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oElSATWORK(BlACX/
それは、
は
それは、これからは、まだまだ
MoRMINGKC
原作:原田重光
漫画:初嘉屋
屋一生
監修:清水茜(『はたらく細胞♪
...
第40話、
転移が
第39話
第38話・
...
第7話無敗本
第45免疫療法、毎年、託されたもの
逆走、切除強さ
ああ、
u&8
...
...
お、おーっ、んっ、
...
そういえば、
...
...
そういえば、
...
そういうことで、
...お兄ちゃんの
...
...
...
...
...
そういうことで、
...
...
そういうことで、
...
そういうことで、
2014年生地
第3話
無敗の日常的な
酸素を
お届けに
参りました!
サイン
お願い
します!
はいよ!
ご苦労
さん!
みんな!
よぉ!
張り切ってんな!
うつの症状も
とりあえず
落ち着いた
みたいだし
身体にだいぶ
活気が戻って
きたな!
うん...!
あれ以来
喫煙も
止んでるし
僕たちも
本当に
働きやすく
なったよ!
こんな日が
来るなんて
オレ嬉しくて...
ああ...
あいつにも見せて
やりたかったな...
なんの騒ぎ
だろう...?
?
白血球さん!
球
キラーア細胞
ヘルパーT細胞の
命令により出動し、
ウィルスに感染
した細胞や
がん細胞などを殺す
赤血球...!
これ一体どう
したんですか?
キラーT細胞さんに
NK細胞さんまで
免疫細胞さんたちが
勢揃いで...
この光景は..
前の身体でも
一度見ました
けど
IK細胞
全身をパトロールし
がん細胞や
ウィルス感染細胞
などを見つけ次第
攻撃する。
まさかっ!?
ああ...
がん剤胞が
目撃された...!
がん細胞
遺伝子に異常が起こり
際限なく増殖する
ようになった細胞
周囲の正常な細胞に替わり
広がり続ける。
!ゥ...
この近辺に
潜伏している
らしい...
が...
がん細胞が
近くに!?
ヤ...
ヤベェじゃ
ねぇか!
どうすんだ!?
ギャーギャ!
騒ぐな
赤血球ども
がよ...!
ちょっと
がん細胞が
出たくらいで
ビビッてんじゃ
ねぇよ!
な...
なんだぁ?
コイツ...
いいか?
がん細胞
なんてのはな
日々体内で
生まれてんのさ
珍しいことじゃ
ねぇ...!
重要なのは
早期発見だ!
奴らが
増殖する前なら
オレたち
免疫細胞の力で
退治できる!
いつものことさ...!
黙ってオレたちに
任せときゃ
いいんだよ...
...頼もしいが
油断はするなよ
新米:お前は
実戦経験も
まだだろ?
.....
ナイーブT細胞
抗原と一度も
遭遇したことのない
未熟なT細胞
なんだ
口だけかよ
......
うっ
うるせぇ
~~!!
こちら
NK細胞...
がん細胞を発見
ツイてるぜ
目の前だっ!
オレが退治
してやる!!
奴は
D棟1階
9号室だ!
バ...
バカ待て
新米!
迂闊
だぞ!
さぁ!
観念しやがれ
がん細胞!
手柄を立てて
一人前と認め
させてやる!
ちっ...
暗いな...
どこだ?
避けろ!
新米!
下だっ!
えっ
えっ
!!!
言わんこっちゃない
新米ナイーブT細胞が
いきなりがん細胞と
戦うなんて...!
くそっ!!
くそっ!!
ダ...ダメだ
本体がどこか
わからないっ...!!
樹状細胞
解析急げ!
こ...抗原
特定でき
ました!
樹状細胞
体内に侵入した
細菌や、ウィルス
感染細胞などを
抗原として提示し、
他の免疫細胞に
伝える役割を持つ
ナイーブT!
落ちつけ!
奴は8時の方向
だっ!!
そこか!!
抗原提示
樹状細胞などが
抗原情報をリンパは
に伝えるシステム
活性化
したか
新米...!
死ねっ
死ねっ!!
おお
死ねえ
ええっ
!!
抗原を認識した
ナイーブT細胞は
活性化し、
キラー丁細胞など
に分化する。
充分だ!
よくやった..
これでお前も
立派な殺し屋...
キラーT細胞だ
グェエェ!!
がん細胞も
元は我々と
同じ細胞...
しかし
容赦することは
許されない...
免疫細胞なら
誰しも
通る道だ...!
仲間を
殺さなきゃ
いけない
なんて
やっぱり
悲しいですね...
でも無事退治
できて良かった
早期に発見
できれば
がん細胞と
いえど
ああ...
だがもし
我々
免疫細胞の力で
抑え込むことが
できる...!
この身体の免疫力を
上回るほどに
がん細胞が成長する
ことがあれば...
旺壁片:純犯
平番号の瞬間出時間時間
小学7時期10分つまりそういうのは
〈鰍寂煩惚也〉
なんで...
この身体のために
働くため...
頑張って
きたのにっ...
こっち...
こっちだ...
なんで...
なんで...
なんでっ!!
なんでっ!!
誰だ...?
なんだこの声
.....?
頭の中に
響く...!
こっち...
!
こっちに来い
こっちだっ!
.....
ガタン
...これは
ふふふ...
そ...
そうか
みんなは
やっぱり
ここへ来たね
さすが僕らと
同じ核を持つ
細胞だ...
...
正解...!
ここにいる
僕たちは
君の元となった
細胞と...
そのコピーだ
でもどうして
こんな暗くて
奥まった
場所に...?
肺のために
働いている
はずじゃ
...?
働く...?
僕たちが
...?
僕と同じ
顔.....!?
僕の
先輩たち!!
は...!!
ふふっ
ははっ!
細胞分裂
一つの細胞が2つ
以上の細胞に分かれる
現象。DNAの
コピーが行われ
細胞分裂する。
だ..
大丈夫?
すまないが...
酸素と栄養素を
持ってきてくれ
ないか...?
このままじゃ
まずいんだ...
キラーT細胞
さんたちも
頑張ってるし...
僕らもしっかり
酸素と栄養を
届けよう
!!
わかった
待ってて!!
赤血球
さん!!
その...っ
酸素を...
ください!
ああ!せっかく
この身体の環境も
改善されてきたしな!
君は肺に
いた...
何か
あったの?
あっちに
弱った
細胞がいて
!
あれ...?
ここら辺の
はずだけど...
わかった...!
すぐに向かおう
案内を頼める
かな?
さっきは
ダクトを
通ったから...
すみません...
この壁の向こう
だと思うんです
が...
MAPS
......
いえ...
間違いなく
この壁の
向こう側
です...!
だけど地図を
見たかぎり...
そっちへ抜けら
れる血管は
なさそうだぜ?
壁を掘る?
新生血管を
作ろうって
のか?
緊急事態だ...
弱ってる
細胞を放って
おけないよ!
よし..
壁を掘ろう
新生血管
......
大丈夫だよ!
...ああ...
げホ
グホコホ
ゴホ
こ...
これは...!?
......
酸素を早く!
みんなに
分けて
あげて!
みさきは
ゴホッ
あ...
ありがとう
ございます!
に
出るな
......
彼らは君の
コピーだよね...
なんで
こんな所に
集まって
.....?
それが僕にも
よくわからない
んですか...
とにかく
もっと酸素を
運び込ま
ねえと...!
すぐ戻るから
少し待ってて
くれ!
はい!よろしく
お願いします
......
そうだよ...
みんな肺で
働いてるはず
なのに...
どうして
こんな所で
隠れるように
身を寄せて
いるんだろう?
ん?
細胞採用試験の結果は
次の通りとなりましたので通知
よい、
否:不採用
...T-1108
な
なんでコレが
ここに...?
!
次の通りとな
たので通知します。
合否:不採用
受験番号・B-8265
肺細胞採用試験の結果は
次の通りとなりましたので、
合否...
受験番号
〈叢眸亜足号〉
今まで時間しかったフェイションの
お酒形し婚活出来事故の
おおと...
1006-7.各異婚活...
こんまつんまで
多階型この園一010年も
年齢や年齢のような公演学
09-N.告捏蛸蚤
普上、シミ
合否:不採用
受験番号・G-924:
(合否通知票)
肺細胞採用試験の結果は、
合否:不採用
日日...休ん・受験番号・H-0806
20一層のご活躍を
(合否通知票)
君の
ところにも
届いたろ?
ふ...ふふ...
なんだよ
これっ!?
な...
なんだよ
僕たちはね...
突然変異
なんだよ..
本来なら僕らは
肺で働くはずだった...
しかし
喫煙などの影響で
ある時先代の
遺伝子に傷がつき...
それが
僕たちさ...
異常を持つ
僕たちはこの身体で
働くことなんて
できない
細胞分裂される
時に突然変異が
おき異常を持つ
細胞が生まれた
だから
こうして
身を潜めて
きたんだ...
エラーが
コピーされれば
当然そいつも
エラーだ
わかった
ろう...
それどころか..
免疫細胞たちに
排除されかね
ない...
僕たちは...
僕たちは
がん細胞
なんだよ!!
ビキッ
この身体に
必要とされて
いないバグさ!!
ドッ
おーい!
酸素を
持ってきたぜ!
...待って
くれ!
嫌な予感
がする...
外へ
出よう!
なんだよ
急に...
ほら...
せっかく
持ってきた
のに...
え?
違う...
僕は..
僕は...?
酸素...
酸素...
頑張...
頭皺...
もっと
酸素を
栄養を...
読み行きますよ
第8話無残、一敗、超身。
酸素...
頂戴...
酸素...
酸素...
あっ...
ああ...
待ってろ
今助ける!
...
い...行け...
早くっ...!!
...!!!
逃げる
ぞっ!!!
!!?
で...
でもっ!
!!
あれを
見ろ......
刻も早く
ここを
離れるんだ!!
あいつらは
がん細胞だ...!
身を隠して
ひそかに
増殖して
いたんだ...!
違う...
僕は...
僕は.....
......
...せっかく
働くことが
楽しく
なってきてた
のにな...
班長!
気にするな!
最初はみんな
あんなものだ!
その...
さっきはすみません
でした...
ダセェとこ
見せちまって
......
で...でも
がん細胞なんて
案外たいしたこと
ないっすね
次も
確実に仕留めて
みせます!
次も確実に仕留めてみせます!
今日だけで
5000勝0敗
......
我々
免疫細胞と
がん細胞の
戦績を
知ってるか
...?
がん細胞は一日に
5千体も生まれるが
我々免疫細胞はそれを
倒し続けているんだ...
え?
圧勝じゃ
ないですか!
負けなし
なんて...!
勘違いするな
負けなしなんじゃない
負けられないんだ
もし一敗でも
しようものなら
それは
この身体の命に
関わるときだ...!
たっ...
大変だぁ
!!
がん細胞が!
がん細胞が!
?
むこうで
がん細胞が
出たっ!!
なんだよ...
がん細胞なら
さっきオレが
退治を...
.....!!
なんだ!?
!?
まさか...
つわああ!?
あれは...
さんそ...
さんそ...
んそそしてこせっ
が...がん細胞...!?
こんなに
増殖していた
なんて...
いったい
いつの間に...
うわぁあ
あああ!!!
気管
上葉
が...がん細胞は
肺の中枢部へ向かって
広まっている模様...
腫瘍の大きさ
はっ...
ご...
5cm級!?
中葉
扁平上皮がん
煙草との関連が強く、肺がん全体の
30%程を占める
肺の中枢気管支に発生することが多く、
血管や心臓の陰に隠れるケ一スがあり、
比較的早期発見が難しい。
ある程度進行すると咳や血痰
呼吸困難などを引き起こす
な...
なんてことだ
大きすぎる!
カナカ!!!
この身体の
免疫力をはるかに
上回っている...!
酸素お
一匹たりとも
生かしておくな!
殲滅だ!!!
酸素
くっそー
くっそーー!
なんて数だ!!
ひぃいっ!
くくっ...
は...肺を...
乗っ取る
つもりか...!?
ハズズ
ハァ...!!
んァ...
そんな......
ぎゃあお
だめだ...
違う..
みんな
やめて...
酸素...
酸素...
ひぃい
いいっ!!
うわああ
あああっ!!
酸素を
よこせ...
!?
やああ
ああ
やつらも
細胞...
生きるためには
酸素が必要だって
ことなのか...!
ぺたん
がん細胞が
酸素や栄養を
奪ってる...
がん細胞は増殖する
ために、酸素と栄養を
必要とする。
そのために新生血管を
作り、血液を自分の
ほうへと引き込む
つまりオレたちは;
がん細胞に
まんまと騙されて
酸素と栄養を運んに
まったわけか...!
......
無理です
奴らに奪われる前に
急いで酸素を
運び出そう...!
僕たちの
仕事を
果たすんだ!
僕たちの仕事を果たすんだ!
先輩...
足がっ...!!
動きません!!
ボクら
仲間を失くした
ばかりなん
ですよ...
なのに
ちゃんと悲しむ
暇もない...
怖いんです...
次はボクの番
なんじゃ
ないかって..
!?
こんな状況でまで
働かなきゃならない
なんて...こんなっ..
こんな仕事
もうまっぴら
だっ...!!
その通りだ
こんな環境で
働かされる...
辛いよな...
まともじゃない
......
ひっ...!
本当は君たち
若い細胞が
元気で働ける
環境を作らなきゃ
いけないんだ!
だからこそ...
こんなことは
僕たちの代で
終わらせる!
君は
ここから離れて
安全な場所へ
逃げるんだ...!
がん細胞は
キラーTとNKに
任せるぞ!
我々は細菌を退治して
合併症を防ぐんだ!
がん細胞ヲ
発見シマシタ
.....!
がん細胞ヲ
発見シマシタ
.....!
!?
この光は
...!?
体外より
照射されて
いるようです
・!
X線撮影
物質を透過する
X線を照射し、
生じる影を見る
ことで、体内の
様子を探る画像
検査法
ここは危険だ...けど
肺で働いてる奴らや
戦っている
免疫細胞たちにも
酸素を届けねぇと
体外から
...?
くっ...
本当に
肺の機能が
止まっちまう
ぞ...!
おまけに肺の機能が
落ちて他の臓器への
酸素の供給が
滞ってる...!
仕方ない...
手分けして
この危機を
乗り切ろう!
肺はオレが...
2人は全身に
酸素を運んで
くれ!
お前も
2人について
行け!
先輩..
無茶はしないで
くださいね
任せとけ!
オレはお前らより
ちょっとばかり長く..
修羅場くぐって
きてんだからな!
お前らこそ!
死ぬんじゃ
ねぇぞ!
う~
誰か
こいつを
運んで
やれ!
班長!
奴らの増殖
スピードが
早すぎて
退治しきれ
ません...!
うっす!
くっ...
やらせは
せん...!
おおお
この身体を
守るんだ!
大丈夫か!
しっかり
しろ!
シュー...
酸素...
酸素...
う...
はっ...
肺が...
酸素...
乗っ取られて
いく...!
待ってろ!
今酸素を届ける
からな!
このままじゃ
肺の機能が
停止しちまう!
な...
なんだ!?
な...なんだ!?
!!
な...何が
起きてるんだ!?
上葉に至る
気管支ー
がん細胞近辺の
肺組織が
外からの力で
切除されようと
している...!?
肺の一部が
切り離されます!
肺葉切除術
がん細胞の範囲に
応じて、その周囲の
組織やりンバ節を
一緒に切除する
外科手術。
がん細胞に対しての
局所的な治療法
最小限の被害で
終わらせる
つもりだ...!
ここまで
しなければもはや
この身体は守れない
ということですが...
し...
しかし
それでは
切り離される
肺の細胞たち
はっ...!
これは..
ここにいちゃ
マズ
足の指が
切断された
時と同じ...
!!
酸素を...
元気に
なれば...
酸素を
くれませんか
.....
僕だって
この身体の
役に...
こいつを
肺の外へ出す
わけには
いかねぇ...!
イラ...
ス!
綾素が欲しけりゃ
ついてきなっ!
こっちだ!!
逃げろ
ーっ!!!
お...おい!
マズいぞ!
え!?
そ...そんな!?
肺の一部を
切除...!?
ま...
待ってくれ
中にまだ仲間が
いるんだ...!!
かつて逆走、切除、強さ。
酸素が
欲しけりゃ
ついてきな!
がん細胞を
外へ出す
わけには
いかない!
逃げろー
!!!
!
出てこない:
まだ中に!?
先輩...!
お願い
します...
酸素を...
くっ...!
こりゃ急いで
俺も逃げねぇと
マジでやべぇな
.....!
ここまで
引き付ければ
.....
くれてやる
から
取ってきな!
いやっしゃいません
なっ!?
ぐあっ!!
しまった
.!
酸素を...
くそっ!
放せ!
放せぇ!
わーっ
か...各血管
神経断絶...!
肺の一部:
完全に
切り離され
ました...
.....
ダメだよ...
そんな...
ダメだ...
ゲメだダメだぁ〰〰〰~~!!
ゲメだダメだぁ~~~
~~~!!
さ...
酸素を...
ほらよ
......!
あ:ありがとう
これで働ける...!
ピョピュ
あ...
あれ?
なんだか
寒いよ...?
寒い...
少し休ま
せてもらう
ぜ...
さすがに疲れ
ちまった...
なんでっ
.....!
なんで
だよ!
なんでっ
やめよう..
この先は
もう...
なんでっ!!
ぐっ...
これは...
...
そういえば、
いやいやっ
......
先輩...っ
赤血球...
黄色ブドウ球菌...!
危ないっ!!
こいつは!
エ...
エマージェンシー!?
肺の切断部から
細菌が侵入して
います!
.!
まずいっ!
弱ったところを
衝かれましたか
至急自血球に
応戦させ
なさいっ!
メチシリン耐性黄色ブドウ球菌
多くの薬剤に対する耐性を
WHSA
獲得した黄色ブドウ球菌。
院内感染、手術後の感染を
起こすことが多く、現在は
病院内だけでなく市中にも
広がり、問題となっている。
残った肺を
なんとしても
守り抜けっ!
殲滅せよっ!!
白血球さん
止まっちゃ...
止まっちゃ
駄目なんだ...
傷ついた肺と
白血球さんに
酸素を届ける
......
僕たちに...
託された仕事
なんだ...!
行こう!!
しっかり
しろ!
道を
開けろ!
つああ
うっ...
起きたか
新米...!
ここは..
が...
がん細胞
はっ...!
肺はどう
なりまし
たか!?
がん細胞の危機は
去った...一応な
肺の上葉ごと
切り取られた
んだ...
.....
中にいた班長
たちも一緒に..
酸素が必要な
免疫細胞は
いないかー!?
そ...そんな...
...私にも
酸素を...
白血球...
何をしてる
んだい?
君の仲間は
肺で細菌たちと
戦っている
よ...?
細菌...
私は...
戦えない...
怖いんだ...!
もう戦場には
戻りたくない
情けないと
馬鹿に
したければ
すればいい
私はもう
免疫細胞
失格だ...
馬鹿に
なんて
しないさ
ねえ...
君が怖いのは
細菌?
べッべ!!
それとも
自身の無力を
知ることなの
かな...?
戦い
そのもの?
僕は以前:
判断を間違って
この身体を危険に
晒してしまったことが
あったんだ...
僕が招いた
惨劇は
外からの力が
解決した..
僕はそれを
ただ見ていること
しかできなかった
無力だった...
体に存在を
否定された
気分だった
よ..
大勢の赤血球たちの
死と引きかえに..
そして僕は
腐っていった
この身体を
信じることさえ
やめた...
希望を
捨てた..
全てをこの
身体のせいに
して
君は違う
じゃないか
自分の弱さに
向き合うことを
拒んだんだ...
自分の弱さを
受けとめ
誰のせいに
することもなく
その
苦しみを
葛藤を...
苦しんでいる
恥じること
なんてない
んだ...!
僕はずっと
見てきた...
その
悔しさを...
みんな同じだ...
負けて...
打ちのめされて:
そんな不甲斐ない
思いを何度も
してきている...
苦しみを
乗り越えた
先に...
何かを
変えてゆく
強さを
見つけるん
だ...!
今君が抱えている
悩みを
解決する答えを
僕は持っていない
でも無理を
することは
ないと思う
その悩みは
きっと君に
必要なものだ
から...
自然とその剣を
振れる時がきたら
また働けばいい...
その酸素はその時
役立ててくれ...
.....
あんたは
見つけたんだね...
その強さを...
私は;
怯むな!
肺を
守り抜く
んだ!
これ以上
誰も死なせ
ない...!
大丈夫
ですか!?
せっかく
がん細胞を退治
できたのに...
赤血球
チウッ!!
シャア!!
うわっ!?
!!
ぐあっ!
白血球
さんっ!
!!
白血球
ちゃん!
ハハハッハア...
!!ッ...
...
よく戻って
きてくれた!
.....!
姐さん...
私...
...ああ
わかっている
行くぞ!
おい吉報だ!
黄色ブドウ球菌は
白血球たちが
退治したらしいぞ!
おお!
やった
がん細胞に続いて
どうなることかと
思ったぜ...!
さぁさ!
みんな...!
頑張って働いて
この身体を良く
するんだよ...!
ハァ...
ハッ...
ふふ...
はは...
そうか...
僕らを排除する
ためならば
肺の一部すら
切り捨てる...
それが
この体の
答えか...!
く、くっ
いや、やっぱり
だからはないよ!!
第40話車云和
良、抗かん斎
リンパ管
血しょうを主成分
とする、リンパ液が
流れる管
......
僕たちはがん細
なんだよ...
ありがとう
それは...これからですからこんな
それでも
この身体に
必要とされて
いないバグさ!
くっ...
くくっ...
この体は
僕を...
僕たちを
おそした...
だけど...
僕は生きている
生きてる
ぞ...!
生きて...
あ...
おお
あの
見たか!?
ああ...
なんだ?
今の光は
...?
.....
肝臓リンパ節に
高エネルギー
反応あり!
モニター
切り替え
ます...!
ジ
が..
がん細胞!?
先程の
エネルギー反応は
体外からの
がん細胞への攻撃と
思われます!
生き残って
いたのか!?
生き残りが
いたのは
大問題ですが
ここで退治
できれば...
放射線療法
遺伝子にダメージを与え
がん細胞を壊す。正常な細胞も
同様にダメ一ジを受けるが
がん細胞とは異なリ自分自身で
修復することができるため、臓器
の機能は損なわれずに済む。
頼みますよ...
ナメるなよ
僕には
仲間がたくさん
いるんだ......
この程度の
攻撃で
消し去れや
しねーんだ
よぉ!!
司令!
各所より
がん細胞出現の
報告が...!!
な...なんてことだ...
これは...
“転移”
だ...!
転移
がん細胞が血流や
リンパ液にのって、
最初に発見された部位
から離れた場所に広がり
がんとして再発すること
て...転移...?
生き残っていた
がんは奴一人では
なかった..
ということです...
全身のどこに
がん細胞が
潜んでいるかも
わからない...
こうなって
しまうと
この身体が
取れる
次の手段は...
!?
あああっ!?
きゃああ
ああ!!
いやぁっ!!
な...何が
起こってる
のー
司令!た...大変です
身体中が
絨毯爆撃に
あっています...!!
!!
体外から
取り込まれた
薬物のようです...!!
...もはやどこに
がん細胞が
潜伏しているのか
わからぬ以上...
この爆撃は非常に
有効です...!
化学療法
主に抗がん剤により、
がんの増殖を抑えたり、
成長を阻害する。
手術療法、放射線療法より
広い範囲に効果が
及ぶため、転移の可能性が
ある場合に行われる。
し...しかし!
これでは正常な
細胞たちも巻き添えに...
ええ...
全身に転移の
可能性が
ある以上
仕方がないの
でしょう...
毛がっ
...!!!
副作用
抗がん剤はがん細胞の
分裂を抑制する薬で
あるため、分裂の活発な
他の正常な細胞にも
影響してしまう。
特に非常に活発な分裂を
繰り返す毛母細胞は、
抗がん剤の影響を
受けやすく、毛が抜けて
しまうことがある。
ただでさえ少ない
毛がー
!!
くそ!
今はケガ人
ばかりで
免疫力が
落ちてるのに
この爆撃も
関係ある
のか...!?
あっ...!
おいお前!
どこへ行く!
おいやはいぞ!
がん細胞がまだ
生き残ってた
らしいっ.....!
決まってる
......!
がん細胞の野郎を
ぶちのめしに
行くんだっ!!
み...みんな
ちょっと
落ち着こう!
ひ...ひでぇ...
なんで俺たちが
こんな目に...
さっき放送が
あったらしい
爆撃は
全身に広がった
がん細胞を
退治するための
ものなんだ!
だから
身体のために
ここは耐えて...
この身体は
いったい何を考えて
やがるんだよ!
ふざけんじゃ
ねー
ーっ!!
この身体が
今まで一度だって
俺たちのことを
顧みたことが
あったかよ!!
さんざん
酷使した
あげく
今度は
がん細胞もろとも
殺すってんだ!
やってられる
かよっ!!
俺たちはもう
この身体のために
働くなんざ
ごめんだぜっ!!
......
確かに...
いい加減
この身体の勝手に
付き合うのも
疲れてきた
気持ちは
わかる...
!?ちょ...
ちょっと...
でもこれは
違う...
この痛みは
この身体が
生きて
がんと戦うという
決意の表れだ...!
僕たちが
苦しんでいる時は
当然この身体も
苦しんでいる
はずなんだ...
それでもこの身体は
がん細胞と
戦う道を選んだ!
......
生きることを
選択してくれた...
僕たちと
ともに...!
そ.....
そんな
綺麗事で
納得できる
かっ!
口だけなら
なんとだって
言えるんだよ!
そうだな...
......
生きるために
......!
だから
僕は働く...
行こう..
自分に
できることを
するよ...!
生きる
ために...!
うん...!
酸素を届けよう...!
戦うために...!!
それが
僕の仕事
なんだっ!!
!
急げ!
もっと酸素を
運ぶんだ!
ダメだ
肺機能が
落ちてる!
人手が
足りない!
...っ
誰か手を
貸してくれ!
!!
長老ー
わしらに
できることは
もう何もない..
毛がすっかり
抜けてしまった...
向こうに
これが...!
な...なんと...
赤血球さん...
こんな状況でも
酸素を届けて
くれたのか...
.....
ポタタ・
これは
もう...
くっ...
そういえば、
そして、お客様には
そういえば、
そういうことで、
...
うっ...
......
怖い..
死ぬのが
怖い...!
どうしてだろう...
一度は受け入れた
はずなのに...
この身体のことも
自分のことも
ーァ...!!
......いや
...
あんた!?
どうだって
よかったのに::
わかってる...
あの頃の僕は
生きることに
真剣じゃ
なかった...
今は違う...
だから本気で
死について
考えることも
できなかった
だけなんだ...
...それでも
僕は...
死が怖くて
たまらないっ
......!
今度は
ちゃんと...!
生きて戦うことを
選んだこの身体に:
応えたい...
...頑張れ
頑張れ...
頑張れっ!
負けるなっ!!
がん剤胞
なんかにっ!!
がんばれ..
酸素を
よこせ!
酸素...
!ッ
くっ...
!
わわ!!
キラーT
細胞っ...!
立てるか?
赤血球!
!
あの爆撃で
がん細胞も
かなり弱っている
...
だがまだ
抑え込むには
至らない...!
もう一撃:
俺たち免疫細胞の
一撃が必要だ!
そのために酸素の
配達を頼みたい!
!
わかった!
この身体を
守ろう...!!
そういえば、
...
僕たちの
手で...!
おまおおおっ
2018年8月23日(月)その
赤血球!
酸素の
配達を頼む!
!
わかった
任せてっ!
邪魔だなァ
......
せっかく
久々に
赤血球さんに
会えたのに...
うるせェ
よ...!
周りを
喰い潰す
がん細胞が
.....!
てめェら
がん細胞は...
生きることも
許されねェ存在
なんだよっ!
...言って
くれるじゃ
ないか...!
...なに?
ほんっ
!?
...
...
こ...
これは...!?
だっ
がん紙胞の触手に
捕えられて
キラーT細胞たちの
動きが止まって
います...!
くっ...!
このままでは攻撃が
できません...!
PD:1とPD.
PD-1はキラーT細胞が
PD-L1はがん細胞が、
それぞれ持つタンパク質
PDL1がPD-1と結合
すると、キラーT細胞は、
がん細胞に対する攻撃に
ブレーキをかけられて
しまう。がん細胞はこの
機構により、巧妙に身を
守ると言われている。
くそっ
斬っても
キリがねェ!!
!!
うっ!?
ヤツも爆撃で
相当弱って
いるはず
ヤツも爆撃で相当弱っているはず
あと一撃...
一撃さえ
入れられたら...!
がっ
!!?
アーッ
フーッ
ダッピッ
どうしたァ...
僕はまだ
生きてるぞ!
ヤロぉ...
兄ちゃん
あと一息
なんだっ.....
ビェ...
ピェ...
仕事だよ
あんたたち!
仕事だよあんたたち!血液をキレイにするんだっ!
特別なことはないのは無理であるかもしれない
血液をキレイに
するんだっ!
はい?
抗がん剤などの薬は
脱汗臓で代謝される
しかし殺与される量が
多すぎると、
肝機能が障害を受ける
ことがある。
キラーT
細胞...!
戦いの音が
近付いて来る..!
お前!
先輩...
先輩...
ここは
危ない!
すぐに離れ
ないと...!
安全な場所なんて
どこにも
ありませんでした
みんな必死に
働いているのに...
無理です
!?
もう一歩も
動けないんです
ぼ...僕みたいな
弱虫...
この身体に必要
ないんです...!
何言って
!!
わい...
キラーT!?
«
酸素とこせっ
配達ご苦労さま
赤血球さん...
いやあああっ
なっ...
!!
...っ
ハァ..!!
...っ
先輩っ!!?
大丈夫だ...
ぐう...!
必要なことは
全て教えてある
君はできる!
自分を
信じるんだ!
これが
僕にできる
最後の仕事:
先輩たちが
僕にしてくれた
ように..
君に託す...!
生きるために...
行け!
頼んだぞ...!
...
そういうことで、
そういうことで、
そういうことで、
...
赤血球こうっ!!
まー...
う...
お...前は...
ゲホッ...
助かったぜ...
おい...
あの赤血球は
どこに
...
!!
くそ...
ハハッ
ちくしょう
.....!!
...
こ...
これは...!?
触手が
通らないっ!?
あ...あの
ベルトは
いったい...!?
外部から
投与された薬物の
ようです...!
免疫チェックポイント阻害薬
がん細胞の出すPDL1と
T細胞の持つPD-1の結合を
阻害し、T細胞にかけられた
ブレーキを解除する効果がある
がん細胞の触手を
防いでいます!!
がん細胞の触手を防いでいます!!
結合でも
キラー
T細胞
キラー
T細胞
キラーT細胞
そ...そうか
これならば
!
俺たちの手で
免疫チェックポイント阻害薬
免疫療法
患者自らの免疫力を
活性化することで、
がんを治療する。
抗がん剤を始めとする
三大療法に続く、
第四の治療法として
開発が進められている。
この身体を
守れる...!
いくぜ...
がん細胞!!
...っ
......?
ここは...?
確か僕は
がん細胞に...
そう...僕が
呼んだのさ
最後に話が
したくてね...
いいや...
がん細胞...?
この体を...
僕たちを
恨んでいるの
かい?
確かに...
この身体で
働けないと
知った時は
経望したよ
......
自分を退治しようと
するもの全てを...
908-エ・山地鑑郎
田楽に...!!
自分は
何者にも
なれない
そう思った...
だけど
僕は自分の
存在を示せた...
たとえそれが
「がん細胞」としてで
あろうと...
僕はここに
いるんだと!
おそらく
僕は
退治される
だろう...!
だが僕たちを
一人残らず消し去る
なんてことは
不可能だっ...!
僕は戻ってくる!
何度だって!
来るなら
来い!
どんなに
苦しくても..
辛くても...
戦うことを
諦めたりしない
俺たちは
何度だって
お前を
打ち倒す!
それでも
君たちを消し去る
ことができないと
いうなら...
共存して
みせる!
たとえ君たち
がん制胞とでも!
生きるために!
ーッ...ハァ
終わりに
しようぜ
......
がん細胞!
...共和?
この僕と...?
できるもの
なら...
やって...
み...
せろ...
...
おお
道をあけて
くださーい
がん細胞との戦いから
少しの時が経った
......
だけど
見慣れた光景は
もうここにはない...
先輩たちも
この先いったい
どうなっちゃうん
ですか...?
教えてくださいよ
先輩.......!
!
これ...
...毛が...
ええ...
まだたった
一本ですが...
生えてくれ
たんです...
あの大変な中
酸素を運んで
来てくれた
赤血球さんの
おかげです......
勇気づけ
られました
全ては元に
戻らないかも
しれない...
そうか...
それでも
自分の
成すべき
仕事を
成せば...
きっと...!
あの時...
僕に本当に
託されたのは...
この身体の
未来...
...蘇らせるんだ
みんなの力で...
この体を...!
姐さん...
......
招集だ...
肺で細菌が
暴れてる
らしい..
......
...わかった
すぐ向かう!
描寵與魍瞼
乱された繋がるか!?
凄惨極まる過去を超
次世代の細胞たちが
かしその道もまた
ホワイ
簡単ではなく
哀愁と戦慄の体内労働物
第回巻
はたこ
☆この物語はフィクションです。実在の人物・団体・出来事などとは、
一切関係ありません。
コミックス発売当時のまま掲載しています。
☆取録されている内容は、作品の執筆年代・執筆された状況を考慮し、
はたらく細胞BLACK(7)
基本的に
発行者
2020年9月1日発行(0)
森田浩章
初霧
刀嘉屋一生左両手ッ
原田重光
清水茜
©ShigemisuHaracka/(sseyHatsuyoshiva/
こちらのAndowsAkane.shimizu.2020
発行所
株式会社_講談社
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