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Instructions:
attarko
...
・titan.
諫山創
それって言ってもいいよいよ。
ゴ
姉ちゃ痛み
第55
話者
彼孝
...
切り裂きケニー
!
話して
ぶ
第銃
確率受
atiacker.titan
...
いや...
諫山創
途撃の
訓練兵を主張で卒業した恐れ。あい日に西郷
を目の前で笑うが、エレンにより救われる。
以来、エレンを守ることを使命とする。
...
人に優れた
壁外の世界への憧れと、巨人への憎しみから
調査兵団に入団。肉体を巨人に変化させる能
力を持つが、その由来を知らない、
101期兵
エレンジミカサの幼なじみ。運動
能力は低いが〈鋭い観察力と洞察
力を兼ね備え、作戦立案に非凡な
才を発揮する。
アレミン・
カレンバー
大丈夫で
フィナー..
...チラッッ
わおっおお、みたくさい
化粧街
強く各
のめる
壁努守
また、
調査兵団
犠牲を覚悟して壁外の
続きましんりょういきな
巨人領域に挑む
調査兵団18代
エルザイン・スミス・
ンガ
ラッスーっ
この狭い壁の
中で:ついに
人同士で血を流し合う
というのか..
第55話痛み
そういえば、
...
...
そういうことで、
そういえば...
この狭い世界の中に
人を留め続けることに
限界を迎える日が...
王が壁の外に
興味を持つことを
御法度とし107年
いつかその日が
来ると思うとった
...その時が
来れば
近いうちに
必ず来ると
ワシも王に
銃口を向けねば
なるまいと...
ワシは...
一老兵に
過ぎぬ
ワシには
部下を
人同士の
争いに導く
ような
お主が
目論んだ通りの
思想を持っとる
ただし
権利は
無いのだ
ええ
ですが
あなたには私を
裁く権利がある
ほう...
そのためにワシに
話すというのか
良いじゃろう..
ワシが納得すれば
今の地位を捨て
調査兵の新兵として
お主の下につこう
そりゃ汚れ仕事でも
何でもやるわい
ただお主が
やろうとして
おることが
間違っておると
すれば...
容赦はせん
駐屯兵団の
長としてお主らと
対立し...処刑台に
送ろう
覚悟の上です。
して...エルヴィン
どうするつもりじゃ?
やはり武力を以て
王都を制圧する
つもりか...
少数であっても精鋭中の精鋭
であるお主らの方を以てすれば...
風のように塀を越え行政施設を制圧し
王の首を狩り取ることも...
不可能ではなかろう
じゃがそれで
どうなる?
民衆や役人はお主らに
賛同すると思うか?
この壁の世界の支配者を
上から殺してゆき
首を掲げたところで
それで上手く
いくとは考え
にくい
この107年続く
統治体制に
不満を持つ
民衆は決して
多くはないのだ
土地は狭くロクな
働き口が無い上に
税の負担は増す一方
4年前には
あからさまな口減らしに
下層階級の住民が
壁の外に締め出され
人口の2割を失った
そのような過酷な状況下にも
かかわらず暴動は起こらない
それは王も役人も民衆も
同じ壁に追い詰められた
運命共同体であるからじゃ
争いを起こすことは
この世界では滅亡を
意味することとなる
中でも200年以上も
続くとされる王家の
血筋は人類の
繁栄の象徴としての
役割を担っておる
この壁に人類が
追い詰められる前から
世界を統治した王じゃ...
その尊い存続が人々の
心の支えとなっておる
逆にその繁栄の
象徴を惨殺し...
この危機の最中に
争いを起こす者が
現れたとすれば
残された民衆は
どうなるで
あろうかの...
少なくとも各地域を治める
貴族家がお主らに従うことは
ありえんじゃろう
銃を所持する貴族家と
残存する憲兵や民間の王家支持派が
反旗を掲げるはずじゃ
武力による革命では
この事態を回避できん
エルヴィン
ウォール・マリアの奪還
どころではなかろう
ワシにこれ以外の未来を
提示できるかの?
我々は王の首を
すげ替えるつもりです
...そうか
残念じゃ
ただし
人を殺すことも
あってはなりません
武力を行使する
つもりはありません
ほう...
ただ
ではお聞かせ
願おうか
そのような
革命があり
得るのか...
それが叶うのに
最も重要な
根拠がまだ
ありません...
その決め手と
なるものがもし
違っていれば...
我々は皆首を
くくることに
なるでしょう
は~
何じゃ.....
要はまたすべて
賭け事なのか...?
はい...どうも私は
博打打ちのようです
今はその
便りを待って
います...
どうかそれまで
私の子供の
頃の話でも
聞いて下さい
ん...?
私の父は
教員でした
私の育った地域の
教室を担当して
ましたので
私は父の教室で
学んでいたのです
ある日の
その教室で
私の人生は決定付けられることなりました
こととなりました
その日は歴史を
学びました
いや、こんばんやっ
わかんなことですようなんだけどどこで
人類がこの壁に
追い詰められてい
経緯について:
誰もが教わることです
この壁に人類が
逃げ込んだ際
それまでの歴史を
記すような物は
何一つ残すこと
できなかった
人類の大半は失われ
住み処は僅かにしか
無くなったがうまいの絶えなかった
争いの絶えなかった
時代と決別できた
我々はこの
壁の中で理想の
世界を手に
したのだと...
先生
そこで私は...
父に質問をしまし
あることを疑問に思い
父は私の質問には
まともに答えず、
そのまま授業を
よう
終了しました
しかし...
王政の配布する
歴史書には、
家に帰った後で父は私の
質問に答えたのです
数多くの謎と
矛盾が存在すると
そもそもの謎は
文献など残って
いなくても...壁に
入って来た世代が
その子供に歴史を
語り継ぐことが
できるはず
むしろ完全に
口を墜んで次世代に
外の世界の情報を
残さないことなど
本来は不可能に近いと
その後に続く
父の話は..
子供ながらにも
突拍子がないと
感じましたが、
なぜ父が
この話を教室で
話さなかった
のかを察せられる
ほど私は賢く
ありませんでした
私が街の子供達に父の
話をして
その詳細を
憲兵に尋ねられた日
父は家には
帰って来ず...
遠く離れた街で
事故に遭って
死にました
私の密告により
父は王政に
殺されたのです
いつの間にか父の
仮説は私の中で
真実となり
私の人生の使命は
父の仮説を証明する
ことになりました
人が巨人に
なり
巨人が壁に
なる
今から107年前
この奇跡に
満ちた
世界では
父の唱える
仮説などは
それほど
突拍子もない
ことではない
.....
王によって統治
しやすいように
この壁に逃げ込んだ
当時の人類は
記憶を改竄
されたのです
ほう..
そんなことでも
起きない限りは
この壁の中の社会は
成立しえんからか?
はい
それが父の
仮説です
そして私はついに...
父の仮説を裏付ける
ような奇跡を
目の当たりにしました
エレンが巨人を
操ったのです
女型の巨人にも
似たようなことが
できました
巨人の力を
操る人間の中には
叫び声などを上げて
不特定多数の巨人の
意識を同時に操る
ことのできる者が
いるようです
そして
ラガコ村で
判明した事実に
よれば...人間と
巨人は生物的に
無関係ではない
その「叫び」の
影響を受ける
のは巨人に限る
ことではないかも
しれない
さらに
我々に対する
王政の干渉が
過激化したのは
エレンが巨人達を
操ったという
現象が王政に
伝わって以降です。
つまり王政が
欲しているものは
...
厳密に言えば
エレンの「叫び」の
力ではないかと
思われます
うむ...
すると...
話が変わって
くるのう...
当初の王政は
エレンを殺すことを
目的のようにして
審議所で争った
ワシらは人類の希望を
殺してはならんと
抵抗したものじゃが:
その実:王政がエレンの
能力を欲しておるのは
その「叫び」が巨人から人類を
守る手段であるから
ではないのか?
ヤツらとて他に
逃げ場は無く
同じ運命を
共にしておる...
目的が同じならば
我々が争う理由は
そもそも無いのだ
むしろ我々には
無い知識を持つ
彼らにエレンを
託すという手も
あるのでは
ないか?
ええ...
私も5日前までは
同じ希望を持っていました。
王都で総統局に
召集される前までは...
子供の頃から
ずっと考えて
いました
なぜ父は真実に
近付いただけで
死ななければ
ならなかったか
王政の役人にも
彼らなりの正義が
あるはずだと
しかし彼らについて
わかったことは一つ
彼らが守りたいものは
人類ではなく
彼らの庭つきの
家と地位だけ
むしろ自分達の
権利が脅かされる
のならば
その相手が巨人でなく
人間であっても
区別なく
排除する
やはり父の死に
正当性は
微塵も
無かった
父は..
人の持つ欲と
愚かな息子
によって殺された
のです
王政からすれば
:死んでも
構わない人間の
数が多すぎる
王政にエレンを
託しては
なりません
そうじゃの
残念じゃ...
それで...血を
流さずに済む革命
などありえるのか?
失礼します
団長これを!
ご苦労
ピクシス司令
人を殺さないとは
申しましたが
血は多少
流れます
数時間前、
オイ!?待て!!
目的を言え!!
うるさいな!!
こっちは
人間の拷問なんか
初めてなんだよ!
拷問ならせめて
何か聞け!!
全部剥がして
からが本番だ!
何も聞かずに
爪を剥がす奴が
あるか!!
黙ってろ!!
あ!
ついに始まったか...
まったくよぉ...俺は
巨人と殺し合ってる
つもりだったんだが
いつの間に敵が
何なのかわかんなく
なっちまってる
なぜ俺達は
こんなことに手を
染めてんだ?
しょうがねぇ
だろ...
ここでしくじりや
人類みんな巨人に
食われて終わりだ
オレ達はクーデター
やってんだよ..
あの時の...団長の
計画通りにな...
まだこんなもんじゃ
済まねぇよ...多分
私達って...もう
反逆者なんですね
失敗したら
どうなりますか?
そりゃ
吊るされ
んだろ...
広場とかで
100年以上続いてる
体制を変えようって
いうんだからね...
前例は無いけど...
民衆を味方にする
ことに力を注ぐのは
どうだろう...
度重なる巨人の
襲撃によるこの混乱
状態を利用するんだ
それを王政の
責任に転嫁して
民衆を煽ることが
できれば...
上手くいくかも
しれない
ただその場合は
民衆にも銃が向けられて
様々な悲劇を生むことに
なるだろうけど;
人類全体のことを思えば
それも仕方ないのかも...
何か象徴的な事件でも
でっち上げてそのすべてを王政か
憲兵がやったことに仕向ければいい
そこで調査兵団が救世主のように
登場し民衆の味方は調査兵団
しかないと強く印象付ければいい
きっと民衆は騙されやすくても
なんちゃってね...
お前..
あの変態に
嬲られて汚れち
まったな...
いやアルミンが
陰湿で姑息なこと
考えるのが得意
なのは昔からだ
私はそんな子に
育てた覚えは無い
...でも
僕らはもう
犯罪者だよ
今相手にして
いる敵は僕らを
食べようとして
くるから殺す
わけじゃない
考え方が違うから
敵なんだ...
もしくは所属が
違うってだけかも
しれない..
この先そんな
理由で..
人の命を奪う
ことになるかも
しれない..
僕らはもう
良い人じゃないよ
...ニックが受けた
メニューってのは
こんなところか
サネス
見てくれ
いや〜なかなか
難しかったよ
やってるうちにコツを
掴めてきたんだけど...
ごめん...
サネスほど上手くは
気がせなくて...
数えきれない
な...
一体何枚
剥がせばあんなに
上手くなれるの?
一人につき
何枚爪が生えてる
と思ってんだ...
爪だって皮だった...
何枚も...剥がしたさ
そいつに嫁がいようが
生まれたばかりの
ガキが..いようが
...関係ねぇ
この壁の平和を
守るためだからな
このせめぇ壁の中で...
なぜ...今まで戦争が
起きなかったかわかるか?
お前らが...当たり前の
ように享受しているこの...
平和は:誰が築き上げて
いたのか知ってたか?
俺達第一憲兵が
この汚え手で
守ってきたんだよ
火種がどこかで
生まれる度に一つ
ずつ潰していった
下手に利口な
教師から...
王を脅かすような
銃を作ってやがった
じじい共も...
空を飛ぼうとした
馬鹿な夫婦も...
33
...
田舎の牧場にいた
売女も...!
う...
全部俺達が消した
から...人類は今まで
やってこられた!!
それもこれも全部
俺達第一憲兵の
おかげだろうが!!
感謝しろよ!!
やっぱりか
技術の発展から
この世界を
守ってくれたん
だね
本当に
ありがとう
:調査兵団こそ
初期の段階で消される
ぺきだった...
勝手に壁の外に出て
死ぬもんだと思われて
いたんだろうが...
そうか...
大変
だったな
お前らは
お前らなりに
...頑張った
それはよく
わかった
今じゃこの壁の
平和を脅かす
一番の病原菌だ
...
そろそろ拷問を
始めよう...
いいか?
質問に正確に
答えなければ
おしおきだ
ッ~~!!
クッ~!!
レイス家とは
何だ?
公には王家との
繋がりは浅いとされる
どこの田舎にもある
貴族家の一つ
そんな一家系に
なぜー
壁の中の巨人
やらを公表する
権限がある?
ウォール教を使って
民間から壁を遠ざけ
てんのもレイス家の
意志か?
知ってることを
すべて言え
そんなことをなぜ王家でなく
レイス家がやっている?
はッ...
お前ら
ほど
待った
ッ...!?
答えるのが
遅かったよ
虫歯じゃないヤツが
抜きたいな
ッ~~~
おしおきだ
ごめんよく
わかんないや
これか
ガッ!!
......
まだいっぱい
あるだろ
オイ...喋れなく
なっちまうだろうが
あまり
抜くなよ
お前らほど!!
楽しそうに人を
痛めつける奴は
見たことがねぇ!!
やれよ!!
もっと!!
お前の大好きな
拷問を続けろ!!
暴力が
好きなんだろ!?
俺もそうだ!!
抵抗できない
奴をいたぶると
興奮する!!
もっと俺で
楽しんでくれ!!
お前らは正義の
味方なんだから
遠慮する必要は
無いんだぜ!?
お前の言った
通りだハンジ!!
正義のためだ!!
仕方ないんだ!!
そう思えりゃすべてが楽だ!!
自分がすごい人間になれたと
思えて気分が高揚するだろ!?
お前ら化け物だ!!
巨人なんか
かわいいもんだ!!
でも...俺は怖く
ねぇんだよ!!
俺は...
俺には..
王がいる...
何年も...仲間と
一緒に王を守って
きたんだ...
俺達のやってきたことは
...間違っていないと...
俺はこの壁の安泰と...
王を:信じてる...
信じたい..
...けど...
こんなに痛かったんだな...
俺を嬲り殺しに
してくれ...
それが...俺の
血に染まった..
人生のすべてだ
ツ~!!
休憩しよう
困ったね
何かかわいそうに
なっちゃったね
同志よ...
どうやら俺は
こまでだ...
だが...お前らが
こいつらを何とか
してくれるはずだ
あとは
頼んだ...
この壁を::
偉大な王を
どうか
戦争から
守ってくれ
わぁって~~
.....
ほら行け
!?
ラルフ...:
お前まで捕まって
いたのか...
グズグズ
するな
何ってことだ...
情けない奴め...
このままでは
ラルフも俺と
同じ目に...!!
爪1枚で全部
喋りやがって..
お前とは
大違いだ
何......
サネスの手の爪は
もう残ってねぇんだぞ
だがヤツは
喋らねぇ...
知るかよ
そりゃあいつの
勝手だ
さっさと死んじまえば
いいんだよ
王だの平和だの
暑苦しい奴で
俺らは迷惑してんだ
あんた達で奴を
殺してくれよ
お前らの証言と
一致するか確かめる
まではダメだ
もう俺のゲロした
ことで当たってんのに
ぬかりねぇな
なぁ:俺の牢には
ベッドはあるのか?
安心しろ...飯も
2食出してやる
サネスが吐けば
相部屋にしてやる
おはよう
サネス
私も辛いんだけど
頑張って拷問するよ
君の希望通り
嬲り殺しだ
本当に死んだら
困るんだけどね
さていらないのは
右と左のどっちの睾さ
レイス家が
...
本当の王家だ
...
...
そういえば、
...
......
...
やはり...
そうだったか
どうやら私の
賭けは当たった
ようです
司令...
殺し合わずに
王の首をすげ替える
ことは可能です
...
ビストリア・レイスを
女王に即位させれば...
そういうことで、
そういうことで、
第56話・役者
.....
...何だ?
まだ寝てて
いい時間だぞ
...そうだ!
忘れねぇ
うちに...!
サネス!
なぜここに!?
お前...
大丈夫か!?
お前..
まさか..
こいつらに
喋っちゃ
いねぇよな?
俺達の王への
忠誠心は
こんな奴らに
屈するわけ
ないはずだ
な!?
オ...?
オイ!?
サネス!?
お前の声は!!
もう!聞きたくない!
今までよくも俺を!
裏切ってくれたな!!
...ッ!?
~~~っ!?
な...!?
信じて
いたのに!!
サネス!
彼は何も
話していない!
っていうか何もしてないし
何の質問もしてないんだ
まさか..
ラルフは君が遠くに
いると知らされていた
そしてナイフで脅され
私の作った作文を
声を出して読んだ
それだけだ
クッ!
じゃあ..
...あ
悪魔め
俺が...
王を裏切ったの
かよ..
...そりゃ否定は
しないけど
ニックにもあんたらが
そう見えただろうね
だからあの時
言っただろ?
あんたらが
かわいそうだって
本ッ..当に惨めだよ...
おっさんが泣いて...
喚いてみっともない
ざまあ
みろ!!
ばー
か!!
じゃあな!
そこでクソするだけの余生に
生きがいでも見出してろ!
...順番だ
こういう役には多分
順番がある...
役を降りても...
誰かがすぐに代わりを
演じ始める
どうりでこの世から
なくならねぇわけだ...
がんばれよ...
ハンジ...
...
...
...
分隊長!
ふぅ...
...ハンジ...さん?
ゴキブリが
いたんだよ
どう..
しました?
こんな廃墟のような
関所なんだから
いるのは当然だろうけど
さっきの私の一撃で
粉々に消し飛んだよ
一切の痕跡も残らないくらいにまったく
清々しい朝というにはまだ早いけど
エレンどうしたの?
その紙は?
今さらなん
ですが..
以前のベルトルトと
ユミルの会話を
思い出しまして:
それを紙に
書きとめました
ハンジは
どうした?
大至急エルヴィン団長と
相談しなければならない
と言って飛び出して
行きました
あの
メガネ..
ニファ
...いえ
夜通しの伝達
ご苦労だったな
早速だが
エルヴィンの
伝言を聞か
せてくれ
......
...しかし
彼らは...?
あ?
リーブス商会だ
は...はぁ
問題ない話せ
席を外すくらい
何ともねぇよ旦那
イヤ聞いてて
くれ
そういう契約
だったはずだ
隠しごとは
無しだ
......
あんたらのことは
信用している
へえ
今日初めて紹介した
俺のせがれも信用する
ってのか?
リーブス商会の
人間であれば当然だ
フレーゲル
だったな?
お前を
歓迎する
あんたは
...リヴァイ
だったっけ?
歓迎してるつもり
なら茶菓子くらい
そろそろ出ても
いい頃だよな?
すまねぇ...
いつかこいつに俺の跡を
継がせるつもりで色々
連れ回してんだが...
うっ
甘やかしちまった
せいでてんで
ガキのままだ
俺達は席を外すから
俺達の役割だけ
教えてくれればいい
ダメだ
ここで一緒に
聞いてくれ
この件は
リーブス商会だけでなく
この世界の今後を左右する
だから
あんた達の力と
信頼関係は
大事なんだよ
わかった
ここに座ってる
から進めてくれ
...では
ヒストリアを
どうやって女王に
即位させるかの
件に関して
ですが..
え?
...?
女王?
リヴァイ
兵長?
......
俺の班には
...言い忘れてたが
現在の
フリッツ王家は
本物の王家の代理
みたいなもんで
その本物の王家は
レイス家だ
ヒストリアを
女王に即位させると
聞こえましたが...
それがこの革命の
主目的ということ
でしょうか?
その通りだ
ヒストリア
感想を言え
......あ
私には..
無理です
できません
だろうな
突然この世の
人類の中の
最高権力者に
なれと言われ
「はいいいですよ」と
即答できるような
神経してる奴は...
...!
そんなに多くは
ないだろうな...
だが...
そんなことは
どうでもいい
やれ
私には...とても
務まりません...
嫌か?
私には...とても...
わかった
う...!?
リヴァイ
兵長!?
じゃあ
逃げろ
俺達から
全力で逃げろ
俺達も全力で
お前を捕まえて
あらゆる手段を使って
お前を従わせる
どうもこれが
お前の運命らしい
兵長...
何を!?
それが嫌なら
戦え
放して
下さい!
俺を倒してみろ
キャッ
ヒストリア:
...こんなこと
しなくても!
お前らは明日
何をしてると思う?
明日も
飯を食ってる
と思うか?
明日もベッドで
十分な睡眠を取れると
...思っているか?
隣にいる
奴が...
明日も隣に
いると思うか?
俺はそうは
思わない
だが明日:
ウォール・ローゼが
突破され
そして普通の奴は
毎日そんなことを考えない
だろうな...
つまり俺は普通じゃない
異常な奴だ...
異常なものをあまりに
多く見すぎちまった
せいだと思ってる
異常事態に陥った場合、
俺は誰よりも
迅速に対応し
戦える
明日からまた
あの地獄が始まってもだ
お前らも数々見てきた
あれが...
しかしだ
明日からじゃない
根拠はどこにも
ねぇんだからな
こんな毎日を
早いとこ何とか
してぇのに...
それを邪魔して
くる奴がいる
俺はそんな奴らを
皆殺しにする異常者の
役を買って出ていい
そりゃ顔面の形を変えてやる
くらいのことはしなくちゃな
俺なら巨人に食われる地獄より
人が殺し合う地獄を選ぶ
少なくとも...人類全員が
参加する必要は無いからな
だがそれさえも...
俺達がこの世界の
実権を握ることが
もしできたのなら、
死ぬ予定だった
奴がだいぶ...
死ななくて済む
らしい...
結構なことじゃ
ねぇか...
すべて
お前次第だ
ヒストリア
従うか
戦うか
どっちでもいい
から選べ...
...ただし
時間がねぇから
すぐ決めろ!!
やります!!
私の...次の役は
女王ですね...?
やります
任せて下さい
よし
立て
頼んだぞ
ヒストリア
はい
ニファ話を
進めてくれ
はい...では団長からの
作戦命令を伝えます
作戦は本日:リーブス
商会から第一憲兵への
エレンとヒストリアの
引き渡しの日とされてる
本日に決行されます。
第一憲兵はエレンと
ヒストリアの移動ルートから
停留施設の選定まで
リープス商会に託して
きてます
これを利用しない
手はありません
われ
我々はエレンと
ヒストリアを
このまま第一憲兵に
引き渡します
そしてリーブス商会を
通じてその終着点まで
尾行するのです
その終着点とは
彼を意味します。
ロッド・レイス
ヒストリアの
実父にして...
この壁の中の
実質的最高指導者
捕らえた第一憲兵によれば
上級役人からフリッツ王家まで
すべて彼の指揮下にある
ようです
彼の身柄を
われわれ
我々調査兵団が
確保します
そこでようやく
対話が実現する
でしょう..
なぜ我々が争う
必要があるのか?
巨人により同じ脅威に
晒される者達同士が
なぜ一丸となって
助け合えないのか...
...とはいえ
こちらも無知は
承知
もし...
ロッド・レイスが
我々や市井の人々を
見捨て...壁外への
進出を拒み...
技術の発展を
阻止する
退くは
お主らか?
そうです
その行為に
納得しうる意味が
あるのなら:
すべてを失うべきは
我々かもしれません:
...しかし答えが
明らかになるまで
それまでは...たとえ
これが間違いだったと
しても...
我々の信じる価値観と
倫理観に基づいて
突き進むまでです。
我々が勝ち
取るべき
目標とは
現体制の
変換に他
なりません
民衆の前で
仮初めの王から
真の女王に王冠を
譲っていただきます
これまでの体制は
嘘であると:民衆の前で
認めさせ:そこに新たな光を
見せなければなりません
そして調査兵団の
協力態勢が整えば
ウォール・マリアに
ポッカリ空いた穴を
「塞ごうと
する」ことが...
我々は:ようやく
できるのです
そりゃウォール・
マリアでまた商売が
できるんだったら
何だってやるさ...
こんなパカみてぇなマネに
付き合ってでもな
うわ!?
何すんだ!?
お前らはここに
2日間拘束されて
いた
オイ親父
泥汚れ一つ
ねぇようじゃ
疑われんだろ
何であんなチビの
言うこと聞くんだよ
こんな小さな女の子に
暴力振るうような
クズだぜ?
あのリヴァイとか
いうおっさんめ...あと
1秒続けてたら
俺がブッ
飛ばしてた所
だったぜ!
いいか
フレーゲル
お前にもいつか
わかるといいが、
商人ってのは
人を見る目が
肝心だ
あの不器用でお人好しの
旦那は...律儀にも俺らの
商会と虫の息のトロスト区を
守るってスジを通してる...
本当なら他にも手はあると
思うんだがな...
あんたの上司は
恐ろしい男
だが...
まぁ...悪い
奴じゃねぇよ
ありゃきっと地べた
から這い上がってきた
人間にちげぇねぇ
だから嬢ちゃん
...おっと女王様
だっけか?
そんで女王に
なったら奴を
ぶん殴ってやって
こう言いな
「殴り返して
みろ」ってな
...は
そりゃいい!
なぁ?
やってみろよ
ヒストリア
どこ行くんだ
フレーゲル
小便だよ
おっと!
忘れちゃ
いけねぇ
注文の品だ
兵長どんな顔
するだろうな
わ
隠し持つなら
このくらいじゃ
ねぇとな
両手と
両足...
舌の裏にも
入れとくか
お前を捕まえろと
言われた時決して
切り傷はつけるなとか
無茶言われたが、
ほら嬢ちゃんもだ
バレねぇ
ようにな
いざって時が来たら
誰でもいいからエレンに
傷を入れる...
そりゃ作戦が
破綻した時か
レイス卿の元に
辿り着き
その場を
制圧する時だ
何?
会長!
憲兵が来ました
予定よりも
ずいぶん早ぇな
準備が早くて
助かったなぁ
クソガキ共
こっからは
お互い憎み合う
仲だぜ
ん!
よくやったな
リーブス
よぉ
......
俺を覚えて
いるか?
クリスタ・レンズ
...
お前に新しい名前が
つけられた時
そこにいた
者だ
5年ぶりだな
クリスタ
大きく
なりやがって..
イヤ
大して変わって
ねぇな...
やっぱり
第一憲兵が
ヒストリアの
母ちゃんを殺した
奴らなのか..
なぁリーブス
話がある..
来てくれ
そりゃ...
何でしょうな
まともな金を
払ってくれる気になった
ってヤツですかい?
あぁ...大した
仕事ぶりだ
今後とも仕事を
頼みたい
.....
あの馬車は?
ん...?
俺達が乗って
来たもんに決まって
いるだろ?
ガキ共を運ぶ用に
俺らに用意させた品は
どうするつもりで?
山道を行くんだ
これの方がいい
そうやって
買わせるつもり
だろリーブス
まったく商人
ってのは信用
ならねぇなぁ
ところで
リーブス
リヴァイ・アッカーマン
って男を知ってるか?
リヴァイ・アッカーマン?
フルネームは初耳だが
そりゃ調査兵団のあの
リヴァイ兵長のことかい?
そいつなら知らねぇ奴の
方が珍しい
何より俺らの
命を狙ってるような
人物だ
今ごろ攫われた
ガキ共を血眼になって
探してるだろう...
奴らを何とかして
くれるんでしょうな?
リヴァイには
色々教えて
やったもんだ
え?
あのチビは
俺の誇りだよ
?
だがこうなった
のは...
俺の責任
だよなぁ...
アッカーマン隊長
やはり二人共
複数の刃物を
仕込んでいました
...!?
だと思ったぜ!
まったく..
商会の連中は
全員死んだか?
はい3人で
全員のようです
リーブス...
かわいそうに
調査兵団に
殺されちまったな
はいかわいそう
ですよね
道中は対人立体
機動装置を装備しろ
了解です
あんな武力持った
集団を放っておくのは
考えもんだったが
ようやく俺ら
対人制圧部隊の本領が
充揮されるな
エルヴィンは
いるか!?
いたな!!
話
切り裂きケー
第回
エレンが
巨人についての
重大な情報を
思い出した!!
バア...
それが...!
大変なんだ!
この作戦を
考え直した方が
いい!
エレンはただの夢だった
かもしれないから
真に受けないでほしい
って言ってたけど!!
とても
そうは思えない!!
これが事実だとしたら、
飛びそうだ!!頭が!!
今すぐに対応すべき
結論から
聞こう
問題は
何だ?
...レイスは
エレンを食う気だ。
トロスト区
調査兵団トロスト区支部
...これがベルトルトと
ユミルの会話か
そうらしい
「君も人なんか食べたく
なかっただろう」と
ベルトルトは言った
ユミルは「60年も壁の外を
さまよっていたと返した...
...つまりユミルは
壁の外をうろつく巨人の
一人だったんだろう...
ラガコ村の住民のように
強制的に姿を変えられ
たのか...その経緯は
わからないけど
その60年を悪夢を見ていた
ようだったと語った...
それでも人類を
脅かす存在には
違いないけど...
そんな不憫な所が
あのかわいさの
一つでもあったん
だろうな...
...何ってことだ
彼らはやっぱり何も望んで
裸になって人を食べ歩いてる
わけじゃなかったんだ...
エレンの記憶では
ユミルのこの
言葉が最初か?
そう...
エレンが覚えているのは
私を恨んでいるか?」からだ
その会話から推測するに
ユミルはベルトルトやライナー
アニの仲間を食べたんだと思う。
そりゃ我々も巨人が人を
食べる所は嫌というほど
見てきたからね
巨人が人を食べて
人に戻らないことは
知っている
しかしライナー達の仲間で
あれば...それは巨人化の
能力を有した人間だと
思われる
つまり「巨人にされた人間」が
「巨人化の能力を有した人間」を
食べると人間に戻る
正確には食った相手の
「巨人化をコントロールする力」を
手に入れるんだ
そりゃあ...まぁ
話が飛躍する
ようだけど...
ライナー達は逃げたエレンに
巨人を投げつけたらしい
じゃないか...
エレンをライナー達から
奪い返した時の報告書を
思い出したんだ
今まで必死に
奪おうとした
エレンをなぜか突然
諦めて殺しに
かかったんだ
一体何がしたいの
かと思ったが
それは
エレンを他の巨人に
食べさせようと
したんじゃないか?
巨人化の能力が
食った相手から継承される
のであれば...
彼らが求める
エレンの「叫び」の力も
それと同様かもしれない
だとすれば
エレンは器であって
それは...
そういえば、
...
そういうことで、
交換可能な
存在なんだ
王政が「叫び」の力を
利用したいのなら、
あの反抗期の化身の
ようなエレンにその能力を
入れておくわけがないよ
できるなら...
もっと都合のいい
誰かにその能力を
移すはずだ
ライナーがそう
試みたように...
つまり巨人の何たるかを
知ってそうな王政が
もし本当に巨人を持って
いれば...
エレンはそいつに
食われるだろう
と思ったん
だけど...
どうする...
この作戦は最悪...王政も
唯一無二の存在である
エレンには手出しできないと
踏んで組まれてる
エレンを失えば
ウォール・マリア奪還の計画も
何もあったもんじゃない...
今なら
リーブス商会の
協力があるから
奪還しやすいはず
それは?
昨日届いた
レイス卿領地潜入班の
報告書だ
ちなみにウォール教だが..やはり
ニック司祭が残した情報以上の
ものは望めそうにない
だがこの調査では生前に
彼が言った「強固な誓約制度」
との関連性を感じる
君の言う
その話ともだ
何か関係してる
気がしてならない
壁の巨人の謎を守るための
「強固な看約制度」というものが
もし血族による信頼関係を
根拠にしているのであれば
正式な婚姻手続きもなく
レイス家との信頼関係が
皆無などころか
取り巻きに命を
奪われかけた妾の子
ヒストリア・レイス
その子がなぜ
未だに謎の継承権を
持つ者とされ
エレンと同様に王政から
身柄を狙われているのか?
あぁ...
おかしな
話だ
これを読めば
謎が解けるっての?
エルヴィン団長!
中央第一憲兵が
団長に出頭を命じてます
組織殺人の容疑だと
騒いでます...
それも街の真ん中で...
.....
殺...人...?
ハンジ
ここから
離れろ
は...?
どうする
つもりなの!?
リヴァイ班は!?
リヴァイが
判断する
お前もだハンジ
自分の判断に
従って動け
俺は調査兵団の
表の顔を通す
敵が仕掛けてくれば
予定通りとは行かないさ
臨機応変に対応しろ
何より..
次の調査兵団団長は
ハンジ・ゾエ
お前だ
調査兵団を
任せたぞ
...決裂した
司令には
頼るな
エルヴィン!
ビクシス司令との
交渉は?
...
...
オイ:来たぞ
エルヴィンだ
エルヴィン・スミス
彼が誰か
わかるな?
リーブス商会の
会長
ディモ・リーブス氏だ
彼とその部下を
含める3名が山で
殺されているのを
発見した
全員鋭利な刃物で
喉を掻っ切られていた
エルヴィン?
何も盗られておらず
盗賊の仕業とは
思えない..
訓練を受けた者の
仕業だと考えられるが
何か知ってることは
あるか?
知っているのは今
調査兵団が彼らを
殺したと疑われている
ということだ
余計な言い回しをする
必要は無いから
その根拠を教えてくれ
......!
!?
...2日前にここで
調査兵団が2名
何者かに襲われたのを
住民が目撃している
あぁ...憲兵団に
報告し捜索を
依頼した通りだ
丁度我々の捜査で
リープス商会の関与が
明らかになったところ、
だった
それにいち早く気付いた
調査兵団は捕らわれた
エレン・イェーガーらを
奪還するため
リーブス会長らに
襲いかかった...
実行犯はエレンを連れて
逃亡中と思われる
よって調査兵団は
直ちに活動を停止
団員すべてに
出頭を命じる
まぁ...我々の
推測が間違って
いるならそれでいい
全団員が揃って
無実を証明すればいい
それだけの話
無実であれば
明日までにも
揃うはずだ
まったく...命を
捧げて守るべき民衆の命を
兵士が奪うことなど
あってはならないからな
乗れエルヴィン
調査兵団は
現在我々の
管理下にある
ヤツらが
やったに
違いねぇ
このご時世に
ろくに働きも
しねぇで...
巨人の小僧と
コソコソ何か
やってたんだ
何にせよ穀漬しが
消えてくれんなら
良かったぜ
憲兵もやっと
この変人集団を
潰せるな
!!...主人に
近付くな...
悪党め!!
それは兵団との
癒着など
法を犯す
スレスレの汚い手
ばかりを使って
やったことだ
リーブス会長は5年前の
混乱からこの街で
商会を立て直した
トロスト区襲撃時には
財産を持ち出すために
避難の遅れを招いた
だだから!?
殺して当然だって
言うの!?
しかし..
トロスト区が
破綻寸前まで
追い詰められた
この状況下では
この街に
踏みとどまり
行く当てのない
人々を支援した
巨人に蹂躙された
この街を見て
何を感じたのか
または5年前
すべてを失い
苦境に立たされた
自分と重ね合わせた
のかもしれない:
5年前はこの街にのけ者に
され...家族や仲間を守るため
手段を選べなかった男が
今度はその街を
救おうとした
だが...何者かの
手によって...その
思いは潰えた
この無念:
私が必ず
...親父
!?
私がアジトを出た時
すれ違ったのを
覚えてるかい?
会長のご子息だね?
名前は::
・フレーゲル
よろしく
フレーゲル
私はハンジ・ゾエ
早速だけど
君も会長達と行動
してたよね?
何があったか
教えてくれ
誰が
やったんだ!?
お...俺がしょんべん
行ってる間に..
親父も...
ダンもジムも
殺された...
第一憲兵の
奴らに...
黒いコートの
長身の男が...
...親父を...
エレンと
ヒストリアは?
連れて
行かれたよ...
...でも君が生きてて
よかった
この真実を
明らかにしよう
どう
やって!?
憲兵の罪を
憲兵が裁くのか!?
あんたも
さっきのを
見ただろ!?
調査兵がやったと
憲兵の奴らが言えば
調査兵がやったんだよ!!
俺の証言なんか
意味がねぇんだ!!
何より...俺が
現場にいたことを
事情を知らねぇ
商会の奴らが
憲兵に言う
だろうから..
憲兵は俺を
殺り損ねた
ことに気付いて
消しに来る...
もう俺の居場所は
どこにもない...このまま
家族には死んだことに
しておいてこの狭ぇ
壁の中を逃げ回るしか
...俺の人生は...クソ!!
まぁ...
そうかも...
だけど...
私ならそんな
人生は嫌だね
こうは思わないか
フレーゲル
一生天敵に脅えて
ネズミのようにコソコソ
生きてくぐらいなら
命をなげうってでも
その天敵に一矢報いて
やろうとはー
思わねぇよ
誰もがあんたら
みたいな死生観で生きてる
わけじゃないんだよ
ネズミのような人生
だって必死に生きてんだろ?
...何もあんたに貶されるような
筋合いはねぇよ
:お父さんや仲間を
殺した奴らがのうのうと
生きてても!
気にせず生きて
いけるっていうのか!?
は!?
商会や家族に!!
真実を教えて
あげたくないのか!?
そりゃあんたらの
都合だろ!?
当たり前だ!!
お前も自分の都合を
通してみろ!!
ひッ!!
誰だ.....!?
屋根の上で
騒いでる奴は!?
...!
さぁ付いてきて
もらうよ
フレーゲル
いいやだ
放せ!
もう
あんた達は
負けたんだ!!
敗者
なんだよ!!
何言ってんの?
調査兵団は未だ
負けたことしか
ないんだよ?
2日後
ストヘス区
一部の団員は
出頭命令に背き
未だ逃亡中
調査兵団が
民間人を殺した!
それらしき人物を
見かけたら至急
憲兵に情報提供を
願う!
俺が言った
通りだろ?
奴らはここで
巨人同士を戦わせて
めちゃくちゃにした
連中だ!
エレンって怪物を使って
人類を滅ぼすつもり
なんだ!
やーね...
危なっかしくて外も
出歩けないじゃない
しかしリヴァイ
兵士長ぐらいしか
顔が割れてねぇ
からな
その辺にいても
気付かねぇよ
やだ...
怖いわ...
憲兵さんに
頑張ってもらわ
ないと...
あっちの道は
使えそうだ
こんなのが
配られてたぞ
...これで調査兵団は
解散状態だな...
あぁ...もうダメな
気がするぜ...
てっきり巨人に
食われる最期を
覚悟してたんだが
まさか人から
恨まれて晒し首
だとはな...
何もかも...
そんな...まだ
そうとは決まって
ないよ..
団長がこのまま大人しく
濡れ衣を着せられて
兵団を畳むはずないよ!
そりゃあ会長が殺されて
一時はエレンと
ヒストリアを
見失って...もうダメ
がと思ったけど...
兵長の機転で
ストヘス区の
張り込みが
功を奏した
じゃないか!
絶対あの
葬儀屋に間違いないよ!
2つの棺と一緒に
宿に泊まるなんて
ありえないから!
それに...
レイス卿さえ
押さえれば...
もしくは...この壁が
造られた経緯や
技術を残した記述が
どこかにきっとある!
エレンの巨人を
「硬化」させる方法も
...きっとどこかに
あるよ!
それがすべて
上手くいったと
しても...
俺は...やっぱ
御免だぞ人殺しなんて...
もしあの兵長に
殺せって命令されても
できると思えねぇ
俺もだ
従わねぇやつは
暴力で従わせれば
いいと思ってんだ
リヴァイ兵長は
ヒストリアに
やったみてぇに!
それも商会には
あんなにへりくだった
のにですよ!
抜け殻みたいに
なったヒストリアには
あんな脅し方をして...
きっと
女王になった後も
手駒として
扱いやすいように
したいんですよ!
...とにかく俺は...
こんな暴力組織に
入ったつもりはねぇ
あん時
俺は:
人類を救うために
この身を捧げたんだ
だ...だめだよ
これからって時に
気に迷いが
あったら
ねぇ?
ミカサ
あのチビの異常性
には最初から
気付いてたけど
この現状を乗り越える
ためには:リヴァイ
兵士長に従うのが最善
だと思ってる
できれば
皆も
腹を決めて
ほしい
棺桶を2つ...
馬車に乗せます。
もう間違い
ねぇな...
奴らが死体と
寝る趣味を持つ
変態じゃなきゃ
あれは
第一憲兵で...
...もう少しで
見失うところでしたね
でも兵長が
この街を通る
と踏んで
先回りした
おかげで..
棺の中身は
エレンとヒストリアだ
......
それが何か
妙だ...
今までの第一憲兵の
手際とは違うようだ
リーブス商会を
グルだと睨んだ
あたりといい:
どうも思考が
俺と被る
俺...と
言うより
ヤツか...
ヤツとは?
「切り裂きケニー」を
知ってるか?
え?
都の大量殺人鬼
ですか?
彼を捕らえようとした
憲兵が100人以上も喉を
裂かれたという...
でもそれは何十年か前に
流行った都市伝説ですよね
そいつはいる
すべて本当だ
え!?
ガキの頃
ヤツと
暮らした
時期がある
えぇ!?
どうしたんですか
急に...
兵長ったら
こんな時に冗談
言うなんて...
目標を集団で
尾けた時は...
思えば俺の
思考はヤツの
影響が強い...
両斜め後方と:
見晴らしの
いい高台ー
ニファ
よぉ
リヴァイ
大きく
なったな
お...?
お前もあんまり
変わってねぇな!?
クニー!!
第58話・銃声
!!
やっぱり
逃げたか
クソ...
俺の行動が
読まれてる...
このままじゃ
また棺の二人も
部下も失う...
よりによって...
なぜヤツが
憲兵に
待ち伏せ...!!
あの野郎...
クッ...
!
リ...
リヴァイだ..
調査兵団の...
チッ...
どうもこの
店から..
薄汚ぇネズミの
匂いがするな
どチビの
ネズミのよぉ
みーつけたー!!
憲兵様が悪党を
殺しに来たぜ!!
バン!!
ン!!
ひッ
何だ?
いねぇのか?
ここだケニー
久しぶりだな
おう
懐かしいな
ちょっと
面を見せろよ
ふざけんじゃねぇ
てめぇさっきから
まだ生きてる
とは思わなかった
ぜ...ケニー
憲兵を
殺しまくった
あんたが憲兵
やってんのか?
俺の顔に散弾
ぶっ放して来てん
じゃねぇか
まぁな
今日はお前の
脳みその色を
見に来たんだ
あんたの
冗談で笑ったのは
正直これが
初めてだ
ガキには
大人の
事情なんて
わかんねぇ
もんさ
ハッ...
おっと
すまねぇ
お前は
チビなだけで
歳はそれなりに
取ってたな
お前の活躍を
楽しみにしてたよ
俺が教えた処世術が
こんな形で
役に立ったとはな
しかし..
ひッ!
俺ならこんな酒場に
逃げ込むマネはしねぇ
袋のネズミって
言葉を俺は
教えてなかったか?
これじゃあお前が
どっから逃げようと
上からスドンだぜ?
なぁリヴァイ
どうしてお前が
調査兵になったか
俺には
わかる気がするよ
俺らはゴミ溜めの
中で生きるしか
なかった...
その日を生きるのに
精一杯でよ
世界はどうやら
広いらしいってことを
知った日は:そりゃ
深く傷ついたもんだ
ちんけな自分と
そのちんけな人生には
何の意味もねぇって
ことを知っちまった...
...だが
救いは
あった
やりたいことが
見つかったんだ
単純だろ
単純だが実際
人生を豊かにして
くれるのは「趣味」だな
...趣味か
あぁ...大いなる
目標のためなら
殺しまくりだ
お前だって
てめぇのために殺す
だろ?
俺の部下の頭を
ふっ飛ばしたのも
あんたの趣味か?
あぁ
・
!!
アッカーマン
隊長が!?
撃たれた!?
助かったよ
じいさん
待て!!
ひぃぃぃいいいぃぃ
!!
なっ!?
.....椅子!?
!!
ごッ...!?
デュランが殺られた!?
こっちに
来る!!
まだ
撃つな!!
有効射程距離まで
待て!!
!?
は??
今だ!!
撃て!!
10人以上
いるか...
クソッ...
逃げるぞ!!
やっと
死んだんですか?
アッカーマン
隊長
...バカ野郎..
死人がどうやって
返事するってんだよ
やられち
まったぜ...
イテテ...
そういや酒場なんかは
議身目的に銃の所持が
認められてたな...
......
よかった
ですね
どチビなりに成長
してたらしい
あぁ?
いいわけ
ねぇだろ
こりゃ簡単
じゃねぇぞ
俺の夢が
遠退いちまうだろうが
銃声です!!
ほら!!
何発も鳴って
ますよ!!
?
兵長達が
見つかったんだ
言われた通りの
作戦に変えよう
兵長達は
立体機動で壁を
越えてくる
全員分の馬を用意して
4人が待機
荷馬車は霊柩馬車の追跡を
担当する
全員が合流するまで
目標を捕捉すること
......
もう尾行では
なくなる
しかし...
見つかって
しまったのか
このやり方じゃあ
どこまでエレン達を
追えるかわからない
銃声が近付いて
来ています!
銃声が
近付く?
銃を撃ちながら
立体機動で
追えるわけは
ねぇだろ
ましてや
憲兵が兵長らの
動きについて
いけるわけが..
!
でも...
来た!
霊柩馬車!
!!
何だありゃ!?
立体機動装置
なのか!?
銃を持ってる
みてぇだが..
まさか!?
!!!
ぐああぁ
殺した...
他の
3人は!?
!
合図だ!
左に行こう
え?
兵長!?
霊柩馬車は
もう追うな
はい!?
俺達の行動は
筒抜けだ
一旦エレンと
ヒストリアを
諦める
きっとこの先も
敵が待ち伏せ
している
...!
奴らは二人を
エサに残存する
調査兵を全員
この場で殺すのが
目的だ
同じようにして
他の3人は
殺された
まずまでも、本当だったんだろう!!
アルミン
左側から最短で
平地を目指せ
はい!
サシャとコニーは
馬を牽引しろ
はい!
ジャン
荷台から
銃で応戦しろ
もしませんです!
...了解!
ミカサは俺と立体機動で
逃走の支援だ
エレンと
ヒストリアは
どうするつもり
ですか?
他の手を
探すしか
ねぇだろ
それも俺達がこの場を
生き延びることが
できたらの話だ
敵を殺せる
時は殺せ
わかったか?
了解
......
兵長!
来ました!
右前方より
複数!
曲がります!
クソッ...また
人が死んだ!
何でこんな
ことに...!
ジャン...!?
ッ!!
クソッ!!
回り込まれる!!
あ!?
ミカサ!!
うお!!
.!!
動くな!!
ジャン!?
動くなっ
つってんだろ!!
うぉ!?
あぁ...
ジャン!!
ようエレン
長旅
ご苦労さん
...あれは
ヒストリアの話を
聞く限りこいつは
ッド!
こいつか:
オレ達の邪魔をする奴は
...人類の敵...
ソ野郎で
間違いねぇ!
ヒストリア
今まで
すまなかった
...
第15巻へ続く
如ギャル
これが私...
たミカサ!
2月9日(火)発売予定!
最強のギャル!!
・最強のギャル...もし
あっあああ~~~っ
カサの身に
お前誰だ!!
身に一体何が!?
う昔2014年
単行本第1
単
淡本当の予告は次に!
こんな
こうかよっと
本当に何回もあります
[5巻20]
食品メロが
発売予
...
☆取録されている表現は、作品の執筆年代・執筆された状況を考慮し、
コミックス発売当時のまま掲載しています。
進撃の巨人(14)
著
あ
発行者
発行者発行所
2014年8月1日発行(0)
諫山創
...一言.©Halinelsayama2014
清水保雅
株式会社・講談社
〒112-8001
東京都文京区音羽2122: