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Instructions:
萱薇
平列
花片
い、
Rean...
...なんだ
of.the
ファットアップに
PRINOESS
PRINCESS
「いい!!」という月刊プリンセス掲載
青野文メリットファスティーなのですが、
一微生の葬列っ
薔
人物紹介とこれまでのお話
ヨーク公リチャート
リチャードたちの
父。優しく成績があ
る。リチャードにと
っての希望の光。
ヨーク家の三男。
両性具有の身に生
まれ、幼い頃から
母親に疎まれる。
セシリ
リチャー
一ドたち
の母。リチャー
ドを嫌っている。
エドワード
ヨーク家の長男。
父と共に戦う。
女性の扱いがう
まい。
ヨーク家の味方
ウォリック伯
リチャードの父
と長いつきあい
があり、信頼さ
れている。
ジョージ
ヨーク家の次男。
物事をあまり深
く考えない性格。
ケイツビー
リチャードの幼い
頃からの世話係。
彼の身体のことを
知っている。
オリック伯の
リチャー
のことが気にな
ヘンリーの変だが
夫への愛情は少な
い。政治の実権を
握っている。
ヘンリーの息子。
気が強い。リチャ
一ドに興味を持っ
ている。
赤薔薇
『ランカスター家
時の王。信心深く
争いを嫌う。時折
羊飼いとして城を
抜け出す。
ジャンヌダルク
フランスの)魔女と呼ばれ
火刑にされた...亡霊となり
チャーの前に助かる。
白猫
怪我をしている
ところをリチャ
一ドが助けた。り
チャードに懐く。
時代。
両性具有の身に生まれたヨーク家の三男・
リチャードは幼い頃から母親に疎まれてきた
が、父親からはその名を受け継ぎ愛情を受付
て育った。愛する父が王になることを願うリ
チャードは、現王ハンリーの派閥さあるラン
カスター家に戦いを挑むよう、父に進言する。
王に反旅を翻したヨーク軍は戦場へと向か
い、まだ幼いリチャードはその場に留まった
が、ランカスターボの裏撃を受け散期に掘り、
えられてしまう。捕らわれの身のなかで不思
歳女を飼いの背年に出会ったリチャードは、
その温かさに心揺さぶられる。
やがてヨーク軍はランカスター軍に勝利し、
王ヘンリーは幽閉される。
リチャードたちは解放され、ヨーク家はつ
いに国の実権を握るが、逃げ延びたマーガレ
フトが反撃に出たため、リチャードの父は再
び戦場へ向かうことに。
同行を願ったリチャードだったが、母の手
によりロンドン塔〈閉じ込められてしまう。
何もできない自分にいらつくリチャード。
一方、父ヨーク公爵はマーガレットとの戦
いて怒濤の攻撃を浴び...
この物語は:
―中世イングランド。ヨークとランカス
ターの両家が王位争奪を繰り返す普薇収争
GODIGMIS
5.57.99
まあ、まあ...でも
5.6
第一第14第16第12第18第1第13第15第11第26第28第4第29第19第2第23第24第3第7号「第一条第17第25号・第22第「第215号、第27第1回「第76第一部・第1号」第一定第20162第一号」「第1条第一本第一年154第一策、第10第一2第48第74第42第二第2号」の第1項」第32第三第一発表「第46第36第43第38第2東京・第75第45第2条第7条第315条第二条第5第78第一東京都市・第47号」
っ
...
145
〈初出〉月刊プリンセス2014年4月号〜7月号
◆この作品はすべてフィクションです。実在の人物・団体・事件等にはいっきい関係ありません。
また、作品内のすべてのよ現においで作名に素別の意図はございません。
◆この作品に関する感想は、〒128808東京都千代田区飯田橋2108.
秋田春店プリンセスス編集部気付帯野-文まで。
人生は
ため息のように
消え失せる
王様も
乞食も
ホラ!
死神達が
やって来たら
だれそれ
誰も
連れることは
できない
第
へ
話。
なんだ
この胸さわぎ
は?!
あの夢と
いい
まさか
父上に
戦況は
今
!
......おい!
牢屋番
!
なんで
お前が
待っていて
父上
必ず俺が
貴方の
元へ
......
リチャード...?
あら
よかったこと
まだ
生きていた
......
さっさと
はぁ
殺せ...
俺の余命の
砂数も...
何故だ...
はぁ
もう
知れた..
...誰か知って
いますか?
王妃」に
向かって
命令する..
お前は一体
何者なの?
その傲岸不遜な
ボロクズの名を
?
ねえ
教えて
?
あらまあ
!
あはは
大変失礼
いたしました
まあこれは
...何てこと
陛下!
さ、
これを...
陛下の首に
被せてさしあげ
ようと
私、一生懸命
編みました
のよ
ほぉら
陛下が
死ぬ程欲しがって
いらした
おほほ!
あら、
なんて
お似合い
ホラ諸卿!
敬礼なさい!
...クラスラスのアプリケーション
「王冠
ですわ
何か
おっしゃったら?
せっかく
お前を
辱め
死ぬ前に
もっと
私を楽しませて
ちょうだい
ヨーク?
あぐ...
ほら
もっと
足掻いて!
醜態をさらして
くれなきゃ
とり乱して
!
泣かせる為に
生かして
あいたのに
がっ
私の怒りは
おさまらないのよ!!
...私が
死んでも
はー
ランカスター
はー
...その
希望がお前の
高潔の源泉か
その灰の中から...
復讐の羽根は
再び舞い上がる..
話には
聞いているよ
単細胞の
ジョージ
特別可愛
がっている
そうじゃないか
?
女たらしの
エドワ
ード
そして
一等
年下の:
小さな
あの子を
さぞ会いたい
だろうねえ
......?
まァ
私も子の親、
痛い程気持ちは
わかります
陛下の死に際に
ぜひお届け
したいと思って
何を
企んでいる...
企みだ
なんて
ホラ
見なさい
ヨーク
この衣を染めた血は
お前の愛しい未子の
心臓がらしぼりとった
血よ
さあ
それで
涙をお拭き。
あ...
っそうよ
お前のキレイな顔が
絶望に染まるのが
見たかったの!
可哀想な
ヨーク!
その表情!!
ああ...
まんぞく
満足
したわ
...では
絶望して
死になさい
あ...
ーーっ
なんだ?!
......
...おい
息が...
できな
殿下!
ど、
どうした
ヘンリー陛下は
すでに何処かへ
移されたようです
民家にでも
隠したか...
...
おいお前達...
こいつを
運び出せ!
えっ?
しょ、また
承知いたし
ました!
父上
閣下!
ここはもう
駄目です!
後衛隊を
南へ!
私が
本隊を
つれてくる
首都は
何としても
守りきれ!
王妃様
皆存分に
奪うがいい!
働きに対する
正当な報酬です
!
この辺りに
陛下が囚われて
いるとの情報が
...このまま
一気に首都まで
突き進み...
...よく
やりました
今度は本物の
血で
ヨークの首を
ぬぐって
やりましょう
...
閉じていれば...
目を
少しは
可愛げが
あるな...
...!!???...?
......
父上..
...!
!
.......
...っ
あ...
ここは
ランカスター派の
民の家だ!
......
母上の軍と
合流できるまで
一時的に潜んで
いるのだ
どこだ
ここは..
どうして
お前が...
王妃の軍
だと?
ランカスターが
進攻してきて
いるのか?
何も知らんの
だな?
何処までだ
?
...お前
もしかして
まだ父親の
ことも
父上が
どうした?
父上に何か
あったのか!?
!!
...
お前の父親は
今...
ヨークの町に
いる
ひとりで行ける
距離じゃないぞ
...一緒に連れて
行ってやってもいい
このまま
俺の手元に
いるならな
何故敵軍に
くっついて行く
必要がある
父上をお迎え
するなら兄上や
母上と共に行く
お前の母親は
すでに兄を連れて
避難したそうだぞ
...できる
のか?
どうせ
何かやらかし
たんだろう
あんな所に
閉じ込められて
いたくらいた
リチャード
お前は
捨てられたんだ
初めて
じゃない
捨てられる
のはー
...何故
止める
おっ
おい
待て
この辺りは
じきに我が軍の
手におちるぞ
た...
多分っ
捨てられた俺に
人質としての
価値はないだろ
......?
え?
えーと
それは
...
お
俺も
どうしてだか
わからないが...
お前が
女だからだ
...っ!
あ...
父上が
がっ!!
...俺は
女じゃない
俺を息子だと
そして
『リチャード』と
呼んだんだ
俺は
女じゃない
はあっ
だから
くそっ
ひとりで
はっ
行けるんだ
どうする
べきか
どっちへ
向かえばいい
近くで戦闘が
始まっている
のか?
一刻も
早く
戦況はどっちに
傾いている?!
おい
考えろ
リチャード
父上の元へ
行く為に
そこで何を
している
敵兵ならば
おとなしくー
.....
...この町は我々
ランカスター軍が
占拠した
子供か?
考えろ
考えろ
リチャード
...馬が要る
町の者は
ほとんど
逃げ出したぞ
...ヨークの町は
遠い
...ランカスターか
占拠しているの
なら
ここを抜けるのは
簡単しゃない
俺を知ってる
奴もいる
だろう..
何も知らん
のだな?
もしかして
まだ父親の
ことも
早く...
食料も..
...武器が
要る
早く
お前
略奪が始まる
前に早く
早く
早く
早く
本当にただの
市民か...?
隠れ蓑が要る
父上
早く
貴方の
早く
元へー
はァッ
はァッ
早く
外れろ..
外れろっ
...くそ
!
早く...っ
―こっちは
回ったか?
はぁ
はぁ
いや
まだだ
はぁっ
っ
はぁっ
父上......
はぁ
はぁ...
:俺の身体には
大きすぎるか
はぁっ
は...
だが武器と
マントだけ
でも
......
...妻と
この:
子か...
この子供の
父親
殺した
俺が
あ...
は...っ
心じゃ
...
はあっ
はっ...
はあ...
...
はぁっ
はぁっ
はっ
そこに
いるのは誰
?
父上.....!
ああ
神よ...!
リチャード
本当に
君なのか
...?
...
...戦いが
始まって...
どうして
君こそ
何故こんな
所に?
この町の
市民じゃ
ないだろう
こんな時に
どうして...
ここに隠れて
いたんだけれど
まさか
こんな所で
君に出会える
なんて...!
来るな!
来るな
どうして
じゃあ
どうして
君がおいで
......わかった
...だって
ずっと
君に
会いたかったん
だ
勝手な
おれ
俺は..
会いたく
なかった
...こと...
お前に
度と
決めたんだよ
...
ひとり
でー
ひとりで
......っ
行かなきゃ
いけないのに
...
リチャード!
リチャード
待って!
リチャード!
はなせっ
お前に
かまってる
ヒマは...
僕も
一緒に
行きたい
連れていって
くれないか
...
すごい
血だ
お前を
リチャード
大丈夫
なのかい?
ひどい...
...ファックス
.....ついて
...
わからない
けど...
君と一緒に
いると
僕は
ついて
来て...
どうする
自分が
自分でいられる
ような気がする
だから
それで
木の実をとったり
羊の世話を
したりして
君と一緒に
いたい
ふたりで
またあの森へ
行きたいんだ
ただ
教会の鐘の音に
従って毎日を
過ごしたい
静かで穏やかな
毎日をー
そうすれば
君も
...傷...?
こんなふうに
傷つかずに
いられるだろ?
僕は
誰も傷つかない
世界へ
行きたいんだ
馬鹿な
俺は
傷ついて
なんかいない
これは
他人の血だ
俺は
お前とは
違う
傷ついて
いないなら...
どうして
俺はお前
なんか
いらない!
君は
泣いているの?
俺は:
おい!
あそこ
だ!
!
俺は一誰も
どうない
俺にはー
リチャード!
陛下!
探しましたわよ
...さあ
共に
帰りましょう
父上が
待っている
私たちの
首都へー
俺を
待っていて
くれるんだ
第5話
ヨークへ向かう
道はどっちだ
方角的には
あっちだが
おいお前ー
その血
負傷してるん
じゃないか?
そのケガじゃ
帰るしかねえか
.....まったく
......?
略奪しなきゃ
金も払えねえ
軍なんてマッピラ
だよなァ
まァ
盗賊には
気をつけろよ
...無事に
家族に会えると
いいな
残ったのは
前衛隊
だけか...
時勢は我々の
味方だ
...今のうちに
祈っておこう
祈るのは
まだ早い!
ウォリック
公
がっ
エドワード様の
援軍がこちらに
向かっている
合流するまで
何としても
持ちこたえるぞ!
......?
リチャード
陛下の...
私の夢をー
まだ
終わらせは
しない...
ご覧なさいませ
陛下
貴方の王冠を
盗もうとした
あのヨークの首は
ヨークの市門に
飾っておきました
ので
最高のご気分
でしょう?
ウォリックの
死体がないのは
残念ですが
...っ!
その話は
聞きたくない...
私は彼と
誓約したのだぞ
ああ、何と
おぞましい...!
それをこんな
そうでした
わね陛下
ヨークとその息子に
王座を譲ると
誓約なさったん
でしたわね
ね、陛下
お教え下さい
あの子に
直接お話し
してやって
父上が私を
廃婚なさる
はずがありま
せん
王の子は
王になると
決まっている
のですから!
どういう
不埒があって
貴方の息子は
相続権を失った
のです?
...母上
そうね...どんなに
下等な動物でも
子供を可愛がります
...だから敵を見て
恐れるのです
でも子供を
守る為には
動物といえど
命までも投げ出し
敵と闘うのですよ
陛下!!
さあ
見なさい!!
見るのよ
ヘンリー!
貴方が
見捨てた
息子を!
貴方が殺した
兵達を!
私のせいじゃ
ない...!
わ...
...っ仕方
なかった...
仕方なかったん
だ...!
...みじめな人
私が誓約の場に
居合わせていたなら
奴らの言う事を
きくよりも
喜んでこの首を
差し出していたでしょう
...私は
ただ...
臆病で卑劣で
恥知らずな王
許して
くれ..
誰にも
死んでほしく
なかったんだ
貴方の
妻になど
ならなければ
よかった
王妃陛下!
許してくれ
...
ロンドン市長が
開門を拒否
しました!
なんで
すって?
ウォリックが
援軍と合流
したら面倒な
ことになる...
我々の略導を
恐れているよう
です..
何とかして
説得なさい
...!
......すまない
...
許してくれ..
父上...
ヨーク...
ご無事で
いらっしゃる
だろうか
あの気高い父上が
薄汚い牢なんかに
入れられていたら
...クラスタッフ
...早く
父上の元へ
もし..
考えただけで
気が変に
なりそうだ...!
もっと
早く...
一体
何日待たせる
気...?
ぐすくす
している間に
敵は力を
とり戻してしまう!
まだ
開かないの?!
失礼ながら
陛下:
しかし
ロンドンの鍵は
市長が握って
いますから..
ー私達は
王と王妃よ!
今やその権限は
こちらには
......?
!
......?
だから
とり戻しに
行くのです
首都へー
...陛下
ぐらいの?
そ、
そうだ
俺くらいの
歳で.....
黒髪で...
...
......
そうか
...
...どうか
されました
か?
さあ...
見かけません
でしたな
は?
いや別に
なんでもない
ちょっと
心配な
だけた...!
はぁ
おい
はぁ...
ここから
ヨークまで
あとどのくらいだ
はぁ...
もう日が
暮れるよ
お若いの
ヨーク?
はぁ
この先は森だ
迂回した方が
いい
...
迂回などしている
暇はない
そうだ
どうせ夜通し
走るんだ
休んでいる暇などない
!
......
...おいっ
くそっ
こんなところ
走らせ
過ぎたか
あく
悪魔の子
夜の森は
嫌いだ
...
っ!
は...っ
はぁ...
はぁ...
はぁ
......!
誰かいるか
...?
......
ランカスターに
略奪された家か...
はぁぁ
父上...ちゃんと
温かいものを召し上がって
いらっしゃればいいか
...
っ
..
..
軍から
脱走して
きたのかい?
お若いの
ロンドンが
なかなか開門
しないってんで
脱走兵が
増えてるって
噂は本当だった
んだな
へっへ
おいさっさと
身ぐるみ
はがしちまえ
くそっ
...っ
まったく
いいカモだぜ
盗賊か
体力が
しまった
...
おとなしく
しろガキ!
散々俺らの村
荒らしやがって...
こいつ...
あれ?
おい
女だぞ
こりゃア
運がいい
はいはい
いちいち
うるせえなぁ
お前一回
ヤッたら
交代だからな
ーーーっ
いやだ
一回で
殺しゃ
しねえよ
やめろ...
やめろ...
俺は女じゃない
父上
.....!!!
安心しろ
って...
...え?
あれ?
こいつ...
何だ...?
あっ
待て
こいつ...
頼む
ぎゃっ
走れ!
う...っ
はぁっ
はぁっ
助けて
俺は女じゃない...
父上..
女じゃないのに
父上..
たす
...
リチャード
悪魔の子
悪魔の子
あく
悪魔の子!!
違う...
助けて
違う!!
俺は
悪魔の子
じゃない...
...俺は...
俺は.:
父上の子だ
.....
やっぱり...
あの時は
平気だった
...何故だか
夜の森は
きらいだ...
あいつの
いた森は
...
ここは
寒いー
もう
体が
動かない
俺が
死んたら...
父上は
泣いてくださる
だろうか..
......?
お前..
どうして
ここに...?
どうして
いつも...
俺の前に
現れる..
......
あったかい
...
ちちうえ
父上
...
生きてる...
夢だったのか
俺を救って
くれたのは:
いや...
あの温かい
腕は...
あれはきっと
あれは
父上だ
はぁ
はぁ
夢なんか
じゃない
あれは
...誰か
旅の方に
温かいものを
...ここは
だって父上は...
...ここは
ヨークですよ
旅のお方
父上は
いつだって...
俺を
そんな暇は
市門は
すぐそこです
お待ちなさい
少し休んでいった
方がいい
...その徽章
あんたも
父上だけが
俺を...
ランカスター軍に
参加してたのか?
...お前は?
痛ましい最期を
見た者さ
暗闇から
ヨーク
公爵の
すぐ
救い出して
御戦死を
はぁ...
はぁ...
......
ヨークは
ずっと昔から
あの方の御家の
土地だ
はぁ
はぁ
実入りの良い方に
加勢するのが
備兵とはいえ
この地に
生まれた者に
とっちゃあ:
あれはあんまり
ひどすぎた
......
.....言え
何もかも
俺に
聞かせて
くれ
......
一歩も
退かず
...公爵閣下
は...
最後まで
勇敢に
闘われたが
...
たいくん「かこ
大軍に囲まれてなお
ついには
捕らえられ
こうしゃく
捕らえられた公爵はー
王妃に
にせの王冠を
被せられ
侮辱され
嘲弄され
それだけでは
飽き足らず
最後に王妃は
閣下の愛するご子息の
これで涙を拭えと
笑いながら...
その血で
染めた布を
眼前に落とすと
その首に
非情の
やいば
刃を
そして
こう言った
ぜっほう
...絶
甘
壬
して死ね
父上
...
ちちうえ
父上...
俺の光
第6話
話
ここは
どこだ?
俺は何をしてい
いている?
どこもかしこも、まっくらだ
見えない
...もう
血の色しか
ウォリック...!
よく耐えて
くれたな...
......
父上が...!
ああ
ウォリック...!
私達の支柱だった
あの方はもう
いらっしゃらない
エドワード
あの崇高な
魂はもう
公爵の称号は
私が受け継いでも
我が父リチャード
プランタジネットは
どこにもいない
...!
貴方が
あの方の子なら
公爵の称号
などと言わず
公爵領
ではなく
王国と
それを己の有に
為し得ないよう
なら...
貴方は
...
ランタジネットの
子ではない...!
『王』と
お言いなさい
ウォリック
我が軍は
これから
なみだ
涙などいらぬ
貴方を
イングランドの
王として声明
します
首都はランカスターの
入場を拒否した
とのこと
敵が本拠地へ
退却すれば
そこが
決戦の地です
けき
どれだけ泣き叫んでも
ただ
息を吸うごとに
はい
怒りの炎が
燃え立ち
この
身体中を
焼きつくす
...父は...
欲しいものは何だ
...私も同じだ
貴方を己の
魂の救済者だと
ウォリック
貴方が倒れる時は
このエドワードも
倒れる時だ!
ふたりの魂を
ひとつの鎖で
つなぎ合わせよう
...天に誓って
陛下
...我々の喪服は
鋼の鎧ー
ランカスターの
兜に復讐の剣を
叩きつけ...
神よ
我らに力を
エドワード
様
奴らに信仰の程を
思い知らせて
やるのだ!
進軍だ
...血だ
この身を焼く
炎を鎮められる
のは涙じゃない
血だ
血が
欲しい
...
我々は勝利者では
なかったの?
首都に門を
閉ざされ
ウォリックと
ヨークの息子
ごときにこうして
追いたてられる...
...各地の貴族や
市民が続々とヨーク軍の
旋下に加わっております
ここはひとまず
お退きになられ
御陣列を整えられるのが
ご賢明かと...
当然です
諸卿!!
次の戦で
この国の未来が
決まります
次の戦では我が軍の
総力を結集して
大逆者共をひとり
残らず血祭りに
あげるのだから..
正統な我々の王政か
課反人の汚れた王政
か...
イングランドを
愛する者は
私について来なさい
進軍!!
は
母上
ヨーク派の者は
皆処刑ですか
女・子供も...
...私が
そんな血も涙もない
非道に見えますか?
娘ならば
こちらに嫁がせて
政略にも使えます
貴方の妻に
迎えれば
和平アビール
にもなる...
.....!!
つま
妻...?
エドワード...
ははっ
母上...
次の戦
私は王世子として
剣を抜きます!
貴方のお父様も
この凜々しい姿を
見て
そして
王冠の為に死ぬまで
鞘に収めはしない
!
なんと立派で
頼もしい誓い
でしょう!
そのなよなよした
お心を鍋に
変えて下されば
良いのだけれど
......
...あの様子
では
どうして
......
しばらく
戻られない
わね...
あ...
.....
.....
雪...
雪の間は
どうしてる...?
.退屈だな
こうして
暖炉の前に
いるだけさ
羊飼いは
そうでも
ないよ
春になったら
また羊達の
世話だ
...早く春になればいい
本当だね
そうしたらまだ
緒に遊ぼう...
早く春に
なればいい
リチャード
どこだ...
血は
はー
...すげえ
人数だなー
国中の貴族が
どっちかに参加してる
って話だからな
まだ
情勢を見守って
後から来る奴も
いるだろ
これ以上増えたら
戦場から押し出され
ちまうんじゃ...
なんだよ
おい
見ろよ
アレ..
目前に敵が
いるってのに
我が君は
さすがの余裕
だねえ
王の風格って
やつさ
...エドワード
エドワード様は
どうした!
すまん
ウォリック
........
生きるか死ぬかの
戦いの前に..
だからこそだ
愛する人に
誓ってきたのさ
生きて戻ったら
一緒になろうとね
そのようなことを
おっしゃるべきでは
ありません
戯れ言でも
エドワード
貴方はこれから
王になろうと
しているのだから
ウォリック...
私はいつでも
本気だよ
放て!!
今は貴方と
「一緒」だ
あっ
始まったぞ!
敵は下だ
あっちは
向かい風だ
撃て撃て!
こちらには
届かない!
かまわず
撃て!
白兵戦に
持ち込まれる前に
どれだけ
削れるか...
天の采配次第だ
あとは
母上...っ
王妃陛下!
落ちつき
なさい
報告いたします
敵射手隊の攻撃
すさまじく
前線は苦戦
しております!
矢は無限では
ありません
兵力では
我らが上です
!
うああっ
ウォリック
!
あの
天に誓って
エドワード様...
前線は私が!
戦況は厳しい
いったん後方へ...
一緒だと
言っただろう!
...!
見ろ、
ウォリック..
この吹雪の中に
私の目が
昏んだのか
太陽が.....
ははは
勝っているぞ
行け!
このまま
一気に
ヨーク軍を
叩きつぶせ!
いざの
血だ...
ん?
え...っ?
血だ.....
なっ
な、
何だ...?!!
一体何が
起き...
陛下!
味方後方が
突然崩れ...
血が
欲しい...
兵が逃げ出して
います!
敵の援軍
か?
わ
わかりません
ですが...
原因を確かめに
行きます!
このまま
だと...
陛下!
お待ち下さい
陛下!!
危険です
お戻りを
この戦いに
負けるわけには
しかない
ここで敗けたら
死と同じよ!!
絶対に
まだ足りない
もっと
.....
け物..
もっと
だ!!
おまえの
おまえの...
お
おまえの血が欲しい
化け物...
陛下!
どうなさいました
お怪我は...!
......
え?
陛下!
敵に
援軍です!
敵援軍の
数は数千...
味方の士気の
低下いかんとも
しがたく...
やはり
総崩れの
原因は援軍か...
...
陛下におきましては
今の内にご退却
なされるのが得策かと
あの
化け物
は...
.....
さあ陛下!
ご準備を
国王陛下と
王太子殿下も
ご一緒に...!
陛下!!
血だ
血だ
ランカスター
見ろ、
あの旗を!
援軍だ!
天は我らの
味方だぞ!
ランカスターの
血が欲しい
ウォリック
あの太陽は
吉兆だぞ!
......?
世界は
闇だ
今こそ
父上の
ご無念を
晴らす時!
ランカスターを
ひとり残らず
叩きつぶせ!
俺の光は
奪われた
永遠に
闇の中で
血の色しか
見えない
だから
もっと
もっと
もっと
もっと
世界を
血で
埋め尽く
すんだ
ひっ
わっ
ぐっ...
はぁ
血で
この..
はぁ
血で
はぁ
はぁ
はぁっ
はぁっ
はぁ
はぁ
はぁ
はぁ
はぁ
染めるんだー
......
敵か...?
味方なら
...
お願いだ...
あんた...
もし..
助けてくれ
動けないんだ
このままじゃ
凍死しちまう...
頼む
家族が
待ってるんだ...
あ...
ありがとう..
見えない...
見えない...
あんたの顔
が.....
え...?
あんたの
顔が
わからない
んだ...
...染めて
くれるか?
世界を
そうすれば
きっと
見えるから
...
ああ
もう
光が
なくても
この眼に
見える
すべてが
世界が
染まる...
薔薇色に
もう
くらやみじゃ
ない......
さく
おい
こいつ
息があるぞ
敵だったら
殺せ
そりゃ
わかってん
だがよ
薔薇の色が...
血に染まり
すぎてて
...
うーん
どっちだ?
赤薔薇か?
そいつは
俺の知り合いだ
いや
白香薇かな?
ちょっと
待って
くれ
よく...
貴方を
俺がここにいると
わかったな...
生まれた時から
知っていますから
ただ
リチャード様の
お傍にいること
...?
それが私に
与えられた
人生の役割です
...忠義に
縛られることは
ない
父上は..
もう
いらっしゃらない
のだから...
ですから
職を辞して
貴方を
お母上のところに
送り届けるため
に..
あなた
貴方を
探しに
来ました
貴方は今
お母上やジョージ様と
避難されている
ことになっている
そうでなくては
いけない
お父上なら
きっとそう望まれる
ことでしょう
......
ああ...
そうだな...
父上は
きっと
そう
お望みになる
早く
帰って...
母上をお慰め
しなくてはな...
そう、
諸君!
私達は今日
誇り猛った
勇敢な敵を
幾人斃した
ことか!
今私は
王として
ここに宣言
する!
...リチャード様
なあ
ケイツビー
俺は影
兄上は勝った
のか?
われわれ
我々は勝った!
ひかり
...
光の裏の闇
...もうこの国に
敵はいません
戦いは終わり
ました
艱苦ょ
さらば!
これからは
永遠に喜びが
続きますよう
エドワード王
万歳!!
だが
それでいい...
リチャード様
.....
闇の中でも...
ひとりで
歩いていく
その方法を見つけたのだから
第8話
リチャード!
...
第1話
リチャード
...まったく
あいつは...
何だってこう
仕度が遅いんだ
ジョージ様からも
仰ってください
あの方に!
ジョージ様!
お召し替えの
お手伝いは我々の
仕事です!
あー
わかった
わかった
従者から仕事を
お取り上げに
なりませんよう
おい
リチャード!
宴に間に合わ
ないぞ早く
リチャード...
従者に
手伝わせないから
ギリギリに
なるんだ!
ケイツビーが
いた頃は
こんなこと
なかったのに..
すみません
にうえ
兄上
...あれはもう
ヨーク家の従者では
ありませんから
今は
ヘイスティングス卿の
部下だったか
...にしても
あの時は心配したんだぞ
お前とケイツビーが
敵にやられたと母上から
聞ー
っ!
なっ
なん...
ああそうか
忘れていた
でかくなった
な..
ありがとう
白いの
お前
いいかげん
名前つけろ
よ...
遅刻
しますよ
おふたり共
エドワード王が
いらっしゃったぞ!
何て美しい
王様かしら
王になる為に
生まれてきた
ようなお方ね
キングメイカー
ウォリック伯か
...隣は
ウォリック伯だぞ
あの方がいなければ
ヨークの勝利は
なかったな
人気も権力も
国王並み...
キングメイカーが
お味方である限り
ヨーク王家は
安泰だな
あとは
お世継ぎができれば
完璧ね...!
...見ろよ
あの女達...
たち
今にも兄上を
獲って食いそうな
目つきだ
...返り討ちに
あいそうですが?
王妃の冠は
美女の為に
存在するんだ
...貴女の
ようなね。
...兄上は
アレだけが
玉に傷だな
まてっ!?
俺なら
女よりも
断然
葡萄酒に
溺れたいね
キャー♡
勝利の冠を戴いた今・
進軍楽は浮かれた
ダンスに変わり...
傷ついた甲冑はただの
記念の飾り物だー
...
...先の戦での
貴方の闘いぶりは
実に立派だった
陛下からのご信頼も
ますますお厚い
でしょうな
リチャード様
そうだな
...ご不満
そうですな?
ははは
相変わらず
素直な方だ
ヘイスティングス
卿
嘘が吐けない
性分でね
せっかく鍛えた
腕を披露する
場所がない
とは言え...平和が
続くことを祈っているよ
ーだが
...ヨークの平和を
脅かす影があれば
この腕を披露する
準備はいつでも
できている
いやはや
頼もしい限り
!
ああ、
頼もしいと言えば
リチャード
腕もたつし
頭もいい
私には
もったいない
くらいだ
彼は
貴方の部下だ
貴方が紹介してくれた
あの男は本当に良く
働いてくれていますよ
おうとたち
弟達!
...好きに
使ってください
:陛下には
ご機嫌麗しく
リチャード
聞いたぞ
相変わらず
従者を部屋から
締め出している
らしいな?
お前も今や
グロスターの
公爵だ
部下の信頼なくして
上に立つことは
できんぞ
...
...お許し下さい
肌も
乙女のように
滑らかだ
情けない
話ですが...
この貧弱な体を
見られるのが
恥ずかしいのです
確かに細い
だが
リチャード
恥じることはない
男の価値は
そんなことでは
決まらない
では
何です?
...??
男の価値は
女性で決まる
見なさい
ジョージ
リチャード
女性さ
気になる女性は
いないのか?
美しい女性
ばかりでは
ないか!
...兄上が
お相手なさ
れば.....
兄上なら
全員のお相手も
不可能では
ないでしょう
そうしたいのは
山々だが
実はな
私にはすでに
誓った相手が
いるんだ...
.....
こんや!
兄上の婚約は
アテになり
ませんからね
今回のは
いつもの戯れとは
違うぞ
何といっても
ウォリックが
進めてくれている
正式な話だからな
というわけで
弟達!
王からの
命令だ!
ここにいらっしゃる
乙女の中から
今日のパートナーを
選びなさい!
ねえ
お姉様!
わっ
私はいいわ
よ...
...
私たちも立候補
しましょうよ
男の方
苦手だし...
...どうする
リチャード
お前も
苦手だろ、
こういう
この場だけの
ことです
選べば陛下の
気も済む
でしょう
.......
お前
ちょっと
変わったよ
な.....
父上が
亡くなってから
...
弟が頼もしく
成長してくれて
嬉しいぜ!
兄として!
もう子供では
ありませんから
王の
親せき...
...やる気のある
女は面倒だな...
おわよくは
王奴候補
王の弟に興味のない
女がいい..
もう
お姉様ったら
面倒くさいんだから
私
知ってるのよ
ずっと
あの人のこと
気にしてた
じゃない...
だっ...
だから
いいの!
あの人は
きっと私のこと
嫌って...
......?
リチャード...
アン・ネヴィル
貴方だって
変だわ
貴方って
なんだか
他の人と
違うん
だもの
あのっ...
.....
あ...
.....
あの時は
ごめんなさいっ
!
ず、ずっと
謝りたくて
私...
そんなつもりじゃ
なかったの...
ほ
本当は私...
貴方と...
その...あの...
貴方に何か
ひどいことを
言ってしまったの
かもしれないって...
おと...
お友だち
...に...
......?
勢いで色々
思っちゃった...
アン...
......
手を.....
...リチャード様が
お姉様となら
ジョージ様は
私とですわね
小さい手...
女の子みたい
だわ...
いい匂い
あ...
わ...
......
ダンスが苦手だと
仰っていたが
本当のようだ
あ...
貴方は
上手なのね...
平和な間に
練習しました
...っ
狩りやテニスなら
男の方にだって
負けないのよ
今度勝負
しましょう
リチャード
......
ええ..
これで
終わりです
この場限りの...
いや...
遊戯ですから
...ふたり共
女性を見る目は
あったようだな
貴方の娘達は
とても美しく
なった
ウォリック
私の思った通りだ
弟達が
うらやましい
フランスにいる
私の姫もさぞかし
美しいだろうね
このウォリックに
全ておまかせ
下さい
この国と陛下にとって
最善の方を
お連れいたします
ウォリック
私は貴方の許し
無しには何事も
するつもりはない
この王座は貴方と
ふたりで得たもの
なのだから
待て!
...待ちなさい
おい!
...何事だ
...国王陛下
お願いが
ございます
...宴の
最中だぞ
請願ならば
執務中に聞く
そのお許しが
いただけません
でしたので..
非礼は承知の上
こうして訴状を
持って参りました
...先のお戦で
お取り上げになられた
亡夫の領地を
お返し
いただき
たいのです
...先の戦で
取り上げられた
ということは
陛下...!
面白い
貴女の夫は
ランカスター派
だったのだな?
度胸のある
女だ
!!
名前は
エリザベス
ウッドヴィルと
申します
わかった
あとは返事を
待ちなさい
今はとにかく
宴の席だ
......
訴状は
受け取ろう
わかってくれる
ね?
ところで陛下
......
先程のフランスの
姫君とのご婚約の
話ですが...
陛下?
エリザベス...
美しい..
エリザベス
妙に気になる
女だった...
ウッドヴィル...
何故だ...?
いつかどこかで
見たような。
くす...
ふふふ...
......
いるなら
出てこい
ジャンヌ
子供の頃は
あんなにびくびく
してたのに:
ふふふっ..
...何が
おかしい
すっかり
慣れちゃって
つまらないな
リチャードが
恋をした
美しい
エリザベス
くだらん
だって
気になるん
だろう?
!
可愛い
アン
......
俺は
恋などしない
どうせ愛して
もらえないから
ね?
っ
この身体じゃあ
やめろ!
だって
冗談だよ
こい
恋しい人は
ほか
他にいる
リチャード
君は
けれど
男でも
女でもあるんだ
男でも
女でもない
...俺は
誰も愛したり
しない...
誰も
マーガレット
様...
マーガレット
様!
何です
騒々しい...
...ヘンリー様
が.....
ヘンリー様が
お気づきに
なりました!
ヘンリー...
...ここは
どこだい?
イングランド
ではないね...
...ここは
スコットランド
ですわあなた
非道な大逆者の
ヨークが王座を
簒奪し
正統な王家である
私達はこうして
外国に追いやられ
たのです...!
...そうか...
戦争は..
終わったの
だね...
私はもう...
王ではない:
ああなんと
嘆かわしい
こと...!
もう
あなた?!!
あはは...
王じゃ
ない...
自由だ...
服を着させて
くれないか
外に出たいんだ
僕は自由だ
...一体
どうしたんです
陛下
兄弟水入らずで
いきなり
狩りに行こう
だなんて...
たまには
大仰でない
狩りもいいだろう
...あの日
見なさい
弟達
ひとつの太陽が
三つに分かれ
私は
雪の戦場で
太陽を見た
やがて
ひとつに
戻った...
三つの太陽は
私達三兄弟だ
三人力を合わせて
この国を治めよとの
神の啓示に違いない
随分ご機嫌
だな...
太陽に守護された
我らョークの三兄弟
この太陽の下
狩りで絆を
深めようではないか
そこで誰を
待っているんだ?
この手紙...
エドワード王
からのだろう
?
姉さん...
...
領地をお返し
いただく約束を
したの
違う
!
これは
まるで...
ジョージ
恋文じゃ
ないか...!
リチャード
私は向こうで
獲物を探す!
えっ
えっ
お前達は
他で探せ
誰が一番の大物を
仕留められるか
勝負だ!
犬と
従者は..
ちぇっ
余裕だな...
...俺だって
狩りの腕なら
兄上に負けないぞ
いらない!
...
リチャード
俺はあっちだ
!
あの...
リチャード様
俺もひとりの方が
やりやすい
お前達はここで
休んでいろ
......まっ
早く
早く
会いたい..
......どうしてだ
姉さん
あの女性に
......
エドワード王は
貴女の夫を殺した
ヨーク家の
親玉だぞ...!
いくら領地を
取り戻したいと
言ったって..
アンソニー
これが何だか
わかる...?
今も
肌身離さず
持ち歩いてる...
......
夫の形見よ
...
気配がする...
気配がする...
私が愛して
いるのは
今もただ
ひとりだけ
...だからっ
それなら
どうして...!
だから
復讐するの
王妃になって
工を意のままに
操り
夫を殺した
ヨーク工家を
私達のものにする
血だ
さあ行って
......?
アンソニー
王が
来るわ
私の手の中
にー
そうだ
血に塗れてこそ
生きられる
さあ来い獣
匹残らず俺が
仕留めでやる
失礼
いたします
...ヘンリー
様?
ーヘンリー様
お食事の
ご用意が...
僕は自由だ...
待っていて
リチャード
君に会いに行くよ
「薔薇王の葬列」
平成26年9月25日初版発行
PRINCESSCON
ばらおうば
薔薇王の葬列@
そう
野
菅野秋田貞美
秋田さん
者者
行
お花行者発行所
〒102-8101東京都千代田区飯田橋2-10-8
窓論集(18:3265「7367WEXに03.3264-724
製作(033265-7373
長春11度00130-0-9935:
11月16日、赤城にJ刷株式会社
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ISBN978.425327182.0
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除き禁じられています。本書を代行業者等の第三者については、依頼してスキャンや
何とホレントという。デジタル化することは、本日という本日サンターのたとえ個人や家庭内の利用でも著作権法違反です。
デジタル版2014年発行
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製作所・デジタルカタパルト株式会社
C.A.K.NNO.2014
PrastestreserPrintedin.jn,Japan