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ISBN4-09-183543-0

C9979¥485E

定価:「本体485円+税

雑誌,45785-43小学館

19299979年9月19日、19月29日月

さすがに

一佐敷三兄弟

は、毒が塗られていいたのだ。爺は

ぎの左腕を切り落とすが、すでに

遅れだった......これで、あずみの仲

間は、ひゅうがとうきはだけになっ

「3巻のあらすじ

加藤清正を襲ったあずみ達は、甲賀毒が全身に回るのを防ぐため、あま

忍者に命を狙われる。その執拗な攻撃を

壁に、あまぎは左腕にかすり傷を負う

った。その夜、あまぎは高熱と激しい

い痛みに襲われる。甲賀忍者の刀にでしまった〈第1話〉

これは、

小学館

BIG

colWics

816.00MCSUPEROR

これからの

佐賀県三井

PC-COMC-SUPEROR

CoMGCOMICS

いいう

いいゆう

一二佐敷三兄弟

佐敷三兄弟

佐敷三兄弟

小学館

あずみ

佐敷三兄弟

小山ゆう

3.佐敷三兄弟

第一話、あまぎの兄。

第一話「戦略上の死闘って

第三話「大人の女」は

第四話「佐敷三兄弟」の

第五話「図悪無比」の

第六話「東野」の

第七話「三兄弟との決着」が

第八話「動兵衛の定義」の

第九話「勘兵衛の恨み」の

第一話あまぎの元

四人のガキと

初老の男

か......

......

問題は奴らに

命令を下したのが

何者であるかだな!!

おそらくは

駿府のじじい(家康)

か......その側近で

あろうが......

!???...?

授まねば

ならぬのは

その証拠と証人だ!!

おまえの

役目は、

奴らを

見張る

ことだ!

二度も捕り逃がした

おまえとしては、

すぐにも

敵をとり

たいだろうが

まだ待て!!

は!!

その初老の男は

必ずや何者かと

連絡を取り合う

はず......

その相手を、捕えろ!!

それと...おまえは

似せ描きがうまい。

わしは

殿(清正)のそばを

離れられぬゆえ、

その初老の男の

顔をよく見

似せ描きを

わしに持って

まいれ!!

は!!

!!

どうした

!?

この臭いは

あいつ...

猪蔵だな!!

盗み聞き

しおって!!

出て来い!!

三年

会わにゃ

少しは

上達したかと

思ったが、

相変わらず

ドジだな、

飛猿!

お初にお目に

かかります!!

井上勘兵衛様と

お見うけいたし

ます!!

拙者猪蔵と申し、

この飛猿と共に

忍び技を競い

学んできた者に

ございます!!

浅野長政様

真田昌幸様、

そして

今宵の騒動

どうやら再び

我ら忍びの者の

働き時が巡って

来たようで

あります!!

井上勘兵衛様!!

この猪蔵!

飛猿よりもっと

お役に立つ男と

自負しております!!

いやな

野郎が

現われ

おった...

........

うっ...

うぐ~~

あまぎ

どうした

!?......

あっ...

あぐっ...

くっ!!

あ~~

どうした!?

く、苦しい

!!

なにっ!?

あまぎ!!

甲賀忍者の

刃を受けたな!!

なぜ隠して

おった!!

あ~っ!!

腕が...

ど、毒が

塗って

あったのか!?

父郎......

すごい

熱だ...

あまぎ

斬られて

たのか...

爺......

何をするんだ!?

ほ、ほんの

かすり傷だ!

やられたって

ほどじゃ

ねえよ!!

っ!!

爺ー

手遅れかもしれぬが

これが最善の方法だ!!

三人で

しっかり

押さえて

いろ。

あまぎ

もう

ひと辛抱

するのだ

...

ちっくしょう

......

忍者という

やつらは

まったく

汚ねえ手を

使いやがる

爺.....

なんだ!?

左腕が無くても

俺は右で

剣を使うし...

ま、まだ...

使命はりっぱに

果たせるから...

見捨てたり

しないで

欲しいよ...

お、俺...

まだ......爺のそばで..

あずみらと

いっしょに...

死んだ仲間の所へ

行くより......

使命を

果たして

いきたいよ

...

見捨てたり

しない

安心しろ!!

爺.....

なあ

爺...

......

...!??...?

やっぱり

俺...

死ぬのか

なあ......

死んじ

まうのか

なあ......

!!

爺.....

ここに

居るぞ!

船に

約束どおり、

あの船に

乗ってみたい

よ......

なあ爺

ああ!!

これから

乗りに

行こう..

......

えへ...

...

何が

おかしい

!?...

あずみの

胸は......

柔らかくて

あったかくて

気持ちいいな...

そうか......

もうちょっと

顔を......

押しつけて

いいか!?

ああ...

いいよ!!

あまぎ!!

見えて

きたぞ!!

あの船だ!!

あまぎ!!

船が

見えるぞ!!

あまぎ

あまぎ

あま...

...

し、死んじ

まったのか、

あまぎ

なあ

爺...

...???...

うむ...

あまぎは

逝った...

そして、このような

おまえたちに

言わねばならぬ

ことがある...

あまぎと共に

おまえたちが

仕留めたはずの

加藤清正は、

残念ながら

影武者であった。

えーっ!!

にせ者!!

一行は西へ下る道を

変更するやもしれぬ。

我らも

船で下るより

街道を追う方が

狙える機会を

多く持てよう。

くそ~~

影武者

だったとは

......

あの船には、

清正を

討ち果たした

後でゆっくり

乗せてやる。

あまぎ!!

おまえの

死を

無駄には

しねえぜ!!

俺たちが

本物の

清正を

絶対

討ち取って

やるからな!!

全部......

あの船は

出発まで

まだ

少し間が

あるよね!!

*木

俺、

ちょっと

だけでも

あまぎを

乗せて

やりたいんだ!!

いいだろ!?

あずみ!

止められたら

その金で

話をつけろ!!

うん!!

おい何を

する気だ!?

へっへへ...

おまえと

違って、

顔を

知られて

いねえ俺は

すぐそばまで

近づけるってわけさ。

まだ殺るんじゃ

ねえぞ...

裏を

掴むことが

肝心なんだ...

飛猿.....

俺に

手柄を

横取り

されるのが

心配か!?

そんなんじゃ

ねえ...

おまえは

あのじじいの

似せ描きでも

かいてな!!

わー

船だーーっ!!

でっかい

船に乗れる

あははは

ははは!!

ーっ!!

わはーっ!!

すっ

げえー

!!

父様ーっ!!

母様ーっ!!

早く

ーっ!!

あまぎが

あんなに

乗りたがってた

あのでっかい

私だぞ...

ーっ!!

わはー

きゃははは

第三者が松上の死闘

あまぎ......

ほんとにでかいなあ

船って......なあ、

俺が先に

見つけたん

だぞーっ!

だけど

俺が先に

拾ったんだ

よーーっ!!

父様ーっ!

二人がまた

ケンカを

始めたーっ

やはり

くの一(女忍者)

だろうな......

ということは

子供に

見えても...

もう

立派に

女技を

救わっている

わけだ...

それに

.....

目の色

髪の色

が...

異人の

ような

美形だぜ

...

ヘへへへ

っ!

しょうが

ないなあ

二人共...

やれやれ

ーっ!!

こら、やめんか

他のお客さんも

いるんだから...

へへへーっ

俺は強い!!

前の方も

見てみような。

へへへ、俺は

甲賀忍者の

猪蔵と言う...

よろしく

な!!

甲賀忍者!!

......なら

刃に毒が...

!!

女はこれで

騒げまい

逃げたら

皆の前で

丸裸...

あら

恥ずかしや、

はーはははーーっ!!

だが、俺の

言うとおりにすれば、

別の着物をあげよう。

まず、しゃべって

もらおうか!

じじいとおまえらは、

誰に雇われて

いるんだ!?

言わぬともっと恥ずかしいことになるぞ!!

言わぬと

もっと

恥ずかしい

ことになるぞ!!

あまぎに

なんてこと

を~~!!

ほう..

こりゃ、

上玉だ...

へへへ...

あまぎに

謝れ!!

このあま!!

やりゃあ

がったな

く!!

あっ!!

うおっ!!

こ、こいつ...

俺の読みが甘かった。

恥ずかしがる

どころか

人前で丸裸でも

戦おうってのか...

あれーっ!?

裸だ!!

あっ!!

刃物を

持ってる!!

この刃にも、

毒が塗って

あるんだ

ろうな...

やってくれたなっ、

俺の目を!

その体...

殺した

後でも

たっぷり

いたぶって

やるぜ!!

!!

ぐっ!!

おのれ~~っ!

この俺を本気で

怒らせたな〜〜っ!!

ぶっ殺して

やる!!

毒が

塗って

あれば、

わずかに

かすった

だけで

殺られて

しまう...

海に飛び込んで

のか!?

逃げようって

泳ぎの速さは

俺の自慢だ!!

無駄だ!!

無駄だ!!

あきらめな!

爺!!

船の上!!

あれは

あずみだ!!

メッ

おっ!!

ーっ!!

あー

落ちたーっ!!

落ちた

ーっ!!

どうなった

ーっ!?

どこだ!?

居ないぞ

あっ!!

男の方だ!!

ああっ!?

......

し...死んで

るのか!?

......

女の子は

どうした!?

ありゃあ、

死んでるぞ!!

あーっ!!こっちだ!!

あーーっ!!

こっちだ!!

こっちから

女の子が

登って来て

る!!

女の子が

勝っ...

あれ!?

......

死体か!?

しっ...

死体だぞ

な...な..

何なんだ!?

な..

何者だ!?

あの女の子

は!?

と、父様、

何!?...

何なの!?

あっ!!

あずみだ!!

あずみ

っ!!

しかし

第三話大人の女

襲われたのか!?

何者だ!?

な、なぜ

裸なんだ!?

...

甲賀忍者だと言った。

甲賀忍者

だと言った。

着物を

切られた

刃に毒が

塗ってある

と思って、

抵抗でき

なかったんだ。

あっ!!あずみ

斬られたのか!!

俺がやられる

もんか!!

首を折って

やった!!

血が流れてる

じゃねえか!

あん!?

あれっ!?

あーーっ!?

じ...

爺.....

斬られたり

しなかったのに

ち...血が

出てる...

どこから!?

見るな!!

!!!?...?

し、心配は

いらん。

それはな

斬られねえ

のなら、

なんで

そんなに

血が出るん

だよ!?

おっ!!

なんだよ...

あれはな、

あずみが

大人の女に

なったと

いうこと

なんだ

ああ~~っ!?

なんじゃ

そりゃ!?

という

ことで

つまり

......

つまりだな。

あずみも

大人の女に

なってきたと

いうこと

なのだ...

なに〜〜っ!!

うきは...

なんで、おまえは

そんなこと知って

るんだよ!?

でかい声を

出すな!!

なんで、うきはは

知ってるんだ!?

わかったな

?........

実は弥衛門様が

俺となちとゆら

三人だけに、

男と女の

体の違いなど

いろいろ教えて

くれたことが

あったんだ。

な、なんで

三人だけなんだ!?

なんで俺は

のけ者なんだ!?

そりゃ

俺たち三人が

ひゅうがより

体が大きかった

がらだろうさ

!!

埋まる場所は

違っても

魂は仲間と

同じ所へ

行けるのだ!!

......?

ちくしょう...

あずみが

襲われたと

いうことは

わしらは

すでに

尾行され、

今も

どこからか

見張られて

いると

とらねば

ならぬだろう。

そうか!!

そういう

ことだな!!

くそ〜〜っ

どこだ!?

さて、そこで問題だ。

尾行者を

撒くか発見するには

どうすればよい!?

こっちが走れば、

むこうも走って

追わねばならない。

走って

追って来る

やつを

見つければ...

うん!!

そういう

ことだな!!

よし!!

荷車を捨て、

馬を買って

街道を走り、

清正の行列を

先で待ちうける

ことにするぞ!!

はい!!

追って

来る者が

見えるか!?

誰も

追って来ん

ぞ......

くふ~~~あ

...

追えば見つかると

いうわけだ...

やるな

だが

奴らとは

かならず

決着をつけて

やる!!

楽しみだぜェ

こんな

手ごたえのある

奴らと出会える

とは......

今夜は

ここに泊る。

清正の行列が

来るのは

明日か明後日

となろう

ひゅうがと

うきはは

外に出て

遊んでいて

かまわぬぞ。

ほんとか

ーっ!!

俺は...?

行って

来まーす!!

あずみには

もう少し

教えねば

ならぬことが

ある...

なあ、うきは...

この間

野伏せりが

村を襲った

時さ.....

俺、見たん

だ......

野伏せりが

村の女を

丸裸にして

よ......

野伏せりの奴も

ケツ出してよ!

こ、こう

やってな

それ見てた時な

......俺さ....

なんかわかん

ねえけど

ここがさ...

おまえだって

ときどき

ここが

でかくなって

堅くなってさ

...

おっ立ったり

するだろ!?

ああ...

...するよ

なあ......?

うきはーーっ、

知ってんだろ!!

教えろ!!

男は女を

裸にして

何をするん

だ!?

弥衛門様に

教わったこと、

俺にも全部

教えろーっ!!

ありがとう

ごぜえますだ

どうだ、

きれいな着物

だろう。

いいかあずみ、

これからおまえは

女言葉や

女の仕ぐさなども

身につけて

いかねはならぬ

まず...

おまえは

自分のことを

俺と言って

きたが

これからは

私......と

言い直せ。

また、

身分ある

女になる時は、

わたくし

などと言う

なんだ

その座り方は

それと

いつものように

ちゃんと座れ。

それも常に

両の膝を

くっつけて、

くつろいでも

こうして両の膝は

離さぬように

心掛けることだ。

やってみろ!!

どうした..

やってみろ!

スッ

言うとおりに

するのだ...

俺は女だぜ!!

ぐわっは

ははは

ーっ!!

そんなの

あっ

いいっ

俺は女って

やっよ!!

私と言って、

膝をそろえて

座れと言って

るんだぞ...

俺!

俺!

俺!

俺は

よう、

俺だぜ!

おーれ、

俺!!

げっへへへ、

げっへへへ、

けー

ーっ!!

なぜ

逆らう!?

何が気に

入らん!?

なんで俺だけ

ややっこしい

女なんだ

ーっ!?

なんで

今まで

どおりじゃ

いけないん

だーっ!?

...

......!?

...???...?

男と女は

......

ああいうことを

やるんだな

女のあそこは

どうなってん

だ?......

あんなこと

すりゃ

痛いだろうこ

ろうに

......

痛そうな

顔しながら、

いい!!

いい!!

もっと!!

なんて

言ってたじゃ

ねえか...

なあ!?

どういう

わけだ!?

わからん

女ってなあ

......

体といい

......

まったく

ふしぎな

生き物だぜ

女だ...

...???...?

...???..

!!

あ、あずみ

!?

!!

あずみ

第四話

あれが、

勘兵衛様が国元から

呼び寄せたという

三兄弟か!?

はい、

先ほど到着

しました

嫌われ者の...

悪名高き

佐敷三兄弟です...

奴らは何処かで

待ち受け、

殿(加藤清正)の

お命を狙って来る

はず......

おまえたちは

行列より

先に街道を

下り...

奴らを

発見し、

片付けて

もらいたい。

今まで、武芸者・軽業師

などに化けて出現した...

だから

髪形・装束などは

いろいろ変化

するものと

思うがよい

これが似せ描きだ。

まず...指図を出して

いるのが、この男...

それとこの二人の

少年であるが、

聞き入れた

情報から

推測するに

浅野殿と

殿の影武者、

共に直接

手を下した

のは...

真田昌幸殿を

刺殺した

のも......

意外かな

この少女である。

この一団で

あると

わしは

思っている。

子供は

四人だったが

一人は我が

甲賀忍者の手で

討ち取った。

街道を行く姿なども

描かせた...

三男・佐敷三蔵

敵はたった

これだけか!?

長男・佐敷一心

次男・佐敷二斎

ガキ共かよ...

子供だからとて

あなどっては

ならぬ!!

奴らを追わせた

甲賀忍者

十三名が

瞬時に斬られた

へーへへへ。

甲賀忍者

ごとき、

俺たちなら

五、六十人

来たって

瞬時に

片付けるぜ!!

......!

そりゃ

頼もしい

な......

では期待している、

早々に出発してくれ

けっ!!

なんじゃい、

獲物は

たった三人の

ガキと

老いぼれ

一人かよ

大金もらえ

もらえりゃ

なんでも

カまわんが

この俺たちを

呼んだんだ、

敵は大軍だろうと

期待

しとったが...

あの三兄弟は

万が一を考え、

すでに伏見を

発つ前に

来るよう

知らせを

送っていたの

だ。

それが..

幸いにもと

言うべきか

......

着く早々

任務を

与えること

ができ...

むしろ

ほっとして

おる..

なぜなら..

あの三兄弟を

行列と共に

おいては

和を乱す

ばかりか

怒らせでも

すれば

見境を無くし、

こちら側に

数十名の

死傷者を

出すはめにも

なりかねない

しかし

三人だけに

任務を任せると

恐ろしいほどの

働きをする

三兄弟がもし

奴らを発見

できれば

飛猿...

おまえには

残念かも

しれぬが、

次は

奴らの

首だけとの

対面と

なろう。

...

ならば

私にも

追わせて

くだされ!!

ならぬ!!

すでに顔を

知られている

おまえは、

わしと共に

殿の警護に

当たれ!!

刺客は

奴らだけとは

限らぬのだ!!

かわいいな

......

きれいな

顔した

女の子

だ...

おお!!

...!?...

てくーて!?

とにかく

わしらが

本物の清正の顔を

知らぬは不覚で

あった......

はい!!

かならず!!

きっと清正は

またも影武者を

立てて来るで

あろう。

本物の清正が

どんな姿で、

行列の

どの位置で

やって来るか、

調べてくれ

かわいいよな、

あの女の子

おお..!!

また

おまえらか、

またおまえらか、

断わりも

無しに

門付け

しやがって!

頭は

どこじゃ

ーっ!?

ーっ!?

おー

よせ、

あずみ!

だいじょ

うぶだよ

武術を

使ったり

しないから。

この辺りじゃ

俺たちに

挨拶も無しに

門付けは

許されねえ

んだ!!

頭は

どこじゃと

聞いてん

じゃ!!

おー

ーっ!?

さっ!!

早く

拾って

逃げよう!!

わはは

ははは

こっこの

ガキャー

!!

ははは

はははっはっ

早く

逃げろ!

早く

逃げろ!

ありがとう!!

ありが

とう!!

親方

ーっ!!

また

あの男たちに

いいがかりを

つけられたけど、

この人たちが

助けてくれました。

金を出しな。

なんでえ

......

また

これっぽっちか!!

気を

入れて

やったの

か!!

ひどいじゃないか

あの親方は

......

いつも

ああなのか!?

うん、

でも...

しょうがない

んだよ...

うん!!

うん!!

ありゃあ、

ひどい

ぜ!!

俺たちの爺なら

ごくろう!!

よくやった!!って

褒めて

くれるぜ!!

もう

少しの

我慢

我慢

なの...

もう少し

の?......

な...

何!?

丹後まで

帰り着いたら

お母さんと

いっしょに

暮らせるんだ

!!

えっ!?...

お母さんが

どうにも

お金に困って

私たちは

あの親方に

預けられたん

だけど...

おかあさん

こうして

一生懸命

働いて

稼いで

きたから

このまま

稼ぎ続けて

帰って行けば

お母さんの許へ

返してもらえ

るんだって!!

......

...???クラスラ?

ふーん

...

こらーっ!!

何してや

がる!!

行くぞっ!!

早く

しろっ!!

あ、

はい!!

はい!!

じゃあね!!

ありがとね!!

ありがとう

...

......

さよなら

ーっ!

...???...??

...???...?

ひでえよ

なあ.....

あの親方は

かわいそう

だよなあ

...

あの二人、

もう...

これっきり

二度と

会えない

のかなあ

...

だってさ

......

かわいかった

よなあ、

あの女の子

何言って

るんだ...

どうしたんだ

ひゅうが...!?

うん!!

弟もな!!

あれ!?

名前

なんてったっけ!?

聞いてないよ、

俺たちも

教えてないし。

...

追っかけてって

名前だけでも

教え合って

こようかな、

俺......

よせよ。

そうしよう

かー

ーっ!!

俺もあの二人と

もっと話したいし。

そうだ!!

このコマを

あげて来よう!!

うきは!

爺には

そう言って

おいて!!

おい...

ひゅうが!

おまえ、

あの女の子

のことか

好きに

なったん

だろ!!

!!

たっ!!

太助ーーっ!!

ひ~~~っ!!

違ったか

な!?

一人足りん

しな......

なんじゃい!

まるで

かわせず

もろに食らう

ようでは、

奴らではない

ということ

だな......

おい...

女は上玉

だぜ!!

そりゃ

あずみみたいに

荒っぽい奴より

あの女の子の方が

いいに決まってる

じゃねえか!!

このやろうーーっ!!

はははばは!

ははは!

タベの

あずみにゃ

ちょっとドキッと

したけどな...

丹後って、どこだ

ろうな!?

俺たち使命で

行く事があるかも

しれねえよなあ!!

ああ!!

あるかも

しれねえよ!!

そうなると

いいけどな!!

第五話「世悪無比

...

!!!?...

あの女の子が

居ない...

どうしたん

だろ...?!?

誰が

殺ったんだ!?

よく見りゃ

似てなかったな。

誰か見てた人は

居ないの!?

誰が殺った

のカ...

もう一人

女の子が

居たはず

なんだけど

なに!?

この人らは

あんたらの

知り合い

かね!?

わ...わしゃ

見たよ

さ、三人の

侍が

殺ったん

じゃ.....

三人の侍!!

......

で、

女の子は

!?

あっち

三人が

あっちに

連れてった

あっ!!

あっ!!

生きてる!!

しっかり

して!!

!!

どうした

の!?

しっかり

して!!

わかる!?

三人の

侍が...

や、

やったん

だな!?...

見ろ!!

おっ!!

似とるな

よーし、

今度は

よーく

顔を確か

めよう。

...

俺たちの命が

いつも言って

るけど、

人間は

死んで

どこに

埋められ

ても...

魂は同じ所に

行けるんだって

...だから...

...

...!?...??

太助......

太助~~~

くっく〜〜〜っっっ

間違いない!!

この絵がこんなに

似てるとは

思わなんだぜ...

遅いなあ

あずみと

ひゅうが

何して

るんだ

...

このガキだ...

みごとなほど

似ているぞ。

残る

二人の

ガキは

どこかな!?

あの宿の

中だろう。

騒がせれば

出て来るさ

すみません、

あずみとひゅうがは

ちょっと知り合った

門付け芸人の

姉弟を......

名前だけでも

教え合いたい

と言って追っかけて

行き:まだ戻って

来ません...

......!!

刀を持って

来ます!!

っ!!

わー

巻き添え

が出る!!

人の居ない

所へ!!

でも

刀が...

丹後がそんなに

遠いんなら

一人じゃ無理だぜ

......

だからさ

......

そうだな

......

俺たちの

爺に頼めば

......

丹後に連れて

行ってくれると

思うよ......

俺たちと

いっしょに

居ようぜ

......

なっ!!

そうだよ!!うん!!

今度の使命が

終わったら

俺たちといっしょに

丹後へ行こうぜ!!

なっ!!

そう

しよう!!

これで

戦え!!

俺たちの爺は

あの親方より

ずっとやさしくて

話がわかるぜ!!

三蔵は

ガキを

片づけ

ろ!!

俺と二斎で

老いぼれを

殺る!!

うきは、

わしの

ことなど

気にせず

己の戦いに

のみ集中

しろ!!

はい!!

やえちゃんって

言うんだ!!

俺は

あずみ!!

俺は

ひゅうが!!

とにかく

やえちゃんの

あの親方は

ひどいよ。

ああ!!

やることやりゃあ

すごく褒めて

くれるんだぜ!!

俺たちの爺は

もっとずっと

話がわかるから

安心しなよ!!

爺に頼めば

きっといっしょに

面倒見て

くれるから!

うん!!

だから

いっしょに

居ようぜ!!

俺たちの命は

きびしい所も

あるけど、

すごく

俺たちのこと

思ってくれ

るんだ!!

うん!!

だから

ずっと

いっしょに

居ようぜ!!

キャーッ

ふおーっほほ

ひへーーっ!!

ーっ!!

けっ!!ひえー

木立ちの中に

逃げ込むしか

防ぎようが無い...

っ!!

けへー

ほら!!

林の中なら

防ぎやすいと

思ったのか!?

けーへへへ、

そりゃ

甘い考え

だ!!

......

!!

きえーーっへ

へへへーっ!!

!!

あずみ、

あれを見せ

てやれ!!

爺のやる

ほいほい踊り!!

あ、

あれは...

あずみも

やれるって

言ってたじゃ

ねえか!

ここじゃ

人通り

が......

......

恥ずか

しいよ...

!!

見せてやれよ!!

きっとやえちゃん

喜んでくれる

ぜ!!

ほー

ほいほい

はいやら

ほい!!

あ、

ほい!

わはは

はーっ!!

あっ!!笑った!!

第六話、東繁寺

首を

取って

来い。

おっと!

くそっ!!

泥まみれに

なっちまうじゃ

ねえか...

おい!!

すばしっこい

ガキに逃げ

られるぞ!!

来い!!

老いぼれは

後回しだ!!

なんだ

三蔵のやつ、

まだ

手こずって

いやがる。

どこへ

行った!?

ちくしょう

居ないぞ。

逃げられ

たか!?

三蔵、

ガキ一人に

何手こずって

やがったんだ!?

手こずったんじゃ

ねえ!!

楽しんでたんじゃい!!

ーっ!

くそー

カッ

どこへ

隠れや

がった!?

三人が

俺の方へ

来たと

いうこと

は......

爺はどうなった

んだ.....!?

爺は殺られ

てしまったの

か!?......

この

沼の中か

?......

!!

...

仕方がない。

老いぼれの

首を取って

引き返し、

宿に居るで

あろう残り

二人のガキを

殺りに行こう。

そうだな

ちっくしょう

くくく~~~...

ああっ!!

野郎、

まだ生きて

やがったか!?

遠くへは

行けぬ。

ズホ..

くそっ!!

居やがら

ねえ......

居ねえ!!

川で跡が

消えている

溺れ死んで

るんだ

きっと...

どこへ

行っちゃった

のかなあ

......?

爺ももう

帰ってると

思ったんだ

けどなあ

...

あっ!

指...

ケガしてる

ぜ.....

ほら。

薬塗った方が

いいぜ!!

手、貸して

みな。

ひゅうが

何、赤く

なってんだよ。

あ、

赤くなんか

なってねえよ...

ばかっ...

ありが

とう...

ひゅうがの

やつ.....

好きに

なっちゃった

んだな...

やえちゃん

を......

な、なんですか

......勝手に

上がられては

困ります!

きゃあ!!

な、なんだ

っ!?

居やがった

ぞー

ーっ!!

あー

ーっ!!

あずみ!!

この男たち

よーっ!!

やえちゃんらを

襲った、三人組の

一人か!?

そう!!

何者だ!?

なぜ、

やえちゃんを

狙うんだ!?

間違いねえ、

残る二人の

ガキだ!!

だろ!?

なんだ、

やっぱり

おまえも仲間

だったのか!!

!!?...

三蔵、

居たの

かーっ!?

ひゅうが

外へ出よう!!

おお!

居たぜ!!

なんだい!?

何事だ!?

ひっ!!

だいじょう

ぶか!?

あの三人

だな。

やえちゃん

ごめん......

こいつらが狙って

いるのは俺たち

なんだ!!

やえちゃん

たちは、

俺たちと

間違われて

やられたんだ!!

え...

!!

そ、そうか

あずみ、どうする!?

ここで戦ったら

大勢に武術を

見られちまうぜ

わかった!!

相手をしよう!!

だけど、この

やえちゃんは

関係無いから

手は出すな!!

それと!!

それと!!

おやや

場所を

変えて

戦おう!!

俺たちが

やえちゃんの

弟の

敵を討って

やるからな!!

やえちゃん

離れて!!

離れな

......

早く

離れて!!

ひゅうが!!

やえちゃんは

関係無いんだ!!

手を出すな!!

ひゅうが

だいじょう

ぶか!?

ちく

しょう

〜〜〜っ...

おい、

この女も

上玉だぜ!!

きへーーっへ

へへへーーっ!!

後で楽しめ

そうだな。

第七話三兄弟との決着

ひゅうが

だいじょう

ぶか!?

だいじょう

ぶだ!!

戦える!!

場所を

変えよう!!

いや...

おまえらは

ここで、

この大勢の

見物人に

見られながら

死んで

いくのだ!!

おまえらの体から

血が吹き出し...

もだえ苦しみ...

女の方は俺たちに

辱しめられ、

それを大勢に

見られながら

死んでいくのだ!!

仕方がない、

ひゅうが

ここで戦おう。

おう!!

やえちゃん、

敵を討って

やるからな!!

やえちゃん、

その家の中へ

駆け込むん

だ!!

急げ!!

さ、三人の

大人が

二人の子供を

殺そうって

のか!?...

しかも

一人は

女の子じゃ

ないか...

ひどい...

イラッ

何よそ見

してんじゃい!!

へっ!!

逃がさ

ねえぞ!!

生意気に

小僧も二刀か!

二刀はな、

片腕に

両腕分の

力が無きゃ...一ねえんだぜ。

二刀使う

資格が

その紙腕で

扱えると

思ってるのか!?

なめんじゃ

ねえぞ!!

あれに挟んで

刀を絡め取ろう

てんだな...

うっ!!

くそっ...

!!

三蔵ーっ!!

やられた

のかーっ!?

さあ、

どうする

カな!?

その

双頭刃の

刀も...

二刀には

効かぬぞ!!

三蔵!!

落ち着け。

足だけなら

死にはせん!!

見てろ、

今お返しに

こいつの足を

取ってやる

からな!!

すごい

怪力だ。

受ければ

押し飛ば

されるだけだ。

見ろっ!!

だから

言ったろう、

二刀持つ

資格がねえと!!

くそっ!!

ひゅうが

さん...

ああ~~

......

女の子が

殺されち

まうぞ...!

あずみちゃん...

!!

小僧

〜〜っ!!

ひゅうが!!

は、

離せ!!

ひゅうが!!

斬られた

のか!!

ハッハア

ハアハア、

勝ったぜ!!

ああっ!!

誰か......

...

やえちゃん

第八話勘兵衛の強襲

「関ヶ原で

覇者となった

徳川家康は

関ヶ原を最後とし、

天下を取り合う

戦国の世に

終止符を打ち、

盤石なる

徳川安定政権を

築こうとした。

しかし

加藤清正

福島正則

浅野長政

などなど

豊臣恩顧

ながら

関ヶ原で

徳川に味方

した大名は、

関ヶ原の戦を

徳川家康の

天下取りの

戦などとは

思っておらず、

あくまで...

敵対した

石田三成

打倒の

ためてあり、

秀吉の遺児

秀頼が

成人すれば、

秀吉の

遺言

どおり、

秀頼を頂点とした

豊臣天下の存続が

当然と考えていた

のであった...

日々年老いる

家康七十歳と

日々成長する

秀頼十九歳。

秀頼の居る

大坂辺りでは

庶民も...

家康は老い先

短い...ただ

待っていれば

秀頼の天下と

なると期待し、

御所柿は

ひとり熟して

落ちにけり

木の下に居て

拾う秀頼

と歌った。

...そして、

家康は駿府にて

老いと闘っていた。

徳川家康

阿茶の局

おお〜〜っ

気持ち悪!!

...

長生きの

ためとは言え、

よくこんな物が

食べられます

こと。

天下安泰のため

無理にも

長生きせにゃあ

ならんのだよ

この

......?

鹿の角

は..

阿茶も

飲むか!?

私は

けっこう。

う~む

......!?

ーそんーーーモグモグ

...!?...???

うぷっ!!

んん~~~

お呼びで

ござり

ますか!?

おお御坊!!

入ってくれ!!

阿茶、

遠慮して

くれ。

はいはい、

また悪巧み

ですか。

わっはっは。

なんこうぼうて

南光坊天海

清正め、

戦の準備に

国元へ向かった

力........

おそらく

島津、

毛利にも

挙兵の

呼びかけを

済ませて

あるだろう。

清正の戦好きにも

困ったもんだ!!

秀頼に

天下を

治める、

器量が

有ると

思うの

か!!

また戦の世に

逆戻りではないか、

バカ者共が~~っ!!

ああ〜〜っ、

もうだめ!!

浅野と

真田が

相次いで死亡した

という知らせを

受けたが

あれは

まさに

天が

世の安泰を

望み、

そして

下した

天の裁きで

あったろう...

のう、

御坊......

はい...

清正にも...

そんな

天罰が下るかも

しれんのう...

うん...

うん...

うん!!

うん!!

はい...

私もそのような気が...

あっ!!

爺!!

爺.....

だいじょう

ぶか!?...

うきはも...

うん...

偉いぞ

あずみ!!

殺ったのか!?

あの三人を...

みごとだ!!

.....

早く手当て

しなきゃ...

薬と包帯

持って来る!!

爺......

辛そうだな...

あの宿で横に

なった方が...

いや、

あの三人を

見届ける者が

あったと

考えるべきだ。

だから

急いでここを

立ち去らねば

ならぬ。

......!?

だが.....わしは

今度は馬で駆けるのは

無理のようだ

また

荷車を

買おう.....

爺.....

やえちゃんって

言うんだ

あの

あの三人に

俺たちと

間違われて

親方と弟を

殺されて

しまったん

だ.....

俺たちと

いっしょに

居て......

いいだろ!?

家は!?...

丹後って

言う

遠い所

なんだ

頼むよ、

やえちゃん

一人置いて

行けないよ。

......

......

お願いだよ

爺......

......!!

清正の行列も

もう近くまで

来ているはずだ。

だが...まだ

本物の清正すら

わからぬまま

うきは・ひゅうが

が働けぬ...

どうするか

...!!

清正の国元

肥後熊本へ

先に行き

体の回復を

待ってからと

すべきか

...

しかし

そんなに

悠長には...

伏せて

ろーっ!!

!!

敵ながら

あっぱれじゃ!!

みごとであった!!

佐敷三兄弟を倒し、

今また見せてもらった

俊敏な動きと

判断力!!

これが少女とは

...まことに

驚きである!!

惜しい!!

......?

実に

惜しいが

死んで

もらわねば

ならぬ!!

環境者「勘共衛の恨み

やえちゃん、

目をつぶって

息を吸って

止めるんだ。

殺し!!

確かめろ!!

し、下を覗く

のは:無理で

あります...!

生死を

確かめたい。

下に

降りる

道を探せ。

あの少女以外は

負傷をしている。

たとえ助かった

ところで、

当分は...

やつら、

この帰路途中での

襲撃はあきらめ

ざるをえないだろう。

左右とも

絶壁続きで、

下りる道は

見当りま

せぬ...!

そうか

加藤清正の一行は、

山陽道から船で

肥後熊本に向かう。

清正の影武者

あの刺客ども

家康が差し向けたに

決まっとる...

これで家康の

魂胆がはっきり

した!!

浅野どの...

加藤清正

真田どの...

......

汚い

やり方だ

家康め...

っ!!

おー

殿.....

おのれ~~~っ!!

親父殿(太閤秀吉)の

遺言を反故にし、

秀頼様をないがしろにし、

天下を独り占めしよう

とは...

そんな事は

天が

許さぬ!!

のう、

勘兵衛

家康の老死を

待つより、

はい!!

生きてるうちに

首を刎ねてこそ...

秀頼さまが後継の

天下人であると、

天下万民に

知らしむる

ことができる!!

でかい戦に

なるぞ~~っ!!

関ヶ原

以上の、誠の

天下分け目の戦じゃ!!

勘兵衛.....

今度こそ

おまえも

仇討ちが

できるのう

......

は...

もう

かれこれ

三十年に

なるか

本能寺の変で

織田信長が

明智光秀に

討たれた時、

徳川家康は

わずかな家臣を

連れただけで

堺に遊覧に

来ており、

孤立無援の

窮地に陥った...

光秀の追っ手から

逃がれる苦難の

逃避行は

木津・宇治の

両川を渡り

甲賀から伊賀の

山中へと分け入って

行った......

伊賀忍者らの

助けを借りながらの

必死の伊賀越えの

途中...!!

光秀側に付いた

筒井の軍勢が

待ち伏せている

という情報を

得る......

見つかってしまっては

万に一つも助かる

見込みは無い!!

なんとしても

筒井の軍勢に

発見されず、

海路につながる

伊勢の浜まで

抜けねばならない。

家康は

必死であった...

!!?

これで三度目だ...

は?...

一度二度なら

山中にきこりの音も

ふしぎではないが、

三度となると

怪しい!!

あのきこりを

捕えろ!!

我らの

行く手を

木を打つ

音で

知らせて

おったに

違いない!!

言わぬか

っ!!

吐けーっ!!

やめて

~~っ!!

し、知らん!!

ウソを

つけーっ!!

わしらは

ただの

きこり

じゃ~~っ!!

筒井の軍勢は

どの道で待ち伏せて

おるか―っ!?吐けーっ!!?

やめてくだ

さい~~!!

お父

〜っ!!

おっ母くっ!!

甲賀の者か!?

筒井勢の

待ち伏せ場所を

白状すれば、

この家康が

以後.....今の

十倍の恩償で

召しかかえて

やるぞ...

...???...??

何がなんでも

聞き出さねば

ならぬ。

顔を

焼け。

......!?

やめろ

ーっ!!

っ!!

吐けー

小源太!!

(勘兵衛)

白状せねば、

この子供らの

命が無いぞ!!

すぎ!!

小源太を

連れて

逃げて

姉は...

俺だけでも

助けようと

必死で......

ーっ!!

逃げるの

よーーっ!!

姉に押され

山の斜面の

紫みに落ちた

俺は...助かった

時か経ち

山を

よじ登った

俺は...

手槍に貫かれ

手槍に

貫かれ

息絶えた

姉と......

息絶えた姉と......

顔ばかりか

......

上半身まで

が......

焼け

ただれた...

惨たらしい...

惨たらしい...

父と母の...

死骸を......

見た...

忘れぬぞ

!!

忘れぬぞ

家康~~

う...!!

おお!!

瀬戸の海は

良い眺めよ

のう!!

わしも.....

十年、戦から

遠ざかり...

五十になったが、

まだまだ

やれるぞ!!

戦が近いと思うと

体中にあの頃の

若い血が

沸き立ってくる

思いじゃ!!

戦場こそ

男の働き所

よ!!

勘兵衛、

おまえも

戦場が

似合う男、

大いに期待

しておるぞ!!

は!!

わっはっは

ははは!!

殿.....

皆の者、

陸を遠く

離れた

海の上じゃ、

もう心配

いらぬ。

くつろぐが

よい!!

ふあーっ

良い気分

じゃのう!!

!!

あっ!!

ーっ!!

ああ

殿ーっ!!

待て!!...

ん!?

!!

殿ーっ!!

なんじゃ!?

どう...

っ!!

殿ー

おろその

おお〜〜〜っ!!

殿〜〜っ!!

ああっ!!

おのれ~~

「あずみ」

第3集一完

あずみに

ビッグコミックス

佐敷三兄弟

ISBN4-09-183543-0

発行者

1995年12月1日初版第1刷発行

ついのつまにさて月5日

第24期13条

ふぅぅぅっ、

片寄

○Ya【Koyama1995

凸版印刷株式会社

恥じ

〈検印廃止〉

Printedingoan

発行所

振替(00180-1-

(〒101-8001)東京都千代田区ーツ橋二の三の

●店本には十分注意しておりますが、落下・乱下(本のページャー今の技術も落ちや都内その間違いということで、の場合はお取り替えいたします。

2015年12月26日購入された書店名を明記して「金利用」あてにお送りください。送料ほら、戦いが強くなるのか、小世食用にてお取り替えいたします。

都市街区でも11月20日の30代では、

個人的には、個人情報の一部あるいは全部を提供であればいいことができませんが、複製状態に上演・放送等をすることがここは法律で認められた場合を除き、

本作者が一部からいいと思って、若年者および出版者の権利条件となります。あらかじめとはなかったのかわからそこでは、今から解放されて許諾を求めてください。

RTFINAXANATARICINT本権写権センター委託出版物

本書の一部だけで、本書から一部または全部を経て得ていませんでしょうかすることは、著作権上での例外を探されているのですが、これからキャッシュこれでいます。本書から被写を希望さ

ある程度、日本製品ですが、お客様の権センター中国には2017年12月12日にご連絡ください。

TEL

1.編集は2015年01月10時間30分300万円(金)小学館

職売の30cmのクラスの販売18(323)15749