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Instructions:
sHONEN
MAGAZINE
...
キャックスは、Wordion
2012年秋人
「西尾維新震大暮維人
西尾維新大暮維人
漫画「ノートラブルはキャラクター駅系・WOPAN
MAGAZINE
cx
羽
?翼
暦
阿良々木
Ararogi
Koyomi
キスショットを助け
イスンョントを助けたことで彼女の眷属だった。
昔火ちゃんに
属となった少年人に言え
ハンターたちと戦
に戻るため、3人の
う、優...
またHonekowoTsubaso
HanekawTsubdsaこみ
暦と同じ高校に通
胃と同じ素収に追う通り付くほどの場所を占うときに関してまで、私を助けようとし
喉に晒してると、暦を助けようとし
ている。
う。
キスショット・コ・ニュー
アセロラオリオン
ハートアンダーブ
Kissshat_Acaroidorion.
Heattunderblode
忍野メメOehine
暦の前に突如現れ
眉の前に父が死た、自称・怪異の事なんか...
門家...暦たちとハ
瀕死のところを暦で
瀕死のところを暦に救われた"怪異の二
王・とも称される強
ンターたちとの間
を取り持っている。
力な吸血鬼。少しだ
け力を取り戻した。
ギロチン
カッター
の
Gulloinecuher
人間ながらキスシ
コットの両脚を奪っ
たヴァンパイア・ハ
ンター。奇怪な道
具や術を使う。
...
春休み。死を覚悟して傷だらけの吸血鬼
キスショット・アセロラオリオン・ハートア
ンダーブレードを助けた阿良々木暦はし
かし、彼女の眷属として吸血鬼になってし
まった。暦は人間へと戻るため、キスショッ
トを狙い襲い来る9人のハンターたちと
戦うことに。羽川を失いかけながらも、二
人目、ヴァンバイアハーフのエピソード
に辛勝した暦であった。
消火器
第零話
こよみヴァン
羽川?
ちょっ...
「は?何これ
どうせ夢オチだろ?」
――と
思われるだろう。
4月5日
午前6時。
これは
紛れもない
現実なのだ。
ある意味
夢のような光景では
あるがー
...
混乱して
話を飛ばしすぎたようだ。
――順を追って
話そう。
負けたぜ。
そう睨むなよ
お前の女に
手ェ出したことは
謝るさ
正直、
俺も余裕はなかった。
許せ。
お前の女じゃ
ねぇの?
......たたの
友達?
ほーふーん
へっ
1回ぐれぇ~~
...〜〜勝ったからって
調子にのんなよ?
あ?
大体あんな一発芸が
ギロチンカッター相手に
適用すると思うな
俺も大根だが
アイツのイカレっぷりは
次元が違うぜっ♡
へっへーーっい
ギッタギタに
されろやぁ
バーカバーか♪
去り際、
...
エピソードが
妙に嬉しそうだったのは
気のせいだろうか。
ふむ。
その日の夜
一般人にとっての早朝
そういえば、こんにちょっと
チャイヤーバーやインタリング
いやいや、そういうわけじゃないか
...
そういうことで、これからも、
私も今日から、いいじゃないですよ
キスショットも
嬉しそうだ
実際に「手足〟となって
働いた僕も
それは見ていて嬉しい。
合体。
17歳ぐらいだろうか。
12歳から
17歳というと、
人間も第二次性徴期を経て
最も見た目が変わる
時期ではあるがー...。
でっ
でっかっ...!!
ほっ♡
しかし、僕は
ただ喜んでばかりも
いられなかった。
なぁ
キスショット
ギロチンカッターの
ことを
ちゃんと詳しく
教えてくれ
お前の説明
暖昧なんだよ
僕もちゃんと
聞くからさ
ちなみに
ソレ
「マイナス」じゃ
なくて「二」
「プラス」じゃなく
「十」だから
そうか?
マイナスからプラスまで
説明しても
あまり意味はなかろうが
意味は
ーある
ーもう二度と
エピソード戦のような
失敗は―ごめんだ。
ギロチンカッターはのう
とある歴史の浅い宗教の
大司教じゃ
その宗教では
怪異の存在を
認めておらん
認識していない
ーーという
意味ではないぞ?
わかるな
......?
存在を許さないってことか。
存在を許さない
ーってことか。
つまりキスショットや
ーー僕の存在そのものを...
つまりキスショットや――僕の存在そのものを...。
それにしてもあの若さで大司教って。
それにしても
あの若さで大司教って。
...それだけ優秀ってことか?
......それだけ
優秀ってことか?
ギロチンカッターは
あやつらにとって
”存在しないはずの
存在である怪異を
消却する役割を
自らに課しておるー
大司教であるとともに
特務部隊の隊長でもある
この国の言葉で
言えば
裏特務部隊
聞きぁみなさん
参りましょう黒分隊
影の隊長じゃ
なるほど
直訳すぎだろ。
よいように
せよ
任せる
ドラマツルギ!
ドラマツルギーの
名刺といい
ーどう戦えばいい?
吸血鬼は日本語が
苦手なのだろうか。
ギロチンカッターは
ただの人間
だというーーが。
人間だからこそ
ヤバい。
人間なのに、
ドラマツルギーや
エピソードに一目置かれ
キスショットの両脚を
もき取ったのだから。
信仰とか..
信念とかって...
なんか相当に
厄介そうだもんな...
待て従僕
!?
行く前に――
何か大事なことーーを
忘れておらぬか?
のう?
たかが腕の1本2本
取り返したとて
調子にのるでないぞ
はあっ
はぁ
はっ
...ヤバい
はぁ
あ...頭って...
こんなに...
なんつーか......こんな
触っちゃいけないところ
って感じの
場所だったっけ...?
うわっ
本当に
大きくなるんだ
!
へー
まるで別人だね
すっごい
美人さんに
なってる
おはよう。
羽川。
おはようございます。
阿良々木くん
あれだけ派手に
制服が破れたのだから
ついに言いに
羽川の私服が拝めると
思っていたのだが。
裏切り者。
え?
んん?
なんのこと?
羽川。
腹の傷は
どうだ?
平気
ーーっていっても
傷なんて
残ってないし
そうか
どれ
ちょっと見せてみろ
何が「どれ」よ
この手は何?
あれ?
...怒られた。
マジメに
言ったのに...。
羽川..
ちょっと
話があるんだ
あそうだ
飲み物買ってきたよ
コカ・コーラ
ちなみに私の分は
ダイエットコーラ
羽川。
聞いてくれ。
もうここには
来ないで欲しい。
......
お願いだ
羽川。
WARANANOW
もうここには
来ないで欲しい
まぁ
言われると思ったし、
お願いだから
傷つかないでくれ
ーこの間とは
違うんだ。
お前の財産が
目当てだったんだ。
お前を
巻き込みたくないって
気持ちは同じだけど
今回は違う。
...どう違うの?
昨日
エビソードの十字架が
お前の脇腹をえぐった時...
僕は訳がわからなく
なっちまったよ..
頭に
血が上っちゃって
不死身の体
なのに
死ぬかと思った。
死ぬかと思った。
自分の
傷のように
羽川とは4月になってから毎日会っているけど。
羽川とは
4月になってから
毎日会っているけど。
人間強度の話...
痛かったんだ。
――多分、羽川が
そうしてくれなかったら、
ーしたよな?
僕の心は
とっくに折れていただろう。
羽川...
僕は...
昨夜のことだけじゃ
ないのだ
僕はさ...
僕がどれほど
羽川という
存在そのものに
助けられてきたことか。
ーだから。
...
だからこそ。
言わねばならない。
僕はお前を
ないがしろにしてまで
人間に戻ろうとは
「思わないんだよ。
......私
別にそんなこと
されてるつもりは
ないけど?
でもさ
何やってんだって
――思わないか?
大事な時期の
春休みをさ
僕なんかのために
貴やして......挙げ句
死にかけて
何やってんだ
って思わないか?
ぜっ...
全っ然!!
記憶飛んじゃってて
よく憶えてないけど
どちらかといえば
阿良々木くんの方が
私を助けて
くれたんじゃない
もし逆の立場
だったとしたら
そんな風には...
考えられないよ
ー僕が昨日の羽川のように
行動できるとは思えない
エピソードのような
危険な奴の前に
不死身でもないのに
身体を晒せる
自信はないー...
でも
お前は
ーやるんだよな。
怖いよ
お前。
言葉を
いろいろ探してー
正直、
選ぼうとしたが
無理だった。
引く。
...
ついこの間
知り合ったばかりの
友達に
どうして
お前がそこまでしてくれるのか..
僕には全然わからない
まるで
聖人だ。
お前は。
だけど...
お前の自己犠牲は
僕には重すぎるっ...
それに耐えられるだけの
器が
僕には
ーない。
僕のために
お前が傷ついたりするかと
思うと...
治るとかっ
治らないとかじゃ
なくて...
それが
怖くてっ...
想像しただけで
体が動かなくなるんだ
このままじゃ
ギロチンカッター
とは
戦えない
自己犠牲
なんかじゃ
ないよ。
んー...
本当の私を知ったら
阿良々木くん
幻滅するよ
私は、そんな
いい人間なんかじゃない。
......私は
自分がやりたいように
やってるだけだし...
だから
それに
強い人間でも
ないよ
自己犠牲
なんかじゃない
じゃあ...
......なんだよ?
自己満。
それこそ、ドン引きずるぐらい。
私は
ずるいし
したたかな
つもりだよ
私は阿良々木くんの
都合なんて関係なしに
自分がやりたいように
やっているだけ
聖人でも
聖母でもないし
ましてや
阿良々木くんが
気に病むことなんて
何一つないのに
多分私ぐらい
自分のことしか
考えていない人間は
いないと思う
そこまで幻想抱かれると
困っちゃうナ...
......
でも
ま
学園バトル漫画も
かなりの量に
なったわけだし
もう私にできることも
なさそうだもんね
買い出し係も
そろそろお役御免かな
...いや
ある。
待っててくれ。
新学期
ー学校で
僕のことを
待っててくれ。
ーそれは
思うけど。
「大変なことだと
来るかどうかも
わからない人間を
待つことが
どれだけの苦痛と不安を
伴うものなのか
わからないわけじゃ
ないけど。
「どうか、
羽川にだけは
待っていて欲しいんだ。
またお前と
おしゃべりできることを
僕は心から
楽しみにしている。
おおっと
ピピピ
ビビビ
ビビビ
...ん?
なんの音?
ときめいた音。
えっ女子はときめいた時
そんな効果音がするのか!?
また目覚まし時計みたいな
音だなぁ!
たない危ない
いつもその手で
女の子を口説いているのね
いやいや
意味わかんねーしッ
ん
羽川は大仰に背伸びをするようにして
それから意を決したような表情になり
そのまま制服のプリーツスカートの中に
...
裾から両手を差し込んだ。
またぞろスカートを
まくりあげるのかと思ったが
いくらなんでも
しなかった。
羽川はそんな脈絡のないことは
...
...
...
...
...
...
...
...
...
それって、私と一人の
...
...
...
そういえば、
これですけど
その代わり
パンツを脱いだ。
最高級に脈絡がなかった。
はわっ
...!!?...ここになってるの?
はっ...
羽川ッ...!?
きゃ
きゃえ
えっとね
阿良々木くん。
学園異能バトルの
クライマックス直前の
シーン風に言うなら、だけど
「貸してあげる」
「新学期に会った時
返してね」
!?
...
新学期に会った時
返してね..
いっ
いや
いやいや
いやッ!!
お前が買ってくれた漫画に
そんなシーンは
確かにあるけれどっ
あの時のアレは
ネックレスだろうがっ
私
ネックレスなんて
してないし
だって
阿良々木くん。
パンツが
好きなんでしょう?
好き
だよッ?
否定はしない!!
それを
否定することは
阿良々木暦の
アイデンティティに
関わるから
否定はしないよ!!?
ノーとは言わない
阿良々木暦!
えっ..
えっと...
だけど!
だけどさぁ!
はい
!!?
ぐぁ
ひっ
あ.....でも
いらないんだったら...
羽川.....!
ほわあっ
悪い...
これは―返せない。
え?
...はぁ!?
ーていうか
絶対に返さない。
これは家宝として
阿良々木家の子々孫々まで
受け継いでいく。
それは
やめて欲しいなっ!!
このパンツは
お前の肉体から
水遠に失われたー
なんて
勝手なことを!!
パンツは
返さないけど
ーその代わり
.....僕は
...僕は
恩は絶対に返す。
言う。
精一杯、
見得を切って。
ここで
広げないで...
......
羽川にとって
僕が必要な時に
......僕は絶対に
そこにいる。
お前に恩返しすることが
今日から僕の生き甲斐だ。
いいから
パンツを返しなさい
私はこれからノーバンで
こんなキュリティの低いスカートで
家に帰らなきゃいけないわけだけど
むぅう
ーって
いうかさ
消火器
それに比べたら
――阿良々木くん
ギロチンカッターさんに
勝つことはそんなに
難しくはないでしょう?
そりゃそうだ。
どんな厳しい
戦いでもー
それを思えば
乗り越えられるだろう。
きっと楽勝に違いない。
羽川。
健闘を祈る。
健闘を祈る。
私は、
思う。
ー私が阿良々木くんだったら
ーどうしていただろう
さら普通なん
あまり愉快な結論が出そうな疑問じゃ
あまり愉快な結論が
出そうな疑問じゃ
なかった。
なかった。
ーん
うー
「でもこれが
自然の摂理
だから
仕方ないよね」
―なんて、
諦めて。
案外、
あっさり見捨てて
いたかもしれない。
後味の悪いストレスをどこかにポイしていたかも。
彼味の悪いストレスを
どこかにポイしていたかも。
そんな不法投薬を野良猫が食べたらどうなるかなど考えもせず。
そんな不法投棄を
野良猫が食べたらどうなるか
など考えもせず。
阿良々木くんは
少なくとも
泣き叫ぶ死にかけの吸血鬼は
泣き叫ぶ
死にかけの吸血鬼は
優しさなんかじゃ
生き長らえさせられなかった
だろう。
この先
どうなるん
だろう...
阿良々木くんが
人間に戻った時
それはちゃんと
同じ場所に帰っても
ーもう
戻れたと言えるのかな。
見える景色は
全く違ってるんじゃないかな。
阿良々木くんは
何も悪いことを
していないのに...
見捨てられなかった
だけなのに
諦められなかった
だけなのにー
罪を犯していない
彼だけが何故か
罰を受けている。
どうにかします。
私が
私はつい
口にする。
決意というほどの
ニュアンスもなく。
そうだ
僕を
待ってて
くれ。
阿良々木くんが
帰ってこれる
場所を
私が
...うくろう。
そして
私はまだ
知らなかった。
もうとっくに
どうかしてるなんて。
恋をしてるなんて。
!!!?
ひ
...
ちなんと
ricro
8ckuri
それはそういえばいい。
阿良々木くん
悪い
ミスった。
すまない
迷惑をおかけし
おります。
いや
これは完全に
僕が悪い
昨日の夜
並人部!
羽川が...
僕は
委員長ちゃんのことも
300万円で請け負うと
約束したわけだからね
普通
この世界に生きる人間は
一般人を巻き込みたがらない
ものなんだが...
完全に
裏をかかれた
誘......!!!?わ
でっ
でも...
なんで羽川が
この場所は
わからないハズ
なんじゃ......
なかったのか?
僕としたことが相手の器量と力量を見誤っていたよ
僕としたことが
相手の器量と力量を
見誤っていたよ
ここを離れた後でも
結界は有効に作用する
こいつは
がなり強力だからね
恐らくギロチンカッターは
・物理・で羽川を
見つけ出したのだろう、と言う。
つまり、
足を使って地道に情報を集め分析し、
あたりをつけて
根気よく張り込むー
極めて
人間くさいやり方で。
......
ぽっ.....
僕は...
何をすれば
いい...!?
条件は
これまでと全く同じ、
と言ってきたそうだ。
だが戦う時間の
変更だけ指示してきた。
4月5日の深夜
ーつまり今晩だ。
彼女が家に
帰らなければー
当然騒ぎになるからね
それまでに
決着をつけたい。
――ということ
だろうさ
腐ったやり方だが
〝プロフェッショナル〟
ということなんだろう。
奴の作戦はもう
ほとんど成功している。
羽川の身に
何かあったらー
僕は、
僕が羽川に
言った通りに
想像しただけで
体が動かなくなっている。
これはー
僕のミスだからね
阿良々木くんに
勝つための
ヒントをあげよう
まずは
学園異能バトル漫画の
主人公のことは
全部忘れるんだ
そして
人間であることを
諦めろ。
うっ
......!
あっ
後ろで変な声を出すのは
やめてもらえませんか
仕事の邪魔です
あ
ごめんなさい
ごめんなさい
なんか...
見てるだけで痛くって...
その鞭...
ペニテンシアって
いうんですよね?
それ、どんな意味が
あるんですか?
......さぁ。
天からの手紙によって
神に教えられた通りに
やっているだけです
僕はそこに疑問を持たない
僕はそこに
疑問を持たない
神の教えは一つ。
神への道も一つしかありません。
私にはー
よくわかりませんけど
あなたの神様が
私にこういうことをやれと
命令したとは
とても思えません
少なくとも
ハイラ...
己に鞭打って
痛いのは
僕だけです。
神は痛くない。
神はただ
光の方へと
道を指し示すだけです。
その道に立ちふさがり
追いすがる闇を祓うのは
人の役目。
体が傷つくのも
名誉が傷つくのも
――心が痛むのも
僕だけです。
神への侮辱は
赦しません。
それ以上近づいたら
舌を噛みます
舌を噛んでも
実際は死なないそうですけど
人質が傷ついてしまえば
あなたの武器・としての
価値も威力も
下がってしまうのでは?
あなたは自分を
過小評価しているようだ
それで彼が動揺し
戦闘力が下がるのであれば
効果は同じですし
最悪指一本でも
残っていれば
彼は取引に応じるでしょう。
ーしかし
あなたの体の
後片付けのリスクは
無視できません
何より僕は今
そんなこと。に
時間を割いてる暇は
ないのですよ
あれはっ...。
ハートアンダー
ブレードさんの...
脚....ッ!?
夜までに
こいつを
仕上げなければ
私はー
間違っていた。
私の方こそー...
この人のことを...
過小評価していたのかも
しれない。
だってほら、
人質の女の子を
切り札に使う悪者なんてー
秒殺される雑魚キャラの
典型バターンだし。
ーー違った。
これは
ーー駆け引き。
この人の本当の狙いは
全く別のところにある。
久しぶりに
...
私はこの人にとって
武器でもなんでも女い...!!
ただの
囮だ.....!!
怪異を加工して
造った呪具など
ありふれていますがね...
〝怪異の王〟
キスショットアセロラオリオン
ハートアンダーブレードの
体を使った試器など
どこにもないでしょう
ハート・アンドリルと
名付けよう。
Bakettornidに
期間
来ましたね。
は
ね
わぁっ
ふ
おやっ
走ってこられたのですか
あ..
は...
身体を
霧に変えることも
できないとはー
やはり成り立てですねぇ
.....あい
うん...
ごめんっ、阿良々木くん
私が足を引っ張っちゃって...!!
でも..今はとにかく
伝えなきゃっ...!!
私はただの
囮なんだって。
!!
犯罪だろ
コレ。
あちこち
えっ!?
あ......うん
そうだと思うけど
そんな改めて
口で確認することかなっ。
むっむっ
うう...あっ.....
あああっ...んんっ
ーうっ
んんっ
あっ
素数だ
素数を数えるんだ...
ああんっ
阿良々木くんっ
この人の狙いは
ああんっ
って
ええっ!?
.....ちょっ
なんで目を閉じちゃうの?
見てっ。こっち見てつ。
いいじゃな
今、数学の復習とか
してる場合かなっ!!
勝手に喋らないで
いただけますか
ーん
うー
入って言葉を口にできないだけで
こんなにも不便な生き物だったんだね。
そうだ!!
モールス信号なら
...
パチ
こ
れ
は
ワ
だ
ナ
...
UBIC機関
けっ
おいっ
お前ええッ
やめろぉぉ
あれ。
通じない?
やっぱり英語だと
難しいのかな?
!!
脚は拘束されて
いない...。
脚で大きく字を書けば、
伝わるよね。
よし。
これだ。
こ・れ・は・
ワ・ナ・だ・よ
阿良々木くんッ
見てっ
......?
パンツ穿いてなかった...
羽川をどうする
つもりだ
だ...
大丈夫だよね?
薄暗いし
逆光だし...。
そっ
そう!!
今はそんなこと
言ってる場合じゃないし!!
どうもしませんよ
あなたがどうもしないのなら。
見.....
見えない...よね?
あなたがこの娘を
どうにかするつもりなら
僕もこの娘を
どうにかしますけどね
成り立ての人間は
人質が普通に適用するから
いいです
純正の吸血鬼では
こうもいきませんからね
それとも人質が普属ならば
話は別なのでしょうか
うんっ。
あなた、
ハートアンダーブレードさん用の
人気になってみます?
って。
かっ...考えすぎたら...
どんどん恥ずかしく
なってきたっ...。
うわ
せーので
やろう!!
せーのっ!!
せー
ーのっ!!!
......
つだけ...
お前に訊きたいことがある
こんだけ
なりふり構わねぇのに...
なんで
一人で来た...?
ドラマツルギーさんと
エビソードくんは
残念ながら故郷に
帰ってしまいましたからね
...違う
お前は―大司教で
〝裏特務部隊
闇第4グループの影隊長・
なんだろう?
ふぅ...
物陰からスキを見て
3人がかりで襲うー
というのを疑っているなら、
御心配なく
ーなのに
なんで
ここにいるのが
お前一人なんだよ...?
ー
全員ー
天に召されたから
ですよ
隊の者は
一人残らす
いや...正確には
一人...
生き残っては
いますけどね...
彼らは
幸いである。
神の教えを
忠実に守り抜いて
教えに殉じた。
だから
神に愛された。
こんなにも早く
天に昇ることを
許されたのですよ。
神
つまり僕は
こう仰って
います。
......お前の方が
よっぽど化物だよ...
僕に愛されなさい。
化物であるあなた方が
僕に赦される道は
死ぬことのみです。
神。
――である
僕が君に一つ
訊きましょう。
人間とサルの
違い
とは?
いえ。
省略。
どうせ大したことは
答えられなさそうな
脳ミソのようですから。
神の答えは
プロの命の価値を
己で決めることができる。
やっぱり答えなくていいです。
です。
どう生き
どう死ぬかー
何に命を
使ったのか
...もし君にまだ
人の魂の欠片でも
残っているのなら
手を挙げてー言いなさい。
「参りました。
この少女の命と引き換えに
どうか私めを
殺してください」と
悪いが、
僕はもう
人間を
やめたんだ。
羽川をないがしろにしてまで
人間に戻る気なんて
なっ
僕にはない。
羽川のいない学校に
僕一人が戻ったって
なんの意味もないんだよ。
霧になんて
なれない
ーーでも、
ーでも
植物なら
カンタンだ。
僕はずっと
植物になりたいって
思ってたんだから。
至極簡単な...
まずは
学園異能バトル漫画の
主人公のことは
忍野。
――だよな。
そして
都合のいい話だった。
全部忘れるんだ
お前は
正しい。
こんな学園異能バトルの主人公は
むしろ、敵役だ。
いるわけがない。
そりゃあ
ーね
身体を
変形させることくらい
できるさ
ドラマツルギーが
両腕を変形させ
武器としていたように
僕は両腕を
植物の形にして!
地に潜らせた。
僕は両腕を植物の形にして地に潜らせた。
知りません!!!
それでも...何で
阿良々木くん。
盤は甲羅に似せて
穴を掘る
と言うけどね
今はー
人間であることを
捨てるんだ
...いっ
君が人間の形に
こだわる必要は
どこにもない
ーそんなことは無理だ。
と繰り返す僕に
いやっ...
忍野はこう言ったのだ。
委員長ちゃんを
見捨てることは
できるのに...?
忍野。
たしかに、一度は羽川を
見捨てようとしたことを
思えば―こんなの
なんてことはなかった。
全く...
本当に...
嫌な奴だよ
お前は。
ー僕はただ、
人間に戻りたいと
願う僕には
こんなこと
できてはいけないと
思い込んでいた
だけなのだ。
僕はもうとっくに
化物なのに。
予測通りです。
吸血鬼にとって
変形スキルは
最も
初歩の初歩
吸血鬼退治の
専門家である
僕にとって
与じやすい!!
それでも、
――少年よ。
君はこの少女が
人質にとられたと
知った時、
心のどこかで
こう思ったはずです。
ギロチンカッター、
という男はー
卑劣で卑怯で
☆
...
7影号から送
そして、
ええとといえば、こんな
焦っているーーと。
―その瞬間に
あなたは
負けたのです。
俺は、逃げ物からで
今朝みてほとんど
パワイの人気だけじゃ
こうして僕を侮り
用心もせず真正面から、
なんの工夫も戦略もなく
向かってきた。
まだロクに使えもしない
力を使って。
僕にとってそれは
ただ的がでかくなったに
過ぎない!!
来い。
ハート・アン・ドリル。
です。
わかりますか
怪異の王、
キスショット・
アセロラオリオン・
ハートアンダーブレードを
追って
15年
ようやく訪れた
この瞬間の価値を。
心と志を同じくする者たちを
一人一人失っていった
この歳月の長さを。
きっと
理解はできないでしょう。
貴様らバケモノにはー
―決して。
......
ピィっ
...
もうしわけありま...
どうした
!?
もっ!!
もうしわけ
来い!!
ごめんなさい
ごめんなさい
もうしませんもうしません
おっ
お許しをっ...
ひ
大丈夫か
羽川。
あ
...はい。
あ、あの
?!
阿良々木くん。
ちょ...
ちょっと離れて
あ...
ありがとう
で...でも
そのー
近寄らないで
こっちに
来ないで
ていうか
触らないで
...そりゃあ
......そうだよな
僕のせいで
殺されかけたんだし
あんな化物の姿を見せられたら
あんな化物の姿を
見せられたら
当然の反応だよ。
これで
いいんだ。
これ以上、羽川を危険な目に
遭わすわけにはいかない。
ん..
それだけでも、それでも
い!?
あ。
いっいや...
阿良々木くん。
そうじゃなくてさ
えー
ーと
いまんた
今バンツ穿いてないし?
それはよく
知っているー
今まさに
そのパンツは
僕のボケットの中で
握りしめられている
!!?
神。
つまり
僕は
こう仰っています。
っ
まだっ...
僕は
救うために
ここにいる。
故に
ちょっと
そういうこと
ありがとう
武器は持たない。
武器を持って
いるのは
あなた方です
私はただ
その力を
ほんの少し
「利用するだけです
わかりますか
あのナイフも
あのドリルも
私の武器ではない
お前たちの力です
――お前たちはー
わかりますか!?
自らの武器で
滅ぶのです!
神はただ
その手助けを
するだけですッ!!
神っ
つまり
僕はっ
こう仰っている
ッ!!!
なめんなッッ!!
少女よ
逃げなさい
この体は
もうほとんど動かないが
あのバケモノから
君を救う
盾ぐらいには
なれるでしょう
阿良々木くんは
私の命を
2度も助けて
くれました
むしろ!!
私に危害を加えたのは
あなたの方じゃ...
いいえ。
あのバケモノは
勝手に君を助けただけ
ーです
君は全く
助かってなどいない
君は
むしろ
逆。
ゴッ
あのバケモノに
関われば関わるほど
深く傷ついていくでしょう。
神!!
救い!!
使命!!
神!!
救いっ!!
使命!!
神ッ!!
カ4
やぁ
おはよう
阿良々木くん。
なんだよ
忍野...
いいから
こっち
途轍もなく眠いぞ...
ハートアンダー
プレードちゃんは?
寝てるよ
お前が
全然戻ってこないしさ
結構キツめの呪で
縛られてたからね
ちょっと時間が
かかったのさ
うん
彼女の脚。
.....しっかし
ああ
ソレ?
ギロチンカッター
...よく判んない奴だったな
怪異のこと
否定してる割に
利用したりとかさ
使命使命って...
......あれで正義の味方の
つもりだったのか?
正義の定義は
人それぞれさ
君にとっては
悪党だった
というだけ
例えばさ
野ブタや猪は
山にいる時は
鳥獣保護法で
護られている
時には
山の神様になったりも
するしね
けれど
里におりてきたら
害獣扱いで
銃で撃たれるだろ
指定書獣
爆安!!
はい
豚バラ切り声としば走り
結婚相談会がないの
そして
飼って増やしたら
―それはただの
食べ物でしかない
見方によっては
その本質すら
変わって見えるだろう?
怪異も
そういうものーーさ
ギロチンカッターは
その辺
割りきっていたんだろう
彼はプロだからね
ーと
忍野は言った。
......つまり
アイツから見て
羽川から見た僕は――
羽川から見た
僕はー
僕は害獣にしか
見えてなかったって
ことなんだろうけど...
どう見えて
――ともかくこれで
四肢を全て蒐集したわけだね
いるんだろう...。
ミッション
コンプリートだ
まだ:ちゃんと
人間のカタチを
しているんだろうか。
見事の一言だよねー
なんの経験もない
一介の高校生がさ
歴戦の吸血鬼退治の
専門家を相手とって
3連勝だからねぇ
おめでとう
阿良々木くん
僕も他人事のように
嬉しいよ
他人事かよ
他人事だもん
そりゃそうか
はは!
や
はぁ...
......
もう終わったんだから。
ーこれで僕は
人間に戻れるのだから。
人間に戻れるのだから。
終わった
だよ.....な?
......?
あ、そうそう
阿良々木くん
君が
吸血鬼になって
もうそろそろ
2週間って
ところだけど
最近
何か食べたい
思わないのかい?
ーとは
阿良々木くん。
最近
何か食べたいー
とは思わないのかい?
ん、
いや。
全然
吸血鬼の
不死力って
ことなのか
知らないけど
食欲はあんまり
ないんだよな
......それが
どうかしたのか?
いや、別に
なんでもあるよ。
あるのかよ。
まぁさすがに
そろそろお腹も
減ってくる頃だとは
思うけど
はっはー
腹ペコで
イライラしてる
ってわけでも
なさそうだね
疑問が
あるんだよ
忍野...
頭じゃあ...
わかってるんだけどさ
なんかー
ひっかかるっていうか
運が良かった
――でもいいんだろうし
どうして
僕が
疑問
というよりは
ただただ
不思議なのだ。
たまたま
――でもいい
ーでも
......ビンとこないんだ
おいつらい
勝てたのか
ーしかし何故か
忍野はその答えを知ってる気がした。
忍野はその答えを
知ってる気がした。
ーーだってアイツらは
怪異の王であるところの
キスショットの四肢を
もぎ取ったほどの凄腕の
ーブロ゙
バランスとして
ーつまり、
こう...
なる。
だとしたら
話があわない。
僕は――所詮
眷属の、しかも成り立て
なんだぜ?
キスショットの
フルパワーモードならー
あいつら3人がかりでも
全く敵わないはずだろ
キスショットが
負けた理由がー
...
どうしても
わからないんだ。
はっはー
いいセンスしてるよ
阿良々木くん
鍛えりゃ
いっぱしの専門家に
なれるかもね
やっ
...
ハートアンダー
ブレードの
心臓
だよ。
その心臓なしで
彼女は3人を相手にしたんだ
そりゃあ
ハートアンダーブレードが
本調子でなかったとしたら
話はあうだろ
四肢を引きちぎられたって
わからなくもないさ
当たり前だ!!
ーつか
あの時はなんだか体調も悪かった
吸血鬼の力の源が
それ即ち
血液であることぐらい
...
確かにそんなことを
言ってたなアイツ...!?
僕にも
理解はできる。
―その血液を送り出す
心臓なしで
四肢を失くす程度で
済んだ方が
むしろ不思議だ。
......
だろうね
気づいてないよな
......アイツ
彼女は本気で
コンディションが
悪かっただけと
思い込んでる
自分に自信を
持ちすぎなのさ
知らない間に
足下を掬われている
ことなんて
考えもしない
そういうこと..
だったのか
しかし
こんなもん。
一体どうやって
相手に気づかれることなく
引っこ抜くことが
できるんだよ。
コワ。
人質とったりとか...コスい奴だと思ってたけど...。
人質とったりとか...
コスい奴だと
思ってたけど...。
アイツ
実は結構
凄い奴だったのか。
さすが、あの歳で
大司教になるだけの
ことはあるな...
いやいや
阿良々木くん。
心臓を奪ったのは
ギロチンカッターじゃないよ
は?
どういうことだ?
他の二人の誰かが
奪っていたのを
ギロが預かってた
ってこと?
いや
それも違う
じゃあ誰だよ
僕。
要約すると、
忍野の長ったらしい話を
こうだ。
こうだ。
夜道をふらふら歩いてたら、
偶然、洒落にならない吸血鬼がいたので心臓を抜いておいた。
そりゃ
カンタンってわけじゃ
ないけどねぇ
特に
気づかれないようにってのが
難しかったね
それなりどころか
滅茶苦茶
骨の折れる作業だったよ
......
「バランスを
取るために」
「それが僕の
仕事だから」
ーっとか
.....おまっ...。
そんなっ...。
すっ...
ん
でもね
それで事態が
どう転ぶかは
僕にも
わからなかった
五分五分以上でも
五分五分以下でも
なかった
僕はようやく
理解した。
持つからこそ
忍野は―...
それだけのスキルを
あの3人との
ネゴシエイター
ーーバランサーとなることが
できたのだ。
そして
たまたま
賽の目は
あの3人の方に出た
ーそれだけさ
じゃあ...
もしかしてお前が
この場所...
キスショットの隠れ家を
提供したのは
アレか
滅ぼすべき
罪なんて
犯しちゃいないさ
罪滅ぼしとか
―なんか
そういう
たまたまだよ
君らの運が
良かったってとこだね
ーそんなわけ
あるか!!
じゃあ、僕を引きずる
キスショットの前を
たまたま通りがかったのも
僕があの3人に
襲われているところに
通りがかって助けたのも全部
たまたま
なのかよッ
思ってたんだ。
コイツの登場は
どうにも脈絡がないと
とにかく
その心臓
返せ。
ーまさか、
...コイツが全部...
何もかも仕組んで...ッ!!!?
それがないと
キスショットは
完全体に
戻らないんだろ
つまり
そうなる
!?
よね。
阿良々木くん。
君の参画は
僕にとっても
想定外だったんだよ
ピクッ
だからさ
僕が
4人目だ。
本来なら―...
心臓を抜いた時点で
僕の仕事は
終わりだったんだよ
ーでも
君とキスショット:
―それでは君らに
今分があり過ぎる
バランスは
正さなければ
ならない。
は...?
おっ...
忍野と...
戦っ...?
やろうか。
キッ
キスショットの
心臓をッ
そ♡
懸けて。
――お前と
「お前と
戦うってのか..
忍野...ッ!!!
き.....
聞いてねぇぞ。
こんな展開ッ...。
クソ。
ど...
どうすればっ。
ゼヮ
あ
わ
なるはずだった
のさー
阿良々木くん。
だった...!?
君が罪滅ぼしと
言うのなら
ーそうだね
確かにこれは
罪滅ぼしさ。
委員長ちゃんの件はー
本当に申し訳なかったね
あれは僕にとって
予想外すぎた
だから...
コレ。は
慰謝料代わりって
ことで
この僕からの
精一杯の誠意ってことさ
......?
まったく失態だった...
あれは日本に住む
全ての忍野の責任と
言っていいね
お前のミスに
日本に住む
全ての忍野さんを
巻き込むなっ!!
宇面は似ているが。
君にさんざん
ズボラ呼ばわりされていた僕が
ラスボスという伏線を
張っていたのにねぇ
いやそれ
そんなに上手くねぇぞ
無駄になってしまった
というわけさ!!
そもそもお前を
ズボラと評した憶えはない...。
言われるまでもなく
自覚してるってことか...。
そんなことより
阿良々木くん。
大丈夫
かい?
!!?
ぷあちちちぢち
雨で
良かったねぇ
まぁ
君の治癒力なら
直射日光に当たっても
即死ってわけじゃないんだろ?
いっぺん身体が
英発するような目にあってから
そういうことを言えっ!!!
何が?
ま
ーとにかく
本当に珍しい事例だったのさ
委員長ちゃんのこと
逃げるものなんだよ
普通はーー
人は怪異から
あそこまでの
優しさは
―正直気持ち悪い。
あの子は少し、
常軌を逸しているよね。
ただ善良ってだけじゃ
説明がつかない!
...
...!!
阿良々木くん。
君だって
薄々そう感じて
いるんじゃないかい?
あの子はまるで
善良さを
自分に強いてる
ようじゃないか
...!!
そんな言い方は..
やめろよ
はっはー
ま
とにかくこれで
ハートアンダーブレードの
失ったバーツは
全て揃ったわけだ
僕が
集めたんじゃなくて
勝手に集まったって
感じだけどな
もう一度
おめでとうと
言わせてもらうよ
それじゃあ
阿良々木くん。
オイオイ
まだ僕が全て仕組んだと
疑っているのかい?
僕はしき
仕切りはしても
仕組みはしない
仮に誰かがこの状況を
仕組んだとしたら、
僕だって仕組まれた側だろうね
無事
人間に戻れたらさ
もう軽率な行動は
取らないように
気をつけてね
ーと忍野は言った。
そうは思えないけどな。
......!?
......なんだよ
もうここから
出ていくみたいな
言い方すんなよ
出ていくさ
あれ
チャラでいいから
...は?
仕事は
済んだしね
あぁそうだ
阿良々木くん
君の分の200万円と
委員長ちゃんの
300万円ね
僕のミスと
相殺ってことさ
ちょっとサービス
しすぎな気もするけど
......まぁ
いいだろう
それで君が僕に
負い目を感じるってなら、
そうだね
この町に伝わる怪異譚でも
調べて教えてくれよ
まだしばらくは
この辺うろうろしてる
からさーー...
僕の専門は本来
そっちなんでね
いなのは
もう説明してはしいよ
......
食い目?
......ねぇよ。
そんなの
......なんだよ
どう考えても
僕がこんな目にあった
原因の一端は
お前にあるじゃん。
もちろん
お前のおかげで
助かったけどな。
僕が
こう言うと
あいつは
こう答えるだろうか。
「君が一人で
勝手に助かっただけさ」
よし
全ては
解決した。
ーこれで
ようやく、
ついに、
鉄血にして熱血にじて
冷血の吸血鬼
怪異殺し〟
ーの
キスショット・
アセロラオリオン・
ハートアンダーブレードの
完全復活の時が来たのだった。
い
い
い
ついて来い従僕。
えっ..
ちょっ...
死死では
は
は
は
は
13番
第
ファンデータベーションファイルのファンスターファイルスタッフのここでは、アニメニューションのファンデータベーションマーク
キスショットを完全体へと戻す
ことに成功した暦
たちを打ち破り
バケモノ
あなり証明の
あとは自らが
2021年
人間へと戻るのみ
ここよみけ
かに見えた。
発売予定
家この物語はフイクションです。実在の人物・団体・出来事などとは
切関係ありません。
淡収録されていいる表現は、作品の執筆年代・執筆された状況を考慮し
コミックス発売当時のまま掲載しています。
化物語(12)
2021年2月1日発行(0)
原作者
西尾維新
大暮維人
『MSOSHAChracat2021
森田浩章
株式会社「講談社
〒112-8001
東京都文京区音羽21221
第11世発行所
発行者