[小山ゆう] あずみ第38巻

Ｂｌｅ．ｃｏｍｏｓｔｉＰａｋｉｏｋ

Ｂｌｅ

ＣＯＭＣＳ

小山ゆうに

小山ゆえ

．．．

と

．．．

それは、宗次郎の

ノァき

．．．

９７８４０９：０９／１８０２１での

ＩＳＢＮ４－０９－１８０２１７－６

Ｃ９９７９¥５０５Ｅ

定価：本体５０５円＋税

雑誌，４５７５２－１７．小学館・

ご、ご、お

．．．

小学館

日第３８巻のあらすじ

将軍秀忠の子供・国千代の球供と誘

拐の首謀者である武信の暗殺・厳し

い使命を知りあすみであったが、第

三の敵・京極・派の出現により事態

一つは、２０１８年４月に急変、政府との共闘を行い、京都

らと相見えることに．．．！！一方、天

海と武信の交渉を危惧する京都は武

信の居城であず３時殺を狙う．．．

Ｗｉｎｄｏｗｓのインターネット選択が易のない場所で敵に用されてしまいます。

まったあずみと千代歳の通命は．．．！？

小山ゆう

ロビッグコミックス

．．．．．．．．全１０巻

ももたろう．．．．．．．．

あずみ．．．．．．．．．．．．．．．．

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小山ゆう短編集．．．．．．この

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味いちもんめ〈露郎〉あ、あっ、あんっ．．．

珠いちゃん、新陳いちもんめ（意思）初日のブログ．．．！！〜１６集

新しくいらしんというバウ（テリー山本）・あぁぁぁ、あぁっ．．．

あずみ（小山ゆう）：．．．

小山ゆう短編集（小山のう）．．．は．．ｃｍ．

ＨＥＮＴ－灼熱、〈武論尊〉池上鬼一人．．．

ＦＥＡＴスポーツは、ファイルの「武論尊・池上選一．．．

親しかし、山岡寺旭上を社長大原笑介（里日出夫）．．．．．．．．．

社長人原天川、童旧西大本気のしるし（星里もちる）．．．

本気のしない、生呈もらるルナハイツ（星里もちる）！！？．．．

ルナハイ・星里もちゃ怪獣の家（星星もちる）．．．．．．

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シータイ先生は、これからの５０１東本昌平）に．．．

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５５（東本昌十ノ．．．．．．ＷＡＲＡＫＡＩＤＯ－Ｆｉｒｅｎｄｅｒ（）．．．．．．いや．．

Ｍａｃｒａｍｅでは、もしやするということは、１０００年１１月１０日（土）１０月１日（日）土）には日本国家周りについては

ＷＯＯＮＬＧＨＩＭに上げ太田垣康こまねずみ常次朗（火）！！男人．．．

これをお客様のおかげですが、ここまではありがとうございますので、ごくごく使いました。おーさんは仕事をお願いします。

．．．．．．

キーチ！「新井英樹」．．．

キーチ！！、新井英樹）．．．警視正、大門寺さくら子供声ー、．．．．．．はっ、はぁっ。〈無粋〉．．

警視エスリ寺さ知事ラン子（高橋の医師さんちょいちゃん、ノ．．．。全８巻ほる）．．．

気持ランナー高橋のは、医龍Ｔｅａｍ、ＭｅｔｉａｌＤａｇｒｅｘｔａｓｔａｒ（）．．．．．．お兄ちゃんのお兄さんが、

未集！！

強欲弁護士銭高守（井浦秀夫人．．．．．．

２０１８年１０月１２日土・金曜日、第１１日第３１日に開催されていますが、キラキラフィングループレーションの

キラキラＧＢＲＧＲＡＣＥＲＬＥＲＣ先生がいっぱい（安田弘之）．．．．．．

先生が、民主監識官ファーブル（水）で．．．．．．．

比玉歯商店ノエグジスタンス（倉科避・河承男）．．．！全身、河原男）．．．

マネーの拳（三田紀房）！！かかった．．．。まひる．．

社買い人岬悟（国友やすあき．．．。あきり．

社員・人・中高・国の県庁の星（桂聖実・やりやす今日鉄柱）．．．

ビッグコミックスのデー一夕満載のホームページ。

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ただひたすら使命の為だけに

人を斬り続け

自分の大切な人までも

自らの剣によ、って失わなければ、

ならなかったあずみ。

紅粋すぎて残酷すぎる

葛藤しながらも懸命に生きる

あずみのこやられました。

里木メイサ

舞台「あずみ。主演

装丁ノ田口孝敏

まぁ、

三六）死守

小山ゆう

３８．死守

第一部、電話から

第二部、世話．．．

第三話「新寺」は、

第四話「奇楽」の

宗次郎、桜高の待形．．．！？

第一話「私士」は

ストレスですが、

第一話露呈

．．．

千代蔵！！

目を覚ませ！！

眠り薬を飲ませた私に、

眠り薬を

飲ませた

私に、

襲いかかって

来るんじゃ

ないの！？

襲いかかって来るんじゃないの！？

！！

ほごっ

小夜さん

千代蔵は

ね．．．

眠り薬を

飲まされた

とは思って

いないよ

俺を

しっかり

見守っていよう

としてたのに

眠って

しまった

．．．．．と

自分を

恥じて

．．．

自分を

責めて

いるんだ

よ．．

千代蔵、

いいんだ

そう

恥じるな

くっ．．．

あずみ

信じ難い

．．．．．．

あの速い動き

．．．あの剣技

丈山！！鹿之助！！

丈山！！

鹿之助！！

悔やんでも

始まらぬ

中に入れ！！

聞かれ

ましたか！？

父上！！

そ．．．その

由芸をする

娘が．．．

春正、友則、

丈山、鹿之助．．．

四人を．．．同時に

相手にして：

う、打ち

負かした

と！？．．．

四人は

．．．

我が．．．．．．

精鋭の剣士たち

ではないか．．．

そのとおりです！！

父上！！その上、

このあずみは

幕閣から

国千代様奪還を

託された使者らの

中心であり

将軍と

天海僧正に

国千代様を

奪還したならば

我が領地を

取り潰さない！！

攻め滅ぼさない！！

という事を、

強く約束させて

やって来た！！

と言う！！

こちらが

国千代様を

返せば、

その約束を

必ず

守らせる！！

自分には

将軍と天海僧正に

そうさせる力が

有る！！

とまで

宣ったのだ！！

そして

我が領地

精鋭の

この四人の

剣士たちを

段違いの強さを

見せつけて

一瞬のうちに

打ち倒した

のだ！！

ほっはっは

ほっはっは。

国千代様を

お返しすれば

我が領地を

取り潰さない

攻め滅ぼさない

よう．．

なんと

．．．？

ばかな

この娘が

有り得ぬ

戯言を

．．．．．

将軍と

天海僧正に

約束させた

だと！？．．．

今、牢に

いる一匹と

残りの

あの犬共は、

あずみの

仲間なの

か！？

はい！！

決して

ありません

ので．．．．．

どうか！！

あの方々が

武信様の

お命を狙って

襲って来る

ようなことは

どうか

ならば、

〝玄武〟の入れ墨の

あの黒装束一団は

何者達なのだ！？

彼らの事は

わかりません！！

あの一団が

何者で

何が目的で

あのような事を

したのか．．．

俺はほんとうに

わからないのです。

ほんとう

か！？

はい！！

御足労

願いまして

申し訳

ありません

はっほっほ。

この領地も．．．

今、滞在している寺も

殊に気に入りましてな

仲介の役に立てるなら、

長居も厭わぬぞえ。

朝廷からも

金地院崇伝様

からも

そのような御言葉を

いただいております

からな。

ほっほっぽっほ。

で！？．．．

あの．．．

将軍の

書状を

運んで

来た娘は

京極様の

御推察通り

天海僧正の

指令を受けて

国千代様を

奪還にやって来た

ことが判明いたし

ました。

ですが

もう一方

そして、

その仲間達の

事も．．．

この

天海僧正側の

使者達を

襲撃したり、

我が方の

忍びの村に

夜襲をかけ、

多数の忍者達を

殺しては

姿を隠す、

黒装束の

一団が

潜入しておる

のです

彼らの背には

全員〝玄武〟の

入れ墨が

彫られており

ます．．．

この一団が

何者で

あるのか

！？

天海僧正側の

あずみが

全く知らない

と申します。

ならば．．．

天海僧正と

相対する

敵であると

申された

金地院崇伝様

側であられる

京極様が

もしや

ご存じでは

！？．．．！

と思いまして

御足労

願った次第で

ございます。

いかがで

ございま

しょうか

！？

背に

〝玄武〟の

入れ墨を

した一団を

？？．．．．．．

はてさて

黒装束をして

背に〝玄武〟の

入れ墨．．．

知りません

なあ．．．

私はこの領地に

来たばかり

ですから．．．

失礼仕り

ました！！

〝玄武〟の

入れ墨

御座いま

した！！

！！

これはこれば

．．．！！

たった今

知らないと

申された

京極様．．．

ところが

お付きの者らの

背に、なんと

〝玄武〟の

入れ墨！！

いったい、これは

どういう事で

ござりまするか！？

ほっほっぽっほ。

彼らは朝廷の

〝北方〟に在りて

お守りする

者達、

〝玄武〟の

入れ墨は

その強い

決意の証

何の

不思議も

ありませぬ。

なぜ！？

こちらの忍びの村に

夜襲をかけた

のか！？

はて！？

そこの

事．．

それを

ご説明

いただこう！！

あの娘等．．．

天海側の使者と

戦ったのは

確かに

我が方

犠牲者も

出しました。

しかし、

そちらの忍びの者に

夜襲をかけた

一団があった

ようだが

それは、

我らでは

ありませぬ

ぞ。

おそらく

いや．．．

間違い無く

それは、

我が方に

濡れ衣を

着せようと

企てた

天海側の

一味で

ありましょう。

黒装束を着れば

同じ一団に

見えます

からな

そのように

すでにこの地にて

我ら！！

金地院崇伝様の

側と

天海側

との争いが

始まっているの

ですね．．．

よいか！！これが

肝心な事！！

そもそも

この領地の

取り潰し

領地没収を

企んだのは

天海であります

ぞ！！

竹千代様を

三代将軍にしたい

天海側にとって、

国千代様を

誘拐した

この領地の

要求を

聞き入れる

気など

毛頭

ありませぬ

ぞ！！

それよりも国千代様を

三代将軍にしたいと

願う将軍様、

そして

金地院崇伝様は、

そもそも

非は理不尽な

天海の計略に

あるから

国千代様

さえ無事に

戻れば

この領地の要求を

受け入れても

良い！！と考える側

いったい．．．この領地にとって

どちらが味方で

あるか．．．

ゆめゆめ

読み違えないことが

肝心ですぞ！！

京極という

この男．．．

この地で

戦わねばならぬ

敵だということは

はっきりした．．

あずみが音謀者らを

斬り、国千代様の

身の安全を確保

できたならば

わしが

その領地に入り

宣言しよう！！

取り潰しは

しない！！

音謀者らの

死をもって

謀反の罪を

許そう！！

あずみが

音謀者共の

首を刎ね

国千代を

無事、救出して

くれるなら

約束しよう！！

その領地を

攻めも

取り潰しも

しない！！と

首謀者らの

死をもって

首謀者共の

音を刎ねた

なら．．

俺は．．

国千代様を

救出して

紅絵仲△¢

なお．．．

しかし、これは

◎洋由料群皿

この場に居る

結局は

この人たち

全てと

斬り合わねば

ならぬ．．．

．．．

斬り合わねば

ならぬ破目に

．．．

至ってしまう。

のか！？

ほうお

千代蔵

っ

第二話「吐露

あずみは武信に

．．．．．．もし、

天海が、すでに

隣国に到着して

いるのならば

会って話を

して来ることを

許して頂きたいと

願い出．．．．．．

武信は了承した。

俺の方から

連絡を取りたく

なった時は、

どうすればよい

のですか！？

あずみの

居場所は

密偵たちに

必ず把握

させて

おくが

あずみが

密偵たちの

顔を知らない

わけだから

あずみの方から

何か合図を

出してもらう

ことだな。

何かないか！？

飛猿！？

そうです

ねえ．．．

え！？

たとえば

どこで

出すの！？

そりゃ、合図を

出しながら

人通りの多い

所を歩いて

もらい

密偵に

見つけて

もらう

のさ。

あ～あ

なるほど！！

何か．．．

姿・形を

変えりゃいいん

だね。

ん

そうだな．．．

じゃ千代蔵の

腰のこれを．．．

うほっ！？

それと

近づいた

密偵が

偽者でないことを

あずみに分からせる

為には、

合言葉が必要に

なるな。

はい、

そう

なります。

合言葉

何が

いいかな！？

あずみ。

合言葉は

？．．．

うん．．．

合言葉ね

〝飛猿は男前〟

てのはどうだい！？

ははは

それじゃ

聞いたとたん

吹き出し

ちまうぜ。

それがよい

ではないか

えーっ！！

きっと

辛く苦しい

使命となる

あずみが

吹き出すくらい

明るい気持ちに

なれる合言葉が

いい。

それで

いこう。

飛猿は男前って

密偵が言って

きたら、

俺は何と

答えれば！？

てのは

どうだい

あは！！

そういえば、

飛猿は

男前。

てのは

どうだい

．．．．．．天海は

すでに到着

していた。

武信の

通達は

素早く

みごとに

行き渡り、

各関所は

難無く

通過でき、

あずみらは

国境を

越え．．

天海の待つ

寺に到着

した．．．

おお！！

男前の

飛猿！！

胸と股の

傷は

どうだ

？．．．

とにかく

体が

鈍らない

努力は続けて

いるさ

それより

千代蔵は

役に立って

いるのか！？

足手纏い

か？

大役立ち

さ！！

それに今じゃ

指で話せて、

普通と

変わらん

くらいだぜ！！

なっ！！

千代蔵！！

向こうの

了承のもとに

来た．．．という

この状況は

作戦の

変更を

余儀無く

されたという

ことだな！？

はい．．．

曲芸師と

偽ったまま

国千代様を城外へ

連れ出す作戦は

不可能となりました。

天海様！！

向こうが国千代様を

お返しすれば、

あの領地を

取り潰さない、

攻め滅ぼさない、

さらに

その上に、

首謀者の命も

取らない．．．

厚かまし過ぎる

条件とは

承知して

おりますが

どうか！！

という

どうか！！

これを

お聞き届け

いただけない

でしょうか！？

それを承知

いただけた

ならば

必ず！！

国千代様は

無事、

解放されます！！

約束します！！

はうお！？

将軍の子が

最果ての

外様大名に

拉致された

お到された．．．という

この事実

は、

どんなに

包み隠しても

必ず．．．

天下の大名たち

の耳に．．．

いずれ、伝わり

広まってしまう

ことになるだろう。

その時．．．

気が変わり

将軍の子を返した

その大名に対し、

幕府は、

何の

お咎めも

せず、

全てを

許した

などという

ことが

広まったら、

どうなる！？

そんなことで

天下安泰の為の

徳川支配が

できるわけが

ないでは

ないか。

無理な事は

言うな

あずみ。

首謀者には

やった事の責任は

取ってもらわねば

ならぬ

だが．．．

国千代様

救出が

何より

大事．．．

今の要求を

受け入れる、

という

嘘を

伝えて

ひとまず

国千代様を

救出する

という

方法は

あるぞ

そのような嘘に

乗せられるような

相手ではありません。

そもそも

将軍秀忠様は

なぜ、

あの領地を

取り潰そうと

計ったので

ありますか？

あの領地が

いったい

何をしたと！？

もう、かなり

以前から

あの領地に

送り込んだ

密偵たちが

はっは

次々と

消息不明に

なっていた

あの領地は

幕府が

禁じている

異国との

貿易を

密かにして

いるようだ

との情報

との情報。

その上

異国から

大砲を装備した

船を買い入れ

兵力増強に

力を注いでいる

うほっほっ

はは

という

噂もある

のだ．．．

．．．

なるほど！！

この領内を

全て、

隅々まで

幕府に検分

させろ．．．

とな．．．

はい。

隅々まで

幕府の

検分をさせ

隅々まで幕府の検分をさせ、

密貿易も

兵力増強もして

いないという

ことを証明し、

国千代様を

お返しすれば

それで

決着とする

将軍様、幕閣にも

必ずそれを承知させる

．．．．．．と天海様は

申されました。

我が領地は

幕府が

禁じている

異国との

密貿易を

ずうっと

している。

はっはっ、はっほっ

あーっはは

ははは．は

はっはっ、はっほっ

どうする！？

どうするのだ！？

武信．．．．．．．！？

まあ

待て。

武信様、

お返事は

？．．．．．．

じっくり

考えねば

ならぬ

それよりも

あずみ。

俺は心底

驚いて

いるし

痛快だ！！

あずみ、という

存在に。

こんなにも

俺を驚かせ、

痛快な気持ちに

させる娘が

おったとは、

まさに天下は

広い！！

千代蔵、

飲め！！

おまえの

お気に入りの

焼酎だ！！

あずみ！！

いったい

なぜ、

おまえの

ような女が

存在する

のだ！？

えっ！？

聞かせてくれ

聞かせてくれ。

異人の

父の元に

生まれ

育ったはずの

おまえが

これほどの

存在に

なるまでの

経緯をぜひ、

聞かせてくれ！！

それは

どうか

お許し

ください。

そうか！！

ならば

聞かぬ

知らぬ方が

ますます

謎が深まり

なお

魅力的だ！！

武信様の

人望の厚さには

正直、驚いて

おります。

誰も．．．

彼もが．．

武信様の

為ならば

喜んで

命も懸け

られると．．．

幹太らに

いたっては

もう．．．

武信様、

武信様と

武信様が

夢の全て

幹太らの

です．．

武信様に

もしもの事が

あったなら

きっと．．．

家臣全員

．．．．．．

最期まで

戦い抜く

のでしょう

ね．．．

あずみ．．．

いっしょに

え！？

いっしょに考え、

知恵を貸して

くれぬか！？

どうしたら

幕府軍と

戦わず、

家臣も

戦死する

ことなく

幸せに生きて

ゆける道がある

かを．．．．．

なあ

あずみ

第三話「新手

この距離

相手は

剣先が

まだ届かぬ

距離だと

思う．．

うわっ！！

それは、なかなか

防げないな．．．

仮に一刀目を

防いでも、

二刀目は絶対に

防ぎきれない。

まず敵は

そういう刀が

在るとは

考えない

からな。

すっごい

ですよ

っ！！

手間をかけ

苦労して

作ったんだ

なあ

．．．

え！？

何ですか！？

三人で

あずみを討ちに

行かないか！？

三人だけで

ですか！？

京極様に早く

認めてもらいたい

と思わないか！？

認めて

もらいたい！！

認めてもらい

たいですよ

っ！！

そりゃあ

認めて

もらいたい

し．．．．．

早く

上の位に

登って行き

たいさ！！

それには、

あずみを

俺たちだけで

討つことだ！！

あずみを

討つ手柄を

誰かに取られちゃ

俺たち、いつまで

たっても

京極様に

目をかけて

いただけない

ぞ！！

あっ！！

い、いらっしゃ

いませ！！

ああっ！！

ど、道中

お疲れ様に

ございます

紫苑

景井

強羅

騒がしい

ぞ．．．

どうしたん

だ！？

いらっしゃっ

たんだ．．．

景井様

紫苑様、

強羅様が！！

何っ！？．．．

景井様方

が．．．．．

京極様が

お呼びになったん

だな．．．

あのお三方を

お呼びになる

なんて．．．

京極様は

天海の大軍

僧兵どもを

全滅させる気

なんですね。

景井様方が

いらしたの

では．．．

おい！！今から

行こう！！

あずみを討ち

に！！

でなきゃ、

あずみは

景井様方に

討たれて

しまうぞ

手柄を立て

るんだ！！

手柄を立てるんだ！！

京極様に

お目を

かけて

いただく

んだ！！

な！！

行こう！！

そうだな！！

おっ！！丁度、

あずみ探索の

一人が戻って

来たぞ。

居場所を

教えて

もらおう！！

よし！！

行きましょう！！

来るか

来ないか

わからない

のに、

ここで

ずっと

待つん

ですか！？

あずみは

家臣の家から

荷車ごと出て

夕べは城内に

泊まったようだ

なら、

京極様の供侍

だと言って

城内に入って

行く手も

あるが

それより、

あずみが

あの子供らに

会いに来るのを

ここで待つ方を

俺はとる。

今日来なけりゃ

明日また来て

待つ。

待ちま

しょう！！

待ちま

しょう！！

しかし、

あずみは

可愛いと

言うか

．．．．．

美人だよ

な．．．

そっ！！

美人！！

だから

地獄に

落ちない

ように

救済して

あげない

とね！！

三人で

やろう！！

あずみは

俺が討つ！！

おまえ達

二人は

顔の歪んだ

あの化け物を

殺ってくれ

！！

えー

実力は俺が上

だろう！！

文句

あるか！？

わかったよ

それじゃ、

我々で

化け物を討って

すぐに助太刀に

加わる

加わる頃にゃ

片付いているさ。

ひーっ！！

とにかく

俺たちは

歳が若いと

いうだけで

武術の

実力が

こんなに

あっても

格好いい

ーっ！！

京極様に

なかなか

認めて

もらえない

あずみを見張

ってた連中に

仕掛ける組にも

忍び村襲撃の

組にも

すうーっと

．．．．．．あれほど

武術をまじめに

やって来たのに、

入れてもらえ

なかった．．

あの夜の

あずみ襲撃の

計画も、

俺たちは

仲間はずれに

された．．

まだ

一度も

腕を振るう

機会を与えて

もらえないん

だぜ。

そう

ですね！！

うん

ほんと

そう

思います！！

自ら進んで

手柄を立てて

京極様に認めて

いただき、

登って行くしか

ないんだ！！

わっ！！

ひゃっ！！

うへっ！！

おみごと！！

このやろう、

俺が

どんなに

蛇が嫌いか

知っている

くせに、

このやろう

ーっ！！

わはは

はーっ！！

そんなに

楽しいか！？

辰一郎。

あはは

ははは。

そりゃあ

もう

鬼のような

強羅様達に

地獄のような

訓練を受けた

今までの

あの修業時代

を思えば．．．

今は極楽のように

楽しい毎日

ですよ！！

早く

腕試しが

したくて

ウズウズ

ですよ！！

最初の救済が

あの美人の

あずみだって

ことも

興奮します

よね！！

そういう

ことだな

きっ来た！！

おおっ！！

好運だ！！

ほんとうに

あずみが

来た！！

あずみ！！

おまえは

このまま

生き水らえ

れば、

無限地獄で

もがき苦しみ

続ける運命に

ある！！

よって

我らが

崇高なる

大義の剣に

よって

討ち果たし、

極楽浄土へと

救い上げてやる！！

あの京極様の

供侍の者たち

か！？

いかにも！！

背に〝玄武〟の

入れ墨を

彫った一団

か！？

なぜ、

ここで

待ち伏せを

俺が

ここに来る

と．．．．．．

！！

おまえ達！！

幹太らに

何かした

か！？

我ら、充分

腕に自信が

ある！！

子供を楯に

使うまでもない！！

化け物さん！！

今、救済して

あげます

からね！！

これは止められ

ない．．

千代蔵、

解っている

のか！？

伝える際が

無い．．．

頼むぞ！！

千代蔵！！

そ．．．

そんな

．．．

！！

おう

第百話十第

いろいろ

嘘をついていて

ごめんね．．．

お姉ちゃんは

曲芸もするけど

本当は、

武術を

習って育った

剣士なんだ

それで

この間の

あの黒装束の

一団と、

これから

戦うことに

なると思う

その時．．．奴らは

俺と千代蔵を

倒す為に

この間、

ガリに刀を

向けたように

皆を．．．

利用する

ような

汚い手を

使うかも

しれない

武信様に

その事を

話したら

幹太ら全員を

城内に匿うから

連れて来い！！

と言ってくだ

さったんだ！！

ぺっ熊にも

話を

つけたし、

今日から

城内で

いっしょだぞ！！

今日から

また、いっしょ

なんだね！？

ずうっと！！

ちょっ

狭いが

この部屋を

使うように

と．．．

おっ！！

なかなか

いい部屋だぞ！！

よかったな！！

きれいな

部屋だ！！

すっげえ

！！

あっ！！

来たな！！

城内では

大いに

遊び回って

よいぞ！！

だが、

決して

出るな！！

城外には

勿体無い

お言葉

．．．

オラ達の

ような者の

為に

．．．

こんな

お気遣いを

いただき、

ありがとう

ございます！！

勿体無く

．．．

勿体無く

．．．

申し訳

ありません

申し訳

ありません！！

なんだか．．．．．

敵との戦いが

始まるご様子

．．．

オラが

子供で

なかったら

大暴れして

お役に立てる

のに．．

まだ

子供で

お役に

立てず

悔しい

です！！

．．．

申し訳

ありま

せん．．．

ごめんな

さい！！

申し訳

ありま

せん！！

その心意気

みごと！！

嬉しいぞ！！

あずみ、

来てくれ！！

話がある

はい！！

じゃあ、

後でな！！

ちょぞう

ーっ！！

夜は

いっしょに

寝れる

ーっ！？

今夜から

また、

ちよぞう、

あずみ

姉ちゃんと

いっしょに

寝れる

よね！？

あずみと寄り添う化け物

武信と護衛する者共

そして．．．．．．今日は

面会を求めるから

国千代様のお顔

これらの者達の

顔を認識するの

だぞ！！

承知

しまし

た！！

さて

本日は

良い返答が

聞けますか

な！？

はっほっほ。

部屋の掃除とか

汚れ物の洗濯

草むしりなど

おら達に

できる事

何でも

申しつけて

ください

おら達は

お役に立ちたい

のです。

お願いです。

働かせて

ください！！

何もせずに

おるわけには

まいりません

お願い

します！！

なんでも

言いつけて

ください！！

．．．つけて

．．．．．

ください。

なんと申した

？．．．．．．

朝廷と

金地院崇伝様の

使者である

この京極貞麻呂

よりも．．．．．

あの小娘、

あずみを

信用すると

申した

のか！？

はい、

そう

申しました。

天海こそが

この領地を

取り潰そうと

謀った張本人だと

教えたはずだ。

それでもなお

天海側と

交渉をすると

言うのか！？

私は

あずみを

信じ、

あずみと

共に

天海僧正を

動かす

交渉を

しょうと

決めました

！！

たっ武信

そ、

そんな事

聞いて

ないぞ

そ、

そうです

．．．

どうして

そこまで

あずみを

！？

あずみを

信用し

あずみと

共に

天海僧正

そして

幕閣を

動かすという

方針に

決めまして

ございます。

ぶひょ

ほほほー

ーっ．．．

「っほほほ

なんと．．．

なんと

ばかげた．．．

たっ

武信．．．

どうしたの

だ！？

まさか

そんな事が

父上、

なんと

愚かな若殿で

あることか．．．

どうか

私にお任せ

くだされ！！

もう一つ

教えよう！！

その

あずみの

正体は

天海

子飼いの

刺客で

あります

ぞ！！

承知して

おります。

！！

天海個人の

刺客であり

むしろ

将軍秀忠様

は、

忌み嫌う

存在でもあるの

ですぞ！！

それも

承知して

おります

俺はまだ

そこまでは

教えて

いないのに

．．．

武信様

それよりも

京極様、

今日また

背に〝玄武〟の

入れ墨を

彫った三名の

京極様の供侍が

あずみを襲撃

しましたぞ！！

勝手に

我が領内で

殺し合いをするは

許し難い行為で

あります！！

今日．．．

三名が！？

．．．

それは

．．．

間違い

なく．．．

私の供侍

で！？

どうぞ！！

遺体を改め、

引き取って

いただきたい！！

武信

ーっ！！

武信

っ

どこに

おる！？

どうか

お部屋に

お戻り

くだされ！！

どけーっ！！

国千代様

か！？

国千代様

だな！！

急に

鈴にも

会わせぬ

あずみにも

会わせぬ

とは、

どういうことだ！？

どういう

ことだ！？

何か誤解を

している

のでは

ないのか！？

俺は

鈴にも

あずみ

にも、

何もして

おらぬぞ！！

武信！！

理由を

説明しろ！！

失礼。

おおっ！！武信！！

おおっ！！

武信！！

そこに

居たか

誤解して

おるぞ、

武信．．．

国千代様、誠に

申し訳ありません

鈴もあずみも

外せぬ急用が

できた為で

ありました。

明日からは

鈴もあずみも

国千代様のご要望あらば

会わせまする！！

どうか、ご容赦を。

あっ！！

なっ

何者！？

待て！！

近づく

な！！

それはそれぞれのサイトでサービスを

国千代様、

お懐かしゅう

ございます！！

何！？

誰だ！？

知らんぞ

．．．

お懐かしゅう

ございます！！

止めろ

っ！！

国千代様！！

．．．

お懐かしゅう！！

．．．

後でこっそり

お読みください

千代蔵と

あずみ姉ちゃんは

これから命懸けの

戦いをするんだ

ぞ！！

だから、

夜いっしょに

寝るなんて、

そんなこと

．．．

だめだ！！

なんで

〜〜〜っ！？

．．．

なんで

〜〜〜っ！？

必ず、

別れが

来るんだ！！

その時、

辛過ぎて

たまらなく

なるから

おん！！

何度も同度も

言ってるが．．．

千代蔵と

あずみ姉ちゃんは

そのうち

行ってしまう

人達なんだぞ！！

あんまり好きに

なり過ぎるな！！

わかって

いるのか

わかって

いるよ．．

覚悟は

できてるん

だな？

わかって

いるよ．．．

わかって

いるもん．．．

お懐かしさの

あまり、

つい．．．

失礼

いたしまし

た．．．

ふぁ、はは

第五話、殺意の陣形

天海主導で

行われている

この国千代様

奪回作戦

天海の成功は

国千代様を

無事に奪回

する以外は

無い

もしも、

国千代様が

命を落とす

ことになれば

天海が責めを

負わねば

ならんだろう。

だが．．．天海の

鼻を明かし

失脚させて

やりたい

我らにとって、

こっちが

国千代様を

奪回するも

良し、

国千代様が

どさくさで

命を落とすも

．．．また良しと

いう事。

つまり

我らは

かなり

楽しみながら

大胆な行動が

できるという

ことだ。

ほっほっぽっ。

無論．．．！

国千代様に渡した

書状には．．．

竹千代様を三代将軍に

したい天海が

国千代様のお命を

大切に思うはずが無い

頼るべきは

我が方、

必ず、お救い

するから

我が方との

面会を強く

要求する

ように、

と、したためた。

必ずや

我らに

会いたいと

強く要求を

出すはず。

国千代様には

三人で会うが

よい

まず、おまえ達

武信は

警戒し、

その

回りに

手練れを配置

するだろう。

その回りに手練れを配置するだろう。

同じ時、

私は．．

一室を借り、

武信を交えず、

あずみだけと

話がしたい

．．．と要求する。

あずみは

応じるはずだ。

そこで、

あずみを

討つ！！

武信が

．．．？

あれほどまでに

あずみに騙され、

操られるとは

予想しなかった．．．

やはり

あずみは

一番の障害

となった。

だから

話し合いの

その場で

必ず、あずみを

始末する！！

その

作戦だが

．．

まず．．

まず．．．

あずみの

側には

あの化け物が

一人。

もし、

もう一人の

手練れらしき

あの家臣の男が

付くようなら、

あずみだけと

内密の話が

したい

と強く

主張し

外れて

もらう

一方．．．

こちらは

供侍十人が

そこに入る

すると

その状況は

武信が

警戒し、

拒否する

だろう

そこで．．．

心理戦だが

あずみは

自惚れ過ぎ

なほど

自分の腕に

自信を持って

いる。

だから、

あずみと

化け物には

帯刀を許し

こちらは

四名だけ

帯刀し、

残り

六名と

私は、

大・小共に

外し、

丸腰で

席に着く

．．．．．．と

武信に

言う。

なぜ四名は

帯刀をするのか

！？．．．と言えば

あすみが

私を

斬ろうと

する力も

しれぬ

から、

こちらも

護衛の為

と言う。

つまり

こちらが

全員丸腰で

良いと

言えば、

却って

その裏を

勘繰られ

怪しまれる

だろう

こちらは心底

あずみと

内密の話が

したいのだ

．．．と武信に

信じさせる。

それも

計算済みだ。

丸腰になっても

他の隠し武器が

無いか．．．を

調べられるかも

しれぬが

腕に絶対

自信のある

あずみは

あずみが

帯刀、

こっちが

残りが

丸腰ならば

四名の帯刀

二人対

十人でも、

会談に

応じる

と、私は読む。

そのうえで

このような

陣形を取る

あれが

あずみと

化け物に

よいな！？

肝心なのは

私の合図で

全員が

同時攻撃を

かけることだ！！

はい！！

その時は、

切っ先に毒を塗るから

急所を外しても

殺れる。

それに

烏帽子に

隠すこの針、

まず見つかる

ことは無い

まあ

まあ！！

おまえ達

には他に

大働きして

もらいたい

ことが

山ほど

あるのだ！！

ほっほっ

ほほほ。

あずみは

我らが

殺るはず

では！？

翌日―

京極の読み通り、

国千代は紫苑らに

会いたい！！と

強く要望し、

景井、

強羅、

紫苑が

国千代と

会う。

国千代

会見の間の

外は

馬琴ら

手練れの

剣士達が

取り囲む。

幕閣対この領地との

この問題解決には

ひょっとすると、

敵同士ではあるが、

朝廷側の私と

幕府側の

あずみが

相談し合う

ことも必要

なのでは！？

と考えた。

どこか

間を借り

あずみと私だけで

じっくり話し合いを

させてもらいたい

のだが．．．．．！？

あずみ

は！？

はい

それは

こちらも

望む

ところ。

朝廷と

金地院崇伝様

．．．．．．という

京極様側の

真の目的を

知りたい

ものです

では、どま

一間をお貸し

しましょう。

こちらで

どうぞ

待て！！

あずみは

千代蔵と

二人、

そちら側は

その人数を！？

供の方々は

外で待って

いただこう！！

武信殿．．．

私も

あずみに

討たれたくは

ない。

天海自慢の

刺客あずみ

私自身を

守る為には

これぐらいの

人数で

固めないと

不安ですな．．

二人対十人

ですか！？

あずみが京極様を

討つのではなく、

京極様の方が

あずみを討ち

たがっている。

これでは

会談を

許すわけには

いきませんな。

では．．．．．．

こちらは

刀を持つ者を

．．．．．四名ほど、

残り六名は

大・小共に外した

丸腰で．．．

ということなら

いかがかな！？

私の供侍は

丸腰でも

身を挺して

私を守って

くれる者たち

ですから

あずみの

考えは

！？

それで

けっこうです。

読み通り

自信満々だな、ご

あずみ．．

京極の真意は

何だ！？

ここで

俺を討つ

という事も

．．．．．

だとしたら

丸腰と見せて

武器を

隠し持って

いるのだろう。

しかし

俺はその時

彼らより速く

京極に飛び

．．．

避けられる

だろうか

手裏剣

苦無

投げ針

吹き針

千代蔵は

どうだ！？

俺は．．．

俺自身の体を

素早く移動

できるから

手投げ武器は

避けられる

だけど、

千代蔵の

強さは

腕力で長剣を

ものすごい速さで

振り回せる

ところにあって

千代蔵自身の

体を素早く

移動するわけ

ではない．．．

まして

耳の聞こえぬ

千代蔵は

後ろから

投げられたら

躱すことは

できないだろう

ん！？

どうした！？

あずみ

ここで

待て！！

心配する

な！！

ここで

待て！！

あずみ、

用心するん

だぞ．．．

．．．

俺達も

となりで

待機している

からな

はい！！

身を挺して

京極様を

お守りする

皆さんが

俺の後方を

ぐるりと

囲むのですか

？．．．

いやいや、こちら側から

男全員で女のあずみを

ジロジロ凝視しては

あずみも

本音の話が

できないだろうと思った

私の気遣いですがね。

何を言う．．．．やはり

ぐるりと囲み、

手投げ武器を使って

俺を討つ気か？

さあ、

始めたい

ものですな

本音の

探り合いを

千代蔵が

いっしょでは

自分が躱し、

同時には

千代蔵を庇いきれ

ないが．．．

俺一人なら

俺一人

なら．．．

避けられ

る．．．

では、始め

ますかな

集中しろ！！

神経を

研ぎ澄ませ

るんだ！！

．．．

千代蔵！！

外で

待つんだ

！！

その男は

耳が聞こえない

様子．．．

外に

出ずとも

あずみの

側に居て

こちらは

いっこうに

差し支えない

ですぞ。

千代蔵．．．．．．どうした！？

何か俺の危険を

感じ取ったのか！？

俺と離れることを

かたくなに拒んで

いる．．．

だが千代蔵

ここに居たら

危険なのは

千代蔵

なんだ！！

では、落ちつかない

ようだが．．．．話を

始めますぞ！！

実は、私は

良い考えを

思いついたのだ

国千代様を

奪回できる

良い方策を

それは、

あずみと私が

殺し合う敵同士

だということを

逆手にとって、

だからこそ

武信側を

まんまと

欺けるという

方策を

思いついた

のだ！！

どのような

方策ですか

？！？．．．

ふ．．．．．

掛かったな！！

．．．

第六話列小士

ま、待て！！

それは

まずいぞ

今、まだ．．．

そうはっきりと

武信に敵対しては

まずいではないか

やめろ！！

うん、

やめて

おこう！！

！！

私と

あずみが

敵である

からこそ

私と

あずみが

協力し合う

とは．．．

武信側は

決して

思わない

そこで、

あずみが

国千代様と

会い

そして、

時同じく

我らが

武信側を．．．

ふぁあっ！！

．．．

「代蔵！！

無事か！？

ぎゃっ！！

千代蔵

もういい！！

ーっ！！

刀を返せ

っ！！

な、

なんだ！？

千代蔵、

やめろ！！

投げ苦無は全て

躱したんだな！？

千代蔵、

偉いぞ！！

よくやった

ぞー

ーっ！！

京極め

やっぱり

あずみを

襲ったか！！

何か．．．

向こうで

騒ぎが．．

寺に戻り

埋葬を

済ませたら、

明朝早々に

この領地から

出て行って

いただこう！！

以後、京極様を

通じた朝廷と

金地院崇伝様との

交渉はいっさい

受けつけ

ませぬ！！

我が領地は

あずみを通じ、

天海僧正との

交渉一本に

決めまして

ございます！！

俺もお

くほーっほほ

なんたる

愚かな決断よ！！

あずみの色香に

血迷うたとみえる！！

なるほど

最果ての

田舎大名は

中央から送り

込まれた

異人の

血をひく

妖しき

白き肉体に、

手も無く

溺れ、

まんまと

誑し込まれた

か！！

ほーっほほ

はほほほ

さもありなん！！

京極様、

明日寺に

二千人ほどの兵を

差し向けます。

出立が遅れて

寺でもたもた

しておられたら、

攻撃をかけますから

そのおつもりで！！

武信の

あの自信は

どこから

来るのだ！？

あずみは

どんな手で

武信を

騙したのだ

！？．．．．．．

もしも

あずみの策に

まんまとはめられ、

国千代様が

天海の下に

返され

あずみが武信を斬って．．．

あずみが

武信を

斬って．．．

事が決着

でもしたら

天海の大成功

我が

我が．．．こんちぃん

金地院崇伝様が

またも敗北と

なってしまう

阻止せねば

それだけは

何としても

阻止せねば

ああ～～っ！！

金地院崇伝様！！

貴方様に

屈辱を与える

ようなことは

決してさせま

せぬ！！

この貞麻呂をお信じください！！

この貞麻呂を

お信じください！！

天海を屈辱まみれに

するこのお役目

みごとに全うして

ごらんに入れます！！

この貞麻呂．．．

金地院崇伝様に

全てを捧げて

おりますぞ～～～

！！

ああ～

いよいよ

ですな！！

京極様、

これで

いよいよ、

あの．．．

行動開始

ですな！！

異国との

交易こそが

国を豊かにし

広く新しい

知識文明を

もたらす

徳川が

これを

禁じるのは

大名たちが

富を得、

力を持つことを

恐れるからで

あり、

はあ〜あ

徳川の

身勝手な

誤った

政策だ。

現に、

異国人と

交われたから

こそ、

あずみの

その

美しさが

存在している

検分を受け入れ。

密貿易の証拠を

隠しきるのは

不可能だろうし、

俺は

密貿易を

やめる気も

無い．．．

．．．．．．だから、

国千代様を

手離すわけにも

いかぬ．．．

それに

．．．

俺は！

あずみも

手離したく

なくなっている．．

！！

第七話「死守

．．．

これからのサービスがありますが、

奴らは

あの寺を

出ましたが

人数を

分散し、

領内の

他の寺々に

散らばって

行きました

この領地を出る気は

ないと思われます。

何処と何処の

寺に入った！？

こちらの人数足らず、

全てを追いきれません

でした．．．

申し訳

ございません．．．

金地院崇伝

同門の寺に

散ったのだろう。

いったい

いくつ在る！？

さっそく

調べさせます。

京極の供侍は

どれほどの人数が

おったのですか！？

人数は

どれほどだ！？

はっ．．．それが．．．

公家侍姿あり、

僧の姿あり、

町人百姓の姿、と

変装した者たちばかり、

これがばらばらに

行動しますので

なかなか

把握が困難で

ありますが

百は超える

かと．．．

不覚．．．

某の不覚

弁解の

余地も

ありませぬ．．．

何！！？百！！

そんな大人数が

知らぬ間に潜入して

いたというのか！？

．．．

陣左だけの罪

ではない

おそらく

朝廷の使者の一団と

なって入って来る

ずっと以前から、

行商人や僧に変装させ、

仲間を潜入させ続けて

いたのだろう．．．

京極め．．．

いったい

何をする気

だ！？

しかし

信じられん

なあ．．

あずみという

そんな若い娘が

幕府を代表する

交渉の使者で

あったなどと．．

とにかく

驚くべき娘

なのです。

このあずみは、

戦を避ける為の

交渉にやって来たの

だそうです。

では．．．幕府と

戦にならずに

済むかもしれない

のですか！？

お取り潰しにも

ならずに済むの

ですか！？

父上．．．

そうありたい

ものだ．．．．．そうで

なくては．．．．．．

心配するな。

おまえ達を

路頭に迷わす

ような

ことには

決して

させぬぞ！！

可愛いおまえ達を

悲しませて

なるものか！！

行ってらっしゃい

ませ！！

行ってらっしゃい

ませ父上！！

おお．．．！

なっなんですか！？

どなたですか！？

なんじゃ！？

いきなり

裏口から

私に感謝

しなさい！！

何者だ！？

無礼で

あろう！！

極楽浄土へ

送ってやる！！

だ、誰

ですか！？

母上！！

．．．

ということで、ここでは

私に感謝

しなさい！！

はうっ．．

！！

宗方様の

ご家族五名と

下女一人

森様の

ご家族七名と

下男二人

横川様の

ご家族六名と

下男一人

下女一人、

お、幼い

子供まで．．．

無惨に殺され

ました．．．

京極か！？

殺ったのは

京極の一団

か！？

はい．．．

これが壁に

家門

大事

城

大事

．．．

殿！！．．．

どういう

意味だ！？

．．．．．何を

言いたい

のだ！？

あずみ

．．．．．

どう読む

！？．．．

はい．．．

おそらく

家臣の皆様が

登城し．．．

城を守れば

お屋敷に

残った

ご家族を

殺す．．．

つまり

家臣の皆様が

．．．

ご家族を守ろう

と．．．．．．登城を

とりやめれば

城内を少人数に

することができる

それが奴らの

狙いなのでは

と

そして城に

攻め込んで、

国千代様を

奪おうという

魂胆か！！

おそらく。

なっ！！

くっ！！

ばかな

奴らめ！！

その前に

こっちから

逃げ込んだ

寺々に兵を

送り、

奴らを

皆殺しに

してくれる

わ！！

おおっ！！

それは

なりません、

父上！！

何！？

なぜ

じゃ！？

女、子供を

容赦なく殺す

鬼畜生ども

ですよ．．．

追いつめれば

平気で多くの

民を巻き添えに

するでしょう。

そんなことは

させられませぬ。

そんなことを

言っている

時か！！

こっちが

兵力で

圧倒的に

勝るのだ

ぞ！！

そうです！！

こんな

非道：・

奴らに

思い知らせて

やらねば

ならん！！

これ以上、女、子供

まして民に犠牲を

出してはなりま

せん．．．．．

女、子供、民という

戦わぬ者らが

犠牲になるを承知の

戦略をとっては．．．

武士たる者の

本分が立ちませぬ！！

では、

どうすると

言うのだ！？

武信．．．

奴らは、

まだまだ

留守宅の

家族を

殺しに

やって来る

ぞ！！

どうする

のだ！？

京極の一団の

狙いは、

今、

申した

通りだ。

これの

対抗手段

として．．．

．．．

様々な意見が

出たが．．．

皆の者は

これより

ただちに

家に帰り

家族を

守れ！！

明日からも

登城せず、

私は、

こうする

ことに

決めた！！

よく聞け！！

．．．ってはいいのかわいいですね

家族を

守ることを

第一と

する！！

鉄砲

弾薬．．．

弓矢も

それじゃ

城から

それぞれ

家に

持ち帰り

屋敷にて

近隣同士

協力し合い

侵入者から

あるって、

家族を

守るのだ！！

し、しかし

．．．

それでは

お城は

殿．．．

武信様

．．．

殿のご

一族様．．．

まして敵の

狙いである

国千代様を

どうやって

お守りするので

ありますか！？

そうです！！

それでは

城内が

あまりに

城内を手薄にして

国千代様の奪回を

狙う．．．

京極どもの

思う壺では

ありませぬか！！

私も

です！！

ならぬ！！

そうです！！

我ら．．．

城をお守り

いたす！！

敵の一団は

大砲が有る

わけでなく、

鉄砲隊を備えて

いるとも思えぬ

．．．．．．！？

数は百人余り

たとえ

こちらの

人数が

劣ったと

しても

我が誇るべき

精鋭の剣士達で

迎え撃つ！！

私が選ぶ

この剣士達

には、

家族ごと

城内に越して

来てもらおう。

よいか！！

敵は、

女、子供とて

平気で殺せる

人の心を持たぬ

鬼畜である

ぞ！！

皆は

これより

屋敷に

戻り

家族を

己が子を、

己が妻を

己が親を

己が

使用人を

全力で

守り

抜け！！

うほっ

正しい決断

だったと

思います。

ほっほ

ご立派です。

俺も

千代蔵も、

及ばずながら

力になります。

ありがとう！！

あずみ．．．

これで

俺は：

ますます、

あずみを

手離したく

なくなったな

「あずみ」第３８集一完一

地域・ビッグコミックスペリオール平成１７年に号より２０号まで

あずみ団

ビッグコミックス

ＩＳＢＮ４－Ｏ９－１８０２１７－６

死守

２０１６年５月１日初版第机刷発行（検印廃止）

著者

小山の

◎Ｙｉ－Ｋｏｙａｍａ２００６

笹原

京博博

発行者

印刷所

凸版印刷株式会社

ＰｒｉｎｔｅｒＦｒｉｔｅｄｉｎｄｅｄ．ｎ．ｊａｐａｎ

連載担当小川

単行本編集責任／佐藤敏章

単行本編集小川県、山本耕介（パルス

発行所

（〒１０１－８００１）

東京都千代田区－一ツ橋二の三の

編集，０３（３２３０）５５００

販売，０３（５２８Ｄ）３５５６

株式小学館会社

会社

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