言野って

ならないと思いますが、

そういうことで、

CPC

PRINOESを用意しています。

「KINUEAの月刊プリンセス掲載

管野マスタッフをチェックしますのですが、

¬薇王o葬列ィ

筮図

GOPIGIVS

まぁ、許可してるのは

...

第一条第一第二第一発

...

1353939

-139

〈20世〉月刊ブリンセス2013年11月号〜2014年2月号

◆この作品はすべてフィクションです。実在の人物。団体・事件等にはいっきい関係ありません。ここにここで、

また、作品内のすべての以現においでも、今年の学校で作者に素別の意思にされていません。

この赤薔薇は

ランカスターの

この白薔薇は

ヨークの

互いが敵で

あるという

微声としよう

或いは俺が頂上へ

登り詰めるまで

満開をつづけるか

...それが徒らに凋んで

此身と共に墓に入るか

...二つに一つだ。

森の奥には

魔女がいる

だからひとりで

森に行っては

ダメよ

母上、

魔女って?

そうね

あの

ジャンヌダルク

みたいな?

男装の罪で

処刑された

あの悪魔!

母上

...

エドワード

小さな

リチャードが

どこにも

いないのです

母上、

どこにいるか

ご存知では

ないですか?

リチャードが...

...

私のせいじゃ

ないわ...

あの子が

自分で

手を

はなしたのよ

あの子が...

ははうえ?

げんなん...

グルルに...

...!

リチャア

ははうえ

...?

ははうえ

...

リチャァード

リチャード

リチャード

リチャード

リチャード

リチャード

リチャァード

悪魔の子!

母親に

すてられたか?

...

おまえが

生まれた日

当然だ!

恐ろしい嵐が

木々をなぎ

倒した!

フクロウが

啼いた!

「不運な時代が

やってきたと

知らせる為に!!

おまえの

..

母親は

夜鳴き鴉が

怖いた!

並外れた

産みの苦しみを

味わった

その上、生まれて

きたのはー

あ...

奥様!

誰か...っ

ケイツビー!

だんな

さまをっ

おお...

神よ...!!

カみ

神の御意束に

そむ

背いた

血塗れの悪魔

!?

予言しよう

リチャード

いずれ

子を失う

大勢の老人が

大勢の

未亡人が

大勢の

孤児が

おまえによって

もたらされた

非業の死を嘆き

『何故生まれて

しまったのだ」と

おまえの

生まれた日を

呪うだろう!

ははうえ...

リチャード...

リチャード

どうしたのだ

こんなところで

この子に

私の名を与えよう

リチャード

私の息子

はあ

はあ

はあ

は...

リチャード様

まだ動かれ

ては...

ケイツビー

ちちうえ

は?

君の知る

通り..

ランカスター家が

今尚理不尽に

領有している王座は

.....

かつて

正統の王を弑殺し

不正に簒奪した

ものだー

そして

私にこの名を下さった

父リチャードは

謀叛の罪により

処刑された...

元より貴方は

王よりも高貴な

血をお持ちだ

そのせいで

貴方が長きに渡り

爵位を剥奪されて

いたことは痛恨の

極みでした

だがもはや

その名誉も回復

した..いや、

王位継承権で

現王を上回る

のだから

......

...貴方を

敬愛する証

として

私は王に

なるべきか?

ウォリック

この白薔薇に

誓いましょう

このウォリックが

必ずや貴方を

王にしてみせます

リチャード陛下

私も誓おう、

はあっ

はあっ

父上が

はあっ

命ある限り

ウォリック伯を

王に次ぐ最高権力者

たらしめると

王になる

王に

はあっ

はあっ

はあ

光だ!!

―息子達よ

私はこれから

この国に大嵐を

呼び起こす

天国なり地獄なりへと

千万人を吹き飛ばす

ような大嵐を!

上は

闇を照らす

その嵐はこの私の頭上に

太陽の如く黄金の冠が

燦然と輝くまで

荒れ止まぬであろう

光――

...どういう

意味です?

兄上

ジョージ、

父上の

勇気ある

ご決断に敬愛の

意を...

偉大なる父上!

リチャード

ーあなた

...

リチャード...

あ...

セシリー!

私...

私、あの子を

......っ!

私はこれから

兵を連れ

王宮へ行き

何も言うな

我が権利を

ランカスターの

者共に叩きつけて

くる

帰る時には

必ず

王に匹敵する

地位となって

戻ってくる

であろう

ご無事を

お祈りしま

しょう

エドワード、

ジョージ...

諸期、実に

素晴らしい

勝ち賊だった

しかし

今日一番に

武功を立てた

のは...

神の愛と

あらゆる賞賛を

その身に受け

生まれてきた

我が息子

夢だ

おい

夢...

止めろ

ケイツビー

うま

馬をよこせ

...リチャード

兄上は先に

馬で行った

じゃないか

それは...

あっ

いけません

何故俺だけ

馬車なのだ

俺が子供

だからか?

それとも

っだ

この身体の

せいか

俺は

やれる

誰よりも

戦いに出れば

必ず

あの戦いに俺が

出られれば

王の首を

必ずとって

いた

父上を

摂政などと

いう

王は

私に誓った

半端な位置に

妥協など

させなかった

死後必ず王座を

譲りわたすと

そして『頼むから

私一代だけは王として

国を治めさせてほしい』

と..

恥知らずな

王!!

私にひざ

膝まずいた

のだ

はァッ...

はァッ

王冠は父上の

頭上にこそ

ふさわしいのだ

気高いもちろえ

父上にこそ

奴らは

その摂政職すら

今や

父上から

取り上げて

しまった

きゃアッ

いのしし

...

夢で見た...

違うか...

子供だ

でっ

でも

いのししょ

あ...

あなた

誰...?

お前こそ

誰だ

わ...私は

ウォリック伯の娘

アン・ネヴィル

うちの森で

何をしてる

の?

ここはウチの

森だもの!

みつりょうしゃ

は許さないん

だか...

ひっ

...死に

そこないだ

おとなしい

わけだ

...

えっ

しんじゃう

の...?

あっ

ややっぱり

みつりょうしゃ

なのね

きゅうじ..

あっ

そういえば

今日からヨーク

公爵のこどもが

小姓になりに

くるって...

...ヨーク公爵

リチャード・

プランタジネットの

息子

ついでだこいつを

今日の晩餐で

給仕してやる

リチャードだ

こま

アン様!

よくご無事で

また

おひとりで

外に出られ

たのですか?

どこにも

お姿が見え

ないので私

心臓がつぶ

れるかと...

あれ

こちらの

方は...?

リチャード

おまえまた

勝手にいなく

なるなって

いつも

兄上が

言ってる

だろう!

こうして

ヨーク公爵の

ご子息を...

おふたりも

お預かりできるとは

光栄ですわ

閣下が遠征から

お戻りになる

頃には

立派に成長

なさった姿を

お見せできる

ことでしょう

アンさま

食べすぎは

お下品です

よ!

フーッ

農民

みたいだ

フーッ

ブタと住む

なんて

けど

俺は兄貴

だからな!

弟のワガママは

きいてやる

はやく..

はやく小さく

回復しろ

とり戻せ

ひかり

光を

父上...

戦いに出られる

エドワード兄さんが

うらやましい

いつになれば

俺は..

いつに

なれば

いつに

なれば

いつに

なれば

兄上達を

追い越せる

この腕は

太くなる

父上の

ようにー

無理だよ

リチャード

その身体じゃあ

あんたは

おとに

男じゃな

女でもな

魔女め

きゃははは

何者だ

僕はジャンヌ

『君』と

...なんだよ

うるさいなー

きんちょう

して眠れ

ないのか?

一緒に寝て

やろうか?

おいれ

...いくぞ

入学

俺はヨーク公爵の息子だ

いいな

できぬはずがない

ない

はずが

なれぬ

くそっ

もう

一回!

父の

ように

アン様

「手に入れてみせる

この手で

...正装で

お迎えしなければ

ー父上の久々の

ご帰還だ

光を

...

父上

.....!

お帰り

なさい!

リチャード

見違えたぞ

さあ

来なさい

父上

抱ようの前に

お話ししたい

ことがあります

........

父上が手に入れた

王冠について

リチャード

王が死ぬまでは

私のものでは

ない

正式な手続きを

経ていない限り

無効なのです

そう

誓ったのだ

誓約』は

まして..

あの王が

誓約をさせるなど

お笑い草だ

奴らは王座を

「不正」に乗っていた

のだから..

ですから

戦いましょう!

父上

父上!

あの環の中

には

楽園がある

詩人達が想像する

あらゆる

歓喜「幸福が

ある...

この白薔薇を

王の血で

真っ赤に染め

あげるまでは!

何を躊躇

なさるのです?

...俺は

我慢ができない

もういい

リチャード

私は王になる

その為に

今すぐ

この命を

賭けよう

...ケイツビー

戦いの準備だ

兵を集めろ

はっ

あー

傲慢な

ヨーク!

呆れ返った

逆賊だ!

...ヨークが

兵を挙げた?

父上、戦いましょう

謀反人に

本物の王の力を

思い知らせて

やるのです!

何故

争うのか...

かみ

神よ...

......

父上...!

父上など

放って

おきなさい

私が全軍を

指揮します

ははうえ

母上!

ヨークの

白薔薇を

...

奴らの血で

真っ赤に染めて

やりましょう

観念しろ

ジャンヌダルク

汚らわしい

フランスの

魔女

ああ

イングランドの王よ

絶望の中で

死ぬだろう!

お前達は

永遠に太陽を失い

灰になれ

地獄の僕め!

最後まで

俺達に死の歌ばかり

歌いやがって...!

ヨーク公爵

閣下

国王陛下

からの

伝令です

正気ですか

陛下!!

フランスと

和睦などと

この戦いの為に

どれだけ多くの

貴族や兵士が

死んだと思って

いるのです!

...以前から

考えていたことだ

同じ神を奉ずる者が

残酷な殺し合いを

することは

けん

神への不敬虔

であると

その手に握って

いるのは巡礼の

杖か?

陛下...

いや

ランカスターの

ヘンリー...

貴方に

王笏は似合わない...

ヨーク!!

この

逆賊め!

さすがは

謀叛人の子だ

いくら呼位を

回復したところで

その身に謀叛人の

血が流れている

限り...

貴様は

いやしい

田舎貴族よ

ははは...

ははは...!

ここまでだ

リチャード

おまえは

まだ若い

戦いに命を

捧げるには

早すぎる

ーっ父上、

お願い

です

私を救おうと

思うのならば

お側にっ

リチャード

私の名を残せ

王の名だ

心配するな

リチャード

私が父上のお側に

ついている!

エドワード兄さん...

ケイツビー

はなせ!

くそっ

...頼んだぞ

ケイツビー

父上っ...!

王妃様

戦の

ご指示を!

ヨークの支持者は

今や国王をしのぐ

勢い

彼らを合流

させては

なりません

あらゆる手を

使って

阻止するのです!

的確なほんだ

ご判断だ

万歳!

この国は今や

女王の国と

なった!

おい

待ちなさい

マーガレット

反逆の大罪は

ヨークの血で

贖わせましょう

この国の大地を

同胞の血で

染めたくはない

...王の威光と

大軍をもって

すれば

血を流さずとも

相手を退けることは

できるはず

...あなたが

指揮をなさると?

病は

よくなられた

ようね

神の御心の

ままにー

すべては...

リチャード!

もう

あきらめろよ

俺たちは

まだ子供なんだ

子供

だから...

子供だからか?

無理だよ

リチャード

その

はぁっ

はぁっ...

はァ...

身体じゃあ

っちくしょう

は...

オレが

...

リチャード

様!

...失礼を

知っていた

だろう?

いま

今さら

なんだ?

このことを

知っているのは

お前と父母と

乳母だけだ

...お怪我を

っこんなもの!

いけません

大切な

お身体を

フン...

不格好な

猪め...

同じだ、

俺とー

いかん...

戦力が

違いすぎる

退けっ

撤退だ!

うものたわ

おく

臆病者達!

...王は

退かぬ...!

最後まで

闘い抜くのです!

父上!!

父上がご帰還

なさったのか?

それともー

まえ

お前が

ヨークの息子か?

確かに

私は次期王の

エドワード様だ

次期王は..

我が兄エドワード

だが

ああ!

確かに

だがそれは

お前の父が

戴冠していればの

話だ

残念

だったな

父上

おい見ろ、

珍しい白猪だ

勝利の祝に

献上するか?

おわっ

いやー

なみなーっと

...なんと

いうことだ...

戦をした

のです

陛下

兵達を

ひきあげさせ

なさい

戦いは

終わったのだ

兵達に充分

ほう!

報賞を与えなくては

敵に与した

仔羊ですわ

...ああ...!

獅子達が

戦えば...

こうして

何の罪もない

仔羊が巻きぞえに

なる...!

ああ、

神よ...

夫と息子を

お守り下さい...

...心配するな、

正義は俺達に

あるんだ

父上も兄上も

きっとご無事

だよ

父上...

そうだろ

リチャード

どっちにしろ

囚われの身じゃあ

できるのなんて

祈ることくらいさ

リチャード?

はぁっ

おまえ

はぁっ

はぁっ

待て、

どうやって

ランカスター派の

貴族か...?

......!

日時計の...

何、

してる...

ほら

こうして

線を

...それで

彫りつけて

いるんだ

ひとつ

ひとつ

一分一分

経つのを見て

それがいくつで一時間に

なるか、一日になるが、

一年になるかー

何年

経てば

......?

羊飼いは皆

そうしてる

人の一生に

なるのか...

妙な奴

だな...

おまえ

...羊飼い

なのか?

考えてるんだ...

僕が...?

そう!

時を数えたら

割り当てを

するんだ!

まず

羊の群を

追うのに

何時間

牝羊が子を

宿すまで何日

生むまでに

何週間

毛を刈る

までに何年

分・時・日・

月・年

それらが造られた

所以の終局まで

通過してしまえば

白髪頭は静かな

墓穴へと持って

いかれるだけ...

ああ...

なんて楽しい

生活だろう!

......

王様より

羊飼いの方が

余程幸せだ

そんなはずは

ない

王冠

なんか

よりも

たとえば

僕は

あの王冠の光の中には

楽園があるんだ!

君と今ここで

出会えたことの方が

うれしいよ

ほら

こっちに

来てごらん

ここは

いい場所

なんだ

騒がしい

争いの声も

軍鼓の音も

聞こえない

おいっ!

あははは

僕はこうして

いつもここで

眠っているんだ

立派な天蓋の下じゃあ

恐ろしい夢しか見られない

...さすが

羊飼いだな

......

君は恐ろしい

夢は見ない?

僕は母に

捨てられる夢を

見る

必ず

神が救って

くださるんだー

けれど

最後は

...俺の光は

神じゃない

父上.....

ひかり

父上

どうか.....

あなた

貴方が

いなければ

俺は

もうひ

日が暮れる

羊のところへ

戻るのか

そうだね

帰らな

ければ...

名前は?

......?

二度と会わない

奴に教える

必要はない

じゃあ

次に会った時に

教えてもらうよ

さあ

かえ

帰らなきゃ

ひつじたち

羊達の元へ

......

馬鹿な...

羊飼いが

王より幸せ

だと...?

おまえ

リチャード?

兄上...

リチャード、

どうして

ここに?

今どうやって

城に潜入しよう

かと頭を悩ませ

ていたところだ

っ兄上、

心配は

いらない

父上は..

父上はご無事

なのですか..!

父上は

ご無事だ

リチャード!

大丈夫か

...私は今

ウォリック伯の

ご一族と共にいる

機を見て再び

ランカスターに

戦をしかけ

必ず父上を

王座におむかえ

するつもりだ

私も

行きます

お前は

ここにいろ

その日まで

おとなしく

しているんだ

母上とジョージに

そう伝えてくれ

...兄上!

あっ

ウォリック伯の

娘がまえ

お前のことを

気にしていたぞ

ものすごく

重大な事を

言い忘れていた!

あの娘は

将来美人になる!

逃すなよ!

...

っちうえ

父上

あなたを王に

する為なら

あ...

かみ

神よ!!

神だって

お許し

下さい

かみ

神よ

私は

みせる

第2話ノ完

お許し下さい!

ひ萌

リチャード!

今まで

一体どこに...

エドワード

兄さんに

会いました

父上は

ご無事だと!

本当か!

いいえ

そこから

出られるのか

ちから

悪魔の力...

古い穴のようで

私の体でやっと

ははうえ

母上..

いいえ

ああリチャード、

恐ろしい子...!

魔術を使って

外に出たの

でしょう..

そうだわ

その話も

偽りかも

私たちを

騙して

どうするつもり

...?!?

...私の話は

真実です

母上

こんなことに

なったのも

私は

見ていたのよ!

あの時のお前の顔は

あの時の

お前の顔は

どうしたの

です母上

リチャード、

お前が父上を

甘言で唆したからです

悪魔そのもの

だった...!

ジョージ

お前は知らない

だけ

あの穴はきっと

昔の抜け穴の

名残りか何か

で.....

あの子は

悪魔の子

なのです

その身体が

何よりの

証拠なのよ

おい、

一体何を置いて

騒いでんだ

明日の宴に

しっ

ちょっと面白い話を

献上できそう

だぜー

どうしました

陛下

傲慢な野心家の

ヨークから...

私達の玉座を守った

お祝いをいたし

ましょう?

せっかくの

宴に

......

とても

そのような

気分には

なれない

戦いで傷ついた

民達のことを

思うと...

踊り子達を

ご用意いたしました

陛下のお心を

お慰めする為!

おお

ご覧

くださいませ

これは

これは

やめろ!

やめてくれ...

こんなもの

見たくもない

父上...

馬鹿だな

王は超敬虔な

クリスチャン

だぞ

そうさ

王は女がお嫌い

なのだ

それなら

どうして

王子が生まれ

たんだ

そりゃあ

お前、

王は羊飼い

だからさ

...

陛下は

どちらへ?

あの人の勇者は

予言者や使徒

いいわ、また

いつもの通り教会で

祈っておられるの

でしょう

あの人はいつだって

神にご執心...

あの人の武器は

聖書のお言葉

あの人の恋人は

聖者の銅像

今すぐ

聖地に

行っちまえ!

ローマに行って

その頭に法王の冠を

載せてもらったら

いい!

あの

お優しい聖人面の

上にね...!

ああ...

ウィリアム:

この国に嫁いで

右も左も

わからなかった

私を

私の心を

支配していた

愛しいこの顔

.....

けれど

貴方だけが

支えてくれたわね

抱きしめるべき

体は

もうない...

愛しいウィリアム...

貴方は

私の心を天国へ

持って行って

しまった

人を意気地なしに

させる

つまらん

なみだ

涙と共に...

母上も

父上も

いなくなって

しまって...

退屈だ、

さっきの

踊り子たちでも

呼び戻してこい

おいそこの!

何か面白い

ことをやれ!

お前!

えっ

殿下

また

エドワード

王子の癇癪だ

実はもしろ

面白いお話が

お妃様にお伝えしようと

思って来ましたが

いらっしゃら

なかったので..

...

ヨーク公の

息子

ほう?

リチャードに

ついての話

です

それは

面白い

主よ...

私の息子と

夫を

どうか...

お守りください

...?

あく

悪魔の

メッ

主よ...

悪魔の手から

夫を

お守り

息子を

くださ

はーっ

はー

はー

はー...

君は

恐ろしい夢は

見ない?

君は

僕は母に

捨てられる

夢を見る

いところなんだ

ここはい

はぁ...

はぁ...

寒い...

...さすがに

いくら

静かでも

やはり

立派な天蓋の下の

方がいいー

あいつもいるはずないか:

こんな所で

寝られるか

!!

な...

どうして..

君がここに

いるんだ...

......

それは

こっちの台詞だ:

数えて

いたんだ

...時を

いつまで

ずっと...

こんな時が

続くんだろう

現世にあるのは

哲学者

気取りは

結構だが

それも

いいかもしれない...

悲劇と...

欲望ばかり

なのに...

このまま

こんな所でずっと

寝ていたら

死ぬぞ

神の御元に

迎え入れて

いただけるなら..

私が死ぬことで

皆が救われる

ならー

大それた

ことを

羊飼いごときが

ひとり死んだといって

世界に何の影響がある

そう

だった...

あはははほ!

君が好きだ!

そうだ...

僕はただの羊飼い...

おれ

俺は

死にたく

ない

死んでもきっと

天国へは

行けないから

俺は

悪魔の子

だから

だから母上にも

愛してもらえない

ははうえ

母上

ははうえ

母上?

その男は

だあれ?

名前を

教えてくれないか?

君の為に

祈ろう

こうしてまた

再び出会ったの

だから

...

リチャード

いつまでも

お母上を

頼っては

なりません

ははうえ

...母上

王よ

早逝

なされた

偉大な

お父上の

分も

立派に王らしく

振るまうのです

我々の

言うことを

よく聞き

ヘンリー

六世王陛下

万歳

僕の名は

ヘンリー

リチャード

僕と

友達になって

くれないか

そうして

ずっとここに

ればい

ここ

東之は

しないよ

ふたりで

抱きしめ

あえばー

・っ

...また

あの中獄に

戻るの?

おまえを

愛してくれる

人なんか

いないのに

リチャード?

...どんな

牢獄も

可哀想な

リチャード

地獄よりは

マシだ

『ヘンリー』

リチャード...!

口に出すのも

嫌な名だ...!

リチャード

僕とともだち

友達になって

くれないか

来い

...一体

何事です

おい

起きろ

待て、

用があるのは

そいつだけだ

......

待って

いたぞ

鎖が似合うじゃ

ないか...ああ、

リチャード

「娯楽場」で

犬共に虐め

殺される熊

そっくりだ

それなら

さしずめ犬は

お前か

熊が繋がれて

いるからと

いきがって咬み

ついたはいいが

前脚ひとつで

忽ち尻尾をまるめて

キャンチャン

わめきちらす...

...っ!

調子に

のるなよ

汚れた悪魔

牢番から

聞いたのだ

お前が

悪魔の子だと

その証拠が

その身体に

あると

......?

外から見ても

特に変わったところは

ないが...

悪魔の

シッポでも

生えているのか?

やれっ

それとも

毛むくじゃらの

獣の身体が

どうなんだ?

この中に

隠れている

のか?

確かめてみよう

殿下!

大変です、

ヨーク公の息子

エドワードが

って...

え?

大軍?

ウォリック伯と

共に大軍を

率いて

いきなり

入ってくるな

この無礼者!

...っ

...おい

やめろ...

みにくい

悪魔め...

下らん

悪口ばかり

言うな

少しは..

お父上の敬虔さを

見習えよ

まさに

その凶悪さ

こそが証だ

これから天国で

キリストと晩餐

なんだろ?

...悪魔が

その名を口に

するな!

天国が嫌なら

地獄で晩餐会を

しろ

王子!

はぁ

どこです

エドワード

殿下!

はぁっ

はあ

はぁ

っ!

急げ

はぁ...

はぁ

そこで

何してる!

リチャード

!!

兄上..

まったく

お前は...

神出鬼没

だな!

兄上、はっえ

母上は..

安心しろ

母上も

ジョージも

さっき救い

出した

首都は

すでに我が軍が

占拠している

あとは王座に

父上をお迎え

すれば...

我々の勝利

だぞ!

陛下!

陛下!

はー

陛下:

どこに行って

らしたの?

時は一刻を

争います

ぐずぐずなさらず

ただちに進軍し

ヨークの軍を...

教会にも

いらっしゃらない

なんて...

いやだ...

わたし

私はもう

たたか

闘いたくない...

わたし

...私が全軍を

指揮します!

......

あいつ...

女だったのか

...??

第3話

私達は

ただちに

ウォリックの軍と

合流しなければ

ならない

ケイツビー

母上と弟達を

頼む

お前

捕まって

いなかったのか

ケイツビーが

我々にお前達の

居場所を教えて

くれたんだ

...リチャード様

いや

お前..

...ここに来る

途中の森で偶然

見つけました

その森......

森に行い

何か...?

何でも

ない

天に

まします

国と力と

栄えとは

限りなく

汝のもの

なればなり

首都まで

ご同行

願えますか?

我らの

父よ...

我らを

『悪より

救いたまえ

陛下

「何てこと

アーメン...

何てこと

なの?!

王妃様の

ご決断は

ご賢明でした

あくまで

陛下の名誉を

保つ為ー

やはり私が

全軍を率いる

べきだった...!

陛下は

名誉より信心を

尊ぶ人だという

ことを失念して

いました!

母上、我々は

これから

どうなるのです

無論即刻

態勢を立て直して

陛下をお救いし

.....

大逆者共の

手からこの国を

とり戻すのです!

......

ヨーク...

絶対に

お前を

王になど

させない...!

ーおい、

まだ

なのか?

先程

門に達したと

知らせが...

いらっしゃった

ぞー!

うしゃく

ヨーク公爵

リチャード様!

父上..

お待ちして

おりました!

帰ってきた

のだ!

ーここが

あの臆病者の

王の宮殿

そしてあれが

父上は

帰ってきた

......

王になる

ランカスターに

横領されていた

玉座..

ために

本当に!

貴方のものです

ヨーク公

ランカスターの

ヘンリー

さあ王座を

ヨーク公に

お渡しなさい

そうでなければ

今すぐ

王座に簒奪者の

血で以てヨーク公の

権利を記すことに

なりますよ

.....

私が...

......

...私が王座を

渡せば...

戦いは

終わるのか...?

誓おう

貴方がその王座を

私と私の子孫に譲ると

確約してくださるなら

...

では...

リチャード・

プランタジネット

あな

貴方と

貴方の子孫に

この王権を永久に

譲渡します

リチャード

陛下

万歳!

さあ

宴だ!

リチャード王の

御世が始まった

記念すべき日を

皆で祝おう!

正当な王に

仕えるのが

臣下の務め

......

すべては

貴方のおかげだ

ウォリック卿

すべてにおいて

真の王たる陛下に

仕えることができる

......

ウォリックに

とってこれ以上の

幸福はございません

そして

我が息子

エドワード!

エドワード様の

お働きはまったく

ご立派だった!

見目麗しさといい

風格といい

お父上にそっくりだ

父の為によく

働いてくれた!

私はお前を

誇りに思う

お世継ぎとして

これ以上ふさわしい

お方もおりますまい!

ージョージ、

リチャード

お前達にも

苦労をかけたな

........

俺は

王ヘンリーが

いるかぎり

嫡男じゃない

だがまだ

ヘンリーは

幽閉され

我々の手の内に

あります

私は

王ではない

実質貴方が

王であるという

事実は、議会も

認めざるをえない

でしょう

けれど、父の名を

もらったのだ!

ーヘンリーは

どこにいるのです?

議会は私を

正式な王として

認めないだろう

話し合いが

つかぬ時は

剣にものを

言わせましょう!

まあ

お待ちなさい

小さなリチャード

ものごとには

手順という

ものがある

まずはこの宴を

楽しんでは

いかがかな

...ほら、

ご覧なさい

私の娘達が

王子達と

踊りたくて

そわそわして

いますよ

アン・ネヴィル

...

私は

踊りたいなんて

ひと言も

ね、

アンお姉様は

どなたがお好み?

ジョージ様も

かっこいいけど

ちょっと

バカッぽいって

いつか~~

聞こえて

る...

レイディ

私はエドワード様が

いいわ!だって断然

素敵だものぉ

今は年長者として

弟達に権利を

譲らねばなりません

あと10年程

順番を待っていても

よろしいでしょうか?

はいっ♡

喜んで

...

...俺は

遠慮します

ど、

どこへ

行くの?

......

ダンスは

苦手だ

実は...

私も踊れ

ないの...

...

ダンスを覚える

ヒマがあったら

戦いの腕を

磨きたい

私も

そっちの方が

好きだわ!

変な女だな

本当か?

あ...

あなただって

変だわ...!

ああなたって

何だか.....

他の人と

違うんだ

もの...!

勘違い

するな!

お前は

誰とも

同じじゃない

リチャード

お前は『違う』ー

お前は

『ひとり』なんだ...!

エドワードも

敵わんかも

しれんな

戦場に出れば

俺とは

リチャードには

誰も

父上..

あの

......宴は..

お前に礼を言い

忘れていたのを

思い出してな

...礼?

戦場で...

お前の声が

何度も

聞こえたのだ

退くな

...王は

退かぬ

まさか

あの時の

夢...

脳がお金!

王たる者

闘い抜け

と.....

結果として

退かざるを

得なかったことは

詫びねばならんが

...リチャード

私はお前に

何か特別な

繋がりを感じるぞ

お前が

私の中に

いるような

どうなさい

ました?

セシリー

私がお前の

中にいる

ような...

王は

いらっしゃい

ましたか?

いや...わかったらしい

貴方だけだ

王となった

二度と戦場で

退かぬと!

父は誓おう

父上

.....!

私も誓います

必ずやヘンリーの

首を...

俺の光

必ず...

この手で

...っ!

俺の生きる意味

あなた、おう

貴方を王にすること

だけが

ただの

羊飼い

なんだ...

僕はもう

王なんかじゃ

ない...

リチャード...

リチャード...

救いなのです

君に会いたい

よ.....

―王妃様

...準備は

整いました

さあ

まいりま

しょう

マーガレットが

兵を挙げ北部を

制圧したとの

報せがありました

彼女のことだ

必ず反撃に出るとは

思っていましたが..

侮りなさいますな

マーガレットの旗には

ヘンリーの旗よりも

兵を集める力があります

エドワード

お前はウェールズの

境界へ

ウォリック卿は

首都を守って

くれ

御意

...

私は北へ

進軍し...

マーガレットと

直接対決しよう

父上が

北へ?

今回は

俺も首都の

守護に参加

するんだ!

仕度しろ

ケイツビー

ああ

リチャード

もう

ご存知で

でしょう

.......

あなた

足手まとい

には

なりません

セシリー

リチャードを

お願いです...

私の小さな

リチャードを

連れていかないで

ください...!

いずれこの子も

戦場へ行くの

でしょう

けれどまだこの

細い体は母の腕を

必要としています

浅はかな女の

願いをどうか

殿方の高潔な

魂を持ち得ない

女にどうか

哀れみを...

...ファン..

リチャード

父はすぐに

帰ってくる

その時まで

母を守って

やりなさい

ははうえ

母上..

せったい

絶対に

リチャード

お前を父上と

共には行かせない

お前の存在は

あの人に

死をもたらす

お前の言葉は

呪いとなり

人を破滅させる

だから

人の魂を

喰わずには

生きていけない

私が

この悪魔から

皆を守って

みせます

お前は

汚れた悪魔の子

...

ああ、

神よ...

それが

私の...

この子を

生んでしまった

私の

償いなのです

ははう

母上!

ヨークの軍勢が

こちらへ向かって

進軍を始めました!!

あら

そう...

さァ早く

いらっしゃい

ヨーク...

ここが

お前の

墓場よ...!

きゃはは

きゃはは

こら!

もうすぐ

クリスマスか

...

家族そろって

祝宴というわけには

いかないでしょうね

こんな状況じゃあ

ねえ

母上?

そういえば

リチャードは

何処へ行ったんです?

......

安全な所に

いてもらって

いるの

『塔』の中にー

...おい

塔に囚人は

いるのか?

俺以外に

高貴な

囚人か

しゅ、囚人だ

なんて...

ここには高貴な

お方しか

おられません!

たとえば誰だ?

ヘンリー陛下か?

は...

そうか...

ヘンリーが

ここに...?

...開けろ

ヘンリーの

いる場所を

教えろ!

ランカスターとの

戦いが終わるまで

くそっ!

い、

いけません

今の俺には

この中で

リチャード様を

お守りせよと

王妃様からの

ご命令です

捕らわれの身で

なければ

今すぐこの手で

奴を殺し

夢見ることしかできない」

その首を持って

父上の元へ駆けて

いくのに...!

父上...

...どうされ

ました

そういえば

この城で

...いや

呼ばれた

気がしたのだ

息子に

子供達と

クリスマスを

過ごしたことも

あったな...

マーガレット軍の

本拠地を目前にして

無念ですが

エドワード様の

授軍が来るまで

ここにとどまるしか

ありませんな

...前衛隊が

やられたのは

大打撃だった

申し訳

ありません...!

...運命は人の

力ではどうにも

ならぬ...

皆、

今日は

クリスマスだ!

祝宴とはいかないが

...一旦休息し

神に祈りを捧げなさい

父上...

ちちうえ...

ちちうえ

...

これは

なんですか

リチャード、

この木の下を

通る人はね

その時

近くにいた人に

キスをしなければ

いけないと

決まっているんだ

ほんとう

ですか..

......

ははうえに

しても

おこられ

ませんか...?

もちろん

だ!

ただし

12回以上は

しないといけない

決まりだからな

まずは

私にして

くれ!

父上!

陛下!

補給隊から

救援要請

です

補給を断たれては

援軍を待つことも

かないません

敵の数は

敵軍に

囲まれて

身動きが

とれないと...

......

......我々の

四倍です

選択の余地は

なかろう

行くぞ

ちちうえ

...?

どこですか

ちちうえ...

リチャード!

いいか、

あくまで

援護に

とどめろ

食い込み

すぎるな

行くぞ

リチャード

おかしい

敵の数が

少なすぎる

...待て!

リチャード!

リチャード!!

どうした?

父上..

何を怯えて

いるんだ

あれは

ファースト・フット

じゃないか

クリスマスの幸せを

連れてくる妖精だ

.....

私が

そうでした

...何も怖がる

ことはないぞ

リチャード

お前の

そばにいる

父上..

はァッ

はァッ

はァッ

...陛下!

...部下を皆

死なせてひとり

逃げるなど

しかし

陛下!

どうか

お逃げ

下さい

我々が

命を賭けて

血路を

開きます

王のする

ことではない

...退かぬと

誓った

王冠か

名誉の死かだ

ランカスター

...ッ!

はあっ

はぁ

......

王は...

王は...

退かぬぞ

...!

この名に賭けて

退かぬ

リチャー

お前に誓ったのだから」

第4話

「薔薇王の葬列」の「完日

PRANCISSCONE

平成26年3月30日初版発行

おうおう

薔薇王の葬列○

菅野秋田真美

あの、ありがとう

者者

お客様お客行方発行が

〒102-8101.東京都千代田区飯田橋2-10-8

【編集(03)3265・7367・WEXに03)3264-724

製作COS3265-7979

最寄口座30-0-9935:

10月11月17日-17-15日(月)水曜日谷印刷株式会社

禁.無断転校,放送・上映:上記・複写・公衆送信Web上での画像掲載

ISBN978.4.253.27181.3

本書のコピー、スキャン、デジタル化等の無断複製は著作権法上での例外を

昨日歩き除き禁じられています。ございんしょーい本書を代行業者等の第三者に一部の第二者にご紹介しましょう。作品はムーミングに依頼してスキャンやなんだから

株ご永じりんじゃまりのデジタル化することは、本書という表白部の先生は、たとえ個人や家庭内の利用でお、教しくスキャンも著作権法違反です。

デジタル版2014年発行

http://www.cistal.catapult.com

製作所・デジタルカタパルト株式会社

C.A.K.NNO2014

Printedininded.in.Japan