KadokoudConiceA

BungosirayDogs

原作「我慢ガフル・漫画『毒深ぶ』18

やっぱないとください

朝霧カフカ

グッズの見本を頂くので、

グッズのベンビーとか、グッスのペンケースにグッズのクリアファイルに

グッズの眼鏡ケースにグッズのスマホカバーに

グッズのTシャツで外出します。

電車とか喫茶店で「ものすごいファンの人だ」

という目で見られます。

春河35

マリンタワーの撮影に行った時、

丁度、文ストのスタンプラリーを

やっていたのですが、

5〜6歳くらいの女の子が

めちゃくちゃ中也さんの

スタンプを白紙に押していて、

可愛かったです。

ポイン/佐々木基(LALAHANDS)

儂が見込んだ

御前等の

組織じゃ

鼠如きが

食い荒らせる

モノではない

第五十一話

二人共

それを

証してみせよ

いいですか

第五十一話

ECHO

回向、其の声

原作=朝霧カフカ漫画『春河35

第五十一6回向、共の老

第五十一話

回向、其の壱

..

第五十二話

回向、其の弐

!!

第五十三話

回向其の参

!?

完璧な殺人と殺人者共の壱

!!

第五十四話

文豪えぴそおど

は...放して

下さい

太宰さん!

...

...

駄ぁー目♡

放したら

君達異能で

喧嘩する

でしょ?

いや

でも...

余りあは

暴れないで

くれ給え

私のお腹の

傷口が開く

でも社長の

命が懸かった

逆襲作戦に

何故芥川を...!?

それが私の

作戦だからさ

君達二人で

敵潜窟に

潜って貰う

え!?

敵の潜窟は

旧い炭坑跡の

中にある

車庫

車庫

全長数百粁

内部は侵入対策の

感知器や罠で

山盛りの筈だ

最優先の

捕縛目標は

ウイルス

異能者

奴の異能を

無効化

しなければ

社長達が

死ぬからね

第二に頭目の

ドスト

エフスキーだ

そんな重要な

作戦なら尚更...

第一芥川の

僕への憎悪は

尋常じゃ

ありません!

作戦が

成立する訳が

だそうだ

けど

如何だい?

作戦を

遂行

.....

何だこの

集中力...!?

します

私の直轄麾下は

四年振りだねぇ

少しは出来る様に

なった処を見せて

貰おうかな

はい

はい

あ...芥川?

お前芥川

だよな?

あぁ

僕と

協力して

闘う気か?

あぁ

昨日の晩飯

何だった?

あぁ

着いたぞ

凄い数の

見張りが...

その上

生体信号まで

一分毎に本部に

送信している

入口の感知器は

谷崎君の

幻像異能対策だ

全員音声無線

持ちだ

戦えば敵本部が

気付く

見張りを斃す

どころか

緊張すら

させちゃ

駄目って事か

一つでも反応すれば...

敵首魁は逃走

捕獲の好機は

二度と来ない

ハァン

おい芥川...

人虎

二点のみ

記憶せよ

遅れれば捨て置く

邪魔すれば殺す

善いな

異能で自分を

持ち上げて..

跨ぐみたいに

見張りの上を...

自分を

持ち上げる

程の強さと

あの長さ...

以前より

報い...

置いてかれた

あ!

社長の命が

懸かった

作戦なんだ...!

僕も

行ってきます!

だが敦敦

お前

如何やって

虎の脚力加速で

感知器どころか

見張りの目すら

「抜いた」のか

敦の奴

何時の間に

あれ程の

さて..

我々も

負けては

いられない

経始めようか

おい

待て

芥川!

大宰さんが

組んで動けと

云ってたろ!

失せよ

貴様など

不要

......

茶川は矢っ張り

この調子だ..

太宰さんは何故僕と

芥川を組ませたんだ?

茶川だけで

十分...

この作戦

僕の優質を

大宰さんに証す

四年越しの好機

僕にしてみれば

貴様など寧ろ

早々に潰れた方が...

おい芥...

我ながら

営業の様みだ

貴様を

刻み捨て

!?

「人虎は

敵に囲まれ

消えた」と

報告すれば

善い

.....!

それだけで

憎い貴様を

葬り

...お前が

その気なら

相手になって

やる

でも今闘えば

船上決戦の

時みたいに

大騒ぎになるぞ

且つ僕の

優質を

大学さんに

証せる

......

標的に

逃げられる...

それでも

やるか?

何時も

そうだった

お前は

目の前の敵を

切り刻む事しか

頭にない

太宰さんがお前を

捨てて消えるのも

当然だ...

拙い

絶対に触れては

ならない部分に

触れられた

人間の脳力

人の顔色を

窺って生きて

きた僕には

ささやかな

特技がある

切換機の音が

聞こえるのだ

「切り換わる」

音が

これは..

死ぬな僕

これは...死ぬな僕

ぜったいころ

絶対殺される

あぁ...

...あれ?

今の表情は...

待て芥川!

.....

触るな

指を

落とすぞ

違う

その先..

監視装置だ

映れば

侵入がばれる

...ふん

では

迂回路を...

お前は何をして

この見張りの

仕事を?

密入国さ

でなきゃこんな

胡散臭い仕事は

受けねぇ

巡回警備

爽拙いまま

挟まれた!

斃すか?

否見張りの

信号が

消えたら奴に

気付かれる!

監視装置を

弄る暇も

ない!

如何すれば...

知れた事

おい!

らしょうもん

羅生門』

!?

待て!

殺すな!

聞け

善いな?

ンッ...

それは

奴等次第だ

許可無く

声を

発せば殺す

抗命の気配を

感じれば

殺す

おい

48番と49番

生命信号値が

少し高いが

何かあった

か?

喋れ...だが

牢記せよ

貴様等の

生命は今

恐ろしく

安いぞ

こ...

こちら

48番

何でもない

でかい蛇だ

あぁ...

驚いたが

もう逃げた

...ふん

逃げたのは

蛇か

お前らか?

どちらでも

いいが

おい...

逆らうな

こいつあの

『黒外套の

禍狗』だ

お互い報酬を

取り逸れんよう

仕事しようぜ

あぁ...

おい

芥川!

善し

次は集音器の

音量を絞れ

此方の動きを

気取られぬ

様にな

御伽噺じゃ

無かったのか

貴様等の

雇用主の

居所は?

取り敢えず

耳からいくか

ほ...

本当だ!

雇い主の

顔どころかここが

何の施設かすら

知らねぇ!

し...知らない

俺達はただ

金で...

多分...

本当だ

地下犯罪者が

大勢雇われた噂は

探偵社も掴んでる

それに奴が未端の

見張りに重要情報を

持たせる筈がない

...ふん...

駒ですら

ない

使い捨ての

雑兵か

でお前

この人達

如何する気だ?

殺傷も放置も

出来ないんだぞ

なのに後先考えず

攻撃して...

征く手を阻む者は

何人だろうと

刻み捨てる

ほらそれ!

それだよ!

芝刈り機か

お前は

敵を刻むしか

頭にないから

太宰さんに

捨てられるんだ

何だと?

貴様殺されぬ

身を笠に着て

この作戦後に

虎絨毯にして

遣る

五月蠅い

「禍狗」!

作戦が終わったら

「殺せ」以外の

芸を教え込んで

やる!

貴様等

良案は

有るか?

無ければ

逃亡防止に

足指を落とす

この二人...

こんなに

仲が悪くてないっしょ

何故一緒に

潜入を...?

うわぁあ!

待て待て!

ボ:ボスの居場所は

知らねぇが警邏中に

でかい耐爆鉄扉を

見たぜ

指紋声紋認証の

最新式だ

敵の拠点?

貴様ら

寝返れ

案内すれば

マフィアが

十倍の

ほう

褒賞を出す

......漸く

俺達にも

運が向いて

きたかな?

それぞ...

どうも

さて

マフィア

さん

志なく

『共喰い』は

終わりそう

ですか?

あ...あぁ

首領と

探偵社社長が

消えてから

決闘場所と覚しき

洋館跡地は爆破で

床が抜けており

長の生死は不明...

じき

九時間だ

これはしれい

失礼を

朝を待って

捜索を開始予定だ

そのネクタイ型

爆弾は青い配線を

抜けば爆発せず

外せますよ

成程

さぁ

情報は渡したぞ!

疾くこいつを

解除してくれ!

そうか...!

これでよう

やっ

さてさて

ふぅうむ

驚異的な

独立電網

じゃなぁ

開きそう

ですか

花袋さん?

この

回線速度では

厳しいのぅ

抑々この

潜窟の内部回路は

外との通信接続を

全く持たぬ

故に電潜に対し

無敵じゃ

ならば解錠より

敵の所在捜しを

優先せよ

この程度の鉄扉

断ち割るは容易いが

ウイルス異能者を

狩らねば数刻で

首領が死ぬ

この様に直接

接続せぬ限り

内部電網の

覗き見すら出来ぬ

了解じゃあ

暫し待たれよ

兄上殿

誰が兄上殿だ

殺すぞ

なぁ芥川

大宰さんは何故

僕達を組ませたと

思う?

.....

愚者の

思考だな

何?

太宰さんを

量り疑う者は皆

思考の迷獄に

堕ちる

この人達が最も

成功率が高い

との判断だ

端倪の必要

など無い

尤も...

貴様は探偵社でも

大宰さんより特に

信用される部下故

採用は

当然だがな

大宰さんが

信頼?

僕を...?

敦君

タケノコは

竹の子供

キノコは

木の子供

なる

なる

「Sellayter」

ぜんぜぜ!

はぁ!

ステップ20分以上は

木の破片

寧ろ解らぬのは

何故僕を......

人虎

僕からも

質問だ

貴様は何故

この作戦に

参じた?

何?

僕には

動機が有る

それは

助けなきゃ

いけないと

思うから

だが

臆病者の貴様が

他人の命の為に

己を危険に

晒すのは

何故だ

何故

正しい事を

為すべき

だから

何故

......

誰も救わぬ者に

生きる価値など

ない

捉えた

ぞう!

本当

ですか!

其奴を

捕まえれば

僕達の

勝ちだ!

実に近い

本当に直ぐ...

君達の近くじゃ

ウイルス異能者

プシュキンの

居所じゃ!

近いぞ!

これは

きみたち

君達の背後

距離二米!

ヒキキッ!

外したか

だが

それも良し

こうせいいん

能力名『黒死病のD時代の製宴

地下組織《死の家の鼠構成員

アレクサンドル・プシュキン

此奴が...

ウイルス

異能者!

さいゆう

最優先の7敵

強い異能者が

苦しむ顔!

弱い俺には

最高の娯楽だよ!

ヒキキ!

待て!

居ない?

何処に...

石炭の

荷運車だ

追うぞ

あくたみ

芥川!?

親御さんに

習ったろ?

「小さな傷を

見くびるな」

ってな!

ウイルスの

異能...!

シストレイドッグス

次のリクエストは

組曲

くるみ割り人形

より

花のワルツ

です

指揮は.....

第五十二話

回向'其の弐

おいゴン

指令完了だ

お静かに

おい?

チャイコフスキーが

聴こえません

また異国の

ラジオ音楽か

全く...

侵入者に

ウイルスを

感染させたぜ

お前の異能なら

知ってるだろうが

隣に居る

ボスから

次の命令は?

......主様は

「独力で

逃げ切りなさい」

援護は

ナシ?

冷たいね

俺が捕まりや

ウイルスも

消えるぜ?

今この潜窟に

死の家の鼠に

属する異能者は

貴方と私そして

ドストエフスキー様の

三人のみ

そして私は

主様以外を護る気は

ありません

敵の異能

超推理でも

経歴を追えぬ者に

絞ったからです

あぁ.....

幸福です

幸福ねぇ

あんたの幸福面が

歪む瞬間も

「集め」たいんだ

がな

顔の皮ですか

もし主様が命じれば

すぐに剥いで

お渡ししましょう

ヒキキ

あんたも

しっかり

イカれてるぜ

連中が

迫ってきた

じゃ

地上でな

敦君?

あぁ漸く

繋がったか

太宰さん!

花袋君から聞いた

ウイルス異能者を

追っているね?

奴のウイルスは

傷口から感染し

高熱と目眩で

直立すら困難になる

掠り傷でも

受けては駄目だ

あの時に..

首魁たるドスト

エフスキーは

私に任せろ

ウイルス異能者を

絶対に逃がすな

くそ...

届かぬ

ヒキキ!

強者は弱者へ

施す義務が

あるんだろ?

だったらもっと

焦った顔をしろ!

下らない俺に

もっと生きてる

実感を寄越せ!

!!?

次見る顔は

死に顔だな!

.....逃げ

られた

敗北か

......

掴まれ

芥川

!?

な...っ

少し

揺れるぞ!

な...

何だありゃ!?

奴より

速度を出せ

そして

乗り心地が

悪い

黙って

乗ってろ

無賃乗車!

ちっ!

避けろ

左だ

痛だだだ!

そこは操縦桿

じゃない!

もう

少し...!

!?

あぁ.....

実に幸福です

主様は

この侍従長

ゴンチャロフ

めに

護衛より

重要な

使命を

賜られた

蒙昧なる

職人者に

地下組織死の家の鼠・構成員

イワン・ゴンチャロフ

のうちょくめいだん

-能力名『断崖

我が主

ドストエフスキー様に

働く機会を与えよ

ヒキキ!

任せたぜ

侍従長!

奴が

逃げる...

目を逸らすな

愚者め

この異能者

相当

「使う」ぞ

一分で

奴を喰らい

荷運車を

追う

太宰さんの

云う通り上空から

見張ってますが

谷崎君

廃坑周辺から

逃走する人影は?

誰も.....

街は探偵社と

マフィアが目を

光らせている

だから奴は

この潜窟に

籠もる他ない

夏目先生が

造った

黄金の好機

潰す訳には

いかないよ

太宰さん!

一台じゃ

ありません

二台...

三台も!

廃坑北部から

車が出て

きました!

きっと

逃走用の

車両です

今直ぐ地上に

連絡して追跡を

無視だ

え!?

私達の手勢を

削ぐ囮だ

でも

本物かも...

囮と断じる

根拠は何です?

私なら

そうするから

廃坑の

西側から

幌車が

来ました!

...

判りました

では引き続き

監視を

谷崎さん!

今度こそ

南東側から

数名の武装兵が

脱出移動中!

......否

違う

それもし

無視だ

頭巾の人物を

護送してます!

無視だ

ですが...

あの魔人の捕縛だ

手数は一人も

無駄に出来ない

無視だ

く...

硬い!

軟弱な

拳だ

退け

無駄です

一礫岩を操る」

のが

私めの異能

裂こうが

砕こうが

私の岩巨人は

斃せません

避けー

なっ

人虎!

お忘れ

なきよう

ここは私の

異能の吐の中

立つ大地すら

貴方達の敵

なのです

はッ...

ほう一般人なら

全身の骨が

砕ける一撃を

...

強靭な

異能です

これは「幸福」に

至る前に相当の

痛みを伴いそう

ですね

岩の巨人が

斃せない以上

本体を狙うしかな

けどどこの地面じゃ

接近すら難しい

芥川

あぁ

考えてる事は

同じか?

当然だ

何度貴様と

殺し合ったと

思っている

突進.....

愚かな

攻撃です

何っ

異能の黒布を

足場にして

接地を避けて

いるのか!

攻撃の

方向が

読めない

もらった!

高速回転する

礫岩による

全方位防禦です

攻撃の方向が

読めぬなら

全方位を防禦する

だけの事

「立つ大地すら

汝の敵」?

悪いがそれは

僕の敵に最も

注がれた言葉だ

全く...

僕を囮にする

なんて

囮を承知で

突っ込んだ輩が

何を云う

そりゃ

判るさ

何度

殺し合ったと

思ってる

ふん.....

荷運車を

追うぞ

土人形...

擬態か!

主様は神なき

この世に幸福を

齎す御方

それを阻む者

こそ邪悪

!?

貴方達の行動も

この戦いの

顛末もすべて

あの御方

これは

ウイルスの...

傷口から

感染させました

ドストエフスキー様の

描いたシナリオ通り

さい

最初から貴方達は

主様の学の上

なのです

力が...入らない...

これじゃ勝っても...

荷運車を

追えない...!

太宰さん!

若しこれに乗って

脱出されたら

ボク達の装備では

追い切れません!

へリ.....

国籍不明の

戦闘へリが

東から接近中!

直ぐ軍警に

応援要請

しましょう!

奴の思考...

...とすると

軍用機で

追跡を...

いえ

谷崎君

今地上に

人影は?

え?

今ですか?

いえ特に...

一人...麓近くに

登山客らしき

人が

遮光帽子で

顔は見えません

けど

西方向に

のんびり散歩を

それだ

え?

全員でその

登山客を拘束

森さんの

兵も動かせ

大至急だ

は...

はい!

太宰さん!

違います!

登山客は

喉を潰され手枷を

嵌められています!

ドストエフスキー

ではありません!

そろそろ

お別れの

時間ですね

貴方達は

強い

故に戦わず

このまま「溺れて」

頂く事にします

体が沈んで

いくのに

抜け出す力が

貴方達の事は

忘れません

.....いえ

主様の

至福命令を

形成する一要素

十歩も歩けば

顔も忘れる

でしょう

では

くそ......!

人虎

先般の問いに

答えよ

貴様は

何故闘う?

何だって?

今そんな話

.......

脱する

方法は有る

最後の手段がな

だがその前に

答えよ

答えねば殺す

貴様は

何故闘う

...そんない

お前は既に

答えを知ってる

人虎

貴様は幼少の

記憶から逃れ

「生きる許可」を

貰う為聞っている

あぁ

だが貴様の

幼時の師は

死んだ筈だ

解放されて

然るべき

ではないか?

死んで

ないよ

お前の後ろに

立ってる

白鯨の頃より

頻度は

減ったし

葬式以降は

何も云わなく

なったけど

まだ

消えない

もう彼の人は

頭の中に

棲んでるんだ

正しい事を

為せと呪いを

吐き続けている

死んだ

相手には

復讐も

出来ない

......ふん

何の事はない

僕の師より余程

過酷ではないか

がっ...?

これが

解決法だ

それで

負けたら

承知

せぬぞ......

ストレイドッグス

第五十三話

一人

居ない?

地面が

空間ごと

削り取られて

いる?

第五十三

回向-其の参

まさ

瞬間跳躍

異能で

空間を削って

移動したのか!?

無駄だ

岩巨人が

再生しない

...!?

殆どの者は

知らぬが

!?

虎の爪には...

異能自体を

裂く力がある

嘗て

僕の『羅生門』を

裂いた様に

成金背広の

身体強化を

破った様に

その切断空間を

僕の異能で

仲張すれば

物理装甲も

異能も裂く

ぼうぎ

防禦不能の

神刃と化す

消し飛ばせ

いくぞ

芥川

ら\しょうもん

「獣羅士!!

あぁ

黒虎絶川

おまあ

ヒキキ!

何がしとう

待従長だ!

あんな奴

ただの

囮人形だ!

逃げ切った!

俺の勝ちだ!

奴だけ

じゃねぇ

ドストエフ

スキーも

死の家の鼠も

娯楽の為の

道具だ!

だが武装組織の

長二人に

ウイルスを

使う条は最高

だったな...

あれだけは

使ってやるか

各国軍の

元帥に使えば

最高の祭りになる

出口だ!

ヒキキ...

俺みたいな

弱い人間は

何したって許される

でなきゃ

弱い人間に

生まれた帳尻が

合わねぇからだ!

〝持てる者〟共め

俺達の恨みを

受け取って

ゲロ顔で

死ね!

ほら

云った通り

でしょう?

安直な

逃走路だ

幻霧の化身たる

ドストエフスキーに

較べ予測が容易

過ぎる

貴様の所為で

我々全員が

死の危機に

聞された

訳だが

ば...

バカな

さて

何か

意見は?

許してくれ!

ウイルスは

今解除する!

自首もする!

だから...

あぁ

ふむ

ならば問題

ありませんね

赦すか

そんな訳があるか

ウイルスが

消えた...

皆の作戦が

成功したんだ

でも.....

えぇ

何処にも

ドストエフスキー

が居ない?

だが

逃走車や戦車

ヘリにも結局

奴は居なかった

未だ潜窟内に

居るとしか

考えられんぞ

くくく...

何が

可笑しい

幸福だから

です

貴方は

違うのですか?

幸福など

要らぬ

貴様こそ何故

この状況で

笑える?

私は不幸を

感じる脳部位を

主様に切除して

頂いていますから

人間は

理解出来ぬ

モノを

恐れます

ですが幸福は

理解出来ぬ

モノの超越に身を

差し出し

委ねる事でしか

得られません

貴方達が

ここに来た事

自体が

主様を理解

出来ない

下位存在

である証

「この潜窟を

制圧すれば主様を

捕らえられる」

誰か一度でも

保証しましたか?

.......

真逆.....

カチャ

お代わりは

如何ですか?

結構です

ありがとう

最初から

此処を

訪れてすら

いない...

だと?

携帯電話通信も

電潜能力で

監視中だ

音楽ですよ

有り得ぬ

此処には

外への回線が

無い

外からでは

此処の指揮が

出来ぬ

何?

ありふれた

ラジオ番組への

楽曲リクエストが

今日は

リクエストが

多いなぁ...

結構結構

命令の

符丁となって

いるのです

空中を無数に

飛びかう

ラジオ短波の

しかもごく平常の

番組から我々の

対話を読むのは

いかなる電潜や

「超推理」にも

不可能

最初から

......

我々は敗れて

いた...?

バッハの

『マタイ受難曲

潮時

ですね

密輸船で一旦

街を離れ...

次の攻撃を

発動しますか

思ったより

容易な相手

でした...

次手で焼却

出来そうです

やァ

流石に

驚いた顔だ

「何故此処が

判ったのか」

そう

訊きたいの

だろう?

善い

喫茶処だね

実際.....

極限下の

一手だったよ

だが

かの「魔人」を

欺くには

これが.....

私の一手だ

並の手では

足りないと

判っていた

久しいな

.....あぁ

素晴らしい

『神の目』

ですね

そうだ

街中の監視映像を

統合する無謬の眼

その力で比処を

見付け出した

君が潜窟に

気を取られて

いる隙にね

力を借りる

条件は

「君達が

掠め取った

組合の

隠し資産を

取り戻す事」

手離れした金に

興味はないが

鼠に

盗まれたまま

では小癪でな

後は我々が

引き受けましょう

太宰君

待て!

其奴に

触れるな!

死んだ

妙な動きが

あれば

即射殺します

ええ

行きましょう

探偵屋

奴の異能が

判るか?

いや.....

.....

そう言ってるかもしれませんが、

そういえば、そうだけど...

WindowsWistiondersingon

拙いね

........

それでも、そういうことはありません。

拙いん

ですか?

勿論拙いよ

拙い

ボク達は

「マフィアとは戦うな」

ッて云う社長命令に

真っ向から背いたン

だから...

へぇー試首!

試首になった事

ないです!

最悪

誠首だよ

試首の意味

判ってる?

私は知ってる

前職で何人か

頸を切られてた

後の掃除が

大変だった

兎に角

赦して貰う手を

考えないと

幸い今から

社長の

快癒祝いだし

その席で

何か対策を

鏡花

ちゃん

あッ

この子も

判ってない!

和装給仕服で

「ご免なさい」

ッて云う練習

しようか

...

「ご免なさい」?

握った両手で

口元を隠して

兄様

何してるの

もっと

潤んだ目で

命令違反の

件なら

社長にもう

報告したぞ

乱歩さん!

もう推理小説から

脱出したん

ですか?

当然だ

五百人の犯人を

全員弁別した

素敵

帽子君は

未だ中だ

諦めて全員

張り倒してた

それより

乱歩さん

命令違反の件

社長は何と?

矢ッ張り

試首ですか!?

あぁ

懲罰内容が?

それはな

ここからのことを

凄く豪華な

宴会場ですね

太宰さん

あァ.....

フィッツ

ジェラルドの

客船だ

え?

彼奴が

この豪華な船を

貸してくれたん

ですか?

いいや..

くれたのさ

執れ再度の

宣戦布告に

来るから

その

前土産だ

そうだよ

げっ

珍しいな...

こんな難しい顔の

大宰さんは

......敦君

芥川君と組んで

如何だった?

......

最悪です

二度と

組みたく

ありません

何故?

合わないんです

根本的に

芥川は我侭だし

短絡的だし

直ぐ刺すし

...それに

それに?

六ヶ月

待つ

六ヶ月後

貴様を殺す

十全に備えよ

船上の

聞いの時

僕は恵まれし

貴様が唯

憎かった

だが

今は少し違う

貴様を

否めぬ限り

僕は一歩も

前に進めぬ

故に殺す

それで

敦君は何と

答えたんだい

それは...

その.....

大幸さんなら

察しが付くの

では?

まァね

解った

でも

条件が

ある

六ヶ月間

お前は一人も

殺すな

そうすれば

単純な事実に

気付く筈だ

大学さんに

認められる為に

真に必要なもの

本当は

お前の方が

弱さと強さは

見た目通りの

関係じゃない事

僕の前に

居る事...

.....

善いだろう

強くなろう

国木田さんに

格闘を習おう

異能を使い熟す

訓練も...

六ヶ月後

芥川の強さを

否定する為に

院長先生の

軛からも

自由に...

そうすれば

.....

殺さずのマフィア

ルイーザ・メイ・ユュー・

オルコット

ヵ若草物語

個室で考え事をする時のみ、

時間の流れが入千分の一になる能力。

・誕・身・体・

齢18歳

日1月29日

長165cm

重50kg

液型の液

好きなもの田舎、自然、活字、本

嫌いなもの。都会、法別、人前

シストレイドッグス

第五十四

ズムッ

それは

痙攣

殺人

それは

弱者の

崇拝物

私は

殺人の天使

犯罪の王

パチ

安らかに眠られんことを!

横浜市警

第二七警備所

俳設留置所

聞け

お前を必ず

此処から

出してやる

.......

聞いてるのか

国木田

......

善いんです

乱歩さん

やれやれ

容疑者が

留置されるのは

...当然の事

倍かにお前は

容疑者だ

貧民街の少女は

手榴弾を「己の手」で

起爆させた...

それがお前の主張だ

だが

目撃者は居らず

証拠も敵によって

抹消済み

容疑は

「殺人」

お前は

嵌められた

ご丁寧にも

手榴弾は探偵社の

採用型番と一致

これも〈鼠〉共の

作戦の一部

.....

と云うより...

ついでの

嫌がらせだな

.......

俺は

.....

「罪の意識から

容疑を

受け入れる」

か?

お前の

葛藤なんか

知ったことか!

お前は僕が

無罪にする!

方法の目星も

付いてる!

誰にも

探偵社にも

社長にも!

文句は云わせない

お前はここ

此処で

眼鏡の

汚れでも

眺めてろ!

〈鼠〉には証拠隠滅の

専門家が居る筈...

其奴を捕まえる!

乱歩さん

...

何故それ程

何故.....

だと?

あの

それでも、

いや...いや、そんなことをしてくれたのかわからなかったんですからねえねえよね

それでも、

それにしても...

それでも...

あの時

僕が魔人の罠を

破っていれば

少女は

死ななかった

ふうぅ~~~

...

~~~む...

難しい...

この「知の巨人」

ポオを苛むとは

しかし!

この作品の

謎は必ずや

捨て

侮り難し極東の

推理小説...

我輩が

最初に

あははっはっ

はっはっ

どう!?

ら.....

ん?

乱歩君?

んんん...

ポオ君か!

奇遇だな!

こんな処で

何をー

ああ

人と待ち合わせか

推理

された...

ある品を競売で

競り落として

その受け取り

である

乱歩君こそ

此処で何を?

というか

その格好は

一体何で

あるか?

漸く其処に

触れてくれる

人が現れたか

『共喰い』の時

社長の命令に

背いてな

その懲罰に

得意先の商店街で

売り子の手伝いを

させられている

逃げ出して

来たけど

そんな事より

丁度いい処で

逢った!

一寸

手伝え!

おごっ!?

待っ

乱歩君

我輩にも

待ち合わせ相手が

明日に

すれば?

いや

そんな

痛あ!

カールが

中で噛んだ!

それで.....

その敵の

「隠滅屋」

とやらが

そー

なら乱歩君

一緒に捜せば

この展望台に

現れるという

事であるか?

僕は面が

割れてる

「隠滅屋」は

ドストエフスキーの

協力者にして懐刀

情報操作の

専門家だ

奴には

個人的にも

借りがある

二度目は

無い

我輩予定も

あるし...

人混みは苦手

なのであるが

僕を欺いた

「偽の軍警資料」

......その仕込みも

奴の首謀だろう

しかし

乱歩君に

頼られると

妙に断れぬ

複雑な

好敵手心

である

判って

いるのは

顔だけだ

乱歩君

他に「隠滅屋」の

風体等は

判らぬのであるか

そしてこれが

その顔.....

友達

少なそうな

顔であるな

しかし

刻限を

一時間以上

過ぎたが...

現れぬのである

うーん

ヒマだ!

ポオ君

何か

面白い話

しろ!

君人のこと

云えない

無茶振り!?

面白い

話...

そうだ!

我輩が先程まで

挑んでいた

推理小説の話は

どうであるか?

やだ

推理小説?

近所の小学生と

遊んだ方が

まだ有意義だ

今世間を

最も騒がす

怪作である

なんとこの

作者は...

まぁまぁ...

なんとこの作者

殺されたの

である

それもー

「自分の小説と

同じ殺害方法」で

その小説は

雑誌に三話まで

掲載済みであり

最終話であり

一解決編】となる

四話目の原稿が

完成した直後の

死であった

そして犯人は

殺害後

その四話目を

現場から盗んだ

何故なら

その四話目に

殺害のトリックと

真相が書かれて

いたから

...か

死んだのは

「金田一」という

筆名の推理作家

である

業界総出で

三話までを読み返し

必死に謎解きに

挑むも全敗

腕の立つ

有名作家の為

世間は大騒ぎ

我輩も

挑戦中だが

これが中々の

ふぅん

君も結構

ヒマだな

乱歩君?

別階で

待機する

筈では...

今回の情報源は

ウイルス異能者

忠誠心皆無の

小物だ....大して

期待してなかった

第一僕は

名探偵で

あって

猟り犬じゃ

ない

敵が事件でも

起こせば

『超推理』で一発

なんだがな

腹いせの

八つ当たりを

思いついた

今此処で

小説の犯人を

中てる

ええ!?

止めるのである!

善いだろ?

それは我輩が

世界最初に

解くと決意を...

楽勝だ!

犯人の

動機は二つ

どうせ犯人は

明日には判る

明日?

何故.....

本文すら

読まずに

怨恨と金だ

犯人は完成前の

四話目の内容を

聞かされていた

つまり被害者と

相当親しい

殺意はそこから来てる

では原稿完成

直後に殺した

理由は?

完成を

待ったからだ

世間がこの殺しで

盛り上がる程

原稿には

高値がつく

しかし...

それを

売る気だった

売るとは

限らないの

では?

売るさ

と云うか

もう売った

誰に?

君に

君の優秀な

助手が教えて

くれた

休日の人混みに

小動物は危険だし

面倒だ

それでも

連れてきたのは

待ち合わせの

目印の為だ

つまり

お互いに

面識が無い

それに君は

競売と云った

世間騒然の

第四話を売るなら

地下競売が一番

面識のない相手と

待ち合わせの約束...

競り落とした原稿を

受けとる約束だった

にまだ

続けるか

いや

自力で謎を...

解きたかったの

である

誰より

先に

だが原稿を警察が

買えば報道で

真相が流れてしまう

立派な証拠品だ

直ぐ警察に渡せば

感謝状だ

そうするの

である

高々二千万の

買い物で

あったし

何であるか

その顔.....

設計者長の

階位は組合の

第三位

真迦じゃないの?

乱歩君の

貴重な呆れ顔を

見れたので

黒字である

翌日には

払った事も

忘れる額である

さてならば

早々に受取を

済ませねば

引渡人は目印に

紅色の封筒を

携えると云って

いたが.....

紅色の封筒なら

彼処にあるぞ?

いつの

間に...

ん?

上?

今の男の

顔.....

「隠滅屋」

である!!

......

参ったな

その推理小説

結構莫迦に

出来ないぞ

即死.....

これでは

探偵社員の

冤罪を晴らす

術がー

乱歩君..

これは自殺で

あろうか?

或いは〈鼠〉が

口封じを...?

.......

市警だ!

死体に

触れるな!

うん?

お前等は

......

乱歩君!?

箕浦

さぁん!?

君最高!

これで

僕の

勝ちだ!

放せ

探偵屋!

離れろ!

止めろ擦るな...

いいない

箕浦さんを

助けて

下さい!

ふぅむ

乱歩君が突然

喜んだ理由

推理するの

である

第一の違和感...

警察の到着が

余りに早い

あの?

我々が地上に

急ぎ降りたら

同時に警察が

到着した

考え得る

可能性は

......

犯人が

通報した

からだ!

事前に

な!

何故か?

市警に現場を

封鎖させ

僕を死体に

触れさせない為だ。

ではじさっ

自殺では

なく...

〈鼠〉の一味が

口封じに

突き落とした?

これを見ろ

被害者の

靴であるな

どっちも

違う

いいや

方角が違うし

距離が

あり過ぎる

地面に衝突した

時に跳んだので

あるか?

空中を

落ちている時に

脱げたんだ

落ちる前

では?

違う

窓から見た時は

履いていた

あの一瞬で

観察したの

であるか!?

当然だろ

底の

磨り減り方

からして

使い込んだ

愛用の靴だ

簡単には脱げない

.....成程!

乱歩君が喜んだ

理由が判ったの

である!

最高だろ?

おいたい

何がだ?

説明しろ

なのに空中で

脱げた理由は?

この靴は

彼の愛用の靴

ではない

突き落とされる

直前に

履かされたの

である

理由は

乱歩君に足跡を

知られている

から

僕は「隠滅屋」の

手掛かりの為

廃坑の潜窟にも

行った

当然

地面の靴跡は

凡て暗記

してある

この

靴型は?

当然

あった

では

あの顔は

.....

造顔と

釣り糸?

だな

死体の

顔を潰し

犯人

上から

映画撮影用の

造顔を被覆した

透明な釣り糸を

造顔部分に掛けて

落下中に顔だけ

釣れるよう

死体

ピュー

長さを調節

すればいい

地面に

激突すれば

事前に顔だけ

潰していたかなんて

判らないからな

顔は偽者.....

つまり

「隠滅屋」本人が

偽装の為に

彼を落とした

よって

これで犯人の

場所を突き止めて

終わりだ

奴は

怪物か...

競売にて

逃亡資金を

入手し

且つ

探偵社を撒く

一挙両得の

局面か.....

靴の磨り減り

だけで!

顔の偽装

大変だった

のに

この状況

全くの

予定通り!

探偵よ

思い知れ

看破の

不完全性を

見よ

北方の

魔人すら

恐れた

異能ー

『完全犯罪』/

えぇ

さぁついに

来たのである!

一瞬で

真相を見抜く

『超推理』の

時間が!

アンタ

何だ?

あの探偵の

ファン?

好敵手

である!

「判らない

今何と?

判らない

何もー

判らない

探偵め

卑しき鬣狗め!

私は絶対に

捕まえられん!

何故なら

私の異能は

犯罪の証拠を

消滅させる」

能力!

すー

さいしゃ

犯罪者小栗虫太郎

能力名

かんぜんはんざい

『完全犯罪』

上天の門は閉ざされた!

再び開く事なし!

私は絶対無謬の

「探偵殺し」

社員の冤罪は

晴らせない!

そして

私に

「ドストエフスキーが

わざと捕まった理由」を

はいはい

喋らせる事も

出来ん!

シストレイドッグス

詩や小説でその独特の作品世界がよく

知られていても、中央文壇から遠いとこ

ろにいたからか、賢治の人となりはそれ

ほと広く知られていません。たとえば

賢治が様々なものを集める無類のコレク

ターだったことは、みなさんご存じで

英霊

えびそぉど

宮沢賢治

著:大久保のう

しょうか?

なかでも鉱石・岩石については一石ッ

コ賢さん」と言われるほどのひとかとの、

収集家。友人たちにも、腰にハンマーを

挿して鉱石狩りに向かう賢治は強く印象

に残っていたようで、繰り返し想い出と

して語られています。

黄水晶・蛋白石・銀星石・天河石・蕎

薇輝石・孔雀石......賢治の作品には、そ

れこそ色んな石が登場しますが、石とな

ると嬉々として、学校の級友にも現物や、洋画の複製を飾ったり、さらには浮世絵

まっていたそうですし、絵にもご執心で

おおつくりや今でいうガーデニングにもは

また昆虫や草花にも関心があって、標

そういえば、

からか、クラシックの音楽レコードもか

なり集めていたらしく、もちろんまだ蕎

音機やレコード経も高価な時代ですから、

人を褒めて音楽鑑賞会を開いては、いつ

もその音楽から湧き出る印象を演奏再生

中にもかかわらず詩のように語って聞か

せたとか。

図鑑を見せて教えたといいます。学校の

先生時代には地元の宝石商が、賢治に宝

「石鑑定をしてもらいに来たとも言います

から、その深く豊かな知識が作品にいい

アクセントを添えたのでしょうね

そのほかにも、元々裕福な家の出身だ

Gotacatch_emall:

石に、音に、花に、

無類のコレクター賢治

かも?

...prlsobe

を大量に所持していたという話も残って

います(こちらも花のもの、花魁などの

描かれた春画が多かっったみたいですが

しかし、こうして石や草花を集めると

なると、個人的にはモンスターボール片

子に、いわボケモンやくさボケセンを探して

して、野原や山を走り回っている「我ら

が文ストの方の一覧冷くんが思い浮かん

でしまうのですが、結構...:似合ってる

教科書などで見る森蘭外はたいてい和

装ですが、普段は陸軍に勤める軍医であ

るからか森先生、ビットシッとした軍服をお

えびそぉと

豪文

森鴎外

著:大久保のう

お流しね〜。その

「召しだったといいます。芥川龍之介や島

崎藤村も、鷗外の暮らしていた観潮楼と

いう居宅を訪れた際、に、軍人用のシャツ

に白のズボンという格好だったので驚い

たと書き残しています〈当時は自宅だと

着流しで袴をつけないのが普通ですから

あくびのように折り目正しく

無理と努力で

道理が引っ込む?!

そのきっちりしたところは、時間に関

しても同様。ドイツの哲学者カントのよーなり下手で、「努力してその書法を身につ

うに、分単位のスケジュールを組み立て、けたとのことで、

出退勤も散歩も正確に予定通り。紹介状

を持った来客があっても、時計を客の前

に見えるように置いて「予定があるから

君とは十五分話そう」と、この通り

本棚も分類整頓されていたらしく、最

場で自宅の本が必要になったときも、自

家の欄の何番目の本を持つてこいとだけ、うのは、努力のなせる技なのですね。

...「PlSopl

陸軍のお勤めも三〇年皆勤だったそう

らか)病院にも行かず無理して出たから

そのときは結局肺炎だったそうです

やはり「規則正しくよどみなく」という

ですが、それはずっと健康だったからで

すが娘さんの話によれば、元々は字がか

はなく、高熱が出ても一自分が医者だから

言いつけると、お手伝いさんがお目当て

この本を間違いなく運んでくるという次第

ポオやドストエフスキーも訳した翻訳

家でもあった闇外は、あるとき訪れた編

集客から翻訳原稿を頼まれて、まっすぐ

桐へ向かってドイツ語の新刊本を取り出す

し、そのままその場でよどみなく口述で

訳しきったという逸話もあるとか。

書斎も筆などの文房具をぴしっと整え

少し乱しても機嫌が悪くなったそうです

が、執筆についてもすらすらと選挙が特に

書で直しもなく、あまりに何気なく〈会〉

話をしながらでも書けるものですから、

親友から一貫様の書くのはあくびをする

ようなものだな」・とも言われたほど。で

文豪文

えびそぉど

ルーシー・モード・

モンゴメリ

著:大久保ゆう

べってしまう元気な赤毛のアンのお話は、、を作ってみせることだったとか。

きっと小さな頃に読んだ人も多いはず。

その作者L・M・モシゴメリは、幼い頃、

に母親を亡くし、厳しい祖父

母のもとで孤児同然に預けられ

れたことから、その主人公とは

の共通性を見る人も少なくあ

りませんが、性格については

真逆だったそうな。

厳しい家庭に育ったためか、

自分の想いを表に出さない代

わりにモンゴメリが熱中した

このは、一人きりでの読書と、

目記に自分の思いの丈をぶつ

けること、それからアンのよ

うにファンタジーとロマンス

明るく空想を思いついた先からしゃったっぷりの切抜帳【スクラップブック】

その日記の饒舌さと切抜帳のきらめき

「をキャラに仕立てれば、アンのできあが

地味でもスゴイ!

おとなしい少女の

熱い日記と切抜帳

まして。

カナダの夕刊紙『デ

イリー・エコー』で

校閲者兼記者を半年

やっていたらしく、当

時は女性が就職するの

も珍しかった時代、モ

シゴメリ自身その日記

のなかで、「婦人記者

り、というわけですが、

実はモンゴメリ、作家

になる直前に新聞社に

勤めていたこともあり、

......

ニュースペーパーウーマン〕」という

響きにうっとりしています。

ペンネームーシンシア」〈eのついた

アンみたく上品で素敵な名前〉なる記者

としては埋め荷の社交欄やコラムを書いて

たほか、クリスマスシーズンには婦人向

けの帽子店などを取材して広告記事に筆

を執ったのですが、校闘の仕事では彼女

いわく「こっそり忍び込む活字のいたず

ら」と毎日載うあまり、悪夢にまで見た

そうな。

仕事に慣れた頃には、社内でも作品数

筆に励むようになるのですが、この記者

時代に身に着けた技術は、その後の作家

人生にも役立ったこことでしょう。あると

きなどは、イギリスの新聞社から届いた

転載用の恋愛物語の「請求」が、新聞を

作る段階で紛失されてしまい、文学修楽

をしていたモンゴメリが勝手に二次創作

そしてオチをつける羽目に、

このときのエビソードは、モンゴメリ

の自伝的シリーズエミリーにも活用

されています。気になる方は、ぜひ読ん

でみてくださいね。

たとえば、かの機作「罪と罰」、みな

イブの人物

さん名前はご存じですよね。ところがこ

この作品、一人目の妻が病床で死にそうな

時にド氏は海外旅行をして愛人と会いつ

つ旅先でルーレット賭博にはまるのです

が、その妻が死んだあと借金ができてし

まい、逃れるようにまた海外で愛人と

ギャンブル三昧した挙げ句、とうとう金

も尽きて貧窮の淵をさまよった際にでき

どうにもある種の文豪という生きもの、たもの。

は、どうしようもないくらい人生が破綻

していたり、人としてどうかしていたり

することがあるわけですが、そのなかで

も飛び抜けているのがフョードル・ドス

トエフスキー(ド氏)で、だいたいひど

いエピソードのなかで名作が生まれるタ

えびそぉと

豪文

フョードル・

ドストエフスキ・

著:大久保のう

このような話

しかし『罪と罰』は結構売れたはずな

らなかなか手が付けられず、普通ならど

うにもならないはずなのに、期日の迫っ

たド氏は口述筆記者を雇って、追い詰め

られがこら一作でっちあげてしまい、そ

こで生まれたのが、ギャンブルの果てに

何も得られない主人公を描いた佳作「賭

博者」で、さらにはその口述筆記者が二

人目の妻となるのですから、まるで冗談

しかも話はそれだけで終わらず、「罪

と罰一の執筆末期、ド氏はお金ほしさに

「その新作が書けなければ、全作品の権

利を譲り渡す」として他の作品執筆の契約

約をしてしまいます。とはいえ傑作にな

ろうという作品を書いている最中ですか

博打で素寒貧になったとき、

〈クズの王〉ド氏の

文才が目覚める...?!!

RUNGO『""sop:

のに、また負債ができてしまい、今度は

新しい妻と一緒に、借金取りからの逃亡

も兼ねて新婚旅行、そして旅のさなか身

重になった妻を放り出してまたもやルー

レットに味。すっからかんになったその

ときひらめく別の傑作「白痴」「結局

生まれた長女は貧困やつらい旅が影響し

てか三ヶ月で亡くなってしまうのですが、

ド氏は〈身勝手ながら〉深く悲しみ、その

れをバネに【白痴】を完成させたとか。

のち、この二人目の妻はド氏の没後

自ら先頭に立ってかっての犬を文豪とし

て顕彰していくわけですが、彼女いわく

「いったんギャンプルであえて無一文に

して絶望させると、あいつは小説を書け

え」「大意」とのこと。いやはや、

あっ

国木田さん

ストレイドッグ

そういえば

いつの間にか

眼鏡が復活して

いますね

淡到着前

こういう

事だよ

敦君

成る程

その手が

ありました

か〜!

む?

これはだな

...

緊急の

付け焼刃だ

また作りに

いかなくては

な...

僕も昨日から

ずっと裸足なので

あっ!

靴とか出して

貰えない

ですか?

原作=朝霧カフカ

漫画=春河35

KadiokowsGoomicsA

お前

俺をなんだと

思っている?

手帖より

大きなものは

抑々出せん

減茶苦茶

折り畳んだ事に

したらなんとか

出ませんか!?

しつこいぞ!!

兎に角俺が

手帖より大きいと

思っているものは

出せん!

もうこの際

1サイズ下

でもいい

ですから!

人の話を

聞け!

あーでしない

こーでもない

ほら、

えーと

ちゃんと

会話にはい

入れない

所詮は敬組織

敵組織

低俗な連中め

馴れ合う理由も

あるまい...

とか

考えてるん

だろうなぁ

KADOKAWA

角川コミックス・エース

文豪ストレイドッグス@

原作

あさぎり

朝霧カフカ

漫画

春河35

2017年8月4日発行

CKafkaASAGIR'2017

CSangoHARUJKAWA2017

本電子書籍は下記にもとづいいて制作しました

角川コミックス・エース『文豪ストレイドッグスは

2017年8月4日初版発行

発行者「青柳昌行」

発行・株式会社KADOKAWA

〒1028177東京都千代田区富士見2-133

編集企画「コミック&キャラクター局

ヤングエース編集部

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装幀・デザイン・佐々木基・

本作品の内容は、底本発行時の取材...納筆内容にもとづきます。

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この物語はフィクシヨンであり、実在の人物・団体とは関係がございません。

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