[田村由美] BASARA 第11巻

ＦＬＯＭＥＲＣ

ＢＰＳＨ

別コミ

フラワーコミックス

田村由美

「はい！？

★鹿角への違いいに立った２人のうち、ハ

ヤトが行方不明に。もう１人の正太は心

身とも衰弱状態で送り返されてきた。お

命が伝えられた赤の王にそなえて鹿角と

の同盟を急ぎ、ハヤトを連れ帰ろうと

更紗は自ら東北へ．．．。利用少女コミック

に大好評連載やのジパング伝説、第１１巻。

＊別コミフラワーコミックスや

お兄ちゃんと

田村由美

ＢＲＳＨＲＰ．

当館の道２１歳街の産兄・流用線の暮れ・死線の童石」かよ

現状の自動的に目を観て

の

彼女の幸せ．．．娘娘の章５・カナリア

♥もくじ

．．．

●あらすじ

２０世紀末に文明は滅び、その数

百年後、人々は暴君の支配に苦し

められていた。白虎の村も赤の王

に滅ぼされるが、更紗はその時な

ら亡き兄を装い、戦う決意をする。

車紗と赤の王・朱理は互いに宿敵

と知らずに出会い、ひかれあう。

沖縄で再会した更紗と朱理は、

政権をめごる２人の政治家、安里

と運天の争いに巻きこまれる。朱

理は、その争いの背後で手を引く

「日本」へ戦いを挑んでゆく。

一方、更紗は東北で消息を絶つ

ただハヤトを追い、東北へ向かう。

ト更紗１６歳の少女。殺さ

れた兄の身代わりとなり戦

う。実は〝運命の子供〟。

＞赤の王一名は朱理。

国王の未子で、中国、

四国、九州地方を預

かっていた。しかし、

部下の亜相たちに裏

切られ、失脚した。

ニックスを

◆別口三フラワーコミ

わたしは

ハヤトに

それが

どうして

鹿角の人たちと

連絡を取れと

言ったんだ

こんな

ことになる！

白銀の草２

増長の柵

東北

蘇芳の都

ＢＡＳＡＲＡ地図

更紗《タタラ》の現在地

ギイイ．．．

．．．．．．？

そもそも

北東の方角を

鬼門と言う

鹿角を

中心とする

長年にわたり

東北北部の人たちは

東北北部の

人たちは

鹿角

押しよせる

黒の王の軍勢と

戦い続けていた

黒の王の

残る最後の１本

「玄武の宝刀」を

持っているのだと

風にきく

日本において

東北はまさに

その方向に

あったのだ

共に

国王一族と戦う

同志として

同盟を結ぼう

．．．と思ったのだが

タタラ

角じい！

無理

しないで

正太は

ナギさまが

看てくれてる

外傷は特に

ないようだ

ああいや

大丈夫

様子が

見たくてな

よかった

それにしても．．

この血ィ

獣の

血ィやな

この熊の

ものだろう

アゴを砕かれた

熊．．．

ハヤトと

正太は

おそらく

行ってはいかんと

された所に

踏み込んだか

見ては

いかんというものを

見たのだろう

こいつは

人形にクギを

打つことも

呪い！？

旗を逆さに

掲げることも

呪いの構図だと

思う

飢えさせた

動物を

血祭りに

あげることも

どれも

呪いの基本だ

その時季時季の

木や花を

使うともいう

禁を犯した

正太らに

罰を

そうして

その後ろにいる

我々への

見なさい

菊の花が

散っているだろう

警告のつもり

だろうよ

あのあたりは

何も変わって

いないのか

３０年を

経てしてなお．．．！

詳しいな

角じい

行ったことが

あるのか？

あ．．．

悪霊退散ーーっ！！

ひむむむ

いや．．．

むーっ

熊野のこちらはう

午王宝印

じゃーっ

お烏さんが

守って

くれるでーっ

気にすんな

タタラ

わいが

ついてるでーっ

た．．．

頼もしくい

あたしの

ミスだ

相手を

知りもせず

ま

飛びこんで

みなきゃ

わからんことも

多いさ

気軽に

考えてた．．．

正太の

客態は？

ええ

だいぶ衰弱

してますが

大きな

外傷も

ないですー

しばらく休めば

話せるように

なるでしょう

よかった

頼みます

ナギ

あタタラ！

今飛車が

西の偵察から

帰ってきて．．

茶々

ハヤトが

心配だ．．．

タタラ！

大変だよ

赤の王が．．．

赤の王が

生きていました！！

生きてた！

四国に

現れて

すっかり

さびれてた

蘇芳の都が

活気を

取り戻して

います

土地の有力者を

味方につけようと

しているらしく

赤の王．．．！

なんちゅう

運のええやっちゃ！

そいで

なんで

四国なんや

なんで蘇芳の都に

帰れへん？

国王は

赤の王は

クーデターを

起こした

家来たちは

捕まったんやろ

赤の王に

蘇芳を

返したくない．．．

力で

取り返す

つもりなのか

赤の王を

討つなら

今かな

どうかな

大きく

ならない

うちに

四国はこぞって

赤の王に

つくかもしれん

カタカタわタ

タタラ．．．？

タタラ

どうした

生きてた．．．

生きてた

それは

タタラ．．．

わたしが

この手で

船を北へ！

倒すためにだ

鹿角と

連絡を取る

全速前進！

お．．

おいおい

タタラ

何が

赤の王が

四国を制したら

次に

何をすると

思う

でも

もしかしたら

大丈夫かいな

何がて

蘇芳を

攻める．．

力もしれない

桜島の

朱雀の村が

襲われ

九州が落ちる！

全速で東北へ！

九州へ戻って

鹿角と

同盟を結び

赤の王に備える！

感じる

赤の王との

対決が

近い！

なんか圧倒

されてもたな

憎いあまりに

それでも

キラキラ

してたわ

生きてたことが

うれしいんやな

いてへんほうが

ええやんけ

うれしいんやろなあ．．．

赤の王が

四国へ．．．

朱理も

四国に行くと

言ってた！！

でも今は

まきこまれなきゃ

いいけど．．．

考えるのは

よそう．．．

船は北へ

頼むぞ

タタラ

４本の宝刀を

前に

同盟を

結ぼう！

我々も鹿角と

話し合いたいと

思ってきたんだが

リーダーに

会うことも

許されなかった

気温が

ゆるやかに

落ちてゆく

厚着

しなくっちゃね

さむ！！さむい

あしこしがいえるんだよね

四君子筆頭

群竹

タタラと共に

上陸される

おつもりですか

まかりこし

ました

東北では

いつもの如く

鹿角の内部は？

わかりません

黒の王と

鹿角の

小せりあいが

引きも切らず

ハヤトたちに

何があった？

あの地には

我々とて

踏み込むことは

不可能です

あの地の

不気味さは

黒の王が

全力を傾けて

なお

行った者でないと

わかりません

人を

病気持ち

みたいに

攻略できないのも

わかります

無能者の

いいわけか

おやめ下さい

行くのは

あそこには

すでに

寒気が．．．

命を

落としかけたことが

お守りできないと

申し上げて

いるのです

お体にも

悪う

ございます

浅葱さまは

京の涼しさですら

おありとか

寒い．．．

寒いよう

お母さん．．．

イヤなことを

思い出させないで

ほしいな

ほんのことも

子供の頃の

話じゃないか

僕は

国王にとっては

脅威だろうね

僕は

タタラが

鹿角と結ぶのに

協力するよ

赤の王にもね

面白いことに

賛成さ

浅葱さまは

近頃

タタラに肩入れ

しすぎでは

ないかと

白の大姉が

心配されて．．．

群竹！

僕は

誰だったかな

東北地方の

海岸線は

鹿角の

領地でも

浅葱さま．．

蒼の王

険しい断崖が

連なる

持国の柵

多闇の柵

船を

つけられる場所は

たったの４か所

わかってるなら

いいよ

長の柵

広目の柵

その１つ

「増長の柵」

オレも

行こう

わいも

わははは

何が

おかしいのさ

今度こそ

僕もね

迷わず

桜島に帰って

茶々

もし

わたしたちの

帰りが

遅れたら

まかせた

あとは

わかった

赤の王に

備えて

角じい

タダラに．．．

何か話が

あるのでは？

いえ

今はあの子に

まかせましょう

増長の柵

止まれ！

わたしは

タタラと

いう者

．．．

なんの用だ

中以前

仲間が

来たはずだ

リーダーに

お会いしたい！

３名のみ

通す

ジャンケン

ポン！

行ってきます

若だんな

我が国は

入国する人間を

選ぶ

邪心が

なければ

通れよう

この坑道を

通り抜けた

者のみに

許されるのだ

行くがよい

増長の柵

わ．．．わたしも

まぜて下さい

邪心．．．？

風の坑道

商人なん

ですが

１人じゃ

心細くて．．．

何か仕掛けが

あるのかな？

揚羽がいるから

心強い

揚羽

坑道って

言ってたけど

なんの穴だろう

金・銀・銅やら

それに鉄が

とれた

おだてんじゃ

ねえよ

タタラ

古くは

刀の産地でも

あったからな

ハヤトたちも

ここを

通ったのかな

えっ

どうでも

いいけど

寒いよ

イヤな思い出が

鉱山の

名残だろう

先が明るい

なんだ

もうてぐら

出口か

出．．．口

じゃ．．．

な．．．い

黄金！！

は

これは

はあああっ

また．．．

黄金だ！

まるごとの

金！

こいつは

ものすごい

量だ

きれいだ．．．

ころごろ

落ちてますよ！

かたまりが

さわらないほうが

いいですよ

落ちてるんだから

いいでしょう

金箔張ってんのと

わけがちがう

ふん

田舎者の

悪趣味だね

いなかものはキライさ

小さいのだけ

ホ

先へ続く道が

新橋

何？

走れ！！

閉じる

あいて

う

音もなく

閉まったな

邪心がなければ

通れる．．．って

ごめん

ふぎゃ

黄金に

気を取られていたら

ここで

行き止まりに

なったわけだ

んはー

ありが

そういう

意味．．．？

武器を

この穴に

投げよ

暗くなって

きましたね

どなたか

灯持って

ないですか

武器．．．

刀を．．．？

そんな．．．

そういう

わけには

いかねえな

まわりを

見なよ

タタラ

動物．．．！？

獅子！？

違う．．．！？

こんな

状態で

冗談じゃ

ない

武器を

捨てろと

いうことは．．．

おいで

浅葱！

ダメだ

刀をかせ

僕がお刺身に

してあげるよ

揚羽！

やめろ！

タタラ

わかった

ええい！

消えた．．．

こっちを

試してるんだ

邪心がなければ

通れる．．．

ハヤトたちが

失礼をしたんなら

謝らなきゃと

狼か

山犬か

まだあんなのが

残ってるんだな

こういう

やり方は

つまり

従う者か

逆らう者かと

思ってたけど

でも

何？

今度は

なんだ

気に入らない

ひいいいっ

あ．．．

あれを．．．

岩！？

コト！

違う

台車に

乗ってる

踏みつぶす

気だ

転がってくる

ひいいいーっ

よけろーっ

まて！

タタラ

みんな

動くな！

鹿角の

人たちよ

わたしたちは

黄金を盗みに

来たのでも

戦いに

来たのでも

スパイに来たのでも

ない！

わたしたちは

動かない！

だから

そちらも

あなたがたを

信じる！

わたしたちを

信じてほしい！

横に

よけてたら

串刺しだった

わけだな

！！

タタラ

腰抜かしたの？

あんたがやってた

殺人レースより

マシだよ

それにしても

悪趣味！

ほらつかまりなとよ

はあ～～

成長

僕じゃないよ

蒼の王の

趣味だってば

タタラ

見事な

気迫だ

したんだな．．．

ここを無傷で

通り抜けた者を

初めて見る

ようこそ

お面．．．！

わしは

増長という

あ．．．あなたが

ここの

リーダーですか

そこの商人

あ．．．

いや

わたしは．．．

盗人に

話の前に

懐のものを

出してもらおうか

な．．．なんの

ことで

踏ませる

土地はない

あがっ

ロの中で

握りこぶしを

つくったら

．．．２０１７年１１月２９日第１９９９年１０月１０１０年００月０９日日第３０１４年９月１１日第４０１１０００年３月２０日月１２月１７日

うカカカ

どうなるか

知ってるかね

アゴを

砕かれた

熊．．．！

さあ

こちらへ

どうぞ

話を

聞きましょう

何も

殺すことは

なかったんじゃ

ないですか

黒の王の

間者かも

しれん

わしらは常に

どこの誰とも

確かめずに．．

黄金を

盗みにくる者

脅威に

さらされている

黒の王の

間者・刺客

用心しすぎる

ことはない

わしらはじぶん

自分の国を

守るためにのみ

先に断わっておくが

戦っている

それ以上の

野心も欲も

ない

わしらは

この地を

日本の一部だとは

思っていない

こちらの用件を

知ってるんだ

その上で

わしらは

国のためなら

血を流すことを

恐れない

他所者と

同盟など

結ぶ気はない

自分の血も

他人の血も

進んで

血を流せと

命より

自分の国

自分の土地の

平和

教育する

命より

大切な

そこに生きる

自由と

もののために

命より

子孫のための

未来だ

大切なもの．．

ここは

そういう国だと

思ってくれ

命より大切な．．．

あるだろう

それでも

でも．．

タタラ

感情的に

なるなよ

それは

あるのだろう

命も一番

大切だと

でも．．

言ってほしい

こんな

時代だから

こんな．．．

時代だから

わたしは

他人に

血を流せと

言える人は

革命家が

きれい事を

言うか

あなたがたも

わしらを

巻き込もうと

している

日本のために

血を流せと

言いたいのでは

ないのか？

．．．．．．

話はいったよ

決裂したようだ

では

帰られよ

信じられない

成長したかと

思ったら

これだからな．．

預かっている

武器は

国を出る時に

お返しする

．．．．．．？

あなたたちは

好きなわけが

ないだろう

では

いつまで

黒の王と

戦うつもりだ

戦いが

好きなのか

タタラや

関東と

手を組んで

国王一族を

倒そうとは

思わないが

時代は確かに

動いている

日本は

変わる

変えるのは

タタラだ

揚羽．．．！

オレは

タタラの

部下じゃない

第三者として

お願いする

お呼びで

以前

仲間が２人

お邪魔したはず

よく．．

考えてほしい

お客人が

お帰りだ

送ってくれ

１人が戻りません

お心当たりは

ハヤトの．．．刀！？

知らん

雨が

降りそうだ

たてながの

たむたむいたいむの

多くは．．．

坑道も通さず

門前払いに

しているからな

今晩泊めて

もらえませんか

タタラ．．．

ＰＨＡの

プロフィー

部屋から一歩も

出ないと

約束するなら

かまわんが．．．

はまだけれないの

日はそれで

それは、まだ熱いですかって言うのがどうするかも分かりなかったのかわからないとはいけません。

おってある。さばくの生まれた。

決して外に

出ないでくれ

命の保証は

しかねるからな

こんなに長身なのに体理的する

なぜみに化けられるのか。チュアコーゼォする。

なぜ女に化けられるのひたすらフラギである．．．

高い色を

せと着ている。

場羽が

面と向かって

わたしを認めて

くれたのは

初めてだね

認めちゃ

いねえよ

甘ちゃんついでに

．．．そういうことだと

思ったよ

では

つくづく

甘ちゃんだと

思い知ったわ

ハヤトを

捜そうと

思うんだけど

つきあって

くれる？

夜更けに．．

おお

正太

タタラは！？

鹿角に

出かけた

やっと

気がついたか

おまえ何日も

眠って．．

一体何が

あったんだ

ハヤトは？

ハヤトは．．．

ええ？

手ブラじゃ

帰れねえよ

寒い所へ

連れて行かれた

夜にこっそり

岩壁を上って

オレたちは

増長の柵で

ええと．．．

門前払いを

くわされた

なんとしても

リーダーに

会うぞ

町に

忍び込んだんだ

そしたら

そこは．．

ダメだ！

約束を破っちゃ

いけない

タタラ

そこは．．

夜に歩いちゃ

いけない

そこは

化け物の巣なんだ！！

白銀の章３，流刑

ハヤトは確かに

ここの人たちに

どうかされたんだ

外に出るなと

言われても

話してくれない

以上

自分たちで

助けるしかない

タタラ

よし

ハヤトを

捜しに

外に出ちゃ

いけない

そこは

化け物の巣だ！

クーーッ

出発

お話の舞台が家北になったので

なこっと平泉・遠野に行ってきました

急に高めたけど、すごくお支払いただきました。お客さまにお店に乗ればほぼしていた。

急いで回ったけど、

わたし東北ははじめてでした。

もっというんだよとこもきたいです。

バサラも（ＣＤ）かんになりました。

これからもどうぞよろにおねがいしますから

みんな元気でがんばうー！！

〈岩手県〉

「みんし

ちゃいたみたなたはいよく

こんにちは！

いつもオーエン

あ！！がとう

ございます！

お手紙にてね

普段の

東北

ＢＡＳＡＲＡ地図

更紗《タタラ》の現在地

新橋？

新橋の兄弟たちは

母親に習って

そろそろ

親元を

飛び立つ時期だし

もう

飛んでるよ

早くから

親と離れると

苦労するな

おまえさんもな

でもその分

根性がすわるよ

あまり

新橋．．．．．

揚羽もね

親みたいな人も

いっぱいいるし

親．．．

何

テレてんの

別に

ハヤトを

捜すといっても．．．

どこから．．

浅葱よ

おまえの

魂胆は

別にあると

しても

何？

タタラの

そばに

いる以上

本気で

守れよ

揚羽は

本気なの？

さあてね

うふ

じゃあ揚羽も

ライバルだ

まさか

あのちんけなのが

運命の恋人だ

なんて言うんじゃ

ないだろうね

何が

別に

気持ち

悪いなあ

ベタベタ

して

行くよ

雨もやん

それにしても．．

静かな

所だね

あかりも

ないし

人気も

ない．．．

酒場で

騒いだり

しないのかな

茶々じゃ

あるまいし

だね

正太

その化け物って

いうのは

なんなのさ

わからない．．．

今となっちゃ

最初に子供が

最初に

子供が

出たんだ

すごい

暗かったし

それが合図

みたいだった

かいげんれい

戒厳令

夜間外出は

禁止

おい．．．

戒厳令．．．

戦時中につき

警戒体制って

わけか

揚羽

馬だ

だから

人っ子ひとり外に

出てないのか？

何．．．！？

走れ！！

わっ

浅葱！

タタラをはさんで

オレの左側に

いろ！

左！？

オレは皆がお

左側が

見えん！

首だけの

騎士に

射かけられて

水辺へ

追いこまれたんだ

そしたら．．

なんだ

こいつらあ

水猿！？

何それ

そんなもの

いるわけ

ないだろうが！

ええい

走れ！

河童とも

いうが．．．

でも姉御！

いたんだ！

水に引きずり

込まれるぞ！

山の方へ走って

岩だらけの

所に出た

でもそれも

ヤツらの

計算ずく

だったんだ

足元

気をつけて

タタラ．．．

顔がある．．．

岩だらけだ

この岩．．．

岩じゃない！

こいつら．．

この動きは？

はっ

うわあああ

正太！

巨人が．．．

タタラ

化け物がああっ

どうする

気だ！

巨人．．．！？

タタラ！

化け物なんか

いないよ

いない

申し訳

ないけど

わたしは

怖くない

わたしは

面を取って

下さい

砂漠で

育ちました

砂漠には

魔物の

棲むような

暗い茂みも

水のほとりも

身を寄せる

陰とてなく

闇に潜む

妖しのものに

何もなかった

脅える

気持ちなど

砂漠で

恐ろしいのは

赤い衣を

まとった

人間以上に

養われません

でした

人間だけ

怖いものなど

ないんです

なるほど

タタラと

いうのは

一筋縄では

いかんらしい

見事な

軍隊だな

増長どの

兵士たちと

形をかりた

化け物の

巨人は．．．

続石という

一糸乱れず

訓練された

動きだ

黒の王が

手こずる

はずだな

ただの

岩か

その昔

武蔵坊弁慶が

積んだそうな

ここは

砂漠育ちではないヤツらは

砂漠育ちではない

ヤツらは

不気味な．．．

田舎町に

見せかけた

強大な．．．

軍事国家と

いうわけだ

正攻法では

黒の軍隊とは

勝負にならん

仲間も

同じ目に

あったはず

心底

脅えてくれて

いるそうだ

ハヤトはどこへ

行ったんです

１人は

その穴に

５日間

埋めておいた

飢えた熊と

さし向かいで

もう１人は

それ

たいていは

気がふれる

その

場所から

寒い所へ

行ったよ

蜻蛉！

タタラ！

外に出るなと

言ったはずだ

約束を

守らん者は

寒い所へ

行くがよい

先に行った仲間も

待っているだろう

めはりずしー

うーん．．．

那智黒あめ

みかんー

温州みかん

さんまずしー

鯨の尾の

刺身．．．

もういっこー

な．．．

なんや

どないした

わっ

寝てもたがな

タタラは！？

船．．．

．．．

はい

夜明け前か

いいです

だっていうか．．．

どうしてもないのかな？

おはよ！！！

なんや？

タタラ．．．！？

わー

目ェは

ええんがえ

しゃあない

聖ちゃん

あかん

本船に

戻ってる間ぁ

ないわ

さっれていかんか？

あかんのじゃ

奥の手や

気イついてんか

たてなかの

たみたおたいは

なんだ？

今時

花火．．

すみません

舟かります

アバハの日

今のは

天狗党で使う

合図や

花火の

上がったあたりに

何かある！

さすらい人さ．．．

あれや！

連絡用の

紙風船！

中に手紙が

ある！

舟近づけて！

ひたすら旅、

何をにいるのか、

何が楽しいのか

何がしたいのか

歩くのがぜ♀きなのか

そのじったいはナゾである。

後世に友人が

いるようだ

なんかしらんが

タタラたちが

捕まって

わいこのまま

追っかけて

助けるわ

船で北へ

連れてかれる

みたいや

ほな

あとよろしく

聖ちゃんへ♡．．．

那智より

揚羽がついて

いながら！

なんてことだい！

待って下さい

何かあった時は

桜島に

戻れと

タタラが．．．

じゃあ

那智みたいに

頼りないのに

まかせとくのかい

あたしらも

追うよ！

頼りない？

那智が？

普段アホ

やってても

海や山の

サバイバル

やったら

くそ！

アホと

ちゃうで

助ける

ゆうたら

誰にも

負けへん

助ける

やっちゃ

おれの

那智やから

桜島へ帰っ

帰って

聖さんの

言う通り

ここは

タタラの

言ったように

赤の王に

備えましょう

タタラ．．．！

寒い．．．

寒いのは．．．

イヤだ

誰．．．？

ああ．．．

暖かい．．

大丈夫？

浅葱

タタラ．．．

ずっと

起きないから

落ちた時

打ちどころが

悪かったのかって

心配したよ

ここは？

さっき陸に

着いたみたいだ

ガコン

船の中

みたいだよ

―の

オリの中さ

運び出せ

ここからは

馬車だ

どこだろう

どこへ連れて

行く気だ．．．

砂漠みたいな

広い土地だな．．．

何もない．．．

ここで

馬を替える

待ってろ

ほら

生のイモを

めしだよ

新橋！

僕に

食えって！？

あ

いててっ

クーッ

このヤロ

止めて

プタ．．．

新橋！！

クーッ

止めて

馬車を

新橋

止めろ！

新橋が

止めろおおっ

雪．．．

これが．．．

やめて

何これ

なんなのよおっ

新橋！！

落ちて

こないで

そんなに

たくさん

新橋を

隠して

しまわないで

新橋いいいっ

場羽！

揚羽

して

なんとか

助けて

あの子を

助けて

着いたよ

お客さんがた

網走刑務所だ

謹賀

謹賀新年

はく、ぎん．．．

司銀の章

古代ギリシャに

おいて

梟は

知恵と戦いの女神

アテナの

主護鳥で

あったという

まだ満足に

飛ぶことも

できないのに

タタラ

落ち着け

新橋！

こんな所で

はぐれだら

そうだとも言えまし

そうじゃないとも

言えるでしょう

バサジを

さいこまと見ればわかります。初分．．．

ハボっとさいごまで見ればしかります

ちっちゃいったおたまたいお

スペシャにおまけに

ナギ先生の大予言！！

アゲハの命とかけられるせー性

というのは

更新のことですか？

北海道

ＢＡＳＡＲＡ地図

更紗《タタラ》の現在地

二度と

会えない

死んでしまう

新橋

死んで．．．

タタラ

今は

自分の身を

案じろ

いやだ

新橋

新橋．．．

タタラ！

オレの言うことが

信用できるか

黒は

寒さに強い鳥だ

賢くて

たくましい

このまま

一緒にいたら

引き離されて

殺されたかも

しれないのに

運よく逃げた

．．．そう

思うことにしよう

できるな？

生きるまいと

言われた

未熟児を

おまえか

育てた

その生命に

自信を

持ってやれ

助けに

行くからね

だからそれまで

だから

それまで

しっかり

生きるんだよ

助けに

行くからね

寒くても

ちゃんとエサを

探すんだよ

スキをみて

早く

逃げよう

場羽

こんなとこに

長居は

しない

その通りだ

北海道．．

ここでは

梟は

ここでは梟は

森の神

だったな

雪は

初めてだろう

タタラ

．．．知らない

大キライだ

こんなもの

よりによって

とんでもない

所へ．．．

北海道．．

鬼が出るか

蛇が出るか

どういう

理由さ

僕らを

罪人扱いに

する気か

．．．なんにせよ

腹を

くくらなきゃ

ならねえな

北海道

ここは

北の果て

網走刑務所

ガラガラ

檻に布を

かけろ

フォオ．．．

なんで

目隠しの

布を．．．？

囚人が

脱走しづらい

ように

周りの様子を

見せないのさ

下へ降りてる．．．！？

刑務所は

地下に

あるのか．．．！？

また

走り出した

地下へ．．．

出なさい

新入り

終点です

北海王国

網走刑務所へ

ようこそ

揚羽．．．

先手必勝

行くぞ！

足枷が重くて

走れん

揚羽．．．

変だよ

追って

こないよ

とにかく

行けるとこまで

行こう

見張りも

いない

幸い

一本道だし．．．

．．．あっ

跳ね橋が

上がってる

新橋．．

まっててね

まってて．．．

暑い．．．

何？この

くさい匂い．．．

イオウのにぶりかな．．．

見えない

真っ白だ

これじゃ

向こう岸には

渡れんな

さおいよいいけど

ほかの道を

探そう

この下は

なんだ

気をつけろ

落ちるなよ

わっ

タタラ！

！！

落として

やろうか

下は

温泉だぜ

タタラ．．．

温泉！？

ただし

ぐつぐつと

煮えたぎった

源泉だけどな

脱走を

はかったヤツは

よっぽど

うれしいのか

．．．

みーんなここに

入れてやるんだ

だーあれも

上がってこないぜ

おとなしくすれば

いいんだろう

タタラ

大丈夫か

ククク．．．

新入りだから

大目にみてやるよ

．．．ああ

覚えときな

オレが

ここの所長で

この北海の国の

王だよ

朱理．．．

朱理．．．！

タタラ！

やめろ！

のはずがない

死にたいか

羽交い絞めとは

いい手だが．．．

オレに

逆らうんじゃねぇ！

タタラ！

死にたいか

え！？

殺して

やるぜ！

やめろ

てめえは

バカを

言うなよ

誰だ

おまえ

日本国王の

王に指図

しようってのか

ここの所長は

日本国王の

弟だよ

４０はとうに

過ぎてる

はずたろ

弟．．．！？

なんだその

口のききようは

わっ

バレてんなら

しょーがねえ

どいつも

こいつも

生意気だな！

オレはただの

看守主任さ

イヤな顔に．．．

似てるな

国王の弟が

この刑務所の所長．．．

この味かがう

つまり

赤の王や

蒼の王の

．．．叔父さんが．．．

．．．つまり．．．

ここは

タタラと

名を呼ぶのは

てめえら

敵の

まっただ中か！

どうせ

ここに入るのは

みーんな

そういう

連中さ

見たとこ

王家への

反逆者か

なんかたろ

けど

ここじゃ

囚人には

名前はない

まずかったか．．．

有名人でも

金持ちでも

チンピラでも

同じさ

ただ毎日

働くだけだ

死ぬまで

．．．よく見れば

全然似てないわ

朱理と

見間違える

なんて

この穴ぐらで

さあ

歩け！

気が弱ってる

証拠だ

しっかりしろ！

働いていきな！

ここに！！

女の囚人は

いるか

女を牢に入れて

どうするんだ

使いみちが

多いんだから

女あ！？

どこからも

送られて

こねえよ

タタラと

いう名で

この娘にとっては

殺されることが

ないにしても

揚羽．．．？

最悪の場所だ

せいぜい

汚くしてろ

そうかんたん

簡単に

出られそうも

ないからな

さきほどは

どうも

ここで

囚人服に

着替えてもらいます

わたしは

Ａ館舎監の

「水の鹿」

囚人は番号で

呼ばれます

あなたは

４番

番号が

若いな

そっちは１６

ぎくっ

次々に

死んでいくので

空きが

できるんです

あなたは

３１番

３１番．．．

早く脱いで下さい

下着やアクセは

そのままでも

結構ですから

必要

ありません

懐しい番号を

くれるじゃねえか

場羽．．．

身体検査は？

何を隠し

持ってたとしても

何を隠し持ってたとしても

脱走など

不可能

ですから

そいつは

よかった

タタラ

注意を

ひくから

さっさと

着替えな

え．．．

大人気！

砂漠の華と

さあて

お立ち会い

帰蝶姉さんの

ストリップショーの

姶まり始まりー

ストリップショーの姶まり始まりー

きもうわさい

ちょっとだけよ♡

いつもはぜったい

みかないんだから

パキパチパチ

あなたたちは

「弥生の間」です

この服

くさいよ

洗濯

してるのかな

何がだよ

どうぞ

今梯子を

下ろします

だったら

温泉にでも

飛び込めよ

たまんないよ

揚羽．．．？

のん気だな

浅葱

こんなことに

なるんなら

こんなことになるんなら

一緒になんか

来なかったよ

何．．．

ピリピリ

してるね

．．．おまえも

笑い言じゃ

ないと思うぞ

新入りのみ

１週間だけ

手枷・足枷が

つきます

すみません

舎監

もう１人

新入りです

はい

今日は

多いですね

あぁ

よがったあ

１人じゃ

心細かっただすよ

よろすく

お願いしまっす

こらえて

下さいね

さどうぞ

１人ずつ

下りて下さい

．．．女？

朝は

４時起きです

ケンカなんかして

体力を

使わないように

女の匂いだ

まさか

女だ

では

ごゆっくり

どっちでもいい

女だよ

プンプン

匂ってくるぜ

何言ってんだ

ガキじゃねえか

きれいどころが

そろってるぜ

やふぱふ

たまんねえ

なんだよ

場羽．．．

新入り

こっち来なよ

うひゃ

げひびひひひ

近寄るな

汚いな！

．．．

手足に

荷物つけて

この人数を

なんとか

できるか．．．？

ダメだったら

この娘は

ズタズタだ

ガッつくんじゃねえ

みっともない

着いた早々

脱走しようとして

囚人のくせに

情報が早い

脅えてるじゃ

ねえか

ストリップショー

おっぱじめた

ってのは

あんたかい

あんたが

ボスか

新入りは

やってみせて

くれねえかな

おネエちゃん

話の

サービス

しねえとな

できる人間か？

皆を

押さえられるヤツガ．．．？

賭けだな

弟は

指一本

触れないと

約束するなら

まだガキだ

オレが

いくらでも

相手

してやるよ

場羽．．．！？

男娼か

似たような

もんだ

奴隷上がりの

踊り子さ

約束するなら

よく言うよ

約束だ？

足の裏でも

ケツでも

金玉でも

とっくりと

しゃぶって

やるよ

触れたら

切れそうな

顔しやがって

まあ

〝早に雨”だ

わかった

あ．．．

揚羽

潔いのは

好きさ

おめえら

手ェ出すんじゃねえぜ！

揚羽．．．

目を閉じて

耳を

ふさいでな

気にするな

オレの人生

こんなもんよ

必ず

守るから

安心してろ

揚羽．．．

少なくとも

浅葱

タタラを

放すなよ

そばにいれば

おまえも

そろそろ

オレは

タタラと

一緒に来て

よかったと

思うぞ

何かして

やれるからな

本気で

守りなって

早く来な

３１番

奴隷Ｎａ！

場羽．．．

ガキの頃から

カードの意味は

３１番．．

懐しの番号だ

揚羽．．．

オレの持ち札は

「吊るされた男」

「犠牲と試練と

報われぬ愛」

つまんねえよ

．．．でもな

おまえには

それだけの価値が

あるんだぜ

おまえとの縁は

始まってたのさ

揚羽！

片目を

なくした時から

揚羽．．．

止めなきゃ

止めなきゃ．．．

助け

なきゃ．．．

揚羽．．．

．．．

体が．．

朱理．．．

助けて

動かな．．．

朱理．．．

助けて

朱理

どうした？

四国も魚がうまいの

いや．．．

きこえたような

気が．．．

更紗の声が

包銀の章に

カナリア

更紗．．．？

更紗．．．

どこにいる．．．？

次に、２人が

次会う日寺が、七三３

あぶ、なぃでしょう

ナギは「ほんとはこんのことは

こんのことは

というないよ

（ヲタ・

ということで

おたの（みに

ちっちゃいたおたえたいお

ナギ戌圭の大子言！！

朱里と更牧は、いつごろ

お互いの正体が

バレるのですか？

北海道

ＢＡＳＡＲＡ地図

更紗《タタラ》の現在地

四国

土佐竜王岬

ユウナ！

こないだの

話だけどな

こないだ？

愛が

どうとか

いう話だ

ああ．．．

人を

愛したことが

ないの？

赤の王

ええ

どうしたの？

どれがどう

愛だか

知らんが

そばに

いてほしいと

思うし

オレは

更紗が

好きだ

抱きたいと

思う

それが

愛じゃ

ないんなら

どうでもいい

そんな言葉は

詩を詠んで

生きてくわけじゃ

ないからな

欲しいものは

欲しいんだ

．．．自分の

ためだけじゃなく

更紗ちゃんの

幸せもね！

願ってる？

当たり前だ

あれが

楽しそうに

笑ってると

オレもなんだか

うれしいんだ

ずっと

考えてたの

かしら

それなら

いいじゃない

そういう

わけで

おまえも

妾くらいになら

してやるぞ

朱理って

かわいいのね

更紗を

嫁にするが

なんですってえ！？

あんたはセクハラあれじゃ！

年上の女は

難しいわ

おまえにまで

蹴られる覚えは

ないぞ

なんて

失礼なことを

言うんだ！

ユウナに

あやまれ！

ほう

欲しいものを

欲しいとも

言えん

好きな女を

死に損ないの

おっさんに

持ってかれるのを

おまえなんぞに

説教されたか

ないわ

黙って

見てるような

ヤツにはな

こっちには

こっちの

事情があるんだ

わたしには

あんな赤の王は

信じられません

何が？

弓場ちゃん

臆病者の

言い訳か

欲しけりゃ

力ずくでも

奪い取れ

どつかれても

ロごたえ

されても

剣も抜かず

楽しそうに

ロゲンカ

される姿など．．

昔は

バカだったのよ

ひよい

友達も

少なかったんじゃ

ないの？

弓場！

そこで何を

してる！

用件は！

はあ．．．

友達．．．

ですか

はっ

はいっ

すみません

土佐の

天麻どのから

お使者で

天麻って？

古くから

四国一帯に

声の届く

大親分だ

ふーん

もともとここは

おまえの

領土なんだから

家来たろ？

館へ．．．

お越し下さいとの

ことです

オレが昔

この四国を

攻め取ったんだ

良くは

思われて

なかろう

そんなヤツに

会っていくうよ

大丈夫なのか！？

困ったヤツだが

この戦力は

軍師になれという

オレの誘いを

断わり続けて

マイペースに

将棋なんぞ

指してる男だ

欲しい！

こりゃ

お元気そうじゃの

赤の王

こんな

むさい館へ

ようこそ

天麻よ

久しぶりだ

だが

その名は

捨てた

今は

「砂漠の虎王」と

名乗っている

「赤い虎」でも

結構だ

ほほ

オレは

トラ年なんだ

ほほ

虎は

なぜ虎と？

やだそれだけ

我が愛犬

土佐丸に

勝てるじゃろか？

蘇芳の都の

桃井さまから

赤の王を

捕らえるようにと

命令が来てるんじゃが

まて

今帰仁

天麻

大親分が

失礼した

ペニリ

桃井の命令など

きくタマとは

思えんが

これは

礼を欠いたな

今は一介の流れ者だ

今は一介の

流れ者だ

分を

わきまえよう

これだけ

言いに来たのだ

赤の王！？

朱理．．．

日本という

国を相手に

将棋を一局

指してみたくは

ないか

赤の王の．．．

何かが

変わった．．．？

国を追われて

自暴自棄に

すさんでる

訳でも

焦ってるふうでも

ない

みじめったらしく

すがってくるのでも

ない．．．

赤の王として

威張りくさって

来たのなら

どうかと思ったが．．．

光と風を

しょった

男じゃねえ

お竜．．．

自由を尊ぶ

この土佐に

吹く風は

維新の

風じゃろ

あんた

お客にうち

お茶も

出さないの

はいはい

みんな

引いてくれ

お館．．．

しかし．．．

失礼しました

お客人

感謝する

ああ

よいよい

話を

聞きましょう

あからさまに

ホッとした

顔をするな

今帰仁！

足元を

見られるぞ

頼りに

してるんだから

いいかげんじゃんな

状況に慣れろ

え．．．

あ

そう

当たり前だ

せいぜい頼りに

されてやるよ

こき使うぞ

四国で力を

蓄えたら

次は桜島の

タタラだ．．．

ふえっく

しょい

と！

あ

鼻水が

カチカチや

けど魚は

腐れへんし

毛皮も

とれるし

まあまあ

・快適やな

南国育ちの

那智ちゃんには

北海道は

きついわー

あとべっぴんさんでも

いてたら．．．

ひ！！

わいは

熊野の人間

やけど

熊！！

熊野っ

ちゅうても

熊は

いてへんの

じゃー

ーっ

ひーーっ

逃げると

思うやろ

ほれみい

けど

鯨より

ちっちゃいもんは

何が

野性児や

立派な

野性児やんが

．．．一人漫才

やってても

アホらしわ

聖女が

うん！！

わいは

ターザンか

とュウウゥウ．．．

さてと

なんも

こわいこと

ないんじゃーーっ

網走刑務所か．．．

どうやって

助けよかなー

あれ

う．．．

大丈夫か

あんた

人やんか

吹雪に

飛ばされ

たんやな

らっきー

ぺっひんや！

すみませ．．．ん

わたしは

群竹と

いうもので．．．

人を捜して．．．

なんや

男か

まあ

ええわ

今から熊鍋

するよってに

おいなあよ

そらだっぱし

タダちゃうで

ただの

踊り子に

しちゃ

首を

へし折られんじゃ

ねえかと

そうしても

よかったんだが

使えそう！？

鍛えられた

体してんな

おめえ

しちまったぜ

ヒヤヒヤ

あんた

使えそうだから

情報の

伝達ルートを

持ってるようだし

それに

この壁．．．

ここからここでは

ということは

多分

日付を

彫ってるんだ

ろう

ここを出る気が

あるんだろ

この事態に

そんな計算

．．．それに

“笑中にガあり”．．．か

おめえ

何者だ？

してやがっ

たのか！？

タレ目は

キライじゃない

好いた男が

タレ目なのかい

オレタレ目か？

もう死んだ

ヤツは

まとも

だったんだ

オレもまともたせ

オレぁ１３番

シラスだ

ほ

〝石に蒲団は

着せられず〟か

いい仲

だったのかい

そりゃ

気の毒に

黒の王に

刃向かって

ここへ

捨てられた

北陸で魚府

漁師を

してたが

”命長けりゃ

辱多し”

おめえは？

揚羽

西から来た

２人で何

盛り上がってんだよ

目の本心だぜ

イクミ

おうおう

兄ちゃん

うるせえ

大将

ズルイぜ

オレらにも

まわしてくれよ

かわいい弟が

泣いてるぜ

なぐさめて

やんなよ

オレを

軽蔑するか．．．？

おまえさんの

思考回路は

想像がつく

自分を

責めるな

責めるなよ

揚羽のために

何も

おまえは

新しい国のために

生きろ

何をしたら

いい．．．．．？

それが

オレのためにも

なる

浅葱

こんなマネ

揚羽が

しなくても

多分な

だが危険は

冒せなかった

それに

何を

ふくれてるんだ

僕は

イヤだ

僕と２人で

全員

やっつけられたよ

メリットも

ある力も

しれんしな

こんなのは

イヤだ

誇り高い

揚羽が

好きなのに

浅葱！

あんまりだす

それは

汚いよ

わしは５０番の

七尾といいま．．．

この人のおかげで

わしらも

助かったんだすよ

慣れ慣れしく

近づくな！

初めて

おまえを

見た時

砂漠で

オレは

おまえが

運命の子供

なのだと

直感した

初めて

おまえを

見た時

オレをちょう

失望させるな

そのカンは

まちがっていない

決して

それだけでいい

何を

イラだってんのか

知らねえが

浅葱．．．

そんなはず

ないだろ！

好きでも

ない人と

おまえに

汚いと

言われちゃ

揚羽さんも

おしまいだ

タタラ

揚羽は

こういうの

好きなのかもね

あたしだって

あんたに

押さえ込まれた時は

死ぬほど

イヤだった．．．！

なのに

止められなくて

それ以上

言うな

自分の身が

かわいくて．．．！

オレが

みじめに

なるだろが

こんなことは

大したことじゃ

ないんだよ

ＯＫ？

ごめ．．

あたし

気がまわ

回らな．．．くて

もう

だから

泣かう．．．泣かれたら

オレがどっても

家の寄せたいだろうが

どいつも

こいつも

ハヤト！

シラス！