[小山ゆう] あずみ第15巻

別に「あなＭＣＳＵＰＥＲＯＲ

ａｎＧ．ＣｏＭＣ．ＳＵＰＥＲＯＲ

小山ゆう

きく無残

士五巻く無残

いやっ

「引きく無料

第一話、悲劇と恋心。。

第二話「身代わり」の

第三話「たくらみの裏」が

第四話「あと１１月１０：

第五話「それぞれの苦しみ」は

第六話「天下の私欲」に

第七話「きく無残」の

第一話悲劇と恋心

何！！

二十六名の柳生剣士を

一人で斬り伏せた！？

はい。

ですから決して

小娘だからと

侮らぬよう．．．

まったく恐るべき

小娘であります。

．．．．．．．その

あずみという

小娘が．．．

なぜ今、

ここに留まって

いるのだ。

連れの女か

病のようで．．．

ある武家の屋敷に。

これから起こる事は

その、あずみとやらには

係わりの無いこと

．．．．．．それを

邪魔するとでも

いうのか！？

どうすると

いうのだ！？

わかりませぬが

．．．．．．決して

失敗の許されぬ

大仕事．．．

万が一も考えねば

．．．ですから．．．

ううう

〜〜〜

父上〜〜

ぐふ〜っ

．．．．．．

あ、あずみさん。

はい！！

こんな事があったから

といって、

気兼ね

しないで

下さいね。

きくさんが、すっかり

回復するまで

ここに居て、

回復したら

研ノ助に必ず

安全な所まで

送らせますからね。

はい．．．

ありがとう

ございます

研ノ助。

こんな．．．

夫が殺された

という時なのに

俺たちの事を

研ノ助

はい．．．

死んでは

こんな時こそ

しっかり

しなくては

なりませぬ

よ！！

研ノ助！！

早まった事を

してはいけま

せんよ！！

死んでは

なりませぬ

よ！！

死んでは

なりませぬ！！

死．．．

母上！！

だいじょう

ぶ．．．．．

だいじょうぶです。

あの．．．

研ノ助様

志乃さまが

お見えに

なられました

が．．．

志乃どの

が！！

志乃どの

私の父を救出なさろう

として．．．言ったれたと

聞きました．．．

申し訳ありま

せぬ．．．

何と．．．．．

お詫び

したら

志乃どの

ですから

お詫びの

言葉も

お詫びの言葉も．．．

申し訳

ありませぬ

申し訳ありませぬ．．．．．．

よいのですよ

よいの

ですよ。

どうか

お気に

なさらず

どうかお気になさらず。

夫は

武士として

この領地の

家臣として

どうすべきか！！

考え抜いて決断した

行動だったと思います。

．．．．．．！？

それよりも

これから私たち

女も．．．

決断

しなくては

ならなく

なりますよ！！

はい

．．．

どうだ！？

具合は

熱は

少し下がって

きているぞ。

眠るとな

．．．．．

何度も

いやな夢が

始まるんた

．．．

しつこく出て来や

がる．．．くそ〜〜〜

ごめんな

．．．！？

ぎくの

夢の中に

までは

助けに

行ってやれ

ないんだ

へへへ．．．

なんで．．．

そんなに

優しいんだよ

～～～っ

あずみは

生まれて．．．

初めてだよ

こんな

優しく

きくは俺の

命の恩人だ

くっ．．．

あたりまえじゃないか。

命の恩人！？

私が

あすみの！？

あの時、すぐに

きくが毒を

吸い出して

くれなんだら、

俺は死んで

いた。

だから、これからは

俺がきくを

ずっと守って

やるんだ！！

お宅まで

送ります。

いえ、

護衛の者が

おりますので。

それよりどうか

研ノ助どのの

お力に．．．

．．．．．．

嬉しいよ

〜〜っ。

あなた

は！？

あずみと申す

旅の者です。

連れが

熱を出し、

こちらの

ご親切に甘え、

ご厄介になって

おります。

．．．．．．

そうでした

の．．．

志乃です。

ちょっと、

よろしいで

しょうか！？

は！？

今．．．．．ここで

．．．

起こっている事を

さしつかえ

無ければ

聞かせて

いただけま

せんか！？

あ．．．

俺の方は

たとえば

旅した

諸国の

話など

お聞かせ

できます．．．

．．．

．．．．．．

もう．．．

！！

ぐっ．．．

どうにも

ならん

．．．なのだ

そうです

ですから、

その浪人達に

御公儀金塊を

奪われたなら、

この領地は

お取り潰しに

なるでしょう

それは

たいへんな

ことですね

．．．

ないしょ

ですよ。

え．．．

はい

私．．．近頃

変なのですよ。

え！？

父は囚われ、殺される

力もしれない．．．．．．

お国が無くなるかも

しれない．．．

もう．．．

気が動転して

．．．．．．何も

考えられない

状態だったの

です．．．

でも

突然．．．

あきらめ

かけていた

楽しみが

沸き上がって

きたのです。

何ですか！？

楽しみって

竹本！！

そこにおるの

ですよ！！

こっちに来ては

いけませんよ！！

はっ．．．

はい．．．

私．．．子供の頃から

．．．．．．．秘かに．．

研ノ助どのか

好きでした！！

きゃっ！！

研ノ助どのも

きっと私のことを

好いていてくれると

思います。

打ち明け合わないの

ですか！？

そんな

．．．．．．

恥ずか

しい．．．

でも．．．身分が

釣り合わない！！

と、研ノ助どのは

私のことを

あきらめようと

しているみたい

なのです．．．

仕方が

ないのです。

私が研ノ助どのと

いっしょになりたい

などと言い出したら

父も母も絶対

許さす．．．

そういうもの

なのですか！？

釣り合いの

取れる相手を

決めるでしょう

そういうものです。

武家の娘は

そういう定め

なのです。

ですから私も．．．．．結局

研ノ助どののことは

あきらめ．．．

父の薦める相手と

夫婦となり、

静かに

この国で暮らし

．．．．．．子を産み．．．

年老いていく．．．

．．．そんな一生なのだと

思っておりました．．．

でも．．．

考えても

みなかった

こんな

事態が

起こって

しまったの

です！！

国が無くなれば

身分も釣り合いも

ありませぬ！！

そうで

しょ！？

どのような

貧しい暮らしに

落ちようと．．．

好きな研ノ助どのと

いっしょに暮らせる

のなら．．．．．．

だから私．．．

皆が絶望して

いるってのに

ちょっと．．

期待なんか

してるんです

．．．うふっ！！

変でしょ！！

．．．

あっ！！

そんな所に

いらしたの

ですか

志乃どの。

あずみさん

も．．．

どこへ行った

のかと．．．

奴ら、いい気になって

この辺りまで

入って来ることだって

考えられますよ。

そうです！！

外を

出歩くのは

危険です。

もし

志乃どのが

奴らに

目を付け

られたら

たいへんです

満太郎の妹の

夏どののような目に

あわされます

あああ～～っ

そ、そんな．．．！

そ、そんなこと

私は

耐えら

れない

！！

気をつけて

ください

お願いです。

外を

出歩いたり

なさらない

ようにして

ください。

お願い

です。

あずみさんも

ですよ。

はい。

わかり

ました。

くれぐれも

お気をつけて

はい．．

お気をつけ

なさって．．

皆さんも

捨て鉢な気に

なっては

いけませんよ。

あっ！！

！！

おおっ！！

どうし

た！？

しっかり

しろ！！

ーっ

あー

けっ、研ノ助

研ノ助、

どうした！？

何があった

のだ！？

し、忍びた！！

覆面をした

忍びの者らが

いきなり

飛び込んで

来た！！．．．

五・六人居た

あっ！！

忍びが！？

．．．

忍びがな、なぜここに！！？．．．

忍びが

な、なぜ

ここに

！？

母上ーーっ！！

は、母上！！

！！

きく！！

！？？

あっ！！

．．．．．．！

きくさんも

か！！

なんだって

！？

「あずみにまぐ

二人の女は我らが手中に有り」

二人の女は

我らが手中に

有り」

「我らの目的は

あずみなる

一小娘の嗜殺．．．

何！？自殺ッ！？

．．．

「．．．暗殺など

とは全く

別に有り」

頼うなら」

「二人の女の無事を

「おまえが

これから

三日の間」

「我らの

邪魔をせぬ

静かな

傍観者で

居続ける

ことだ」

命は．．．

「二人の女の

．．．

それにかかっている．．．

それに

かかって

いる．．．」

ど、どういう

ことだ！？

あすみさん

あなたは

いったい

．．．．．．

何者なの

だ！？．．．

何の事だ

！？

きく！！

おこうさん

また．．．

罪無き

優しい人を

巻き込んで

しまった～～

きく

おっ！！

おい、

見ろ！！

女だ！！

なんだ

変な格好

してるぜ。

おお

～～っ！！

いい女

だぞ！！

なんだい

ねえちゃん

一人旅か

！？

えへ．．．

たまら

ねえな

刀なんぞ

差して

．．．．．．

こりゃ。

あなた方の

侍大将

毘沙門天は、

今、

どの家に

いますか！？

教えて

ください

なっ．．．

知り合い

か！？．．．

毘沙門天殿の

娘！？．．．

それとも

女か！？

！！

．．．

ここです

カ．．．．．

どうした

！？

誰だ！？

その女は。

毘沙門天！！

あるいは

二人を連れ去った

忍びの者！！

ん？

あずみ

だーっ！！

何！？

話が

したい！！

なんだ！！

この小娘

は．．．．．！？

この娘が

あずみか！！

あなたが

毘沙門天と

呼ばれている

男ですか！？

うん！！

あずみと

いうのか！？

何の用！？．．．

あーん！？

置き文！？

何の用だ！？

置き文を残して

二人を連れ去ったのは

あなた方では

ないのですか！？

二人って

誰だ！？

違ったの

か！？．．．

！？？

あずみ

カ．．．

二人の女は

確かに

預かった！！

事情は

後で

話します。

ん！？

あー

静かな傍観者で

居続けること

約束する！！

で！？

返答は

！？

だから

二人には

何もするな！！

一人は病で

熱が有る．．．

大事にして

くれ！！．．．

けへっ！！

何だ！？

あはっ！！

二人に．．．．．もしも

ひどい事を．．．いや

ちょっとでも嫌がる事を

しただけでも、

俺は決して

許さぬぞ！！

かーわ

いい！！

なーに

言ってるんだ！？

この小娘は！？

ほへーーっ！！

何、

威張ったロ

きいてんだ

よーっ！！

頭

おかしいん

じゃねえか

！？

や、やっ

やっちゃって

いいっスか！？

この女。

手を出すな！！

その娘に

近づくな！！

！！

へっ！？

説明

しなよ。

何なんだ！？

この女は

後ほど

くわしく

．．．

俺は何もせぬと

約束するから、

そちらも

あの二人には

決して何もせぬと

約束してくれ！！

わかった！！

約束しよう！！

おこう

さん．．．

毘沙内天の

娘でも女でも

なかったじゃ

ないか。

ああ、

関係ねえ

女だ。

いただこう

か！？

当たり前よ！

こんないい女！！

待ちな！！

ねえちゃん。

第二話、身代わり

ほっほー！！

通せんぼ。

どけ。

俺は

機嫌が

悪いんだ

おっ！！

きれいな足

してるのお

おっ！！あっ！

おっ！！

っ！！

涎が出る

よ～～っ！！

俺に、

”何もするな！！

と言うのは

．．．．．．．当然

この者たちにも

．．．．．．という

ことだろうな．．．

ここの浪人達

全員が．．．

金塊強奪の

ための兵なの

だろう．．．．．．

一人も減らすな。

．．．ということか．．．

おっ！！

捕まえろ！！

し！！

うおっ！！

へっ！？

ありゃ！？

．．．

ふひぁっ！！

はひょっ！！

ーっ！！

おー

．．．

ほへっ！！

あっ！！

あずみさんが

戻って来た！！

ほんとに

宿場に！？

びっ、毘沙門天に会って来たのですか！？

びっ、毘沙門天に

会って来たの

ですか！？

はい．．．

言う通りに

するから

二人には

何もしない

．．．．と

約束はさせた

けど．．．．．．

俺の

せいで、

お母上に

こんな目を

申し訳ありません

研ノ助どの．．．

．．．

かわいい女

じゃねえか

いただこう

ぜ。

まさか

きくが男だと

わかったら．．．

奴ら、どうする

だろう．．．．．！？

やめろ

～っ！！

おこうさん

．．．．．．

ごめんな

さい．．．

おこうさん

あああ～～っ

今、どんな扱いを

されているんだ

～～っ．．．．．．！？

きく～～

ふっ．．．

くく．．．

ふくくく

な、なんだ！？

研ノ助．．．

俺は．．．．．何を

している．．．！？

一旦は

死の決意を

しながら

あの戦いを

目のあたりに

して

．．．

震えあがり

．．．．．．

父を殺され

母を奪われて

今．．．．．また．．．

何もできずに

怖じ気づいて

こうしている

．．．

俺は行く！！

母上を救い出しに

いや．．．

母と共に、

死にに行く！！

．．．

．．．．．．

俺も行くぞ

死にに！！

俺の父上、母上．．．

いや、この領地の者

皆．．．．．．

屈辱にまみれて生きるか！！

戦って死ぬか！！

二つに一つしか

無いのだ！！

俺は後者を選ぶ！！

無論だ！！

俺も行く！！

俺たちは

．．．

いかなる時も、

生死を共に

だ！！

俺もだ！！

おおっ！！

寛左ェ門！！

丈太郎

～～～！！

彦馬！！

文蔵！！

．．．．．

短い生涯だったが

．．．！！

皆の

友情と共に

生きて来れた

俺は．．．．．．

幸せな人生だったと

自信を持って言える！！

美しい志乃どの

という．．．．．．

憧れを．．．．．．

熱く心に

抱きしめられた

だけで．．．．．．

俺の青春は

．．．．．充実できた！！

そのとおり！！

いくら

想ったところで

所詮、身分違い

．．．さっとのは

俺たちの中の

誰とも、

結ばれるなんて

ことは無い。

しかし．．．

しかし

だからこそ、

共通の

憧れ！！

夢として、

皆が、

心に抱く

ことができた

のだ！！

そのとおり！！

志乃どのという

憧れを抱き！！

おまえたち

という

すばらしい

友を持て

たんだ！！

俺は、むしろ

．．．．．．？？？

ネホな人生

だったと思って

いる！！

くっ．．．

いっしょに

死のう！！

美しい

志乃どのを

心に抱き、

俺たちの

友情の

ために！！

おおっ！！

くふ～～～

人質たちが

捕われているという

寺の裏は、こんなに

勾配の強い斜面

なるほど

だから．．．

鉄砲隊に

狙い撃たれるの

を承知でも

表側から突撃

したのか．．．

．．．

！！

こっち側からの

侵入にも

備えている

きくとおこうさんも

他の人質たちと

同じ所なんだろう

カ．．．．．．！？

それとも

二人は

別の場所

カ．．．．．．！？

救い出せればいいか．．．

それが無理でも

居場所だけは

把握しておきたい．．．

やはり

夜を徹して

見張りを

配している

私は、それだけでしょうか。

これまでは、これではないので、

これだけの

人数の

見張りを

配しているって

のは．．．

きくと．．

おこうさんも

この寺の中の

どこかかも

しれないぞ

．．．

しかし

これだけの

見張りに

見つからずに

寺の中を

捜し回ることが

できるか！？

もし見つかったら

．．．．．．

それだけで

約束を破った

．．．と．．．

奴ら．．．．．

きくとおこうさんに

危害を加えるん

だろうか．．．

研ノ助どの

たちだ！！

やっ、やめろ！！

無理だ！！

殺される！！

ああっ！！

裏だ！！

来やがった

ぞ！！

居た！！

あそこだ！！

ヒャッホー

殺っちま

えーっ！！

なんじゃい、

たった五人か！？

違うん

です！！

攻めに

来たんじゃ

ない！！

おっ！！

けほっ！！

あれ！！

あれだ！！

あずみだ！！

お母上が人質に

囚われ、

必配で心配で

居ても立っても

いられなくての

行動で．．．

戦うつもりなど

全く無いのです！！

ばか！！

帰るんだ！！

帰れー

っ！！

ああ

昼間の

女だぞ

何をしに

来た！？

ん！？

えへっ。

彼らを止める

つもりで来たん

です．．．．．．

だから

これで

帰ります

約束は守る。

何もしない

うほほーーっ！！

第三話だ

いくらみの意

ひゃーーっはは

ほっほーっ！！

くそーっ！！

ちっ！！

俺は約束を

守る！！

何もしない！！

．．．

怪我は

ありません

か！？．．．

．．．

！！

．．．

帰りましょう．．．

やっぱりな

俺の家も

そうだった

．．．．．．

親父は城に詰めたまま

一度も帰ってない。

だが一つ

情報が入った

幕府の金塊の

行列が宿場を

通るのは．．．

あ

明日だ

そうだ！！

明日！！

明日．．．

くふ～～っ。

な・さ・け・ねえ

なんにもできずに

国が奪われるのを

指をくわえて

見ているだけかよ

～～～．．．．．．

やめろ！！

行こう！！

毘沙門天共らに

斬り込みだ

ーっ！！

よせ！！

いっしょに

死のう！！

よし！！

死のう！！

斬り込みだ！！

無駄死には

何の意義が

ある！？

恥辱にまみれて

生きるより、

戦って死のうと

誓ったのだ！！

死ぬならば

せめて金塊の行列を

守ろうとする戦いで

死ぬべきだろう！！

死なないで

ください！！

し、志乃どの！！

志乃どの．．．

やはり

やはり、死のうと

考えておられたの

ですね．．．

もしや

．．．．．と思い

居ても立っても

いられず来て

しまいました。

．．．．．．！

私は．．．

いつも．．．

心に思い．．．

ずっと

見てきたの

ですよ

子供の頃から

．．．．．．

泥んこになって

遊び回っていた

．．．．．．皆さんを

いつも遠くから

うらやましく

見ていたの

ですよ．．．

なんで私は女に

生まれたんだろう、

男に生まれていれば

仲間に入って、

日が暮れる

まで

ああやって

無茶ができる

のにって．．．

私も、

ああやって

遊びたいと

言ったら、

父と母から

きつく叱られ

ました。

え？．．．

武家の女は

そうなの！？

俺は．．．

ずっとなんでも

皆といっしょに

悔しかったの

ですよ．．．

あれは．．．それか

十二歳ぐらいの

ことでしたよね。

天神山奥の沼に．．．

天神山奥の

沼に．．．

河童が

出るという

噂が立って

皆さんが

私を．．．

いっしょに

見に行こうって

誘ってくださって

河童です

か！？

居たんで

すか！？

ここから

すごく

遠いのよ。

めったに

人が行かない

山奥なのよ。

でも

見たい

一心で、

皆で

持って．．．

お弁当を

もう．．

ワクワク

ドキドキ

あんな

冒険の旅、

生まれて

初めて

だったわ

河童は！？

居たの！？

見たの！？

ずいぶん長いこと

沼のそばで

隠れて待った

けど、

現れなかったん

だ。

それより

帰り路を

迷っちゃって

さ。

ああ！！

おまえが

沢に

ころがり

落ちてさ。

わはは

ははは。

おほほ

ほほ。

やっと帰れた時は

夜になっちゃって、

父上や

母上たちが

青くなって

捜し回ってて

たいへん

だったんだ。

怒られたよ

なあ．．．

私は．．．．．．室に

閉じ込められて

二度と

あの者たちと

遊んでは

ならん！！

って．．．

でも．．．とっても

楽しかったわ．．

あの冒険．．．

そして．．．

あの冒険の旅で

．．．．．．

皆さんが

．．．とっても

優しい人たち

だってことを

知りました．．．

．．．

あれから

．．．

あの時から

私は．．．

．．．

！！

！？？．．．．．．

！！

あの時以来、私は

．．．．．．志乃は

研ノ助どののことが

ずっと好きです！！

研ノ助どのを

お慕いして

おります！！

！！

．．．

研ノ助を！！

お国が無くなれば

身分の釣り合い

など関係無く

なりますよね！！

ですから

死なないで

ください！！

死のうなどと

考えないで

ください！！

お願いです！！

．．．．．．

．．．

．．．．．．

．．．志乃どの．．．

そ、そんな．．．

志乃どの．．．

．．．．．．

．．．

．．．．．．

おこうさん

きく．．．

ああ～

どうか．．．

どうか

ありゃあーっ！！

．．．．．やっぱり

男だぜ！！

うへっ！！

あ～っ！！

ちくしょう～

．．．．．．

．．．

きくさんが

男！？．．．

ちっくしょう

．．．．．．

なんじゃい。

けっ！！

気色悪い

へへへーーっ！！

ざまあみろっ

てんだーーっ！！

わかったら

早く着物を

着せろ！！

あっ！！

板倉さんが

手を出すなと

言ったろうが。

す、すみま

せん．．．

ですが

あいつ

女じゃなく

男でした

あん！？

ほへっ！！

男ーーっ！？

あんりゃ

りゃあ！！

ひょーーっ！！

．．．

美しい男．．．か

これは

青龍の

ごちそうだな

おほっ！！

ひょっほ

ーっ！！

青龍に

教えるの

かよ。

きくさんは

熱があるん

です。

いじめないで

ください．．．

ほんとか！！

青龍の好物だぜ

ひょっほーーっ！！

ちょっと

待て！！

あの人質には

手を出すなと

言ったはずだ。

板倉さんよ。

あんたの指図で

俺たちを動かせる

とでも思っていたの

か！？

あんたは

俺たちを

利用しよう

としてる

だから

こっちも

あんたを

利用する

だけだ。

どういう

ことだ！？

あんたは

間違いなく

幕府の犬た

幕府の犬が

なぜ、

幕府の金塊を

俺たちに奪わせ

るのか．．．

考えりゃ

答は．．．

見えてくる。

そして、

奪わせた金塊も

また俺たちから

奪い返そうという

．．．．．なんとも汚い

策謀だ．．．．．

幕府は、それを口実に

ここの領地を奪おうって腹だ。

そう

だろ！？

！？？？．．．？？

くふふ．．．

図星か．．．

だがな

それは俺たちを

甘く見過ぎたな。

板倉さんよ

くふっ！！

ふはほははは。

やめなさい。

やめて

ください

．．．？？

や．．．やめて

このやろう

痛めつけ

たいのか

．．．

犯したい

のか．．．

どっち

なんだーっ！？

きへーーっ！！

青龍はな、

痛めつけながら

犯しまくるのが

だーい好きなんだ

よーーーっ！！

はひょーーっ！！

やっ．．．

やめろ〜〜っ。

やめろー

あ～あ

よくやるぜ

．．．

うぐっ！！

約束しよう。

あの言葉を

信じて．．．

奴らが金塊を

奪い去るまで

ここでじっと

待つしか．．．．．．

どうしようもない。

おこうさん．．．

済みません．．．

きく．．．

ごめんな

あずみ

～～～

あずみ

～～～

第四話「あと一日、

だから

．．．．．．

研ノ助どのの

お母上が人質に

連れ去られて

しまったのは

俺のせい

なのです

ほ、ほんとに

．．．．．刺客を

してらしたの

！？．．．？

あずみさん

が．．．．．．

はい．．

信じられ

ないわ．．．

．．．

この腕で

そんなに剣が

お強いの！？

すご〜い！！

そんなに

おきれい

なのに．．．

剣の達人

なんて．．．

奴らも．．

おこうさんには

何もしない．．．．．．と。

もし何かしたら

俺は絶対、奴らを

許さない！！

信じられ

ないわ．．．

すご〜〜い！！

すみません

ほんとに

．．．．．．

俺のせいで

．．．．．．

驚いちゃう

．．．．．．天下の

幕府から

追われる身だ

なんて．．．

！！

金塊運搬の行列は

早まれば明日の朝方

通過も有りうる

との事．．．．．．

もはや

一刻の猶予も

ならす．．．．．

これより

今一度、

多喜川様ら

救出の為、

我ら最後の決戦に

向かいます．．．

城に詰めていた

有志のみ三十余名での

出陣となりました．．．

戦経験を持つ

老兵が．．．

中心であります。

戦経験を持つ老兵が．．．：中心であります。

血気に

逸った若者が

これ以上若い命を

散らさぬよう

．．．．．．

このことは

どうか内密に

その決意．．．

もはや．．．

私が止めても

無駄ですか！？

．．．．．．？

はい。

止まり

ませぬ！！

．．．．．．？

襲撃を

するのか

ひょっとしたら

その、どさくさの中で．．．

きくとおこうさんの居所が

探れるかもしれない。

いや．．．．．．もし

見つかって．．．

約束を破った

と．．．

やっぱり

何もしない

万が．．．

．．．

だけど

．．．．．．

何もせずに

いて．．．

もしも

．．．．．．

どうしたーっ！！

もっとこっちへ

来てみろ！！

へへーい！！

うが～～っ．．．

ああ～～っ！！

村木殿

～～っ！！

ふはは

ははは。

さあ

来んかい！！

高野様

～～～っ。

多喜川様

～～っ。

俺も行く

仲間はずれに

ーっ！！

するな！！

おいやい

納屋へ行って

縄を持って

来い！！

頼む～っ

俺も．．

放せ～～～っ、

俺も行く！！

死ぬ時は

いっしょと

誓ったぞ！！

仲間はずれに

するな～～～っ！！

死ぬ時は俺も

おまえたちと

いっしょだ

～～っ！！

連れて

行け～～っ！！

研ノ助ーーっ！！

おまえは

死なせぬ！！

おまえは

志乃どのと

生きるのだ！！

志乃どのを

見捨てる気

かーーっ！！

国が無くなりどんな暮らしに落ちようと、

国が無くなり

どんな暮らしに

落ちようと、

おまえは

志乃どのを守って

生き抜いてくれ！！

俺たちの

あこがれの

志乃どの

を！！

志乃どの

をくっ。

く～～～．．．．．．

行くぞ！！

おおっ！！

ぐふ～

彦馬！！

文蔵！！

寛左ェ門！！

太郎！！

さらばだ

研ノ助！！

．．．．．．

ぐふ〜〜．．．

うおおお～～～っ

志乃どの～～っ。

ふははは。

決死の覚悟で

奴ら

来たんだろう

によ．．．！

ふははは。奴ら決死の覚悟で来たんだろうによ．．．

吊された

人質らを見て

意気消沈

しちまった

ようだぜ。

あれが

最後の抵抗

だろうぜ。

だろうな

．．．

明日は

金塊行列が

やって来る

俺たちの

勝負は

明日だ。

ああ

いよいよ

明日だ！！

決戦は

明日よ！！

携帯電話番号

もちろん、

そういえば、

それでは、

鬣判婚緻～

おっ！！

突撃して

来たか！？

そういえば

何！？何！！

どうなってんだよ

表は！？

申刺しだ、

串刺しだよ。

白蛇が

縄切った。

人質が、

二人

グッサリ

よ！！

その後、白蛇が

一人斬り込んで

行った。

白蛇なら

一人で

片付けち

まうんじゃ

ねえか！？

怖いよなあ

．．．．．．

ほんとに

人殺しが

大好き

なんだぜ

白蛇は

ああ、

逆らっちゃ

いけねえ。

あの二人の

女か！？

白蛇も怖いが、

俺は青龍が

怖いよ。

青龍は

怖いってより

気味が悪いせ

知ってるか！？

おまえ、

福一屋に

居る方の

人質。

お兄ちゃ

それでも

．．．

それ

それが一人は

女の格好して

男だったんだ

男ーっ！？

ほんとかよ。

きくだ！！

それを

青龍がよ

福一屋

あっ！！

毘沙門天らが

居た旅籠だ！！

あっ！！

おい見ろ！！

あそこ！！

居場所が

わかった！！

今だ！！今なら

向こうは手薄だ！！

よーし！！

助けに

行こう！！

斬り込みた

おっ！！

ーっ！！

！！

山の側から

斬り込み

だーっ！！

おーっ！！

こっちからも

来やがった

ぞーっ！！

あああ

ばか！！

あずみ！！．．．

こっち！！

裏口へ

早く！！

うおっ！！

なんだ！？

この小娘は！？

鉄砲隊

こっちだ！！

こっちへ

来い！！

出て！！

早く出て！！

うおっ！！

ぐっ！！

ばかっ！！

何をしている

早く逃げるん

だーっ！！

鉄砲隊

急げっ！！

撃て！！

あの小娘を

撃て！！

きく！！

今行く

からな！！

早く

撃て！！

．．．

よこせ！！

そういえば、

それでも、

．．．

それでも、

．．．

くそっ！！

．．．

第五話でお

しか

これか．．．柳生が

血まなこで

追う娘か．．．

なんと

上玉だ

むぎゅっ！！

何の騒ぎ

だ！？

さ．．．

さあ．．．！？

この女を

見張ってろ。

どうし

た！？

白蛇殿が

火を．．．

こっちへ

来なーっ！！

なぜ

逃げる！？

なぜ逃げる！？

死にに来たんだろう！！

死にに

来たんだ

ろう！！

こっちへ来いと

言ってるんだ

ーっ！！

来ないと～～～っ

いい女じゃ

ねえか

．．．．．．

毘沙門天殿の

ごちそうと

なるのかあ

．．．．．．

たまらん

なあ～～

うおっ！！

わっ！！

その女を

奪われる

な！！

おい、

こっちだ！！

行くぞ！！

おう！！

くそっ！！

追って

捕まえろ！！

追って

来る！！

にっ、

逃げるんだ！！

何が

なんでも

捕まえろ！！

しくじったら

殺されるぞ！！

追って

来るぞ！！

おう、

交替だ。

起きろ！！

いよいよた

．．．．．．

夜が明けたら

決戦だ！！

ああ

．．．

金塊だな

見とれよ～～っ

徳川の鼻を

あかしてやる！！

積年の恨みじゃ、

徳川め～～っ！！

興奮するぜ～っ！！

公儀金塊だ．．．

警固も相当なもの

だろうぜ．．．．．

当たり前よ

命がけさ！！

戦だな

ああ！！

戦よ！！

死んでたまる

かよ〜〜っ

おおよ！！

．．．

．．．．．．

やるか！！

おう！！

来いっ。

育龍、

交替だ。

起きろ。

交替だぜ。

お願いです、

高熱で震え

ているのが

わかるで

しょ！？

ご慈悲です、

やめてください。

静かに寝かせて

あげてください！！

おう熱い熱い

苦しいか！？

苦しいのか！？

今、いい気持ちに

させてやるぞ。

ぎへ

ーっ！！

やめな

さい！！

静まれ

婆ァ！！

どうだ！？

あずみ〜〜っ

あずみ

ずっと

二人旅だ！！

きくは俺の

命の恩人だ！！

どうした！？

きく．．．

だいじょう

ぶか！？

きく．．．

あずみ

会いたい

よ～～っ

．．．

あ．．．

しゃ．．

ん！？

しゃぶって

あげるよ。

もっと

いい気持ちに

してあげるよ。

いっぱい

しゃぶって

あげるよ

．．．

その手にゃ

のらん。

食い千切ろうって

カ！？．．．．．．

どうした！？

噛み切ろう

としやがった

のか！？

このやろう！！

きくさん

許して

許して．．．

．．．

殺される

あ．．

あ．．．

あずみ

あずみ．．．

きく！！

あずみ

～っ！！

ずっと

人旅だ！！

ほんとか！？

俺がきくを

守ってやる！！

きく！！

あずみと

いっしょに

生きたい

よ～～っ！！

助けてよ～～

見えない

なんとか

撒いた

かもしれ

ないぞ

あずみさん

完全に

気を失って

いる．．．

ど、どう

しよう．．．！？

水を汲んで来て

．．．．．かけたら

気付くかな．．．

水を汲む物を

探したりしなきゃ

ならん．．．．．．

奴らに見つかる

恐れがある．．．

．．．！？

今はまだ

出歩かない

方が．．．

そうだな

それに

あずみさんは

．．．．．．！

研ノ助の

母上と．．

きくさんを

救い出し

たくて

必死なんだ

．．．

気が付いたら

．．．．．．

あずみさんは

また．．．

行くに

ちがいない！！

女なのに

．．．．．一人で

救い出そうと

必死なんだ

．．．．．．

そんな

．．．．．．？

無茶だよ

無茶だ

．．．

たった一人で

．．．事が

終わりゃ．．．

あいつら人質を

解放するんだ

ろう！！？．．．

それまで

このまま気が

付かない方が

あずみさんの為

じゃないのかな

．．．．．．

そうだな

その方が

はい！！

食事を

とって

ください。

お願い

です。

縄を解いて

ください

志乃どの．．．

死にに

フフフン．．．フフェント

ああ

解いたら

行く気で

しょ！？

ですから

解きません

あいつら

今頃．．．

もう～～っ

研ノ助どのか

死んだら．．．

志乃も

死にます！！

！！

ぎゃはっ！！

くかか

かかか。

！！

ほへっ！！

すげえ音が

したぞ！！

ありゃ！！

痙攣しち

まった．．．

俺たちは

．．．．．．

俺たちは

なんと無様

だ！！

くふ～～っ

．．．

無様だなあ

く～～～．．．．．．

第六話「天下の私鉄

．．．その日の

夜が明けた。

いよいよ

だな．．．

ああ

金塊を奪って

しまえば、奴らも

宿場からいなく

なってくれるん

だろうな！？

そりゃ

．．．

そのはず

だ．．．

奴らが狙う

御公儀の

金塊行列は

どうやら今日

やって来る

らしいぞ

うん

あと

わずかの

辛抱だ

．．．

そのようだ

奴らが

去ったって．．．

女房

汚され．．．

おもちゃに

されて．．．

おら、

救われねえ～～～っ

古女房

使われたぐらい

なんじゃい。

おらの娘は

まだ十五の

生娘だったん

じゃ～～っ。

へっ！！

生娘だったか

どうか

わかったもん

じゃねえ。

なんじゃ

とー

ーっ！！

やめろ！！

くっふ〜〜っ。

ありがとう

やめなって！！

くっそ

ならぬ！！

もはや

これ以上

犠牲者を

出しては

ならぬ！！

よいな！？

余の命令

じゃ！！

こらえて

くれ．．．

で、では．．．．．．

金塊を奪われるに

まかせ．．．．．．

く、領地を召し上げ

られるを．．．．．．

ただただ

受け入れよ

と．．．

殿～～～っ．．．

こんな汚い手を

使う幕府です！！

領地を

取り上げた上に．．

と、殿にどのような

理不尽な御沙汰が

下るのか．．．．．．

そうです！！我ら

もはや命など．．．

ならぬ！！

頼む！！．．．

もう

これ以上

余の家臣

誰一人死んで

ほしくないのじゃ！！

ぐっ．．．。

ううう

ー同時刻

江戸

二代将軍秀忠は．．．

柳生宗矩と．．．

その配下の

わずかな

供のみを

引き連れ

朝駆け

と称して、

郊外まで

馬を走らせ

ていた．．．

秀忠の妻は

淀の方の妹。

すなわち

織田信長の妹

お市の方の娘

であり、

秀忠より

７歳年上

となる。

秀忠はこの妻

お江与に頭が上がらず、

将軍でありながら

側室を持つことを

許されなかった。

．．．しかし

秀忠には

宗矩と、ごく

わずかな側近

しか知らない

秘密の側妻と

隠し子が居た。

昔、朝駆けの

途中、見初めた

農家の娘であり

妻とは対照的な

控え目で従順な

女であった。

家は新築させたが

警固の者を置き

その子、供々

農家に住まわせ

続けてきた．．．

梵天丸

そろそろ

元服を

せねばな。

はい！！

父上．．．

私に

領地を

くださると

いうのは

誠でござい

ますか！？

ほんとう

だとも！！

おまえを

いつまでも

日陰の身に置いて

おくものか！！

元服とともに、

一国一城の主に

してやるぞ！！

ありがたき

幸せ！！

まずは

小さな領地だが

治めてみよ。

みごと

治めきれた

なら、

いずれ

もっと

大きな領地を

与えようぞ！！

梵天丸様の

お世話は

気苦労も

多かろうが、

あと

わずかじゃ。

平抱せい。

はっ！！

．．．

宗矩に

何を告げロ

してたのだ！？

いえっ．．．

告げロなど

決して．．．

！！？．．．？？？

宗矩、

この者らは

陰・日向が

有り過ぎて

困る。

どっちが

安らくのう

ほんとに

おまえは

安らげる

梵天丸が

喜んでくれた

ぞ．．．．．．

その領地：

抜かりなく

改易できる

な！？

はい。

今日、

明日には

事は終わる

はす．．．

奪わせる

金塊も、

全て

取り戻すの

だぞ。

無論。

お任せを。

．．．その領地

金塊行列を

見てまいり

ました！！

あと一刻（二時間）

ほどで到着

するものと

思われます！！

うむ

で、

護衛の

人数は！？

前方に鉄砲五丁、

長槍十四名、

荷車を囲んで

手練と思われる

剣士十六名、

後方に長槍八名！！

なるほど

．．．．．．

四十数名

．．．．．．か

別動隊は

無かったか！？

はい、

広く前後を

見てまいり

ましたが

見当たり

ません。

嘘など

つかぬ。

教えたとおりだ。

聞いての

とおりだ！！

手筈通りの

配置につけ！！

うん！！

狙い撃ちに

格好の

場所だ！！

俺の合図で

一斉射撃だぞ。

いいな！？

はい！！

行列がここまで来たら、

行列が

ここまで

来たら、

一斉に

鉄砲を

あびせ．．．

一斉に鉄砲をあびせ．．．

それを

合図に

前後から

狭み、

討つ！！

作戦は全員に

把握させて

おるな！？

だいじょうぶ

です。

その値打ちも

さることながら、

憎っくき徳川の

金塊ときちゃあ

これほど

奪いがいの

ある物は無い

全員、目の色が

違う！！

楽しみな

ことだ！！

だろうな．．．？

奪った後も、

板倉と、

やって来る

徳川の

追っ手共

との一戦が

待ってるぜ

．．．．．．！

くははっ。

ひょほ

ーっ！！

！！

？？？．．．

．．．

あっ！！俺は．．．

気絶させ

られた．．

あっ！！

あずみさんが

気が付いた！！

あっ！！

あずみ

さん！！

皆さんが

俺を助けて

くださった

のですね！？

ありがとう

ございます！！

毘沙門天が

いたのに

よく．．．

塀の外から見てたら、

塀の外から

見てたら、

毘沙門天が

あずみさんを

四人に

見張らせて

立ち去ったん

で．．．．．

今しかない

と思って

なっ！！

ああ

必死

だった

よな．．．

ありがとう

ございます。

何とお礼を

言えば．．．

ほんとに、

ありがとう。

まだ痛み

ますか！？

だいじょうぶ

です．．．

すっかり

夜が明けた

のですね。

あ．．．

ほんとだ

．．．

俺たちも

眠って

しまった

い．．．．．

行くんですか！？

宿場に．．．

おこうさんと

きくの捕らわれ

ている場所が

わかったん

です。

救い出しに

行きます。

待った方が

いいです

きっと

そのまま

宿場を

立ち去る。

それまで

待った方が

いいよ．．．

そうです！！

奴らは金塊を

奪えば、もう

人質には用が

無くなる。

我々も、

そう

決めたん

です．．

もう．．．

もう俺たちは

あきらめたの

です．．．

国が奪われる

ことを．．．

堪え忍ばうと

．．．．．．？

決めたのです！！

くっ．．．

皆さんは、ぜひ

そうして．．．

ここに

いた方がいいと

思います。

あっ！！

あすみさん！！

行っては

だめです！！

殺されます！！

だいじょうぶ！！

おこうさんときくを

救い出すだけなら

俺一人でやれます。

奴ら全員を敵にして

戦う気など、毛頭

ありませんから。

誰も

いない

もう、

行列襲撃の

為．．．

出はらったのかな．．．

出はらったの

かな．．．

．．．

おこうさん！！

！

．．．．．．

きくは！？

きくは

どこですか！？

当ご．．．！

当日．．．！！

．．．！？？？アンス？

えっ！？

きくは！？．．．

第七話さん無残

き．．．きくさんを

散散いたぶった

あげく．．．

！？？？．．．

う．．．う

裏に．．．

捨てさせに

～っ．．．

うう～～

！！

ごめんなさい

私はなんにも

できす．．

す、捨てる

！？

きく！！

．．．

な．．．なんという

姿に．．．．．．

きく．．．

惨い．．．

どれほど

殴られた

のた！？．．．

この顔は．．

きく．．．

きく

きく．．．

犯そうとした

きくが．．．．．．まっ

男だった腹癒せと

．．．．．．

憂さ晴らしに

．．．．．．！

寄ってたかって

こんなに

なるまで

殴り殺した

のか～～

おのれ

くっ！！

痛かった

ろ〜〜っ

苦しかった

ろ〜〜っ

悔しかった

ろ～

―――カ．．．

この領地の領主と

家臣たちは

もう、浪人らとは

戦わない、と

決めたものの．．．

幕府の金塊が

奪われる時．．．

ただ城にて座して

いた、とあっては．．．

幕府に対して

あまりに

申しひらきの

しようもなく、

議論の結果、

領内の通過を

警固し見送る

という形だけは

示そうという

結論に達した。

聞いて

まいりました！！

総出で

宿場街道に

出向くとの

ことです！！

いえっ、

どなたも

戦の身支度は

しておられません！！

なにっ！！

総出で

戦わず、

やはり

決戦か！？

行列を見送る形だけを示そうとのことです。

行列を

見送る形

だけを

示そうとの

ことです

殿も自ら

御出馬だ

そうです！！

なに〜〜っ！！

し、志乃様

．．．我々は

どうすれば

！？

おらっ！！

もっと自然に

振る舞え！！

おまえらは

行列が

不審に思って

警戒せぬ為の

囮なんだ。

しっかり

芝居しろっ

てんだ！！

ふははは。

ん！？

なんだ！？

おい、

どうした！？

何をしてる

か！！

配置に

戻れ！！

！！

あずみ！！

で、出合え

ーっ！！

皆、

出ろ！！

出合え

ーっ！！

あの女を

斬れーーっ！！

斬らねば

金塊強奪の

最も大きな

障害となるぞ！！

斬れーっ！！

あーっ！！

なんじゃあ！？

あーっ！！なんじゃあ！？

この小娘が殺ったのか！？

この小娘カ

殺ったのか！？

この領地の人たちに

悲劇をもたらす

金塊強奪も．．．

おまえたちに

とっては、

生きんが為の

手段なのだろう

．．．と、

かかわる気は

なかったが．．．

病の身の．．

きくが．．．

あんな酷い仕打ちを受けて

殺されねばならんほどの．．．

その女は

凶器だ！！

金塊強奪を

潰されるぞ！！

その女を

斬れーっ！！

何〜〜っ！？

．．．．．．？

金塊強奪を

潰すーっ！？

何をした

ーっ！？

許さん！！

なっ．．．なっ．．

この女～～っ！！

斬れーっ！！

早く斬らねば

金塊も手に

入らぬぞーーっ！！

あっ！！

おおっ！？

きっ．．．

斬り合って

る！！

女だぞ！！

．．．ファックス！

女が．．

一人か！？

あっ！！

あずみさん！！

！？？？

何を

している！！

一斉に

かかれ

っ！！

こっこっ

この女、

何のつもり

だーっ！？

邪魔する気

かーーっ！！

この女～～っ！！

ぶっ殺せ！！

この

やろう

ーっ！！

もうすぐ

金塊が

来るぞ！！

一斉に

かかるん

だーっ！！

で、今は自分の思い出をしていたので、

やろう！！

ぶっ殺せ

ーっ！！

この女

ーっ！！

何の騒ぎ

だ！？

あの小娘が

一人で

斬り込んで

来たーっ！！

むっ無茶苦茶

強いんだ！！

大勢

斬られた

～～っ！！

あの娘．．．

侮れぬようだ。

手前で

待ち受け

鉄砲で射止めよう。

待て！！

わかった！！

俺に任せな。

可愛い娘と

思ったが、

邪魔だて

するとは

許せねえ

蜂の巣に

してやる！！

な

なん

おっおっ

お〜〜いっ

．．．！！

やろう！！

き．．．さ．．

金塊が．．．

ち

あずみ１５

ビッグコミックス

きく無残

え

ジロ

１９９９年１０月１日初版第１刷発行

発行者

ヒロ稲リアの

．．．

©Ｙｕ．Ｋｏｙａｍａ１９９９

ミモ

凸版印刷株式会社

克

ＩｓｐＮ４－０９－１８５０５－３

（検印廃止）

発行所

（〒１０１－８００１）東京都千代田区一ツ橋二の三の

１週間ほど２０１５年３月１日土曜日に２００７年９月１５日（日）月日日（土）日（金曜日）

振替１００１８０－１２００９年１２月

これからの一部あるいは今年を経てて実現したのですが、お客様のお客さんのサービスというのは、上位、放送等をすることに法律ではありませんでした。これから場合を除き、寄付者などの出版をの提出をしていますが、アープレーションの

本来事の一言見合いは今回全国ですが、平成２３年度となりました。あらかじめ小学校で学校を入れません。そこまでは日常の被害者をすることは、法律で認められてください。事故本には自分が出演してみましてもおりました。２２場合全体を寄付者は３５０万円程度ですが、万一、落下品丁などの不良品制作品（２０１７年１０月２６日）

そんなことなんです。あのかもしれませんが、かわりましたら、「自作用」あってしまっていたのですが、すでにきっと、「本日は「今日」なんだから、返事が出来ればしてお取り替えいたそれまでが、カー、ネットでます。朝時間、「ＴＨＬＩＤＥＲ」というのは、

がありましたら、これはあっても良い日本製作権センター変化が出来るのですから

私は「本製作権セク」で売却取締約不審の一部までは今回お客様で実行してください。することは、著作権法上での例外を描きたいのですが、あれでいます。本書から捜写を希望さ

本当の一部会社は全て無理ですが、日本戦写撮センターロビーアする二は、本日の日記の３時間に３０１５年１０月３０日に２０１７年にご連絡ください。

編集２０１６年１２月２０日、販売日（２３０１３年４月１５日）３４日

Ｐｒｉｎｔｅｄｉｎ、Ｊａｐａｎ

毘沙門天らは

どこだーーっ！！

「あずみ」第１５集一完

あずみ

９７８４０９１０９０年１０月１８日１８：０５５

１１月１０日に１１／１１日の９７８４０９１８５０５３年

Ｐ２９９７９００９５２９０７９年０５４

１９２９年１１月１８日には、１９７９７００５０５４

Ｉｓ８Ｎ４－０９－１８５０５５－３

ｃ９９７９¥５０５Ｅ

定価：「本体８００円＋税

雑誌４５６９０一５５

小学館

１５番のあらすじ

再び旅を始めたあずみときくだが

途中できくか病にこ倒れた。通常の薬

草などでは全く手に負えぬため、あ

すみはきくのために、やむなく最寄

肌の衝動的にある藩へ医者を求め

で身を寄せた。しかしその潜は、渡される研究の限りを見て、

これをすると、しかしての俺は人ともが理不尽の限りを尽くす無駄だ。

えーっと．．．で、世帯となっていたのだった。あずみ

は面倒をさけるため、きくの谷態が

よくなりしたいすぐｉちまるつもり

が、事情が複雑になり．．．！？（第１話）