そうですね。

JUMP.CONIOS

水でなきれば

八木花火を

★この作品はフィクシヨンです。実在の人物・国体・事件などには、

いっきい関係ありません。デジタル配信用に再編集を行っています。

氏「果てなき墓標」

COMICS

れる存在であったこの世界。

手段を持てずにいた...。

上を生み出した...

銀眼と、背負いし大剣を武器

戦い続ける『クレイモア』と

れたクレア。二人のクレイモ

赴くが、敵には想像以上の化物

わ。絶望の間に落とされるが??

今年より人が「成航」にはお人は長くて保険」に対応する

今日より人が人間の人は長く「妖魔」に対抗する

人は長く一次郎。に対抗するだが、人は半人半坂の女戦士を一生などの

だが、人は平人半奴の女戦『妖魔』の正体を見極めるに人々にあだなす『妖服』と

これ以上アイドルと知りるに人々にあたなす「妖魔」と

呼ばれる女戦士たち...。異常食欲者討伐隊に加えらっしゃいます。

呼ばれる女戦士たち...。

アと共にチームを組み任務に

アヒスにノービーなどなのにであった。仲間が次々と聞き

東京都市の新宿

Vol.6

CoNTENTS

SOENE8、新り裂く者たち『フ

50日(日)には「斬り裂く者たち「お

SOENEO「新り裂く者だちW」が

白貴種

50日(日)!果てなき墓標1,18

SOENE2.果てなき基標1,16

真極

SOENE3.果てなき墓標I-18:

女性ホルモン

90日NE20斬り裂く者たち、

ヘレン...

テネヴ...

クレア...

こんな

感じで...

いかが

かな...

SCENE28

斬り裂く

く者たち

残念

だったな...

あんたは優秀な

戦士だったと思うよ

カンがよくて賢くて...

戦士たる者ただ強い

だけじゃなくて、それなりに

賢くないと生き残っては

いけないからな...

だが

賢すぎるのも...

長生きしない

もんだよな...

貴様...

何者だ...

あんたが言った

通りさ...

かつての

男の戦士の

成れの果て...

俺は自分が

生き延びるため

俺を殺しに来た

戦士たちを

始末する...

VMOREは

それ以上でも

それ以下でもねー

ただそれ

だけさ...

!!

はぁ

ボコ

ボコ

既に腹部の

再生に入ってるか...

しかしダメージそのものが

大きい...生き残れるかは

五分と五分だな...

くくく...

はぁ

はぁ

仲間の心配など

してる場合じゃ

ないだろ...

己の命の心配をした方が

よっぽど現実的だと思う

がなぁ...

シャアアア

!!

!!

ぐ...

く...

!?

こいつ...

キシャアア

これで

終わりだ

死ねえぇ

!!

う...

背中の傷が

深いな...

こっちも助かる

確率は五分と五分:

どちらにしても...

聞える状態じゃない

事は確かだな..

くくく...

なるほど

ねぇ...

瞬間的にだが

スピードが

おそろしく

はね上がる...

仲間の間でも

お前の動きを

とらえられる者は

そういないはずだ

ダテにナンバー

一桁じゃないって

わけたな...

その瞬間だけなら

戦士の中でも陸一の

スピードだろう...

目に映るは

幻の如く

確かこう

呼ばれていたな...

幻影のミリア...

まさに

その名の

通りだな...

ぐ...

ただし弱点は

その持続性の極端な

低さと見た...

く...

出し惜しみしてたのは

その辺が原因かな...

試して

みるかい...

その技

覚醒者に通じる

ものかどうか...

ひゃー

ーっはっはッは

玉砕覚悟で

向かってくるかぁ

ギへ

!!

く...

き...

貴様

げふっ

げふっ

すげーな

あいつ...

ちくしょう

あんな事

できるなら

最初から

やれってんだ...

おそらく最後に

とどめを

さす時に

使いたかったん

だろう...

それまでは

残しておきた

かったはずだ...

妖気の瞬間的な

上昇が半端じゃない...

そしたら

あたしら..

精神的にも肉体的に...

大きく疲弊する技のはずだ...

あ?

おそらく

ミリア自身が

回数を制限

しているのだろう...

!!

10回...

いや多くて

20回ってとこか...

しかし今既に

30回は超えている...

相当無理を

しているはずだ

あ?

てめーに

何がわかる

ってんだ

最下位が

えらそうに

諸新たれんな

「かまー

えたー

かはっ

ミリア

そんな

身体で

がんばったよ

しかし

しょせんは

その場しのぎ

俺はてめーが

限界を迎えるのを

ただ待てば、よかった。

のさ..

はぁ

はぁ

ビキ

はぁ

はぁ

さーて

どうやって

なぶり殺してやろうかな

やろうかな...

ぎゃ

ぐぎゃああ

ポコ

ぐひゃ

うぎゃ

かは

ぎゃあああ

く...

くそ

く...

く...

くそ

ぐ...

身体が...

身体が

動かねぇ...

だめだ...

もう

どうする事も

できねぇ...

終わりだ...

奴が言うように

これが本物の絶望

だ..

ビク

がふっ

絶望...?

この程度の

状況でか...

私は

もっと強大な

相手と...

本物の絶望を

知っている...

お..

お前..

傷は.....?

ちょっと

待て

てめー一番多く

くらったはずだろ

へ...

何かと思えば

一番妖気が

小さくて頼り

なさそーな奴か...

なんで

立てんだよ

はああ

あれ?

なんだ?

なぜ

当たらん

こいつ..

まさか..

キャッシング

なぜだ

な...

なんだこりゃ

なぜ

当たらん

いったい

どうなってんだ...

SOENE29斬り裂く者たち

落ちつけ..

AYMORE&

自らの妖気を

極限まで

おさえるんだ

そして

その他の全ての

妖気を感じろ

目に映るものを

見るな

全ては

妖気の流れで

とらえられる

はずだ

全ての妖気の

大きさと流れを

ひとつ残らずつかみとるんだ

妖気の大きさと

流れから全ての

攻撃の軌道を

予測する

そして

それこそが...

よけてる!?

奴が攻撃を

しかけた瞬間に

既に回避してるのか!?

そうか

こいつと闘った時の

違和感...

今になって

はっきり

わかった!

こいつは私ではなく

私の中の妖気の流れだけを

見て闘っていたんだ...

手合わせというお互い

妖気をおさえた状態の中でさえ

私の中の妖気の流れを

見極めようとしていたんだ

当たれ

当たれ

とすると

妖気妖力が強く

むき出しで闘う

相手ほど見極めは

容易...

当たれ

当たれ

とくに

覚醒者のように

全妖力解放状態の

相手ならまさに

うってつけ...

ガアアァ

まさか

こいつ...

!!!

対覚醒者の

ためだけに...

ひたすら

その牙を研いで

きたというのか

キシャアァ

クヒッ

シャン

!!

グギャ

!!

く...

!!

がっ

!?

なんだきま

貴様

かはっ

強いのか弱いのがっ

さっぱりわからん...

妖気を読みとれば

それなりの動きをするが

攻撃に移ると

その力が落ちるのさ

それぞれの

瞬時の切りかえ..

もしくは妖力解放状態でも

妖気を読みとる事ができなきゃ

話にならん...

要は

まだまだ

修業不足って

事だ...

ミリア

ふん...

わかってるさ

そんな事は

ちょ...

気を

つけろよ

下だ

一応

これでも

ちょっと

待て

話が

あるんだよ

あのな...

ナンバー

一桁でな...

!!

な...!?

いろいろ聞きたい

事はあるが...

どうせ

喋ってはくれまい...

LAYMOREB

いくぞ

おくれるな

そっちも

な..

ガア

アアァ

くそォ

この俺が

こんな奴ら

にイィ

バ...

バカな...

こんな

奴らに...

この俺が

......

く...

くそ...

ったれ

やった...

MyMOREB

やりやがった

く...

まったく..

満身創痍

だな...

どうだ?

きびしいな...

腕の再生に

妖気を使い

果たしてるから

腹部の再生が

うまくいって

いない...

あとは本人の

気力しだいだ...

ち...

そーいや

お前はなんで

平気なんだ?

一番多く

くらったはずじゃ

ないのか

全てが

重要な部分を

避けて貫かれていた

時間をおけばすぐに

でも回復しそうな

傷ばかりだったのさ

いYMOREG

ひとつみんなに

聞いておきたい

事がある

我々にとって

重要な事だから

できれば正直に

答えてもらいたい:

あ?

お前たちの中

で...

覚醒しかけた

事がある者は

いるか

ああ?

私は

ある

かつて

聖都ラボナ大聖堂の

闘いの中で一度

疲弊した身体での

無理な妖力解放が

限界を見誤らせた

おしよせる

強烈な苦痛と

恍惚の中

何故か

その時は元に

戻る事ができた

けっ

あたしも

あるよ

調子に乗って

限界を超えた

NYMOREG

男共と一緒さ

覚醒への衝動に

抗えなかったんだ

デネヴも

あるはずだぜ

聞いた事が

ある

デネヴとは

古いのか?

だがそこから

なんとか自分を

とり戻して衝動を

おさえこんだ

んまぁ

同期だからな

では

聞くが

お前たち二人

依頼人や一般人と

問題を起こした

事はあるか?

奴の場合は

自ら限界の位置を

知りたくて探ってた

時の事らしい

あたしの方は

たまにな

掟があるから

命までは奪えないが

その直前くらい

までは...

デネヴは一般人というより

仲間に対して対抗意識が強く

いろいろ問題を起こす方だ

なるほど...

そしてもう一人は

指令に従わず

何かと暴走する

ナンバー最下位の女か...

みんな

覚醒しかけた

問題児ばかりの

集まりってわけだ

あ!?

どういう事だ

今回の任務には

何か裏があるってのか

あくまで

仮定の話だ

お前は

どうなんだ?

覚醒は

ともかく

問題児には

見えないが

問題児ばかり集まったこのメンバーが

組織の情報ミスで通常なら倒せない

ような覚醒者と闘う事になった...と

私も覚醒しかけた

事がある

三度目の覚醒者狩りの最中

その相手がかつての友人

だと知った時だ

覚醒者の手足を

抱き取り刃を首筋に

めり込ませた瞬間に

それが彼女だとわかった

それまで彼女は

ひと言たりとも

私の名前を呼ぶ事も

元の姿になって見せる

事もなかった

その時から私は

こんな身体にした

組織への復讐を

決意した

SOENE30

、E-50斬り裂く者たちを

_AYMOREB

何故だ

何故

私の名前を

呼ばなかった

何故だ

奴にもはや

人の意識は

なかった

しょせん...

何故お前だと

私に知らせ

なかった

化物だ

何故だ

深く

考えるな...

まずい

妖気が暴走

している

ミリア

!!

ガガ

面白い...

集団戦なら

ナンバー1以上の

働きをするとさえ

言われる

幻影のミリア...

な?

CLAYMORE@

ガガガヵ

その覚醒者なら

ぜひとも

闘ってみたい...

がが

さっ

ガガ

で...

その時は

覚醒せずに

済んだと...

......?

まぁ

そういう

事だ

限界を超えたのは

自分でわかったが

とにかく必死で

おさえこんだ

奴の挑発でそうなるのが

嫌だという意地もあったの

かもしれん

奴?

あいや

あいや

それから私は

組織への復讐を

決意した

こんな身体にして...

あげく我々を

使い捨てのように

処分する組織を

許せなかったんだ

私は組織に従順で

あるように見せて

裏では組織の事を

探っていた

こっちの

事だ...

何かしら

つけいるスキでも

ないかと思っていたんだ

そしてどうやら

私は:

組織にとって

一番知られたくない事を

知ってしまったらしい:

あ?

なんだよ

組織にとって

一番知られたく

ない事ってよ

知らない方が

いい

知れば

引き返せない事に

なる

けっ

もったいぶり

やがって...

つまりお前は

組織が知られたくない

事を知ってしまった

ために処分される

対象になったと

いうわけか?

さっきも話したが

あくまで仮定の話だ

我々四人には

そういう共通点が

あるという事だ

もうひとつ...

聞きたい

事がある...

私たちは..

覚醒しかけた事で

何か変わったのか?

各々

何かしら

感じてはいる

はずだ

覚醒しかけた

その前とその後では

明らかに妖気の質が

違っている事...

以前とは違う

曖昧な限界点

時折不意に訪れる

強烈な飢我感...

我々は既に...

覚醒してるんだよ...

どうだ

わかるか?

強い妖気がひとつ

並の妖気がひとつ

小さい妖気が

ひとつ..

そしてもうひとつは

わからない

死んでいるか...

生きていたとしても

かなり弱ってるようだ

もう少し

近付けば

覚醒者の

妖気は

感じない

はっきりつかむ事が

できると思うが?

これ以上は

向こうに気付かれる

こんな距離から

相手の妖気を探れるのは

お前ぐらいだから呼んだんだ

おかしな事を

させるな

覚醒者狩りの

仲間の生死がそんなに

重要なのか?

子を思う

親の気持ちの

ようなもんだ

気にするな

!?

妖気がししこ

乱れた

どうした?

驚きと

動揺

強い妖気の奴が

もう二人に何か

動揺させるような話を

したらしい

並の妖気の

奴の動揺が

激しい

身振り手振りを

入れて反論して

いる

どうやら激情家

のようだ

いや...

小さい妖気の方は

比較的おとなしく

受けとめている...

むしろ

小さな妖気の

奴の方が...

小さい妖気の方も

内では動揺している

な..

心中の動揺は

激しいか...

過去に

悲劇的な事でも

あって...

こっちは心情を

表に出さない方が...

外へは

心を閉じてでも

いるのかな...

恐ろしい奴だ...

こんな離れた場所から

そんな事まで

わかるのか

最後の一人も

気が付いたぞ

よかったな

これで四人共

生還だ

そうか...

わかった

今つかんだ

四つの妖気

よく覚えとけ

そのうち...

刃を交える事になる

かもしれないからな...

冗談じゃ

ねー

あんな化物共と

一緒にすんな

あたしら

あんな化物にも

なってねーし

人の内臓だって

喰いてーとは思わねーぞ

言い方が

悪かったな...

覚醒といっても

完全な覚醒ではなく、

半覚醒のような状態だ

通常なら一気に

覚醒するところを

なんらかの理由で

覚醒が一旦止まって

いる状態...

もしくは緩慢に覚醒

し続けているかの状態だ

いや

しかし...

腕の伸縮も

大きな再生能力も

妖力解放限界ギリギリで

できる能力だ

NYMOREG

う...

一度限界を

超えて元に戻る

なんて事は...

それを苦もなく普通の戦闘で

使えるようになったのは

覚醒しかけた後からのはずだ。

違うか?

な...?

実は

ありえないんだよ

私たちは..

私たちは..

これから

どういう事に

なる?

ただこのまま...

デネヴ

すまんが

これ以上の事は

私にもわからない

ひたすら

完全な覚醒者になるのを

指をくわえて

見てるだけなのか

我々のこの状況が

ただ覚醒しかけて

止まっているだけなのか

覚醒に向かって

動き続けてるのかすら

わからないんだ

どちらにしても...

LAYMOREB

いついかなる状況で

覚醒するのかわからない

危険な状態だという事は

確かだ

いいだろう...

人身御供に

なってやるよ

なにを?

実験だ

よく

見てろ

...

な!!?

やめろ

デネヴ

その身体での

無理な妖力解放は...

だまって見てろ

だがもし元に戻れず

そのまま完全覚醒

するようなら...

どうせこのまま

限界を守って再生を

してても私は死ぬ

なら一気に極限まで

妖力を解放してやるよ

ためらわず

私を殺せ

あんたが言うように

半覚醒で限界が無いに

等しい状態ならこの傷を

瞬時に治すだけの妖力を

使い...

そして完全覚醒する事なく

元の状態に戻る事も

可能なはずだ

デネ...

ヘレン

クレア

同期の

よしみだ

苦しまずに

いかせてやるよ

まかせろ

仕掛じたりは

しない

どうした

何か

あったのか?

四人の内の

一人が

覚醒した

自らの意思で

限界を超えて

覚醒したように

感じたが

どういう

事だ

なに?

AYMOREB

闘いのダメージで

限界を見誤ったん

だろう

残念な話だ...

いいのか?

我が子の

ように大切

なんだろう

化物を

我が子にした

覚えはないよ

勘弁して

くれよ...

_AYMORE@

一応

戻って来れたん

だからよ

デネヴ

ったく...

無茶をする

腹は大丈夫

か?

ああ...

ようやく

なんとか

雲がったよ

無茶は

それくらいに

しておけ

今回は

戻って来れたが

次は戻れるとは

限らん

とにかく

わからない事が

多すぎるんだ

人の意識を

持ち続けたいなら

あまり無謀なマネは

しない事だ

わかってるよ

私もこんな綱わたりは

二度とごめんだ

ママ!!

NYMOREB

どうした

クレア...

誰かに...

見られている

気がした...

心配するな

周囲は私も

探った

山ひとつ向こうまで

仲間の気配はない

仮にその先に

誰かいたとしても...

我々がここに存在して

いる事がかろうじて

わかるかどうかだ...

ほぉ...

この距離で私に

気付く者がいるのか?

しかし

確証を持つには

到らないようだな

それにしても

どういう事だ

覚醒したように

思えた奴の妖気が

安定した

俄かには

信じられん

話だな

そんな事が

可能なのか...?

おい

どうした

まだ

何かあったのか

YMOREG

いや覚醒は

私の勘違いの

ようだ

四人共

無事だ

勘違い?

お前にしては

めずらしいな

だから

言ってるだろ

遠すぎると

遠くから我が子を

見守る親心も

ほどほどにな

こんな距離で

正確な情報など

たやすくつかめんよ

ふん

行くぞ

早く来い

ガラテア

親は親でも

タヌキ親父

ってとこか...

そのうち

刃を交える...

か......

AYMORE@

果たして何人

全く!!

私の前まで

生きて

たどり着ける

事やら...

棘の道だな...

そのために、

SCENE31果てなき墓標

キシャ

右が爪攻撃

桜的は頭部...

左は

身を落として

左腕で腹部狙い...

シャアア

建物の陰に潜む

もう一匹は

タイミンクを

計って頭上からの

以前...

!!

SCENE3I

果てなき墓標

す...

すげぇ...

あれが

銀眼の魔女...

三匹もの妖魔を

一瞬で...

クレア...

事は成した

報酬は後から来る

黒服の男に

渡すがいい

AYMOREG

すごいね

最近クレア

覚醒者だけでなく

並の妖魔を相手にも

妖気を読みとっての

聞いができるように

なってきた...

妖魔三匹を

あんなに

あっという間に

やっつけちゃう

なんて

妖魔は何匹いても

敵ではなくなりつつあるな...

生き延びたいの

なら...

強くなるしか

ない...

我々は

ここで

解散する

各々それぞれの地区で

それぞれの仕事に戻れ

我々は与えられた仕事を

多少の情報ミスが

あったとはいえ

やり遂げただけだ

その他には

何もなかった

ここで我々が

結束して組織に

対する方がはるかに

リスクが大きい

私たちは何も知らず

なんにも疑問を持たず

仕事をやり終えて

戻ってきた

AYMOREは

それでも常に

注意は怠るな

氷の橋を渡るが如く

全ての事に

慎重にあたれ

そう

思わせるんだ

そして

あやしまれぬ程度

組織に従順になって

少しでも問題児という

イメージを払拭するんだ

私以外

はな...

すぐにでも始末しなければ

ならないという事は

元々ないから暫くは

それでやりすごせる

はずだ

お前は...

ミリアは

これから

どうする

つもりだ

私は既に

引き返せない

ところまで

来ているからな

これからも組織の事を

調べ続けていく

特に覚醒の件は

我々にとって急がなければ

ならない事柄だから

わかり次第みんなにも

知らせる

......

だからそれまで

無理はしない

ようにしろ

心配するな

お前たちは

覚醒しかけた事で

実力は上がっている

ナンバー一桁の

それぞれ

実力に匹敵する

と言っていい

ナンバー6から後は

私の実力を見てもらえば

大体想像がつくと思う。

6から9は

ほとんどダンゴだ

大した事はない

お前たちがそれぞれ

一対一で闘ったとしても

なんとか倒せない相手では

ないだろう

万一仲間と闘う

事態に陥ってしまった

としてもそう遅れを

とる事はないはずだ

......!!

そうなのか?

冗談じゃ

ねー...

問題はナンバー5から

その先の上位ナンバー

LAYMOREB

正直ナンバー5と

ナンバー6との間には

大きな壁があると思ってほしい

上位五人の

印だ

覚えておけ

右から

ナンバー5

ラファエラ

ナンバー4

オフィーリア

ナンバー3

ガラテア

ナンバー2

ベス

ナンバー!

アリシア...

どぃつもこいつも

化物だ

こいつらと会ったら

闘うという選択肢は

まず捨てろ

LAYMOREG

と一応ここまで

話したのは

あくまで情報だ

組織が我々を

始末しようとして

いるという確たる

証拠は何ひとつ

ない

むやみに仲間を

敵対視する必要はない

だが気を抜かず

誰に対しても油断は

するなという事だ

それを

忘れるな

みんな

また..

生きて

会おう

AYMOREは

ほぉ...

あの町

妖魔が三匹

いたのか...

それを苦もなく

一瞬で倒したんだ

優秀だよ

大した事じゃ

ない

普通の事だ

最近は

いつにも増して

殊勝だな

あまり暴走もしなく

なったし心なしか

素直になったようにも

見える

何か

あったのか?

別に

強いて挙げれば

この間の覚醒者狩りで

自分の実力を嫌という程

思い知ったためだろう

もう少しで..

全滅するとこ

だったからな...

立て続けで悪いが

仕事だ

覚醒者狩りの

依頼が

再び入った

場所は

ここより北の地の

ゴナール

小さな古城を臨む

中くらいの町だ

既にもう

廃墟だがな...

NYMOREG

相手はかつての

一桁ナンバー

現れて半日で

その町を

廃墟にした

この前闘った

男の覚醒者より

はるかに強い

死にたくなければ

心してかかる事だ

私は

死なないよ

絶対にな...

頼もしい

言葉だ

期待して

るよ

お!

見えたよ

クレア

あの町でしょ

今回は

遠かったね

大陸の端まで

来た感じだ

しまったな...

近くの町にラキを

預ける気でいたが...

この辺に町らしい町は

ひとつもない...

町に仲間の

気配はあるが

覚醒者の妖気は

感じない...

平気か...

うわ...

なにこれ..

どうなってんの

この町...

ひどいもんだな..

まさか

ここまでとは::

仲間の気配は

向こうか...

AYMOREB

なんだ

この感覚...

厳しい闘いに

なりそうだ...

行くぞ

ラキ

身体に粘りつく

ような違和感...

うん

そんな

感じだ...

身体中の細胞が

警報を出している...

あら...

こんにちは:

そちらの

男の子は

なにかしら...?

こいつは

私の連れだ

預ける町が

近くにないんで

つい連れてきた

来るまでに

時間がかかったから

もう揃っていると

思っていたが...

他はまだ

来てないようだな...

何言ってるの

揃ってるじゃない

あなたと

あたし

今回は

二人よ

二人...?

二人で

覚...

異常食欲者狩りを

するのか?

ええ

そうよ

あたしがいるから

他はいらないの

あなたは

ついでのようなもんよ

上位五人の

うちの

印は...

紋章を

見れば...

くす

あなた

覚醒者みたいな

匂いがするのね

く...

いいじゃない

動かないでよ

もう少しこの匂い

嗅がせてほしいだけよ

くん

くん

やめろ

お前

クレアから

離れろ

くん

好きなのよ

この匂い:

邪魔すんな

ガキ

殺すぞ

...

あらあら

強い力ね

その子がやられた事が

そんなに気にさわった

かしら...

でも

動かないのよ

ねぇ

残念ね

非力って

悲しい事よねぇ

!!

!!

!!!

だから動いたって

無駄だって

言ってるでしょ

CLAYMOREO

変な味い

覚醒者なら...

今すぐ

殺してあげるわよ

あなた本当に

あたしたちの

仲間なの?

!!

はぁ

はぁ

ガークから

もらった

聖都の剣だ

はぁ

はぁ

これ以上クレアに

変なことするなら

俺が許さない

ラキ

はぁ

はぁ

はぁ

はぁ

ねぇ綺麗だと

思わない?

LAYMOREC

身体が裂けたり

弾けたりした時だけ

周囲を彩る薔薇のような

赤い色...

綺麗に咲かせて

みようかしら...

その子...

「そういうわけ

言い忘れたが..

SCENE32果てなき墓標

特にこいつとだけは

事を構えるなという

奴が一人いる...

仲間の命も

人の命もなんとも

思わない奴だ

常に闘いを欲し...

流れ出る血を

見るのが何より

好きな女...

多少不自然でも

いいからそいつとの

技能は極力避けろ

特に覚醒者狩りには

異様な執念を燃やす

女だ

我々は

一切の関わりを

持たない方がいい

その名を...

オフィーリア

今の日NE32

果てなき墓標

組織のナンバー4..

血塗られた凶戦士だ

AYMOREG

あれ?

印を見て

顔色が

変わったわね...

あたしの事

知ってるの

かしら...?

どこで

聞いたのか...

ちょっと

興味ある

とこね...

はぁ

はぁ

はぁ

.....の前に...

な!?

あら...

意外に

疾いのねぇ

な...

なんの

真似だ...

我々は掟で

人を殺したら

己も死ぬ運命に

ある

お馬鹿よね

あなたたち..

今のは完全に

こいつを殺すための

ひと太刀だった...

あんなの自己申告じゃ

ない...

自分の首が斬られるのに

律儀に報告するなんて

みんなどうかしてるわ

たとえ誰かに見られてた

としても..

死にたい

のか...?

それ共々始末すれば

すむ話よ

そうだ

ゲームを

しましょう

にこ

ぎゃ...

クレアァ

!!

ぐぎゃああ

いい?

ルールを

説明するわよ

あたし今から

この子と闘うわ

もちろん

本気じゃないわよ

この子の実力に

合わせた力でね

でも一分ごとに

あたしは一段階ずつ

カとスピードを

上げていく..

そうね多分

この子がどんなに

がんばっても

十分ぐらいで

首が飛ぶと思うわ

く...

それまでにうまく

その両足をくっつけて

助けに入るの

時間かかりすぎると

この子が死んじゃうし

急ぎすぎても変なくっつき方して

助けにならないわ

どう面白そうでしょ

それじゃ

スタート!

よーい

!!

ぐがっ

く...

ぐ...

く...

CLAYMOREG

く...

う...

くそ...

ビキ

おちつけ...

おちつけ...

くす

妖力解放して

修復と再生を繰り返せば

できるはずだ

あせるな

おちつけ...

がぁ

あら

あら

思ったより

やるのねぇ

ちょっと感心

しちゃった

少しはや

早いけど..

一段階

アーップ

!!

が..

ぐが

ラキ

ぐわぁあ

ちゃんと剣を

支えてなさい

両刃なんだから

刃はあなたにも

向いているのよ

くそ

くそ

あら

駄目よ

それじゃあ

ボトッ

AYMOREG

言ったでしょ

急ぎすぎて

雑にやっちゃ

駄目だって...

くっつきすら

しないわ

言っとくけど

四肢接続は

斬られてから

時間が経てば

経つほど難しく

なるわよ

何度も

挑戦できるとは

思わないでね

時間が経って

傷口が塞がれば...

二度とくっつける事は

できないわよ

そりゃっ

くす

まったく

素直な

いい子ねぇ

あたしの

狙った通りの

反応だもん

はぁ

はぁ

はぁ

そりゃっ

はぁ

そりゃっ

!!

あはっ

はぁ

はぁ

あははは...

ほほほははは

あははは

面白いわ

面白いわ

この子

この子

あなたの集中力を

乱させまいとして

どんなに斬られても

呻き声ひとつ上げないわ

血まみれで

泣きそうな顔で

口をつぐんでるのよ

この子

攻撃が当たらないからって

いい加減な事言うなよ

てめーの屁みてーな

攻撃なんかかすりも

してねーよ

たまんないわ

素敵よ...

とっても

素敵よ

あなたたち...

どっちを

殺して...

どっちの泣き喚く姿を

見るのが楽しいかしら...

AYMOREは

あれ?

来ちゃダメだ

逃げて

こんなところで

何してるの?

逃げる?

どうして...?

あーあ...

来やがったか...

もう少し遊んで

られるかと

思ってたのによ...

え!?

戦士は

二人...

大剣が二本...

そして人間の

男の子が一人...

どうしてそんな

組み合わせなの?

なんかよく

わかんないけど...

その男の子..

さっきから

おいしそうな匂いがして

たまらないのよね;

「そういえば、

ボコ

な...

50ENE33果てなき墓標

なんだよ

あれ..

おっ

ボコボコ

あ...

あれが...

ボコ

ボコ

ボコ

ボコ

覚醒者...?

ボコ

つENE3

果てなき墓標

ば...

化物...

あらあら

けっこう

本気で強そう

なのね

勝てる

かしら...

く...

あたしたち

.....

とりあえす...

ていうか?

そこの男の子

以外いらない

のよね...

邪魔

あら...?

男の子以外

切り刻んだ

つもりだったのに...

あなたたち

二人...

二人共

無事なんだ...

けっこう

強い方?

はぁ

はぁ

はぁ

AYMOREG

大丈夫

クレア

く...

右足はうまく

いったが

左足が不完全だ

もう少し

時間が

とれしば...

!!

ラキ

タン

この子は

あたしに任せて

あなたは早く

その足を

くっつけるのよ

今は一刻を

争うのよ

く.....

見たでしょ

あの覚醒者の力

あたしたちが

仲間割れしてる

場合じゃないの

........

なーんちゃって

!!

ぐが

ラキィィ

こうッ

き...

ごめんなさぁい

貴様...

ちょっと手が

すべっちゃった

ぐ...

が...

はなせ

はなせ

この野郎

ちくしょう

はなせぇ

だから

言ってるでしょう

ましてや

けっこう

強そうな

覚醒者が

相手...

はなせ

化物オ!!

あなたみたいな

非力じゃあたしの

手を振り払う事も

できないのよ

このままあの子を

抱えて闘えるわけ

ないじゃない..

く...

うわあああ

見捨てられた

みたいねあなた...

わあああ

ある意味

賢明な選択とも

言えるわね...

無駄よ

たとえ限界ギリギリまで

妖力解放してもあたしの

今の力にすら及ばないわ

うわあああ

わあああ

来るなあ

よるな

化物オォ

往生際が

悪いわねぇ

しょせん...

あの子の事は

あきらめなさい

わあああ

どんなに妖力解放

したってあなたじゃ

助けられないんだし

あなたの実力じゃ

ちっぽけな命ひとつ

救えないのよ

え?

ん?

かっ

はは

あははは

あのバカ頭に

血が昇って限界

超えやがった

ガキ助けるために

てめーが覚醒者に

なってどーするよ

は?

やりやがった

まったく救えねー

バカだぜ

あははは

ありゃ?

AYMOREG

なんだよ

てめー

今確かに

限界超えた

はずたろ

インチキ

してんじゃ

ねーよ

両足も完全に

くっついてる

みてーだし...

どうなってんだ?

一度限界超えたら

何があっても元には

戻らねーんじゃないのか

お前

ひょっとして..

とっくに

覚醒してんだろ

面白ぇ...

すっげー

面白ぇよ

おい

今日一日で...

二匹の覚醒者を

八つ裂きにできる

なんてよ

ラキ

私に

抱きつけ

ここから

離れる

今から全ての力を

逃走に費やす

え!?

今の私の力では

どっちを相手にしても

勝ち目はまったくない

お前は私にしがみついて

振り落とされないように

するんだ

早く

しろ

もっと

しっかり

つかまれ

ぎゅ

頼むぞ

力の限り

私にしがみ

つくんだ

振り落とされるなよ

あら

逃げられると

思ってるのかしら

わわわ

!!

あら全部

よけたの?

えらいわ

あなた

面白い事

言ってたわよね

あなた...

私を八つ裂きに

するって...

あの子は

すぐつかまえるに

しても...

......?

身の程知らずの

あなたの方を

先に始末してあげよう

かと思って

ふん

化物風情が...

調子のってんじゃ

ねーぞ

ク...クレア

あれ...

なんか...

く...

聞いはそう...

長くはない...

限られた時間の

中でできる限り

遠くへ行くんだ

日果てなき墓標(完)

一歩でも

遠くへ!!

DIGITAL

SHUEESALINENES

CLAYMOR

6巻

八木教広

©八木数は、2004.2012

初版発行

デジタル版発行-2012年

2004年

発行所・集英社

http://www.sticoshacco.

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