Quick Edit

Advanced settings

また、CoMCSIPEROR

爺と美女丸

Blo

...

978409183548

1929979000483

「SBM4-09-183546-5

C9979Y485E

定価609円「本体485円

雑誌「456-46」小学館

六章を裏見

...

小学館ecm6

鳳6巻のあらすじ

ひゅうがの連休を埋めた鼻の棚を、トッピングルートingと、

女装の剣豪一最上美女はによって、しかしながら逃げてもらえるのはと、しばらく離れることが出来なかった。チャレーションになりました。

変数の効果...あずみと背景を共にしてきたひのうじゃないからしばらく飛びることが出来なかった。あずみが深い悲しみに沈んでいたが、

ありがと日本を天にしてきたのが、かの命が絶えれた。最後の仲間であってことがない。ありがとうございましたが、ひゅうがを殺した美女丸は、次なるじゃない。

そうやったことじゃなくなってるひゃうがが殺されたショックは大日標、爺の前に姿を見わすが...

んじゅっんんんこんにくっきかった。いつもは冷静なあずみも、〈第三者〉《第1話〉。

815.COMCSUPERK

BIG

CoMics

小山ゆう

小山ゆう

ユハ爺と美女丸

爺と美女丸

爺と美女丸

小学館

あず

ううっ、

六川爺と美女丸

いやはっ

6.爺と美女丸

第一部、公開と美女丸。5

第一話「金と美女丸」。

第一話...現の状態で、

宗二は、宿場にゃる...

第四話、大坂沢上、お

第五話「儚き夢」は、

東大話、米の戦士、お

第七話「正しき道」が

第八話、折れた秋、の

第一話爺と美女

うう~~

寒...!

急いでよ。

だけど

きれいに

なるまで

洗うんだよ。

そんなに

きれいにゃ

洗い流せ

ねえよ。

だめ!!

それは

お気に入り

の着物

俺は、

あんたに

雇われて

るんじゃ

ない。

おっ!!

きれいに

しなきゃ

許さんよ

口答え

するのか!?

猿飛!!

忍者などという

賤しい身分が

この美女丸様に

口答え

するのかえ?

かわいそうに

のう...

まだ子供

なのに

...

!!

ひゅうが!!

お!!

知り合いか。

......

!!

やえちゃん

まで!?

やえちゃんの

姿は

無い無いし...

見ていた人は

いませんか!?

誰にゃ

殺られた

のか..

見たよ!

白い着物を

着た侍が

殺ったんだ!!

もう一人

居たが

そいつは

見ていた

だけだった!!

白い着物を

着た侍...

そばに

女の子は

居なかった

!?

女の子

!?

居なかった

よ.....

そうか

ひゅうが

やえちゃんに

追い付く前に

......

殺られて

しまったのか

白い着物を

着た侍とは

......

新しい敵が

やっぱり

爺が言った

とおり

ひゅうが...

おまえ、

自分の刀を

持っていなかった

じゃないか

...?

どうした

んだ!?...

素手で

闘ったのか!?

真田幸村の方からも

俺たちを狙って来た

ということか...

くやしかった

だろ......

自分の得意な

二刀を持ってりゃ、

一対一でおまえが

負けるはずが

なかった......

やえちゃんに

追いつくことも

できずに...

くやしかった

ろうな...

無念だった

ろうな.....

ひゅうが...

ひゅうが

ここなら

やえちゃんが

帰って行った

街道が

ずっと先

まで...

見えるだろ。

ここに

埋めてあげる

からな...

しょうが

ないわ...

これぐらいで

がまんする

どうか

したのかい

!!?...

お姉ちゃん。

どこか

痛いの

かい!?

ん!?

どこが痛いん

ご?...!?

どれ...

おっ!!

...

ああ~~

痛い...

ああ~~

とっても

頼れそうな

お方......

ちぇっ...

甘えちゃって

いいかしら

あっ!!

やっぱり

わかる!?

なぜ、女装しておる!?

だけど

気にしない

で!!

甘えさせ

てね!!

あずみちゃんは

どこかに

出かけて

るの!?

何者

だ!?

...

最上美女丸!!

可愛いひゅうがちゃんを

丸腰で出かけさせる

なんて、

油断しすぎだよ。

!!

でも

だいじょうぶ、

俺は丸腰を

斬ったりしない

から。

ちゃんと

刀を貸して

勝負を

したよ!!

ひゅうがは

あんたが

武術を教え

たんだってね、

ーっ!!

強かったよー

ひゅうがは

死んだのか!?

!!???

ひゅうが......

キュッ!!

ひゅうが

......?

ばかやろう

......?

二人で仲良く

やっていこうって

...!?...

言ったばかり

なのに...

俺一人に

なっちまった

じゃないか...

皆......

...

十人いた...

俺一人に

なっちまった

じゃないか

...

おっ!!

おっ!?

なっ、

なんだ!?

真田幸村の

指令だな。

ねえ、

あずみちゃんは

どうしたのさ

...!?

お爺ちゃん

いじめちゃ

悪いから

あずみちゃんを

待ってさ...

二人いっしょに

相手してやっても

かまわないんだよ。

気遣いは無用。

それに

刺客ならば、

さっきわしに

接近した時に

やるべきだった。

せっかくの

良い機会を

逃がしたな。

っは。

はははーっ!!

自信満々

なんだ!!

自惚れて

るんだ

お爺ちゃん!!

嬉しい!!

ワクワクして

来ちゃった!!

まだ刀を抜かぬ

のは居合い抜き

カ...!

それに、

そのつば

鏡がないのは、

受け太刀不要

一太刀で決す

......?

自慢したい

のだろう。

ーっ!!

わっほー

ファンショーッ!!

嬉しくって

涎が出ちゃった

よ!!

あんた、

この俺に

最高の快感

を...

至福の時を

与えてくれ

そうな

獲物だ

ねーっ!!

うっふーーっ!!

その指

いただき!!

やるう!!

お爺ちゃん。

速い...

なるほど...

ひゅうがを

倒しただけの

ことはある...

ははーっ!!

くっ...

わしも

老いたな

この男の速さに

動き負けしそうだ...

ほっほーーっ!!

家の中に

隠れ込んでも

無駄だよ。

それに

手裏剣なんて

この美女丸様にゃ、

効かないよーーっ!!

済まぬ、

外に出て

くれ!!

あれーーっ!?

お爺ちゃん

隠れんぼ

しちゃったん

だーっ!!

よー

し!!

捜しに

これから

行くよーーっ!!

――

なんじゃあー

おのれは!?...

無礼者!!

あ!!

その槍

貸して。

ふざけるな

!!

お爺ちゃん、

どこに

隠れ込ん

じゃったの

かなーーっ!?

刀持った

お爺ちゃんが

入って

来た

だろ!?

入って来ただろ!?

どこに

隠れた!?

ん!?

んーん

可愛い

いい子

ちゃん!!

そこ

なのね!!

あっは

ーっ!!

「つけた!!

ほっほーーっ!!

やるう!!

手に手裏剣

仕込んだのね。

だけど

通用する

のは、

一回きり

だよ!!

あ~~~っ、

どうしよう。

大事な所、

切られちゃった~~~っ!!

あ、

足首の

筋を...

これじゃもう

逃げられない

よ〜〜っ、

あ〜〜っ、

殺されちゃう

く~~~っ...

おかしい

なあ、

自信満々

だったの

に~っ。

あ~~っ、

また切られ

ちゃった~~~っ、

また血が

出ていっちゃう、

やだ〜〜っ。

うぐっ!!

そおーーっ!!

その顔だよ~~っ、

お爺ちゃん!!

はぐっ..

いいよ〜〜っ!!

猿飛!!

今度横取り

したら

許さんよ!!

これは俺の

最高の獲物、

まだまだ

いーっぱい

楽しむんだ

からねーーっ!!

わかった

ねーっ!?

無駄だよ、お爺ちゃん。

もう、その足じゃ

逃げられないんだから。

爺!!...

あんたが

あずみちゃん

だね!?...

白い着物

おまえが

ひゅうがを殺した

侍だな......

あずみちゃんって

きれーい!!...

第三話宿場に設る...

この男

強いぞ!!

用心しろ!!

あんたが

あずみちゃん...

なぜ、

ひゅうがを

殺し...

爺を!?

真田幸村の

差し向けた

刺客だ!!

あずみ。

殺れ!!

そうだったの

......

あずみちゃんって

異人の血が混じった子

だったの......

少し

来色がかった

髪......

白い

透き通る

ような肌

そして

深い海の

ような

青みがかった

その目の色

きれいね

...

あずみちゃんは

このまま生かして

おくと...

ますます

きれいな女に

なっていくんだね

そうすると

そうすると......

きれいな女の体の中には

とっても醜い......夜叉..

阿修羅が棲み着くんだよ!!

母上みたいにね!!

だから

そうなる前に、

殺してあげるね!!

双頭刃の刀

なるほどね

どんな剣技が

察しかつくわ!!

ひゅうが...

くやしかったろう

...

見てな...

敵は取ってやる!!

さあ!!

いらっしゃい。

指を

いただくか、

腕を

いただくか。

何!?

構えもしない

その大胆さは!!

それじゃ

指を狙え

ないじゃない。

なら、その

きれいな顔を

いただくよ!!

待て!!

っ!!

待ってー

勝負あり!!

......

今年から140

強く~い!!!

驚いちゃった...

俺の速い切っ先を

見切るなんて......

切っ先の届く距離を読み

紙一重の位置でかわす。

あずみ...

驚いたぜ

みごとだ!!...

ああ~~っ。

ひっ!!

ひゃー

っ!!

ああ~~っ!?

お、

同じだ~~っ!?

あれ~~

~~っ!?

同じ色だ

~~っ!!

俺の腸も、

腸から出る血も、

母上のと

同じ色してる!!

なんですか

...

なぜ!?

阿修羅が

棲んでた

母上の腸と、

同じ

醜い色なんだ

~~~っ!?

はっ......はっ....

ひゃあ!!

ひゃはーーっ!!

死ね~~っ!!

思い知ったか

母上!!

母上...

母上が

悪いんだ

くくく...

!!

......

苦しいだろう

楽にしてやる。

...

待て!!

まだ待て!!

ご...?

こんな所で

...

こんな

汚い所で

...

死んで

ゆくのか

この美女丸が

花.....

花が欲しい。

花!?...

花を頂戴!!

花を抱いて

死んでゆきたい!!

あの椿でいいか!?

椿は...!

もらうよ。

好きな花だよ。

きれい...

そして

ありがと、

あずみちゃん...

第四話、大切だよ。

第四話大切さ上、

家康は冬の陣の和議での

約束を破り、大坂城の外堀

どころか二之丸、三之丸の堀

まで埋めてしまった...これで

大坂城はもはや難攻不落の

城ではなくなっていた。

家康はいよいよ豊臣家を滅ぼす為、

またも秀頼と淀君に無理難題を

吹きかけ、挑発し、大坂方に兵を

挙げさせた...

大坂夏の陣が始まった......

納得でき

ないぞ爺!!

家康が素平な世を築こうと

しても、逆らって戦を起こす

悪い奴らが居て...それを

俺たちは倒してきた

はずだった...

だけど今、

戦を起こそうなどと

していない秀頼様に、

戦を仕掛け

戦を起こしたのは

家康の方ではないか!!

どういうこと

なんだ!?

説明してくれ

爺!!

家康殿は七十四歳の

高齢であられる。

今の段階で

もし家康殿が

亡くなられたら、

天下は

どうなる

か...

淀の方は今なお

豊臣の復権を

強く願っている。

冷遇されている

豊臣恩顧の

外様大名らは、

かならずや

秀頼母子を

押し立てて

徳川を討ち

倒し、

再び天下を

握ろうとする。

世はまたも

天下を二分する

戦乱の時代へと

逆戻りするは

明らかである!!

秀頼様は

本人が望まずとも

担ぎ出される

旗頭なの

だ!!

哀れでは

あるが

長きに

わたる

家平の世を

築く為には

秀頼様

には..

そんな話が

あるか!!

家康が健在である

この夏の陣では

豊臣恩顧の大名らは

秀頼に味方せず

秀頼・淀・大野治長ら、

大坂方に味方したのは

真田幸村らの武将らを

はじめとした多くの

浪人たちであった。

真田幸村軍は

一旦は家康の

本陣まで攻め込む

勢いを見せたが

結局、軍勢の数に

おいて大坂方は

かなうべくもなく、

ついに大坂城は

紅蓮の炎に

包まれた...

天下を

治めるには

その器量が

無くては

ならぬ!!

家康殿には

その器量が

有り、

みごと天下を

平定し、今や

揺るぎない

体制作りが

完成しつつ

ある!!

そして、

それは

二代将軍

秀忠殿へと

受け継がれ

つつある!!

長い泰平の世

を継続させる

には......

ここまで

築きあげ

られた

徳川の体制が

そのまま

ニ代、

三代、

四代と

続いていく

ことが

最良の道

いや

その道でしか

成し得ない

のだ!!

ヒョホー

キャー

ひへへ〜〜〜っ、

まだ女共が

隠れていやがった

かーーっ!!

ぶ、無礼者。

お、お許しを

...

ヒャホホ

ーっ!!

は〜〜っ。

は〜〜っ。

おっ!!

なんじゃ!?

大坂方

か!?

生き残り

か...

殺っち

まえ!!

ひへ〜〜〜っ。

あへっ!!

秀頼様には

天下を治める

器量も気概も

無いが、

ここまで

築きあげてきた

徳川の天下を

またも落し

戦乱の時代へと

逆戻りとなる道に、

がならずや

担ぎ上げられる

存在なのだ!!

哀れだが......

家康殿の生きて

おられるうちに

摘み取って

おかねばならぬ!!

あずみ......

家康殿も

わしも...

この戦こそが

この国に、

長きにわたる

泰平の世を

築きあげるための

悲しい...

最後の...

流す血となる

そう

強く願っての

ことなのだ!!

わかるな!?

あずみ...

わからん!!

わからん!!

わかるもん

かー

ーっ!!

トンボは

可愛い

からな。

鈴虫は

好きか!?

余は虫が

大好きじゃ。

気がつくと

一日中

あずみの

ことを

思っている。

余は

こんな思いは

初めてじゃ!!

泰平が続く世を

築くためには、

秀頼様は

生きていては

ならない人間だ

なんて......

そんなこと...

秀頼様...

家康の孫娘である

秀頼の正室・千姫は

落城の前夜、

徳川方使者らの

手引きにより

大坂城を脱出

できた。

大野治長が最後の

手段として秀頼母子の

助命嘆願を千姫に

託し、脱出させた

のである。

しかし、千姫には

いくら助命嘆願

したところで

家康が秀頼の命を

助けるはずもない

ことをわかっていた。

!!

あの人は

千姫様...

おのれ

こんな所で

何をしておる

のじゃ!!

姫...

良い気味

じゃと

眺めておった

のか!!

違う!!

...!??...

秀頼様は

...

断じて違う!!

今、

秀頼様は

?!?......

......

姫、

お急ぎ

くだされ。

この白い肌......

異人の目が......

秀頼の心を虜に

したのか......

おまえごとき

下賤の者に、

秀頼が

......

あんなに

なるなんて

女に心を

奪われるとは

ああいう

ことなのか

...

初めて

思い知らされた

十年も添うた

私には、

一度も

見せて

くれなんだ

あんな...

あんな...

あんな...

あんな.....

おまえが城を

逃げ出した

後も...

未だに

秀頼の心は

おまえに

奪われた

ままじゃ!!

あずみは

どうして

おるか...と、

寝言にまで

姫、急がねば...

この..

兵衛殿を

殺した

憎むべき、

憎むべき

敵の刺客だと

言うのに〜〜っ。

十年添うた

私にすら

心を寄せず、

ははは。

なさけなや...

敵の刺客に

心奪われる

とは..

ははは、

そんな秀頼

など、

炎の中で

死ねばよい

のじゃ!!

ーっ、

報いじゃー

あははは

ーっ!!

さっ!!姫

早く...

あっ!!

姫...

秀頼は今、

天守閣の北

山里曲輪の

唐物庫に

避難しておる

たった一人で

この城から脱出した

おまえなら、

そこまで

潜入

できぬとは

言わせぬぞ!!

こんな所におらず

潜入して...

秀頼のそばに

行ったら

どうじゃ!!

......!?

静かに

花や虫と

戯れて

生きて

いきたいと

願っている

だけの

お人なの

じゃ!!

秀頼には徳川に逆らって

天下人になろうという

気などさらさら無く

姫!!お急ぎ

くだされ!!

千姫様

早く!!

あずみ!!

頼む!!

救い出して

誰にも

わからぬ

どこか遠くへ

連れ去り、

豊臣秀頼で

あることを

捨て.....

一民として

生かして

やってくれ!!

お願いじゃ、

あずみ!!

あの方は

秀頼殿は

心優しい

すばらしい

お人なのじゃ!!

殺されるには...

殺されるには

忍びない...

あまりに

可哀そう

じゃ......

頼む〜〜っ、

あずみ

救い出して

やってくれ

く~~~...

!!

そうか!!

...

そうなんだ!!

......

豊臣秀頼で

あるから

殺されるんだ

豊臣秀頼でなく

一民と

してなら..

どこかで

大好きな

虫を追って

静かに

生きていって

悪いはずは

ない!!

そうなんだ!!

......

秀頼様、死ぬことなんか

ないんだ!生きて

いけるよーーっ!

俺が救い出してやる!!

秀頼様

秀頼

~~っ、

どこへ

行く!?

戻るのじゃ

秀頼〜〜っ、

戻って

潔く...

誇りを

もって

腹を切るのじゃ~~~っ...

いやじゃ...ハヤじゃ、

いやじゃいヤじゃ

~~~っ...

ひ~~~っ!!

いやじゃ

~~~っ!!

死ぬのは

いやじゃ!!

死にとう

ない...

怖い...

なぜ余は

死なねば

ならんの

じゃ〜〜っ!?

秀頼〜〜〜っ...

はかな

第五話・儚き夢

秀頼~~っ

どこへ行った

~~~っ!?

見苦しい

ぞ~~っ!!

潔く、

潔く腹を

切るの

じゃ〜〜〜っ...

死にたくない

死にたくない。

死ぬのは

いやじゃ、

いやじゃ

~~~っ!!

ゴホッ

ゴホッゴハッ

淀殿!!

淀殿!!

秀頼~~~っ!!

先ほどより

砲撃が

止んで

おります!!

お聞きくだされ、

砲撃が止んで

おります!!

大野治長

千姫様の嘆願が

通じたのです!!

孫娘千姫様の

命がけの嘆願です!!

いかな家康とて...

大野治長は

最後の手段

として、

秀頼と淀殿の

助命嘆願を

させるため

千姫を脱出

させた。

ひっ!!

見ろ!!

家康が

秀頼の命を

助けるはずが

ないでは

ないか!!

くそっ

家康〜〜っ!!

孫の千姫が

助かったから

これで

心おきなく

我らを

皆殺しに

しようという

腹なのじゃ!!

ばか者!!

なぜ

千姫を

逃がしたの

じゃ〜〜っ!!

ううう

くくく...

秀頼様!?

秀頼様!?

?!?

あずみの声が...!?

あっ!!

秀頼様

ですね!!

!???

よかった!!

無事だった

んだ!!

あ...

あずみ!?

どうして

あずみが

ここにおるのだ!?

...???

余は夢を

見ておるのか!?

夢じゃないよ!!

助けに来たんだ!!

秀頼様は

死なずに

生きていけ

るんだよ!!

助けに...!!

なんで戦など

望んでいない

秀頼様が

殺されなきゃ

ならないのか、

俺は、どうしても

納得いかない!!

だけど

よかった!!

方法が有った

んだ!!

家康がどうあっても

殺したいのは

豊臣秀頼なの

だから、

秀頼様は

ここで死んだと

思わせればいい。

きっと

この火の中で

死んだと思うに

違いないよ!!

ところが秀頼様は

ここを脱出して、

誰にも

知られず、

どこか

遠くで、

豊臣秀頼

でない

民となって、

大好きな

虫や、

鳥や、

花を楽しみながら

生きていけばいいんだ!!

ね!!秀頼様

そうすれば

もう命を

狙われることは

ない!!

俺が

ここから

救い出して、

連れて行って

あげるよ!!

どこか...

誰にも

知られない

所で......

虫や...

虫や...

鳥や

花と

平和に

生きて

ゆけるのか

!?

うん!!

あ...

あずみも

一緒か!?

余と共に

暮らして

くれるのか!?...

うん!!

いいよ!!

あ~~っ、

あ〜〜っ、

は〜〜っ、

は〜〜〜っ...

いいなあ

~~~っ!!

嬉しい..

嬉しいぞ

あずみ!!

さ!!

行こう!!

うん!!

...

秀頼様

!?...

急いで!!

どうしたの!?

余は...?

なんという

ことを..

家臣が

えっ!?

家臣か......こんなにも..

こんなにも

......

数えきれぬほど

大勢死んだ...

余のために...

なのに、

余だけが

逃げて、

生きて

いこう

などと

余は

なんてことを

ひ...

秀頼様

.....

秀頼様

秀頼~~~っ!!

どこへ

行ったの

じゃ〜〜っ!?

母上の申される

とおりだ

豊臣の君主として

余はここで潔く

腹を切らねば

ならんのじゃ!!

そ、

そんな

...

あっ!!

おのれは

あずみ!!

秀頼...

秀頼様

逃げよう!!

秀頼様は

ここで死んだと

思わせて、

どこかで

人知れず

生きていこうと、

私が

救い出しに

来たんです!!

そうさせて

ください!!

もう

よいのだ

あずみ。

母上、先ほどは

見苦しい姿を

見せて申し訳

ありません。

もう

だいじょうぶ

です!!

余は

みごとに

腹を切ります!!

秀頼...

ひっ...

秀頼君...

秀頼様

あずみ、

もうよい!!

余は...天下人

太閤秀吉の遺児

豊臣秀頼なのだ!!

逃げ出す

より、

誇りを持って

死ぬ道を選ぶ!!

考えてみれば

今日まで

余はじゅうぶん

見苦しかった

......?

最期だけは

潔くあり

たい!!

あずみ..

おまえが

来てくれた

おかげで

目が覚めた。

それに...

一時だったが

実に楽しく...

幸せな夢が見れた!!

ありがとう

ひ、秀頼様

...

最期に一つ、

あずみに

介錯を

頼みたい。

やってくれ

るか!?

あずみの

介錯で

死ねるなら

余は

まことに

満足じゃ!!

秀頼.....

頼むぞ!!

......

母上...

治長.....

一足先に

まいるぞ!!

偉いぞ秀頼!!

くっ...

秀頼君〜〜...

あずみ

は、

はい...

余は...

心底

あずみが

好きだ!!

...

俺も..

秀頼様が

大好き

です!!

あずみ...

礼を言うぞ!!

ご慈悲じゃ

〜〜〜っ!!

どうか...

家康に

天罰を

~~っ!!

家康~~

何が...

何が...

泰平の為

だ〜〜〜っ!!

第六話

犬の単に

秀頼様、

淀殿.....

大野治長殿、

唐物庫内にて

御自害...

そうか

御首を

奪われぬよう

爆薬を仕掛けて

参りました。

この時、すでに

勘兵衛には

真田幸村戦死

の報も届いて

いた......

ほどなく

......?

ご苦労...

秀頼様

花殿...

皆......

よう働いて

くれた!!

が...

勝負は

決した

だが...おまえたち

忍びは豊臣に殉じる

ことはない

忍びは、

己が術を頼りに

使命に殉ずる者。

新たな使命を求めて

生きよ!!

飛猿には

すでにそう

申しつけた。

フフフラスのファイルの

か、

勘兵衛様

!!

皆も

行け!!

早く行け!!

家康〜〜っ

家康本陣

秀頼母子は

まだ見つからん

のか!?

先ほど

山里曲輪の

庫が爆破

されました。

おそらく

その中に

居ったのでは

と...思われ

ますが...

首を奪われ

まいとして

自爆か...

居た!!...

居た!!...

家康...

家康...

秀頼様......

家康に天罰

を~~っ!!

なんだ!?

家康の本陣に

誰か斬り込んで

来たぞ...

ん!?

たった

一人だ

...

家康〜〜っ!!

強いな...

あの男..

だけど

...

この人数に

向かって

たった一人

では...

家康を狙って

いるのか...

無理だ

......

何事だ!?

何者か

...

男が

斬り込んで

来たようです

しかし、

ご安心を!!

なっ何を

しておる!!

たった一人

ではないか

殺れーーっ!!

強い...

凄まじいな

執念だな...

かなわないのを

承知で、たった一人で

家康に斬り込みを

かけたのか...

すごい!!

ひょっとして

家康まで

たどり着ける

か...

!!

あっ!!

うおっ!!

家康〜〜っ!!

なっ何奴

!?

たった一人に

何をして

おる!!

行け!!

家康まで

行けっ!!

...

ーっ!!

ああー

だめだったか

ああっ!!

家康~~~〜〜っ!!

なんて男だ

!!

第七話・正しま、道

!??...??

前よりまた

大きくなって

きてる...

邪魔だな...

あずみ

もう、りっぱに

女だな...

ドキ

ドキ

いけねえ

ばかっ!!

変な事

考えるんじゃ

ねえ...

敵であったり

......

また...

今は..

勘兵衛様の

命の恩人

なんだ...

うおっ!!

何奴!?

頼むーっ!!

そのお方を

救い出して

くれーっ!!

頼むーーっ!!

そのお方を

お連れして

逃げて

くれーっ!!

くそっ!!

見えねえっ!!

忍びどもか!!

そのかた

お方を

頼むーーっ!!

わかった

っ!!

任せろ

ーっ!!

走れるか!?

走るぞ!!

目が覚めた

のか!!

うん

しばらく

熱が出る

だろうけど、

きっと

だいじょうぶ

だから!!

薬草が

この辺りにゃ

たくさん

生えてて

助かったよ。

塗り替え

ような。

うっ!!

痛いだろ、

ちょっと

がまんな

あずみは...俺が

井上勘兵衛だと

気付いていない..

つまり...

俺の顔は...

誰ともわからぬ

ほど焼けただれて

しまっていると

いうことか...

顔もな、

新しい布に

替えよう。

この布はさ、

陣幕を

いっぱい

切り取って

来てやった!!

あはは!!

あんな時に

......?

そこまで

機転が

きくとは

たいした

ものだな。

喉もやられたようで

声までしわがれている...

だからあずみは

俺が勘兵衛だとは

まったく気付かない:

くふっ...

なんとした

ことだ..

俺が...

あずみに

命を救われ

介抱を

受けるとは

あずみは...

ゆうべ煙玉を

投げたのが

俺だとは

決して、

思うまい..

ずっと以前、あずみらと

戦った際、自爆して、

死んだと思わせた

ままなのだから。

この先も

付かず離れず

見張る

には、

やはり

死んだと思わせた

ままの方が

都合がいい...

そうだな......

ここは...俺は

出て行かん方がいい。

あずみ:しばし

勘兵衛様を

頼んだぞ.....

いずれ

この借りは

必ず返す!!

えへへ、

うまそうだろ!!

精をつけんとな。

うまいだろ!!

ゆうべは...なぜ

あんな中にまで

飛び込んで来て、

俺を助けて

くれたのだ!?

あんたの...

家康を討ちたい

という..

執念と

いうか...

強さと...

気迫に...

感動した

のかなあ...

思わず飛び出して

行っちゃった。

そしたら煙玉が

投げられ...

助けてくれ

と声がした。

あれは、

あんたの

家来たちが!?

とにかく...

あの声の必死さ

から..

あんたは、

あの人達に

とって...

死なれては困る

大切な人なんだ

という...

気持ちが

伝わってきた

水飲む!?

うん。

ほっ、本当か!?

......

家康は...

そんなひどい事を

その時、家康は

命からがらの

逃避行の最中で

あり...

俺の父母を

敵の間者と

思い込んだ。

だから

あそこまで

残虐にも

なれたのだ

ろう...

ひどいよ...

そりゃひどい...

......!?

俺はさ...

家康という

人間は...

この世の中から

戦を無くし、

長い奉平が続く世を

築こうとする、

そういう人達の

一番上に立つ男だと

爺から教わった。

...

だけど

...

今、家康が

している事は

なんだよ!?

いったい

これは

俺が教わって

きた事は、

ウソだった

のか!?...

わかんなく

なってんだ

爺が.....

信じられなく

なってるんだ

...ファンファックス

今...

実は俺は

......

俺はさ

今日まで

爺に言われ、

戦が起こら

ないようにって

......

俺は...

これから

どうしたら

いいか、

悩んで

いるのだな!!

うん...

何を信じ...

何を

頼りに

生きていく

べきか...

何が

正義で

何が悪か...

うん!!

わからない

んだ!!

それは...

簡単に

答など

出せない。

一生をかけ

考え続ける

問題なのだ

...

帰らなくても

よいのか!?

その...爺とやらが

心配しておろう

いい!!

心配させて

やるんだ

お前は若い

...

その爺

だけでなく

この先...

多くの人と

出逢い...

かかわり合って

いくだろう

だから

......?

その時

その時の、

自分に

とって..

たとえば

恩義を

受けた人

何より

大切に思う人

...

あるいは、

その人の為なら

命も惜しまぬ

とまで思える人

そういう人の

為に、

精いっぱい

役立つよう

生き.....

時には...

自分の命も

かける!!

人間は

...

そういう

生き方を

すれば、

良いのでは

ないかと

俺は

思う...

何が正義か、

何が悪か、

など..

人間に決められる

ものではない...

...

第八話「折れ

満月だね!!

ああ

...

帰らなくて

よいのか!?

......その

爺とやらが

.....

心配させて

やる!!

今夜も

帰らない

ピッ

ほいっ!!

あ、

ほいっ!!

ほいやら、

ほいっ!!

月の河原で、

タヌキか

ほーい

ほいほい、

ほい!!

ほい!!

はいやら、

ははは。

見事な

ものだな!!

えへっ。

あずみ...

おまえは

若い、

この先

多くの人と

出逢い、

その時

その時の

自分に

とって

かかわり合って

いくだろう

何より

大切に

思う人、

だから、

たとえば

思義を

受けた人、

あるいは

その人の為なら

命も惜しまぬ

とまで思える人、

そういう人の為に

精いっぱい役立つ

よう生き...

時には

自分の命も

かける!!

人間は、そういう

生き方をすれば

良いのではないかと

...俺は思う

うん!!

馬が居ない

...!?

!?

居ない

あれ!?

どこへ!?

馬に乗って

行ってしまった

のか!?...

なぜ...!?

心のままに

生きよ。

汝の心に

苦薩あり。

心のままに生きよ

月斎...

此度の戦は

汝の心に音薩あり

わずか三日で

片付いた!!

これが..

もし仮に

豊臣方に

もし仮に豊臣方に

加藤清正

浅野長政

真田昌幸

そして

天才軍師

大塚兵衛が

生きておったと

したなら...

どれほどの

大戦と

なったことが

その犠牲は

悲惨な

...

おびただしい

数となって

いたであろう

これみな

...

月斎、

おまえの

働きによる

枝打ちの

おかげで

あった!!

見事で

あったぞ!!

礼などと

...

改めて

礼を言う!!

枝打ちは、

私とて

心より望んだことで

ありますれば...

南光坊天海

月斎:おまえも

足に...

元にもどらぬ

傷を負い、

また...

苦労して

育てあげた

枝打ちの

戦士も...

幾名かは

使命に散っ

ていったと

聞く...

いえ。

天海様は

どうぞ

その事には

お気遣い無く...

そうか

豊臣は

滅んでも

まだまだ

この先、

天下の為の

枝打ちは

せねばならぬ

だろう.....

頼むぞ月斎!!

はっ!!

あずみ

やはり

まだ帰って

おらぬか...

反抗しとるが

あずみの

ことだ、

必ず戻って

来る...

問題は

この先

どう諭し...

使命を遂げさせて

いくかだが...

武芸者か...

なぜ

気配を消して

近づいた...!?

小幡月斎殿...

!!

わしの名を

知っている!!

使命により

お命を頂きに

まいりました!!

!!

誰から

受けた

指令か!?

なぜ

わしの名を

!?...?

真田幸村は

死んだはず

となると

いったい誰の

指令だ...!?

!!

なっ!!

南光坊天海殿

より、

用の済んだ

小幡月斎を

消せと...

恩義を受けた人

何より

大切に

思う人.....か。

なら、

今の俺に

とっては

なんと

言っても

爺だ!!

やっぱり

爺の役に

立つよう、

がんばろう!!

馬が居る

馬が居る、

爺、居るな。

爺、居るな。

心配してた

だろうな

怒るか

なあ...

しようか

ないな

俺が

心配かけ

ちゃったん

だから...

よし!!

ただいまーーっ!!

二晩、無断外泊しました。

あずみちゃんは

無事帰りました!!

しかも

ご機嫌は

すっかり良し!!

あれ!?

居ない

...

!??

血だ!!

敵が来た

......

敵に襲われ

たんだ!!

爺...

爺...

あの足

では..

爺...

まさか

...

!!

爺〜〜っ...

「あずみ」第6集一完

スペリオール平成9年9月より平成8年10号まで

あずみ回

ビッグコミックス

爺と美女丸ー

1997年1月1目初版第1刷発行

1998年10月5日

・第9刷発行

発行者

FD漏り所

ふ、ああっ、

◎YiuKoyama1997

熊谷玄典

凸版印刷株式会社

SBN4-09-183546ー5

(検印廃止)

発行所

振替(00180-1-200)

〒101-8001)東京都千代田区一ツ橋二の三の

「EL

●本書の一部あるいは全部を無視で複製・転校・上演・放送等をすることとは、法律で認められた場合を除き、著作者および出版者の権

相談者となります。あらかじおかげさまでお前を求めてください。●基本には「2018年には10月26日金しておりますが、万一、落下、乱ずなどの不

良品がありましたら、「納付制」あてにお送りください。選挙小出食料にてお取り除えいたします。新作品(TE2018)1003-365082

R(11本複写権センタ一委員長出設物

いいですか!!こっちはあの本当の一部または全部を無視で終了(コピー)することは、著作権法上の例外を除き禁じられていまず。本書から数字を希望され、

る場合には、日本検写権とシター(TELIDS-340)23話別にご連絡ください。

2009株式小学館の会社

編集03(323))5509

販売OC32015年4月

PrintedinJapan