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Instructions:
おはようございます。
24
しかし、ここして
ゴツーハムは
これまで、様子でも
...
話さ
...
第二
グォ
第96話
希望の扉
第97話
だからこそ、
い
第98話
しかったな
ん
attark
...でもそれは
諫山創
ファルコの兄。戦士候補生中の最年長でリー
ダーね。「獣の巨人」の継承が既定路線。
!!!1...11月11日(土)
ガビに好意を持ち、彼女を守りたいが為、彼
女と同じく『鎧の巨人』継承を志す。
エルディア人の部隊を率いるマーレ
ライオーの従姉妹で、「森の巨人」の継承者
を目指している。天真爛漫。大胆不敵。
獣の巨人
鎧の巨人
戦士長。グリシャの息子で、
エレンの異母兄。
戦士隊副長☆バラディ島藩人
家から戻った唯一の帰還者。
行せし四戦
人とは、
登場人物
陸軍
眼鏡の大人しそうな少年だが、興奮すると悪
態をつく、外国の言葉を解する。
ガビとは対照的に、クールで大人びた印象を
与えるが、時折とほけた発言をする。
蛍劫の巨
夢間の目
長期間の四足歩行の影響か気怠
けに見えるが、判断力に定評あり。
「鎧」の継承争いや兄の死を
巡り、ライナーと確執がある。
第95話一嘘つ
おはよう
ブラウン副長
おはよう
ございます
おはよう
我らの戦士よ
あら小さな
戦士ちゃん
みんなあなたに
期待してるわ
ありがとう
ございます
本部へ
もう次の
戦争か?
そのよう
です
景気のいい
こったな
チビもこの間は
活躍したんだって?
なぁ?チビったり
しなかったのか
聞かせろよチビ
はい
いつもの
本部で訓練
ケッ...
何だよあいつ
絶対目慢してくる
と思ったのに
今日はやけに
静かだな
どうした
ガビ
元気が無いな
変なのは
ライナーだよ
何か...
嘘をついてる
嘘?
何のことだ?
何のことか私には
わからないけど
カリナおばさんには
わかるみたい
だったよ?
ライナーが
島から一人だけ
帰ってきて:
別人みたいに
なったって..
おばさんすごく
心配してたよ?
は...
12歳だった息子が
オッサンになって
帰ってくれば
さぞかし心配
させただろうな
......
いつか...本当の
ことを話してね
...血の繋がりは
「九つの巨人」の記憶の継承に
強く影響するって巨人学会の
人が言ってたよね?
...あぁ
私が「鎧」を継承すれば
ライナーは私の中で
人に言えない
辛いことも
大丈夫
きっと...
生き続ける
二人でわかり
合えるよ
きっと...
二人で力を合わせれば、
エルディアの未来は
切り開けるから
...そうだな
しかしこんなに早く
召集される
なんてな...
その
ちょっと
そんなこと
もっと
休みたい
お前ら
そんなこと言ってると
次の戦士候補生に
抜かれちまうぞ
...気合
入ってんな
ファルコ...
まぁな
ガビを守りたい
なら
オレがガビを
超えるしかない
「鎧の巨人」を
継承するのは
オレだ
い!!
やってみろ
...おう
ん...
おはよう
ポッコ
ピーク...何...
やってんだよ
こっちの方が
しっくり
くるんだ
...立って
歩けよ
ビックリさせ
ちゃった?
おはよう
ございます
全員
揃ったな
珍しいですね
戦士長の部屋に
集合なんて
マーレ軍の人は?
この部屋には
いない
お茶ぐらい
たまには
いいだろ
...はぁ
早速だが
マズい
状況だ
俺達は歴史への反省を
示すべくマーレに尽くした
それによって世界の
エルディア人に対する憎悪は
...今や帝国時代を彷彿させる
ほどに膨らんでいる
この数年でマーレは
資源争奪戦の時代を
勝ち抜き反発する国々を
俺達の巨人で黙らせてきた
だが...
みなさんは
それは
間違ってない
世界からは一層
エルディア人の根絶を
願う声が高まった
はっはーっ!!
それにしていた
「おおいおいしい」ということをしていました。それについてはいいでしょうか。
それにしても...
...
...ありがとうございましたかったんだけど、
いいじゃないでしょうがないのですが、これからはありがとうございました。これでは
...
おそらくわけじゃ
それに加え
先の戦いで通常兵器が
巨人兵器を上回る未来が
より明確に知れ渡った
つまりエルディア人は
近い将来に必ず
戦術的価値を失う
そうなれば
マーレは今の
国力を維持
できなくなる
マーレが弱れば
エルディアと世界を
隔てる壁はなくなり
エルディア人はより
生存権を脅かされる
立場になるだろう
世界はもうエルディア人を
人権の定義に当てはめる
必要は無いと言っている
...これは
民族存亡の
危機だ
...何か解決策は
無いんですか?
唯一の
解決策は
これまで
通り
早急に「始祖の巨人」と
パラディ島の資源を
マーレに納め
マーレの国力を
安定させると同時に
世界を脅かす
パラディ島の脅威を
我々の手で解決することだ
しかし..
今となっては
「始祖奪還計画」が
成功しても
エルディア人に対する
世界の歴史感情を
清算するには至らないほど
悪化してると
思いますが...
さすが
ピークちゃん
その通り
だよ
大事なのは
物語だ
始祖奪還までの
筋書きを
用意するんだ
まずは改めて
あの島がいかに
世界にとって
脅威であるかを
強く世界に
知らしめなければ
ならない
物語には
語り手が必要だ
それをタイバー家が
引き受けてくれるそうだ
「戦鎚の巨人」を管理する
タイバー家の一族がね
...!
タイバー家
が?
そうだ
100年前の巨人大戦で
フリッツ王に反旗を
翻した最初の貴族家
であるタイバー家だ
彼らは名誉マーレ人
として政治にも戦争にも
不干渉の立場だったが、
このマーレとエルディアの
未来を案じて
立ち上がってくれたんだ
確かにタイバー家は
一度も巨人の力を
敵国に向けたことが
無い
何より巨人大戦で
フリッツ王を退けた
救世の一族として
諸外国に顔が利く
タイバー家を通せば
世界は耳を傾けざるを
得ないでしょう
さすが
ピークちゃんだ
しかし..
まったく
その通りだよ
タイバー家は今まで
「戦鎚の巨人」を持って
いながら国を守る
務めを果たさず、
他のエルディア人が
収容区で暮らす中
広い土地の広い屋敷で
優雅に暮らしてきた
それが...今さら
表に出てきて
英雄を気取るなんて
少し:虫が良すぎる
話じゃありませんか?
...気持ちは
わかるが
タイバー家も
祖国マーレを
憂いているんだ
しかし...
俺達はー
これで祖国マーレが
救われるなら
ありがたいことです
...!
俺達戦士隊も
タイバー家と
共に協力して
英雄国マーレの
復活の礎と
なりましょう
...そうだ
近くこのレベリオで
祭事が行われる
祭事...?
諸外国の要人や
記者を招いて
タイバー家は
宣言を行う
1年以内に
エルディア人と
マーレの運命は
パラディ島を
制圧すると
この作戦に
懸かっている
もう...失敗は
許されない
エルディア人と
祖国マーレの
未来のために
今一度皆の
心を一つにしよう
ガリアードは
多少不満が
あるようだが
まぁ...任務となれば
徹底する奴だ
密室でこの
会話内容なら
問題無いだろう
ジークの余計な
一言が無ければな...
ん?
「この部屋には
いない」...か
大きな
作戦の前には必ず
思想調査が
行われる
あの頃から
変わらない
やり方だ...
俺はまた..
あの島に
行くのか..
そういえば、
...
そういうことで、
そういえば、
...
...
そういうことで、
...
そういうことで、
...
...
素晴らしい
こいつは
予想以上の
仕上がりだ
「女型の巨人」
高い機動力と
持続力に加え
こいつは何でもできる
汎用性が強みだ
硬質化を交えた
レオンハートの
打撃技は凄まじい
破壊力だ
範囲は狭いが
「無垢の巨人」を
呼び寄せる
ことができる
「鎧の巨人」は見ての通り
硬質化に特化した巨人だ。
あの全身で
体当たりすれば
壁の扉も破壊できる
だろう
マーレの盾となり
攻撃を引き受ける巨人には
まぁ...我慢強いプラウンパ
合っている
「顎の巨人」は
強襲型だ
小ぶりな分
最も素早く
強力な爪と顎で
大抵の物は砕ける
機転の利く
マルセルに託した
「獣の巨人」は
相変わらずだ
他よりは多少
デカいってだけの
巨人がまさか:・
投球技術で
ここまで恐ろしい
兵器になっちまう
とはな...
何より奴の
血には秘めた
力がある...
「驚異の子」の
奇跡だ
「車力の巨人」は
他とは並外れた持続力で
長期間の任務に
対応できる
それにより
用途に合わせた
兵装が可能で
作戦の幅が広がる
判断力のあるピークで
間違い無いだろう
そして
「超大型巨人」
破壊の神だ
島の悪魔共に
同情しちまうよ
ある日突然
アレが殺しにやって
くるんだからな
確かに新設の
戦士隊は先代より
能力が上だ
幼子から
鍛えただけの
ことはある
だが軍の
決定には
疑問だ
4人の子供に
始祖奪還計画を
託すなど
...俺に
正気と思えん
33
そうか?
たった今
その子供達が
国を一つ踏み潰して
見せたじゃないか
獣と車力は
敵国に睨みを
利かせるため
本国に必要だ
本作戦には
参加しない
よって
始祖奪還計画は
顎・鎧・超大型・
女型で決行する
マルセル
ベルトルト
アニ
ライナー
任せたぞ
おかしい
だろ!!
何でドベのお前が
選ばれるんだ!?
どんな手を
使いやがった!?
ドベは
お前だった
それだけ
だろ?
ポッコ
てめぇえぇぇぇ
ポルコ
お前軍の決定に
逆らうのか?
う...
ライナー...
すまない
父さん...
...そうなん
でしょ?
母さんは
僕が生まれる前
この兵舎で
働いてた
そこで母さんと...
カリナ・ブラウンと
出会った..
顔を見かけて:
もしかしたらって...
......
ほら...
見てよ
僕と母さんは
名誉マーレ人に
なったんだ
申告すれば塀の外を
自由に出歩くこともできる
父さんと母さんっと
一緒に暮らすことだってー
ふざけるな!!
クソッ!!
あの女に
言われて
来たんだろ!!
俺に復讐する
ために!!
よりによって
ガキを戦士に
させるなんて!!
お前の出自が
詳しく調べられ
たら俺の一家は
おしまいだ!!
俺を縛り首に
してぇんだろ!?
俺は逃げきって
やるからな!!
お前らエルディアの
悪魔の親子から!!
ま...
待ってよ...
ライナー
大丈夫
かい?
あ...
そうか
もう...出発の
日か...
お前なら必ず
任務を果たせるよ
きっと父さんも
お前の成功を祈って
くれているから
...うん
我がエルディアの
選ばれし戦士達よ!!
島の悪魔から
みんなを救ってくれ!!
そうだ...父なんか
いなくても
俺は「鎧の巨人」を
託された
選ばれた戦士
島の悪魔から
皆を救い
世界の英雄になるんだ
ここが楽園の
境界線
日没後
北に向かい
進行しろ
あとは作戦
通りに動け
マーレ軍は
望月の日ここに
停泊する
始祖奪還は
それに合わせて
進行しろ
了解です!!
では...
任務を
果たし
始祖と共に
全員...
帰ってこい
そういうことで、
そういえば、
そういえば...
巨人に遭遇しなくて
よかった...
雲が出て
きたから
仕方ない
やっぱり夜道は
あまり進めな
かったな...
本当に...
壁を破壊しても
壁の王は「始祖の巨人」を
行使しないのかな...
今さら
何言ってんだ
ベルトルト!
マーレの
研究結果を
信じろよ!
...そうだ
後戻りは
できない...
そういうことで、
明日俺達は
壁を...
......
...?
島の悪魔を
殺すことを
ためらっている
のか?
何だよ?
かつて世界を蹂躙
して地獄を作った
悪魔の未裔だぞ?
...まさか
連中が
俺達とマーレに
何をやったか
忘れたのか?
今だって世界を
脅かしているんだ
俺達は世界を代表して
悪魔を裁くべく
選ばれた戦士なんだから
...ライナー
すまない
え?
本当は..
お前は戦士に
選ばれるはずじゃ
なかったのに..
俺が..
お前を持ち上げたり
弟を貶めたりして
...軍に印象操作した
は?
俺は...弟を
守りたかった..
...ライナー
すまない
あやまるんだよ...
なんで
そういうことで、
そういうことで、
そういえば、
俺は!
「緑の巨人」を祖国マーレに託された
選ばれし戦士
島の悪魔を成敗し
...
皆を救う
英雄になるんだ
あ...
...ベル...トルト
.....アニ
.....
...マルセル
...
食われた..
巨人に..
俺をかばって
俺のせいで..
みんな...
食われたのか!?
どうすれば
覚えてない
頭が真っ白に
ここにいたら
タメだ...
俺も
食われる...
今日
ここで:
死ぬんだ
!!!
わぁぁぁぉぁぁ
あ...!?
あ...
...やるじゃん
:長距離::走で
...あんたに
負けたの...
...初めてだよ
すぐに...
マルセルを食った
巨人を...
押さえて
おけば...
「顎の巨人」を
...失わずに
済んだのに
あんた達が
逃げて...
私も...わけが
わからなくなって::
...クソ野郎
もう...
マルセルは
...帰らない
だって...
あんなところで
巨人に遭うなんて
壁に近付かないと
...巨人はいないって
...絶対じゃない
すべての巨人が
仕組み通りに
行動するわけ
じゃないって..
教わった
じゃないか..
...もういい
帰ろう...
......
え?
「顎」を探して
帰る
どこかで人の
姿に戻ってる
はずだ...
どの道マルセルの
指揮が無きゃ
「始祖奪還計画」なんて
果たせっこない
既に作戦は
:失敗してる
ここだって...いつ
巨人が現れても
おかしく
ないんだから
お前なら
必ず任務を
果たせるよ
きっと父さんも
お前の成功を祈って
くれているから
...待て
ダメだ...
帰れない
作戦を
続行する
......
確かに..
あんたは
このままじゃ
帰れない
このままマーレに
戻ればあんたは
この失態で「鎧」を
剝奪され
次の戦士に
食われる
:私の知ったこと
じゃないけど
俺だけだと
言いきれるか?
.....
...は?
「3人共逃げた」責任を
俺だけが問われるのか?
自分達だけは粛清
されないと確信を
持って言えるか?
それに...
「顎」の回収も
得策じゃない
そいつに「顎の巨人」を
使って逃げられたり
したらどうするんだ?
あの走力じゃ
「車力の巨人」でも
ない限り俺らの巨人じゃ
捕まえられっこ
ないだろ!?
...そんなすぐに
巨人の力が使える
もんか!
とにかく...!!
このままマーレの
停泊船に失態だけ
持って帰っても!!
お前はすぐに「超大型」を
使いこなしただろうが!!
下手に「顎」を追ってここで
巨人の力を使い果たせば、
巨人に食われちまうし..
俺達は
おしまいなん
だよ!!
俺達が...
再び故郷に
帰るためには:
何か...成果を...
「始祖」を獲得
しなきゃ...
もう
帰れないんだよ..
何で...
その冷静さの百分の一でも
発揮してくれれば..さっきは
「顎」も...マルセルも
失わずに済んだのに
自分の身を
守るためなら
私達を脅す
ってわけ?
...わからない
んだ...
俺は
アニ!?
あんたがマガトに
弁明しな!!
「すべて自分の
責任です」って言え!!
何が名誉
マーレ人だ!!
選ばれし戦士だ!!
マーレもエルディアも
全部クソッたれだ!!
全員嘘っ吐きで!!
自分のこと
しか考えて
ないくせに!!
私もそうだ!!
生きて帰んなきゃ
いけないんだよ!!
お前さっき死ぬはず
だったんだろ!?
悪いと思って
んなら死ねよ!!
罪を被って死ね!!
うッ
...ライナーは
死んだ...
ウッ...
マルセルが
必要なら...
俺がマルセルに...
...なるから...
もう
これが..
やめてくれ...
俺達が...
故郷に帰る
唯一の手段だ...
ライナー...
もう...
...わかったから
帰ろう..
みんなで...
...故郷に...
これからは、
ライナー...
もうアニの
体力が..
わかってる!!
クソ...もう
追いつかれる
まだ壁は先なのか?
作戦じゃ「顎」と交代で
行くはずだった道のりを
女型」
人で進んでる
もうアニは
とっくに限界だ...
かといって
「鎧」を消耗しても
作戦は成功しない
見えた!!
壁だ!!
アニ!!
交代だ!!
予定より
巨人が多い...
急がないと...
ベルトルト
頼んだぞー
あ
...これか
ウォール・マリア:
大きい...
こんなのを
...破壊するなんて
僕に...
できるのか?
ウォール・マリアを
破壊し巨人侵入の
混乱に乗じて
住民に紛れ込む
そして壁の王...
フリッツの出方を見て
「始祖」への
手掛かりを探る
っべては...
壁を
破壊できなきゃ
始まらない...
頼む...
ベルトルト
...
それは...
...!!
...
そういうことで、
やった...
ルトルト
!?
ハッ...!!
あ...!!
ルトルトに
巨人が...!
しまった
...!!
...?
え...?
わぁ!!
俺は戦士に
なりたかった...
母の願いを叶え
父と3人で幸せに
暮らせると思ったから
でも...そんなことを
望む父は
どこにもいなかった
母は叶わないと
わかっている夢を
...見続けていた
俺は選ばれる
はずのない戦士で
今日..
死ぬはずだった...
...ライナー
何で
謝った...
すまない
何で俺
なんかを
助けた..
嫌だー
まだ
終わりた
ない...
まだ何も
だ
ない
ここは?
ウォール・ローゼの
...中だ
アニ...
...ごめんな
ベルトルト
マルセル
俺...
本当の戦士に
なるから
俺の村は...
ウォール・マリア
南東の山奥に
あった..
川沿いの栄えた町
とは違って..
なにせ
連絡より先に..
巨人が来たからな
壁が壊されても
すぐには連絡が来なかった
明け方だった
やけに家畜が
騒がしくて..
耳慣れない地響きが
次第に大きくなって
それが足音だと気付いて
急いで窓を開けたら
その後は.....
...覚えてないが
...ちょうど
お前らぐらいの
子供を3人
残してな...
馬に乗って
逃げたんだ...
彼は...
あの村の唯一の
生き残りじゃ
なかったか?
あの村って?
何だったっけ?
地図にも載ってない
あの小さな集落だろ?
どこでもいい..
早く降ろしてやるぞ
...そうか
やはりあの
フリッツ王は
影武者だったか
あのじいさんだけ
じゃなくて
家ごと別物だった
何の権限も無い
木偶人形だけど
おそらく
「ユミルの民」じゃない
100年前フリッツに媚びた
他人種系エルディア人が
壁の中央を仕切ってる
「始祖の巨人」の力が
及ばないからか...
じゃあその家に
取り入ればいいんだ
秘密と忠誠を
守る見返りに
権限を与えている
.....
本物の壁の王に
通じてるはずだ
どう
やって?
使用人として
雇ってもらうとか?
それとも私がその家の
男に擦り寄って
嫁入りするとか?
そんなの
ダメだよ!!
そう
奴らは「ユミルの民」
じゃないから権力の
中枢にいられるのに
これは無理
家系に「穢れた血」を
感染させるような
へマはしないよ
壁が破壊されてからは
侵入者を警戒して新たな
使用人は雇ってない
そうなると
...そもそも私に
男をたぶらかせる
ような魅力は無いし
そんなこと
ないよ!!
...?
それは
どうも
付け入るスキは
あそこしか無いな
兵士になって
中央憲兵に
接近するんだ
...私に言われたく
ないだろうけど
ここまで調べるのに
もう2年掛かってる
その間俺らは
木を引っこ抜いた
王都を行き来
できるのは女型
だけだからな
私達に残された
時間は残り10年:
その10年を
兵士ごっこに費やせ
って言うの?
壁を破壊して
2年経つが...
壁の王は
動かなかった
タイバー家の情報が
正しかったのなら壁の王は
「不戦の契り」とやらに
縛られている
...だったら
ちんたら
してないで
さっさと
けりを付け
ればいい!
あぁ...
ウォール・ローゼも
ウォール・シーナもすべて
破壊するってことだろ?
...!
......
そうすりゃさすがに
「始祖の巨人」が姿を
見せるかもしれんが
いくら牙を抜かれたって
言われても一度「始祖」が叫べば
すべてがひっくり返るんだぞ?
そうなりゃ俺達は尊い
戦士の任期を全うすること
なく世界と共に死ぬ:
人類の運命は
俺達の手に懸かって
いるんだ
だったら...
時間が掛かった
って進むしか
ねぇだろ
俺にも..
ようやく
わかってきた..
それが!
俺達がここにいる
意味なんだってな!
問おう!!
人類を救う
ためです
貴様らは
何しにここに
来た!?
あの黒い
コートの男
他の王政の
幹部とは
何か違う
気がする
第97話、手から手・
だい
彼が王都から
とこに
向かうのか
調べれば...
壁の王まで
辿り着けるかも
え...
よう
嬢ちゃん
こんなジジイを
尾け回すとは...
なかなか
男を見る目が
あるようだな
私は..
旅籠で
生まれた..
そこで働く母から
一度しか
会ったことのない
父親の話を聞かされて
育ったから...
私には
一目でわかって...
今日.....
やっと会えた
そりゃ
感動的だな
パパにハグして
ほしけりゃまず
両手を上げろ
...絶対に無いと
言いきれるの?
妹に誓って
ねぇな
そいつは俺が
一番笑えねぇ類いの
冗談だ
ひどいよ
パパ...
オウ...
オイ
オイ
もうパパが
嫌いになる
時期か!?
ちっ...
いいよ...
お父さんを
蹴り殺そうと
する娘とか
いらねぇよ
っ
今日も
凄いな...
この足の感じだと
今日は「雪」か?
いいやこの上半身は
「晴天」を表してる
「雹」ってことに
しとけよ
お前ら
朝の点呼に
遅れるぞ
起きろ
ベルトルト
う~ん
今日はいつにも増して
殺気立ってるなエレン
昨日の訓練を
引きずってん
だよ
ありゃ無様
だった...
勝手にてめぇの
ワイヤーに絡まって
死にかけたんだからよ
...巨人から
ケツまいて逃げる
訓練してる奴の
方が無様だ
腰抜け馬面
逃げ野郎
...あぁお前は
勇敢にも巨人に
突撃しワイヤーに
絡まって死ぬ
そして巨人に
爆笑される
それが
お前の人生だ
だからやめろ
ってんだよ
毎回毎回!!
お前ら朝から
うるせぇよ!!
!
あんた達が友達と
遊び疲れて
ぐっすり
眠る頃
私は王都のドブの
中を這い回った
黒いコートの男は
他の連中と違う
実力者だ
危うく捕まり
かけた...
顔を見られた
かもしれない
中央憲兵に
入ったところで
あいつが
いたんじゃ...
...もう
限界...
限界か...
私達が今まで集めた
壁の情報を持って
マーレに帰ろう
あれから
もう5年が
経とうと
している..
どんな情報でも
歓迎してくれるよ
この5年の
成果を持ち
帰れば...
マーレは
失望するだろう...
...本当にそう
思っているか?
...じゃあ
何?
他にどうしろ
っての?
ウォール・ローゼを
破壊する
そういうことで、
そういえば、
そういうことで、
そういえば、
「不戦の契り」が
あるにしろ
無いにしろ
そういえば、
「始祖の巨人」を
炙り出す手段は
もう他に無いだろう
俺達訓練兵の
トロスト区滞在期間中に
調査兵団が壁外調査で
出払う日だ
壁内は混乱を極め
俺達訓練兵も現場に
駆り出される
そこで俺達が姿を消し
死体が見つからなくても
誰も生きてるなんて
思わない
その後王都になだれ込む
大勢の難民に紛れ込んでも
いい
状況次第じゃ
兵士を続けても
いいし
10番以内に
なりそうなら
訓練兵の卒業を待って
内地の憲兵になっても
いい
要は壁の王の
動きに合わせて
動きやすい位置に
就くんだ
......
あんたらの友達は
大勢死ぬね
...全員死ぬかも
...何度も
言ってるだろ
奴らは
友達じゃない
俺達とは違う
エルディアの悪魔だ
だが信頼を得るのは
損じゃない
むしろ孤立する
お前の態度の方が
あからさまで
吐きそう
それ以上
顔を
近付けないで
くれる?
...疲れたろ
今日はもう
この辺にしておこう
いつもお前に
ばかり負担を
かけてすまない
と思っている
...ずっと
同じ夢を
見るんだ
開拓地で
首を吊った
おじさんの夢だ
何で首をくくる前
僕達にあんな話
したんだろうって...
エレン!
少し休めよ
...死んじ
まうぞ
ハァ...
...
クソ.....
...ライナー
どうやったら
...そうなれる
お前や..
ミカサみたいに
なるには..
どうやったら...
このままじゃ...
ジャンの..
言う通りだ
オレは...何にも
果たせねぇまま...
終わっちまう
ただ..
やるべき
ことをやる
ッ
決行日は
解散式の翌日
...やるぞ
ただ
進み続ける
それしか
ねぇだろ
エレン...まさか
お前が...
オイ...
何で...
マルコが...
喰われてる...
俺達は戦士だと
自ら証明するんだ
今夜やる
捕獲された2体の
巨人を調べられる前に
俺とアニで始末する
あぁ...
そうだよな
俺達はガキで...
何一つ知らないことだよ
かったんだよ
進み続ける
しかねぇよな
じゃあな
頼んだぞ
相棒
任せろ
巨人を一匹残らず
駆逐するんだろ?
そういうことで、
...
...
...
そういえば、
それは...
お前なら
やれる
クソ...
このままじゃ
ダメだ...
...
そういうことで、
...
...
...
...
...
...
...
そういえば、
...
...
そういうことは
ファルコ...
...そうだ
俺にはまだ...
あいつらが...
このままじゃ
ダメだ...
ガビが...
「鎧」を継ぐ...
オレが
このままじゃ...
病院:
オーイ
この間は
世話になったな
あぁ...
えっと...
経過は順調
みたいですね...
会話できる
くらい回復して:
まぁな
ここに心的外傷の
治療に来てるが
オレのは嘘だ
...え?
記憶障害で
家まで帰れないって
ことにしてるが
本当は家に
帰りたくないだけだ
今は家族と顔を
合わせづらくてな
...
いえ...
病院の人に
言うか?
そんなことは
しませんよ
怪我して
いるな
マーレの戦士に
なるための
訓練か:
えぇ
でも...
オレは戦士に
なれません
どうして?
同じ候補生に
優秀な奴がいて..
オレの出番は
なさそうです
そうか
それはよかった
え?
君はいい奴
だから
長生きして
くれるなら
嬉しいよ
...でも
...それは
オレは
どうして?
そいつを
戦士にさせたく
なくて...
その優秀な
候補生は...
女の子か?
...このレベリオじゃ
有名な奴ですよ
既に戦争で
活躍した
くらいで
誰だって次の「鎧」は
あいつがいいって
言うはず...
でもオレは
力が無いから
オレは
何にも
できないまま
終わるんだ
この施設に来て
毎日思う...
何でこんな
ことになったん
だろうって..
心も体も
蝕まれ
オレは
徹底的に
自由は奪われ
自分自身
をも失う...
こんなことに
なるなんて
知っていれば
誰も戦場に
なんか行かない
だろう
でも...皆「何か」に
背中を押されて
大抵その
「何か」は
自分の意志
じゃない
他人や環境に
強制されて
仕方なくだ
地獄に足を
突っ込むんだ
ただし
自分で自分の
背中を押した奴の
見る地獄は別だ
その地獄の先にある
何かを見ている
それは希望かも
しれないし
さらなる地獄
かもしれない
それはわからない
進み続けた者にしか
...わからない
ファルコ...
こんな時間に
どこに行く?
...忘れ物を
したんで
これから本部に
戻るところです
失礼します
オイ
何の騒ぎだ?
タイバー家御一行が
来訪されました!!
129
!?
何だと...
......
マーレ軍では
ありません
タイバー家に
属する近衛兵
です..
どうぞ
急に
すまないな
私がタイバー家当主
ヴィリーだ
戦士隊隊長
テオ・マガトです
よろしく
マガト隊長
お初にお目にかかり
光栄ですタイバー公
そして
我がタイバー家一族を
紹介させていただこう
結成当初より
戦士隊を束ねる
あなたなら
一族の誰が
「戦鎚の巨人」か
見抜けましたかな?
...いいえ
ハハ...
見当も
つきません
本当にここ
レベリオに
お越しになって
いるのかさえも
話に聞いた通り
思慮深い
我々は殆ど
姿を見せない
その一部の者に
含まれるであろう
本部の主人は
「戦鎚」の正体を
明かしているのは
マーレ上層部でも
一部の者だけ
だからな
上からの命令で
今朝方本部を
飛び出して
行きました
とても珍しい
ことです
なので今
私が主人の代わりに
貴方と話している
これは貴方の御一行が
突然お越しになった理由と
無関係なの
でしょうか?
ここに来た
理由は
ヘーロスの像を
見に来たんだ
...
100年前人間でありながら
大地の悪魔を撃ち破り
世界を救った
マーレの誇る英雄
ヘーロスの雄姿を
見事だった
えぇ...
まさしく
勇ましく
美しく
傷一つ無い
まさにマーレの魂
そのものだ
銅像の中は
空洞ですし
隊長殿は
手厳しいな
噂では
マーレ人の
徴兵制復活を
働きかけている
とか...
...マーレ人の
戦争とは新聞の
活字にのみ存在
します
実際マーレ人に弾が
耳の横をかすめる音を
聞かせたところで
字を読むだけで
領土が広がるの
だから楽でいい
鉄砲玉を浴びる
のが手懐けた
悪魔の未裔なら
なおのこといい
もしマーレを
裏から操る者が
いるなら言って
やりたい
マーレは自壊
するまで戦争への
歩みを止めない
でしょうが...
とうに
手遅れだと
本当に容赦が
無いな...隊長
立つ瀬が無い
お察しの通り
マーレという国は
タイバー家の
権限下にある
だがマーレが
軍国主義の道を
歩んだのは
あくまでマーレが
選んだことだ
我々はマーレへの
贖罪として
自由と力を与えた
...我々の先代がな
見てきた
かのように
仰いますな
見てきたよ
「戦鎚の巨人」と共に
記憶を紡いできた
それがタイバー家の
務めだ
我々は...
ただ見ていた
エルディア人を
檻に入れ
マーレに好き放題
やらせるのを...
その結果...
エルディアもマーレも
闇夜に投げ出された
その責任は
タイバー家にある
そういえば、
そういうことで、
それでも、
巨人の力は
時代に後れをとり
パラディ島からは
不穏な動きが
ある
我々は来る
「祭事」において
世界にすべてを
明かすつもりだ
そこにすべての
望みを懸ける
英雄像を見に来た
のは嘘ではない
マーレには再び
ヘーロスが必要なのだ
テオ・マガト...
今一度この手を
握ってくれまいか?
テオ・マガト...今一度この手を握ってくれまいか?
ファルコ
頼みたいことが
あるんだが...
何ですか?
クルーガーさん
手紙を
送りたいんだが...
この収容区からじゃ
中身を確認されるだろ?
そうですね...
それだと
オレが仮病だって
バレちゃうから
収容区の外の
ポストに投函して
ほしいんだ
わかりました
...家族宛
ですか?
あぁ...
オレがここに
無事にいるって
家族に伝えたい
だけなんだ
巨人は
南から
やってくる
その意識から
壁の北側の
山岳部に行くほど
では北側から
叩くべきか?
守りは薄く
なっています
それも一つの
手でしょう
しかし大型船が
着岸可能な桟橋は
依然として南の
波止場のみです
我々の物量を
生かすならー
では南か
第98話
ですが...我が軍は
島の南沖で既に32隻を
失っております
それほど敵の
注意が集中して
いますので
波止場が破壊されて
いる可能性もありー
では何が
言いたいのだ
...私は私の
知り得る情報を
ご参考までにと...
わかった
我々が間違って
いた
エルディア人に
喋らせた我々が
間違っていたんだ
会話ぐらいは
できると思って
いたんだがなぁ
...ご期待に沿えず
申し訳ございません
...
パラディ島作戦は
順調だな
上官方は大変
聡明であられる
どんな作戦を
告げられるのか
楽しみだ
例えば4人の子供に
すべてを託すとかね
これから
どうなるんだろう...
エルディア人は..
ん?
お...
.....
抜いた..
ファルコがガビを
抜いた
フッ...
一度勝ったぐらいで
あの騒ぎだ...
まったく...
こっちの気も
知らないで
...あいつ
ファルコが
今さらどんな
成績を
残そうと
ガビの優位は
動きませんよ
それは
どうだろな
選考基準なんて
曖昧なもんだぞ
...!?
そんな
いくらマーレ軍でも
そんな判断しませんよ
ファルコまで巨人に
ならなくたって...
気を付けろよ
コルト
名誉を軽ん
じる気か?
...すみません
軽率でした
まぁ...
それが兄貴って
ヤツだろ
えっと...
どちらへ
行くぞ
キャッチボール
どうしたの
ポッコ
オイチビ共
今日はどうした?
ファルコがついに
ガビに勝ったんだよ!!
へぇ...成績が
上回ったのか?
ううん
かけっこで勝っただけ
初めてガビを負かした
歴史的快挙だよ!!
もうやめてくれ...
恥ずかしくなってきた
そりゃスゲェな
次の鎧はボウズで
決まりだ!!
そんなわけ
ないでしょ!!
いってぇ!
今さらあんたが
私の比較対象に
なるわけない
私は戦果を挙げて
祖国に貢献したんだから
そうだな
でも軍はまだ
鎧の継承者を
発表してない
その日が来るまで
オレはやることを
ただやるだけだ
オイあいつ
かっこつけてんぞ
あんたの家は
兄貴が獣を
継ぐんだからもう
名誉マーレ人に
なれるのに!
お前のため
だよ!!
何のために
そこまで
するの!?
あらぁ
言っちゃったぜ
オイ~
.....
はぁああ??
私のために私の
邪魔して私のため
だって言いたいわけ??
.....
伝わんなかっ
たか~
は?何?
あいつどこ
行くの?
さぁまたあの
病院じゃない?
...
そのため、それは
......
...
居居居園
ここでは
また、
居居居
わぁ...
本当にこの
収容区の中で
宣戦布告を
やるのか...
何だか劇場
みたい
ここに世界各国の
偉い人を集めて
「お祭り」っていう
のをやったら
それが終わる頃には
世界中のみんなが味方に
なっているんだってね
タイバー家の
考えでは
それじゃあマーレの
問題はすべて解決して
最高だな
よかったー
無理だと
思ってるの?
ガビは
違うのか?
先月まで
殺し合いしてた
中東連合の国々も
含まれるんだぞ?
どの国も
マーレの寝首を
かこうと血眼に
なってる状況でだ
俺らの一家は
外国の収容区から
ここに移ってきたん
だからわかる
ひどい目に
遭った...
外国のエルディア人に
対する敵意は
マーレの比じゃない
収容区に呼び出される
ってだけで諸外国に
とっては国辱ものだ
うん...
じゃあ
なおさら
このまま
何もしない
わけには
いかないでしょ
この収容区を選んだのは
きっとエルディア人を世界の人に
理解してもらうためでしょ
私達は悪魔じゃ
ありませんって
どうやって?
笑え
あんたの見返したい
って気持ちはよーく
わかるけど
.....
卑屈にしてたら
まず無理だから
ゾフィアは
わけのわからない
自己演出をやめろ
イヤ私これ
素だから
...お前はどこを
直すんだ?
は?
私はありのままで
問題無いでしょ?
かわいいし
頭もいいもんだから
偉い人籠絡しまくりで
この作戦でも成果を
残して評価はより
確実になるね
悪魔に
見えてきた
あんたら今度
ファルコを贔屓
したら泣かすから
悪魔じゃ
ねぇかよ!
あ.....!
マガト隊長が!
...ほんとだ
珍しい
誰と話し
てんだろ
舞台は
順調ですか?
あぁ...
自分にこれほど
演出家の才能が
あったことに
驚いてる
そちらは
どうだ?
家の増築の件だ
こちらに
.....
ほう
大掛かりな
解体工事が
必要だと..
老朽化が
深刻でしたので
おめでとう
元帥殿
軍は
あなたのものだ
いいえ
タイバー公
だが軍はあなたに
すべて託した
あの日手を握り
一月が経つが:
軍は国家の
ものです
上官の命に背く者は
軍人ではありません
私は上官でも
軍人でもないがな
決して気の進む仕事ではなかったろう
決して気の進む仕事では
なかったろう
ですがこの国の
最高司令官は
貴方です
ならば国は
貴方のものだ
この国は...
私のものではないな
国民のものだ
マーレ人と
エルディア人の
私は操舵輪を
握った者だ
これを先代の誰も
握ろうとしなかった
のがわかる
重すぎる
今すぐにでも
手を放したい
ところだか
握らざるを得ない
時代が来てしまった
私はたまたま
なんだ...
たまたま順番が
回ってきただけの
男なんだよ...
フー...
家は倒壊
寸前でしたが
まだ使える柱も
残ってました
その者共に
よると...
我が家には既に
ネズミが入り込んで
いるようです
やったじゃないか
ファルコ
クルーガーさんの
おかげですよ
正直...今からガビの
評価を上回るとは
思えませんが
それでも迷わずに
突き進めそうです。
そうか...
感謝したいのは
オレの方だがな
何度も手紙の
やり取りを
手伝ってくれて
そんな
おかげで
助かった
大したことは
してませんよ
それは...
家族の方
からですか?
病院の生活は
退屈だろうと言ってな
...やはりこの体には
難しかったが
オレも
進まないとな
いつまでもここに
座ってるわけにも
いかないから
祭りが終わったら
故郷に帰ると
するよ
そうですか...
...!
...先生が
来ます..
オレ...
行きますね
あぁ
隣に座っても
いいかね?
えぇ...
どうぞ
では失礼
するよ
区の診療医の
イェーガーだ
ここにはたまに
茶を飲みに来る
:初めまして
クルーガーです
よろしく
クルーガー君
君が覚えているのは
その名前だけだと
聞いているよ
えぇ...
仲がいい
ようだね
先ほどの
少年とよく
ここで話して
いるらしいが
そうか...
私も少年と
気が合いそうだ
えぇ...
話し相手を
探すうちに
このベンチに
腰かけたのだから
あの少年の叔父は
エルディア復権派の
幹部であった...
それはまだ少年が
生まれる前に
発覚した事件だが...
復権派は「楽園送り」
にされその家族も
例外ではなかった
関与の否定を証明できない
家族は皆、島へ送られた
潔白を示すためには
マーレ軍への奉仕にすべてを
捧げる必要があった
少年ら兄弟も
家族を守るために
戦士に志願し
彼の兄が
「獣の巨人」の
継承権を獲得
したことによって
ようやくグライス家は
安泰となった
その...「獣」の
継承のことで
私と顔を合わせづら
かったのだろうが...
なぜ..
オレに
その話を?
あの子におつかいを
頼むのはおやめなさい
おかしな疑いを
かけられては
グライス家の努力が
無駄になってしまう
そして心が
健康なら
家族の元に
お帰りなさい
もう会えなく
なってからでは...
後悔を
残してからでは
遅いのだ
後悔...ですか
家族に..
悔いがある
ようですね
後悔しない日
など無いよ...
あの日...
息子は妹を連れて
壁を出た...
私が...普段から
厳しすぎたんだ
医者を継げと...
だって息子があんな
ことをするわけが:
私だ...
すべては
私がぁぁ...
あぁ...
あぁああ
あああぁああ
あぁああぁぁあ
あぁぁぁああぁ
イェーガーさん
勝手に出歩か
ないで下さい
すみません
少し目を離した
間に...
ぁあぁあああぁぁぁ
きっと良く
なりますよ
...
...
...
そういえば、
ええ
すごいな...
新聞で見た
人だ...
余計な話
しない
私達は
訓練通り
給仕を
こなす
ほら空いた
グラスが出てきた
かかれ
何だ?穢れた
血が皿を運ん
でいるぞ
道理で飯が
臭うわけだな
も:申し訳
ございません
しっ
騒がないで
し...しかし
ご夫人
立派な
お召し物が...
いかがなされ
ました?
お恥ずかしい
ワインを着物に
こぼしてしまいまして
この子の手を
借りていましたの
それは
大変です
どうぞ
こちらへ
ありがとう
......
どうして..
あなたが
どんな目に遭うか
わからないでしょ
ウド...大丈夫
なのか?
あぁ...
助けて
もらった
俺を...
たぶん...
エルディア人
と知ってて...
あの人は...
東洋から来た
ヒィズル国の人だ
お久しぶりです
オグウェノ大使
ヴィリー!!
救世の末裔よ!!
ナンビア!
子供の時
以来だな!
覚えてるか
ヴィリー
あの時木から
落ちた傷だな
あの頃はよく
あなたを泣かして
いましたね
あの人が
タイバー家の:
...!
紳士淑女の皆様
あの時隊長と
話していた人?
今宵は遠路遥々
我がマーレ
レベリオまで
お越しいただき
誠にありがとう
ございます
これよりわたくし
マーレ外交大使より
ご挨拶を
我々はつい先日まで
資源を求め醜い争いを
演じてまいりました
しかし昨日の敵は
今日も敵!!
いや失礼..
昨日の敵は
今日の友!!
我が国自慢の
料理と美酒に
酔いしれた皆様
過去にあったことは
酒と共にトイレへ流し
新たな祝杯を掲げよう
ではありませんか
それでは!
末永き平和に!!
っ
大使殿のジョークは
大変高度な代物でした
しかしお客様は共通語が
聞き取れなかったようなので
あとは私にお任せを
いいぞ
ヴィリー!!
救世の
末裔!!
明日は
ご存じの通り
皆様を
レベリオ収容区に
招待させて
いただきます
そこはかつて
世界を滅ぼしかけた
悪魔の根城
かつて多くの
国の民を虐殺し
世界を地獄に
導いた悪魔の未裔
私と同じ血が
流れる民族
エルディア人
という悪魔が
住む家です
その悪魔に
最も虐けられた
マーレは
その悪魔を
使って他国を
虐げ
悲劇は
繰り返された
誰しもが思った
巨人さえ
いなければと
エルディア人の
根絶を願う
気持ちは
よくわかります
私はこの
終わりの無い
問題に対し
一つの解答を
導き出しました
その解答を
明日
私が初演出を務める舞台で
披露させていただきます
偉大なる劇作家と
歴史の目撃者に!!
劇作家と
目撃者に!!
...
何!?
!?
何だー
立ってる
何だ...?
ガビ!
やっと
起きたか!
この状況は何?
祭りだよ!
外の人達が収容区に
いっぱい入ってきて
色んな出店を
開いてんだよ!
ンゴ!?
食え!
これが祭りかああた
行くぞ!!
...苦しいよぉ...
お前が欲張る
からだろが
:毎日お祭り
すれば
いいのにね
...そうだな
何だかね
最近初めての
ことばっかり
起きるの
何だか...
そうだな
何かが変わり
そうな気がする
あぁ...
そうだな
あ来た
あれ?
ファルコは?
さっき知り合いを
見つけたって言って
どっか行きました
すごい人..
あれ?
いるよ
あんたどこ
行ってたの?
ブラウン副長
ちょっといいですか?
今からか?
大丈夫か?
時間通りに
席に着けって
一応命令だろ
いんじゃ
ない?
まだ開幕まで
時間あるよ?
こっちです
いったい
どうしたんだよ
行けば
わかりますよ!
まったく..
こちらです
...ああ
来ましたよ
...よう
4年振りだな
ライナー
よかったな
...エレン
故郷に帰れて
スミス先生
ゾエ先生
ちょっとご相談
したいことが...
お二人は清掃員の
リヴァイさんと仲が
いいと聞きましたが...
.....!
あれ...
リヴァイが
どうかしたのか?
何でも言って
ごらんよ
4月9日(月)発売
もう...この学校は
彼のシマなんだ...
警察は:
このままじゃ
マズい...
...彼の組織から
報復されるぞ
コルカースト
寝起きドッキリ
おはよう
エレーン
掃除しに
来た
これは素晴らしい
クレンザーですね!!
最新の
クレンザー
だからな
25巻2018年
単行本第25
☆本当の予告は次に!
アンタひと
第25巻2018年4月
先には悲劇だけが持って
その出
宇月の
自分が引き寄せる。
「意志」
でしょ
☆この物語はフイクションです。実在の人物・団体・出来事などとは
・切関係ありません
淡収録されていいる表現は、作品の執筆年代・執筆された状況を考慮し
コミックス発売当時のまま掲載しています。
進撃の巨人(24)
者
著
発行者
発行者発行所
2017年12月1日発行(0)
諫山創
...「a.©htaline」にayama2017
森田浩章
株式会社・講談社
〒112-8001
東京都文京区音羽2122: