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別コミフラワーコミックス
別コミフラワーコミックス
田村由美
国内国民の
「ローイン」にコーラーご利用さずフラワーコミックスは
★本家と産木、2人の命を救うのとひを
かえに、目を負傷した更紗。そして、無
要な態勢攻めを行ったがために、腹心の
第下・純山将軍を失うってしまった朱狸
そんな2人に、追い心配ちをかけるように
浅葱の陰謀が...!?利用少女コミックに
大人気連載中のジパング伝説、第8者!!
BHSPRP
●もくじ
●もくし場所の留守・予感機構の違う者にです。被害の違え御天地裁精の違る...リク・シ
緑青の真3・ハリケーン
●あらすじ
...
!!!
20世紀末に文明は滅び、その数
百年後、人々は暴君の支配に苦し
められていた。白虎の村も赤の王
に滅ぼされるが、更紗はその時か
ら亡き兄を装い、戦う決意をする。
更紗と赤の王・朱理は互いに宿敵
とは知らずに出会い、ひかれあう。
蒼の王・浅葱は正体を隠して更
紗の仲間に加わり、医薬をめくら
している。
更秒たちは国王一族が集まる熊
野で、朱理の腹心・銃山と対決し、
田・千草を救うが、仲間も痛手を
負う。更約も眼を負傷して...!?
ト更約15歳の少女。殺さ
わた兄の身代わりとなり戦
う。実は〝運命の子供〟。
>赤の王一名は朱理。
国王の未子で、中国、
四国、九州地方を預
かっている。独自の
才智で力をつけ、兄
達に警戒される...。
”赤き旗”
”身の熱きこと
火の如く”
〝徙野の坂
とく駆けゆかむ!
銑山将軍の
辞世の詩で
ございました
瑠璃の草9
○蘇芳の都よ
BASARA地図
更秋々タランの現在地
死んで後も
戦い続けたいと...
赤の王の
もとで
死んで
どうやって
駆け続けると
いうのだ
は...
阿呆が!!
死んで
死んで
どうやって
オレの役に
立とうというのだ!!
はあ
よくよく
オレの心の
わからん奴よ
今さら
何を
将軍を
追いつめ主では
たのは
ありませんが
やがましい!!
ひいっ
ひいいい
なんというほう
横暴な
だいたい
今回は
初めから
この神の里を
焼くなど
ばちあたりな
亜相どの
亜相さま
赤の王には
赤の王の
お考えが
あるのです
我らに
あたるのは
やめてもらいたい
ですな
合点が
ゆかなかったのだ
国王も
いらっしゃってる
というのに
信じて
従うのが
家臣のつとめでは
おやおや
サカキどのは
いつから
我らに意見
できるほど
えらくなったのかな
とりかえしの
つかないことを
王に
気に入られ
ようと
一生懸命よ
なさったのでは
王よ
最も大切な
最も
信頼に足るべき
忠実な
部下の要を
失ってしまわれたのだ
ふん
王は
ジャマだった
頑固な律義者は
死んだ
これからはこの
亜相の時代よ
サカキ
はい
名目は
タタラ
討伐だ
逃げろー
砲撃を
休むな
神殿へ
避難しろ
銑山将軍
あなたは
確かに
わたしの息子の
仇でした
あなたが
戦っていたのは
パチパイ
BASARA図
わたしの
娘です
千草さん!?
それは
あなたも
ナギも
角じい!?
よかった!
大丈夫かね
今そっちへ
行きますから
銚山将軍
では..
ずっと
あの子のそばに
いて下さってるん
ですか
ええ!
初めはひとり
1人で
立ち上がった
ものが
今は
多くの仲間に
恵まれています
あの子は
まちがいなく
運命の子供でしたよ
運命の子供
でしたよ
千草さん!
千草さん!
その成長に
...千草さん!?
あの子は
これからもっと
成長していかねば
なりませんね
母は
妨げと
なるのでしょうか
あの子を
千草さん!?
ASARAB
一緒に
行きましょう
わたしは
何があったかは
知りませんが
あの子に
会わせる
顔が
ないんですよ
一目会って
やって下さい
一目会って
この胸に
抱きしめれば
あの子を
ただの子供に
戻してしまうかも
しれません
お願いします
これ以上
愚かな母に
なりたくないのです
あの子に
伝えて下さい
母は
母は
あなたに負けないよう
強く生きて
きっと
あなたを
見守って
いますと
親子が
幸せに
平和に
暮らせる時代を
きっと
作って下さいと:
BASARA図
更紗
更紗
いつかあなたに
ナギは
あの朝
わたしたちは
お父さんは
あなたに
つらくあたりましたね。
話してあげたい
あなたこそ
運命の子供だと
予言しました
あなただけを
守ることを
誓い合ったのです。
すべては
あなたを
守るため
だったのです
お父さんは
あなたを
愛していましたよ
この田も
タタラも
お母さんが...
お母さんが
銃山将軍の
とどめを...?
ああ...
そのよう
だったが
...そうか
すまん
止めたん
だが
ありがとう
角じい
つらい
役目を...
あなたを
愛していました
そうか...って
タタラ
いいのかよ
お母さん
囚われの身で
なくなったのなら
それでいい
母のことは
聖さん
これで終わりに
する
赤の軍に
手を出して
赤の王の軍は
どのくらいの
数です?
あ?
ああ...まあ
2・3千て
とこやろな
角じいみんなに
消火作業と
村人の避難を
手伝うように
言って
広げないようにね
戦火を
いや驚いた
母への
自分の感情を
優先して
自分を
責めて
泣かれたら
どうしようかと
思って
いたのだが
皆を
傷つけたことを
責めているんです
いるんですよ
タタラ
寝てれば?
銃山が死んだ
水飲む?
予定通りだ
赤の王は
片羽をもぎ取られた
格好になった
すでに
両羽に等しい
タタラが
飛び込まなきゃ
予想外
だったのは
タタラたちだな
あの2人は
くたばったのに
あれには
さすがに
びっくりしたよ
バカバカしくてさ...
バラハラ
僕は
感動しちゃったね
タタラ
わっ
わっ
聖さん
砲撃が
近づいてる
そんなこと
言うても
うわ
ここもじき
燃えてまうで
動かせやん
ケガ人が
いてるやんか
どうする!?
聖さん
那智ちゃん
何してんのや
われ!
こんなとこで
なんか
いてへんな
思てたら
...
なんや
ちゃうねん
BASARA[8
わいな...
オレが
何人もなん
何人もなにん
何人も
相手に
してる間あに
何さぼって
たんや!
ケガでも
したんか
魚や鯨は
ようさん
捕ってきた
けどな
人間
刺したり
斬ったりすんのは
考えてみたら
初めて
やったんや
そら
よかったな
何が
ええんや
それは
おまえが
けど
今まで
そんな必要も
ないぐらい
幸せやった
ちゅうことやろ
そうとちゃう
人間も
いてる
どこへ
神殿や!
那智ちゃん
一緒に来い
聖さんと
若だんなが
神殿へ!?
わたしも
行く!
いいから
大神官に
話が...
タタラ...
まったく
スタンド・
プレーが
好きなんだ
からな
熱い...
連れてって
この上
カゼなんか
ひかないでよ
僕がみんなに
怒られ...
母親なんか
いなくても
子供は
育つよ
何を言ってるんだ
僕は
浅葱の
お母さんは..?
みんな
とうに
死んだよ
そんなもの
身内が
少ないね..
大昔はみんな
もっとずっと
寿命が
長かったんだって
そんな時代に
BASARAIO
今も
そうなら
よかったのにね
ミイラとりが
なれば
いいね...
ミイラに
ならない
ようにね
浅葱
ふん
これは
朱理が
惚れてる女
朱理に
惚れてる女
背中が...
熱い
お父ちゃん
熊野本宮大神殿
大神官の
お父ちゃんは
どこや!
なんや
悪たれが
2人そろて
久しぶりやな
聖
親父...
親父も
来てたんか
ほな
話は早いわ
なんで
赤の王が
じきじきに
あいさつに
来たんでな
ご自慢の
神兵や
僧兵を
出せへんのや!
赤の王に
ええように
させとく気ィか!?
うちわもめやから
手ェ出すなて
そんなもん
口実に
決まってるやんか!
国王も何も
おっしゃらんしな
熊野を
焼くんが
目的なんや!
まったはなしがぞ
あの
じいさん
赤の軍の数に
びびってんのと
ちゃうか!
これ那智!
めったな
ことを
親父
一生の
お願いや
頼む
兵を
出してくれ
聖ちゃん!?
ほうう
親の
言うことら
きけへん
これは一体
どうしたこっちゃろ
わしに頭
下げるんか聖
つっぱって
反抗して
かっこよく生きる
言うて
家飛び出したんと
ちゃうんか
家出息子!
そんなことは
どうでも
ええんや
頭下げて
すむんやったら
いくらでも
下げるわ
そう
思てただけや
ほお
かっこ悪いことは
せえへんのと
違たんか
つっぱんのが
かっこええて
けど
違うんや
かっこええ
ちゅうことは
そういうことと
ちゃうんや
神官さま
タタラという者が
お会いしたいて...
タタラ!
来客中やと
断ったん
ですけど
タタラ...?
これが...?
無理を承知で
お願いに
来ました
これ以上
タタラを
追い出したと
タタラを追い出したと
熊野に被害が
及ばないよう
我々は今すぐ
山をおりて
船へ
戻ります
赤の王に
知らせて下さい
でも
仲間に
動かせない
ケガ人が
います
どうか
ここに
その者たち
だけは
ここに
おいてやって
下さい
お願い...
タタラ
聖よ
おまえが頭を
下げんのは
します
おまえも
そのケガ人の
1人なんやぞ
寝てろや!
こいつの
ためか?
聖よ
お父ちゃん!
聖ちゃんが
こんだけ頭
下げてんのに!
那智
親を
脅すんか
これ
燃えてんのは
親子の
エン切るで!
アホ
何がや
カンタンな
ことが
わからんのか!
ここや!
熊野なんやで!!
あかんな
王族に
兵を向ける
ことは
できん
お父ちゃん!
赤の王が
この神殿までをも
攻撃してくる..
ちゅうなら
話は別やが
よう
わかったわ!
親父らには
頼まん!
行くで
那智ちゃん
よう気ィ
合うてるわ
おっしゃ!
昔のわしらを
見るようやんか
聖ちゃん
すごい
燃えてるやん
ボーボー
やで
もっと
燃えるわ
燃えてる
燃えてる
ほな
行ったれやー
ーっ
うっひょー
なんや!?
神官さま
...そうか
そんなら
しゃあないな
自分とこは
自分で
守らな...な
火矢が
飛んで来た!
消せーっ
赤の王の攻撃です!
とうとう
この神殿にまで!
熊野の力を
見せちゃろかい
それでも、
なんや
この兵は
タタラ
もう心配
せんでええぞ
うちの親父は
雑賀・根来衆の
総元締めや
一声で
ちゃんと
待機して
たんやんか
ゆっくり
寝てな
ゆうたらしょ...
由緒正しい
ヤクザみたいな
もんやな
山3つ分ぐらいの
兵が集まる
熊野を守れ!
そうだったっ
砂漠へ帰れ!
赤の王!
引け!
退路を
確保しろーっ
これが熊野の
兵力ですか
〝神の里〟の
実態よ
いつか必ず
丸焼きに
してくれるわ
だから
ほっとけん
うあっ
雨の中
退却とは
お疲れさま
...きさま
そうか...
タタラといった
一緒に
いるのか
ちょっとね
おまえに
言っときたいことが
あってね
かわいい
義弟よ
おまえの
一番大切なものを
ほお
一番大切な
ものとは
何だか
教えて
もらいたい
もんたな
奪ってやったら
面白いだろうと
思いついたんだ
かわいいこい
女の子
僕の
ものにする
あんな
田舎娘
全然
趣味じゃ
ないけどね
僕の趣味じゃ
ないけどね
楽しいだろ
まて
浅葱
更紗
揚羽!
よ
関東・青藍の都
あーげーは
捜したで
太郎ちゃん
そろそろ...
来る頃かと
思ってたよ
ねーマダム
揚羽を
訪ねて来たの
誰?
揚羽の
友達で
京都の
瓦版屋さん
だよ
へー
ジャーナリスト!
思うてたより
時代の流れは
速かったわ
熊野では
はからずも
誰もまだ
気ィついてないかも
しれへんけど
国王は
その場にいながら
赤の王を
押さえることすら
ようせんかった
王家の
弱体ぶりを
証明して
しまいはった
わけやな
1人の王による
中央集権制は
もうとっくに
終わってしもたんや
こっから先は
戦国時代や
東北以北は
鹿角
玄武の刀を持った
鹿角一派が
黒の王を
足止めしとる
長年の
小せりあいで
黒の王は
くたくたや
関東は
青龍チーム
雷蔵たちの
クーデターで
暫定的とはいえ
独立国と
あいなった
わけやし
京の
おひざもと
熊野は
今回のことで
王家を離れ
自立した道を
歩こうとしはじめとる
西の赤の王は
初めから
中央の
言うことなんか
きく気はないし
桜島の朱雀は
タダラのもと
熊野
着々と力を
蓄えつつある
今後
大きゅうなる
可能性を
秘めてんのは
タタラが
天下を狙える
器かどうかは
オレは生涯
傍観者で
一発
後世に残る
戦記でも
書いたろがと
思うとるけど
タタラと
赤の王かな
これからの
行動線で
決まるわ
そのカギを
握ってんのは
揚羽
おまえは
そうやない
おまえやと
思うとんのや
けどね
いつ
表舞台へ
出て来るんや?
まあ
ほな
ついでに冬に
蘇芳の都に
行ってみな
ちょっと
きなくさい
臭いがしとるんや
とりあえず
タタラの見舞いに
熊野へでも
行くか
なんや
それ
赤の王の
都へ?
下手すると
赤の王の尻に
火がついてるかも
近いうち
必ず
西で何か
起こるで
砂漠の
蘇芳か
あ
そのうち
タタラに
インタビュー
したいから
つなぎ
つけてな
つなぎつけてな
ほな
し、らんじゃ
お肌が
荒れるん
だよなー
サカキ
人を
捜してくれ
更紗という
15の女だ
名前だけで?
他に何か...
は?
まだ青藍にいる...
いる...力も
しれん
他には何も
知らん!
更紗...
更紗
捕まるなよ
あんな奴に
捕まるな...!
おまえの
一番大切な
ものを
緑青の章1・野に下る
奪ってやる
かわいい
女の子
更紗...
ふっ、ごめん
お持っ
疑声の中1つ時に下る
更紗!!
そうか...
更紗には
会えなかったのか..
ひーちゃんせやったらよねェ
よめさんにするー
いうわけで。
というわけで君のつです。
いやじゃ
ち、ちゃいったおたむたいむ
お手軽いただいて
わかったのだけど
理士♡
が...でたと思ってる人が
何人もいるん
おっ女に見えたかい?
あと、座木さんが"死んだと思ってる人でした
わたしのすおまえがおずいんだなっこらめん
蘇芳の都
BASARA地図
更科(タタラ)の現在地
蘇芳の都
赤の王!
おいで
でしたか
サカキ
は..
なんとか
「地下水路」工事現場
土が
柔らかいので
石を埋める
作業が大変です
で
どのくらいで
できそうだ?
工事は
順調か
わたくしも
戦場よりは
性に合って
いるようで
山陰の方から
切り出して
は...まず
1年ほどかと
阿呆!
一月で
終わらせる
人足は皆
普段の仕事を
おいて
来てるんだ
怒鳴り声が
きこえましてよ
千手姫!?
体は
よいのか?
そ
そんな
はい
そんなに長く
家をあけて
いられない
だろうが!
あまり大切に
しすぎると
は...はあ
しかし
難産になると
申しますので
こんな所へ
それに
四道さまが
築くはずだった
地下水路というものを
見ておきたいと
思いまして
東雲離宮の
住み心地は
どうです
赤の宮殿よりは
気が
休まるかと
思ったのだが
はい
宮殿と違って
街の中に
ありますから
オレもっきなんだ
月の何日かは
離宮に泊まる
あの...
少しは
お話が...
それから..
にぎやかで
ばあや
ねえ
はい
それは楽しく
不便があったら
言ってくれ
ありがとう
ございます
またとは
なんだ!
石が
崩れた
事故は
多いのか
誰しか
下敷きだ
また
事故だあっ
は..
はい
すみません...
この炎天下
慣れぬ作業で
持ち上げろ
せーの
なかなか上気が
上がりません
大丈夫か
どけえいっ
ひっぱり
出せ!
あ
赤の王!?
へへーっ
何が
へーだ
足を
出せ!
あ
あ足が
ちゃんと手当て
してもらえ!
おい
サカキ!夢ごはん
救護班!
すみません
なんたなんだ
皆
疲れた顔を
しおって
オレは別に
ムダな
王の墓を
作れとは
言ってないぞ
よおし
では
こうするか
自分たちの
ための
水路だろうが
皆よく
きけよ
これから
皆を
いくつかの
チームに分ける
一番早く
正確に
仕事を終えた
チームには
ほ
ほんとですか
赤の王
おう!やくそ~
約束したぞ
チームごとに
担当する
区域を決めて
王...
責任を持って
仕上げよ!
賃金の
100倍を
与える!
皆心して
競い合え!
人は
こうして
使うものよ
はい!
これ
息子よ
弁当
忘れたろ
持って来て
やったよ
お母さん!?
おまえ
しっかり
働かんと
バチが
当たるぞ
お母さん
赤の王の
前で
これは
これは
いつも息子が
お世話に
なってます
よい都だな
わかってますから
帰って下さいよ
もー
オレたちの
蘇芳は
赤の王!
イキのいい
マグロが
入ってますぜ
お城に
お届け
しやしょーか
うちの
伊勢エビは
どうです
よい都だ
トマト!
千手姫
王にお話が
あったのでは
いえ..
早くおまえに
見せて
やりたいのに
何か言わ
胸騒ぎがすると
言っても
まんじゃ
信じる方では
ありませんわね;.
じい!
じいは
いるか
これは
王よ
じいめが
楽隠居
させてやると
いうのに
抹茶まんじゅう
くれ!
抹茶
まんじゅう
まんじゃう
せケまだわ
宮殿を
下がってから
商売なんぞ
始めおって
東雲の
姫にもな
老後の
楽しみですよ
娘さんの
病気は?
最近
旅の名医どのが
診て下さって
なんとか...
じゃあ
いろいろ
みつくろって
20コほど
あとで
宮殿に
届けてくれ
なんだ?
死体だ
はい
まいど
公園の池に
死体が
上がったぞー
死体は
近ごろ
行方知れずと
なっていた
お側衆の
椿さまでした
かなり
傷んで
おりましたが
亜相の侍女を
調べるように
言ってあったはずだが...
検死の結果
死因に
まちがいは
ないのか
は
酒に酔って
うっかりだ
溺れたのだろうと
いうことです
......
死にかだな
つまらん
わかった
ご苦労だったな
警備隊長
え?でさっくり
酒には
弱かったが...
四道が死んで
銃山が死んで
指のすきまから
砂のように
まわりに
人がいないのは
また1人...
良いものが
ぼろぼろと
本人が
悪いんだよ
オレは何か
誤ってるか...!?
糀山のあとを
決めようにも
人がいない
サカキは
できる奴
だが
将軍という
器じゃないし
人がいない
すべり落ちて
ゆくようだな...
いや...
オレは
まちがっていない
兄を退け
父を退け
やがては
日本を
手に収める
何ひとつすら
おまえが
ここにいたら
なんと言うだろう
会いたいぞ
更紗
この足で
捜しに行きたい
くらいだ
見つけたら
しかと
抱きとめて
もう二度と
放すまい
それとも
浅葱に
奪われるかも
しれないと思うことが
不思議だな...
こんなにも
心魅かれて
いたとはな
悔しいだけか...
ハラ...
死体は
お側衆の
椿さまだった
そうだ
慎重な
人だったのに
なあ
刺しキズ...!?
酔って
溺れたのでは!?
検死は誰が
行ったのだ
警備隊長ーっ
警...
死体が
見つかった以上
急がねば...
そろそろ
赤の王は
いつものように
市井を
見るためとかで
東雲離宮に
移られる
そこが
狙い目だ
だだっ広い
宮殿だと
やっかいだ
離宮なら
囲むのも
手ごろだ
深夜に襲えば
まず大丈夫
討ち取れる
なん...の
......話..を
おや
サカキどの
お側衆が
集まって
亜相さま...
警備隊長!?
なんの話?
なんの話です
逆賊を討つ
話だよ
国王に
弓引く
赤の王は
それを
討ち取る
ことは
我らの
義務
後ろには
我らの
蒼の王が
もはや立派な逆賊
なんら恥ずべき
ことではない
ひいては
国王が
控えて
おられるのだ
赤の王を!?
謀反!!
話した以上は
冗談じゃない
きいた以上は
捨ておけん
そう言うと
思っとったわ
では一緒に
来られよ
サカキどのにも
加わって
いただかねば
王への
謀反などと!
見せたいものが
ある
ここは
牢ではないか
まさか
わたしを
ぷちこむ気か
ここを
覗いて
ご覧じろ
お母さん!!
サカキどのははひとつこひとり
母一人子一人とか
親孝行は
せねば
いけませんぞ
事が成った
暁には
サカキどの
アアア...
蒼の王は
それなりの地位を
お約束するでしょう
ナギ
角じい
そこにいるー?
ちゃんと
見張っててねー
ナギさま
正直なところ
どうなんです
まさかしっ!!
失明なんてことには
いくらなんです
難病に効くという
霊験あらたかな
湯ノ峰のつぼ湯でも
熱がまだ
上がったり
下がったりの
状態なのに
わたしの手に
負えるか
どうか...
あんたが
そんなことでは
俳句の
そりゃいい
どこに
いるんです
っしりゃ
こうじなかったか
松尾古音がとっと
芭蕉先生に
診ていただければ
よいのですが..
何を
言ってるんです
わたしの
お師匠さんですよ
それが...
彷徨っているのが
お好きな方で..
京都や蘇芳を
行ったり来たり...
さて今は...
目が
じくじくする
これじゃ
朱理から
手紙が来ても
え!?
早く
治さないと...
読めないな...
よおっ
タタラ
タタラ
何!?
ハヤト!?
遠慮すんなよ
一の子分だぜ
ざはっ
見えないと
不便だろ
いや...
背中
流してやるよ
向こうに
でかい
イノシシが
いるぞ
いい
いや
あの
おい
ハヤト
ウデの
見せどころだろ
ひゃっほう
晩メシ
取って来るぜ
タタラー
ほらよ
はふ
.....
見られたら
困るんだろ
揚羽...?
苦労したな
あたしのこと
。女のコだって
知ってる...!?
えい
やっ
とう!
ダメダメ
振り下ろす
ちゃんと
ウデを伸ばして
まっすぐ
何やってんだ
浅葱
もう一度!
揚羽!!
僕が一番
ウデが立つから
タタラも
こいつの
使い方が
わかってるじゃ
ねえか
だって
志願兵が
山ほど来てさ
皆に剣を
教えろって
タタラがさ
蒼の王に
触れたと言っては
陽に焼けて
なんだか
健康そう
だぞ
そいつあ
それを
ふり分けて
軍隊に
仕上げるんだ
もう...
ありゃしないよ
忙しいったら
手を
消毒してた
おまえが
いい
こんな雑多な中で
暮らせるとはな
そして
思惑とはうらはらに...
僕だって
成長
しちゃうからね
結局
おまえが
タタラを
成長させて
いくんだぞ
まーったく
抜けてる
やんかあ
その
ザルな頭でか!?
オレがやるわ
聖ちゃん
ドケチやから
あかん!
タタラ軍に
経理担当が
いてへんなんて
まあそろばんは
わいにまかしとき!
なんだ...?
インシンとってきた
楽しい仲間が
増えたようだな
タタラは
磁石だな...
じゃ
行くわ
イノミごちそーさん
蘇芳へ
行ったら
お願い
します
たくさんの
砂の中から
光る鉄だけが
集まってくる...
そのとき
芭蕉医師のこと
きいて
何か
わかったら
蜻蛉を飛ばすよ
なるたけ
早く...
運命よ
光を奪うな...
あなたの
申し子から
蘇芳の都
東雲離宮
更紗...?
赤の王
赤の王
うーん...
きゃっ
あれっ
赤の王
千手姫...?
すみませんどーも
この夜中に
何か...?
すみません
お起こしして
何かあたりが
騒がしいので
不安になって...
じゃじゃあいい
酔っぱらいが
ケンカでも
してるんじゃ...
王!
外を
赤の王!
一大事
一大事です
窓の外を
見て下さい!
うあああ
なんだ...?
逆賊
赤の王は
あれに!
!?
敵は
赤の王ぞ!
これは
国王命令ぞ
ひるむな!
赤の王を
討て!
あ...
赤の王
正義は
我らに
あるのだ!!
お覚悟を
赤の王
亜相のところの
侍女...
男か...!?
いや...
そうですよ
そうか
亜相にこんな
度胸はない!
浅葱と
同じ種類か...
仕組んだのは
蒼の王かあっ!!
くぐっ...
サカキ
おまえもが
姫
早く逃げろ
赤の王
赤の王!
あなたは無関係な客人だ
あなたは
無関係な
客人だ
命にかえても
姫を守れ!
西の庭を
抜けるんだ
はっ
お覚悟!!
行けえっ
...
阿呆があっ
どうした
サカキ!
なぜ
斬られる
気か!
亜相なんぞに
ついた!
質を
取られたか
わたくしの
こんな不忠な
姿を見ては
わたくしも..
サカキ
母親か
王...
母は
生きては
いないでしょう
阿呆!
オレを
斬れ
地下水路を
完成させよ!
いいか!
王...
オレは
くたはらん
おまえが
死んで
どうするか!
オレが
戻るまで!
こんなことでは
くたばらん!!
サカキ
おおっ
赤の王は
落ちたぞ
よくやった
サカキ
耐えて
母を
逃がすな
とどめを
おまえの決心は
蒼の王に
ようく
話してやるぞ
オレの帰りを
待て
大切にしろよ
はあ
はあ
はあ
オレが建てた
離宮だ
包囲の手薄な
ところくらい
わかるわ
じい!
阿呆め
王!?
はあ...
早くはい
入って
外を
見て来ます
じい!
どうされた
奥へ!
すまん
あああ
動かないで
下さい
はあっはあ
こちらです
亜相さま
はあ...
赤の王は
うちの中です
お...
王よ
お許しを
娘の命には
かえられんの
です
おお...
わっ
ひいっ
ひるむな
ああ...っ
追え
追えーーっ
どこへ...
どこへ...
誰も
ぐっ
は..
はあっ
はあ
誰のところへ
いない
はあっ
行けば...
誰の...
誰も...
オレは
独りか
たった
独りか
更紗
更紗
ははは...は
更紗!!
え...
けはははっ
誰..
赤の王を
逃がすな
血の跡だ
王!
赤の王
こっちへ
かくまった者は
死罪だぞ
こっちだ!
こちらへ
なんだ
おまえらは
信用できないかも
しれませんが、
こちらへ!
我々がなんとか
お逃がしします
オレは
工事現場で
あなたに
助けてもらった
者です
その
お礼を
したいんです
王よ
我々は
忘れて
いません
異国の船から
身を挺して
この都を守った
あなたを
忘れては
いません
オレたちは
この都が
好きです
王...
さわるな!
王...!
情けなど
かけるな
オレは
オレに情けを
かける気か!
哀れむな!
王だ
世界に
並びなき
ただ1人の
王だ!
なんじゃい?
わしの船に
勝手に
乗らんでくれるか
おや?
ケガを
しとるのか
おや
おや
わしゃこれでも
医者じゃ
診て
しんぜようか
さわるな!
何をするにも
まず体が
資本だと
思うから
親切に
言ってやったのに
愚かものが
まて!
手当て
しろ!
わしゃじゃ
芭蕉と
いうもんで
とは
言っても
さわるなと
言うたり
手当てしろと
言うたり
これから
沖縄へ
帰るとこじゃが
あんた
どうするね
もう船は
出ちまったか
何...
誰
放せ
誰だ
放せええっ
ろくしょう
統育の章と
しょう
2・新天地
しん、てん
遠くで
更紗...
朱理があたしを
呼んだような
気がした
夢の中で
泣きそうな
声で
なのに
目が覚めたら
放せっ
やめ...
息が
かかる
やめろ
この..
こんな
事態で
さわるな
さわるな!!
でも、西の方とかは、
そして、いいたん、翔んでしまったん
いったん、みなんとしまってもとかづいた人がいるのですね。
うっ!!主人できた人が
バまんでるから大丈
人生ちゃんと言葉はまだってしまったんだよ
永者用もそう。
お客様もそう。もとからいる人は大手なことだとし
そしかしいみへは、お前にとしばだけど!!
玉藻とかは、平均ここ来たな
ちょっといいちがうのだ。
ちょっちょいったむたむっ
なぜ、桃野だけ方言が「あるのですか?
なぜ、熊野だけ
方言が『あるのですか?
たおたえ
質問相
熊野の人は、今のお
大昔から説明の人が
つづいて、住んでくいるのだろう。
女の子も、そうかもね。
よく、走っちないけど、
日ASARA地図
更秒くタタラ>の現在地
大陸
わたしが
タタラだと
わかって
るのか!
クー
わぷ
......
タタラ
浅葱...!?
どうか
したか?
そこに
誰かいた?
タタラ!
どうした!
いや...
誰か
入り込んで
来たのか!?
誰...!?
浅葱
だった...!?
わからない
キス
あたしを
女の子と
知ってて
襲った...!
してった...!?
タタラ...
タタラ
一体
何が...
なんでもない
なんでも
わからない
敵かもし
しれん
見回って
来る
わからない!
いやだ...!!
ナギ...
早く
ええ..
すみません
目を!!
治して
わたしの
お師匠さんを
捜してもらって
いますから
早く...
タタラ...
今
揚羽に
タタラ
治して
別に
怪しい人影は
ないが..
不安だと
思いますが一話を
ききなさい
いや...
刀を
置いて
悪いことを
悪くとるのでは
あたりまえです
よいほうに
とってこそ
勝負師では
ないですか
あなたは今
視覚を
失っていますが
それは
聴覚を鍛え
感覚を磨くための
わたしは...
タタラ
よい期間だと
思いなさい
物に
ぶつからずに
歩けますし
話さなくても
そばに誰がいるか
わかりますよ
大丈夫
BASARA図
いや
お見事
あんたせまし
宣教師に
なれますな
もうやす
お休みなさい
また熱が
上がりますよ
はい..
そばに
いましょうか?
起こして
ごめんなさい
ナギ
角じい
バカを
言ってないで
タタラに
悪さした人が
いるんですよ
イヤな感触が
朱理...
気をつけて
いないと..
まだ肌に
残ってる
朱理の夢を
見ていたのに
さらさら
「芭蕉医師は
沖縄に向かった
らしい」...と
よし
蜻蛉
熊野の
タタラのもとへ
届けてくれ
急いでな
それにしても
えらいことに
なったな
近いうちに
西で何か
起こるで
まさか
太郎ちゃんの
言った通り
だったが
この蘇芳の都で
赤の王が
討たれようとはな
時代は
蘇芳にも
BASARAI8
赤の王にも
どうした
容赦なく
降りかかる...
千手さま
千手さまが...
うう
お放し
なさい!
あんたの
腹の子は
赤の王の
お子らしい
無礼をすると
許しませんよ
もしそうなら
生かしておけんと
亜相さまは
おっしゃるのでな
そんな
そんな
ちがいます!
話は
亜相さまに
してくれ
誰か..
ちがいます!!
誰かあっ
千手姫...!?
あなた
だったか..
どなたか
存じませんが
危ないところを...
え!?
マダム・バタフライの
一座の
いえ
何度か
お目に
がかってます
四道と一緒に
舞台を観に
来て下さった
でしょう
帰蝶と言えば
おわかりか?
まあ!
男の方
だったん
ですか!
本名は
揚羽と
いいます
まあ!
まあ
わたしったら
四道さまと
あまりに仲が
よろしいので
ひそかに
妬いて
おりましたのに
素人だし...
愛人にでも
見えましたか
大変な
侮辱ですわ
ちがいます!!
四道の...子?
それにしても
お腹に
赤の王の子供とは!?
この子は
四道さまの
忘れ形見
ですのに
四道の...
はい!
そうか...
四道...
向こうに
倒れてた
ああ...わたし
ばあやを
助けなければ
さっき兵に
引き離されて...
えっ
死んだよ
ばあや
待った
失礼
きゃっ
追手が来る
早く
この都を
出たほうがいい
オレに
まかせてくだ
下さい
あなたと
四道の子供は
命にかえても
守ります
赤の王は
ご無事で
しょうか...
さあ
首を取られたと
いう話は
聞かなかったが...
そ
これで
いいじゃろ
芭蕉先生!
兵隊の船が...
しばらくは
腕を
動かさんようにな
なんじゃい
中を調べるから
止まれと
言ってます
逃亡者が
逃げこんだ
恐れも
あるのでな
すまんが
中を調べさせて
もらうぞ
わしゃじゃ
芭蕉という
流しの医者で
ほかには
誰も...
命令...
誰の
ですかな
これは弟子の
ユウナと
いうもの
上からの
命令だ
全部の船を
調べとる!
王を討った
謀反人のですか
何を!
生意気な
隊長!
この箱だけ
カギが...
あ...それには
さわらんほうが
開けろ!
隠しだてすると
ためにならんぞ
やめろと
言うとるのに
よし
開けろ
はっ
はっ
うひゃあ
なんだ
む
酒にしたり薬にしったり
酒にしたり
薬にしたり
ハブです
猛毒を
持っとります
ますです
重宝しとり
早くそれを
言わんか!!
隊長
誰もいない
ようです
隊長
あそこにも
出てゆく船が
おります
ASARAB
じゃましたな!
行ってよいぞ
ふー
よし!
行くぞ
ごくろうさん
もう出て
よいぞ
あれま
寝とるわ
むじゃきな
ずぶとい人
ですねえ
手傷を負って
追われてると
いうことは
赤の王の
家来か何か
でしょうか
さあてな
蘇芳は
住みやすそうな
都だったが
王が
のうなっては
どんなふうに
なってしまうやら:
玉座と
いうものは
座り心地の
よいものだの
うはははっは
はははほは
赤の王は
まだ
見つからんか
今ごろ
ふむ
亜相さま
は...しかし
あのキズでほぅい
この包囲の中
そう遠くには
行けぬかと
どこぞで
冷たくなって
おるかもしれんわ
こ...国王の使者が
お見えです
なんと!?もう!?
これは
これは
遠い所を
ようこそ
わたしは京都
四大老の1人
はっ
あい
わかった
我々が
語らいまして
赤の王を
北の桃井と
いうもの
そのほうが
今回の騒ぎの
首謀者か
こいつらを
捕らえよ!
げえっ!?
げえっ!?
何を
なさいます
我らは
おほめに
あずかれると
ばかり...
何を言うか
謀反人め
あまつさえ
臣下の身分で
ありながら
王族に刃を
向けるとは
国王はいたく
ご立腹である
わたしは
わ...
言うにことかいて
何か!
いや、
いや...しかし
本当の蒼の王は
生きて...
梅若が...
梅若は
どうした!
ただかが
蒼の王の
命令で..
そんな者は
知らんな
口から
出まかせは
たいがいに
いたせ
蒼の王は
とうに
お亡くなりだ!
それが
ゆうべから
姿が...
みっとも
ないぞ!
そんな
これより
この蘇芳の都は
この桃井が
おさめることと
なった
そんな
バカな
国王直轄の
土地として
潔く従え!
よいな!
そいつらは
牢に
ぶち込んでおけ!
わたくしは
身分の
低い者で
BASARAI8
おって沙汰を
下す
ひいいい
おまえは
なんだ
仲間か
母を人質に
取られました
ゆえ
従ったまで
王に逆う気持ちなど
ありませんでした
サカキ!
きさま
自分だけ
助かろうと
卑怯者と
そしられても
はい
卑怯者
汚らわしい
奴
命ごいを
する気か
軍人としての
プライドより
命が惜しいか
惜しゅう
ございます
五体を
へしおって
放り出せ!
二度と
姿を
見せるな!
恩知らず!
やめて
あいつ
サカキだ
卑怯者!
やめとくれ
わたしの...
息子は...
赤の王に
あんなに
取り立てて
もらいながら
バカヤロ..
お母さん
死んじまえ!
いいんです
わたくしは
地下水路を
築かなければ
待っています
お帰りを
待っています
この場所で
赤の王!
んむ...
水をくれ
自分で
飲めい
...
ああ...
そうか...
まる2日
眠っとったぞい
一回おまて
俺から出たけど
そのようだな
おい!
何か食わせろ
じじい
腹がへった
働かずに
食べようって
いうの!?
腹がへった!
ずうずうしい
誰だ
おまえは
居候のくせに
何を
えらそうに
してるの!
あたしは
ユウナ
オレを
足げにするとは
いい度胸だ
あんたは?
先生の
弟子よー
朱理
シェリ?
沖縄の人...じゃないわよね
沖縄の人...じゃ
ないわよね
あたしはかばんそう
甲板の掃除
してるから
勝手に
すれば
なんのことだ
また
たいそうな
名前をつけて
オレは
腹がへった!
待ってたって
出てこない
わよ
威勢のいい女は
大好きだ
!?
女は皆
バカじゃないの?
こうすれば
喜ぶ
あただたたた
そんな元気が
あるんなら
掃除
手伝ってよ
BASARAB
おまえ!
...待て
でやっ
いい腕を
してるな
鍛えれば
よい兵に
なれるぞ!
年頃の娘に
向かって
なんですって!?
なんちゅうことを
言うのか!
ホカッ
ばかたれ!
男も女も
ないわ!
よい兵と
いうのは
少ないんだ
この時代
よい兵を
持った者が
勝つんだ
ほうほう
そうじゃろ
そうじゃろうて
よい兵が
いなかったから
赤の王は
ユウナに
ちょっかい出したら
海に放り込むぞ
ギャ...
討たれたんじゃ
ろうて
人の物に
興味はないわ
さいてない方
近々
嫁に行くのが
決まっとるのじゃ
からな
朱雀の
猩々一族を
通して
この船は
どこへ行くんだ?
言ったじゃろが
沖縄じゃ
うん!よいぞ
一度
行ってみたかった!
沖縄か!
蘇芳とは
比べものに
ならんくらいにな
物のやりとりは
あったが
行くのは
初めてだ
よい国だ
そうだな
じじい!
一言多いぞ
わしゃ
じじいじゃ
ない!
朱理!
早く
手伝ってよ
へっぴり腰!
更紗...
ごはん
ぬきよ
オレは
おまえの
花嫁姿を
見たかったのに
一文無しに
なっちまったよ
3歩
ベッドから
ドアまで
4歩
ストス
こんなことによりますが、
この足音は
若だんなと
聖さんだ
4歩
水さしまで
3歩
あ...
聖さんは
あたしの部屋の前で
足音をゆるめる
お魚を
焼くにおいが
する
お昼ごはんだ
剣のけいこの
号令が
きこえる
見えなくても
気を遣って
くれてる
ほんとだね、ナギ
いろんなことが
わかる...
今度
襲ってくる
奴がいたら
ちゃんと
見きわめてやる
これからの
ことも
まず
玄武の刀を
持ってる
まず玄武の刀を持ってる
東北の
鹿角一派と
連絡をとって
関東の
雷蔵さんも
交えて
しっかり
考えなきゃ
同盟を
結ぼう
それで
やっと
この足音は
あ...
タタラ
大変なことに
なったぞ
赤の王を
討つことが
考えられる...
角じい?
何?
あわてて
ああ
今
揚羽から
連絡がきてな
赤の王が
討たれた!
......え
詳しいことは
書かれてないので
生死のほどは
わからんが
家来たちの
クーデターで
ひっくり返されたらしい
タタラ
タタラ
...?
ほんとか?
赤の王が
死んだって
よかった
じゃん
よかった...?
手間が
はぶけたって
もんだぜ
よかった...?
そんな...
そんな
バカな
赤の王は
あたしが
この手で
お父さん
タタラ
お兄ちゃん...
そんな
バカな
そんな
バカなあっ
この手で...!
赤の王...
そんな...
赤の王が
いなくなった
タタラ
ショック
やろな
仇に
死なれたらな
そんなことで
ショックうけてる
ようやったら
大将は
全体を
見やなあかん
聖ちゃん
冷たい
クールな男やで
あほ
オレはタタラを
見限るで
動いてるうちは
恨みつらみで
小物や
ご苦労さま
朱理の奴
梅若
あの
プライドの高い
男が
腹わたの
煮える思いが
したろうよ
第一ラウンドは
あははは
しかし
見届けて
来ません
でしたが
多分
逃げのびましたよ
僕の勝ちだ
ざまあみろ
それでいい
あいつは
きっと
はい上がってくる
面白く
ないからな
はい上がってこい
朱理
そうでなきゃ
僕はまだ
おまえを!
つきおとすネタを
持ってるんだから
おまえの
愛しい更紗は
にっくき
タタラだと
そのころには、
最も効果的に
バラしてやる
僕の女に
してるけどね
タタラ
沖縄...?
場羽からの
知らせで
沖縄って
どこ?
沖縄に
行きましょう
ですよ
わたしの
お師匠が
沖縄に
向かったそうです
目を治して
もらいに
行きましょう
九州より
更に
異国
南のしまぐに
はるかに
島国です
昔は
日本の
一部だったことも
ありましたが
大陸の国々と
交易を交わし
自然に
恵まれた
島だと
きいて
います
BASARAI8
おまけの
なむたむたいお
起きる
あ
今は
正式な国文も
ありません
豊かで
平和な
エサ
タタラ...
茶々が
会いたがって
います
座木さんは
まだ意識が
戻りませんが...
ぼーとしてる
ヒマがあったら
会って来たら
どうですか
というか見えなくなる。
よいしょ
茶々...?
おとなしく
寝てやなあかんて
言うてるのに
はふ
はう
あああ
また
やってる
体を鍛えるんやて
言うて
いろいろ
やるんですわ
目...
痛い?
ごめん
ううん
熱いけど
タタラ!
あたしの
せいだね
あたしがもっと
しっかりしてたら
茶々
ううん
自分があんなに
弱い女だとは
思わなかった
BASARAI8
あんたを
こんな目には
あわせなかったのに
そんなこと
ないよ!
茶々のおかげで...
座木が
死ぬかと
思った時に
泣き叫ぶしか
できないなんて
しっかり
するからね
茶々...
タタラ...?
あんたの役に
立ちたい
から
がんばろうね
情けない
赤の王が
いなくても
沖縄に
行くんだって?
うん
でも
朱雀のみんなも
沖縄までは
行ったこと
ないって
あたしの
知り合いに
手紙を書くよ
沖縄と!
取り引きの
ある奴が
種子島にいるから
戦いは..
戦いは続くんだ
さて
赤の王が
倒れたことは
みんなきいたと思う
あたしが言えば
船を出して
くれると思う
つまり西は今
揺れ動いていると
いうことだ
そこで
飛車の
チームには
蘇芳の様子を
調べてもらう
はい
ハヤトたちは
北へ飛んで
鹿角の
人たちと...
連絡を
つける!
大役だよ
お...
おう
京都の様子は
聖さんたち
天狗党に
おまかせして
僕は
浅葱は関東の
雷蔵さんたちと
連絡をとって
できれば
鹿角の人とも
一同に会してみたい
わかってるわ
タタラと一緒に
沖縄に
行くからね
以上
え...?
質問は?
我々は
沖縄組か
いえ..
本当は
...え?
ナギさま?
うかない顔を
してますな
この時季
南へ向かうのは
イヤなんですよ
縄へ行けば
何か
いいことの
ありそうな
この目もきっと治る
天国みたいな
島じゃないかな...
タタラ
僕も沖縄に
ついて行くからね
浅葱はかとう
関東に詳しい
だから
そちら方面を
まかせるんだから
だからそちら方面をまかせるんだかんね
浅葱?
僕は
タタラと
行きたいの
こいつたこいった
ダメだよ
僕はタタラが
とっても
気に入ったから
わたしは
私はそれぞれ
いつでも
そばに
いたいんだ
そういう
趣味はない
......
ということで
役目をきっちり
果たして下さい
新橋が
警戒してる
やっぱり
あたしを
襲ったのは
浅葱だった...?
関東で何度も
会ったんだから、
あたしが
女の子だってことを
すぐ察したの
カモしれない
でも
じゃあなんでそう
言わないんだろう
一度きちんと
腹を割って
話をしなきゃ...
僕も
へんな趣味は
ないけどね
なあ
いやいんよん!?
見張って
るのか...!?
ナギは
なんとなく
苦手だな
なんとか
しないとね。
沖縄に
行きたかった
けれど
ここは
居心地が
いいから
まあ
いいか
せいぜい
根を張らせて
もらおう
統青の章3
なんだか
海の色が
変わったな
沖縄の海は
こんな色よ
天気が良くて
助かったわ
ザ!
十十...
ギィィ...
さっ!帆を
降ろすのを
手伝って朱理
「サラのCDブルクスに
次のようです。
「くかっこよくて
全部は...
生きや「おきいこないんだけど...
っこくかっこのまたなフーイキになりそうですね
出たほうーんやっなりそうです。ゆのに
はうーんこういうせい、きいてみてね。じゃなきゃと
そのせいですごく楽しみですよね
今のキャーニングを、ナリですねぇーーーっ
今回もバーニングも、もっとすごめんーーーするおかげさんはいいんですかんねーって
ちょっとおくー...それがわかるじゃないんじゃねーなんて
すっかり壮な
お部屋は
お湯画賞という
小学校受世者としものすごい愛をいただけではまだまだ。
もう、こゆいくらいうれしいです。
いつもオーエー(でたさえ)
みんなのみがいやさ。ですよほんとだよな?
「あれはどういう」というわけでないことだと思っているのかもしれません。
あのといったたきました。
たぽんとに、ありがとう」とわたしは、幸せです
たまたま・たいお
ちちゃい
BASARA地図
更制(タタタラ>の現在地
大陸
沖縄本島
―那覇の港―
ファーッ
あっ
芭蕉先生だ
芭蕉先生
お帰りなさい
芭蕉先生が
帰って来た!
お帰りなさい
おお
ただいま
皆息炎に
しとったかね
ユウナ!
迎えに来て
下さったの?
そう言いたい
ところだが..
遊説の途中だ
ついでだよ
おじさま!
ひどぉい
ひどぉい
芭蕉先生
ご無事で
大統領...?
こりゃぁさとだい
安里大統領
お忙しいところを
わざわざ
夜にまた
訪ねて下さい
先生
ユウナもたまには
遊びにおいで
この国の
ップか
確か王の
いない国だと
きいたが...
日本の話を
ききたい
はい
おじさま
よお
芭蕉先生!
どこでも港は
にぎやかだな
お帰り
シャコ貝のいいのが
入ってるよ
飲みすぎんじゃ
ないよ先生ー
買わばははは
貿易の
中継地として
成り立ってる
国だもん
あんたも外人でしょ
もってきな!
なんだか
見たことないものが
いっぱいあるぞ
外人がやたら
目立つが...
出入りは
自由なのか?
おい!
あれは
なんだ!
うひょほ!
それは
なんだ
うまい!
ははは...
...
子供みたい
え?
タチの悪い
子供じゃ
やっぱり
この国
欲しいな
あちこちにある
あの看板はなんだ?
大統領をおがむ
習慣でも
あるのか
ああ
大統領選挙が
近いからよ
大統領...
現職の
安里大統領と
若手の
対立候補の
運天北部知事とが
選挙:
しのぎを
削ってるって
わけ
国の持ち主を
選挙で
決めるのか!?
国の持ち主は
大統領じゃ
ないわ
国民よ
日本に今
この制度は
ないからのー
誰が
選ぶんだ
国民が直接
投票するの
国王の息子なら
家来に
討たれるような
バナひでも
王位につけるんじゃ
からの
ほっほ
どうかね
赤の王なら
王とは
生まれつきを
言うのだ
やれやれ
じじい
あれは...なんの畑だ
もし
国民投票があったら
やはり王に
選ばれたと
思うかね
国民に
選んでもらう
必要はない
サトウキビじゃ
あれから
砂糖をとる
ススキに
似とるじゃろ
砂漠には
ススキもないわ
まあな
BASARAB
砂糖はかなり
沖縄から
買ったぞ
オレの
蘇芳...
まんじゅうには
欠かせんからな
まんじゅうが
好きなのかね
どうだか
当分は
見たくもないな
砂漠の
都よ...
同じように
島国で
同じように
強烈な太陽に
焼かれながら
こうも
違うのか
太陽が
白いな
砂漠では
え..
そう?
いつもいる
黄色かった
芭葦摩
先生だ
先生!
お帰りなさい
さあ!ついたぞ
我が家だ!
芭蕉庵?
先生は
お医者だけど
自宅で
塾も開いてて
先生でもあるの
みんな
ここの生徒よ
住みこみなの
先生
お帰り
なさい
ウナギ
お好き
でしたよね
あいかわらず
きっちり
しとるのう
部屋の掃除
しておきました
たまに帰って来る
亭主のために
なんか
何もしたかないね
ただいま
今帰仁
布団も
干したし
おフロも
わいてます
お帰り...
さばいとき
ましたから
選挙の
手伝いで
忙しいじゃろに
そんなことは
うちのばーさんに
させときゃええんじゃ
ユウナ
朱理!
今帰仁を
紹介するわ
やっぱりせんせい
先生の
教え子でね
そうなの
例によって
先生が
拾っちゃって...
大統領に??
立候補してる
運天知事の
弟さんなの
日本人...!?
スパイじゃ
ないだろうな
...なんだと?
どういう
意味だ
今日本は
とぼけないで
下さいよ
この沖縄を
自分の領土に
日本の
スパイじゃ
ないだろうな
取り込もうと
してるくせに
もともと日本の
一部なんだから
戻れと
言うことを
きかないなら
言うことをきかないなら
勝手な
理屈で
力ずくで奪い取るとまで豪語してるというじゃないか
力ずくで
奪い取るとまで
豪語してると
いうじゃないか
国王も
強気に出てるん
だな
今帰仁!
らしく
ないわね
あんまり
失礼なんじゃ
ないの?
違ってたら
あやまります
ただ...
これは今
大きな問題なので
国王が
どう思ってるかは
知らんが
オレの
見たところ
ずいぶんと
攻め取るには
容易そうな
国だな
兵の1人も
見えんし
砦の1つも
なさそうだ
この国に
軍隊はない
オレが王なら
足をどけろ
1時間と
かからずに
は
信じられんな
では
国を守る気は
ないのだな
奪い取って
みせるわ
踏んでる
何がだ
この足だ!
今帰仁!
魔除けの石を
踏んでる!
オレを
ああ
朱理!
蹴ったな
蹴ったが
どうした
ちょっと
やめなさい
2人とも
ほお
素手でか
行くぞ
わしの敷地で
ケンカはいった
ご法度だと
今帰仁!
日頃
言うとる
じゃろう
すみません
なんだよ
じじい
まったく..
あの
クーデターで
ほれ!
この土地を
耕してみい!
優等生の
おまえが
なんたるザマじゃ!
朱理!
来い
学ぶことは
何も
なかったのか
ほうれん草や
薬草を
植えるのじゃ!
耕す!?なんでオレが!
元気が
あり余っとる
ようだからの
...あいつ
あのなき...
なんとかいう
生意気なのが
今帰仁?
いやいや
ユウナは
それくらい
恩返しと思って
励め
ユウナの
結婚相手か
ありゃ
ただの
幼なじみじゃ
安里大統領の
嫁になるんじゃよ
おっさんか!?
人には色々と
事情が
あるのじゃ
では晩メシまで
がんばっとれよ
九州
_種子島
ふーむ
この
赤毛のエリックさまに
本当に
沖縄まで
船を出せってかよ
お願いします
そらまあ
茶々の
頼みなら
風は
どうかい
きいて
やりたいがよ
しかしなー
ぎりぎり
ですかね
時季が
悪いのー
わかってます
台風に
ぶつかるかも
しれんぜよ
わかってる!?
あんた
海上で
台風に吹かれたこと
あるんかいよ
いえ
でも
今
行くのがよいと
思えるので
たいふーって
何?
嵐の
ことだろう
しかな?
あったことは
ないが
...ほ!?
茶々が
お願いします
茶々が
あなたは頼りになる
人だから
まかして大丈夫だと
茶々が
オレのこと
そう言ったかい
そうかい
頼りに
なるって!?
愛し続けて
20年
2人で教会の
鐘を鳴らすぜ
ようやく
オレの気持ちが
届いたか
ムリだよ
座木さんが...
よおし
ヤローども
ありがとう
ございます
沖縄に向かって
出発だ!
おー
けど
ヤバくなったら
近くの島に
つけるからな
ま
ちっちぇい
密貿易稼業の
オレっちだけどよ
大船に乗った気で
いなせえ
種子島より
沖縄本島までは
はい
10日足らず
途中
はああっ!!
海の難所と
なる
みんな
がんばれやー!
吐嚆喇列島付近が
潮の関係上
ここを
ちゃっちゃと
乗り切れば
なんとか
なるぞ
いや...
ふう
ぜさんいじゃん
国民の皆さん!
必ず日本とよく話
よく話し合い
友好的な
関係を
築いてみせます
運天候補の言うように
運天候補の
言うように
この国を戦場になど決してしません!
この国を戦場になど
決してしません!
2期・8年間
大統領として
務め上げて来た
わたしを
信じて下さい
南部保守党
安里大統領
だまされては
安里に
いけません!
わたしはだ...
断固として
沖縄の誇りを守り
日本と戦う
つもりです
ASARA8
おまけの
またおたまたまむた
ある日の新橋
寝る
草月
彼はこの国を
日本に
売り渡す気です
北部革新党
運天知事
だ
夜
えらそうに選挙といっても
えらそうに
選挙といっても
なんのことはない中傷合戦ではなかか
なんのことはない
中傷合戦では
ないか
みかけほど
きれいな国でも
なさそうだな
日本で
おお
芽が出たぞ
朱理!
ユウナ!
家の中に
入っとれ
見ろ
オレにできん
ことなどないわ
台風が
来る
なんの
騒ぎだ?
あいてっ
雨か?
いかん
さっき水を
まいてしまった
そんな規模じゃ
ないって
ヒョオオオ...
雨台風じゃな
今年は
早いわ
おい
いつもの
こととはいえ
せっかく
植えたのに
人間が
水びたしで
流れてしまうじゃ
ないか
こればっかりは
どうにも
ならんわい
阿呆!
いつもの
ことなら
これ!
またんか
朱理!
なんで対策を
たてておかんのだ!!
あっても
なくても
ええい
水というのは
厄介だな
何を
する気でしょう?
畑のまわりに
棚でも
つくる気じゃろ
わっ
更紗
明をたため!
マストが
やられる
ちくしょーっ
沖縄は
目の前なのに
う...
うわ...
お頭ーっ
ええい
こんちくしょう
がーっ
わぷっ
ユウナ!
おまえまで
これ!
手伝うわ
お医者が
そこにいるから
大丈夫
ひっこんでろ
ケガするぞ!
畑に
入れるな!!
見かけによらず
力があるな
水を
うわ
せき止め
るんだ!!
今帰仁といっ!
一緒に
鍛えてるのよ
あいつの話は
するな!
笑ってるのか
オレを
オレを
笑ってるのか
更紗
いかん
みんなこと
小舟に移れ
ナギ!
更紗あっ
更紗ああっ
お2人さん
フロが
わいとるぞ
おーお
来るのも速いが
去るのも速いわ
水害なんか
初めてじゃろう
自分で
造った物くらい
たくさんあるわ
自分の
手でかね
初めてじゃん
自分で造った物が
こわされるのは
どんな気分かね
街も
道路も
水路も
いや
命令しただけだ..
朱理!
生きてるのが
あるよ
ほら
こっちにも
大丈夫だよ
そうか
ほら
そうか!
よかったな
どけよう
水を
ユウナ
バケツを
ユ...
はい
何を
オレは
喜んでるんだ
王だ...
朱理よ
オレは王だ!
王とは...
畑を耕す為に
生き延びたわけじゃない
赤の王
朱理だ
王とは...
ナギ...
どこ...
足音...?
人がいる...
調子のいい
演説を
しながら
だましてる
つもりはないが..
困ったな
何をする
な...
あんたが
そんな人だとは
思わなかった
あんたは
国民を
だましてるんだ!
売国奴!
もうしばらく
口を...
閉じておいて
もらわないと
困るんだよ
やめろ!
ぐああっ
それでも、
なんの音..
足音が
遠ざかる...
誰か...
誰か...
助けて...
ああ
あった
うちの
玄関扉
こんなとこまで
ふっ飛んでるよ
人が...
おい!
誰か
〈日人SARA〉《ご・おわり》*
別冊少女コミック平成29月号より連載
人が
倒れてる!
田村由美ブロフィール
●9月5日生まれのおとめ座。
利歌山県出身。現在東京在住。
血液型は〇型。
熱狂的ジャイアンツファン。
●代表作「巴がゆく!」
●デビュー作『オレたちの絶対時間』
(昭和66年別冊少女コミック9月号増刊に掲載)
月曜日
毎月10日ごろ発売
BASARA園
別コミフラワーコミック
(検印廃止)
者著
発行者
印刷所
1993年7月20日初版第1刷発行
1998年4月25日
第16制発行
美由村田
あ、そうだ。今、◎Yumi.Tamunaldgo
樹俊佳武
加藤製版印刷株式会社
発行所
小学館
(101*800)東京都千代田区一ツ橋二の三の一株式
長替1000円程振替1,00180-1-2016年11月20日
2018年7月10日に「販売30323015年4月編集03(3230)5516
●選本にはじゅうぶん注意しておりますが、万一落丁乱丁なこと。どの不良品がありましたら「制作器」
あてにお送りください。送料今日は日本人で、2013年生以上にて、おとりかえいたします。2018年11月14日(午前71512月13日(日)に36:00
●本書の一部または全部を無断で複製、転職、上演、放送等ですることとは、法律で認められた場合、
を除き、著作者及び出版者の権利をの侵害となります。あらかじめ小社あて許諾をお求めください。
このご、カバカメンの取材の収納の一部または全部を無断で終了(コピー)することは、著作権法上での例外を除き禁じられ
ています。本書からの被写を希望される場合は、日本被写権センター【TEL】(TBL-03-801-282)にご
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会社
ISBN4.09.1362.0
784.09:100M!!!?1494091336
92997900円3003での
19299790037年
C9979¥379E
雑誌45146-28
定価38円|本体379円
「SBN4-09-133628-0
小学館
プラワーコミックス
国作品紹介
熊野の戦で目を負傷した更紗。そして、腹心
の銃山将軍を失った朱理。ともに傷ついた2
人に対して、さらに陰謀をめぐらす浅葱。は
たして、更紗たちの行く手に待っつものは...
小学館EC26200
ハハチハロFC3628