おまえ、

Rcquicm

...

Roster.

...

CPC

PRINCESS

FKINCEOS月刊プリンセス掲載

管野マスタックスクラスティーなのですが、

高薇宝の葬列9

人物紹介とこれまでのお話

リチャードたちの

ヨーク公リチャート

父。希望の光だった

が、ランカスター

に殺されてしまう。

リチャード

一ク家の三男。

セシリー

男女両方の性を持ちないほかに

ち、幼い頃から母

親に疎まれる。

リチャードたち

の母。リチャー

ドを嫌っている。

エドワード

現イングランド

元夫のエドワード

死後、リチャー

妻に。美婦仲はうま

くいっていない。

ベス

王の娘。叔父に

あたるリチャー

ドに懐く。天真

爛漫な性格。

ジョージ

1一ク家の次男。

王に不満を抱く。

酒に溺れ、正常な

判断力を失う。

ケイツビ

リチャードの幼い

バッキンガム

野心が強い。リチ

ヤードが王にな

ることを強く望

んでいる。

エリザへ

戦で夫を失いヨ・

ク家に強い恨みを

持つ。エドワード

と結婚し王妃に。

頃の世話係。彼の

身体のことを知っ

ている。

婿薬を使い、王を

夢にする。自分の

ことを魔女と呼ぶ

妖しい女。

左目に傷を持つ

謎の殺し屋。本

当の名は誰も知

らない。

ヨークに捕まりロン

ドン塔へ。病が悪化

し、錯乱した後リチ

ヤードに殺される

ジャンヌダルク

フランスのD魔女と呼ばれ

火刑にされた。亡霊となり

チャーこの前に現れる

・白猫

怪我をしている

ところをリチャ

一ドか助けた。り

チャードに懐く。

ヨーク家にとってジョージは毒にしかな

らないと判断したリチヤードは、バッキン

ガム、ケイツビーと共にジョージ逮捕のた

め動き出したが...!?

皆を堕落に導こうとするかのようなジェ

ーンを不審に思ったりチャードは彼女が開

く集会に潜入。そこで、王に呪いをかけて

いるぞがいることが発覚する。さらに、体を

闇が優れない王は、ジェーンから呪いをか

けたのはジョージではないかと告げられ、

ジョージに不信感を抱く。〈カジョlジは、

最愛の妻イザベルの死によってさらに酒に

溺れ、正常な判断力を失い、イザベルの侍

女を殺めてしまう。

月日が経ち、久々にロンドンの王宮を訪

れたリチャード。変に遅れてきたジョージ

は酒に酔い、リチャードやエドワード王を

愚弄する。一方、ロシドン滞在中のアンの

侍女・ジェーンが媚薬と妖しげな魅力で王

を皮に、ふしだらな気が開かれ、閉落した。

合延の様子を目の当たりにしたリチャード

は、王に対して僅かな反感を抱く。

この物語は...

―中世イングランド。

ヨーク家とランカスター家の王座争奪の争

いはヨーク家の勝利に終わり、ヨーク家の

長男エドワードが王となった。

Q.OplenyS

話...話、話、

第363738

第36話一第37話第38話第99話第40話

7458111

〈2]出〉月刊プリンセス2017年8月号〜12月号

◆この作品はすべてフィクションです。実在の人物・団体・事件等にはいっきい関係ありません。

また、作品内のすべての表現においで作名に差別の意図はございません。

◆この作品に関する感想は、〒12888東京都子代田区飯田橋2108

秋田青店プリンセス来編集部気付苦野文まで。

どんなに甘く

美しい思い出も

偶然や

歳月に

その飾りを

剥がされて...

...だから

お前は

幸せだと

フォレストは

僕に言った

やがては腐り

消え失せる

「思い出など」

「ひとつも

持っていない

のだから

第46回

君にも家族が

いたのだろう

長くは

生きて

いけなかった

君は異物

だから

でも

あの場所では

......?

だから

僕らは共に

暮らすんだ

いつか

食べて

しまうまで

処刑

だ!

あの子は

処刑された

絞め殺され

たんだ

どうして

イザベル様を

毒殺したって

誰が

言った

こし、

御主人様さ

あの侍女は

王の差しがね

だった!

ジョージ様が

叫んでた

ジョージ様は

酒でいかれ

ちまったのさ

まさか

イザベルまで

死ぬとはな

侍女に殺された

というのが

真実なら

呪いの主は

イザベルだったと

考えるのが妥当だ

妻が犯人でも

ジョージを逮捕する

口実にはならんぞ

ジョージが

公然と

...問題は

誰が真犯人か

じゃない

王の名誉を汚す

ような雑言を

撒き散らして

いるということだ

あの男の内心には

常に不安と

叛逆の火種が

燻っている

この国を

焼くその前に

その火が

いつか

筋書きは

すでにある

ようだな

ああ

われわれ

...我々の手で

ぼうは

暴発させて

やればいい

だがまだ俺達の

手足を務める

者はいない

『役者』は

俺達自身だ

あの男も

か?

芝居など

出来るようには

思えんがな

キャア

いけません

旦那様!

妻だけでなく

息子も

奪う気か!?

俺の息子

だぞ!

共に飲んで

何が悪い!

ギャーッ

王にそう

命じられたか

!!

閣下!

うるさい!

貴様も王の

差しがねだな

!?

こっ

これを

...!!!

なんだ

その

ロンドンから

来た使者が

おく

奥様の遺品

だと.....

〝エドワード

王に”

死を...?

この字

確かに

イザベルの

ものだ...!

一体

お前は...

!!

賊だ!!

だ..

誰か来て

くれ!!

兄上...!

ご無事

でしたか

何故

お前がここに...

リチャード

...!?

...

貴方の素行を

秘密裏に調べろ

王の命

です

...だが

どうやら

別の命を受けた

者もいたようだ

......

確かに酔って

王に暴言を

吐きもしたが

その程度で何故

命まで奪われ

なくちゃならない

貴方の名前が

ジョージだから

です

なんでも

近頃王は

魔女の予言

などに夢中に

なり.....

何だと

頭にGのつく名が

王の血統を滅ぼす。

とか

馬鹿な

実際王は今

病に臥せて

おられる

...隣には

その魔女が

付きっきりだ

さあジョージ

し.....

私も最初は

半信半疑

でしたが...

またとない

機会だぞ

あんたにとって

いや

その

王は......

...

死ぬ...

のか...?

そうだ

出番を逃すな

陛下から

内談は禁ずると

仰せ付かって

おります

......

失礼ながら

.....

信用を失うような

行動をしなければ

いいだけだ

お目附役

です

王は今や

私ですら

信用していない

バッキンガム

この国の為..

陛下を支えるのが

我々貴族の務めでしょう。

本当に

イングランドを

思うなら考えろ

どうすることが

最善か

王に万が一の

ことがあれば

誰がこの国を

守る

小さな王子達か

それとも

フランタジネットか

何が

言いたい

それ

とも..

毒が塗られ

ていた可能性

もあります

...ああ

兄上

傷口が

ただれてる

医師を

呼んだ方が

いい

...医者は

つい最近

クビにした

それなら

このあたりに

腕のいい医師が

いると聞きました

呼んでこさせ

まじょう

...あまりに腕が

いいので魔術を

使うなどと噂

される程です

リチャード

舞台は整った、

正直貴方とは

軋轢もあった

あとは.....

だが

兄弟同士で

こんな仕向けは

堪えられない

主役を

待つだけだ

さあ

ジョージ

私はこれで

帰ります

舞台に

上がれ

っ王命に

背く気か?

...

リチャード

あんたの

為の舞台に

リチャード

もし.....

もし仮にだ

王が

亡くなれば

お前は私を

支持するか?

そうだ

あにうえ

兄ト

...同志は

おお

多い

舞台の

上で

自分に向かって

火を放て

...???

頭にGのつく

名が王の血統を

滅ぼす

王は病に

臥せて

おられる

魔女の

予言..

チャード:

万が一のことが

あれば誰が

この国を

イザベルの

字だ

奥様のいい

遺品です

あの人影は

エドワード王に

死を

...!?...!!?

俺に

そうか...

伝えよう

と...

あなたは

本来王に

並ぶ存在

イザベル

ジョージ

ジョージ

私を

信じて

Gのつく

同志は

多い

エドワード王に

死をー

それが

あなたの

運命

閣下?

...この石には

毒を消滅させる

力がございまして

......

そうだ

兄上さえ

いなければ!

...イザベル

噂は本当か

俺は本来王に並ぶ存在

魔術を

使うと...

ご無理

なさらず

陛下

すべて私に

お委ねください

無用な心配だ

ジェーン

君が傍に

いてくれる

おかげで力が

戻ってきた

君がいれば

呪いなど

怖くはない...!

愛しのましょ

魔女よ

...

閣下

ご心配なく

呼び出した悪魔は

こちらに繋ぎ

とめておきます

.....

本当に

よろしい

ですね?

やってくれ

...

ああ

「悪魔よ

汝を震慄せしめる

永存の神の御名に

懸けて命じる

呪い

じゃない...

イングランド

国王

これは

報いだ...

イザベルを

殺し俺を

殺そうとした..

兄上..

エドワード四世

これが運命

なんだ...!!

っ...!

陛下!?

エドワード・

プランタジネット

陛下...!

そして

その息子達に

死を

何を

している!

兄上..

...

何故こんな

ことを...

リチャード

賊共を

捕まえろ!

はっ

バッキンガムに

説得され

心ならずも

監視を続けて

いたのですか

まさか

こんな...

違うんだ

リチャード

.....!

ジョージ・

プランタジネット

一部始終

この目で見させて

もらった

どうか

王宮まで

ご同行を

!!

待て!

聞いてくれ

リチャード

この国の為に

俺が必要だと

言ったじゃないか

兄弟

だろう!

リチャード

...残念ですが

神は裏切ない

ゲホッ

だ..

大丈夫だ

もう...

何ともない

ゴホッ...

陛下...

この薬は

少量なら

苦痛を和らげ

ますが

どうか

お気を

つけて

くれぐれも

気をつけるよ

量を違えば

命を奪います

ああ...

......

...悪魔でも

潜んでいるか

この中で

あの魔女の

ように薬草でも

焚いていたの

だろう

...すべて

あんたの

筋書き通り

だな

ジョージには

見えていた

ようだが

暗殺者だ

そうでなくとも

酒にやられた

頭だ

ケイツビーの

暴漢役も

はまっていたが...

あのまま

殺させた方が

都合がよかった

そうだろう?

......

捕らえて死ぬまで

閉じ込めるなら

同じことだ

邪魔だからと

暗殺すれば

市民の反発を

まねく

ヘンリー六世の

ようにか?

...そうだ...

すべて

証拠として

持ち帰る

ケイツビー

...確かに

直接手を

汚すのは

〝王〟の役目

じゃない

我々の

役目だな

......

私は

リチャード様の

命に従います

お前の生まれた

国が何処だろう

我々の神の元では

重罪だぞ

おとどうし

男同士は

違うのか?

私はこの国で

生まれました

それだけ

です

......

情は仕事の

妨げにしか

ならない

どうやら

暗殺者役は

俺の方が

適任のようだ

俺は神など

信じないがな

邪魔な

荊棘は

この俺が

取り除いて

やる

それには

武器が

必要だ

どんな荊棘も

切り裂ける

ホラ早く

入れ

ああ

フォレスト

帰って

来たな

ティレルは

何処だ

依頼人か

いつも通り

フラフラ

してるさ

ああ...

ピッ

――お初に

お目に掛かり

ますね旦那

バッキンガム

公爵

ヘンリー・

スタフォードだ

第36話ノ完

銀河

策刊話

ひとつ

また

ひとつ

時を

ジェイムズ・

ティレルは

何処だ

彫り

つける

ティレルは

“羊飼い”です

旦那

俺らは〝仕事〟の

対価に飯と寝床を

一時与えるだけ

では

羊飼いに

伝えろ

おい

そこで

何してる

“次期国王が”

”これからは

お前の主人だ”と

俺の羊

だぞ

人の一生を

なんて...

僕は

盗賊じゃない

ああ

数えている

だけさ...

なんて楽しい

生活だろう

陛下のご回復を

お祝いして..

悩みの種が

取り除かれた

からね

噂は本当

だったのか

呪いの元

だろ

〝Gのつく名が

王家を滅ぼす〟

酒が抜ければ

正気を取り戻す

かもしれん

今しばらくは

お言葉ですが

陛下

一連の大逆

行為についての

噂はすでに広がり

始めています

何の処罰も

しなければ

皆に示しが

リチャード

お前の働き

にはこの上なく

感謝しているぞ

罪に問わず

監視下に

置いておく

呪術師達は

即刻裁判にかけ

処刑する

「馬鹿な

酒が抜け

れば

だから

言っただろう

殺しておく

べきだった

すべて

元通りだと

でもいうのか

人を

狂わせる

ええ

今日は..

身内だけで

楽しみたい

希望〟は

お身体が

第一です

親愛なる

リチャード

少し早いが

宴はお開きだ

我が友

ヘイスティングス

今宵は

町へくり出そう

ではないが

お前達も

今回の件で

尽力してくれた

そうだな

あのぅ...

私達は

エリザベス

君の家族の

相手をして

やれ

ええいか

陛下...

くそ...

うまく陛下に

取り入りやがって

...!

まァ!

ようこそ

おいでください

ました

はっほっは

しかも

我が兄弟達を

連れてきたぞ

あのご婦人に

夢中で私達の

ことはお忘れに

なったかと

彼女は薔薇だが

君は百合だ

...呆れを

通り越して

尊敬の域だな

...

花は皆

美しい!

閣下!

どの花を

お選びに?

私には

妻が...

陛下から

皆様のお世話を

仰せ付かって

おります

では..

繰り返しだ

左端の娘を

...

んだふりを

繰り返す

だけー

任務を

こなさんと

帰れん

いつもと同じ

ふっふっ♪

女子供だからって

いつも仲間外れに

して!

やあ!

私達を寝かせて

こんな楽しそうな

ところで遊んで

いたのね

お父様

達ったら

おっと

こんな美しい子が

いたとは知らない

かった!

あの...

お代は陛下

から...

王には

楽しんだと

伝えろ

私は適当に

時間をつぶす

でも...

お前は飲むなり

眠るなり好きに

しろ

...

...

ただ

やり過ごせば

いい

王の

尻ぬぐいを

繰り返し

命じられる

まま

それが

王家の為

ならば..

永遠に

触るな!

お代の分は

働きます

!???...??

娼館に義理立て

などして何の

意味がある

そう

です

一生懸命

働き続ければ

きっとここを

出られる

〝マグダラのマリア»

になれるとでも

思うか

...もしなや

お悩みが

あっても

今はこれが

私の仕事

です

...希望か...

様々な

楽しみ方が

ございます

悪いが放って

おいてくれ

...あらゆる

殿方とベッドを

共にしました

ここでは

皆同じ

その中には

男装の女さえ

いました

年齢も

身分も

見目も

関係ない

希望

........

男と

女...

人を

狂わせる

その中に

両方の性を

持った者は

いたか...?

...閣下

娼婦なら

悪魔とでも

寝ると...?

馬鹿に

しないで

...!

なんだ

貴族の出か?

無礼者!

望むな

娼婦が

気取るな

さァ

飲め飲め

ひゃ...

待っていたはずだ

べス!?

願っても

決して

かな

叶うことはない

ななっ

グロスター

公爵

リチャード

プランタジネット

彼女は

私が先に

買った

なんだ

貴様...

これは

公爵閣下

何故

こんなところ

に...!

ここは貴女が

来るような

場所では

リチャード

一緒に

遊びましょ

酔っている

のか...

いけません!

すぐにお帰り

ください

一度町の

居酒屋へ

行ってみたかった

の~~~

遊んでくれ

ないなら

ひとりで

町へ出るわ!

...

ねえ

誰なら

いいの?

少しくらい

お話し

しましょうよ

すみま

せん

へへ...

おい

リチャード

様...

似合う

でしょ!

ねえ

見て!

リチャード

見て!

すっごく

面白そう

私の傍に

いてください

...ひとりで

飛び出される

よりはマシだ

どうか

お恵みを

王女が男装で

夜遊びとは

まさに世も末だ

哀れな者共に

施しを

どうか

旦那ァ

どうか俺にも

神の御加護を

生まれながらに

神に見はなされ

ましたんで

この体のせいで

親にも見捨て

られました

罪が病と

なり

哀れだわ

...!

ねえ

お金を

あげて

近寄っては

なりません

体に悪魔が

取り憑いたの

だと.....

この男と

何が違う?

地位と名で

守られた

この衣を

剥がれれば

この身体も

はい

灰になれ

あくま

悪魔め!!

あんた

見たことが

ある!

へへ...どっかで

お会いしました

よねぇ旦那

下がれ!

なんでえ

えらそうに

その肌ァ

流れモン

だろォ!

お前だって

俺と同じだ...!

...

同じ...

同じ、か...

わははは

やった!

また私の

勝ちだわ!

...イカサマ

サイコロじゃ

ないのか

居酒屋って

最高ね!

活気があって

楽しいわ

では

いいわね!

エールは

ものすごく

不味いけど

では国王が

命じるぞ...

負けたら皆

“王の命令に

従う約束よ

約束は

守りますよ

ご命令を

陛下

えーっと

えーっと

...そう!

はっ

初恋の

相手を

ひとりずつ

告白せよ!

いない

ええっ

何てこと..

素敵な話が

ききたかった

のに...

嘘!

奥さん

は?

誰も愛した

ことはない

ひとりも

なの?

”いない”なんて

駄目よ!

ふたりは

夢のある話を

してくれるわよ

ねっ?

まさか

ええ

そうだと

思ってた!

しかし、

かけて

ですよ

初恋の相手と

結婚するなんて

やっぱりアンと

リチャードは

理想の夫婦だわ

それじゃ

ケイツビー

はっ?

お前のような

堅物も

...俺も

興味がある

四六時中

女のことを

考えていた時代が

あったのか?

馬鹿

な...

女とも

限らんが

はい

生涯

ただ

おひとり..

その方だナァ

だけです

どんな方

なの?

ーーさあ

次の勝者を

決めましょう

今も傍に

いるの?

ああ

......

今度は

俺が“王〟だ

知らな

かった

お前に...

そんな相手が

いたとは

その女は

優しい

女か?

...はい

...!???!?...

そうか

...

リチャード

様...

命令を

決めたぞ

リチャード

ではこの中で

もっとも..

信頼する人間に

王の命”

だぞ

くちづけ

しろ

バッキンガム

公...!

!!

だね

誰よりも

忠実だろう

い...

いけないわ

そんな...

できないなら

ストリップでも

してもらおうか?

はれんち

よ!

そうだな

殿下にする

わけには

いかないからな

希望は

人を

狂わせる

バッキンガム

お前の

言う通りだ

お前は

正しい

...

冗談だ

殿下

リチャード

え?え?

終わったの

もう

夜遊びは

おしまいです

さあ

帰りま

しょう

ん...

これ以上は

......

陛下..

何も

しなくて

いい

ただ

傍にいて

私を受け

入れてくれ

このまま

ジョージの

ことを

夜明け

までは

忘れさせて

くれー

...子供の頃

あいつは

俺を背負って

何処までも

歩いた...

たんに

知らなかった

だけだ

人は

変わらない

もし

変わったと

感じたなら

あんたは

まだ

人に希望を

持ってる

リチャード

冷酷になれ

人に希望を

持たなければ

自分に希望を

持てるように

なる

お前の

ようにか?

そうだ

この身体に

この血

だけだ

王家の血

希望を持てる

ものがあると

すれば

神にさえ

罰せられない

程の

この身体の

罪を覆い

隠す

権力”だ

......?

俺は誰とも

似ていない

俺は

俺でしかない

バッキンガム

ジョージを

ころ

殺せ

承知した

...

やっぱり

そうだ

何年経とうが

忘れられねえ

...

!?

あいつだ

...

あの小屋で

見た光景は

あの時の

あくま

悪魔の子供

だ..!

剣が

神のご加護

いいのよ

...

貴族の男を

知らないか?

これできっと

よくなる

黒髪で

女のように

華奢で...

いつも

ありがとう

ジェーン...

左右で目の

色が違う

んだ.....

それなら

間違いなく

グロスター公爵

だね

嫌な男

だった

イカれてんだ

悪魔」たなんて

グロスター

公爵だと...!?

あの

子供が...?

ほっときな

「悪魔」...

そういえば

あの人悪魔の

話をしてた

.......

男女両方の

性を持つ...

とかって...

間違いない

おうきゅ

工宮に

この世が地獄なら

悪魔が

いる.....

天国を夢見ればいい」

ジョージを

殺せー

...お前の

あんさつ

暗殺者

バッキンガム

ジェイムズ・

ティレルと

いったな

あんたのだ

リチャード

試して

みればいい

どんな男

俺がいつかし

仲介者にあんたの

命を伝える

......

ジョージが消えれば

対抗努力...王妃の

力が増すことに

なる

ただ

殺すのでは

駄目だ

長い目で見れば

ウッドヴィルは

ジョージ以上に

王家の毒だ

では

こうしよう

王に思い

込ませる

ウッドヴィルが

ジョージを死に

追いやったと

どんな状況に

なろうと

......

計画を

話せー

王は弟を

愛しているはずだ

この世の先に

天国は

ない

何処へ

行くの

ジョージの

元へ行くの

でしょう

リチャード

何処まで行っても

共に地獄へ

これは

母上...

墜ちる者さえー

......

何のこと

です

地獄よ...

いつかこんな

日がくると

思っていたわ

悪魔が

地獄を

もたらす...

必ずね...

私の愛する

者達に...

セシリー

様...っ

...他の者は騙せても

私は騙されない

...母上を

お送りしろ

リチャード

お前はすべてを

破滅させる

悪魔だ...!!

ああ

神よ...

愛しい息子を

お守り下さい

...は.....

うえ.....

ジョージ

母上の..

声が......

ジョージ

兄さん...

リチャード

...?

く...

苦しくて

たまらない

...どうか

お許し下さい

酒を...

ワインを

くれ...!

今日

死刑判決が

下されます

馬鹿な

......?

貴方の罪も

元を辿れば

裁判に

呼ばれていないぞ

・!

......

すべては王の

まわりに侍る

〝悪魔〟達の企み

王を唆した

〝悪魔〟の罪だ

お前は俺を

信じてくれた

...

そんなことにも

気づかず

俺は...!

兄上

いや...

これは

奴らの...

俺達兄弟を

仲違いさせる為の

策略だった...

貴方を

このままには

させておかない

身代わりに

なってでも

カイッ

兄上

きっと

お救いします

すべての苦しみから

解き放って

差し上げます

ーその者は

魔術を使い

国王陛下と

王太子殿下を

呪い殺さんと

した!

その罪は

大逆の罪であり

神への

冒涜である!

従って極刑に

処するのがー

待て!!

ジョージ

...!?

正式な審判なく

俺を殺そうと

いうのか?

おい!

彼を捕まえろ!

この俺に誰が

死刑を言い

渡した!

だま

黙れ!

いくら

成り上がっても

魂は卑しいまま

だ!!

地獄へ帰れ

悪魔の一族め!

恥知らずの

王妃一族!!

......聞くに

耐えん

いや皆

聞くがいい!

王は悪魔に操られ

この国を悪魔へ

売り払おうとしている

!!

その生贄が

この俺だ!!

ジョージ

......

エドワードは

人殺しだ!

背信の玉を

許すな!

だれ

誰か早く

奴を捕まえろ

!!

俺に

触るな!!

俺を殺せば

地獄に墜ちるぞ

......

むしろ神に

感謝されるさ

そろそろ

ジョージに

伝えてやれ

これは

お前の

裁判じゃないと

神に選ばれし

王家の為に

これは

謀反だ!!

皆の前で

俺達を悪魔の

一族だと

ねん

残念だが

ひどすぎる

私権剥奪は

免れんでしょう

それでは

生ぬるい!

彼の裏切りは

一度ではない!!

...陛下

...彦下

もっとも名誉を

傷つけられたのは

王妃陛下でしょう

彼女に意見を

伺うべきでは

...私の名誉

など些細なもの

ですが

...許せば

次は

この国と

国王陛下の

名誉を傷つける

ことは

本物の

謀反が

起こる

...!

誰であっても

許されません

謀反は

また

必ず

次の謀反を

誘発する

陛下...

処刑の前に

なー

ワインを

差し入れて

やれ

おれたち

俺達の

祝杯は

処刑の後

だー

...母上は

私を決して

許さない

だろうな...

子供の頃...

覚えている

か?

ジョージを

特別可愛がって

おられた...

母上はあいつに

よく森の魔女の

話をしてやって

いた...

リチャードがすぐに

ひとりで森に

行ってしまうから:

戒めのつもり

だったのだろう

......?

魔女の話を

聞くとあいつは

怯えて...

ひとりで眠れないと

私のベッドにもぐり

こんできた

お前には

内緒にしろと

言われていた

兄上

母上が

それ?

教えて

くれたんだ

森で迷子に

なった子どもは

そしてー

魔女に

食べられ

ちゃうんだ

って

そして

魔女に

食べられた

子どもは

魔女になって

しまうのだと

...

私が魔女に

なったと?

陛下からの

差し入れです

子どもの頃の

話だよ

あいつは

素直で

何でも

信じてしまう

貴方にも

...それが

神の奇跡

だろうと...

悪魔の

囁きだろうと

おそ

恐ろしい

夢を見て

いた...

...誰だ

......

看守じゃ

ないな...

最後の晩餐

か...

王侯の栄誉など

虚飾に過ぎん

.....結局

安眠を失う

代わりに不安と

悲しみを手にした

だけだ...

...ワインを

届けに

こんな日が

来るとは

思いも

しなかった..

家族の絆が

永遠だと思っていた

あの頃は―

だが

たったひとつ

ひとつだけ

救いの光は

ある..

...うん

あいつは...

弟だけは

俺を救け出すと

言ってくれた..

だから

ここに

貴方を

救いに

きたんだ

ジョージは

不出来な男だ

だが

度裏切りは

したが最後は

私の元に戻って

きてくれた...

ああ

そうだ

可愛い

弟だった

......

再会し

抱きしめた

時のあの

笑顔.....

私の臣下に

なると

誓って...

決して

忘れる

ことはない

...!

...陛下

兄上..

もう

お休み

ください

.....いや

いや...だめ

駄目だ

やはり撤回する...

する...!

ジョージの処刑は

中止だ.....!!

......

陛下

ええ

処刑は

中止に

しましょう

......?

リチャード

そうか...

そうか

ああ...

よかった...

おやすみ

なさい

兄上..

あいつが

俺を救う

為に...

なんと

情の深い

男だ...

母上はあいつを

悪魔だなんだと

言うが...

お前はあいつの

部下か?

そういえば

その顔

......

どこか見覚え

があるな

では早く

案内をー

え...?

あ...

きさ...

弟の

...部下だと

騙したな

..っ

嘘じゃ

ない

貴方を

救うよ

この世

から

わかった

ぞ...

俺を殺せば

兄弟達が

黙っていない

ぞ!!

貴様

ウッドヴィルの

差し金だな

...!?

やめろ

......っ

だ誰か

ああ

くそ

...っ

頼む...

お願いだ

...!!!

いやだ

助けてくれ!!

これで

願いが叶う

いやだ.....

っ...

っ...!

苦しい

...っ

息が

.....っ

息が

どうか

味わって...

罪の味を

できない......

...なんだ...?

宝石...

金...

今さら

こんなもの...

何の意味も

ない

ああ...:

...この

人生も

...

ここは

地獄か......

...ショージ

ジョージ...

第38話

製品の

べてを

捧げろ

の〝血〟に

この

プランタジネ

我が王家の

血に

......?

陛下

...ジョージを

連れてこい

美しい

朝だ.....

彼を自由に

して...

もう一度

兄弟だけで

話し合うんだ

そうすれば

きっとー

兄上

ジョージ兄さんは

死んだ

初めてどんどん

ええ...

ですが一歩

遅かった

...

死刑は撤回

したはずだ

今朝

牢番から

知らせを受け

部屋へ行くと

兄さんは

差し入れられた

ワイン樽に

頭をつけたまま

..

腹からは血が

流れ手には

ナイフを

悲嘆に暮れ

自らを

おそらく

は.....

陛下

自死したと

いうのか!!

...何故...

いかが

なさいまし

陛下...?

...

あの時何故

俺に忠告

しなかった

何故誰も

あいつの為に

命乞いしなかった

兄弟を

殺すな

と!

それどころか

俺を焚き付け

死刑を命じさせた!!

お前達全員

がだ!!

皆.....

そんな...

出て行け!!

出て行って

くれ...

...兄上

ジョージ兄さんの

名誉の為に

市民にはこう

伝えましょう

自死ではなく

決められた通り

刑に処された』と

ああ

そうだな...

あいつの為に

泣くのは俺と

お前だけだ..

お前だけだ

リチャード...

ジョージ兄さんの

流した血には

戦場で死んだ者達と

同等の価値がある

悲しむことは

ない

そうだ

ヨークの為に

死んだ兵士

ウォリック

.....

ランカスター

父上...

すべては...:

我が王家の

馬鹿げてる

礎となるのだから-

すべて

俺達のせい

だと言うのか!?

ジョージを一番

疎ましく思って

たのはあの人

だろ

内心清々

していても

表面に出す

わけには

いかんさ

まァ

国王陛下とも

なればそのくらいの

芝居は

いい加減に

しないか!

確かに

言い過ぎ

だが

ジョージが死んで

我々に不利益な

ことはひとつも

なかろう

国王陛下への

侮辱だぞ!!

..っ

ジョージよりも

ずっと卑劣で

不忠な不埒者が

未だこの世に

憚っているようだが

何だと?!!

あんたのこと

とは言ってない

やめてくれ

どうか皆

手を取り合って

和睦を

しかし

リチャード

彼らは

...!

こんな日に

争うのは

兄の死に対する

侮辱です

同志を敵とし

憎み合うのは

...

死よりも

辛い

苦しみだ...

...っ!

こんな苦しみ

には...

...リチャード

もう堪えられ

ない......

...確かに

少々

不謹慎

だったかな

あいつが

人前で

涙を見せる

とは

逮捕したのは

あいつだからね

...さすがに

責任を感じて

るんだろ

では我々は

これで..

すまなかった

リチャード...

奴はうまく

やったようだな

...涙ひとつで

名だたる貴族を

黙らせるとは

大したものだ

たとえ

魔女でも

不可能だろう

これで

ひとり

消えた

あんたと

玉座の間に

立つ者が

王か

次は誰だ

誰だ?

王子か

.....

少しは動じる

かと思ったが

「たとえ

愛する者

でもか?

王家に害を

もたらす者は

誰であろうと

排除するだけだ

この世界で

もっとも

愛した人間も

殺した

...しばらく

領地へ戻る

何か...

邪魔者を

排除する

口実か

次に消すべき

人間は誰だ?

何かあったら

知らせろ

いっそ戦でも

起きてくれ

れば...

お父さま

リチャード

お願いが

あるの..

誰を殺す?

イザベルの

小さな息子と

上の娘

エドワードと

マーガレット

ふたりを

ここで

育てたいの

ふたりは

まだ小さいし

イザベルは私の

たったひとりの

本当に?

反対すると

思ったのか?

もちろん

ありがとう

......

君の妹と...

私の兄の子だ

みんな

しぬ...

おかあさま

おとうさまも

しんだ...

あなたも

しぬわ...

行け!

スコットランド

の奴らだ!

すぐに

報せを!

国王陛下に

お伝えするんだ

!!

......

...眠って

いたのか..

だれ

っ誰だ!

許可なく

入るなと

すみません

........

......

お父さまに

しぬって

...

どうしたんだ

あの子が

そしたら

夢で...

お父さまが

せんそうが

おきて

お父さまが

......

いなくなる

夢をみて...

お父さま

が.....

私は

死んだり

しない

ジョージ

伯父さん

よりもずっと

強かったんだ

何度も敵と

戦って勝ってきた

...気は

晴れたか?

...

ほんと

ですか...?

だから私の息子が

そんなに気弱では

困るな

お前は今や

ソールズベリー伯

なのだぞ

まだ何か

あるのか

ごめん

なさい

...

抱っこ..

してほしい

です...

っ...

強くなる

ので...!!

来なさい

これでいいか

.......?

リチャード様

陛下!!

スコットランドの

兵が越境し

我が国で略奪を

おこなっただと

...?

奴ら

どういう

つもりだ

戦になる

のか?

...

いや

まずは

使者を

送って...

......兵を

集めておけ

いつ

戦になっても

いいようにな

......

...

ーしばらく

おとなしくして

いたが

スコットランドは

やはり友人では

なかったという

ことだ

奴らは

使者も

突き返した

我々を怒らせれば

どうなるか

思い知らせて

やるべきです!

かの戦い

でも

彼らは

ランカスター

支持した

当然だ

......

では

陛下自ら

軍を率い

...!???!?

そうしたい

ところだが

スコットランドに

報復を

北部はリチャードの

管轄だ

戦はひとまず

彼に任せよう

百戦錬磨の

彼なら安心だ

...しかし

海軍にも

援護させる

さすがに

リチャード

ひとりでは

他の者

にもな

...私は少し

休むぞ

...

王を戦に

引っ張り出せる

かと思ったが..

それどころ

リチャードに

万が一のことが

あれば...

なんだか

騒がしいわね

戦は嫌い

魔法の薬と

やらで腑抜けた

王の尻を叩いて

やってくれ

追い出された

知ってる

でしょ?

弟君の死に

私も一役

買ってる

ひとつ

忠告して

おいてあげる

あの方のことだ

すぐに元気に

なるさ

公爵閣下

貴方の王に

ついて

彼の肉体の

秘密を

町で触れ回ってる

男がいる

...体の

あら

秘密だと

......?

どういう

ことだ

まさか

知らなかった

ご自分で

お調べに

なったら?

秘密だと....!?

ちか

誓う

お偉いさんに

取り次いで

欲しいんだ

頼む

何ひとつ

秘密はないと

誓え

...俺の話を

きいてくれ...

なァ

重大な話

なんだ

実は

あっち行け

悪魔憑き!

ったく...

これだから

都会はよ

旦那

...ここだ

取り引きは

あの家でってのが

原則なんです

けどね

必要な物資は

揃えておいた

きんきゅ

緊急の

依頼だ

ティレルを

ただちに

北へ向かわ

せろ

これから

そこに

俺達の。王〟がいる

国境で

戦が起きる

命に代えても

かれ

“彼〟を守れ

...殺し屋に

護衛を?

それと

もうひとつ

......

これは俺の

依頼だ......

ピッ

あくまで

内密に

――彼の

秘密を

探れ

第39話

剣話

はな

放て!

ぜんしん

前進!

何故王が指揮

せんのだ

あれが

グロスター公爵

リチャードが

遠目にも

雄健な戦士には

見えんが...

スコットランドが

攻めてきたと

いうのに!

あの細胞に

防衛の全権を

託すなど正気

とは思えん...!

そうかな

...

てきしゅう

敵襲ー!!

は..

......

はいっ!!

とつげき

突撃!!

血の匂い...

身体中が

鼓動と呼吸で

満たされる...

俺の

斃すべき

相手よ

敵は

何処だ

剣を交えに

来い...!

―白いの

...?

イングランド

人め!!

死...

......

当然だ...

いるわけか

見間違いか

.....

リチャード

様ー

敵が撤退

していきます

...!!

ザマァ

みやがれ

スコットランド

野郎!

万歳!

グロスター公

万歳!

.....

まるで

軍神だ...

この戦も元々は

軟弱で戦嫌いの王に

反発したあちらの

貴族の暴走が発端です

だが

スコットランド王

...ジェームズは

戦に乗り気じゃない

「奴らはまた

すぐに攻撃を

再開するぞ

王弟オールバニ公

ですら兄を裏切り

国外へ逃亡する

始末だ...!

......?

“王”が盤上に

のらなければ

どれ程

戦略を練ろうと

意味はない

戦が続けば

兵士は疲弊し

永遠に

終わることのない

小競り合いが

続くだけだ

軍費はいくら

投入しても

ひび割れた瓶の

水の如く減っていく

確かに

そうだが

......

.....

決戦にさえ

持ち込めれば

敵が動かない

ならこちらが

動くしかない

ならば

どうする

要衝である

ベリック城を

攻囲し

王のいる

エディンバラに

攻め込む

―なんだか

生き生きして

ますね

そうか...

ええ

王宮でお会い

する時よりも

ずっと

......

性に合って

いるのだろう

宮廷に響く美しい詩や音楽

優しげな肌の温もりよりも

ずっとー

どうされ

ました?

いや...

閣下!

スコットランド軍が

再び侵攻を開始

しました!

全軍

出撃準備

ただちに

出立する

血の匂いは

俺の救いだー

国王陛下に

申し上げます

あの

陛下は

何処に...

さあ...

スコットランド軍が

またお供の方達と

お出かけに

なられたのじゃ

ないかしら?

弟君は御国の為に

戦っていらっしゃる

のでしょう?

火でも

噴きそうな程

怒ってらしたのに

君はそんな

話をするな

私は私の

話したいことを

話しますわ

陛下はこの所

ご体調が優れん

のだ

女を抱く体力

しかないくらい

にね

......??

...ジョージ

が......

悲しむ以上に

.....心底

安堵した..

これで...

争い憎み合う

日々は終わると

........

死んで...

...

あいつは

......っ

俺を

二度も裏切った

誰に唆されたの

でもない...

何度こんな

想いを繰り

返す...

俺はあいつを

憎んでいた...

愛した者を

憎むのは...

もう

たくさんだ

戦いも

血の匂いも

もう

嫌だ...

エドワード様

...

王宮へ

戻りましょう

戦いには

行かん...

宴が

始まります

そう

ジェーン

君も来て

くれ...

ああ...

そうだった

な.....

美味い酒と

甘い詩...

美しい楽しみ

にだけ浸って

いたい...

戦に引っ張り

出すまでも

なかったな

戦死など

待たずとも

...

エドワードは

もう終わり

だー

閣下

国王陛下の

あとをつける

など

バッキンガム公爵の

なさることとは

思えません

放蕩国王の

護衛も大変

だな

すべて

われわれ

我々の王の

為だ

......

だが

王の秘密を

暴くことが

“王の為だ”と?

......?

どういう

意味だ

お前

彼の秘密を

知っているのか

......?

何を...

リチャードの

身体の

秘密とは

何だ

リチャードは

何故俺に

話さなかったら

やはり

知っていた

な.....

言え!

何を隠して

いる!

......

あの方を

...

傷つける者

は...

誰であろうと

容赦はしない

...今度の戦は

思ったより

長引きそうだ

冬の戦場は

身体に

こたえるよ

今頃

王宮じゃあ

変の最中

だろうな

美味い酒に

あったかい暖炉!

王は寒くて

ベッドに篭って

らっしゃるとよ

あの王は

寒くなくても

ベッドに篭り

きりさ

お、王と言っても

スコットランドの

王のことで...

今日はもう

休んでいい

お前達

...寒くなり

兵士の士気は

下がる一方です

......

グロスター

公爵からの

お達しだ

戦術だけ

では駄目だ

王が一瞬でも

戦場にお姿を

見せてくだされば

士気も上がるでしょう

が......

...ジェームズも

兄上も旗印に

なる気がない

のなら...

戦には旗印が

要る

揺るぎなく

明瞭な旗印

...

王になる

資格があり

新たな王が

必要だ

王』が...

新たな

王?

王を倒し

たがっている

者.......

それは

...?

王弟だ

オールバニ

公爵

ようこそ

イングランドへ

王弟同志

忌憚なく

話しましょう

......

あんたの兄は

男らしく武勇に

優れてる

私の兄は

だから

裏切ったと

スコットランドの

為だ!

歌いながら

お気に入りの

男友達と戯れる

のが好みだ

あの男は

王の器では

ない!

ならば

貴方が王に

なればいい

貴方には

才覚がある

この雄々しい

顔......

意気軒昂で

力強く大胆だ

さぞ王冠が

似合うだろう

イングランド

それは

どういう

私が貴方を

王にして

さしあげよう

貴国の

るじ

主君と

するなら

...国を

売れと

いうのか

....!

王の血を有しながら

王国を手にする

ことはできないのか?

貴方には

王になる

権利がある

その血に

よって

それならば

この世に何の

希望がある

...思ったことは

ないのか?

神に選ばれ

たいと

柔弱な平和や

馬鹿馬鹿しい

快楽を呪う

だけか?

この世界は

地獄だ

この頭に

黄金の冠を

戴くまでは

そうでしょう

あんなにも

簡単に国を

売るとは...

あの男に

旗印が務まるか

どうか...

あ...

ああ...

いないよりは

マシたろうか

まあ

思ったことは

ないのか?

共に

ジェームズ王を

倒そう...!

神にさら

選ばれたい

...

まるで

よくも

すらすらと

跳惑の言葉を

吐けたものだな

悪魔のように

...

確かに

バッキンガム

からだが

従者達と

飲めだと

.....

リチャード

バッキンガム公の

使者と名乗る

者がこれを

一応毒味

しておいて

くれ

はっ

ええ

すぐに

戻った

ようです

使者は

どうした

風のように

.....

:おやすみ

グロスター公

......っ

......?

疲れが溜まって

いたのか..

しばらく

テント暮らし

だったからか

眠気に

逆らえない

...

やあ

闇に沈んでいく...

リチャード

しばらく

だね

しばらく

会わないうちに

随分悪魔らしく

なったじゃないか

ことば

〝誑惑の言葉〟

だって?

ジャンヌ

...!?

ーんぶ

とんでも

ない!

君の

ほんしん

本心さ

馬鹿な

ことを...

君は

いつだって

そう!

真実を

隠して嘘を

言っているようで

真実は真実で

うーん?

どうでも

いいや

嘘が真実で

真実が嘘

こんがら

がってきた

ねえ素直に

言ってごらんよ

かみさま

神様に

そしたら

ほら

あい

愛して

ほしいって

ほんと

本当に欲し

ものをあげる

やっと

近くで貴方を

見られる

グロスター公

貴方の

すべてを

探しに

来たんだよ

すぐに

折れて

しまいそう

ん...

大丈夫...

貴方を

壊したり

しないよ

だって

なた

貴方は...

...

ヘンリー...

あな

貴方が

僕の王...:

そうだ..

僕の王は

貴方だ

どうか

許して

それなのに何故

彼らの命に

従って...

貴方を

勝手に暴こうと

したこと

本当は

貴方の中を

知りたいけれど

美しい

僕の王...

おう

愛しい誰かの

誰かの夢を

見ているん

だね......

「薔薇王の葬列」9ノ完

PRINCBSSCONE

平成30年1月25日・初版発行・

おうおう

薔薇王の葬列®

書かれ

*文浩

者者

然秋田書店

著発発発

そ行所

〒102-8101東京都千代田区飯田橋2-10-8

容細集(08)32657367販売(03)3264-7248

製作(03)3265-7373

振替に100130-0-9935

11月16日、三報社印刷株式会社

【禁〝無断転蔵'放送土映上演・複写・公衆送信・Web上での画像掲載

15日N978-4-253.27189.9

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デジタル版2018年発行

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え...へっ..