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Instructions:
あ、いいですよ。
...
......
そして、フィーナ
菅野
...
...
PRINOESS
PRINCESSHIプレット
「KIN」という月刊プリンセス掲載
菅野文太郎...クリスマスティーホテトレストは
薔薇王o葬列L6
人物紹介とこれまでのお話
白猫
怪我をしている
ところをリチャ
一ドカリルナた。リ
チャードに使く。
リチャード
・ク家の三男。
セシリー
リチャードのBJ。
リチャードを嫌
女両方の性を持
ち、幼い頃から母
親に疎まれる。
憎んでいる
ケイツビー
リチャートの幼い
頭の世話係。彼の
身体のことを知っ
ている。
元夫のエドワート
リチャー
ティレル
左目に傷を持つ
謎の殺し屋。本
当の名は誰も知
らない。
バッキンガム
リチャードが王に
なることを望む
彼と肉体関係を
結ぶ。
ベス
王の娘。叔父に
あたるリチャー
妻に。夫婦仲はうま
くいっていない。
エドワード
リチャードとアン
の子供ということ
になっているか...。
リチャードに懐く。
娼業を使い、前王
を虜にする。自分
のことを魔女と呼
ふ妖しい女。
夏な性格。
エドワード五は
王の正統な血筋
ではないと暴かれ
歯科先のロンドン
塔から姿を消す。
リチャードの暗殺
を企む。兄と共に
階閉先のロンドン
塔から姿を消す。
ヨークに捕まりロン
ドン塔へ。病が悪化
し、錯乱した後リチ
ヤードに殺される。
リッチモント
玉座を狙い、リチ
ャードを貶めよう
と画策する。ラン
カスター派。
シャンスタルク
フランスのD魔女と呼ばれ
火刑にされた。亡霊となり
チャーの前に現れる
ヨーク家に復讐す
るためエドワード
四世と結婚。聖院
に送られる。
ヨークに到着したリチヤードは、父と自分
を重ねつつ、改めてもであろうと決意する。
ヨークにバッキンガムが現れることはなく
代わりに彼からの最後通告を受け取ることに。
玉座を取るか、半身を取るか、選べないリチ
ヤード。
だが、苦悶している間に、いよいよ反乱が
起こってしまう。リチャードは王としての対
処を求められ、バッキンガム討伐の覚悟を決
める。
複雑な思いを胸に、リチャードはパッキン
ガムと剣を交えることとになるのだった...
ヨークでの戴冠式を控える中、リチャード
は頷地に戻ったパッキンガムの元へ。そこで
ジェーンから妊娠の可能性を示唆されたこと
を伝える。バッキンガムはリチャードを監禁
し、王座を捨て共に暮らすことを提案したが
王であることを望むリチヤードは彼の手を振
り払い、ヨークへと向かった。
リチャードはパッキンガムに、息子のエド
ワードが実の息子ではないことを告白。衝撃
を受けたバッキンガムは、エドワードの廃婚
を勧めたが、リチャードはそれを拒んだ。
この物語は...
ー中世イングランド。ついに念願の玉座を
手に入れたリチャード。
Copyenys
話
2017/28
...話してる
第70話一第71話第72話-第73話発74話-
23
7498912
_169
〈201出〉戸刊プリンセスされた1年4月号〜10月号
◆この作品はすべてフィクションです。実在の人物・団体・事件等にはいっきい関係ありません。
また、作品の時台である!!世ヨーロッパの歴史情景宗教観を重視し、表現していいる部分がございます。
今この作品に関する歴史は、〒1028108-東京都千代田区飯田橋2-08
秋田浩店プリンセス編集部気付着野文まで。
森〟は
すべてを覆
隠す
すべてを覆い
第70話
過去も
罪も
歩を緩める
な!
っ!
くそっ!
願いも
悲しみも
この身が
地に堕ち
森を抜け
川を越えれば
この名がどれ程
泥に塗れようと
かまわない
ロンドンは
我らのものだ!
あんたと俺の
おうこ
正国を
終わらせる
何処だ
バッキンガム
...
出会えば
それなのに
バッキンガムの
軍旗です!
すべて終わってしまう
ご予測通り
反乱軍は
この森にー
逆流する
凍った血が
あの熱が
欲しいと叫ぶ
呪いの声を
焼き消し
陛下!
お前の熱
非情な雨の
矢にさえ
おさ
収められぬ
燃えるように
たまし
鬼が
魂が求めている
閣下
あれを
!!
すべて
わだと
おうぐん
国王軍
が.....
ぷんだん
分断された
半身が
ふん
おまえ
半身が
欲し
........
バッキンガム
......
ロンドンに
行かせるわけ
にはいかない
......?
それが
だと
すれば...
あんたの返事
なのか...
今ここで
“リチャード三世”を
殺すしかない
来い
リチャード!!
陛下!
バッキンガムは
我々が...
お前達は
ここにいろ
......!?
ふたりきりで
決着をつける
...!
バッキンガム
...
いつまで
走るつもりだ
バッキンガム
!!
殺すんだろう
...
...俺を
お前の
その瞳
剣を
構えろ...!
おうごんい
黄金色に
燃える瞳が
おれ
俺だけを
うつす
あの瞬
っ!
しょうーっこう
至上の幸福が
魂を燃え上がらせる
っ
>
ぞんがい
存外に優しく
この身を包み
やさ
...っ
この腕が
すきま
隙間もない程
合わさっ
互いの
鼓動だけが
吐息だけが
世界に
なって
引き裂かれた半身は
とつになるんだ
あんたを
殺そう
と.....
......
殺したい
のは
思ったこと
などない...
何故ー
ならば
俺が
俺が
〝リチャード三世〟
だ.....!
!
リチャード
まだ
間に合う
戦いの最中
“リチャード三世”が
この森で消えた
としても
少しの証拠を
残してやれば
皆納得する
はずだ...!
アリチャード王”と
”バッキンガム公爵”は
揉み合ううち
増水した川に落ちて
死んだのだ
と.....!
兵達から
遠ざかった
のは
...国外へ渡り
死ぬまで
あんたの
傍で
...
その為
か.....
名を
捨てる
“荊棘”を
切り裂いてやる
...今も
あんたを
縛る
父親への
忠誠”も
...父への
忠誠...?
そうだ
...
王冠への渇望は
本当に
それが
元々は
あんたの父親の
悲願だったはずだ
自分自身の
望みだったのか
.....?
......
...そう
思った
確かに...
俺の“光”は
瞬間も
あった
......
他にある
...
だが
それは...
バッキンガム
......
諦念の果てに
求めた救い
だった...
気づかせた
のは
お前じゃ
ないか...
父の魂は
莉棘なんか
じゃない
ならわかる
その願いも
光を得た
俺の一部
なんだ
今なら
記憶も
苦しみも
すべて
.....っ
それこそが
エドワードも
荊棘だと
アンも
皆そうだ
この国
も
お前も
......だから
とも
共に
っ...
行くことは
できない...
逃げてくれ
俺が今
望むことは
ただひとつ
ンリー
...
...あんたと
乗るはずだった
あんたの
いない
船に乗って
...?
世界へか
そんな
せかい
世界に
今この時に
出来る最善の
道だ
必ず
生きていれば
未来はある
それまで
は...
お前が何処に
いようと見つけて
会いに行く
何の価値が
ある
この指輪を
お前と
思うから
このくちづけ
を...
あんたの手に
焼きつけられたら
いい.....!
指輪なんかじゃ
なく...
永遠にあんたを
想って名を呼ぶ
この唇が捺した
あとだと
あんたに
おも
憶い出させる
ため
為に.....!
もう何も
言うな...
陛下!
捕まれば
命はない
さあ...
手紙を
くれ
必ず...
王の紋章の
入った指輪を
持っていけ
いざとなれば
通行証に
なるだろう
リチャード
リチャード
ヘンリー
陛下!
川が決壊
しました
今すぐ
ご避難を
消えて
陛下
ここに
いては
危険です
僅かに残っ
くもりも
冷酷な雨に
奪われて
まるで
敵軍は洪水で
霧散しました
最初から
陛下...
まばろし
すぐに追わずとも
そう遠くへは
逃げられぬでしょう
何もかも
だー
王冠を...
閣下!
よかった...!
ご無事
でしたか
一旦支持者の
屋敷に身を
寄せ...
リッチモンドの
援軍が上陸するのを
待ちましょう
馬を連れて
まいります!
リッチモンドは
来ないよ
援軍は嵐で
足止めを
食ってる...
それを知ったら
あの人達は
君を売る
かもしれない
それなら
それで
かまわん
さ......
あんたは
俺を
持って
いろ
一部”だと
だが
リチャー
もう
おれ
俺には:
ティレル
...
必要ない
あんたが
最後に
なすべき
ことがある
すべてなんだ
かみ
1
...
神も運命も存在しない
ラでもそう思っている
前
国王陛下が
ここに駐屯
していると
......?
これは
ケイツビー
様!
ロンドンから
戻ったと
お伝えして
くれ.....
バッキンガム
ム...!?
何故だ
......
逃げて
くれ
シリー
―公爵は
すっかり
観念した
様子でした
嘘だ
...
逃げられたはずだ
それなのに
その
“裏切り者”の
...仲間
を
売った”
...
首を刎ねろ
聞くところによれば
報奨金に目が眩んだ
仲間に売られた
とか......
生きていれば
未来はある
何故
ええ
“裏切り者”の
バッキンガムには
当然のご処置
です!
謀反の
代償は
死ある
のみ...!
...
当然だ
この手で
今までどれだけの
敵〟を
葬り去ってきた
彼だけが
何故だ
戻ってきた!
何故...
なんだ
今まで
何処に
免れる
道理はない
...
リチャード様が
望んだか...
...!?
.....
お前は
これからも
リチャードを
守り続けろ
...
こんな
結末を
俺の役目は
違う
...あの方を
裏切り
それだけ
だ
あの方に
処刑されるのが
〝役目〟だと
...?
手に入れたい
ものがあった
...
どうしても
...
子どもの頃
から.....
それを
ついに
ふたりで
掴んだ
そのせい
で
気づいて
しまった
...
違う光を
見ていたの
だと..
...知って
いるだろう
俺は
欲しいものは
手に入れる
...
あの方の
貴方が
......
非道な方法で
悪徳へ踏み
込ませた...
どんな手を
使ってもな
秘めたる願いを
引きずり出し
その罪を
許すことは
できない...!
彼のすべて
を
気づいて
いるなら
......?
そうだ...
望まずには
いられない
......
償う為に
生きることも
できるはずだ
聖人ぶる
な!!
俺は
これからも
変わらない
お前だって
生き続ける
かぎ
限り!
リチャードの為なら
どんな悪逆も
やってのけるだろう
このまま
だと.....
俺はきっと
リチャードを
殺す...
それでも
もしまえ
お前が
貴方が
死ぬべきでない
という考えは
変わらない
...
俺が
自分の死に
よって...
リチャードに
傷を刻むつもり
だと思っていると
したら...
それは
間違い
だ...
俺の役目
は
リチャードの
行く手を阻む
荊棘を切り
裂いてやることだ
それが
たとえ
ぶんじしん
自分自身
だとしても
...貴方の
考え方に
バッキンガム
な
賛同できる
時は永遠に
来ないだろう
......?
最後に
何か望む
ものは
刑の執行は
すぐにしてくれ
...長く
拘留され
れば...
薄汚れ
痩せ衰える
...ファン...
リチャードの
前で
醜態を
さらしたく
ない
お伝えして
おこう
待て......
最後に
...
もう
いい...
もうひとつ
だけー
もう何も
言うな...
しかし
彼の
これ以上
何も聞き
たくない!!
最後の
願いを
彼は最後に
もう一度
だけ
あなたに
会いたい
とー
会えば
同時
には
鬼ご
蔵力
望めぬ
願いに
決心が
鈍る.....
り裂けそう
なる...
......
“彼女”は
何処だ
...お呼び
かしら?
連れて
来たんだろう
ジェーンを
陛下
お望みの
ものを
持ってまいり
ましたわ
...
ケイツビー
外せ
......
随分お顔の
色がお悪い
けれど...
それを
飲めば
終わるのか
駄目だったら
もっと確実な
方法もある
いずれにしろ
負担は大きい
でしょうけど...
何を
望むに
しても
選ぶのは
あなた
あなたの
身体は
俺は..
あなたの
ものよ
俺は
ただ...
王で...
いたかった
だけなんだ
後悔のない
人生なんてない
...俺には
必要のない
ものだな...
バッキンガム
公
やはり
刑の執行日が
決まった
明日だ
......
リチャード
は.....
会っては
くれないのか
..
明日は
せ
万霊節
だ..
すべての
魂の為に
憎むべき」
祈ることが
できる...
入も前も
裏切り者の
為にも
祈り!!
か.....
俺とあんた
に
もっとも
不似合いな
ものだな...
悪魔〟の
俺達には......
悪魔の半身に
なってやる
違う...
違う?...
あんたは
......
んたは
悪魔な
俺は
神も
運命も
信じた
ことは
ない..
悪魔
だったのは
だが
もし..
神よ
俺だけ
だ...
罪には
罪の報いが
あるなら...
もし存在するのなら
俺の最後の
時間を
祈りに
捧げる
どうか
リチャードを
罰するなー
悪には
悪を
罪には罪の
お時間
です
さば
裁きを下せ
バッキンガム
この
2
バッキンガム
こうしてくかっ
公爵閣下!
まったく
何処に行かれ
たのかしら?
あんなに
可愛い花嫁が
お待ちだって
いうのに!
結婚なんて
冗談じゃない
ついこの間まで
殺し合ってた
奴らが
この結婚
で
わざとらしく
浮かれ騒ぎ
やがって
俺の人生は
終わる
意志を奪われ
飼い犬のように生きるなら
〝死〟と同じだ
っ
何だ?
こんな時に
鍛練を...
貴族の
子どもか
...?
男かーー?
しまっ...
その前に
っわ
いって...
死ぬつもりか馬鹿!!
馬鹿!!
リチャード
祝宴が
始まるぞ
!
今参り
ます!
おい...っ
クソガキ
もっと
あたま
頭をつかえ
よわ
弱くても
死なん
ようにな..
”リチャード”
......
恥知らず
裏切り者の
ユダめ!
俺は
かみ
...
神も運命も
信じていない
心残りは
ない
この世に
生まれ
...
ああ
......
そうか
...
てれを
人間は
言い残す
ことはない
運命と呼ぶのか...
やれ
あんたに
であ、
出会えた
...ただ
ひとつ
願いが
最後に
......
あると
したら...
度.....
もう一度だけ
あんたに
ンリー
地獄で
先に待って
いろ
かなら
必ず
また
あ
会える
この血は
おれだち
俺達の
ふたた
再び結ぶ
むす
誓約のFF
証だー
運命は
樹
季節が
決し
止まらぬ
ように
歓喜の夏にも
いつしか
冬が忍び寄る
ただいま
愛しいそこく
祖国よ!
そして我が
故郷南西部
よ!
なんと
足元が
揺らがない!
この世に
これ以上の
幸福があるか?
リッチモンド
伯!
お待ち申して
おりましたぞ
......!
ジョン・
モートン
司教です
そうだった
司教!
あなただけが
頼りです
.....!!
リッチモンド伯
...いや
我が王よ
我らが同志
バッキンガム公
が
悪魔の手にかかり
命を落としました
早々に
悲しいお報せを
せねばなりません
確かに
大きな
“兵力”の
最大だ
しかし私には
彼に託された
使命がある
リチャードの悪業と
貴方の正義を世に
知らしめる計画を
すでに準備して
だが
バッキンガムを
失ったのは
わたしたち
私達じゃ
ない
リチャード
の方だ...!
正義の名の下
共に海を越えた
この時が
来るのを
心ある
フランスの
諸勇士
そして
暴君の軛の下
哺吟しておられた
私は長年
待ち続けた
司教
同志諸君
リチャードは
自ら
最大の味方を
葬り去ったのだ
我らが国王が
首都へ
戻られた!
甥殺し
!
無礼者
!
捕らえろ
!
お帰り
なさい
陛下!
ケホッ
留守中
ご苦労
だったな
働きに相応しい
報酬をとらせ
よう
ハワード
当然の務め
です
臣下と
して
...塔の
子ども達は
まだ見つから
ないのか
スタンリー
リッチモンドは
と
何処だ
はい...全力で
捜索しており
ますが......
お前の
義理の息子
裏切り
には
極刑を以て
対処する
大貴族
だろうと
近親者
だろうと
どれ程
親友
だろうと
愛した者で
あろうと
諸卿!
例外は
ない
二度と
造反者が
出ないよう
国王専属の
軍隊をより
強固なものとし
王権の強化が
急務だ!
権利や紋章の
管理を厳格化
させる
王統を騙る
作欺師達を
のさばらせぬ
為になー
軽々しく
血統や紋章を
捏造し
...
あるわけ
がない
王は今後
北部のものを
重用する方針
らしいぞ
例外など
それで
王権が強化
されれば我々は
どうなる
これでは
王妃一家を偏重
していた前王と
同じだー
ってはならない
半身くさえ
陛下
少しお休みに
なられては
リッチモンドの
軍勢がいつ上陸
してもおかしく
ない状況で...
休んでいる
暇などない
掛けたのだから
リチャード
お願い
少しじゃん
時間を作って
もらえない
かしら
...何の
用だ
...
久しぶりに
体調がよくて
貴方と
エドワードと...
三人で過ごし
たいの......
ほんの一時で
いいから
わかった
そう
だ
何故だ
何故そんなに
雨はもう
......?
悲しげな表情を:
半日だけだ
森の奥へは
行くな
非公式で
来ているんだ
白いの
さん
どんぐりは
ここで探し
ましょうね
こんな
ふうに
騒ぎにならぬ
ように
......
久しぶりね
あなたと
森で...
何だか
何もかも
・っ
夢みたい
......
......
雨は
疾うに
止んだ
のに...
何処にいても
残影を
さがしている
瞬さえも
忘れはしない
この身を
染めた
あいつの
忙殺されて
いたかった
あの血の熱が
...悪い
夢よ...
振り返る
余裕もない
程に
いま
今も
俺を焼き続けている
何もかも
そいつあ
お前さんの
フタカ?
アン...?
どうした
坊主!
は
はいっ
この森のもんは
王様のもんだ
もちろん
このドングリ
もな
す
このブタ共は
王様のブタだから
このドングリを
食う権利がある
んだ
わかったか
すみません
だが
すべてのもんは
神様のもん
でもある
神様のドングリを
神様のブタが
食っちゃいけねえ
道理があるか?
まぬけ
!
見逃して
やるって
ことだよ!
やって
みっか?
はい!
この棒で木を
叩いて実を
落とすんだ
戦場じゃ
ない...
議会でも
......!
宴でも
ない...
あの子に
エドワードに
王宮は似合わ
ない......
......
お願い
よ......
一体どうし
たんだ...
あの子を
リチャード
はい
廃嫡して
何を
私...
言って
...
もう長くは
生きられない
......
医師に
子どもの
頃......
また
結核に
罹ったことが
あって...
発病したの
そう言われ
たの......
一度治ったの
なら.....
自分の体の
状態は
あの時も
生死を
さ迷った
ゴホッ
自分で
わかって
......
ゲホッ
アン
.....!
...っ
あなた
と...
これから
......
......?
何故
あの子の
未来を
この国を...
作っていける
と思ってた
守っていけると
思ってた...
私が
死んでも
あの子は
命を狙われ
続ける...
何故だ.....
王の子で
ある限り
死ぬまで
血と陰謀から
逃れることは
できない...
何故神は
んなにも
あなたが
そうして
しまったの
......!
エドワード
を
そうでしょう
リチャード
解き
放って
この
恐ろしい
奪うんだー
光の輪の
呪縛からー
俺
リチャード
お願い
そして
今度こそ
もし私と
あの子が
いなくなって
も...
あなたは
男だもの
まだなど
何度でも
子どもを設ける
ことはできる
あなたが本当に
愛せるひとと
...
本当の
後継者を
......
寒い...
寒い
......
寒い...
だヒゅう
身体中が
寒い...っ
凍りつき
そうだ
は...
だっ
ここじゃ
駄目だよ
“王の天蓋”が
こんなに冷たい
はずがない
あんなにも
求めた
の場所
何処だ
.....っ
はァ...
は...
何処だ
...
何故...
何故
いない...
どうして
何処にも
いないんだ
...
陛下?
......
あいつが
いない
あいつが
いない!!
あいつが
いないと
陛下..
あの熱が!
リチャード
と......
あの熱が
いんだ
リチャード”と
呼べ......
眠れない
のに...
あいつの
ように...
リ...
っ
目を閉じて
いればいい
リチャード
様.....
リチャード
様!
好きな女の
ことでも
想像して
できません
身体の
熱で
魂を
あたためる
ことは
できない...
心が
知っている
そんなこと
共に
なければ...
誰よりも
会いたいんだ
......!?
だけど
俺が...
...
もう
いない...
愛したから
......
愛した
ものは
大切な
ものが
全部
消えて
しまう...
消えて
いく...
罪を犯して
欲しいものを
リチャード
様
手に
入れた...
すべては
罪を犯した
代償なのか
ご覧
ください
我が王
よ...!
最後まで
貴方の
旗です!
お伴いたし
ます...
赤き竜
.....
南西部で
これは..
アーサー王を
思い出すな
完璧だよ
司教
事前に伝えて
おいた通りの
出来だ
もうひとつ
お見せしたい
ものが
これは..
バッキンガム公の
遺志でも
あります
成る程
リッチモンド
伯
その書は
一体ー
これかい
?
私たちの
がたり
物語さ
ようや!
とき
時”が
来たんだね
第72話
お前を
身籠もった時
きっせい
吉星が
輝いた
天使は夢で
告げた
そこの子は必ず
この国に幸福を
齎す!と
その頭は
王冠を戴くべく
その手は
王笏を握るべく
その身は
玉座に収まる
べくー
有り得ん
庶子の
血筋だ
お前は
王になるべく
生まれた
お前は
私の光
悪いがもう
文授は
できない
権利はない
ランカスターは
終わった
祝福を一身に
受け生まれた
子ー
リッチモンド
はくしゃく
伯爵
ンリー
テューダー
いい加減に
教えてくれ
司教のあの
書は...
私たちの物語
とはどういう
意味なんだ?
ヨークに王冠を
奪われて以来
ランカスターは
ただ逃げ回って
いたわけじゃない
そんなことは
わかっている
オックスフォード
伯
貴方のような
百戦練磨の将が
いてくれれば
我が軍は安泰だ
勝機がなければ
これだけの軍勢が
リッチモンドの名の
下に集まるはずが
ないだろう
だが
我々は
まだ
英雄”
じゃない
リチャードは
仮にも正統なる
現国王!
外国人!
!
裏切り者
正直王に
なるには
一方我が軍の
構成員といえば
確かに
そうだが
カ
微妙な血統の
リッチモンド
そんなこと
今更...
英雄になる為に
必要なものとは
何だと思う?
...勝利?
そして...
物語”
成る程
その
伝説に擬える
計画はわかるが
英雄の物語と
いえばアーサー王
英雄がいっ
英雄である
為に
ならば
あの書は
それだけ
じゃない
何よりも
必要なもの
どなた様も
お集まりを
上演を開始
いたします!
劇団...?
ここに再現
いたしまずは
王宮の隠された
真実
リチャード
さんせいおう
三世王の
そう...
貴方がたを
支配する者の
呪われし正体
物語
必要なのは
最高の
悪役だ
陛下...
っ
鍛練はもう
この辺で..
...次の予定まで
時間はまだ
あるだろう
ですが
ピギッ
何を
してる
やめろ
白いの
小夜啼鳥
...?
季節外れに
迷ったか...
.....
葬ったところで
何になる...
元より人間でないものは
天国へは行けないの
だから
魂のない
ものを...
陛下!
ご報告
申し上げます
リッチモンド
伯の軍勢が
南西部の港に
上陸したとの
ことです...!
......
...
ようやく
来たか
この時が
すべては
犯したなく
罪の報い
だと...
〝神の意志〟だと
いうのなら
差し詰め
敵は
神の使いか
敵の数は
詳細は
調査中ですが
議会を
招集いたし
ますか
オックスフォード伯を
はじめ、複数の貴族が
合流したようです
...
だとすれば
バス
神よ
評議は
不要だ
戦う
以外に
せんた
選択肢は
ない...!
これは...
どるに足らぬ
反乱”か?
当初はそれ程
でもなかったが
続々と賛同者が
集まっているという
噂もある
...もし
仮に万が
こちらが負けた
場合.....
...逆に王が
勝つとしても
どうなる?
我々の立場が
悪いことには
変わらんさ
北部びいきの王
の下ではー
貴公は
どう思う
スタンリー
卿
貴公が
もし...
南西に向かう。
と言うなら...
無駄話を
している余裕が
あるということは
いや
その...
帰って軍備を
整えなければな
私も兵を
招集しない
と...
すでに出陣の
準備は万端と
いうことですかな
諸卿!
...
恩知らずの
風見鶏共
しかし
こう立て続けに
反乱が起きては
バッキンガム公
との戦の後..
貴公までが
何を言う!
......
どうにも
胸騒ぎが
するのだ
陛下は
抜け殻のよう
だった...
まるで
亡くなる前
の.....
体調が
戻らない...
エドワード
四世王の
ようにー
あの薬の
せいか...?
それとも
ー
リチャード
様...
リチャード
王......
リチャード
......
ー
リチャード
お願い
リチャード
......
......
リチャード
様.......
大丈夫
ですか
....あ
......
ここは
それ
なのに
俺の王宮
のはずだ
ああ
.....
何でも
ない...
......
何故
みーんな
裏切る
きっかけを
さがしてる
相次ぐ
友乱
その上
君は
本当に
死にゆく
王妃
大事な...
後継まで
失くしたら
何もかも
失う
半身を
殺してまで
まひまひ
守った
王妃様の
ご体調は
今は小康状態
だが...
いつその時が
来てもおかしくは
ない......
正直
実は
王太子
様にも
おうかん
王冠さえ
もー
まだ確定
したわけでは
ないのだが...
同じ病の
兆候が出て
いるのだ...
この話は
くれぐれも
内密に
......
......お
王妃様
.......!!
ケホン
手放せば
はあ...
あの子を
リチャードに
未来はないよ
...
そんな
ことは...
疾うに
承知だ...
ジャンヌ
ただ..
俺が
お前はひとつ
間違っている
...
っしても
守りたかったもの
それは
王妃様
!?
アン
...!?
っ母上
何処へ
行くの
ですか
.....あの
場所は...
あまりに
死に取り
憑かれてる
逃れるなら
......
今しか
......
...待って
ください...っ
ははうえ
母上...っ
・っ
母上...
みんなが
心配して
います
...
私は...
もうすぐ
死ぬ......
聞いて...
エドワード...
...
王宮は
リチャードが
もし...
死ぬなんて
そうなれば
......
貴方の死を
願う者達ばかりの
魔窟になる
戦で負ければ
なおのこと...
王の嫡子は
処刑されるか
一生牢に
閉じ込められる
運命...
そうなる
前に
アン!
待て...
一刻も
早くー
嫌...!
嫌よ
母上...っ
ここに
いては駄目
なの...
ここは
私が
望んだ
あの王宮は
場所じゃ
ないもの
母上
.....?
あなたと
出会う
......?
帰り
たい...
......
人生を...
あの日
奪われる
前の
前の私
に......!
わたし
私に...!
...
..っ
あ...
......
エドワード
貴方は
......っ
待ってくれ
...
貴方が
望むよう
に...
血と
殺戮の
輪の外で
......?
アン
...!
私達は
夢見る
ことさえ
許され
なかった
〝女〟の義務
は......
アン...!
......
放して...
目の前の〝誰か〟を
ねえ
あなた
は...
私の...
ただ愛することだから
リチャード
呪縛なの
愛した
から
しば
縛られ
たんじゃ
ない..
あなたを
あなたに
愛したから
じゃない...
愛され
たかった
から...
ずっと...
私を縛ってさえ
くれなかった
あなた
は
私を荊棘で
縛ったのは
私...
して欲し
ねが
願う度
じばくら
荊棘は
そだ
育ち
うん!!
しーいじゃん
自分自身を締めつけた
愛され..
たかった...
......
リチャード
..
すまな
かった...
アン...
その荊棘
は...
今ここで
......
共に
守りたかったもの
断ち切ろう
おれ
俺が
おえ
俺は..
自らの
意志で
血塗れの
道を選んだ
......
その業を
お前が背負う
必要はない
エドワード
へ
えす
お前を
失ったとしても
あい
愛している
え...
剣
このようなことを
目の前のスマホを
わかりましたかっ
..
し
紳士淑女の
皆々様
これより
ご覧にいれ
ます演目は
いやいや...
お笑わせする為に
まかり出たのでは
ございません
馬鹿話や陽気な
見せ物を期待して
来られた方は
失望なさるでしょう
何故なら
極めて重大な
真実の物語
ヨーク家の
太陽が天を
支配し
ランカスターの
陰鬱な治世は
終わりを告げた
.....
戦士は軍馬を捨て
女に跨り
持て囃されるのは
巧言令色と
見目麗しき者達ばかり
だが
この俺
は
神の
失敗作
...!
ひ...っ
さあ
見るがいい
ご婦人方
貴女方の
瞳に映る資格さえ
奪われた男の姿を!
我が名は
リチャード――!
ご覧の通り
俺が通れば
犬も吠える
ははっ
母親の胎の
中にいた時
から
渾沌そのもの
と言っていい
この醜体...
愛ってやつには
拒絶されてる
だとすれば
紳士諸君
このにやついた
平和の中で俺が
すべき事は何だ
?
王となって
命令し
縛り
付け
奴らを
圧倒して
やるのだ!
ジョージと
エドワードは
すでに死んだ
筋書き
どお
通り
ヘイスティングスや
ウッドヴィルの
一味を殺るのは
簡単だった
間抜け
共!
塔の
王子二人を
殺る時は
ランカスターの
リッチモンドに
邪魔されたが
やめてっ
なんて事
次は
子の産めぬ
妃を毒殺し
ひどすぎる
若く美しい
兄の娘を
妻に迎える
ことにしよう
神よ..
だま
黙れ
忌々しい名を
口にするな!
我が名は
リチャード
リチャードを
たた
称えよ!
.....
あ...
汝らの
...王である
あく
ま
悪魔.....
っ消えろ
悪魔の王め
声をあげた
ところで
止められは
しないぞ
いや
待て
おい...
あれを
見ろ...!
この国は
俺のものだ
あれは...
誰だ
...?
おいおい
まさか
知らんのか?
あのお方は
な...
我が紋章の
赤き竜よ...
英雄アーサーの
御魂をこの身に
宿らせたまえ!!
おおっ
貴様は
リッチモンド
伯
ヘンリー・
テューダー
...!!
私はま
お前から
姫...!
この国を
とり返す為に
やって来た!
必ず
お救い
いたします
!
この国を
踏み荒らす
残虐な猪...
ロンドンで
この真実を
知るものは
少ない
賢明なる
勇士達よ
我らの血肉を
貪る悪魔の
手から...!
敵の力は
強大だ
どうか
リッチモンドに
力を貸してくれ
...!
おれ
俺は
やるぞ!
ありがとう
!
正義の心は
剣一千口にも
勝るだろう!
ぼ.....
僕も...
俺も
参加する
迫真の
脚本だ
イーリー
司教...!
では
次の町へ!
......
王妃様
だけでなく
そんな...
それで
ご病状は
残念ながら
かなり...
...それこそ
かんきゃく
観客が私たちを
ま
待っている
王太子殿下
まで...
王妃様と
どちらが先か
...ということか
お会いすることは
かなわんのか
殿下はこれより
ロンドンの外にて
隔離されることに
なっております
確かに...
王宮で病を
変延させる
わけにはいかん
それに
しても...
...
無事あの子が
ロンドンから
離れたら
王太子は
死んだと宣言
する
何という
不運だ...
戦の前に
そして
あるいは
“葬儀”は
済ませたい
アンも
陛下
何かお探し
ですか
あの子に
何か
必要な
ものを
だがおうこう
王侯の服や
剣は
持たせて
やれんから
な...
おいしろい
白いの...
大丈夫か
......
アンからの
何故
封も切らず
に..
これは
...
この箱
そうか
確か
...
焼き捨てる
程の執着も
なく
あの頃の
手紙
...?
忘却の鍵で
封印した...
陛下
.....
お言いつけ
通りに
...
幼い魂を刺した
でも
本当に
記憶の断片
よかったの
かしら?
後継者の
死”は
王にとっても
致命傷
これでもし
奥様まで
身罷ったら
黙れ!
アンは...
必ず助かる
願いを聞いて
やりたかったの
でしょう?
...
......今は
助からないと
知っているから
これを
エドワードに
俺の願いでも
ある...
渡してやって
くれ.....
あの子の
父親の
彼のこれからの
世話係なんて
重大な役を
何故私に?
お前とは
すでに重大な
秘密を共有
している
お前は
形見だ...
それに
弱い者を
裏切らない
そう
だろう?
たとえ
監視役だと
してもね
新しい夫まで
いただいて
しまっては
裏切れませんわ
...いいい
男だし
ジェーン
エドワード
を...
いや...
もう何者
でもない
どこか
魂の奥で
あの子を
頼む
...
からか...
いたのか
せま
迫り来る
冬の気配と
の運命の
く末を
入っては
なりません
陛下!
邪魔を
するな!
アンは
私の妻だ
いけません
...ベッドに
入ってくれ
アン
こわ
体に障る
リチャード
...
私達...
下がって
いろ
あの子を
失ったんじゃ
ない...
そうよね
...?
.....
あの子は
ああ
新たな人生を
得たんだ
.......
アン...!
ありがとう
......
これで
安らかに
死ねる
馬鹿を
言うな...
回復祝いの
宴も準備
させよう
じき
よくなる
君の為の
ドレスも
新調して
...ドレスは
あなたが
着て..
あなたの
ドレス姿...
好きなの...
......
すべて
叶えてやる
君が望む
なら...
まだ他に
お願いが
国王”に
叶えられぬ願いなど
ありはしない
それなら
...
陛下の
限りない
ご恩情に
心から
感謝いたし
ます......!
こくおう
国王陛下
最愛の
我が娘
エリザベスに
...すべて
妃の望み
だ...
このような
素晴らしい
ドレスまで...
その
ドレスも
アンの為の
ものだったが
君が
着て
くれれは
彼女も
喜ぶ
だろう
だけど
どんな顔をして
叔父様の前に
立つっていうの
叔父様の
敵と
婚約して
おいて
やっと許され
たんだもの
確かに
婚約はした
だから
リチャードは
本当は
王宮に
戻りたい
でも結婚
したわけじゃ
ない
貴女を手元に
置いておきたい
のでしょう
アン王妃は
もう死ぬ
な...
何を
言うの!
貴女の”血〟を
欲しがっているのは
リッチモンドだけ
じゃないということよ。
ひどすぎる
あの婚約に
応じたのも
すべては貴女の
幸せの為...
王宮へ戻る
のが貴女の望み
なら
許して
ベス
私は従うわ
だって
貴女は
私の最後の
希望なの
だから
叔父様!
私
どんなに叔父様を
悪く言う人達が
いても...
信じない
わ......
だって
...
だって
!
大切!
エドワードは
心から貴方を
愛してたもの
...!
......?
エドワードは
ずっと
この先の
貴女の人生が
祝福され...
貴女を
気にかけて
いた...
穏やかに天寿を
全うされるよう
祈っている...
リチャード
私達を
自由の身に
したことが
真にお前の
〝恩情〟だった
としてもー
その戯れの憂しさで
優しさで
嘆きの声で
眠りを乱すな
お前は
己の墓穴を
掘ったのよ
......!
今はただ
なっ
懐かしき
面影に祈りを
神よ
どうか
あの方の
魂に
安らぎを
薔薇王の事2016年
c菅野文(秋田書店)2014
コミック・モアさまにて
お買い上げいただき
あんまりありがとうございました
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PRTYCESSCONIC
2021年12月25日-初版発行
おうおう
薔薇王の葬列(@
文
普野
石井健太朗
お、お兄ちゃん、
者者
行
著発
発行所
...神谷田J刷株式会社
〒102-8101.東京都千代田区飯田橋2-10-8
製作の33265-7373
愛知県(08)32657367WEB03)3254-724
授業1コ理00130-0-9935:
11月15日
(読「無断転職・放送・上映:上演・執写・公衆送信Web上での画像掲載
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本書のコピー、スキャン、デジタル化等の無断複製は著作権法上での例外を
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例にホピントというので、デジタル化することは、本日という本日サンターにたとえ個人や家庭内の利用でも者作権法違反です。
テジタル版2021年発行
製作所デジタルカタパルト株式会社
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製作所・デジタル版・222017年発行・学・デンタル・カタバルト株式会社・学生・NTWEWAWANATVATARTAVINETACAICの
でA.KANNO201
Printedin.japan