TheBuordint『PrincessefiliTonn』

漫画:もちろんさん

原作...猫子

CARDO.CONIにお

潮雨もちろんさ信

原作:猫子

景食人にの剣...

TheguordofPrincessefluttong

fontents

第37話力白慢の狩場

第38話黒狼団

第39話牙鬼

Buorlorもinlesstilurionu

第40話二人の秘密

第41話逃亡

描きがろし漫画ヘッド・オン・ザ・ナンバー

書き下ろし小説《幻惑のビュレト》

00030%3059039089121150

いや、いや...

...

ディーンよ

どの料理も

茶色いがこれは

なんであるか?

貧民芋の...

フルコースだ!

かりば

ちからじまん

第37話「力自慢の狩場」

金欠だとぅ?

金なら

あったで

あろうが!

例の教団の件で

商会から出た

報酬が!

たんまりと!

それなんだか...

一昨日の生還祝いで

思い切って奮発

しちゃったのと...

エッダに借りてた分を

返しておきたくてな..

納得イカーン!!

あんなぼっち女の

借金なぞ踏み倒せ!

ダメだろ

ならまたマニから

金を借りれば良い!

ダメだろ!

うーん...

...ごめんね

僕も鍛冶用に色々

買い込んじゃって...

貸すの前提で

いわないで!

妾はこのショボい

料理だけに怒って

いるのではないぞ!

そちがっ

妾をあからさまに

蔑ろにしているから

怒っておるのだ!

肉壁に使い

芋を喰わせて

だま

黙らせて...

そちは

わらわ

妾のことなど:

妾のことなど

どうでも良い

のであろう:!?

ベルゼ

ビュート...

まさか

忘れてないよな?

一昨日ステーキ

九人前食べた挙句

俺の分まで食べ

尽くしたことを...

報酬の大半は

お前の食費

ということを!!

これじゃあ

逃げたね...

しかも

いつの間にか

完食してる...

結局

食うのかよ!

...ところで

当面の目標とか

決まってるのかい?

ああしばらくは

金策メインの冒険を

計画したいな

魔導剣を打って

もらって時間が

経ってないけど...

新しい魔導剣を

打ってもらおうかと

考えてる

今のディーンなら

C級魔獣の闘骨

くらいなら苦労せず

手に入りそうだしね

確かにそうする

べきだと思う

チョット

待てーい!!

そちら生活が軌道に

乗ってきたら妾を

切り捨てるつもりかァ!!

ギー

ちっ

違うって!

魔核は再利用して

新しい魔導剣に

打ち直ずんだよ!

C級魔獣を狩れば

その闘骨の費用が

浮くって話を

してるんだ!

素材の良さを

引き出すには

鍛冶師自身のレベルが

重要になってくる...

なんだ

そのようなことか

だから僕も

もっとレベルを

上げないとね

ぼうけん

冒険者ギルド

今の俺達の

実力なら

力自慢の狩場”に

挑んでも大丈夫だ

俺とエッダは戦闘じゃ

レベルが上がらなく

なってきてる

ここならレベリングも

金策も効率的に

行える筈だ

どんな魔獣が

出るんだい?

浅い階層では魔猿

奥の階層では牙鬼が

出てくる

どちらもやっかいな

闘術は無いが

ステータスが高い

魔族は我慢と同じD級魔獣だけど魔技の方が平均レベルが高い

魔猿は戦鼠と同じ

D級魔獣だけど

魔猿の方が

平均レベルが高い

おまけに戦闘が耐久力

タイプだとしたら魔猿は

攻撃と素早さタイプだから

危険性が高いんだ

牙鬼は同じC級魔獣の

狼鬼を狩った俺達なら

十分倒せる

ご注文におけることがご

お客様のご希望はございますが、

絶対に死んでいるままだまだ

人質救出の道中で戦った

時に一度動きを見た限り

搦手を使ってくる魔獣

でもなかったしな

どうだ

二人共?

僕はいいと思うよ

悪魔の目撃情報も

無いみたいだし

エッダ...?

...ああ

話がまとまったか

どこへ

向かうのだ?

さては聞いて

なかったな?

どのみち私は

都市やら魔迷宮やらの

事情に明るくない

お前は

話が長い

だわ

お前達に

任せる

...それじゃダメだ

前情報を確認して

なかったら自分が

不利なように話が

進められるかも

しれないんだぞ

報酬だとか

損な役割だとか...

今回この魔迷宮を

選んだのだって

はん

半分俺のエゴなんだ

それをお前が

納得出来るかどうか...

忠告さえも

長いな

年寄り臭い

...お前を信用

してやってるのだ

ありがたく思え

あのな

お前の為だぞこれは

貴様...!

テキトーなこといって

誤魔化そうとするな

おいおい

怒るなよ!

ああの...

怒ってなど

いない!

俺もいいすぎた

かもしれんが..!

落ち着こって

そんな...

ほら怒ってる!

むっていな

もういい!

マニに後で確認する!

お前は話が長く

年寄り臭いのでな!

そんないい方

無いだろ!

えへへへ...

先日都市の中で

〝魔の厄災〟の一人

“炎獄姫レティシア”

に似た女の目撃情報が

あったそうです!

ケッ!

皆さんどうか

お気をつけくださーい!

どうせ

嘘だろ

魔の厄災...

嫌な名前が

出てきたね...

なんだ

そいつは?

有名人か?

賞金首だ

魔導器使いの

犯罪者には

中鬼級だとか

牙鬼級だとかの

ランク分けがある

その中の

一番上が

厄災級だ

レティシアは

厄災級指定十二人の

一人で

かつてたった一人で

別国の都市を大火事にし

大勢の人を殺害...

今も捕まって

ないんだ

とはいっても

目撃情報の

デマは多くて

って

喧嘩は

もういいのか?

正直俺も

ホンモノだと

思ってない

どうでも

良くなった

...よし

今回の目標金額は

セ十万テミス

おおよそ

魔猿の闘骨

十個分だ

ずいぶんと

強気に出たの

昔は十万テミス

でも大はしゃぎ

であったのに

新しく魔導器を

用意するには

金がかかるんだよ

馬車代だって

往復で十五万テミス

もかかるんだ...

どうした?

さっき最寄りの

村に寄った時...

村の人達

僕等が冒険者と知って

驚いていたのがどうも

気になっていてね

:村では冒険者向けの

店や宿も多かったし

珍しい訳じゃ

ないよな

けどギルドでの情報も

変な点は無かったし...

俺達が若いのに

この狩場へ行くことに

驚いたのかもな!

なー

気にしすぎ

じゃないか?

とっとと

行くぞ

今更迷っても

仕方無いだろう

馬車の費用も

かさんでいるしな

うぐ...

そろそろ

魔猿が出没する

三階層だね

......

ディーン?

...誰かが

こっちへ来る

数は三人

明らかに俺達を

認識してる動きだ

...

また

強盗の類か

いやまだ

剣は抜くな!

相手を

威嚇するのは

やめてくれ!

最悪の場合

この直線通路なら

逃げやすい

堂々と相手の

意図を確認しよう

それに善意で

近付いて来ている

場合だってある!

...極力逃げる方で

話を進めたいかな

驚かされたな

どんな奴等かと

戻ってみれば...

まだガキ

ではないか

:分隊から遅れ

ちゃいましたよ

こいつ等

どうします?

団長

ハッ

決まってんじゃ

ねぇか

教育して

やんだよ

あの...

あなた達も

ここで狩りを?

我々のことを

知らんとは!

いい。

...なんか

感じ悪いね

最近の若者は

常識を何ひとつ

知らないのか!?

大体事情は

わかったよ

奴等は組織ぐるみで

ここを独占しているんだ

!?

るせーぞ

ハゲ

おそらく全体では

二十人は居る

オレは

ラージン商会

そくたんさく

直属探索団

だん

〝黒狼団〟団長...

そんな情報

ギルドに無かった

筈じゃ...

暗黙の了解レベルだと

ただ調べても情報が

集まらないんだ...

ま...

下級冒険者共なら

知らねぇのも無理

ねぇわな

いいかよーく

覚えとけ

ガロック様だ

お前達が

誰であろうと

知ったことか

雑魚共が!

俺達の縄張りから

消えろといってるのが

わからないのか!?

用件だけ

述べろ

尾を引くやり方

してんじゃねぇよ

ミすゃせん

ラゴール様から

怒られたのを

忘れたか?

ああ?

...最大派閥の

ラージン商会が

魔迷宮の独占を

指示しているのか?

いやいや、ラゴール様は

そんな御方じゃねぇよ

ねぇが...

オレの部下は

喧嘩っ早いんだわ

何するか

わかんねぇぜ?

そもそもここは

お前等ガキにゃ

はえーよ

怪我する前に

帰りな

引き下がる

つもりは無い

それで困るのは

お前達じゃ

ないのか?

こんなこと

していると

商会の名が

傷つくぞ

いい根性

してんなぁ

オイ

こうしていなくてもそのために、

ついとは

暴食処理の命

Tho.5000はいずれでもSEMANO

ガキめが

俺達との

格の違いを

教えてやろう

・ツ!!

いや

わ、こくろうだん

第38話「黒狼団」

オレが

やってやるよ

一人出てきな

オレを

納得させられたら

引き下がってやる

おお!

団長のかわいがりが

見れるんですか!?

クク...

ヤンチャするのも

久々だなぁ...

待ってくれ!

ここで戦う

意味はー

ハンデだ!

魔導剣は

使わないで

おいてやる!

速い!

団長...!?

なんだ

今のは!

何故距離を...

...!!

何かの間合いに

入った.....!?

わかりやすくて

助かる

貴様等の態度には

腹が立っていたのだ

私が相手を

してやる

!?

いやかにだ!!

クラに瞬絶まで

だっ

団長!?

卑怯だ!

魔法を使うなんて

反則だろ!

刃は使わないと

聞いていたのだが..

オレの負けだ

言い訳を

するつもりはねぇ

この先を

通りな

.....嘘だ

嘘ですよね

団長!?

本気で戦えば

こんなガキ共

なんてイチコロ

でしょうが!

負けは負け

なんだよ!

テメェはオレに

恥かかせてぇのか!!

ガタガタ口出し

してんじゃねぇ!!

...お前等も三階層に

降りるんだよな?

ここ!!

オレ達は

別ルートで行く

仲良しこよしで

降りる訳にも

いかんだろう

先に行ってる

部下達も喧嘩っ

早いんでな

せいぜい注意

するこった

だっ団長!

待ってくれ!

こっ..

これで勝ったと

思うなよぉ!

ほっ..

如何にも

三下な台詞

であるな...

決闘に敗れれば

片腕を差し出すのが

ナルク部族の鉄則

だったのだがな

いいにくいん

だが...

相手が丸腰の時点で

本気じゃないって

わかってただろ?

......

とうぜん

当然だ

もう少し穏便に

出来なかったか?

そんなナメた態度で

決闘を挑んできたから

買ってやったまでだ

そういうお前は

話し合いで避けられたと

思っているのか?

...けどあれは

やりすぎだ

お前、本気で斬る。

つもりだったろ

もしガロックが

部下を使って

殺しにきてたら

俺達に勝ち目は無い

多少下手に出て

切り抜けるのが

ベターだった

お前が安全だと

豪語したこの場所が

...そもそも

うぐっ!?

少なくとも今回は

上手くいったのだ!

連中の狩場に

なっていたのが

原因だろう!

いや文句

じゃなくて!

そこは

本当スマン...

終わったことに

しつこく文句を

重ねるな!

俺はリスク管理を

考えてほしくて...!

落ち着きなよ

二人共

活躍したのに

ごめんね

エッダさん

ディーンは昔から

こういうとこ

気が回らないんだ

そうだったのか...

それは悪かった

ディーンが小言

ばかりいうから

拗ねちゃった

んだよね?

えいや...

実際本当に

助かったよ

おい待て

勝手に邪推するな!

私は間違ったことを

したと思って

いないだけだ!

...ただ力ずくで

どうにかならない

時もあるから

それだけは

覚えていてくれ

フンッ...

別に私一人で

構わんのだがな

まさかまだ

怒ってる!?

馬鹿かお前は

邪魔はして

くれるなよ!

戦鼠なんかより

カもスピードも上だ

ここは水浮月の

カウンターで:

身体を大きく通るような

攻撃を水浮月で

対処していたらいつかは

失敗して死ぬ...

いやーー

チルディックの

時のように水浮月が

封じられる場面だって

今後あるかもしれない

せいぜい腕の透過が

現実的なラインだ

だったらー

こで新たな

ここで新たな切り札を見出す!!

マリオネット!!

あれはオルノアが

人形を操る為の

魔法だった筈...

!?

ディーン!いったい

何をする気だい!?

穴投知投投投A

ヤバー!!

今だ!!

!?

そうか!

マリオネットは

目に見えない

魔法の糸!

すれ違いざまに

魔猿の右腕に糸玉を

擦り付け...

油に浮いたところで

体勢を崩したんだ!

く~ッ!!

ふぅ...

やったね

ディーン...

っと!

マリオネットにあんな

使い方があったとはね

ケガないかい?

実は家で一度

試したんだ

おう!

かなり応用が利く

代物でな

対象が無生物でも

それなりに吸着

するみたいな

へぇ~

そうだ!

エッダの

方は...

あっ

いつまで

落たせる気だ

早く闘骨を

取り出せ

うっそだろ...

2匹どこから違いた...

...ともあれ

この調子なら

十匹なんてすぐ

終わりそうだ

ところでこの

魔猿とやらは

喰えるのかの?

地方によっては

脳みそを

食べるらしい

はぁ

まぁ

はぁ

はぁ

はぁ

なんなんだよ...

この

バケモンは...!

ここ数年4月20日(土)に

ちゅぱぇ

暴食処理の命

Tho.5000はいずれでもSEMANO

だいわ。オーオーを

第39話「牙鬼

その石は

あげるよ

元々そのつもり

だったからね

チデフォー

ふふ♪

キミに

渡したのは

閃光石

プチデフォーマで

鉱石の形状を変え

強い光を

発生させたのさ

エッダさん!

なんだ

その手は

お疲れ様っ

......

やったこと無いかな?

お互いの手のひらを

叩くやつ...

褒め合う時に

良くやるのさ

えっ

...解せぬな

互いの功績を

称えるのに

身体を触れる

必要あるのか?

...その方が

仲間っぽいから

かな?

おーい

二人共ー!

わかったー!

待ってておくれー!!

死骸はこっちへ

運んでくれー!

ぼく

僕が補佐なんだし

解体も任せてくれて

いいのに

それに闘骨の

取り出しはなんか

落ち着くんだ

落ち着く...

マニ一人だと

大変だろ

おいまだ

終わらないのか

なんか一仕事

したなーって...

!!

運び屋時分の

貧乏性が抜けぬよう

ようであるのぅ

フリだけでも

手伝おうとか

思わないのか?

...生憎だが

魔獣の腹を捌いて

気分が良くなる

お前とは違うのでな

やってみたら

あん

案外楽しくなるかも

しれないだろうが!!

多分ディーン

だけだと思うよ!?

!!

人.....

どうか

したかい?

黒狼団の

連中だ!

急いでここを

離れー

ひィ~~~っ~~!!

あっ!

げっ!

キキ

貴様等ァ!

こんな所で

何してやがる!

そっちこそ

...ガロック

さんは?

テメェ等にゃ

関係...

ちょっと

ロブ!?

ダメよ

傷が開くわ...

うぐぐっ...

ぐッ!!

あの

良ければ

護衛しますよ

仲間と合流

するまで

...随分と

お優しいことで

待て

どういう

つもり...

むぐっ

知ってるとは

思いますが...

ここは魔猿が

良く出現する

手負いの状態じゃ

危険です

...助かるわ

正直私達も

ギリギリだったの

!!

マイル!

俺はごめんだぜ!!

お馬鹿...!

命あってこそ

でしょうが!!

そんなの

他の団員から

一生笑いものだ!

俺だけの

問題じゃねぇ!

テメエは団長が

命までかけた面子に

泥を塗りてぇのか!

う.....

ロブ!マイル!

良く聞け!

テメエ等じゃ

足手まといだ!

さっさと

逃げやがれ!

団長は...

団長はどう

するんですか!?

ハッオレは黒狼団

団長だぜ?

仲間殺されて

手ぶらで帰ってたら

務まらねぇんだわ!!

おれたち

俺達は

団長みたく

強くねぇ

所詮は尻尾巻いて

逃げた臆病者だ

だからってよ..

ガキに助けられたと

広まれば黒狼団の

威厳はどうなる!?

...心配すんな

そうだろ?

いざとなりゃ

俺を置いて

逃げりゃいい

そこまで

プライド捨てて

ねぇだろ!!

...そうね

そういう

訳だから

貴方達の提案は

受け入れられない

...貴様等も精々

逃げるんだな

牙鬼の

異常個体だ

!!

あれは最早

C級じゃねぇ

四階層でも

お目にかかれない

B級下位クラスの

化け物だ

どうせ情報が

ほしかったんだろ?

このまま

立ち去ったんじゃ

あまりに俺が

ダセェからな

...礼なんか

いらねぇぞ

うまく情報を

聞き出せたし

余計な荷物を

抱えずに済んだね

B級魔獣が

居るならどのみち

探索は無理だけど

なぁ...

討ちに行って

みないか?

牙鬼の

異常個体

えっ!?

ほう?

本当に

B級近くなら

闘骨はかなりの

値段になる

それにあの二人が

逃げ切れるなら

牙鬼も相当負傷

しているハズ...

たまには

いいことをいう

ではないか

こう

絶好の

チャンスだ

さんせ

賛成だ

...で

本音のところは

どうなのかな?

結局ローリスク

ローリターンじゃ

強くなれない

いや目的は

レベリングと闘骨さ

ミドルリスク

ハイリターンは

積極的に

狙うべきだ

ふーん?

...マニには本当に

誤魔化せないな

ガロックは

殿として

残っているんだ

...アレを助け

たかったのか

そんな義理は

無いと思うが

まだ生きてたら

かなり大きな

戦力になると思う

おも

......

そもそもここは

お前等ガキにゃ

はえーよ

怪我する前に帰りな

ガキに助けられたと

広まれば黒狼団の

威厳はどうなる!?

そこまで

プライド捨てて

ねぇだろ!!

弱った獲物を

逃したくない

だけだよ

おれ

:俺は

...クソッタレ!!

これはまた、

舐めんじゃ

ねーぞ!

クソがぁッ!!

なっ...!

ガロックさん!!

お前等

さっきの...

!?

傷口が塞がり

始めてる...

自己再生か!?

馬鹿野郎!

来るんじゃねぇ!

命が惜しけりゃ

すぐに失せろ!

そこに転がってる

オレの部下が

見えねぇのか!

!!

こうぜっ

硬絶持ちか...

骨が..

折れるな

これで

わかっただろ!

負け犬が

吠えるな!

お前等が

敵う相手じゃ

ねぇんだよ!

馬鹿か!

あれはオレも

気を抜いていた!

そんな理屈は

実戦ではっううう

通用せんぞ!

......

ベルゼビュート!

頼みがある!

俺を牙鬼の

真上の天井まで

投げてくれ!

うーむ?

何をしたいか

わからぬが:

む?

おもしろそう

であるのぉ!!

マリオネット

あの二人...

いがみ合ってる

ように見えて

打ち合わせ無じで

牙鬼の死角を

正確についている

速さも力も

俺は二人に

到底及ばない

だったら

俺は..

俺だけのやり方で

今度の

俺にマイレ

ここで、これではそれぞれの仕事ですが、

ついとは

暴食処理の命

Tho.5000はいずれでもSEMANO

ひみつ

第46話「二人の秘密」

くっ...

バカが!

自己再生持ちに

ヤワな一撃を

入れても無意味だ!!

ガロックさん!

奴の自己再生を

封じました!

傷が再生

していない!?

!!

よくやった

ガキ!

存外素直に

信じてくれたの

魔法や闘術に

制限をかける能力は

あるにはある

そういう呪痕魔法を

使ったと思い込んで

くれたんだと思う

自己再生が

ねぇなら

話ははえぇ!

こいつでケリ

つけてやらぁ!

まあ、

花火

あれっ

す...

部下が二人

こいつに

ヤラれてるんでな

すげぇ...

悪いがトドメは

もらったぞ

すまねぇな

オレが不甲斐

無かったせいだ

すぐに他の奴を

連れて戻って

くるからよ

もうちっとだけ

待っていてくれ

まさか

散々煽った相手に

助けられるとはな

助けに来た

訳じゃ

ありません

黒狼団の面子を

立てるつもりか?

お優しいこった

だが

闘骨を渡せば

面子が立たねぇ

偶然

通りかかった

だけです

闘骨まで独占

するつもりか?

おい...

私達は

命がけだった

あー

クソッタレ...

...嬢ちゃんの

いう通りだ

お前達がオレに

何か譲渡する

理由は一切無い

牙鬼の闘骨は

お前等が持ってけ

ガロックさん...?

確かに闘骨が

お前達の手に渡り

オレ達の評判が

落ちるのは困る

だとしてもー

ラゴール様は...

オレ達黒狼団は

恩を仇で返すほど

卑屈じゃねぇよ

持って行け

確かにオレは

お前達に

助けられた

ヘイダルは入軍を

受け入れるそうです。

うむ

ご苦労だ

ガムドン決死団の

面子も奴の恋人も

調べはついている

いい加減に見えて

正義感が強いのが

面倒だが損得勘定は

出来る男だ

裏切ることなど

あるまい

しかし

良いのですか?

あんな野良犬に

魔導尉の地位を

与えるなど...

強者に相応しい

評価をしたまでだ

それはそうと

軍の面子を潰した

ラージン商会へは

報復をせねばな

準備の方は

どうだ?

はっ

予定通り

今夜決行です

ですが.....

随分と手荒な手を

取るのですね

その...

らしくないと

いいますか...

クク...

違うぞ

確かに俺は

慎重な人間だが

攻め時くらいは

心得ている

だからこそ

魔導佐まで

上り詰める

ことが出来た

俺は更なる

上を目指す

そして

この書類は...?

ラージン商会会長

「ラゴール・ラージンは

別都市に送り込んだ

ジルド魔導尉による

調査結果だ

これからの

そのことを相手に使わせて

パワーマンガサイトについては、「それだけで

彼はおまけでもサイトでもご

それでも、そのようなものが

おまえらはきっとと

これはまたまたは

...

ちょっと

お兄ちゃんが

それによると...

シルヴァス魔導将の

部下の親族であることが

わかった

!?

ご丁寧に

記録の改竄

までしたよう

だが..

それが逆に

目立った訳だ

ラゴールが秘密裏に

シルヴァスの支部と

連絡を取った形跡も

見つかっている

最早、疑う余地は

無かろう

ラージン商会と

シルヴァス魔導将は

繋がっている

そんな男が

黒狼団なる私兵まで

構えているのだ

許しておける

筈があるまい

...フフ

トラペゾヘドロンは

俺の物だ

シルヴァスよ

今回も

奮発したね...

ハハハ...

ちょっと時間

かかりそうだから

サラダは任せて

いいか?

うんっ

任せておくれ

おい

びっくりした..

普通に近付いて

きてくれよ..

私が敵であれば

死んでいたな

うわっ!?

家の中で闘術を

張り巡らせてる

奴は中々居ないぞ

お前には

感知の闘術が

あるだろう

...で

どうしたんだ?

...手伝えることが

あるなら聞いてやる

エッダ...

私だけ座ったまま

なのも暇なのでな

うっうっ!!

成長

したなぁ...!

馬鹿にして

いるのか?

何を

斬ればいい?

......

...包丁の

持ち方から

教えるよ

製肉のサラダ

猩々鯛の油煮

赤牛の型焼き

できない

現界へ逃げ込んで

正解だったのう~!

おい待て!

人の分から

取るな!

あはは...

食べてる

エッダさん

凄い可愛い

...実はね

最初の頃は

エッダさんが

怖かったんだ

変なことを

いうな...

なんだか

僕達と違う場所を

向いていて...

けどそれだけ

じゃないみたい

強くて

格好良くて

優しい人

僕から見たら

今はそんな感じ

勝手に

こじつけて

くれるな!

ふぅ~

満足満足!

そりゃ俺の分

まで食べたらな

マニ片付け

手伝ってくれ

げェプ...

エッダの奴

どこ行った?

...って

外の空気

吸ってくるってさ

ここに

居たのか

何してたんだ

こんなとこで

お前には

か~

関係無い

...そっか

...此処に

魔迷宮を出て

此処に

着いた時

帰って来たと

そう思って

しまった

私には

故郷と呼べる

場所など

無いのにな

そうだった

せかい...

世界を旅する

彼女達は

故郷を持たない

心の拠り所が

あるとすれば

親族の絆だろう

けれどそれは

悪魔によって

壊された

彼女の目的は

強くなり悪魔に

復讐することだ

だが俺達に馴染み

弱くなると思い

ここから離れよう

と考えているの

かもしれない

俺達では

引き止めることも

出来ない

どうすればいい..

仲間を見放すことも

出来ない

ろいろぜん

...色々全部

終わったらさ

また今日みたいに

皆で飯でも

食べような

悪くは

無いかもな

降りでナニしてるのかな...の

ここで、これではそれぞれの仕事ですが、

ついとは

暴食処理の命

Tho.5000はいずれでもSEMANO

第4話「逃亡

やっぱり魔導器を

造り直すには

お金がほしいね

D級の剣じゃ

大変だろうから

早めになんとか

してあげたいよ..

鍛錬不足なだけ

ってエッダに

呆れられそうだ

下手な金属じゃ

牙鬼の闘骨が

もったいないし

はは..

確かに

いいそうだね

炎獄姫の噂

本当なのかよ:・

冗談じゃねぇぞ...

俺達もここを

離れるべきじゃ

ねぇのか?

そうはいっても

よぉ...

なんだか

様子が変だな

豪邸で

焼き討ち強盗が

あったようだね

もしかしたら

炎獄姫が犯人

かもだって...

なんでその豪邸だけ

狙われたんだ

似たような

事例はあったよ

都市全体が被害に

あってもおかしく

ない筈だろ?

ちょっと情報を

集めてくるよ

えん

炎獄姫とやらも

所詮はニンゲン

権威者に対して

私怨を抱いてる

って噂だ

囲んで叩けば

済む話であろうが

それで済むなら

軍がやってるよ

能力次第では

人間も悪魔も

違いないんだし...

設定されていますが、

...あ、あ、

そのひっ、ひびつの

サオキサイトも出来ねえの報告お知らせは、

いつもおとはポイントサイトの淡帝神でリギューを

ギャッシングは、それにしたもので私は半冊でき

...は?

軍の二般兵に

襲いかかり逃亡

情報求む

C級冒険者

ガロック・ガーレイ,

こうていほうか、じけん

豪邸放火事件の

事情聴取を拒否

なんだよこれ...

ディーン!

大変だ!

放火にあった

豪邸は...

ラージン商会の

館だった!

会長を含む

館に住んでた人は

皆殺しにされて

いたみたい

風の噂だから

本当かどうか

わからないけど..

炎獄姫の仕業

じゃないのか...?

...待ってくれ

それとも

ガロックさんが

加担したって

いうのか...?

やられたのは

ガムドン決死団の

支援を行って

おったところか?

そんなこと

ある筈ない...!

...まさか

軍が報復で!?

動かない軍に

代わって解決に

乗り出して...

!!

考えすぎだよ

いくら軍とはいえ

こんな目立つ手段を

取るとは思えない

かといって犯人が

ガロックさんだと

僕も思ってないよ

...一応

いっておくね

この件...

2013年3月30日

なんだかヤな

予感がするんだ

2018年8月

2015年10月

...これは、

絶対に

関わるべき

じゃない

......

もし

炎獄姫の噂が

軍の嘘で

民衆の意識を

逸らす為のもの

だとしたら

そ...

そうだ!

それはそうと

...ほら!

エッダさんが

来てるよ!

...とりあえず

合流するか?

ああー...

おうおう

相変わらず

ここは辛気臭い

愚図共が多い

ま当然か

ギルドなんざ

無能の掃き溜め

だからなァ

カンヴィアだ...

あのデブ...

おい

目ェ合わすな

連れて

かれるぞ

バッ

フン...

カス共が

ディーン

わかってる...

カンヴィアめ:

ガロックさんを

捜しに来たのか?

し、めいてはい

指名手配が出された今

城門の警備は普段以上に

強化されているだろう

各城門に配置

されている魔導尉の

監視をかいくぐるのは

不可能だ

だとすれば..

ガロックさんは

この都市の中で

身を潜めている!

密告のリスクが

ある以上

人目につく場所

には居ない筈

カンヴィア

魔導尉殿

こんな所に

居る訳が無い

あの女では?

クク...

見つけたぞ

ナルクの小娘

ヒヒッ...

ナルク部族の

未開人はどいつも

白髪でわかりやすい

おい出てこい

そこのアマ

どうして

エッダさんが...?

ちょっと

行ってくる!

ディーン...!

軍人がエッダに

なんの用が

あるんだ!!

いやそこは

もういい

エッダの対応が

不安だ

彼女の性格だと

何か衝突すれば

剣を抜きかねない

そうなる前に

俺が頭を下げてでも

場を諫めないと...

しょうかいか

商会会長の一家が

惨殺されたのは

知っているな?

何か知っている

ことが無いか

庁舎で聞かせて

もらおう

何抜しいことが

無ければ問題は

無いだろう?

そのことについて

私は何も知らない

他を当たれ

魔導尉殿に

なんという

口の利き方だ!

落ち着けよ

女はこれくらい

の方がそそる

時間の

無駄だな

こんな名前を

知ってるか?

貌剝ぎドルガー

蒐集家

ペルエット

血の翼ヒリア

それと

最近なら...

皆殺しの

ロティアか?

貴様等蛮族は

ずっと昔から

イカれた凶悪犯を

生み出してきた!

街に来ては

事件を起こし

やがって

だから事件が

起これば真っ先に

調べ上げるのは

当然だろうが!

薄汚エ

一族がよ!

わかったか!

黙れ

貴様に...

貴様に私達の

何がわかる

...ただ力づくで

どうにもならない

時もあるから

それだけは

覚えていてくれ

...わかった

庁舎に

連れて行け

よぉし

縛り上げろ

はっ!

ヒヒッ...

あのボウズ!

やりやがった!

タブー中の

タブーを

侵しやがった!

いいぞー!

やっちまえ!

来い!

ここを

出るぞ!

エッダ!

ガキ共を

逃がすな!

殺してでも

捕まえろ!

あーあ

手ェ出し

ちまったな

もう

助からねぇぜ

おい待て!

いつもは手を

出すなと

どういうことだ!

お前は

あれほど...!

~~~ッ!!

...今の軍は

様子がおかしい

連れて

行かれたら

きっと...

帰って

来れない

そんな所に

仲間を行かせる

訳ないだろ!

...とにかく

軍の拠点がある

都市はダメだ

どこか...

伏せろ

ディーン!

ハツハッハァ!

ディーン・ディズマ!

貴様等の顔

思い出したぞ!

ヒョードルの

時の男だな!?

ソフトシェル!!

えぇーい!

通らば!

あはは

ごめんね

ロン

ぬがーバ

こんなのクソゲー

である~~~!!

ちっ

引き際を知れ

馬鹿が

おまけ漫画

ヘッド・オンガ・ナンバー

また1チャか

凄いな

昔お父さんに

教えてもらって

たんだ

ん?

2チャ

35.000

...よぉ

3チャ

5.000点

頭上に

数字が...

なんの数字だ?

点数順じゃ

ないとすると::

何考えてんだ

俺は

違う違う...

W立直混一色

小三元待ち!!

安くても

倍満確定...

ハハハ...

...

スー

...

~~

四苦

宇一色

ムッ!?

裏ドラで

二倍満は固い!!

わっごめん

ツモっちゃった

はぁあああ!?

もはや腕前関係

無いであろうが!!

2018年6月19日(土)で、

そうか回数!

いや待て...

もう一回

もう一回

である!!

だとしたら

なんの回数だ...!?

人気挑業結果、

家のお時間...付き合いなので、

ええ!?

僕でいいのかい!?

マニ

44.396

32%

興味ない

ありがとうございました!!

エッダC

19923.7%

もちろんこりながらと

あった。

幻惑のビュレト

「父さん......?」

「師匠のヒョードルさんに感謝だな。あの人も最近、A級に昇級したんだったか?あんな凄い人の近

くにいるんじゃ、俺が敵わないのも仕方ないかな」

ヒョードルが、生きている...?

は恰好が付かないな」

眼鏡を掛けた、優しげな壮年の男がいた。バツが悪そうな笑顔を浮かべている。俺はその顔に覚えが

頭がふわふわとしている。何も考えられない。

ぼやけた視界の中、目を擦りつつつ周囲を確認する。どうやら俺は今、自宅で椅子に腰掛けていたとこ

え、そのまま眠ってしまうっていたようだった。

ふと、そのとき違和感を覚えた。自宅にしては、どうにも壁が綺麗すぎるように思う。部屋の形やも

のの配置こそよく似ていえけれど、なんだか似せて作られただけの、別の建物このような気がするのだ。

俺は壁に自分の魔導剣が立て掛けられているのを見つけ、席を立って株を手にした。

「なあ、ベルゼビュート、ここは...」

声を掛けるが、反応はない。いや、魔導剣が言葉を返してくれるわけがないじゃないか。

「順調にレベルを上げているな。さすがは俺の子......と言いたいところだが、追い越された今となって

こうのよ」または

自然と、そんな言葉が口から洩れた。

また母の言葉に、父がぼりぽりと頬を掻く。二人に釣られて、自然と俺も笑っていた。

見飽きた夫婦漫才のはずだが、懐かしく見えるのは何故だろう。

こな

「たまには料理の腕を見せつけてやらないとな。上達はしているが、俺から言わせてみれば、まだまだ

手探り感が否めない。いいか、運び屋はいくらでも替えが利くんだ。仲間の信頼を得て、好かれることを

こそが重要だ。胃袋を掴み、ムードメーカーとしての位置づけを確立する。そうすればさほど冷遇され

ることは...:」

「ディーンはアナタと違って戦闘も熟せる立場なんだから、もうそんなところまで気を回さなくていい

何かがおかしい気がする。はっきりとはしないものの、無数の違和感が俺に付き纏う。ただ、追発し

ようとしても、頭がぼんやりとした、それ以上は全く何も考えられない。

気が付けば俺は再び席についていた。

左前の席には父が、正面の席には母が座っている。

「ふふ、今日は時間を掛けて鬼平の衛萄満意込みを作ったんだ。料理の腕ではまだまだディーンに負け

るつもりはないからね」

「アナタったら。ディーンにレベルを抜かれたこと、そんなに気にしているの?」

父の言葉に、母がくすくすと笑う。父は顔を赤らめて頭を掻く。

「ハハ...誇らしくはあるが、ちょっと思うところはな」

二父さんも疲れてるだろ?料理なら俺が作ったのに...

「ヒギィアアアァァアアッ!」

「たわけが。目を覚ませ」

俺がそう納得しかかったとき、エッダの声がして、はっと目を見開いた。

視界がぐるぐると渦を巻く。いつの間にやら俺は洞窟の中で、地面の上で倒れていた。

俺の横を駆け抜けたエッダが、猫獣の頭部と、人間の女の身体を持つ、不気味な悪魔の身体を斬りつつ

けた。

「それに息子の花嫁にも料理を振る舞いたくてな」

ふと父の目線を追うと、俺この隣にはマニが座っていた。

「い、いや、花嫁って....!」

「ありがとうございます。お義父さんのお料理、いつもも美味しくいただいています」

俺が父の軽口を否定しようとすると、マニが先に父に対して頭を下げた。

俺が混乱して呆気に取られていると、マニが俺の手を取った。

「ディーン...今日は少し、様子が変わりみたいだね。熱でもあるのかい?」

心配そうに俺へ、と顔を近づけてくる。

ど、どうなっているんだ?俺とマニは結婚していて、俺や親夫婦と同居している...?

ふわふわと頭に多幸感が広がっていく。そういえば、「そうだったかもしれない。何せ目の前で起きて

いるのだから、俺の記憶の方がズレているのだろう。

きっとさっきまでうたた寝して、変わった夢でも見てていたのだろう。だからら記憶が混ざって混乱して

いるのだ。

俺はマニの肩を押さえてで、軽く揺さぶった。

「んにゃ......あれ、ここは...?」

マニが目を開く。途端に状況を理解したのか、先よりも更に顔を赤くして、素早く立ち上がった。

「ご、ごめん!悪魔の魔法に掛けられていたみたいだったね!えっと「悪魔は...!」

気恥ずかしさからか耳の先まで赤くなっていた。あたふたした様子で周囲へ目を走らせ、情報を確認

しようとする。

「ビュレトは既に私が計伐した」

エッダが呆れた調子でそう口にする。

悪魔が叫び声を上げて、泥となってその場に崩れる。悪魔の心臓である魔核がその中に埋もれている

のが見えた。

そうだ、俺達は魔迷宮に入って、悪魔と交戦しているところだったのだ。《幻惑のビュレト》...!相

手を幻影の中に閉じ込めて、行動を封じる異掟魔法を有する悪魔だ。

「危なかった...。助かった、エッダ」

起き上がろうとしたが、手が誰かに強く掴まれていたらしく、地面へと引き摺り倒された。

マニだった。彼女はどうやらまだビュレトの幻影魔法に惑わされているらしく、普段の真面目でしっ

かり者の一面とは打って変わってだらしない笑みを浮かべ、頬を朱に染めていた。瞼は閉じられている。

「ディーン....僕も幸せだよ、エへへ...」

そのまま両腕でぐっと抱き寄せられる。

「ま、待て、マニ、起きろ!」

「馬鹿が付く」「昔中」

「精神力が強すぎる...

だ。

「私も魔法には掛けられた。だが、ナルクではこの手の魔法の破り方は、十になる前に叩き込まれる。

「そ、そうか....」

相変わらず修羅の部族過ぎる。魔物の蔓延る地を悠然と旅して生活している奴らは違う。

「因みにどうすればいい?」今後のために教えてもらえるか」

「違和感を覚えたら親しい相手であっても叩き斬ることだ。ーこの手の幻影はそれで解除される」

エッダはさらりとそんなことを言ってのける。

「ええ.....

「ビュレトの魔法は、幸福感を与えることで思考能力を奪い、幻覚の矛盾を誤魔化す類のもののよう

だったからな。明確に拒絶してこちらから破綻を作ればすぐに打ち破れる」

ナルク部族よ、そんな荒業を十に満たない少女に教えないでくれ

はびー

「...エッダはよく無事だったな」

ビュレトは暗がりで天井に貼り付いて隠れており、不意打ちで俺達を奇襲してきて、そのまま幻影魔

法を掛けてきたのだ。そこから先は記憶がない。

ただ、俺もマニもエッダも同じ状況だったはずだ。よくもエッダだけ上手く魔法から逃れられたもの

「...いつか錯乱したエッダに叩き斬られそうだ」

「馬鹿か。私が見たのは、悪魔に寝殺されたチルクの仲間達だ。まともに考えればすぐにおかしいと気が

「安心しろ鍛冶娘、欲惚けはもう一体いたらしい」

「へ.....?」

エッダの言葉に、マニが恐る恐ると顔を上げる。

えるべきか。いや、下手に勘づいたような素振振りを見せれば、むしろマニを傷付けかねない。

マニが気まずそうに俺へと尋ねる。

「...両親がいてさ。不思議なことに、記憶より少しだけ老けてて......。おかしいよな、悪魔の幻影

だったけど、なんだか会えてよかったって、今でもそんなこと考えちゃって...!」

「ぼ、僕だけ...!一人共亡くなった人に会っていたのに、僕だけ、あんな恥知らずでふしだらな夢を

1.挙げ句に目覚めるのが一番遅かったなんて...!!

マニはその場に蹲って、手で顔を覆い隠す。声がワナワナと震えている。再び顔を真っ赤にして、目

をグルグルさせていた。

「マニ、どうかしたのか?」

そこまで口にして、はっと気が付いた。先にマニは、俺の名前を呼びながら、ら抱き着いてきていた。な

んとなく、どういった類の夢だったのか見当が付く。

そもそも、口にこそしていないが、俺も夢の中でいつの間にかマ二と結婚していたようだった。

俺も自身の顔が熱を帯びるのを感じし始めていた。どうするべきか。俺も大差なかったことをマニに伝

「え...えっと、ディ、ディーンは何を見たの?」

俺は頭を押さえて溜め息を吐いた。よくぞ振り切ってく1タイムで叩き斬れたものだ。

「あんなもので誤魔化されそろものか。悪魔が見せた幻影など不快でしかない」

...どうやらベルゼビュートもまんまとビュレトの魔法にやられていたらしい。

『うぇひひひび...でかしたぞ、ディーン!宮殿中が料理で埋め尽くされておるではないか!これだけあ

れば、何から食らうてみるか悩ましいのう!」

俺の魔導剣が、地面の上で刀身をよじって楽しげに跳ねている。

原作者の猫子です。暴食妃コミック第八巻お買い上げ、ありがとうございます」

ついに物語序盤より目の上のたん瘤であった、都市ロマブルクの支配者、マルティ魔導

佐率いる軍との激突です!

今章ではド派手なバトルが一気に増えるので、もちろんさん先生がどう表現してくださる

のか、自分もー-読者としてとても楽しみです...!!

原作:猫子

8巻です。

人気投票結果は皆さんの予想通りだったでしょうか?

思った以上に差が開いてなくてちょっとびっくりしています。

惜しくもエッダさんが3位だったんですが、

9巻くらいでもう一度人気投票をやったらまた順位変動しそうな気がしますね。

あとがき

どの子も好きですか

僕は腹ぺコ悪魔さんが

番好きです。

へーは

ベルゼのべー

ドーナツーのは

・制作協力

男爵いも「ちもさ

おまけコーナー

マリオネット

まんが...もちろんさん

使用者と物質の

魔力的繋がりを

保持できる魔糸を

生み出す魔法

応用できれば

戦闘でかなりの

アドになる

何か他に

使い道は

ないかな...

本体・表紙

淡表記はコミックス発売当時のものになりま

BARDO.COMICS

ベルゼビュート

ちょっといいか?

マリオネルの系

なっ何を

するかァー

む?

じっと

しててくれ

本体・裏表紙

淡表記はコミックス発売当時のものになりま

おお!

食べカスが

びっしり!

(◆CARDOCOMICS

ガルドコミックス

暴食妃の剣8

原作

猫子

2023年9月25日電子書籍版ver1.0

@2023Macohironean

◎Nekoko/OVERLAP

漫画

もちろんさん

初出:『コミックガルド』2023年3月〜7月掲載

この作品はフィクションです。実在の人物、団体・事件などには、一切関係ありません。

発行者

永田勝治

発行所

株式会社オーバーラッフ

ntps://over-lap.co.jp/

装丁・デザイン

大野虹太郎ragtime

○本書の内容を無断で複製・複写放送・データ配信・翻訳翻案などをすることは、著作権法上

やデジタル化等複製する行為は、たとえ個人や家庭内の利用でも著作権法違反です。

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