ま...

この

ん、ぁぁ、そうするの

15

諫山創

参加されていく訳ではないでしょうか!?

日次

自次

第59話

外道の魂

話、頼

第60信頼

回答

回答

2.

第2話

佳奈

おはようございますので、

それでも、

諫H創

進撃の

...

訓練兵を主席で卒業した逸材。幼い日に両親

を目の前で失うが、エレンにより救われる。

・以来、エレンを守ることを使命とする。

>人_怪場人物

壁外の世界への憧れと、巨人への憎しみから

調査兵団に入団。肉体を巨人に変化させる能

力を持つが、その由来を知らない。

104期兵

エレン、ミカサの幼なじみ。運動

能力は低いが〈鋭い観察力と洞察

力を兼ね備え、作戦立案に非凡な

才を発揮する。

アレミン・

アレクレルド

フィナー・

チロットとレイストを

調査兵団

犠牲を覚悟して壁外の

もしかしていき

巨人領域に挑む

調査兵団13代

...

たい...んせもいあつふたい

はぁ、急ぎに思わずこの

ケニー

キーケニー・モアッカーマンズ

エルザイン・スミス

クリスタッシステム

セストリア・セイス)

酒場の客の

話によると

その長身の男は

自らを「憲兵様」と

名乗ったようです

そこからこの街全体に

噂は広がり

第59話

・外道の魂

憲兵団が街中で

調査兵団と争った

ことが明るみに

なっています

話は明日にでも

壁全土に知れ渡る

でしょうが...

ドーク師団長

ご安心を

我が社の記事の方が

それより早い

公式発表としては...

憲兵団が秘密裏に開発した

新型立体機動装置を用いて

現在手配中の残存調査兵団と交戦

人類最強とされる

リヴァイ兵士長を

取り逃がし両員が

多数死傷する

事態に...

ダメだ

まだ待ってくれ

...つまり

我々もまだ

何が起きたのか

把握できていない

中央憲兵が

やったという

ことですか?

おい..

通常の憲兵団とは

組織系統がまるごと

違うといった話は本当

だったんですね!

おい!ピュレ!

あっ!!

すいません

ドークさん

中央憲兵に

関わることは一切

記述しませんので

こいつはまだ

新人でしてね

助かるよ

ロイ...

この壁の理を

わかっとらんのですよ

新型立体機動装置の

話もナシだ

連中があんなもん

作ってやがったとはな

中央憲兵の報告を

受けるまで待ってくれ

新型立体機動装置:

散弾なんて巨人には無力だろうが

人を殺すならそれだ

...まさに調査兵団を殺すため

だけにある兵器

そして憲兵団にもその存在が皆されていた

隠されていたということは

我々は

あの銃口が

向けられる

対象外...

ではない

ということか...

あぁ...

ラッ...!!

アルミン!

うぅ

ミカサも

こうなったの...?

...!

え...

あ...!

...あぁ

ごめん...

ミカサ

いいよ

ごめん...

ごめん...

見張り

交代

あぁ

アルミンは?

...まだ外

...そうか

街を抜けるまで

あと少しだ!!

...

どうした

アルミン

こんな汚ぇ

馬小屋じゃ

飯なんぞは

食えねぇか?

...いえ

ジャン...

...何だ?

その...

僕が銃を

出そうとした

時...

正直間に合わない

と思ったんだ

一つ:わからない

ことがあって

相手の方は

既にジャンに

銃口を向けて

いたから...

...ごめん...でも

...なのに

何で先に撃った

のは..

僕なんだろう

って......

そういえば...

そういえば、

...それは

ジャン?

相手が一瞬撃つのを

躊躇した

そうだろ?

え...

...アルミン

すまねぇ...

俺が撃たなきゃ

いけなかったのに...

そうだったんだ

僕が殺した人は

きっと優しい人

だったんだろうな...

僕なんかよりずっと

人間らしい人だった...

僕はすぐに

引き金を...

引けたのに

僕は...

アルミン

お前の手は

もう汚れち

まったんだ

...!

なぜそんな

ことを......

以前のお前には

戻れねぇよ

新しい自分を

受け入れろ

もし今もお前の

手が綺麗なまんま

だったらな

今ここにジャンは

いないだろ

お前が引き金を

すぐに引けたのは

仲間が殺されそうに

なっていたからだ

お前は聡い

あの状況じゃ

半端なことはできないと

よくわかっていた

あそこで物資や馬...

仲間を失えば...その先に

希望は無いのだと

理解していた

アルミン

お前が手を

汚してくれたおかげで

俺達は助かった

ありがとう

リヴァイ兵長

俺は..

イヤ...そう

思いたかった

自分が人に手を下すのが

怖かったからです..

あなたのやり方は

間違ってると..

思っていました

間違って

いたのは

自分でした

次は必ず

撃ちます

あぁ...お前が

ぬるかったせいで

俺達は危ない目に

遭ったな

...

...申しわけ

ありません

ただしそれは

あの時あの場所に

おいての話

何が本当に

正しいかなんて

俺は言ってない

そんなことは

わからない

からな...

お前は本当に

間違っていたのか?

...え?

...ちょっと私達

離れすぎじゃない?

はぁ~

何であんたと

こんな...

離れないと

捜索する意味が

ないだろ

...さてはマルロ

私と二人っきりに

なりたいんでしょ?

ヒッチ...

悪いが俺も

お前が相手で

残念だ

...あらそう

そりゃ

よかったわ

しかしおかしいと

思わないか?

何がよ

調査兵団が

民間人を殺して

逃げ回っている

なんて...

はぁ?

彼らは人類のために

自分の命を

なげうってる集団

なんだぞ?

...あんたねぇ

忘れたの!?

あいつらが

ストヘス区で

やったこと..

あいつらが

あの街を戦場に

変えたこと

私達が

幾つもの死体を

運んだこと

アニがまだ

見つかっていないこと

.....

...あいつと

同室だから

あいつの荷物がまだ

私の部屋にあって

......邪魔なの

...確かに

あの惨状は

許しがたい...

だが彼らは

潜伏していた巨人を

見つけだして

捕らえることに

成功した...

壁を破壊されるのを

未然に防ぐことに

成功したんだ

そんなことを

他の兵団にできると

思うか?

調査兵団がこのまま

解体されたら人類は_

静かに!

水音がする

動くな

両手を

上にして

立て

ゆっくり

こっちを向け

調査兵団

だな?

そうだ

声を出すなよ?

そのままの姿勢で

指示通りにー

そうだ

ゆっくり

銃を

前の奴に渡せ

声は出さない

でね?

兵服と装備を

一式置いていけ

ブーツもだ

安心しろ

靴を交換してやる

憲兵団に潜り込み

エレン達が運ばれた

場所を探り出す...

もうこんなことしか

思いつかねぇとは...

どの道1時間は無い...

短期決戦に

懸けるしかねぇ

ストヘス区憲兵支部所属

マルロフロイデンベルク二等兵

はい

同じく憲兵支部

ヒッチ・ドリス二等兵

相変わらず

新兵ばかりに

仕事が押し付けられる

風習は健在らしいな

はい

リヴァイ兵長::

共に104期の新兵か...

所属もストヘス区のみ

本物だ...

準備できました

よし...ストヘス区の

現場にはまだ中央憲兵が

いるはずだ

了解!

それらしき人物を

・捕捉して手掛かりを掴め

憲兵の山狩りの

範囲が伸び切った

後に決行する

いつでも

出られるよう

馬を準備しろ

さて...

マルロ

ヒッチ

お前らだが...

あっ...

あなた達のせいで

ストヘス区の人民が

100人以上も死んだのを

知ってますか?

あ?

...オイ...!!

あなた達は...自分が

正義の味方でもやってる

つもりなのかも

しれませんが...

あの街の被害者や

その家族は突然

地獄に堕とされ

たんですよ?

あぁ:知ってる

...!

ああんた達

南方訓練兵団出身

なんだってね

アニ・レオンハート

と同じ...

あの子とは

仲良かったの?

!!

いいや...

友達なんか

いなかった

でしょ?

あいつ...暗くて

愛想悪いし

人と関わるのを

怖がってるような子

だったし..

あいつのこと

まだ何にも

知らなかった

のに...

あの日以来...

見つかってないのは

巨人にゲチャグチャに

されて見分けつかなく

なったからでしょ!?

いいや

潜伏してた巨人の正体が

アニ・レオンハートだったからだ

ヤツは今

捕らえられてる

え...?

未端の新兵まで

知っていいことじゃ

ねぇがな...

まったく...

イヤになる

よな

この世界の

ことを何も

知らねぇのは

俺らもみんな

同じだ

この壁の

中心にいる奴ら

以外はな...

お前達は:俺らが

ここを離れるまで

拘束するが

出発と同時に

解放する

お前らの足より

遅れるようじゃ...

どの道、無理な話だ。

アニが?

リヴァイ兵士長

あなた達が間違っている

とは思えません...

本当に...

調査兵団が

リーブス商会を...

民間人を殺したの

ですか!?

会長らを

殺したのは

中央憲兵だが

何が事実かを

決めるのは

この戦に

勝った奴だ

俺に協力させて

下さい!!

この世界の不正を

正すことができるのなら、

俺は何だってやります!!

中央憲兵を探る

任務なら俺に

やらせて下さい!

変装なんかより

ずっと確実な

はずです!!

...何だお前は

いつ...

あいつに

似てる...

多分...

本物の

バカだ...

...だめだ

お前に体制を

敵に回す覚悟が

あるかなんて

俺には計れない

お前の今の気持ちが

本当だとしても

寝て起きたら

忘れちまうかも

しれねぇしな

そんなことは...

行くぞ

サシャ二人を

この辺に拘束しろ

はい!

兵長!

俺にやらせて

下さい!

任せる

まっすぐ

歩けよ

売って

少しでも妙な

ことしてみる

このナイフで

ブスリだ

はぁ...

そんなことは

しない

俺は調査兵団に

協力したいんだ

いいやお前は

そうやって俺達を

騙して

憲兵で名を

上げる気なんだろ?

俺にはわかる

よしこの辺で

いいだろう

そりゃ

そうだ

このことは

黙っておくよ

ここで死ぬ

からな

お前達は

なっ!?

話が違うぞ!!

確かに兵長は

お前らを逃がす

つもりだったが...

やっぱりそれは

危険だ

俺の独断で

殺すことにした

信じて

くれ!!

あんた達は人類を

救うために戦ってると

わかってる!!

だろヒッチ!?

うん!!

うん!!

は?お前らを

信用できるわけ

ねぇだろ...

特におかっぱ

お前はダメだ...

一体...なんでそんな

髪型にしたのか

俺はイマイチ

共感

できねぇ!!

!!

あぁ

ヒッチ逃げろ!!

うッ!!

俺の銃の

方が早い

一か八か

やってみるか?

お前のナイフと

俺の銃

どっちが

早ぇか!!

このままじゃ

死ぬんだぜ

俺が撃つまで

待つつもりか?

待て!!俺は

本当に味方だ!!

俺達は殺し合う

必要なんか無いんだ!

じゃあ俺にナイフを

渡してみろ

信用してんだろ?

だったら...自分の命を

俺に預けてみせろよ

それができたら

俺はお前を心から

信用する

さっきの話も

信じる

お前は本当に

今の生活を捨てて

俺達に加担して

すべてを敵に

回してもいい

ってんだとな

だがそんなこと

信じられるわけが

ねぇだろ?

何でそんなこと

するんだ?

どう考えたら

劣勢の俺達が

今から人類を救えると

信じられるんだよ

じゃあ...何で

あんたは..

そんな

調査兵団なんか

やってんだよ?

俺は腐った憲兵を

正したくて憲兵を

選んだ...けど...

入る兵団を

間違えたよ...

調査兵団が今も

こうやって命を

懸けて戦い

続ける限り

俺はあんたを

信じる

...はっ

ヒッチ!?

この島面があああ、

この馬面があああっ。

待て

ヒッチ!!

彼は俺を

試した

だけだ!!

なぁ...あんた

はぁ!?

逆になぜあんたは

俺をそこまで

信用したんだ?

もし俺があんた達を

本当に信じていなかったら

俺はナイフを振り下ろして

いたんだぞ?

...何かお前...

俺の嫌いな奴と

似てたからな..

あのバカに...

.....

そのバカって...

アニが言ってた

奴と同じ奴か?

知らねぇよ...

バカばっか

いるから...

お互い半端者で

助かったな

マルロ...お前の

覚悟は証明できた

これならリヴァイ兵長も

納得するはずだ

...!

俺達に力を

貸してくれ

あそこが中央憲兵の

根城で間違いない

みたいだ..

こんなにすぐ

辿り着けるとはな

あの二人と

ジャン...

お前の

おかげだ

行くぞ

今度はこっちから

仕掛ける

第60話信頼

全員無事だ

だがやはり二人は

いなかった

移動するぞ

エレンと

クリスタは

どこだ?

そういえば、

いいヒゲだな

あんた

...

そういうことで、

...

...

...

...

...

ハァ...

部下は

殺したか?

ハァ...

.....残念だが

あんたの部下は

助けには来ない

あんまり殺すのも

困りものだからな

しばらくまともに

歩けないようには

しておいた

そういうことで、

...

...

...

それでも、

...

...

...

これで中央憲兵は

しばらく使い物に

なんねぇよ

ははっ

勇ましいことで

丸腰の憲兵を

片っ端から斬っちまえば

誰でも英雄を

気取れる...

言っとくが

あの屋敷には...

何も知らない

使用人も

含まれていた

お前らが見境なく

斬った中にも

確実にな

あぁ

そうか..

それは気の毒な

ことをしたな

ッ!

!?

ッー

ッーー

俺だってかわいそう

だと思っているんだ

特にあんたの口は

気の毒でしょうがない

まだまともに喋れる内に

口を使った方がいいぞ

エレンとクリスタは

どこだ?

うわーっ

無駄だ

無駄なんだよ..

お前らが...

何をやったって

調査兵...

お前らに

できることは...

この壁の中を

逃げ回って!!

せいぜいドロクソに

まみれてセコセコ

生き延びること

だけだー

!!

それも仲間を

見捨ててな!!

お前らが出頭しなければ

囚われた調査兵は

処刑されるー

お前らがやったことを考えれば

世間も納得する当然の報いだ!!

!!

最初は調査兵団

最高責任者である

エルヴィン・スミス

からだろう

ただし..

お前らが

独断でやった

ことだと

その首を

差し出す

のなら...

他の団員の

命だけは

何とか助かる

だろうがな

.....

もうあんたが

やれることは..

わかったか

リヴァイ...

それしか

無いんだよ

お前の命を

使って

仲間の命を

救う...

それだけだ

俺が口を利いて

やろう

そうすりゃ

上手くいく

イヤ遠慮

しておこう

お前は

エレンとクリスタの

居場所を言え

...へぇ...

......

仲間を見殺しにして

無駄に生き延びるか

そりゃ...また

絆の深ぇことで...

まぁな

調査兵団の命には

優先順位って

もんがある

それを承知の

馬鹿共の集まりが

俺らだ

ウッ!!

そもそも王政が

調査兵団を

根絶やしにする

絶好の機会を

俺らの首程度で

逃がすとは

思えねぇな...

ッーー

それとさっきの

質問に答えなかった

分がこれだ

うるせぇよ

エレンとクリスタの

居場所を言え

ぎぁぁああ

しっ知らない!!

本当にほとんどのことは教えられてないんだ!!

本当にほとんどのことは

教えられてないんだ!!

ケニー・アッカーマンは

とても用心深い!!

アッカーマン...?

それがケニー...

ヤツの姓か?

そうだが...?

......

まぁ確かに...ヤツは

教えねぇよな

大事なことは

特に..

しかし心当たり

くらいあるだろ?

思い出すまで

頑張ろうか

まだ骨は何本もある

ことだしな

あんたは...

...かもな

ひっ...

よせ!!

まともじゃない

あっちから

誰か来ます!!

ひっ..!!

複数

います!!

もう無駄

なんだよ...

何もかもな...

言ったろ

兵長...

65

お前達のやってきた

ことを償う時が来た

調査兵団は

ここで最期だ

1日前

ストヘス区

ベルク新聞社

ロイさん...これじゃあ

まるで中央憲兵が

主役の小説ですよ

確かに...奴ら

いい趣味してるよ

中央憲兵の死は

野生化した調査兵団の

襲撃から住民を守る

ための名誉の死

...だったらしい

...いつから

我が新聞社は

王政の広報機関に

なったのですか?

ずっとだよ..

私が入る前から

ずっと王政の目が

入っているし

どこも同じだ

...もう世に出た

記事のことは

気にするな

気にしますよ:

僕は入社するまで

その創作を信じていた

購読者の一人だったん

ですから...

じゃあ

慣れるんだな...

ロイさんは

なぜ記者に

なったんですか?

この謎多き

世界に情熱を

燃やしていた時期も

あったはずでは

ピュレ

我々は一人の力で

生きてるわけでは

ないのだよ

私も昔は世を正す

理想に燃えていた

だがな...

人と出会い仲間が

でき...女房と娘を

持つ頃には

自分なんか

どうでもよく

なっていた

自分を偽ることで

自分の大切な何かは

死んでいった..

だが...その代わりに

もっと多くの大切な物を

守ることができた

どうだ...

だが私が

選んだのは

そのかっこ悪い

現実...って

かっこ悪い

だろ?

おいピュレ

そういうことで、

そういうことで、

お邪魔

します

!!

やはり

創作だった

ようですね

私は調査兵団

分隊長の

ハンジ・ゾエ

この新聞でも

現在手配中の

者です

私の部下は

死してなお

侮辱されたようだ

何でも私の部下は

民間人に襲いかかった未に

殺されたらしいのですが...

私は今すぐ

あんたらの

手の形を

二度とペンが

握れない形に

変えてやろうと

思ってたところ

だけど

ブン屋も

それなりに

大変そう

なので

今日は

止めときます

あなたの部下の件は..

お詫び致します

調査兵団が今

理不尽な状況に置かれている

ことも察しています:

...しかし

王政に従った

のは仲間や

家族を守る

ためだと...

確かにこんなことで

逆らったって

仕方が無い

私だって立場が

同じだったら

王政に従いますよ

あなたが特別

間違っていたとは

思いません...

...ですが

いッ!?

失礼

待って下さい

手荒な

マネは!

いいい...

まったく..

大げさなんだよ

モブリットは

彼はメモを

取ろうとした

だけだよ

丁度いい

じゃないか

ロイさん

あなたがこのまま

王政に従っていても

仲間や家族...

娘さんも

守れません

それは...

どういう意味

でしょう?

...!?

1日だけでいい

私達を取材

して下さい

トロスト区

ハアッ

ハァ...

馬鹿だねまったく...

こんな廃墟に

逃げ込むなんて...

でも助かったよ

フレーゲル・リーブス

今までどこに

いやがった?

ハァ...

チクショウ...

ハァ...

まぁ...何にせよ

本当に助かったよ...

お前をあの

現場から

逃がしちまったと

気付いた時..

俺はもう

おしまいかと..

うあああぁあん

あぁあああ

うぅ...

殺されるかと...

思ったよぉ...

へへ...じゃあな

ありがとな

いッ!!

あッ...!?

フレーゲル

あ!?

し.....

質問!!

どうして親父は

殺されたんだ!?

お前ら中央憲兵に

よって!?

は?

そんなこと聞いて

どうする?

俺達はお前の

死体に用がある

だけなんだよ

し...死ぬ前に

知りたいんだ!!

親父は何を

してこんな

目に遭った

のかを!!

頼むから

教えてくれ!!

ん?知らな

かったのか?

奴は俺らを

裏切ってなぜか

調査兵団の側に

付いたのだよ

う裏切ったって!?

調査兵団から人を

攫うように中央憲兵が

依頼したのか!?

そうだが...

何にも教えて

もらえなかったんだな

ボンクラ息子は

なーんにも...

!!

そのいらい

依頼...

そりゃある程度の

情報を知っちまった

ことだし..

断って

いたら?

命は無かった

だろうな

しくじっても

同じだが

その結果が

これだ...

まったく

下請けを雇うのは

楽だが使えん

結局余計に

手間取った

だけだった

馬鹿は親譲り

らしい

リーブスは

家族だけ連れて

北にでも逃げてりゃ

よかったんだ

従業員や

この街に固執

してなきゃなぁ...

あ...あんた

なんかにゃ

わかんねぇよ:

んん?

知った風な口

利きやがって...

商人は

人を見る目が

大事だってな

親父は俺に

教えてくれたよ

だから俺は

人を選んだ

親父が

信頼した人達を

俺は選んだ

どうしたんだフレーゲル!?

最期は豚らしく

ピーピー泣けよ!!

お前らはもう

用済みだ!!

上を見ろ!!

マヌケ!!

!!

81

ぅぁぁあああ

いッ

とぇえええぇえぇぇ

分隊長!!

ワイルドすぎます!!

やったぞ!!

な...?

聞いたか

みんな!?

調査:兵団:

な...ぜ??

うわーーーっ

廃墟に見えたか?

あんたから見りゃそうだろうが

悪いな...俺らトロスト区の住民は

こうなっちまった所にも

まだ住んでんだよ

全部聞いたぜ

中央憲兵が

会長らを

殺したこと

調査兵団が

リーブス商会を

守ろうとしたこと

そして..

リーブス会長が

俺らの街を...

俺らの生活を

守ろうとして

体を張ってたこと

そのすべて...

ここにいる

全員が証人だ

.....

そ.....

それが何になる!?

お前ら弱者共が

束になって騒いだ所で

せいぜい3日程度

流布する噂話ができる

ぐらいだろうがよ!!

何が事実かを

決めるのは王政だ!!

お前らこそ

俺にこんなことをして

タダで済むと思うなよ!?

こんな寂れた

街の住人なんぞ

多少消えた所で

誰も気にするもんか!!

お前らはもう

おしまいだ!!

ぐッ!?

みんな...変心してくれ

...だから

よろしく..

この街は

リーブス商会が守る

今日からフレーゲル・リーブス・

...俺が会長だ!

お願い:します

よろしく頼むぜ

会長!

声小せぇぞ!

就任

おめでとう

じゃあ

憲兵を頼んだよ

おう

どうでしたか?

あの中央憲兵が

言う通り

このままでは

この事実は

広まらない

世間に訴える

ことができるのは

あなた達だけです

僕達の手で

中央憲兵の犯罪を

白日の下に晒し!!

調査兵団の

無実の罪を晴らして

やりましょう!!

やってやりましょう

ロイさん!!

ダメだ...

ロイさん!!

こんなことが許されて

いいんですか!?

ダメに決まって

いるだろう!!

だがやってみろ...我が社の

仲間の命が無いぞ!!

私とお前の家族も

同じ目に遭うんだ!!

実際に

そうなった!

かつて壁の下の地面を

掘って行方不明になった

坑夫がいた!!

その事件を追及した

仲間も消えてしまった!!

それがこの壁の

現実だ!!

我々は王に

生かしてもらって

いるんだよ...

わかるだろ?

なぁ...

ハンジさん

私を脅し私に

会社を裏切らせ

記事を作りますか?

あなたに私の

家族を殺す権利が

あるのですか?

エルヴィン

最期に

言い残したことは

あるか?

すごい数の

馬車だな

一体何が?

知らないのか?

今城の中に

全兵団の幹部が集結して

調査兵団の解体を進めて

いるんだよ

1日目日目の

1日目まで

あれは?

第61話回

あそこの

騒ぎは?

さぁ?

その団長を吊るす

ための処刑台だな。

何だろうな...

調査兵団を

失うということは

人類の矛を

失うことを意味します

迫り来る敵から

身を守るのは

盾ではなく

脅威を

排除する

矛です

例えば

今この瞬間

ウォール・ローゼが

破られたとします

ウォール・ローゼの

住民を再び

ウォール・シーナ内へ

避難させることに

なりますが

先日の避難で

消費した食糧は

現在どこにも

ありません

そしてそれは

周知の事実

ウォール・ローゼの住民は

巨人の脅威とは別の

生存競争を強いられることと

なるのです

つまり

今この瞬間

ウォール・ローゼが

破られると

いうことは

ウォール・ローゼと

ウォール・シーナに

二分した人類による

内戦の開始を

意味します

それで?

その問題...

調査兵団が

健在ならば

相手の懐に

真っ先に飛び

込むのは我々

調査兵団の役目

解決すると

言いたいのか?

引き下がるのみでは

何の解決にもなりません。

それとも

何かしらの

秘策が

あるので

しょうか?

君の主張は

わかった

中央憲兵の尋問に

耐えてなおその姿勢を

貫いておるのだからな。

リーブス商会は

エレンとクリスタの誘拐を

企てた何者かによって

殺された

調査兵団は王政に

敵対していない

調査兵団の

解体は不当

かつ人類の

損害であると

それがここ数日間の

君の主張だ

昨日君の腹心であろう

リヴァイがストヘス区で

憲兵を複数殺害し

逃走した

だがこの数日間

外では色々あった

出頭を拒み

対話の代わりに刃を

振るうというわけだ

この壁の民の

代弁者である

私の意見を

言わせてもらえば

それはこの壁の

平和に対する挑戦に

他ならない

君の口とは違い

彼らの刃は

正直に語ったよ

我々王政に

対する

敵対感情をね

そのような組織の存在を人類が

容認する理由など

この壁の中の

どこにも無い

......

ピクシス司令

駐屯兵団と調査兵団は

前線で命を張る者同士

親密な関係を

築いておったようだが

よもや...その志まで

共に築いているのでは

あるまいな?

有り得ませぬな

人同士の

殺し合いほど

愚かな話は...

この狭い人の世に

一度火を放てば

燃え尽くす

までそう時間は

掛からん

でしょう..

先のトロスト区

防衛戦においては

そう兵士に言い

聞かせ...

大いに

死んでもらった

ものです...

何より巨人が

壁を破って来た際

人があまり残っとらん

ようじゃ...

巨人に呆れられて

しまいましょうぞ

ははは...

失礼な物言い

であったな

ピクシス司令

ふは...

それだけは

避けたいものだ

やはり...

王政の隠し持つ情報が

人類の切り札である

可能性がある以上...

ワシはこの戦いで駐屯兵を

死なせるわけにはいかん

革命が成功した

としてじゃ

奴らの持つ

技術や知恵を

何も知らんワシらが

それを無事に

継承できるという

保証は無いぞ?

つまり...

巨人の壁を築き

人類の記憶を改竄した

とされるその力...

それらを永久に

失ってしまう危険性が:

この革命には

ある

...

.....

...困ったのう

エルヴィン

その術が無い

のなら..

ワシは私欲に塗れた

王政側に立つべきじゃ...

もしくはその継承も

何とかなるとして

また根拠も無く

賭けるか?

お主が...

人類の運命を

これでよかった

だろ

話は

済んだな

人類を

救うのが..

我々である

とは限らない

のだから..

処刑台に連れて行け

事は

あとは

ウォール・ローゼが突

ウォール・ローゼが突破されました!!

突如出現した「超大型巨人」及び

「鎧の巨人」によってカラネス区の

扉は二つとも破壊されました!!

現在東区より避難する住民が

押し寄せて来ています!!

な!!

エルヴ

お前ー

...何ってザマだ

この間...俺に偉そうに

説教たれといて...

王への謁見が

決まったぞ

そこで調査兵団の

解体とお前の処分が

下される流れだ

ナイルか..

お前の家は

...どこだ?

...ストヘス区

だったか?

...??

は!?

答えろよ...

マリーは

...お前の

家族は;

元気に暮らして

いるのか?

元気に暮らしている...

子供達もマリーも..

最近は帰れて

いないが..

場所はウォール・ローゼ

東区:ストヘス区とは

離れている...

......

...そうか

...

何なんだ

この質問は

ピクシス

司令に...

あることを

委ねた

もし:

その時が来ればだが...

その時俺はただ

見ている

選ぶのは

お前だ

そして..

彼らだー

避難経路を

確保せよ!!

駐屯兵団前線部隊は

全兵力を東区に集結させ

避難活動を支援する!!

皆それぞれの

持ち場へ!!

住民の避難が

最優先じゃ!!

ダメだ!!

ウォール・シーナの扉を

すべて閉鎖せよ!!

避難民を何人たりとも

入れてはならんぞ!!

......

そそれは!!

ウォール・ローゼの

住民を...

人類の半数を

見殺しにするとの

ご判断でしょうか!?

先ほどその者が

言った通り...

内戦が始まるだけだ!!

わざわざ敵を増やす

ことはあるまい!!

し...しかし...

それはあくまで

可能性の話では...

その可能性が

あることが重大

なのだ!!

我々は最上位の意思決定

機関であるぞ!!

さっさと動かぬか!!

クソ...まさか

このような時に

壁が破られようとは...

我々は今

かろうじて

手段を手にした

しかし...不幸中の

幸いであろう

あの方がそれを

手中にするまで

数日の辛抱で

あろう

あぁ...

焦るでないぞ

今は民意に

囚われる

必要は無い

避難民が

我が領地に入って

来るかも

しれんのだ

あぁ...とても

耐えられること

ではあるまい

皆誰しも同じ思い

であるのだ...あと

数日さえ乗り切れば

何とかなる...

し...しかし

あぁ

それしか..

とにかく!

もう既に意思は

下されたんだ!

急いでやるしか

ないだろ!!

な!?

扉を閉鎖すると?

王に刃向かう

気か!?

ならば俺は

ウォール・ローゼ側の

人間だ

閉鎖は

阻止させてもらう

あぁ

私も加勢しよう

ッ...!!

彼らの返事は

意外じゃったかの?

ザックレー総統よ

いいや?

ちっとも

!?

ザックレー?

...何だ?

これは..

先ほどの

報告は

誤報です

ご安心

下さい

今現在、巨人の襲撃は

確認されていません

!!

貴様!!

何のマネだ!?

首謀者なら

ワシじゃ

!!

クシス!?

中央憲兵の大半は

どこかへ出払っておる

ようですな

それを幸いと

呼ぶべきか...

彼らに尋ねてみましょう

ましょう

彼らは人類の手綱を

握るに相応しいの

決めるのは

王政です

なん...

だと?

ワシら一部の兵士は

ここで命を賭ける

ことにしたのじゃ

あなた方の

意思次第では

ここに至る反逆行為を

白状し全員で首を

差し出す覚悟じゃった

しかし...あなた方が

自らの資産を残り半数の

人類より重いと捉えて

おいでならば...

我々は大人しく

殺されとる場合じゃ

ありますまい

たとえ我々が...

巨人の力やこの世界の

成り立ちに関し

無知であろうと

中央憲兵の

制圧完了

いたしました

うむ

人類を生かす気の

無い者を頭にしとくより

いくらかましでしょう

..!!

ばッ...

馬鹿なことを!!

我々を銃で

脅した程度で民衆が

貴様ら兵士に従うと

思っているのか!?

民衆は王にのみ

かしずくのだぞ!?

王都を制圧したから

何だと言うのだ!!

地方の貴族共が

黙っておらんぞ!!

貴様らの愚行が

これからこの壁に

混乱と悲劇と破滅を

もたらすのだ!!

それはどう

でしょうな

見たまえ

エルヴィン

...これは!?

今巷を賑わせ

ているベルク社の

号外だ

記事にはリーブス商会の

殺害現場から生き延びた会長の子息

フレーゲルの証言が記載されている

それによると中央憲兵にリーブス商会が

脅された事実とその工作によって調査兵団に

民間人殺害の罪が被せられたことが

トロスト区の公衆の面前で

明らかにされたのだ

同時に王政の圧力に

すべての情報機関が

従っている現状の告発

果てはフリッツ王は

偽の王であり本物の王は

とある地方貴族として

世を忍んでいるとの話も

王政の中枢に携わる

中央憲兵の証言と共に

掲載されている

ぐッ!!

クソッ!!

起きろ老いぼれ!!

ほッ!!

何じゃ...!?

飯か!?

この役立たず

が!!

エルヴィン...

お前の勝ちの

ようだな...

...?

嬉しくないのか?

ナイル...

人類はより険しい道を

歩まざるを得なくなったぞ...

というわけで

調査兵団の冤罪は晴れ

君達は正当防衛

王都も行政区もザックレー

総統が仮押さえ中だ

今の所貴族達の

反乱は起きてない

我々は

自由の身だ

そんな...

バカな...

お前ら

一体...

どんな手を

使った?

変えたのは

私達じゃないよ

まだわからないん

ですか!?

王政の連中は民衆を救う気が

まったく無いんですよ!?

今度巨人に襲撃

されたらもう何も

残りませんよ!?

会社も!!

家族も!!

一人一人の

選択が

この世界を

変えたんだ

ハンジ...

すまない

お前から

預かった3人を

...死なせて

しまった

...でも

仇の鉄砲共は

さっき君らで

無力化したん

だろ?

いや

全部じゃねぇ

その親玉辺りと

エレンヒストリアは

まだ別の場所にいる

早いとこ見つけねぇと

この革命も頓挫

しちまう...

...

エレンと

ヒストリアの

居場所だが..

心当たりがある

確証を持つまでには

至らないが

どうやら

これに賭けるしか

無さそうだね

この戦いは

そこで終わりにしよう

...

...

...

...

エルヴィンの働きを経て

現体制の崩壊が宣言された

それは王都・行政区を

兵団組織が

制圧した直後ー

彼のために用意されていた

処刑台の上で行われた

第62話

フリッツ王政は

人類の存亡を懸けた

計画を妨害し

人類の大半を

体制の保身のために

切り捨てる決断を下した

それらがこの

クーデターの動機で

間違い無いのでしょうか?

その通りです

我々の目的は

兵団組織による

この壁の統治では

ありません

そして先ほど行われた

ザックレー総統による

宣言通り

ペルク社の号外にあるように

フリッツ家は

現在まで人類を導いてきた

歴史を継承する王家では

ないことが判明しました

また真の王家が世を忍ぶ形で

存在することも...

この激化する

巨人の襲撃の最中で

先導者たるべき

王政の不信は

人類存亡の危機と

言えましょう

そして我々兵士の務めは

人類を巨人の脅威から

身を粉にして守り抜くこと

ならば我々が

成すべきことは

真の王家に先導者としての

威厳と民の信頼を取り戻して

いただくよう助力することです

質問を

どうぞ

俺の変わり身も

軽快なもんだ..

それは我々にとって

喜ばしいニュースです

新聞社の者ほど

ベルク社の号外に

勇気づけられたのですから...

あなた方の

言論を妨げていた

者達も現在は

牢屋の中です

しかし..

そんな...

ウソだ...

王様が二セ者

だったって!?

民衆の思いは

複雑でしょう

特に貴族階級は

各々の利権の行方に

神経を尖らせています

兵士共は

権力を放棄

するんだとよ

ハッ...そんな話

誰が信じるか

その点で統治形態の維持は

賢明な判断だったと思います

しかし...その真の王家が

台頭したからと言って

フリッツ家が果たした

求心的な役割を

同じように

望めるものでしょうか?

もはや

この激動する

世の中の状況に

おいて

我々民衆は

何を求めて

何を信じればいいのか:

わからないのです。

人類を思えば

元の王政にすべてを

託すべきでした

王政がいくら

浅ましく下劣で

あっても...

今日まで

人類を巨人から

生き永らえさせた

術がある

人類の半数を軽んじ

見殺しにするようであっても、

人類が絶滅する

よりかはいい

エレンの持つ

巨人の力や

ウォール・マリアの

奪還計画も...

エレンの命ごと

このまま彼らに

託すべきなのかも

しれない

ここ数日の私の

思いは...

仲間とは別の所に

ありました

.....

人類を思えば

私が常日頃仲間を

死なせているように

自分の命と共に

責任を放棄し

エレンやリヴァイ..ハンジ

皆の命を見捨て

王政にすべて託すべき

だったのでしょう

人よりも...

人類が尊いのなら...

...総統

君の使命は

相変わらず

辛いな

死んだ方が

はるかに楽に

見える

なぜこちらの険しい道を

選んだのですか?

では君はなぜ

ピクシスに

助言したのだ?

エレンを王政に託して

今の立場から

退きたいのなら

ピクシスにいらぬ

入れ知恵をせず、

君の部下にも

勝手なマネが

できないように

指示すれば

よかったのだ

司令...

ビクシス司令との

交渉は?

.....決裂した

ご提案が

あります

司令には

頼るな

それは...

君の質問に

答えようか...

私がなぜ王に

銃を向けたのか?

...それは

昔っから王政が

気にくわなかった

からだ

...は?

むかつくのだよ

偉そうな奴と

偉くないのに

偉い奴が...

イヤ...もう

むしろ好きだな

思えばずっとこの日を

夢見ていたのだ

人生を捧げて

奴らの忠実な犬に

徹しこの地位に

登りつめた

クーデターの準備

こそが生涯の趣味だと

言えるだろう

あれは期待以上のバフォーマンスだった

まさかあの歳でべソをかくとはな!

だが本番はこれからだ...何せ

何十年もの間奴らに屈辱を与える方法を

考えていたのだからな!!

君も見たかっただろ?

奴らの吠え面を!

偽善者の末路を!

つまり...

今回もピクシスと違って

私は途中で白旗を上げる

つもりはまったく無かった。

君らがやらなくても

私がくたばる前にいっちょ

かましてやるつもり

だったのだ

奴らの下劣さなどは

私の保証済みであったしな

...ことほど左様に

私はこの革命が

人類にとって

良いか悪いかなどには

興味が無い

私も大した

悪党だろう

しかしそれは

君も同じ

だろ?

...えぇ

:そのようです。

君は他の人々に

人類の進む道を

判断させたが

それは仲間を

見殺しにする

決断を下すのが

今更辛くなって

逃げたわけでは

なかろう

君は死にたく

なかったのだよ

私と同様に人類の命運

よりも個人を優先させるほど

君の理由は

何だ?

次は君が答える

番だぞ

...自分は

とんだ

思い上がりを

していた

ようです..

私には

夢があります

子供の頃からの

夢です

数時間前ー

ハンジさんこれだけ

配れば十分だ!

ありがとう

ロイさん

後は手筈通り

ここの関係者と家族を

連れてトロスト区へ

行ってください

もう一度

合流地点を

覗いてみよう

リーブス商会が

かくまってくれます

......!!

誰かいる

おや!

リヴァイ達から

メッセージが

あるかもしれない

ここは

モッペルさんの

納屋ですが?

いいえ...ここは

エルゲルヒェン

さんの物です

そうでしたね

我々はその

小男の友人です

彼らの元まで

案内して

もらえますか?

...何の

騒ぎだ?

!!

やった!

エルヴィン...

モブリット!

エルヴィンに

伝えてくれ

例の手掛かりの

話だ

エレンが

食われるだと?

ライナー達の会話や

行動からの推察に

すぎないが

それがエレンから

「巨人の力」を得る

手段なのかも

しれないんだ

続きは

道中で話そう

これはエルヴィンから

託されたレイス卿領地の

調査報告書

本作戦の概要通り

エレンとヒストリアが

レイス家の手に渡るのなら、

その行き先は

レイス卿の領地と

予想するのが

普通だろうから

農民に扮した

調査兵によって

レイス卿領地の潜入調査を

行っていたんだ

そしてその

報告書の中身は

5年前に

レイス家を襲った

ある事件の詳細が

大半を占めていた

サイス家は5人もの

子宝に恵まれていた

余り余って

領主が使用人との間に

もう一人隠し子を

作ってしまうほどだ

まぁ...それ自体は

珍しい話でもないし

それ以外の所では

領地の主としての

評判は悪くなかった

特に長女のフリーダは

飾らない性格で誰からも好かれ

よく農地まで赴いては

領民の労をねぎらって回った

領民が皆口を揃えて

彼女はこの領地の自慢だったと

語ったほどだ

しかし

ウォール・マリアが

破壊された日の夜

悲劇は起きた

世間の混乱に乗じた

盗賊の襲撃によって

村にある唯一の礼拝堂が

襲撃を受け焼かれた挙げ句

全壊したのだと

いつの間に

忍び寄られていたのか

村の誰も気付かなかった

そしてその夜

礼拝堂では

悪いことに!

ウォールマリアの惨事を受けた

レイス家が一家全員でこ祈りを捧げていた

一家の主である

ロッド・レイスを除く一族全員が

盗賊に惨殺されてしまったんだと

そしてそれは

ヒストリアの母が

中央憲兵に殺される

数日前の出来事

ロッド・レイスは

家族を失った直後に

突然ヒストリアに

接触を図った

この辺りに連中が

ヒストリアを

求める理由が

あるのだろう

血縁関係か...

その血に

タネか仕掛けがある

ってのか?

ハンジさん

二人の居場所は?

そうだ...今はこのことは

置いておこう

私が気になったのは

礼拝堂が全壊した

ところにある

と言うのもその礼拝堂は

木造ではなく大半が石造りの

頑丈なものなんだ

まぁ

石造りの建物でも

確かに火を受ければ

脆くもなるだろうが

たまたま盗賊が攻城兵器を

持ち合わせていたとしてだ

なぜただの盗っ人が

建物なんか破壊する

必要がある?

本当に盗賊の仕業で

あれば取るもん取って

さっさと逃げるべきだろ

そしてその

盗賊を

見たのは

ロッド・レイス

ただ一人

また彼は自らの

資産ですぐに

その礼拝堂を

建て直したんだって...

なぜだろう?

もはやここに巨人の

存在が無かったという方が

不思議なくらいだ

これが私の早合点だとしても

こんだけ怪しければ十分

我々が今ここに向かう

価値はあるはずだ!

.....

わかった

その礼拝堂を

目指すぞ

了解!!

夜が明ける頃には

レイス家の領地に兵団が

送り込まれるはずだ

それまでレイスは

待ってはくれないだろう

...私達が急がないと

エレンが食われる

かもしれない:

巨人になれる人間を

巨人が食べることによって

その能力が継承される...

もしそれが

本当だとしたら...

レンは、いつどうやって

巨人になり...

誰を食べて能力を

得たんだろう...

エレン!?

もう少し

辛抱してね

起きたの!?

大丈夫だから

ん!!

ヒストリア!

無事だったか!

エレン...

聞いて

私の

お父さんは

これまでも

これからも

この壁に残された

人類すべての味方なの

私達には

誤解があったんだよ

何だって?

確かに彼らは

調査兵団の

邪魔をしたし..

ニック司祭や

商会のおじさん達は

彼らに殺された

でもお父さんは

そうするしか無かった

そのすべては

人類を思って

やらざるを

得なかったの

ヒストリア

後は私から

せっ

説明しよう

思い出したぞ...

確か...

オレの最後の記憶は

この二人だった...

今までのことを

許してくれ..

お前を守るためには

ああするしか

無かったんだ

いつだって

お前のことを

思っていた

こうやって

抱きしめることを

ずっと夢見ていたんだ

あれから

どのくらい

時間が

経った?

兵長!!

アルミン...

調査兵団は

今どうなって

いる...

ヒストリア:...

お前はそいつに

何を言われたって

いうんだよ

オレは

攫われるのは

これで何回目だ

...この壁:何だ?

うっすら光ってる...

や...

時間がまったく

わからねぇ...

オレは....ここに

そうじゃ

なくて...

来たことが...ある:

どうした?

君はここに

来るのは

初めてだぞ

...

だが...

見覚えがあっても

不思議ではない

......?

どういう

意味だ?

お:お父さん

エレンに説明を

あぁ...

そのつもりだ

だが一つ

試してみようと

思ってな...

......?

私達が彼に

触れるだけで

いい

説明と言っても

彼はここで起きた

ことの記憶が

どこかにある

こうすれば彼は思い出す

かもしれない..

この場所なら

少しのきっかけを

与えるだけで

もしくはー

れは..何だ...

見たもの

オレの

じゃない

違う

誰の記

記憶だ!?

...

これは

まさか

この00

お...

とう...

さん?

月月日日午月時代休

思い出したか?

どうだ?

父親の罪を

...

そういえば、

第16巻へ続く

目は...

覚めましたか?

4月9日(木)発売

売予定!

淡本当の予告は次に!

単行本第1

あとりを

16巻2015年

32015年

一度、

とは

はっは

.....

☆取録されている表現は、作品の執筆年代・執筆された状況を考慮し、

コミックス発売当時のまま掲載しています。

進撃の巨人(15)

発行者

発行者発行所

2014年12月1日発行(0)

諫山創

...一言.©Halinelsayama2014

清水保雅

株式会社・講談社

〒112-8001

東京都文京区音羽2122: