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Instructions:
ベルセル
成月的では
Ｗｉｎｄｏｗｓ．．．ＭｉｃｈｉｔｓＴｕｂｉｏｎＧｏｏｇｌｅｄ
２０１８年６月１８日（土）の「Ｗｉ－ＡＮＭＡＬＣＯＭＣＳ
２３
浦三
消建っ
いいのいい
３日ＲＳＥＲＩＫ
ＯＵＮＧＡＮＷＡＬＯＤＭＳ
ＨＡＫＵＳＥＮＳＨＡ
ＹＯＵＮＧＡＮＨＡＬＣＯＭＯＳ
ベルセルクの
三浦建太郎
ＣＯＮＴＥＮＴＳ
冬の旅路（１）．．．
冬の旅路の．．．．．．．
こぼれた時間．．．
千年帝国の鷹篇
第一聖魔戦記の章
我牙．．．
荒れ野の再会．．．！！
飛剣の御旗．．．．
光と闇の翼．．．．．
．．．．．．！？
．．．．．．．．？
．．．．．．．！
．．．．．．！！３３
．．．．．．．．１５３
星降る夜．．．．．．
みどり
要見の如く．．．
．．．．．．．！！
ＹＯＯＮＧＡＮＭＡＬＣＯＭＯＳ
この作品はフィクションです。実在の人物・団体・事件・
この日間はメインションしているなどにはいっきい関係ありません。
冬の旅路は
キャスカ！？
！
こりゃ
きりないよ！
毎度のこと
だけど！
あきゃ
しめた！
どうしたしご
んだ急に．．．
冷える
もんねェ
オレはへっちゃらだけど
あ！
ちょっと
こらこら！
ガッツの分まで全部
食べちゃったよ！！
いーよ
でも
ちゃんと
食べとか
ないと体
もたないぞ
ただでさえ
毎日目暮れ
から夜明けまで
剣振りっぱなし
なんだから
実際
思ったより
きついもんだ
それに最近
やたら悪霊だの
夢魔だの
ワジャウジャ
出るしさァ
人ひとり
かばいながら
剣を振り続ける
ってのは
ほら
開けてると
体冷やすぞ
．．．．．だが
それ以上に
きついのは
見る影も無い
お前が
あの日々を
去来させる
すべて
砕け散ったのだと
突きつけ
続けること
まさか
あのガッツが
こんなに
甲斐甲斐しく
意外ィー
．．．．．でも
ちょっと
パック
むりしすぎ
なんじゃア．．．
そりゃもー
お前の故郷ってのは
このは
どんなとこ
なんだ
いいとこ
だぞー
エルラ郷
そこは
はるか西の海に
浮かぶユートピア
花は咲き乱れまくり
鳥は歌いまくり
エルフは踊りまくる
年中無休
常春の
エルフィンパラダイフ
今イチ
要領を
得ねェな
そんな夢みたいな
所ならなんでお前
故郷を出たんだよ？
あきちゃった
０Ｈ／
麗しの
我が故郷よ！
．．．
まさか
こいつに
頼ることに
なるたァな
今はどんな
か細い望みにも
縋るしかない
ガッツも少しは
寝た方がいいよ
夜が来る前にさ
大丈夫
何かあったら
すぐ声
かけるから
頼んだぜ
ラジュ．．．
悪いがそう
させてもらう
寝るの？
夢をみるの
？
！！ッ
グリフィスの
夢を
ねえ
どうして？
なぜ
あいつを
追わないの？
やっと
会えたん
じゃない
もう少し
じゃない
行こうよ
あいつの
ところへ
鉄塊と
くれてやろうよ
この女が
いるから？
☆って
おこうよ
そんなに
大切なの？
グリフィス
よりも？
もう
この女は
お前の
知っている
戦士なんか
じゃない
ただの
残厳
別人さ
それなのに
大切なの？
思い続ける
ことが
できるの？
この女を
今も
この女
のみで
グリフィスが
残した
傷口だから
グリフィスの
残した痛みを
感じ続けて
いたいから
大切なんじゃ
ないの？
生贄なら
もっといい
使い道がある
この女は
グリフィスを
渇望続ける
たぶの
生贄で
消えろ．．．．．
ほら
こうして
しまえば
もうと、
深く深く、
グリフィスと繋がる
繋がる
そうね
お前は
望んでいる
いつの間に
日が
陰ったんだ
．．．信じた
オレがバカ
だった
．．．ファン．．．
そんなはず
あるかよ
そんなはず．．．
【冬の旅館．．おわり】
の旅路２
がんばれ
ェ！！
うーー．．．
もう少しで
夜明けだぞォ！！
．．．それにしても
ここんとこの
ガッツ少し変だ
何だかむきに
なってるような．．．
お前は望んでいる
バカな！！
！
あう
こら
キャスカ
！！
出ちゃ
出ちゃ危ないって．．．！！
おわー！
ガッツ．．．！！
ぐ．．．
が・
ああ
．．．．！
ガッッ！！
．．．
«
．．．ガッツ
おい．．．！
キャスカ！！
う
よかった．．．
アアア？
キャスカ．．．
．．．
おい．．．！！
あぎ！
キャスカ
．．．．．！！
．．．！
うわああ
うー
どーすんの？
このままだと
どんどんあさっての
方に行っちゃうぞ
．．．．．．？
断罪の塔以来
ガッツが自分のこと
守ってるの感じとって
結構なついてたのに
あ
ごみん
さっきので
全部台無し
だよゥ
気にする
こと
ないぞ！
あれは
悪霊どもが
とり憑いて
やらせたこと
なんだからさァ！
望んでいる
オレではないと
本当に
そう
言いきれるのか？
けど
まずいよ
このまま
日が暮れ
でもしたら
．．．
うあうっ
ぎィレ
ちょっと
ちょっとォ！！
さあ
来るん
だ
これは
無いんじゃ
ない！！
かあい
そーだ
よゥ！
いくら何でも．．．
うぎぎ．．
これじゃ
魔女狩りん
時とおんなじ
じゃん！
他にどう
しようがある
．．．嫌われ
ちゃうぞ
ぎゃっ
そりゃそうかも
しれないけど
ますます．．．
今はキャスカの
身の安全と旅を
急ぐことが第一だ
他のこた
いい
覚悟はじていた
烙印の者
２人の旅路が
半端な
はずはないと
道行きの厳しさ
だけじゃない
身ひとつで挑む
戦とは勝手が違う
『誰かを守る
ための闘い
キャスカを
守りきる
だけ
じゃない
オレの死が
即
キャスカの
死に繋がる
〝死なない〟戦
には慣れている
だが、日々
素っていくのは
オレは
今まで
こんなに
重い剣を
振ったことが
あったか？
〝死ねない〟
という重圧
覚悟は
していた
それでも
そんな
中でも．．
甘やかな
期待を持って
いたのかも
知れない
何か通う
ものさえ
あればと
遠い．．．
こぼれた時間
ＢＨＲＳＥＲＫ
あれは
何時だった．．．
最後に
キャスカが
笑ったのは？
疲労が
オレを蝕む
守ることに
ギリギリで
オレの自分自身への
不信が
投げ出さないと
不信と
敵意の目を
向ける
あいつに
傍らに
いると
誓った
優しく接する
ゆどりが
消えてゆく
拍車をかける
遠くなる．．．
大変だ
．．．．．！！
やばいよ
ガッツ！！
起きろ
！！
ちょっと
眠り込んだ
すきに．．．
急がないと！！
日が落ちる！
手分けして
探そ！
やれやれ
どこの村も町も
この辺りは
もぬけの殻だ
喰いもん一つ
残っちゃいねェ
商売上がったり
だぜ
キャスカ
．．．！
なあオレ達も
そろそろ潮時じゃ
ねェか？役人に
追い回されねェのは
いいがクシャーンに
でくわしちまっちゃ
元も子もねェ
ちげェねェ
おい
誰だ！？
贅沢は
言わねェ
早いとこ
この水っ腹と
女目照りから
おさらば
してェよ
ああっ！
オデの干し肉
．．．！
こらまた．．．
お
女ァ！？
巡礼服？
巡礼者がなんで
こんな所に
最後まで
とっといた
のに．．．！
胸．．．
結構
いい女じゃ
ねェか
へへ．．．
いや兄貴
巡礼者を
姦っちまう
つもりか？
バチ当たるせ
うー
こりゃきっと
神様のお恵み
だぜ
しがねェ盗賊
稼業のオレ達
へのよォ
ま
そういう
ことに
しとくか
神さま
感謝します
っとくら！
キャスカ！！
甘かった
断罪の塔へ
向かった時は
生きてさえ
いれば．．．
無事でさえ在って
くれればいい
ただそれだけを願った
キャスカを
手にした時
それが
すべてだと思った
甘すぎた
手にしただけで
あいつを一人
暗がりに残した
時間が戻る
わけがない
オレが一人
さ迷った時間だけ
あいつを一人
置き去りにした
時間だけ
それだけで！
オレがあいつを
置き去りにした年月が
拭えるはずがない
オレは
あいつから
離れちまっ
たんだ
ああ
キャスカ！！
．．．．．．！
．．．キャス．．．
．．．．．！
まさか．．
うぎ．．．
あぎ
よせ．．．！
ん
ん．
ん
うー
ぎ．．．
うあ．．．
そうだ
ズラズラに言って．．．
してしまえ
リフ
した様に
喰いちぎれ
生贄だ
お前は
突き刺せ
すべてを
要失うべきだ
惜悪の量を
糧とし
オレは．．．
おーい
キャスカ
やーい
早く見つ
けないと
日が暮れ．．．
おおっ！
ん？
ありは！
ああっ！！！
みっげだ．．．
おい
ドロピーノ
ドロビーでは
ないか！
やー
おひさー
生きとっ
たん？
っっひゃり
めーよ！！
ひゃがひたぞ
ここれあったぞ
ひゃくれんみん．
あいぶにハヒかひをにだ
なので、ブロモクスまれは、
ちのはへまれら「〈恋官〉
喰うか
しゃべるか
走るか
どれかに
しろ
んんっ．．ふっふ！！
そうもいかねェのよ！
今悪党どもに
追われててよ！
悪党が
追われてる
んじゃ
ないのか？
バッキャロ
！
オレは顔見知りの
よしみでちょいと
荷物をもってやった
だけよ！
なのにあの
ごーっく
ばりどもと
きたら．．．
！
どべ？
荷物持ちの
代価に
荷物全部持ってく
人がいますか
あり？
バッキャロッ！
オレはおめでたい
お貴族さまに
世間のエクさを
親切にも教授して
やろうと．．．
おや
と
捕えたか
よし
即刻腕を
切り落として．．
ファルネーゼ
様．．．．．
おっ！おっそろしいことをサラッと言って
サラッと言って
のけやがったな！
これだから
貴族って
やつあァよォ！
貴族から
物を盗んだのだ
そのぐらい
当然の．．．
やほ
見えちょる？
むくい．．．
．．．．．．
ファル
ネーゼ様！？
たっち
でかした！！
と
言うわけで
お客さまを
お連れ
しました
ども
よっ
．．．
お前ら
探したぜェあれから
ずっと血眼になって！！
オレから逃げようったって
そうはいかねェ！！
へビのように追い
スッポンのように
かぶりつき
ハゲタカのように
しゃぶりつくす！
それがオレの
もっと
よ！
う．．．家には
ひよーさの娘と
かいしょなしがこん．．．
わんにんして
そういや
そうだ
キャスカの
姉ちゃんは？
キャスカ！
よかった
無事だった
んだ！
！
なによ？
どー
どーしちゃったっけ？
わけ？
キャスカ
姉ちゃん
縛り上げ
たりして？
．．．
．．．キャスカの
安全のため
なんだ
．．．．．．？
色々
あってさ．．．
ま
何だか
知らねェ
けど
ふーん
それは
さて
おき
さ〜〜〜約束だ！！
貸しを返してもらおうか！！
教えられてやろうじゃねェか！！
あんたの剣の奥義・秘奥義、
あますところなく！！とすぞ。
今すぐ！
で
お前らは
何なんだ
ではおまえが
正式に
エルフ次元流
門下に加わる
ことを
認めよう
まだオレを
とっ捕まえる
つもりか？
そーそー気をつけな！！
さっきもそいつらオレの
腕をぶったぎろうと
しやがったんだ
それはお前が
犯罪者だからだ！！
めすっと
たけだけいいですぶり千本
ファルネーゼ
様
．．．
黒い
剣士殿
！
どうか
私どもを
旅の一行に
御加え下さい
［我牙］おわり］
どうか私どもを
旅の一行に
御加え下さい
荒れ野の再
．．．．．．
こら
お前も
跪かない
か
．．．．．．
何のまねだ？
怪しいぜ！！
急に手の平
かえした
みてェによ！！
スキあり！！
きっとスキみて
ふん縛る
つもりだぜ！
なんてったって
そいつらは
法王庁の．．．
私はすでに
還俗した身
僧籍は捨て
ました
信用
できっか！！
貴族の
言うこと
なんざ
！
もな
私は知りたい
のです
私の縋った
秩序を越えた
真実を
そして
学びたいのです
秩序の光明
無き
闇の中でも
あなたから．．．
生き抜く
術を
どうか
御導き下さい
こむつかしいこと言って
ケムにまこうったって
そうはいかねェぞ！！
そーだぞ
こむすかし
すぎるぞ！
それじゃ
断罪の塔で
キャスカ
断罪の塔でおめェらがキャスカのねェちゃんにやったことの
やったことの
落し前は
どうつけん
だよ！？
もーちょっとで
火炙りになるとこ
だったんだぞ！！
こいつ
もろともな
昨日の敵が
今日の友っつーん
ならよォ
まずは
スジを通し
やがれ
キン・どげざのーぱつ
でもしてもらおうかい？
できんのかァ？
プライドの高いお貴族
さまによォ
．．．．．．？
しょーたよっ
あっ、おぉっ！？
やるってのっ！？
じょじょしょ
上等じゃ
おーか！！
．．．．．．今は
これぐらいしか．．
御詫びは
いずれ必ず．．．
あー
うー．．．
これ以上
えるったらおまえ
カンペキ
悪役な
坊さんだの
貴族だのっ
てのは
どうして
こう仰々
しいんだ
好きにしな
そ
それでは
あらあっさり
それに
落し前も
詫びも
いらねェよ
オレも
あんたらの
お仲間を
斬ってる
お互い様だ
けど
導くってのは
かんべんだ
オレのがら
じゃねェ
何が知りたいのか
わからねェが
勝手に
やってくれ
邪魔にならない
限りオレは
ロ出ししねェ
感謝を．．．
明日の朝には
あんた後悔
してるかも
しれないぜ
そいつはまだ
はええよ
オレ達と
行くって
ことは
もう眠れる
夜は来ないって
ことだからな
おおっ！？
また幽霊だの
バケモンだのに
でくわすって
ことか！？
の望む
ところよ！！
．．．何か
変だ
ま
ものは
試しだ
夜は長い
あのガッツが
こんなにあっさり
他人を受け入れる
なんて．．．
っつじゃー！！
．．．．．．？
オレ一人
なら．．．
いつものオレなら
一も二も無く
拒絶している
ところだ
．．．．．正直
このオレが
自分の
禍々しさに
今度ばかりは
まいったぜ
みなのもの
じゃんじゃね
お部を住まめる
のだ一瞬中
火をたやさせ
ように
なんでおまえか
仕切ってんだ？
初めて
赤の他人に
期待している
戦慄じている
己の無力に
打ちのめされる
最後に
あいつが笑ったのは
いつだった？
．．．また
夜の帳が下りる
いいじゃないのですが、それでもいいのに、
．．．
これからもそれぞれにしていますので、
ミッドランド南方
ルミアス領
．．．
．．．
．．．
そしてそれは．．．
ＧｏｏｇｌｅＴｏｍｉｔｔｉｎｔｉｏｎｅへ
ここではコンピューターに
．．．
．．．
いくらいのかわからないんだ
ちょっと
いいと
そういえば、
くそっ！
やつら
何もかも
持って行く
つもりだ！
ミュール様本気で
仕掛けるおつもり
ですか？
領地が蹂躙されるのを
ただ指をくわえて
見過したとあっては
ミッドランド貴族と
して最大の屈辱だ！！！
王家にも
顔向けできん！！
くどいぞ
サリタス！
この期に及んで
おじけづいたか！？
しかし我が
ルミアスは小領
一族は王宮に
上がることも
許されては
おりません
その様な
我らが何も
命を賭して
王家に義理立て
する必要は．．．
それでは城を枕に
討ち死にした
父上や兄上達は
どうなる！
無駄死に
だと言う
のか！？
ですから
なおのこと．．
一族の血を
絶やさぬため
にも．．．
．．．生前御館様から
お聞きしたのですが
現在クシャーン占領下の
このミッドランドに
おいて
各地の拠点を
解放して回る
抵抗軍があると
．．．
そして
それを率いるのが
彼の百年戦争に
おける
救国の英雄
グリフィス
．．．！
白き鷹
グリフィス伯だと
あの．．．！！
ししかし
グリフィス伯は
死んだと聞いて
いるぞ！？
３年前
謀叛の答で
捕われ獄死
したと．．
詳細は不明ですが．．．
しかしこの様な無謀な
戦いに一族の命運を
賭けるよりも
ここは一旦領地を
放棄することに
なろうとも
抵抗軍に合流する
ことこそが
賢明ではないかと．．．
あの
白い鷹が．．．？
仲間が助け出し
王都を脱出したと
いう話もあります
単なる
噂じゃ．．．？
だがもし
それが
真実なら．．．
ミュール様
ここはどうか
御自重下さい
．．．．．．
！
領民です！
城が落ちた
ことを
知らずに
城下へ
向かって
クシャーンと
鉢合わせ
たんだ．．．！！
女子供も
いるぞ！！
ミュール
様！！
王家への
忠義でも
貴族としての
面子でもない．．．
！！
全軍、我に、
続けェ！！
領民を
救うのだ
一瞬
ＢＥＲＳＥＲＫ
将軍
敵の残党
です！
ふん！
こざかしい
戦奴どもに
迎え撃た
せろ！！
忘れるな！！
貴様らの
背には常に
我が軍の矢が
狙いを定めて
いることを！！
死にたく
なくば
戦い
生き残れ！！
ゆけん
クシャーン
ではない！？
まさか
．．．！！
クッ
クッ．．．
この戦奴こそが
我が帝国の
版図をここまで
押し広げた
最大の理由の
一つ！
これは．．．！
ミッドランド人
捕虜か！？
自軍の被害を
最小限に止め
尚かつ敵の
戦意をも
著しく挫く！
そして何よりも
勝ち続ける限り
我らは兵の補充を
必要とせぬ！
戦を重ねるほどに
むしろ戦力は
増え続ける！
この恐怖に
裏打ちされた
戦略こそが
長期に渡る
大遠征を
可能とした
のだ！
弓隊
前へ！！
敵は浮き足
立っておる！！
一斉射撃！！
放てイ！！
！
味方ごと
矢を射掛け
るだと．．．！？
卑劣な！！
騎馬隊
突撃！！
殲滅せよ！！
あの数で
仕掛けて来る
連中だ！！
決死の覚悟を
持つ者は
戦奴には
ならぬ！！
皆殺しに
しろ！！
く．．．
な．．．！？
何処から！？
ふふうふふふっ
援軍．．．！？
おい見ろ！
味方．．．
下がれェ！！
な．．．
何者だ
あやつらは！？
わずか
数十騎で
騎馬隊五百を
蹴散らして
いる．．．．．？
狼狽える
な！！
数十騎ごとき
の敵に！！
展開し
取り囲め！！
大陸を席捲せし
クシャーン
騎馬軍団のカ
とくと知ら
しめよ！！
将軍！！
左翼より
新手です
！
！？
どう
した！？
どう！どこ？
何だ
こいつら
は！？
化物ォ！！
引くな
引いては
ならぬ！！
敵は
百にも
満たぬの
だぞ！！
貴様ら
それでも
クシャーン
の精鋭．．．！！
！
うわああ
きょ
巨人だァ！！
しょ
将軍．．．！！
ままさか
こやつら．．．！！
我らが落とした
拠点を次々と
解放してまわる
一団があると
先に報告された．．．！！
あれは．．．！！
ま間違い
無い！！
あの旗印
は．．．！！
あれが
．．．！！
飛剣の御旗
いやいや．．．
そういうことだけど、そんなことは．．．
鷹に
続けェ！！
ななんと
見事な
鋒矢の
陣形だ！！
あの大軍を
斬り裂いて
いく．．．！
間違い
ありません
ミュール様！！
す
すごい．．．！
あの旗印！！
ミッドランド抵抗軍
鷹の団です！！
あの白銀の
甲冑の騎士こそ
救国の英雄
白き鷹
グリフィス伯
です！！
白き鷹
グリフィス
．．．．．．
よし！
遅れを
とるな！
ここは
オレ達の
領地
なんだ！！
危ない！！
と．．．
止まれ．．．！
オオッ．．．
流れ矢．．．！？
．．．何だ！？
今頭の
中に．．．！？
危なかった
あと半歩
踏み出して
いたら．．．！！
今のは．．．
まさか？
．．．
戦場を覆う
大きな心の
流れ
よどんだところ、
流れているところ
たえず
変わっていく．．．
空白が一筋
その先に
敵の意志の
中心が．．．！
グリフィス
様！！
と．．．
飛んだ！？
全軍
方円の
陣形を
とれ！
いそ．．．！？
え？
しょ
将軍！？
将軍が
やられた！！
何？
大将は
討ち
取った！！
残り！！
一気に
蹴散らせ！！
ひ
引け．．．！！
引けィ！！
か．．．
勝った
のか．．．？
何たることだ！！
高々子にも満たぬ敵に．．．
いや実際は先に仕掛けて
きた百余りの先兵に！！
常勝を誇る
クシャーンの精鋭
五千が苦も無く
蹴散らされたのだ！！
あれがバーキラカどもの
報告にあった光の腰か！！
．．．これはもはや神官どもの
世迷い言などど討ち捨てては
おけぬのかも知れぬ！！
急ぎ本陣に．．．！
な何だやつらは！？
！？
どう．．．どう？
さ
参謀！！
い
いつの
間に．．．
なにやつ．．．
帰るの
まだ早い
私達まだ
血を見て
ない
．．．信じ
られない
女に子供
老人．．．
ここは
本当に
戦場なの
か？
まるで
何処の平和な
村のタげの
情景だ
この
穏やかな
笑顔：・
異国の
軍隊に
蹂躙された
者達とは
思えない
グリフィス
様よ
！
君は：
グリフィス様
がいるから
私達は
笑うことが
できるの
この少女
まさか
オレの心を．．．？
私は
ソーニャ
ようこそ
鷹の団へ
鷹の団．．．
そう
あの伝説の
鷹の団に
あやかり
たいって
鷹が率いるなら
やっぱり
鷹の団しか
ないって
みんなで
グリフィス様に
お願いしたの
さあ
ついてきて
会いたいんでしょ
グリフィス様に
．．．．．．
光と闇の異光と間の
ＢＲＳＨＫ
なんて
土気の高い
兵士達だ！
クシャーンに
成す術もなく
国土を踏み
荒され．．．
事実上
無政府状態の
この国で
こんな光景を
目にする
なんて！
それで
おはの
．．．
だめだ！馬をもっと頑張っちゃっ
揺らさずに
！
おっ
あ
？？？
すです
馬の胴を
上下させない
様に
クシャーン
．．．！！
そうよ
そうよって
．．．
どういうことだ！？
敵がなぜ．．．！？
あれは
クシャーン
じゃないか！？
今は
違うの
恭順者だ
どならないで
よォ
あの者達の国では
戦奴と呼ぶらしい
がな
な
何だ！？
この異様な
威圧感は．．．！
まるで．．．
巨大な獣にでも
睨まれて
いる様だ！
我が軍の掟だ
捕虜とした兵士は三度
戦場で矢面に立たせ
生き残った者には懐柔が
死を自らに選ばせる
恭順者はその後の
働き加何によって他の兵と
差異無く昇進させ
場合によっては兵を任せる
こともある
我らが
クシャーン
より学び
改良を
加えた
軍律だ
クシャーンは
恐怖のみで
人を征するか
我らは恐怖と
利得を用いる
．．．そんな
無茶だ！！
敵だった者に
兵を任せる
なんて！
そんな簡単
に．．．？
クシャーンとて
必ずしも
一枚岩では無い
一つの王族が
様々な部族を
組み伏し
打ち立てた
帝国なのだ
その中には
多くの怨みを
内包している
しかしそんな．．．
我々ミッドランド
人の気持ちは
どうなる！？
町を．．．家を
親兄弟を殺された
者の怨みは．．．！！
なればこそ三度矢面に
命を晒させるのだ
怨みは消えぬが
罪は裁かれる
そして何より
クシャーン人が前線に
身を晒す分、同胞の
被害は確実に
減らすことができる
女・子供も泣かずに
済もう
．．．．．．理屈はわかる
でもオレにはできない！！
故郷を．．．
家族を奪った敵と
馬衛を並べるなんて．．．！！
怨みを抱いた者同士
とはいえ
所詮は同じ人間
鷹の団に身を
おくならば
じき慣れる
かつての敵など
よほど近しき
存在だと
理解するはずだ
．．．何者
なんだ？
あの騎士は
．．．．．．
ロクス様よ
鷹の団の
新兵の訓練を
任されてるの
ロクス．．．！！
まさか
あの
月光の騎士
ロクス！？
フフ．．
やっぱり
驚いた
御武家様は
みんなそうね
数知れない戦場での武勲
御前試合や決闘でも
無敗を誇りながらも
決して一人の主を定めず、
遊歴を続ける
最強の騎士
その生ける
伝説の彼が
なぜここに．．．？
武家の男児ならば
誰もが寝物語に
彼の英雄譚を
聴かされ育つ
他にも？
それよりも
あなたは
もっと驚く
ことになると
思うわ
あなたの
知っていそうな
有名人なら
他にも何人か
いるわ
ロクス様の
おっしゃる
通り
クシャーンの
ことなんか
よりも
ずっとね
こっちが
近道よ
．．．．．．？
と．．．
足元に
気をつけて
ここ薄暗い
から
よっ！
君は
平気なのか？
んん
何なんだ？
この娘は
手をひいて
あげようか
暗がりの中
灯りも無しに
夜目でも
きくのか？
．．．いや
．．．それに
さっきから
オレの心を
読んでいる様な．．．
気のせいか？
．．．何だ
この森に
たちこめる
異様な気配
危険．．．
！！
．．．．．．大．．
狼の群！？
おい！
ま．．．
これは．．．！！？
あなたも
昼間の戦いで
見てるでしょ
みんなは
戦魔兵って
呼んでるわ
戦魔兵
．．．！！
．．．
ーー！！
あれでも大分
ましになったのよ
前は捕虜の
クシャーンを
食べちゃっ
たりしたん
だから
．．．
む娘っ子
お前また
一人でここに
来たのか？
キャア
ソーニャ！！
一人じゃないわ
放しなさい
よー
！
こ怖くない
のか？
オレ達が
変わった
やつだ
なァ
いーーーから
放してェ！
貴様何を
する！？
Ｈ１．
うわ．．．
その娘
から．．．！
ひ久しぶりに
喰いたいなァ
人間の肉
お前ちょっと
細すぎるけど
グリフィス様に
言いつけるわよ
今ここで
ひ．．．！
そ
それは
やめて．．．！
！
ベルドン．．．
．．．．．．！
アーヴァイン
この者達は
我らが主の客だ
じょ冗談だよ！ちょっと
ちょっと
ふざけた
だけ．．．
冗談は
好かん
手を出すならば
オレが相手に
なる
グルン
ベルド
知って
いるぞ．．．！
大国チューダーの侵攻から
北の小国を自ら率いる
三千の兵団のみで
十年に渡り守り続けた
巨髪の豪傑
北の民の血をひく
燃える様な赤い髪と
敵を薙ぎ払う
その戦いぶりから
〝炎の巨竜〟と
字されている
確か戦死した
と聞いた
が．．．
ありがとう
グルンベルド
機
いや
しかし
ソーニャ殿も
無防備です
いくら
鷹の巫女とは
いえ護衛も
つけずにここを
歩き回られる
とは
護衛なんて
つけたって
無駄でしょ？
戦魔兵相手じゃ
鷹の巫女．．．？
次にいらっ
しゃる時は
私に一声おかけ
下さい
わかったわ
鷹は
その先で
御待ちです
．．．彼らは
一体何者
なんだ？
今度内緒でも
死体持ってきて
あげるからね
ほほんとか？オレ女がいーな．．．
いーな．．．
ソーニャ
殿．．．．．
んー
あたしにも
詳しいことは
よくわかん
ないの
．．．人間
なのか？
さあ
そのうち
わかるわ
確かに
あの連中に較べれば
クシャーンの方が
よほど近しく
思える
少なくとも
互いに人間同士
憎むに足る
しかし
あの
兵士達は
まるで狼の群に
迷い込んだ
羊にでもなった
様な
何かが
根本的に
違っている
一方的な．．．
異質な恐怖
得体の
知れない
人外の兵団
世界に名を
轟かせた英雄達
そして．．．
鷹の団
ここは
一体．．．
．．．．．．？
グリフィス鎌の
様のお客様をお連し
お連れ
しました
［光と闇の翼］おわり］
あれは．．．．．！？
今日
あの戦場で
死んだ者達よ
星降る夜
戦の後
夕暮れ時になると
クリフィス様の所へ
集まってくるの
死者．．．！？
霊魂．．．！？
きれー
！
あの者達は？
戦死者の
肉親や恋人
最後に
お別れを言いこ
お別れを言いに来てるのよ
ねー
とーさんは
とーさん
！
あなた．．
．．．元気で．．．
あなた．．．
終わったわ
クリフィス
様ァ！
御苦労だったね
昼間は
ソーニャ
エへへ
なんてこと
ないよー
あの光の
群れ．．．
グリフィス様と
居ると私の力も
うんと強くなる
みたいなの
あれは
いったい．．．
何処へ．．．？
一なるところへ
．．．一なる．．．
それは
いったい．．．？
天国．．
それとも．．
いずれ
わかること
誰にでも
その時は
訪れる
お初にお目に
かかる
ミュール殿下
私はグリフィス
この鷹の団の
団長です
グリフィス．．．！！
それではやはり
この男が
白き鷹！！
も：申し遅れました！！
私はミュール・
ウォーフレイム
ルミアス領領主
バラガー・
ウォーフレイムが末子！！
先の戦におかれましては、
臣下・領民共々危なき
ところを救っていただき、
感謝の言葉も
ございません！
当方こそ礼を述べねば
なりません。あなた方が
供出して下さった糧秣で
我々は数か月戦える
涼やかに響く声
軍神と謳われる
からは屈強な
美丈夫を想像
していたが
これは．．．
ももった言い
なき言葉
男とは．．
いや
人とは思えぬ．．．
．．．だが
それよりも
何だ？
この男を目に
したとたん
湧き上って
くる
この感情は？
こみ上がる
この．．．．．．？
．
どうか
この剣を
御受け下さい
どうか．．．
何をしている
オレは．．．！？
出会ったばかりの
言言葉を
交しただけの
この男に
だが
オレの奥で
グリフィス様
オレの一番
深い所で
声がする
逃れられぬ
力強い
声が
運命だ
静かに
水を注しちゃだめ
オレは
直感していた
これからオレが
目の当たりに
するのはただ
歴史に記される
戦などではない
それは
恐らく
神話とよばれる
領域なのだと
出るぞ
イシドロ！
ちーってっ！
ファルネーゼ様
火を絶やさ
ぬよう
お願い
します！
こ．．．
心得て
います！
だめです
キャスカさん！
勝手に動き
回っては！
あう
来るぞ！！
きやがれ
土左衛門
ども！
エルフ次元源の
エルフジェア成かをしらしめるのだ！
ちげーよ
嬰児の如く
んー
んまい！
おそれ
いります
昨日の狐の
骨髄を使って
みました
ぬあぜだァ！！
ビコリンいい仕事してるね
してるね
ちったァ考えろ
お前のタッパで
大人相手に大上段に
構えてどうすんだ
オレも暇じゃねェ
基本は教えてやるし
手合わせも
つきあってやる
だがそこから先は
自分でやるんだ
運動の後は
塩分が不足し
がちだもんね
人斬り商売で
身を立てたけりゃ
まずは勘と
自分で考えることだ
ドロビー
もうすぐ
ごはんだから
ファルネー
ちゃんたち
呼んできて
向こうで
薪集めてる
考え無しは
戦場じゃ
すぐ
おっ死ぬぞ
考える前に
なったら
カに
どーすん
だよ
ボコボコっふったたきやがって
もう少し塩味を
きかせたいん
ですけど手持ちが
切れかけてまして
すい分
から
所帯くさく
なったな
お前ら
自分で行けよ
．．．
．．．ファル
ネーゼ機
これは．．．
きのこよ
さっき見つ
けたの
これは
毒きのこです
食べられ
ませんよ！
こっちはベスリ音
ですか？
そそうなのですか？
ここは
いいです
後は私が．．．
そーそー
そうやって
しっかり石に
こすりつけて
ははい
あまりな！！
オレのいっちょら
わー
！！！
後は私が
やります
から
うわあ
あ．．．
おあじああ！！
なぜオレばっか！？
何やって
んだ！！
いいからあんたは
キャスカと火の番
だけしてろ！！
つくづく
何もできない
のね
私は
毎夜『恐怖に
さらされると
自分がいかに
矮小な存在か
思い知ら
される
笑って
しまうほどに
それは覚悟して
いだっても．．．
怪異に
慣れると
今度は
日常の
時間の中
ですら
何も
できない
自分がよく
見えてくる
いきなり端女の
真似事ができる
とは思わない
けれど．．．
あの時の私は
彼についてゆき
さえすれば
私の中の
何かが劇的に
変わるのだと
せいぜい
できること
と言えば芹谷ッ
新拾いと
子守りね．．．
そう
確信していた．．．
．．．
あなたには随分と
酷いことをしましたね．．．
謝罪します
あー
！
反じく
己を飾り立てて
楽しそうね
私もませて
下さい
誰かを虐げた！
なるのも
無理はないわね
これで．．．
私は
こんなにも
小さかったのね
キャスカさん
少し待って
いて下さい
これで．．
少しは食料の足しこ
足しに．．．
あれ？
ん．．
おかしいわね？
このっ
だめか．．．
もう戻らない
と．．．
日が傾きかけ
ている
さあ
戻りましょう
キャスカさん
．．．．．．．．
．．．．．．！！
キャスカさん
．．．．．？
大変．．．！
キャスカ
さん！！
このまま
日が暮れでも
したら．．．！
私の．．．．．
私の責任だ！！
．．．返事をして．．．．
キャスカさーーん．．．！
帰り道も
わからなく
なった．．．
キャス．．．
誰か．．．
セルビコ．．．
伸じ掛かる闇
．．．小さく
まるで深い深い淵に
堕ちこんだかのように
動けなくなる
ただ
うずくまる
こどしか．．．
お
いたいた
おー
こっち！
こっち！！
．．．．．．？
ファルネーゼ様
御無事で．．．！
立てます
か？
ったく
のんきな
もんだなァ
夕べは大変だったんだぜ
セルビコまであんたを
捜しに飛び出しちゃ
まって
お陰でこちとらガッツと
２人でキャスカ守って
大奮戦でよォ
キャスカ
さん．．．
無事も何も．．
キャスカさんは
無事なのですか！？
おー
ピンピン
してんぜ
タメシ前
にはハラ
すかせて
戻って
来たよ
やれやれ
これでやっと
眠れら
手間ァかけさせん
なよなァ
子守りが
迷子に
なって
どうすん
だよ
．．．．．．
．．．
．．．セルピコ
はい？
世話を
かけますね
バシャーっ
どうした
の？
いえ．．
．．．．．．
．．．お戻りに
なりますか？
聖都に
誰が
帰るものか
帰ったなら
どんなに
力無く
私はまた
埋もれてしまう
心細
無様でも
．．．．．．？
初めて
私は
私をいた
見出したの
だから
そっと下から
攻めるべきか？
ああ
人里をなるべく
避けて海に
出たけりゃ
この旧街道で
峠を越えると
ええ
人目に
つかずに
ってのは
何かわけあり
の様だが．．．
あんたら
ヴリタニス港
に向かう
つもりけ？
だったら
気をつけた
方がええぞ
ヴリタニスが
どうかした
のか？
エルフジでも
やはり
突きか？
あそこは今
諸国連合軍の
鎮守府になっとる
なんで
このために
法王庁教圏の
国々から
続々と軍隊が
集まっとるって
話じゃ
いよいよ
クシャーン相手の
大戦がおっぱじ
まるらしい
国王が崩御した上
一粒種の王女まで
行方知らずじゃ
ミッドランドは
事実上王位不在
連合国軍が
クシャーンを
おっぱらっても
今度はそいつらに
国土をいい様に
切り取られちまう
へたすりゃ国そのものが
消えちまうかもな
．．．ま、羊飼いの
わしらには関係
無いかの
消える．．
ミッドランド
が．．．
お前さん
ミッドランド人
かえ？
そりゃ
気の毒にのゥ
．．．．．．
少し
ヤサを
借りてた
だけだ
昔の事さ
．．．いや
なんだよ
じいさん
！
そーそー
忘れ
とった
山賊でも
出るって
のか！！
その道を
行くのなら
気をつけ
なされ
とくに
峠の辺りはの
だったら
まだ
ええがのッ
出るには出るが人間じゃねェ
獣鬼だよ
ＢＥＲＳＥＲＫ２３
ＳＴＯＲＹ＆ＡＲＴ
ＫＥＮＴＡＲＯＵ－ＭＩＵＲＡ
ＳＴＡＦＦ
ＴＡＫＡＳＨＩＵＣＨＩＤＡ
ＭＴＳＵＨＳＡＫＵＩ
ＭＩＮＯＲＵＨＩＲＡＴＡ
ＥＤＩＴＯＲ
ＡＫＩＲＡＳＨＩＭＡＤＡ
●初出一覧
冬の旅館（Ｊ．．．！！
．．．●ヤングアニマル（２００１年１０月）
冬の旅路２．．．
．．．●ヤングアニマル（２００１年９月）
このサンクー．．．
こぼれた時間．．．
こほれに時間我牙．．．
．．．●サングアニマル（２０１７年４月
．．．●ヤングアニマル（２０１７年２月）
荒れ野の再会．．．！！！
．．．●ヤングアニマル（２０１７年４月）
戦魔．．．！！
．．．．．．●セングアニマル（２０１２年）号）
飛剣の御旗．．．
．．．．．．●・●ドングアニマル（２００２年２号）
光と闇の翼の翼．．．
．．．．．．●ヤングアニマル（２０１２年３月
２０１８年降る夜．．．！！
．．．●ヤングアニマル（２００２年５号）
生降る後襲児の如く．．．
ＵＮＧ．ＡＮＩＭＡＩ．．．ＣＯＭＩＣＳ
デジタル版
ベルセルク図
著者
発行者発行所発行日
三浦様太郎さんは、あんまり高い方では出来ないので楽しみました。
原弘文
２０１６年６月１日
●本書の一部または全部を無断で複写、複製、転載、上演、放送などをする
ことは、著作権法上での例外を除いいて禁じられています。
●この作品はフイクションです。実在の人物・団体・事件などとは、いっさい
無関係です。