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おはようございます。Collessard.

山本直樹

それは、IBEDIFVERS

ありがとうございましたら、Nook「Yahamoo!!

そう、今のところから、今はは、Works

ヒリーハースー

まず関係者で十星野ゆきおすござきます

義ー山本直樹

第14話査定問

第18話

新議長就任

そういうわけで、...

第19話

すばらしいお知ら

第21話

にゅうめ

第22話

パビロンから船で

......

この物語はフィクションです。登場する人物、日本学は実在するものという

さい関係はありません。

で、関係はありません。なお、「」で聞きれているコト!また登場人物の集団的なので通用する場所で、

あり、本当は「じょねらざっおいうっだのおまえはあいう。だのなのですぅ〜んまた、当サイトなんて言われてもらえないのですよねん

あっ、やっぱりしょう。そんくらいしんでいいのでもちろん、どんどんある。だのという意味不明なこんにゃんはいいのですが、それだとお手伝いですか。それにと話し

お客様が意味不明になってしまうので、私はやってるわけじゃないので、適当な日本語に関係してあります。皆さんに

全体が意外しないんも適当なコトパに直し、ちょっと、過去にで読んでみましょう。

これからもうちょっとしていると思っていますが、これまではなくなってきましたが、それでもいいでしょう。

***物理的処理

さあ、早く

『全裸』になって

僕の『陰茎』を『口』で

『射精』まで至らせたあと、

噛みちぎるのですっっ!!

「議長」さん

......

できません、

そんなこと!!

するんです!

できなくても

するしか

ないんですっ

!!

それしか

『淫夢』の『毒』を

『浄化する方法は

ないんですよ!

そんな......

かじりとったり

したら、死んで

しまいます

結構です

「猥褻地獄」の火に

焼かれるよりは

むしろ「死」を

選びましょう。

でも..

...

副議長こさん、

何か勘違いを

していませんか?

「議長」である私が

何かよこしまな「欲望」の

目的を持っているとでも

疑っているのですが?

副議長」さん

......

その態度は

いかがなもの

でしょう?

え?

それが、死ぬかもしれぬ

危険をも顧みず、浄化」を

速行しようとする「仲間」二人を

見守る態度でしょうか?

........

どんな態度で

いればいいので

しょうか?

もっと

「援助」しよう

という姿勢が、

必要ではないで

しょうか?

がんばれ、

がんばるんだ

『副議長』さん、

勇気を持って

やり遂げるん

だっっ!!

副議長」さん

みずからの手で

露茎させるのです。

がんばって、

『議長さんの

『毒』を吸い

出すん

ですっ!

がんばれっ、

がんばれっ、

勇気を出し

てっ!

うぐ、

はあっ

!!

やっぱりそうだ。

『夢』と同じ感じだ。

......!私は

間違ってなかった。

負けません、

負けるわけにはいかないのです。

このような性的快楽に溺れること

なく、冷静にこれを見つめ、

理性によって否定することが

「完全な人間」への第一歩と

なるのです。

それは「副議長」さん、あなたにも

言えることです。このような

猥褻で汚らしい行為をする

汚らしい自分を冷静に客観視

することが、この「物理的処理」の

目的となるわけです。

がんばって

くださいっっ!

「議長」さんも

「副議長」さんも

がんばって

くださいっっ!!

「ああ、気持ちいいこという

状態に僕はいるのでしょうか?

この気持ちいいは一見

『気持ちいい』ように思われますが、

実はこのような気持ちいい」は、

本当の『気持ちいい』ではなく、

本当の気持ちいいはもっと別な

「気持ちいい」感性も理性をも

ともに喜び、ただえあうような

『気持ちいい』であるべきです。

たとえばそれは青空の下の運動会の

ような、もっとすがすがしいもの

としてあるべきですね

くそうっ!こんな刹那的な

まがまかしい快楽に負けて

なるものかっ!

淫乱猥褻欲望のどす黒い

どこどころ、春、蒼、蒼を

吸い出し尽くしてください、

副議長さんっっ!!!

さささきさまざまざ

さささきざきさきき

さきざきききさき

ささきききさきさ...

ま、負ける

ものかあっっっ

!!

さあ、

今だ。

かじり

とれぇ

っっ!

.......なぜ

かじりとらな

かったんですか?

そんな、

私には

できません

なぜ、

........全部

飲んでしまった

のですか?

こういう時は、

飲むものでは

ないのですか?

『第三本部長』

さんは、そうさせて

いたのですか?

やめて

ください。

第三本部長』さんとは、

そういう汚い『行為』は

いっさいありませんっ。

「第二四半期」の

「ランキング」が

発表されました。

それから

どうなったか

というと...

「副議長」さんは

12ポイントダウンの

第36位、

「オペレーター」さんは

15ポイントダウンの

第74位です。

意外と、何も

なかったかのような

三人の生活が続く。

やはり

「直接接触」の

ペナルティ、

きましたね。

半年分の

「キャリア」が

「第三本部長」さん、

すごいよなぁ。

どんどん上の

レベルに上がってゆく。

ということは、

『当局』にはつかまって

なかったということ

でしょうか?

私は、

「副議長」さんと

食物採集に

行ってきます。

『オペレーター』

さんは、引き続き

『オペレーション』を

お願いします。

「侵入者」のあと、

「船」がしばらく

来ませんね。やはり

海上保安庁を警戒して

いるのでしょうか?

そう

ですね。

実はねえ、あの時

彼ら『ダメ人間』たちを

「最終的処理」して

しまったんですよ。

そう

ですか。

でもそれは、

しょうがない

ことだったん

です。

そう

ですね。

また

『チャレンジ』

しなければ

なりませんね。

え?

今度こそは見事に

噛みちぎって

くださいね。

第13話

再現劇

「俺がいねえ間に

男とできて

やがったんだなあっ。

「この

メスブタあっ」。

「きぁあ」

殴るまねじゃ

ダメです。

本当に殴って

ください。

しかし

そんな

中途半端な

気持ちでは

ダメです。

本気でやって初めて

『再現劇』の意味が

生まれるのです。

「この男と何回

やりやがった、

このメス豚あっっうっ

!!

きゃあっ。

あ。

続けて。

「...誤解です。あなたが

ずっと帰ってこないから

この人に相談に乗って

もらってたんです」。

「てめえ、よくも

俺の女房を

寝取りやがった

な」。

「私たちは『セックス』とか

そのようなうす汚い

関係ではありません」。

「私はこの町内で

「真実」を伝えるために、

各ご家庭を訪問している

者です」

「私は彼女の

相談に乗って

さしあげていた

だけです」

「うそつけ、

男と女が相談だけで

終わるはずがねえ

じゃねえかっ」。

「あなたは

哀れな人だ」

「猜疑心の虜となって、

あなたが違う女性のところへ

入りびたり、家に帰って

こない間に、彼女がどんな

孤独を味わったのかさえも

考えようともしない」

「おまえもねまえだ」

こんな気持ち悪い

メメ野郎に、たらし

こまれやがって」

「この人は

優しい人です、

正しい人です。

私の悩みを

親身になって

聞いてくださっ

たんです」

「お話は

すべて奥様から

うかがいました」

「恥ずかしいとは

思わないのですか?

酒とギャンブルと性欲に

溺れ、その身を気づかう。

奥様の愛に対し

暴力で応える。

そんなあなたに夫という

資格はありません」。

「チクショウ、

というもこいつも

みんな殺して

やるうっ」。

あ、だ、

大丈夫

ですか?

い...

いいから

いいから

「逃げま

しょう、

二人であの

暴力夫の元から

逃げま

しょう」

「え?」

「残念ながら

あなたの夫はもう

ダメかもしれない。

彼はもう「敵」の手に

落ちてしまったのかも

しれない」

「敵」って

...?

「まあ、

恐ろしい」。

「見えない

敵」です。

見えないのだが

確実に迫り来る

最も恐ろしい

敵」です」

「敵」は

我々の精神を

引き返し不可能なほどに

荒廃しつくすのです」

「でも夫から

逃げたとしても

また追いかけて

くるに決まって

います」。

「大丈夫です、

「敵」がどんなに

激しく向かって

こようと、私たちの

「会」が守って

くれるのです」。

どうでした

か?

当時の

感情は再現

されましたか?

新しい

覚醒」は

ありました

か?

私の元夫は

周りから注目されることだけが

目的の浅はかな人間でした。

そのくせ、そのための努力を

まったくしようともせず、

自分勝手な夢を語るだけの

典型的・孤島の鬼「タイプの

人間でした。

しかし私にも

足りないところが

あったと思いました。

彼の『孤独』を十分に

理解してあげていれば、

あそこまで暴力的に

ならなかったのでは

ないかと思いました。

あなたの

そういう

ところに、

彼はガマン

ならなかった

のだ、

とは考えない

のですか?

........どういう

ことでしょう?

大事なのは

「自分の頭で考える」

ことですよ。

私が答えを教えては

なんにもならないで

しょう?

『オペレーター』さんは、

どう思いましたか?

え?

ただ漫然と

演じていただけ

なのですか?

あ、いや、

「第三本部長」さんの

「訪問活動」の

熱心さはこの頃から

だったんだなあ

と......?

ええ、私が

うす汚い

現実社会から

逃れることが

できたのは、

「第三本部長」

さんの

おかげです。

感想はいりません。

客観的評価を

明日は

『オペレーター』さんの

『再現劇』を行いますので、

朝までに「入会」前後の

エピソードをシナリオに

まとめておいてください。

........そうですね、

やはり『副議長』さんの元夫も

間違った社会の犠牲者

というか、この腐った社会を

変えるしがないというか...

やはり「場所」が

問題だったと

思うんですよ。

「淫夢」の舞台は

海岸でしたから、

やはり「再現」

する場合も...

うっ。

やっぱり

カじりとれ

ませんか

やっぱり

かじりとれ

ません。

そうですか、

しょうがありませんね。

また明日

チャレンジしましょう。

何が

「再現劇」だ。

くだらない

あんなサル芝居の

どこに「意味」が

あるというの

でしょう?

でも私、

あの頃を少し

思い出すことが

できました。

思い出そうと

することさえ

恐れていた、あの

アザだらけの日々を。

「議長さんの夢の中で

私が「議長」さんに

あんなことをしたというのは、

私たちが海辺であんなことを

していたからなのでしょうか?

どういう

ことですか?

「議長」さんが

私に口でされる「淫夢」を

見たのは、私が現実で

「オペレーター」さんに

してたのを、議長』さんが

無意識の中で直感的に

見抜いて......

そんなはかな

「議長」さんに

僕たちは、はっきりは

見えてはいなかったん

だし......

だって「先生」の

「お言葉」にも、

「あなたの夢の中に

入れてくれるのなら、

あなたを私の夢の中に

入れてあげよう」

という一節がある

じゃないですか。

最近の「議長」さんは

明らかにおかしいですよ。

あの熱病以来

明らかにヘンですよ。

そんなこと

わかってる。

なんであの時、

「議長」さんを止めて

くれなかったん

ですか?

私が平気で

あんなことしてる

とでも、思ってるん

ですか?

「議長」さんのあれ、

とてもいやな臭いが

するんです

油が腐ったような

魚が腐ったような

ひどい臭い

僕だって

平気な気持ちで

いたわけじゃ

ないんだ

あの時、

殴り倒してでも

「議長」さんを止めて、

私をどこかに連れ去って

くださればよかったのに

...

......

どこかって、

いったいこの

狭いっ島」の

どこへ?

すみません

......

私が最も

恐れていたことが

起きてしまった。

第14話査目

目を

第14話自由

お疲れは私たちが

ふっ

いいですか?

『反省』なんか求めて

いるんじゃないんです。

『先生』が「反省は敵だ』と

おっしゃっている意味を

キミはまったく理解していない。

「浄化」されなきゃ

ダメなんですよ。

お前、そんな気がするから

まだダメだ

全然ダメです。

本当の意味で

「浄化」されよう

という気持ちが

ちっとも

感じられない。

...

どうすれば

「浄化」できる

でしょうか?

私に聞いて

どうするん

ですか?

わかりますか?

できることは、

『本当のこと』を

さらけだすこと

だけなんですよ。

人に教わって、そのまま

言われたとおりやれば、

浄化できると思ってるん

ですか?人に教わったとおりの

浄化』なんて、そんなもの

海化でもなんでもありませんよ。

第一海化できる』なんて

言っているうちはだめです。

「される』のです。自分の

努力で勝ち取るものではなく、

『すべてを了解した瞬間、

たちどころに授かる』という

たぐいのものなんです。

「議長」さん、

やっぱり私も

『穴』に入ります。

『オペレーター』さんだけ

『穴』に入るのは

不公平です。

もう大丈夫ですよ。

キミは『オペレーター』さんに

たぶらかされていたんですよ。

巧妙に「マインドコントロール」

されていたんですよ。

私は『マインド

コントロール』なんて

されていません。

「オペレーター」さんに

強制的に......

ああいうことをされたんじゃ

ありません。あれは二人の

同意の上での......

「マインドコントロール」

されている人が、「私は

「マインドコントロール」

されています」なんて、

言うわけないでしょう?

自分では気づかない

ところが『マインド

コントロール」たる

ゆえんじゃありませんか。

あなたが、副議長さんを

『マインドコントロール』

していたんですよね

『オペレーター』さん。

『本当のこと』を

言ってください

...!?

そうだと

......?

思います。

確かに

「副議長」さんは、

『副議長』さんなりの

検証」が必要でしょう。

しかしそれは

『オペレーター』さんが

済んでからだ。

引き続き

「オペレーター」さん

には「穴」の中で、

「自己検証」を

不眠不休でがんばって

もらいましょう。

「みんなのために。

大丈夫

ですか?

『議長』さんに

見つかるとまずい

でしょう?

「議長」さんは

イビキをかいて

睡眠中です。

なんであっさり

「穴」に入って

しまったんですか?

なんで、議長さんに

反論しないんですか?

逆らわないんですが?

見つかった時、

腕力に訴えていれば

勝てたじゃないですか?

このままじゃ

死んでしまいますよ、

「オペレーター」さん。

しょうがありませんよ。

「孤島プログラム」の

最大の禁止事項を

破ったのは僕だ。

破ったのは私もです。

なんで昼間「自分一人の

せいだ」なんて...

二人とも

「穴」に入って

しまったら、

二人とも

死んでしまうじゃ

ありませんか。

死ぬ気なん

ですか?

僕は死にませんよ。

死ぬ気で「浄化」を

目指すという意味です。

晴れて『浄化』され、

生まれ変わった僕を

見たら、議長さんも

きっとわかってくれる

はずですよ。

「オペレーター」

さん......

大丈夫、きっと

「浄化」して...

いえ、「浄化」されて

みせますよ。

「みんなのために

がんばるしかない

ですよ。

そして私は

汚らわしい性的欲望の

虜となり、副議長さんを

その対象としておぞましい

性欲地獄の中に引きずり込み、

「孤島のプログラム」の中で

もっとも厳重に禁止されている

行為を犯してしまいました。

具体的には

どのような行為

でしたか?

副議長」さんの

体を愛撫し、

副議長さんにも私を

愛撫させました。

それだけ

ですか?

それだけ

ですか?

私は『副議長』さんの下着を

脱がせ、お互い全裸となり、

私は、副議長さんの

性器を手で愛撫しました。

私の性器を

『副議長』さんの手で

愛撫させ、さらには

『副議長』さんの口で

私の性器をしゃぶらせ

ました

「副議長」さんの舌に絡みつかれた私の性器は、

今まで感じたこともない性的快感を感じ、思わず

副議長」さんのロの中に射精しました。射精後、

まもなく再び性的に異霊!した私は、副議長』さんと

性交しようとしましたが、それは拒否されました。

あまり長い時間海岸にいると「議長」さんに怪します

れると思い、私たちは家」に戻ることにしました。

その数日後、『物理的処理』のため全裸で「議長」

さんの性器を口で愛撫している。副議長」さんを

見て、私は性的興奮と嫉妬心を覚えました。夜中、

私は、副議長」さんを「家」の外に誘い出し、接吻し、

お互いの性器や体のあちこちを愛撫しあいました。

私は洗いざ

洗いざらいすべて

『本当のこと』を

述べました。

今や心の中には

やましさーつなく、

「浄化」されたと

感じます。

まだまだ

ですね。

なぜですか?

今『オペレーター』さんは、

すべてを『議長』さんの

前にさらけたして...

まず第一に、

そのやってしまった

ことを償うべき

「未来の展望」が

決定的に欠けて

います。

「孤島のプログラム」の

「目的」そのものを、

見失っているとしか

考えられませんね

『孤島のプログラム』の

目的とは......

自分の内面のすべてを吐き出し、

さらけだし...?ついには

「全的な自己形成」へとみずからを、

そしてお互いを高めあい......

そんな杓子定規の

わかりきった『定義』など

望んでいませんっ?

そんなつらい「穴」に、

死の危険をも冒して

入ったのは、そんな

つまらない言葉を吐くため

だったのですか?

「真」の目的です。

あなたの中に自発的に

生まれ出たはずの、

あなた以外考えられない

あなたオリジナルの

「目的」です!!

それは......

内的なすべてと...

人間性の回復と

...

そんなきれいごと

なんかじゃないっっ?

「オペレーター」さん、

まなた、あなた自身の

「本当の」声をっっ!!

『オペレーター』さん、

あなたはまだ

「本当のこと」を何も

言っていない。わかり

ますか?「本当のこと」

という意味を。

たとえばその時、

あなたは何を考え、

感じていましたか?

たとえば私のことはどう

評価していましたが?

「熱病」以来、

奇妙な言動が多々

ありましたので、

変調」が生じ始めた

と思いました。

はっきり言って

ください

私をメメXXだと

思ったのですね。

はっきり言います。

「議長」さんを

Xメメメだと

思ったのです。

それでは

メメンメになった

「議長」を殺して、

この島で「副議長」

さんと二人きりに

なりたいと思った

ことはありませんか?

...思ったかも

しれません。

「誘導」です!

それは明らかな

「誘導」です!

お黙りなさい!

今の彼の発言は

重大ですよ。

リーダーをメメメン

呼ばわりし、しかも殺意を

いたいたというこの発言は、

『反逆』のにおいです。

これは『会室体に対する

『反逆』のニオイの

たちこめです。

これは重大な局面です。

これはもう僕たちの手には

食えないかもしれない

「第一本部」にも問い合わせる

必要があるでしょう。

さらに厳しい追及も必要と

なるでしょう。

大丈夫

ですか?

どうしたんですか?

飲まないと死んで

しまいますよ。

私にも毒を盛る気

ですか?あの時「議長

さんにやったように。

何を言ってるんですか。

しっかりしてください、

「オペレーター」さん!!

ついさっき先生が

いらっしゃってたんです。

そしてあの優しいお声で

「もうひと息だから

がんばれ」と

それから次に

総理大臣もやってきて、

次の国会運営は任せたと

まで言ってくれました。

やっとこれで、僕らの

理想の国家が実現され

るんですよ。思えば

ここまで、長い道のり

だったものだ

オペレーター」

さんっっ!!

僕は

しっかりしてますよ。

こんなしっかりした

気持ちは初めてかも

しれない。こうなったら

『浄化』されるまで

やりぬくしか

ありませんよ。

このまま、浄化

されないままでは;

僕もみんなと同じように

『内破』してしまう...

みんなっ

て.....

みんな、自分の弱さに

耐えきれなくなって

「内破」してしまっ

たんだ

やはりあの話は

本当だったん

ですね。

私が来る前に、

「孤島のプログラム」で

死んでいった人たちが

いたんですね。

みんな失敗したんだ。

あと一歩だったのに。

あと一歩で「到達」

できるところだった

のに。

僕は違う。彼らみたいな

弱虫小虫、みんな自分に

負けたんだ。自分の弱さに

負けたんだったら

負けたんだ。

第15話、七十二十六

そんな時間が2017年前から20日にあるのでしょうか。そのためのもんなんてんのことでしたので、自分の意味は一般的による意味を強制ですのですが、その後であればかり強制限度であり始めているというからないるのだと思います。こと思うのだけどこのからしたらのが、

の殺し合い腹から手が者の娘である修道院長が逆戻りを始めるその

...

今日は

いつもより

風が強い

ですね。

『オベレーター』さんは

もはやほとんど動かない。

「オペレーター」さんに

水をあげてもよいで

しょうか?

そんなふうに

厳しさを欠く

態度が、逆に

彼を『真理』から

遠ざけている

ということが

わからないの

ですか?

彼は「死」の危険も

顧みずに、一生懸命

「みんな」のために

がんばって

いるんですよ。

それはまさに

『水を差す』という

行為ですよ。

そんなことより

聞いてください。

今朝の「夢」は

特別なもの

だったのですよ。

「夢物語」が

完成に近づいて

います。

それは

「孤島のブログラム」

最大の結実です。

壮大なスケールの

「私宇宙」です。

さて、ところで、

それについて

副議長」さんに

ここで相談が

つあります。

........

なんでしょう?

それは今朝

私が見た

夢について

です。

「議長」である私と

副議長」であるあなたが

『結合』する夢です。

そんなに驚かないでください。

うろたえないでください。

僕の話をよく聞いてください。

それは、猥褻」とかそういう

低次元のものではなく...

「これは『淫夢』では

ないのか?私も汚らわしい

性欲の虜となった猥褻ダメ人間に

なってしまったのか?」

確かに悩みました。悩みきしたが、

冷静に考えてみたら、

そうじゃないのではないか?

これは性欲の問題と違うのでは

ないか?

ということに気づきました。

この「結合」は

性欲によるものではない。

むっと何か、もっと違う。

感情のほとばしり

それは

もしかしたら、

それはもしかしたら、

「愛」なのかも

しれない

ではないのか?

その証拠に

その「夢」の中で、

私はとても清くて

美しくて崇高な

気持ちでした。

そして二人が現実に

『結合』することによって、

『夢と『現実』がついに一致する

という最高の「境地」に

遠するのではないか?

そう私は考えるのです。

そういう

ことは

本部にも

聞いて

みなければ

「本部」に

聞いたってダメです。

あいつらはなんにも

わかっていない。

わかろうともしない。

副議長』さんもわかるで

しょう?食糧の遅配とか、

連絡のいい加減さとか、

さんざんな目に遭ってる

じゃないですか。

私はやっと

わかりかけてきた。

この『孤島のブログラム』で

なすべき最高の段階とは

なんなのかか

この『夢ノート』が

完成したあかつきには、

私とあなたは「結合」

するべきなのだ。

それは『プログラム』

「真」の完成だ。

夢と「現実」の

究極の融合だ。

そして子供を作るのです。

それは『みんな』のための

新しい人類第一号と

なるのです。

ぐー

どうし

ました?

ない、

ないんですよ、

「ノート」か

ないんです。

どんなノート

ですか?

これ

ですか?

もちろん

「夢」のノート

ですよ。昨晩、

ついに完成したん

です。

なんで

そこに落ちて

ましたよ。

ああっ。

すみません。

「議長」さんが

一生懸命書き込んで

いたので、緩じ糸が

切れていたよう

ですね。

今日は昨日より

風が強いですね。

何をして

いるん

ですか?

あ、ぜ、

全部見つかり

ましたか?

どこにメールを

打っていたの

ですか?

何を

するん

ですか?

「結合」を

するので

しょう?

ぐにぎゅ!

ごまかしたつもりだろうが

僕にはわかっているよ。

『第三本部長』さんへの

メールでしょう?

僕にはわかる。

僕にはなんでも

わかるんです。

実は僕は

知っていたの

です。

先生』との間にも

こういう事実が

あったということを、

僕は知ってしまって

いるのです。

こういう

行為が

結合」が。

それを

批判するつもりは

ありません。

『先生』がされた

ことなのだから、

よほど深い意味が

あったに違いない

海で拾った

あの雑誌にも

書いてありました。

そんなのは

うそばかりつく

インチキマスコミの

でっち上げです。

それは前にも...

僕はついに

「理解」しました。

第三本部長さんは

「当局」に逮捕された

のではなく、「当局」に

逃げ込んだのだという

ことを。

第三本部長.さんは

「先生」と、副議長」さんの

「結合」の事実を知り、

第三本部長一さんは

深い意味もわからず、

「会」に疑問を感じて、

会から脱走し「当局」に

駆け込んだ未熟者

だったんだ

「議長」さん、

あなたはもう

僕は

『オペレーター』さんとは違うよ。

「第三本部長」さんとも違う。

まったく違う。

「愛」だ。

忌まわしい肉欲や、

自己中心的な臆病の隠れ養

ではなく、聖なる感性の昇華だ。

それは『議長』である僕が

「会」ランキング12位の僕が、

判断した間違いようのない

事実だ。

あなたはもう

議長」でも

12位でもないわ。

あなたはもう

仲間の女性に

性的な行為を強要した

ランキング外のメメ者、

「要注意人物」です。

私はそういう

メールを送り

ました。

もう僕にはそんなこと

どうでもいいんですよ。

さあ、僕たちは。結合」

するんです。

副議長さんを通じて、

僕の体内にも「先生」の

貴重な『エッセンス』を

注ぎ込んでください。

そう、僕にも

『先生』の時と

同じように

そして

キミは僕と

結婚する

のだああ

っっっ!!

第16話試長解任

...

ずる...

また、

第16話...

おまえと、

ん?

皆だよ!!

巻き泣き夢に

は!!

迷いします...

ふう

......

ぶお

あ、起きて

たんですね。

三日も

寝てたんですよ、

「オペレーター」さん。

三日も

殺したん

ですか?

まさか。

こちら側で一方的に

「解任」したこととか

あとで

「メール」で

確認しないと

いけませんね。

ーそれで『議長』さんが

「要注意人物」であることを、

『本部』はすんなり『承認』

してくれたんでしょうか?

この島に

二人きりですね、

私たち

あっ。

このままじゃ

汚れてるから

......

いいん

ですね。

ぎざーーん

...???!??...??

はあっ。

あっ。

あっ。

あっ。

あっ。

あっ。

あっ。

あっ。

あっ。

あっ。

あっ。

あっ。

あっ。

あっ。

あっ。

あっ。

あっ。

あっ。

あっ。

あっ。

あっ。

あっ。

はあっっ

...

お願いだから

こちらに戻って

きておくれ

何を言ってるんですか?

母さんのおかげで、

こんな立派な『人間』に

なることができたんですよ。

感謝してるよ、母さん。

元はと言えば、あなたが

『会』に入ってくれた

おかげだからね

私が悪かった、

私が全部間違っていました。

私もおまえもだまされて

いたんですよ。お願いだから、

このとおり謝るから

戻ってきておくれ

かわいそうに。

母さんもどうとう

あいつらに「拉致」

されたあと、

「洗脳」されて

しまったんですね。

違うんですよ

あの方たちはみんな

いい人ばかりなんですよ。

私たちがどんなに

間違っていたのかを、

...それは親切に

教えてくれたんですよ。

あの方たちのお話を

聞けば、きっと

あなたも間違いに

気づくはずですよ。

今度はあんたが僕を

俗世に連れ戻そうって

いうんですか?

かつて僕が

そうしようと

したように

全部何もかも

私の責任ですよ。

それは十分わかって

いるんてす

だからこうして

一緒に帰ろうって

言ってるんじゃ

ないですか

だからこうして

一緒に帰ろうって

言ってるんじゃ

ないですか。

だからこうして

一緒に帰ろうって

言ってるんじゃ

ないですか

だからこうして

者に......

えいっ。

うなされて

たんですか?

うなされてた

みたいですよ。

「オペレーター」

さん。

いやな「夢だったので

「強制終了」を

使いました。

使えるように

なったんですね。

どんな

「夢」?

LOVE

......?

あっ。

すごく

濡れてる

あっう。

するたびに、どんどん

気持ちよくなるんです。

僕も

あれから僕たちは

セックスばかりして

いた。

『教え』にそむいて、

いるのだろうかとか

考えるひまもなく、

汗をかき続けた。

はああ

うっ。

そんな

ことが

あったん

ですか

あの頃の僕は

まだ「先生」の

偉大さが

わからない

未熟者でした。

お母さんも早く

『会』に戻って

こられると

いいですね

彼らに「洗脳」された

母はいまだに僕を、

「会」から拉致

しようと策謀して

いるそうです。

お子さん思い

なんですね。

え?

あ、いえ、

早く目を覚まされる

とよいですね。

食物採集に

行かなくちゃ。

その前に

もう一度

もう...

はあ...

......?

ぎぎー

こんな大きい

ヤドカリ。

食えるんじゃ

ないですか?

ザリガニや

ヤシガニの

仲間だし

母さん

やめてくれよ。

もう、母さん、

そんな怪しげな

集会に通って、

そんな大金まで

つぎ込んで。

とってもいい話が

聞けるんだよ。

とっても心の清くなる

ようないい話を

してくれるんだよ。

おまえも聞いてみたら、

きっと「先生」の話を

気に入ると思うよ。

どうしたん

ですか?

だまされてんだよ。

母さんはだまされて

いろんだよ

ランキングが

上がったんだよ。

ランキングが50も

上がったんだよ。

こんなの初めて

だって言われたよ。

いえ、

なんでも

ないです。

何か聞こえ

ませんか?

え?

こっち

こっち。

満潮の時、この

潮だまりに迷い込んで

出れなくなったんだな。

まあ。

キュー

キュー

キュー

おいしそう

...ックッッ!!

そうだね

おいしい

ですね。

ちょっと

ケモノ臭い

けどね

「議長」さんの

残していった

お醤油が彼に

立ちましたね。

残りは

塩水につけて

千肉にして、

保存しましょう。

今度「本部」から

豆とか芋とか

送られてきたら、

畑を作って

みましょうよ。

採集生活から

農耕生活へって

ことですね。

食欲を

満たした僕らは

またも発情し、

海岸でセックス

しました

その頃の僕らは

そんな日々が

いつまでも続くものと

思っていました。

第18話未

T話我士

動いた、

今確かに動き

ましたよね。

え?

ほんの

ちょっとだけ

フワッと。

そう言われれば

「本部」に報告

しなければ

いけませんね

今日はこれで

もう7回目です。

ここ数日、私たちの

『パワー』は明らかに

向上していると

言えましょう。

ここのところ

船にも

『本部』からの

メールも来ない

食料は「採集」で

足りるのだが

飲料水がそろそろ

底をつく。

さ。ざーーん

どうしたん

ですか?

あそこに

......?

見える

はずのないものが

見えるというのは、

どういうこと

なんでしょう?

私が見た

あの三人はやはり、

かつてこの「島」で

死んだ人たちなの

ですね。

彼らは

自分自身に

負けたのです。

自分に敗北して、

死んでしまった

がわいそうな人

たちなのです。

「能力」が向上した

ということですよ。

きっとそうですよ。

あっ。

さっきーん

どうし

ました?

ううん、

なんでも

ない。

いきそうだ

中に

出して

いいん

ですか?

大丈夫、

「島」に来てから

ずっと止まった

ままだから

...

このまま

ずっと

こうして

いたい

そう

ですね。

メールも「船」も

荷物も来なくていい

ずっと二人でいたい。

でも

飲料水とか

...

大きい貯水プールを

作りましょうよ。

雨が降った時に

たくさん水が

貯めれるように

え?

ご覧なさい、

副議長』さん、

空が。

良い「しるし」で

しょうか?

悪いっしろし」で

しょうか?

良いっしるし」に

決まってますよ。

「名前」を

え?

『副議長』さんの

「副議長」さんの

『本当の名前』を

教えてください。

そんな

......

そんなことを

したら......

風が

止まってる。

え?

この島に来て

初めてです。

風が止まる

なんて。

そんなこと

ありませんよ。

風の吹かない

日なんて、

いくらでも

ありましたよ。

いいえ、

初めてだわ、

こんなこと。

船が

まさか。

こんな

時間に?

「敵」で

しょうか?

あの船は

確か、以前に

『ダメ人間』たちが

乗ってきた船です。

どうも。

新しく決まった

この島の「議長」

です。

連絡なくてすみません。

急に決定したものですから。

これから三人、力を合わせて

「みんな」のために

がんはりましょう。

第三本部長.さん

...

いや...

第9話すばらしいお知らせ

第19話

けばらしいお知らせ

実はすばらしい

お知らせが

あるのです。

いよいよ、

『安住の地』への

出発が決定いたし

ましたのです。

まあ...

それは

どこですか?

「移住」するのは

いつなの

ですか?

場所はまだ極秘ですが、

「移住」はもうすぐです。

そして

『安住の地』に

出発するための

中継地として、

数日後「みんな」が

この『島』に集結

するのです。

『第三本部長』さんは

『当局』につかまった

のではなかったの

ですか?

ああ、

そのこと

ですか

あれは、マスコミこの流したデマです。

『当局に追われたのは事実ですが、

私は危機一髪のところで

逃走することができましたのです。

「マスコミ」は

「みんな」の団結を

分断するべく

さまざまな

デマ情報を流し

ますね。

気をつけなければ

なりません

『みんな』全員が、

この島」に集まる

わけですか?

そうです、

「みんな」です。

千数百名全員です。

もちろん

「先生」も

です。

あなたたちにはこの「島」の

生活の経験者として、

滞在中の『みんな』の生活を

指導していただきたい。

私たち

が?

実は

「孤島のプログラム」は、

あなたたちの『向上』の

ほかに、もう一つこういう

目的があったのです。

「みんな」の移住計画の

途中、この「島」で

自給自足ができるか

という実験でも

あったのです。

『孤島のプログラム』に

そんな深い意味が

あったのですね。

食料が来ないのも、

自給自足できるかの

実験だったのですね

そういうことを

隠していたのは

すみません

『スパイ』に漏れない

よう秘密裏に進めた

かったので。

じゃあ自然の食物を

採取することは

体を汚すことには

ならないという

見解なんですね?

私たちの採取生活は

間違いではなかった

のですね。

もちろん

ですよ。

ここの海岸は

海産物がすごく

豊かなんです。

特にウニとか

絶品。

それはすばらしい。

さっそく取れたてを

いただきたいですね。

実は。船」にいる間、

食事を取ってないので

腹ぺこなのです。

おかしいですよ、

第三本部長』さんの

ような上のランクの人が

「腹ぺこ」だなんて。

空腹とランキングは

関係ありませんよ。

それに僕はもう

「第三本部長」じゃなくて、

「議長」ですよ。

さっそくですが、

取ってきていただけ

ませんか?

「オペレーター」さん。

その間に、

私は『副議長』さんに

この島の細かいシステムなどの

レクチャーを受けて

おかなければなりません。

何せ急に決まったもの

ですから。

え?

ざざーん

髪を切ったん

ですね。

会いたかった。

菱子さん。

え?

逃げよう

菱子さん。

もうすべて終わりだ。

今晩一緒にあの船で

逃げよう

「ニコニコ人生センター」は

もうおしまいなんだよ。

「先生」のプログラム」が

社会問題になって

しまったんだ。

過酷な

『プログラム』の

実践によって、

精神の壊れて

しまった会員が、

各地で社会問題に

なっているんだよ。

それはそうだろう。

狭い部屋に閉じこもって

意味のない同じコトバを

何万回も復唱したり、

12時間眠り続け、

残りの12時間ずっと

夢を思い出し、ノートに

書きつけ続けるような

日々を半年も続けたり、

一日12時間も机の前で

夢のことばかり考えていると、

それが今朝の夢だったのか、

昨夜の夢だったのか、

今朝の夢にまぎれこんだ

一昨日の夢の続きだったのか。

三年前の夢にまぎれこんだ

一年前の夢だったのか、

わけがわからなくなってくる

もともと夢に時間の流れなんて

ないんだからね

そのうちたんだん

見た夢全部がつながって、

一つの世界みたいな気が

してくる。そうなったら

「現実」よりも

「夢」の世界のほうに

リアリティーを感じる

ようになってしまうまで、

あと一歩だ。

そうやってみんな

夢」に関わり過ぎて

いるうちに、

「夢」に食われて

しまったんだ

でも...でもね

ハダムなんじゃないか

今週4月14日土東京大学大学生

そのみまりましたが、これから

今朝朝の恋人は気の良いん

通行人数

夢と現実の区別が

つかなくなって、

見えるはずのないものが

見えてきて、

見えるはずのない

前」を国そうと

銭湯で包丁を振り回したり、

路上で強姦しようとしたり、

ビルの上から塩酸を

ぱらまいたり...

えいっ。

「洗脳」されて

しまったんですか?

第三本部長』さんは

「当局」につかまってる間に、

『敵』に『洗脳』されて

しまったんですか?

僕たちは、あのサギ師に

だまされていたんだ。

僕は今やっと正気に

なったんだ。

目が覚めたんだよ

キミを助け出すために、

僕はまだ『先生』を信じている

ふりをして『センター』に戻り、

やっとのことで

この島にやってきたんだ。

私を助け出すって、

どういうこと

ですか?

数日後、

みんな』は

「安住の地」へ

移住するため

この『島』に

集合する。

そして

先生はおそらく

この「島」で...

集団自殺する

つもりだ

うそよ、

うそでしょう?

「みんな」で

「安住の地」に

行くんでしょう?

ないんだよ、

「安倍の地」なんて

そんなものは最初から

なかったんだ。あいつの

デタラメだったんだよ

「不浄」に満ちた日本から

脱出して、幸福に

暮らすんでしょう?

何を言ってるの?

何をわけの

わからないことを

言っているの?

落ち着いて。

落ち着いて

僕のことを

聞いてください、

菱子さん

なんのために僕が

危険を冒してまで、

この島にやってきたん

だと思いますか?

それは菱子さん、

キミを愛している

からだ。

わかりますか?

僕がどれくらい愛して

いるか離れている間、

どんな思いでいたか。

『先生』の

教えに縛られて、

抱きしめることも

触れることさえも

しなかった僕が、

どれだけあなたを

抱きしめたかったか。

二人で逃げ出そう。

二人っきりで遠い町で

暮らそう。

僕は船の上から

双眼鏡で見ていたよ。

キミと『オペレーター』

さんが、ハダカで

抱きあっているのを、

でも...

確かにショックだった。

身を切られるような苦しみ

だった。キミも相手もブチ殺し。

僕も海に飛び込んで

死んでしまいたい、

そのぐらいショックだった。

でも僕の「愛」は少しも

変わらないよ。

僕の罪だ。

そう思うことに

したんだよ、菱子さん。

これはキミを長いこと

一人にしていた僕の罪に

対する罰なんだ。

こんな罪深い僕を

許してくれ、菱子さん。

でも僕の愛」は、

少しも変わらないよ。

そんな奴に

だまされちゃ

ダメですよ

副議長」さん。

そいつは

『副議長』さんを

「洗脳」して、

汚れきった俗世間に

引きずり戻そうと

している

敵」ですよ。

あんたが

『副議長』さんを

引き戻そうとしてる

この国が、どんなに

メチャクチャでロクでも

ない現実か、それは

あんただって十分

よくわかってるはずだ。

ずっといたん

ですか?

海岸で

奇妙なものを

見つけたんでね、

急いで戻って

きたんですよ。

この辺の海は、

潮の流れが

思いのほか

速いんです。

それは僕も

ここに来る時

感じました。

そのせいで

この海岸には、

遠くから

あらゆるものが

流れ着くん

です。

僕は海岸で、

こんな奇妙なものを

拾ってしまった。

内臓は全部

魚に食われて

しまってましたよ。

やっぱり

一番栄養の

あるところ

なんですね。

でも残念ながら

食いつくされるより

潮の流れのほうが

早かったようだ。

本当はこの人が

新しい『議長』に

なるはずだったん

でしょう?

あんたは

副議長さんを拉致する

ために船に乗り込み、

彼を殺して、新しい

「議長」になりすまし、

この島に来たんだ。

そうでしょう?

違う、もちろん違う。

殺すつもりはまったく

なかったのです。

隠れて乗っていたのが

見つかって、

事情を説明したのですが

わかってもらえず、

抵抗されたので仕方なく

組み合っているうちに、

彼ははずみで自分から

海に落ちてしまったん

です。

仕方なかったんです。

やむを得なかったんです。

そうでもしなければ

この島に来ることが

できなかったんです。

海が...

え?

あっ。

第20話

安住の地

やあ。

お元気でしたが?

「ランク」も

上がられて立派に

なられて

おかげさま

で。

すばらしいことです。

ついに『出発』の日が

やってくるなんて

「先生」についてきて、

本当によかったです

よね。

あ、予定では

「島」に集結するのは、

明日ではなかったん

ですか?

「先生」の

「気づき」によって、

予定が早まったんです。

「バビロン」は

今、大変なことに

なっています。

「悪」がはびこり、

「敵」の攻撃も

目に目に激しさを

増してるんです。

「島」の「副議長」さん

ですね。『本部』の

スタッフがお呼びです。

やはり

「第三本部長」は、

「敵」の「スパイ」

でしたか

すみません。

「みんな」が

来る直前に

逃亡され

ました。

だから私は

言ったで

しょう?

彼が「会」に

戻ってきた

時に。

しかし彼の

あの頃の「活動」の

様子からは...

我々にも

油断があり

ましたね

おかしな行動に

出る前に、早く

見つけなければ。

逃亡したといっても

この島のどこかに

いることは

確かですからね。

あの、前の

「議長」さんは

「先生」は

明朝、到着される

予定です。

彼は現在、

「治療中」です。

どこかの「船」に

乗り込んでいる

とは思いますが、

「先生」はまだ

到着されてないの

ですか?

まさか。

しっ。

誰かに

聞かれたら

集団自殺なんて

そんなバカな

...

「第三本部長」さんが

そう言ってたんです。

あんな男の

言うことを

信じてるん

ですか?

私も信じてる

わけじゃ

ないんですけど

「副議長」さんは

あの男にだまされて

いるんですよ。

あのすばらしい。先生」が

「みんな」を殺すなんて

そんな馬鹿なこと

あるわけないじゃないですか。

安倍の地にいよいよ出発だと

いうのに、副議長さんが

そんなことでどうするんですか

何が始まるん

ですか?

「先生」を

迎えるの

ですよ。

ここでの

さがしてみよう

「みんな」のために

がんばりましょう」。

「『先生』と

呼ばれるほどの

バカじゃなし」

「先生」って、

あんなお顔

でしたっけ?

手術でお顔を

お変えになった

らしいです。

「敵」が多い

ですからね。

いよいよ

「出発の日」は

近づきました。

不浄で、猥雑で、

思うがままにならず、

砂を噛むように味気なく

価値のかけらもない

「バビロン」から

「船」に乗り、

『安住の地』目指して

出発する日が、ついに

やってきたのです。

さて、これから

私は重要な

お話をします。

みなさんは

今まで以上に

「集中」です。

「安住の地」に

入るためには

今までの自分を

捨てさり、

「新しい人間」に

なることが

必要です。

意識レベルをさらに

より高い位置に上げねば

『安住の地』に足を

踏み入れる資格は

得られないのです。

「汚れた足で

清い泉を汚すことは

許されない』のです。

「正しい道」を日々実践

してるつもりの私たちでも

汚れた現実に暮らして

いた以上、想像以上に

「汚れ」が体にしみついて

しまっていることは、

否定できないのです。

そこで

今、出発に

あたって、

これから

「意識レベル」を

上げるための

「プログラム」を

行います

この紫色の液体は、

私みずからが調合した

特殊な飲料水です。

意識レベルを上げる

『プログラム』を、

助ける作用を

持っています。

それでは

私のメッセージを

復唱したあと、

これを残さず

飲み干して

ください

まだ

飲まないで

くださーい

立ち上がらないでくだ

さーい。立ち上がる人は、

混乱を目的とした

「敵」の「スパイ」と

みなされ、処理』される

恐れがありまーす。

「我々、全員は

「ランキング」を超えて

新しいレベルへと

上昇します」

「我々、全員は

『ランキング』を超えて

新しいレベルへと

上昇します」

「汚れも悩みも

苦しみも...」

「汚れも悩みも

苦しみも...」

「争いも嫉妬も欲望も、

もはや存在しない

新しい世界です」

飲んじゃ

だめだっ。

「我々、全員は

手を取り合って、

新しいレベルへと

上昇し...」

「争いも嫉妬も

欲望も、

もはや存在

しない

新しい

世界です」

「「安住の地」を

目指し出発するの

です」。

「安住の地」を

目指し出発するの

です」。

「我々、全員は

手を取り合って、

新しいレベルへと

上昇し...」

それではみなさん、

飲み干しましょう。

乾杯。

立ち上がらないで

くださーい。

立ち上がる人は

混乱を目的とした

敵」の「スパイ」と

見なされ

「処理」される

恐れがありまーす。

飲んだら

死ぬぞぉっ!!

みんな

だまされるな、

あいつの言ってる

ことは、全部

デタラメだぞっ。

第21話にゅうめん

第2話しているので、

昨日、どんな

夢見た?

覚えて

ないなぁ。

そんなこと

ないでしょ。

いや、

ホント。

あ。

失礼

します。

敵の

毒ガス攻撃

だあ

落ち着いて。

これはただの

催涙ガスですよ。

あのあと何か

どういうふうに

起きたのか、

ちゃんと

思い出せない。

立ち上がらないで

くださーい

立ち上がる人は、

混乱を目的とした

「敵」の「スパイ」と

みなされ「処理」される

恐れがありまーす。

こちらの指示に

従ってください

抵抗する人は

逮捕されます。

指示に従って

ください。

『副議長』さん

っっ!!

逃げないで

ください

みなさん、

逃げないで『敵』と

戦ってください

とにかく

いろいろなことが

いっぺんに

起こったんだ。

安住の

混乱、催涙ガス、

頭にケガをした

せいもあるだろう。

地...

思い出す透切れ途切れのシーンも、

そのあと毎夜、見続けることに

なった悪夢と混じってしまって、

それが本当に起きたことだったのか

僕の見た幻だったのかさえも

判然としない

...

『副議長』さん

っっ!!

お、進みました

ねぇ、長官。

今度はまた

振り向いて

くれるまで、

相当かかるん

ですよねぇ、

それ。

キミ、やった

ことあるの?

昔ですけどね

はやってた頃、

なんだ、

長官も。

向こうが

話しかけて

くるまででも、

結構大変

だったよ。

うちにもこれの

VIだったかWEだってか

あったなぁ。

いや、やってたのは

パパさ。僕はやらせて

もらえなかった。

作者は

関西人なの?

いえ、

『NEWMEN

とかいった意味

らしいです。

一時期

はやったよねぇ、

こういうゲーム

やたらいろいろ

出ましたよねぇ、

会話するやつ。

でも地味だよねぇ、これ

部屋でゴロゴロするコイツと

会話するだけだもんね

もっと舞台をさわやかな高原とか

ショーナンとかにしたほうが売れる

と思うんだけどねぇ。

でも実際、

トータル数千万本

売れたんですから。

あんまり売れたんで

調子に乗って、

孤島編とか刑務所

独房編とかいろいろ

出ましたけど、

この

『普通の部屋

タイプ」か

一番売れた

そうです。

何が売れるか

わかんないよ

ねえ。

これのゲームが

奴らの資金源に

なったってわけ?

資金源というより

このゲームが

元になってできた

組織なんですよ

一時期話題に

なったでしょう?

このゲームをやったら、

五年間一歩も

外に出られなかった

ひきこもりの青年が

社会復帰したとか、

餓死寸前の拒食症の

女の子が治ったとか、

ボケてた老人が

治ったとか、

小学生が不登校から

立ち直ったとか

...

不思議なゲームだ。

奇跡のゲームだってんで、

このゲームの作者の

「彼」が社会的ヒーロー

までなりましたよね。

でもそのあとが

ひどかった

じゃない。

「副作用で、

一部の人間が逆に精神に

変調をきたした」とか、

「ゲームと現実の区別が

つかなくなった」

とか騒ぎが起こって。

あれ、

本当

だったの

かね?

ライバル会社が

流したデマって

説もあります

けどね。

でもあっさり

発売禁止に

なって

この

ゲームにハマった

コアなユーザーたちが

愛着を捨て切れず、

ゲーム作者の

「彼」を中心に

団体を結成して...

それが

『ニコニコ人生

センターにって

わけか。

もうちょっと複雑

なんですけどね。

その

ユーザーグループとか、

エコロジー系のマイナー

サークルとか、瞑想系の

小さな宗教団体とかが

合体したり吸収したら、

されたりして。

でもあいつが

ずっと親王

だったん

でしょ。

日目6:02PN

団体が今の形になってからも、

このゲームの改良版が修行に

使われていたらしいです。

ゲームの成績で

ランキング

つけたりしてね、

受験生みたいに、

上がりは

どうなんの?

え?

この

ゲームの

上がり。

でも

言っちゃうと

つまんない

でしょ。

やだなぁ、

最後までなんか

やんないよう、

こんなゲーム。

僕もアイツら

みたいになったら

どうすんのさ

ユーザー自身が

この部屋の中に

現れるんです。

画面の中に?

それで上がり

なの?

で、この

キャラクターと

足をあわせるん

です。

足?

こういう

ふうに。

彼らの

足をつける

儀式は、

そこから

きてるのか

なんで

手じゃなくて

足なんだろう?

足フェチ

なんじゃ

ないですか?

私はまじめに

聞いてるん

ですよ。

私もまじめに

答えてますよ。

...

!!

作戦はほほ終了、

若干名の犠牲者が

出た模様です。

ホトケ出たかー

そーかー、まあ

しょうがないよ

ねー

記者会見の

原稿は?

まもなく

上がってくると

思います

それから

二人で部屋の

外に出て、それで

ゲームオーバー

です。

え?

ゲーム

ですよ。

あ、

キミは最後まで

いったの?

私は;

あ、

こっち

向いた。

え?

まだ森の中に

潜んでいる

はずだ。

『副議長』

さんっっっ!!

......

え?なんですか?

今なんて言ったん

ですか?

...

「みんな」のために

がんばりましょう

ね......

...

...

...

ふーん。

第22話

...

そして僕らは

『クソ面白くもなく

不浄で、猥雑で、

思うがままにならず

価値のかけらもない」

この世界に戻ってきた。

あの時は本当に

死んだと思って、

びっくりしたよ。

おおげさ

ねえ。

いやホント、

よく助かり

ましたよね、

あんな大ケガで。

覚えて

ますか?

海水と

見だけで

作った

パスタ。

小麦粉しか

ないからって

無理やり

作ったけど、

おいしかった

ですよね

もちろん

ですよ。

こっち側に戻ってから、

一度だけ作ってみた

ことがあるんです。

おいし

かった?

いやあ、

まずくて

食えたもんじゃ

なかった。

島にいた頃は

いつもお腹

減ってたしね。

なんでかわからないが

とても悲しかった

何が悲しかったかって

あの島を出てから、

あれほど悲しいことは

なかった。

私は毎晩、

夕焼けの夢を

見ます。

あの島の

夕焼けです。

夢の中の

夕焼けは、

涙が出るほど

きれいです。

毎晩見るんです。

あの島にいた時は

プログラムに夢中で、

夕焼けがあんなに

きれいだったなんて

気がつきもしなかった。

ここでこうして

ボートに二人

のんびりしてる

なんて、

何か夢のよう

ですね。

いや、あの島の

生活のほうが

今から思うと

夢のようだよ

やっぱ

ヤバすぎだって、

そのTシャツ。

いーじゃーん

「ニコニコ」の

ショップまで

行って買ったん

だしー

モノホン

だし

「ミンナの

ために

がんばり

ましょー

ってかー

もー

シュミ

超悪ぅ。

今の人、すごい目で

見てたよ。メメメXと

思われてるよ、キミ。

コーアンに

つかまっちゃう

よー

「ニコニコ人生センター」発足の

元になったゲームと、

私たちがおこなっていたさまざまな

プログラムが、人間の精神に

特殊な、そして顕著な歪曲を

もたらすことが、最近の研究で

明らかになっているそうです。

長期間のプログラムにより、

夢を記憶し記述するための

記憶力の増進と、

悪夢を自分の意思で

コントロールするという

奇妙な能力が現れる

というのは確かですが、

その反作用として、

次第に夢と現実の区別が

あいまいになるという

症状が現れ始めた

ということです。

それによって引き起こされた

メンバーの逸脱した行動が

社会問題となった

きっかけだったのです。

夢をコントロール

しているうちに、

夢にコントロール

されてしまうという

ことですね。

そうです。

あの「議長」さんが

ああなってしまった

ように。

そして

私たちも

そうでしたね。

私たちも。

そして

今も。

何を言って

いるんですか?

あなたがいまだに、

夢と現実を区別できないままで

いるということですよ。

あなたは今、

どこで何を

しているの?

ここでこうして

ボートを漕いで

いるに決まってる

じゃないか。

本当に心から

そう信じているの?

『オペレーター』さん

...

その呼び方は

もうやめて

ください。

8人も殺した殺人犯が

警察から逃げ切れる

わけがないでしょう?

殺したん

じゃない

あれは

じゃあここは、

たとえば僕が

獄中で見ている

夢の中だとでも、

言うんですか?

もしここが

夢の中なら

......

たとえばあなたが、

突然、裸になったり

するんですか?

こう

フラッシュ

バックだ

僕はまだ

治っていないんだ。

だからこんな、

あるはずのないものを

つい見てしまうんだ。

また僕にはしばらく

時間がかかりそうだ。

ここがローヤなんかな

はずがない。

僕はここにいて、

こうやって確かに

ボートを漕いでいる。

ただ

ちょっとした

幻覚に、

惑わされて

いるだけ

なんだ。

キミが

あんなこと

言うから

その証拠に

...

ひどい

ボートね。

ろくでもない

ボートだ

キミが

あんなこと

言うからだ。

それでは本日午前6時時

気象庁発表の関東地方

天気概況です。

昨日よりの

太平洋高気圧が

北上し、全国に

晴天が広がる

でしょう。

東京地方

6時から12時までの

降水確率、0%、

12時から18時までの

降水確率、0%

...

18時から

......?

...

ではここで

臨時ニュース

です。

本日未明

中央アシアの...

丑山、

長官が

お呼びだ。

出なさい。

本日末明、

中央アジアのメメ国に

おいて、国会会議場が

日本人と見られる者を

含む数名のゲリラに

よって占拠された。

彼らは現在

xx国国会議員

数十名を人質に

たてこもり

キミはか十数名の

釈放を要求して

いるんだ

日本政府は

人質の人命を

尊重するという

方針から、

超法規的措置

としてキミの釈放

及び国外移送を

考えており、

キミの意向を聞き

たいのだが

長官

キミにだ

僕です、

わかりますか?

オペレーターさん、

僕です、議長です。

......!?

生きていたん

ですか。

キミは自由に

なれるんだよ、

『安住の地』に

出発できるんだよ。

あれからあと、

「敵」の手を逃れた

僕ら少数の生き残りは

国外に脱出しました。

この電話は

傍受されているので

詳しい場所は言えない

のですが、現在

国外の、とある場所に

『安住の地』を

建設中なんです。

僕らと同じように

迫害され、僕らの

理想を理解してくれる

人たちが協力して

くれているんです。

ともに、

『みんな』のために

がんばろうじゃ

ありませんか。

「オペレーター」さんにも

是非そちら「不浄の地」から

脱出し、僕らの元で

安倍の地、の建設をともに

手伝っていただきたい

僕はもはや

「オペレーター」

ではありません。

僕は出発する

つもりは

ありません。

以上です。

ヤツらを『処理』したことに

責任を感じているんですか?

あんな生きる価値も

なかった『ダメ人間』

たちの死に、責任を感じる

ことなんか......

出発する

つもりは

ありません。

キミは自由に

なれるんですよ。

今すぐ「安住の地」に

出発できるんですよ。

このままそこに

いれば、キミは

おそらく裁判で

...

僕に今、必要なのは

早由ではなく不自由であり、

出発ではなくとどまること

なのだと思います。

何を言ってるんですか

何を言ってるかわからないよ

『オベレーター』さん

『敵』に洗脳されて

しまったんですか?

『オペレーター』さん。

...

そうかも

しれませんね

そっちは

ボート小屋じゃ

ないよ。

わかってる

よ。

もうそろそろ

時間だし。

わかってる

よ。

どこまで

行くの?

向こう岸

までさ。

ビリーバーズ

[約]

「ビッグコミックスビリッツIDFFivindowsまずは今日の日のスープレートサービスの内容ですが、

ありがとうございます。マックスにおかしいですから、相手は自己自分でまでを保険。

ビリーバース

観光案内

第二海保のこと

山本直樹

このお話の舞台は陸地から遠く離れた外海

に浮かぶ無人局という設定ですが、舞台の主

なモデルとなった第二海像は東京湾上に浮か

「〈全長500mほどの小さな人工島です。

もともとは明治の末がら大正はじめにかけ

て築かれた日本軍の変悪だったそうです。そ

れができたとたんに大正9年の関東大震災で

あっさりオシャカ。もともと何にもない海の

真ん中に石を積み上げて作ったというんだか

ら相当地盤も弱かったのでしょう。そのまん

ま八十年野ざらしのままで、島の一部は現在

海上保安庁の施設になってているのですが、あ

とは砲台や要素等のコンクリートやレンガの

巨大な間まりがバックリ割れてざくざく切り

立ったまま並ぶというちょっと超現実的な奇

観です。

ある時ビッグコミックのグラビア「魔虚白

景」でそのすばらしい廃虚ぶりを見つけ、早速

マンガに使わせていただこうと、小学館つな

がりで写真をお借りして、そのまま使っちま

いました。この場をお借りして、感謝します。

てなわけで舞台としてで使いながらも、実際

に訪れる機会はなかっだのですが、ひょんな

ことから連載中に、なぜかスード撮影をする

ために行くことになりました。八景島シーパ

ラダイス近くの港から釣り舟で数十分、東に

千葉県富津岬、西に泛神奈川県横須賀市街が

目の前に見える東京湾のど真ん中、携帯だっ

てアンテナ三本立ちます。デザイナーさんが

無人島の廃虚のど真ん中で違う仕事の打ち合

わせを携帯でしている姿は、なんだか奇妙で

した。なぜかサポテント生えてました、母の

周りには釣り舟がいっぱいいて、なぜかしい

うがやっぱりというかヌード撮影をしている

と釣り舟が抜近してきました。全く目険とい

うものがないので、僕もスタッフもモデルさ

んもあっという間に陽に焼けて真っ赤になっ

てしまいました。

「新議長就任」の回のトビラ絵は、実はその

の時撮った写真をそのまま使ったものです。

てしまったということです。

ちなみに第一海壁と第「海外は海中に没し

撮影:山本直樹ロケ地:東京湾第二海堡