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Instructions:
...
...
«ffack....
どうしてもらっていましょう。
「!
ゴルーカームは、
日次
第67話
オルブド区外用
第68話壁の
別の
友人
69
第70話
いつか見た
1
...
...
attack.ontitan
諫山創
...
訓練先を育成で卒業した変材、初い日に雨が
を目の前で失うが、エレンにより救われる。
以来、エレンを守ることを保命とする。
「進撃の巨人
す人Lintファストの
壁外の世界への憧れと、巨人への憎しみから
調査兵団に入団。肉体を巨人に変化させる能
力を持つが、その由来を知らない。
101期兵
エレン『ミカサの幼なじみ。運動
能力は低いが、鋭い観察力と洞察
力を兼ね備え、作戦立案に非凡な
才を発揮する
アルミン・
フィオー・
チロットとレイストを
調査兵団
犠牲を覚悟して壁外の
突き出しとりついき感が
巨人領域に挑む
たいしんせいあつふたい
おは、制作部隊は、
ケニー
もテッカニー・もアッカーマンジ
エルザイン・スミス・
クリスタ・レンズ・
ヒストリア・レイス
ンガ
ラッス・
エレン
エレン!
エレン!!
...
...
それではないですが、
...
...
...
大丈夫だ
外に出られるぞ!
兵長~~
出口を確保
しましたぁー
やったぁ~~~
よくやった
あ...
エレン...
無事にほじくり
出せたんですね!
工事が必要
だったがな
おかげでみんな
助かりました!
でも正直言うとあなたが泣き喚きながら
気持ち悪い走り方で飛び出した
あの瞬間は...もうこれはダメだ
終わりだ終わらだっこのおばんげねぇ奴は
しゃんとしないや...本当メッメン
してからこんハナ垂れが...と
思いましたよ
これは..
硬質化...
ってヤツだろ
お前を巨人から
切り離しても...この
巨人は消えてねぇ
...結構なこと
じゃねぇか
あ...!!
あの瓶は!?
そうだ!
ロッド・レイスの鞄を
見つけたけど..
オレ...とっさに
「ヨロイ」の瓶を
飲み込んで巨人に!
あ.....
鞄の中も...飛び散った
他の容器も...
潰れたり
蒸発したりして
もう残ってない
そんな
イヤ......
まだ他の
場所にある
かもしれない
この瓶の
中身を摂り入れた
お前はー
ー
これまでどうしても
できなかった硬質化の
力を使って...
天井を支え崩落を防ぎ
俺達を熱と岩盤から
守ったー
お前にそんな
教養があるとは
思えねぇが...
お前は一瞬で
これだけの建物を
発想し生み出した
...まったく
デタラメだが
あの壁も実際に
こうして建ったん
だろう
つまりこれで
ウォール・マリアの穴を
寒くことが可能になった
敵も味方も大勢死んで
さんざん遠回りした...
不細工な格好だったが、
俺達は無様にも
この到達点に
辿り着いた:
ウォール・マリアの
奪還...
そうすれば...家の
地下室を調べられる
でも...
親父の正体は...
ところで...
あの巨人は
あ...
兵長大変です!!
早く来て下さい!!
そうだな...まずは
ここを出てからだ
それにしても
お前..
ひでぇ面
してるぞ
エレン
よかった
二人共無事
なんだね?
巨人は?
どうなってんだ?
あぁ...
!?
...
......
この世の終わり
かと思ったよ
突然地面が
割れて陥没した
と思ったら...
あれが這い出て
来たんだから
!?
あれが..
巨人?
色々変だ
超大型巨人の
倍ぐらいあるし
よほど高温
なのか...奴が
近付いた木々は
発火している
何より
近くの人間:
僕らに興味を
示さない...
...!
奇行種...
ってことか?
あの巨人を
追うぞ
元の人間の意志で
操っていなければ
だけど...
何があったの?
周囲には中央憲兵が
潜んでいるかもしれん
警戒しろ
えぇっと...
...つまり
エレンの中にある
巨人の力を仮に
「始祖の巨人」の力
としようか...
「始祖の巨人」の力は
レイス家の血を
引く者が持たないと
真価を発揮できない
しかしレイス家の人間が
「始祖の巨人」の力を得ても
「初代王の思想」に
支配され...人類は
巨人から解放されない
...へぇ
すごく
興味ある
初代王いわく
これが真の平和
だって?
面白いことを
考えてるじゃないか
つまり...まだ選択肢は
残されています。
オレをあの巨人に
食わせれば
ロッド・レイスは
人間に戻ります
完全な
「始祖の巨人」に
戻すことは
まだ可能なんです
.....
...そんな!
そうみてぇ
だな
!
人間に戻った
ロッド・レイスを
拘束し初代王の
洗脳を解く
これに成功すりゃ
人類が助かる道は
見えてくると..
そして
お前は
そうなる覚悟は
できていると
言いたいんだな
...はい
...エレン
そんなこと!
?
選択肢はもう一つ
あります
まず...ロッド・レイスを
「始祖の巨人」にするやり方には
いくつか問題があります
ひとえに洗脳を
解くと言っても
それはレイス家が
何十年も試みて
できなかったことの
ようです
また力を得た
ロッド・レイスを
どう拘束しようと
人類の記憶を改竄
されては敵いません
他にもこちらの知り得ない
不測の要素が多分にある
と考えるべきです
むしろあの破滅的な
平和思想の
持ち主から
「始祖の巨人」を
取り上げている
今の状態こそが
そう...あなたの
お父さんは
人類にとって
千載一遇の
好機なのです
初代王から
私達人類を
救おうとした
姉さんから
「始祖の巨人」を奪い
レイス家の幼子ごと
殺害したのも...
それだけの選択を
課せられたから
ミカサやアルミン...
みんなを救いたいなら、
お前は
この力を...
支配しなくては
ならない
父さん...
そう!
そうだよ!
あのイェーガー先生が
何の考えもなく
そんなことする
わけがないよ!
レイス家の血が
なくても
きっと人類を救う
手立てはある!
だからエレンに
地下室の鍵を託した
地下室って?
あぁ...あれですね!?
つまり大事ですよね?
?
あぁうん
壁の穴を塞ぐ目処が
ようやく立ったんだ
選択肢は一つしか
ねぇだろ
......
少しはマシに
なってきたな
私もそっちの
選択肢に賛成だ
けど...
いいのかい?
ヒストリア
用がなければ
あの巨人をこの
壁の中で自由に
散歩させてあげる
わけにもいかない
あのサイズじゃあ
拘束もできそうに
ない...
つまり
君のお父さんを
殺す他なくなる
...
...
...
...
...
...エレン
ごめんなさい
私...あの時
巨人になって
あなたを殺そうと
本気で思ってた
...それも
人類のためなんて
理由じゃないの
お父さんが
間違ってないって
...信じたかった
......
お父さんに
嫌われたく
なかった..
でももう...
お別れしないと
ダメだ
近付くな!!
燃えちまうぞ!!
この進路:
付近住民の
避難勧告を急げ!!
まさか!!
エルヴィン
団長!
リヴァイ班
です!
エレンとヒストリアの
奪還に成功した
もようです!
オイ止まれ!!
てめぇに言ってんだ
聞こえねぇのか
馬鹿野郎!!
今すぐ
止まれ!!
ロッド・レイス
お前だ!!
このチビオヤシー
...ッ!!
うーん...
特に反応は
見られないねぇ
あの時は
叫んだ以外に何か
やらなかった?
あの時は..
あ...
必死で...
止まれ
巨人!!
33
反応は...
無いね
止まれ!!
止まれ!!
リヴァイ
皆は?
エルヴィンか?
ハンジのみ
負傷だ
オーイ
エルヴィン
団長!
大事には
至ってない
ようだな
...皆
よくやった
エレンの「叫び」は
効いてねぇ...
報告事は
ごまんとあるが
まずー
...
あの巨人は?
ロッド・レイスだ
お前の意見を
聞かねぇとなぁ...
団長
オルブド区
あれだ...
この街に
向かってる...
何を考えている
エルヴィン!!
住民を避難させず
街に留めるだと!?
夜明け時にはもう
あの巨人はここに
到達するのだぞ!!
あの巨人は
奇行種です
それが何だと
言うんだ!?
目標の巨人はより大勢の
人間が密集する方へと
吸い寄せられる...
いわゆる「奇行種」
それも小さな村
ぐらいじゃ目もくれずに
この城壁都市に反応する
ほどの極端な子です
なので今から急に
住民をウォール・シーナ内へ
避難させれば
目標はそれに引き寄せられ
ウォール・シーナを破壊し
突き進むでしょう
果ては最も人々の密集した
王都ミットラスに到達し
人類は破滅的被害を
被ることになります
それではないのですが...
...何だと?
つまり...
あの巨人は
このオルブド区外壁で
仕留めるしかありません
そのためには囮となる
大勢の住民が必要なのです
そういえば、
そういうことで、
...
ただし、民の命を守ることこそが
我々兵士の存在意義であることに
変わりはありません
目標を仕留め損なった
どしても住民に一人として
死傷者を出さぬよう
尽くしましょう
オルブド区と
周辺の住民には
緊急避難訓練と称し
状況によって
オルブド区内外へ
移動させやすい
態勢を整えます。
やるしか...
ないようだな
目標はかつてない
ほど巨大な体ですが、
壁上固定砲の
砲撃は大変有効な
はずですが
それ故にノロマで
的がデカい
もし...それでも
倒せない場合は...
調査兵団最大の兵力を
駆使するしかありません
...
...
!?
そういえば、
そういえば、
それでも、
そういえば、
...
そういえば、
それはそういうことですが、
こんな早朝に
叩き起こされて
避難訓練だって
言われりゃ...
今日暴動が
起こったって不思議
じゃないな
しかも王政が
兵団に乗っ取られた
直後ときてる
サシャ?
まだ何も食べてない
みたいだけど..
ええ...
食欲が
無くて...
本当か...!?
大丈夫かよ
お前..
俺もだ
あぁ何だろうな
さっきまで散々
人殺しまくってた
せいかもな
...!
え!?
色々あったんだよ..
...あんだけ色々あっても
まだこの一目が終わらねえ
なんて...
ここさえ凌げば
先が見えてきそう
なのに...
しくじりゃ
あの巨人と
この壁ん中で
人類強制参加型
地獄の鬼ごっこだ
あの王様がバカやんなきゃ
こんなことにはよぉ:
え?
それ私のせいなの
ヒストリア...
お前...
その格好...
...っていうか
ダメだろ
ここに来ちゃ!
オイ
ヒストリア
お前は戦闘に
参加できない
安全な場所で待機だと
命令されたはずだ
そりゃ何のつもりだ?
...あ?
自分の運命に
決着をつけに来ました
逃げるか戦うか...
選べと言ったのは
リヴァイ兵士長
あなたです
......
あぁ...クソ
時間がねぇ...
来るぞ
...
そういえば、
...
...
...
そういうことで、
...
...
...
...
え
それは...
...
...
そういえば、
...
この訓練では
巨人の模型や大砲などが
使用されます
大変大掛かりなもので
予想を超えることも
起きるでしょう
ですが
くれぐれも...
パニックにならず、
落ち着いて
我々の指示に
従って下さい
兵士さん
もう店の仕込みを
始めんといかんから
帰らせてもらうぞ
今日は絶対に
客が来ません
休みにしましょう
何じゃと小娘
こんな北の内地で
訓練だって?
何のつもりだ
王都が兵団に
陥とされた直後にこれだ
つまりそういうこと
だろう
どういうことだ?
兵団が民衆に
自分達の力を誇示
しようとしてんだよ
偽物の王の次は
わ
俺達がお前らの
主人だとな
じゃあ...
俺達は今
意味のねぇことに
付き合わされてん
のか?
あぁ...
こんな調子なら
偽物でも無能でも
無害な王様の方が
ずっとましだ
お!?
おい...!
アレ見ろよ
...煙?
撃てー
第68話・壁・
あああ...いいえ、こんなんですかそれでも、
さぁ...どうだ?
くッ...
撃てぇぇぇ
地上の大砲は更に
効果が薄いようだ。
当たり前だ:
壁上からの射角に
したって大して
うなじに当たって
ねぇじゃねぇか
どうなってる?
寄せ集めの兵士
掻き集めた大砲
付け焼き刃の組織
加えここは北側の内地だ...
ウォール・ローゼ南部最前線の
駐屯兵団のようにはいかない
あぁ...そりゃあ
重々承知している
何せ今回も俺ら
調査兵団の作戦は
博打しかねぇからな
だが今ある
最高の戦力である
ことには違いない
エルヴィン
持って
きたよー!!
ありったけの火薬と
ロープとネット
お前の思い着くものは
すべてそれだ
まだ組み立てなきゃ
いけない
あと「コレ」
向こう側にも
同じ物がもう一つ
1回撃てば
引き金が固定されて
立体機動装置と同様に
巻き取り続ける
で...砲撃は
どうなの?
セミの小便よか
効いてるようだ
じゃあ...本当に
「コレ」使うの?
では
リヴァイジャン
サシャコニー
あちら側は
任せた
了解!
作り方は..
そうだな...
大事な人への
贈り物を包装する
イメージだ
勝手な話だが、
ヒストリア:ここを
凌いだあかつきには
君にはこの壁の世界を
治める女王となってもらう
当然こんな前線に
いてもらっては困る
民衆とは...名ばかりの
王になびくほど
純朴なのでしょうか?
私には疑問です
.....
そのことで私に
考えがあります
自分の果たすべき
使命を自分で
見つけたのです
そのために今
ここにいます
撃て
ヒストリア...
本当に強く
なったんだな...
お前のことを
弱い奴だと
思ってたけど
逆だった...
弱いのはオレだ..
どこかで自分は
特別だと思っていたんだ
だから他の兵士が
オレのために死ぬことも
「仕方が無い」って受け入れた
巨人の力だってそうだ!!
あれほど憎んだ巨人を自分の体だと
すんなり受け入れられたのも
その強さは自分のものだと
思いたかったから...
それこそ弱い奴の発想だ
これからどうする?
壁の穴が塞げるように
なったからって...
しかし本当についてないのは
人類の皆さんだ...
それで人類は救われるのか?
オレは特別でも何でもないのに...
オレなんかが
切り札でよ...
なぁ...
ん?
......
この街の
子供達は...
まるで..
あの日のオレ達
みたいだな..
まさか今日あの壁より
でかい巨人が襲ってくる
とは思っていないなら、
あぁ...
まさしくあの日の
僕達と同じ光景を見る
ことになるだろうね
でも...
あの日と違うのは
壁の上に巨人を迎え撃つ
兵士がいて
それが僕らだってことだ
そうだ3段まで
積み上げよう
エレン?
止まってる
暇は無い
手を動かして
え!?
ちょっと
エレン!?
傷を
作ったの?
まだ早いよ
イヤ..どうしようもねぇ
クソガキをぶん殴った
だけ...なんだけど...
死んでたら
いいな...
撃て!!
...
そういえば...
そういえば、
...
...
...
...
...
...
...
...
...
...
...
...
...
...
...
...
...
よし!!
うなじの肉を
捉えてる!!
次で仕留めるぞ
装填急げ!!
ん!?
熱ッ!!
クソッ
まずいな
風向きが変わった
隊長!!何も
見えません!!
すぐ下だ!!
撃てー
!!
!!?
遅かったか...
あ...
巨人だ
待て!!
勝手に動くな
うるせぇ!!
ダメだ!!
ダメだ!!一度に動いては...
一度に
動いては...
うあぁぁぁああ
退避ー
退避しろおおおぉ
クソ...
突破
される...
俺の育った街が...
終わりだ...
下がってろ
駐屯兵団
後は俺達が
引き受ける
!!
あれは...
巨人?
いつでも
行けます!
今だ!!
攻撃開始!!
行け!!
...
よし!!
体勢が崩れた
エレン!!
つまりあの巨人を
倒すにはー
口の中に火薬
ぶち込んで
あわよくば
うなじごと吹っ飛ば
そうってことか?
そうだ
確かにあの高熱なら
起爆装置が無くても
勝手に燃えて爆発
するだろう
...目人が都合良く
口をアホみてぇに開け
といてくれればな
そうだ...うなじの
表面で爆発しても
効果は望めない
目標はその自重ゆえか
顔を大地で削りながら
進んでいる
それが今回の
賭けだ
必ず内側から
爆発させなければ
ならない
つまり「開く口」すら
無いかもしれない
大当たりだ
総員!!
立体機動で
とどめを刺せ!!
これほどの
巨体でも
本体は
縦1m幅10mの
大きさしかない
本体を破壊
しない限り
また体を再生し
高熱の盾を生み出す。
の機を
逃すな
熱ッ!!
クソッ
どれだ!?
!!
ヒストリア...
君の考えは
理解したが..
戦闘の参加は
許可できない
団長...
どうか...!
まぁ...
もっとも
私のこの体では君を
止めることはできない
だろうがな...
わがままを言って
申し訳ありません
でも私...これが
初めてなんです
親に逆らったの...
私が始めた
親子喧嘩なんです
話を聞いてよ
父さん!!
巨人を今すぐ
一匹残らず殺せば
いいんだよ!!
何で!?何でわかって
くれないんだ!?
僕ならきっと
大丈夫だよ、兄さん
アルマ...君だけだ
僕をわかってくれるのは...
私に任せて
父さん
先祖の亡霊なんかに
私は負けないから
...神よ
君があの巨人に
とどめを刺したのか!?
この街は救われ
たんだな!?
オイ大丈夫か!?
兵服が無いよう
だが...兵科は?
ケガして
いるのか!?
あれは...私の妄想?
もう...わからない
...はど
所属は?
...私は
私は:本当に:自分の意志で
動いてるの?
こうやって流されやすいのは
間違いなく私...
ヒストリア・レイス
この壁の
真の王です
この世に
俺より強ぇ奴が
いるなんて
思いもしなかった
これが巨人って奴か?
それも
壁の中に...
本当にいやがったとは
フーリリ
待て
ロッド
撃つな
ッ!!
そのまま
捕まえておけ!!
我々の存在を
彼に漏らした者が
議会関係者にいる
ようだ
それを明らかに
しないといけない
ならば
力を使って
この刺客に
喋らせろ
それが叶わない
のだ..
察するに
彼は...
アッカーマンの末裔
であれば...
ではなかろうか
私に刃を向ける理由は
彼自身にある
!!
ウーリ!!
あぁぁクソッ!!
許してくれよぉ〜
あんたホンモンの王様
なんだろぉ~
放してくれよぉ〜
見逃してくれぇ〜
俺を逃がして
もう一度チャンスを
くれよおぉぉ!!
今度はちゃんと
寝込みを襲います
からぁぁぁ!!
圧倒的な強者を
前にした俺は
脆かった
何せ文字通り握り潰される
のは初めてだし
いたぶり殺しててめえの頭ん中に
クソを詰めようと思ったのは、
実際ナイスアイディアだし!!
そんな俺の
クリエイティブなセンスが
まずかったんです!!
暴力がすべてだった
俺はその支えを
失っちまったんだ
...!?
え?
バカな...
今思えば一族の恨みなんて大して
感じてなかったのかもしれない
ウーリ!!
何のマネだ!?
アッカーマン
だぞ!?
こいつの記憶は
消せない!!
殺す他
無いのだ!!
殺す他無いのだ!!
...?
我々がアッカーマン一族に
もたらした迫害の歴史を
考えれば...
君の恨みは
もっともだ...
だが...
私は今...
死ぬわけには
いかないんだ
どうか
許してくれ
こんな小さな壁の中
にさえ楽園を築け
なかった愚かな私を...
あれほどの
力を持った玉が
下賤を相手に
こうべを垂れやがる
巨人にも度肝を
抜かれたが
それ以上に自分の中の何かが
大きく揺らいだのを感じた。
俺はその場で
「力になりたい」
と伝え
ウーリは
頷いた
次の議会の席では
俺にレイス家の情報を
吐いた奴が消えて
そいつに吐かせた奴が
レイス家の犬になって
踏ん反り返っていた
それが俺の
新しい仕事
ちと情けねぇ格好だったが、
こうしてアッカーマン家への
迫害は終わった
晴れて青空の下を歩ける
...ようになったわけじゃねぇが
敵は減り続けるだろう。
クシェル?
あぁ...オランビアの
ことなら
だいぶ前に
病気もらっちまってから
売りもんになってやせん
...
...
そういえば、
...おい
おいおい
おいおい
何か
ずいぶんと...
死んでる
痩せちまったな
......クシェル
お前は?
生きてる方
か?
......
おいおい...
勘弁してくれよ
わからねぇ
のか?
名前は?
...リヴァイ
...ただの
リヴァイ
そうか...
クシェル
そりゃ
確かに...
名乗る価値も
ねぇよな...
俺はケニー...
...ただのケニーだ
クシェルとは..
...知り合いだった
よろしくな
愛想のねぇ
死にかけのガキ
クシェルの忘れ形見は
それだけだった
こいつを見殺しにできるほど
人を捨ててねぇが
親に代われるほど
できた人間じゃねぇ
俺が教えられる
ことは多くないが、
まずは
ナイフの握り方
それと
ご近所付き合い
挨拶の仕方
身の振り方と
ナイフの振り方
要は
この地下街で
生き延びる
術を教えた
までだ
ここから出て
地上に
行きたきゃ
勝手に
行けばいい
ただし
その時は
お前自身の
力でな
中央憲兵?
あぁ...あんたらが
そうなのか
わりぃな
友達いっぱい
殺しちまって
そんなお前をも
王は服従させ
侍衛としたのだ
そこが王の
果てしなさよ...
サネスさんよ...
ずいぶん心酔され
なさってるようだな
だから俺は
どんな仕事も
こなしていける
お前は
違うのか?
なぜ王の下に
降った?
......
俺は...
さぁな...
多分..
...
奴が一番
強ぇからだ
そう...この世で一番偉いのは
この世で一番強い奴のことを示す
力さえありゃいいんだよ
少なくとも妹みてぇな
最期を迎えることは
ねぇだろうからな
私はもう:
長くない
...んなもん誰だって
見りゃわかるよ
パケモンのクセに
老いと病には
敵わねぇと...
それはそういうことですが、これは
てめぇにゃ
ガッカリしたぜ
少し違う...
もしかしているのですが、これからも
...
しかし、どうしたんですかわからなかった
いや、そんなことだけど...
この力はロッドの子達に
引き継がれる
私はその子らの
記憶の中で生き
続けるだろう
あ?
...そりゃ
どういうことだ?
力が引き継がれる
だって?
ケニー...
この世界は
そう遠くない未来
必ず滅ぶ
そのわずかな
人類の黄昏に
私は楽園を
築き上げたいのだ
お前は暴力を
信じているな?
だが...
減ぼしあう他
無かった
我々を
友人にした
ものは
一体何だ?
それは避けがたい
この世の真実だろう
暴力か?
...
知らねぇよ
ただお前に
バカでかい腕で
つまみ上げ
られなければ
俺は..
お前の頭に
クソを詰め込ん
でただろうな
それこそ「友人」とやらに
なる前によぉ
あぁ...
避けがたい
真実だ...
それでも私は
あの時の奇跡を
...信じている
奴とは最後まで
同じ気分には
なれなかったが
奴の言う通り
バケモンは
受け継がれたらしい
目を見ればすぐに
奴がいるとわかった
ロッドの娘も
人々の愛が
どうしたとか
平和がどうの
こうのとか
似たようなことを
ほざいている
どうしてお前は
そんな暇なことを
言ってられる?
お前に力があって
余裕がある
からか?
その力を手にしさえ
すれば誰でも
同じなのか?
...例えば
俺でもー
俺はケニー・
アッカーマン
「切り裂きケニー」
とかいうダセェ
呼ばれ方もしたな
お前らみてぇな
憲兵のエリートの
喉を飽きるほど
掻っ切ったりしてきた
罰なんだが...
まぁ色々あってこの新設された
アレッ
対人立体機動部隊の隊長を
務めることになった
よろしくな
まぁわけがわからんのも
わかる
兵団にいたこともねぇ
殺人鬼がお前らの
ボスだって言われても
よろしくねぇだろうよ
ん?
構いません
壁が破壊されて
2年..
巨人の相手は
諦めて...人間と残された
領土を巡り争い合う
それが我々の存在意義
ですね?
この壁のルールに従い
我々が兵団組織を昇り
詰めた結果がこれです
構いませんよ
すべては
無意味です
安心しろ
調査兵団の
対抗組織なんて
大義名分
俺が考えた
建て前にすぎねぇ
議会のクソ共を
頷かせる
クソ用の方便だ
苦労したんだぜ?
豚のご機嫌取りやら
根回しやらなぁ
何の体裁
かって?
そりゃあ
すべては
大いなる
夢のためだ
神にも等しい力だ
それを手にした奴は
みんな慈悲深く
なっちまうらしい:
こんなクソ野郎でも
そうなっちまうのか
知りてぇ...
一体どんな
気分なんだ?
そこから一体どんな
景色が見える?
俺のような
クズにも...
お前と対等な景色を
見ることができるのか?
本当に
それじゃなくて、自分の子供たちは大丈夫ですから、
これからの時点では、
いいんじゃ...
おはようございます
それでも、これは...いやいや、何でもいいんですか
いや、いや...
...
なぁ...?
ウーリ
ケニー
...何だ...
お前かよ...
俺達と戦ってた
あんたの仲間は皆
潰れちまってるぞ
残ったのは
あんただけか?
......
...みてぇだ
......
...兵長
彼も...
報告だ
ここは
俺だけでいい
大ヤケドに
その出血
了解しました
あんたはもう
助からねぇな
いいや?
どうかな...
ロッドの鞄から...
一つくすねといた
ヤツだ
...どうも
こいつを打って...
...巨人になる
らしいな...
ひとまずは
アホな
巨人には..
延命...
...なっち
まうが
できる..
...はずだ...
それを打つ時間も体力も
今よりかはあったはずだ
なぜやらな
かった?
.....あぁ
何....だろうな
ちゃんとお注射
打たねぇと...
...あいつみてぇな
出来損ないに
...あんたが座して死を
待つわけがねぇよ
あぁ...俺は...
死にたくねぇし
...なっちまいそう
だしなぁ...
...でも
...そうか
もっとマシな言い訳は
なかったのか?
力が:欲しかった
今なら奴の
やったこと..
わかる...
気がする...
は?
俺が...見てきた
奴ら...
みんなそうだった..
酒だったり..
女だった!?
神様
だったりもする
一族...
王様...
夢...
子供..
力...
みんな何かに
酔っ払ってねぇと
...
そういうことで、
やってらんな
かったんだな...
みんな...何かの
奴隷だった...
あいつでさえも..
!!
お...
お前は何だ!?
英雄か!?
ケニー
知っていること
すべて話せ!
初代王はなぜ
人類の存続を望まない!?
...知らねぇよ
だが...
俺らアッカーマンが
...対立した理由は
それだ...
俺の姓も
アッカーマン
らしいな?
あんた..
本当は..
母さんの何だ?
ハッ
バカが...
ただの..
兄貴だ...
あの時...
何で...俺から
去って行った?
俺...は...
人の...親には
なれねぇよ
...ケニー
あの少女が
壁の倍もある巨人を
倒したって?
あぁ多くの
オルプド区住民が
目撃してんだ!
...あんな小さな体で
我々を巨人から
救ったのか..
影の王である
父親の暴走を
自らの手で
鎮められたのだ
我が壁の
真の王よ!!
ヒストリア女王!!
まさか本当に
仕留めて、
しまうとは...
そうすればこの壁の
求心力となって情勢は
固まるはずです
私が巨人に
とどめを刺したことに
して下さい!
...
...
...
そういうことで、
...
そういえば、
そういえば、
待てよ
本当にやるのか
ヒストリア?
何よ...
エエレンだって
やっちまえって
言ってたじゃない
ありゃー
リーブス会長の
遺言っていうか
最後の冗談だろ?
女王になったら
奴をぶん殴ってやって
こう言いな
「殴り返して
みろ」ってな
別に恨んで
ねぇんなら
やめとけよ
こうでもしないと
女王なんて
殺まらないよ
いいぞヒストリア
その調子だ
...うッ
...あああ
!!
あぁ
うおおぉお
いかハハハ!!
どうだー
私は女王様
だぞー!?
文句
あれば
!!?
お前ら
ふふ...
ありがとうな
コラ
第70話、いつか見た夢
何か..
うん
思ってた女王と
違うなぁ...
王冠被ったのが
2か月前か...
今じゃ孤児院の
院長の方が板に
ついてきてる
実質この壁を統治してるのは
兵団だから...お飾りの王政は
隠しようがないんだけど
ヒストリアが巷で何て
言われてるか知ってる?
牛飼いの女神様
だって
もちろん
親しみを込めてね
そりゃそうだ
民衆に襲いかかる
巨人を葬った英雄が
これだけ慎ましく
健気だときてる
いよいよ神様に
なっちまったな...
これじゃトロスト区を
塞いだ奴のことなんて
誰も覚えてねぇよ
オイ
ヒストリアが
女王になるって
決意した理由の
一つは
...
これをやる
ためだ
これって?
地下街から壁の端から端まで
調べ上げ...孤児や困窮者を
この牧場に集めて面倒を見る
王室の公費や没収した議員の
貧産をここの運営に回したり
貧困層の支援にあてる
これには兵長の
後押しもあった
らしい
あぁ...兵長は
地下街の出身
なんだってね
そこまであいつが
考えてたわけじゃ
ないと思うけど
最初は
貴族勢の反発を
恐れたもんだけど
結果的に民衆の
支持をより固める
ことになった
困っている人がいたら
どこにいたって見つけ出し
助けに行くって言ってた
これがヒストリアの
やりたいことなんだ...
あーまた
サボってる!
あ
見つかった
ちょっと
休憩を...
全部運んで
からにしてよ
日が暮れちゃう
でしょ!?
あいつ何か俺の
かーちゃんに
似てきた..
女神様...
硬質化の実験は上手く
行ってるんだってね
あぁ
洞窟を塞げる
ようになったが
まだ作戦には
準備がいる
急がねぇと..
また...奴らが
来ちまう
どうしたいの?
ライナーとベルトルトと
もう一度会うことに
なるとしたら..
奴らは
殺さなきゃ
...ならない
殺したいの?
...殺さなきゃ
いけないんだ
早くわかると
いいね...
この世界が
何でこうなって
いるのか
私達が初代王の
力を否定したこと
後悔するわけ
にはいかない
から...
...あぁ
最近は
地下街にいた子達も
笑うようになったの
お前は
立派だよ
...そんなこと
これが間違ってる
はずなんてないよ
あの時は人類なんて
滅べばいいとか言ってたのにな
ああの時は勢い
余っただけだから...
...!
何だよ?
貸して
あオイ...
そうだね...
ごめんミカサ
エレンは実験で
疲れてる
だからオレを
年寄りみたいに
扱うのはやめろ
個々の利益を優先し
人類の存続を脅かした罪
大義名分を得た兵団は
内乱に敗れた旧体制に
容赦のない粛清を行った
議員一族及び関係者は
爵位を剝脱され
各地方の収容所に
送り込まれた
残された貴族階級には
兵団に協力的な者と
反する者の間で
税率の格差をつけ
団結を阻害した
内乱による死者以上に
人類の中枢に
あたる人材を
失うことになったが、
得た物も
大きかった
これまで中央憲兵によって
抹消されてきたとされる
技術革新の芽は
一部の中央憲兵により秘密裏に
保持されていたことが判明
兵器改良の余地へと繋がった
巨人が生み出したとされる
レイス家領地の広大な
地下空間の光る鉱石は
エネルギーを消費しない
資源として利用され
住民に還元され
そしてエレンが得た
硬質化の能力は
工業地を日夜
照らし生産性を
向上させた
シガンシナ区の
破壊された門を
塞ぐことに期待される
ばかりではなく
とある対巨人兵器を
誕生させた
トロスト区
いいぞ!
もっと首を
突っこめ
今だ!!
やった!
うなじに当たったぞ
うおぉ
損傷の
度合いは
悪くなさ
そうだ...
今度こそは...
やったぞ!!
12m級撃破!!
やった..
思った通りだ!
これなら兵士が
戦わなくても巨人を
倒していける!
それも大砲や資源も
消費せずに日中フル稼働で
巨人伐採しまくりの
地獄の処刑人の誕生だ!!
飛ばせ!!
やったな
エレン!!
さぁ!!新聞屋さん方!!
またまた人類に朗報だ!!
飛ばせ!!
早いもん勝ちだ!!
これを大量に造って
他の城塞都市にもー
...!
エレン!!
おそらく巨人の力を
酷使しすぎたんだろ
このところ
硬質化の実験ばかり
だったからな
こいつが生み出す岩が
無限にあるとは
思わない方がいい
こいつの身を
含めてな
......
すまない
エレン...
自分の発想に
夢中になって
しまって...
謝らないで下さいよ
ハンジさん
オレがちょっと
疲れたくらい
何だって言うん
ですか
こんなすごい武器が
できたんですよ?
もっと増やし
ましょう
誰も食われずに
巨人を殺せる
なんて...
後はウォール・マリア
さえ塞げば
こいつで巨人を
減らし続けて
ウォール・マリアから
巨人を一掃できる
早く...武器を
揃えて行きましょう
シガンシナ区に
ほう...巨人の
処刑台か
よくやってくれたな
調査兵団
ウォール・マリア奪還が
現実味を増してきたな
シガンシナ区への
夜間順路開拓は
どうなっている
はい
現在で半分を超えた
距離まで確保しました
これもあの光る鉱石があって
成し得た作業進度です。
これでウォール・マリア
奪還作戦を決行する日が
見えてきました
例の新兵器の
実用導入を含め
およそ
一月以内に
すべての準備が
完了いたします
思いの外
早いな
しかし失敗は
許されんぞ
何せ我々兵団が
重税を課した
貴族の反乱を
抑えていられるのも
調査兵団への
破格の資金投資も
すべては失われた
領土の奪還が
前提なのだからな
それをしくじれば
すべてご破算だぞ
ん...
兵士長どの
何かご進言
でも?
...いえ何も
おっしゃる
通りかと
すべてはウォールマリア奪還の
大義の下...我々は壁の外でも
壁の中でも血を流し合いました。
我々といたしましては
そのために失われた兵士の
魂が報われるよう
死力を尽くし挑む所存です
あぁ:君もそろそろ
報われてよいはずだ
ジガンシナの地下室に
君の望む宝が
眠っていることを
祈っているよ
して...
瓶の中身は
解明できそう
かの?
それが
どうも...
我々の技術では
これ以上探ることは
できないようです
エレンとヒストリアから
聞いたように人間の脊髄液由来の
成分ではあるようなのです
それだけではないようですが...
この液体は空気に触れると
たちまち気化してしまいます
分析は困難です。
やはり我々とは
比較にならないほど
高度な代物です
レイス家が
作ったのだとしたら
一体どうやって...
...ならば
下手に扱うよりも
当初の目的に使用する他
なかろう
すると
誰に委ねる?
エルヴィン
...君か?
この箱はー
いえ..私は兵士としては
手負いの身です
最も生存確率の高い
優れた兵士に委ねるべきかと
リヴァイ
引き受けて
くれるか?
...任務なら
はッ
命令すればいい
なぜそんな
ことを聞く?
...これを使用する際は
どんな状況下かわからない
つまり現場の判断も含めて
君に託すことになりそうだ
状況によっては
誰に使用するべきか
君が決める
ことになる
任せても
いいか?
お前の夢ってのが
叶ったら...
...それは
わからない
叶えてみない
ことにはな
その後は
どうする
そうか
わかった
了解だ
...まだ諦めて
おらんかったか
お主は
そろそろ私の作品を
披露したいのだが...
考えてくれたか?
あのような
おぞましいもの
民衆に晒してみよ
兵団への信頼も
地に叩き落とされるぞ
...芸術を
わからん奴らめ
勝てる...
勝てるぞ!!
あの槍の威力が
あれば巨人なんぞ
紙くず同然だ!!
...まだ巨人と
戦ったことのねぇ
奴のお墨付きを
もらってもなぁ
だがこの活気は
入団直後にも
なかったじゃ
ないかっ!!
確かに俺は
新米の調査兵だ
みんな
それだけ新兵器に
手応えを感じてる
ってことだろ?
よく見ろよ
マルロ
ハシャいでんのは
お前と同じ
実戦経験0の
編入の連中だ
ここには
歴戦の猛者
なんて殆ど
いねぇんだよ
何だとジャン
そんなに駐屯兵団
くずれは頼りに
ならねぇかよ
お前らと同じ
104期だろ?
お前ら何で
今さら調査兵
なんかになったん
だよ?
兵員不足で
募集をかけたのは
調査兵から
じゃねぇか
...そうかい
それもウォール・マリア奪還は
目前に迫っている!今こそ
人類復権を!兵士よ集え!
って煽りまくってな
何も俺達だけじゃ
ねぇだろ...今や
世間全体がそんな
雰囲気なんだ
何だ?
お前らすっかり
歴戦の猛者か?
ひでぇな...
お前らと比べ
られちまえばな
...でも
お前ら本当に
変わったよな
面構えって
いうか...
一体...
何があったんだ?
...聞きたいか?
...イヤ
また今度に
するよ
...確かに
俺も追い風に
乗ってきた口だ
あいつらと同じで
ハシャいでた
みたいだ
ヒッチに
止められたり
しなかったん
ですか?
ヒッチが?
なぜだ?
なぜって
二人は...
ぶふふ...
じゃないですか
?...よくわからないが
ヒッチには「お前は向いてない」
だとか「弱っちいくせにイキがるな」
だとか散々なじられたよ...
あげく私達は体制転覆の
功労者だからこのまま一緒に
憲兵にいれば美味い汁が吸える
だとか言うばかりで...
少しは見直してたん
だがな...再び
「見損なった」って
言ってやったよ
...クソが
は?
マルロは
バカなの?
こいつは
オカッパ野郎
ですね
何でだよ
マルロは間違って
ないだろ
?
だよな
じゃあ
俺先に
行くぞ
え〜〜明日は
調整日なんだから
ゆっくりすれば
いいのに
あぁ...だから
明日は朝から
俺の村に帰ろうと
思って...
また
何かわかる
かもしれない
しな
おやすみ
おぉ
決して無い
わけじゃないん
ですよね?
うん...
コニーのお母さんを
元に戻す方法...
これから
巨人の解明が
進んでいけば...
いつかは...
巨人の正体が
人間...!?
かもしれねぇ
...って話だ
ラガコ村の調査は
まだ始まったばかり
だからな
この:ユミルと
ベルトルトの会話...
本当にエレンの見た
夢じゃなければ...
ユミルは壁の外を
うろつく巨人だった
...ってことになる
え...?
イヤ:どうだろう
...そんなこと...
これは..
エルヴィンに
相談しないと...
60年ぐらいだ
もうずっと...
終わらない悪夢を
見てるようだったよ...
...
悪夢か..
え?
...ユミルが
壁の外の巨人だった
頃は悪夢みたい
だったって言ってた
...って話だ
色々あってうやむやに
なってたけど:
オレ達が戦ってる敵は
何なんだろうな...
つまり巨人
ってのは...
悪夢に
うなされ続ける
人間...って
ことなのか?
オレも一時は
そんな巨人になってた
はずなんだがな
ちっとも思い出せ
ねぇよ...
あるのは
オレに食われる
親父から見た
エレン
まだパンとスープが
残ってるでしょ?
おしゃべりは
食べ終わって
からにしなさい
あぁ...
ごめんな
...ミカサ
...悪夢だけ
じゃないよ
きっと...
壁の向こう側に
あるものは...
え..
ったくよぉ
エレン...
お前は最近
そればっかだぞ
一人でブツブツと...
思春期特有の
精神疾患か?
お前が
思い出さなきゃ
いけねぇのは
「あの男」だろ
洞窟で
記憶を掘り
返された時
見たんだろ?
あの日
洞窟から逃げる
親父さんと
会っていた
調査兵団の男
ってやつを
あぁ...あの日
あの状況で
父さんと会って
いたんだ...
必ず何かを
知っているはずなんだ
そもそも
あの男
オレもどこかで
見たことある
はずなんだ...
イェーガー先生の
記憶じゃなくて
本当にエレンが?
...だと
思うんだが
頭をどこかに
ぶつけてみては?
そうだぞお前
思い出すため
だっつって
ヒストリアの手
ばっか握り
やがって
教官の頭突きでも
食らえばいいんだよ
それで
思い出せるなら
いくらでも
食らってやるさ
あれ?
?
オイ...
明日..
行くぞ
キース・
シャーディス:
教官のところに
...イヤその
頭突きは冗談の
つもりで言ったんだ
それ目的
じゃない
ライナー!!
ッ!!
勝ったぜ
アニちゃん
助けるのは援な
クッ...
座標の奪取を優先
当然だろ?
ここで待ってりゃ
あっちから来るんだし
ふぅ...
第18巻へ続く
ああ...
ジンポ戦星に
イッシッチッジできます
2月9日(水)発売予定!
あぁああ
各部員が
あれは
☆本当の予告は次に!
日単行本第18巻20に年
き20
vl5f
「845年、あの日」知られる真実を知って
あの日」の実を知る男は
☆収録されている表現は、作品の執筆年代・執筆された状況を考慮し、
コミックス発売当時のまま掲載しています。
進撃の巨人(17)
著
あ
発行者
発行者発行所
2015年8月1日発行(0)
諫山創
...「a.©Halime」sayama2015
清水保雅
株式会社・講談社
〒112-8001
東京都文京区音羽2122: