...

また、

...

・ttack...titは!

進撃の

...

イルゼの手帳

特別編

イルゼの手帳

また目を見れない

第19話

まだ目を見れない

第20話

特別作戦班

あっはははっ、はっはっ

第21話開門101

第22話

長距離素敵陣形

148

このは、もちろん

attack

じん

ところで、

...

諫山創

これまでは、

知識繊

シン・イェーガー

ミカサ・アッカーマ

「進撃の巨人」

アルミン・アルレルト

...それは

ノー・ブラウン

だが

...

ちょうざへい

壁外の世界に憧れ、調査兵団

を目指す。肉体を巨人に変化

させることができる。

ベルトルトラーバー

...

の前で失う。その後に共に育っ

訓練兵を首席で卒業。両親を目指す

たエレンを守ることに執着する。

やっちゃく

アニ・レオンハート

エレン、ミカサの幼なじみ。運

どうのうりょく

動能力は低いが、考えること

に優れ非凡な発想を持つ。

ジャン・キルシュタイン

体格的にも精

次席卒業

しんでき

神的にも優れ、仲間から

だが、そしんらい、

高い信頼を受ける

マルコ・ボット

コースプリンガ

すべてにおいいて高い能力

お客を持つが、優柔不断で積

...

極性に欠ける

ゆうふーだん

小柄ながらも体術に優れ

る。徹底した現実主義で

こりつぎみ

・ブラウス

気味

身のこなしが素早く、感

立体機動の操作に優れる

直すぎて他人と衝突す

ることもしばしば

クリスタ・レンズ

ひじゃっ

非常に小柄で、優しく細

やかな性格。

憲兵団に入り王に仕える

ことに憧れていた。巨人

そうとうさくせん

掃討作戦の際に死亡

エルヴィン・スミス

調査兵団の団長

リヴァイ

小回りの利く機動が得意

力が低い

くせん、りーかし

覚が優れている。破天荒だが、頭が鈍く作戦理解

はてんこう

人類最強と言われる、調査兵団

の兵士長。

せいかくせーかく

エレンの父親であり、医者。5

年前の巨人の襲撃の後から行方

不明になっている。

今から10年以上前

巨人という天敵の出現により

絶滅寸前まで追い詰められた人類は

強固な壁を築くことで、

安息の領域を手に入れた

特別編『イルゼの手帳』

しかしすべての人類が

壁の中だけの世界に

妥協したわけではない

安息の領域から巨人の頷域に

踏み出した者達がいる

調査兵団と呼ばれる

組織である

私はイルゼ・ラングナー

第34回壁外調査に参加

きがいち

第二旅団最左翼を担当

帰還時巨人に遭遇

所属班の仲間と馬も失い

故障した立体機動装置は

放棄した

北を目指し

走る

巨人の支配する壁の外で

馬を失ってしまった

人の足では巨人から

逃れられない

街への帰還

生存は絶望的

ただ...巨人に遭遇せず

壁まで辿り着くかもしれない

そう...今私がとるべき

行動は恐怖に平伏す

ことではない

この状況も調査兵団を

志願した時から

覚悟していたものだ

私は死をも恐れぬ

人類の翼

調査兵団の一員

たとえ命を落とす。

ことになっても

最後まで戦い抜く

武器は無いが

私は戦える

この紙に今を記し

今できることを

ぜんり

全力でやる

私は屈しないー

私は屈しない

ひッ...

ハアッ

わ...

わ..わたし...は

屈しない...

巨人遭遇

う...

6m級

すぐに私を食べない

奇行種か...

いよいよ最期を

迎える

これまでだ

勝手なことばかり

した...まだ親に

何も返してない

きもちわるい

う...う~

...ユ・ミル..

おわる...

の;たみ;;;

今...

ユミル...

さま...

よくぞ...

.....

しゃべった...

巨人がしゃべった

ありえない...

意味のある

言葉を発音した

「ユミルの民」

「ユミル様」

「よくぞ」

間違いない

ひょうじょう

この巨人は表情を変えた

私に敬意を示すような

姿勢を取った

信じられない恐らく

人類史上初めて

私は巨人と

意思を通わせた

ああなた達は

何?

この巨人に

存在を問う

うめき声

う~

う~~

う〜〜〜

言葉ではない

所在を問う

どこから

来たの?

応答は無い

う~

どうして

私達を

食べるの?

目的を

問う

う~

どうして私達を

食べる!?

何も食わなくても

死なないお前達

が!!...なぜだ!?

お前らは無意味で

無価値な肉塊だろ!!

この世から

消え失せろ!!

う〜〜〜

う~

え...?

何...!?

何なの!?

何で!?

何が...!?

ハァッ

ハァッ

ハァッ

ハァッ

ハァッ

いいい!!

ああ!?

あぁああ

これは...

34回目の

腕章

1年前に死んだ

兵士ね:名前は

イルゼ・ラングナー

ジャケットだけ

回収しましょう

これ以上留まる

のは危険だし

リヴァイ?

これは...

イルゼ・ラングナー

の.....戦果だ

それは?

...

...

壁の中央は

5年前のように混乱した

トロスト区南門に出現した

超大型巨人によって

扉は破壊され...

一時トロスト区全域を

巨人に占拠されるも

第19話まだ目を見れない

扉の封鎖を果たす。

決死の奪還作戦が成功し

現在トロスト区内の

巨人を掃討中:

一度破壊された

壁を塞いだって?

どうやって!?

嘘に決まってる!

これは王政側の発表だ

俺達内地の人間を

騙すためにそんな嘘を

触れ回っているんだ

今に壁外のヤツらが

ウォール・シーナに

なだれ込んで来るぞ

大変だ!この

商会の回紙を見ろ!

商会だと?

王政のお墨付きの

無い情報なんて

信じられるか!

王政の情報が

正しいなんて根拠

どこにあんだ!?

お...おい...これは

どういうことだ:

巨人が..

岩で扉を

塞いだらしい

とか書いて

あるぞ...

何だそれは...

巨人が...

味方したとでも

いうのか...?

......

ハァ...

すいません

便所に...

さっき行った

ばかりだ

水を下さい

オイ

立場を弁えろ...

......

化け物め...

化け物か...

確かにそれは

間違いじゃないん

だろうけど...

ここまで拘束するほど

怖いのか...オレが...

まあ無理もないか...オレにも

訳がわからないんだから

殺されていないだけ

マシなのかもじれない

そういえば...

あいつらは...

オレを怖がったり

しなかったな...

今:何してる...

他の奴らは

どうなった..

こうなったオレを見て

皆はどう思うだろうか

もう少しの間だけ

ここで辛抱してくれ

我々が何とか

話をつけてみる

あれからもう

何日経った?

外はどうなって

いるんだ...

...まさか...

一生ここで

このまま

なんじゃ...

それに、

ごめんねエレン

でもやっとここから

出られそうなんだ

待たせてしまって

.....!

私は調査兵団で

分隊長をやってる

ハンジ・ゾエ

そっちの彼は

あ...あの...

彼も同じ

分隊長の

ミケ・

ザカリアス

......

そうやって初対面の

人の匂いを嗅いでは:

鼻で笑う

クセがある

あ!

多分深い意味は

無いと思うね

まぁこんなのでも

分隊長を務めるほどの

実力者ではあるんだ...

ごめん...

無駄話しすぎた

もう着いちゃった

けど;大丈夫!

むしろ説明なんか

無い方がいい

え?

エレンが思って

いることをそのまま

言えばいいよ

勝手だけど

私達は..

君を盲信するしか

ないんだ

.......

審議所!?

オレは審議所の地下牢に

ずっといたのか:

そのまま

ゆっくり進め

そこに

ひざまずけ

憲兵団のトップ

エルヴィン団長

ん...!?

ピクシス指令に...

リヴァイ兵長

お前ら...

さぁ...

始めようか

あの人は確か...

3つの兵団のトップ:

ザックレー総統

エレン・イェーガー

君だね?

君は公のために

命を捧げると

誓った兵士である

...違わないかい?

はい..

そういえばこれは...

一体何を裁くんだ?

異例の事態だ

通常の法が適用されない

兵法会議とする

決定権はすべて

私に委ねられている

君の生死も...

今一度

改めさせていただく

異論は

あるかね?

ありません!

察しが良くて

助かるな

この事態は異例を極め

相反する感情論が

この壁の中に

ひしめいておる

ある者は

君のことを

破滅に導く

悪魔と呼び...

またある者は

希望へと導く

救世主と呼ぶ

やはり民衆に

君の存在を隠すことは

不可能だった

君の存在をいずれかの

形で公表せねば

巨人とは別の脅威が

発生しかねない

今回決めるのは

君の動向を

どちらの兵団に

委ねるかだ

その兵団次第で

君の処遇も

決定する

憲兵団か...

調査兵団か...

では憲兵団より

案を聞かせてくれ

憲兵団師団長

ナイル・ドークより

提案させて

いただきます

我々はー

エレンの人体を

徹底的に調べ上げた後

速やかに処分すべきと

考えております

彼の存在を肯定する

ことの実害の大きさを

考慮した結果

この結論に

至りました

中央で実権を握る

有力者達は彼を脅威と

認識しています。

王族を含める有力者達は

5年前や今回の事態を

受けてもなお...壁外への

不干渉を買いています。

しかし今回の襲撃を受け

エレンを英雄視する民衆...

主にウォール・ローゼ内の民や

商会関係者の反発が高まり

その結果...

我々に残された

この領土を巡る内乱が

生じかねない状況です

英雄視!?

彼の巨人の力が

今回の襲撃を

退けた功績は

事実です

しかし..

一体世間は

どんな状況なんだ...?

その存在が実害を

招いたのも事実

彼は高度に

政治的な存在に

なりすぎました

なのでせめて

できる限りの情報を

残してもらった後に

そんな

必要は無い

我々人類の英霊と

なっていただきます

ヤツは神の英知

である壁を欺き

侵入した害虫だ

今すぐに

殺すべきだ

!:あの格好は

確か..

5年前から急に

支持を集めだした

組織の...

確か...宗教とか

言ったっけ...?

ニック司祭殿

静粛に願います

次は調査兵団の

案を伺おう

はい

調査兵団13代団長

エルヴィン・スミスより、

提案させていただきます

我々調査兵団は

エレンを正式な団員

として迎え入れ

巨人の力を利用し

ウォール・マリアを

奪還します

以上です

ん?

もういいのか?

はい

彼の力を借りれば

ウォール・マリアは

奪還できます

何を優先するべきかは

明確だと思われます。

...そうか

ちなみに今後の

壁外調査は

どこから出発する

つもりだ?

ピクシス

トロスト区の壁は

完全に封鎖して

しまったのだろ?

あぁ:もう二度と開閉

できんじゃろう

シガンシナ区までの

ルートは

東のカラネス区からの

出発を希望します。

また:一から模索

しなければなりません

ちょっと待ってくれ

今度こそすべての扉は

完全封鎖するのでは

ないのか?

「超大型巨人」が破壊

できるのは壁のうち

扉の部分だけだ

そこさえ頑丈にすれば

これ以上攻められることは

無いというのに...

そこまでして土地が

欲しいのか!?

商会の犬共め!!

保守派も

いるのか?

お前らは

できもしない理想ばかり

言って我々を破滅に

陥れるだけだ

これ以上お前らの

英雄ごっこには

付き合ってられない

よく喋るな

豚野郎...

扉を埋め固めてる

間に巨人が待って

くれる保証が

どこにある?

てめぇらの言う

我々ってのは..

てめぇらが

肥えるために守ってる

友達の話だろ?

土地が足りずに

食うのに困ってる

人間はてめぇら

豚共の視界に

入らねぇと?

わ...我々は扉さえ

封鎖されれば助かると

話しただけだ...!

よさぬか!

この不届き者め!

え..

神より授かりし

ローゼの壁に:

人間風情が手を

加えると言うのか!!

貴様らはあの壁を...

人知の及ばぬ

神の偉業を見ても

まだわからないのか!

奴らのせいで壁上を

武装することさえ

時間が掛かった...

言うことはめちゃくちゃ

でも多くの支持と権力を

持っているから質が悪い

さっきから

何なんだ?

こんな状況でも

自分の利益が

一番心配なのか...

オレ達が

命を懸けるって

言ってるのに...

どうしてそれを

信じてくれないんだ

話を進めよう

次に..

エレン...

君に質問がある

ハイ

調査兵団への入団を

希望しているようだが...

君はこれまで通り

兵士として人類に

貢献し「巨人の力」を

行使できるのか?

......

は...はい

できます!

ほう...

...!

今回の奪還作戦の

報告書には

こう書いてある

巨人化の直後...ミカサ・

アッカーマンめがけて、

3度拳を振り抜いたと...

...!

.....

やっぱり...制御

できなかった時の

ことは覚えてないんだ

フッ

報告書に

ウソを書けって

いうのか?

この事実を

隠すことは人類の

為にならないんだよ

ミカサ・

アッカーマンは?

はい:私です

君がミカサか

エレンが襲いかかった

のは事実か?

ごまかさずに

答えないとエレンの

為にならないぞ

...はい

事実です...

おお...

何という

ことだ...

オレが..

ミカサを

殺そうとした?

オレがか...?

しかし...

それ以前に

私は二度

巨人化したエレンに

命を救われました

巨人に立ちはだかり

私を守ってくれました

二度目は私とアルミンを

稲弾から守ってくれました

一度目は「まさに

私が巨人の手に

落ちる寸前に

これらの事実も

考慮していただきたいと

思います

それは

どうだろう

キミの

願望的見解が

多く見受け

られたため

君の報告書にも

そう書かれて

いたが

客観的な

資料価値に

欠けると

判断した

...!

それに君がエレンに

肩入れする理由も

わかっている

エレンの素性を

調べるうちに

6年前の事件の

記録が見つかった

驚くべきことにこの二人は

当時9歳にして

強盗である3人の大人を

刺殺している

その動機内容は

正当防衛として

一部理解できる部分も

ありますが

根本的な人間性に

疑問を感じます。

彼に人類の命運・

人材・資金を託す

べきなのかと

そうだ...

こいつは子供の姿で

こっちに紛れこんだ

巨人に違いない

しかし狂暴な

本性までは隠すことが

できなかったんだ

...なぁ...

悠長に議論してる

場合なのか?

今目の前にいるコイツは

いつ爆発するかわからない

火薬庫のようなものだぞ

あんな拘束具

なんか無意味だ

まずい...何か...

何か言わないと

あいつもだ!

人間かどうか

疑わしいぞ

そうだ!

念の為解剖

でもした方が...

違う!!

イ..イヤ...

!!

違います..

オレは化け物かも

しれませんが

ミカサは関係ありません

無関係です

それに...そうやって自分に

都合の良い憶測ばかりで

話を進めたって...

現実と乖離するだけで

ろくなことにならない

何だと...

こいつ..

ま:まずいか...?

大体...

あなた方は::

巨人を見たことも無いクセに

何がそんなに怖いんですか?

これ以上は

黙った方が...

イヤ...

言ってやる...

思ってること全部

力を持ってる人が

戦わなくて

どうするんですか

生きる為に戦うのが

怖いって言うなら

力を貸して下さいよ

この腰抜け

共に...

この...

腰抜け共め...

いいから黙って

全部オレに投資しろ!!

ひ...

あ...

構えろ!

ハッ!

やっちまった

まずい...

......

何か飛んだ...

あれ..

は.....?

オレの歯...?

!!

ッ!!

ミカサ!!

待って!!

...!

これは持論だが

躾に一番効くのは

痛みだと思う

今お前に

一番必要なのは

言葉による

「教育」では

なく

「教訓」だ

しゃがんでるから

丁度蹴りやすいしな

...!

フー

、、

フー

:待てリヴァイ

何だ..

:危険だ

恨みを買ってこいつが

巨人化したらどうする

:何言ってる

お前らは

こいつを解剖

するんだろ?

はっ..

こいつは巨人化した時

力尽きるまでに20体の

巨人を殺したらしい

敵だとすれば

知恵がある分

厄介かもしれん

だとしても俺の

敵じゃないが:

お前らは

どうする?

こいつをいじめた

奴らもよく

考えた方がいい

本当にこいつを

殺せるのかをな

総統:ご提案が

あります

エレンの「巨人の力」は

不確定な要素を

多分に含んでおり、

そこでエレンが我々の

管理下に置かれた暁には、

その対策としてリヴァイ兵士長に

行動を共にしてもらいます

その危険は常に

潜んでいます

彼はど腕が立つ者なら、

いざという時にも

対応できます

ほう...

できるのか

リヴァイ?

殺すことに関して

言えば間違いなく

問題はむしろ

その中間が無い

ことにある...

...!

議論は

尽くされた

ようだな

ここで決めさせて

もらおうか..

...!

お待ち下さい

エルヴィン...

聞きたい

内地の問題は

どうするつもりだ!

我々の壁外での活動が

人類の安定から成り立って

いるのも理解している

決して内地の問題を

軽視してはいない

そこで提案があります。

事態の沈静化を

計るために

次の壁外調査で

エレンが人類にとって

有意義であることを

証明します

その結果で

今後を判断して

いただきたい

ほう...

壁外へ

行くのか..

.....

さっさとここから

消えてくれれば

......

あわよくばそこで

死ぬだろうな

決まりだな

エレン・イェーガーは

調査兵団に託す

しかし"次の成果次第では

再びここに戻ることになる

イテテ!

すまなかった...

はい..

効果的なタイミングで

用意したカードを

切れたのも

その痛みの甲斐

あってのものだ

しかし君の偽りのない本心を

総統や有力者に伝える

ことができた

君に敬意を...

エレンこれからも

よろしくな

はい

よろしく

お願いします

なぁエレン

は...はい!

俺を憎んで

いるか?

い...いえ

必要な演出

として理解

してます

ならよかった

しかし限度が

あるでしょ...

歯が折れちゃった

んだよ

ほら

解剖されるよりは

マシだと思うが

エレンロの中

見せてみてよ

歯が生えてる

...!

...え?

さくせんはん

第20話特別作戦班

旧調査兵団本部

古城を改装した施設

ってだけあって...趣とやら

だけは一人前だが...

こんなに壁と川から

離れた所にある本部なんてな

調査兵団には

無用の長物だった

まだ志だけは高かった

結成当初の話だ...

しかし...この

でかいお飾りが

お前を囲っておくには

最適な物件になるとはな

......

調子に乗るなよ

新兵...

はい!?

巨人か何だか知らんが

お前のような小便臭い

ガキにリヴァイ兵長が

付きっきりになるなどー

乗馬中にべらべら

喋ってれば舌も噛むよ

...最初が

肝心だ..

あの新兵ビビって

いやがったぜ

オルオがあんまりマスケだから

ぴっくりしたんだと思うよ

...何にせよ俺の

思惑通りだな

...ねぇ昔は

そんな喋り方じゃ

なかったよね?

もし...それが仮にもし...

リヴァイ兵長のマネしてる

つもりなら:本当に...

やめてくれない?

オイヤ...まったく共通点とかは

感じられないけど..

...!

フッ...俺を束縛するつもりか

ペトラ?俺の女房を気取るには

まだ必要な手順をこなしてないぜ?

兵長に指名されたからって

浮かれすぎじゃない?

...舌を噛み切って

死ねばよかったのに...

...戦友へ向ける冗談に

しては笑えないな...

皆:リヴァイ兵長に

指名されたのか...

調査兵団特別作戦班

通称「リヴァイ班」

オレの所属班であり...

オレが「巨人の力」を

行使した際の抑止力

オレが

暴走した時は...

この人達に殺される

ことになる

それは重大な

問題だ...

早急に

取り掛かるぞ

久しく使われてなかったので

少々荒れていますね

上の階の清掃

完了しました

オレはこの施設の

どこで寝るべき

でしょうか?

お前の部屋は

地下室だ

また:地下室ですか?

当然だ...お前は自分自身を

掌握できてない

お前が寝ボケて

巨人になったとして

そこが地下なら

その場で拘束できる

これはお前の身柄を

手にする際に提示された

条件の一つ

守るべき

ルールだ

お前が掃除した

部屋を見てくる

ここをやれ

はい..

失望したって

顔だね

はい!?

珍しい反応じゃ

ないよ

世間の言うような

完全無欠の英雄には

見えないでしょ?

現物のリヴァイ

兵長は...

思いの外小柄だし

神経質で

粗暴で近寄りがたい

いえ...オレが意外だと

思ったのは..

上の取り決めに対する

従順な姿勢にです。

強力な実力者

だから序列や

型にはまらない

ような人だと?

はい..

誰の指図も

意に介さない

人だと...

私も詳しくは知らない

けど...以前はその

イメージに近い人

だったのかもね

リヴァイ兵長は調査兵団に

入る前:都の地下街で有名な

ゴロツキだったって聞いたわ

そして何があったか知らないけど

エルヴィン団長の元に下る形で

調査兵団に連れてこられたと

団長に!?

は...はい!!

オイ:エレン

全然なってない

すべてやり直せ

我々への待機命令は

あと数日は続くだろうが

30日後には

大規模な壁外遠征を

考えてると聞いた

それも今期卒業の新兵を

早々に混じえると

エルド...

そりゃ本当か?

ずいぶん急な

話じゃないか

ただでさえ今回の

巨人の襲撃は新兵には

堪えただろうによ

ガキ共はすっかり

腰を抜かした

だろうな

本当ですか

兵長?

作戦立案は

俺の担当じゃない

ヤツのことだ...

俺達よりずっと多くの

ことを考えてるだろう。

確かに...これまでとは

状況が異なりますからね...

多大な犠牲を払って進めてきた

マリア奪還ルートが

一瞬で白紙になったかと思えば

突然まったく別の希望が

降って湧いた

...

...未だに信じ

られないんだが:

「巨人になる」

っていうのはどういう

ことなんだ、エレン?

...その時の記憶は

定かではないんですが...

とにかく

無我夢中で...

でもきっかけになるのは

自傷行為です

こうやって手を...

あれ?

そういえばオレは

何でこれだけは

知ってるんだっけ?

お前らも

知ってるだろ...

報告書以上の話は

聞き出せねぇよ...

まぁあいつは

黙ってないだろうが

ヘタにいじくり

回されて死ぬかもな

お前:エレンよ

え...?

あいつとは...?

こんばんはー

リヴァイ班の

皆さん

お城の住み心地は

どうかな?

あいつだ

ハンジ分隊長

私は今街で捕らえた

2体の巨人の生体調査を

担当しているんだけど

明日の実験には

エレンにも協力して

もらいたい

その許可を

もらいにきた

実験...ですか?

オレが何を...?

それはもう...

最高に滾るヤツをだよ

あの...許可に

ついては自分では

下せません

自分の権限を

持っているのは

自分ではないので

リヴァイ?

明日のエレンの

予定は?

......

庭の掃除だ

ならよかった

決定!!

......

エレン!

明日はよろしく

あ...はい...

しかし巨人の実験とは

どういうものですか?

オイ!やめろ...

聞くな!

あぁ:やっぱり

聞きたそうな

顔してると思った...

そんなに聞きたかった

このか...しょうがないな

聞かせて

あげないとね

今回捕まえた

巨人達について

こんにちは!

分隊長

近すぎます

調子はどう?

名前は?

体は痛くない?

巨人の捕獲に成功したのは

今回が初めてじゃない

まずは過去5回の捕獲時に行った

実験の反復から始める

最初は「意思の疎通」の検証

うはッ!!

残念ながら今回も

意思を通わせることは

不可能との結論に至る

あぶなッ!!

あぶなッ!!あぶねぇぇ!!

あぶねぇぇ!!

しかし私にとって巨人との交流は

日々の疲れを忘れるほど

充実した時間だった

分隊長!!

危険です!!

ちなみに4m級を

「ソニー」:

7m級を「ビーン」と

それぞれ名付けた

次に「日光の遮断」を

試してみた

夜が深まると

巨人の活動力が落ちることから

日光により何かしらの

活動力を得ていることを

裏付ける実験だ

これは巨人によって

個体差が大きく出た

ソニーは遮断後1時間で

活動が鈍くなったのに対し

ビーンは3時間は

元気なままだった

改めて

驚かされたよ:

彼らは水も食料も摂らない

発声器官はあっても

呼吸を必要としない:

唯一活動に必要なのは

「日光」なんだ...

ずっと日光を絶つと

どうなるのか..

興味はあるけど

死んでしまったら

困るからね...

そして次の段階からは

直接巨人の体と接触する

「病覚の確認」へと

移行した

あぁあぁ

分隊長!!あなたが

叫ぶ必要は;

これが叫ばずに

いられるか!

ビーンがこんなに

痛がっているんだぞ!?

ビーン,頑張れ

耐えるんだ!!

巨人に「うなじ」以外の

弱点が無いか確認する

必要があるからね...

.....

とても辛い

作業だったよ..

ほら...心臓に

刺さってるよ

痛くないの?

どんな感じ?

ビーンに比べてソニーは

内向的な性格で

あまり反応を示さなかった

う~~

う~

ん...

何!?

どうしたの!?

わッ!!

分隊長

下がって下さい!!

あはははっ

今のは惜し

かったよ、ソニー!

あんた本当に

死にますよ!

こんな感じでソニーは

自己表現が苦手なんだよ

頭かじろうとする

ばっかりでさ

何で:巨人を前にして

そんなに陽気で

いられるんですか?

え?

その...巨人は

オレら人類を絶滅寸前まで

追い込んだ天敵で...

ハンジさんだって

その脅威を数多く、

体験してるはずなのに...

そうだよ

私は巨人に仲間を

何度も同度も目の前で

殺された

調査兵団になった当初は

憎しみを頼りにして

巨人と戦ってた

そんなある日

私は気付いた

切断した3m級の生首を

蹴っ飛ばした時だった

軽かったんだ

異常に

巨人の体が

え?

そもそも本来なら

あの巨体が2本足で

立ち歩くなんてことは

できないハズなんだ

どの巨人もそう...

切断した腕は

その質量にあるべき

重量には到底

達していなかった

エレンが巨人になった時も、

何も無かった所から

巨人の体が現れたと聞く

私は思うんだ

本当は...

私達に見えている

物と実在する物の

本質は...

全然違うんじゃ

ないかってね

私は既存の見方と

違う視点から巨人を

見てみたいんだ

憎しみを糧にして攻勢に出る

試みはもう何十年も試された

空回りで終わるかも

しれないけど...ね

でも..

私はやる

調査兵団に入ってから

驚かされてばかりだ

ハンジさんだけじゃない

変わり者だらけ...

これじゃまるで

変人の巣窟

変革を求める人間の

集団:それこそが

調査兵団なんだ

エレン...あなたが

実験に加わることで

新しい何かが

わかるかもしれない

それによって

私達は一歩前に

進めるかもしれない

期待ばかり掛けるし

不快にさせるかも

しれないけど...

私は今

楽しい

こんな変化は今まで

無かったからね

ハンジさん...

よかったら実験の話を

もっと聞かせて

いただけませんか?

え?

いいの?

そ...そうだね

明日の実験の為にも

詳しく知っておいた方が

良いかと思いますし

うん今の話じゃ

しょ

省略した部分も

多かったし:

もっと詳細に

話すとしよう

ちょっと

長くなるけど...

...なので今回の実験では

新たに得られた

情報は無いね

今まで話したことは

訓練兵の時に

教わってるハズだ

エレンも

知ってたよね?

はい..

全部知ってました

はい!?

あの...もう...

なのでここからは

私独自の推測を交えて

もう一度解説するよ

まず巨人との意思の

疎通に関してだけど

気になる事例がある

イルゼ・ラングナーというー

ハンジ分隊長は

いますか!?

被験体が...

巨人が...2体共

殺されました!!

ウソだろ;

兵士がやったのか?

あぁ犯人はまだ

見つかってないって

夜明け前に

2体同時にやられたらしい

見張りが気付いた時には

立体機動で遥か遠くだ

二人以上の計画的

作戦ってワケか

貴重な被験体なのに...

一体どこのバカが...

バカじゃなかったら

何なんだろうな...

見当もつかんよ

見ろよハンジ分隊長

ご乱心だ

行くぞ...後は

憲兵団の仕事だ

ハ...ハイ

エレン

ハッ

団長!

これはいった

一体?

君には何が

見える?

敵は何だと

思う?

...はい?

......

すまない...

変なことを聞いたな

第21話開開

ふんいきます

雰囲気が世界観と合わなかった

せかいな

ぽつひょうしあん

最後にシャフトを

交換したのはいつだ?

6日前の掃討

作戦の後です

すべて

登録にある

よし次!お前だ

41班所属

クリスタ・レンズです。

巨人を殺して

罰せられることも

あるんだな

確かに...変な話だけど

貴重な被験体だからな

それで俺ら

訓練兵の中で犯人捜しか..

いるわけねぇよ

あぁ...皆

今日まで続いた戦場の処理で

憔悴しきっているのに

巨人が憎くてしょうが

なかったんだろうな

でもこれじゃあ

巨人に手を貸したような

もんだよ..

わかる気がする

...!

もう何も

考えられなく

なっちまうよ

その人の復讐心は

満たされたかもしれないけど

人類にとっては打撃だ

オレはバカだからな...

オレ...巨人を見る前は

本気で調査兵団になる

つもりだったんだぜ:

けど...今はもう

二度と巨人なんか

見たくねぇと思ってる

今日兵団を決めなきゃ

いけねぇのに...

......

チキショー...

あのジャンが調査兵団に

なるって言ってんのにな..

え!?ジャンが?

なぁ...アニ

お前どう思った?

あいつがやるって

言ってんだぜ?

...別にどうも

思わないけど?

私の意志は

変わらないから

...そうか

お前、憲兵団に

するんだよな...

.....

.....

なぁ:アニ

オレも憲兵団に

した方がいいかな?

...あんたさぁ

人に死ねって

言われたら

死ぬの?

...何だそりゃ

死なねぇよ

なら自分に従ったら

いいんじゃないの

アルミン

あんたはどうなの?

え...

僕は...

そうしなきゃ

いけない理由が

理解できたら

死ななきゃいけない

時もあると思うよ

...嫌だけどさ

そう...

決めたんだ...

あんた弱いくせに

根性あるからね

あ:ありがと

うん

マジかよ...

アルミンお前まで

......

アニってさ...実は

けっこう優しいね

......

は?

だって僕らに

調査兵団に入って

ほしくないみたいだし、

憲兵団に入るのも何が

理由があるんじゃないの??

.....

...いいや

自分が助かりたい

だけだよ

私はただ

結局無許可で

立体機動装置を使った兵士は

見つからなかったようだ

一体誰が

やったんだろうな...

さぁな..しかし今は

この後の新兵勧誘式の方が

心配だ

果たして調査兵団に

入団する酔狂な新兵が

どれほどいるのか...

なぁエレン

お前の同期にウチを

志願する奴はいるのか?

いますよ

...

いえ...

いましたが..

今はどうか

わかりません

ジャン

...

ジャンどうして突然

調査兵団に?

その...

怖くないの

ですか?

は?嫌に決まってん

だろ調査兵団なんか

え?...じゃあ

お前なんで...

いいか?

くれぐれも

別に巨人が

怖くないから調査兵団に

決めたわけじゃねぇよ

そして有能な奴は

調査兵団になる責任があるなんて

言うつもりも無いからな

エレンみてぇな死に急ぎ野郎と

オレを一緒にすんなよ

訓練兵整列!

壇上正面に倣え!

オレはな...

誰かに説得されて

自分の命を懸けている

わけじゃない

こればかりは自分で決めずに

務まる仕事じゃねぇよ

私は調査兵団団長

エルヴィン・スミス

所属兵団を

選択する本日

私が諸君らに話すのは

やはり調査兵団の

勧誘に他ならない

調査兵団の活動方針を

王に託された立場にある

しかし今回の巨人の襲撃

により諸君らは壁外調査並みの

経験を強いられた

かつて例が無いだろう

訓練兵でありながらこれ程

犠牲を経験したことは

既に

巨人の恐怖も

己の力の限界も知って

しまったことだろう

しかしだ

これまでに無いほど

人類は勝利へと前進した

それは周知の通り

今回の襲撃で

失った物は大きいが

エレン・イェーガーの

存在だ

彼と諸君らの活躍で

巨人の侵攻は阻止され

我々は巨人の正体に

辿り着く術を獲得した

彼に関しては

まだここで

話せることは

少ない

だが間違いなく

我々の味方であり

命懸けの働きで

それを証明

している

そして彼の生家がある

シガンシナ区の地下室には

彼も知らない巨人の

謎があるとされている

我々はその地下室に

辿り着きさえすれば

この100年に亘る巨人の

支配から脱却できる

手掛かりを掴めるだろう。

地下室だと...

.....

いくら兵士を

集めたいからって

その情報まで

公にするなんて...

もうそんな段階まで

来てるのか..

巨人の正体がわかれば

この状況も...!!

...

イヤ...

何か意図が

あるんじゃ...

団長は一体...

何を見ようと

しているんだ?

え?

ただ..

シガンシナ区内の

一室をじっくり

調べ上げるためには

ウォール・マリアの

奮還が必須となる

つまり目標は

これまで通りだが

トロスト区の扉が

使えなくなった今

東のカラネス区から

遠回りするしか

なくなった

4年かけて作った

大部隊の行路も

すべてが無駄に

なったのだ

その4年間で

調査兵団の

9割以上が死んだ

4年で9割だ

その5倍の犠牲者と

20年の歳月が必要になる...

現実的でない数字だ

少なく見積もっても我々が再び

ウォール・マリアに大部隊を送るには、

調査兵団は常に

人材を求めている

毎回多数の死者が

出ることによって慢性的に

人員が不足している

隠したりはしない

今期の新兵調査兵も

一月後の壁外調査に

参加してもらう

早急に補給ルートが

必要なのだ

新兵が最初の

壁外遠征で死亡する確率は

5割といった所か

それを越えた者が

生存率の高い優秀な

兵士へとなってゆく

この惨状を知った上で

自分の命を賭しても

やるという者は、

この場に残ってくれ

もう一度言う...

調査兵団に入るために

この場に残る者は近々

殆ど死ぬだろう

自分に聞いてみてくれ

人類のために心臓を捧げる

ことができるのかを

以上だ

他の兵団の

志願者は

解散したまえ

団長、必要以上に

脅しすぎでは

ありませんか?

残る者はかなり

絞られるはずです

クソ...

頼むぞ

お願いだ

頼むから

これ以上:

自分のことを嫌いに

させないでくれ...

今...ここから

動かないと...

また:

えっっ!

そうだ...

オレは元々...

...母ちゃん

喜ぶぞ...

憲兵に

なったら

村の皆も

オレを見直す

憲兵になるために

村を出たんだ...

オレ達は

もう知ってる

もう

見ちまった...

巨人が

どうやって

人間を

食べるのかー

...

君達は

死ねと言われたら

死ねるのか?

死にたく

ありません!

そうか...

皆...

良い表情だ

では今!

ここにいる者を

新たな調査兵団

として迎え入れる!

これが本物の

敬礼だ!

心臓を捧げよ!

あぁ...

...クソが...

......

最悪だ

チクショウ...

皆...

...う...

嫌だよぉ...

こわいい...

調査兵なんて...

村に

帰りたい...

あぁ...

もういいや...

どうでもいい

......

泣くくらいなら

よしとけってんだよ

第104期調査兵団は、

敬礼をしている

総勢21名だな

よく恐怖に耐えて

くれた...君達は

勇敢な兵士だ

心より尊敬する

1か月後

カラネス区

団長!!

間もなく

です!

付近の巨人は

あらかた遠ざけた!!

開門30秒前!!

いよいよだ!!これより

人類はまた一歩前進する!!

お前達の訓練の

成果を見せてくれ!!

開門始め!!

第57回壁外調査を

開始する!

前進せよ!!

!!

左前方10m級接近!!

クソッ!

取りこぼした!!

隊列を

死守しろ!!

怯むな!!!

任せて前進しろ!!

ひッ!!

援護班に

進めぇ!!

進めええぇぇ!!

へいだん

げんざいこうかい

現在公開可能な情報

あた

たいし

お声用に旦積み自ら

団に与えられている馬種は、それ専用に品種改良されたもので、

天団に

兵団

高100m程度、体重は「60kg〜500%」

なんだか目、じま目立ちよう

これからは、実際に何かを知っていると思いますが、新たな時期に用意しておりましたが、このスケットカードが起こったというフレールには一生懸命です。お願いしまします。

こうそくと

きしょう

と、速い人っ!?

こな昔"唯

「る分はほ

いや...いやいや、この時はこのままで

せっていきようりょく

【設定協力】小太刀右京・三輪清宗】

10.調査兵団の馬

それでも...

いつも自分が思っているのですが、これから自分の知識があると思うように思うと思いますのではないので、

それはそういうことですが、これからではないのでしょうか...

それでも、これからは、

第6回入居後日によりますが、10時間一の手続くあることからの声は極めて高価である企業に抽選されれば、平成28年度の生

ほほほーの手権これらの馬は極会話に換算すれた認定

この時期の記事では、金融機関に関する情報は、特徴の要望が出来ます。投資アルバムが大事になっていますが、

きよむね

旧市街地を

抜けたら

援護班の支援は

そこまで

これより先は!

第23話長距離案敵陣形

巨大な陣形を

組織して

巨人から身を守る

五列中央・待機

ずいぶん

後ろなんですね

この布陣の中で

最も安全な

配置だろうな

俺達特別作戦班は

ここだ

補給物資を

運ぶ荷馬車よりも

手厚い待遇だ

この壁外遠征が

極めて短距離なのも

お前をシガンシナ区

に送るための

試運転だからだ

今回は

とりあえず

「行って帰ってくる」

ことが目標だ

......

守れ!

...あの

何としてでも

エレンを死守せよ!

オレには...この力を

どうしたらいいかも

まだわからないまま

なんですが...

事をこんなに

進めてしまって

大丈夫でしょうか..

......

お前...あの時の

団長の質問の

意味がわかったか?

...え?

先輩方には

わかったんですか?

いいや

さぁな

いいえ

俺もさっぱり

わかんなかったぜ

もしかしたらこの作戦には

「行って帰ってくる」以外の

目的があるのかもしれん

そうだとしたら団長は

それを兵に説明するべきでは

ないと判断した

ならば俺達は

「行って帰ってくる」

ことに終始する

べきなのさ

...はい

では今日の訓練は

ここまで

団長を信じろ

さぁ...俺達の城に

帰るとすっか

信頼か:・

オレも信頼関係を

築けるんだろうか...

オレにも:心の底から

信頼できる仲間が:

ん!

...あいつら

昨日は誰が残ったかまでは

見れなかったけど

本当に調査兵団に...

オルオさんちょっと

同期と話してきても

いいですか?

オイ!

!!

エレン!

チッ...

さっさと行けよ

しばらく振りに

会った気がするぞ

何か...ひどいことは

されなかったの?

体を隅々まで

調べ尽くされたとか

精神的な苦痛を

受けたとか

...あのチビは

調子に乗り

すぎた..

いつか私が

然るべき報いを...

...まさかリヴァイ

兵長のことを

言ってるのか?

ね...ねぇよ

そんなことは

エレン!

!お前らも

調査兵になったのか?

ってことは憲兵団に

行ったのはアニとマルコと

ジャンだけで

ん?

あとは皆、駐屯兵か

それ以外ってことか..

マルコは死んだ

ジャン...!?

何でお前が

ここに...

ーって

え...?

今何て

言った?

今...

マルコが?

死んだ...

誰しも劇的に

死ねるってわけでも

ないらしいぜ

どんな最期だったかも

わかんねぇよ...立体機動

装置もつけてねぇし...

は...

エレン

って......

言ったのか?

あいつは誰も見てない

所で人知れず死んだんだ

お前巨人になった時

ミカサを殺そうと

したらしいな?

それは一体

どういうことだ?

違う

エレンはハエを

叩こうとして...

お前には

聞いてねぇよ

...!

ミカサ頬の傷はかなり

深いみたいだな

それはいつ

負った傷だ?

本当らしい...

巨人になったオレは

ミカサを殺そうとした

らしいってのは

記憶に無いって

ことだな?

つまりお前は「巨人の力」の

存在も今まで知らなかったし

それを掌握する術も

持ち合わせていないと

...ああ

そうだ

お前達

聞いたかよ

これが現状

らしいぞ

オレ達と人類の命が

これに懸かっている

このために...

オレ達はマルコのように

エレンが知らないうちに

死ぬんだろうな

......

ジャン...

今ここでエレンを

追いつめることに

一体何の意義が

あるの?

あのなミカサ

誰しもお前

みたいになぁ...

エレンのために

無償で死ねる

わけじゃないんだぜ?

!!

知っておくべきだ

エレンもオレ達も

オレ達が何のために

命を使うのかをな

......

じゃねぇと

いざという時に

迷っちまうよ

オレ達はエレンに

見返りを求めている

きっちり値踏み

させてくれよ

自分の命に

見合うのか

どうかをな...

だから

...エレン

お前...

本当に..

頼むぞ?

あ...

あぁ...

ああ?

オルオさん!あいつら...

オレの同期は巨人に

勝てますかね?

てめぇこの1か月間

何していやがった!?

いいか...クソガキ

壁外調査ってのはなぁ!!

「いかに巨人と

戦わないか」に

懸かってんだよ!

~~~!!

これがエルヴィン団長が

考案した理論だ

お前達新兵には1か月間で

この「長距離索敵陣形」を

熟知してもらう

この陣形を組織する

ことで我々の生存率は

飛躍的に伸びた

長距離索敵

陣形!!

展開!!

前方半円状に長距離だが

確実に前後左右が見える距離で

等間隔に兵を展開

指揮

次列中央...

まあ...私はこのようなものではないのですが、そのままじゃないかもしれないです

五列中央・待機

次列三・伝達

次列四伝達

一緒に仕事っているのですから、ひとりひとつのことがありますのであればいいのか

可能な限り索敵・伝達

範囲を広げよ

お前達新兵は

ここだ

荷馬車の護衛班と

索敵支援班の中間

ここで予備の馬との

並走・伝達を任せる

主に巨人と接近

するのは初列

索敵班の兵士だ

ん...

彼らは巨人を

発見次第

赤の信煙弾を

発射する

信煙弾を確認次第

同じようにして伝達

こうして先頭で指揮を執る

エルヴィン団長に

最短時間で巨人の位置を

知らせるのだ

そして今度は団長が

緑の信煙弾を撃つ

161

陣営全体の進路を

変えて新たな方角に

舵をきるためさ

全隊に方角を知らせる

ため皆が進路に向けて

緑の信煙弾を撃つ

...

この要領で巨人との

接近を避けながら

目的地を目指す

たいていの巨人は

馬の長距離走力には

敵わないのだ

個体によるが

力を限界まで

消耗した巨人は

極端に動きが鈍る

しかし毎度

こう上手くまける

わけでもない

やはり個体によっては

短時間の馬の走力を

上回る巨人もいる

または地形や障害物により

発見が遅れ...陣形の

内部に進入を許してしまう

場合があり

陣形を分断もしくは

破壊される恐れがある...

こうなっては大損害だ

ひッ

赤ッ...

赤い信煙弾を...

まずい!素敵の

取りこぼしだ!

こっちに

引きつけるぞ!

サシャこっちだ!

こっちに

走れ!

ふぐ!!

こっちだ

アホ面!!

あ...!

ハァッ

ハァッ

ハァッ

!!

配置に戻れ

ヤツは燃料切れだ

班長!

しかしこれまでの

対処法が通じるのは

行動が予測しやすい

「通常種」までの話だ

...?

さっきから変だ:

赤の煙弾が撃たれて

しばらく経つのに

陣形が乱れてる

...!

まさか...

!!

あれは...

黒い煙弾!?

近くの人間を

無視して中央に

迫っているのか!?

間違いない!

ヤツはー

奇行種だ!

行動が予想できない

奇行種に対してのみ

戦闘は必要だ

チクショー

やるしか

ねぇか!

シス!お前は

うなじだ!!

俺が動きを

止める!!

了解!

平地では立体機動装置

本来の性能を

発揮できるものではない

成功率は極めて

低い上に落馬する

隊列から孤立する

恐れもある

しかし:ヤツに陣形を

壊させるワケにはいかん

捕捉次第積極的に

仕留めよ!

俺が新兵に

教えたことだ..

俺ができなくて

どうする!

向こうは確か

アルミンか

まだ新兵をこいつに

会わせたくねぇな...

ふんッ!!

今だ!!

シス!!

やった!

ネス班長!

やったか..

イテテ

...!

来てくれたか..

さすがは俺の

愛馬!

え?

...またか?

右翼側の索敵は

何やってんだ?

無視してこっちに

来たとなると:

あれも奇行種の

ようですね

しょうがねぇな...シス

もう一度やるぞ!

はい!

...

しかし..

2回も連続するとは

ついてねぇ...

しかも14m級は

ありそうだ

こいつは

しんどいぞ!!

!?

何だあれ!?

速すぎる!!

くッ!

まずい..!!

ネス班長達が!!

うあああぁあ

!!

アルミンの方に...

行かせるな!

シス!!

はい!

は?

!?

違う...

奇行種じゃ

ない!

違うぞ

どうすれば

いいんですか

ヤツは!?

ネス班長

教えて下さい

通常種でも...

奇行種でも

ありません...

ヤツは!

「知性」がある

「超大型巨人」や

「鎧の巨人」とか

...エレンと同じです!

巨人の体を

繰った人間です!!

だっ...誰が!?

何で!?何でこんな!!

まずいよ!!

僕も死ぬ!!

僕も殺される!!

どうしよう!?

...

だ...

誰か...

伝えてくれ...

右翼...

索敵班ほぼ...

壊滅...

女型の巨人が:巨人の

大群を連れてきた

誰か...いないのか...

陣形が:破壊される

第6巻へ続く

...全滅..しちまう...

種を越えた

......

に奇跡をもた

お乗り越え

だけど

第6巻

☆取録されている表現は、作品の執筆年代・執筆された状況を考慮し、

コミックス発売当時のまま掲載しています。

進撃の巨人(5)

発行者

2012年9月1日発行(O)

諫山創

あ...ありですねingine.sagema2012

清水保雅

株式会社・講談社

〒112-8001

東京都文京区音羽2122