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ニキン...

シャフ...

星石の御魂よ

我々セレニティスの

使者に御加護を

シャン...

栄誉を

権力を

さあ

末の護り人

エマの血を

この盃に捧げ

ましょう

Chapterl

いかほど

でもー

2016年4月19日の

Chapterl

翼pOQ]

hapter2.

Chapter3

第1073

追跡pl25

使者の未裔達よ

ひざまずいて

讀えましょう

境界線の

護り人を

92.01.J.C

その国は中原の

そのまた中央に

ある小国

ーだが

ただの小国には非ず

不思議な力を持つ

『星石』が採れる

世界で唯一の国

星石の国

セレニティス

おいおい

新入り相手に

苦戦か?

うるせー!

おっし

先輩

よそ見した!

ミヰv

あれ?

外した?

一師団第一中隊

新入隊員

ザン・ルー

このガキ

肋骨

粉々になる

とこだったぜ

S殺

はい一本!

そこまで

ーっ

くそー

土官学校では

かわされた事

なかったのに!

学生と一緒に

してんじゃねーよ!

ハハハ

すげぇガキが

入隊って来たなぁ

笑えねぇよ...

いくら。星石持ち”でも

一発で柱を砕くか?

よっぽど強力な

星石が埋まってるな

あの右手

さすが

名門ルー一族

の...

貴様ら

第一師団団長

マーハン・ルー

体術訓練の時間は

とっくに過ぎているぞ

何をしている

ル...ルー団長!!

はっ!

新入隊員の

士気向上のため

本日は訓練時間を

延長した次第で

ザン・ルー

准尉!!

あります!

は...

あれっ!?

いつのまに

今は腕試しに

興じる時間

ではない!!

は...

はい!

貴様はもはや

第一師団の要

第一中隊の

兵士である!!

申し訳

ありません!!

痛い...

自覚を持って

職務につけ!!!

はい!!

カッカッ

家では

フツーの父親

だったりするのか

カタブツ

だよなぁ

いえ

フツーじゃ

ないです

いつもあんな

感じで

ぶはは!

そりゃ

息もつまるな

いえ

尊敬

してます!

......

まっすぐな

坊っちゃんだ

特務小隊

帰還ー

ー!!

親父に続いて

エリート兄貴も

ご到着だ

ザン

やっぱり

兄貴の事も

尊敬してんのか?

はい!!

尊敬

してます!!

事前情報どおり

テミス地区の倉庫にて

外国人盗掘団

17名を発見・確保

所持していた

星石を回収した

はっ!

お疲れさまです!

任務完遂に

ついては直接

私から師団本部に

報告する

以上!

これ

と、

隊長

第一師団付特務小隊

セイリュウ・ルー

軍に入ってたった

3年で特務小隊の

隊長だぜ?

まったく

とんでもない

化け物だよ

お前の

兄貴は

はっ

第一中隊隊長に

代わって伝達する

近衛師団より

増援要請が入った

第一中隊

第一小隊

各員集合

はいっ

任務!

暗号「リザの矢せ物」だ

一四一〇任務開始

状況報告は各員

小隊長にするように

えぇ!?

ザン・ルー准尉

何か不服か

いえ...

でもそれは

任務っていうより

エマ姫が黙って

散歩に出たから

探せってだけの話

ですよね...

「リザの失せ物」だ

暗号で言え

何で第一師団の

主力である

第一中隊が

姫探しを?

一般兵は

皇族の方々の

御顔を知らない

からだ

でも

私が触れずとも

波動で物を壊せる

〝星石持ち〟である事は

知っているな?

消えたくなくば

任務につけ

...了解

す...

すみません!

すぐ

行きますっ

あ!

あの...

甘ったれた気持ちで

持ってるんじゃ

ないです!

自分ももう

軍人になったから

いつ命懸けの

任務につくか

わからないので

家族を大切に

考えようとー

お前は相変わらず

性根が素直だな

だがあまり

目先のものばかり

大切にするなよ

大局が見えなくば

団長のように

凡庸な軍人に

なってしまう

父さ...

ルー団長は

凄い

軍人です

...凡庸な

とこなんて

どこにも

ない

焦らなくとも

今に嫌でも

大きな任務に

つかされる

お前は

私の弟だからな

それに

この前も

「リザの失せ物」を

解決したのは

お前だった

今回も頼む

ザン・ルー准尉

お前はなぜか

姫探しが上手い

...!

は...

はいっ!!

そーだな

こんな任務が

あるってのは

平和な証拠

なんだし

焦る事も

ないよな

早く父さんや

兄さんみたいな

スゴイ軍人に

なりたいけど...

あれが

ザンルー!!

いろい

さいきょうの

単土だ!

あの辺で

浴びたら

よっ

ほっ

...細かくてキレイな

木漏れ日だな...

気持ち

良さそー

......

ホントに

いた...

エマ姫

また

あなた...?

この間も

あなたに

見つかったわ

お迎えに

あがりました

皆が

心配してますよ

どうしていつも

探しに来るの

仕事です

うそ

あなた

兵隊さんに

なる前にも

私を探しに来たわ

子供の頃に

一人で大丈夫

いや!

そんなわけには

もう部屋に

戻ります

本当よ

ダメですって!

仕事だからー

ビn

キレイな

顔だな

かくれんぼが

得意なんて

おかしな兵隊さんね

ザン・ルー

ウソ...

ザン!

ザン

これから

皇族の方々に

謁見するの

ですよ!

だって

母さん

見て!

こんなに

ちょうちょが

たくさん..

だぁれ?

ザン・ルー

エマは

ちょうちょにしか

見つかったこと

ないのに

スゴイね

ザン・ルー

10年以上も前の事..

10年以上も

前の事..

まさか

覚えている

なんて

自分だって...

十分おかしな

姫様だ

姫はすぐに

戻ったと

報告は

受けていたが...

ポザンが連れ帰ったんじゃ

なかったのか

うん

一人でいいって

行っちゃって

でもあの子

ウソはつかない

気がするから...

大丈夫かなと

思って

皇女殿下に向かって

「あの子」とは何です

ザン

あなたは

たかが新兵

ですよ

口を慎み

なさい

そんな事では

父様のような

立派な軍人には

なれませんよ

本日

二度目

スイマセン

.....

ふァ~~い...

がっ

珍しく

早いですね

お帰り

なさい

セイリュウ

あぁ

はい

--oo

国軍外通の第二師団

第二中隊長との

通信記録を見た

何か落ち度が

ありましたで

しょうか

通信開始から

4分03秒以降

別の回線から

外部通信が入り

混線を引き

起こしました

1分31秒の間

通信が絶えている

詳細を述べろ

中隊長には

その旨伝え

お詫びしましたが

...

セイリュウ・

ルー少佐

適切な

処理では

なかったで

しょうか?

ずいぶんと

神経質ですね

外国が絡む

話の時だけ

まるで何かに

怯えているかの

ように見えますが

...お前の仕事が

気になっただけだ

父親ぶった

言い方は

やめて下さい

失礼します

Hッ!

兄さん

...何だ

私は兵舎に

戻る

いや...

何ていうか

いつもと

違うから

気になって

......

ザンにだけは

誓っておこう

私は

この先何があっても

己が正しいと

思った道を貫く

己を

見失う事は

ない

死ぬまでだ

信じて

離してくれないか

......わかった

信じる

ありがとう

その日から

兄さんは

家に帰らなく

なった

夜営頼む

ルー少佐

お疲れ様です

父さんも

何も

変わらず

部隊で見る

兄さんは

いつも立派で

兄さんに

戻れとも

言わない

父親ぶった

言い方は

やめて下さい。

兄さんが

父さんに

あんな事

言うなんて

まぁ

「フツウの父さん」

とは大分

違うけど...

へー

エリート家庭も

色々あんだな

他人事

だなぁ...

他人事だよ

平民出の俺から

見たら

お前の家族は

完璧な上官だ

こうやって

気ィ抜いて

話せるのは

ザンぐらいな

もんだぜ

それ

ホメてるんですか?

ホメてるよ

おかしな

坊っちゃんだってな

おかしい

......?

この前も

誰かに

言われたな

テッサ曹長?

何だ

この磁波は...

星石の

磁力感知の数値が

一点だけ異常に

高い場所がある

しかも...

移動してる

...?

〝星石持ち〟じゃ

ないんですか?

方向は南東

了解!

人間に埋まる

大きさの星石

じゃない

いい!ハッハッ

おまえなんですよ

ザン!

南門の門兵に

連絡して

異常ないか

確認しろ

冷えて

きたな...

月が

陰った

!?

通信応答

ありません

記録と

にらめっこ

しても

仕方ねぇ

上に報告だ

...!!

な...

何だ!?

て.....

敵襲ー

!!

ッ!!!

商製だと!?

正体不明の

飛行物から

砲弾一撃!

第四師団

中心棟上層部

壊滅巨謡

恐らく

現在第二弾

装填中!

くそ...

夜営で人手の

少ない時に...!

指揮官代理に

通信連絡!!

俺が指揮を

執る

団長!!

あの旗印...

国家では

ないようだな

何がもくてき

目的だ?

近衛師団に

コード「氷山の獣」

至急通達!

了解!!

総員

六角班型で散開!

戦闘準備開始!!

はっ!!

団長!

通信が

つながり

ません!

通信を

先に潰している

そうか

第四師団

所管の

通信本部が

やられたから

...混乱させて

何を狙う?

何で通信塔の

場所を知ってるんだ

...!?

ザン「六角」だ

行くぞ!!

ハイ!!

何か

降りてくる..

歩兵か

だが国を

落としたいならば

直接皇宮を

攻めるはず

何故あそこで

停まっている

皇宮に何か

目的があるな

待て

その方を

どこへ連れて

行くつもりだ?

返答次第では

セレニティス国軍

第一師団団長

マーハン・ルーが

この拳を

もってして

貴様らを

止める!

イッ...

...問答無用か

うぅあァ!!!

あれが..

マーハン・ルーか

新弾

こめろ

...!?

お前..

撃て

...!?

何だ

これは

ただの

物理攻撃では

ない

どー

驚いた..

あの新弾を

受けて

まだ

倒れないのか

誰にものを

言っている

...!!

俺はこの国の

拳だ!!!

そうですね

貴様ら如き賊に倒されはせん!!

貴様ら如き賊に

倒されはせん!!!

ではただの

賊ではなく

私が

お相手を

貴様.....!!

来やがるぞ

各員

星石で盾を

造っとけ!

クソッ!

何なんだよ

コイツら!

あの飛行物...

少しずつ

城に近付いてる

気のせい

じゃない

また散歩してる

なんて事はないと

思う...けど

でも...!

父....さん!!?

父さん!!

父さん!?

父.....

...どうして?

強すぎて...

みんなが

怖がる

あの

父さんが...?

「父さんは

凄い軍人です」

「凡庸な

ところなんて

どこにもない

(1.1882:112家族で)

フツーの...

父さん

じゃないか

.....!

ザン...

父さ...!!

......?

...姫

を.....

オ...オナ

エマ姫!!!

ザン...

ルー...

...

待てよ!!

お前ら...

何なんだ!!

姫を返せ!!!

軍用監獄に

入ったのなんて

初めてだな

...やっはり

国を襲った

あの武装集団

と二緒に

兄さんがいたから

兄さんが

いたから

俺もっか

捕まったん

だろうか!

父さんを

殺したのも

アイツらだろう

なんで兄さんは

そんな連中と...

なんで

エマ姫を

エマ姫...

無事かな

Cha.pter2.

それでは

まず大まかに

状況説明を

さんぼうほんぶそうひきと

参謀本部総務局

クォーラル・ボウド大佐

大失態!!!

昨夜の正体不明の

武装集団による奇襲で

近衛師団2名

第四師団か名

第一師団13名が死亡

その他重軽傷

合わせて

敵にたやすく

皇都侵入を許し

あまつさえ

皇女を拉致される

とはー

皇都防衛の

任にあたっていた

第一師団はもとより

前代未聞

だ!!

近衛師団””貴女方は

一体何をしていたのだね

ボウド大佐!!

―......

時間がないので

お詫びは後で

よろしいか

な...!!

これより我が軍は攫われた

皇女殿下の奪還に乗り出すべく

〝皇女捜索隊〟を

緊急編成します

第一師団団長

マーハン・ルーは

戦死

また武装集団の中に

第一師団のセイリュウ・ルーが

いたとの未確認情報あり

事実とすれば

敵と内通していた

可能性が高い

皆さんには

本日中にそれぞれ

捜索班を編成して

頂きたい

『国境前で

姫を奪還せよ!

一七〇〇のラッパを合図に

敵の追跡を開始します

蛮族を

このセレニティスの

上と遠せ!!

任務通選は

以上です!

目を開けて

眠るのが貴様の

特技だったな

ボウド一族の

面汚しめ

:大事なとこは

ちゃんと聞いて

ましたよ

クロス・ボウド

中佐

姫が撮われた事で

我々近衛師団の

責任も問われている

近衛師団の名誉のため

他の誰よりも

任務完遂に力を尽くせ

そりゃ

重たいなあ

戦死した

マーハン・ルー師団長の

右手から星石が

えぐり取られていた

敵の狙いが

星石である

可能性もあるぞ

他国では星石を

エネルギー源として用いる

研究が活発ですからね

我が国も

そーゆー技術を

発達させるべき

ですよ

...何?

だって敵は

空飛ぶ船に

乗って来たんでしょう?

俺も

乗ってみた..

...冗談ですよ

信用できんな

マーハン・ルーは

戦死...

長男は

内通の疑い

他の家族は

どうしてます?

妻次男

ともに拘束

尋問中だ

では

敵襲時は

配置命令を

無視し

...はい

無断で持ち場を

離れた...と

敵方に君の兄である

セイリュウ・ルーが

いたとの情報がある

......違いま..

君は彼に

接触するため

皇宮に向かった

のでは?

今回の製薬は

セイリュウ・ルーの

内通により起こった

可能性が高い!

!!

わかるかね?

今やセイリュウ・ルーは

国家の敵である

姫が拉致されたのも

多くの同胞が死んだのも

貴奴が引き起こした

事態なのだ

君の教育係

テッサ・ビーストン画長も

重傷を負った

もう第一線には

戻れんかも

しれんな

テッサ

曹長が

知ってる事を

すべて話すんだ

ザン・ルー准尉

あの悪党を

かばい立てするは

国家に対する

反逆行為だぞ

.......

兄さんが

悪党

本当...に

何も...

失礼ー

!?

何だね!

ここへの立ち入りは

禁止されている

はずー

急ぎの任務に

就かされたんで

そいつから

情報収集

したいんです

イヤフ...

あの勲章と

階級章...

近衛師団の

部隊長クラス

...許可は

取られてるん

でしょうな

後で

取りますよ

後じゃ

困る!

お前が

ザン・ルーか

あんまり

兄貴に

似てねぇな

兄を

知ってるん

ですか

知ってるさ

裏切り者

だろ?

.......

俺は近衛師団

第一中隊副隊長

クロス・ボウド中佐だ

オメーの兄貴のせいで

このたび皇女奪還任務に

就かされた

姫の...!?

自分は

本当に何も

まだ何も

話してないのか?

敵を無駄なく

追跡せねばならない

お前が知ってる事を

すべて話せ

やり方が

あるいだけ

じゃないの

ええ

暴力による

尋問は

処罰対象です

時間が

ないんだよ

お前ら一族のせいで

こんなメンドくせー事に

なってんだ

少々痛い目に

遭わされても

文句は言えないよな?

ボクが

兄は裏切り者

親父は役立たず

そんな家系の

お坊っちゃんの

物言いは信用

できませんよ

父は...

.....!!

役立たずでは

ありません...!

役立たずじゃない

だとさ

......

コイツの

母親は?

東収監棟です

そっちを

吐かせた方が

早そうだな

ま...

待って下さい!

母に何を!?

時間がないっ

つってんだろ

母にも

乱暴な尋問を

するつもりですか!?

知ってる事を

話させるんだ

そんなの

...

「そんなの」?

なんだよ

残念だったな

俺なら

許されるんだよ

おい!!

座れ!

行かせません!!

どけ

いやです

父も勲章を

つけていましたが

役立たずと

一緒にすんなよ

あなたのように..

力を振りかざしは

しなかった!

な...!

貴様

何を

上とヨロシク

できなきゃ

軍人はエラく

なれねェぜ?

へェ

母親も守れずに

エラい軍人も何も

あるもんか...!

死んでも

文句言うなよ

硬化

波動

続いてせっ

尖突...

各発動に

一秒と

かからない...

か.....

優秀な

新兵なのは

よくわかったよ

!!?

......?

!?

発砲したん

ですか...!?

まあ...

麻酔銃みたいな

モンだ

ジャマしましたね

しばらく星石の力は

使えないだろうから

安心して尋問を続けて下さい

でも

銃がない

...行かせない....!!

はぁ

はぁ

.....平衡感覚が

やられてる...?

はぁ

常人なら

はぁ

はっ

30分は

動けないはずだ

うぎ

軍監察本部へ

連絡しろ!

尋問中の准尉が

脱走を図った!!

ぜーぜー

...ぷ

ぷはゅはは

お前も

親父と同じだな

早死にする

性質だ

そいつを

こっちへ渡してくれ

できませんな!

上へ報告して

然るべき処分を

わかった今すぐに

許可をとる

それでいいな?

近衛師団に

通信を

つないでくれ

.....?

あの...

お前が

何を思おうが

兄貴が

裏切り者で

親父が

役立たずであった

事実は変わらん

お前にはその分

軍のためにキッチリ

働いてもらおう

何!?

何も知っちゃ

いませんよアリヤ

ルー家の次男を

連れて行く!?

何のつもりだ!

そいつは

重要参考人だぞ

まだ軍服に着られてる

ようなクソガキじゃ

ないですか

......そのクソガキを

何故連れて行きたいのか

聞いている!

紅蠍光槍”が

効きません

でした

神経操縦の

訓練を相当

積んだ者しか

防ぎえないものと

思っていましたが

むしろ皇都に

おかない方がいい

我々にとって

危険なようなら

途中で俺が潰す

までですよ

入れ

......?

俺はこれから

どうしていけば

いいんだろ...

どうやって..

誰か

奥に

母親がいる

あいさつして

来るように

母さん

......

教えて

母さん...!!

......?

ザン...!

ザン...?

ああ...

生きていて

くれたの!

ザンね...!?

母さんもう

誰もいなくなって

しまったと思って

母さん...

その傷...

...母さんね.....

どうしていいのか

わからなくなってね

だって

お父さんは

いなくなって

しまったし

セイリュウは;

...ザン

俺がなんとか

するよ!

兄さんの嫌疑も

何かの間違いだって

母さんこれから

どうやって生きて

いけばいいのかしら...

自害

しようと

したんだ

大丈夫..

俺がすぐに

こんな所から

出してあげる

ちょっとだけ

待っててね

...そうね

そうよね

あなたは

ルー一族の

男子だものね

強い子

だものね

折れるな

俺が折れたら

母さんは

ダメになる

俺が

どうにか

しなきゃ

しなきゃ

どうにか

ザン!?

テッサ

曹長...!!

君の

教育係

テッサ・

ビーストンも

重傷を

負った

もう第一線には

戻れんかも

しれんな

すべては君の兄

セイリュウ・ルーが

起こした事...

何だ

生きてんのかよ

どう

やって

生きて

いけば

良かったぁ!!

オメェ

聞いたぞ!?

尋問中に

逃走図ったって

今の状況で

そんなマネしたら

殺されかねねぇぞ

もう殺られ

ちまったんじゃ

ねーかと思って

走っちまっ...

痛でっ

傷口

開いたッ

あぁぁ

...

う...

これぐらいって

...!!

っ、

俺の家族の事で

テッサ曹長だって...

わしゃ

軍人が

これぐらいで

泣くなよ

俺も...う

どうすれば...

軍人生命が

...っ

生きてりゃ

どーにでも

なるよ

ふぎ

うぐっ

どーにでも

できんだよ

...

生きてりゃ

どうにかなる

そうだ

父さんは

もういないけど

生き残った

んだから

兄さんを

追わなきゃ!

第一師団

第一中隊所属

ザン・ルー准尉

入ります!!!

うるせぇ!!

あい...っ

これは

極秘任務だ

国民は姫が

攫われた事を

知らない

情報漏洩に

注意を払え

他の班員も

いいな!

了解

これで全員

揃ったな

今この時より

俺達は同じ任務の

遂行を目的にする

チームだ

足手まといに

なるなよ

姫に一番早く

たどり着くのは

このボウド班だ

明日の日の出前までに

敵の尻尾を捕らえるぞ

...なんですぐ者...

ChapterStil

皇都襲撃から

20時間経過ー

セレニティス

カルセドニー

オプシディアン

セレニティス軍は

国境線を封鎖し

敵を追い込む

包囲網を敷いた

デッドバン隊

全員乗り込め!

・七三〇

:全隊出動

装備は

すべて

積んだか!?

皇女殿下捜索隊

全十二隊出動しました。

うむ

アンバーと

オブシディアン

どちらの

国境線からも

未確認飛行物の

目撃情報は

届いていません

よし

何としても

国境線は

越えさせるな

......

他の隊は

全部出動して

しまいました

あの

俺達は...

隊長

これは

一刻を争う

任務のはず!

我々もすぐ

出発すべき

です!

そうだな

そう

焦るなよ

車内で

自己紹介でも

してろ

え!!

........

......私は

カットラス・ローラン大尉

...第二師団

特務小隊所属

第三師団

第二中隊所属だ

よろしく

フレイル・

アルジュナ

少尉

第四師団

医療中隊所属

ミセリ・コルデ

准尉です...

あ.....

自分は

第一師団の

ザン・ルー

だろう

今追っている

敵の中に混じっている

かもしれない

裏切り者の親族だよな?

そんな兵士が

何故この特務に

就いてるんだ?

わかりません

自分は

隊長に

言われて

なるほど

我々の隊長に

なった方は

変わり者で

有名だからな

近衛師団の

クロス・ボウド中佐

誰かと

話してます

何してるん

だろう

あれ

戻ってきた

わあ!!!

何を

するんですかっ!!!

列車...?

どうして

この馬車は

壊れてるだろ

下りろ

列車に

乗るぞ

...

.....これは

たった今

隊長が...

急げ!

時間がない

...!?

列車って...

俺達が出兵を

命じられたのは

南方ですよね

Chalredony

列車は皇都より

北方にしか

通っていないはず...

...これって

命令違反で

連帯責任を

問われるんじゃ

ないでしょうか...?

大丈夫

なのか?

あの隊長

北のカルセドニーへ

向かうおつもりですか

そうだ

敵は南下したと

聞きましたが

俺は敵が進路を

変えたと踏んでいる

カルセドニーへ出るには

運河と鉄道が交差する

最も警備の厳重な

ポスポラスの国境線を

通過せねばなりませんが?

元々

警備の

堅い場所と

これから

追手がかかって

警備が堅くなる

場所

どっちが

リスキーだ?

俺はどっちも

そう変わらんと

思うね

兄さん...

エマ姫...

俺は早く

二人に

会いたいけど..

隊長は何を

考えているんだろう

一八三〇:

...ボウド隊列車へ

ここ..

軍用車両

ですか?

ぶっぶ

私初めて

あぁ

俺も...

......?

浮かれるな

こんな時間によく

車両の使用許可が

とれましたね

本来なら

走ってもねぇ時刻だが

目的地には

朝までに

着きたい

ではこれより

作戦を説明する!

単刀直入に

言う

敵側の捕虜は

口を閉じるため

揃って自害した

俺は上層部が

敵が南下したと

決めつけているのは

安直だと考えている

そこまでする連中が

馬鹿正直にまっすぐ南へ

逃げ続けているとは

とても思えん

注目すべきは

敵の乗り物だ

ザン・ルー

はい

お前は昨夜

そいつを見ているな

どんなもの

だった?

黒い鉄の...

船の形をした

飛行物でした

皇宮前の

防壁塔の囲いに

すっぽり船底が

収まってましたから...

大きさは

そーか!?

およそ

全長20ヤード

70ヤード...

そんな大きな船が

空を...?

そんなものが飛ぶには

相当な動力が

いりますね

そうか

カルセドニーへは

運河が

流れている

そう

俺は敵が

水路を使うと

考え

M120

aleedony

現時点での報告では

事前の運航届がない

船籍不明の大型船が一隻

二三〇〇にミゾー税関所を

通過している

今朝から

アルテミス川沿いの

数ヵ所に見張りを

つけた

時間的に

つじつまが

合うのは

こいつだけだ!

俺達がボスボラスに

着くのは明朝

O六〇〇

目撃地点から計算して

大型船がボスボラスに

到着するのは

OKIIO-OEOO

ギリギリですが

先回りできますね

そういう事だ

機関士!

フルスピードで

飛ばせ!!

仮説としては

理解できました

けど...

確証は

ないんですよね?

ない!

もしその予想が

ハズれてた?

終わり

......

それにもし敵が

あのセイリュウ・ルーなら

どっちに行こうが

俺達が敵を召し捕る

確率は変わらんよ

最後まで上層部を

あざむいたやり方を

とると思うが

どうだ

弟?

...隊長

少し

よろしい

ですか

私は作戦には

不満はありません!

何だ

フレイル・アルジュナ

言ってみろ

不満は別の所に

あります

何故

課反の嫌疑を

かけられた男の弟を

この特務に

選んだのですか!!

........

〝星石持ち〟の

エリートだし

かもしれない!?

そんな

理由でー

使えるかも

しれないと

思ったからだが

彼を仲間として

信用できません!

途中で裏切って

兄貴を逃がすかも

しれないじゃ

ないですか!!

そんな事

しない!!

信用

できない!!

昨夜の敵襲で

第二師団にも

死傷者が出た!

お前の兄のせいかも

しれないんだぞ!!

フン

足手まといに

なるに決まってる!

マーハン・ルーだって

最強を謳われて

おきながら

あっさりやられた

じゃないか!

だからこそ!

俺はこの任務に

全力を

尽くします!!

それが俺の

果たすべき

責任です!

なるほど

第一師団の

マーハン・ルーが

出てくるまでは

第二師団の

アルジュナ一族ー

お前の一族が

最強と謳われて

いたものな

そりゃ面白く

ねぇわなぁ

カ...

カンケー

ないです!

そんな...

出迎!!

なんだよ...!

ルー一族を

けなしたい

だけなのか!?

うるさい!

そんなの

関係ないって

言ってるだろ!!

あぁん

逆うらみ

じゃないかっ!!!

あ...

あわわわ

何だと!?

気にくわん

あぁ

!!

アルジュナ少尉とは

理由が異なりますが...

火に油を

注ぐような

ことを...

自分も

この人選には

納得しかねます

やめ

なっ

何故あんな

新卒兵

ばかりを?

立派な軍歴のある

兵士じゃ命令違反に

ついて来ないだろ?

自分はこれでも

十年戦士ですが

......

お前は資料を見て

上官の命令を

絶対とする兵士だと

思ったから選んだ

カットラス・ローラン

俺を絶対としろ

要するに

不運だったと

いう事ですね

そも

いいかげんに

せんか

きさまこっ

アタリか

ハズレか

どっち

かね

ポスボラスの国境線から

南西25Km地点

○一〇〇・アルテミス川沿い

!!

何!?

船が

停まった?

はい

別の集団に

引き渡した

模様です

乗り換えた

船があるはずだ

特徴は?

大型船の

死角に入って

こちらからは

見えませんでした

小型船だとは

思いますが

お前

特別手当

ナシな!

それが

荷物

積み終わり

マシタよ

そんな

出せ

スピードを上げて

国境線を越える

気だな

船を乗り捨てて

行きましたか

あぁ...

小型船となると

船足が早まるな

俺達が

ポスポラスの

国境線に

着くのは六時

小型船だと

大型船より

一時間前後

早く着くとして...

向こうは六時前に

着いちまうな

早朝五時からの

国境線越えの検問は

小さな漁船の一つにまで

インネンをつけて

引き延ばすよう

通達する!!

一分の遅れも

許されない

状況になった!

ホントに上官に

恵まれなかったな...

気ィ

お前らも

張っとけよ!!!

...

兄さんを...

捕まえるー

積み荷は

飛翼から

外した星石は

砕いてこのトオリ

輸出物資の

でき上がり

デスヨ

しかし...

こんなものが

生まれながらに

体の中に埋まって

いるトハ...

あなた方

“星石持ち”は

何かに選ばレタ者

なのでショウネ

...ファン...

フッコッ

失礼します

少しは

召しあがって

下さい

そのような

質素な服を

着ていただくのも

国境を越える

までの事ですから

ドレスを

着ていなければ

誰も皇女に

気付かないの

でしょうね

ずいぶん...

川をはじ

走ったみたい

...ええ

朝から

丸一日は

そう

いくら

かくれんぼが

得意でも

もう探しには

来れないわね

......?

うん、

エマ姫

お迎えに

あがりましたよ

人形のように

表情の

変わらない

姫様デスネ

ああ

そろそろ

ポスポラスだ

見えて

きたぞ

ポスボラスの

国境線だ!

ローラン!

検問場の

場所は

把握してるか

ええ!

よォし

ガキ共を

先導しろ

了解!

走れば

五分の距離だ!!

全員すぐ

出られるように

しておけよ!

検問場に

急行するぞ!!

線検問場

○六〇〇・ホスボラスの国境線・検

あの壁...

要塞のような

囲いデスネ

国境線上で交差する

運河・鉄道が走る

この大陸の流通の

大拠点だ

両国共に互いの

侵略行為を

常に警戒している

そのせいで

検問もこんなに

慎重なんテスカ?

事情は

わからんが

大分

待たされたな

オイ

まだかよ

ハイヨー

メタル・クレシェンド

カンパニー

書類を先に

回収する!

出国目的は

まだね

じゃじゃ...

何だよ

押すな

Mr.ロウ

船に乗れ

エ?

おい

まだ検印を

押してな...

出せ!

えでも

門が閉まった

ままですし

前にも

船があ

動くなァ!!!

この場の船

すべて

我々が

調べさせて

もらう!!

セ.....

セレニティス

!!?

アレだ!

追うぞ

職員

船を貸せ!!

エ...

工マ姫!

工マ姫!!

いるんですか!?

エマ姫!!!

!!

オイ!?

セイリュウ:

逃げるな!

出て来い

セイリュウ!!

フジイクロックの

あとがき

ブレクハズ「俺は何たるん

「レーバー」のあるお願いがとうございます。

なんかデカい話になっていましたが、

このマンガは、家族からこのことができるのが、このブログに

スタイしたんです。

いけぜ、あさっこの方向

家族なんか、君は全員産げー

みんな男のものを正しいと思ってるよ。みたいな。

なんで同じ家で暮らしてくそーなんちゃんのって事

現実ですが、あるならと思って

この時のことについては、思います。本当に好きなものかもしれませんが、今までレッスンがたいということを考えてしまいました。

背筋にいけたうちぁと思ってます。

いやいや、つまもなんではいいよね〜。

え、その上を中心に

スタッフ

いつも

ありがとう!!

その他、ハルドスコミ体によって、

佐々木

プレイクハンズ〜星行を継ぐ者〜

著者名...。佐々木ミノル

発行者...

発行所...

...三坂森二

...株式会社メデイアファクトリー

http://www.mediafactory.co.jp/

.2012Mimoru『asaki

謂子書籍威ver.l.1.10

2012年8月31日

無断で複製・期間・放送・データ配信などをすることは

かたくお断りいたします

佐々木ミ

日本日本人「MINOR」

...

...

星石を継ぐ者

紫湯祭・