...tark...titan

...

...

諫山創

日ン

米各

...

2018年10月11日-1

話の数日

100くっ

剣道

偽り者

attackonfitan

...

諫山創

が、次第にリーダー的存在に。

人に愛媛人物

104期訓練兵出身。調査兵団所属「進

繋の巨人「独祖の巨大」の力を宿す。

独断でマーレ潜入を敢行。

10期訓練兵出身・調査兵団所属。10期訓練兵出身。調査兵団所属。

い続け...。ラガコ村出身。

「スプリンガ・

100期訓練兵出身。調査兵団所属。

新兵時より圧倒的な戦闘力を発揮。

エレンの守護を使命としている。

エレン・イエージ

調査兵団所属。エルヴィンを始

神聖堂町で大長、人生の人間を見ている女性を見るのだ

かつては皮肉な態度が目立った。固気な性格だが、大切な人を失う、める数の犠牲者を出したシンガン

シナ区決戦からの生還者。

を継ぎ、苦闘を続ける。

じんるいさい!!

19時間経営業界同様、司会の支援・レステム

大型巨人」の力を宿す。際立つ知王として即位。クリスタ・レン

性と勇気で仲間を幾度も救う。

アプレット・

>兵士と称される。盟友の遺志あるが優れた観察眼を持ち、先

代団長から後継に任命された。

ズの名で調査兵団に所属した。

エルディア国

〈パラディ島〉

セストリア・レイス・

えマーレ派義の奥に

「獣の巨人」の力を宿す。驚異の

子と呼ばれた戦士長。王家の末

裔の母を持つ、エレンの異母兄。

が、罪の意識に苦しむ。

マーレ陸軍

エルディア人戦士は

ジークを信頼して勇兵、イエレナと共にバラ

を統率。マーレ遠征作

戦では男装して暗躍。

ディ島に渡り、マーレ

の先進文明を伝える。

「親の民人」を指す、バンティック・「女のお人」へ」を100期の一車力の巨人ごを宿す。「東力」

薄穴から吐人骨還を果たす。人工芸を授ける今は強固、の背にバンツァー隊を背負い戦

な水晶体の中に眠る。

う。鋭い洞察力を持つ。

「顎の巨人」を宿す「鎧」の継

承争いや兄の死を巡り、ライ

ナーと確執があった。

小柄だが家胆で、行動力抜群の戦士

候補生「鎧の巨人」の継承者を目指りたいと思っている正体を知らずに、

している。ライナーの従姉妹。

戦士候補生。ガビに好意を持ち、守

マーレ潜入中のエレンと接触。

ファルコの兄。戦士候補生

中の最年長でリーダー格。

戦士隊隊長。エルディア人

の部隊を率いるマーレ人。

何してるの?

らいきゃく

来客

第107話

ねぇ...?

鏡に向かって

話しかけてたの?

鏡に映る

自分に向かって

話しかけて

たんだよね?

戦え戦え

って...

ね?

何と戦うの?

戦え戦え

って言ってたん

だよね?

戦え戦え

って...2回

戦え戦えって

2回言った

ってことは

2回戦

あるのかな?

黙ってちゃ

わからないよ

普通はそんな一人で

喋ったりしないと

思うんだ...

私は鏡に映る自分に

話しかけたりした

ことがないからさ

その髪型かっこいい

と思うよ私は!!

ちょっと乱れてる感じとか

頑張って無造作に見えるような

努力が伝わってくるし!!

何しに

来たんですか!?

何って...

話しに

来たんだよ

初めて会った時

なんて一晩中

巨人について語り

明かしたじゃないか

私の一方的な

話を...

君は聞いて

くれた...

私は..

確信してた

君がヒストリアを

犠牲にすることは無いって...

2年前..

港で行ったあの

歓迎式の日...

君に船ごと

担ぎ上げられて

以来だ

これから

よろしくね

いいや

今後もお前らとの

接触は無い

顔を見せたのは

最大限の譲歩だ

それで十分さ

今日はめでたい

日になる

港が完成して

初めて

外国の要人を

迎えるのだから

わたし

パラディ島にとって

唯一の友好国となる

ヒィズル国

その特使として

来訪いただいたのは

他国と歴史的に強い

結び付きを持っために

一国の外交に多大な

影響力を持つ

キヨミ・アズマビト

...!

彼女はその

一族の頭首だ

すべては

話した通り

あの人...

お母さんと似た

顔立ちかな?

君の血縁者に

当たる方だよ

この家紋に

見覚えは

ございませんか?

...!

これは...!

見せるんだ

ミカサ

!...でもこれは

...お母さんが

秘密にしろって!!

?子供の頃

オレには見せた

だろ?

その秘密はきっと

この日のためだ

さぁ...

.....

この印は死んだ母の

一族が受け継いで

きたものです

私も自分の子に

託すよう

言われました

なんと...

けなけなこと

でしょうか...

およそ100年以上前

ヒィズル国はエルディア帝国の

同盟国でした

アズマビト家の御祖にあたる

我が国将軍家子息はフリッツ王家と

懇意にしておりこのバラディ島に

逗留しておられたのです

そして「巨人大戦」後

ヒィズル国は敗戦国として

立場を追われ...

その混乱の最中

何があったのか

定かでは

ありませんが...

将軍家の

忘れ形見はこの島に

取り残されたのです。

そして..

それから

100年あまりが

経ち...

この島で唯一東洋の

血を引くあなたと

お会いすることが

叶いました

あなたは..

我々が失った

一国の主の未裔

ヒィズル国の

希望です

アズマビトの

話が本当なら

ミカサは

ヒィズルでは

相当の権力を持つ

ってことだよね?

そもそも「国」ってのが

まだよくわからんな...

私に聞かれ

ましても..

国の一番

偉い血筋の

生き残り

なんだろ?

とにかくヒィズルが

利用できるようなら

何でもするんだ!

やはりイェレナ達の

意見を聞くしか...

一つ確かな

ことがある

待て!これが敵の

罠だったらどうする?

それこそ敵の

思う壺だろう!!

我々は海で

繋がる世界に

おいて

ヨチヨチ歩きの

赤ん坊に過ぎん

ということじゃ

ほれこれ以上

客人を待たせて

恥を重ねては

ならんぞ

今は黙って

耳を貸すのみ

としよう

ねぇその印何で

エレンだけには

見せたの?

え...

だって手首の包帯

誰にも見せなかった

じゃない

これは

...その

何か嬉し

そうだな

嬉しいん

だよ

私達は生まれのことで

重い荷物を背負う者

同士なんでしょ?

ミカサが一緒なら

こんなに頼もしい人

いないよ

私共はあなたの元気な

御姿が見れただけでも

有難い思いで

いっぱいです

ただ:今後のことに

おきましては

これだけご承知

おきください

アズマビトの者は

いつでもあなたを

お待ちしています

...はい

本日は両国にとって

歴史的な日です。

そしてこの日を

迎えられたのは

私達を引き合わ

せてくれた人物の

存在が不可欠

でした

私共は

パラディ島に

残された将軍家

末裔の情報に

聞き及び

情報の提供者である

ジーク・イェーガーと

密会しました

そこでミカサ様への

取り次ぎを条件に

ある取り計らいに

賛同しましたことを

報告させて

いただきます

そういうことで、

そういうことで、

私の母は

フリッツ王家の

生き残りでした

つまり私にも

王家の血が

流れています

この事実を

マーレ軍に

秘したまま

私は戦士長の座を

務めてまいりました

マーレに忠実な

あなたがなぜ

そのようなことを?

私こそが物心つく頃より

父の想いを受け継いだ

真の「エルディア復権派」

だからです

しかし

あなたは

えぇ...

父と母を

マーレに売りました

当時七つだった私は

マーレ当局の捜査が

父の率いる復権派の

足元にまで及んでいることを

いち早く知りました

このままでは両親と

同志復権派はもちろん

祖父母と私自身も

「楽園送り」は確実でした

そこで私の取った行動は

ご存知の通りです

両親は正しかった

しかし甘かった

誉れ高き

エルディア帝国の

復活は

あのお遊びグループで

満足している連中では

到底なし得ないのです

私は両親を見限り

マーレ軍で地位を

手にした後も

救うべきパラディ島を

蹂躙しエルディア人を

殺し続けました

マーレ軍による

「始祖奪還計画」を

成功させることが

エルディア復権の

手立てでしたから

そしてマーレは

私が王家の血を引く者

であることを知らない

「王家の血を引く巨人」と

「始祖の巨人」が接触すれば

何が起きるのか

マーレは何も

知らないわけです

あなたの

祖国も...

今はまだ

あなたの目論見通り

私共は将軍家末裔を

求めています。

しかしながら

エルディア帝国の

復活が世界に

危機を及ぼす

のであれば

それを看過ごす

わけには行きません

場合によっては

この密会をマーレに

白状すべきでしょう

まことに残念ながら

私共が全員この場で

死んでも結果は同じです

もちろん承知して

いますよキヨミ様

アズマビトだけではなく

ヒィズル国にとって

利益が生じなければ

成立し得ない話です

まずはこちらを

ご覧下さい

...よいしょ

...それは

あれ?

マーレの機密案件

でしたが...ご存知

でしたか

この「立体機動装置」は

パラディ島で開発された

巨人を殺す兵器です

これはマーレ軍が

管理しているものを

持ち出したわけでは

ございません

こちらを

差し上げます

私が個人的に

調達した物ですので

ご安心を

しかしこの兵器を

動かすためには

ある特殊な燃料が

必要になります

それを彼らは

「氷爆石」と呼んで

いました

未だパラディ島以外では

採掘されたことの無い

未知の地下資源ですが、

遥か昔から

この存在は

囁かれて

いました

古代より

巨人の王はパラディ島に

巨大な穴を穿ち

そこに巨人の力で産み出した

燃える石や光る石などの

財宝を蓄えていると

わずかながら

その兵器の中にも

「氷爆石」の痕跡が

残っているでしょう

この情報は

ヒィズルと

パラディ島を結び

つけるはずです

パラディ島の人々には

その地下資源の真価を

知る由もないでしょうが

あなたの国は

それがわかる

自分をこの島に

送還する計画に

協力するなら

一度傾いた国家が

大国に返り咲くほどの

産業を手にする

でしょうと..

そう提案して

きたのです

まだ埋蔵量も

調査したわけでは

ございませんのにねぇ

ですが...もし

それが事実なら

この近代化の時代に

おいて金銀財宝に

他ならぬ資源が

眠っておられるのです

いえいえこれと

私共の財閥が

事業の拡大に

乗り出したこととは

全く無関係ですので

キヨミ様

お使い下さい

アズマビトは

金の匂いに鋭いから

交渉は上手くいくって

イェレナが言ってたな

あらまぁ...

お目汚し失礼

致しました

やはり儲け

話も無しに

この島に来る

危険は冒せん

というわけじゃな

それで...

ジーク・イェーガーとの

取り計らいとは一体

何でしょうか?

私はだしに

使われた

だけでは?

ご存知の通り

ジーク・イェーガーは

「秘策」があると

主張しています

エルディア人と世界を救う

「秘策」にはヒィズルの介入が

不可欠とのことです

それは「地鳴らし」で

この島を守るために

必要な三つの過程の

一つです

まず一つ目は

「地鳴らし」の

実験的活用

その力の一部を公開し

世界に「地鳴らし」の

破壊力を見せつけるのです

二つ目が

ヒィズルの

介入です

「地鳴らし」が

必要なくなるまで

この島の軍事力を

世界の水準並みに

底上げすることが

目的となります

最新兵器を導入する

ことはそれほど困難なこと

ではありません

しかし近代的な軍隊を設立

するためには強固な国力の

士台を築く必要があります。

教育や経済力に

外交力:そして人口

この島と世界には

約100年の隔たりが

あります

その遅れを

埋めるのに

100年かかる

わけでは

ありませんが

50年は必要に

なるでしょう

...!

つまり50年は

「地鳴らし」が島を守るため

機能しなければならないのです。

「始祖の巨人」の

保有者と

「王家の血を引く巨人」

その保有者「両者の

継続的な維持

これが

三つ目の過程

ジークは「獣の巨人」を

王家の血を引く

者へと継承

「王家の血を引く者」は

13年の任期を終えるまで

可能な限り

子を増やすこと

50年で終わる

だろうか...

いくら他の兵器が

発達しても

「地鳴らし」は

強力な兵器だ...

それを手放す

ことができなければ

継承者一族は

暗殺の危険に

晒され続け

何世代にも亘り

継承は繰り

返されていく...

レイス家のように

親から子へと...

何度も...

何度も...

今私達が助かるためな...

今私達が助かる

ためなら...

こんな解決不能の

問題を

未来の子供達に

残していいのか?

いいわけが無い

こんなことが

許される

はずは無い...

しかし

わかりました

私は「獣の巨人」の継承を

受け入れます

「地鳴らし」が我々の

存続に不可欠である

以上は

...ヒストリア

壁を破壊し

蹂躙された挙げ句

家畜みてぇに子供を

産まされ殺されてやっと

生きることが許される

って言うのなら::

オレはジーク・

イェーガーの計画は到底

受け入れられません

「地鳴らし」の維持に我々の

命運を委ねるのは危険です

残された時間の限り

あらゆる選択を模索する

このが我々の取るべき最善策

ではないでしょうか?

えぇ...まだ結論を

急ぐ時ではないでしょう。

我々も引き続き

ジーク・イェーガーとの

仲介に協力いたします

別のやり方は

まだ見つかって

なかった...

確かにジークの

「任期」は迫って

いたし

予想より早く

マーレはパラディ島

侵攻計画を

進めてきた

君と焦燥感を

共にしたつもり

だった

でも君がなぜ単独行動

に出てこの島を危機に

追い込んだのかが

わからない

もうヒストリアは

どうなっても

よかったのかい?

オレは

「戦鎚の巨人」を

食いました

...え?

この巨人の能力は

地面から自在に

硬質化を繰り

武器でも何でも

生み出すわけです

厄介な相手

でした

つまりどれだけ

深く硬い地下に

オレを幽閉しても

無駄だってこと

です

当然

オレはいつでも

好きな時に

ここを出られる

始祖を持つオレを

殺すこともできない

いくら脅した

ところで

ジークを殺す

わけにもいかない

つまり

ハンジさん

あなたに何が

できるって

言うんですか?

うッ!?

教えて下さいよ

ハンジさん

他のやり方が

あったら!!

教えて

下さいよ!!

う...!?

エレンのエッチ!!

未だに反抗期

かよバカ!!

エルヴィン...

あんたの唯一の

失策だ...

...若者!!

何で私なんか

団長にしたんだよ...

オイ!!

お前マーレ人

だろ!?

いや...そんな

お兄ちゃんは

ここに何しに

来やがった!?

マーレに殺された

エルディア人の埋葬に

何の用だ!?

待って下さい

こいつは俺達で

何とかしますんで!

ニコロ

大丈夫か?

クソッ

お前どうやって

ここに来たんだ?

何でだよ

うう

本当に...

サシャは

死んだのか?

なぁ?

何で...

お前ら何

やってたんだよ..

は...

...飛行船に

乗り込んできた

少女に撃たれた

って...?

ただの女の子じゃない

訓練されていた

...戦士候補生か

俺の油断が

あった...

......

そんなバカな

話があるかよ..

何で俺に

謝る...?

すまない...

俺はただ..

飯を用意してた

だけだ

あいつに...

美味いもん

いっぱい

食わしてくれて

ありがとうな

ニコロ

...お前は

どうなんだよ

コニー

自分が半分

なくなっちまった

みてぇだ..

...俺と

サシャは

双子みてぇな

もんだった

あなたは...

娘が世話に

なったようやね...

あ...あの

俺は捕虜の

マーレ人ですが

はぁぁ

料理人として

就労許可を

持っています

娘さんは

俺の料理を

...誰よりも

うまそうに

食べてくれ

ました

だから...もし

よかったら...

俺の料理を

食べに来て

下さい!

もちろん

無料なんやろ?

あ...はい...

マーレから

奪ってきた

巨人化の薬は

これで

すべてです

しかし複製は

困難でしょう

必要な器材も

巨人化学の専門家も

今回は奪えずじまい

でしたから

いやこれだけ

あれば十分で

あろう

本当に何と感謝を

申し上げればよいことか..

諸君らには

借りしかない

無知な我々を

希望へと導い

てくれた

諸君ら有志を

疑うことは

悪魔の所業に

等しくあろう

この3年間

エルディア人

の友人である

ことを証明

してきたつもり

でしたが..

私達が持ち込んだ

この銃は

残念です

エルディア人に

自由をもたらす

銃なのに

虫のいい話で

すまぬが

我々の弱さに

しばしの間だけ

目をつぶってくれぬか?

ジークに枷をかけぬ

わけにはいいかんのだ

構いませんよ

ピクシス司令

すぐにまた

我々と食卓を

囲む日が来ます

から

その日が来る

ことを願っておる

のは...

ワシらの方

であろうぞ

俺のホテル...

何か不満でも

あるのか?

はいはい!!

これぇ?

これ以上

お前に相応しい

宿はねぇよ

樹高80mの群生林から

なる巨大樹の森だ

一人じゃ簡単に

出られねぇし

手頃な岩も

ねぇ

マケッ

何かをぶん投げることも

満足にはいかねぇだろう

立体機動で

たくさん遊べ

そうだしな

しかし...これも

世界中でここだけに

しか無いものだぞ

なぁ?

リヴァイ兵長

ガビとファルコにも

この雄大な自然を

見せてやりたいんだが

どうだ?

...ガキが

気になる

ようだな

ガキが雄大な自然を

拝めるかどうかは

お前次第だ

ガビ!?

オイ!?

どうしたんだ!?

オイ!?

しっかり

しろ!!

何があった!?

オイ嬢ちゃん

き急に

苦しみ出して!!

大丈夫か?

ガビ!!

もうよせ!!

早くベッドの

下に隠して!!

クソ...

やりすぎだ!!

ここから逃げて

どうするってんだよ!?

...あの人は

お前を心配

してたぞ...

あのままだと

殺されるでしょ!?

悪魔を信じて

どうするの!!

もうジークも

信じられない!!

もう...

誰も...!!

悪い夢でも

見たか?

...

...

そういうことで、

そういえば、

そういえば、

そういうことで、

そういえば、

そういうことで、

...

ン...

...

そういえば、

...

...

そういうのは、

...

...

そういうことで、

...

そういうことで、

すべて夢なら

よかったのにな

...カビと

ファルコの声が

聞こえた

二人は...

どこだ?

中に入ろう

ヒストリア

もっと体を

いたわらないと

義勇兵の拘束が

上手くいって何よりだ

ビクシス司令なら

抜かりなく完遂

するだろう

本来なら憲兵団の

仕事なんだがな..

すべてが上手く

いったとして..

ここまで我々に

尽くしてくれた

あの義勇兵に遺恨を残す

ことになってしまうとは..

ハハッ

だい

第108話、正論

マーレ人に

同情か?ナイル

すっかり

酔っ払った

ようだな

ローグ

マーレ人の作る

酒は美味いし

彼らが

もたらした恩恵は

計り知れない

だからって今は

連中を野放しにする

わけにはいかんだろう

奴らが崇め奉るボスが

本当に俺達の味方だと

信用するのなら別だが

何たって俺らは

「ユミルの民」

ってヤツで

それで...

義勇兵を

人質にして

言うことを

聞けと言って

エレンとジークが

「始祖の巨人」の力を

使っちまえば

その全員の記憶を

いじることも

できちまうんだろ?

それに従うような奴

なのか?

ジーク・

イェーガーは

あぁ...恐ろしい話

だよな。まったく

...知るかよ

余命幾許も無い

男が最後に何を

望むかなんて...

そしてそいつに

俺達は脳ミソを

握られている...

あぁ...まったく

こうなることは

わかっていたんだぞ

俺達の提議通りに

ジークは島に着くなり、

巨人にした

ヒストリア女王に

食わせるべきだったんだ

それがまさか

ハッ

ガキをお拵え

あそばされるとはなぁ...

婚礼も無しに

その辺の男と...

所詮は下賤の身に

過ぎない名ばかりの

女王様ってことだ

オイ

やめろ

女王には相手を

選ぶ権利がある

誰の息もかかって

いない相手であることは

調査済みだろ?

ヒストリア女王と

同じ地で生まれ

育った青年だ

幼少期は牧場から

出てこない女王に

向かって石を

投げつけていたらしい

構ってほし

かったそうだ

女王が運営する

孤児院を手伝って

いたのも幼少期の

罪悪感からだと

何年も顔を伏せたまま

黙々と下働きを務める

彼に気付いたのは

女王の方

からだった

二人の馴れ初め

なんてどうでもいい

問題は女王がなぜ

今この時期にそんな

身勝手な行為に

及んだのかだ

仮にもこの「国」の

君主だぞ?

我々が政変の都合で

強要した傀儡の君主だ!!

彼女に惨憺たる運命を

背負わせた挙げ句

色恋にまで口を出す

権利が誰にある!

俺が言いたいのは

そんなことじゃない

懐妊の

タイミングだ

女王がこの時期に

王家の血を引く子を

身籠もったことで

俺達の「提議」は

流れた

誰かが女王に告げ口したんだ

「兵団は即刻ジークを女王に

食わせるつもりだ」とな

だが妊娠しちまえば

出産するまでは巨人に

されずに済むって

そう助言した

奴がいる

女王は幾度も

死線をくぐり抜けた

勇敢な兵士でも

あるのだぞ?

今さら

「獣の巨人」の継承に

臆したとでも言う

つもりか?

...ジークの任期分

少しでも永く生きたい

と思ったのなら

そうだろうが...

その発想の飛躍に

根拠でもあるのか?

ジークをこの島で

生かしたい奴が

女王に助言した

イェレナに

違いない

つまり

義勇兵だ

あの女は一番

イカレていて

頭が切れる危険な

奴だからな

奴らは何か

企んでいやがる!

根拠は無いん

だな?

女王が妊娠して

ジークは命拾い

したんだぞ!?

オイ飲みすぎだろ

ローグ

...今ならまだ

間に合う...

身重だろうと...

巨人にしちまえば

お腹の子は

死ぬだろうな

何より女王の身に

何かあれば

おしまいだ

ただでさえ出産は

命の危険が伴う

というのに..

その正論で国は

滅ぶのかもな

.....

オーイもう1本

持ってこいマーレ人

かしこまり

ました

ニコロ

オススメは

こいつだろ?

...まさか

ピクシス司令が

そんな強行策に

出るとはな...

僕達がマーレに

潜伏してる間に

すべては決まってた

らしい

これから義勇兵は

それぞれの地域で

軟禁される

調査兵団は彼らと

距離が近いから

事前に知らせは

しなかった...

そう...せざるを

得ないだろうな

ジークの思惑が

確定してない以上

俺達は危険な

状態にあるんだ

そして突然ジークの

計画に乗ったエレン

あいつは単独で

ジークと接触して

...何を話したのか

その真相は本人達

にしかわからない

...なぁ

お前らには

アレがエレンに

見えたか?

俺は違うと

思う

あいつは

エレンじゃない

...あるなら

もしあいつが

俺達より

腹違いの兄貴の

側に付くことが

あるなら...

どうするの?

俺達は奴を切る

覚悟をしておく

必要がある

そんなこと

私がさせない

お前も...

そっちに付くのかよ

そんなことには

ならない

ミカサ

エレンは

誰よりも

私達を

想っている

1年前:あの時の

ことを思い出して

なぁ...

これは俺達が

やらなきゃいけない

ことなのか?

やらなくて

いいことだ...

あのバカがこんなこと

言い出さなければな...

これなら体も鍛えられるし

島の開発も進むって...

確かに今は...

ヒィズルからの

回答を待つしか

無いからな...

それも望みは

薄いと言われてん

だろ?

何だっけ...

エルディア人の

人権を訴える

とか...

資源を

売るとかな

要はヒィズルを

介して世界との

対話を図るんだ

友好国を増やして

国交ってのを結べたら

「地鳴らし」に頼らなく

てもいいんだろう

けど...

それでヒストリアが

辛い目に遭わなくて

済むんなら

藁でもすがる

しかねぇよ...

オーイ

...あぁ

この暑い中

ご苦労様だよ

いえ...俺達はこの

バカの護衛で仕方なく

急ぎのご用件

でしょうか?

お前ら...

図体ばっかり

でかくなり

やがって..

たった今

アズマビトから

返事が来た

...!

それで..

ダメだった..

ヒィズル国は

取りつく島も

無いそうだ

やはり...

ヒィズルは

パラディ島の

資源を独占取引

したいのだから

他国との貿易に

協力などしない

エルディア人の

人権擁護する団体は

あるにはある...

だが誰にも相手に

されない変人集団

とみなされている

それどころか世界は

パラディ島が炎の種で

あり続けることを

望んでいる...

それが国々の団結を促し

世界の安定を担保すると

考えられているからだ

65

じゃあ:オレ達は

「地鳴らし」に

頼るしかなくて:

ヒストリアの犠牲は

避けられないって

ことですか?

...そうなる

ヒィズルは「地鳴らし」を

頼りに軍事同盟を

結ぶことを条約に

入れているからな...

...そんな

世界は..

100年前に先祖が

やった悪行を

僕らに求めて

いるんですか...?

こちらの

意図も量らず

:勝手に悪魔

だって決めつけて...

どうしてみんなが

平和になる道を

考えられないんだ...

...それは

わからないから

だと思う...

私達が何者か

わからないから

恐れている

...そうだ

このままアズマビトを

頼りに海外を探ろうと

結果は変わらないだろう。

世界からしても

顔の見えない相手

なんかを信用する

わけにいかないからね

だから...

会いに行こう

わからないものが

あれば理解しに

行けばいい

それが

調査兵団だろ?

マーレに拠点を

設けて潜入か...

ハンジさん

そんなこと考えて

たんですね

そこで本場の

マーレ料理に

舌鼓を

違う

私達が世界を

知り実情を

調査することに

意味がある

まぁ結局は

義勇兵かキヨミさんの

力を借りることに

なるんだけどな

え~俺

何持っていこう

腹とか下したら

大変だよな

胃薬と歯ブラシと

...あと故郷の味を何か

話聞いてた?

ニコロは色んな

酒があるって

言ってたよな

幸いエルディア語が

公用語だそうだから

言葉は通じる国が

多いんだってね

訛りや文字には

気を付けなきゃ

いけないけど

僕達が平和を

望んでいることを

世界が知れば...

ハンジさんの

言う通り

何かが変わる

かもしれない

もう少し...

時間があればな

ジークはあと

2年も無い

オレは5年

と少し:

そろそろ

決めなきゃいけない

オレの巨人の

継承者を

私が引き継ぐ

お前じゃ

ダメだろ

アッカーマン家が

何なのかまだ

わかってねぇんだ

しかもお前

半分は東洋人で

巨人になれるのかも

怪しいって話だろ?

何よりヒィズルと色々

やっていこうって奴が

巨人になってどうする

お前じゃ

ダメな理由は

多すぎんだよ

ジャンの

言う通りだ

...じゃあ

他に誰が

俺だ

まず俺は

エレンより

はるかに頭がいい

トチ狂って死に急ぐ

ようなこともなく

いついかなる状況でも

優れた判断力を

発揮しその責務を

全うできる

稀有な存在

それが俺だ

お前のお下がりは

気に入らねぇが

実際俺以上の

人材がいるか?

そんなすげぇ奴を

13年でみすみす死なす

わけにはいかねぇだろ

アホか

...あ?

お前は兵団の

指導者とかを

目指せよ

エレンの巨人は

俺が継ぐから

なぁ?

それがいい

だろエレン

...コニー

よくない

ですよ

あなたはバカ

なんですよ

ジャンよか

いいだろ?

え?

俺の方が

...え?

じゃなくて...

バカにそんな

重要なこと

任せられる

わけないじゃ

ないですか

.....

え?

はぁ...

よだきぃなぁ

もおおぉ

私が

継ぎますよ

実戦経験もあって

信頼できるのも

私達ぐらいなら

消去法で私しか

いないじゃない

ですか

お前ら...

...せれれんよ?

せれれんっちゃ

けどね?

...イヤ

それは

おかしいだろ

え?

え?

いや...だから

バカには任せ

られないって..

お前が言ったん

だぞ?

ん?

お前は俺より

バカなんだから...

お前...言ってることが

矛盾してるんだぞ?

それがわから

ないのか...?

え?

え?

オレはお前らに

継承させる

つもりは無い

何でだ?

お前らが

大事だからだ

他の誰

よりも..

だから...

長生きして

ほしい

は!?

てめぇ何赤く

なってんだ!?

どうすんだよ

この空気を

よぉ!?

...すまん

ジャン

夕日のせい

だよ...

みんな赤く

なってるからさ

...そうか

夕日なら

仕方ねぇ

...よな

エレンは私達の

ことを想っている

だから私達以外の

外部に対して攻撃的に

なったのかもしれない

きっと...

その想いが

強すぎたから

...あんなことに

...すべては俺達の

ためだって?

それは

違うぞ

かつてのあいつは

いくらお前が

強くても

巨人のいる前線

から遠ざけようと

する奴だった

だが今は...

アルミンに

軍港を破壊させる

ように仕向け

お前を戦場に

呼んだ

あいつが大事だと

言った俺も

コニーも...

サシャもだ

私達が...信頼されて

いるからだと思う

...それは

俺達が

行かなければ

サシャが死ぬことも

なかっただろうな

実際に私達が

行かなければエレンは

何もできなかった

ミカサ...

サシャが死んだ時

エレンはどうしたと

思う?

涙を流したと

思うか?

悔しがったと

思うか?

...コニー

よせ

笑いやがった

一体:何がそんな

おかしかったん

だろうな

サシャが死んだ

ことのどこが::

.....

説明してくれよ

ミカサ

何でエレンは

笑ったのか

なぁ?

エレンのことは何でも

わかるんだろ?

エレンと

話そう

僕とミカサと

3人だけで...

話をさせて

もらえるように

掛け合ってみるよ

...話し合って

どうするんだ?

かつてエレンが一度だけ

「始祖の力」を発動させた時

「王家の血を引く巨人」

であるダイナの巨人は

群がる巨人に食われた

それは

ダイナの意志

ではなくエレンが

そう望んだからだ

つまりダイナの巨人は

「始祖の力」を呼び出す。

触媒であっても

命令を下す方ではない

命令を下したのは

始祖を持つエレンだ

ーだとすれば

この仕組みは

エレンとジークにも

当てはまるはず

ジークが何かを

全てていたとしても

エレンが望まない限り

それは叶わない

...ジークと同じ

目的だったら

どうするんだ

だから決定権を持つ

エレンさえ僕らと同じ

目的であれば

何も問題は無いんだ

巨人化の薬を

入手した兵団には

...選択肢がある

...まさか

信頼できる他の

誰かを巨人にして

エレンの「始祖」を

継承させる選択だ

エレンにはまだ

時間が残されて

いるのに...!!

...そんな

だから僕達が

エレンの真意を

確かめて

わかってる

証明するんだ

エレンは僕らの

味方であると

かなり...遠くまで

逃げたよな

夜通し

走ったんだから

...なぁ

その腕章外せよ

:目立つから

...これを見られたって

普通の住民に

意味はわからないでしょ

軍人が見れば

わかるだろ

こんなへんびな

田舎に軍人は

歩いてないから...

いいから

外せって...

ずっと着けてたら

いつか見つかるだろ!?

マーレに帰れる

手掛かりも何も

無いのに!!

...帰れる

わけない

私はただ

捕まって死ぬまでに

ジークを見つけて

問いただしたいだけ

私達...マーレを

裏切ったのか

あんたは

好きにすればいい

なんでそんな

ことをしたのか...

...あぁ

そうかい

別に付いて

こなくていいから

好きにさせて

もらうよじゃあ

これ捨てといて

やるから

...!

返せ!!

うお!?

...何でだよ!?

私は善良な

エルディア人なの!!

こんなもんが

ここで何の

役に立つ

ってんだよ!?

それが無いと

島の悪魔と

同じになる

でしょ!?

...何

言ってんだ!?

お前...

おかしくなっち

まったのか!?

じゃあ

ほっといてよ!!

ッ...

...何であんたまで

付いてきたの...?

あんたまで

死ぬことないのに...

何してるの?

...!

こんな

朝早くに...

君達どこから

来たの...?

い...言いたく

ないです...

私達家が

嫌で...

やっと...逃げて

これて...

だから

もう...

戻れないん

です...

...

そう..

.!!

お腹すいた

でしょ?

近くに私の家が

あるから

付いてきて

.....

「獣の巨人」の死骸跡を

調べた結果

お客様から

...

月日日月

...

爆破され粉々になった

ジークの体が部分的に

見つかった

だが

足りない

見つかる部位は

どれも両腕両足

のものだ

我々を欺くために

自らを亡き者と

装ったのだ

ジークはパラディ島

敵勢力と手を組み

飛行船で逃げおおせたと

見ている

ピークの推測が

正しければ

ジークは少なくとも

4年以上前から

今回のマーレ襲撃を

計画しマーレ軍内に

共謀者となる人員を

配置していたようだ

この対人型に改良された

立体機動装置にはマーレの技術が

取り入れられている

逃走用に奪われた

飛行船も訓練を積んだ

軍人でないとできないであろう

高度な飛行技術を見せた

恐らくは4年前の

パラディ島調査船に

同志を忍ばせたのだ

エルディア復権派の

同志をな

...クッ

クソッ...

ずっと一緒に

戦ってたのに

裏切り者

だったなんて...

当然

このままで

済ます

つもりは無い

あの日...

現場に居合わせた諸外国要人

新聞各社はマーレ襲撃を受け

パラディ島の脅威を世界に訴えた

間も無くマーレと主要国

すべてによる巨大軍事同盟が

結ばれることとなった

ヴィリー・タイバーが

世界に求めた

通りにな...

ジークの任期切れまで

待つつもりは無い!

今から半年以内に

パラディ島に世界連合軍

による焦土作戦を行う!!

は半年

ですか!?

ファルコとガビの

救出も半年後

でしょうか!?

世界連合軍の

集結を待て

マーレの力のみで

パラディ島を

攻めても以前のように

返り討ちに遭うだけだ

ジークもそう

考えるでしょう

大打撃を受けた

マーレ軍はすぐさま

攻勢に転じる

ことは無いと

そして半年後に

潰されるのを

策も無しに

ただ待っている

人でもない

ジークはこの時間に

何かを企てている

と言うのか?

えぇ...何か

考えがある

はずなんです

それを挫く

ためには

世界連合軍の集結を

待っていられない

パラディ島を

奇襲すべきです

みちびっ

第109話導く者

ちょっと

ここで

待ってて

はい..

...あの馬は

逃走に使える

何言ってん

だよ...

看守を

殺したかも

しれない

もっと遠くに

逃げないと..

ここもじきに

捜索される

今闇雲に

動いたってすぐに

見つかるだろ

この牧場なら

働き口もある

だろうから..

何日か居させて

くれるように

頼んでみよう

...私は悪魔共と

一緒に食事なんて

できない...

お前なぁ...

入ってきて

オレが全部

話すから

余計なこと

言うなよ...

君達か

家出したんは

どうした

こつかい?

...南方マーレの

訛り?

初めまして!!

僕達は:兄妹で

ベンと

ミアです!

わけあって..

親元から逃げて

きました!

僕達にできることが

あれは何でもします!!

だから...数日だけ

ここに泊めて下さい!!

お願いします!!

...そげん

子供が頭を

下げるもんや

ない...

ブラウス厩舎へ

よう来たね

何日でも

おったらいいって

そしたらはよ

朝飯食わんと

...あ

ありがとう

ございます!!

疲れてる

やろ?

それ食べたら

横になってて

いいきんね

ひッ

リサ...

この子は...

いえ...

妹が

すいません!!

...あ

ごめんね...

辛いことがあったん

やろうに...

いいただきます!!

うまい!!

おいしいな!!

この度の

マーレ遠征作戦成功

おめでとうございます

ヒィズル国首脳部も

エルディア国の勇敢さを

讃える声に溢れて

おります

お褒めにあずかり

光栄にございます

しかしながらこの勝利

両国同士の強い信頼が

なければなし得なかった

勝利でしょう

現に世界がこの島を

注視する情勢下に

おいてなお変わらず

いらして下さった

アズマビト様の勇敢さ

これこそを讃え

なければなりません

その思いとは

裏腹に

寂しい出迎えに

なってしまったことを

お許し下さい

いいえ総統殿

直々のお出迎え

身に余る思い

ですのに...

...しかし無線の

お相手が義勇兵で

なかったこと:

心中をお察し

します

お気遣いに

感謝致します

改めまして世界一

危険な島へようこそ

えぇ...今回の

我々の目的は

その危険をこそ

目にすることに

ありますから

...すると

あちらが例の

観測機でしょうか?

はい氷爆石を燃料に

用いて実現した

世界初の飛行艇と

なるでしょう

第11回目の

しかと「地鳴らし」の力

見定めさせて

いただきます

なぁハンジさん

説明してくれ!!

シガンシナ区から全住民

強制退去命令だって!?

義勇兵が一斉に

拘束されたとの

噂がありますが

その真相は!?

エルディア国に

勝利をもたらした

エレン・イェーガー氏が

幽閉されているとの

情報もありますが...!?

区の再建にリーブス商会を

斡旋したのは兵団だろ!!

私の担当

じゃない

横暴すぎる

だろ!?

憲兵に

当たってくれ

兵団に外界からの

量が集中しすぎて

いるとの指摘にどう

お答えでしょうか?

憲兵に聞いて

さぁ通して!!

ハンジさん!!

4年前あなた達は我々壁の民に

世界の現実を伝えてくれました!!

敵の正体は世界中の人類であり、

我々の正体は巨人である

という現実です!!

しかしイェーガー氏が

もたらした勝利により

我々の未来は

開かれた!!

そうであれば

兵団とイェーガー氏との

関係は我々エルディア国民の

問題です!!

ハンジさん...あなたは

「情報は納税者に

委ねられる」と

仰っていましたが

エルディア人に

生きる未来は

あるのだと!!

その姿勢に変化が

あったのですか?

状況が変わったん

んだよ!!

壁が開かれ

世界と繋がり

情報の持つ意味が

変わったんだ!!

辛い立場なのは

わかるよ

ハンジさん..

だから目を見て

言ってくれ!!

信じて

いいって

.....

...すべては

エルディア国民

みんなのためだ

エレンの情報を

流したのは君達か:

はぁ...

ホルガー

ヴィム

ルイーゼ

新兵の君達と

フロック

何でこんなことを

したの?

エレンを解放

すべきだからです

彼は何も間違った

ことをしていない

ただやるべきことを

やった

途方もなく

巨大な敵に

立ち向かい

勝利を

手に入れた

その勝利とは

「地鳴らし」という

圧倒的な力であり、

我々のいやんけん

生存権です

エレンは我々

「新生エルディア帝国」

国民全員の命を

救いました

「エルディア国」

だよ正しくは

そしてその勝利は

世界中の軍がこの

ちっぽけな島に

総攻撃を食らわせる

これ以上ない必然性を

与えてしまったけど

それは我々の

生存権が危ぶまれる

事態になって

いないのかい?

「地鳴らし」が

無ければ

そうでしょうね

その「地鳴らし」が

期待通りに

機能して我々を

救う保証は

何も無いんだよ...

どの道「力」が

無ければ

我々は生きて

いけなかったん

ですから

このちっぽけな

島じゃ

言ってしまえば

人から聞いた

話に過ぎない

エレンを牢に

閉じ込めている

ままだから

でしょう?

このまま無為に

時間を消費する

余裕が我々にある

のでしょうか?

このままでは

先の大勝利が

無駄に終わります

この国を導くのは

エレン・イェーガーです

今すぐ彼を

解放して下さい

...うん

...形はどう

であれ...私は

君が正しいのかも

しれないね...

すべては

私の責任だ

だからこれ以上

勝手な真似は

許されない

ジークの作戦を完遂

するとの決断を下した

君達はエレンの

情報を外に漏らした

罪で裁かれる

この4人を

懲罰房へ

壁中人類の勝利の

ためなら本望です。

こういう役には

多分順番がある...

役を降りても...

誰かがすぐに代わりを

演じ始める

がんばれよ;

ハンジ...

...疲れた

...いや

まだ調べる

ことがある

ここはミカサさんの

入ったことのある

房ですか?

え?

そうですか..

残念です

あぁでも

違うけど

勝利することが

調査兵団の目的なら

規則を守ることは

必ずしも絶対であるわけ

ではありませんよね?

やめなさい

ルイーゼ

兵規違反は

後悔していません

刑期が延びる

だけだから

私はあなたに

命を救われた

あの日から...

あの時の

ままです

巨人を人の力で

ねじ伏せた

あなたを見て

わかったのです

力が無ければ

何も守れないと

私達は

理不尽な

暴力と

ミカサさんも

救われたん

ですよね?

戦っていい

のだと

イェーガーさんに

学んだん

です

あの日から...

少しでも

あなたに近付き

たくて...

私は:

ミカサさんが調査兵団に

入った理由は何ですか?

口を閉じて

なさい

イェーガーさんのため

なら彼の自由をー

私から言える

ことは一つ

もう

大丈夫だ...

安心しろ...

部屋の住み心地は

いかがかの?

この鉄格子さえ

無ければ

...素晴らしい

景色が見れます。

何度も言うが

義勇兵が

我々エルディア人に

尽くしてくれた

恩は忘れん

特に君は我々に

課せられた行動記録書を

几帳面に提出するなどして

我々との信頼関係を

大切にしてくれとったのう

それ故に

気になっとった

少しでも疾しき所は

見せまいと必死に

振る舞う様子に

見えたのじゃ

自ら見張り役の

兵を付けるなどして

常日頃から己を厳しい

管理下に置いた

この日も

そうじゃ

10か月前

トロスト区での

鉄道開通祝いでの

祝賀会

君の監視係は

急遽代役となった...

フロック・フォルスター

宴もたけなわと

なった辺りで君を

近くの宿泊地まで

送った彼じゃが

現在情報漏洩罪で

拘留されておる

またこの宿泊地は

エレン・イェーガーの

住処と数十mの位置にあった

君はエレンと接触する

ことも可能じゃったと

見ておる

どうもこの時期を境に

エレンは単独行動を

取るようになるのでな

何にせよ美女と

会話できる口実が

できて何よりじゃ...

ワシはどれだけ

長くなっても

構わんからの

ぎゃあああ

ガビ!?

!?ッ

ガビ!?

オフッ!!

ガビィィィ!?

...何で

こんな

ことに...

これが悪魔の

仕業...

馬の仕業

だと思うぞ

お前を乗せて

逃げる馬なんて

いないだろうな

馬術の訓練なんて

無かったから..

こんな田舎に

いても何の情報も

得られない...

...下手に動くより

ここに根付いた方が

いいと思う

...何言ってんの?

ここで大人しく

助けを待つんだよ

この国の軍は...

マーレであれだけの

ことをやったんだ

じきに世界中の

軍隊がこの島に

攻めてくるだろう

きっと...兄貴や

ライナーさん達が

助けに来る

...ジークが

憎くないの?

裏切り者が

あんな近くに

いたんだよ?

...!

オレ達にできる

ことはねぇよ...

...オレが

エレン・イェーガーの

手紙を運んだこと...

いつまで黙っておく

つもりだ...?

って言うか何?

ミアって...

何であんたの

妹なの?

どっちでも

いいたろ

ウドとゾフィアが

死んだのも...オレの

せいだってことも;:

二人共

お昼だよ

ハイ!!

休憩に

しよ

二人共仕事を

覚えるのが早いね

体力も

あるし

ハハ...そんな

ありがとう

ございます

しかし...

カヤさんも

ですけど

ここで働いて

いる人はみんな

若いんですね

うん...殆ど

ここにいる人は

孤児だからね

...そう

だったん

ですか

女王の方針で

行き場のない子供には

支援があるから

ここは4年前に

親を失っている

子供達の集まりなの

罪を受け入れてない

ようですね...

え?

...な

この島の民が世界に対して

残虐非道の限りを尽くした

歴史をお忘れですか?

エルディア人ー人一人が

罪の自覚を正しく持つことで

ようやく永遠の贈罪への道が

開かれるのですよ?

...それはみんなが

親を亡くしたことと

関係があるの?

当然です

いくら善人のように

振る舞おうとも

逃れられる罪の

重さではありません

マーレではそう

教えられてるの?

...お前世話に

なってる身で

何言ってんだよ!?

これは普遍的な

歴史の話だから

はっきり言わなきゃ

いけないの!!

お前はまた

そうやって...

何か間違ってる

ことがあるなら

言ってみなよ

今何って

言いました?

どうして

ここに来たのか

知らないけど...

君達はマーレから

来たんでしょ?

...

...どうして?

どうしても

何も...

マーレに帰れる

手掛かりも何も

無いのに!!

自分で叫んでた

じゃない...

え...!?

あ!!

じゃあ...

最初っからか!!

えええ!?

最初っからですか!?

恥ずかしく

なぁーもぉー...

何で言って

くれないん

すか!?

もお~~~

人が悪いん

だからぁ...

て!!

何してんだ

お前は!?

悪魔が!!

正体を現した!!

おかしいと

思ったんだ!!

島の悪魔が

こんな親切な

はずない!!

私達を

騙して

オイ!!

馬鹿かお前

こんな騒いだら!!

オーイ...

お前ら何

暴れてんだ?

まずい!!

!?

ッ!!

ミアがお兄ちゃん

取られるってヤキモチ

焼いてるのー!!

何だカヤのヤツ

仲良くしてんじゃん

少しは明るく

なってるし

まったく

危ないからその

道具で遊ぶなよ!!

...はーい!!

どうしても

何も...

どうして..

通告する気なら

とっくに君達

捕まってるから...

4年前:

私が住んでた村

4年前壁内に

巨人がいっぱい

現れて..

この村にも

一体来たの

それも3mぐらいの

だから...そんなに

大きくなかったん

だけど

その一体の巨人を見て

村の人はみんな逃げた

足の悪い

私のお母さんを

置き去りにして

私はどうする

こともできなくて

座ってたの

逃げることも

隠れることも

できなくて..

ただここから

あそこで

お母さんが

食べられる

音を聞いてた

...長かった

お母さんはずっと

...生きたまま

食べられていた

次第に:叫び声も

あげられなくなった

声が出なくなるまで

叫んだからだと思う

この壁内で4年前に

公開された情報では

壁の外には人類がいて

私達を悪魔の民族

だって言ってるんでしょ?

でも...何でそんなに

恨まれているのかは

よくわからないの

ミア

ベン

教えて

お母さんは...一体

何をしたの?

何をしたからこんなに

恨まれているの?

何千年間も!!

世界中の人々を

虐殺したから

でしょ!?

何千年...?

そんなことも

忘れていたなんて!!

エルディア人は

何千年もの間

巨人の力で世界を

支配し蹂躙してきたの!!

他の民族の

文化を奪って!!

被害者ぶるのは

やめて!!

.....

望まない子を

産ませて!!

数え切れないほど

人を殺してきたの!!

...でもお母さんは

この辺で

生まれ育ったから

この壁の悪魔共がいくら

目を背けても

世界はこの罪を決して

忘れないからこんなことに

なってるんでしょうが!!

そんな酷いことは

してないと思う...

だから...!!

100年前あんた達の

先祖が犯した罪の

大きさが問題なの!!

...100年前って

...じゃあ

今生きている

私達は...一体何の

罪を犯しているの?

...ついこの間

だって...

私の街を

蹂躙した...

...私のお母さんが

殺されたのは

4年前だから...

その罪じゃない

...だから!!

先祖が世界中の

人を虐殺した

からだって!!

お母さんは

誰も殺して

いない!!

ねぇミア...

ちゃんと答えて!!

何でお母さんが

あんなに苦しんで

殺されたのか...

何か...理由が

あるんでしょ!?

:そうじゃなきゃ

おかしいよ..

お母さんは何で

生きたまま

体を食べられたの?

ねぇ...?

ねえ!?

何で!?

何のために

殺されたの?

威力偵察

です...

僕らが知れる限りですが

4年前のバラディ島侵攻の

目的は大攻勢を見据えての

威力偵察が主でした...

敵の力を調べる

ために行った

実験的攻撃...

『カヤさんとお母さんは

それに巻き込まれ

たんです...

お母さんには何の

罪もありません

ごめんなさい!!

何も悪く

ないのに...

軍の情報を

敵国に漏らして:

それで...何

...謝るの?

ありがとう

...ベン

教えて

くれて...

でもベンが謝るのは

おかしいよ

マーレで生まれた

だけなのに..

それで...

カヤさんは...

その状況から

どうやって助かったん

ですか?

...ある人が

今の私より少し年上

ぐらいのお姉ちゃんが

助けにきて

くれたの

庭にあった薪割り用の

斧を持って入って来て

巨人相手に

それで戦ったの

.....

...薪割りの

斧で?

うん...

無茶だ...

結局お姉ちゃんは

自分を盾にして

巨人から私を

逃がしてくれた

この道を走れば

...いつかあなたを

助けてくれる人と会える

だから会えるまで

走ってと言って...

お姉ちゃんが

生きてたら..

行く当ての無い

あなた達を

決して見捨て

たりしない

私にそうして

くれたように..

今度ブラウスさんと

マーレの人が働いてる

レストランに招かれ

てるの

あなた達をそこに

連れて行ってマーレ人に

会わせれば...

二人共マーレに

帰る方法がある

かもしれない...

そういえば、

.....

そういうことで、

そういうことで、

そういえば、

そういうことで、

どうして..

そんなことするの?

私は

お姉ちゃんみたいな

人になりたいの

ガス兵器と

いうものだ

第110話「偽り者

そいつは風上から

霧のように広がり

その村を覆い尽くした

俺の脊髄液を

含んだガスだ

そのガスをわずかでも

吸った「ユミルの民」は...

その直後に体が硬直し

体の自由は奪われ

意識を失う

詳しい仕組みは

教えられていないが...

ほんのわずかでも俺の脊髄液が

体内に侵入した「ユミルの民」には

巨人の力の送り先となる

座標が刻み込まれる

後は俺が命令を下すだけで

「道」を通じて巨人の力が

座標に送り込まれる

その臣人は俺の「獣の巨人」を

介した道で繋がっている

だから俺の意志が介入し

俺の命令通りに動く

巨人となる

「その村」じゃない

「ラガコ村」だ

そういうことで、

そういうことですが、

そういうことですか

お前が皆殺しにした

エルディア人の村の名前だ

覚えておけクソ髭

あぁ...俺だって

できることなら

避けたかった..

だがやらな

ければ...

俺の真意は

エルディア復権にあると

マーレにバレて

この島に希望を

もたらすことは

叶わなかっただろう

ーって同じ話をこの島に

上陸してすぐに話したよな?

なぜ同じ話を

何度も聞き返す?

お前が耳カスほどの

罪悪感も覚えちゃいねぇ

ことがよくわかる

本当にエルディアを

救うつもりなのか

知らねぇが

当の人命に興味が

ねぇことは確かだ

お前モテねぇ

だろ

勝手に人の気持ちを

わかった気になるなよ

わかるさ...

...モテたこと

くらい....ある

あぁそうかい

それで

俺とエレンが会って

実験を開始するのは

いつだ?

決めるのは

俺じゃねぇ

本部の命令を

待っている

...いつまでも

時間があると

思っているなら

それは間違いだ

と伝えろ

それだけは

同じ意見だ

私はあの日エレンに

会いに行きました

...ほう

今まで隠していた

ことを謝ります

これでは義勇兵が

拘束されるのも

無理ありません

...またえらく

しおらしいのお

して...エレンと

忍び会い

ジークの計画に

打ちなびくよう

説得したと

いうわけかの?

そのようなことは

していませんが

:私は焦っていた

仕方のないこと

ですが...あなた方は

世界を知らない

このまま結論を

先送りにする日々を

続けていけば...

エルディアは

手遅れになると

その危機感を覚えていたのは

エレンも同じでした

私達が問題解決に向けて

想いを共にするまでそう

時間は掛からなかった

それでエレン自ら

マーレの中枢に潜伏し

兵団を動かすよう

助言しなさったか?

そんなことは

言ってません

ただ...兵政権に

はっぱをかける

必要があるとは

申しました

そのようなことなら

兵団に直接怒鳴り

込めばよろしかろう

危険を冒してまで

密会するからには

具体性のある取り決めを

交わすものじゃろ?

仰る通り敵国の

「元マーレ兵」と「始祖」を

会わせることは危険を

伴う行為です

公の場であっても

我々は彼との面会を

申し出ることすら

叶わない立場でした

なるほど...義勇兵の

不信を恐れたが

エレンの誘導に成功し

ジークが望んだ通りの

結果を得たわけじゃな?

そんなことでは

意味がありません!

私はただエレン・イェーガーに

私を知ってほしかっただけで...

それでも密談に

踏み切った甲斐もあり、

いえ...我々にとって

エレンの持つ「始祖」は

マーレを打ち砕く

望みなのです

ジークが我々に

その希望を

見せてくれた

ように

エレン・イェーガー

自身に主体的な

思想があることを

私は求めました

彼は...

我々が望んだ通り

マーレに大損害を

与えました..

いえ...

彼は想像以上

です...

マーレ市民に

多数の被害が

出たことは残念

ですが...

醜悪なる

マーレ軍高官は

一掃された

彼はたった一人で

我々を先導して

やり遂げました

ピクシス司令

我々を長年

苦しめてきた

マーレに天罰を

下したのです

それほどの器の

持ち主である彼が

ここにいる

我々は

今我々が目に

しているものが何か

おわかりですか?

「始祖の巨人」を宿している

という事実

歴史が変わる

瞬間に立ち会って

いるのです

二人の兄弟によって

世界は生まれ変わります

私はそれを彼らの

近くで見ていたい

だけなのです

つまり...

エレンと

密会した

真の目的は

好奇心に

あると?

...そうなります

他の義勇兵は

私が密会した

ことを誰も

知りません

私があなた方を

欺いたのは紛れも

ない事実

首をくくられても

自業自得です

フロックを仲介役に

引き込んだのは

私が彼の危機意識を

煽ったからです

すべては私の

軽率な行為に

他なりません

ですが私の

行動のすべては

エルディアを

想ってのことです。

ワシもそう

信じたい

エレンと交わした

会話のすべてを

お聞かせ願おう

上手い嘘のつき方を

知っとるか?

時折事実を交ぜて

喋ることじゃ

この期に及んで

我々を疑うなんて

正直失望

しましたよ!

ハンジさん!

俺達は共に

命を懸けて

マーレと戦ったん

ですよ!?

今さらジークさんが

マーレの二重スパイ

であるとでも言う

つもりですか!?

それに今こんな所に

兵を割く余裕なんて

あるんですか?

俺達は仲間

でしょう?

この3年間共に

汗を流して培った

鉄道も貿易も

この島を豊かに

したはすです!

俺達はエルディアに

尽くして...

その結果が

人質とは...

弁解の余地も

無いよ..

すまないけど

もう少しの間

耐えてほしい...

はぁ...これから

って時に...

...そうだよね

オニャンコポン

10か月前の

鉄道開通式から

こんなことになるとは

まったくですよ!

皆でエルディアの

未来を誓い合った

のに..

ッ!?

...な!?

何ですか...?

え...?

イェレナが..

エレンと密会した

ことを認めた...?

本当ですか...?

本当だよ

...うん

本当に知らな

かった?

し知りません

でしたよ本当に!!

本当に知らなかった

ように見える...

私にはね

...イェレナが...

イェレナがそんなこと

するわけ無いとは

言わないんだね

彼女なら

やりかねないと

思っているから?

...そんな

ことは...

順序は正しくないが

君達義勇兵を

拘束しなくては

ならない理由が

できた

イェレナについて

知ってることは

すべて話すんだ

我々の今後の

ためにも...

知っての通り我々

義勇兵を組織したのは

イェレナです

ジークさんの「秘策」を旗印にして

マーレ兵の中から反々ーレ派を

集めたわけですから

...最初は互いに

疑心暗鬼になり上手く

まとまらなかった...

その度にイェレナは

マーレに銃を向け

自ら手を汚すことで

ジークや組織への忠義を

俺達に示してきました

寝食を共にした友であっても

こちらを疑ったマーレ人はすべて

事故死として葬った...

俺には彼女が

密会した理由は

わかりません..

俺達は最初から

底の知れない

イェレナの背中を

追いかけるのみ

でしたから...

俺達もそれがマーレに

奪われた祖国のためだと

信じることで乗り切ったんです

...変だな

え?

そこまでマーレ人に

容赦の無かった

イェレナが

この島では

マーレ人を捕虜

にして極力殺さない

ように努めた

むしろ捕虜に

仕事をさせたりして

ある程度の自由を

与えている

ええ...確かに

以前の彼女から

すれば寛大ですが

俺達は彼女

なりのマーレ人への

贖罪意識の表れ

だと理解しました

...ここはマーレ本土

ではなく島ですし

んん...

でも...

イェレナは兵政権に

反発してまで

マーレ兵の人権を

譲らなかった

そこだけは..

.....

あれほど義勇兵が

疑われないように

神経を使った彼女が

私について来てくれ

オニャンコポン

え...?

ここから

出るってこと

ですか...?

私が話をつけるから

行くよオニャンコポン

えぇ...何かイヤ

なんですが...

...よし

ラァアアア!

お客さんその子は

お触り厳禁なんですけど

ヒッチ!!

ー違うんだ

これは...!

巨人の記憶っていうのは

接触がきっかけになる

ことが多くあって...!!

何か重大な情報が

手に入るかもしれなくて

疾しいことを

考えてたわけじゃー

本当に実際に

そうなんだ!!

ないん

だよ!!

そりゃあ男の子だもん

アニの重大な情報が

気になるのもわかるわ

そんなこと

しないっての

うぐぎぎ...

僕が...!!

悪かったから

入場禁止

だけはどうか...

161

アニも話し相手が

私だけじゃ退屈でしょ?

まったくあんたは

寝てるだけなのに

何でモテるのさ

あの子に熱を

上げるのもいいけど

世間がどう

なってんのか

わかってる?

うん...

これ読んで

!...「兵団が権力に固執するあまり

エレンイェーガーを不当に拘束...

「義勇兵を裏切り利益を独占か」:

兵団への疑念が

過熱していってる...

兵団は民衆が満足いく

回答を何も言って

くれないしね

...かと言ってジークの存在や

「地鳴らし」の件を明かす

わけにはいかない

そりゃあ

無理もないわ

報告を急げ!!

早く...僕らで

エレンの真意を

確かめないと..

エレンを解放しろお!!

エルディアを救える

のはエレンだけだ!!

食い殺された国民の

無念を晴らせるのは

エレン・イェーガーだけだ!!

新生エルディア帝国は

エレン・イェーガー

あってのものだああ!!

エルディア人はマーレの被害者だ!!

世界の歴史はマーレの作り話だ!!

エレン無しでの兵団に

何ができるっていうんだ!?

マーレ人を

皆殺しにしろ!!

エレンを国民に返せえ!!

これは...

兵団支部全域を

民衆が取り囲んで

いるんだって...

ヒッチ!

手を貸してくれ!

うげぇ仕事が

増える...

アルミン

よかった

無事にこれた

んだね

調査兵団の

新兵..

あの子達が

何で本部に...?

.....

行こう

アルミン

ようやく

もらった時間を

無駄にできない

失礼します

ザックレー総統

本日はご多忙の中

お時間をいただき

感謝致します

こちらこそ

こんな日に

すまない

最初の申し出から

ずいぶん時間が

経ってしまった

かけたまえ

はい:確かめないと

いけないことがあると

シガンシナの

英雄よ

あぁ...義勇兵を一人

連れ回すことを

許可したが...

ハンジは相変わらず、

飛び回っているらしいな

君達とエレンを

面会させることは

できない

...!

どうして

でしょうか?

義勇兵とエレンの

接触が明らかに

なったからだ

少し前なら君達の

提案を受け入れられた

かもしれないが...

エレンは10か月前から

義勇兵と密会していた

ことをひた隠しにして

今回のマーレ強襲劇に

及んだ

エレンは今回の発覚を

受けて以降、黙秘したままだ

現在は密会を

企てた首謀者や

関わった者への

調査が続いている

彼が単独で過ごした

マーレでの時間についても

依然として空白のまま

当然今の状態のまま

「実験」を行うわけには

いかない

これは義勇兵から

我々兵政権に対する

重大な主権の侵害だ

...恐らく

エレンはジークに

探られていると...

我々は見ている

他ならぬ君達

だから話したが...

くれぐれも

内密に頼む

エレンが...

そんな...

エレンは

どうなりますか?

何でもない

置き場に困ったものを

先ほど新兵に

運んでもらったのだ

アレは...

何ですか?

しかし...総統!

エレンが黙秘するのでしたら

尚のこと彼を幼少期から知る

僕達二人がお役に立てるのでは

ないでしょうか!?

確実にエレンから真意を

聞き出せるとは申しませんが...

試して損はしないはずです!!

...事態はより

慎重を期す

話は以上だ

......

...なぜ?

アルミンの言う通り、

損は無いはずなのに

どうして

ダメなの!?

...考えられると

したら...

兵政権は既に...

エレンを見限っているの

かもしれない...

失礼します

もし...

そうだとしたら

「始祖」の継承者

選びも始まってる

...!

待ってよ

ミカサ

あの部屋の

会話を

聞いてくる

大丈夫バレない

ようにできる

まだそうだと

決まったわけじゃ

ないだろ?

今兵規違反を

犯しちゃまずいよ

いいえ状況が

こうなった以上は

兵団の方針をいち早く

知る必要がある!

何があっても

私はエレンをー

アルミン!!

怪我は!?

何...?

だ大丈夫!?

何が..

ここから

離れよう

ゴホッ

怪我人は

いるか!?

総統は!?

火を消せ!!

見ての通り

だけど...

あんた達

無事なの!?

他には誰が

いたの!?

体何があったの!?

...わからない

心臓を捧げよ!!

俺達の怒りが

届いたんだ!!

俺も戦うぞ!!

新生エルディア帝国に

勝利をもたらすために!!

私も!!

心臓を捧げよ!!

心臓を捧げよ!!

心臓を捧げよ!!

ザックレー総統の

私物である「特注の椅子」

これに爆弾が仕掛けられた

とみている

犯人も

総統を含む4名の

兵士が犠牲になった

その目的も

不明

彼なら一日中私と

いたし義勇兵は

全員軟禁中だ

では他に考え

られる勢力は?

...あの椅子は

新兵に運ばせたと

総統は申して

おりました...

...どこの新兵だ?

...総統は

新兵とだけ仰って

いましたか...

...しかし

僕とミカサは

総統の部屋を

訪れる数分

前に..

調査兵団です

本部から

走り去る

新兵を

見ました..

調査兵団と言えば...

エレンの情報を外に漏らして

懲罰を受ける者共が

いると聞いたが...

まさかー

緊急事態です!!

エレン・イェーガーが

地下牢から

脱走しました!!

巨人の力を発動させ、

一瞬で抜け穴を穿ち

そこから逃走した後!!

穴を塞ぎ追跡から

逃れました!!

兵を総動員

して捜索だ!!

アルミン...

一体何が

起こっているの?

了解!!

そういうことで、

それでも、

...

...

...

多いな

何人いる?

ここにいる者

以外にも俺達の

味方はもっといる

俺達を懲罰房

から逃がし

今日ここで落ち合う

ようお前に伝えた

看守も皆兵団内に

潜んでいる

ダリス・ザックレーを爆弾で

吹き飛ばした者もいる

このエルディア帝国を

救える奴は

お前しか

いないのにな

兵政権がお前の「始祖」を

都合のいい奴に継承させるように

進めたからだ

エレン・イェーガー

ジークの居場所を

特定する

それだけだ

大丈夫だよ

ミカサ...

エレンなら

わかってくれる

話し合えばきっと

...わかってくれる

朝っぱらから

兵団の奴ら

騒々しいな...

ここまでは「サービス」と

そうでしょうか

んですかですけど、

シンプレーシャリームシャンプールでは、アプリケーションではないのですが、

もしかしているのですが、アメリカではないのでしょうかなかったんですか!!

やっぱりそんなわけじゃないか

ぐあああって言ってるよッ

見ろよwこの顔本気じゃんww

ぐあぁあああ

ええ!!

これクイーン・ビーの

ヒストリアなのww

超ワケルんですけれどもW

何でもエレン・イエーガーを

ありもしない噂話で

貶めて濡れ衣着せて

学校中にイジメさせて

反撃されたら善行クラブが

リンチしたらしいよ〜

何ってヒドイ話なの

暴力は決して許されない

闇の騎士が可哀想【

ええ俺ヒストリアって

そんなことする子

だったんだ...。

やっぱ金持ちセレブは

歪んでるな。

僕この子が蟻を凝視

してるの見たことあるよォ

前から上から目線で

いけ好かねえ奴らだと

思ってたんだよ俺は

女王様と

家来の

お通りだ!!

みんな!!奴らに

「善行」されるぞ

気をつけろ!!

エコファシスト

豚野郎ども!!

お前らの「善行」

いらねぇから!!

ヒスちゃんは

悪くないよぉー

違う...

私じゃない...

みんなが...勝手に

やっただけで...

私はただ...

つまんなかった

だけで...

私は:

1月9日

最低だ

オイ

ヒストリア

!!

ええ!?

あ...

オレがお前を

傷つけた理由

わかったよ

何だか知らんが

結局エレンが

悪かったのか?

まさか..

オレが悪かった

すまん

何だよ...

つまんねぇの

私を庇って

あんなウソを...

うん...

アルミン

これで

いいのか?

うんもう

大丈夫だよ

俗物どもの噂話

なんて一度シラケて

しまえば終了さ

それよりも今ヒストリアは

強い目裏の念と感謝の気持ちに

苛まれているハズだから

彼女に大きな貸しを作ることに

なっちゃったねー結果的に

流石我が友

闇の春属

ゲスミンだ

気を付けろ!!

めんどくせぇのが

終わるなら

何でもいいよ

28巻2019年

☆本当の予告は次に!

そうです。

...

ニコはトイレ

じゃないと

そう言って、レースです。

戦士候補

それをかけて

ちせん、!

ホテヘレスに

私まではマーレから

単行本25巻2019年

わるはずの

自宅が

物語は急激に加速し

龍行本が落ち着く第1月の日火発売平定-

っ・

このような

!!

家この物語はフイクションです。実在の入物・団体・出来事などとは

一切関係ありません。

淡収録されていいる表現は、作品の執筆年代・執筆された状況を考慮し

コミックス発売当時のまま掲載しています。

進撃の巨人(27)

発行者

発行所

2018年12月1日発行(0)

諫山創

森田浩草

あ...一定の©Haliaine上sagrara2018

株式会社_講談社

〒112:8001

東京都文京区音羽2122: