...まぁ、はーーーっ、はぁぁっ

諫山創

Wordows.ding

日次

第87話

境界線

...

...

第88話

征撃の巨人

話題

89

鉢合

...

壁の向こう側の

!?

attacko

...

or.titar

...

ウォール・マリア奪還をこーいの人という果たした調査兵団の戦果...

ウォーブルーマリ・単独を来たエレンの父グリシャ・イエーヒレに剛旦宍岡ソ牧本。一ガーが遺した3冊の本。

それは、エルヴィンが己がど心臓を捧げてでも

それは、エアリングとして、知りたかったこの世界の真実...。

ッツ」は

エルディア帝国の勃興

今を遡ること1800年以上持っていると、

そこだなとこのWebサイトのエルディア人の始祖「ユミル・フ

エルディア入り時代・ユミナ・ファッツ』は「大地の定義」と契約し、日々の方法に入れた。

巨人の力でユミルは、荒れ地を眺めて、道を造り、橋を架け、

巨人の力でユミルは、国を豊かにし、エル・元化地を耕し、退を迎え、ディア人に富をもたらした。

エルディア帝国を救いたエミルの力は、死後「九つの巨人」に分けられ、

エルナイ・沖田を楽しくこんな所田は古代の大国マーレをしまし、は、死ぬ...大体の支配者となった。

そして、巨人になる力を持ったらぬいって「ユミルの民に、すなわちエルディア人は、日本であったのは、

以降およそ10年に1004年間にわたり他民族お前に、つながり一つ一つ、花前に一征服し、民族浴化を続けた。

日人大戦、マーレによる国家転療、そしてエルディア人の離放

1700年の後、増長したエルディア帝国は教えられている日曜の生活休わりとマーレによる内部工作を許し、

100円の安い男女してエルファイルを設定された内側の末、現体化した。

お兄さんとお母の木、救われたした。そして、「九つの日人」の内の「しかもしれません。」までを手中に収めたマニューコを

そして、「22の日人」の外の100年ほど前の「巨人大戦」と「ビジ」までを手に収めたく勝利し、エルディアを打倒した

1000年の「日大阪」に関してコンティアを開いたのが大きく変更しました」ということになっているので、最新のような気象になると思いますのです。

他の人もいくこの文化し探ることが殺人しながらも、戦うことを放棄しているとはできる...如何のエ人」をただ16代目エルディア王

納水しながらも、戦うことを成果し、フリッツは、一部の国民を引き連れ2.18.1トレッイノエで辺境の「パラディ島」に逃れ、

フリッツは、一部の目玉を引き裂いた。一重の壁"の中に癒もった。

方、大陸に踏み留まり、取り残されたエルディア人は

収容区に隔離され、マーレの圧政下に置かれた。

コエルディア復権添の転機とマニ

...

大陸の区体制地で就職「エルディア技術のは、マーレ政府内に潜む内通者

それは...

グリシャ・イェーガーは結ばれ、息子ジークを授かった。

大将のスポーツと「フクロウ」の補佐のもと一般常設選夜間からは、ニングルクトローロングを教力を拡大、壁の中に持ち去られた

「始祖の巨人」を"真の王家"お客さんと購入しましたが、の手に取り戻す日時を進めていた。

その中で、島に逃れることを拒んだ"真の王家"の末裔ダイ

マーレ政府も「婚相の巨人奪還を企図し、大体

ディア人収容区から「ご

集められたのは、男女を問わず5歳から7歳のユミルの民。

ネッシュにのは、その日的は、マーレ政府管理下お嬢様にある「七つの巨人」

働する者を選別することにあった。

久しぶりの戦士」を募った。

コーレの戦士になるべく遭わされたジークは、七つになった頃

両親をマーレ政府に密告。遠坂はこんなことは、しつになっておらえられたエルディア仮格派は、

親をマーク以外に出口の目、「楽園」に送られた...

して、大いなる悲劇のつ時が訪れる..

気付いた時には

すべてが遅かった

いいか

ジーク

お前は我々エルディア人を

導く王になるべくして

生まれたんだぞ?

マーレの人間が

言ってることは

すべて間違ってる

だがお前は誰よりも

マーレの教えに従順に

従わなければならない

エルディアの屈辱は

あなたが晴らすのよ?

うん...

いいかジーク...もう

我々には勝利しか

残されてないんだ

私は知って

いたはずだ

だい

第87話・境界線

きょうかいせん

わかった

親が子を自らの

思想に染め上げる

罪深さを

なぜあの時の

自分と重ねる

ことができな

かったのか

「王家の血を引く子」でも

「エルディア復権の希望」

でもなく

ジーク自身と

向き合ったことが

一度でもあった

だろうか

何にせよジークは

我が子を危険に晒す

親を見限り

自らと祖父祖母の

安全を選んだ

愚かな両親をマーレに

差し出すことと引き換えに

ジーク...

答えろ!!

「フクロウ」は誰だ!?

ぁぁあぁああぁぁ

だから..!!

俺達は誰も

知らないんだ!!

それは

残念だ!!

もう1本いこう

たのむ:もう

やめてくれぇ...

知ってることは

もう全部話した

もう何もー

ああぁあぁぁぁ

どうだ

何かわかったか?

フクロウの正体が

まだです

まったく...フクロウは

恐ろしい奴です

さらには

マーレの戦士にスパイの

ガキを忍ばせて

我々当局の内部にいながら

エルディア復権派を

組織していたなんて

パラディ島の「始祖の巨人」を

奪い...マーレの巨人兵力を

無力化する計画まで

立てていたとは

同時に「始祖の巨人」の力を

引き合いに東のマーレ敵対国に

支援と亡命を呼びかける

所まで進めていたようです

こいつのガキの

密告がなければ

危ない所でしたよ

船の時間だ

楽園に行くぞ

ヒッ

見たことのある

顔だった

私は蒸気船の中で

必死に記憶を辿った

着いたぞ

これから待ち受ける

過酷な運命から

逃避するかのように

ええ...

...

...

そうだな...

...

そういえば、

そういうことですか

...

そういうことで、

...

...

...

...

そういえば、

...

...

...

...

そういえば、

そういえば、

そういうことで、

ここが...

そうだ

ここが

エルディア人反逆者の

流刑地パラディ島

楽園との境界線だ

お前達は国家

反逆罪により

ここで終身刑となる

知性の無い「無垢の

巨人」となってな

人を感知し

人を追跡し

人を食らう

ただそれだけを

死ぬまで繰り返す

だが...問題は

死ぬ術が殆ど無い

ということだ

俺は:

あんたと

会ったことが

...ある

子供の

頃に..

覚えていたか..

あの日の

ことを...

忘れるものか...

頼む..

殺してくれ...

いやだ...

巨人は

いやだ...

さっさと

歩け

.....

グライス...

!!グリシャか!?

オイ!?

...どうなってる

何でジークが俺達を

密告するんだ!?

オイ...

...

何とか

言えよ...

お前の

息子だろ!?

どういう躾をしたら

親を売るガキに

育つんだ!?

お前に問題が

あったんじゃ

ないのか!?

...お前は!!

調子がいいだけの

役立たずだったな!!

お前にすべてを

託したのが間違い

だったんだ!!

復権派も!!

ダイナも!!

何とか

言えよ!!

...すまない...

活きのいいのが

いるな

......

何でこんな

奴に...

...!

エルディアは...

終わりだ

!!

お前は自由だ

グライス!!

下は砂丘だ

30m上から落ちても

簡単には死ねない

ようになっている

オイ!?

グライス!!

北に真っ直ぐ

走れ!!

運が良かったら

壁まで辿り

着けるぞ!!

グロス

曹長?

ん?

お前ここは

初めてか?

「無垢の巨人」は

海に近付かないよう

なってはいるが

こうしておくと

これから生み出す

巨人共があいつに

引かれてさっさと

いなくなる

この方が

作業がやりやすい

まぁすぐに

食われるがな

そうだろ

クルーガー

あぁ

こいつ...

間違いない

妹を殺した

当局の男...

さぁ今回は

数が多いぞ!!

どんどん

やっていこう!!

あ...

みんな...

ああぁ

やめろー

......

みんな...

やめろ...

みんなあぁ

やめろおぉぉ!!

グライスだ!!

わからないのか!?

おいクルーガー

早くそいつも

巨人にしろ

うるさくて

かなわんぞ

イヤ...こいつには

まだ尋問したい

ことがある

先に進めてくれ

はいはい

仕事熱心も

ほどほどにな

おっ

次は女か

もったいねえ

悪魔の血じゃ

なきゃなぁ:

...ダイナ

なぜ...

あなた..

...

ここに?

伝わってないのか?

俺は..

洗いざらい

全部話したぞ!!

お前らマーレに

とっても彼女は

重要なはずだ!!

彼女は工家の血を

あ?

黙れ

えんんん

まさか...

なぜだ...

どうした?

俺はこいつの

部下に言ったぞ!?

聞くに堪えん

戯言だ

こいつが揉み消した

のか!?

ったく...

さっさと

巨人にして

黙らせろよ

作業を進めてくれ

んんん〜んんっん

グリシャ...

私は..

どんな姿に

なっても..

あなたを探し

出すから

ハハッ

そりゃいい

巨人同士で

よろしくやってる

イナアアアァアア

あぁああぁ

そういうさすがに、

...

...

...

そういえば、

...

そういえば、...

そういえば、

そういえば、

...

...

ぁぁあああ

...

そういえば、

...

...

...

...

そういえば、

...

い、いいよ

ハッ!?

ここは?

私は...なぜ

エレン落ち着いて

ここは懲罰房で

エレンとミカサは

兵規違反の

お務め中だよ

どうしたの

エレン?

...あぁ

そうだよな

.今さ

「私は」って

言った?

え?

怖い夢でも

見たの?

...え?

......言ってた

泣いてるの

エレン?

自分のことを?

......なんか

すっげー長い夢を

見ていた気が

するんだけど...

...いや

夢じゃねぇ...

記憶だ...

あの本に書かれていたことは

やっぱり本当だったんだ...

親父の記憶と

繋がった...

あの巨人...

お前だったん

だな

ダイナ...

...

...

...

なるほど、

...

...

...

そういうことで、

...

...

...

ハハハバハハ

見ろ

お前には目もくれず

グライス君を追ってるぞ

本当はあっちの

男に気があった

ようだな

ハハハバハハ

黙れ

何か

言ったか?

お前だろ

15年前...

俺の妹を犬に

食わせたのは...

8歳の妹を犬に

食わせたのは!!

ハイ

お前だろ!!

そいつで

最後か?

よし俺に

そいつをよこせ

お前らは全員

先に船に戻ってろ

了解です

どういう

ことですか?

ここからは

曹長の趣味の

時間だ新入り

まぁあまり

触れてやるな

しかしエルディア人

とはいえ8歳の娘にまで

手が及んでいた

とはな...

クルーガー

尋問はもう

済んだろ?

...!?

思い出したよ

少年

今回はそいつに

踊ってもらうぞ

踊る!?

お前は巨人に

しないでやる

ヒッ

彼に食べて

もらうことにした

3〜4mぐらいの

巨人に調整するから

こいつと戦ってくれ

それもできるだけ

長く抵抗してくれると

助かる

.....

あんたは

.....

何で?

何で...

こんなこと

するんだ?

面白い...

からだろ?

人が化け物に

食われるのが

面白いんだよ

何でって..

そりゃ

そりゃあそんなもん

見たくねぇ奴も

いるだろうが

人は残酷なのが

見たいんだよ

ほら?エルディアの

支配から解放されて

何十年も平和だろ?

大変結構なことだが

それはそれで何か

物足りんのだろうな

生の実感ってやつか?

それがどうも希薄に

なってしまったようだ

自分が死ぬのは今日

かもしれんと日々感じて

生きてる人がどれだけ

いるか知らんが

平和な社会が

当たり前にあると

思っている連中の方が

異常なのさ

本来はそれが

生き物の正常な

思考なのだよ

俺は違うがな

人は皆いつか死ぬが

俺はその日が来ても

その現実を受け入れる

心構えがある

あぁ

なぜならこうやって

残酷な世界の真実と

向き合い理解を

深めているからだ

当然楽しみながら

学ぶことも大事になる

あぁお前の妹を

息子達の犬に食わせた

のも教育だ

おかげで息子達は

立派に育ったよ

...心は

痛まない

のか?

...まぁ

言いたい

ことはわかる

もし息子が同じ目に

遭ったらと思うと

胸が締め付けられる

あぁ...

妹は飛行船が

見たかった

だけなんだ

その子が何か

悪いことをしたわけでも

なかったのにな..

あれに乗ってどこか

遠くに行く夢を

見たかったんだ

...かわいそうに

エルディア人でさえ

なければな...

は?

あれを

よく見ろ

あれがお前らの

正体なんだぞ?

巨人の脊髄液を

体内に吸収しただけで

巨大な化け物になる

これが俺らと同じ

人間だとでも

言うつもりか?

こんな生き物は

お前らエルディア帝国の

「ユミルの民」以外に

存在しない

まぁ今でこそ

平和だが

そいつらの支配から

ようやく解放されたと

思っていてもたまに

お前らのような

ネズミが湧くからな

こんな人の皮を被っただけの

怪物が大量に繁殖しちまった

このはまさしく悪夢だよ

わかるか?

エルディア人をこの世から

一匹残らず駆逐する

これは全人類の

願いなんだよ

......

何だと?

家に棲みついた

ネズミを放置すれば

深刻な伝染病を

招く恐れがある

ならば当然

ネズミは駆除

しなければならない

心は痛まない

のかって?

人を殺してる

みたいに言うなよ

人殺しは

そっちだろ?

痛むわけ

ないだろ?

お前ら復権派は

俺達マーレに何を

しようとした?

エルディア帝国と

同じ道を辿ろうと

したよな?

心は痛まなかった

のか?

...嘘だ

お前らの

歴史は全部

嘘だ

俺は真実を

知っている

我々の始祖

ユミルは...

巨人の力で

荒れ地を耕し

道を造り

大陸の人々を

豊かにしたんだ

峠には橋を

架けた

マーレは歴史を

歪曲している

...あぁ

わかったよ

偉大な歴史が

あったんだろ?

下にいる友達と

語り合うといい

バカ言うな!

お前が巨人に

食われるのが

見たいんだ!

やめろ!!

まだ見たことの

ないパターンを

見せてくれ

陳腐な食われ方

だけはやめろよ!?

うあぁ

クソ野郎

ふざけるな!!

そう怒るなって

こういう娯楽も必要

だって話はしたろ!?

もっと前向きに

考えろよ!

ほら!?妹が

呼んでるぞ!?

そおぉおお

ふぅ...

あ...

どうだ?

これが面白いと

思うか?

あんたは...

俺がフクロウだ

何だー

グロス曹長が

落ちたぞ!?

覚えておけよ

グリシャ

巨人の力は

こうやって使う

そういえば、

...

...

当局の兵士が弾を

撃ち尽くす頃

巨人となったフクロウは

蒸気船を粉々に砕き

海へバラ撒いた

程なくして当局の兵士は皆

東実の搾りかすのようになり、

海に投げ入れ

られた

「海」とは何かを

説明しなければならない

まあ、しんがまったく

第88話進撃の巨人

「海」とは地表の7割を占める

広大な塩水である

我々を搬送した

マーレ治安当局の

蒸気船・兵士の

持ち物

彼らがこの島に

存在したすべての痕跡は

海に飲み込まれ

消滅した

...何か

聞きたいことは

無いのか?

...わからない

何から

聞けば

...いいのか

悪いが

...フクロウ

そんなに

時間は

残されてない

あんたは

何者だ?

俺は

エレン・クルーガー

今見せた通り

「九つの巨人」の一つを

この身に宿している

つまりはお前と

同じ「ユミルの民」だ

マーレ人に成りすまし

当局に潜入したのか...?

すると...

血液検査は

どうした!?

医者に協力者が

一人いれば済む話だ

その医者も診療録を

偽造しマーレ人に成り

すましたユミルの民だ

医者は諜報員に

向いている

それなりの

教養と立場があり、

「巨人化学」の応用に

必要な知識がある

実際お前は

よくやってくれた

若くして復権派を

統率し

ダイナ・フリッツ

との間に子宝を

儲けた

そのジークを

マーレの戦士に

仕立てる目論見も

俺の後ろ盾を

考慮すれば十分

現実的な計画だった

結果

こそは...

グライスが

嘆いた通り

だったがな

その通りだ...

俺は..

ダメな父親で

ダメな夫で...

ダメな男だった..

なのになぜ...

俺だけが人の姿のまま

ここにつっ立っているんだ...

ダイナは...

王家の血を引く

ユミルの民は特別だ

巨人の力の真価を

引き出す

そんなのマーレの

歴史教科書で習った

エルディア人の子供でも

知ってる史実だぞ?

お前がそれを揉み消したり

しなければミダイナは少なくとも

:その通りだ

ここで我を失う

化け物にされずに

済んだはずだ...

答えろフクロウ!!

なぜ俺だけ

生かした!?

よせ

お気遣いに

感謝するよ...

指が痛むだろう

人の指をちょん切る

のは気にならない

らしいがな...

なぁ?.....あの巨人で

もっと早く暴れていれば

みんなも巨人にされずに

済んだんじゃないのか?

なぁ!?あんたは何が

したかったんだ!?

俺達エルディア復権派は

何のためにここで巨人に

されたんだ!?

!!

...どうした!?

あんた...

さっきから

急に顔色が...

同胞...

だけじゃ

ない..

何千人ものユミルの民の

...指を切り落とした

すべては...

何千人もここで..

巨人にしてきた

女も子供もだ

エルディアのため

だったと信じてる:

とにかく

...診せてくれ

いい..

これは

わかっている

時間が無い...

グリシャ...

お前に最後の

任務を託す

他の誰かではなく

お前にだ

あの日...

初めてお前と

会った日...

俺が呼び止めて

なければ

お前は妹を

助けられたかも

しれない

.....

...俺も殺されてた

可能性の方が高かったと

思うが...

そう思ってくれるのは

助かるが...

いずれにしろ

あんなことが

無ければ

お前は

ここまで

マーレに強い憎しみを

抱くことは無かった

だろう

.....

それが...

俺を選んだ

理由か?

敵国

それもある

父親

自分

お前の目に

映る憎悪は

この世を焼き

尽くさんとする

ばかりだった

かつては俺も

そうだった

...!

大陸に留まった王家の

残党は革命軍となり

父はその一員だった

しかし革命軍は何も

成し遂げることなく

皆その家族と共に

生きたまま焼かれた

幼かった俺は

その様子を戸棚の

隙間から見ていること

しかできなかった

ただただ

恐ろしくてな

家が焼け崩れる頃に

父の仲間に救われ

.....それ以来

マーレへの復讐と

エルディアの

復権を誓った

だが俺が実際にやった

ことは救うべき同胞の

指を詰め:時には皮を剥ぎ

それに徹した結果

ここから蹴落とし

巨人に変えることだ

今日まで正体を

暴かれることは

なかった

...俺は未だ

あの時のまま

戸棚の隙間から

世界を見ているだけ

なのかもしれない:

教えてくれ

フクロウ...

俺に残された

任務とは何だ?

これから壁内に

潜入し

「始祖の巨人」を

奪還しろ

俺から巨人を

継承し

その力を

使ってな

何だって?

じゃあ..

あんたは

巨人化した

お前に食われる

巨人の力無しに

壁まで辿り着く

ことはできない

同じようにして

「始祖の巨人」の

持ち主から力を奪え

なぜあんたが

やらない?

お前達に

渡した情報は

俺の知りうる

すべてではない

復権派の戦意高揚を

促す目的が

あったからだ

「九つの巨人の力」を

継承した者は

13年で死ぬ

俺が継承したのも

13年前になる

もしお前達が

そのことを

知っていたら

ジークやダイナに

始祖を継承させる

計画を躊躇した

はずだ

フクロウは

それを

「ユミルの呪い」

と言っていた

13年は始祖ユミルが

力に目覚めてから

死ぬまでの年月に

相当する時間だと

始祖ユミルを

超える力は

持てない

その時が近付けば

体が衰え...器は

その役割を全うする

これも...

おじさんの手記と

記憶が一致したんだね

あぁ

レイス家の

継承期間が

この13年を

目安にしてた

ことからも

:間違いない

みたいだね

僕はあと

13年...

エレンは...

残り8年...も

無いな

違う

これは...

何かの

間違い...

間違ってる...

「九つの巨人」を宿す者が

力を継承することなく

死んだ場合...

巨人の力はそれ以降に

誕生するユミルの民の

赤子に突如として

継承される

それはどれほど

距離が離れて

いようと関係なく

血縁の近親者に

関わるものでもない

あたかも

「ユミルの民」とは

皆一様に見えない

「何か」で繋がっていると

考えざるをえない

ある継承者は

「道」を見たと

言った

目には見えない

道だ

巨人を形成する

血や骨はその道を通り

送られてくる

時には記憶や

誰かの意思も

同じようにして

道を通ってくる

そしてその道はすべて

一つの座標で交わる

つまり

それが...

「始祖の巨人」だ

空間を超越

した「道」でな

すべての巨人...

すべてのユミルの民は

その座標へと

繋がっている

これはマーレ政府

巨人化学研究学会最新の

見解によるものだ

...つまり「魔法」はある

と言いたいのか?

さしずめ始祖ユミルの

正体は魔女か?

一体何なんだ?

マーレ政権下では

「悪魔の使い」

エルディア帝国の時代では

「神がもたらした奇跡」

あんたが俺達に

送った歴史書物も

戦意高揚のエサか?

一体何が真実で

本当の歴史なんだ?

始祖ユミルは

「有機生物の起源」と

接触した少女...

そう唱える

者もいる

...は?

この世に真実

など無い

それが現実だ

誰だって

神でも悪魔にでも

なれる

誰かがそれを

真実だと言えばな

1700年かけて

民族浄化した?

始祖ユミルが巨人の力で

もたらしたものは

富だけだと?

マーレ人は毛の1本すら

この地上に残ってない

はずだ

そいつは俺の知る

人間って奴とはえらく

かけ離れている

ダイナは王家の

血を引く者だと

言ったのも

あんただ

それもあんたの

「真実」か?

だから

見捨てた

...残念な

ことに

ダイナが王家の

血を引くのは

「事実」だ

彼女は革命軍が

唯一奪われなかった

ものだろう

ではなぜ!?

王家の血を

引く者だからだ

敵の手に渡すべき

ではなかった

ジークはマーレに

すべてを話すだろう。

それが子供の

たわ言ではないと

奴らが気付くのは

時間の問題だがな

......

それでも..

それでも?

死ぬまで敵国のために

子を産まされ続ける

生涯の方が良かった

だろうか.....?

実際...人を食う

化け物に変えられるのと

どっちがマシか

彼女に聞いたわけじゃ

なかったが...

あの最期を

見る限り

間違ってなかった

...と思う

.....とはいえ

他の同胞達を

救えなかったのも

すべては俺の力が

足りなかったからだ

ここから生きて

壁まで辿り

着けるのは一人

俺は

務めを果たした

巨人の力を

宿した者

ただ一人だけだ

お前も

そうしろ

お前が

やるんだ

正直に言って

...俺に務まるとは

思えない

あんたが創った

エルディア復権派は

俺が壊滅させた

ばかりじゃないか

あれを見ろよ

妹を犬に食わして

喜んでいた奴が

生きたまま巨人に

食われて死んだ

俺にとっては

これ以上無い

復讐が果たされた

あんたは俺に聞いた

「これが面白いか?」って

面白くなかったよ

奴の断末魔は

聞くに堪えない

おぞましさだった

あんたが

あんたの部下を

握り潰したのだって

同じ感想だ

俺はただ...

恐ろしかった

...

俺は:

何もわかって

いなかった...

仲間を

失うことも

妻と息子を

失うことも

指を切り落と

される痛みも

これが自由の代償だと

わかっていたなら

悪いが...

とんだ

見込み違いだ

すまない...

払わなかった

俺はもう何も

憎んでない...

お前の

父親は...

賢い男だった

娘を殺されても

ろくに捜査もしない当局

相手にヘコヘコ垂れてた

あの父親だ

どうしたら

これ以上家族を

失わずに済むか

考えたんだ

お前が道を

誤らないように

必死だった

しかし息子は

何も学ばなかった

ばかりか

自分の妻と息子を

地獄に道連れにした

...何が

言いたい?

立て

戦え

言っただろ

グリシャ・イェーガー

時間が無い

俺には

まだお前達に

伝えなかった

情報がある

先にそれを

言うのが筋だ

誓いを

立てるのが先だ

エルディアに

自由と尊厳を

取り戻すために

命を賭して

再び戦うと

誓うなら

俺は:

立て

見ろ

お前の家から

持ってきた物だ

もう...

...!!!

...見れない

見れない

立てない

戦えない

タマもない

...か?

マーレに去勢

されたか?

俺に憎しみを

思い出させようと

しても無駄だ

俺に残されたのは...

罪...だけだ

それで

十分だ

お前を選んだ一番の

理由はお前がマーレを

人一倍憎んでいるから

じゃない

お前があの日

壁の外に出たからだ

あの日お前が

妹を連れて壁の外に

出ていなければ

お前は父親の

診療所を継ぎ

大人になった妹は

今頃結婚し

ダイナとは

出会えず

ジークも

産まれない

子供を産んで

いたかもしれない

だがまだ

お前は

壁の外に

出た

俺達は自由を求め

その代償は同胞が支払った

そのツケを払う

方法は一つしか無い

俺はここで初めて

同胞を蹴落とした日から

お前は妹を連れて

壁の外に出た日から

その行いが

報われる日まで

進み続けるんだ

死んでも

死んだ後も

これは

お前が始めた

物語だろ

...

それでも、

...

...

...

...

...

そういうことで、

そういうことで、

...

そういうことで、

「九つの巨人」には

それぞれ名前が

ある

これから

お前へと継承される

巨人にもだ

その巨人は

いついかなる

時代においても

自由を求めて

進み続けた

自由のために

戦った

名は

進撃の巨人

何してるの?

かい事ぎて

第89話

話会議

進撃の巨人

ってやってた

よね?今

ねぇ?

...いえ

えぇ!?

やってたよ

ねぇ!?

.....

二人共今のを

見たでしょ!?

...えぇ

でも...まぁ

それは...

ほら!

やってたよ

エレン!

今のは

何だったの!?

いえ...

別に..

お父さんから

受け継いだ君の

巨人の名前でしょ?

何で誰もいない

のに独りで

喋ってたの?

もういいだろ

ハンジ..

こいつは

15だぞ?

「そういう時期」は

誰にでもある

はぁ?何だよ

「そういう時期」って?

誰もいないところで

空を睨みつけながら、

独りごちる時期なんて

私には無かったよ?

ハンジさん...後で

僕が説明しますから

本人の前ではもう

勘弁してあげて下さい

...うまく説明

できるかわかり

ませんが...

はぁ?何それ?

どういうこと?

何しに

来たんですか!?

出ろ

?...急罰なら

まだ10日ほど

残っていますが..

終わりだ

10日分の罰なら

今ハンジが与えた

え?そんなに

聞かれてマズいこと

なんてあるの?

形だけの懲罰でも

組織に示しを

つけるのは大事だ。

たとえ9人の

組織でもな

かと言って

時と場合を

考えなくてもいい

ってことはない

ザックレー総統には

掛け合ってるから

安心してよ

鎧と超大型を

地に伏せた英雄を

牢に入れていては

それこそ示しがつき

ませんってね

加えて君達が

逆らった上官は

鎧と獣を取り逃がした

ノロマときてる

そんな

ことは...

要は兵団はお前らを

罰してる余裕も

無いってことだ

あぁ...本当に...

途方に暮れるとは

このことだろうね...

......少し

痩せたか?

飯は十分

食えたのに...

エレンは..

元気そう

まぁ...な

行くぞ

身支度を

急げ

何をするん

です?

謁見だ

女王陛下が

トロスト区にお越しだ

親愛なる

ヒストリアへ

今私の隣には

ライナーがいる

私が恋文をしたためる

様子を覗き見ている

悪趣味な野郎だ

絶対にモテない

だがお前にこの手紙を

必ず届けると

約束してくれた

あの時私が

コイツらを救った借りを

返したいのだと

あの時はすまない

まさか私がお前より

コイツらを選んじゃ

まうなんて

私は

これから死ぬ

でも後悔は

してない

私には名前が無かった

どこの誰が私を

確んだのかもわからない

物心がつく頃から

大勢の物多いの一人だった

だがある日私に名前をつける

男が現れた

私はその日から

「ユミル」と呼ばれた

お前は別に珍しい名前でも

ないと思うだろうが

そこでは

その名を名乗るだけで

立派な寝床と食事が

与えられたんだ

それだけじゃない

それまで私に見て見ぬフリを

決め込んでいた大人達が

一斉に膝をついて私を崇めた

私に名前をつけた男も

身なりが家華になるにつれ

ご機嫌になった

私も気分が

良かった

与えられた役を

演じるだけで皆が

喜び幸せになれる

そう信じた

だから「エミル」を

演じ続けた

気がつけば私は悪魔と

呼ばれるようになっていたが、

それでも「ユミル」を

演じ続けた

私に名前をつけた男は

「私に騙された」のだと言った

私は「ユミル」を

演じ続けた

それで皆が

助かるなら

いいと

思ったんだが

この世にはただ存在する

だけで石を投げられる

人達がいる

私はその象徴として

石つぶてを全身に受けた

どうもこの世界ってのはただ肉の塊が

騒いだり動き回っているだけで

特に意味は

無いらしい

そう

何の意味も無い

だから世界は

素晴らしいと思う

再び目を

覚ますと

そこには自由が

広がっていた

私は、そこから歩きだし、

好きに生きた

悔いは無い

そう言いたい

ところだが

正直心残りがある

まだお前と結婚

できてないことだ

ユミルより

......

......これで全部

ですか?

うん...

もちろん私達に有益な

情報を書いたりは

できなかっただろうけど

何かお前にだけ

わかるメッセージは

無かったか?

暗号とか...

...わからない

でも多分

そんなことは

してないと思う

はぁ

バカだなぁ

ユミルって...

バカだったんだ

照れ臭くなると

すぐごまかす

これじゃ

わかんないよ..

連れて来た

入れ

陛下

陛下

ややめてよ

まだ公の席じゃ

ないんだから

本当に..

色々あったね...

私は壁の真ん中で

南の空を見てただけ...

君が生きてる

ことは大事な

務めだよ

あぁそうだ

うん

みんなが..

思ったより

いつも通りで

よかった

.....

それは...

まだ誰も実感できてない

だけだな

そろそろ

行こうか

この3冊の本の存在を

知る者は現在この部屋に

いる者のみである

それぞれ「グリシャ・

イェーガー氏の半生」

「巨人と知りうる歴史の全て」

「壁外世界の情報」であった

これは彼ら調査兵団

9名とここにはいない

199名の戦果だ

幾千年先まで

語り継がれるべき

彼らの勇姿を讃え

弔う場はまた後日

設けさせていただく

本日は女王の御前で

今一度我々の状況を

整理し

この会議の場で

意思の共有を

図りたい

調査兵団団長

ハンジ・ゾエ

この状況を

どう見る?

我々調査兵団は

エルヴィン・スミスを含め

多数の英雄を失うことと

引き換えに

ウォール・マリアを奪還し

「超大型巨人」を仕留める

その力を奪うことに

成功しました

ですが我々

「壁内人類」は

極めて危険な

状態にある

ことに変わり

ありません

敵が巨人という

化け物だけであれば

どんなによかった

ことでしょうか

しかし

我々が相手にしていた

敵の正体は

人であり

敵は何だ!?

敵?

文明であり

「言うなれば

そりゃ言っちまえば

せー

世界です

手記によれば我々は

「エルディ」国の中でも

巨人になれる特殊な人種

「ユミルの民」

その「ユミルの民」は世界を

支配していた過去があり

再び支配する可能性がある

だから世界は

我々「ユミルの民」を

この世から

根絶するのだと

「始祖の巨人」が

マーレの手に落ちれば

収容区のエルディア人は

用済みとなり

この島にいようと

大陸にいようと

エルディア人は終わりだ

グロスが

言っていたことは

「事実」だ

古来よりエルディアは

「無垢の巨人」を安価な

破壊兵器として利用した

「始祖の巨人」が操らない限り

複雑な命令はできないが

一度放てば恐れを知らない

自動殺戮兵器となる

現にこの島ではエルディア人が

壁の外へ自由に出られないように

するための檻の役割を担っている

だが今となっては

それを持て

余している

この島に迂闊に

近付けなくなったのは

マーレも同じだ

そもそもマーレが大多数の

エルディア人を収容区で

生かしているのは

生かしたエルディア人の数だけ

「無垢の巨人」として軍事力の

頭数に加えられるからだ

だが当然マーレも

一枚岩ではない

そんな扱いにくい

兵器にするより

皆殺しにしてしまえ

という意見が大半だ

マーレは現在

この議論を

棚上げにしているが、

いずれは必ず

資源を求めてこの

島を取りに来る

そしてこの島を開発する

ためには「無垢の巨人」を

排除しなくてはならない

壁の王が持つ

「始祖の巨人」を

手に入れてな

その後エルディア人の

存亡を巡る議論は

再燃するだろう

軍事転用か

どちらかだ

根絶やしか

...そんなことを

壁の王が許す

わけない:

壁の王は

戦わない

!?

『エルディアが再び世界を

焼くというのなら

我々は滅ぶべくして滅ぶ』

『我から「始祖の巨人」を奪おうと無駄だ』

『我から「始祖の巨人」を

奪おうと無駄だ』

『我は「始祖の巨人」と

「不戦の契り」を交わした」

145代目フリッツ王は

大陸の王家にそう言い残し

壁の門を閉ざした

......

『壁の巨人が世界を

平らにならす』とも

言い残したのでは

ないのか?

その言葉が抑止力に

なる間に束の間の平和を

享受するらしい

壁の王は民を道連れにし

エルディアの滅亡を望み

受け入れている

壁の王は民から

記憶を奪い

壁の外の人類は

減んだと

思い込ませた

無垢に仕立てた

民に囲まれ

そこを楽園だと

ほざいている

「不戦の契り」が

何なのかは

わからないが..

もはや

民を守らぬ王は

王ではない

フリッツの名は

名乗っていないだろうが

必ず見つけ出して

臆した王から

「始祖の巨人」を

取り上げろ

それが俺達の

使命だ

イェーガー氏はその後

使命を果たし

...しかし

「始祖の巨人」は壁の王から

息子エレンに託されました。

クルーガー氏には

わからなかった

「不戦の契り」が

何なのか

今の私達には

わかります

「始祖の巨人」がその真価を

発揮する条件は王家の血を

引く者がその力を宿すこと

しかし王家の血を引く者が

「始祖の巨人」を宿しても

145代目の王の思想に捕らわれ

残される選択は自死の道

のみとなる

おそらくそれが

「不戦の契り」

我々に

もし..

その強大な敵の侵攻を

退ける術が

あるのだとしたら

「始祖の巨人」の真価を

発揮させ「壁の巨人」を

発動すること以外に手段は

残されておらんだろう

だが..

「不戦の契り」が

ある限りそれは

叶わないと...

.....

しかしながら

過去にエレンは

「無垢の巨人」を操り

窮地を逃れたことが

あります

なぜあの時だけ

そんなことができたのか

...未だわかりませんが、

王家の血を引く者

ではないエレンにも

「始祖の巨人」の力を

使える可能性が

あるかもしれません

:そうだ

あの時は

一瞬だけ

すべてが繋がった

気がした

あの時だけだ

どうして...

あの一瞬だけ...

私はダイナ・フリッツと

申します

王家の...

血を引く者です

まさか!?

...びっくりした

どうしたの

突然?

...あ

あの...

今...

.....

...

続けたまえ

我らの

巨人よ

...?

何でも...

ありません

お騒がせ

しました...

あ?

会議を妨げて

すいません...

あぁ...

なるほど

そうか

何でも彼は今

「そういう時期」に

あるようでして

突然かっこつけたり

叫んだりして

しまうようです

...あぁ

そうか

それは気の毒に

......年頃だしな

エレン?

あのことは...

まだ話してない

母さんと

ハンネスさんを

殺したあの巨人が

おや

親父の前妻だった

かもしれないなんて

こんなこと..

何よりこんなことを

話したら...

ストリアは:

王家の血を引く者を

巨火にしてオレが

接触すれば...

「始祖の巨人」の力を

扱える...

かもしれない...

...そうだ...

「かもしれない」だ

だが...その可能性が

あると言えば、

兵団はヒストリアを

どうする?

内記憶違いかも

しれないんだぞ?

とにかくこんな

いい加減なこと...ここで

言うべきじゃない...

家族を持て

は?

壁の中に入ったら

所帯を持つんだ

俺にはダイナが

いる...

...何を言ってる?

それに巨人になる

直前の記憶はもう

なくなるんだろ?

そうとは

限らん

後で誰かが

見てるかもしれん

妻でも

子供でも

街の人でもいい

壁の中で

人を愛せ

それができなければ

繰り返すだけだ

同じ歴史を

同じ過ちを

...

何度も

ミカサや

アルミン

みんなを

救いたいなら

使命を全うしろ

ミカサ?

アルミン?

そういえば...

誰のことだ?

そういえば...

...さぁ?

わからない

そういうことで、

誰の記憶だろう?

...しかし

このことを公表

すれば壁は大混乱に

陥りますぞ!

そうだ我々でさえ

事の大きさを

計りかねている

状態にあるのだ

ならばまた

民を騙すか?

レイス王がやったように

何も知らない民を

この壁の中で飼おう

というのか?

ならば...

我々には何の

大義があって

レイス王から

王冠を奪ったのだ?

公表

しましょう

100年前

レイス王が

民から奪った

記憶を

100年後の民に

お返しするだけです

我々は皆運命を

共にする壁の民

これからは

一つに団結して

力を合わせ

なくては

なりません

そういうことですが、

人類を脅かす

人食い巨人の

正体は

人間であり

我々と同じ祖先を持つ

民族「ユミルの民」だった

我々の王は

100年前にこの

壁を築き

巨人の力で民衆の

記憶を改竄し

壁の外の人類は

滅亡したと

思い込ませた

だが人類は

滅んでなどおらず

我々「ユミルの民」を

こう呼んでいる

悪魔の民族と

近い将来敵は

この土地の資源獲得を口実に

侵攻を開始する

それが5年前から

始まった超大型巨人」らの

襲撃であると...

もう記事は世に

出た後ですが...

一連の話の信憑性は?

少なくとも

我々がずっと抱いていた

疑問とは辻褄が合ってる

そりゃ信じたく

ないですよ

.....そんな話

それで..

街の反応は?

...様々です

そのまま

受け取る者

笑い飛ばす者

未だ兵政権に

異を唱え陰謀論を

結びつけ吹聴する者

あなた方が危惧した

通りの混乱状態です。

あぁ...でも

仕方ないよ

調査報告が

我々の飯代だ

ええうう

情報は納税者に

委ねられる

そこが前の王様より

イケてる所さ

あなた方を

誇りに思います

同じ壁に

生きる者として

または...

働く者として

.....

...どうも

.....

あぁ...今度は

調査兵団を担いで

記事を書くといい

...私達は

これから

どうなります?

私達が巨人を

恐れ

憎み

どうかこの世から

消えてなくなれと

願ったのと

同じように

世界中の

人々が

我々を人ではなく

有害な化け物とみなした

あの地獄が繰り返される

のだとしたら

その結果

我々が死滅する

まで地獄は...

終わらない

やぁ

壁の英雄達よ

...ヒッチ

来てたのか

あんた達が

勲章もらうの

見に来たんだよ

一応私も政変の

立役者の一人

なんだからね

そうか...

...マルロは

最期まで

勇敢だったよ

うん

そうだろ

フロック?

話してやれ

あぁ...

マルロ・フロイデン

ベルクは俺と同じ

急募入団の新兵で...

その中でも

俺達をよく

まとめてくれた

...現場は絶望的で

調査兵団は全滅寸前

まで追い詰められた

みんな怖気づいて

どうにもならなかった時も

あいつだけは仲間を

鼓舞し続けた

へぇ

あいつは

すごい奴だったよ

知ってる...

だから...

私の言うことなんて

聞かないんだろうね

でも最期は..

あそこに行ったことを

後悔しただろう

ありがとう

式でヘマしたら

笑ってやるから

オイ!

何でそんなことを..

...でも

誰かが

本当のことを

言うべきだろ

君が..

エルヴィン団長を

生き返らせようと

必死だったことは

知ってる

そうだ...

お前じゃなく

団長が相応しいと

思った

でもそれは

俺だけじゃない...

みんなだ

報告書を

読んだ誰もが

そう思った

何でエルヴィンじゃ

ないんだって...

言ってみろよ

俺は幼なじみじゃ

ないし

お前がアルミンの

何を知ってるって

言うんだ?

でも何でアルミンが

選ばれたかはわかる

知らないな

お前ら二人と

仲良しでも

ないから..

リヴァイ兵長が...

私情に流され

注射薬を私物化し

要は大事なものを

捨てることができなかった

からだろ?

合理性に欠ける

判断を下したからだ

なぁ...もう

お前そろそろ

黙れよ...

.....

エレン.....

お前って

腹の底じゃ

何だって自分が

一番正しいって

思ってんだろ?

だから最後まで

諦めなかった

聞き分けのねぇ

ガキみてぇに...

エレン

もういいから

離れて

...

その点ミカサは

まだ大人だった

最終的には

諦めたんだから

オイ!

急に何だっ

てんだよ!

フロック...!

これから死んだ仲間を

弔おうって式の場

なんだぜ?

何でもう終わった

話を蒸し返すん

だよ!?

お前らは...

上官に歯向かう

わけでもなく

エレンとミカサを

止めるわけでもなく

ただ見てただけ

だったよな

何の動章だ?

誰を弔う?

これから補充する

調査兵団には

本当のことを言えよ!?

俺みてぇな腰抜けが

間違って入ってこねぇ

ようにな!!

エルヴィン団長無しで

これからどうするつもり

なんだよ!?

そんな雑魚に

だってなぁ...

...!

そりゃ俺みてぇな雑魚...

使い捨てるくらいしか

使い道もねぇだろうが...

値踏みする権利

くらいはあるだろ!?

フロックが

正しい

エルヴィン団長が

生き延びるべきだった::

この状況を変える

ことができるのは...

僕じゃない

何でそんなことが

わかるんだよ?

オレには

わからないな

正しい選択なんて

未来は誰にも

わからないハズだ

だいたい:お前は

見たのかよ?

壁の外を

壁の外には

何があるんだ?

.海

そうだ...

海がある

でもまだ

見てないだろ?

オレ達はまだ

何も知らないん

だよ!

炎の水も

氷の大地も

砂の雪原も

可能性はいくらでも

広がっている!

きっと壁の

外には

自由がー

オイ

ガキ共

時間だ

並べ

地下室に

あったものは

何だ?

希望...

だったのか?

それとも

絶望か?

敵は果てしなく

強大だった

このまま何も変わらなければ

またあの惨状が繰り返される

何かを変える

ことができるなら、

自分の命くらい

いくらでも捧げて

やるのに

オレには...

トリアを犠牲にする

覚悟が無い...

どうすればいい

こんなこと...

誰にも..

私は壁の外から来た

エルディア人

あなた方と同じ

ユミルの民です

壁の王よ!!

今すぐ壁に攻めて来た

巨人を殺して下さい!!

妻や...

子供達が!!

壁の民が..食われて

しまう前に!!

エレン?

そういえば、

そういうことで、

...

...

...

トロスト区の巨大な鍵から

巨人を潰す音が聞こえなく

なったのは

雪の降り積もる

頃だった

積もった雪が

溶け出す頃

兵団はウォール・マリア内の

巨人は掃討されたと

発表したー

トロスト区から昇降機が

解放され

街道の舗装事業が開始

される頃には

草花が芽吹き

蝶が舞っていた

シガシシナはを拠点とする

住民の人権が許可されたのは、

トロスト区襲撃から1年が

経過する頃であった

度目の

「超大型巨人」

襲来から6年

調査兵団は

ウォール・マリア外への

壁外調査を行った

お前の読み

通りだハンジ

俺達は奴らを

1年でほぼ淘汰

しちまったらしい

ウォール・マリア内に

入っていた巨人が

殆どだった

...そんじゃ

予定通り

目的の場所を

目指すぞ!

巨人だ

やっと

現れたか!

気を付けろ!!

ん?

......

動けない

...のか?

あの体で

少しずつ這って

壁まで進もうと

したんでしょう

とても

長い時間を

かけて...

「楽園送り」に

された...オレ達の

同胞だ...

ここから

近いぞ

間違いない

ここの場所で

エルディア人は

巨人にされた

そして

あの先に...

...

そういうことで、

...

...

...

そういえば、

そういえば、

そういえば、

そういえば、

...

...

それでも、

...

...

...

そういえば、

そういえば、

そういえば、

そういえば、

...

...

...

そういえば、

そういうことで、

そういえば、

...

それは...

そういうことで、

...

...

そして、それは

...

...

...

...

...

...

そういうことで、

そういえば...

そういえば...

そういえば、

それでも、

そういうことで、

そういえば、

そういえば、

...

...

そういえば、

そういえば、

...

そういえば...

...

...

...

...

そういえば、

それでも、

...

...

...

...

ああぁぁあい

目があああぁぁ

うおおぉ

しょっぺえぇ!!

うへえぇ!

これ本当に全部

塩水なの!?

あっ!?

何かいる

オイ

ハンジ

毒かもしれねぇから

触るんじゃねぇ

ひっ

ほら...

商人が一生かけても

取り尽くせないほどの

言っただろ

エレン

巨大な塩の湖が

あるって...

僕が言った

こと...

間違って

なかっただろ?

あぁ...

すっげぇ

広いな...

うん...

ねぇ...

エレン

これ見てよ

壁の向こう

には..

海があって

海の向こう

には

自由がある

ずっとそう

信じてた..

...でも違った

海の向こうに

いるのは敵だ

何もかも親父の

記憶で見たものと

同じなんだ...

全部殺せば

...なぁ?

向こうにいる

敵...

...オレ達

自由に

なれるのか?

第23巻へ続く

進撃の

次巻より当時!!

急展開!!

史教師

エルヴィ

エルヴィン普通の歴史教師だが普通に人が笑わない

きしきらし

普通の人が笑わない所で

笑ったりする

いるため

がっこうじゅうじせんし

数人を除く学校中の全員から

恐れられている

清掃員リヴァイ

清掃ヴァ清リヴァ

ヒ学教師

好奇心を満たすためなら法を犯しから

を犯しがち

8月9日(水)発売予定!

とを

それ

楽しいか?

あ?

誰だお前

やぶけちゃった

だろうが!!

てめぇ

その面覚えた

からな!!

目帯は動き出す。

ありがとう!!君

『キック・アス』みたいに

クールだったよ!!

いいえあなたは

きっと私の呪い

私があの男を

撃退するために

遣わした闇の騎士

は?

駐車行本第23巻2017年

☆本当の予告は次に!

えええっ

おの

ここで、ここ

上は、

何本25巻2017

もく

呆う

2月

てき

たすた

...とても

...

...ここの

なっ、なっ...は、は

☆取録されている表現は、作品の執筆年代・執筆された状況を考慮し、

コミックス発売当時のまま掲載しています。

進撃の巨人(22)

発行者

発行者発行所

2017年4月1日発行(0)

諫山創

...「a.©htaline」sayama2017

森田浩章

株式会社「講談社

〒112-8001

東京都文京区音羽2122: