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Instructions:
JUMP.COMICS
...
本文は
★この作品はフィクシヨンです。実在の人物・国体・事件などには、
いっきい関係ありません。デジタル配信用に再編集を行っています。
闘う資格
JUMP.COMICSの
NORIHROYAGI
R
れる存在であったこの世界
手段を持てずにいた...。
上を生み出した...
銀限と、背負いし大剣を武器
戦い続ける『クレイモア』と
組織のWord・オフィ
捕まる中、クレアは力を解放
見た事でオフィーリアは...
古より人が『妖魔』に喰わ
「日本の人の人は良く『妖魔』に対抗する。
人は良く吸血鬼に対抗するだが、人は平人平成の女戦者を
だが、人は半人半奴の女戦「妖魔」の正体を見極めるに入々にあだなす『妖服』と
2008年レントドを先振りるに入力にあたなす「妖魔」と言っていた
に、べぐにのにょっと呼ばれる女戦士たち...。
すみませる女性にとって、短期者狩りに異様な病念を
私はそれがリビングなんて一リア。覚醒者が現れラキが
し叔田する。だが、その力を
東京都市地区で
Vol.7.
CoNTENTS
い
はい
...
...
SOENE5果てなき墓標「35
ちゃんこの楽しみぎ室操のSOENE7・闘う資格(CE)に30問う貧格】
90日NE34果てなき墓標IV
SOENE36果てなき墓標、W-B7
SOSLALの飼い具は150日NE30円・問う資格・18
SOENE3闘う資格IIEE
女性化された
50日NE34果てなき墓標IT
急ぐんだ
限られた時間の中で
少しでも遠くへ!!
SCENE34
果てなき墓標「
はぁああ
ああはっ
!!!
く...
ぐ...
が
残念ね...
もう一歩
だったのに..
カは
私の方が
上みたい
...
ぐ...
はぁ
はぁ
くそ
もはや
俎上の魚
ね...
はぁ
はぁ
はぁ
どぉ命乞いでも
してみる?
意外ときいてくれる
かもしれないわよ
あんま喋んな
口がくせー
残念だわ:
下品な人は
嫌いなの
私...
さて...と
あの子たちは...
まぁ...
まだその程度しか
離れてないの?
非力でのろまじゃ
目も当てられない
わね
あら?
まったく
今の若い子
たちは...
え?
なによ
それ?
いったい
どういう..
あなた...
首...
大馬鹿野郎
だな...
たかが
首を折っただけで
とどめを刺したと
思い込んでるなんてよ
本気で
仕留めるなら
首を
はねるべき
だったな...
化物は...
あなたの方じゃ
ない
!!!
ク...
決着が
ついた
くそ
クレア...
思っていたより
はるかに早い
ダメージは
ほとんど無し
そこまでの
力の持ち主だと
いうのか...
あいつは...
おそらくどんなに
妖気を抑えても
上位ナンバーには
通用すまい
追いつかれるのは
時間の問題か...
クレア...?
ここから
ふた手に
分かれるぞ
ラキ
え!?
我々は今町からちょうど
北に向かうように
進路をとっている
私は今から北東へ
お前は北西へ向かうように
進路をとるんだ
で...
でも
心配は
いらん
奴は私の方へ向かってくる
間違ってもお前の方へ
行ったりはしないから
安心しろ
やだよ
クレア
俺はクレアと
一緒にいるよ
言う事をきけ
時間がないから
詳しく説明は
できないが奴は
私の妖気を感じて
追ってくる
だから...
ちがうよ
ちがうよ
!
そんなん
じゃない
クレアの力に
なりたいんだよ
自分じゃなんの役にも立たないのは
分かってるけど、それでもずっと
クレアの傍にいたいんだよ俺!!
俺があいつに
襲われても
助けてくれなく
たっていい
なんなら俺を
盾にしたり囮に
したっていいんだ
だけどクレアがやられたり
離ればなれになって二度と
会えなくなるのが一番いや
なんだよ
死んでもいいから
ずっと一緒にいさせてよ
クレア!!
ク...
約束する
私は死なない...
クレア...
必ず生きて
再びお前と会う...
だから
死ぬな
私が必ずお前を
捜し出すからそれまで
二人とも生き残るんだ
うぐ...
ぐ...
く...
く...
う...
クレア...
イMORED
くっ
ラボナの神よ...
もし本当にいるのなら
私の願いをきいてくれ
どうかあなたの護剣を
持つ少年に...
ほんの少しでいいから
力を貸してほしい...
この人生離れた
森の中で
生き抜こうと
でいる少年に...
たった二木の剣を
挑えているたけの少年に
僅かばかりの慈悲を
与えてやってく
私と...
再び出会う
その時まで...
AYMORE
んっ
さて
首のコリも
いい具合に
とれた感じだし...
それじゃ...
もう一匹の
覚醒者狩りを
始めましょうか...
そういえば、
SOENE55果てなき墓標
く...
果てなき墓標
CENE
遅いわ...
く...
はぁ
遅すぎるわよ
あなた...
はぁ
大体無駄が多すぎるのよねぇ
あなた
闘い方だってそうよ
力だってあたしの腕を振り払う
だけの力を秘めてるんだから
もっと効率よく使わなきゃ...
はぁ
!
!!
覚醒者は...
ごめんねぇ...
けっこう強い相手と
闘った後だから
気が昂ぶって
しょうがないの
一匹残らず
八つ裂きにしてあげる
く...
......
!
なんの真似
かしら
自ら妖気を
抑えて...
もう
あきらめた
って事?
つまんないわ
あなた:・
!
!
なにそれ
なにそれ
!
あはっ
言ってよね
ひょっとしてあたしの中の
妖気の流れで動きを
先読みしてるの?
なによ
やるじゃない
あなた
ごめんね
さっきあたし
つまんないとか
言っちゃって
!
CLAYMORE
く...
!
あら
カンが
いいのね...
そろそろあれを
やろうかと思ってたの...
なんだ...
今の
妙な感覚
お願いだから..
一発目で
死んだりしない
でね...
足下から
右肩への
斬撃
AYMORE
止める!
な!?
上段から左肩への
振り下ろし
く...
馬鹿な...
剣の軌道は読んでいる
剣の軌道は
読んでいる
なぜ
防げない
?
く...
!!!
馬鹿な...
剣がまるで
蛇のように...
惜しかった
わね...
あたし相手じゃ
なかったら...
けっこういいとこ
いけると思うわよ
あなた
!
だから一生懸命
必殺技つくって
名前つけたの
あたしってさぁ
みんなにあるような
通り名ってないのよ
ねぇ...
黒のアリシアとか
幻影のミリアとか
そういうやつ
そしたらそれでみんなに
呼んでもらえるかなと思って
漣の剣って
いうのこれ
連のオフィーリアなんて、
素敵な名前だと思わない?
でも今いち
広まらないのよ
ねぇ...
これ見た人って
たいてい死んじゃうから...
!
蛇のようにうねる
クレイモアだと?
NYMORE
違う錯覚だ
波うつような腕の動きで
剣が歪んで見えているんだ
おそらく
全身の体の柔らかさが
なせる技
高速で剣を奔らせながら
ありえないような腕の変化で
まるで蛇のような剣の動きを
生み出しているんだ
にこっ
そして何より
致命的なのは...
もはや私の先読みで
とらえられる類の技では
ないという事...
はぁ
あら
勝機...?
そんなもの最初から
あるはずがない...
はぁ
はぁ
まだけっこう
やる気はあるのね
どこかに勝機でも
残されてるのかしら
え?
なに
正面からの
特攻?
!
やけっぱちにでも
なったの?
それとも他に何か
あるのかしら?
なんだ...
がっかり...
が
ぐあ
が
あ
やっぱ
つまんない
もういい
死んで
がふ
幕引きを
あやまると
醜いだけね
がはっ
かはっ
がは
くそ...
少し深く
斬られすぎたか...
いやしかし
あれ以上浅いと
斬った感触が
足りない...
命があるだけ
ましか...
あとは...
あとは斬られた右腕を
両足と同じ要領で
くっつけて
おーしまい!
ってまぁ
!
そんなところ
カしら?
!!
やってくれる
わね
あやうく騙される
とこだったわ
いYMOREW
とくに右腕を
斬らせたのが
秀逸よね
とどめの一撃と
相まって決着がついた
って感じをいい具合に
印象づけてるわ
思えばあの場所での
闘いもこうなるのを
見越しての選択よね
初めっからあなたの掌で
踊ってたってわけね
あたし
く...
でもそれなら
その右腕はあきらめる
べきだったわね
最後まで右腕を気にして
落ちてったのがずっと
引っかかってたのよ
ねぇ知ってる?
私たち戦士にも
攻撃に優れてるタイプと
防御に優れてるタイプが
いるのよ
性格の違いで
分けられる訳
だけど...
あなたもあたしも
攻撃型のタイプよ
で..
あなたは意外に感じる
力もしれないけど
あなたの防御は
攻撃を前提に
根ざしてるものよ
何か強大な
相手でも見すえてる
かのような感じ...
あたしが
何を言いたいの
かっていうと
...
攻撃型の戦士である
あなたもあたしも:
身体の完全な
再生は不可能って
事よ
切断された身体の
接続はできるわ
それもそれなりに
時間はかかるんだけど
でも再生は
無理
攻撃型のかなりの
上級者が時間を
めいっぱいかけても
普通の人間程度の筋力の
腕が精一杯ってとこね
で
その右腕...
あたしは
更に何が
言いたいのか
っていうと..
あたしが今度は
くっつくのを待ってると、
思う?
..
く
!!
残念
利き腕を
斬らせたのは
失敗だったわね
キャッシング
SCENE38果てなき墓標
く...
果てなき墓標"
落ちつけ
落ちつけ
妖気を限界まで高めて
無くなった右腕を
イメージするんだ...
だから
言ってるでしょ
あたしたちに
再生は無理だって
...
どっかで誰かが
再生してたの見て
真似てるようだけど
無理なのよ
あたしたち
には
ある意味
成り立ちが
違うんだから
半人半妖になった時に
生き残るため
身を守る事を考えてたか
生き残るため
相手を斬り殺す事を考えてたか
その辺が分かれ目なのよ。
はぁ
はぁ
く...
あとからの訓練や修業で
なんとかなるもんじゃないの
ってねぇ聞いてる?
はぁ
くそ
!!!
ちっ
ねぇもう
いいじゃない
どうせ逃げられっこないの
あなた自身嫌ってほど
分かってるんでしょ
はぁ
はぁ
はぁ
があああ
!
が
追いつめられて
ヤケクソぎみに大振りで
斬りかかってくる
なんて...
みっともなくて
見てられないわね
とか
思わせといて...
こういう算段
してるのって
すごい好き
あたし
はぁ
でもって
その全てが徒労に
終わるであろう事を
うすうす感じてる
あなたは
もっと好き
はぁ
はぁ
く...
が..
かはっ
ぐ...
!
本来ならとっくに
諦めてる状況なのに
そうさせない理由が
まだあるようね
ん...
連れだった
少年との約束?
く...
それとも自分から
全てを奪った
者への復讐?
ま大方そんなとこ
でしょうけど...
守るべきものがあるから...
死ねない理由があるから
生き雑びられるなんてのは...
弱者の愚かな
幻想なのよ
あれ?
くっ
これって誰の
事だっけ?
がっ
はい
これでもう
剣も握れない
わね
あ...
それじゃ
そろそろ
おしまい
が
今日一日で
四肢全部
いっちゃったわね
あ...
あ
けっこう
楽しかったわ
!!
!
懐かしい気配に
誘われて
来てみたが...
どちらも
知らぬ顔だ
あ?
なんだ
てめー
妖気は
感じねぇから
仲間じゃねぇな
まったく
間の悪ィ...
あたしは楽しんでる
とこ邪魔されるのが
一番ムカつくんだ
一般人
か!?
逃げろ
こいつは
普通じゃない
妖魔も一般人も
躊躇なく斬る奴だ
!
!?
そうか...
早くこの場から
逃げるんだ
お前か...
!!!
あれ?
てめえ今...
何しや
がった...
最近の戦士は
一般人にまで
剣を向けるのが?
があああ
が
なんだ?
一体何に
弾かれてるん
だ?
がぁ
!!
な!?
気をつけろ
それは!
奇妙な太刀筋の
剣だ
YMORE
それなりのナンバーを
持つ者なのだろう...
だが
高速で奔る
無数の剣の
前には
な...なんだ?
全ては無意味...
抜き身すら
見えない剣だと!?
!
!!
まさか...
生きていたのか
レサ討伐隊の
かつての
ナンバー2
高速剣の
レー
...
SiOENE37
闘う資格
?
右腕が...
ここは..
無い...!?
!!!
...
!
左手が...
気を失ったのは
左手を自力で
つなげた直後
だった
慣れない四肢接続に
限界に迫る妖力解放
そしてギリギリまで
痛めつけられた全身の
ダメージ...
体力的にはとっくに
限界を超えていた
むしろ左手をつなげるまで
よく意識を保っていたと
言いたいところだ
イレーネ!
ここは
どこだ?
あれから
何日経ったん
だ?
お前は
どうして..
!!
とりあえず
それを口に
入れろ
一週間:・
いかに少食な我々でも
激しい闘いと四肢接続の後
一週間飲まず食わずでは
さすがにこたえる頃だ
一週間私は
眠り続けていたのか...
おい
どうする
気だ?
大剣は
どこだ
急いで
戻らなければ...
..
私は..
イ...
イレーネ
!?
それほど
いらぬ命なら
私がこの場で
断ち切ってやっても
いいぞ
いいか
よく聞け
く...
お前を追っていた
あの女はまだ
生きている
ぐ...
お前以上のダメージは
与えてやったからしばらくは
満足に動けないたろうが、
死んではいない
何より貴様は
利き腕を失い
これから残された
もう一本の腕だけで闘って
いくしかないんだぞ
今のお前じゃ
妖魔一匹思い通りには
倒せないはずだ
く...
少しは
身の程というのを
考えてみるんだな
YMORE
くそ
くそ
食事は
済んだのか?
ああ...
食糧を口にした途端
自分がいかに渇き飢えて
いたか分かったよ
いろいろ
助かった
礼を言う
一応
きいておこうか...
なぜ
私の名を
知っている
組織に入って
いろいろ調べた
あの時の事は
欠かさずな...
人を殺してはならぬという
組織の掟を破った
テレサの首を狩るために
集められた討伐隊は
四人...
当時ナンバーーだった
テレサに対するメンバーとして
その直下の
ナンバー2からナンパー5が
その任を負う事になった
ナンバー2
高速剣の使い手
イレーネ
たえずナンバー3を
争っていた
膂力のソフィアに
疾風のノエル...
名前を
きいておこうか
そして
地区配属間もない
次期ナンバー2の
予定だったブリシラ
クレアだ
しかし任務中に
プリシラが覚醒...
テレサと
討伐隊の仲間を殺して
その姿を消した
体内にいるのは...
テレサか...?
まさかあの時の子供が
生き延びて半人半妖の
戦士になっていたとはな
運よく拾った命なら
全てを忘れて人のまま
生きていけばいいものを...
テレサの血肉を
受け継いでどうする?
プリシラの首でも
取るつもりなのが?
やめとけ
フリシラの力は
圧倒的だ
まして妖魔ではなく
テレサの血肉を
受け継いだお前は
半人半妖ですらない
四分の一だ
現戦士の中でも
奴を止められる者など
おるまい
見ろ
カもスピードも
平均よりかなり
落ちるはずだ
たった一度
剣を合わせただけで
私は左腕を失った
あの時
我々がどう足掻いても
勝てる相手ではない
という事が解ったよ
......?
その後の一撃で命が
あったのはただの奇跡だ
ありとあらゆる幸運が
瀕死の私の命を
つなぎとめた
そして私は
闘う事から
退いた
自らを死んだ事として
組織の臭いのしない
地を選びひたすら
妖気を抑えて今まで
暮らしていたんだ
怖いんだよ
私は...
長年抑えこんだ
妖気はもはや
仲間に悟られる事も
なかったはずだ
あの時の恐怖が未だに
身体にこびりついて
離れないんだ
全てを忘れて
人のまま生きて
いけばいいと
言ったが...
!
そんな事
できるはずが
ない
あの時私に
とってテレサは
全てだった
一度失ったはずの
生も言葉も
生きる喜びさえも
テレサは取り戻して
くれたんだ
私は
テレサから
全てを
与えられた
だからこそ私は
前に進むしか
なかったんだ
あの時の事を全て
忘れて人として
生きていけるほど
私は強くなかった
そうか...
MoRE
そういう
事か...
あの時あの場で
同じものを見て
前に進むか
退くか...
おそらくそこが
闘う資格があるかないかの
分岐点なのだろうな...
!
いいだろう
お前に
高速剣を
教えてやるよ
.....たいよ...
いたいよ
いたいよ...
たすけてよ...
たすけてよ
お兄ちゃん...
なんでよ
なんであんなに
簡単に死んじゃう
のよ..
お兄ちゃんいつだって
あたしのことたすけて
くれてたじゃない...
あたしのこといつまでも
守ってくれるんじゃ
なかったの...
あのくそ女
ただじゃ
おかねー
ただじゃ
おかねーぞ
ああ?
お兄ちゃんだぁ?
誰だ
それ?
あんな一本角の化物に
腹喰われて
気持ちよさそうに
してる奴なんか
知らねーよ
ふざけんじゃねー
くそ野郎
ざけんな
ざけんな
ざけんな
ざけんな
はぁ
はぁ
はぁ
はぁ
く...
く...
く...
ぐ...
そこまでだ
止めろ!
はぁ
はぁ
はぁ
はぁ
はぁ
はぁ
高速剣の正体は
片腕のみの
完全妖カ解放
はぁ
言い換えれば
片腕だけ
覚醒させている
ようなものだ
つまり
高速剣とは
完全妖力解放して
暴れまわる片腕を
残りの身体で必死に
押さえつける技なんだ
はぁ
そのために
求められるのは
強靭な意思の力
片腕にのみ妖気を
とどめておける
強固な精神力だ
こんなろくでもない技を
顔色ひとつ変えずに
やっていたとはな...
化物だな
お前も...
はぁ
はぁ
どうする
あきらめるか
?
ふん
うってつけ
だよ
私にはな...
よし
来い
片腕の
完全妖力解放の限界を
自分のものにするんだ
冗談じゃない
はぁ
はぁ
はぁ
なにかしら...
なんだか
とてもいい気分:
昨日までの
身体の痛さが
嘘みたい...
なんでだろう
すっごい
気持ちいい...
でもちょっと
腹ペコ...
LAYMORED
んーん
かなりお腹
すいてる感じ
なんか...
変なの
.....
内臓
食べたい...
そういえば
SOENEB闘う資格I
そろそろか...
SOENE30闘う資格
闘う資格
はぁ
はぁ
はぁ
眼界は自分で
つかめるように
なってきたか...
AYMORE
よし今日は
これくらいに
しておこう
はぁ
水でも
浴びてこい
いやまだ
大丈夫だ
はぁ
しかし...
頼む
続けてくれ
無理はするな
はぁ
あせるな
はぁ
はぁ
まだ受けた傷も満足に
回復してはいないはずだ
はぁ
はぁ
鍛える事と
休む事の半々が
修業だと考えろ
四方を山に
囲まれた盆地か...
なるほど
意識して探さなければ
誰も足を踏み入れない
ような場所だな
!
隠遁するには
いい場所だ...
ほう...
サイズは
そう違わない
ようだな
これは...
あの時の
ものか?
そうだ
それも左腕の分が
足りてないがそれでも
お前のやつよりは
ましだろう
くれてやるよ
食料を
かき集めてきた
座れ
欲しくなくても
無理にでも身体に
入れておくんだ
YMORE
かじっ
変わらないな...
全て
あの時の
ままだ...
知ってると思うが
我々半人半妖は
成長はするが
老化はしない
聞いて死ぬか
妖魔化するまで
この姿のままだ
テレサがもし
生きていても..
やはりあの時の
姿のままだろうさ
お前..
テレサが死んだのは
自分のせいだと
思っているんだろう..
ある意味
間違いではないよ
テレサはお前と出会い
旅をする事で
戦士としてのその力を
確実に落としていった
町での私たち四人との闘い
荒野での一対一の闘い
そして暴走したプリシラを
その圧倒的な力で斬り伏せた
あの瞬間...
テレサがプリシラを
仕留めるチャンスは
何度もあった
だがそれをしなかったのは
お前と出会い
一緒に旅をするようになって
テレサの心から戦士としての
強さが失われていったせいだ
私が知るテレサなら
一度目の邂逅でためらわず
プリシラの首を
落としていたはずだ
テレサはお前と出会い
戦士としてのその資質を
欠きその結果死んだ
それは事実だ
だがな
テレサは幸せだった
と思うよ
たとえそれが
どんなに短い期間で
あろうと
お前と過ごせた時間は
あの時あの町で
久しぶりに見たテレサの
顔は相変わらず
人をくったような笑顔
だったが
テレサは
孤高だった
あまりにも
強く気高く...
そんな彼女を
お前は慕い
そして彼女も
それを受け入れた
それがなぜかとても
穏やかで幸せそうに
見えた
テレサにとって
それは安らかで満たされた
何より人間らしい
濃密な時間だったはずだ
う...
それ故に周りは
テレサを敬い
そしてテレサを
恐れた...
ぐ...く...
生きろ
クレア
お前がこうして
生きている事こそが
テレサが存在していたという
たったひとつの証なのだから...
く...
ぐ...
はぁ
はぁ
よし
限界は完全に
自分で
つかめるように
なってきたな
この感覚を
忘れるな
はぁ
はぁ
はぁ
はぁ
はぁ
はぁ
教えてくれないか..
私の高速剣は
イレーネの高速剣に
どれほど近づけているんだ
高速剣に必要なのは
強靭な精神力...
故に常に冷静で
いられるかが
何より重要だ
そしてお前は
その心を静かに
保つのに向いて
いると思った
だが違った
だから
高速剣を
教えたんだ
お前は表面上は常に冷静で
いるように見えて、その実
心の中では常に炎が渦巻いて
いるような奴だったんだ
そういう奴に
高速剣は向かない
出し始めた途端
片腕の妖気に
精神が引っぱられる
からだ
事実
事実お前の高速剣は一分と
一分と
もたない
カとスピードはせいぜい
私の十分の一以下!!
AYMORE
出すまでの精神集中に
時間がかかる上
持続力もこれ以上
のびる余地はない
つまり
お前の高速剣は
使いものにならない
という事だ
く...
まぁそれでも
お前にしては
よくやった方だ
一応
ほめてやるよ
立て
が
が
あ
あ
な...
なにを...
イレーネ
...
イレーネ
もう既に
傷口が塞がって
いたからな...
悪いがもう一度
切断面をつくらせて
もらった
お前..
餞別だ
持っていけ
何を言っている
無茶だ
しかし
イレーネ
お前ほどの力の持ち主が
防御型の戦士である
はずがないだろう
早く接続しろ
手遅れになるぞ
いいから
聞け
それを使えば持続力は
変わらずとも力とスピード
共に私の半分の威力を持つ
高速剣が使えるだろう。
今のお前には
必要なもののはずだ
あの時あの町で
お前と一緒にいるテレサの
穏やかな表情を見た時
私の内に
沸き上がった感情は
羨望だった...
闘いから離れた
私にとってその右腕は
無用の長物...
私は今から
再生に入る
数か月がかりに
なるだろうが人並みの筋力の
腕は取り戻せるはずだ
言ったはずだ
お前は生きろと...
とっくの昔に
いらなくなったもの
なんだよ
何よりそれがテレサの
生きていた証になるんだ
全てが済んだら
返しにくる...
だからお前も必ず
生きていてくれ
期待せずに
待ってるよ
心配しなくても
私はそう簡単には死なんよ
もう一人いたように
感じたが
もういないのか?
ああ
もういない
少し前に
旅立ったよ
まぁ
どうでもいいさ
しかしうまいところに
隠れていたものだな
こんな場所じゃ
一般人の目に触れる
事はないし
高速剣を使ったのは
失敗だったな...
あれのおかげで
今は普通の戦士の
ように妖気が外に
洩れ出ている
私が捜していたのは
お前だ
一応...
名前を
きいておこうか...
長年妖気を抑えこんで
完全に消していたから
そこからも探れなかった
ラファエラ...
組織の
ナンバー5だ
その傷は
どうした?
半人半妖に
なる前に
受けた傷か?
今から
死にゆく者に...
教えてやる
理由はあるのか?
(MORED
離反者イレーネ
組織の命により
その命をもらう
隻腕ときいていたが
両方無いようだな
残念だったな
運が悪かった
いや両腕があれば
なんとか...という
ところだろう
お前それ程
強くて...
なぜナンパー5に
とどまっている...?
悪いが
それも...
答えてやる
理由はないな
?
イレーネ...?
なにか今
右腕が...
...
な...
なにか...
...
なんだ...?
とんでもない
のが...
もちろん、
SCENE38闘う資格
あら
こんにちは
奇遇ね
こんなところで
会うなんて
あらどうしたの
その右腕...
やだわ
あなた
あたしが
斬り刻んだ
はずだけど...
オフィーリア
......?
ちょっと
会わなかったからって
もう忘れちゃったの?
ただから
資格
傷つくわ...
けっこう
非道い人ね
あなた...
か...
覚醒者...
!
え?
なになに?
どこにいるの
覚醒者なんて
?
!
なによ
いないじゃない
いい加減な事
言わないでよ
ねぇそれより
何か食べるもの
持ってない?
なんかあたし
ずっと腹ペコ
なの
できれば
お肉がいいな...
欲を言えば
柔らかくて
活きがいい...
そうね内臓系って
とこかしら?
んーん違うのよ
人のなんかじゃないわよ
覚醒者じゃ
あるまいし...
あなた...
でもなるだけ
人に近ければ近いほど
おいしそうな気が
するの
どっちかって言うと
人間じゃないわよね...
!!!
!
あら
あなた...
カとスピード
少し増した?
ち...
なによォ
ちょっと内臓
食べるくらい
いいじゃない
!!!
AYMORE
く...
く...
やっぱり
あなた...
ぐ...
カもスピードも以前とは
比べものにならないくらい増した
わね何かあったのかしら...?
ま
別に
どうでもいい
けど
!!
くっ
んねぇ...
あんまり
おいしくないわ..
!
がはっ
イMORE
かはっ
!!
ぐ
おかしいわねぇ
何が悪いの
かしら...
が
やっぱ
内臓じゃないと
ダメなのかな...
ごめんねぇ
別にあなたじゃ
なくてもよかったん
だけど...
YMORE
ごが
なんだか知らないけど
お腹がすいて
どうしようもないのよ
が
本当は生きたまま
内臓食りたいとこだけど
おてんばなあなたじゃ
無理そうだし...
先に殺しといて
あげるわ
クレイモアと
呼ばれる戦士が
溺死ってのも
なんだか
悲しい話よね...
ある意味
滑稽で...
なによこれ...
なによこれ
なによこれ
なによこれ
なによこれ
なによこれ
誰よこいつ
!!!
やめてよ...
そんな
あたしが...
冗談じゃない...
あたしが
覚醒したって
いうの...
...やあああ
あああぁあ
いやよ
いやよ
いやよ
いやよ
なんでよ
なんで
あたしが
あたしは
お兄ちゃんの
敵をとりたかった
だけなのよ
あたしから
お兄ちゃんを奪った
あの化物に復讐した
かっただけなのよ
なのにどうして
どうしてあたしが
その化物にならなくちゃ
いけないのよ
全てはあの...
一本角の化物の
せいなのに
え!?
LAYMORE
なによ
これ..
右腕
なくなっちゃった...
あんたが
やったの?
なによ
何をしたのよ
あんた...
だいたいあんたの
せいよ
あんたがいなければ
こんな事に
なんなかったのよ
あんたが全部
悪いのよ
あんたがいなければ
お兄ちゃんも死ななかったし、
あたしもこんな風に
なんなかったのよ
が
組織のナンバー47
クレア...
!!!
あなた一体...
何者...?
テレサの血肉を受け継ぎ
イレーネの右腕を擁え...
一本角の化物...
プリシラの
首を狩る者だ
すまない...
困闘ぅ資格(完)
お前の魂は
共に持ってゆく
DIGITAL
SHUEESALINENES
CLAYMOR
7巻
八木教広
®八木数広2004.2012
初版発行
デジタル版発行-2012年
2004年
発行所・集英社
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