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876:00MCSUPERYOR

小山ゆる

はい、いや、

31G-COMCSUPEROR

小山ゆう

左近の戦た

あずみ

十三左近の執着

七二左近の執着...

あすみ

3.左近の戦闘

第一話「告白」。

...

第二話「高藤」のお

第三話「男たち」の

第四話「果たし合い」の

第五話、妻大の波数、「次の

第六話「去近の執着」は

第七話「探索の手」の

第一話一歩1日

あの餓鬼

あいつらが

面倒見て

くれるん

だって!?

うん。

気持ちよく

引き受けて

くれた。

ふーん

連中、

ずいぶん人数が

減っちまった

じゃない...

落ち合う場所を

決めて、それぞれ

仕事しに行ったん

だって。

なるほど

ね......

どうしちゃった

のよ!?

ん!?

今朝もそうやって

コマを見つめて、

ボーッとして

たし...

きくも手先が

器用のようだ。

練習するか!?

やらないよ。

何が

おもしろいん

だよ。

それより

あの茶店で

昼飯食おう。

だんごが

うまそう

だな。

......

今度は

あいつらが

先歩きか

???...??

おやじ

酒だ。

ーい!

これに

いっぱい

つめろ。

あの......

橘の下にいた

奴だ......

......たしか

柳生新陰流

倉石左近

といった...

今から勝負が

したいのか!?

そうでは

ない。

美しいな

その目

父親は

バテレンか!?

その細腕で

あの剣さはき

喬介.....

凜太郎まで

倒したとは...

なんなのよ!!

あずみと

勝負が

したいのなら、

さっさとやって

斬られち

まいな!!

フフフリストアップをするのですが、

おまえ

女では

ないな!?

なっ!!

まさか

今まで

裸を見られずに

見破られたことなど

ないのに......

しかし

...

悲しいかな

身体だけが

男...

だな...

...

俺に

抱かれたい

か!?

俺は

どちらでも

可愛いかって

やるぞ!!

ドキ

だが...

俺に

抱かれると

皆......

俺から

離れられ

なくなる

宿敵、喬介と

凜太郎が

二人共、一人の小娘に

斬られて死んだと

聞いた時は...

怒りで......

体中の血が

吹き出るかと

思ったぜ...

しかし

今は......

あずみ

...

おまえとの

決着が

ほんとうに

楽しみだ!!

まあ

飲め。

酒は飲まん

......!???

そうか

勝負でなきゃ

何の用なのよ!!

いっしょに

旅しようなんて

ごめんだからね!!

...

そんなことは

言わん。

今日は

あずみを...

近くで、じっくり

見たかっただけ

だ......

なんなんだよ

あのやろう!!

お頭...

...

あずみ

あれだ

ほら

ん!?

もう今夜あたり、

どうしても風呂に

入りたいじゃ

ないか

私が

先に行って、

いい温泉を

探しておくよ。

ほら..

あずみも

私も、

あまり

人の来ない

温泉がいい

じゃない?

ひとっ走り

先に行って、

聞き回って

見つけて

来るよ!!

先で

待ってます。

うむ。

あずみさん

俊次郎どの

やっぱり

気になって

気になって

......

聞かずには

いられない

お願いです、

聞かせて

ください!!

あずみさんが

なぜ、ああして

命を狙われる

のカ.....!?

どういった事情で、

女の身ながら

あれほどの剣技を

......身につけた

あずみさんが

いるのか...!?

...

話そうか

......?

そうだ...

俊次郎どの

になら...

話したい...

なぜ、

玄太にまで

やらせるん

ですか!?

知ってるだろう?

あいつが、

幼いくせに

おまえに対して

強烈な競争心を

抱いていることを

やらせてくれ、

競わせてくれと

しつこくてな...

あの、あずみは

子供には甘い

ようだ。

なら、玄太の

初仕事にゃ

もってこいかと

思ってな

あずみは私が

仕留めたいんです

急がす、じっくり

私に殺らせて

くださいよ!!

今、心を

掴みつつ

あるんです。

私は、この仕事に、

ほんとに

やりがい生きがいを

感じてるんですよ。

玄太は

引っ込めてください!!

玄太は引っ込めてください!!

でなきゃ、あいつは

功をあせって

私より先に

殺ろうとして、

きっと失敗します。

殺されても

いいんですね!?

玄大か...

観察してきた

限りにおいて、

あずみは子供は

殺せんと見た...

だから...

どうなるか

.....実に

興味深い!!

きく......わしが

一番いとおしく

思っているのは、

おまえだって

ことは...

わかっている

だろう?

ここはひとつ

大人になって、

玄太の初仕事を

温かく見守ってやれ。

それじゃあ

な...

はい。

来たのか

玄太...

捜したよ...

きくを呼んで、

なんでおらを

呼ばなかったん

だ!?

おまえの事を

頼んだんだ

競わせて

やれとな。

話をしてた

だけ!?

何と言って、連中から

離れて来たんだ!?

早く戻れ

きくの匂いが

する!!

抱いたのか!?

きくを...

玄太...

きくは、そんなに

いいのか!?...

玄太...

あれは、

おらより

上手いのか!?

わしが、こんなに、

おまえのことを

誰よりいとおしく

思っているのが

わからんのか!?

おまえの

初仕事を

楽しみに

見守って

いるからな!!

玄太...

可愛いぞ!!

...

俊次郎どのの

最もお嫌いな

...

愚かな行為と

言われた...

人を斬る...

ということを

さんざん

やってきました

そして

......

この先も

でも俺は

......

決して...愚かな

間違った生き方を

してきたとは

思っていません。

爺も......

九人の俺の仲間たち

も......

立派に生き、

立派に死んだ...

爺や皆が...

立派に生きた

という証を...

知っていて...

心に宿しているのは、

俺一人となった...

その証を...

無とせぬ為、

俺に、この世を、

できうる限り

牛きて生きて

生き抜け!!

というのか

命の遺言

だった...

済まぬ!!...

許してください。

何も知らず、

私は甘かった...

私は今...

心の整理が

つかない

ただ...

私の考えが

甘過ぎたことだけは

確かなようだ...

あずみさんと

比べて...

私はなんと

甘ったれた

育ち方をして

生きてきたかと..

とんでも

ない!!

とんでもない

俺なんか...

今...

俊次郎どのが

どんなに

お苦しみか

俊次郎どのの

夢と信念は

とても立派です!!

なのに...

なのに、

こんなことに

なってしまって

あずみさん!!

おら、逃げ足の

速さが自慢なんだ!!

だから

あずみさんが

もし誰かに

襲われても、

絶対、おら

邪魔になんか

ならないぜ!!

だから頼むよ!!

あずみさんと

いっしょに旅を

したいんだ!!

ねえ!!

いっしょに

いさせてよ!!

第二話〈葛藤

どう!?

いい温泉を

見つけて

きたろ!?

うん、

他の客が

いないのが

いいね。

あずみさん

お湯かけて

やるよ。

うん。

頼む。

きくがそんなに

恥ずかしがるとは

意外だったな。

あの時、川で

俺に近づいて

来た大胆さは

どうしたんだ!?

ふんどし

はずしゃ

別だ!!

ばか!!

あずみさん...

あずみ

さん...

きれいだね...

きれいだ

ね.....

誰か居るのか!?

よう!!

いい風呂

かい!?

...

うん...

いい湯

だな。

夢...

幻力...

この世の

ことは...

誰!?

知ってる

人!?...

刺客が来たら、

素早く俺から

離れろと言ったのに

近寄って来ては

だめじゃないか

!!

この男は、ふいに

襲っては来ない

それより

頼みがある。

風呂からあがりたいが

この男は、俺の裸を

きくとは違った目で

見る...

だから

間にたって、

男の目から

隠してくれんか

何!?

うん!!

わかった!!

あずみさんの

きれいな裸、

あんな奴に

見せてやる

もんか!!

出るの

か!?

うん。

あれ!!

あずみさん

遊びに来て

くれたの!?

いえ..

風呂に入って、

これから

寝に帰る

途中です。

そうかあ...

今夜も野宿!?

旅籠にゃ泊まら

ないの!?

この方が

気楽で

いいんです

ふーん

皆さんは

...!?

寝る所は

見つかったの!?

もう......

良いお堂を

見つけて

あるんです。

いや......

実はね

俊次郎くんの

お家の事が

気がかりじゃ

ない...

それで烏丸先生が

.....一人調べに

行かせてたん

だけど...

その者が夕方

戻って来てさ...

ど、どう

なったんですか!?

俊次郎どのの

お父上、兄上は!?

ううう...そうかなんだろうか??

お二人共、

これ...

せっ..切腹...

うん...

あの

バカ殿さまだよ。

すぐさま

命じたそうだ...

も...もう...

切腹をして

しまわれたん

ですか!?

そうらしい

偉いよ!!

それを

聞いた

俊次郎

どのは...

で...俊次郎どのは

......?

烏丸先生や

俺たち...

どう

お詫びし、

慰めたらよいか、

途方に暮れちゃったん

だけど...

毅然として、

俺たちに、

気にしない

でくれ、

重荷に思わない

でくれ...?と

必死で、

逆に俺たちを

死めるんだ

やっぱり

侍なんだなあって

皆で.....

感心したんだ...

........

あずみさん、

どうする!?

行って

俊次郎くんに何か

慰めの言葉でも...

いえ...

慰めの言葉など

見つかりません

俺は

何の力にも

そうだよね

...

俺たちも

もう...

その事には

いっさい触れない

ことにして、晩飯

食ったりしてたんだ。

どうしたの!?

あすみさん

何かあった

の!?

俊次郎どの

あっ...あっ、

あっ...あっ

誰か!!

あずみ

さーん!!

お願いです!!

ちょっと手を貸して

ください!!

だんな様が下の川原で

急に苦しがりだし

て......動け

ないんです...

俊次郎どの

ちょっと

手を貸して

ください!!

来たのなら

寄ってくれれば

よかったのに。

あれ!?

あれ!?

どこへ!?

どこへ!?

私一人では

とても

連れて上がって

来れないんです!!

ちょっと

下の川原に、

急病人が

いるそう

なんで

丹前!!

丹前などを

三人分持って

来たんですよ。

藁や筵じゃ

寝苦しいで

しょう。

宿にあった

お古ですが、

安く譲って

もらったん

ですよ。

玄太、

おまえの

体なら

じゅうぶん

布団に

なるぞ!!

だんな様、

しっかりして

ください!!

苦しいの

ですか!?

あずみさん、

私が診ましょう。

医術も勉強

しましたから。

痛いのは

胸ですか

腹ですか

!?

は、腹が

ちょっと

失礼。

熱も脈も正常

のようですね...

痛む箇所を

教えてくだ

さい。

ここです

か!?

い、いえ...

ここです

か!?

俊次郎どの

お父上

兄上が

切腹させ

られたことを

知らされて

心痛あまりある

時なのに...

俺たちの為に

丹前を

買ってくれたり

もう少し

下...

病人を

一生懸命

診たり

この辺り

ですね!?

は、はい、

その辺りが...

..

てめえ

邪魔だ!!

やめろ!!

誇りより

命を選べ

無駄だ、

無駄ご、

俺には

勝てぬ!!

あきらめろ

くっ、

くそ

~~っ!!

てめえが

よけいな

ことを

~~~...

仮病の男が俺の腕を捕え、

もう一人が刺す計略だった

のだろう......

俺が診ていたら

危なかった...

俊次郎どのの

おかげです。

第三話

俊次郎

どの...

はっ...

はがっ

はっ...

...!??...???

俊次郎どの

......?

私は

ばかだ!!

大ばか者だ

~~~っ...

甘い考えで...

剣を......

殺し合いを

散々、軽蔑

否定し...

だが...

私は、

何をしたと

いうのだ!!

父と兄を

切腹に追い込み

家名を断絶させ

母上は....!?

母上は

どうされて

しまったのか

~~~っ...!?

そのうえ、

私自身は

今...

何の役にも立たず、

天山殿や彼らの

お荷物となって、

逃げ...

さすらっている

だけでは

ないか~~っ!!

どうしようもない

大ばか者だ~~~っ!!

違う!!

それは

違います!!

違います!!

俊次郎どのは

とても立派です!!

立派です!!

間違っていま

せん!!

俊次郎どのは

......

間違っていません!!

立派です!!

間違っていたのは、

皆さんを殺そうとした

あの領主らの

卑劣なやり方です!!

俊次郎

どのの

行動は

間違って

いません!!

お願いです。

もう、それ以上

自分を責めないで

ください!!

...

あずみさん

なぜ...あずみが

泣くんだ....!?

悲しんでいるのは

俊次郎なのに...

なんで

あずみが涙を

流すんだ

......

......

なんか....私

ものすごい

大きな声出して

しまったみたい

恥ずかしい

......

我を忘れ

て......

本気で感じ

ちゃった...

お侍さま

みたいな

お客さん

初めて

......

うふっ。

あずみ

......

いい女だ

ふるいつきたく

なるような肌を

していた...

くっふふふ

驚いたな

これから

剣を交えよう

という相手に

欲情しているぞ、

俺は...

女郎を

抱きながら

頭の中では

あずみを

抱いて、

いかせて

いた...

小便して

くる。

さっきみたいに

ああやって

別の刺客らが

騙し討ちみたいに

急に襲って来るん

じゃ......

もたもたしてたら

先にあずみを殺られて

しまうじゃないか

きくだって、

おらに負け

たくないから、

そろそろ

仕掛けるかも

しれんし...

だけど、あずみは

あの刺客が後ろから

ふいに襲ったのを...

なぜ

かわせたん

だろ.....!?

すごいな

こりゃ、よほど

安心させ、油断を

させてからでないと

危ない...

だから..

きくも

まだ殺れずに

いるんだな...

それに...

あずみに

おらのことを

信用させる

だけじゃなくて、

おちのことを

ほんとうに

可愛いと

思わせ...

気にさせて

から...

殺った方が、

弟みたいな

お頭から

偉い!!

でかした!!って

誉められて、

ほんとうに

可愛いがってもら

えるよなあ...

だけど、

きくより先に

殺らなきゃ...

あれが

あずみ

だとして

首...

かな...

それとも

足かな

足の方が

的が大きい

あずみさん

私のために

泣いてくれた

私なんかのために、

あずみさんが

涙を流して

くれた...

ありがとう

......

おかげで、

絶望から少し

救われた気持ちに

なれました...

ああ

...

......!!..

そうか...

そうかも

しれないぞ

俊次郎はあずみに

惚れてるが

あずみも俊次郎に

かなり気持ちが

傾いているって

証拠じゃないのか!?

だから

悲しんでいる

俊次郎を見て

あずみも涙を

流したんだ

...!!!..

哀れむ気持ちが

...

好きな気持ちに

変わっていくことも

ある.....と教わったぞ...

まずいな...

あずみの気持ちが

俊次郎にばかり

いってしまっては...

こんなに

私に向けようと

がんばっているのに

それに、玄太が

私に負けまいと

早まって......

もたもたして

られないぞ

おかしいな

どうしちゃったん

だろう、俺は

......!

...

眠れないのか

あすみ...

きくも眠って

なかったのか。

私はいつだって

あずみを

見てるし

あずみの

亭ばかり

考えてるんだよ。

...

今、あずみは

俊次郎の事を

考えてたんじゃ

ないのか!?

やっぱり

そうなのか。

変な奴だな

おまえは。

他人の

事なんか

考えてる

のかよ!!

...

変!?...

ああやって、次から次と

刺客に命を狙われ

いつまで生きられるか

わからない身

だってのに、

...!!!

...

...???

く.....

くっついて

寝ようか

きく...

ん!?

あ...ああっ!!

ああっ!!

こっちを

下に敷いて

そっちを

かけよう

か。

......!???

えへ...

やっとその気に

なってくれたな。

あずみ...

その気って

!?

いっしょに

寝ようって、

ずうーっと

言ってきたじゃ

ないかよ!!

子供の頃...

なぜか眠れない夜、

よく爺の布団に

入って、爺にくっついて

寝たんだ...

そうすると、

ふしぎと

安心して

よく眠れた

人って...

そういうもの

なのかな...

誰かと

くっついて..

そのとおり

だよ!!

そのとおり

だよ...

特にあずみ

特に

あずみ。

おまえは

女なんだ!!

寂しかったり、

心細い時は

男の胸に

抱かれるのが

一番なんだ!!

こうやって

さ!!

あははは。

どう

甘えるん

だ!?

こっち

向いて

甘えて

みな!!

女はな、

好きな男に

体をあずけて

...ぐっと...

抱きしめられるのが

一番幸せなんだ!!

今夜は、きくを

好きな男だと

思って!!

...!?...??

好きな男

やった!!

やった!!

この時を

待っていた

!!

...

こうして...

こうしておいて

身も心も

私に引きつけ、

預けさせて

おいて...

刺す!!

私の腕の中で

あずみが

家康様を殺し

天下を揺るがし、

御公儀が

必死になって

命を狙う

あずみか...

この私の

腕の中で...

浮かべ...

ああ~~っ!!

驚愕と......苦痛

......そして悔恨と

自嘲の表情を...

!?...

ん!?...

あれ!?

なんだ!?

きく、

どうした!?

!!???

...

ばかっ!!

握るな!!

...

体だけは

男なんだ

しようが

ねえだろ

第四話果たし合い

烏丸先生の設計で、

皆で作ったんだ。

小さいから軽いし、

だけど丈夫

だよ!!

うわあ!!

いただい

ちゃって

いいんで

すか...

他にも何か

必要な物が

あったら、

何でも

作って

あげるよ!!

あずみは

襲撃に備えて、

いつも身軽で

いた方がいい

荷車は

私と玄太が

交替で引く。

すみません、

ありがとう

ございます

...

あずみは、堂々と姿を見せ

街道を歩いている...

左近は、

まだ勝負を

挑まぬ...

おまえたちは

見ているだけ......

そういう

ことか!?

は...

いえ...

いえ...

申し訳

ありま

せん.....

ふ......

たった一人の

小娘に...

......

天下の

柳生が

天下の柳生が...

...

晋介、丈二郎...

左近も呼び寄せ、

柳生の精鋭三人が揃って

......まさか..

一人の小娘に、怖じ気づいて

いるのではあるまいな!?

お...怖じ気づいてなど

決して......

わしは近々、江戸に

戻らねばならぬ

その前に

朗報を

持ってまいれ。

はっ!!

必ず!!

なぜ早く

勝負を

挑まぬ!?

手を出すな!!

俺が斬る!!

と言って

おきながら

何を

もたもた

している

のだ!?

あずみは、

ただ斬るだけでは

惜しくなった...

抱きたく

なったのだ。

斬るのは

抱いてからだ!!

なっ..

なんだと

~~~っ!!

俊次郎らは

どうしてる

のかな!?

お百姓さん家の

軒下を借りて

るんだと思うよ。

さっき見えた

村の方に

歩いて行った

から。

ふーん

そうだ

試した方が

いい...?

一度試して

おいた方が

いい!!

!!

あずみは

あの襲撃を

なぜ.....!?

気配を

感じたの

かな!?

音を

聞いた

のか!?

今は

雨の音で、

音は

わからない

はずだ

毒の

吹き矢を

もし失敗

したら

きっと

斬られる

一度しくじったら

終わりた...

だから

試そう!!

あずみは、

後ろの

気配が

わかるの

か.....!?

やったな!!

...!??...!?ラッシング!?

ごめん、

いたずら

だよ...

なぜ

わかったの

!?

なんだ

?!?...

何をした!?

たいくつそうだし。

小石を握ってたから、

何か

してくると

思ってたよ

......

えへへ

す...

すごい...

そういうのは

俺たちも

子供の頃

いっぱい

やり合った

なあ...

雨が

あがって

きたな

だけど

やっぱり

もたもた

してられ

ない...

!?オレッスン!!

おはよう、

玄太。

きくと

.....

いっしょに

寝たのか!?

きくが

仕掛けるのは

近いぞ...

負けるもん

か~~~

柳生新陰流

高垣丈二郎。

同じく、

村井晋介

俺の兄は、

小幡月斎に

勝負を挑み

斬られた...

!!

爺に...

橋で爺を

襲った時か!?

いかにも!!

俺たちも

その場で

見ていた。

今日まで、それぞれの

技を持った一族らに

あずみを襲わせたのも、

この俺たちだ

...???..

あずみに

謝らねば

ならぬ

......

今日まで、あずみを

刺客と思い

刺客たちに

襲わせた。

しかし、

あずみは

我らと同じ

剣士であった。

それも

天下に抜きん出た

手練れの剣士であった。

敬意を表さねば

ならなかった。

たいへん

失礼をした

済まぬ

許せ.....

だから

今度は、

我ら

柳生新陰流の

剣士として、

正々堂々の

果たし合いを

申し込む!!

あと半星(約二千メートル)

ほど行くと、広い川を

渡る橋がある

その橋を

渡らず、左に

五丁〈約五百メートル〉

ほど下った川原で

待っている!!

戦うは、我ら二人!!

大勢を

潜めさせるなどの

ひきょうな手段など

不可能なことは、

場所を見れば

目瞭然!!

いかに!?

...

承知しました!!

あずみ

...!!!

決着を

つけるべき

相手のようだ

...!!!???...!!

あずみは、雨やとりを

していただろうし

こりゃ

先回りを

し過ぎた

かな......

よいか。

あすみの来る

方向は風上

だから、

火縄の臭いを

感知はできない。

だが、

必ず当たる

距離になってから

撃て!!

もしも

外したら、

次の弾を

込める前に

殺られるぞ!!

はい!!

必ず

命中させます。

いよいよ...

ここで決着

だな...

ああ.....

小娘一人に

振り回され

過ぎた...

何名、犠牲を

払ってしまった

ことか......

これならば

はなから

鉄砲で

仕留めれば

よかったかな

仕方ない

さ.....

それぞれの者が

手柄を望み、

己の技に自信と

誇りを持って

あずみに挑んだ

結果だ...

だがもう、

誇りなどと

言ってられん。

この橋の

下流だな

行くか!!

行くの

かよ...

堂々と勝負を挑んで

きたんだ.....あの二人

そうとう強いはずだ。

しかも天下の

柳生新陰流......

あずみが

斬られてしまうかも

しれないじゃないか!!

それじゃ、おらが手柄を

立てられない...

その前に

おらが...

そうだ!!

殺って

やる!!

ちょっと

ウンコしたく

なっちゃった。

先に

行ってて。

追っかけて

行くから

殺ってやる!!

おらが

大手柄を

立ててやる!!

来た!!

ああ!!

......

さすが

あずみ...

自信満々

だな...

姿をくらます

こともできた

ろうに...

あそこか

なるほど、

大勢が

身を潜める

ような場所は

無いな...

殺るんだ!!

殺るん

だ!!

おらが

殺って

やる!!

あっ!!

やったーーっ!!

第五話、東京

!?

あずみ

毒矢だ!!

ばか

やろう!!

......

なんだ!?

どうした

...!?

吸い出せるだけは

吸い出した...

......

玄太...

何の毒だ!?

素晴子ートリカブトの体育

附子カ!?

何か知らねえが、

命中したら

もう助からんって

聞いてる!!

やったぞ!!

きく!!おらの

勝ちだ!!

このやろ

っ!!

そうだったのか

玄太は...

あずみ......

変だぞ

よろけて

いる...

そばにいる女とガキ...

どちらか...あるいは二人共が

ひょっとして宗矩様が

かねてより命じていた

刺客の一族では

ないのか!?

それが今.....

刺したか...

毒をもったか

したのだ...

なるほど!!

親しく

近づいてから

騙し討つという

刺客の一族か!!

よーし!!

止めだ!!

俺が殺る!!

そうか

鉄砲の

必要は

無くなった

ぞ...

だめだ

...?

めまいがして

呼吸が苦しい

どうする

!?

どう戦う

!?

爺...

たとえば、足に傷を負ったり、

また...不覚にも、しびれ薬など

飲まされ、思うように体を

速く動かせぬような状態に

陥った時、

どう

戦う!?

さあ皆も

考えろ!!

えーっ!!

これじゃ

動けない

よー...

ひゅうが

あずみを

やっつけて

みろ!!

これじゃ

いくら

あずみ

だって、

勝負に

ならない

ぜ!!

あずみ!!

水の中に

入れ!!

そうすりゃ

ひゅうが

だって、

速く動け

ない!!

そうか!!こっちが

速い動きが

できない時は

相手も動きにくい

場所に引き込めば

いいんだ!!

そうだ!!

いいぞ

あずみ!!

ひゅうが

なに

手子摺って

るんだ!!

...

えっ!?...

ご存じなかったの

ですか!?...

普介様、丈二郎様が

そこの川原で、

いよいよ

決着を

つける!!

なに!!

あの二人だけで

堂々と斬れるなら

とうにやっている

...!!

汚い策略を

仕掛けたに

違いない。

俺に!

知らせんのが

その証拠だ。

くそ~~っ!!

フォックスムブッゴホッ

丈二郎、

いつまで

手子摺って

いるのだ...

丈二郎

普介、

止めろ

ーっ!!

止めぬと、

俺が

おまえらを

たたっ斬る

ーっ!!

うるさいっ

貴様が

もたもた

している

からだ!!

引っ込んでろーっ!!

引っ込んで

ろーーっ!!

貴様

どけーっ!!

あずみを

殺るんだ!!

止めぬと

斬るぞ

ーっ!!

!!

ーっ!!

あー

丈二郎

ーっ!!

きっ...

丈二郎

~~~っ!!

左近...

正気か

~~~!?

な、

なんという

ことを...

あずみは

俺のもの

だ!!

邪魔を

すれば、

晋介!!

おまえとて

容赦せぬぞ!!

どこを

斬られた!?

ん!?

どうし

た!?

どこも

斬られて

ないでは

ないか...

どうしたん

だ...!?

毒矢が命中した

のに...

なんで

死なないんだ

ーっ!?

毒矢!!

そうだったの

か!!

!!

なるほど

な...

あずみ

よかった

無事で

おまえは

俺のもの

だ!!

毒に

しびれながら

よくぞ

斬られずに

防いでいた

おまえは

ますます

すごい女

だ!!

...

もう

誰にも

邪魔は

させない。

俺を...

どこへ

連れて行く

つもりだ!?

宿を見つけて

介抱するのさ。

ははは

考えてみれば

.....これは

俺にとっては

願ったりな

ことだ...

ほほはははっ

丈二郎

くっそ〜〜

左近め~~っ

着替えを

用意したら

呼ぶまで

部屋に

来るな。

いいな!!

は、はい

なっ何を

する!?

びしょ濡れの

着物を

脱がすのさ

やっやめろ!!

毒が効いて

抵抗など

無理だ、

あきらめろ。

あずみ...もう

おまえは

俺のものだ!!

俺は

おまえを

抱く...

俺の

なすが

ままに...

身を

まかせれば

よい..

第六話上近くの執着

だめだ...

力が出せ

ない...

麻痺して

...体が

ゆうことを

きかない

やめろ!!

よっ...

よせ...

やめろ...

や...

やめて

くれ...

ひっ..ひっ...

卑劣では

ないか...

ど...ど...

毒で...

動けぬ...

よ...!

弱みに..

舌も麻痺して

きたか...

たっ頼む...

っ...っ

つけこんで

...

や...

やめて

くれ..

えっ。

えっ。

えっ。

えっ

えっ。

えっ。

えっ。

!!

......

......!

また、ひと雨

くるか...

あずみを背負って

ここに入ったこと、

探索方には

見られていた

はす...

晋介は

俺が丈二郎を

斬ったことを

報告する

......

となると

まもなく

ここに!!

手練れの

手勢を

呼びよせ

駆けつけて

来る...

と、考える

べきか...

ここは

二階だな

今が一番、効きだした頃かな

.....体が動かぬか...

だが、ここまでもったなら

命はとりとめる

だろう...

毒か体から

抜け出るまでは

一日以上かかる

が......

ここで

じっと

耐えぬく

ことだ!!

よいな!!

あずみ

あずみ

あずみー

......?

あずみー

ちくしょう

どこへ

連れていかれ

ちまったん

だ~

ちくしょう

来たな...

!!

宗矩様

あずみは

どこだ!?

逃げられた。

なんだと~~~っ!?

なんと...

左近ほどの

者が...

逃げられたと

申すか...

さすがは

あずみで

さすがはあずみで...

毒が効いて

動けぬ風を

装い...

その実、

毒が弱かった

ようで...

この私もまんまと

騙されました...

厠に行った際に

逃げられました。

それは

今しがたの

ことか!?

それとも

ここに来て

すぐの事か!?

ここに着いて

布団に寝かせて、

すぐの

ことです。

捜し

ましたが、

捜しましたが、

さすが

あずみです

さすがあずみです

丈二郎を斬ったことは

お詫び申しあげます。

どうしても

あずみは

この私が

正々堂々と

剣で討ち

果たしたく

願っていた

ところ、

丈二郎と晋介は

陰から鉄砲で

撃ち倒して

から討つ

という、

剣士に

あるまじき

策略におよび

それでも

不安か、

子供の刺客に

毒矢で狙わせ

そこへ

晋介・丈二郎が

二人がかりで

斬りかかるという

柳生新陰流の

剣士として

まことに恥ずべき

振るまいに出まして、

私はこれを止め

ようとしたが、

止めぬ丈二郎を、

やむなく

斬った次第。

倉石左近

己の心に

なんら恥じる

ことは無いと

思っております。

...

......

そのことの詮議は

後にして、

左近...

あずみに

逃げられて

から、ずいぶん

時がたつが...

なぜ、まだここに

居る!?

ゲーム

この雨です。

今夜はここに

泊まろうかと...

探索の方々に、

ぜひ、また

あずみを

見つけて

いただきたい。

怪しいな...

天井裏を

調べろ。

私を

お疑い

ですか

あずみを

どこかに

隠して

いると...

...

...???ハッキッグ?

......!!

は!!

そこ..

左近の下の

床を

刺せ。

左近!!

きさま!!

貸せ。

居ない!?

捜せ!!

居たか!?

いえ

調べろ!!

入って、

よく

調べないと..

わかりません

左近!!

そういう

ことか...

きさま!!

あずみは

俺のものだ!!

左近!!

死ね!!

うーっ

っ...コンホッ

...

左近

ごらんの通り、

いずれにしても

長くない命

私の

最後の宿敵!!

我が宿敵であった

小野派一刀流の

喬介・凜太郎を

倒した、あずみ

こそは、

最後の

生きがい...

どうか

あずみは

私に討たせて

いただきたい!!

どうするにしろ

...この場は

あずみを見つけるが

先決...

毒矢を

受けて

介抱の最中で

あったようだ。

まだ、

近くに

いるはず

だ!!

捜し出せ!!

あずみ

この中には

おりません

しっ、知りません!!

呼ばれた時以外は

決して二階に来るな!!

と、あのお侍さまがら

きつく言われて

いましたもんで...

二階の様子は

まったく

わかりません

でした...はいっ...

逃げな

きゃ...

逃げな

きゃ...

逃げな

きゃ...

あそこから

抜け出た

かな...!?

だとしたら

こっちか

遠くまで

行けるはずは

ない......

あずみ...

俺以外に

見つかれば

かならず

殺される...

第七話探索の手

いたぞ

ーっ!!

どこだ!?

そこの茂みに

逃げ込んだ!!

あずみ

見つかった

か...

捕まったら

殺される

...

あずみ

~~っ

あずみ

〜〜〜っ

あずみ~~

どこへ連れて

行かれちまったん

だ~

あずみ~~

夜が明けて

きた!!

あずみ

っ!!

あっ!!

あれは

きくさんだ!!

おーい

きくさんが

見つかった

そーーっ!!

きくさん

どうして

一人なの!?

あずみ

さんは!?

昨日から

捜して

たんだよ。

あずみさんは

どこです

か!?

......

あ~~~っ

ちっくしょう

く~~~っ!!

皆、別々に

手分けして

広い範囲を

捜そう!!

うん!!

そうしよう!!

あずみさん

毒矢を

受けて、

左近とかいう

柳生の侍に

どこかへ

連れて行かれた。

その...

左近とは...

あずみさんとの

勝負を望んで

いるから、

他の男の手に

がかるのを

助けたという

なら...

毒で苦しんでいる

あずみさんを

どこかの旅籠で

介抱している

のか!?...

もし

そうなら

...

その川原から

遠くない

旅籠のはずだ

ここも

違う...

向こう岸

か.....

あすみ

~~~っ!!

昨夜は...

毒で動けぬ

あずみ

さんを

そいつは

ばかやろう

なんて

ことを

なんてことを...

ばかやろう。

見つけな

きゃ...

見つけな

きゃ...

毒かどれほど

効いているのか

わからない...

効いていれば、

ゆうべの宿から

そう離れては

いない場所に

隠れて、

回復を待って

いるはす

だが、もし

たいして

効いて

いなければ...

今度は

こちらが

襲われる...

そこで...

そこで...

またも、

あずみに

姿を知られて

いない

おまえたち

探索方が

頼りである

下手に捜し回れば、

よいな!!

一刻も

早く、

見つけ

出せ!!

夜が明けて

きた...

体は麻痺した

ままだか...

まだ

生きている

喜か体から

抜け出るまで

一日・二日は

かかる...

となると

また、

暮れるまで

ここから動くことも

できないのだろうか。

夜明けを待って

あの柳生の奴らも

また捜し始めている

だろう...

そうなれば、

ここが

見つからない

はずかない

ここは

だめだ

どこか

また...

茂みの深い

水の中に

沈んで...

だめだ

体が

冷え過ぎて

それより

早く...

日に照らされて

体を温めなけれ

ば...

もたない

やはり

増水した

水の流れに

のって下ったと

考えるべき

だろう...

それほど

遠くへは

行けてはいない

はずだ...

どこだ

~~っ!?

どこに居る

~~~っ!?

くそ~......

見つかったら

...

これで

やれるだけ

戦って...

いや...

ほとんど

不可能

だ...

体が

動かない...

ゲコ

爺...

勘弁して

くれな

もう

俺は..

精一杯

生き延びて

きたよ...

そうだろ!?

ゲコゲコ

!!

誰か、こっちに

近づいて来る

柳生か

左近か

そうだな

あの左近なら

...

水に流れて

逃げたこと

ぐらい

祭するはず

だ.....

誰だ!?

柳生なら

殺される

左近なら...

左近だったら

また...

いやだ

もう

あんな

屈辱...

...

あずみさん!!

......

あずみさん!!

しっかりして

ください!!

だいじょうぶ

ですか!?

あずみさん!!

しゅ...

俊.....

あ~~~っ!!

よかった~~~っ!!

あそこで

分かれた

向こう側の

流れだった

かな...

ゆうべ、あずみさんの

居た旅籠を探し出し

宿の者に聞きました。

あの大雨の中

待たちが、しつこく

捜し回ったが見つから

なかったって......

懸命に考えました

........毒に苦しみ

ながら.....いったい

あずみさんが

どうやって

逃げたのか!?

私なりに、

一生懸命

考えました。

よかった~~っ!!

俊次郎どの

今ごろ...

柳生も

柳生も...

捜して

る...!

うん!!

よし!!

こ...

ここは..

びしょ濡れの

あすみさんの

着物は洗って

乾かします

から...

その間...

私の着物を

着ていて

ください。

き...着替え

られます

カ!?...

や...やって

みます...

あすみに

ビッグコミックス

一左近の執着ー

ISBN4-09-185053-7

者著

発行者

印刷所

1999年2月1日初版第1刷発行

2000年2月5日第4刷発行

...

OYuKovinKorama1999

凸版印刷株式会社

検印廃止

発行所

振替(40180-1-200)

TEI

〈〒101-800円東京都千代田区一ツ橋二の三の

●本当の一部あるいは今回は無視で検索したが、私たちのほうがほとんどでしょう。上陸・放送部をすることは、法律で盛り上がってみると、わたしは場合も多く、それを作るわけではないのですが、あなたが

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ご無駄の300万円の株式会社「小学館

城売は(2016年)販売日(323015年7月34日

ありが

とう...

さ...

捜して

...くれて...

俺を...

俊次郎

...どのに

......

見つけて

......

もらえて...

当然です

う...

嬉しい

です。

ほんとに

「あずみ」第13集一完

あずみ

9784.04.18.07.84194091850539

1.10月11月20日水曜日19月19日午前19時2014

11月10日(月)日土曜日に1929979005054

IS8N4-09-185053-7

C9979\5505E

雑誌45710-58

定価・本体600円+税

小学館

重い姿のあらすじ

旅の途中、きくとこ人ですち待った

だんご屋で、あずみ:達に近付いてき

た不審な男・柳生瀬陰流剣士・倉石

ん近。香介・凛太郎をあずみが斬っ

たことを知っており、きくが男であ

る事も一日で見破っった。あずみは無

それじゃ...なんですか???私するが..!?一方ででは怖する彼

次郎と親しきが増すあずみ。彼女を

暗殺するために昨羅する親方は、宗

私の命を受け、女太ときくを抱い、

本格的な活動を始めた...!!(第1話)