でも

...

それでも、

・インターネットアップ

結局、

「ママ

...

Reculuxin

...

はい、はい。

FiloES

♪¢

PRINCESS

「へ!!ブリンク月刊プリンセス掲載

管野マスタックスクラスティホテルは、

『薇王の葬列と

人物紹介とこれまでのお話

ヨーク公リチャート

リチャード

父。希望の光だった

が、ランカスター

に殺されてしまう。

いやいや...いや、

リチャード

一ク家の三男。

セシリー

両性具有の身に生

まれ、幼い頃から

母親に疎まれる。

リチャードたち

の母。リチャー

ドを嫌っている。

エドワード

ヨーク家の長男。

女性に目がない。

玉座を取り戻す

ため画策する。

ネヴィル家

リチャードが好き

だったが政略結婚

ウォリック伯

ヨーク家と長いつき

あいがあり、信頼さ

れていたが、王に失

望し訳友を起こす。

ジョージ

ローク家の次男。

ウォリックと手

を組み、兄に対

し謀反を起こす。

ケイツビ

リチャードの幼い

頃からの世話係。

彼の身体のことを

知っている。

エドワードの裏に。

バッキンガム

野心が強い。リチ

ャードのキング

メイカーになると

名乗り出る。

エリザベン

エドワードと結婚し、

王妃となる。戦で

夫を失い、ヨーク

家に恨みを持つ。

ヘンリーの妻だが

夫に愛情は少な

い。フランスに

逃亡中。

エドワー

ヘンリーの息子。

気が強い。リチ

ャードのことが

好き。

赤薔薇

『ランカスター家

再び王に。信じ深く

争いを嫌う。時折

羊飼いとしてリチャ

一ドの前に現れる

ジャンヌダルク

フランスのD魔女と呼ばれ

火刑にされた。亡霊となり

チャートその前に現れる

白猫

怪我をしている

ところをリチャ

一ドか助けた。り

チャードに懐く。

時代。

の露骨に向かったリチャード。その途中、ラ

ンカスター兵に襲われケガを負ってしまった

リチャードは、観然へンリーと再会。彼と幾

夜を過ごすうちに、リチャードはヘンリーを

愛していることに気づくが...!?

一方、兄エドワードの命により、ジョージ

家臣への相談なしにエリザベスを土妃に迎え

えてしまったエエドワード。王の勝手な行動

に憤怒したウォリックは、ジョージと共に謎

反を起こし、王を捕らえた。

ウォリックに政権を提られることを阻止す

るため、王を助けに向かったリチャード。正

体を隠すため女の姿に扮装していたリチャー

ドは、同じく正体を隠ししたランカスターのエ

ドワード王子に偶然出会い、ウォリックの容

人である彼の手を借りることに。娼婦として

城内に侵入したリチャードは、無事王の森澄

を成し遂げる。

鋼地に立たされたウォリックは、マーガレ

ットと手を組むことを余儀なくされた。娘の

アンをエドワード王子に嫁がせ、ヘンリー六

世を復位させると、摂政となったウォリック

は王と同等の権力を手に入れる。

この物語は..

―中世イングランド。ヨークとランカス

ターの両家が王位争森を繰り返す斎薇賊争

魚ODIGIVPS

話し話して話します。

21月22日23

第21話・第22話第23話〜第24話一第25話一

...

-5.478111.

〈初出〉月刊プリンセス2016年1月号〜5月号

◆この作品はすべてフィクションです。実在の入物・団体・事件等にはいっきい関係ありません。

また、作品内のすべでの表現において作名に差別の意図はございません。

◆この作品に関する感想は、〒12808東京都千代田区飯田橋2108

秋田青店プリンセス家編集部気付苦野文まで。

よなよな

よなよな

せめる

わたしを

なんじ

汝の

名はー

ふ...

何をして

いるの!

な、

なにも

してない

ふぎゃあああ

いいこと

ベス?

この子は

神が与えて

下さった希望

の光

......!

ベス

あかちゃん

きらい...

どうして

あかちゃんなんて

うまれてくるの

...父上と

母上が

愛し合った

からよ

貴方の

大切な弟

なのよ...

どうして

父上と母上は

あいしあったの

そのように

神が

作られた

からよー

僕は誰も

愛さない

信頼できる

友がいれば

いい

君は天使だ

リチャード

......

戻るなら

今だー

さっ

傷は治った

今夜は

月も出て

いる...

俺にはやるべき

ことがある...

...いつまでも

ここにいる

わけには

いかない

このままお前といれば

友のままではいられない...

...このまま.....

・っ

..俺は

浅ましい

...

気づいた途端

ひとりでは

寒いよ...

どうしたの

...?

愛されたいと願うなんてー

リチャード...

もしかしたら

もう森を

抜けられたの

かも.....

ランカスターの

ヘンリーは

巡礼中に逃げ

出したようで

ケイツビー様は

ヘンリーの顔を

ご存知でしょう

他に情報は

...リチャード様

の情報ではあります

せんが...

駄目です

粗末なマントに

平民姿だとか

.....

もしヘンリーを

捕らえられれば

我らにとって

これ以上ない...

すでに

捜した場所も

今一度回って

くれ

あんな

ケイツビー様

初めて見たな...

はいっ

...リチャード様を

お救いする方が

先だ

......

泉...?

まだ葉が

新しい:

まさか

いや

間違いない

あの男は

あれは

ヘンリー

!?

リチャード様

...!

ケイツビー

ここは

私に...

待て!

...?!

...一体

待て...

こいつは

敵じゃない...!

...しかし

これは

...

...しばらく

怪我をして

動けなかった

俺の..

この男に

助けられた

んだ

この男は

この男は

友だ

......

以前から

何度か出会って

...

友人に

なったんだ

リチャード...

彼は...?

...ケイツビー

少し待って

いてくれ

......

俺を...

すぐに

戻る

迎えに

来たんだ

あいつは俺の

...昔馴染みだ

っいやだよ

言ったはずだ!

治ったら

すぐに出ると

ジョージを味方に取り込み:

俺には

やらなければ

ならないことが

あるんだ...

ランカスター

殲滅する

...それが

それが

終わったら

...

終わったら

...?

戦場が

俺の居場所だ

たたか

戦いが終われば

そうしたら

おれ

俺の居場所はー

約束しよう

あの木の下

すべてが

終わったらー

ずっと一緒に

いられる?

また

会おう

......?

ここで

ずっと

君を

待ってる

...わかった

......?

約束

する.....

...きっと

来年の今頃

には..

すべて

終わる...

じゃあ

来年の

今頃

約束だー

ここで...

約束だよ

リチャード

またランカスターと

鉢合わせする前に

出立するぞ

...奴らは俺達が

どこかの貴人を襲撃

しに来たと勘違いして

いたようだからな

正体さえ知られて

いなければ行先まで

悟られはしないはずだ

...

リチャード様

...!

よくぞ

ご無事で

リチャード

...素性は

知らん

...手間を

取らせたな

.....あの

男は...

羊飼いだと

言っていたが...

...戦場だけが

俺の居場所だと

思っていた

お前

...

ケイツビー

誰かを愛した

ことはあるが

もしその

相手と

永遠に

結ばれない

としても

そば

傍に

いたいと

......

こっちだ!

永遠に

王が

いらっしゃった

ぞ!

想いを伝えずに...

ただ、

傍に

雪か...

......?

もう

すっかり

冬だな...

追いつかれは

しないにせよ

エドワードも

そろそろ

出航するはずだ

仕事は早いに

越したことは

ない

...問題は

ジョージをどう

取り込むかだが

あちらがらすれば

俺は裏切り者だ

その俺が正面から

説得したところ

でー

ごめんよっ

こんな

ところに..

...もう

そんな時期か

...クリスマスの

準備ですよ

ジョージ様の元へ

着く頃には宴の

真最中でしょう

...

クリスマスが

近づくと

思い出す

父上を失った

あの時のこと

を.....

...リチャード

様?

......

...兄上も

よもや

忘れてはいまい

おい

何してるんだ

一体

どうした

...

ジョージ様

ああっ

これはなんと

公爵閣下!

いいかげんに

しろ!

信じてくだせえ

ほんとー

見たんでさあ

ーに

酔っ払いの

戯れ言です

馬鹿

言うねえっ

俺ぁこの目で

はっっきり

見たんでえ

.....何をだ

髪の長え

幽霊でさあ

城壁の上を

ぼーっと光りながら

こうすーっと

あれ?ほら

閣下の後ろにも

人影が......

お気をつけなせえ

今時期は霊の力が

強まってる...

...もし俺に

取り憑いている

ものがいるとすれば

それは

愛しゃない

...六ペンス

やるから

家へ帰れ

そいつは

へへ、よい

新年を!

...!

どうしました

祝宴が

始まりますよ

...

さて

お楽しみ!

今宵の「王」を

お選びしましょう

豆が入っていたら

王様だぞ

誰だ

当たりは

何と

ウォリック伯だ

シャレにも

ならん

どうぞ

玉座へ

陛下

俺が

おれ

俺が...

...仕方ないな

座るはず

だった...

あの玉座に

何故

ウォリックが

座っている

...違う

王は

ヘンリーだ

王はヘンリーだ

その後には

王子...

ランカスターの

それでは

陛下

仮面劇の

役者を招いても

よろしいですかな

ジョージ様

何処で

間違った?

俺は王の

一番の弟で

ご列席の方々から

いただきました

素晴らしいワインを...

...ああ

構わん

第一

王位継承者

だったはずだ

くそォ.....

あるだけ

持ってこい

城中のワインを

俺が飲み尽くして

やる

我こそは

イングランド

王なり!

息子は

何処だ?

我が息子

おお、おうじ王子と

王子よ

ちちうえ

父上

父上!

我ら兄弟も

誓おう

父上の王冠の為

命を賭して

戦うと

父上...!

少し外の

風に当たられ

ては...

ん、

ああ...

...少々

飲みすぎですよ

そういうわけじゃないか

陛下のお手を

借りずとも

せっかくの宴に...

邪魔をしたな

出て行くさ

もういい

ひとりに

してくれ...

俺は

俺は..

間違えたのか...?

だと

しても

ジョージ...

今さら

我が息子よ

...

...

仮面劇の

役者か...?

何故

父上!

今こそ

我が武弱を

こんな所に..

私の王冠は

...

まだ劇の

途中...?

ならば

お前は

一体...

ージョージ

何処に

ある.....

ヨークの

むすこ

寝子が

しろば、ら

自薔薇を

血に染める

のか......

馬鹿な...

幽霊でさあ...

まさか...

ジョージ:

我々の魂を

汚すな...!

魂を

けが

汚せば

報いを

受けるぞ

必ずー

おうかん

王冠を

父上..

っ!

ジョージ

様ー

ジョージ様

この手に

もど

戻せー

...

...幻...?

だったのか

...?

名演技

だったぞ

ケイツビー

暗闇の中に

本当に父上が

いらっしゃるかと..

俺でさえ錯覚した程だ

新年を迎える

非日常の空間

...お前達は引き

続きここに残り

亡霊の噂を広めろ

ジョージの隙を狙い

事あるごとに

父上の影を

ちらつかせるんだ

追いつめれば

追いつめる程

アルコールにくらんだ

目には父上の姿が

より鬼気迫って

見えたに違いない

あの旗は

さらに効力を

増していく::

単純なジョージには

理屈よりもずっと

効果があるだろう

父上の御霊を

利用することには

なるが...それも全て

ご無念を晴らす為だ

........

ヘンリーを

...倒すと

・?

当然だ

ランカスター

を.......

みたい

父上の敵

だぞ

次は

塔に幽閉など

させない

戦場で

必ず俺が

討ちとってやる

そして

それが

おそらく俺のお

最後の

報告

いたします!

せんじ

戦場だ

閣下!

フランスが

バーガンディー公国と

戦争状態に入り

バーガンディーの

支援を受けた

エドワードが

イングランドへ向け

出航したとのこと...

...待っていろ

ウォリック:

俺はこれから

大嵐を呼び

起こす...

その嵐は俺の

頭上に黄金の冠が

燦然と輝くまで

止みはしない...!

...戦いが

終わったら

木の実をとったり

羊の世話をしたりして

リチャード

君と.....

静かに穏やかに過ごしたい...

ヘンリー

お前と...

暮らすなんて

馬鹿げた夢だ...

そう思っていた

それなのに

いま

今はー

いかが

いたしましょう

閣下...

今更

そのような

報せを?

はっ

え...?

...お前

フランス王が

何の手も

打っていな

とでも?

ーーたとえ

暴風が否と

言おうと

船を

進めなさい

我が国

イングランドの

ため

為に!

第21話ノ完

第46

...陛下!

何処に行かれた

かと...

中にお入り

ください

お風邪を

召されますよ

ここにいる

私は

戦いには

行かない

それが

よろしい

でしょう

王妃様の軍もまた

怒濤の如く大海を

突き進まれて

います

陛下におかれましては

お心安らかに...

ロンドンで忠愛なる

市民と共にお待ち

下さいませ

それでは

ただちにヨーク派の

貴族達を捕らえさせ

我々は各地で

忠誠の士を徴集して

参ります

...殺すな!

大逆者エドワードが

ロンドンへ向かっている

のは確かですが...

戦はもう

たくさんだ

大軍で圧倒し

引き返させ

なさい

...戦いは

終わります

さあ

諸卿

敵を根絶やしに

すれば

陛下に

告別を

...我が君、

御機嫌よう

御機嫌よう

陛下

失礼いたします

陛下

御手に口づけ

いたします

陛下

...忠誠の証

として

善良な

ジョージ

神の

ご加護を

...戦いが

終わる...

肉体が

滅んでも...

魂は..

リチャード様

せんだん

船団です

...

復讐の魂は

ほろ

滅びない

兄上の船か

わかりません

が...

着いても

いい頃合い

です

いつまで

続くのだ

この嵐は...

ヨークの

呪いか...っ

?!

くそっ!

...

おい...

ごめんなさい

気分が悪いなら

さっさと寝て

しまえ

......

俺ももう

寝るか

...

...何もしないと

知っているだろ

母上の目を

欺くためだ

失望したわ

エドワード

その程度の

謀略でこの私を

欺けると?

これは

その...

あのヘンリーでさえ

男の義務を果たした

というのに..

お前の

勇気は

あの男以下?

そんな

まさか...

母上...っ

いいえ

そういう

ことです

男として

劣っているのよ

貴方は

ヘンリーより

...違う!

ならば

証明して

みせなさい

絶対にそんな

ことは

いま

今ここで

この

母の前で

王ならば

もっと多くの

家臣の前で

行うことになる

......

アン

ゴロゴ。...

できないのなら

貴方に王の

資格はないと

いうこと

お前は

承知ね?

リチャード様は

エドワード様の

命を受けて来た

間謔だったんだもの

お姉様に

近づいたのも

その為よ

ーリチャードは

女なのだ

お前がいくら

リチャードを

想おうと

あいつがお前を

愛することは

絶対にないんだ

っいいのか

......?

お前...

......

すべてが

真実でも

私は・

そうで

なくとも

貴方の

妻だから

......?

もう二度と

リチャード様が

私に笑いかけて

くれることは

ないのだから

...奥方のほうが

余程覚悟がある

まるで

私達と同じ

黙れ!

俺は父上とは

違う!

ましてや

その下などと

...そんなことは

有り得ない!

見ていなさい

母上!

私が立派な

男であることを

証明します!

...貴方の妻に

なるけれど;

待って!

?!

ひとつだけ

約束して

........

言われなくとも

そのつもりだ

戦場で

リチャード様を

捕らえても

決して命を

奪わないと...

いやだ...

.......

マーガレット

やめてくれ

やめて

マーガレット

...ッ

ヘンリー

っおとなしく

なさい

っやめて...

こんなこと

したくない

んだ......

これは

義務なのよ

ヘンリー

あな

貴方の意志など

関係ない

私だって

本当は貴方となんか

したくない

あ...

神よ...

かみ

神よ..

お許し

下さい..

許してー

...どうだ

小舟で

上陸を始め

ました

敵か味方

かは...っ

リチャード

様!

おっ

仕えている

者の名を言え

おっ俺は

伯爵だぞ!

彼は私の

臣下だ

――兵は順調に

集まってきて

いるようだな

はい

この

エドワードの

それに

王妃様の船も

着かれる頃かと

今の我々の兵力に

王妃の援軍が

加われば...

エドワードが外国から

借りてきた数合わせの

軍など取るに足らん

閣下

王妃様をお迎えに

上がらなくて

よろしいのですか?

...迎えには

すでに向かわ

せた

ご苦労だった

リチャード

無事の再会を

神に感謝せねば

...兵は

これですべて

ですか

兄上

この程度の

兵力で...

...もっとも

信頼できる男

をな.....

政府軍に

打ち勝てるとは

とても思えない

もしジョージが

我々の元に

戻らぬなら...

だから

お前に託した

このエドワードは

ここで斃れるしかない

エドワード

様!

あれを...!

ジョージ

...!

...王妃様を

お迎えに参った

のだが...

まさか先に

兄上にお会い

するとは

王妃...

マーガレットが

イングランドに

...?

そうなれば完全に

勝ち目は

っ本物の王妃は

我が姉だぞ

裏切り者め...

ヘンリーに阿って

自らの兄を見捨てる

とは...!

黙れ

アンソニー

...お前の

主は誰だ

答えてくれ

ジョージ

......

私の主は

国王です

当然でしょう

...仕方

あるまい...

ジョージ

私はただ

ヨークの公爵として

ヨークの町へ

向かうのだ

...通すわけには

いかない!

他意はない

...そこを通せ

兄上

私は王にお仕え

する為にここへ来た

―公爵

ではなく!

ヨーク家

を...

王国の為に血を

流された父上の家を

滅ぼすわけには

いきません

...即刻自らを

国王だと宣言して

ください

......っ

...兄上

今こそ私は

貴方の臣下と

なります!

ジョージ!

我が弟よ!

別れる前の

十倍もお前が

愛しい

ウォリック達は

各地で兵を

集めています

憎じみなど

少しも抱かなかった

あの頃よりも!

兄上..

その間を抜け

ロンドンへ

先回りしましょう

王宮には

現王ひとりが

残されている

入ってしまえば

こちらのものです

現王が...

この手で

奴を殺すなら

今だ

王の死とて

争乱に紛れて

しまえば...

父上の仇を討つことができる

案内して

くれるか

勿論です

さあ

急いで

リチャード

...どうか過ちを

叱らないでくれ

弟が兄を

叱るはずがない

...叱るとすれば

もう一度と

心変わりは

しない

父上でしょう

そ...っ

そうだな

お前の名演技の

おかげだな

......

このまま..

ロンドンへ

それ以外に

する事が

あるか?

ヨークで兵を

集めたらすぐに

南下するはずだ

ジョージが味方に

なったとあれば

集まる兵の

数も変わる

とは言え

王妃の軍が加われば

敵軍の兵力は

さらに増大する

そうなる前に

決着をつけたい

ところだな

...

リチャード様

〈シリーの処置は

私におまかせ

ください!

もしも貴方が

...主の元に

戻れ

...何を

言ってる?

ケイツビー

様!

よく聞け!

ヘイスティングス

桜がお呼びです

俺との任務は

もう終わった

はずだ

...

運命は我々に対し

罪を償おうとし:

今一度私の没落と

ヘンリーの王冠どを

交換しようと

している!

この手でヘンリーを

私の名は

エドワード・

フランタジネット

さあ

進め

ヘンリーを

勇敢ないしたち

兵士達よ

この国の

正統な王

である!

勝利は

間違いない

...ねぇ君

教えて

くれないか...

僕は...

悪い国王

だったかな...

...僕は一度だって

国民の要求に耳を

塞がなかった...

僕は...

僕は

王になんか...

僕は...

彼らの富を

奪ったりしなかった

し...

なりたく

なかったんだ...

彼らを

苦しめたり

しなかった..

フキッ

フギーッ

...外に

出たいのかい

もう少し

暖かくなれば

...

花もたくさん

咲いて...

そうだね

今日は天気も

いいし...

そうして

やがて

夏が来て...

秋が来て..

葉が落ちて..

そうしたら

まだ

君に

っ陛下!

ヨークの

者達が...

陛下!

ヘンリーを

捕らえろ!

口をきかせず

ただちに塔へ

連行するのだ

ヘンリー...

リチャード...

君に会えるんだー

第22話ノ完

2015

ぬく

南南

あの麗しき温もりは失われた

うしなうじゃ

...永遠に

あの日の

凍った

ヘンリー!!

っ何処だ...

......

リチャード?

バッキンガム

...?!

ヘンリー王は

何処だ!!

俺は今の今まで

ウォリックに

幽閉されてたんだ

っおい

知るわけが

ないだろう

待て!

...王を殺す

つもりか?

......

それは

エドワードの

命令か?

何か

...今

リチャード

っ違う...

リチャードが

ここにいるはず

ない...

声が...

待って

猪君

屋敷の方で

何かー

陛下!

ああ陛下...

すぐにお逃げ

ください...!

一体何が...

ヨークの者達が

ロンドンを急襲し...

陛下を捕らえようと

乗りこんで来たのです!

まさか...

ウォリック達は

どうした?

わかりませんが..

必ずこちらへ

向かうはずです

さあ早く!

今ならまだ

混乱に乗じて

脱出できます

捕らえられたら

きっと...

忘度と

リチャードには

...

すぐに

ロンドンを出て

お味方と合流

しましょう!

君は

森へ...!

ピキーッ

どうやって

我々の目を

掻い潜った...

ヨークの軍が

すでに通った

だと?!!

何日前の

ことだ?!!

充分な包囲網を

敷いていたはずだ

他の者達は

眠っていたのか?

...

エドワードが

首都を盗ろうが

ヘンリーを殺そうが

...

ジョージは

何をしている

のだ...!!

...戦って

勝負をつける

だけだ

まあ

いい..

エドワー

我々の戦力が

奴らに勝ることは

変わりない..

この手で必ず

ヘンリーは

どうした

屋敷中

調べさせましたが

何処にも..

お前の首を獲ってやる

ロンドン中を

捜索しろ!

......?

見つけた者には

変美を

とらせる!

今ヘンリーを

殺すのは

得策じゃない

勝手に

動けば

兄上の信を

失うぜ

まるで

忠実な臣下の

ような口ぶり

だな...

あの時とは

状況が変わった

んだ...!

見ろ

...エドワード...

エリザベス

ーーっ

...無事で

よかった

待たせて

すまない

エドワード..

あなたの

息子よ...

おお

かみ

神よ...!

世継ぎが

生まれ

弟も

戻ってきた

...

この子に

祝福を...!

エドワードが今

死んだとしても

王位はすぐに

あんたのものには

ならない

...いつ俺が

王位を望んだ

いいかげん

素直になれよ

俺の言葉に

今まで

一瞬たりとも

心が動かなかった

とは言わせないぜ

木陰で眠る

心地良さを..

知る前ならばー

...

以前はな

ランカスターを

殲滅し父上の

仇を討つ

それで

すべてが

終わる..

......

ひえっ

戦場が

なくなれば

俺の居場所は

王宮じゃない

おい、

エドワードの

娘...

...ずっと

そこにいた

のか?

何を

隠してる?

かつ

かくして

ない!

...白いの

...まあ!

ベスが

みつけたの!

近づいたら

危険よべス

どうして

こんなところに

豚が...

そ...

そうなの...?

ブギッ

いや...こいつは

躾けられてる

安全だ

...それなら

いいけれど

殿方が皆

戦場に行けば

留守を守るのは

私達だから...

...確かに

餌付けされ

牙を抜かれ

ようと

猪は猪だ

あら

バッキンガム公

今回の戦にも

出られる

もうあんた達の

庇護は必要ない

また背が

伸びたのね

成長は喜ぶべき

ことだけれど

年若い義弟が

戦場へ行くのを

見送るのは

辛いわ...

...どうか

神のご加護を

可愛い

義弟達に...

ねえあれ

ベスの...

ふん...

......

兄弟親類同士で

戦争してる最中

だってのに白々しい

お前は

野生に

戻りたいのか

...?

奴らは俺の

血と権力を

......!?

野生だった

ことなどないさ

子供の頃から

ずっと鎖で

繋いできた

...だが

俺は

......

リチャード

奴らに一生

飼い殺しに

されるつもりは

ない...!

あんたは

俺と同じ...

鬱屈した野望を

身中で燻らせてると

思ってた

俺の

父の野望が

そうだ

かつては

ーウォリックは今

大慌てでこちらに

向かっているぞ

見込み違い

だったようだ

俺の光だった..

だが今は...

その方が

都合が良い

でしょう

戦うなら

マーガレットが

到着する前に決着を

ああ

奴はまだ

ジョージが私の

元に戻ったことを

知らない

驚かせて

やろう

では諸君

戦の準備が

終わったら

充分に休息を

とるがいい

そうして

我らの紋章が

あの地平線上に

姿を現したなら

...!

お前と...

出会って

シリー

敵軍を

目がけて

一気に進軍

だ!

しまったんだ

一体いつまで

待たせるつもり?!!

あと少しです

陛下

ひっ

あと少し波が

おさまったら

もし

ヨークに先を

越されていたら

お前の首を切って

船首に突き刺し

てやる...!

はっ

...どうだ

アン

俺のこの勇姿を

見ればあいつも

...えっ?

........

おいアン

俺は気の

強い女が

好きだ

...だから

もっと...

そのー

...

...貴方は...

リチャード様の

どんなところを

好きになったの

気の強い所と

.....顔...も

可愛いしな

...敵なのに

あと

胸も...

んっ

敵だろうが

...王に

さえなれば

そうだな

手に入れられる

...それに

あいつは

絶対に

俺を見ない

そこが

いいんだ...

......

っお前は...

その.....

こんなことに

なって...

恨んで

なんかいない

わ...

恨んでいるか

父親を...

私は貴族の

娘...

すべては神様の

決めた運命だもの

......?

神なんて

信じるな!

神.....

くだらん

決められた

運命など

くそくらえだ!

欲しいものは

己の力で

手に入れろ!

どんな手段を

使ってでも!

........

ぷっ

ふふっ

リチャードは

やれんが

あはっ

貴方が

そんなこと

言うなんて...

何故笑う

だが女は

元気な方が

いいぞ

間違い

なく

エドワード

私達...

愛し合うことは

できなくても...

きっと

お友達になれるわ

ともだち

...

ねえ

よかったら...

一緒にチェスを

やらない?

本当は

お刺繍

苦手なの...

霧が濃くなって

きたな...

我らの紋章が

まったく見えんぞ

幸先の

悪い...

...

これが最後だ

必ず父上の仇を討つ

あいつの元へ行く

わけにはいかない

この戦いで...

そうでなければ...

エドワード

様!

ランカスター

を...

ラッパも鳴ら

さずに...

なめやがって

ウォリック

.....!

何処の領主の

部隊かと思えば...

...これはこれば

.....

あるいは

あの中に

何の冗談だ?

エドワード

...現王が

ロンドンから

逃げおおせた

としたら

...己の道を

見誤ったようだな

ウォリック

見誤っているのは

お前だろう

その程度の

軍勢で我々に

刃向かう気か?

...お前は

大使を遇する

道は知らず

女はひとりでは

足らんと言い

敵から己を

守る術も講じ

得ない!

そんなお前に

どうして王国を

背負うことが

できる?

実の弟にさえ

見捨てられた

お前に!

お前を

捨てた弟が

やって来たぞ

ウォリック

は...

見ろ

エドワード!

あに

兄に

挑戦するに足る

軍勢を率いて!

...今まで

どうしていた

王妃の軍は

間に合ったのか?

さあ早く

こちらへー

我が弟が

...マーガレットは

未だ船の上...

正統な王である

実の兄に対し、剣を

向けるような人非人

だとでも思ったか?

.馬鹿な...

...聞け

ウォリック...!

俺は己の不義を

恥じ...

我が兄の

信を得る為に

ここで...

貴様を!

不倶戴天の

仇敵だと

せんげん

宣言する!

どうだ

ウォリック

これで戦力は

五分と五分!

...

お前に受けた

この胸の傷を

百倍にして

返してやる

う、

裏切り者が

......

許さんぞ...

この

ラッパを吹け

かいよ

開戦の

合図を!

突撃ー

!!!

なんて

霧だっ

くそっ

リチャード!

ついてこい

見える

俺には

見える

ランカスター

赤い血がー

左翼が

崩された!

左翼...

リチャードか

~~

よくやった

よくやった!

エドワード

様!

こちらも

崩されました

ヘイスティングス卿の

陣です!

...王を

見た者は

いないか

いえっ

この霧では

...何も...っ

りゃあっ

何処に

いる

もし

いるなら

姿を見せろ

現王!!

...陛下

大勢が決する

までは...

ウォリック伯の

陣には入らず

御身をお隠しに

なられますよう

...きっと

王妃様もすぐに

いらっしゃいます

ああ...

誰も...

ああ

神よ..

陛下!

神の御意思に

適った方に

勝利を...

いや...

誰も

傷ついては

ほしくないのだ

誰ひとり

...私は...!

私はいま

今まで...

ずっと民の心に

寄り添ってきた

つもりだった..

だが

現実の

傷からは

目を背け

続けていた

...

皆の痛みを

.....すぐ傍で

最後に

本当に

この目で

見届けなければ

王として

これで

最後なのだから

第23話

モノ完

ぶっ

――汝らの

せい

正統なる王

あ、ああぁぁぁっ

イングランド

国王

いおう

ヘンリー六世王

神の御加護を

国王陛下

こくおうへいか

国王陛下

ばんざい

万歳!!

万歳!!

...見なさい

若き新王が

いらっしゃるぞ

なんで凛々しく

美しい人だろう...

父上...

何を

馬鹿なことを

...

ヘンリー陛下は

あちらだよ

あの方が

ヘンリー六世王

ですか?

彼はリチャード・

プランタジネット

...お前の叔父じゃ

ないか

あれが

国王...?

リチャードの方が

ずっと堂々として

格好良いじゃないか

ああ

あの人が

王冠を被ったら

どんなにか美しいだろう!

ワアア...

伯爵

閣下!

左翼が崩され

ました...!

兵力は同等だ

兵力は

同等だ

動じるな!

すぐにこちらも

取り返す

...

それよりも

全軍に伝えろ

...くれぐれも

あまりに

深い霧だ

己の位置を

見誤るなと

...おかしい

敵本陣が

見当たらん

リチャード様

両軍の左翼が

同時に崩され

ました!

同時に...

立ち位置が

旋回したか

...??

...戦況は

どうなっている

リチャード!

敵は

どっちだ!

霧でまったく

見えんぞ

リチャード

様...!

...

...いずれ

同士討ち

しかねん

突っ走らずに

兵を導...

これ以上

突っ込めば兵が

方向を失う...

...確かに

危険だ

この霧の中

同士討ちに

でもなれば...

......

疑心暗鬼で

総崩れに

なりかねない...

バッキンガム

お前はここで

兵をとどめろ

...何だと

?!

『リチャード

として

おい

この男は

今から「俺」だ

公爵を

介助しろ

は、

はいっ

待て

リチャード

まさかひとりで

突っ込むつもりか?!

ひとり

じゃない

仲間と

一緒だ

こちらが一マス

進めば敵も

一マス進む...

見事なまでに

五分と五分...

だが戦いが

長期化すれば

違う

奴らには

援軍が来る

兄上

私もリチャード達と

共に闘います

...ジョージ

お前がウォリックを

討てばイザベルは

二度とお前と床を

共にはしないだろう

しかし

お前は私の傍に

いてくれ

ウォリック

私が討つ

...何か...

この手で

潮目を変える

一撃があれば

おまえのお父さんはもちろんちょっというのですが、

ウォリックの

旗...!

向こうが

ランカスターの

本陣か

ということ

は..

おいっ

何処へ行く

お前達こそ

何故ここにいる

何だと

見ろ!

敵陣だ!

いつの間に...

...奴ら

霧で俺達に

気づいていない

今なら奴らの

虚をつける

俺は一番乗りして

武功を立てるぞ

臆病者は

そこにいろ

ついて

来い

この機を

逃すな!

来い

待て

俺も

行くぞ

ランカスターの

兵達よ

撃破しろ!!

一気に突っ込め

何が

あった!

ただの

間違いだ

裏切りだ!

霧で

見間違えた

のだ!

味方が後ろから

突っ込んで

きやがった!

違う!

裏切りじゃ

ない!

何だと

?!

間違いで

味方を殺すのか!

やめろ!

持ち場へ

戻れ

愚か者

敵に悟られれば

致命傷になりかねん

ただちに陣形を

立て直すのだ

同士討ち

だと...?

.....はっ

それは

愉快だ

いいぞ...

天はやはり

我らの味方だ...

はっほっは!

敵は混乱

しています!

今この好機を

逃してはならん

諸君!

勝利は我が手に

あり!

とつげき

突撃

このまま

一気呵成に

叩きつぶすぞ!

とつげき

突撃!

やめろ!

本陣目がけて

突撃しろ!

俺は

敵じゃない!

俺も

ランカスター...

ならば

敵だ

...ヨークの兵が

逃げたぞ!

はぁ

ひっ

追え!

はぁ

はぁ

はぁ

うっ

たっ

助けてくれ

俺は...

:大丈夫

私は貴方の

王だ.....

――俺は

味方だぞ

貴様

よくも...

......

――まだ

収拾がつかん

のか!

忌々しい

霧め...

ダクダッ...

馬鹿な...

ウォリック

誓った

はずだ

私を

王にすると

...!!

...違う

お前は

私の魂を

汚した!!

違う...っ

わかってくれ

私は...

貴方を王に

する為に!!

私はすべて

捧げた!

そうだ

私がお前の

王だ!

......

お父上の魂を

汚したのは

お前だ!!

...エドワード

...お前を

愛していた

のに!

忌々しい

その顔...

兄上!

...手を

出すな!

この男の命は

私のものだ!

お前が私と

一騎討ちを

忘れたか

お前が子供の頃

剣を教えてやった

ああ

覚えて

いるとも!

もう日が

暮れますよ

エドワード

よあっ

やっぱり

強いな

ウォリックは..

.....まだまだ

負けるわけには

いきません

だがさすがに

筋がいい

......

貴方の

血かな

っ!

すぐに私よりも

強くなるさ

はぁっ

はぁ

はぁ

はぁっ

強くなったな

エドワード...

だが

まだ私には

勝てん!

兄上

ウォリック

...もしも

もしも

ファッ

道半ばに私が

たー

斃れた時は...

...頼む

エドワードを

王にして

やってくれ

ヨークに

誓ってくれ

...必ず

王冠を

おああっ

........

今だ!

ウォリック

お逃げ

下さい!

閣下!

同士討ちで

脱退者が出始め

ています...!

このままでは

我が軍は崩壊

します

一旦態勢を

立て直し

ましょう!

......

逃げたぞ!

追え!

待て!

...必ず

生け捕りに

しろ...

...絶対に

殺すな...!

味方は

何処へ消えた

同士討ち

とは...くそっ

こんな所で

終わって

たまるか

私が

この国を

動かして

きたんだ

マーガレットは

まだか!

マーガレット軍と

合流すればまた

すぐに闘える...!

王冠は

王冠は

まだこの手の中に

いえ...

...どうした

アン

なんだか

......

イングランドが

本当に懐かしく

て.....

何かしら

何だかとても

心配だわ

ほっはっは

ウォリックと

我々の軍が組めば

ヨークなど

敵ではない!

...貴方のことも

心配なの

戦が.....

.....何て

こと.....

すでに始まって

いるですって

...?

え...?!!

ーっただちに

馬を進めなさい

ヨーク如きに

遅れをとった

など...

このマーガレット

抜きで国の大事を

決するなど...

ぜった

絶対に

ゆっ

許さない...!

微笑みを浮かべながら、

うんぬいっね

運命は常にお前の傍らにいる

まえかたね

その後ろ手に

第25話

まえ

...

お前を貫く

刃を隠してー

第48話

...ウォリック

あんたの

時代は終わった

ウォリック伯!

あそこだ

おい

貴様...

リチャード

様!

......

これからは

この俺が..

この国の

キングメイカー

だー

殺すなと

言った!

討ったのは

誰だ!

ただちに

捕らえて

首を刎ねろ!

......

私の憂苦の

影.......

お前が死ねば

私の闇も死ぬ

......

ウォリック...

ああ...

...い

...いる

の...か

だ..

れか...

ウォリック

死神のベールに

目を覆われたか

宿敵の顔も

わからんとは

この目は

かつて太陽のように

爛々と光り

この世のどんな

逆課も看破し得た

というのに

...不思議な

ものだな

失うとわかれば

美しいことばかり

思い出す...

...

ああ...

[最早栄光も

:この手には何もない

この身さえ

じきに土中へ沈む...

私には

もう何ひとつ...

こうして

お前の魂を

おさえておこう

ちりあくた

塵芥か...

私以外の者の

手で逝くな...!

私は

私の..

お前の

王だ...

わたし

私の王か...

...

へいか...

ウォリック

いずれまた

かみ

神の御許でー

大丈夫...

馬が驚いた

だけ

どうした

...あとから

馬車で来ても

いいんだぞ

...少しでも...

早く戦況が

知りたくて...

...結果は

知れている

俺達が着く頃には

ヨークの流した血で

お前の父親が

祝杯をあげているさ

お父様は

...

絶対に

ヨーク家の人達を

手にかけたり

しないわ...!

絶対に

だって...

......

いやその

ウォリックが

ヨーク家の兄弟を

殺すとは俺も

思っていないぞ!

本当は

誰より..

情の深い

方だもの

おふたり共

お早く!

...ごめん

なさい

奴は少々陰険で

傲慢なところは

あるが

基本的には

道理のわかる

男だからな!

隊列を

見失い

ますよ!

でも...

恐ろしいの...

この戦いで

何があっても

...

自分の心が

変わってしまう

ような気が

して...

親族同士が

戦う経験は

何度もして

いるだろう

何があっても

.....

安心しろ

お前が俺の

妻だという

事実は変わらない

おれ

俺は俺の

父とは違う

男として

自分の家族は

必ず守る!

だから今は

ランカスターの

勝利だけ

願っていろ

そうだわ...

もう

「ネヴィル家の娘」

じゃない...

これからは

ランカスターの

貴族として

王家を守って

いくんだー

王家を守っていくんだー

お前は

ランカスターの

人間なのだから

......!

王...?

あ...

あなたが

...?

国民よ...

君の苦しみは

私の苦しみだ...

もしも私の死で

この悲劇がすべて

終わるというなら

...だが

私には..

祈ることしか

できない...

ほ...本当に

王様...?

...

僕と...

変わら

ない...

青年に見える

信じられない

...

君と同じ

涙を流しに

来た..

君と私は

同じだ...

......?

ほ...本当に

貴方が王なら

本当に僕達と

同じ苦しみを

知っているなら

嘘だ...

こんなに

綺麗な

ままで

長年の苦悶の

皺がその額に

刻まれている

はずだ...

流した血と

埃で肌は汚れ

いられる

はずがない

飢えと寒さで

体中を強張ら

せているはず

なんだ...!

国王が

そうやって

汚れずに

いたから

僕達が

血で汚れる

はめになった

.....

全部あなた

貴方のせいだ

貴方のせいで

僕は死ぬ...

人生の意味も

知らぬうちに

僕は...

はァ

.....貴様は

何だ?

ランカスターが

?!

ヨークか?!!

言わなければ

殺すぞ!

...あ...

黙っている

ところを

見ると...

...

ヨークの

貴族だな?

彼は..

何故.....

...

馬鹿な

彼は

ランカスター

だった...

俺は行いたい

命令されて

そいつを...

ああ神よ

...

くそっ

...俺のせいじゃ

ない!

貴族に

命令された

んだ!

戦場ならば

殺すしかない

ランカスター

だろうと

ヨークだろう

と!

そいつが俺の

息子だろうと

父だろうと

殺すしか

ない!

生きる為だ!

陛下!

都合の良い

幻聴か...?

いや...

確かに

聴こえた

...気の

せいか...?

陛下

何処だ

おう

国王..

シツーが

ここに...!

こっちだよ

リチャード

ヘンリーは

あっちさ

......

お前の言葉を

信用すると

思うか...

...邪魔を

するな!

嘘じゃない

本当さ

さあ

おいで

さぁ

君の愛しい

ヘンリーが

待ってる

違うな

持ってるのは

王ヘンリーか

いやいや違う!

愛しいヘンリーも

君を待ってる

リチャード

ヘンリーに

会いたいなら

...

こっちへ

おいで

リチャード

魔女に

耳を貸すな

あの女は

お前を惑わそうと

しているだけだ

父上...?!!

王はあの林の

向こうだ

成女に

ついていけば

一度と

ヘンリーを

討つことは

できんぞ

私の仇を

討て...

っ!

ヨークの上座に

安泰を...

いまいま

忌々しい

おとこ

男!

リチャードは

もうあんたの

ものじゃない!

リチャード

...

僕と

おいで

ヘンリーに

会いたいの

なら!

本当の君を

知っているのは

僕だけさ...

私を

信じろ

リチャード

...

私の言葉

だけを...

ンリーを

ため

殺す為に...!

さあ

リチャード

ジャンヌ...

失せろ

化け物!

イングランドに

仇なしてきた

お前を俺が

信じると思うか?

...父上

二度と俺の前に

姿を現すな...!

貴方の仇は

俺が必ず

この手で...!

ちか

誓え

リチャード

あの時の

ように...

父上

...お導き

ください

私をヘンリー王の

元へー

っ今のうちに

お逃げください

陛下!

この男は

何故死んだ

あの

少年も...

私が

いなければ

死なずに

済んだ...

私のせい

で...

王を倒して

俺は:

あの約束の

森へ行く

待っていろ

......

ヘンリー

......

血や家なんて

何だってかまわない

僕が好きなのは

君自身なんだ

から

そうだ

お前が

何者だろうと

お前は

俺の

ウォリックは

討たれた!

ヨークの

勝利だ!

どなたか...

ウォリックは

死んだぞ!

エエドワード

様に報告を...

どうした

み、見間違い

でなければ

.....

ヘンリー王を

...見ました

.....!!

ヘンリー

だと...

リチャード

何故

戦場に来た

何故

ここに...

ヘンリー

陛下..

逃げま

しょう!

見ろ!

霧が晴れた

すぐ

ヨークの

太陽だ!

...私が

私が

殺して

きた...

みな

皆.....

殺した...

俺の光だ

名前も身分も

関係ない

ヘンリー

お前は

だから俺は

王を殺して

神に選ばれし

王を殺せば

ヘンリー

六世王と

知っての

狼藉か!

やはり

そうか

地獄に

墜ちるぞ

その男が

......

...元より

そのつもりだ!

俺は.:

俺は光

ヘンリー...

リチャード...

手に入れるんだ」

第25話ノ完

「薔薇王の葬列」6ノ完

PRINCESS(ON

平成28年6月25日-初版発行

はらおうば

薔薇王の葬列®

管野文秋田貞美

«菅秋

然秋田書店

者者

ややだ行き死行所

〒102-8101東京都千代田区飯田橋2-10-8

密編集(03)32657367吸売03)3264-7248

製作(03)3265-7373

「赤城和刷株式会社

振替日座100130-0-9935:

...

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