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Instructions:
ま
Reauich
oftheRose.cing
な、
レンズン
...
菅野
PRNCESS
ひぐ
PRINOESを
PRIN(CESS月刊プリンセス掲載
管野マスタックスクラスティーホテトレストは、
薔薇王o葬列5
人物紹介とこれまでのお話
ヨーク公リチャード
リチャードたちの
父。希望の光だっ!
に殺されてしまう。
セシリー
リチャー
ヨーク家の三男。
両性具有の身に生
まれ、幼い頃から
母親に疎まれる。
リチャードたち
の母。リチャー
ドを嫌っている。
エドワード
時の王。ヨーク
家の長男。女性
に目がない。今
は捕らわれの身。
ヨーク家の味方
ウォリック伯の
のことが気にな
ウォリック伯
ヨーク家と長いつき
あいがあり、信頼さ
れていたが、王に失
望し謀反を起こす。
ジョージ
ヨーク家の次男。
ウォリックと手
を組み、兄に対
し謀反を起こす。
リチャードの幼い
頃からの世話係。
バッキンガム
野心が強い。リチ
ャードのキング
メイカーになると
名乗り出る。
エドワードと結婚し、
王妃となる。戦で
夫を失い、ヨーク
家に恨みを持つ。
彼の身体のことを
知っている。
「マーガレッ
ヘンリーの妻だが
夫に愛情は少ない。
ランカスターの復
権を狙っている。
ヘンリーの息子。
気が強い。リチャ
一ドに興味を持っ
ている。
赤薔薇
ランカスター
え
前王。信心深く
争いを嫌う。時折
羊飼いとして城を
抜け出す。
ジャンヌダルク
フランスのD魔女と呼ばれ
火刑にされた。亡霊となり
リチャートこの前に現れる
白猫
怪我をしている
ところをリチャ
一ドが助けた。り
チャードに懐く。
時代。
この物語は..
ランカスターとの戦いはヨーク家の勝利に
終わり、国には平和が訪れた。
新王となったリチャードの兄エドワードは
美しき木に人エリザベスに惚れ、家臣への相
談なしに彼女を王妃に迎えてしまう。
国の安泰のためにフランス国王の義妹と
エドワード王との結婚認知のていたウォリ
ックは、王の勝手な行動に憤怒。ヨーク家の
滅亡を望むエリザベスの思惑通り、宮廷には
王に対する不信感が充満していった。
その頃、ウォリックの城に招かれたリチャ
ードはアンと楽しい時を過ごす。だが、ある
誤解により、二人の関係に濡が生じてしまう。
ウォリックはマーガレットにヘンリーを復
位させることを約束する一方で、兄に対して
不満を禁らせていたジョージを次の王にする
ことをほのめかした。ついにウォリックとジ
ヨージによる謀反により、王はウォリックに
捕らえられてしまう。
ウォリックに政権を握られることを阻止
すると決意したリチヤードは、正体を隠すた
め女の姿に抗装し、ケイツビーと共に王を助
けに向かうか...!?
ー中世イングランド。ヨークとランカス
ターの両家が王位争森を繰り返す蕎薇戦争
600PGPITS
話...話、話した
s17.518.19
-5-55-99-151
〈初出〉月刊プリンセス2015年8月号〜11月号
◆この作品はすべてフィクションです。実在の入物・団体・小作家にはいっさい関係ありません。
また、作品内のすべてのよりにおいてで作名に表現の意図はございません。
◆この作品に関する感想は、〒128808東京都千代田区飯田橋2108-11-13-14-1-
秋田聖店プリンセスは秋田!!!また、2006年4月18日のスーパス編集部気付、普通り文まで。
2018
お前は
誰に賭ける
?
俺はジョージに
賭けるね
俺も
ジョージ王に
何たって
ウォリック伯が
お味方だ
キングメイカー一様
に敵う者なんて
この国には::
ー俺は
エドワードに
賭ける
ああん?
誰だ
てめえ...
へへ...
これだから
お嬢ちゃんは
女は結局
美男贔屓だ
なあ?
そうだな
一度でいいから
本物のエドワード様を
この目で見てみたい
...王が捕らえられた
のはこの辺りだろう?
幽閉されて
いるとしたら
ウォリック城か?
まさか
本気で王に
会いにでも
来たのか?
残念ながら
ここにゃあ
もういないぜ
つい最近
移送の隊が
出立した
ばっかりだ
ヒヒヒ
楽しませて
くれるってんなら
行き先教えて
やってもいいがな~
おし
教えろ
今すぐに
申し訳
ございません
...どうせ
給仕するなら
女性にして
欲しいものだ
......
...お望み通り
女の首ですよ
エドワード
ウォリック...
...!?...???
嘘だ...
.....
う...
嘘だ...と
...言え...
残念ながら
奥方には...一足先に
寺院に逃げこまれ
ましてね
......
嘘です
よ...
よかった
...
...しかし
ああ言った手前
それでは我らも
示しがつきま
せんからな
こうして
ウォリック
......
...ッ
お義父上に
代理をお願
いたしました
こんな...
こんなことが
許されると
でも...
ご安心なさい
これから開く議会で
貴方の王位が正式に
剥奪され...
弟のジョージ様が
新たな王となれば
貴方の奥方など
殺す価値もなくなり
ます
馬鹿な...
他の貴族が
従うわけが
ない..
私から王位を
犯う権利が
あるのは神だけ
だ...
確かに
もし私が
奪えなければ
神に奪ってもらう
ことになるかも
しれませんね
......
ジョージを
...
王にする
だと?!!
どういう
ことだ?!!
このまま俺を
フランスへ
送り返し
危惧していた通りだ...
やはりウォリックは我々の
味方などではなかった...
...自分は首都へ行き
俺は移送の列に
ついて北に行けだと
...?!
何もかも
なかったことに
するつもりか
......
そろそろ
出くわしても
いい頃だが
径路を読み
違ったか
それとも..
詳しい
行き先は
知らねえんだ
少なくとも
北へ向かった
のは間違いねえ
ああ...
北へ向かったのなら
行く先はミドラム
だと思ったが...
リチャード様
今日はもう
限界のよう
です
うまが
宿を探すか
少しは
情報も
得られる
だろう
何だと貴様!
だから何度も
言ってるだろ
場所がなければ
貧乏客を追い出せ
!
私達は貴族
だぞ!
...部屋が
ないのか
部屋はもう
いっぱいだって
!
宿はここ
だけか?
今取り込み
中だ!
あっちへ行...
いててて
まあまあの
剣じゃないか
ウォリックの
兵かー
この
紋章...
もらって
おいて
やろう
こっ
こっ
この女...
女に殺された
となれば名誉に
傷がつくだろう
...金で買った
名誉だとしても
な
くそっ
下民が!
まったく
困ったもんだよ
王が不在になって
からこっち好き勝手する
輩が増えちまってさ...
にしても
あんた
強いねえ!
アタシ
強い女は
大好きさ
宿を探してるなら
二人分くらいの
空きはあるよ
...すぐにでも
脱ぐつもり
だったが
しばらく
この格好で
いるか...
もめ事はご免だけど
夫婦でお尋ね者って
ことはないだろ?
ほら
お客さん方
新入りだよ!
詰めな!
ちぇっ
勘弁して
くれよ...
...
姉ちゃん
俺の隣
空いてるぜ
男同士で
気にすることも
あるまい
リチャード様
土の上よりは
マシだ
ですが
今は...
それなら
ケイツビー
お前が
壁になれ
......
ちゃんと
前にも
壁を作れ
.....
失礼します
...思い出した
子供の頃
その時も
毎日悪夢を
見て...
一度
夜中にお前を
起こしたことが
あったな...
......
あたたかさを
久しぶりに
思い出した!
体温の
―二度と...
...あの日を
最後に
手にすることは
ないと
思っていた
ンリー...
ん...
...何だ?
何か
あったのか
姉ちゃん
あの中に
誰が乗ってるか
知ってるかい?
リチャード様
間違い
ありません
昨日の男は
使者だった
ようです
アタシどーも
女たらしってのは
いけすかなくって
あの中に
......
まいど!
...
俺とケイツビーだけで
この人数の兵の中から
兄上を連れ出し
安全な所まで
守り届けるのは
無理だ
せめてもっと
味方がいれば
......!
おい
ここより北に
近い宿は
あるか?
だが下手に
兵を募って
正面衝突にでも
なればおしまいだ
先回りして
寝込みを襲うか
あるいは
........
眠れん.....
このままフランスへ
帰れば今度こそ
母上に殺されるぞ...
王を倒しても
ヨーク王家が
続いては何の
意味もないのだ...
このままでは
俺の恋も
......!?
.....
たとえば今
ウォリックが
再びランカスターに
頼らざるを得ない
状況になると
したら
思ったより
厳重だな
裏口は
ないのか...?
どこかの
木から伝ったり
は...
ここで
何をしている
お前どこかで
...お...
王を救けに...
...来たのか...?
お
――質問に
答えろ
...でまかせを
言うな
俺も王を
救けにきたのだ
王が復位
すれば
嘘じゃない
立場の危うく
なったウォリックは
間違いなく我々を
頼ってくる...!
俺達の目的は
同じだ!共に
王を救出しよう!
奴の部下だと?
冗談じゃない!
...お前
ウォリックの
部下じゃないのか
?
客人として
招かれはしたが...
:奴を信頼したことなど
一度もない!
...
出鱈目では
なさそうだ
が...
リチャードは
女であることを
隠しているはず
だが今は
本来の姿だ
俺が何者か
知っているのか
リチャードとして
扱えばまた意地を
張ってしまうかも
しれない...!
し...
知らん
...お前が
可愛い女だと
いうこと以外は
お前の名は
聞かん
...だから
お前も名を
聞くな
俺も立場上
正体を知られ
たくない
......
では早速
王を救けに
......
待て
探ってみたが
今は警戒が
厳しい
わかった
もし
内部の手を
借りられる
なら...
決行するのは
城に着いて
からの方が
...頼みが
ある
俺をお前の
女として
城まで同行
させろ
警戒も
緩むはずだ
な
何でも
言え
_これは...
!!???...!?
ゆめ
夢か?
...あの女は
何だ?
あの客人が
連れて来た
みたいですよ
ははは
エドワード王
にも差し入れて
やれよ
そろそろ
たまりすぎて
死んじまうぜ
昨日知り合って
燃え上がっちまった
ようで...
おい
なるべく
顔を見られ
たくない
乗馬中以外は
ふたりきりで
行動させてくれ
夢ならまだ
醒めないで、
言っておくが
お前を監視する
意味もある
裏切ったら
すぐに殺す
......
もちろん
だ...!
夢なら...
......?
...天にも上る
ような気分!
まるで
夢みたい...
私が王妃に
なるなんて...!
...国王陛下を
捕らえるなんて
どうしてお父様は
こんなこと..
悪いのは
エドワード様の
方よ
お父様は
正義を遂行
なさっただけ
お家の為
だわ...
私お父様から
聞いちゃったの
......
お姉様は
ご存知ない
でしょうけど
本当のことを
...本当のこと?
...エドワード様は
フランタジネット家の
血をひいていないって
エドワード様は
お母上が不義を
して生まれた
子で...
つまり
王位継承者
ではなかったって
ことね
...そんなの
出鱈目だわ
あら
円満そうに
見えて内実は
破綻してた
なんてこと
その点
お姉様は
さすがだわ
ちゃんと
真実を
見抜いて...
よくあること
じゃない
お父様が良かれと
思ってすすめた
リチャード様との
縁談を
きっはり
お断りになった
じゃないの
それは...
断って正解
だったわ
リチャード様は
エドワード様の命を
受けて来た間諜
だったんだもの
...嘘...っ
私だって
信じたく
なかったわ
でもあの急に
変わった態度を
思い出すと
お姉様に近づいた
のもその為よ
リチャー
...
解放して
さしあげます
さま
様......
食事だ
...疑われて
いないか
安心
しろ!
少しの間も
惜しいと言ったら
お盛んだなと
からかわれたぞ!
...計画を
話す
寄れ
決行は
城に到着し
軍が解散した
直後
兵がもっとも
疲労し気が
緩んでいる時
だ
た...だ
確かに
観察して
いたが...
どうやら
お前はかなり
特別な客人だな
そこでだ
...いいか
例外的な行動も
ある程度許され
ている
お前俺を
エドワード王に
差し入れろ
さ...
兵がしぶったら
そいつにも回し
てやると言えば
いい
俺は高級娼婦だと
触れ込め
差し入れ
る!?
だ
だめだ
許さん!
だが
この身体は:
お前
もっと自分を
大事にしろ
!
馬鹿
...本当に
寝るわけないだろ
男となんて...
冗談じゃない
使えるんだ
!!???...?
わかった
忌まわしい
お前が
そこまで
言うなら...
この身体は
だが絶対に
間違いが
起こらない
ように
やるかやらないが
決めるのは
お前じゃない
ひとつ
聞いておくが
...??
お
お前は
生娘なのか
?
いたっ
だってその...
恋人が...
いるんじゃ
ないのか...
お前には
.....そんなもの...
俺にはいない
...お前は
俺を苛つかせる
天才だな
父上が
ほ
........
本当
なのか...
...この先も
ずっとー
父上とは
何も
なかったのか
まだ誰も
まだ誰も
...だめだ!
リチャードは
俺を信用して
こうしている
のに...
だが
こんな機会
もう二度と
この体には
...そうやって
いつも意識の
ない時に俺は
旅も
もうすぐ
終わる
今しか
ないんだ
いや他の男の
ものになる
くらいなら..
意外と
やってしまえば
あとはどうにか
なるのでは..
...
リチャード様
ざば
......
長年の不遇で
誇りも忘れたか
俺はランカスターの
王子だぞ...!!
欲しいものは
正々堂々と
手に入れる
俺は王になる
男なのだから
......
市場か..
...宿に入る
までに少し
時間がある
少し見て
行かないか
女の心を
手に入れる
なら...
何の為に
その...
高級娼婦
なら...
...やはりこれだ
贈り物だ
もう少し
服をだな...と
...充分だと
思うが...
念には
念をだ!
これなんか
どうだ?
お前に
似合いそうだ
......
ご試着
なさっては
?
いや...
してみろ
してみろ!
剣が振り
にくくないか
このそでは...
あちこち
引っかかり
そうだ...
こっちも
着てみろ!
何を着ても
可愛いぞ
........
全部
絵に描かせて
残したい
くらいだ!
...顔まわりを
隠せる布だけ
でいい
何故だ!
金ならあるぞ
お前は
女なんだ...
もっと着飾れば
もっと女らしく
なる!
...
だから
嫌なんだ
お前...
あたり前
だろう
......
俺が
女に見えるか?
そうか
...難しい女
だ......
やはり
ひと筋縄では
いかん...
だがそこが
いい!
多いな
...人が
はぐれない
ように気を
つけろ
どうだ
俺の
男らしさ
おい...
歩き
にくいぞ
はなせ
邪魔だよ
兄ちゃん
くそ庶民
がー
!!
イチゴの
パイか
うまそうだな
...食べたいのか?
おいっ
店主
ふたつ
くれ!
早く!
...
.....
もうひとつ
買ってくれ
...
何個でも
買ってやる!!
.....
ちょっと
待ってろ
もうひとつは
仲間の分か
あ?
ああ
ーこんな所で
食べるのか
.......
ここなら
目立たない
そのまま
いくのか?
そ...そんな
下品な食べ方
したことないぞ
...たまに
少しだけ
......おれ
俺だって
ない
こういう
気分に
なるんだ
馬鹿げた
ことを
...うまい
か?
俺のも
やろうか
...お前は
食べない
のか?
......?
お前の
欲しいものは
なかったのか
いい...お前の
欲しいものを
買ってやりた
かったんだ
俺の欲しい
ものは...
ーお前だ
リチャード..
お前を手に入れる為にもし
...王冠が欲しい
...王冠を
手に入れられる
のは王だけだ
そんなことは
わかっている
だから
そんな
ことは...
願うだけでも
罪だ
...
王を救って
やれば
変美に
金の冠くらいは
貰えるだろうがな
ーお前はっ
お前は
願ったことは
ないのか?
たとえ罪を
犯してでも
たとえ罪を...
何かを
手に入れたい
とー
犯したと
でも
...お前の
言った通り
...まかせろ
!
警戒は
薄そうだ
言った通り
売り込め
お前の貞操は
俺が守ってやる
!
行くぞ...
:失敗するな
.....
ーーったく
人使いが
荒いったら
やあ諸君
ちょっとは
休ませて
欲しいぜ...
最近あちこちで
もめ事が多くて
人手不足なんだよ
お勤め
ご苦労!
誰だ?
隊列の中に
いただろう
ほら...
失礼ですが
お客人..
私が何をしに
来たか不審に
思う気持ちは
わかる
だが
こういう
わけだ!
こういう
わけとは
もちろん
知っている
だろうが
エドワード王は
捕虜となって
今この中にいる
しかし寛大なる
ネヴィル家の方々は
王を丁重に遇し...
できうる限りの
自由も与えようと
私に「彼女」を遣わさせた
というわけだ
ええと...
つまり?
つまり
エドワードに
獲物を狩らせて
やるんだよ
...それは
なんと...
うらやましい
限りだな
思ったより
簡単だったな
ん?
この女...
では開けて
もらおうか...
どこかで
見た覚えが
あるぞ
だからな
しょ...娼婦
いや
そうじゃない
こっちを
向いてみろ
ベッドの中で
会ったことも
あるだろう
見間違い
じゃないか
?
いいや!
見間違える
はずがない
お前はー
第17話ノ完
第18話
救けて...
救けて
リチャード
救けて...
第1話
見間違える
はずがない
お前はー
あの時宿で
私に剣を向けた
女だな?
へ?
私のこの
整った顔を
忘れたとは
言わせんぞ!
ああ
いてて
娼婦の分際で
この女...
あの時の
雑兵――
あ...
あとで
お!
存分にお叱りを
申し訳
ございません
...このような
ご立派な方とは
知らず...
ふたりきり
ま、まあ
女のしたこと
だ
あとで私が
しっかり礼儀と
いうやつを
教えてやろう
では問題
ないな!
早く建て
鍵を!
兄上
失礼
!
扉は開けた
ままでお願い
します
念の為
まだ正体を
悟られるわけ
にはいかない
監視付き
か..
このまま
演技を続け
られるか...?
......?
誰だ
?
...女か?
エドワード様を
お慰めせよとの
命により参りました
俺を慰めろ
だと...?
......
奴らが?
どういうつもり
だ...まさか
一か八か
だ
いいえ
刺客じゃ
あるまいな
決して
ッ...!
エドワード様の
お心をお救い
したい一心で...
...ご無礼を
閣下
ただ..
......
そういう
ことか
可愛い奴
め...
その証を
見せてみろ
...では
なる程
じゃんびばんたん
準備万端
だ
...
...だが
せっかくの機会だ
おい牢番
お前達も
扉を閉めて
こっちに
来ないか?
私は楽しみは
分かち合いたい
性質なんだ
お聞き
届け下さい
陛下に
お取り継ぎ
を!
.....何故だ
?
何故誰も
来ない...
招集の通達は
とっくに届いている
はずだ...!
閣下!
対応に追われ
領地を離れること
困難と諸侯から
報せが:・
閣下、しん
支援の要請
です!
各地で争乱や
その兆し多く
閣下、その前に
こちらの請願を
...?
...私が治める
王は私だ
!
:争乱の原因は
王の不在です
ならば早く
俺を王にしろ
議会が開かれ
なくては貴方を
王にすることは
できない
正式な王権を
以てしか
治められない
...!?...???
...エドワードが
死にでもしない
限りー
こちら側から
回れば警備は
比較的薄い
はずです
順当にいけば
脱出できる
はずだ
弟でなければ
抱きたい程だ
城の内情は
ほぼ把握
している
胸は何を
詰めている
んだ?
...
ケイツビーが
馬をひいて
城外に潜んで
います
待て、
しかし見事な
変装だな
おいまえ
お前達
急いで
!
持ち場を
離れるな
こんな所で
何をー
おい
そこの兵士
名を名乗れ
...担当は
どこだ?
こっちを
向け
命令が
聞こえない
のか
このっ
右から
来ます
私の後に
続いて
走れ
ぐずぐず
するな!
ここまで
来れば
あとは外に
出るだけだ
おい
お前!
先に行け
先にって
も、ものすごく
高いぞ...
マントは
脱いでおけ
安全は確認
できました
溺れる
ぞ
合図したらすぐに
こちらへ向かうよう
ケイツビーに指示
してあります
陛下!
おお!
またみは
見張りが
来ます
早く!
あとは
できる限り
遠くへー
おい
......
いや
共に
往くか?
そうか...
ではこれで
別れだ
縛り首に
ならぬよう
気をつけろ
ま、ま、
待て
、、
これを...
市場で
買ったんだ
いずれまた:
また会う
俺だと思って
大事にしてくれ
その時
までー
その時は
必ず
さあ...
...礼を
言い忘れたな
お前と共に
いた男は
何者だ?
王として
お前を迎えに行く」
...何処へ
行くのだ?
陛下...
時も場所も
急を要します
追っ手が来る前に
船で海外へ
刻も早く
逃れなくては
.....
今敵に
見つかれば
おしまいだ
陛下!
陛下、
お待ち下さい
どうした
何かー
!
馬鹿な...!
早すぎる
逃走経路は
俺とケイツビー以外
知らぬはず...
...何処へ
逃げる気だ?
万事休す
かー
エドワード
四世王陛下
バッキンガムめ
が
お迎えに
参りました
よく
駆けつけて
くれたな
今宵は心ゆくまでお休み下さい
今宵は
心ゆくまで
お休み下さい
バッキンガム
そして
忠実なる弟
リチャードよ
ご入り用であれば女も用意させましょう
ご入り用であれば
女も用意させま
しょう
いずれお前達の
誠忠に報いる時が
来るだろう
...臣下として
当然のことを
したまでです
気が利くな
だが今は
......
女よりも
欲しいものが
ある
...美味い肉と
ワインだ
出て行け
何故だ
着替える
手伝って
やるよ
公爵閣下
まだ盾持ちの
修業中だったか
...
似合ってるぜ
その格好
どうやって
俺達の行動を
掴んだ?
...兄貴を
助け出してきたのは
予想外だったがな
あんたを
捜してた
これはこれで
好都合だ
兄貴の弔い合戦
となれば...
英雄性も正当性も
より増すだろう
......
何が
言いたい
今ならまだ
間に合う
あんたの
王位への茨を
ひとつ取り除け
聞かれたら
こう言えば
いい
救け出した時
すでに殺されて
いたと
...
!!
勘違いするな
......
俺が望むのは
ヨーク王家の
安泰だ
出て行け
着替える
大義名分は
それでも
いいさ...
今欲しいのは
女じゃない..
欲しいものは
たったひとつ...
...お前だ
ウォリック
ば、とこう
この俺を罵倒し
愚弄したな
おれ
俺はもう二度と
よろこ...
悦びを味わえはしない
お前の首を手にするまでは
ウォリック
エドワードが
逃げただと
...?!
どうやって
脱け出した
!
何者かが侵入し
連れ出した
ようですが..
......
支援者は
いくらでも
思いつく
リチャードも
まだ見つかって
いない...
王が救出されたと
なれば敵の士気が
高まる
我々が解放して
やったのだと
ふれ回れ!
はっ
...動じる
ことはない
兄上が兵を
集めたとしても
今の私達に勝ては
しないだろう!
どうあっても
逃れるつもりか
私の手の中から
王は
私だ!
...あの時は
そうだった
だが今は王不在
による世情不安で
我々の支持者は
半減している...
エドワード
人心は
我々のもの
だ!
唯雄は
浮き舟の如く
不安定だ
こうなれば
どちらかが
果てるまで戦いは
終わらない:・!
待て
私は彼の
大切な客人だ
そうだろう
ウォリック
...何者だ
?
...
王は誰
だって?
言ってみろ
ウォリック
王は誰だ
...
ジョージ様
ー兄を
殺す覚悟は
おありか?
!
やはり
勝てん
......
止むを
得まい
殺さず
とも
また
捕らえれば
いいだろう
ジョージ
では
不本意
だが
あの女の
力が必要
だー
約束通り
もう一度
聞くぞ
王子
貴方に私の娘を
差し上げよう
王子だと
?
約束とは...
どういうことだ
ウォリック!
答えろ
ウォリッ
...
再会に
感謝します
...愛しい
ウォリック
...さあ
エドワード
...
貴方の花嫁を
お迎えなさい
どうして
...?!
状況が
変わったのだ
私が王妃に
なるのだと
ーアン
お父様
仰ったじゃ
ない
お前はこれから
エドワード王子の
妻になる
次期王の
妻だ
そんな...
今後
ネヴィル家は
っ!
ランカスター家と
命運を共にする
ひどいわ
ひどい
イザベル
...
よかった
わね...
お姉様は
ゆくゆくは
王妃...
惨めだわ
許して
イザベル...
私なんて
浮かれて
馬鹿みたい
惨めなのは
私だわ...
なんて
惨めなの
......!!
少しでも..
心が通じ合った
と勘違いして
ド様を...
リチャー
好きに..
なって
そして、
形だけだ
ぱ
心は
では
もう一度
ウォリック
ここには無い
皆の前で
宣言なさい
イングランド
国王の名を
今日この
善き日に
神は真の王たる
御方をこうして
再び玉座へと
お返しになった
ーこの名を
たた
讃えることのできる
幸福に感謝しよう
我らが主君
ヘンリー六世
おうへいじい
王陛下...
第1話
第9話
ピピッ
ピギーッ
待てコラッ
射て
射て!
ピーッ
...何の騒ぎだ
陛下...!
お気をつけ
下さい猪が
...
あっ
危険です
陛下!
大丈夫
人に慣れて
いるようだよ
どうやら城内に
住みついていた
らしく
捕らえて
変にでも
お出ししよう
と...
この猪...
君...
あの時のように:
私に会いに
来たのかい
......?
この猫は
私が預かろう
部屋へ
運んでくれ
しかし
陛下!
ドン
僕を
ドン
ドン
連れていって
くれないか
ドン
あの子の所へ
リチャー
元へ
あーははは
うふふっ
......
ははは
あとは
召し使いに
やってくれ...
陛下
もう少し
お召し上がりに
なりませんと...
お体に障ります
あ...
陛下!
陛下!
ああ
なんだろう:
...とてもいい匂いだ
君がつくって
くれたの?
.....
リチャード
御実家は
余程居心地が
良いようだ
面倒事を
背負い込みたく
ないのだろう
......?
っ陛下!
...王妃様は
何故イングランドに
戻られないのだ
お気づきに
なられました
か!
久々のご公務で
お疲れになられ
たのでしょう!
......?
陛下
お加減は
いかがですか
リチャードの
リチャードの
作ったスープが
食べたいんだ
ウォリック...
神のご意志と
貴方の手が...
私を幽囚から
解き放って
くれた..
だが王宮は
塔から...僕は
出ても
王宮はとても
息苦しい...
一度王宮を
離れられては
?
自由じゃない
...巡礼の旅でもなさって
お心をお休めになる
ことです
お体にもそれが
一番の薬となる
はず
え...?
しかし
それでは..
ご安心
ください
政治の重責は
われわれ
我々が
担いましょう
...特別な場合を
除き公の場に
お出になられず
とも済むように
皆にはご病気で
臥せっておられる
と伝えます
そう...
......
そうだな
.....
きっと
これは神の
お導きだ...
ウォリック
貴方を
摂政に...
私は信仰に
余生を送り...
政権は
貴方に譲渡
しよう
賢明な
ご判断です
陛下。
ーやはり
朝に食事をすると
気力が違う
宗教家達に
遠慮せず皆
習慣にすべきだ
そう
思わないか?
お前も
どうだ
リチャード
マーガレットは
未だフランスに
います
今ロンドンを
急襲できれば
アンのことは
残念だったな
お互い憎からず
思っていたのだろう
?
選りに選って
ランカスターの
小僧に盗られる
とはな
...
そのように
見られていたと
すれば...
ウォリックの狡計の
成せる業でしょう
まったく
奸智に長けた男だ
何しろ
実の弟すら
籠絡される程
だからな...
わかっている
だろうが...
ウォリックとジョージは
王に次ぐ大貴族だ
アンソニーと
ヘイスティングスも
こうして戻って
きてくれたが
我々の兵力は
まだ充分では
ない...
ですから
早急に兵を
集めー
そこでだ
お前に
頼みたい
ことがある
私を城から
救い出した
あの働き
見事だったぞ
リチャード
私よりも
この度の人事
だけはご非難
申さねばならん
な...
何故です?
―陛下のご聡明さと
ご高徳には賛仰する
ばかりだが...
はるかに摂政
として相応しい
御方がおられる
ではないか
ジョージ殿...
...
主君の
ご意向では
あるが...
いかが
する?
........
私は;
信じる
しかない
兄を裏切った
時から俺には:
この男を
私も
他に道は残されて
いないのだ
...お前が
し
承諾すれば...
承諾する
だがその前に
王位継承権の話を
まずは海外へ
逃亡中の
エドワードを
逆臣と声明し
所領財産一切を
没収することが
先決だな
それは
もちろんだが
そちらの
話は
いずれ
ジョージと
ランカスターの
王子...
―また運が
回ってきたぞ
いずれどちらを
王にするに
せよー
決めるのは
この私
すべては
私の手の中
だ
これで実質
私はー
私は
この国の王となった...!
中身は人に
見られるな
リチャード
お前に
だ
頼みたい
ことがある
この旗を
ヨークの旗を
...?
ジョージの元へ
届けに行って
くれ
うこく
最後通告
だ
あいつに
伝えろ
どう使うかは
お前次第だ
とー
このような
危険な任務
リチャード様が
直になさらず
とも...
今やイングランドは
我々にとって
敵国同然
なるほど
...ご兄弟の絆の
深さには敬服する
ばかりですな
......?
兄弟愛と
いうより
...わざわざ
俺に託したと
いうことは
出来得る限りの
説得をしろと
いうことだろう
これは矜持を
賭けた一戦だ
負ければ
実際の戦いでの
勝利もない
リチャード様
兄弟の誰の
勝利も
だが
ジョージと
ウォリックの
絆は予想以上に
強固だ
ランカスターに
与してもなお...
ウォリックの側を
離れなかった
兄上を動かせるか?
俺の手で
やあ
リチャード
いつも通りに
やればいいんだ
誘惑は
滑意技だろ?
死へ追いやった
時みたいに
ブルレッ
!
陛下!
どうし...
リチャード様
......
何でも
ない...
―――必ず
大丈夫だ
取り戻して
みせる
この国を
奴等の手から
周辺に
妙なところは
ないか
先程の一団が
すぐ近くの宿に
......
ただ...
ええ
少し
気になる
ことが
今日は
ここが
宿泊地だ
念の為探りを
入れろ
皆警戒を
おこたるな!
...ここは
聖域だよ
陛下!
お前達も
武装を解き
祈りを捧げなさい
どこまでも...
どこまで
逃げても
つきまとう...
血と争いが
あの男の甘言に
耳を貸しては
なりません
裏切りです
陛下ー
奴は陛下を
意のままに
操ろうとして
おります
反乱です
陛下
死者の数は
増す一方です
ご指示を
ご采配を
どうか
連れていってくれ
何処か遠く
陛下
陛下
優しくて愛に溢れた...
お客さん
いいかね?
本当に自由な世界へ!
陛下
...お食事の
用意が
できましたよ
食事を
頼んだか
上客は
軽食つき
ですよ
ささ、下りてって
くださいな
残念ながら
今日はおたくらの
貸し切り!
......?
......
他に客が
いないのなら
問題あるまい
ーでは
再び
潜入を?
...あの時は
緊急事態
だった
せよ
潜入するに
...協力者も
いた
ケイツビー
もっと
効果的な
...ここです
間違い
ありません
外へ!
追います
!
待て...っ
ヨークの
とう
残党だな?!
あの方のお命を
狙いに来たのか
...!
っ
そうは
させんぞ
...
あの方
......?
...っ!
うっ...
ランカスター派の
貴族の一団か
どこに
行った
何故こんな所に
相当な位の
人間のよう
だが
っ
ヘンリー...?
いたぞ
リチャード...
こっちだ
来い!
...リチャード
リチャード
怪我してる
リチャード!
リチャード
そうだ
お前...
どうして
ここに...
ひどい血だ
...これは
俺の血じゃ...
リチャード!
......
......!!?
......
ヘンリーと初めて
食事をした時で
さえ...
エドワード
貴方はこの
美しい淑女の
手をとり
少しは
会話など
交わしたもの
だけれど
自らの妻とする
という動かし難い
約束をしましたね
ええ
母上
喜んで妻に
しました
ならば...
何故未だに
床入りを
済ませて
いないのです
どちらかが
嫌だと言うの
なら
その気にさせる
方法など
いくらでも
あるのです
そ
それは
力づくで
モノになさい
は、はぁ
母上..
いいこと?
今夜
なさい
今夜
しなさい
...
あなた方の
義務を果たし
なさい
愛など
不要でしょう
リチャードの
ことが...
好きだったの
だろう?
お前..
...お
俺は何でも
知っている
のだ..
ず...随分
悲しげな様子
だがな...
お前ばかり
辛いのでは
ないぞ!
はい..
俺だって
他に好きな
女がいたんだ!
まだ気持ちが
断ち切れぬと
言うのならー
もう
いいえ
断ち切り
ました..
―そんなもの
か...?
そんなに簡単に
断ち切れるような
想いだったのか?
信じられん
俺の想いは
そんなもの
ではないぞ
俺は神に
誓ったのだ
あいつを
必ず手に
入れると
どんな障害にも
負けはしない
たとえー
貴方なんかに
わからない
!
なんだと
...
お前の気持ち
なんて大した
ものじゃない
俺には
わかる
私がどんなに
リチャード様を
大切に想って
いたか...
貴方なんかには
わからないわ...!
わかる
はずない
わかる
俺の方が
お前より
ずっとリチャードを
愛してる!
...
え...?
そ...
そんなこと
神がお許しに
ならないわ
許されぬのは
お前の方だ
まだ未練が
あるのなら
教えてやろう
リチャード
はな...
本当は
女なのだ
馬鹿に
しないで
下さい
冗談は
やめて
冗談なんか
じゃない
あいつは
普段は男の
格好をして...
女である
ことを隠して
生きている
お前は
知らない
だろうが...
俺は
この手で
あいつの
体に触れた
あの体には
女の証である
乳房がある
柔らかい
女の唇だった
口づけも
したぞ
嘘...
別れ際には
花のブローチを
贈り...
必ず迎えに行くと
誓った!
俺はあいつと
何度も夜を
共にした..
王となって
嘘よ...
確かに
リチャード様は
女性みたいに細くて
綺麗な方だけれど
でも...
それに
どこか..
いつも
何かを
心の奥底に
秘めている
ような
...だから
いいか?
!
お前がいくら
リチャードを
想おうと
お前が
女である
かぎ
限り
あいつがお前を
愛することは
絶対に
ないんだ
はぁ
はぁ...
...きっと
神のお導きだよ
逃げて
きた?
一体何から
ーっ
大丈夫
?
だって僕は...
君に会う為に
逃げてきたんだ
気が張っていて
気付かなかった
リチャード
思っていたより
傷が深いらしい
まずい
な...
敵の気配は
なくなった
が.....
すまない
ヘンリー
どこかで
休ませて
くれないか
ーその辺に
ヤロウの葉は
あるか?
ヤロウ?
止血薬だ
...知らない
のか
ギザギザ
した葉の...
背の高い
わかった..
待ってて
はぁ...
はぁ
この程度の
傷...
死には
しない
早く
ケイツビー達と
合流して...
兄上に
バケル
リチャード
死にかけ
てるのか...
森の奥で
ひとり...
誰も助けに
来やしない...
死んで
しまえ!
悪魔が
死んでも
消えて
しまえ!
結局お前は:
悲しむ者
など誰も
いない
お前は
ひとりきり
リチャード
!
ひとりきりだ
しっかりして
止血の葉を
採ってきたよ
服を
脱がせなきゃ
最期まで
傷口は...
頑張って
リチャード
きっとすぐ
よくなるから
また一緒に
ふたりで
緒に...
・悪魔と知れば
ねえ
ひとりきりだ
リチャード
くそっ
ヨークの
奴らめ...!
陛下が..
大変です
陛下のお姿が
何処にも見え
ません!
何だと
?!
やはり
奴らの狙いは
陛下だったか
命に替えても
捜し出すのだ
・!
...一刻も早く
陛下をお救い
しなければ...
リチャード様...!
剃
第41話
兄上
何処まで
行くのです
あまり深く
森へ入るなと
母上か...
お前達
女の裸を
見たことは
あるか?
この先の湖に
村娘達がこっそり
泳ぎに来てる
我々もその楽しみに
混ぜてもらおう
というわけさ
!??...???
わたしは
かえります
なんだリチャード
恥ずかしがるな
お前も手伝って
やれジョージ
子供は可愛がって
もらえるぞ
やめて
何をして
いるの!
あ
だめです
あにうえ
ははうえ:
汚らわしい
子......
なんて
恐ろしい!
ただ泳ごうと
しただけです
兄弟で...
ですって
泳ぐ
リチャードは
体が弱いの
...知っている
でしょう
...ん
...
この
悪魔...!!
なさ...
ごめんなさい
ははうえ...
...
リチャード
・?
狼...!
!
・っ
逃げろ...
ヘンリー...
血の匂いに
引き寄せられ
たか...
ーー罰を
あた
与えにきたぞ
リチャード
生きのびた
罰
そんでいた
はずだった!!
生まれた
罰だ
...去れ!
悪魔め...!
あの時
神よ
ご加護を...
ヘンリー
せめて
僕を...
死なせる
なら
僕を...
......
感謝します
......
お前...
あくまぁ
悪魔が
見えたのか
......
狼は悪魔の
化身だからね
人の味を
知らない狼
だったんだろう
...忍度と
神が僕達を
救って下さった
んだ.....
二度と...
会うことばないと
おも
思っていた
リチャード...
傷口はどこ?
...葉を
揉んでから
使うんだ
会わない方が
いじいぶい
自分で..
いいと思っていた
......
それでも
......
ずっと会いたいと
思ってたんだ
ヘンリー?
会いたかった
リチャード
本当に
嬉しいよ..
ああ...
はっ
本当に...
...どれ
だろう
火起こしは
無理か.....
何処か身を
暗くて
よくわから
ないな
ついでに
敵からも...
寒さと...
獣から身を...
隠せる...
あれ...
何だろう
...
向こうで
何か...
あれは...
おい...
大丈夫
...きっと
わっ
ヘンリー
......
大丈夫...
ほら
ここなら
......?
まずい..
...寒くない
血を失い
すぎたか
リチャード...
震えてる
お前はあたたかい!
......
ん...
夢じゃ...
リチャード...
なかった...
よかった..
...っ痛
ごめん
夢じゃなかった..
傷は...
葉が萎れてる
...新しいのを
とってくるよ
っ待て、
.....あ...
行くな
ここに
いてくれー
リチャード
?
...何を
弱気に
なってる...
この程度の
傷でー
みす
...水を
川か泉が
あれば...
やるべき事がある
死ぬわけ
にはいかない
この国を
ヨーク家の手に取り戻す
ため
その為に
だが
兄上の説得に
失敗すれば
そこで
殺される
可能性も
ある
すべてが
そこで
終わる!
くだらん
これまでも
死線など
幾度も...
これを...
...早く帰ってこい
リチャード様の
剣です
ヘンリ
落ちていた
場所から
血が続いて
いました
もしかしたら
お怪我を
諦跡です
...最近の
ものです
やはり馬で
逃げたか...
ランカスター
だ
周辺の宿と
屋敷へ通達を
陛下はご無事
でしょうか..
ヨーク派が
拉致したと
しても...
国王だと
...?
国王陛下を
傷つけは
しないだろう
どういうことだ
リチャード
!
水を持って
きたよ!
どうしたの?
苦しい?
...
水は...
泉を
見つけたん
だけど
水を入れる
ものがなくて
もう一度
汲んでくる
これで
いい
......
ここに
いろ...
あっ...
...治ったら
すぐに出る
それまでは...
傍に
そば
傍に居て
見て
リチャード
...
しぞら
綺麗な星空
だ...
星が
見える
君がまだ
小さかった時
一緒にこうして
星を見たよね
...お前は
変わらないな
時が止まった
みたいに...
はは
僕は母に
捨てられる
夢を見る
...まだ
初めて出会った
時からずっと
君は恐ろしい
夢は見ない?
恐ろしい
夢は見る
のか?
僕を浄化
してくれる
世界を美しく
変えてくれる...
...世界は
何も変わらない
けれど君との
美しい思い出
が...
きみ
君は僕の
天使だ
恐ろしくなど
なかった
むしろ孤独は
優しかった..
独りでも
父上を
亡くしてから...
だからもう一度と
迷わないと決めた
それなのに...
お前は俺を
...っ
弱くさせる
そろそろ
か...
お前に全部
まかせていたら
餓死しそうだ
うん、
目印を
つけてるよ
...泉があると
言ったな
動いて
平気?
...上出来た
外に
出る前に
この血を
洗い流して
おかなければ
今日は
俺が水を
汲んでくる
ひとりで
行くの?
お前は
枝でも集めて
待っていろ
こんなに
たくさん
結ばなくても
子供か
あいつは...
温かい...
...ここなら
人目にも
付かんだろう
ガサッ
リチャード
...やっぱり
心配だ
リチャード!
ヘンリー
?!
水に入って
大丈夫なの
?
あいつ
何しに..
大丈夫だ
血をおとして
るだけだ
倒れたら
大変だ
手伝うよ
来なくて
いい!
来るな...
この身体を
今近づかれたら
リチャード...
見られてしまう
血で固まって
る...
......?
綺麗に
なったよ
リチャード...
ほんとう
本当に...
綺麗に
...ヘンリー
?
ウフフ
あらァ
珍しいね
先客だ
おんな
女...?!
見ないカオ
だね
やだ
...先に出るぞ
ヘンリー
村娘か...?
助かった
この隙に
目を逸らさせて
パン
兄さん
可愛い顔してる
じゃないの
ねェ
兄さんなら
タダでも
いいわよ
...ここは私達の
秘密の楽園
おい
ぅぐっ...
何よっ
ヘンリー
?!
はぁ
は...
どうしたんだ
.....一体...
ケホッ
大丈夫か
...?
乾くまで
服...
は...
は..
僕のを着て
...
ごめん...
ご...
落ち着いた
か...?
数日ろくに
食べていない
から...
違うん
だ..
時々...
ああなる
!?
女性に...
触れられる
と...
.......
おそ
恐ろしい
夢を見る
んだ...
「悪魔」だった
「僕の母は...
...ははうえ
ぐすっ
ははうえ
...
くす
くす...
ははうえ
...
悪い女だな
......
息子に
見られますよ
ねえ早く..
我慢できないの
王を愛した
ことなんて
なかったわ
大丈夫...
まだ子供よ
...貴女はまだ
王の未亡人だ
本当に愛してる
のは貴方だけ...
あとは全部
息子にまかせて
毎日ふたりで
...こうして
あっ...
ヘンリーは
まだ子供
なんだろ
ふふ
...貴女は
悪魔だ
最高に
淫らで
美しい..
もういいの
あの子の事は
そうよ
私は悪魔
くま
あい
愛の悪魔
ま
母の
不実と裏切り...
それで
...恐れている
のか
それは
いつまでも
呪いのように
『女』を
『悪魔』だと
......?
僕に付き纏った
...
違う...
恐れているのは
女性じゃない
まるで
僕が恐れて
いるのは...
よく
欲望だ
愛すること
罪だ
じょうよ
情欲は
......?
何故苦しい:
「何故だ
俺は
女じゃない
おれ
俺は
だから
僕は...
誰も
愛さない
愛する女性が
いなくても..
俺は
君の
存在が
僕を汚れ
から救って
くれる...
女じゃ
ない...
心から
信頼できる
友がいればいい...
それなのに
きみ
君は僕の
天使だよ
リチャード
俺はへ
いる
第20話
薔薇王の葬菊川5
平成27年12月25日初版発行
PRINCESSCONI
おおおう
薔薇王の葬列G
野
菅野秋田貞美
秋田さんと
者者
行
お花行者発行所
〒102-8101東京都千代田区銀田橋2-10-8
容赦集(08)3265「7367WEX生(03).3264-7248
製作(03)3265-7979
振替[]煙00130-0-9935
11月17日袖谷印別株式会社
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ISEN978.4.253.27185-1
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デジタル版2015年発行
http://www.clettal-catapultcon
製作所・デジ・タルカタパルト株式会社
C.A.K.NNO.2015
...^^^_^___)Printed.in.japan