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8月20日にSUPEROR

三千

...

BlG.coMCSUPEROR、

小山ゆう

血化粧

二十血化粧

いゆう

...

.血化粧

20.血化粧

第一話「夢と望み」。

第二話「特別な人」は

第三話「仲間の救出」の

第四話「動き出す刻」の

第五話「鼓動」が

第六話「蜂起」の

第七話「血化粧」の

第一話、夢と望みの

宿場を占拠した

野盗の群れを

たった一人で

全滅させた、

あずみという

小娘がいた

.....という

噂を耳にしたが

おまえの

ことか?

...

そのよう

だな...

この領地が

取り潰されず、

あなた方が

いつまでも

暮らしていける

よう尽力せよ

.....という

使命を受けて

来たのです

その俺を

殺そうとした

理由は...

きっと

何か誤解が

あってのこと

ですよね!?

はははっ

あずみ殿も

”姫”などと

我らを救いた

ことでもあるし、

彼らから

あのような

噂を聞いた

ので...

ちと、

腕試しを

したのです

くす

はっはッは

ははは。

フフラッチンフラフラを

腕試し、

ですか

そう言って

いただけた

なら、

殺さずに

対応できた

のに...

はっはっほっは

そうでしたな。

これは

失礼を。

今まで

感じたことの

無い...

足がすくむ

ほどの恐れを

感じたのは

なぜだ!?

あずみは、この地で

命を落とすよ。

とっても無惨にね

殺される

覚悟は

いつだって

できていた

つもりでいた

のに......

ドッコン

どうしたと

いうんだ!?

馬の世話をされる方が

待っていたけど、

渡って来る

時刻を決めて

いるの!?

ナいナいオ

渡って来るつもりで

いたのか!?

うん......

いろいろ聞きたい

事があって

来たんだ。

そしたら

丁度...

...

そうか。

羅刹鴉!?

羅刹鴉!?

...

国境警備隊を

皆殺し!?

そんな

凶暴な者たちを

玄斎さん達が

迎え入れたの

!?......

ほんと!?

......

やっぱり

知らなかったん

だね...

なぜか

なあ...!?

俊次郎の考えている。

歴史にかつて無い

新しい理想国家

というものに

玄斎さん達も皆、

感銘を受け...

今、その

実現に向けて

着々と進めている

はずなんだけど

なあ......

どうして

そんな凶暴な

者たちを

やっぱり

発案者は

俊次郎との...

ああ、

国境の

大砲ね。

あれも

感心した

よ。

え!?

俊次郎と

烏丸天山さんの

二人は、ほんとに

すごい博識で

研究熱心だね。

大砲造りだって

そうだった。

考えてみれば

あの二人が

来てから、

革命が

始まったん

だな...

大砲造りも

俊次郎どのと

天山殿...

天山殿は

過労で

お倒れになり、

療養所に

おられます。

金や鉱石を掘り、

産業を果す。

烏丸天山さんと

俊次郎が

やって来てから、

農民たちは

雪に閉ざされる

期間も、ずっと

働き続け

られる...

豊かになった

...と皆、

喜んでいるよ。

あの金山の

すぐそばに、

こんな町が

できていた

のか.....

産業を興し

広めていく、

そうしてこそ

国が豊かになる

のです!!

俊次郎とのは

あの時

話ってくれた

大きな夢を

こんなにも早く

実現しつつ

あったんだ...

...

大砲や鉄砲

なども、

ここのどこかで

造られている

の!?

どうかな。

探ったことは

ないよ。

皆が生き生きと

働いている。

確実に以前より

豊かになってる。

あーーっ!!

静音様だ!!

静音様が

お見えに

なられた

ぞーっ!!

ああ

~っ!!

静音様

!っ!!

ほら、

こうなるから

あまり

入っては

行けないよ

静音様!!

来てくださった

のですか!!

どうぞ

寄っていって

ください!!

ぜひ!!

いえ、

ゆっくりは

していられ

ないんです

他も回らなく

てはならない

から。

ありがとう

ございます!!

静音様

~~っ!!

いつでも

祈り続けて

おります!!

静音様!!

静音様が決して

知っております。

何も受け取られないことは

ですが、

私の心が

苦しみから

救われたのは

静音様の〝教え〟の

おかげなの

です!!

私の感謝の

気持ちです。

粗末な弁当

ですが、

精いっぱいの

気持ちを

込めて

作りました。

どうぞ

くたさい。

ありがとう

その気持ちを

込めて、神に

祈りなさい。

召しあがって

それだけで

よいのです。

私に与える行為は

必要無いのです。

私は何も受け取る

ことはできないのです。

いいですね!?

そのお気持ちだけを

ありがたく頂きます

から。

神は

見ています。

きっと

あなたに

御加護が

ありますよ

じゃあ

どうやって

暮らして

いるの!?

食事とか

ご両親が

おられるの!?

静音様は

お布施すら、いっさい

受け取らないと

聞いたけど...

そうか...

あずみ

だけはうっ

あの橋を

渡って来れ

るんだね。

今日も

来ようと

していたし。

行ったら

まずい!?

...

うん...

しょうがないな

...

ちょっと

恥ずかしい

が.....

あずみだけは

特別だ。

来るかい!?

.....

いいの!?

親はいない

育ててくれた

乳母が一人

いるだけだ

え!

その乳母さんと

二人暮らし

?!?...

乳母が田畑を耕し、

下の谷まで降りて

魚を獲り、

育ててくれた。

それが

近ごろ

病がちで、

今日も

寝ているよ。

じゃ...

食事とか

どうして

るの!?

...

うん.....

自分の事は

自分でするに

決まってる

じゃないか

何を言って

るんだ!?

あずみ

だって

そうだろ!?

だけど

あれだよ

ちょっと

ここで

待っていて

くれないか

ひと片付け

したいから。

驚いた

あの.....領民たちの

信望を集め、

神の子と崇められて

いる静音様が

こんな

粗末な家に...

ほんとだ

田畑が

いいよ!!

入りな!!

ここには

誰一人

渡って来れ

ない...

だから、

静音様の

この暮らしの

現実は...

誰一人知らないん

だな......

お邪魔します。

あずみと

申します。

ああ...

...

よう

おいでなさい

ました...

......

...

だめだよ。

病人なん

だから、

なんにも

しなくて

いいから

あっ!!

ほんと

です。

どうぞ

お気に

なさらず。

減ってる!?

簡単な

食事なら

すぐ作るよ。

いや、

いいよ。

気に

しないで。

...

正直...

驚いてるんだ

...

何を!?

俊次郎どのは以前から、

産業を興し、国を

豊かにしたい!!

という大きな夢を

抱いていて...

今、りっぱに

それを実現

させつつある...

そして...

そして...

力も

地位も

手に入れて

いる...

玄斎殿たちは

力で権力を

手に入れた。

それにひきかえ、

静音様を見れば......

この国での

存在の大きさに

比べ......

この、

あまりの

質素な

暮らし

いったい

何なの

ですか!?

静音様の

夢とか

...

望みとか

夢...!

得たいもの

.....とかは

望み...

得たいもの...

静音の!?

静音自身

の!?...

うん!!

......

小西静音は

私欲を持っては

ならないんだ。

神の使命を

果たすのが

宿命なんだよ。

逆に聞き

たいよ。

あずみこそ

何が夢や

望みで、

わざわざ

この地に

無惨に

命を捨てに

やって来たん

だよ!?

第二話特別な人

教えてくれよ。

いったい

何が望みで、

わざわざこの地に

無惨に命を捨てに

やって来たん

だい!?

ん!?

......??

人は......それぞれ

世の役に立つ使命を

果たす為に生まれて

来た...

と、教わって

育てられた。

今は...

そうなのか

な!?....と

わからなく

なる時も

ある...

だけど、

俺を含めて

十人の仲間は

使命を果たす為に

訓練を受けて

育ち...

早く

大きな使命を果たし、

世の役に立ちたい!!

...と強く願ったんだ。

そして...

何の使命も

果たせず

死んでいった、

仲間たちや...

その他の仲間も

...

使命の途上で、

死んで

しまい

その皆と...

育ててくれた

爺が...

俺一人と

なった..

皆の無念や

やり残した

夢や...

期待が...

上から俺を

見ている。

俺にかかって

いる...

俺は、

皆の分も

大きな使命を果たしていかなきゃ...

大きな使命を

果たして

いかなきゃ...

そう

したいんだ!!

へー...?

驚いた

フフフライランドの

なんだか...

あずみのことを

好きになって

しまいそうだよ。

...

あっ!!

あずみ

姉ちゃん!!

来てたのか

がっち!!

変な格好

してるんだな。

女なのに

刀なんか

差しちゃって

剣術を

やるのか!?

ちょっとな。

ゆうべの

お礼を持って

来たんだ。

ん!?

俺の宝物の

つだけど

あずみ姉ちゃんに

あげる。

これ!!

あっ!!

蛙の形

してる!!

だろ!?

すごいだろ!!

俺が見つけた

石だよ。

あげるよ。

あずみ姉ちゃんは

特別だ。

ほんとに

蛙に見える

!!

目も有る!!

あははは。

目も有る!!あははは。

じゃ、

遠慮なく

もらう。

いいのか!?

宝物だろ!?

ありがとう。

今日も

お米、

持って行く

!?

わかって

ねえなあ、

それじゃ

”おこも”に

なっちまう

じゃねえか

見つからず

わからずに

盗み出すのが

醍醐味なんだ

ぜ!!

しかも相手に

盗まれた事

気付かれちゃ、

これまた

だめなんだ。

俺はね、

一つの家で、一度に

たくさんは絶対

盗まねえんだ

だから

相手は、

あれ!?

ちょっと

減ったような

気もするが

気のせい

かな!?

.....と

わからねえから

癪にも

さわらねえし、

そうして

うちじゃ、

お父も妹も

飢え死にせずに

飯が食える。

それで、みーんな

丸く納まるんじゃ

ねえか。

だろ!?

なーるほど

今日の飛猿と

連絡を取り合う

時刻は...

しつ半が

がっち、

飯にするから

いっしょに

食おう!!

ほんとか

ーっ!?

いいのか

っ!?

夢!?...望み!?

小西静音は

私欲を持っては

ならないんだ。

神の使命を

果たすのか

宿命なんだよ。

あずみこそ

何が夢や

望みで...

...

がっち。

ん!?

がっちの夢は

何!?

夢!?

大人に

なったら

どんな男に

なりたいか

...って

ことか!?

うん。

そりゃあ

でかいぜ!!

何!?

俺、

水、

大、

大、

だい~~~

~~

尊敬する

あこがれの

お人が、

二人

いるんだ!!

静音様と、

金山奉行の

俊次郎様の、

お二人さ!!

ふーん

そうなん

だ...

いつも遠くから

あこがれの目で

見ているだけ

だけど...

まだ俺は

餓鬼だから

しょうがない

もんな

早く

早く大人になって

お二人のそばで、

なんでもいいから

お二人の、うーんと

お役に立つ男に

なることが

俺の夢

なんだ

ふーん

!!

こっち

でしたか、

話し声が

聞こえたんで

......

あずみさんを誘いに来たのです。

あずみさんを

誘いに来たの

です。

いっぱい

お話

したいし、

私の仕事も見て欲しいのです。

私の仕事も

見て欲しいの

です。

がっちも

いっしょに

行こう。

いっ...いっ

いいの!?

...

人は...一生懸命

働けば、働いただけ

豊かにならなければ

ウソです。

今、

ここでは

現実に、そう

なりつつ

ありますよ。

そのことが

ますます、

皆の働く意欲を

掻き立てるのです。

ところが、

生産的労働を

しない

武士階級が

この利益を

年貢として

取りあげて

いる。

私は

かねがね

この制度は

間違っていると

思っているの

です!!

あずみさん!!

はい

私は変革して

みせます!!

今の

徳川幕府の

体制とは

全く違った

理想の国家

というものを、

きっと

この領地で

築きあげて

みせます!!

何か騒いで

ますね...

煙がすいぶん

出てますよ、

火事ではないの

ですか!?

火事ではないのですか!?

いや、窯の炎の調節が

うまくいかないんでしょう。

火が消えたら

やっかいなので、

ちょっと急いで

見て来ます

あすみさん

待っていて

ください。

すぐ戻り

ますから

あ!!

俺もちょっと

人と会う

約束の刻

なので...

また、

俺の方から

うかがいます。

そ...

そうです

か...

あずみ

姉ちゃん、

す、す、

すげえじゃ

ねえか!!

そろそろ

那猿と連絡の

刻かな...

がっち、飛ばすぞ!!

しっかり撮まってろ!?

がっち、

だいじょうぶ

か!?

そうか。

馬で

飛ばすのは

初めて

だったのか

悪かったな。

ごめんよ。

だ、だ、

だいじょうぶ

だい!!

あずみ

姉ちゃんって

どういう人

なの!?

なんで

俊次郎様が

あんな

...!?

す、

すごいよ!!

俊次郎様の

方から

迎えに来る

なんてさ。

ねえ

ねえ...

俊次郎

どのとは

この地に来る

以前からの

知り合い

なんだ

へー...

だ、

だけどさ

すごいよ

っ!!

!!

...

あ!!

あずみ。

!?

...???

待っていたら、

居眠りして

しまったよ。

こ、今度は

静音様か

...

あずみに聞いた

羅刹鴉とかいう

者たちの事が

気がかりで、

確かめに城に

行って来た。

その、羅刹鴉

なる者たちは

どこかに

出かけて

行ったといって

会えなかった

玄斎さん

たちの

言い分は

こうだ。

うん。

......

彼らは

兵法に長け、

粗暴な面も

ある者たち

ではあるが

大阪の陣で

共に豊臣方

として戦った

戦友たちである。

どこにも

仕官が

かなわず、

自分たちを

頼って来た

からには、

追い返す

わけには

いかない...

そう

言っていた。

そう

ですか

国境警備隊を

殺してしまったのは

誤解を受け

攻撃された為

やむなく反撃

したまで...

と言っていた

どう思う!?

あずみ

私は..

玄斎さん

たちに、

騙されて

いるのか

なあ...

騙されて

いるよ

だけど

...

だけど

純粋な静音様

には言えない

なあ...

俺には

わからない

あずみ...

ん!?

きっと

うまくいく!!

フフフラスラ...

だいじょうぶだよ、

心配しなくても、

じゃあな!!

どうなってるの!?

どうなってるの!?

どうして

わざわざ

お二人の方から

あずみ姉ちゃんの所へ

やって来るの〜〜っ!?

あっ!!

そうか!!

そうか~っ!!

あずみ

姉ちゃん

きれい

だから

そうか

そうなん

!!

うおっ!!

間違いないよ!!お二人共、

あずみ姉ちゃんのことを

好きなんだよ!!

だけどな...

二人共って

わけにゃ

いかないぜ!!

だから

どっちが

好きなんだ

!?...

あずみ

姉ちゃんは

......

いったい...

ねえ!!

静音様!?

俊次郎様!?

第三話仲間の救出

あずみたと

わからない方が

いいに決まってる。

だから、

用意した

おっ!!

着替え

な。

念をおすが

ほんとうに

忍びの訓練も

積んであるん

だな!?

だいじょうぶ

だよ。

それより

飛猿こそ

肩の傷が

痛むんじゃ

ないのか!?

心配いらん

じゃあ

行くぜ!!

うん!!

城侍供

城奪還の

作戦を

練っているん

だろうな。

どうかな

どのみち

勝ち目は

無いし、

命は惜しい

このまま

済し崩しに

諦めるんじゃ

ないかと

俺はみてる

がな。

今、ここが

どの辺りか

わかるか

!?

ここだろ

!?

たいした

もんだな...

城に

来るたび

地形は

意識して

頭に

たたき込ん

だよ。

......

フフラステラストアルは

おまえを

鍛え、育て

あげたという

爺ってのは、

おまえを鍛え、育てあげたという爺ってのは、

ほんとうに

すごい人物の

ようだな

......

恐れ入ったよ

かがりと...

うつぼは

この辺り、

はつねは

この辺りの

室だった。

うん

わかった。

なら、俺は

かがりと...

うつぼ、

あずみが

はつね。

うん!!

落ち合う

場所は、

ここだ。

わかった!!

飛猿は

二人分の

刀を、

見張りから

奪わなきゃ

ならんよ。

任せ

とけって。

あーーっ!!

あずみちゃん

だーっ!!

はつねさんが

俺の同志なら

いっしょに

逃げよう!!

もし

玄斎たちの

側なら、

大声を

出しても

いいよ。

殺したり

しない。

あはは

ワン...

ーっ。

格好

いい~~っ!!

あずみちゃん!!

ここを

突っ切って

行こう!!

ここを突っ切って行こう!!

ここからなら

もう

わかるな!?

わかる!!

わかる!!

見張りはほとんどが

領民たちだから

絶対斬らないで

峰打ちだよ!!

いいね!!

うん!!

うん!!

あっ!!

・曲者

だーっ!!

お侍さまーーっ

曲者でござい

ます~~っ!!

何ーっ!?

城侍供が

攻めて来た

のかーっ!?

いえ...

中から

曲者が...

逃げて行き

ます~~っ!!

逃げる

ぞーっ!!

いいのか

ーっ!?

さいなら

ーっ!!

どうしたん

だ!?

かがり殿も

はつねさんも

様子が変だ.....!?

あーっ!!

くそっ!!

藤堂と佐川だ!!

この間、崖で

撃ち落とした

忍びだな。

生きて

おったか。

あの二人は

腕が立つ

どうするか!?

飛猿は左をあまり

使えない...俺一人で

この二人相手に、

四人を守れるか!?

俺が

鍔迫り合いを

してる間に

逃げて!!

逃げろ

ーっ!!

走り

続けろ!!

あ!

うつぼ!!

あっ!!

あっ!!

ぐお~~~

俺はもう

だめだ

ーっ!!

置いて

逃げろ

っ!!

逃げるんだ!!

うぶっ!!

もういい

やめようぜ。

もはや不用となった

あいつらを逃がした

ところで、

なんの

問題も無い。

しかし、

あの忍び...

腕が立ったな...

なんとか

撒けた

ようね。

だいじょう

ぶだ...

傷は浅い

済まん...

うつは殿を

守りきれなかった

...???

あの二人には

俺も山で

出会い、

危なかった

...!!

......

凄腕だ

皆...

覚悟は

できてるさ。

......

それより、

これからどこへ

隠れるの!?

あの屋敷に

戻るさ。

えっ?

奴らに

知られて

るよ。

たとえどこに

隠れようと

いずれ探り当て

られる。

ならば

襲撃を

受けた時

戦い易い

場所...

として

あの屋敷は

便利だ。

それに.....奴らは

どうやら、

俺たちの

行動など

どうでもいいと

考えている

ようだ...

ん!?

えっ!?

つまり...

奴らの

やろうとして

いる目的は

......

飛猿!!

来てくれ!!

どうした!?

二人が苦しがって

いるが......

初めて見る症状で

......俺には

わからないんだ

苦しがって

いる!?

どこが

苦しいんだ!?

痛いのか!?

俊次郎の所へ

連れて行って

~!!

俊次郎どのの

所!?...

そうだ!!

俊次郎の作る

あの薬だ!!

あの薬を

飲ませろ〜〜っ!!

今すぐ

俊次郎の所へ

連れて行けっ!!

あの薬だ!!

あの薬を

飲みたい!!

煙を吸うの

でもいい!!

あれが欲しい!!

...

俊次郎が作ってる

あの薬だ~~っ!!

!?

あああ~~~っ!!

欲しい~~~っ!!

第四話、動き出す刻

俊次郎様

あの...

あの...

俊次郎様。

俊次郎様。

!!

俊次郎様。

すみません。

こんなに朝早く

またお休みの

ところ...

いいんですよ。

何の用ですか!?

ううう~~~...?

あの女

俊次郎が

寝言にまで

名を呼ぶ...

あずみ...

そうですか

......

かがり殿、

はつねさんが

...

私の

作る薬を

欲しいと言って

苦しがって

いる...

はい。

たいへんな

苦しかりよう

なんです。

どうして二人が

!?

玄斎殿たちが

飲ませていたのか!?

俊次郎どの。

あ!!

それを飲ませれば

治まります

ですが、

くれぐれも

量を間違えない

ように

わかり

ました。

でも..

わかり

ました!!

すぐ用意

しましょう。

いったい

どういった事

なのですか!?

俺は

初めて知る

薬です...

なぜ、あんなに

苦しがって

欲しがるの

ですか!?

これを飲ませて

治まっても

また苦しがって

欲しがったりは

しないのですか!?

この薬は...

たとえは

大きな傷を負い、

のたうち回っている

人間の苦痛を

和らげる効力が

あり、

えっ!?

また...

別の使い方を

すれば、

疲れをとり

体の中から

働く意欲が

溢れてくる

すばらしい

薬です。

そ...そんな薬が

あったのですか

......

知らなかった

...

かがり殿

はつねさんは

どういう理由か

わからないが

......!使い方を

誤ったとしか

思えない...

........

よし!!

大急ぎで帰って

二人に飲ませます!!

タベ

城侍が二人

殺されたって

いう噂は

ほんとうか!?

何!?

まさか...

なぜ城侍が

殺されるん

だよ!?

城を乗っ取られた

城侍の方が、

奪った浪人衆や

わしらを

殺したがって

いるんじゃ

ないか

あべこべ

だぜ。

おお!!

静音様だ!!

そんなことを言っているのですが、

ああ!!

静音様

小西静音!!

御殿を監禁し、

我らが城を乗っ取った

逆賊共の主謀者は

小西静音とみた!!

覚悟!!

どけーっ!!

きゃーーっ

静音様~~!!

ほんとに

もう全然

苦しく

ないの!?

あんなに

苦しがって

いたのに

...

...

!?...???

あずみ

姉ちゃーん!!

静音様が

襲われた!?

き、斬られ

たのか!?

すんでの

ところで、

どうなったの!?

お守り

したんだ!!

危なかった。

黒装束で

面をつけた

三人の男達が

静音様の前に

立ち塞がり、

黒装束に

面をつけた

羅刹鴉だ

襲った

のは

何者

なんだ!?

城侍の奴ら

だよ!!

三人いた!!

城侍が

静音様を

襲い

羅刹鴉が

防いだ!?

静音様を

襲うなんて

許せねえ!!

城侍の

奴ら...

その城侍らは

斬られたのか

!?

黒装束の

男たちが

すっげえ

強くて、

城侍の奴ら

ついに

あきらめて

逃げ去ったんだ!!

その三人の

黒装束の男達は

玄斎様の所へ来た

お客様で、

これから同志に

なる者たちだって

紹介されたよ。

すっげえ

強いんだ

ぜ!!

六人の羅刹鴉が

なぜ二人...!?

襲った城侍か

二人......

がっち。

ん!?

襲った三人が

城侍という

のは間違い

ないのか!!

誰かが顔を知っていた

城侍たちだったの

か!?

空かぶっていて

顔はわから

ねえけど、

城侍だって

名のったんだ!!

城を

奪ったのは

許せねえ!!

って。

なるほど

そういう

ことか...

やっぱりな

がっち!!

よく知らせて

くれた!!

ありがとう!!

許せねえよな!?

静音様を

殺そう

なんて

城侍の

野郎共

め~~っ。

皆も、

神の子

静音様を

殺そうとするなど

とんでもねえって。

こうなりゃあ、

城侍共は

完全な敵

だって。

そりゃあもう

熱り立ってん

だぜ!!

..

どうだい

あずみ

これで

はっきり

したろう!!

玄斎たちは

ゆるやかな

和合など

端から

考えちゃ

いねえ!!

城侍たちを

相手に

戦を

起こす気

なんだ!!

それも

領民全員を

巻き込んでだ。

もう躊躇は

いらん!!

玄斎たち

八人と

羅刹鴉

六人。

合わせて

十四人を、

一刻も早く、

一刻も

早く、

斬るしか

ないぜ!!

だけど

どうして

!?

なぜ

なんだ

そんな無謀な

乱を起こせば

かならず

幕府に知られ

そんな無謀な乱を起こせばかならず幕府に知られ、

取り潰し

どころか

幕府の大軍が

やって来るよ

そうなれば

彼らに

生き延びる

道など

全く無いよ。

そんなこと

わかる

だろうに

なぜ

玄斎たちは

?!?...

もうこの領地で

権力まで握ったと

いうのに......

なぜ!?

わからんか!?

わから

ないよ。

俺は...

なんとなく

わかる気が

するせ...

えっ!?

どういう

ことなん

だ!?

教えて

くれ!!

つまり

家平な世

など、

かったる

かったくて、

生きている

気がしないん

気かしだ...

奴らに

とっては

え!?

戦場で

殺すか

殺されるか

命の

奪い合いの

あの瞬間

どっく、どつく

.......と

体中を熱い血が

駆け回って

自分は

生きて

いるんだ!!

......?と

強く感じる

生きるか!!

死ぬか!!

己の存在の

全てが

燃えあかり

恐怖を

突き抜けた

先に...

なんかこう

しびれる

ような...

あずみ

おまえなら

わかる

だろう!!

え!?

おまえが

その強さで

次々と

人を斬る

時...

自分の強さに

対する満足と

駆け巡り、

体中を

熱い血が

充実感と快感が...

充実感と

快感が...

か...快感など

感じるもんか!!

ほんとう

か!?

おまえが

一番

おまえであり、

おまえが

この世に

生まれ

生きている

存在感を、

もっとも

燃えあがらす

瞬間は、

おまえが

その

ずばぬけた

武術で

人を斬っている

瞬間では

ないか!!

違うか!?

...!?...!?

違う!!

怒ったかい

悪かったよ...

とにかく

玄斎たちは、

あの...

戦場の中での

狂ったような

快感に

魅せられち

まったんだと、

俺は思うぜ

泰平の中では

死んでいるも

同じ。

戦場の中にしか

生きがいと

充実感を

持てなくなって

しまったような

男たちは、

確かにいる!!

俺は

何人も

見てきた

間違いない。

玄斎たちは

生き延びよう

などとは

思っちゃいない。

より大きな

戦場を

つくり出し、

この領地で

大暴れ

したら、

次は

外へと

侵略を

進め、

硝煙と、

血しぶきの

中で、

華華しく

死にたがって

いやがるんだ。

恍惚としてな

......

わかったな!!

間違いない!!

もう

今日にでも

あの十四人を

たたっ斬るんだ!!

あずみ!!

躊躇していたら

おまえが守るべき

領民らや城待

踊らされている

浪人たちが

次から次へと

殺されて

いくぞ!!

天海様の

使命を

果たすには、

今、奴らを

全員斬る!!

それが

最善の策だ!!

そうだろう

!!

違うか!?

わかった!!

斬る!!

よし!!

また夜陰に

まぎれて

忍び込むか

いや...

今から

行く!!

!!???

よ〜〜〜し!!

行こうぜ、

二人で!!

まっ昼間

......

堂堂とかい

...

いや、

飛猿は肩を

負傷している。

斬るのは

俺一人で

やる!!

飛猿には

斬った後の

退路の確保を

頼むよ。

......

まっ昼間

堂堂と城に

乗り込み

たった一人で

あの十四人の

兵共を全員

斬り倒す!!

.....ってのか!?

あすみ...

うん!!

おまえ...

格好いいぜ!!

第五話試動

あずみ姫

だって!?

どんな姫

だよ!!

知らんのか

ばか!!

どうも

とんだ

ご無礼を。

はい、

玄斎様をはじめ

皆さん、

おられます

斬る!!

玄斎たちと

羅利島、

合わせて

十四人を!!

いた!!

羅刹烏が

六人......

揃っている...

玄斎も

全員

いる!!

飯時か

全員をいちどき

一時に

倒せるか!?

全員手練揃い

三組ぐらいに

分けて

戦いたかった

カ......

一時に

決着を

つけた方が

逃がすこと無く

倒せる...

ドックン

あずみは

この地で

命を落とす

よ。

勝負だ!!...

爺...皆.....

俺に力をくれ!!

とっても

無惨にね

使命を

果たすには

彼ら全員を

斬ることだ!!

よし!!

!!

俊次郎どの!!

俊み郎どの

力......

おい。

あずみ

だぜ。

何の用

だ!?

一人か!?

...

ちょ、

ちょっと待って

ください!!

どうしたのです!?

あずみさん...

何の用で城に!?

きっと

私に用が

あって来たの

でしょう。

俊次郎どのが

いるとは思いま

せんでした...

皆さん、

どうぞ

食事を

なさっていて

ください。

玄斎達と

いっしょに...

何!?...

きっ...斬りに

!?

玄斎殿達を

...!?

はい。

玄斎達は

領民や他の

浪人達を

巻き込んで、

城侍達を

敵として

戦を始めようと

しています。

な...何を

ばかな事を

ここでは

ちょっと

詳しく

説明を

します!!

私と

玄斎殿達とで

成し遂げようと

している、

理想の

国家体制の

ことを。

それは

違います!!

それは

誤解です

戦など

させるもの

ですか!!

戦などさせるものですか!!

両陣営は、

ゆるやかに

和合させ、

必ず、私の考える

理想の国の実現へと

向かっていきます!!

すみません、

ちょっと

待っていて

ください。

すぐ戻り

ます。

どうしたと

いうんだ!?

あずみ

...???

説明しろ!!

俊次郎どのが

誤解だ!!

と......

決して戦は

起こらない!!

と......

今日の静音様を

襲った奴らの

茶番劇も

教えたのか!?

斬るのを

思い止まったわけでは

ないが、

玄斎達の

本心が...

俺達の読んだ

とおりなのか...

俊次郎どのの

言っている事が

正しいのか、

ハッキリとした

確信が

持てないんだ...

もし

俺達が

間違って

いたら、

俊次郎どのの

苦労と夢を

ぶち壊して

しまう事になる。

俊次郎は奴らに

騙され

利用されているに

決まっている

じゃないか!!

そうかなあ

......!?

あずみ

しっかり

しろよ!!

おまえ、

俊次郎に

惚れて

頭が鈍った

か!?

...

......

......

もう少し...

もう少し待とう

...

ハッキリ

確信が

持てるまで、

ばっかやろう、

手遅れになる!!

どうしち

まったんだ

...??

あずみ

俊次郎は

まだ少し

利用価値が

あるから、

穏便に監禁

しょうと思って

誘ったが

戻って来ぬな

まずいぜ、

急かねは

俺と

右衛門で

呼び戻して

来ようか!?

あずみと

いっしょ

だぜ。

あずみといっしょだぜ。

なんなら

あずみも

連れて

来るか?

そりゃ

おもしろいな!!

おい大男!!隙を見てその怪力で、

おい大男!!

隙を見て

その怪力で、

あずみを

羽交い締めにし、

刀を奪って

連れて来れる

か!?

あのあずみは

そそる女だ。

楽しい祭りが

始まる

前夜祭だ!!

楽しい祭りが始まる前夜祭だ!!

皆で輪姦して

楽しもうじゃ

ないか。

どうだい!?

へっ!!

そりゃ

いいや!!

絶対、連れて

来るぜ!!

なっ!?

こりゃ

楽しみだ!!

任せな!!

ほっほ

ーーっ!!

待ってろ

ーっ!!

愉快に

なってきたぜ。

金山に

向かったカ!?

それとも

あずみの

屋敷か!?

ん!?

おい、

藤堂と

佐川が

追って来る

ぜ...

俺たちも

行く。

あずみを

斬るん

じゃなく、

捕まえる

だけだぜ。

あずみはこっちを

敵だと思っているから、

全く隙を見せない

ということも

考えられる

右衛門に

捕まえられ

ないとでも

言うのか!?

斬り合う

ことに

なるかも

しれんさ。

そうなったら

任せな!!

あずみは

だめだ!!

......?

これじゃ

俊次郎に

説得されて

しまう...

もう

間に合わなく

なる...

それは...

忍びが

まっ昼間、

それは

まずい

だろう。

手に負えぬ

非常事態と

なったってことか!?

見つけたぞ、

俊次郎と

あずみを。

あっちだ!!

さっきから

気になって

いたのですが、

雪で

農作業が

できないとは

いえ...

あまりに

人影が

見えなさ

過ぎませんか?

外で

遊んでいる

子供も

いない...

今朝の集会で

静音様が

あわや城侍に

襲われそうに

なったそうで

それで

領民たちが

城侍達に

報復戦だ、

などと

熱り立った

ものだから

ま、大事に

至らなかった

わけですか

らしい

ですね。

静音様が皆を

鎮める説得を

するため、

再び集会を

開いている

ようです。

あ!?

あずみさんの

耳にも

皆、それで

出かけて

いるんですよ

そうですか

よかった

静音様が

説得すれば

領民達までが

血気にはやって

戦うような

戦は......

ひとまず

...!?

玄斎たちも

起こせない

だろう...

心配なさっている

ような乱など...

決してこの領地では

起こりません!!

安心して

ください!!

この領地に来て...

この領地に

来て...

連日

探り、調べ、

奔走し、

お疲れで

しょう。

金鉱脈のある

この地には、また

良い温泉が

たくさんあるん

ですよ。

私が...

左近に

斬られた

胸の傷を

癒やすのにも、

温泉はとても

良く効きました。

へーーー...?

実は......とっておきの、

実は......

とっておきの、

秘密の

温泉が

あるんです!!

秘密の温泉があるんです!!

行きま

せんか!?

...

温泉に

入って、

今日までの

疲れを

取りま

しょう!!

...!!!???

行きま

しょう!!

馬を

つないで、

ここからは

歩きです。

ここです。

へー!!

静かですね。

手ぬぐいなど

中に用意が

あるはず

ですから。

それじゃ、

のんびり

しましょう!!

はい。

確かになれば、

あ!!

滝が

見える!!

いい所

だなあ

どうです!?

いい温泉で

しょう!?

お、男と女

......

いっしょだったの

!?

あ......

脱衣場は

別だけど

......

い、いえ

ちょっと

びっくり

しました

まずかった

ですか!?

...

すみません

この地では

男と女

別の風呂と

いうのは

あまり

ありませんね。

金山では男も女も

夫婦者も働いて

いて......

大きな温泉が

あって、

皆いっしょに

入ります

おおらかな

ものですよ

そうですか

...

今日こそ!!

...

今日こそ

あずみさんを!!

......

...

今日こそ!!

今日こそ

あずみさん

を......

!!

...

行け!!

...

行くんだ!!

誰か居る...

あ、

あずみ

さん!!

私は!

私は

心底、

あずみさんが

好きです!!

...

ほんとう

です!!

確かに居る!!

息を潜めて...

敵か!?...!

!!

な、なぜ離れる

!?

あすみさん

!!

私と夫婦に

なってください!!

なっ!!

な、

なんですか!!

右衛門殿...

どうしたの

ですか!?

藤堂殿...

ほうっ!!

ーっ!!

ぐおー

...

よし!!

よし!!

いいぞ!!

いいぞ!!

捕えた

!!

ほほう!!

きへーっ!!

上玉だぜ!!

うほーっ、

たまらん!!

な、何をする気だ!!

やめろーーっ!!

許さぬぞ!!

やめるんだ

!!

お先に

いただこうぜ

!!

羅刹鴉らに

輪姦される前に

いただこうぜ!!

ほほーっ!!

いただき

っ!!

ーっ!!

くそー

あせるな

栗助は

後にしな

たっぷり

あきるまで

やればいい

俺がおとなしく

させてやる。

女は観念すれば...

今度は...

のってくるって

ものよ。

...???...

おいおい

もう

観念しち

まった

かい。

義者達を見分ける目印は、

義者達を

見分ける

目印は、

静音様より

いただいた

その白羽織!!

それを

纏わぬ者達は

城侍側の

者達であり、

我々の

敵である!!

理想の国!!

神の国の

実現は!!

これを阻む

城侍共を

討ち果たす

ことから

始まる!!

義者は

必ずや

勝利する!!

静音様の

”教え”に

添うた

この戦いは、

正義の戦いで

ある!!

おーっと!!

やるぜ

この女...

へっへ。

何を

している!!

両足を

捕まえろ!!

ぐっ!!

右衛門

く~~~っ!!

任せろ!!

うっ...

「第七話、並んじゃ法

いやいや

!!?

ああーーっ!!

右衛門

ーっ!!

...

...!???

刀はどこだ!?

あった!!

俊次郎どの

急がねば

これで分かり

ましたね

玄斎達は、

俊次郎どのの

考えているような

理想国家を作ろうと

しているのでは

ないということが。

!!

しまった!!

もう...

!??

あーーっ!!

居たぞ!!

白羽織を

着ていない

城侍共が

二人!!

っ!!

おおー

ーっ!!

殺せー

違うぞ!!

あれは

俊次郎様だ!!

...

あの白羽織は静音が

作らせて、この間の集会で

皆に配った羽織だ...

玄斎達....それを

城侍を見分ける

目印に利用したか!!

ついに始めて

しまったな...

城侍達を

相手に戦を

...

あ、あずみさん。

万が一の備えとして作らせた

大量の鉄砲と弾薬は、

私の保管のもと、

金山の方にあって

まだ彼らの手には...

ああっ!!

今日

私を城に

呼んだのは

急ぎましょう

金山に!!

その隙に!!

それを

奪われては

たいへん

です!!

飛猿の言うとおり

だった...

あそこで十四八を

斬るべきだった!!

こっちです!!

??...?

あずみさん、

こっちです。

急いで..

っ!!

あー

あずみさん

だ!!

やっぱり

あずみさん

だーっ!!

あ~~っ!!

あずみさんが

居る!!

やっぱり

皆さん

だったの

ですね!!

この金山で

働いてたん

ですね。

他の皆さんも

いっしょ

ですか!?

......

中に入って

いっしょに

吸いましょう。

もう

最高ですから!

え!?

っ!!

あずみさんだー

!?

う!!

なんだ!?...

この中は...!?

はつねさん

かかり殿も!!

お二人は

どうして

ここに!?

玄斎らに

鉄砲弾薬を

奪われない

ようにって

来たんだけど、

遅かったみたい

えっ!?

もう奪われて

しまった!!...

だけど..

あの人達は、

保管場所の

全てを知っている

わけじゃない

ようだから、

ひょっとしたら

まだ.....

俊次郎どのか

全てを管理してるん

だね。

探そう!!

なんだ

迷路だな、

こりゃ...

こっちにも

通路が

あるよ。

俊次郎どのは

どこへ行ったん

だろう!?

俊次郎どの

っ!!

あれ!?

あれ!?

戸が開いた。

戸が開いた。

どこです

かーっ!?

うっ!!

臭!!

なんだい

この臭いは

...?

牢の

ようだ

どうして

金山に

牢が!?

ホン

ポケッ

おい出ようぜ

臭くてたまらん。

鉄砲をこんな所にゃ

置かないぜ。

人が居る...

臭いの元は

この四人か...

!!?

生きてるの

!?

まっ...

まさか!!

か:烏丸天山殿では

ありませんか!?

えっ!?

この囚人が

!?

烏丸天山って

名前は何度か

聞いたけど...

烏丸天山殿!!

あずみ

です!!

あ!!

動いた!!

ど、どうして

天山殿が

こんな牢に入れられて

いるのですか!?

過労で

どこかの

療養所に

おられると

俊次郎どのは

言っていたのに

しゅ...

俊次郎

俊次郎

...

俊次郎

俊次郎

.....

おう

おう...

お...

鬼め~~~っ!!

俊次郎...

俊次郎

!!?

天山殿をこの牢に

入れたのは、

俊次郎どの

なのですか!?

俊次郎

~~~っ!!

なぜ

なぜだ

~~~っ!?

行かせてやれ

皆は、一つの所に

いつまでも

留まってなど

いたくない

道々の輩

なのだ!!

他の地に

出たからといって、

この領地の

秘密を

言いふらすような

者たちだと

思うのか~~っ!!

行かせて

やれ~っ!!

なっ!!

...

なっ!!

何!?

何をした

~~~っ!?

皆に

わしの

仲間たちに

何をした

く~~~っ!!

あっ!!...

ああ~~っ!?

おのれ~~っ!!

おのれ

俊次郎!!

鬼め~~っ!!

鬼め~~~

~~!!

......!

俊次郎どのが

......

あの道々の輩の

人達に...

な...

何をしたの

ですか!?...

ひょっとして

それは、

あいつらの事

じゃないのか

なあ...

えっ!?

この領地から

どうしても

出たいと言って

きかない者たちが

居る..

そいつらは

外に秘密を

絶対、

漏らすから、

始末してくれ

...と俊次郎に

頼まれ...

ど...どうした

の!?

斬ったさ

...

それが

俺たちの

仕事

だからな

な、何人!?

十数人

...

かな...

...

しゅ...俊次郎どのが

.....命じて...

あの人達を

あずみ20

ビッグコミックス

血化粧

2001年2月1日初版第1刷発行

ISBN4-09-185060-X

〈検印廃止〉

発行者

その用別所

発行所

...

◎Yikoyama201

凸版印刷株式会社

〈〒101-8001)東京都千代田区ーツ橋二の三の

いや、いやいや...

江瀬東京ではありませんが、東京南西区空間大学生会社、

Printedin.japan.

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●本書の一部あるいは全部を無断にしています。で複製・転載・上品・放送等をオフェルチェーションをすることは、法律で認められた場合を除き、香川老化よび出版ありが

利用者となります。ありがとうございましたが、あってくださいねーーーんということできないのでしょうか。それじゃなくてもいいですが、第一・品工・体のページの

抜け落ちや姫守の間違いのの場合はお取り替えいたします購入された書店名を明記して「最小学校あー、何故あてにお送りください。迷

朝日土曜日にてお取り替えいたします。あはははっはっ、ひどい、女だけではあ

それでも、ここでは「日本史権センター変化」が成功する。

でもそれぞれとシーズンの本書の一部までは全部を無視できなくなったと思うけどマイナスコミュニは、著作権法人ですの例外で作成されたことがありません。られています。本書から被写を希望を

ネットで出来ることができなかったのですが、この場合は、日本でも撮っているので、これから2015年3月15日土曜日において、

●小説明のコミックス、問題についてのアンケットトキインターネットで受け付けています。

ハロウィンドウォーマーカレーションを使っていますのですが、

自分の人は、出しているということでしたが、「アクセス」でいただき、このコミュニケーショングのキーコードに1000を入力してください。

アプリケーションケートにお客されたいただいた方のおかげですが、毎月初めての方に相談で、小学生時代のカード「GORAPD」をさしあげます。

●初版または車販売行けよリ3年間有効です。

...

俊次郎どの

「あずみ」第20集一完

あずみ

978年4月10月19日(日918506)で

92997909年9月9日

ISBN4-09-185060-X

C9979、¥505E

定価:「本体500円+税

雑誌45690-60

小学館

匿2018のあらすじ

南光防天敏の格命を愛け、雪深き隠

れ甲にやって来たあすみ。平和なこ

の国に沸き起こる争乱の芽を摘むべ

く、単身で敵地へ目だが、かつての

初恋の相手・俊火駅がその場に!!首

業者団岐の機会を流したあずみは

突然出しに言われるまま、人里離れた

温泉へ、俊介郎があずみを求めて欲

しく迫るその日は、前回のしく泊るこの日に、商店街ところが二人

を急襲!!あずみの美裸身は、彼らの

欲望の生け費に!?雪国死服輪仕境!!