downy

――美浦は

だいぶ動きが

よくなってきたな

相手の

ディフェンスの隙間に

うまく入り込めてる

しばらくは

ポジションも気にせず

自由に動いてみろ

中盤は

中村に任せる

ちゃんと声出せよ

はいっ

...あ...

はい

なんだ

_美浦

真っ正面から

でかい相手に

ぶつかっていくガッツも

重要だけどな

元気ないな

お前の持ち味は

丁寧な

ボールさばきと

状況をよく見る

目だ

ああやって

どんどん

穴を見つけて:

裏をかいて

もぐり込んで

いくほうが

お前には合ってる

......

...サメとか...

分かってきただろ?

自分でも

機関車に

追いかけられたり

したんで...

まあ...

10

うん?

はあちゃんの

ことは

警察が

大人のひとたちが

ずっと捜している

学校にも

テレビの取材が

来た

けど

たぶん

はあちゃんは

もう二度と帰って

こないと思う

ーねえ

二人で家出

するんだったら

どこへ行く?

そうね

あゆちゃんは

どこへ行きたい?

えー

どこだろ

急にはー...

思いつかない

あ...

どこでもいいわよ

あっ待って

わかった

わかったわ

当ててあげる

サッカーでしょ

.....

ほらやっぱり

前に話して

くれたじゃない

どこでしたっけ

外国の

ロンドン!

え~~~

ウブフフフッ

でも~~

行けるわ!

任せて

でも命令って

日本語で

通じるの?

外国とか

行けんのかなあ~~~

試してみれば

いいわよ

そのとき

えじゃあ

はあちゃんは

どこ行きたいとか

ある?

......

えっ

なに

...

恥ずかしい

えっ

なにそれ

ずるいよ

南から

あのね...

春休みでしょ

春だから

花が

咲くのを

追いかけて

北のほうへ

ずっと行ってみたい

......

.....うん...

なんか

すごくいいよ

それ

すごくいい

も~~

痛っ

いいじゃん!

そうしようよ

絶対行こう

二人で

...うん

「行こうね

二人で

あのあと

一度だけ

はあちゃんから

この写真が

送られてきた

...どこなのかな

分からないけど

だから

...はあちゃん

行っちゃった

んだ

一人で

:あさってから

新学期なのに...

試合だって

出られそう

なのに

どうしたら

いいんだよ

ぼく

ヴー

ゲーッ

ヴーーッ

!!

見える

ごめんなさい

あやちゃん

見えるっ

魔法の

助けて

とはられて

います...

未読

殿す86

魔法の国は助けて

俺達の助けて

たっぷりください

められています。

はあっ...

はー

ど...

まだ...

待って

わからないわ

...

キドク?

って

何だ?

既読はまだ

ついて

ないけど

ええと...

どうだ?

届いたのか?

あゆちゃんが

これを見たら

すぐに分かる

ってこと

......

あいつまだ

見てないのか!?

かせなんか

もっといっぱい

送ってやる

ダ...

ダメよ!

充電そんなに

もたないもの

ーねえ

本当に...これ

外に

つながってるのよね

たぶん...

だってこいつ

さっき勝手に

写真送ってただろ

こいつは自分で

自由に動けるんだ

ちょっ...

おい!!

ちゃんと

やらないと

食べちゃうからな!

おまえ!

ちょっと!

乱暴したら

がわいそうよ

あ...

あら?

ヴーッ

!!!

ザーッ

あっ

ヴーッ

!!

何も...

助けて

6iefl0

あっ待っ

ヴーっ

の。

ヴーっ

|羽鳥

ここから出よう

......

え.....

ちょ...

ちょっと

何?

......

.....あ...

うぶ毛綺麗

金色...

ーあのな

うん.....

あのな...

本当はあんまり

しゃべるなって

言われてたんだけど

ーあのな

...ええと...

私ほんとは

人間じゃ

ないんだ

......

ここで

生まれたんだ

ほんとは

...それは...

そ...

あのな

絶対誰にも

言うなよ?

ほんとは

内緒だから

いま

聞いたけど...

フん

........

...あのな

私は...

こう...

たぶん形も

人間とかの形を

してなかった

むかしはもっと

なんだかよく

わからないもので

気がついたら

いつのまにか

目とか体とかが

あって

こういうふうに

なってたけど

むかしは...

たぶん

『ワンダーランド』の

一部分だったんだ

......

ーでな

いまは

>ワンダーランドの

外で普通に

暮らしてるけど

私はたぶん

いまでもどこかが

こことつながってる

けど

.....あのな

これは...

だれにも..

言ったこと

ないんだけど

おまえが...

言ってるのを

きいて

わかった

たぶん私も

似たことでずっと

もシャモシャしてた

自分は...

本当は

べつに

居なくても

いいものなのかも

しれない

.....って

......

ーだって

“ワンダーランド”が

知りたいのは

たぶん

外の世界とか

本物の...

人間とかで

私はその

まねっこなんだ

〝ワンダーランド〟は

私のことを

通して

テレビみたいに

外の世界の

ことを見てる

けど...

それなら

私っていうものは

なんでもよくて

ただそこにいれば

いいだけなんじゃないか

そんなの

私が

感じてる

このモジャモシャも

本当の人間の

セシャモシャと

くらべたら

全部にせものだから

べつになくてもいい

どうでもいい

ものなのかもしれない

私がだれかを

好きになることは

間違ってて

本当はいらない

ものなのかも

しれないって

ああ

あっいや

私は..

ママとかは

居ないし

おまえと一緒に

するのは

おまえは嫌かも

しれないけど...

私は

けど

おまえが

自分のこと...

居ないほうが

いいっていうのは

だから...

すごく...

ええと...

ふくか?

...

なんか...

グスッ

いい

ーあのな

私は...

〝ワンダーランド〟を

出てから

好きなものが

いっぱい増えた

いろんな人が

いたし

友達とも

仲直りしたし

おいしいとか

おもしろい

とか

うきうきする

とか

イヤだけど..

なぜか頭から

はなれないとか

もしかしたら

ほんとはぜんぶ

合ってなくて

証拠なんて

ないんだ

私のなかのそういう

セシャモシャは

いらないもの

なのかもしれない

でも

ーいるんだ

私には

だからいるって

言いはることに

してるんだ

~~~〜〜〜...

...やっぱり

あなたって

不思議な子ね

とても

...ヘンか?

...うん

ううん...

でも

あのね...

合ってるわ

やっぱり

もう一度だけ

ママに会いたい

手伝ってくれる?

うん

もちろんだ

......

なに?

うちの...

さなえがよく

私のこと

こうやる

...おうちの

人?

...私の

知ってるやつは..

みんな

おっきいやつ

ばっかりだから

えらいとか...

大きくなったら

わかるとか

うん

......

私はこんなに

キシャモシャしてるのに

いまみたいな話も

あんまりちゃんと

聞いてもらえないんだ

ーフフッ

あなた...

いくつなの?

ン?

わからん

8歳から10歳

......

じゃあ

もしかしたら

同じくらい

かもね

そうか?

私のほうが

大きいと

思う

そうかしら?

......

...ううん

それはないわ

私の方がお姉さんよ

きっと

「私のママはね

よく

こうするの

.うん

...ちょっとだけ

こうしていて

いい?

心臓の音がする

ーもー

ここから

出られたら...

...ん?

私のこと...

許してくれる?

許す?

なにをだ?

......

...じゃあ...

お友達になって

くださらない?

私の

いちばんの親友も

紹介するわ

うん

ー私は...

敷島羽鳥

あなたは?

紗名だ

......

それで

出口

どうやって探す?

...ええと

どうした

......

あの...

あら?

私携帯

忘れてきたかも

えっ...

え~~~

あー

ーもしもし!?

あのねごめんなさい

お願いがあるの

ウサギだ!

ウサギの穴に

おいかせ

ちょっと

やめっ待って

あっ逃げる!

その子

逃げちゃうわ

あゆちゃん?

聞こえる!?

ちょっと

待ってね

あゆちゃん...

もしもし...!?

うん

聞こえるよ

はあちゃん

二Chapter:21

一人でも...二人Hoesadventuresinwonderland(後編)

写真を送信しました

まっ

待って!

返して

それ私のよ

ああいつ

勝手に

遊んでるぞ

ぺょん

はっ...

まて

羽鳥!

なっ...

なに!?

もっ...

ムもう

ムリ...

く.....

くっ

そのへんに

いっぱい

生えてるぞ

...そうだった

―あの子

一体

何なの?

なにって..

ーあのウサギさんは

あなたが

作ったんじゃ

ないの?

違う

ーち...

/10千

あいつは...

たぶん

私もよく

知らない間に

ここにいた

〝ワンダーランド〟が

私とは別に

外の世界を

マネして作ったんだ

ーアリス...

私は最初

人間たちが私を

“アリスの夢”って

呼んでることも

知らなかったし

私たちみたいな

やつのことを

アリスの夢”って

いうんだけど...

アリスの絵本だって

読んだことなかった

けど

あいつは多分

その前からいた

パシャ

......

パシャ

も~~!!

ーあの子...

私たちを

からかってるのね

あ...

あいつは

ヘンなこととか

楽しいことが

好きだからな

じゃあ...

もし

お願いしたら

おい..

大丈夫か!?

面白そうだと

思ったら..

身体を貸してくれたり

手伝ってくれたりする

なんだ

いまの声

お前か?

キャアッ

!?

......

...ゆるさない

もう...

もう怒ったわ

待ちなさい!!!

あと携帯

返しなさい!!

おおい

ーはあっ

はあっ

はあっ

そっち!

そっちから

追いかけて!

私はこっちから

行くわ

ふあ..

あっ

もう...

もうムリだ

ーもう...

おとなしく

それを返し

なさい

は〜〜っ

逃げられないわよ

ダメだ

あきらめよう

あなた

ひょっとして

出口を知ってるのね?

私は

_絶対

もとの世界に

戻るの

さなちゃんと

言うことを聞いて

もらいますからね

キャッ...

ちょっと

もう!!

...私のことなんか

全然怖くないって

思ってるんでしょう

でもね

!?

バキッ

こっちは魔女

なんですからね

えっ

!!

えっ

ちょっ

!!!

......

ーもしもし!?

あゆちゃん!?

聞こえる?

おいかせ

私がしゃべる

...はあちゃん...

待って

ん?

よかった...

あのねごめんなさい

助けてほしいの

...本当に...

はあちゃんなんだよね

......

よかった...

......

そうだけど

えっ?

...だって

もう

10日以上も

もう...

二度と会えないのかと

思った...

グスッ

みんな捜してて

えっ...

えっ?

10日?

いまは何日なの?

何日って...

もう3月

298日だよね

はあちゃあん

......

泣かないで...

ごめんなさい...

私知らなくて

...ぼく...

はあちゃんのこと

怒らせちゃったと

思って...

はあちゃんが

ぼくのこと

嫌いになったかと

思って

...ううん

私よ

違うの

私こそ.....

あゆちゃんの

友達失格だった

悲しい気持ちに

させて

ごめんなさい

あゆちゃんは

ずっと私の

いちばんの...

大好きな

大切な親友よ

......

うん...

ぼくも

グスッ

......

なあ~~~...

早くしろよ

かわれよ

だよ

はあちゃん

待ちょっと

待って

ピピピッ

!!

えっ!?

したでもしてください

どうしたの?

もしもし?

―ああのね

あゆちゃん

充電が

なくなりそうなの

急いで言うわ

ウサギの穴を

探してほしいの

......

ーおい

...紗名...

ウサギ?

..?

ちゃん?

あのな前

おまえと会ったとき、

ウサギがいただろ

あいつが...

出てくるときに使った

穴知らないか

ウサギって...

あの時の...?

ーいま

私と羽鳥は

能力が使えないんだ

それでここから

出られなくなって

困ってる

でも

もしあのとき

あいつが作った

出口がまだ

どこかにあったら

そこからなら

外にまだ

つながってる

かもしれない

ちょっ...

大人しくなさい

ウサギのやつ

きょうはなんか

意地悪して

出口を使わせて

くれないんだ

こら!

〝ワンダーランド〟は

広すぎて

私たちじゃ

中から出口は

見つけられない

けど...

外の世界は狭くて

ごちゅごちゃしてて

目印もいっぱいある

私たちは早く

そこへ帰りたいんだ

お願いだ

待ってて

ーわかった

たぶんわかる

それに

ぼく

足だけは

自信あるんだ

...なんだ

さなちゃんの

こと~~~

ーおじいちゃん~~~

どうやって

話したの~~~?

...どうって

主部だよ

紗名が

人じゃないことも

うちに来た

経緯も

それで〜〜?

ーそうだな

紗名を

引きとることに

したのは

どうしてだと

聞かれた

......

なんて

答えたの~~~?

アヴァ

おれは

曲がったことが

大嫌いだ〜〜!

だから~~~?

いいや

まあ

それもあるが

あの子は...

いま

それまで全然

知らなかったことや

わからないもの

初めて見るものに

取り囲まれて

ひとつひとっ

それに

ぶつかりながら

なんとか

付き合い方を

わかろうとしてる

考えてみたら

おれもずうっと

そうやって生きて

きたなあと思ってな

いろんな人に

助けられてきたから

これまで

やってこられた

いただいたものは

だれかにお返し

しなくちゃならん

......

だから~~~?

...うん

小さい頃

まあ

そんなとこだ

おじいちゃんの

小さいころの

話〜〜〜~~

おばあちゃんに

.....よく

覚えとるな

えへへ~~~

聞いたね〜〜〜

紗名ちゃんにも

今度教えて

いい~~~っ

...まあ

そのうちな...

好きにしろ

はあっ

はあっ

はあっ

...たしか...

このへんに...

「ねえ...

お願い...

ぼくの友達が

待ってるんだ

頼むよ!!

連れて行って!!

お?

なんだ

今度は

あ...

あれ

さなちゃん

だよね~~~?

えっえっ

お友達~~~?

わ~~~

待って~~~

......

あれ?

入ってきた

場所と

違う...

うちだ!

ここは..

やったー!!

あっ

えっ

うおー!!!

あっ

さなちゃん

靴くっ

ー紗名

靴を脱げ

それから

三人とも

全部説明して

くれるんだろうね

うん~~~

やっぱり~~

私たちが

穴に入ってから~~

30分くらいしか

経ってないね〜〜〜

えっ...

うん

テレビも...

部屋の時計も

そうなっとるな

えっ

それって...

いつか?

ン?

相変わらず

でたらめなモンだ

......ほくは?

ん~~~

あの

ぼく...

わ私

さっきまで..

3月23日

だったんですけど

あっ...

ぼくたぶん

今サッカーの

練習やってるよ

どうしよう...

あっ!!

この子

女の子か~~!!

ごめんなさい〜

なに?

なんだ...

こんがらがって

きたな

ん?

パキッ

あっ

ひゃっ

おまえ

...ここから

帰れって

こと...

......

...帰ったら...

はあちゃん達にも

また

会えるんだよね

......

じゃあ..

ーまた

あとでね

あとで...

こっちにいる

ぼくにも

ラインしてよ

はあちゃんの

話ならぼく

...うん

あ...

あと...

きっと信じるよ

おじゃましました

ーここかね?

おうちは

はい

なんだすいぶん

近所じゃないか

これなら紗名も

自転車でもあれば

来られるな

送っていただいて

ありがとう

ございました

じて...

え~~~

乗れないぞ...

あの...

本当に

いい日の

いいじゃないのほの

ごめいわくを

おかけしました

母と話したら...

きちんと

警察に行きます。

子だ

ーしっかりした

ーまずは

お母さんと

お話をさせて

もらえるかな

嬢ちゃんみたいな

困ってる子を

助ける仕事を...

ーたしかに

はい...

お前さんたちは

償わなきゃならんな

...それは変わらん

だがきちんと

味方は居る

おれの知り合いも

やっていてね

...はい

紗名がいるから...

ーうちにも

困ったときは

いつでも連絡しなさい

ーさてと

あっ...

蔵六!

あのな

あのな...

えーと

さっき...

約束したんだ

い今もう

ちょっとだけ...

待ってくれ

ちょっとだけだぞ

もうすぐ

夕飯どきだ

あちらにもご迷惑だ

わかった

「ありがとう

少しだけ...

ここに居てね

あなたが居る間は

私は魔法が

使えないから

うん

ーママ

ただいま

......

ーあのね

大切なお話が

あるの

「これは

私の

ちっちゃくて

すこし不思議な

妹が

いつの間にか

自分でほんの少し

大人になってー

仲良しの友達と

学校に通う

までのお話

歩ー

わっ

お帰り

なさい!

はいこれ

待ってたわ

えっさなちゃん

それ...???

何しょってるの?

なんだと思う?

いや...

こいつと居れば

”ハズレ”か

出ないからな!

安全だ!

こいつとは何よ

ねえこの人ったら

ずっと背負って

歩いてるのよ

まだ春休みなのに

フッフップ!

えー?

アリスと蔵

アリスと蔵六

担当編集せーよ

猪飼幹太

(COMICリュウ編集部)

デザイン・装備

アフターグロウ

取材協力

MassakAristの皆さん、

はなっ葉、野崎伊佐夫さん

作画アシスタント

永美太郎

甘夏柚子

RYUCOMIC

アリスと蔵六5

著者

@TETSUM.MML2015

今井哲也

発行所・株式会社徳間書店は

〒105014007年106-8055東京都港区芝大門2-2-1

「いや...。本外郎だ」と、TEL・CO-4046(編集)

この作品は、

リュウコミックス「アリス・と蔵六回」(2015年5月1日発行)

に基づいて製作されました。

本書のコピー、スキャン、デジタル化等の無断複製は、

著作権法上での例外を除き禁じられています。

本書を代行業者の第三者に依頼してスキャンやデジタル化することは、

たとえ個人や家庭内の利用であってもー切認められておりません。