BUNGO—ブンゴ—Vol.11

「コイン．．．

・ビューティング

．．．

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★この作品は、デジタル配信用に再編集を行ったものです。

静央は全員が

１番を

目指すべき

なんだ．．．！！

ＢＵＮＧＯ

二宮裕次！！

．．．

２０１８年１７月

ＣＨＡＲＡＣ『ＥＲＳ

石浜文吾

投手３年左投げ左打ち

キレのある速球を投げる静央の２番手投

手。エースナンバー一を勝ち取るため現在

カーブを練習中。

野田幸雄

遊撃手３年右投げ右打ち

静央の４番にして、世代トップレベ

ルの天才打者。全国の高校から超

有望株としてスカウトを受ける

袴田浩

捕手３年右投げ左打ち

捕球とリードに光るものを見せる静

央の扇の要。シュアなバッティング

でチャンスを作る

問瀬和夫

中堅手３年右投げ左打ち

独特の美術感覚を持つ中堅手。意

鮎川瑛太

投手３年＿左投げ左打ち

る静央の２番打者。進学を機に野

外性のある打撃と高い「身体能力を集める制球力と左右に鋭く曲げる。その

活かした守備力が持ち味。

変化球を持つ。真琴の事が好き。

静央の絶対的エース。低めに球をグラブさはきに天性の才能を見せ

神谷真琴

二星手３年右投げ右打ち

球を辞めるかどうか悩んでいる。

河村幸

尾野博明

３年、右投げ左打ち

中学教式の天才打者。好きなバスリトル全国大会に出場したＵ－１２のリトル全国大会に出場したＵ－１２

ケを諦め興味のない野球で進学を日本代表候補。小谷野とは対照的。の

決める。富士ケ丘シニアに在籍。に物事を論理的に考えるタイプ。

左翼手ｆ年右投げ右打ち三塁手１年右投げ左打ち

小谷野兼

の日本代表候補。感覚で考える

イブ。ブンゴを慕っている。

ＳＴＯＲＳ

３年間「壁当て」だけを続けた石浜文吾は中学入学と同時に名門「静央シニ

ア」へ入団する。静央シニアの天才バッター野田の「野球」に対する覚悟を目

その当たりにしたブンゴは、自分も「甲子園」を目指す事を誓う。３年生になった

ブンゴは未だ背番号「１番いえとれずにいた。変化球の練習を始めたブンゴだっ

たが、因縁の相手宮松シニアとの練習試合でそのカーブを作たれ？

第９８話

話

第９９話

台

実際

ダメよ

魔球

ＣＯＮＴＥＮＴＧＯ

．．．

そして、第一条第二第一第二条第三第三条

第１００話「ニューフェイス

第１０１話「先輩と後輩」

第１０２話『ＡチームとＢチー』

第１０３話・超高等技術・

４１５９

第１０４話・最高の表情

第１０５話・勝利の対価

序列

第１０６話・月

第１０７話小さな手ごたえ

☆この作品はフィクションです。実在の人物団体事件などにはいっさい関係ありません。

お前．．

それ本気で

言ってんのかよ！？

うん．．．頼む

．．．．．

実は俺も

それを考えては

いたが．．．

やらせてくれ

．．．．．．袴田！！！

石浜は

２年前の雪辱を

果たしたい

だろうと思って

言い出せずにいたー

第９８話実験台

だが

日本選手権で

勝ち上がる為には

確実に宮松に

勝つ為にはー

それをする

必要があると

思っていた！！

まさか

．．．

お前の方から

言ってくれるとは

思わなかったぜ

大賛成だ！！

袴田．．．！！！

ボール

フォア！！

２番手の石浜が

完全に捕まった

！！

２年前の

悪夢

再び．．．！！

ああの２０１

．．．

宮松シニアは

この回一挙

５得点！！

打者一巡して

打席には再び

杉浦真生！！

投球の

８〜９割が

変化球だが

そのほとんどが

甘く入ってくるか

制球できていない．．．

キレもまちまちだ

直球だけでは

抑えられないと

判断して

目先を変える為に

変化球を

覚えたんだろうが．．．

その変化球が

この出来じゃあな．．．

それにー

お前の最大の武器は

やはり直球だろう

自分本来の姿を

見失った投手など

全く怖くないぜ

コイツ：今までと

．．．

何だ．．．？

雰囲気が

追っ

．．．．．．

『なっ．．．こ．．

これは

ヤロオ．．．！！

！

三振

最後は直球で

見逃し三振！！

なんとか

切り抜けたーー！！

しかしこの回

静央は絶望的な

５失点．．．！

宮松打線

恐るべし．．．！！

．．．．．

くそが．．．

石浜のヤロウ．．．

フザけたマネ

しやがって

．．．．．．！！

宮松打線相手に

練習しやがった．．

いや．．．練習なんて

生易しいもん

じゃねえ．．．！

実戦で変化球を

制球できるか

どうか．．．

うまく抜けた

カープは

適用するかどうが．．．

そのカーブの後の

直球に反応できるか

どうか．．．

こちらの反応も

含めた全てー

．．．

じっくり観察

してやがった！！

結果は．．．

二の次で

．．．！！

人生最大の

屈辱だぜ．．．

あのヤロウは

打撃投手だ．．．

打撃投手の

分際で宮松を．．．

実験台に

使いやがった

んだ．．．！！

５回までは

両チームとも

互角やったな

終盤は宮松が

自力の差を見せて

８Ｉ２で決着．．．か

石浜くんの登板

から流れが大分

変わってもーたな

ああ

いつの間に

カーフなんか

覚えたんやろ．．．

石浜くん

うーん．．．

今日は打たれて

もうたけど．．．

もしアレを自在に

操れるように

なったら

配球が悪い

あれでは

抑えられない

今日は．．．

ありがとう

最も．．．

抑える気も

なかったのかも

知れないかー．．．

あの

ツリ目の

子は

見る必要ないと、見に来ておいて、

思ってたけど．．．良かったよ

とてつもない

武器を身に

つけていた．．．！！

あのバカが．．．！

変化球なんかで

かわそうとする

からあんな事に

なんだろーが！

直球でガンガン

攻めればいいのに

よぉ〜〜ムカツク！！

石浜が．．．直球で

ねじ伏せに

いかなかったのも

気になるがー．．．

やっぱ恐ろしいのは

宮松打線だぜ

５回で降板した

鮎川の投球にも

対応し始めて

いたし

未完成とはいえ

情報になかった

石浜のカーブにも

すぐさま対応して

結果を出した．．．！

俺には

この試合．．．

宮松の良さ

ばかりが出た

気がして

ならねーな

石浜文吾

投球の９割が

変化球だったが

制球が効かず

キレもなかった．．．

間違いなく

彼はもがき

苦しんでいた

だがー

．．．

その先に光明を

見出した．．．！

試合中に彼は

明らかな成長を

遂げた．．

別人であるかの

ように．．．！

２年前：

何があったのか

ほんの少し

垣間見えた

気がするよ

．．．．．．

恐ろしいものだな．．．

こと

野球に

おいて

いっそー

«分からない！

というのは

．．．

全員が

．．．

練習試合とは

いえ勝ちに

いっていたんだ

静央も宮松も

―．．．この試合に

臨んだ全員が．．．！！

お前ら二人を

のぞいてー

．．．な

ノダ．．．

謝る必要

なんかねーよ

お前らの事は

信頼してる

ワリイ．．．

謝るな

考えがあっての

事だろ？

．．．うん．．．

まず

この試合

宮松という

全国屈指の

チーム相手に

試投しねーと

カーブを完成に

近づける事が

できなかった！

もう一つは

“そのカーブを

見せつける事”だ

見せつける．．

だと．．．？

ああ

〝変化球が

ある事”を

隠すんじゃなく

あえて見せる

これこそが

．．．

日本選手権を

勝ち抜く為の

最大の布石に

なるんだ！！

どういう事か

俺にはまだ

見えてこねーな

カーフが

切り札なら

隠しておくべきじゃ

なかったのか？

もう少し

説明しろよ

袴田

あのカープは

まだまだ

未完成だが

第９９話・廃球・

これからは

投げるごとに

．．．

何球かは

理想に近い軌道の

ものもあった

どんどん精度が

上がって

いくだろう

投球の幅を

拡げる為に始めた

変化球練習だが

どうやらこれは

そんな枠に

収まる代物

じゃねえ

この

カーブが

完成したら

宮松シニア

ＮＯ．１強打者

杉油真生が

反応すらできなかった。

という事実が

〝石薬の直球〟をも

越える武器に

成り得る！！

それを

証明している！！

一持ち球が増える」とか

「目先を変える」を遥かに

越えるレベルの球種だった

訳か．．．！それなら．．

直球主体の投球も

変化球主体の投球も

できる上に

どちらも決め球に

なる！！

その通りだ

基本的には

その配球で

抑える！

なるほどな

直球と変化球を

組み合わせた

投球スタイルは

基本的には

．．．だと？

ああ

あくまで

前提条件〟

みたいなもんだ

石浜の投球の

完成形は

その先にある！！

その先．．．？

ああ実は．．．

もう一つ

あるんだよ

進化している

ボールが．．．！

〝ど真ん中直球〟

だ！！

．．．何．．．！？