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Instructions:
そ、
これで
witack...ん、そんなに
昨年生の
ここをまず、出会いでも
諫山創
美しいと思いましょうがいいのですが、
あなたの
39
話し
目
第40話
ユミル
「Aureヒストリア-ve.
第41話
ヒストリア
...
話し
やめて
attarkmatitan
...
諫山創
104期兵
テストに達した人物
壁外の世界への憧れと、巨人への憎しみから
調査兵団に入団。肉体を巨人に変化させる能
力を持つが、その由来を知らない
逃げの
訓練兵を主席で卒業した逸材。幼い日に両親
を目の前で失うが、エレンにより救われる。
以来、エレンを守ることを使命とする。
...
エレンミカサの幼なじみ。運動
能力は低いが、鋭い観察力と洞察
力を兼ね備え、作戦立案に非凡な
才を発揮する。
犠牲を覚悟して壁外の
きょじんりょういき
巨人領域に挑む
でしょすぐ
兵士制を
のら統計序
のめる
え...
強化に各街を
ぬるるる
第39話、兵士
...
そういえば、
そういえば、
そういえば、
そういえば、
...
それでも、
そういえば、...
...
そういうことで、
...
そういえば、
そういうことで、
...
...
...
そういえば、
...
そういえば、
...
掴まるかよ!!
この!!
ウスノロ
がぁ!!
見ろよ...!
小せぇのも
潰れやがったぜ!
へっ...!
バカ野郎が!
しかしさすがだナナバ
また深くえぐったな!!
ゲルガー
今のは
危なかったろ...
叩き切って
刃を消耗しなくても..
避けられたんじゃないの?
あれが俺の
やり方だ...
そう簡単には
退かねぇんだよ
今のちゃんと
討伐補佐に
数えとけよ!
たくましいね...
覚えとくよ
...!
クッ...
遅かった...
扉が...
もう
壊された!
巨人が塔に
入ってきてる!
急いで中に入って
バリケードを作って、
防いで!
防げなかった
時は..
屋内では
立体機動装置が
使いものにならない
最悪...この屋上まで
逃げてきて...
でも...それも必ず
助けてやれるって
ことじゃないからね?
私達も生きているか
わからないから..
まだ何体
いるか...
ガスや刃が
保つかどうか..
先が見えない
でもやることは
いつもと同じさ
生きてるうちに
最善を尽くせ!
いいね!?
了解!!
...
巨人がどこまで
来てるか見てくる!
お前らは板でも棒でも
何でもいい!かき集めて
持ってきてくれ!
ライナー
オオイ...
待てよ
ライナー!
待つんだ!
ライナー...
訓練でも本番でも
変わらねぇのかよ:
!
真っ先に
一番危険な役回りを
引き受けやがって...
あいつには敵わねぇな...
あぁ...
悪いクセだ..
......
まだ下か?
.....
施錠をしたとは言え
こんな古い木の扉なんて
簡単に破られるだろうな...
クソ...
どうやって巨人を
防げばいいんだ...
うおッ...!!
ここだあぁ!!
何でもいいから
持って来い!!
...!?
うそだろ...
.....?
このままじゃ
これじゃあ
全然保たねぇ...
ここか?
俺はここで
俺の最後は
ここなのか
そう
は...
違うだっ
じゃあねぇだろ
...!
ライナ、
絶対に...
帰るんだ
俺達の
故郷に..
ライナー
無事か!?
あぁ...
ベルトルト
生き延びて
帰るぞ...
絶対に
俺達の
故郷にな
あ...
あぁ...!
帰ろう!!
ライナー!!
ベルトルト!!
!!
オイ...
それ...
火薬は!?
...砲弾は!?
そんなもん
ねぇよ!!
これごと
くれてやる!
そこを
どけ!!
ウオラぁ!!
上手く...
いったみてぇだな;
奇跡的に...
あぁ...
ありゃ
起き上がれ
ねぇだろ
あいつの
サイズじゃな
どうする?
こんなナイフ
しか無ぇけど...
うなじ削いで
みるか?
やめとけ...
掴まれただけ
でも重傷だ...
と:とりあえず
上の階まで
後退しよう!
入ってきたのが
1体だけとは
限らないし...
コニー
!!
33
ライナー!
な...!?
うおおお
オ...オイ!?
ライナー
まさか...
そいつごと...
飛び降りる
気か!?
これしか無ぇだろ!!
待て!!
こいつの顎の
筋肉を切っち
まえば...!
放した...!
......
次また入ってきたら
どうする?
もう...あんな都合よく
勝てたりしねぇぞ...
あぁ...
僕も
そう思う
うッ
ごめん!
...ごめんね
多分...
骨折してる
よね?
後は添え木と
包帯が:・
そうだ...
あぁ...ついて
ねぇことにな
こんな汚い
布しか無くて
ごめん...
あぁ...
まぁな
......
イヤ:助かる
結婚しよ
大丈夫か?
ライナー
あのさクリスタ
私も手を擦りむい
ちゃってさ
は?
そんくらい
ツバつけとけ
.....
ライナー
さっきは
すまなかった
俺:お前に助けられて
ばっかだな...
あぁ...そういや
アニにも命張って
助けられたよな
別に...
そりゃあ
どうかな...
あんな迷いなく
自分の命を懸けたり、
するのって...
いつか借りを
返さねぇと...
普通の
ことだろ:・
ちょっと俺には
自信ねぇぞ:
なぁ?
ベルトルト
兵士なん
だからよ..
ライナーって昔っから
こうなのか?
イイヤ
昔の
ライナーは..
戦士
だった
今は違う
......
何だそりゃ?
戦士って
何のことだよ?
......
とりあえず...
使えそうな物は
集めようぜ:・
死ぬ時に
後悔しなくて
いいようにな
おぉ...
まぁ...私らの
命の大半は
よっと
...さすが
調査兵団
上官方の
腕っぷしに
懸かっているん
だがな...
他の兵士とは
ワケが違うって
ことか...
これででかいのは
あらかたやったぞ;.
この塔の
おかげだね
こんな好条件で
戦えることなんて
滅多に無いよ...
あぁ:何とか
しのげそうだな
新兵の様子を
見てくる
あぁ
ん?
何の音だ?
...ッ!?
なっ...!?
馬が...!
え...?
!!
まただ!!
.....
何だ
この音は...
フーネ!!
ヘニング!!
今のは!?
ダメだ...二人共
......即死だ
気を付けろ...
壁の方角から
岩が飛んできて
そいつに
やられた...
そんな...
壁の方...?
あいつだ!
1体だけ壁の方に
歩いていった...
あの...獣の巨人の
仕業にー
うぉ!!
巨人多数
接近...!
さっきの
倍以上の
数は:
何だと...!?
巨人が作戦行動
でも取ってるような
タイミングだね...
まるで..
最初っから
オォオオオ
遊ばれてるような
気分だ...
第40話ユミル
巨人出現より
20時間後
まずい..
もう...
ガスが尽きる...
やったか!?
クッ...
もう塔が
保たねぇな...
ガスもねぇし
刃も使い切った
私はガスが
残りわずかだ...
そっちは...
...あぁ
...俺達4人で何体
殺ったんだろうな...
お前も
そのなまくらが
最後なんだろ?
さぁ...
数える余裕なんか
無いからね...
俺にしちゃあ
よくやった方だと
思ってる...
ただ..
最後に...
何でもいいから
酒が飲みてぇな...
ゲルガー
すまねぇ...ナナバ
頭打っちまって...
もう...カ..
はいんねぇ...
ゲルガー!!
ゲルガー!!
クソ..
うッ!?
もうまったく
無いのか..
ハアッ
ゲホッ
ゲホ!
神...様...
......
...あ...
あぁ...
ひでぇよ
あんまりじゃ
ねぇか...
誰だよ!!
これ全部
飲みやがった奴は!?
あぁ...
やられた...
ッ!!
よせ
クリスタ
もう塔が
崩れそうなんだ
落ちて
しまうぞ
で...
でも...
私達の
身代わりに...
ナナバさんが...
ゲルガーさんが...
あぁ...
クソが...
なぁ...
このまま
ここで..
塔が崩されて
ただ食われるのを
待つしかねぇのか
何か!!
やることは
ねぇのかよ!!
クソッ!!
...ねぇのか
もう何も...
...もう
クソッ!!
クソッ!!
せめて...何かこう...
意味が欲しかったよな
任務も中途半端な
まんま:全滅なんて...
私も..
戦いたい
何か...武器が
あればいいのに...
そしたら一緒に
戦って死ねるのに...
クリスタ...
お前まだそんなこと
言ってんのかよ
え...?
彼らの死を
利用するな
あの上官方は
お前の自殺の
口実になるために
死んだんじゃねぇよ
そんな...
そんなつもりは...
お前はコニーや
上官方とは違うだろ!!
本気で死にたくないって
思ってない...
いつも:どうやって死んだら
褒めてもらえるのか
ぱっかり考えてただろ?
そ...
そんな
こと...
クリスタ
こんな話
もう忘れたかも
しんねぇけど...
...!
.....
多分
これが最後に
なるから...
思い出してくれ
雪山の訓練の
時にした...
約束を...
クリスタ...
もう諦めろ
なぁって...
イヤだ.....
ダズなら
既に虫の息だ
自分の体調も
把握できねぇ奴が
評価欲しさに
来ちゃいけねぇ訓練を
受けちまった
こいつの実力は
ここまでだったんだよ
このまま毛虫並みの速度で
ふもとまで歩いてたら、
こいつは
もちろん助からねぇし
私達もヤバイ
朝まで
保たねぇ
とすると
選択肢は2つだ
ダズを置いて
私達は生き残るか
3人共死ぬか:・
どっちにする?
3つ目にする
ユミルの見立ては
間違っていて
私は
このままふもとの
施設に辿り着き
ダズも助かる...
もちろんユミルは
先に行ってて
助かる...
これで
いいでしょ?
あなたには
迷惑が掛からない
私達は絶対に
辿り着くから..
先に行ってて
ハアッ
ハァッ
...
...
そういえば、
そういうことで、
ねぇ......
何してるの?
んん?
早く行かないと
危ないでしょ..
早く...
先に行ってよ
...なぁ?
何で私に助けを
求めないんだ?
...
どう考えてもガキ
みてぇな体のお前と
私とじゃ...
私がそいつを
引いた方が早いと
思うだろ?
お前さぁ
やっぱ
ダズを助ける気
ねぇだろ?
.....お前
このまま死ぬつもり
だったんだろ?
なぁ?
さっきお前...危ないって
言ったが...このままじゃ
自分も死ぬって自覚が
あるんだよな
そんで私に女神クリスタ様の
伝説を託そうとしたんだろ?
イヤこれは考えすぎが
ダメだろ...クリスタは
良い子なんだから
この男が助かるためには
どうすべきか...私に
聞いたりする姿勢を
一旦は見せとかないと
自分が文字通り
死ぬほど良い人だと
思われたいからって
...なぁ
人を巻き添えにして
殺しちゃあ:
違う...
そりゃ悪い子
だろ?
私は...
そんなこと...
私は:
お前だろ?
家から追い出された
妾の子ってのは...
...
何で...それを...
そうか...
やっぱり
たまたま
耳にしただけだ...
お前だったか
内地の
とある教会で
生活のために金品を
借りて回ってた時にな
物騒な話だな
偉いとこの跡取りの位置に
お前がいた..
血は直系だが
不貞の子に不相応だので
もめた挙げ句...
いっそ殺しちまえば
すべて解決すると
話は転んだが..
せめて名を偽って
慎ましく生きるなら
見逃してくれて
やろうと...
そうやって
訓練兵に追いやられた
少女がいるって...
じゃあ...
......
安心しろ...
誰にも話してないし
この情報を売ったりしない
私を探すために
訓練兵まで来たの?
そうだとしたら
何で...?
さぁ?
似てたから
かもな...
......
え?
私と...
ユミルの...
生い立ちが?
まぁ...
大体な...
.....
それだけで
兵士に?
さぁ...よく
わからん
イヤ
違うな...
私と...
私と友達に
なりたかったの?
は?
違うね
それは無い
まずな
お前と私は
対等じゃ
ないんだよ!
偶然にも第2の人生を
得ることができてな
私は生まれ
変わった!
だがその際に元の名前を
偽ったりはしてない!!
ユミルとして
生まれたことを否定したら、
負けなんだよ!
私はこの名前のままで
イカした人生を送ってやる
それが私の人生の
復讐なんだよ!!
生まれ持った
運命なんてねぇんだと
立証してやる!!
.....
それに比べて
お前は何だ!?
自殺して完全に
屈服してまで...お前を
邪魔者扱いした奴らを
喜ばせたかったのか!?
で...
何でその殺意が
自分に向くんだよ!?
その気合がありゃ
自分の運命だって
変えられるんじゃ
ねぇのか!?
できないよ
今だって...
ここから
3人共助かる方法なんて
無いでしょ!?
ある
え?
あの明かりだ
この崖の下に丁度
基地が見える
ここからダズを
下に落とす..
え?
運良く無事に
落ちた先に
運良く人がいて
気付けば...
まぁ...もしかしたら
助かるかもな
こいつにゃもう
それしかねぇよ
奇跡でも
望まねぇ限り
このままここで
凍ったミノムシに
なるだけだ..
それじゃ落ちて
死ぬだけだよ!!
うるせぇ!
うッ
私がやっとくから
先行っとけ
ッ...!?
そんな...
待って!
!?
二人共...
そうでしょうか
いない..
ハアッ
ハアッ
ユミル!?
遅かったな...
先に
着いちまったよ
本当に..
バカ
やっちまった..
ダズは!?
......
あの崖から?
81
ロープなんか
無かったはず...
あったとしても
あんな崖...
どうやってあそこから
ダズを降ろしたの?
いいぞ...
お前になら
教えてやっても...
ただし
約束だ...
私がその秘密を
明かした時...
お前は...
元の名前を
名乗って生きろ
最後に...
陽を拝める
とはなぁ...
コニー
ナイフを
貸してくれ
ほらよ
ありがとよ
...何に使うんだよ
それ...
まぁ...
そりゃ
これで
戦うんだよ
ユミル?
何する
つもりだ?
オイ?
さぁな
自分でも
よくわからん
クリスタ...お前の
生き方に口出しする
権利は私に無い
だからこれは
ただの...私の
願望なんだがな
お前:胸張って
生きろよ
え..
ユミル?
待って!!
クリスタ...
私もだ
自分なんて
生まれてこなければ
良かったと思ってた
ただ存在するだけで
世界に憎まれたんだ
私は...大勢の人の
幸せのために
死んであげた
.....でも
その時に心から
願ったことがある
もし生まれ変わることが
できたなら...
そう...
強く願った
今度は自分のため
だけに生きたいと...
...
それは...
ウソだろ...
ユミルまで
...巨人に...
ユミル...
@
...あ
あの巨人は...
あの時の:
第41話ヒストリア
うお!!
あっ
あ:ありがとう
ライナー
いっ!
いたた!
ライナー足!
ライナー!?
もういいって!
放せよ足!
オイ!?
ハッ!
すまん...
ううん
助かった
...クリスタ
お前は
知ってたのか?
ユミルが..
巨人だったって...
知らなかった..
いつも近くに
いたのに...こんな...
こんなことって:・
......
信じられないよ
3年間ずっと
一緒にいたのに
何なの
一体...
あれが..
ユミルだって
いうの!?
嘘だ.....
そんなの..
嫌だ...
つまりあいつは...
この世界の
謎の一端を
知ってたんだな
まったく...
気が
つかなかったよ
正体を明かし
兵団に貢献することも
できたはずだ..
でも...
そうしなかったのは
それができなかったから
...なのか?
エレン
みたいに
待てよ!?
エレンは自分が
巨人になれるなんて
知らなかったんだろ?
でも...ユミルは
何か...巨人の力を
知ってた風だぞ
あいつは...
どっちなんだ...
どっちって?
ユミルが人類の
敵かもしれないって
いうの?
あぁ...考えてみりゃ
あいつはどんな状況でも
我関せずって
涼しい顔してたぜ
そりゃあこんな力
隠し持ってたんだもんな
!?
何考えてんのか
わかったもんじゃ
ねぇよ...
......
...一体
ユミルの目的は
何なんだ...
さぁ?
似てたから
かもな...
クリスタ...
安心してくれよ
私がここに
いるのは
すべて自分の
ためなんだ
ただし
約束だ...
私がその秘密を
明かした時...
お前は...
元の名前を
名乗って生きろ
あ...!!
!!
・ユミルー
な!?
手を放した!?
113
あ...
あ...
あいつ!!
あいつ!!
何だ...!?
まさか..
塔の損傷を
気にしてるのか!?
そうだよ
巨人の力を自分一人で
逃げるために使うことも
できたはず...
あの体の大きさじゃ、ここの巨人
すべてを倒すことなんて
できないよ:なのに
今:ここでユミルが
戦っているのは...
私達を...
命懸けで守ろうと
してるから
あ...!?
まずいぞ
あいつ...
何でよ..
このまま
じゃ...
ユミル...
死ぬな
ユミル!!
こんな所で
死ぬな!!
何いい人ぶってんだよ!!
そんなにかっこよく
死にたいのかバカ!!
オイ!
性根が腐り切ってるのに
今更天国に行けるとでも
思ってるのか、このアホが!!
自分のために
生きろよ!!
こんな塔を守って
死ぬくらいなら
もうこんなもん
ぶっ壊せ!!!
オ...
オイ!!
あいつ...!
本当に壊し
やがった!?
いいぞ
ユミル!!
イキメカ
ツカアレ
信じらんねぇ...
巨人共を塔の下敷きに
しようだなんて...
何っつーこと
考えんだよ...
ユミル...
!?
え...!?
巨人が...
起き上がって
きてるぞオイ!
そんな...
オイ!ブス!!
早くとどめ刺せよ!
オイ...
オイ
オイ
まずいぞ..
ユミルが..
あぁ...
食い尽く
される
そんな...
そんな...
クリスタ!
待ってよ
まだ...
129
ユミル...
話したいこと
あるから...
まだ!
教えてない
でしょ!!
私の本当の
名前!!
待ってよまだー
ミカサ!?
お...
クリスタ...
皆も下がって
お前..
何で...!?
後は私達に
任せて
後続は散開して
周囲を警戒!
他すべてで巨人が
群がってる所を
一気に叩け!!
!!
ちょっと
あんたは
攻撃しなくて
いいから!!
死ね!!
やった!!
討伐数
!!
馬鹿野郎!!
下がってろって
言ってんだろエレン!!
うお!
は...はい...
すいません...
エレン!
いてて...
オーイ!
...お前ら!
まさか..
ユミルが!?
ユミル...
私の名前...
ヒストリア
って言うの...
ユミルの奴は...
一体どういう状態
なんですか?
右側の手足が
食いちぎられ
内臓はスクランブル
エッグにされちまった
ようだ...
普通なら
死んでるってよ
普通なら...か
ふッ!
!
ライナー
掴まれ
おう
どうか!
信じて下さい!
本当なんです
ユミルは私達を
助けるために
正体を現して巨人と
戦いました!
自分の命も顧みない
その行動が示すものは
我々同志に対する
忠誠です!
これまでの
彼女の判断がとても
罪深いのも事実です
:人類にとって最も
重要な情報をずっと
黙っていました
おそらく...
それまでは自分の
身を案じていた
のでしょうが...
しかし彼女は
変わりました
そうか...
ユミルは我々人類の
味方です!
ユミルをよく知る
私に言わせれば
彼女は見た目より
ずっと単純なんです!
あぁ:もちろん
彼女とは友好的な
関係を築きたいよ
ただね...
これまでがどうあれ
彼女の持つ情報は我々人類の
宝だ:仲良くしたい
この世界の状況は
複雑すぎるみたい
なんだよね...
彼女自身は
単純でも
本名は..
ヒストリア・
レイスって
言うんだって?
はい
そうです
レイスって
あの貴族家の?
...はい
...そう
よろしくね
ヒストリア
...はい...
ユミルは
どう?
依然昏睡
したままです、
出血が止まって
傷口から蒸気のようなものが
出ていますが..
任せたよ
とりあえず
トロスト区まで運んで
まともな医療を受けて
もらわないとね
了解です
......
さて...
我々は..
穴を塞ぎに
来たんだった...
イテテ...
大丈夫か
ライナー?
大丈夫じゃねぇな
巨人に腕を
噛み砕かれたんだ
本当に...
まいった...
お前ほど
強くても..
そうなっちまうん
だな...
もうダメ
かと..
何言ってんだ!!
こんなのもう2回目だぞ
なぁ?
アルミン
え?
一度は巨人の手の中に
すっぽり収まっちまった
こともあるんだ
あの時...
あぁ.....
自分で選んだ
道だが
既にもう
2回も死にかけた
このペースじゃ
あの世まで
あっという間だ
兵士をやるってのは
どうも...
体より先に
心が削られる
みてぇだ...
まぁ:壁を塞がねぇ
ことには:しんどいだのと
言ってる暇もねぇか
あぁ...お前ら二人の故郷も
遠退いちまうばかり
だからな...
...!
そうだよ...
ライナー
故郷だ!
何とかここで
踏み止まらねぇと...
帰ろう!
もう帰れる
じゃないか
今まで苦労して
きたことに比べれば
後少しのことだよ
そうか...
...後もう
一息の所まで来て
いるんだったな
は?
何言ってんだ
お前ら
みんな
いるかい?
...ユミルの件は
ひとまず後だ
壁の修復作戦を
再開しよう
しかし...現場は
もっと巨人だらけだと
思ってたんだが::
...
ん?
ハンネスさん
駐屯兵団
先遣隊だ
穴の位置を
知らせにきたんだ
穴がどこにも
無い
...え?
何だって!?
クロルバ区の兵と
かち合って引き返して
きたのさ
道中で巨人とも
出くわさなかったが
夜通し探し回ったが
少なくともトロスト区から
クロルバ区の間の壁に
異常は無い
でも...巨人は
実際に壁の内側に
出てるんだよ
ちゃんと
見たのか!?
飲むかよ
まだ酒が残ってん
じゃねぇのか!?
っていうか..
お前らは何で
こんな所にいるんだ?
う~ん...
壁に穴が無いのなら
しかたない
一旦トロスト区で
待機しよう
とにかくまだ
気を抜くなよ
俺達は
先に戻るぞ
何なんだよ
...一体...
どういうこと
だろう...
エレン
?
この5年間に
無かったことが
こんなに一度に
起こるなんて
話が
あるんだが
...?
何だよ
まさか...ついに
地下を掘る巨人が
現れたんだとしたら
大変だ...
そうなると
位置を特定するのは
相当困難ですね
今はとにかく
ユミルを安全に
運ぶことを考えよう
まだ地面を
走るには
巨人がいるし
俺達はたまえ
5年前...
壁を破壊して
人類への攻撃を
始めた
俺が
鎧の巨人で
こいつが
超大型巨人って
やつだ
は...?
何言ってんだ
お前...
な...
何を言って
いるんだライナー
俺達の
目的は
この人類すべてに
消えてもらうこと
だったんだ
だが...
そうする必要は
無くなった..
エレン...
お前が俺達と
一緒に来て
くれるなら
俺達はもう
壁を壊したり
しなくていいんだ
は!?
わかるだろ?
イヤ待て!
全然わかんねぇぞ!
だから俺達と
一緒に来てくれって
言ってんだよ
急な話ですまんが
今からだ
今から!?
どこに
行くんだよ!?
そりゃ
言えん...
だが...まぁ
俺達の
故郷って
やつだな
え?
で?どう
なんだよエレン
悪い話じゃないだろ?
ひとまず危機が去るん
だからな
う~ん
どうだろうな...
オーイ
行くよー?
う~ん
まいったな...
昨日からとっくに
頭が限界なんだが...
ようやくアニの
身辺調査の結果が
届いたんだが..
104期に2名ほど
アニと同じ地域の出身者が
いるようなんだ
ライナー・
ブラウンと
は...?
ベルトルト・
フーバー
まぁしかし...5年前当時の
混乱のせいで戸籍査料なんか
どれも大雑把な括りで
いい加減なもんだ
管理状態が
ずさんなせいで探すのに
今まで手間取って
しまったらしい
この二人は壁外調査で
「誤った」作戦企画書によって
エレンが右翼側にいると
知らされていたグループだ
アニ・レオンハートこと
「女型の巨人」が出現したのも
右翼側だったわけだが...
これだけで
何が決まるって
わけじゃないけど
一応ね...
訓練兵時代の
3人の関係性などが
知りたい
...ライナーと
ベルトルトが同郷なのは
知ってましたが
アニとその二人が
親しい印象はありません
オレも...二人が
アニと喋ってるのは
あまり見たことが
ないような..
どう思う?
私は..
覚えて
いません...
まぁ...アニは元々
喋らなかったけど...
イヤ...でも
同期としては...
その疑いは低いと
思います
無口なベルトルトは
置いといても..
ライナーはオレ達の
兄貴みたいな奴で...
人を騙せるほど器用じゃ
ありませんし...
僕もそう思います
ライナーは僕とジャンとで
「女型の巨人」と戦ってます
ライナーは
危うく握り潰される
直前でー
...!!
どうした?
ライナーは逃げられたんだけど...アニは
急に方向転換してエレンがいる方向に
走って行ったんだ
僕も:推測でエレンは
中央後方にいるんじゃないかと
話してたけど...
161
アニに聞かれる
距離ではなかったし
何だ..
そりゃ?
...!
...
話してたって..
その3人で?
エレンの場所を
気にしてる素振りは
無かった?
エレンはどこに
いるってんだ?
じゃあ...
まさか...:
エレンの場所の
話をしたのは...
ライナーにそのことを
聞かれたからでした:
それに...
あの時「女型の巨人」が
凝視してた手の平に
刃で文字を
刻むこともできた
かもしれない:
ライナーなら!
は...?
何だ
そりゃ...
何でそんな
話になるんだ
お前!
エレン!
イヤ...全員
聞くんだ
もしー
ライナーと
ベルトルトを見つけても
こちらの疑いを悟られぬ
ように振る舞え
もちろん
アニ・レオンハートの
存在には一切触れるな
彼らがアニの
共謀者であっても
なくても
彼らを
上手く誘導して
地下深く幽閉する
必要がある
お前さぁ...
疲れてんだよ
...!?
なぁ?
ベルトルト
こうなっても
おかしくねぇくらい
大変だったんだろ?
あ.....
あぁ...
そうだよ!
ライナーは
疲れてるんだ!
大体なぁ~お前が
人類を殺しまくった
「鎧の巨人」なら
何でそんな
相談をオレに
しなくちゃ
なんねぇんだ
そんなこと言われて
オレが「はい行きます」って
頷くわけがねぇだろ
そうか...
その通りだよな...
...何を...考えて
いるんだ俺は...
とにかく
街に行くぞ
本当におかしく
なっちまったのか?
きっと...ここに
長く居すぎて
しまったんだな
バカな奴らに
囲まれて...3年も
暮らしたせいだ
おお
俺達はガキで:何一つ
知らなかったんだよ
こんな奴らがいるなんて
知らずにいれば...
おれ
俺は:
こんな半端な
クソ野郎にならずに
すんだのに...
もう俺には...何が
正しいことなのか
わからん...
ただ...俺がすべきことは
自分のした行いや
選択した結果に対し
戦士として
最後まで責任を
果たすことだ
ライナー...
やるんだな!?
今...
ここで!
あぁ!!
勝負は今!!
ここで決める!!
うッ...あ!!
あぁ?
あああ
うあぁ、
エレン!!
逃げて!!
うあぁあぁぁぁ
ベルトルト!!
エレン!!
逃げろ!!
177
...ッ!?
―――!?
ユミル!
なッ...
エレン!!
...
ライナー
ベルトルト...
このッ...
...
...
そういうのは、
裏切りもんがあぁああ
んがあぁああ
そういえば、
第11巻へ続く
8月
日(金)はつばいよてい
...
ふをあわせて
ほんと
のよこくは次に!
*本当の
「かん2013年
るい
次は、
1巻2013年...
単行本第11巻2013年8月9日(金)発行を
☆収録されている表現は、作品の執筆年代・執筆された状況を考慮し、
コミックス発売当時のまま掲載しています。
進撃の巨人(10)
者
著
発行者
発行者発行所
2013年4月1日発行(0)
諫山創
...「a.©Halinelsayama2013
清水保雅
株式会社・講談社
〒112-8001
東京都文京区音羽2122: