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小山ゆう

BlG.COMC.SUPEROR

小山ゆう

果たし状

三)果たし状

2017年11月

第一話「少年決定行」。

第二話「電気へ」お

第三話「潜伏」の

第四話、復讐の誓い、お

第五話「果たし沢」の

第六話「大河」の

第七話「鬼面岩の攻防」は、

第一話少年決元行

どこへ

行くの!?

ねえ

兄ちゃん

どこへ

行くの!?

ほんとに

あずみ姉ちゃんは

......

羅利鴉共を

やっつけられる

ぐらいに強いの!?

兄ちゃん

どこへ

行くの!?

ほんと

なの!?

...

ひょっとして

......

ひょっとして

な.....

俺の

知っている

人が...

羅刹鴉共を

やっつけられる

ぐらいに

......

強い力も

しれないんだ

!!

ほ..

ほんと!?

わからん

......

わからんけど

話して

みるんだ

なら

...

その人が

お父や

松千代様の

仇を討って

くれるの!?

ここ!?

いないの

!?

その人

ねえ

兄ちゃん

いない

出かけて

いるんだ

二人共

いない

...

やっぱり

戦場へ行って

いるんだろうな

どうするの

!?

......!

はほははは、

水を飲みたかっ

たんだろ!?

たっぷり

飲んで

いいんだよ

わーはははー。

水は

飲めるけど、

鼻は痛いし

苦しいし

休んだら

息ができない。

弱っちゃうな

...〜〜っ!!

あーはは

ははは!!

あはは

ははは。

楽しいな

こりゃ。

意地張って

餌は

食わないが

水さえ

与えて

おけば、

人間は

なかなか

死なない

さ。

さて...!と

鹿角ヶ原での

激突が

始まるか

どうか

見て来るよ。

うん

静音様は

どうなさって

しまったんだろ

...?

戦が始まって

からは...

誰も見てない

そうよ...

子供が

こんな所を

歩いていたら

危ないよ。

あ~~あ

あの谷を渡れる

ものなら

渡って行くのに

思いきって

渡ってみよう

かね。

だけど、

変な姿をして

刀を差した

若い娘が

渡って行った

じゃない。

無理よ

~~っ。

ほんと

なの!?

それ...

ほんとだってば、

私ら見たんだよ。

驚いたよねえ

...

誰なんだろ

あの娘は!?

あずみ姉ちゃん

だ!!

そうか!!

あずみ姉ちゃんは

あの谷を渡って

静音様に会いに

行ったんだ!!

ねえ

兄ちゃん

どうするの

!?

...???...?

どこ行くの

!?

渡るか!!

あの谷を

渡って...

あずみ姉ちゃんに

お願いするんだ!!

お父たちの

仇を討って

欲しいから、

命がけで

渡って来たんだ!!

よし!!

よし!!

渡ってやる!!

...って...

あんなに

練習は

積んだんだ

!!

あこがれの

静音様の

...いつか

お役に立つ男に

なろうって

ずっと

練習を

積んできた

あとは...

命をかける

度胸だけだ!!

よ〜〜〜し!!

兄ちゃん

どこ

行くの!?

...

たえ...

もしも

もしも

失敗して

......

落ちて俺が

死んじまったら

た...

たえは

たった一人ぽっちに

なってしまうじゃ

ないか...

兄ちゃん

どうしたの!?

どうして

そんな恐い顔

するの!?

許せねえ~~~っ

羅刹鴉共~~~

仇を討たなきゃ

お父も

松子代様も

あのお侍様たちも

うかばれないじゃ

ないか!!

許せねえ

あずみ姉ちゃんに

仇討ちを

お願いするんだ!!

そして、こんな

お願いをするなら

俺だって

命をかけなきゃ!!

だけど..

たえが

たえ

ん!?...

西願寺に

行こう。

西願寺では

よく遊んだし、

和尚さんも

よく知って

いるよね。

...

うん!!

あの和尚さん

大好き!!

だけど

.....

あれだ

うん。

兄ちゃんは

あれだ

今日:...子供も

戦に出る

集合場所に

行けな

かったし

だから

今頃、

皆は俺のことを

臆病者だとか

卑怯者だとか

言っているに

違いない

このままじゃ

男が廃るたろ

だから...

皆を捜し出して、

お父が

殺されたから

行けなかった

......って、

ちゃんと伝えに

行って来る

だから、たえ。

先に

一人で

西願寺に

行って、

兄ちゃんを

待ってろ!!

いいな!!

...

皆を捜し回るのは

城侍たちの屋敷町だし、

兄ちゃん一人でなきゃ

危ないんだ、

わかるだろ!?

だから、

たえ一人で

西願寺へ

行ってろ!!

わかったな

!?

よし!!

さあ

行け!!

...

皆を捜し回るには

暇かかかるから

遅くなるかも

しれんか...

いくら遅くなっても

絶対捜しになんか

出て行くな!!

ずっと西願寺に

いるんだぞ!!

絶対

和尚さんのそばを

離れるんじゃ

ないぞ!!?...

いいな!!

早く

来てね!!

ああ!!

待ってろ!!

たえ...

たえ...

もしも...

もしも俺が

死んで......

たえが一人ぽっちに

なっても...

あの

和尚さんなら

.....きっと

たえを...

!!

ここでも

大勢

死んでいる

...

渡るぞ!!

渡るんだ!!

できる!!

さんざん

練習は

したんだ

高い...!と

思わなけりゃ

絶対できる!!

見ない!!

...!?

下を見ない

!!

木だけを

見るんだ

いつも

練習した

あの木だと

思って

あずみ姉ちゃん

あずみ姉ちゃん

あずみ姉ちゃん

渡れる

絶対

できる!!

できる!!

できる!!

できる!!

!!

ああっ!!

着替え

置いて

おきます。

こちらは

洗って

おきます。

だめだ

もう...

縄の縛り替えの時に

なんとか.....と

考えていたが

二人共

充分の警戒を

している...

油断を見せている

ようで......実に

注意深い:

もう...

どう考えても

自力脱出の

方法が

考えつか

ない...

ひょっとして

......

また飛猿が

谷を渡って

助けに来て

くれるか.....と

これまで

来ないと

いうことは、

甘い

期待も

したが

...

来れない

...という

ことだ...

他には誰一人

あの谷を渡って

来れる者は

いない...

だから

俺は

このまま

このまま

ここで

死んでいくのか

爺は...

どんな事態に

陥ろうと

最後まで決して

諦めず、

奴らの望み通り

誇りを捨て

餌を喰らい

......家畜に

成りはてる...

という振りをして

油断を引き出す

方法もあるが...

生き抜く

手段を

考え続けろ!!

と教えてくれた

...

俺には

そんなまねは

できない!!

絶対

できない...

爺.....

皆...

許してくれ

悔しいよ

悔しくて

悔しくて

悔しくて

たまらないか

俺は...

もう

だめだ!!

だめだ

もう

動けないよ

第二話「魔盛へ

何をして

いるんだ

...

俺は...

これじゃ

なさけねえ

意気地なしだ...

こんな所で

くじけて

いたら...

な...

なんにも

ならないじゃ

ないか!!

たとえ落ちて

死ぬんだって、

お父や

松千代様たちの

仇討ちを願って

命がけの度胸を

見せて死ぬんで

なきゃ...

がっちの

男が廃るって

もんだ!!

くっそ〜〜

負けるもんか~~っ!!

先に行って

待っているんだ。

いいな!?

...

兄ちゃん

あと少し。

あと少し

あと少し。

あと

ちょっと。

やったーーっ!!

やったぞ

っ!!!

渡ったーっ!!

あずみ姉ちゃん

渡って来たよ

ーっ!!

!!

み...道か..

わからない

道が無い

これじゃ

部音様の

お屋敷が

どこか...

全然わからない

よ.....

だめだ...

まるっきり

わからない

どうしよう

部音様が

谷を渡りに

来る時を

待つしか

ない...

ひょっとして

あずみ姉ちゃんと

いっしょに来るかも

しれないな...

......!?

静音様が

ここに居る

俺を見つけ

たら、

大草敬する

静音様の

お役に立つ男に

なりたくて、

ずっと渡れる

訓練をして

きました。

びっくり

するだろう

な...

なんて

言ったら、

静音様は

なんて

おっしゃる

だろうな

!?

...

静音様だ!!

もう

渡って

いたのか!!

静音様!!

私の両親も兄も...

私の両親も

兄も...

家族皆、

殺され

ました...

家族皆、殺されました...

皆......

もう皆

死んで

しまいます

私もきっと

生きては

おれません。

......

静音様...

私はまだ...殿方を

知りませぬ...

女と生まれ

......?

このまま死ぬのは

心残りでございます...

お願いです。

どうか私を

抱いてください

ませ!!...

静音様に抱いて

いただけたなら

もう...

なんの

心残りも無く

死んでゆけます。

フフフランステップス!!

たった一人で

来たのですか

!?

はい。

抱いて欲しい

とは......

男と女のする

あの行為を

して欲しいと

いうことかな

!?

...!?そうなんだよ?

は...

はい!!

...

......!!

ああ。

ひっ!!

ああ~~っ。

いい~

もっと

ひっ!!

ひゃっ!!

フラストラのアプリですね

よがれよ。

よかれよしああ~~

ああ~~

もっと

~~って。

ひゃあっ!!

下品な

女め。

静音様。

ど...

ど...

ひゃっ!!

ひゃっ!!

どうなさって、

どうなさって、

ひっ!!

......

えっ!?

どういう

こと!?

どういうこと!?

...

...

どうして女の人を

あんなひとい殺し方

したの!?...

静音様が...

なぜ!?

どうして

!?...

それに...

人を殺しておいて

笑っていた...

静音様の家が

わかった...

だけど

だけど

どうして静音様は

あの女の人を

あんなひどい

殺し方で

どうして

ああ

わからない

あれ!!...

部音様が

出かけて

いたって

ことは

...!

あずみ姉ちゃん

もう、あの家には

居ないのかな!?

...

なかも

手伝え。

もっと力を

入れろ!!

!!

どうた!?

あずみ

姉ちゃんが

縛られて

よし、

丁度いい

ああ!?...

あれ!?静音様が

二人居る!!

人居る

...

静音様が

二人居る....!?

あずみ姉ちゃんが

水瓶に逆さ吊り

降参して

餌を食う気に

なったら、

降参...と

言いなよ。

そうすれば

すぐ

楽になれるし。

飯が食える。

ああ~~っ、

頭がこんがら

がっちゃうよ

ど、

どうなって

るの!?

どういう

ことなんだ!?

これは~~

くくくっ!!

降参、

の一言で

いいんだよ。

言っち

まいな。

ほんとうに

強情だね

静音様は

双子だったんだ

静音様は

双子...

だから...

だから

だから...

静音様の不思議な力

体の傷が一晩で

消えてしまうのも、

双子が

交替すれば

できる...

静音様は

皆を

騙して

いたんだ

皆を騙していたんだ......

神の子だと...

神の子だ

と...

あずみ姉ちゃんに

あんな

ひどい事をする

悪い人だったんだ...

ほんとうの

静音様は、

あんなに

残酷で...

どうしよう...!?

どうしよう...!?

あずみ

姉ちゃんを

助けなきゃ!!

助けなきゃ

お食事の

仕度が

できまし

縄を

切る物を

探して

待てよ

縄を

切っても

水瓶を

倒せなきゃ、

あずみ

姉ちゃんが

溺れ死ん

じゃう...

倒せたとしても

体を縛ってる縄は

簡単には切れない。

その間に

二人が気付いて

来てしまう

ああ~~っ、

どうしよう

...?

どうすれば

...?!?

見つかったら...

恐ろしい

二人の静音様

俺まで

何をされるか...

考えろ

...

考えろ

やっぱり絶対

二人に見つかったら

だめだ...

見つかったら

助けられない

......?私は、

見つからない時を

待つしかないんだ...

...

あの娘が

降参して

だんだん

家畜みたいに

なっていきだし

たら...

もう私は用済み、

お払い箱にされ

きっと

殺される

きっと

殺される...

!!

ああっ!!

あの婆さん

あずみ

姉ちゃんを

殺す気だ

くっ!!

ああ~っ

だけど

止めに

出て行ったら

静音様らに

見つかって

しまう

ああ~~っ

あずみ姉ちゃんが

殺されちゃう。

第三話「潜伏

!!

何を

している!?

なか...

お許し

ください

申し訳

ありません。

ごめんなさい

どうか...

どうか

なか〜〜〜っ

どういう

つもりだ!?

俺たちの

楽しみを

奪おうと

するなんて

わたくしが

いつまでも

お二人のお世話を

いたします

誠心誠意

ずっとずつと

お世話をいたし

ますです...

ですから

どうか

どうか

どうか

わたくしを

お見捨てに

なさらないで

ください...

あっ!!

あずみ

姉ちゃんを

下ろすぞ

こっ、こっちへ

来る!!

お許しください、

お助けください

今まで以上に

誠心誠意

お仕えいたし

ますから...

...

......

...

...

あずみ姉ちゃんを

家の中に

運んだな

何を

なさるの

ですか!?

あ...

頭に載せて

......!

え!?

紐で!?

はい...

はい、

わかり

ました

こうです

か!?

は、

はい。

えっ!?

表に

出るの

ですか!?

はい

な、何を

なさりたい

のですか

!?

何をして

いるんだ!?

はい

こうです

か!?...

あっ

あっ!!

あっ!!

そ、

そんな

おやめ

ください

ませ...

さあ

もっと

離れて。

俺たちの楽しみを

奪おうとした罰は

受けなきゃ

ならないよ。

一人二発ずつで

四発

そのうち

一発でも

命中して

お碗が割れたら

それで

罰は終わり

だよ。

もっと

ずっと

離れなきゃ

楽しくない

だろう。

向こうを

向くな!!

ずっと

こっちを向いたまま

ゆっくり離れて

行くんだよ。

さあ

下がりな

ゆっくりな

ど、どうぞ

この辺りで..

もっと

離れな。

ああ~~

どうか

ひっ!!

あーっ!!

はずれたーーっ!!

ほははは

あと残り

一発ずつだ。

ゆっくり

だよ。

ゆっくり

下がりな

もっと

ゆっくり

下がるん

だ。

よーし

その辺り

だ。

さあ!!

撃つぞ

なか!!

なむあかだかっ

命中!!

大当たりー

見ろ!!俺は

狙いどおり

額の

ど真ん中

だぜ!!

どこ狙ったん

だ!?

目と目の間

狙ったんだ

俺だって

ずれは

わずかたよ

あずみを

かならす...

なかの代わりを

する女に調教

するんだから

なかはもう

いらないよね。

うん!!もう

いらないわ

......

死んじゃったね

なか...

うん...

長い間

よく仕えて

くれたけど

ね...

!!

子供の頃は

ずいぶん

手をやかし

たな...

あははは

ほんと...

なかを

よく泣かし

たよな。

ははは

思い出すね

いろいろと

...

よく

見りゃ

...

なかも

すっかり

歳くっちゃって。

最期はこんな

無様な死に方で

一生が終わっちゃった

よ~...

...

あーっはは

ほははは。

あはは

ははは

...

...

お、鬼だ...

ほんと

無様だ

静音様は

二人共

鬼だ...

しかも鉄砲を

持っている...

見つかったら

絶対俺も

撃たれちゃう

...

じゃあ

鹿角ヶ原での

大戦は

午後か...

へたすりゃ

夕方になりそう

なんだ...

うん...

両陣営共、

陣を張るのに

もたもたと

手間取って

いるんだ...

寒い

もう...

体が

もたない

あずみ、

あのままじゃ

死んでしまうん

じゃないか!?

まだまだ水瓶で

体を起こして

息をする力が

あった。

だい

じょうぶ

だよ。

......ま、

今夜あたり

無理やりでも

餌を口に

詰め込んで

食わせよう。

明日からは

また別の

調教法を

考えようか。

うーんと

楽しい

やつをね。

あははは。

ここが

俺の死に場所に

なるのか...

悔しくて

悔しくて

無念だが

こうなったのも

俺の甘さが

招いたことだ...

まるで

人を見抜く

目が無く

...

玄斎らの

真の目的も

見抜けず

静音の

この本性を...

あれだけ

会っていながら

俊次郎どのを

信じ過ぎ

......

全く

見抜けず

まんまと

罠にはまった。

使命は大失敗に

終わり...

戦が始まって

しまった...

天海様

済みません

...

爺...

指...

俺は...大切な使命を

しくじり...

こんな無様な死に方で

......もうじき

皆の所へ行くことに

なるけど...

頼むよ

...

許してくれな

!!

がっち

あずみ姉ちゃんが

すぐそこに

居るぞ...

...

がっち!?...

え!?

がっちだったぞ

...!?

助けなきゃ

なぜ!?

どうして

がっちが

居るんだ!?

絶対二人に

見つからずに

助けなきゃ...

がっちだって

あの谷を渡っては

来れないはずだぞ

もうろうとして俺は

幻を見たのか...!?

がっち!!

確かに

がっちだ!!

縄を切る

鎌を探しに

納屋へ....って

ことだな...

がっちだ!!

......

がっちが

谷を渡って

来てくれたん

だ!!

がっち

頼むぞ

見つから

ないで

くれよ

!!?

何!?...

気づいた

!?

どこへ

行く!?

まさか..

ああ

~~っ!!

...

隠れろ~~

がっち...

頼む!!

見つかるな!!

第四話(復讐)の査定

がっち...

見つからないで

くれ~っ!!

み、見つかったら

あの、人は

子供だからとて

決して

容赦しない

だろう

俺には

助ける力が

無いんだ

頼む~~~っ

見つからないで

くれ〜〜〜っ...

!!

有った!?

ああ。

な...何を持って

来た!?

なかに

任せっきりで、

なかに任せっきりで、

必要な物が

どこにあるか、

これからも

いろいろ

探さにゃ

ならんな。

炭を探しに

行ったのか

よかった

がっち

がっち

あずみ

姉ちゃん

待つことだ

あの二人が

出かけるまで

じっと

待つことだ

まてよ

二人で一人の

静音様に

なっていたって

ことは...

いつも

どちらか一人は

ここに残って

いるってことか

!?

そ、それじゃ

助けられない

どうしよう

...!!

なかの

死体を

捨てに

行こうか!?

面倒だな

それより

......!

鹿角ヶ原で

...

先走った

奴らが

衝突を

始めるかも

しれん...

うん...

両軍大決戦の前に

人質の争奪戦が

起こる事も

考えられる

後にしよう

もう

見に行こう!!

あずみは

あのままじゃ

冷え過ぎて

もたん力も

しれんな

うん...

筵で

くるんで

行こう。

二人で

出たぞ

向こう側まで

二人で出かけて

行ってくれ

...

頼むよ

~~~っ!!

あ!!

行く!!

行く!!

行く!!

行く!!

二人で

出かけて

行くぞ!!

...

行った

行ったぞ!!

二人で

出かけて

行った!!

やったぜ!!

あずみ

姉ちゃん!!

あれは

向こう側へ

行くんだ!!

あずみ

姉ちゃん

がっち...

...

すぐ

風呂を

沸かすから

入ってな!!

その間に

飯の仕度を

して着物を

乾かすから

寒いたろ!!

腹も減ってるん

だろ!?

どう!?

温まって

きた!?

うん

...

温まって

きた..

ゆっくり

ゆっくり

温まってな

...

その間に

あずみ姉ちゃんの

着物洗って

火で乾かすし

飯も

仕度して

おくから!!

よし!!

がっち。

出るの!?

着物は

どう!?

まだ

ちょっと

湿っては

いるけど、

着られない

ことはないよ。

じゃ

出る。

これも

だな。

うん!!

持って行く

これで

よし!!

こ、ここに...

えへっ。

うまいか

どうか

わからん

けど...

作ったんだ

......

フフフランスライラスを

かっち...

ん?......

ありがとう!!

ほんとに

ありがとう!!

!!

がっちは

命の恩人だ!!

ほんとうに

感謝するぞ!!

...

もう

だめだ.....と

諦めていたんだ

ほんとに

ほんとに

ほんとに

......

よく

あの谷を...

よく

あの谷を渡って

来れたな!!

よく

落ちずに

がっち..

あずみ姉ちゃんに

お願いがあって

.....命がけで

渡って来たんだ!!

あ...

あずみ姉ちゃんは

......

羅刹鴉共を

やっつけられる

ぐらい強いって、

飛猿さんに

聞いたんだ。

どんな

お願いだ!?

ほ、

ほんとなの!?

羅刹鴉

たちが

何をしたん

だ!?

...

若君様の

御嫡男の

松千代様と、

護衛の

お侍様たちを

俺のお父が

家に匿ったんだ

きゅっ!!

そしたら

...

そこへ

羅刹鴉共が

やって来て!

松千代様も

お侍様たちも

それから

お、俺の

お父まで

殺して

行きゃあがったん

だ!!

フフフランスクラスに

悔しいんだ

......

俺は子供で

......

仇討ちが

できない

その時...

飛猿さんが

あずみ姉ちゃんは、

羅刹鴉共を

ぶった斬れる

ほど強いって

言っていたのを

思い出したんだ!!

あつかましい

お願いだけど

......

あずみ姉ちゃんに

お父たちの仇を

討ってもらいたい

と思って...

あの谷を渡って

来たんだ!!

任せろ

がっち!!

俺が

羅刹鴉共

全員

たたっ斬って

やる!!

ほ...

ほんとう

!?...

お父を

殺されて

しまったのか

......

がっち

済まなかった。

俺がもっと早く

羅刹鴉共を

斬っていれば、

ごめんな

がっち...

許せ......

せめて、

仇だけは

絶対討って

やるからな!!

そんな目に

遭わずに

済んだものを

来て.....

来てよかった

~~~っ、

渡って来て

よかった

~~っ!!

第五話『果たし状

羅刹鴉らは

鉄砲の弾が飛び交う

鹿角ヶ原の合戦には

参加しないと思う。

奴らは

己の武術で

相対する相手を

殺したいと

思っているはずだ

だから

今...

どこに

居るかな

......?

俺を襲って来た

あの四人が

戻らないことで、

奴らは

四人は俺に

斬られたと

考え...

むしろ

羅刹鴉の

方から

俺を捜して

いるかも

しれないな

......

さあ!!

これから築く

神の下の

理想国家!!

その妨げの元凶、

城侍共を、

今日こそ

この場で、

全滅させる

のだ!!

一番隊

突撃

ーっ!!

と、と、突撃

だってよ...

静音様

静音様、

どうか

御加護を

何をして

いる!?

さんざん

教えたはずだ。

戦場で指揮に

従わぬ者は、

後ろから

撃たれる

ひっ!!

一番隊

突撃ーーっ!!

おっ!!

始まった!!

始まったぞーっ!!

始まった

ぞーっ!!

始まった

っ!!

よーし!!

やれやれ

派手に

殺し合え

よ〜〜っ、

愚かな

人間共めーーっ!!

あ!!

あの谷...

来る時は

無我夢中

だったけど...

もう一回渡らなきゃ

ならないんだ...

で、できる

長いこと

縛られて

いたからな

ちと

解さない

と。

よし!!

負ぶされ

がっち

さあ!!

ごめんね。来る時は

無我夢中だったけど、

.....今は、自信が

ないんだ.....

うん!!

だから

負ぶされ

い、いいの!?

......

あずみ

姉ちゃんは

俺を負ぶっても

渡れるの!?

任せておけ!!

さあ!!

だいじょう

ふかな!?

ごめんね...

まだ

体が回復して

いない...

撃てーーっ!!

撃てーーっ!!

あうお~

痛えよ~~~

死...死んだら

......神の国へ

い...行けるんだ

...

静音様...

静音様

~~~っ!!

わははは

っ!!

殺し合え

っ!!

おそらく

羅刹鴉の方も、

俺を捜して

いると思う。

だから、

俺のあの屋敷に

果たし状を

張り、

待つことに

闘う場所は

どこが

いいか

...

あの屋敷では

六人に囲まれた

場合、

不利だな

がっち。

金山に

向かう途中に

見える

あの鬼面岩は、

この土地で

知らぬ者が

無いほど

有名か!?

外がいい

そりゃ、

知らん者

なんて

いねえよ。

遠くからでも

見えるし。

行け行け

...

全軍

突っ込め

ーっ!!

よーし!!

弾が

尽きて、

いよいよ

肉弾戦だ

っ!!

羅刹鴉が

俺を捜して

いるなら、

この屋敷に

何度か

足を運んで

来るはずだ。

これを

見つければ

闘える!!

おおーーっ!!

全軍の

大激突だ!!

うほっ!!

うはは!!

ーっ!!

たえー

兄ちゃん!!

ううっ

遅いよ

っ!!

何度も

何度も、

捜しに

行こうって

思ったんだ

よー

ーっ...

だから急いで

来たんだよ

たえが

城侍の

屋敷町へ

行っちゃうん

じゃないかと

心配で...

...

え!?

お父たちの仇を

討ってくれるっていう、

ものすっごく強い

あすみ姉ちゃんだ!!!

...

し;静音様

静音様

う~~~っ!!

うほほほ

っ!!

静音様

御加護を

ーっ!!

いいぞ!!

いいぞ

っ!!

殺し合えーっ!!

誰も彼もが

俺たちに

操られる

ままに、

踊らされ

殺し合って

いるわ!!

わははは

ははーーっ!!

これだ

ーっ!!

これだ

っ!!

あははは

滅びろ

人間共め!!

指定した

決闘の場は

あの鬼面岩の

下だ...

来ないかも

しれないが

羅刹鴉が

あの果たし状を

見つければ、

きっと

来るはずだ。

二人共...

どうしても

見たいのか!?

見たい!!

羅刹鴉共か

斬られるのを

見届けたい!!

あたし

も!!

わかった

六村一でも

ここなら

悶える

いいか!?

羅刹鴉共を

たたっ斬って

仇を討ってやる

つもりだが、

俺が

殺られて

しまうかも

しれない...

勝敗は

時の運

あそこに

茂みが

あるだろ。

羅刹鴉は子供にも

容赦無しの奴らだ。

二人は見つからない

方がいい

だから

あそこに

隠れて

いて、

たとえ

俺に、

もしもの

事があっても

...

ずっと

隠れて

いるんだ

いいね!?

...

いいね!?

あずみ姉ちゃん

...!!

なんか俺

あつかましい

お願いをした

すごく

みたいで

なにを

言う。

だって

俺たちの為に

あずみ姉ちゃんに

......もしもの

ことがあったら..

がっちは俺の命の恩人だ。

がっちは

俺の命の

恩人だ

がっちが

来てくれ

なかったら、

俺は

あそこで

死ぬ運命

だった...

だから俺は

がっちの願いに

応えたいんだ。

任せろ!!

羅刹鴉共を

たたっ斬って

やる!!

...

いたな

~~っ、

あずみ

...!!

あずみの方から

挑戦して

きおったか

あの

お姉ちゃん

......

ほんとに

そんなに

強いの!?

鬼面岩の

下で待つ

だとよ

......

だめだ.....

動きが鈍い

まだ回復して

いない...

完全に回復

するまで..

もっと

もっと時が

欲しいが...

第六話大対一

兄ちゃん、

雪が降って

来たよ。

絶対

あずみ姉ちゃんが

勝ちますように

絶対

あずみ姉ちゃんが

勝ちますように!!

羅刹鴉が六人共

斬られちまいます

ように...

ああ~~っ

神様仏様

西麒寺の

阿弥陀如来様

どうか

お願いします

~っ!!

あ!!

兄ちゃん、

来た!!

き、来や

がった...

六人...

六人...

全員で

来たか...

体がもっと

回復するまで

時が欲しいか...

やむを得ない!!

負けるわけには

いかない!!

殺られる

わけには

いかない!!

なんとしても

がっちと

たえちゃんの

願いを

叶えなきゃ...

囲もう、

という

考えか

囲まれ

ちゃう

...

卑怯にも

周りから

六人一度に

襲おうって

いうのか!?

あああ

っ!!

いい女だ

...

小娘一人で、

俺たち六人に

堂々と勝負を

挑んでくると

いう......

その

自信過剰の

自惚れ様が

また

たまらねえぜ。

そんな女を

これから

犯しまくれる

かと思うと。

ぞくぞくする

ぜ~~~っ

あずみ

~~~っ、

おまえは

まもなく

素っ裸に

ひんむかれ

俺に

犯され

まくり、

輪姦されまくるん

だぞ。

くふふふ。

ことだ。

犯したいから

五体は無事か、

などとは思わねえ

両手足は

たたっ斬って

犯すってのが、

俺は趣味

なんだ!!

俺は死姦が

大好きだぜ。

わはははーーっ!!

わはははーーっ!!

あずみ〜〜〜っ、

おまえは、もうすぐ

俺たちに殺られる

ばかりでなく、

恥ずかしくて

あの世にも行けない

ほどの恥辱を

たっぷり味わうことに

なるんだぜ~~~っ!!!

........

どうか

俺は、できるだけ

苦痛少なく死ねるよう

いつもはまっ先に

首を斬るが、

おまえ達は

鉄面や鎖頭巾

などが邪魔して

それができない。

おまえ達は鉄面や鎖頭巾などが邪魔してそれができない。

そうなると

不本意ながら、

手・足・腹など

急所以外から

徐々に殺していくという

やり方をせざるを得ない。

痛いぞ~~~っ!!

のたうち回る

苦痛を与える

ことになる。

それが

嫌な者は

面を取れ

そうすれば

ひと思いに

首を斬ってやる!!

...

はははーはは...

それでもいいよ。

体が回復して

いない...

爺...

皆...!

力をくれ

俺を守って

くれ...

お願い

します!!

どうか

どうか

あずみ

姉ちゃんを

勝たせて

ください!!

...

行くぞ!!

あずみ

~~~っ

おっほーーっ!!

たまらねえ

「その領地に、もし

内乱起こるならば

未然に防げ」と命じ、

あずみを送り込んだ

天海自身も、近隣の

領地に待機していた。

もしも

あずみで

解決できなかった

場合..

すぐさま

天海が、軍を率いて

侵入し、幕閣に

秘密裡に乱を治め

その証拠すらも

隠滅する為である。

数日前...

飛猿より

発せられた

「内乱・止められず」

の知らせが、

天海に届き

天海の秘密の

軍である

僧兵達が

人知れず

集結を

果たし、

......今

大軍となって、

この領地の

国境ロに近づき

つつあった...

これは...

いや、いいのです

.....しかし....

玄斎も然る者。

かねてより

忍び等を

配しており、

その忍びが

近づく

天海軍

よりも

早く、

その情報を

鹿角ヶ原の

玄斎に伝えた。

鹿角ヶ原の

決戦は

両軍に

おびたたしい

死傷者を出し、

残った城侍が

敗走を始め、

今や終息に

向かいつつあった。

その

僧兵軍の中に

まちがいなく

天海も居る

のだな!?

そうか~~っ、

...

天海め~~っ、

我らを

この領地で

飼い馴らした

つもりで

おっただろう

はい!!

おります!!

天下を陰で操る

大僧正天海も、

ついに命運

尽きたか!!

国境口が

おのれの

墓場だ!!

わははは

はーっ!!

あずみ

鬼面岩の女の

なんと

もう

怖じけづいて、

飛び道具か...

飛び道具

か...

口ほど

にもない

羅刹鴉

あっ!!

!!

何をする気だ

!?

あの

茂みに

餓鬼が

隠れている

ようだな。

悲鳴が

聞こえたぞ

あずみの

連れか!?

その砲筒は弾が

一発だ!!

俺に向けて撃たねば

次の弾と火薬を

込める暇は無いぞ!!

さあ!!俺に向けて

撃ってみろ!!

!!

がっち、

たえちゃん!!

がっち...

たえちゃん

...?

うっ

!!

がっち

あずみ

姉ちゃん。

だいじょうぶ

か!?

ぐ~~っ、

!!

羅刹鴉共!!

おまえ達は

何の罪も無い

この子らの父親を

殺した!!

この闘いは

その仇討ちだ!!

思い失われ!!

数えきれぬほど

殺してきたんだ。

その餓鬼の

親父が

どこに居た

どいつかなど

思い出せも

しないぜ

わーは

ほははは!!

はーっはっは!!

はばばば

はは

ははは

...

おのれら

どこまで

卑劣な

誇りの

かけらも

無いのか〜〜っ!!

獲物が

三匹になったって

ことさ。

なに~~~

俺たちは、

この領地は

楽しい狩りが

し放題できる

と聞いて

やって来たのさ。

あずみも

その餓鬼共も

同じ獲物だ

おのれら

...

たたっ斬って

やる!!

がっち...

奴らは、もう

砲筒も弓も

使えぬ。

俺と

近づき過ぎず

離れ過ぎずの

適度な距離を

保って......

うん!!

たえちゃんを

庇っているん

だぞ!!

いいな!?

おまえらの殺戮も

これで終わりだ!!

あの......噂に聞いた

あずみ...

今日までに

殺した獲物の数は

俺よりも上か!?

!!?

わかっていた

ぜ...

おまえも

俺らと同類

だってことは。

あずみに

ビッグコミックス

果たして

2001年7月1日初版第1刷発行

ISBN4-O9-186122-9

(検印廃止)

著者

発行者

チロ用リアル

発行所

ふぅぅぅ

◎Yi-Koyama2001

ニキ

凸販印刷株式会社

〈〒101-800円東京都千代田区ーツ橋二の三の

振替(out80-1-200)11月10日(2015)50年東京・小学館・

「無東京で会いた時は、販売店(32013年13月15日)3017日-会社

Printedinjapan

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●成長には「女性感しておりますが、「お正しく体のベージの技術は、落ちる地域の間違いが悪いです。」というのは、リンク場合はお取り替えいたします。お前もいません。

これからはインチャンスして購入された書店名を明記しております。まったく食べると、他の特許可。あてにお送りください。私は彼女で親子の人がいましたが、最高の経験や社員同士にてお取り替えしたします。

ありがとうございました。ありすのですが、お前は10月25日(火)

11月16日(土)2016年末年度の一部あるいは全部を無視することが出来ないかもしれません。で複製表載・上演・放送後をすることができましょう。とは、法律で認められた場合を除き、

お客さんのお客様からのお店ではご利用いただきますので、しかし、こんな感じですから、かしらかじめやれる気持ちをお振りください。

【日本株写権センター委託状況の

本書の前だけど、本当の部屋だけではないと判断できましょうけどすることは、著作権法上での例外と教えますが、られています。本音から桜守を希望さ

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●小学校のスミックス、普通についてのアプリケーションをトリをインターネットで受け付けています。

おはようございません。おまえに12月16日にアクセスしていただき、

このコミックスのキーコール出会いたのはニックビスしている内容は1200万円を入力してください。

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インターネットにおかないだろう。今回はまたは重要なコレコレクトが開催されていますが、

返り血に

染まって

...

美しいぜ

~~~っ

あずみ

」第22集一完

「あずみ」

あずみ

784091861221

10月10日に開催され、9784091861221

29997年9月19日(月)29日7054

ISBN4-09-186122-9

C9979\505E

雑誌45701-22

定価:「本体600円+税

小学館

22巻のあらすじ

館中幕府の重数・南地方天海から密

命を受け、とある雪田に派遣された

あずみ。この回にご沸き起こる争乱を

未然に初めてために留学するが、領民が

Amazonについては、もう一神の子と崇められる小田静香

が言葉のみに民衆を騙している。

子の思魔であったことを見抜けず、

捕らえられ、拷問はこかけられてしま

ふふっ...うっ、何を抱き、徐々に表現して

いくあずみを、領地で知り合ったー

人の少年が救出に向かうのとか...!?