Quick Edit

Advanced settings

おはようございますので、

小山ゆ

許されるなら、

あずみに、あたりまえの愛と、

生きることの喜びを...

これまでの、悲しみを色み込む

希望に満ちた白NPYEHIDを

今、期待しても良いですか?

GL,NYTERU

装丁ノ国内孝飲

装丁ノ臣ロ孝欲

Ble.coMCSUPEROR

小山ゆう

5藤

|古〕葛藤

2011年間

第一話、武蔵、現る。

第二話、忍び狩り、お

第三話「和客と剣豪」が

第四話「学まる絆」の

第五話「暗雲」は、

第六話「集結」が

第1話「夏葉」は

第一話式蔵、

あっ!!

来ました

あの男です!!

ほら!!今、

門に向かう

あの若い男

です。

わかった!!

見た!!

確かに一瞬

私を見た!!

あれで

ほんとうに私を

記憶したって

いうのね!?

ほんと

かしら

それにしても

意外に色男

じゃないの!!

ごくろう

さん。

俺を見た!!

俺を見た!!

勝手、

目が合った!!

これで

言い訳は

させねえぜ!!

ど.....

どうも

長い間、

ご苦労で

あったな。

ただいま

戻りました

貴重な情報を

よくぞ掴んで

くれた...

感謝するぞ!!

これまでも、彼らが

一堂に会する

ようなことは

決して無く

...?

伊達政宗様からの

密書を受け取り...

数名ずつが

個別に会っては

その密談内容を

伝え広げていく

という方法で

やっておりました

伊達様本人は、

ついに一度も

姿を見せません

でしたが...

今度こそ、

最後の結束を

確かめ合う様子

その場所には

必ずや本人

伊達政宗様も

現れるものと

思われます

うむ!!

では、

これから

いっしょに

働いてもらう

仲間を紹介

しよう

ああ、

こっちへ。

失礼

します。

紹介

しよう!!

こちらが

長期潜入し、

此度の陰謀を

掴み、

その者達の

顔を確認

するという

大役を

成し遂げて

くれた、まあ

兵介だ!!

兵介です

私は:

早速、

皆さんに

試された

わけですね。

え!?

何の事だ!?

何の事

だ!?

試すとは

!?

子守の女。

参拝の

老人。

掃除の男。

それと、

あきれる

ほど

膨れた娘

なぜ

わかる!?

どうして

見破れる

の?

よく聞かれる

けど...

うまく説明は

できないよ

...?

俺から見れば

他の皆が

あの程度の

変装を

なぜ、見抜け

ないかが

わからないね

...

...

...

ほっはっは

どんな変装で

試したんだ!?

見たかったぞ。

これから

おまえたちに

成し遂げて

もらわねばならぬ

使命には、

標的達の顔を知り、

たとえ標的が

どのような変装をして

来ようが、みごと

見破ってくれる

この兵介が

同行する。

この......

泰平の世を

覆さんとする

者達は...

枝打ちせねば

ならぬ!!

おまえたちの成功を

願っているぞ!!

はい!!

はっ!!

俺たちを

運ぶ為に、

こんな船まで

出してくれた

とはな...

ちょっと

驚きだぜ

...!?

うん...

あずみ達の標的となった、

伊達政宗を含めた十三名。

内:改易された大名の

家老職にあった者が二名

他十名は、忍び流派の

頭領達...

その忍び頭領の中に

柳生宗矩と繋がりの

有る者が一人居た。

その男は、出発直前に

宗矩からの密書を

受け取った。

その密書には

幕府はすでに

企てを察知し、

その集結場所に

刺客を送り込む

ということ、そして

刺客・あずみの情報

と似顔絵などか

書き記してあった。

江戸城内に潜入し、

将軍・秀忠はじめ

重臣達を暗殺

しようという陰謀を

企む側の一人に、

なぜ宗矩は

知らせてはならない

幕府側の対抗策まで

知らせてしまったのか!?

あずみを抹殺して

もらいたい、という

狙いもあるが

もしも彼らが

江戸城に攻め込んで

来るならば

柳生の総力をもって

これを防ぎ、撃退させれば

宗矩はますます幕閣内で

確固たる地位を得られる

.....と考えたのか...

宮本武蔵

だって!?

宮本武蔵が

いるのか!?

そこだ!!

すぐそこで

武芸者に試合を

挑まれた!!

うおーーっ!!

どんな男だ!?

あの宮本武蔵

という武芸者

は!?

宮木武蔵が

いるのか

武蔵が巌流島で

佐々木小次郎を

倒してから

六年ほど経つが、

宮本武蔵の名は

広く知れ渡っていた。

仮に

拙者を

倒し、

名を上げた

ところで、

望む仕官が

叶うという

ものでも

ないぞ。

仕官が

叶わずとも、

っ!!

苦節

...

苦節...!

武芸一筋に

生きてきた者

......

宮本武蔵と

真剣勝負が

できれば、

本望!!

いざ!!

そうとう

食いつめて

いるな...

もはや

そういう世

ではない

!?

命を

粗末に

するな。

あれが

宮本武蔵

か.....

大男だな

え〜〜い

言うな!!

立ち合え!!

ならば

どうぞ!!

!!

これを肝に銘じ

武芸で身を立てる

を......

諦めることだ。

......

なるほど

名に

聞こえた

宮本武蔵

...

二刀を

使いこなす

というのも

あの

常人を

遙かに超えた

怪力なればこそ

......か...

あれほどの腕を持ち

名を上げた

武蔵ですら

望む仕官が

叶わぬ...

全く、

なんという

世だ!!

我らとても

同じ...

ひたすら

武術を磨いて

きた者達が...!何故

食うや食わずの暮らしを

せねばならぬか!!

見てろ

思い知らせて

やる!!

徳川幕府

め~~っ!!

お!!

武蔵は..

あそこで

腹ごしらえ

か...

俺も

そうするか。

いらっしゃい

ませー

...

...

巡り会えた

宮本武蔵

もし

倒せば、

......拳に

俺の名が上がる!!

見返してやれる!!

村のやつら

皆を...

思い知らせて

やれる!!

いらっしゃい

ませーーっ!!

いいじゃ

...

もしや

...

その娘

あずみ!?

間違いない

柳生様が

知らせてくれた

幕府の刺客

あずみだ!!

バカッコンドのイベントしまった!!

俺を斬りに

来たか!!

いや...!!待てよ

偶然か

!?...

そうだ!!

......

ここは我らの

集結場所に

近い...

偶然、出会うのも

ありえない

ことではない

あずみか...

こんなに早く、

この俺の顔を

知りえるはずか

ない......

そうか!!

幸運にも、

俺の方が先に

敵を発見できたと

いうことか!!...

ふふ

あずみの噂は、すでに

聞いていた...

たった一人で、

柳生の手練れ

数十名を退け

......

宿場を占拠した

野伏せり六十余名を、

たった一人で全滅

させた娘...

信じられぬ

手練れの

刺客...

対等に相対して

勝負しては、

この俺とて

かなわぬ

だろう

ならば...

こっちを知られて

いない今か...

絶好の機会

かもしれぬ

殺らねば

殺られる。

殺るなら.....今

この場で不意打ちを

かける手か!!

こんな化け物・武蔵に

正面から挑んで、

勝てるわけが

ない...

どんな

卑怯な

手段を

とろうと

今...

ここで

後ろから、

殺った者が

勝ちだ!!

不意打ちを

かければ

いかな

武蔵でも

...

殺れる!!

第二話忍び狩り

ピリピリと

伝わって来る

この殺気

前の山伏

か!?

それとも

後ろの男

か!?...

右の娘は...

刀を差しては

いるか...

殺気を

放っては

いない。

前の山伏と、

後ろの男

二人が...

俺に...この場で

斬りがかって

来る気か...

この

武蔵を

斬って、

名を上げ

たいわけ

だ...

まったく

あずみは

俺に

気付いて

いない...

間違いなく

俺を知らない

のだ..

今だ!!

殺るなら

今だ!!

二人は

示し合わせて

前後から

同時に

来る気か!?

斬れる!!

...

後ろからの

不意打ち

なら、

宮本武蔵を

倒せる!!

今だ!!

そそそどー...そもそうくせに

フフファイルストラブル

...

な.....

何事!?

......

あの娘

...

殺ったん

だな!?

うん

驚いた...

目にも

止まらぬ

...という

やつだ

もう.....何事も

無かったような

顔をしている

......

なんという

女だ...

いったい

...

あの娘は

...

信じ難い

あの早技

しかし

確かに

見た!!

この目

で...

前の山伏が

狙ったのは

あの娘。

俺を狙ったのは

後ろの男...

だが

あの娘は

殺気一つ

放たずに

そういうことですからでしょう

いつ抜いた!?

いつ飛び乗った!?

なんという速さだ!!

信じ難い...

俺が編み笠を

はね上げ、飛び退き、

抜刀する...

それだけの刹那に

あの娘は...

人が斬られるのを

あんな間近で

見たのは

初めてだ

何!?

向こうが

先に

襲って

来た!?

情けねえ

.....

今頃、足が

震えて

やかる...

うん

向こうが、すでに

俺を知って

いたんだ

向こうも

警戒しているのは、

わかる

だけど、

あの男は

なぜ、俺が

刺客だと

わかったん

だろ....!?

おかしい

な...

なぜだ!?

!???...??

...

幕閣内でも、

わずかしか

知らないはずの

この作戦を

知る者の

中の...

何者かが

あの男に、

俺たちの

情報を

流した

...

ということ

だろう。

なにっ!?

幕閣内に、

陰謀者共と

通じている

裏切り者が

いるって

ことか!?

だとしたら

厄介じゃ

ねえか

狙う

こっちも、

すでに

狙われて

いるってこと

だ...

標的が、それぞれ

どんな武術を

使うかも

わかっていない。

向こうか

こっちを

知ろうと

知るまいと

困難な戦いに

なることは

承知の上じゃ

ないか

充分、

用心して

立ち向かおう!!

...

この...

家老職だった

という二人は、

俺とはつねに

任せてもらい

たい!!

正直言って、

どんな技を

使うのか

予測もつかない

忍びの頭共

より、

こいつらだったら

俺にも戦える!!

また、..

はつねだって

得意技を

使える

なっ!!

はつね。

ま...

そういう

ことかな!!

...

わかった!!

じゃあ、

残りの

忍び頭領

九人は、

あずみと

俺が

引き受け

よう!!

あずみと俺が引き受けよう!!

でも、

家老達だって

一人で来るとは

思えない

手練れの

護衛を

連れて来る

と考える

べきだよ。

任せてよ!!

護衛全員を

相手に、

戦ったり

しないわよ。

標的だけを

殺せば

いいん

でしょ!?

だったら、

私なりの方法で

殺ってみせるわ!!

ね!!

ああ。

とにかく、

家老二人は

俺たちが

殺る!!

敵がすでに

こっちの情報を

知っているなら、

やっぱり、

俺たちも

変装する

方がいい

だろうな

そうだな

似顔絵で

俺たちが

わかるとは

思えないか

用心に

越したことは

ない...

あずみの

その格好は

目立ち

過ぎる。

だから

バレたんだ。

うん...

だけど

俺は

変装は

しない...

なぜだよ

!?

どうして

!?

目立ち

過ぎるぜ

その姿は

いや...

皆は

変装して

くれ...

俺は

このままで

いい...

なぜなんだよ

!?...

あの時

みたいに

膨れちゃ、

戦えない

けどさ。

その格好は

目立ち過ぎだぜ。

この姿が

好きなんだ

爺が買って

くれた物

だし...

気に入ってるんだ...

気に入って

るんだ...

なんだい、

そりゃ。

俺は、この格好が

一番戦い易いん

だよ。

ほんと

あの娘は...

どんな剣の師の元で

学んだのか...!?

流派は

!?...

あの若年で、

あれほどの

域に達する

ことができる

ものなのか

!!

相手に知らせず、

不意打ちのような

暗殺などしたく

ない。

堂々と

相手と

名のり合って、

戦って倒し

たいんだろ

!?

俺は

わかって

いるぜ、

あずみ

おまえは

相手だって、

武術を誇りに

生きてきた者達

だからな

この

自信過剰の

目惚れめ

が!!

殺すこと

に.....

違いは

ないのかも

しれないけど

ね...

そんなことは

ない!!

誇りを

捨てたら、

剣士では

ないぜ!!

ありがとう、

飛猿...

祭りを

見に行こう

だと!?

伊達政宗が

到着するのは、

まだのはずだが

すでに

到着している

と思われる

標的が、

ひょっとしたら

祭りの人ごみに

まぎれている

かもしれない。

人が

ごった返して

いるんじゃ

ないのか!?

そんな中で

見つけられる

のカ!?兵介

どんな大勢だろうと、

その中に居れば

必ず見つける。

ほーーっ!!

たいした

もんだな、

その

お目目様

はっ

よし

行こう!!

何をしている

のだ!?...

あそこで

あの娘と

...

あの仲間は

いったい何者!?

居た!!

どこ!?

どいつだ!?

どいつだ

!?

忍びか、

家老か!?

石段横の

大杉を背に

立っている男だ

忍びの

高山八衛門

!!

どうした!?

高山八衛門殿と

お見うけ

いたします

!???

俺は

あずみと

申し、

幕府から、

あなた方を

斬れ!!と

命を受けた

者です。

!!

できれば

場所を変え、

一対一の

立ち合いを

願えないで

しょうか!?

くっふふふ...

これはこれほ

なんと、

幕府の刺客が

こんな若い

娘さん...

そんな

冗談とも

思えぬが

...

ほんとに

其方が、

批者を殺しに

来た刺客

とは...

俺の情報は、

あなたに届いて

いませんか!?

この男は

知らなかったのか...

!!

第三話対象と創業

......

......

では、後を

よろしく

お任せ

くだされ

...

あの娘

...

刺客か!!

それも、

これだけの

協力者が

いる...

しかし、またも

見たぞ!!...

あの娘の剣技!!

また、他に

居るかも

しれないね

もう少し、

探してみて。

ああ...

なんという

素早さだ!!

あの男は、祭りを

見物に来ていた

のかなあ......!?

あそこで同志と

落ち合う

約束だった

かもしれない

それは

考えられ

るな...

ちょっと

早まった

かなあ...

そんなことは

ねえよ。

みごとだった

ぜ!!

もう

あずみちゃん

だけが二人も

仕留めちゃって。

兵介、

よーく

探すんだぜ。

奴と

落ち合う

約束の標的が

来るかも

しれない

からな。

人を殺す事に...

なんと積極的な女

なんだ...

他の仲間を

差し置いて、

まっ先に

飛び出して

行く...

十三人全て、

自分一人で

殺したい

とでも

思っている

のか!?...

しかも今...

人を殺した

ばかりだと

いうのに、

まったく

変わらぬ

この表情

なんという

女だ!!

...

あはは

あっ!!

おわっ!!

あーーっ!!

危ねえ!!

ああ〜〜〜っ、

ありがとう

こせえます

命を助けて

いただき

......

な、なんと

お礼を

申したら

いやいや、

お気になさらず

...

いやそこで

...???...?

猪!!...

...

兄者

ーっ!!

なぜ、

付けて

来た!!

なぜ、

俺を

置いて

行く

~~っ!?

あれほど

言い聞かせた

ではないか!!

来たるべき

江戸城潜入

決行の時には、

おまえにも

大働きを

してもらう。

しかし、

今回は

その計画の為の

密会であって、

目立たないように

しなくては

ならないのだ!!

だから、

一人がいいのだ

と...

きっ聞いたぞ

~~~っ!!

権爺が

言ったぞーーっ!!

兄者は戻るまで

と...十日ぐらい

かかるって!!

十日なんて...

長過ぎるぞ

~~~っ...

ひい...

ひい......

ひいふう

ひい

.....

みい

おら、兄者と

一日より長く

離れた事なんか

一度も無いぞ

~~~っ!!

十日は

......

だめじゃ

耐えられ

ねえ〜〜〜っ、

...

長く...

十日なんて

兄者と

離れて

なんて、

いやじゃ

~~~っ!!

目立たない

ようにすれば

いいんじゃろ

!?

おら、

目立たない

ようにするから

兄者のそばに

おいてくれ

兄者のそばに

いなきゃ...おら、

いやじゃ~~~っ!!

邪魔はしない

ちいっと離れて

いるし...

目立たない

ようにする

から...

連れてって

くれ〜〜っ!!

...

...

わかった猪!!

こっちに来い!!

いっしょに行こう。

兄者

ほんとか

ーっ!!

うっひょ

ーっ!!

兄者ーーっ!!

兄者とおらは

いっつも一心同体

じゃいうのは、

村のみーんなが

認めとる事ぞ!!

......

......??

拙者は

二度、

現場を

目撃した

その事、

そちらが

気付か

なかった

とは、

思えぬ

はい。

存じておりました。

存じており

ました

こうして、

同じ宿に

泊まられて

いることも

当然、

あの娘も

.....だな

拙者の

名を

ご存知

か!?

高名な

宮本武蔵様。

!!

知っておったァ

のか!!

ならば、

あの娘も

武蔵である

と知っていた

のか!!

知っていて

知っていて

あの

無関心さは

なぜだ!?

あの...

みごとな

剣技を見せた

娘子は...

何という

名かな!?

...

...

殺しを目撃した

拙者が...

何処の御家中とも

全く関り無い

一兵法者である

ゆえ...

無視して

おるので

あろう!?

...

あずみと

申します

あずみ!!

あの娘の

あずみという

剣の師は

誰であるか

教えて

もらいたい

流派は

何流か!?

心配いたすな。

詮索も他言も

いたさぬ。

剣を

極めようと

する者として、

あの娘の

剣技には...

知らない

のです。

私も

あずみとは、

知り合って

日の浅い身

です...

そうか

あの若年で

あの域に達するには

幼き頃より名の有る

師の元で、ひたすら

剣の鍛錬に

明け暮れる日々を

送ってきたはず

ただただ

剣の上達のみを

考えて、

...てある

ならば...

あの

あずみも

この武蔵に

対して、

大きな関心を

抱いていた

はず...

それが...

武蔵と

知りながら

こちらを

一瞥さえもしなかった

あの態度は...:!?

では、

お先に

失礼

します。

...

そうか!!

そうだな...

「つの現場を

見られてしまった

目撃者でも

この武蔵では

消すわけには

いかず、

無視するしか

なかったという

ことだろう...

本心は...

あずみの本心は

剣について

この武蔵と

語り合いたい

又...

この武蔵の

剣を...

試しても

みたい!!

と...

あ!!

兵介殿も

風呂でした

俺も今から

!!

あずみ!!

あっ!!

えー

!!

宮本武蔵様。

そうそう!!

聞きました!!

有名な剣豪の方だ

そうですね

なんか

...

偶然にも

二回、

見られて

しまいまし

たけど、

あれも

使命で

ありまして

どうか

御内聞に

...

えーと、

とは!?

有名な

剣豪の方だ

そうですね

だと!?...

俺の名を

忘れていたと

いうのか!?

とぼけて

いるのか!?

この娘...

宮本武蔵様は

孤高のお人。

やはり、

その心配は

いらなかったよ。

孤高のお人...

へえ

この顔は...

とぼけたり

心を偽ったり

している表情

とは思えぬ

あずみちゃん

今誰も

入っていない

よ!!

早く

おいで!!

うん!!

失礼

します

......

剣技を磨くこと一筋に

生きてきたはず...

それなのに

この武蔵に

さほどの関心も無い

というのか!?

第四話、深まる神

あずみちゃん、

きれーい!!

誰も居ないうちに

遊んじゃおうねーーっ!!

...

あずみちゃんって

男もかなわない

剣の達人だから、

もっと男みたいな体

してるのかなと

思ったけど、

違うんだ...

きれいで

驚いちゃった

よ.....

...???...?

...

あずみちゃんはさ、

そんなに

強いんなら、

くノーの...

あの技使って

敵を仕留めた

事は...

無いんじゃ

ないの!?

今まで

くノーの

あの技って!?

この肉体で

標的の男を

骨抜きに

してさ、

目的を

果たす技よ!!

...

無いよ。

やっぱり

ねーーっ!!

だと

思った。

でも、美人の上に

こんなきれいな体

してたら、そっちの技

使ったって、

どんな標的も

思いのままに

操れるよ。

......

はつねさんの

言う...

その...

くノーの

あの技と

いうのは

つまり

男と女が

......裸で

抱き合い

ながら

いろいろ

する...

あの行為

を...!

標的の男

と...

するという

ことです

か!?...

そうよ

...

そ...

その最中に

殺すの!?

殺す場合も

あれば

聞き出したい

情報を

聞き出したり

するのよ

男は、

肉体を通じた

女には心を

許すからね。

それが

あたいの

教わった技。

標的が...

抱き合ったり

したくない...と

思うような

相手でも

するの!?

なんて

聞けない

な......

なんて聞けないな......

あずみちゃんだって、

一応そういう技

教わったんでしょ!?

......

俺は...

武術と

生き抜く術を

教わっただけだ。

武術と

...??

生き抜く術

だけ...

それって...

格好いい

じゃない、

あずみ

ちゃん!!

あははは

えっ!?

じゃあ、

はつねさんも

両親を知らない

の!?

あたいは

捨てられたのか、

売られたのか、

それとも

お頭に

さらわれた

のか...

ほんとうの

ところは

よくわから

ないね

お頭が

教えてくれ

ないから。

お頭か教えてくれないから。

でも、忍びの村には

そんな仲間が

何人も居たから

ね!!

あずみちゃんも

そうなんだよね

前にちょっと

聞いたけど。

うん

かがり殿も

いっしょの村で

育ったの!?

そう

ずっと

いっしょ。

かがりはね、村で

武術の腕は上位だった

けどね、

女を

悦ばせる

あの技は、

へたな方だね。

...

え!?...

じゃ.....

かがり殿と...

はつねさんは

.....あれを...

している仲なの

!?

え!?

あずみちゃんと

あたいは、

教わった技は

違うけど、

似たような

育ちだもん

これから

仲良く

しようね。

!!

うん!!

初め、あずみちゃんは

年下なのに、

えらく天海様に

特別扱いされて

.....って皆、

やっかんだのよ。

冷たく当たって

ごめんね

認めちゃったよ。

かがりだって

今じゃ

すっかり

ほんとよ!!

だけど玄斎共や

羅刹鴉全員を

たった一人で

斬っちゃったって

聞いた時は...

もうびっくり!!

背中

洗って

あげる!!

はつね

さん!!

あっ、あずみちゃん、

先に行って

寝てて。

え!?

はっねさん

は!?

ちょっと...

かがりの奴と

話があるの

......

長ーく

楽しむ為にゃ、

ちょっとずつ

だぜ。

もう

俊次郎は

いねえから

新しくは

作れねえんだ

からな。

わかってる

あーーっ!!

来た

来たーっ!!

さっき通った寺が

伊達政宗と

縁の有る寺だとか

言ってたが...

確実なのか!?

兵介は

初めて来た

この土地の事を

なんで知って

いるんだ!!

兵介殿を

信じなければ、

俺たちは

何も行動が

できない。

信じよう

よ!!

だから、伊達政宗が

やって来るのは

おそらく

さっきの寺で

他の標的達も

この近くに宿を

取るんじゃないか

という予想だ

...

ま...

兵介を

信じる

しかねえ。

己の剣を天下無双の

域に達したか......

と思っていた...天下の

大方の剣は見抜いた...

と自負しておった...

未熟者め!!

......

この武蔵の

木熱者め!!

天下は

まだまだ

広かった!!

あの娘、

あずみの

剣!!

あれほどの

速さ

俊敏さを

持った娘か

存在したの

を...

この歳に

までなって、

初めて

見ようとは

もしも

あずみと

闘わば

あずみは

どんな構えを

するのか...!?

あの双頭刃

の剣は...

受けから

攻めが

倍の速さ

になる

利点が

ある。

しかし、二刀は

受けと攻めが

同時にできる

一刀で闘えば

俺の勝ち.....か

いや待て

あずみは

受けをせぬ

攻撃で来る

かもしれぬ...

...

受け

などせず、

信じられぬ

速さで

飛び込んで

来る......

.....まさに....

獣のような跳躍が

できる剣士が

存在したのだ!!

この武蔵の剣は

いかに打ち破る!?

話したい!!

試さねば

ならぬ!!

我が、めざす高処に

達する為には

あの

あずみを、

このまま

見過ごして去る

わけにはいかぬ!!

発見した

ようだぜ

橋の上で

堂々と話して

いる......

あの二人には、

すでに

狙われている

という情報は

届いていない

ようだね。

侍姿が

元家老の

小堀重政。

後ろの二人は護衛。

後ろの二人は

護衛

向こうでも

常にそばに

居た。

左の男が

忍びの

黒川源吾

じゃ、

小堀重政は

あたいと..

かがりの

担当だね

......

お!!

別れる

ようだぜ

じゃ、

あたい達も

ここで

別行動

だね。

そういう

ことだな。

...

宿で

落ち合おう!!

あの二人の護衛には

充分注意してね!!

.......それに

あの...

あの...

だいじょうぶ、

あせったり

しないよ。

あたいの技は、

ちょっと日時が

かかる技だ

からね!!

........

着いて来な。

兵介は、こっちに

向こうは

かがりとはつね、

二人の共同作戦

とやらで仕留める

らしいからな。

すぐ殺る

つもりなの

か!?

その

つもりさ。

なるほどな

少し泳がせると、

他の標的と会う

カもしれない

よ。

ん!?

...

立ち止まって

......

動かぬ

どうしたん

だ!?...

今度は

ゆっくり

歩き出した

居た!!

別の標的

が!?

手前の老人だ。

忍びのいだとう

池田藤内

あんな

老いぼれ

が!?...

変装して

るんだ。

...

...

二人になった

な.....

分け合おう

か!?

あずみ。

あそこまで変装

しているということは、

狙われている事を

すでに知っている

のだ...

となる

か.....

今、

黒川源吾に

その事を

伝えて、

気をつけろと

言っているんだ。

きっと...

どの手で

近づく

!?

出たぜ。

ほれ見ろ。

見つかって

しまったじゃ

ないか。

あれだ!!

あれだ!!

あの娘だ!!

ほおーーっ!!

あの...

噂に聞いた

あずみ!!

第五話「暗要

ふ.....

襲うそっちは

万全だろうが

あいにく今、

こっちは万全な

戦闘体勢では

ないのだ

それでもやる

つもりなら、

巻き添えが

出るぜ!!

時と場所を

改めて、

決着をつけるは

こっちも望む

ところだ!!

はいはい。

指定

してくれ!!

いつ、

どこでだ!?

ハカカ!!

おまえは!!

忍びは

奇襲が

専門たせ!!

ははは

わはは

ははは

おまえらは

今、ここで

この罪無き民

何人が犠牲に

なろうとも

俺達を殺そう

とするのか、

ああ~~~

お、お助け

を...!

それとも

この場を

諦めて去り、

さあ!!

どうする!?

いつ俺たちの

奇襲を受ける

かと、

夜も眠れぬ

びくびくする

日々を送るか

そのどちらかしか

無いってことだ!!

どうする!?

あずみ

おまえは

躊躇なく

この場で

仕留めるん

だろうな

そちらが誇りを

持たぬなら、この場は

俺たちの負けだ...

奇襲を待つ

ことにしよう。

去ろう。

ごめん

相手は誇りある

剣士ではなく

闇に暗躍する

忍び共なんだ。

あずみが

望むような

正々堂々の

立ち合いに

持ち込むなど、

無理なことだ。

あずみは

そうすることを

望んでいた

のか...

こっちも奇襲と

いこうじゃないか。

でなきゃ、

罪無き

犠牲者を

出してしまう

ぜ.....

しかし...

これで

あいつらから

他の標的ら

全てに、

俺たちに

狙われている、

ということが

伝えられる

だろうから

これからは

お互い、

奇襲の

かけ合い

ということ

だな!!

絶対、出しちゃ

いけない!!

罪無き犠牲者は

...

さっきは

俺の読みが

甘かった。

済まぬ。

大失態だった

いや、

俺も賛同した

作戦たった

あ!!

今、

兵介殿が

こうして

いっしょに

いるのを

見られたら

これから

兵介殿が

狙われる。

隠れてくれ。

だいじょうぶ。

その点は、いつも

充分注意して

周りを見渡して

いるよ。

敵が

どんな

物陰に

隠れていても

見つけるって

言うのか!?

いくらなんでも

おまえ、その目に

自信を持ち過ぎ

だ...

十三人全て教えて

もらう前に

おまえに

死なれちゃ、

俺たちは

お手上げなんだぜ

わかった。

これから、

外では

離れている

ことにするよ

......!

あずみ

......

少し俺の

思い違いが

あったか

......

撮みきれない

女だ...

ごめん

飛猿

もう

謝るなよ。

強がっても

登大の腹の虫は

正直たな

よし!!

昼飯に

しょう!!

...

あはは。

わははは。

ははは、

そうしま

しょう!!

そろそろ

炊けたんじゃ

ないか!?

うん、

できた。

はい、

お師匠様。

少ないけど、

帰りまで

持ってきた粟、

もたせなきゃならないから。

もたせなきゃ

ならない

から

うん

そうだな、

大切にな。

もう

ここんとこ

粟粥ばかり

だな...

着いたら

海が近い

そうだから、

魚や貝

捕って

食っても

いいんです

よね!?

お師匠様

地元の漁師の人たちの

邪魔をせぬように

気を配り、

自分たちの

手で

捕るんだ

ぞ!!

それなら

構わない

はい!!

わかって

おります

魚や貝捕り

なら俺、

得意だぜ!!

姉者の分も

いっぱい

捕って

やるぜ!!

うん、

頼むぞ!!

ははは

はは。

...

おかわり

いい!?

いよ。

茂一

はい。

彦三。

はい。

小蝶に

登太。

はい。

なんです

か!?

お師匠様。

おまえ達は

厳しい修業にも

よく耐え、

腕を上げ

しかも実に

まっすぐに

育ってくれて

いる!!

皆、思っているぞ。

おまえ達は

村の誇りだ、と。

それは、

私達もいつか

お師匠様や

爺様のような

大きな働きが

したいからで

あります!!

そうです!!

忍びとして

大きな働きが

したいです!!

まずは、来たるべき

江戸城潜入の時には

きっと大手柄を

立ててみせます!!

私も

です!!

こんなにも健気に修業を

しているこの子らが

米の飯も食えぬような

今の世は絶対

間違っている!!

この子らが

手柄を立て

それに見合った恩賞を

得られるような...

かつての世に

戻さなくてはならぬ!!

はつねさん

一人で!?

ああ、

後はな

あの標的には

その作戦が

良さそう

なんでな。

俺は最初の

一絡み

だけだ。

で.....

近づけたの!?

ああ。

うまく

やったよ

相手は

助平そうな

醜男だ

からな。

はつねの体を

舐め回すように

見ていやがった

ぜ...

...

...

兵介は!?

標的の

発見に

励んでいるよ。

見つけたら

宿を突き止めて

来るそうだ

おお!!

同志の

黒川源吾殿

だ!!

黒川殿、

お出迎え

いただける

とは恐縮

です。

向坂殿、

供連れで

参ったので

すか...

万が一の

警戒の為、

放下師の一座に

扮しまして...

その方が一で

えっ!!

幕府の

刺客らが

待ち伏せて

おります

そうですか

...

すでに幕府に

察知されまし

たか...

皆...!

聞いての

とおりだ

江戸城の前に、

この地で

戦いが始まる

おまえたちに

とっては

初陣!!

はい!!

今日まで

身につけた

武術で

いよいよ

初めて...

敵と

殺し合いを

することに

なるのだ!!

恐るるな!!

はっ!!

おまえたちは

充分強い!!

恐れてなど

いません!!

ワクワクして

いるんです!!

幕府の

刺客野郎と

戦うの

ですね

見ていて

ください!!

お師匠様!!

お師匠様に

教えていただいた

武術で、大働き

してみせます!!

うん!!

...

はつねさん!!

はつねさんが

戻って来た!!

どうだい、

首尾は!?

うん...

まあまあ

......かな。

ふーーーっ...

...

勝負は

明晩って

とこかな

どうやって

あずみと

...

どうやって...

近づいたの!?

聞きたい!?

うん...

でも、言いにく

かったら、

いいけど...

親が大借金

残して、

行方知れず。

恐~~い

借金取りが

押しかけ

私を女郎に

売り飛ばそう

...ってのを

必死に

逃げ出して

.....という

筋書きで

おっ...追われて

おります...

お侍様、ど、どうか

お助けください

ませ.....

...

で...

匿ってもらえ

たの!?

うん!!

標的は油ぎった

醜男だったよ。

だから、もう

下心が期待で

いっぱいって顔

ぐっ!!

そのまま

標的の下心に

合わせていったら

いくらなんでも

あの二人の護衛が

怪しむでしょ。

標的は

ちょっと

がっかり

だから

いっぱいの

お礼の

言葉を

くり返した

だけで、

上手に

去って来た

のよ...

もう...

私は

帰る家が

無い...

もう...私は帰る家が無い...

ところが

明晩、

又、

あたいが

お礼に

行くのよ

...!!

そうして

やっぱり、

私は女郎に

なるしか...

やっぱり、私は女郎になるしか...

もう...

どうなっても

いい...

触れなば落ちん

...という風情を

見せるわけ。

標的は

いちころよ!!

だって......あの

醜悪な顔は

...

絶対、

女に嫌われ

続けてきたに

違いないからね

あたいを抱く時は

あの二人の護衛は

いなくなり...

標的は

あたいの上で

喘ぐ...

腑抜けた

顔で.....

その時は

隙だらけ

はつねさんの

正器は?

うふふ...

うふふ...

それは

秘密!!

それは秘密!!

......

第六話集結

目立つあずみが

出歩いて、敵に

この宿を突き止め

られるよりも、

兵介が

敵の宿を

見つけて来るのを

ここで待つ方が

賢明だ

今日は

待ちに

徹しようぜ、

あずみ。

うん...

わかった

今日は..

はつねが

一人、

片付けて

来るさ。

はつねさん

...

成功してね

あ、あの

お待ち

ください。

お願いです、

お、お人払い

を...

おまえを

守ってあげよう

と言って

いるんだ

それは

だめじゃ。

慣れればの...

慣れれば

の...

全てを

わしに預け

任せればよい、

わははは

この方が

果奮する

ものじゃぞ、

ふははは

ははは。

ああっ!!

ん〜〜...

お願いです、

お人払い

を...

どうか

だめじゃ、

ほーーれ!!

うんと恥ずかし

がるのじゃ!!

ああ!!

その方が

燃える...

これじゃ

殺る隙が

ない...

遅い

遅過ぎる

もしや...

心配だから

様子を見に

行きたいんだ。

はつねさんの

行った

宿を

教えて

ください、

かがり殿。

確かに

遅過ぎる

な...

...

教えて

ください。

いや...

知らないん

だ...

えっ!!

知らない!?

いや、俺は

はつねを

信用して

いるから

任せたん

だ...

そっ...

俺は金貸しの

用心棒を

演じただけで...

だったら

なおさらじゃ

ないか!!

宿まで

付けて行ける

状況じゃ

なかったんだ...

あの二人の護衛は

ほんとに

油断ならねえ

奴らだったんだ。

だいじょうぶだよ。

はつねは

この作戦を

しくじった事は

一度もねえんだ!!

あの家老野郎は

はつねの体に

間違いなく

溺れる!!

...!!

......

あの家老野郎は

案外、格好つけて

もったいぶって...

はつねを抱くのは

明晩まで

引き延ばすかも

しれねえよ...

だいじょうぶだ。

はつねは

絶対、標的を

討ち果たす!!

帰って

来なかった

あっ!!

見えて

来ました!!

あれですね

赤い鳥居か

並んでいます。

うん、きっと

あれだ。

伊達政宗様が

ご到着されたら、

あそこに

知らせが

出るのです

ね!?

うむ...

そのはずだ。

下の方だ、

鳥居の足に

巻かれている。

それが

合図だ。

わかり

ました!!

有りまし

た!!

お師匠様!!

これで

しょ!?

巻いて

あります!!

黒脛巾!!

両側に巻いて

ありますね

黒脛巾が!!

間違いない

伊達様が

ご到着なされた

という合図だ。

おおっ!!

登って

来るのは、

同志の

上山八郎殿

だ...

だが、

この地では

他人の

素振りだ。

わかって

おるな!?

はい!!

黒脛巾有り!!

猪!!

そうか

...

ご到着

なされた

か.....

はい!!

では、

出かけると

するか。

戻ったら

また、たっぷり

可愛いがって

やるぞ

...

...

はつねさん

...

どうなって

しまったんだ

?!?...?

昨日、今日と

宿を全く

出ない...

何かを

待っている

ようだな

どうする

..!?

どうやれば

あずみの方から

......この武蔵と

真剣に試合って

みたいという気に

なるのか...!?

あ、

こんにちは。

...

!!

...

悪気では

ないゆえ、

怒らないで

欲しい。

えっ!?

!!

みごとだ!!

あはは、

けっこう

悪戯好き

なんですね、

宮本武蔵様

其方が顔に

ぶつけられる

とは思わぬ。

顔を

避けるのか

手で受けるのが

打ち払うのが

試したかった。

顔を避ける

のが正しい。

投げられた物が

石か刃物か

わからぬゆえ

手で受けたり

うち払えば

手を傷つける

カもしれぬ

しかし...今、其方は

顔を避けるだけでなく。

手を引きながら

衝撃を受けぬよう

受け取った!!

それは...

この、ほんの

瞬時に、

其方は

投げられた物が

蛙である、と

見分けたと

いうことだな

!?

この近距離から

手で払えば、潰れるほどの

速さで投げられた物を

瞬時に蛙だと見分け、

殺さぬよう

受け取った

というのか!!

...!!

子供の頃は、

こういった悪戯を

仲間とよく

やり合ったんです。

だから、

なつかし

かったです

!!

仲間と!!

師に、そう

指導された

か!?

うん、

爺が

良い目の

訓練になる、

と言って。

!!

爺!!

その爺は

何という名

だ!?

あずみ!!

すみません、

また。

その師の

名は!?

何!?

あの

伊達政宗と

縁の寺に、

次々と

標的達が

入って行った。

今日が全員集結の日

力もしれない...

伊達政宗が到着した

ということだね...

おまえはもう、どこにも

帰る場所の無い

身の上のはずだな!?

ここで、

わしの帰るを

待っている

のだ。

あたいを

疑っているという

ことかしら!?

あたいが

ここに居るか、

逃げようと

するかて

...

試そうという

ことかしら

...?

どっちに

したって

このままじゃ

引き下がれないわ、

あの獣め...

......仲立ち人を介し

伊達政宗と密書の

やり取りを重ねて

結束した者達で

あった為...

元家老の二名が

以前、遠くから

政宗を見たことが

あるだけで

残りの忍び達は

誰一人として

政宗の顔を知る

者はいなかった。

いくら秘密とはいえ

伊達政宗様とも

あろうお方が

仙台からたった一人の

供を連れただけで

ここまで来たなんて

......そんな事が

有り得ますか!?

そうだ!!

有り得ない!!

...

そんな事を

家臣達が承知する

はずがないでは

ないか!!

元家老

小堀重政

忍び

宇田孫十郎

ならば、やって来たのは

伊達様の影武者!?

考えられ

ますな。

忍び

黒ーフェ

ここまで

来るのは、

幕府に察知

された今、

あまりに

危険過ぎる

賭けであります

からな

...

影武者

......

つまり

代理の者で

打ち合わせを

済まそうと

いう考えで

しょうか!?

忍び

山中源三郎

元家老

片桐忠勝

......

忍び

上山八郎

忍びこうとか

向坂郡司

忍び

池田藤太

いや......我らを

集結させて...

一網打尽にしようと

いう幕府の罠

ということだって

考えられるぜ。

......

忍び

佐治川文内

お待たせ

いたしました

伊達政宗様

お見えに

なられます

忍びしらし

白石金助

よく集まって

くだされた。

伊達...

政宗である。

!!

ファッションリアルコンの

...

恐れながら

お聞きしたい

事が...

うむ

申せ。

いくら秘密の事

とは申せ、

お殿様であられる

伊達様が、仙台から

遠きこの地まで

ただ一人のお供のみで

参られたと

お聞きし、

それは

...

あまりにも

信じ難き

所業...

答えよう。

連れて参った供は、

忍び・黒脛巾組を

束ねる、

安部蔵人である。

数十名の

手練れ家臣の

護衛より、

この蔵人唯一人の

方が、よほど

頼りになる。

我が家臣達も

そう信じ、

この蔵人一人に

全てを託したのだ。

黒脛巾組

安部蔵人です。

よろしくお見知り

おきを。

おお!!

貴殿が

安部蔵人殿!!

おおっ!!

...

名に聞こえた

安部蔵人殿に

此度...お会い

できるかと、

密かに

楽しみにして

おりました!!

私もです!!

忍びに

とっては、

正に憧れの

それほどの

豪の者なの

か!?

はい!!

それは

もう...

恐れながら

...

黒脛巾組

安部蔵人殿が

...誠、

その通りで

ありまして

も...

我らの中で

誰一人として、間近で

伊達政宗様の

御尊顔を拝した者が

ありませぬ。

我ら、これから...

我らの全存在を賭けての

戦いに向かう身...

どうか

貴方様が誠に

本物の伊達政宗様で

ある、という証拠を

我らに見せていただき

とうござりまする。

第七話「高藤

わしが

本物の

伊達政宗

である

という

証拠を

示せ...

か...

たとえば

この見えぬ目を

見せようと、

あるいは

どんな癖をして

見せようと、

どれも

影武者ならば

完璧に真似ること。

残念ながら、

わしが本物の

伊達政宗である

という証拠は、

示しようが

無い...

...!!

...

......!!

わしが

本物か

其許達が

わしを信じて

此度の計画を

決行するか

否か...

否か...

決行したとして

......それが

成功

するか

否か...

賭けだ

人生は

常に

賭けの

連続で

あるな

どっちに

ころぶのか

...

だから

おもしろい!!

......?

...

...

...

さて...

お集まり

いただいた

諸君!!

この場は

どちらに

賭けまする

カな!?...

...!!..

......?

......

...

標的達は

全員、寺に

留まるかも

しれんし、

宿に戻る者が

いるかもしれん

俺とかがりと

兵介で、

出て来る標的が

いたら、付けて

宿を突き止める。

だから、

なぜ、

俺はここに

残るんだ!?

きっと長丁場になるし、

無駄足になるかもしれん

あずみは

はつねが心配で

ゆうべ、ほとんど

眠ってない

だろう!?

え!?

殺る時は、

あずみが

頼りなんだ

ちゃんと

眠って

待ってろ!!

頼むぜ!!

飛鳥の言う

とおりだ。

よし!!

眠ろう!!

寺から最初に

出て来たのは、

元家老小堀重政と

忍びの黒川源吾。

はつねの

居場所を

見つける

責任を

負った

かがりが

これを

尾行する。

......が

もう万全の

警戒と

戦闘態勢に

ある彼らに

察知され、

カカリは

尾行に失敗

.....またも

はつねの

居場所が

わからぬまま

宿に戻る

済まん...

月も星も無い

闇夜となって

から...

...

出て来た

標的一人を

飛猿が

鼻を頼りに

尾行...

次に

出て来た

一人を

兵介が

尾行。

お帰り

上山八郎の

宿を

突き止めた。

そうか。

俺も

あの標的の

宿を

突き止めた。

今夜は全くの

闇夜だ。

襲うのは

夜明けに

しょうぜ

俺が

突き止めた奴は

俺が殺る!!

じゃ、その

上山八郎は

俺が

引き受ける。

あそこ!?

あそこ!?

あれは

宿なのか!?

ああ...

とても

宿と言える

代物じゃない

な...

上山八郎には

猪という

弟がいつも

くっついて

いる...

ゆうべも

弟を待たせて

あったから、

帰って来たんだ

な...

この弟は、

ちと

頭が弱い

が...

腕は兄を

凌ぐかも

しれんと

いう噂だ。

そう

いけばいいが...

標的は

上山八郎

だけだ。

どういう

意味だ!?

俺が見てきた

限り...

あの弟は

異常なほどの

〝兄好き〟た

兄好き

...!?

親以上の存在

のようだ...

猪という弟に

とって、上山八郎

という兄はな。

...

だから

上山八郎

だけを

殺して

去ることが

できるか

...

どうか

ほんとうに

気をつけた方が

いいぜ。

わかった!!

ありがとう。

ここからは

俺の役目だ。

兵介殿は

戻って...

亡骸を葬りに

来てもらうよう

連絡し、次の

標的捜しに

向かうよ。

わははは

兄者

っ!!

これじゃ

屋根が

有っても

無くても

おんなじ

じゃあ!!

とっても

寝ちゃあ

おれん!!

もう起き

ようせ!!

お加減でも

悪いん

ですか!

コオッ

ゴホッ

...

熱が有るな

旅の疲れ

でしょう。

だいじょうぶ、

私が

良い薬を

持って

います。

私が良い薬を持っています。

心配いら

ないよ。

休んで

いれば、

お母さん

すぐ治る

からね。

フフフランスライトルは

ほんとうに

ありがとう

ございます

この雨では

旅はできま

せんから、

ゆっくり

休んで

いなさい。

幸い...

この場所は

なんとか

雨漏りも

しない

ようだし

あはっ!!

ありがとう

ございます

おらの

兄者は

優しい

じゃろ

ーっ!?

うん!!

兄者はの、

ハンッポイ

優しい

だけじゃ

のうてな、

強いんじゃ

ぞ〜〜っ!!

兄者、まだ

出かけん

じゃろ!?

ああ、

まだ

夜の明け

かけだ。

雨漏りで

起きち

まったんだ

もんな。

ほいじゃ、

何かして

遊ぼう

か!!

うん!!

何しよう

かな!?

何しよう

かな!?

何しよう

かな!?

あーーっ!!

兄者!!

あれ作って

くれ!!

スコスコ!!

兄者が

作ってくれる!!

兄者は

うまいぞ

ーっ!!

スコスコ!!

何!?

すこすこって。

昔、

兄者が考えて

おらの為に

作ってくれた、

おもしろ

玩具じゃ!!

こらっ、

猪!!

丁度いい

じゃろ!!

しょうがない

なあ...

カナカ

ダッ

何!?

何ができる

の!?

いいか!!

これを

倒したら

だめなんだ

ぞ!!

うん!?

うん!!

ーっ!!

わー

あーっ!!

倒れない!!

すごーい!!

どうして!?

わはははば、

ほれ!!

やってみろ!!

この辺りを

思いっきり

ただいて

ごらん。

あーーっ!!

倒れちゃった

...

なあに、

もう

ちょっとだ。

なあに、もうちょっとだ。

すぐ

できる

ように

なるぞ。

何度も

やって

ごらん!!

何度もやってごらん!!

あーっ!!

惜しい!!

もう

ちょっと!!

あはは。

!!

上山八郎殿、

使命を受けて来ました

あずみと申します。

どうか

場所を変えて

お相手願いたい

のですが...

ん!?

あずみ

...

其方が

あずみ

ですか

ました

聞いており

どうか、ここを

離れてお相手

願います

...

何!?

なんじゃ!?

あの娘は!?

承知した!!

猪!!

出かけるぞ、

仕度しろ

ん!?

ん!?

ん!?

誰なんじゃ、

その娘は!?

知り合い

か!?

これだけ

薬が有る。

日に三度ずつ、

お飲みなさい。

え.....

よ、よろしいの

ですか!?

いただいて

しまって

もちろん

です。

なあに、

近くだ。

とにかく、

今日は

静かにして

いること

です。

きっと良く

なります

よ!!

兄者、

どこまで

行くんだ!?

うん!!

うほっ!!じゃ、

すぐ戻って来るから

練習して待っていな!!

絶対、

できるように

なるぞ。

早く戻って

来てね!!

うん!!

蓑は!?

そんな物は無い

お気遣い無用。

兄者、

この娘は

誰なんじゃ!?

知り合いか!?

俺達を

殺しに来た

幕府の刺客だ

若い娘でも、

相当の手練れ

らしい。

ひょっ!!

うひょーーっ!!

ほーーっ!!

兄者!!おらに

任せろ!!

おまえは

離れて

見ていろ。

兄者が

強いとこ、

見せつけて

やるんだ

な!?

おもしれえ

やー

ーっ!!

刺客ちゃんよ、

気の毒に、

おらの兄者が

どんなに

強いか知ら

ないんだな

今、

わかるぜ

っ!!

あ!!

だめか

わかった時は

もう

死んじゃって

るんだ、

おまえ。

あずみに

ビッグコミックス

葛藤

2002年2月1日初販第1刑発行

ISBN4-09-186124-5

(検印廃止)

者著

発行者

印刷所

発行所

うぅぅぅっ

@yiu_Koyamazulと

振替(00180-1-200)

片寄

凸版印刷株式会社

(〒10)-8001)来京都千代田区一ツ橋二の三の

耳を

お客さんのコミュニケーションのご案内についておりますが、参加

日無集団に300万円の大会社が学館の

Printedin.japan

アンケートのお願い

小学的アンケート紙

●店舗には十分に厳しておりますが、教えていればありません。「お互いのページの抜け落ちや朝食の間違っておりませんでしょうか」というのはリック場合はお取り替えいたします。来るしねぇよ

購入された商品名を利用しておりましてなんか、森と一流一時間前にあてにお送りください。以前から、その他のアルバムを選択し、送料や社員団にてお取り替えていたします。

開催日間(11月10日)または、それぞれの

都市市では、12月36日より一番の一部あるいは全部を提供しているので、複製作戦・上記・放送学をすることができました。は、法律で認められた場合を除き、

そんなこと言われるということですが、本当に大丈夫ですね。それではないかと思いますので、これからの記事をすることにしたのですが、このようなことはありませんでした。

わたしのメッセージを見ていると、思います。本当権ヒックー支払い取り

私はお客様からクープには、本書の一部までには合格がありましたが、マイナスコミは、著作権としての解体を作りますが、とれています。本物から彼女をお姉さ

そのときには、その場合は、日本ではなくてもありませんでした。こういうことは、300-301-28の「大変な人」というのは

●が諦めてミックス、期間についてのアップルームによっては、ちをインターネットで受け付けています。

http://wstwintion.chiter.お客様においては、2016年10月20日にアクセスしていただき、

...なんじゃないのかなあこのコミックスのキーチャーTwitterのループを楽していただいたご利用の個を入力してください。

お前が、をさしあげます。

このコミックスはニューストラックアップデートにお考えいただけます。お問い合わせです。してください。毎月10日のある方に出会って、小学校学校のお

インターネットを考えていただけますので、一時間までに100万円以上は11月11日よりますが、

...

「あずみ」第24集一宗

あずみ

「84:09199186124509

いや、いや...

99790050

ISBN4-09-186124-5

C9979、Y5O5E

雑誌45701-24

定価・本体505円十税

小学館

さすが

重第24巻のあらすじ

2006年伊達政宗、幕府転覆を計画、

谷国各地より、反徳川を掲げる忍び

中田市でも、中田城の集結ー。あずみはほんと

南北大阪の命を受け、これら反応

出身力を用意していますので、日数力を一緒に天にすべく、世界への

仲間と共に敵地にこ乗り込む。今、ふ

ただび鍋酸の心を練い、間いに臨む

刺客少女・あずみの連命は...!?

シリーズ史上最大にして、圧倒的に

ケール感で贈る"狙眼竜諫鞆編゙!!