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...
プラワーコミックス
国村通貨
...
★戦いに疑問を持ちはじめた更妙。1人
嵐の中をさまよううちに朱理と出会い、
2人は傷ばれます。朱理との再会で迷い
をふりきった更紗。彼女は朱理のもとを
離れて、仲間が待つ、戦いの中へ戻って
いくのですが......!?少女コミック
に大将評連載中のジパングは敵、第15巻
PHSRLに
田村由美
*別コミフラワーコミックス*
BRSPRRI.
深紅の章8・腕一
漠然の真る魔法との連日。その先は知らず、途中の真一襲いの中継続の車を売りの前
琥珀の章2・残りの菊
●もくじ
●あらすじ
20世紀末に文明は滅び、その数
百年後、人々は暴君の支配に苦し
められていた。白虎の村も赤の王
に滅ぼされるが、更紗はその時か
ら亡き兄を装い、戦う決意をする。
車紗と赤の王・朱里は互いに宿敵
と知らずに出会い、ひかれあう。
九州の桜島に拠点を得た更新は
北の鹿角くも同盟を模索、反逆の
力を蓄えつつあった。蘇芳で赤の
王を追いつめた更秘たちは宮殿の
井戸を爆破。その結果、街の井戸
も涸れてしまう。流血と破壊に苦
悩する車紗は、朱理と出会うが...。
ト夏納16歳の少女。殺さ
それた兄の身代わりとなり戦
う。実は〝運命の子供〟。
>赤の王「名は朱理。
国王の末子で、中国、
四国、九州地方を預
かつていたが失脚。
本拠地蘇芳に戻り、
タダラ軍と対峙中。
恋じゃ
ないかもしれない
深紅の章日・腕
愛がなんだか
知らない
ただ
ただ
こうして
いたかった
なぜ、ここにいるの?」と
聞けばよかったのかもしれない
だけど同じことを
聞き返されるのが一怖かった
朱理も、タタラに
石を投げたいかもしれない
忘れたいと思った
逃げたいと思った
卑怯でよかった
そうして
ただ1人の更紗で
更紗でいたかった
どうしてここにいるんだっと
聞けばよかったんだろう
けれど、そんなことは
どうでもよかった
オレは自分の思いに
手一杯で
ただ、更紗を
抱きつぶしてしまいたかった
それでは、更紗を
傷つけるだろう
傷つけるだろう
だけど更紗が
笑ったので
笑って、オレを
抱きじめてくれたので
しょう
...
深紅の真8
みんな完璧〜?
ぜ前では
いろんなこと
あって大変だけど
僕をつけて
がんば
お手紙2.
カニソーーとか
ぜぃ下さい
8/コミの
...ウェリです
干うつミもみこゆゃ
さしえもいうぃろやってま
よろしく。よろしく。
ナ、ちゃん、おひたみたいで
こんにちは、
いつもオーエンありがとうございます
なんともういかんです
今回の内容には
いろんなご意見があると
思いますかっ。とりあえず、
やるしこれ
日ASAFA地図
更紗《タッフの現在》
このまま
こうしてると
このままこうしてると
砂の柱に
なってもいい
なっちまうな
なってもいい
嵐の夜は
冷えるしな
...ううん
寒くないよ
朱理...
ロの中まで
ジャリジャりだ
ジャリジャりだね
...おい
なんだ
こいつは
そんなもので
押さえ
つけてるから
まったく
胸が
育たんのだ
鳥ガラで
洗濯板って
言われた
誰に
そんなことないと思うが...
朱理に
似た人
オレに
似たヤツなんか
いてたまるが
第一
どんな状況で
そんな話を
したんだ
...朱理をね
さわられたの
なんだと
ぶっ殺せ
そんなヤツ
気にするな
もんでると
でかくなる
思い出したよ
朱理でなきゃ
思って...
いやだと
思った
びっくり
したけど
ちょっと
朱理...
でも...
なんだ
お母さんに
散髪とか
してもらう時も
おしりが
ムズムズ
うひゃ
あたし
あたし
首すじとか
ダメなの
おしりが
ムズムズして
そうなの
だから
それはぜひ
攻めよう
あたし
あたし
悪いが馬ほど
でかくない
あたし
あたし
きゃー
更紗
馬とかだったら
してるの見たこと
あるけど
馬?
べらべら
しゃべってるのって
へ...
変かな
更紗
更紗...
オレも
怖い
抱いたら
消えてしまい
そうで
また
いなく
なりそうで
更紗
更紗...
こうして
つかまえ
てるのに
更紗...
おまえが
愛おしい
愛おしい
...更紗
だから
二度と
名前を
更紗
呼んで
もっと
更紗
消えるな
もっと...
更紗...
更紗...
...あ...
ああ...
空が落ちてくる
あたしは
泳いででも
あたしは泳いででも
茶々
ムリだよ
この砂嵐じゃ
更紗
ひどく
落ち込んで
たんだ
もしものことが
あったら
どうするんだい
タタラを
捜しに
行くからね!
更紗
お母さんが呼ぶ
更紗
お兄ちゃんが
呼ぶ
更紗
あたしは
この名前が
大好きだった
きらきら
え
砂の中に
結晶が
夜なのに
たくさん
見えるね
まわりは
嵐なのに
空気が
澄んで
...きれい...
...きれいね:
放さない
ダメだ
寒くないか?
だって
まだ熱い
ずっとね...
うん?
あたし..
うん...
自分が
発光するんじゃ
ないかって
思ったもん
自分のこと
きらいに
なりそうだった
苦労してる
手だな
オレは
好きだ
心が震える
触れられる
指先が
抱きしめてくれる
この腕が
温かくて
自分の体が
愛おしくて
自分が..
更紗という
女の子が
愛おしい...って
愛おしくて..
なんだか
泣きたくなるね
生まれ直した
みたいな気がする...
何!?
なっ...
お湯だろ
涸れきったかと
思ったが
生きてたな
ここは
昨日まで
温泉だった
よかった
美しい水と
豊かな大地
目を閉じれば
見える世界が
ある
お兄ちゃんに
なろうと思った
だけど
あたしは
更紗だった
いつでも
どんな時も
夢を継ごうと
夢は
更紗だった
あたしの
夢だった
願いは
あたしの
願いだった
これ
まだ持ってて
くれてたんだな
うん
でも
オレと
したことが
指輪のひとつも
やってないとは
さんざん
水につかったり
したから
死んじゃったかも
いらないよ
そんなの
いいのを
作らせる
...ああ
そうだ...
今日な
昼ごろ空を
見上げてろ
おまえに
とある指輪を
プレゼントするよ
なあに?
うん
行くなよ
朱理...
空から指輪が
降ってくるの?
かもな...
眠いの?朱理
眠っていいよ
うん...
どこへも..
あたし
行かなくちゃ
行かなくちゃ
朱理...
またすぐ
飛んでくるよ
緒に...
赤の王を
倒したら
そしたら
一緒に行ける?
行けるかな
朱理...
服を着たほうが
ちょっと
寒い...ね
くしょん
これだよ
おそこからもう一回と何だっ...
阿呆!
夢だったんじゃ
ないかと
思えてしまうじゃ
ないか
オレが
傷つくじゃ
ないか
更紗...
また...
戻ってくるって...?
砂嵐が
多少おさまった
ようだな
待ってろよ
更紗
すぐ
片づける
そろそろ
夜明けだね
こんな舟で
よく来れたよ
こんな時
いてくれたらね
揚羽が
あれっちゃちゃ
茶々?
茶々
無茶苦茶だ
びしっと
言ってやって
くれるのに...
タタラ!?
タタラ!
さあ
ごめんなさい
心配かけたね
戦闘再開だ
あ...
ああ
誰が
落ち込ん
でるって?
揚羽
用なしだね
はあっ
サポケ明けんか?
そういったのですか
揚羽?
だから!
さっさと
決めてくれ
関東やタダラと
同盟を結ぶのか
どうか!
東北一鹿角
んだばー
よっく
考えねば
例えば
日本国王を
倒して
んだ
わしらの
メリットは
何かの?
成ったと
新しい国が
するさ
領土の分配は
どうするべ
とか
くそったれ!
決めとかにゃあ
いかんでな
みなさん
大局を
見ましょうね
増長さん
しかし
何をそう
焦る?
人生
早くせにゃ
ならんことで
一杯さ
あのじじいども
早く墓へ
投げ込んでくれ
すまんな
雷蔵ちゃん
雪が降ると
この辺の人間は
気が長くなる
早く同盟
せねばならん
理由でも?
しかしさまい
生きてる間は
短いんだぜ
せっかく
来てもらったが
話が進まん
北の人間は
ガンコで
おますー
このみなさんごめんなさい。
タタラたちを
全滅から
救うには
東北との同盟を
国王に宣言することが
絶対に
必要だ
それしかない!
陽が昇り
嵐は
ウソのように
おさまった
赤の軍だ
止まっていた
時間が
追え!
退け
赤の軍が
どんどん
砂漠の方へ
退いていく
退けーっ
流れ出す
街から
離れようって
魂胆だろう
今日こそ
赤の王に
あい見る
予感がする
角じい
あんまり
張り切っちゃ
ダメだよ
怖いくらい
肩の力が
抜けたもんだ
さあね
BASARAIE
たしながの
たるたみたいな
なんですと
どう
したのかね
朱理
どこまで
退く気だ
おまけ
足元が
砂から石ころに
変わってきたぞ
今帰仁
おまえ...
将来の
目標は?
いっそこんなだった♪
いいのにやめ
僕は
兄さんみたいに
政治家になって
オレは
日本国王に
なるか
だから
新しい国を
造る
そのために
まず
沖縄を
守るんだ
それか?
それだけじゃ
親父と同じで
つまらん
よし
世界を旅して
商いを
してみなきゃな
更紗を連れて
二手に
分かれるぞ
こんなとうにんでう
少人数なのに?
だからだ!
サカキに
ついていけ
世界中を
見て回ろう
今日のオレは
絶好調だ
まはははい
何
浮かれてんだ..?
赤の軍が逃げる
わたしたちは追う
きりかない
なあ
それにしても
また
逃げる
兵がなくて
もう
逃げるしか
ないってことかね
狭いとこ
ばっかり
通りやがる
狭い所..
狭い所..
こちらも
身動きが
とりにくく
今
別の角度から
襲われたら...
逃げる
ふりをして
かたまることが
できない
誘い
込んでる...
退け!
深追い
するな!
ワナだ!!
一呼吸
早かった
一呼吸早かった
タタラの
号令が
そのため
次いで現れた
赤の軍の
もう一団に
わずかに
備える
間があった
ちぇ
バレバレカ
あれは...
赤の王!?
来る!
タタラだ
来い!!
心は
思えば
大丈夫だよ
...赤の王よ
静かだ
あなたと
刃を合わせたことは
一度もなかった
一度もなかった
最初で
最後だ!!
赤の王
タタラ
かあっ!
覚悟!!
夢を見た
あたしは
赤の王に
斬りかかり
赤の王が
振り返る
苦しいことから逃げ出したいと思って
「本当のこと」に
あたしはどれほど対決してきたの
深紅の草と
その先は知らず
...
どうして...?
赤の王だと...思ったのに...
朱理...
あたし
間違えたのね
間違えた...
更紗の声が
更紗の声が
したと思った
今、タタラが来るから、
出てきちゃ
危ないぞ...と
言おうと
思って...
更紗...
思って...
朱理...
ごめん...
あたし..
間違えた...
みたい..
更紗...
だよな
どう..
したんだ
赤の王!
ご無事
ですかっ
赤の王!
今そちらに
タタラが!
うぬっ
ダタラか!
赤の王...?
おい!
タタラ!
赤の王!
こちらへ!
やめろ
タタラじゃ
ない!
タタラだいじちょ
大丈夫か
下がれ
タタラ
赤の王か!
おおっと!
こいつが
赤の王だね!
みんな
うおおお
どうしたの
誰が
だって
赤の王...?
それは
朱理だよ
朱理だよ
なんだ
どうしたんだ
どれが
タタラだって!?
どうして
そっちに
いるんだ
こっちへ来い
更紗!
朱理...
赤の王の名前が
「朱理」だって
聞いてたんじゃ
ないの?
目の前にいる
赤ずくめの
男が
一体なんだと
思うのさ
タタラ
名乗りを
上げるが
いいぞ
ついに
赤の王と
こうして対面
できたんだ
どうしたの
あんなに
憎んでた
赤の王じゃない
戦わないの?
誰と
タタラ
この時を
待ってたんだろ
タタラ
タタラ
心配しなくて
いいよ
赤の王を
倒そう
あたしたちが
ついてるから
タタラ
タタラ!
タタラ
赤の...
王よ
わたしは
白虎の
タタラ...
父を...
兄を
見えない
殺し
村を...
滅ぼした
赤の王...よ
村...
白虎の村...
赤の王が
見えない
あなたを...
討ちに...
来た
タタラ
タタラ
サカキ
今
名乗ったじゃ
ないですか
わたしは
遠目にも
何度か姿を...
知っているが
はっ
どれがタタラだ
月城!
いるか!
どれがタタラだ
わたしは
あの顔を
忘れません
少女のような
少年のような
あどけない
顔をして
雷神・風神の軍を
桜島の土に...
海に...沈め
四道さまを
死に
おいやったのは
間違いなく
あの顔です
四道を
殺したか...?
オレの
最愛の
従兄を
友を
殺したか...?
四道軍は
桜島を
攻めた
女性や子供を
踏みにじり:
おまえが
あなたが
タタラ
号令を
もう
敵の数は
しれてる
やっちまうぜ
タタラ
タタラ
号令を
赤の王
最後の
あがきた
とうとう
この時が
来たんだ
タタラ!
赤の王...
...え
討て...
赤の王
下がって!
おーい
どう
したんだ
そんなこと
言ったって..
ここはわれわれ
我々が!
下がって
下さい
今帰仁さん
どこに
いたんです
朱理
おい
どうした
やられたのか!?
朱理!
しっかり
しろ!
尻に火が
ついてんだぜ!
周りは
すっかり
固めたよ
なんだって?
違う..
時間の
問題だね
違う..
違う...
違う..
赤の王じゃ
どうしたのさ
さっきから
わからない
なんて
言うんじゃ
ないだろうね
よく
見なよ!
ない..
仇敵に会えて
舞い上がってんの
かい
家族の
敵だろ
あれが
あんたの
憎い男だ!
お兄ちゃん
お父さん
顔を...
赤の王の
顔を
あたしは
タタラ!?
タタラ!
う...
うえっ
ちょっと
大丈夫かい
頭打たないっ
かった!?
えっ
ぐっ..
タタラ
どうしたのさ
ハマハア
ぐえっ
ちょっと..
大...丈夫...
大丈夫だよ
いつから
タタラだ
いや!
そうだろう
似ているだけの
別人だ
赤の王!
タタラは少年だ
お兄ちゃん...
更紗がタダラである
はずがない
タタラは
少年だ!
なぜ
否定したいのか
知りませんが
今我々を
滅ぼそうと
しているのは
タタラです
あれが
都の水を
通らしたのも
タタラです!
目をあけて
よくごらん
下さい!
タタラ以外の
なんだと
いうんです!
初めて言って
更紗に
会ったのは
灯台の砦を
タタラに
襲撃されて
2度目に
会ったのは
その近くの
温泉だった
津山峡谷に
タタラを討ちに
行く途中だ
更紗は
親の敵を
討ちに行くのだと
言った
8度目は
3度目は
タタラを追って
九州へ...
温泉で
別府の
タタラ
そして
四道を失って
タタラ
タタラ...!!
なぜ
いや...
更紗...
更紗...
では
おまえの
ではおまえの
気づかなかった
どうして
気づくことが
できたというのか
おまえが...!
おまえの
おまえの
親の敵というのは
親の敵と
いうのは
オレのことか
朱理!
ぼさっと
すんなよ
どうしたんだ
おまえに
わかるか
うるさい
そりゃ
わかんないよ
話せよ
聞かなきゃ
わかりたいから
おまえは
タタラ軍に
下れ
何
言ってんだよ
赤の王
連絡用の
のろしが
上がってます
国王軍が...
命くらい
助けて
もらえるだろう
そこにいろ
なんとか
するから
東と西から
やってくると!
国王軍...!
挟み討ちだ
タタラ軍と赤の軍を
タタラ軍と
赤の軍を
一挙に
片づけるぞ
一挙に片づけるぞ
西の地を
きれいに
してやるわい!
赤の王
今のあなたは
腑抜けておられる
どうされる
おつもりで?
お覚悟
なさいますか
ご自害
されるのなら
...何?
時間を
稼ぎます
自害...
オレが...!?
国王軍が
来る
京都からの
兵と
太宰府に
置いてあった
兵だ
見張りの話では
何千とも
1万とも
とても
たちうち
できないぜ
船も
やられちまう
包囲を
...崩すな
早く
赤の王を
捜せ!
どうする
赤の王ごナは
だけは
我々の手で!
はあ
はあ
はあ
考えねば
考えろ
はあ
...はあ
はあ
はあっ
考えろ
朱理
はあ
こんな所で
はあ
オレが死んで
たまるものか
どうして
何も
考えられない
赤の王を
捜せ
はあ
はあっ
はあ
はあ
はあ
はあ
違う
違う
はあ
いてえ..
はあ
はあ
死に方なんぞ
はあ
知らんわ!
あれを
見ろ!
なんだ
太陽が
欠けていく
ナギが
言ってた
日食だ
日食!?
芭蕉先生
日食が
始まった
ようです
う...
外では
多くの命が
消えていく
わしゃ
それどこじゃ
ないわし
よしよし
一水さんがんばれ
もう少しで
生まれるぞ
彼らの
ためにも
この子は
生まれて
くるんじゃ
更紗...
更紗...
おまえは今
何を想ってるだろう
...更紗...
こんな時なのに
おまえの顔しか
浮かんでこない
おまえが
敵対してる
王の娘でも
なんでも
よかった
どこぞの姫でも
どこぞの姫でも
奴隷の娘でも
タタラ以外の
ものなら
たとえ
実の妹だと
言われても
オレは
かまわなかったんだ
国王軍に
備えろ
どうする
来るぞ
もっと
明かりを!
勝てっこ
ないよ
タタラ!
北の桃井の
尻ぬぐいなんぞ
つまらねーが
味方
だろ?
へえ
タタラなんぞひとひねりよ
タタラなんぞ
ひとひねりよ
遊山のつもりで参ろうぞ
遊山のつもりで
参ろうぞ
東の桜田さま
瀬戸内の
海に
船がいます
いえ
違います
カッ
かなりの数です
桜田さま
近づいてきます
船団です!
あれは..
あの船型は
熊野です
熊野水軍です!
熊野だとォ?
ちょこざいな
国王よりの
急使です
桜田さま!
今すぐ兵を
引き連れて
帰れと
帰れ?
先ほど
タタラと
関東独立軍
そして
は
東北鹿角との
三者同盟が
てやんでい
べらぼーめ
国王に向かって
宣言された
そうです
やりゃーがったか!
ですから
中央の守りを
固めるようにと
は?
わかったよ
よしよし
よう生まれた
ふむかふきゃ...
日食は
不吉と
言われますが
この子のおかげで
救われましたね
夜明けじゃよ
この国の
よう恐れずに
この世界へ
やってきたのう
不吉なもんかい
夜明けとするんじゃ
まるで..
指輪
みたいだね
夜明けが来る
けれどそのの先は誰も知らない
おまえに
指輪を
空を
見上げていろ
贈るよ...
ごめんなさい
お兄ちゃん
ごめんなさい
朱理...
いないの...?
もう..
どこにも
ごめんなさい
いないの...?
ごめんなさい
あの朱理は
どこにも
もう
いない
朱理...?
は«
琥珀の
おいぼうず
そこの野菜
売ってくれないか
いいけど
何?
富士山に
登るの?
あそこ今
すっごく
危ないんだよ
このあたりは
樹海といって
噴火の時
溶岩流と灰に
昔はもっと
緑が広がってた
らしいが
飲み込まれたんだ
そうだ
それでも
一度踏み込んだら
迷ってしまうのは
昔と同じだ
どうして
おまえを
ここへ
連れて来たか
わかるか?
タタラ
そして「問題が縮むというのを考えてみました。
えっと...この前のところで、ぜんの方ではないでしょ「一部ボリ」となってまに
この間のところで、どうしてなったりされたかと思うわたしはいます(今はじめて見てみてくれるかうんよ、とたにはかいけないですが
です
うにゃーん「胎動の締」
このように「報酬編」とかなってえいえ...いや、じゃあ今までは何年だったのか?
このうちが、どうなるかはというお子様もいただきましたが、
というのようにもこれはどうしのいただきましたが、都合でそうなったので...
こんなもんねー。コミックスの方にはどういうのはあほせん。
ジュック人の力に〈もちろん、内容もなななされましたが。
大、大いたのたみたいむ
ということなので、どんどんを読まれたかたは
ちょっとトクしたと思って(?)、走れて下さい。
黒の王の領土
もと蒼の王
つ領土
BASARA地図
更紗タタラの現在地
...どうでも
いいか
そんなことは
琥珀の中の
虫のようだと
言ったのは
茶々だったか...
東北から戻った
オレが見たのは
小さな
子供のような
タタラ
赤の王と?
何が
どうしたって!?
愛し合っ
とった
少なくとも
わしには
そう見えた
婚約者だと
言ってなあ:
赤の王...
なん...た
そりゃ
なんだ
そりゃ
赤の王は
タタラにとって
敵だ
赤の王を倒すためだけに
倒すためだけに
赤の王を
親兄弟を殺し
村を焼き...
そうだよ
あの子は
がんばって
きたんだ
それが
お互い
知らずに
出会った
なんて
幸せそう
じゃったよ
知らずに
魅かれ合った
なんて
沖縄での
2人は...
男の人には
なんだけど
月経の血も
一時
止まらなかった
ぶっ
今回の戦いで
正体を
知ったんだろうねえ
あの子
ずっと
吐き続けて
まるで
体の中に
入ったものを
すべて出したい
みたいな
体の中に
入ったものぉ!?
ナギ!
てめえは
何を
してたんだ
こういうことは
予測がつかな
かったのかよ!
赤の王のほうは
行方知れずや
ヤツはのうのうと
生きてるさ
これだけ
雁首
そろえていながら
自害したっちゅう
説もあるけど
死体はない
オレが
ムカつくのは
なあ
タタラにとって
ただの1人も
赤の王より
重い存在のヤツは
いねえのかって
ことだよ
ひどういでもごええがな
あんたも
含めてな
ああ!
逃げるな
タタラ
逃げるなよ
タタラ
逃げ込むな
逃げて
心静かになれるなら、
誰も
泣きゃしない
揚羽!
ああ
オレに...
任せてくれるか
どうせここに
置いといても
役に立たんだろう
おまえらは
戦え
タタラと東北との
同盟に驚いて
京都
とりあえず
大宰府を捨てて
京へ引いた
国王軍が
蘇芳の都
のんびりしちゃ
いられねえぞ
体勢を
立て直して
いずれ
四国と一緒になって
攻めて来る
タタラ
なしで...か
那智も
ムダ死に
やったわな
当面
代わりっ
たって...
せっかく
熊野水軍まで
呼んで来ちゃったのに
誰が
死んだんやねん
代わりを
立てるんだな
そんな
背格好の
似たヤツなんか...
ったくあさきも
いやだ
オレ
2014年7月24日
なーんやめてよ
俺は私たちの
仙人の
いる所
オレ!?
揚羽
タタラを
どこへ?
夜刀も
連れてくぜ
ですか
タタラを
正気に
戻すには
タタラ以外
乗せない馬なんて
いてもしかたあるめ?
ナギよ
オレは
金輪際
あんたの
予言なんか
聞かねえ
そして
富士へ
ここしかないと
思ったのだ
タタラ
しっかり
持て
聞こえては
いても
落とすぞ
月も見ず
聞こえては
いるんだな
聞こうとはじない
星も見ない
泣きもせず
わめきもせず
おまえに、そんな
器用な芸当が
できるとは
ヤツが
そんなに
よかったか
オレに
しとけよ
寝ろ
よーし
大漁
大漁
ちょっとそういた
3ASARAI5
ひっ
なんだ
ガキか
また野菜を
売りに
来たのか
心配になったから
見に来たんだよ
この辺
山賊が出るんだ
もと
蒼の軍にいた
連中らしいんだけど
近くの村が
いくつも
襲われてるんだ
でも
いい刀持っ
持ってるね
あのね
タタラって人が
きっと山賊を
退治して
くれるって
なんだ
そりゃ
オレは
違うが
そいつに
頼んでみな
タタラ?
おじさんて
なんだって?
いつ
僕らの村に
来るかも
しれないんだ
ウワサ
なんだよ
みんな
言ってる
ほんと!?
退治して
くれる!?
ねえ
ねえ
やっつけてよ
皆殺しに
されるんだよ
返事しないよ
この人
どうしたの
眠ってるのさ
ふーん
この人
タタラ?
どうかな
キノコの
あるとこ
ちょっと
イヤなことが
あったから
ズルこいて
眠ってるんだ
あっそっか
ナイショに
しなきゃ
いけないんだね
教えてあげる
から
早く起きてよ
ほらこっち
今はもう
ダメだよ
それは
毒キノコ
あ
その草も
食べられる
からさ
持ってくと
いいよ
少女にしか
見えない...
ふと思う
このままが
幸せだろうかと
戦わず
殺さず
奪わず
ただ1人の
少女として
歴史のうねりを
はるかに眺め
ただ
生きることが
幸せか
幸せか!
タタラ!
おまえの
白虎の宝刀だ
それでいいか
タタラ
このまま
捨てて
しまっても
かまわ
ないのか
戦わないのなら
もう
いらないだろう
おまえには
もう
必要
ないのか!
おまえが
兄から託された
想いも
この刀と一緒に
捨ててしまって
いいんだな!
願いも
タタラ!!
わかった
そうか...
来な
頭洗って
やるよ
オレは
もうずっと
命を賭けられる
ほどの女というのを
探していたよ
おまえかと
思ってた
でも..
違ったな...
いろいろと
つらく
当たったが
もう...
言わないよ
もう
言わない
おまえには
楽になれ
それで楽に
なれるというなら...
はあ
はあ
オレは
行く
おまえは
好きなように
しろ
時間が
惜しいからな
!!!
もしかしたら..
...と
思ってた
おまえなら
流す血を
最小限に
女の
おまえにこそ
できる方法で
もしかしたら...
国を
造り変えることが
できるのかと
それが
おまえが
タタラであることの
意味!!
おまえを
“更紗”とは
呼ばない
オレは
決して!
歴史に選ばれて
歴史に捨てられてゆく
塵芥のようで
そんな見事な
生き方を
おまえと
してみたかった...!
なんで髪を
切らはった?
太郎ちゃん
なんで
切らはった
別に
ついて
来てたのか
あの子
こんな所へ
置きざりか?
願かけでも
してたんか
さっぱり
したかった
だけだ
床屋さんをさがさなきゃあ
山賊が今
ウロウロ
してたのに
オレは
ガキの頃
うまくすると
仙人に会える
ほな
ジャーナリストの
太郎ちゃんと
しましては
死ぬで
この山で修行
したんでね
なんや
まだからわ..
思惑が
あるんかいな
タタラくん
密着取材と
いきますか
助けて!
おじさんは!?
ヤツらが
来たんだ!
うちの村が
山賊に
やられてる!
あなた
タタラなの!?
タタラだったら
助けて
助けて!!
お願い
お父ちゃんも
お母ちゃんも
助けて
タタラ
殺されちゃうよ
助けて!!
いいよっ
もう
タタラなんか
きらいた
おんやあ
こんな所に
女の子だぜ
ひゅう
こりゃいい
下の村にゃ
ババアしか
いなかったのによ
ババアじゃ
殺しがいが
ねえよな
鳥を絞めるのと
おんなじ!
おっ...
上等の馬も
いるじゃねえか
今日は
いい拾い物を
する日だぜ
さっき拾った
刀も
値打ちもん
だしな
その女で
試し斬りだ
あとに
しろって
この女
どうしたんだ
腰が
抜けた
かなあ
腰が抜けるのは
これからだぜ
お嬢ちゃん
骨まで
しゃぶって
やっからよお
こちゅう
あの世へ
お!?
タタラ
なんや?
山賊と
かち合うたら
やっかいやで
逃げたほうが..
この臭いは
なんや...
これは
なんやこれは...
どないしたんや
血ぃの
臭いや
誰がっ
やった...て
やるやないか
誰が
やった!?
あの子しか
おらんわな
助けて
タタラ
タタラ
助けて!
何も...
感じない
ごめん...ね...
何も...
感じないよ
ごめん...ね
そんな
めったやたらに
歩いたら
あかん
タタラ!
迷って
まうでー
どこへ
行きんしゃる?
...まあ、
あれから
この先
登っても
にゃーで
なんも
あんたは
北へ
行くのじゃろ
北には
あんたの会いたい
お人がおるぞ
そうしたら
あんたの心の
呪縛も解ける
北じゃ
あんた
仙人?
場羽...
あんたも
行きなさるか
揚羽の
言うてた...
おーあの
こんまい
ぼうずかい
わしゃ別に
霞を食うて
生きてるわけじゃ
にゃーでよ
命を
縮めることに
なるがのう
オレは生涯
傍観者や
歴史が
傍観者なんぞ
つくってくれるかの?
タタラ戦記でも
書いたるわ
おおきに
心して
行くかよいぞ
もう1人...
眠りの中に
おる
砂漠じゃ
しばし眠りに
さまようか...
その名は
赤き虎と
運命の子らよ
子供たちよ
白き虎ー
以上
琥珀の菜2・残り
浅葱さま
浅葱さまは
どうして
助けたんですか?
かりかタ
赤の王を
憎んでおられると
思っていました
さあねえ
へん
オレが
こんなとこで
でかわけ
わけないだろう
しといて
「あれだけ楽しんでまさか、生きてるなんてなんですよね
まさか由きでるなんてことはないですよね
「でも「あれだけ菊しますか」
ふん
なんてことも言われたぞ。
ごめん、生きてて
ではまたねー
よかったわ
心配としてもらえて
マイヤーっ
声がなくかごきって
一人で育てていくのは
...という言えも
みんなみさま
考えてくれるの
あれがとう
しんだと
思いました?
すみません
「朱里の本当に死んだんですか!?
「争えさないでー
お手紙といっぱいいただきました
ぴ角鹿角
東北
黒の王の領土川
BASARA地区
更紗《タタラ》の現在地
京都
...朱理が
あんな死に方を
するのは
ただ
僕は
イヤだったんだ
あんなふうに
死なれるのは
群竹がいてくれて
助かったよね
すみません
謹慎中なのに
勝手に
出てきたり
しまして
許す
さて
こいつにも
水をやるかな
ぱち
浅葱さま
水が
欲しい?
大丈夫
動けないよ
タダじゃ
あげないよ
水を下さい
浅葱お兄さま
って
言ってみな
「浅葱お兄さま
水を下さい」
そんな簡単に
言われたら
全然
うれしくない
刃の薄いやつ
ナイフ取って
蘭丸
赤の王を的に
ダーツでも?
でも馬車が
揺れてるから
いい考えだね
無精ヒゲって
大キライ
なんだ
手元が
狂うかも
しれないよ
こうやって
横に引いたら
どうなるかな
僕は今
おまえを
殺せるよ
寝るなってば
よろしくね
梅若
あ
寝るなよ
せっかく
面白いとこなのに
単にいたぶり
たかったん
ですね
浅葱さま
わたしは一足先に
京に入って
手配を整えて
参ります
あ
菊音にも
よろしく
四君子の
残りの1人としては
いつも
のけもので
むくれてるかな
いえ
今菊音は
白の大姉から
初めて大役を
仰せつかって
北に行ってます
北
ていうと
小耳に
はさんだんですが
白い虎と
ナイチンゲールが
黒の王の
監視かな
北の戦場には
出るんだ
そうですよ
東北地方では
黒の王と
土着の鹿角一派との
小せりあいが
黒の王の領土
長年に渡って
続けられている
何年も戦って
決着が
つかないのは
雪が降ると
戦は中止ー
というのが
毎年の通例と
なっていた
冬になると
雪が降る
からである
ところが今年は
雪が降っても
戦が終わらない
かといって
お互い
深入りもできない
しかも
最近では
出た
という厄介な戦況であるらしい
という厄介な
戦況であるらしい
うわああっ
白い虎だああっ
虎だ
戦場に
白い虎が出る
虎は鹿角の
味方である
化け物うごめく
鹿角の
ことだから
加えて戦場に
ナイチンゲールが
出没するという
噂がある
ーだってえ
白虎が
仲間でも
仕方ない
などという
黒の軍の
嘆きが聞こえる
たいそうな
美女だというから
ぜひお目にかかって
みたいものである
かっこいい
ねー
白虎って
いっても
カペ
人間
なんでしょ
かさねちゃん
かさねちゃん
お掃除は
終わったのー?
すごく
強いのよね
さいきんの女と子、
おもしろいやすみ
はい
女官長さま
それに
じゃあ
青葉寺まで
お使いを
頼みます
紫の上さまの
ご用だから
ていねいに
白虎は
わが黒の王さまの
敵です
口を
慎みなさい
はーい
ここはかつての社の都
...
黒の王の
本拠地である
青葉寺
住職さまー
こんにちはー
おや
かさねちゃん
お久しぶり
すっかり
女官姿が
板について
そう?
少しは
おしとやかに
見えるかしら
今日は
お使いなの
紫の上さまの
飾り用の
刀剣の金具が
壊れたから
早目に
直して
下さいって
ほいほい
確かに
いい鼻ですね
うちの娘が
せかむもんで
あれ
あっ
ヤキイモの
におい!
ほら
あそこで
見かけない
人がいる
娘が川に
落ちまして
リカちゃんが!?
聞けば
身よりも
ないというし
更紗と
いいまして
こないだ
富士の温泉へ
行った時
知り合ったんです
そそらアメならおいしいけど
そこを
通りかかった
あの子が助けて
くれたんです
ここで
働くように
すすめたんです
娘もすっかり
なつきまして
亡くなった
お母さんを
思い出してるんじゃ
ないかしら
しかし
なついたのは
娘だけじゃ
ないんですわ
これが
更紗ー
更紗
あら
更紗ー
更紗!
湖に
大白鳥が
渡ってきてるんだって
匠さん
栗だんご持って
見に行こうよ
でも
あたしまた
床掃除が
残ってるんです
そんなの
オレが
やるってー
うちの
ウブな息子が
すっかり
ホの字です
匠さん
かわいいーっ
確か
かさねちゃんと
同い年ですよ
こんにちはー
更紗ちゃーん
あたしも
おイモ
もらっていいー?
えー
オレが誘いに
来たのにー
はっはっ
ヤキイモには
勝てませんね
更紗は
あきらめたほうが
いいですよ
なんでだよ
おまえは
人を見る目が
ありません
え
あたし今
紫御殿で
女官をしてるの
入って
まだ半年
紫御殿?
黒の王の
奥方の
この
クソブタ
親父ーーっ
あたしみたいに
身よりもない者が
雇ってもらえる
なんて
紫の上さまの
御殿なの
すっごい
ラッキー
でも
ほんとなら
冬は
もっと南のお城に
移るんだって
でも...
今年はほら
戦が
終わらないから
鹿角が関東と
同盟を
結んだから...
そうそう
黒の王も
その...
紫御殿に
よく来るの?
よく
知ってるわね
だもんで
黒の王さまは
敵が2つになって
大変なのよね
ううん
あたしも
1回見たっきり
なんでも
影武者が
いっぱい
いるんだって
今度
遊びに来てね
いいの!?
いいぃいい
あんまり規則に
うるさくない
とこだから
そいじゃ
住職さま
よろしく
お願い
しまーす
はいよ
またね
更紗ちゃーん
ごちそうさまー
またねー
元気な
子でしょ
今まで
あまり
たまには
同じ年頃の
女の子と話すのも
楽しいんじゃ
ないですか
はい
そういうことが
なかったので
そりゃ
よかった
さておもや
母屋に灯りを
入れて
くれますか
はい
住職さんは
お坊さんだ
けれど
住職としては
邪道な趣味で
こら匠
もっと腰すえて
叩きなさい
もう一方で
神社じゃ
なんだかっ
こうかよー
黒の王御用達の
刀職人でもある
どすこい
更紗!
のぞいてないで
入ってくれば
いいのに
だって
女の子は
入っちゃ
いけないって
匠さん
ううん
何!?
誰が
そんなこと
言ったの!
うちの
クソ親父!?
なんだか
うれしいな
ち
違うの
更紗んとこの村も
刀鍛冶やってたの
うん
あたし好きで
こっそり
のぞいてたの
そういうのってさ
なんか
運命的だよね
オレたちって
なんちゃって
とにかくさ
近くで見てても
いいからね
いくらでも
運命...って
更紗...?
更紗
紫御殿まで
頼まれてた品を
届けて
くれませんかー
言葉はとても
怖いよね!!
...はい
青葉寺の
使いです
よし...
通れ
更紗ちゃんが
来てくれたの!?
今あたし
ヒマだから
来て来て
更紗ちゃん!
すっごく
広いね
おいしい
白玉あるの
え...でも
いいから
いいから
あ...と
ほら
あそこ
今
通ってくのが
紫の上さまよ
一説ではね
黒の王より
あの人のほうが
エライって
黒の王は
尻に敷かれ
てるんですって
日本国王の長子
ー黒の王の
奥方...
更紗ちゃん
ほら来て
白玉白玉
あ
ちょっと待って
お化粧
直さなきゃ
怖い顔
してる
え!?
あ...
ごめん
あたしの
好きな人
なんかねぇ...
この御殿に
来てから
食べ物が
おいしくって
太っちゃう
あたしって
すぐ
ソバカスが
浮いちゃうの
あねえ
好きな人
いる?
...いた...
けど...
好きな..
...?
うん
男の子
あら!
失恋したのね
がわいそうに
あれも..
あたしの
好きな人って
すごい
キレイなの
わかるわ
わかるわ
その気持ち
失恋て
言うんだろうか...
真っ黒で
ストレートで
長い髪して
キレイで
強くて
優しくて
あの人に
認めて
もらえたら
...て..
いつも
あれ?
やだ
なんで...
泣けるのかな
かさねちゃん
がさねちゃん
そういうのって
あるよね
ねー
悲しいのとは
違うのに
また遊びに
来てね
おいしい
酒まんじゅう
用意しとくから
なんだか
泣けちゃうって
かさねちゃんと
いると
ほくほくして
あるよね...
でも...
あたしお酒
ダメだもん
あたしねこう
酒家ー
楽しいな
紫御殿...
黒の王と
黒の王より
実力者だという
紫の上..
あたしは
あたしは
あなた方を
討ちに
来ました...
すみません
ゆっくりしちゃって
お
更紗
ほらリカ
謝りなさい
ごめんなさい
いやいや
それよりな
どうしたの?
リカちゃん
あたし
更紗の
お守り
みたいなやつ
引き出しに
しまってたやつ
ちゃった
なくし
ちょっと
借りようと
思ったら
いいの
庭で
落としちゃって
捜したんだ
けど
えーん
ごめんな
さーい
あ...
いいのよ
あれはもう
いらない
ものだったから
ほんとに!?
オレも捜すよ
セ
いらない
ものだから..
これを
やろう
ううん
...いいのぃいの
お守りに
なるそうだ
更紗
更紗
更紗...
更紗
捜したんだけど
見つからないから
捜して
くれてたの?
明るく
なったら...
ありがとう
もう
いいから
更紗
泣いてた?
ここにいるの
つらい?
ううん!
でも
いつも
イヤなこと
ある?
そんなこと
ないよ
すごく
お世話になって
悲しそうに
見える
もし
オレに
力になれる
ことがあったら
もし...
...ごめん
ありがとう
でも
...ごっ
匠!!
ごめんなさい!!
ごめ...
ごめん
オレ...
ごめん...
更紗
怒って
出て行ったり
しないで
おまえは
こんな夜中に!
婦女子の寝室へ
忍び込むとは
お父ちゃん
そんな男に
育てたつもりは
ないです!
わーちが
違うってば
しないよね
出てったり
はい
お世話に
なります
はーい
かさね
ちゃーん
雪かき
終わったら
お昼にして
いいわよー
お昼は
更紗ちゃんと
おいしいカマボコ
食べるんだ
もんね
あ
へえ残菊だわ
こんなに
寒くなったのに
エライわね
紫の上さまの
お部屋に..
菊音...
菊音
菊音
菊音
〈BNSARA〉『*おわり・
平成29年6月19日土には、平成30年3月26日土が
田村由美ブロフィール
●9月5日生まれのおとめ座。
和歌山県出身。現在東京在住。
血液型は〇型。
熱狂的ジャイアンツファン。
●代表作「巴がゆく」」
●デビュー作『オレたちの絶対時間』
〈昭和65年別冊少女コミック9月号増刊に掲載)
毎月13日ごろ発売!!
BASARATB
別コミフラワーコミックス
1985年7月20日初版第1制発行
(検印廃止)
著
者
発行者
印刷所
美由村田
◎YuniTanura195
千
☆和菓
加藤製版印刷株式会社
(101.01)東京都千代田区一ツ橋二の三の一つ。
株式
小学館
発行所
未来、Amilyailに振替:00180-1-200
会社
2017年12月15日-版売08(32230)5740編集03(3230)5516
●造本にはじゅうぶん注意しちゃいいんじゃ、ておりますが、万一落丁目丁な社会的にデートルしていたどの不良品かありましたら「業務部」まず、事故Windowsの
おでにお送りください。送料がねーよ〜ん、んーんー出食物にて、おとりかえいたします。これでも2014年のフォームの素材は、業務部コミュニケーションですが、
あくんの怒りにさっているだけで、●本書の一部または全部を無断で検索してみましたが、ということができまします。、転職、上演、放送等をすることは素晴らしいと思います。とは、法律で認められた場合
キャロンはあなたの生命のを除き、著作者及び出版者の権利の家に転職、上限、仮にする保管となります。あらかじすることは、法律と悩みつくにあります。ありがとうござい。
それで、やけれんじゃないので、国本語の一部または全部を無断で視界おとようよう。ありがとくコピーリすることは、ありがとうございますので、著作権法上での例外を除き禁じられた
四十四八四郎さんは玉郎に飛ばしています。本書からの数字を希望さすぐコピーすることは、われる場合は、日本板写権を中国人というわけではされましょう。シター(TH)。3013年12月15日)にご
連絡ください。
【SBNA・49・1966/15/
フラワー
コミックス
7.11月10:04:0091360151991
...
C9979p390E
ISBN4-09-136015-7
定価300円(本体379円)
雑誌45170-15
小学館
バサラー
...
フラワーコミック
こ6015
小学館
田村由美
重作品紹介願
戦いに疑問を持ちはじめた更秒。1人、嵐の
中をさまざようちに朱璃と出会い、2人は結
ばれます。再会もつかの間、更紗は朱理のも
とを離れ、また戦いの中の戻りますが...!?