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...

今回は、

デッドマウント・デスプレイ

DASDROUNTODATTPLAN

原作一成田良悟

作画ー藤本新大

契第4

デッドマウント・

・デスプレイ

DEADMOUNTOEAMPLAY

作画ー藤本新太

原作I成田良悟

...

.29

053

103

129

175

193

CONIENTS

DEADMOUNTDEATHPLAY

...キヒっ

畜生

マジかよ

コレ...!

くそ.....

情報が...

情報が

足りねぇ!

本当に...

どうして

こうなった?

#23

二日前

......とまぁ

こんな感じだ

ダッタッ

デッドマウント・デスプレイ国

ごめん

わざわざ

こんな事

まで.....

いいって事よ

気にすんな

そもそも

お前の平穏な生活の

サポートが俺とミサキの

仕事なんだしよ

...昨日ポルカ君が

攫われた事も含めて

平穏とは程遠い話に

巻き込んじゃった

けど......

その先の

平穏の為だろ?

しっかしまあ...

このオッサン

本当に次から

次へと...

町の中には怪現象!

ソリティアからの挑戦状!?

NDKNEWS

何考え

てんだ?

え?

え?

は?

......?

何アレ?

昨日の

地下駐車場の

件も片付いて

ないってのに..

被害状況

地下駐車場

何が目的

なんでしょ?

ここがこれで

いや奴さんに

理由を問うだけ

無駄でしょ

ですが

係長は

またソリティア

空飛ぶ自転車の怪!

現在本庁の

ソリティア対策

本部に加わって

います

ソリティア絡みなら

形だけでも優先して

調べる必要がある

でしょうね

いや...

これは...

ソリティアの

野郎じゃねえな

模倣犯

だと?

勘の域を出ちゃ

いねえか...

ただ物を浮かせて

落とすだけとか

手品にしても

古いネタだ

ソリティアの

野郎なら

何かそこに意味を

持たせる事が多い

そういう意味じゃ

こないだ八津達が

見た霊のビルの

「手」も...

ソリティアの仕業

ではない...と?

だとすると誰の

仕業か...って事に

なるんだがな

テウス・エクス・キネマ』

みてえな余所の厄ネタか

それともー

いずれにせよ

...ったくこの新宿で

起きてるヤマは

デッドマウント・デスプレイg

何が...どこまで

繋がってやがる

んだ.....?

手をこまねいてる

わけにはいかねぇな

やれやれ...

はや

よもや

私の偽者が

現れるとは

だが

こんな真似を

するのは

決まっている

なるほど

なるほど

私にとって

例の「組織」は

追うべき浪漫

君にとっては

ドキュメンタリー

映画のネタと

いうわけだ

久しぶり

だね...

池袋の厄ネタの

帝王......

デウス・エクス・

キネマ』君!

ああの...

すみません

すみません

人違いです...

誰!?

...こいつか?

ただの動きが面白い

おさんにしか見えねぇ

ムム......君達は

いったい...?

はじめまして

貴方のファンです

動画にコメント

したでしょう?

......ふむ

確かに私の偽者が

事件を起こした場所を

遠回しに示唆する

レスはいくつかあった

...

警察の罠では

なかった事に

胸をなで下ろす

べきかな?

それと同じIDの

書き込みが今度は

まだ事件の起きていない

この屋上を示していたので

来てみたのだが...

それと同じーDの書き込みが今度はまだ事件の起きていないこの屋上を示していたので来てみたのだが...

それは貴方の

この後の態度

次第ですよ

ほう?

君達が警察より

怖い存在だと?

残念ながら

名刺って習慣が

母国になくて...

これが

私達という存在の

証明の代わりに

なりますか?

バャディ帝国の

国章

それが貴方が

世界に知らしめた

紋様の正式名称

ですよ

...

んっ

...だめだ

これじゃ時間が

かかりすぎる...

でも...もしもの

事を考えると

コレくらいは...

ねえねえ

古留斗さんに

聞いたけど

一番古宿子で...

ポルカ君の

お友達の霊を

呼んだって

ほんと?

呼んだっていうか..

勝手に出てきたって

いうか.....

来た

ちゃんと向こうに

友達いたんだね!

キヒヒ

ミサキちゃんや

匠君も大事な

友達だよ

...んー

前もそう言って

くれたけど...

私達まだ会った

ばっかりだよ?

師匠が

言ってたんだ

永い時を過ごす

僕達死霊術士に

とって......

人との絆は

過ごした時間と

関係ないって

「向こうの友達」とも

そうやってすぐに

仲良くなったの?

あの人とは..

親友でも

あるし

そうだね...

向こうから

グイグイ来て

困った事も

多かったけど

「共犯者」でも

あるから

共犯者?

ごめん

ちょっと言い方が

悪かったかな

よく一緒に

悪戯とかして

たって事だよ

ふーん...?

本物のポルカ君を

攫ったあの3人...

この世界に

何か強い因縁を

抱えているのは

確かだと思う

僕達はそれに

巻き込まれてる

のか......

それとも

僕の方が

巻き込んだ

のか.....

キヒっ

何も気負う

事はないと

思うよ?

最初にポルカ君「達」を

巻き込んだのは

私だよ

他の誰でもない

ポルカ君の喉を

裂いてー

生まれ変わった

ポルカ君をまた

殺そうとして

こっちの世界に

引き込んだのも

ひょんな

ひょほは...

いい人も

悪い人も...

いつかは誰かを

人生に巻き込ん

じゃうんだよ?

だから

最後は...

自分がいいと

思った事にみんなを

巻き込めばいいよ

どうせなら私も

巻き込まれたいと

思ってるからね

一緒にポルカ君を

助けに行こう

ありがとう

なるほど

自分達がその

『サバラモンド』の縁者で

ある事を広く示したいと

ああ

そうなるかな

どんな形

でもいいよ

君の動画の

ゲストに

出てもいいし

何かコヨ人で

あの動画の男の人

みたいに踊ろうか?

なるほど

なるほど...

宇宙人の

疑いがある

君達のダンス...

興味深い

それにしても

意外だね

ふむ?

宇宙人?

ネットの情報じゃ

君は超常現象とかを

追い求めてるようだけど

今のこの状況に

あまり喜んでる

ようには見えないね

いや?

内心では期待に

胸を膨らませて

いるとも

ただ.....

判断出来ない

のだよ

そのぐらいの

事はー

判断?

種と仕掛けで

再現出来て

しまうのでね

くる

へえ...!

おいおい

マジか?

あの人にも

精霊様が!?

君の提案:

私は寧ろ歓迎

なのだが

一つだけ重要な

条件がある

面白そうだね

どんな条件かな?

ああ

その条件とは

...ここか

例の100年前の火事の

場所ってのは...

さてここに

火吹き蟲と

繋がる何かが

あるかどうか

まぁ焼け跡のまま

残っているわけは

ないと思いました

が......

いや...

外装は綺麗に

直しちゃいるが

何か妙だな

コレのオーナーは

新宿の資産家一族

だが...火事の後に

えらく高値でここを

買い取ったそうだ

以来子孫は別の

場所に住んでいるのに

この土地を売ろうと

した様子もない

しかしいいん

ですか?

ソリティアの

捜査とは

程遠いとは

思いますが

いや無関係

というには最近

連中の距離が

近すぎる

本質的に「厄ネタ」

ってのは徹頭徹尾

自分の目的に忠実だ

一雑貨殿を除きゃあ

他の厄ネタと絡む

事はまずねえ

だが...例の

サバラモンドとか

いう組織に

あのマークー

あいつらの興味は

重なりすぎてる

既にソリティアと

『火吹き蟲』が手を

組んでいると?

ああ

恐らく

かなり

ガッツリとな

その条件

とはー

何とかして

生き延びて

くれたまえ

朝夕

馴にし

学びの窓

蛍の灯火

積む白雪

忘るる間ぞなき

ゆく年月

そのつもりでは

あったけど

こんなに早く来て

くれるとはね

「蟲」...!!

今こそ、別れめ

いざ、さらば

トマウント

一瞬、

「それ」はー

偉大なる魔術師の

「後継者」として

創り出された

その世界における

魔術工学の結晶

本来敵対関係にある

『錬金学士パニ』に

すら技術を乞い

辿り着いた境地

新天地における

道標となるべく

生み出された

「落とし子」

彼こそが

偉大なる魔術師の

記憶と人格を

受け継ぐ器

彼こそが叡智と

魔術を引き継いだ

未来の指導者

彼こそがー

そうなるはず

だった者

#1

ほう

液体燃料を

空中で破裂させ

そこに着火

させたか

流石にナフサとナパ

「ム制の混合燃料

すなわちナパーム

なおちゃんの中身や火災の財器の燃料ではないと思った

ないと思いたい

うかその場合

い高温になるので

私まで焼け死ぬよ

物と

はあいは放棄

に同国の家屋に

もを大な被害が

出ると思うのだが

違うお違うと

言ってくれるの最

低限の倫理観を

信じているぞ火

吹き湿君

あっえ駄目

そうだ!?

ハハッ

丁度

良かった

試したいと

思ってたんだよ

ぬおおおっ

やばっ...!

シヴィル様?

こう...かな?

ミ!!!

おいおい...

マジかよ

んー.....

こんなもの

かな?

いややっぱり

正式な手順を

踏む必要が

あるのかな...

......

ハハっ!

「蟲」である君達には

同情はしているよ!!

君達の正体...

確証はないけれど

推測は出来ている!!

僕の「身内」が100年前に

やった...人間に特殊な

力を付与する実験!

機密保持の為に

「18体」の実験対象は

全て燃やしたそう

だけれど...

その生き残りが

いたんだろう?

見つかった

死体は16

数が合わない

よね

だけど...

残る二人が

「蟲」だとすると

逆に今の君達の

数が合わない

くそっ

...こいつら

体付きから

して

ずぶの素人

じゃねえか

殺さねえ方が

いいのかコレ

増殖したん

だろう?

僕達への恨みを

完遂する為に

科学か魔術か

その方法は分から

ないけれど...

君達は他人の

中にー

何の罪もない

一般人に復讐の

意志を植え付けた

大した

執念だ

ただ...

それってさ

18人の人生を奪った

うちの「長老」連中と

同じ事をしてるん

じゃあないのかい?

数だけ見る

ならそっちの

方が凶悪だ

あー

その通りだ

百も承知だ

そのような事

故に

我々も悪

この世に焼きつけ

られた遠に

過ぎない

貴様らを

焼き尽くした後は

この者達の中から

消え失せよう

燃え尽きよう

いいね

君達がそのつもり

なら僕という個に

負い目はない

さあ潰し合おう

じゃないか!

お互いの存在を

賭けて!

安い挑発

だな

目眩ましかい?

無駄だよ

あれは...圧縮した

空気を撃ち出し

たのか?

何らかの燃料と

装置があれば

可能だか...

面白い...

見極めさせて

もらうとしよう!

さあ!

『火吹き蟲』君!

次は如何なる手をー

なっ...

群衆消失

マジックショー!?

あん!?

逃げやがった

のか!?

......

なるほど

ふう

復讐で前しか

見えないわけ

じゃないらしい

今のは僕らの

戦力分析....って

ところだろうね

何も考えずに

火に飛び込む

夏の虫よりは

ずっと優秀らしい

ぬおっ!?

こいつなら

知ってるん

じゃねえか?

あの連中の

アジト

フフフ

面白い推理

だが証拠は

あるのかな

マドモアゼル

見える

仮に知っていた

として私が友人を

簡単に売るように

見えるかね!?

見えるね

見えます

まあ待ちたまえ

君達には代わりに

とっておきの情報

を教えよう

情報?

「飛んで火に入る

夏の虫」の語源は

中国の「梁書」到漑伝」

に由来するもので

戦術や罠の話などで

はなく孫よりも才で

劣る老人の話が

元にー

知るか!

ふんあ~~

その話もちょっと

興味深いけれど

僕が聞きたい

事は別かな

あのマークを手に

入れた君は...

何故あの新宿の

ビルに?

あそこの占い師

の子が何か関係

しているのかい?

ふむ...もう

君も答えに辿り

着いているのでは

ないのかな?

火に入る

夏の虫は確かに

愚かなのだろう

だがそれがもしも

「火に耐えられる虫」

ならば

はっ

っ!

てめっ...

はさ

あ?

火の中に飛び込まねば

見えぬ世界もある

のではないかね?

君達の「カ」が

本物かトリックかも

気になるが...

今宵は忙しい

のでね

いずれ種も仕掛けも

ない世界を私に

「魅せて」くれたまえ!

その為ならば...

私は何度でも

火の中に現れよう

ほわー

!?

......やっぱり

この国に来て

良かった

生まれてからずっと

続いてる渇きが...

おいボス!

ところで何だよ

さっきの風の大砲

みてえなの!

あっちもここちも

わけわかんねぇ

少し潤ったよ

精霊様の御力

...とは違い

ますよね?

ああ

試してみたら

出来たよ

出来たって

お前......

今までは僕の

魔力は自分の肉体と

神経の強化にしか

使えなかった

僕は所詮

成り損ない

だからね

...

この国に来る前に

話しただろう?

僕のくだらない

出自をー

僕が生み落とされる

前の話だから詳しくは

知らないけど

この身体には向こう

の世界の魔術師の

記憶と人格が転写

されるハズだった

その名は――

「アリウス・サバラモンド」

だけど「組織」は

ご丁寧に今もその名に

あやかってる

ただ一偉大なる魔術師」は

結局この世界に

現れなかったんだとさ

「サバラモンドの

落とし子」

――皮肉な

もんだよね

そんな成り損ない

の魔術も使えない

僕が

あの時...

そう

あれが

きっかけだ

外から魔力を

弄られる感覚は

初めてだった

出やがったよ

天才自慢...

まあまだ入り口

って感じだ

感覚を慣らせば

もっと...

そして

その感覚の逆は

出来ないかって思ったら

運良く出来たんだよ

ネモです

シヴィル様

君とルルの事は

好きだよ

...急に

そういうこと

言うなよ

あわわ

「向こうの世界」を

感じさせてくれる

からね

ただ、僕が自由に

振る舞える程

「この世界」は

無秩序じゃないんだ

...ずっと感じて

いる事がある

ここは僕の

居場所じゃない

僕は「向こう」で

造られた存在

だから

戻りたい

まだ見た

事のない

懐かしい

故郷へ

戻ることが

叶わない

ならば

せめて...

退屈を消して

くれる何かが

この世界にも

ある事を願うよ

...やあ

よくこの番号が

分かったね

直接話すのは

初めてだけど

挨拶は必要

かい?

いえいえ

その必要は

ございませんよ

サバラモンド様

には

当店が「移転」する

前からご贔屓にして

いただいて

おりましたので

...こうして連絡を

くれたっていう事は...

在庫が揃ったって

いうことかな?

四乃山ポルカの

系譜ー

いったい

四乃川、ボルカ

特に:その母

「四乃山カノン」に

ついての情報が

...母さん?

遅くなって

すまない!

少しトラブル

があってね

さて...:君は

私にどのような

「火」を見せて

くれるのかね?

友人達が言うには

どうやら私は

「夏の虫」らしいが:

#73

飛び込むに

値するー

美しい火だと

良いのだが

ーここか

昨日に続いて

今度も空振り

ってのは勘弁

してくれよ..

これが細呂木さん

の残したガレージ

なんですね

わあっては誰も信じてはなかっ

仲の場所の手間にもつ

かレッジがある

その中に直撃がある

はははっはっきりと

ああ...メモにある

場所の特定に時間が

かかっちまって俺も

来るのは初めてだが

マジで五年は

手つかずって

感じだな

契約どうして

たんでしょうね?

失踪した後に

あの人が来た

形跡もねぇ

自分の名前じゃ

辿られてここが

バレちまうからな...

恐らく誰か信頼

出来る他人に契約

だけ任せた...って

感じだろうよ

しかし...

色んな方向に

捜査の手ぇ伸ば

してたんだな...

ん?

どうし

ました?

当たりだ...流石

細呂木さんだぜ

これで

繋がった

例の「100年前の火事」

の資料だ

昨日行った

あの家についてのな

あああ

.....ま

空き家だとは

思うが...

どちらさま

ですか?

え!?

あああ...

すいません

こういう

もので..

生活安全課

として

地域調査の一環で

聞き込みを...

あの男の話じゃ

オーナーに頼まれて

家の管理をしてる

って話だったが...

実際にオーナーの

確認も取れましたし、

男の身元にも偽りは

ありませんでした

そう...だから

あの時は深くは

掘れなかったが...

細呂木監察官も

火吹き蟲を

追っていたと?

...いや違うな

火吹き蟲

自体じゃねえ

ここの資料が

あれば...何とか

なりそうだ

「サバラモンド」

って奴らを追った

結果だろう

こいつは警察には

残されてなかった

資料だな

幅木か...いや...

それこそ100年前

から入り込んでた

奴らが消した

ネタだろうよ

ありがとよ

細呂木さん

俺は必ず辿り

着いてやる

「サバラモンド」

っていう名の

闇に!

俺の死体

どうなったん

繰屋一匠の報告

だと明日の夜

ポルカ君救出の

為に動くと...

今回は

傍観よ

ところで

クラリッサ

明日はどう

するの?

いいの?

ええ既に

何か計画が

あるみたい

だし...

それにもし

彼が今回の件で

「何かしでかす」

なら

どこまで

やるのかを

把握して

おきたいのよ

まあ:何もないに

越した事は

ないけど...

勿論仲介屋と

しての約束は

最低限果たす

つもりよ

見守るにも

それなりの準備は

必要...ってね

ポルカとの約束は

明日.....いや

もう

今日か

例の三人組の

動きはどうだ

昨夜ソリティア

らしき男と

接触したのが

確認されて以降の

動きはありません

ソリティアとは

敵対している

のか......

この傘を差した

群衆の正体は

つかめたか?

ただの野次馬では

ないだろう?

街の中に

バラバラに

散開して

消えました

三人の監視を優先

したので個々の足取りは

追えませんでしたが...

火......

ソリティア...

ええおたくに

潜入していた

放火犯がその

火吹き蟲の

可能性が

にわかには

信じられ

ませんね

まさか...

『火吹き蟲』か?

......念の為だ

空いている人員を

新宿の原因に待機

させておけ

ポルカの周りは

現場に行く太貝と

周辺を監視している

黒雷...

暴と

連絡が取れて

いないのは

気になるが...

仕方あるまい

あとは

レミングスーを

向かわせる

しかし三日

なんてあっと

いう間だったな

真ボルカ救出

の件...準備は

もう大丈夫

なのか?

そろそろ

者替えも

しないと...

やれるだけの

事はやったよ

もうすぐ

約束の時間

か...

今更「占いの能」

っていうのも

アレだか...

あとは今日、尊さん達

の協力を上手く

取りつけられれば...

あの太貝って奴が

来るんだよな?

...正直あの三人が

どんな存在なのか

はっきりとは

分からないけど...

改めて一四乃山に

害なす存在」

だと認識して

もらえればー

「穏便に」奴らの

滞在先のホテルに

手を回してもらい

ポルカ君を

助けた後は

どうするの?

隙を見て本物の

ボルカを救う...か

精霊の方は

何とか抑え

込めると思う

私と小幽君の

出番だね!

キヒヒっ!

もしあの背の

高い女の人と

シヴィルって

人が妨害して

きたら...

小夜御嬢様と

...本物のボルカ様を

お守りするのは

自分の仕事です

言葉使い...

無理してない

カしちっこの3

右腕の調子は

どう?

使い方は

大分覚えた

あの虎と

さっきも訓練

したからな...

じゃれつくのは

後にしてくれ!!

てかあの記者も

どうすんだよ?

まあ僕が魔術で

何とか誤魔化

すよ

ねえ...聞いて!

サメ映画でも

当前のない

キャラクターは

真っ先に

死んでしまうの

本物のボルカと

貴方の呼び分けを

考えておいた方が

いいって事よ

いざという時に

混乱するわよ

どうした

いきなり

そだねー

『屍神殿』...って

認識だけど

とっさに

言いにくいな

てか絶対サメの話

必要なかったよな?

前にも言い

ましたが随分と

仰々しい二つ名

ですよね

うん...

余は『屍神殿』が

いいと思う!

いや

[冥宮機関

おさんぽ

地獄!

......

久遠天牢

...そうだね

僕も「あの時」

そう思った

黒ポカの脳髄の語彙としラスに基づいた日本語意訳

まぁ呼びにくい

なら本名で

いいんじゃ...

あーなんか日本語で

発音しづらいって

言ってたぞ?

ポルカ君?

ごめん

嘘をついてた

確かに少し

言いづらいけど

発音出来ない

って程じゃない

嫌な事を

思い出すから

あまり自分の名前を

言いたくなかった

だけなんだ

でもいい機会

だからここで

教えておくよ

僕の本当の

名前は

待って...

本物のポルカ君の

位置が

移動し始めた

女が二人

ホテルから

出ました

三人のうち

二人か?

...残り一人は

どうした?

えっ...?

どうしたの?

やあ

約束通り

会いに来たよ

っ!

今度は友達

としてね

おい待て

ビルの入り口から

入ってきたなら

分かるはずだぞ?

ああここに

入るところは

あまり見られたく

なかったからね

できたよ

地下の通路を

利用させて

もらったよ

俺達は

動かない...命がない..

地下室の床下に

同じ通路が...

おや

「何故地下通路の

事を知ってる」

って反応だね

キミはあの通路を

「占い」で見つけた

のかな

四乃山ボルカ君

...占いの依頼

なら別の部屋で

お願いします

そう警戒

しなくていいよ

僕は君と

友達になりに来た

だけなんだから

友達に...

ですか

ああ

今この世界で

僕の事を理解

出来る人は

本当に少ない

君の事を...いや

君の「力」を理解

出来る人も...ね

......何の話

でしょう?

分かっている

んだろう?

そうよね。

すげた...

自分が...

他の人達と

どこか違う

じゃあ

って事をさ

僕が異世界人

だと確信して

いるのか...?

困惑しながら

生きてきたん

だろう?

可哀想に

でもそれは

忌むべき力

なんかじゃない

誇るべき事さ

君の母親から

受け継いだ

僕と同じ「世界」の

力なんだからね

.....?

だから...

何の話です?

四乃山ボルカの

母親ー

四乃山カノン...

いや「精霊の眼」を

持つ一族の末裔:

カノムシェリン・

レドラジャルフの話さ

今......

ナんト言っタ?

レドラジャルフ?

有名な一精霊眼」の

一族だろう?

その耳...

長命種の血を

色濃く引くと

いうのは本当

なのだな!

あ前もパニのように

長生きするのかっ

レドラジャルフ

に婿入り出来た

のはラッキーと

思ったんだがな

本家に絶縁

されちまってる

から金も借り

られねえとは...

長老達から

逃げおおせる

とか大した

ものだよ

ポルカ君...?

ポルカ君は

どこまで

知ってー

どうしたの?

ずっと

疑問だった

もっと早くに

ポルカ君の記憶を

深く辿るべきだった

何故...

この身体に

転生したのか

この......

奥底にある

珍し言わ

デッドマウント・デスプレイ@

消えてしまい

そうなほど

遠い思い出

それは僕が結局

「助けてあげられ

なかった」人の

名前

こっちで最期は

平穏に暮らせた

のかな......

母さん

ああ...かの

カノムシェリン・

レドラジャルフ

その血を

受け継ぎし

者よ...

屍神殿

いえ......

リズディルシア・

レドラジャルフ

フフ

やっとあの

「放浪桟敷」を

出し抜けました

そして

死毒の裏に

隠した呪いで

貴方の名を

縛りました

さあ貴方の

運命を書き

加えましょう

母さん...

僕が転生術の

発動時に決めた

一つだけの条件

それは「自分と同じ

一族の新鮮な死体に

憑依する」ということ

それが...何故か

この世界に来て

いた母さんに

繋がるなんて

あの男に...僕の

父に売られた後は

消息を掴めてなかっ

たけどー

僕は何も

分かって

なかった

身体を借りた

負い目がある

から.....

どこか距離を

置いてたのかも

しれない

ポルカ君?

もう一度ちゃんと

向き合って

話さないとね

ポルカ君はオバケ

を怖がってたから

何も見えていない

と思い込んでいた

けれど...

おおお

おばけ?

もしかして..

「見えて」いた

のかな?

そして君も

母さんから色々と

教わったのかも

しれないね

大丈夫

大丈夫よ

リズディルシア

悪い事を

しに来たわけ

じゃないわ

あなたの「精霊眼」は

精霊の興味を

引いてしまうの

精霊術士の中でも

会話は出来るけど

「見えない」人は

多い...

精霊が見える

という事はとても

珍しくて貴重な

存在なのよ

ああー君と

話したい事が

たくさんある

だから...

返して

もらうよ

ポルカ君...

僕の友達を

僕の弟を!

「ポルカ君を

返してもらう」?

それに「弟」?

つまり今:目の前で

話しているのは

...ポルカじゃない?

僕は大きな

勘違いをして

いたのか?

だが間違いなく

戸籍上も外見も

こいつは

四乃山ボルカだ

なら「中身」が

違うとでも

なら「中身」が違うとでも...

なら本物の

中身は...

鬼は―

でも精霊様は

人には興味を

示しておられ

ませんでした

あの...

サメ?

ずっとこのサメの

ぬいぐるみに何かを

呼びかけておられ

ました...

どうした?

...

いえ...やっぱり

精霊様はこの

サメのぬいぐるみを

気にかけていて...

これやっぱり

他の人には

見えてないの?

ハッキリした

御意志は

分からない

ですけど...

せめて

ご先祖様みたいに

きちんと会話

出来たら...

警告してる

わけじゃ

ねえんだろ?

寧ろ穏やかな

「声」の感じが

します

ま細かくは

分からねえってのも

面倒だよなあ

ルルの一お願い」は

聞いてくれんのによ

なら心配する

こたねえよ

私は母から

守護契約を

受け継いだだけ

ですから...

どんなお姿を

しているのかも

分からないんです

ポルカ

大丈夫か?

うん

大丈夫

っていうかコイツ

さっきから何が

言いたいんだ?

私達の前で

ポルカが異質な

存在だと知らしめ

たかったん

でしょう?

......

簡単な

話よ

ただの人間とは

違う存在だと

突きつけ何かの

証拠を提示する...

同時にポルカと

私達の間に溝を

つくって疎外感を

覚えさせたかった

ポルカが「異世界」

についてどこまで

自覚的かを

確認する為にね

......君は

何者だい?

良く分かったね

...どうして

なのかな?

愚問ね

「同じ世界に関わる

自分こそが唯一の

理解者になれる」

って強調する為に

サメ映画を観て

いればこの程度は

簡単に想像が

つくわ

お前の場合

本当にサメ映画で

人生学んだ感じある

からタチ悪いよな

ほら見ろ

無駄に話が

こんがらがった

まあいいさ

本題はここから

わからわ

「空の裏側」...

「異世界」を

知ってるなら

話は早い

君は誰なのかな?

四乃山ボルカじゃ

ないのかい?

だとしたら...

どうして

四乃山カノンの話に

反応したんだい?

組織が把握して

いるリストの中に

君みたいな存在は

いなかった

あの厄介な

「蝙蝠」は

君の事を知って

いるのかな?

蝙蝠...!?

蝋蝠...吸血鬼?

ミサキちゃんの事?

いや......

それだと話が

噛み合わない

...そっち

絡みじゃない

......か

まあ

いいさ

僕は君を

誘いに来たんだ

君が四乃山ボルカ

じゃないというなら

余計に興味がある

「空の裏側」から

来た人間なら...

もしもこの「印」に

関わっていると

したら...

君は「帝国」に

関わる人間だ

手を取り合って

一緒にあの「蟲」を

駆除しよう

じゃないか

火吹き蟲

ああ本当に

話が早いね

嬉しいよ

...僕が何者か

答える前に...

聞きたい事が

一つある

あでも

まさか一蟲」の

仲間なんて

オチは

ないよね?

君は......

サバラモンドさん...

いやアリウスさんを

知っているのか...?

へえ...

驚いた

もしかして直接の

知り合いかい?

答えに

なってないよ

知識としては

知っている

.....けれど

会った事は

ないよ

僕は...彼の

「落とし子」の

ようなもの

だからね

...もうすぐ

ボルカ様のビルに

着きます

例の三人の内の

二人もその

ビルに向かって

いるそうだ

好きに動けー

お前とやりあった

「あの女」だ

小夜達の

護衛は別の

サポートを回す

シンプルに

聞くよ

...

御意

遠慮して

おくよ

僕らの「組織」に

入らない?

即答だね

...

...

僕が

望んでいるのは

平穏な暮らしだ

目的が何なのか

知らないけれど

君達の手段は

相容れない

「怪人ソリティア」

の方がずっと

ずっとマシだ

あー...色々と

幅木がやった

事かな?

あれはアイツが

勝手にやった事

なんだけどな...

:アリウスさんは

上司としての責任から

は逃げなかったよ

...やっぱり良く

知ってるんだね

アリウスの事

僕は会った事も

ないけれど...

あいつの方が

格上...?って

思われるのは

少しシャクかな

僕をこっちの世界に

生み捨てたような

奴だからね

捨てた...?

僕は君を力尽くで

ここから攫って

無理矢理でも友達に

なるつもりだよ

もう

話し合いの空気

じゃないだろ?

だから君も...

何か聞きたい事が

あるなら力尽くが

いいんじゃないかな?

見せて

欲しいんだ

君の力を

君が四乃山ボルカ

じゃない「何か」

だっていうなら

尚更ね

...いいよ

君がお喋りで

助かった

ゆっくりと

魔術を充動

出来たからね

ッ!

うおお!?

骨!?

なっ...

コレは...!?

間違いない!

精霊術や汎用魔術

の類いじゃない!

死霊術!

一向こうの世界」の

資料が正しいなら

これは

まさか

イーズリーズ・

ソルドフレイル!?

いや

違う!

アリウスの

身近な人間で

強力な力を持つ

死霊術士は

三人!

2015年2月19日

「わざわざければな」

ああ、はあ...

お兄ちゃんは

うん...

今までの態度と

会話の中身から

導かれる

術士は...

君は..

第四席か?

!?

帝国の

宮廷魔術師の

幹部......

『屍神殿』か!?

うう.....

緊張した

のかな...

何だか

実気が...

武者震い

かな...

何だか

凄く大事に

巻き込まれてる

気がするし..

でもそれだけ

特ダネが近い

って事!

頑張れ

私!

特ダネを

この手に!

えいえいおー

...お

うぅ?

始まったか

デッドマウント・デスプレイ回

3キ

ここでケリを

つける

仮に奴らが

街を破壊する

というなら

こちらも街ごと

焼き尽くすまで

あの幼子に我々

の意志を宿す

さすれば

我々は辿り

着く

焼き払うべき

蟲の巣へ

よう

ちょいと

職務質問に

答えてもらって

いいか?

『火吹き蟲

さんよ

トマウント

二世

もう一度お話を

お聞きしたくて

伺ったんですがね...

こんな晴れた日に

一斉に傘を持って

どちらまで?

これは

これは

刑事さん

#75

先日は

どうも

そっちも一応教えて

もらえますかね...

火吹き蟲さん?

それより何です?

今度は急に来て

『火吹き蟲』って

確か...世間を

騒がせている

放火魔の名前

ですよね?

そう....ただ

「火吹き蟲」は

個人の名前じゃない

そもそ

マスコミからけた

浮名だが

そしてその名が

広まった時にゃ

本来そう呼ばれる

べき奴らはもう

居なかったんだ

ある人が

残してくれた

資料が教えて

くれたのさ

この家で何かの

「人体実験」が行われ

ていた事をー

「灰河原ミツ」に

「戸裏竹治郎」

っ!

サバラモンドとかいう

連中が人体実験の

果てに起こした

監禁殺人事件

その生き残りの

二人こそが...

お前らの

始まり」だろ?

朝日

どうし

ました?

......何だ?

どっかで派手な

音がしてんな

!!

...っ!

精霊様からの

お告げです!

シヴィル様が...

「何か」と戦って

いると...!

先に行ってるぜ!!

ルル!

はハイ!

ったく勧誘って話

じゃなかったのか?

無駄な荒事に

ならねーようにって

地下通路だか使った

んだろうがよ?

あそこか!

魔力をただ放出

するだけの

原始的な魔術...

手を抜くに

してもおかしい

身体強化は

まともなのに

他の魔術は

まるで素人だ!

死霊術士!

最高の

当たりだよ

君は!

だが君は僕の友達に

ならないと言う!!

これだけの力を

持ちながら...

悪い冗談だ!

そして目指す

ものが一平穏」

だって!?

......確かに

そうかもしれない

だけど止まる

もりもない

弟も...友達もいる

この世界の「平穏」の

邪魔はさせない

!!

占い師の

ガキぃ...

やってくれん

じゃねぇか!!

何で勧誘する相手と

潰し合ってるのか

知らねぇがよぉ

こりゃあ......

俺も本気出して

いいんだよなぁ!

そうだね...

キミも「ソレ」の

相手を

全力でした方が

いいかもね

...「ソレ」?

おいおい..

!?

こっちも

ガキじゃねえかよ

...ってか

お前よぉ

何で俺が

ポルカって野郎のビルで

感じたのと同じ

「匂い」がしやがんだ?

知らないよ

そんな事より

今の僕はあいつを

護るのが役目でね

奇遇だな

ここで足止め

させてもらう

俺もあいつを

護るのが

役目でよ

邪魔するなら

叩き潰して

乗りこえるぜ?

...やってみろ

シヴィル様!?

精霊様!

どうか

シヴィル様に

御加護を

!!

これは...?

精霊様の

...警告?

みーつけた☆☆

こんな...

強い警告は

......初めて

キヒっ

えっと...

あなたは...

占いの...受付の

お姉さん?

わぁ覚えてて

くれたんだ!

ありがとね!

はっ

えっ?

し信じてもらえないと

思いますけど......

今:凄く危ない状況

みたいなんです!

あっあの!

ここは

危ないです!

すぐ離れて

ください!

???

あああ精霊様

っていうのは

ええとその...

この前銃を向けられた

時よりも精霊様が

警戒してて......

ととにかく!

ミサイルとかが

ここに飛んでくる

かもしれません!

早く遠くに

逃げてください!

キヒヒっ

君いい子

なんだね!

はへ?

分かったよ

すぐ逃げるから

安心して!

ふーん...

ほ本当

ですか!

ただし

ポルカ君と

一緒にね

え?

!?

...先ほどから

一体何を?

令状もなしに...

これ以上お付き合い

出来かねますが?

まあもう一つだけ

聞いてくれよ

これは人に通常とは

違う理を植え付ける

実験だろうねぇ

興味深い

30年以前とは思えない

うちの医者の先生

がね...その資料を

見てこう言うのさ

特殊な声や音波を

組み合わせて

圧縮した情報を

人間の脳に刻み込む

現代科学と違った

アプローチの

人体改造だ

つまりお前らの

中にいる『火吹き蟲』は

催眠術で

植え付けられた

疑似人格だ

今はもう死んでる

最初の『火吹き蟲』は...

...科学以前に

あまりにも

荒唐無稽な

話では?

そうやって

自分の意志だけを

この世界の中に繁殖

させた...そうだろ?

確かにだが...

幽霊が出てきて

人を吹い殺す...

ってのよりはずっと

現実的だろ?

悪霊だの魔法だのは

そもそもお呼び

じゃねえんだよ

俺達はソリティア

とは違うからな

悪霊だろうこと

魔法だろうと私は

それを受け入れよう!

けどこいう話題です

さあ見せて

もらおうでは

ないか!

この世界が

裏返る瞬間を!!

ああ

ああ

本当に

素晴らしい

君で良かった

君だからこそ

良かった

.....?

ただの魔術師じゃ

世界を変えるのは

無理だ

だけど君なら

たった一人で

この世界を

変革出来る

君の術は...「死霊術」は!

「魂の存在証明」に

他ならない!

たとえ

ゾンビになろうと

「永遠の自我」を望む

権力者がどれだけ

いると思う?

そいつらと契約すれば

...このつまらない世界を

全く新しい価値観に塗り

替えさせる事も可能だ!!

仮にそれを望まない

としても...君と僕が

力を合わせれば

「空の裏側」への穴を

穿つ事も出来る!

帰れるんだ!!

こんな退屈な

世界じゃない!

僕達の居るべき

世界に!

君が望もうが

望むまいが...

世界の方を

変えないなら

ここに僕らの

居場所はない

そんな

バカな...

え..

魔術がまともに

組み上がり

始めている!

君の力をたくさん

「魅せて」くれて

ありがとう

おかげで少しずつ

掴めてきたよ

魔法の使い方

...ってやつをね

さっきまで彼は

確かに魔術の

素人だった!

僕の術式を

見ただけで...?

......

天才..

さあ...

打ち上げよう

じゃないか

君と出会えた事に

対する祝砲をね

......やはり

火を使うのか

100年前の

ように

私達の

魂を

焼き潰した

時のように

トマウント

...

あめあめ

ふれふれ

#76

かあさんが

じゃのめで

...

おむかえ

...

うれしいな

何だ?

こいつらは何を

ブツブツ言っている?

...この国の

童謡だそう

ですよ

ああ声の波長を

揃えるのに歌を

利用したんだったが

上手くいけば

セイレーン共の歌を

こちらでも再現出来る

ハズだったんだが...

魔力も乗らぬ

ただの「音」を

介した催眠と洗脳

我らが故郷の

再現はまだ

遠き夢...か

だが我らは

「サバラモンドの

落とし子

かの偉大なる

魔術師は

共にこの世界に

来なかったのだ

ならば我々が

やるしかないと

「長老」様方も仰せだ

ですが今は

こちらの技術の

収集と「還界」に

絞るべきかと

ますます

「レドラジャルフ」を

一人逃がしたのが

悔やまれるなー

ともあれ

証拠は全て

消し去れ

この都市を

根城にした「蝙蝠」を

下手に刺激したくは

ないからな

はっ

きみきみ

このかさ...

さしたまえ:

...

なるほど

辿り

着いた者が

現れたか

...俺だけの

力じゃねえさ

色んな事件を

追い続けた先人達の

積み重ね...ってやつだ

あんたらに

それを言うのは

皮肉な話だがな

気にするな

お前達は

正しく人間だ

だが

我らの罪を

どう証明

する?

今までのあんたらの

起こした放火事件に

ついては説明も起訴も

難しいだろうな

検察が頭

抱えらぁ

ならば何故

ここに来た

逮捕は出来なく

てもせめて

今後起こす事件を

止める事が出来る

...と踏んでね

で...こっちの方が

よっぽど憶測だが

...でも確信しても

いるんだ

あんたらを

しょっぴく容疑は

放火じゃない

犯罪幇助の罪

ってやつだよ

繋がってんだろ?

ソリティアと

俺達は今

ソリティアを追う

捜査班なんでね

ハハ

これが君達の...

バハハハ!

「向こう側」の

魔術師達が見て

いた世界か!

精霊を介さない

元素魔術...

それは...この世界

にはない力だ

ああ

そうだ...!

こんな力を

持った化け物は

ここにいちゃ

いけない!

もう戻れない

戻る気もない

僕に用意された

居場所はしがらみ

だらけで

自由でありながら

不自由で

ビンの中に詰め

られたような

閉塞感だけが

漂っていた

後押しをしたのは

君の有名だ

知らなかった頃

には戻れない

君や僕が

すべきは

向こうに

帰るか..

この世界の

方を変える

かだ...

さあ...

世界を

裏返そう

屍神殿

君は一度

それを成し遂げ

たんだろう

いや...こう

呼ぶべきかな

皇帝殺し

リズディルシア・

レドラジャルフ

...そんな事まで

知ってるのか...

バャディ帝国の

主戦力の事は

資料で何度も

読んだよ

胸が躍って

恋い焦がれ

すらしたよ

僕を生み出した

世界の事なのに

僕が触れる事

すら出来ない

御伽噺

さあもっと

見せてよ!

「空の裏側」の

力を!

くっ...

こいつ...

こっちの速さと

動きに徐々に

対応してきてる!

...右手は

切り札だ

一度で仕留め

られなかったら

恐らく対応

される!

へっ...

ちょこまかと

せわしねぇなあ

正直ここまで

躱されるとは

思ってなかった

こいつ何で...

俺の動きの癖を...

知ってやがる?

こないだの

でかい奴と

似た動きだから

楽かと思ったが...

まさかあの虎と

組み手をした

甲斐がここで

出るとはな

攻撃の「呼吸」が

似ている...

いや「そのもの」と

言ってもいい

こいつは

人の形をした

猛獣だな

だからこそー

あの虎」よりは

勝ちの目が見える!

こいつは「理不尽」

ってほどじゃない

レミング

へっ

どうしたよ!

理不尽ってのは...

「阿牙倉マジリ」や

!?

隙だらけ

だぜ!

レミングス!?

精霊様!?

どうして!?

キヒッ

これが「精霊さん」

の力ってやつかな?

凄いね!

全然こう...

何ていうの?

殺気とか

攻撃の気配

ってやつ?

そういうの

分かんなかったよ!

ああの?

ああ私は

ミサキだよ

よろしくね!

突然だけどその

サメのぬいぐるみ

返してくれたり

しない?

あっ...そ

それは

出来ません

これを護るのが...

私に与えられた

使命ですから!

キヒっ

だよねー

そっか

そっか

つまり

これを潜り

抜けない

とー

本物のポルカ君を

助けられない..

ってわけだね!

ああ畜生

これ収拾

つくのか!?

マジでどうにか

出来んのかよ..

ポルカ

...君の言う

通りだ

あん...?

僕も君も...

結局はこの世界

とは相容れない

存在だ

そしてこの世界の

異物である

僕のせいで

街を破壊させる

可能性のある

精霊も

なら..この場で

君を止めて

異世界の力を

持つ君も...

この街に呼び

込んでしまった

そのまま僕が

どこかに消えれば

身体を

ポルカ君に

返そう

街はまた

平和になる

君の読んでいた

資料に僕の事が

どう書かれていたか

知らないけど

ここは

御伽噺じゃない

相対シた事ヲ

後悔せヨ

ん...

...っ

『屍神殿』の

名モ階級も

スで二国と

共二潰えタ

在るノハ死に

損ナいノ魂のミ

世界ノ敵を

世界ノ敵をやルの八慣れテいル

この半島の

統一は帝国の

悲願だった

未来の平和の為

とはいえ......

この手を血に

染めたのは

事実だ

だから

親友

そんな顔を

するな

余を殺したのは

お前の意志

ではない

敵の死霊術士に

共感性を暴走

させられ...

帝国を恨む

死霊達に呑み

込まれただけだ

さて..

まずは決定的な

証拠を隠すと

しようか!

...?

死霊術士が操る

霊による証言なぞ

弁護材料には

程遠いからな

ふふ

自分を殺した犯人を

庇う事になるとは...

これだから人生は

面白い!

これで余はお前の

「共犯者」だな!

親友である

余を殺したんだ

永く永く生きて

償ってもらうぞ?

縛る為の

言葉のつもりは

なかったのだが...

相変わらず

馬鹿だな

.....親友

そうやって

お前は

また誰かの為に

自分を殺すのか

世界の敵...!

いいね!

そんな君が

何故この世界に

執着しているのか

分からないけど

それに

身体を

返す...?

ああ

そうか!

死霊術士だから

憑依しているだけ

なのかい?

そウだ

...次ハ

貴様に

取り憑くコと

トしヨう

.....

俺はー

平穏に暮らしたいっていう

あいつの願いに

心のどこかで共感していた

本当に...

どうして

こうなった?

ああ

くそ!

どうしてこう

なっちまったんだ

俺はよ!

こういうのは

柄じゃねえ

ってのによ!

畜生!

ーーやい!

ーやい!

ポルカ!

ポルカ!

え?

お前俺達を

なめるのも

いいかげんに

しろよ!?

...くるほん?

さっきから

何だ?

何勝手に

別れの挨拶

始めてやがる!?

そりゃ俺は弱ぇし

:今まで迷惑も

かけたし

助けられた

事にも感謝

してるよ!

ありがとな!

デッドマウント・デスプレイ@

!?

だけどなぁ!

お前がこの街を

気遣って「平穏な

暮らし」を諦める

ってのは違うだろ!

はい

何が

「この世界とは

相容れない」だ!

確かに俺は

お前の力が

怖くて仕方

なかったよ!

絶対に関わり

合うべきじゃねえ

と思ってたよ!

だけどな!

お前は

とっくに!

ミサキ

とも!

俺とも!

本物の

ポルカとも

相容れてん

だろうが!

なのに...

勝手にさよなら

だあ!?

先にお前が俺に

言ったんじゃねぇか!!

友達の命より

大事な秘密

なんて

僕にはない

友達なめんじゃ

ねーぞ!

それに!

俺とミサキの

仕事はなあ

お前とこの世界を

仲介するサポート

なんだよ!

つじつまぐらい

いくらでも

合わせてやらあ!!

停電!?

そこら一帯

電気とカメラ系統を

乗っ取った!

とりあえず

公的なカメラに

録画はされねぇ

はずだ

必要以上に

悪ぶる事も

善人ぶる事も

ねえ

やりたいように

全力でやれよ

『屍神殿』!!

匠君...

ふうん...

なるほどね

さっきの

ビルの子達が

君を縛る鎖

なんだね...

なら彼らを

先にー

先に...

ドラスる

ツもりだ?

...また空気が

変わったね

...ああ

そうか

悪ぶる必要も

ないんだっけ

...?

君が何をする

つもりかは

分かる

だから改めて

言うよ

僕は

君を止める

ジャラ

ジャン

...宝石?

魔力代わりか!?

でも何だ

あの量は...!?

みんなの

為に..

いや

......ね

僕の我儘の為に

いったいどこから

そんなに大量の

「魔留石」を?

何だかんだ

言って君も利用

したのかい?

その身体...

四乃山ボルカの

財力を!

これは..

僕が稼いだ

お金と

大事な

友達からの

支援だよ

...まさか本当に

来てくれるなんて

動画のコメントは

全てチェック

している

そして

あんな事を

書けるのは

君だけだろう

a!o今の

車椅子の少女に護られた

貴方に、サバラモンドについ

話したい事があります

ともひろ...こんな

同どれくらいで消されるか

それで

君は私に

何を望むの

かね?

あのマークについて

有力な情報には

3億円:ですよね?

貴方が一妖怪雪天狗」

として海外の宝石鉱山

を手に入れた事は

知っています

貴方にあの

「国章」の意味は

教えますし

もし報酬を「宝石」の

形でもらえるなら...

貴方が

見たいものを

見せる事が

出来ます

足りるのか?

この区画全体を

「神殿」とやらで

覆い尽くすのに

それには

足りるけど...

その後に

戦いになった時に

保つかどうか...

資金なら

まだある

あぶく銭だし

僕には使い道の

無い金だ

同盟を

結んだろう?

なら互いの命運を

護る為なら

出来る事はやる

銀行口座

そうだ

未熟な僕に

手を貸して

くれる人は

いたんだー

この世界にも

あちらの世界にも

「友達なめん

じゃねーぞ!」

その通り

だね

この世界が

本当に好き

なんだろう

けどさ...

君の我儘」がー

街の平穏」だって!?

もう

終わりだよ

さっきの僕の攻撃で

死んだのなんて

ほんの一部だ

いくら監視

カメラを潰した

としても

ここまで死者が

でればもうなかった

事には出来ない

君も

僕もね!!

#78

死に満ちた世界を

造り上げられる

存在に

平穏なんて

似合わないよ!

確かに...

この街は今

死に包まれて

屍たらけだ

みんな?

だけど君は

一つ勘違いを

している

今日この街では

まだ誰も死んで

なんかいない

あの「精霊」が

暴走したら

僕も全力を出す

必要がある

だから

その為の準備は

してあったんだ

...

!!

これは

まさか...!

今この街に

「生きた人間」は

ほとんどいない

デッドマウント・デスプレイ@

もう

「僕の神殿」

の中だ

あれ.....新宿に

呑みに来たのに何か

嫌な予感がする...

ここにいるのは

全て死霊で...

しかも人払い

の結界まで

張ってたって

いうのかー!?

やめとこうぜ

何か:今日は

東口の方で

降りたくないな

だから今は

力を抑える

必要はないんだ

新宿の映像も

情報も入って

こない...だと?

太貝

どうなって

いる?

申し訳

ありません

「狙撃」され

ています

...未だ近付けない

状況です

我々を

殺すのではなく

足止めするのが

目的のようです

殺意はないが

大した腕だ

...何者だ?

次二つ右の

路地に二人

むう

こんな事に

何の意味が

ある?

文句言わない

金払い

いいんだから

ここから見えない

位置の連中は

あのバーの面子が

相手してるしね

デッドマウント・デスプレイ』

REAMOFIOE

貴方達がいる

区画へは四乃山の

人間も警察も

近付けさせない

私達に

出来るのは

ここまでよ

この街を

新宿を

用意してあげる

あとは好きに

おやりなさい

「蝙蝠」も君も

同じだ...

どうして

この世界を

変えようと

しない?

それは手にした

力に対する

怠惰だろう

侮辱と

言ってもいい!

そんな事は

ないさ

僕なんかよりも

力のあるずっとずっ、と

凄い人だってー

平和を望んで

たんだから

敵の死霊術士に

操られて暗殺者に

仕立てられた

間抜けな屍を...

僕みたいな

どうしようも

ない屍を

まだ親友だなんて

言ってくれる

強い人がね

!?

一体...誰の

話をしている?

「あの人」にも

力を貸して

もらえる

その支援の

おかげでー

言っただろ?

「大事な友達

からの支援」が

あったって

...

...

えええ

というわけで、これから

...やっと

そっちから

喚んで

くれたな

すいません

時間がかかって

しまいました

どうしても

護りたいものが

あるんです

ご助力...

頂けますか

陛下

いやー

手を貸して

くれるかい

でもいろんな

親友

!?

陛下ー

まさか...

バャディ帝国元皇帝

「フラムロディア・

バャディラーズ」だと!?

何故だ...資料

では1屍神殿』は

皇帝殺しの

大逆人だ

なのに何故

ここに...

何故契約を

している!?

言ったはず

だぞ?

たとえお前が

どんな存在に

なったとしても

...

余と帝国は

お前の味方だ

...!

死霊術士ー

滅んだ帝国を

そのまま抱え込んでる

とでも言うのか...!?

屍神殿を

余の国の

宮廷魔術師を

なめるなよ

しかし本当に

魔素が少ないね

魔力を練るのに

時間がかかりそうだ

んじゃ時間

稼ぎはボクが

やるね!

「街」の高楼は

妾が魔糸で庇護

するとしよう

私はどうやら

別の場所を

対処すべきかな

お願いします

...はっ

はははっ

今日は...

本当に

夢みたいな

日だ!

#79

これは私も

認めねば

なるまい

あれは

この世ならざる

力だと!

実は今しがたまで

別の屋上で狂喜乱舞

して過呼吸に陥って

いたのだが...

何とか落ち着いた

ので他の者の感想も

聞きたくなってね

それっ

それと先ほどから

「妙な感覚」が

抜けないのだが

君はどうかね

『火吹き蟲』くん?

...危険だ

場合によっては

サバラモンドの

連中よりも

危険

悲劇を

生む前に

燃やすべき

何か起こる

前に

この街ごと

焼き尽くす

いやいや

待ちたまえよ!?

君達は

ちょっと短絡的

過ぎたぞ!?

知らないよう

だから教えるが

...?

何と放火殺人は

犯罪なのだよ!?

少し......

お待ちいただけ

ませんか?

お嬢さんは

いったい...

「彼」がこの世に

害を成す者が

どうか......

見定めても

よいのでは?

...何を

以て

何の

権利で

如何なる

因果で

我らを

止める

...関係なら

ありますよ

私は焼かれた

身ですから

!?

貴方達に

恋い焦がれた

偽者の

蟲の手で

...それに

「彼」には

ご恩が

ありますので

...彼女という存在も

この「妙な感覚」の

影響故かね?

...でどうする?

『火吹き蟲』くん

ふーー...

お前らには

確かに復讐の

権利があるの

かもしれねぇ

係長!

つっ...!

...だがよ

俺達も

街を護るのが

仕事でな

サバラモンドの

人間も

街の一部

だとでも?

今...お前らが

「取り憑いてる」

一般市民の事

だよ!

仮にお前らが

復讐を果たして

消えたとしても

そいつらが

人を殺した

事実は残る

そもそも

この瞬間も!

そいつらの人生を

ねじ曲げてここに

立たせてるん

だろうが

お前らの復讐は

別の形で

果たしてやる

少なくとも

日本の中にいる

サバラモンド

とかいう連中は

俺が潰す

だからお前も

無関係な奴らは

解放しろ

...信用して

ただ

消え去れと?

そうは

言ってねえ

お前らが復讐を

見届ける事が

重要ってんなら...

俺に意識を

転写しても

かまわねぇ

.....

...貴方は

どうして

そこまで..

...

んー

何でだろ

罪滅ぼしって

わけじゃないし

恩返しとも

違うし.....

キヒっ

言葉には出来ない

けど...何となく

分かるんだよねー

ここで諦めると

ポルカ君と出会って

からの私が嘘に

なっちゃう気がする

だからちょっと

本気でいくね!

......

そのサメのぬいぐるみ

力尽くで返して

もらうよ!

ですよえすっそんなことなんですけどね

...!!

デッドマウント・デスプレイ@

わっ

貴方...

まさか

吸血鬼...!?

キヒヒ!

バレちゃった?

ひゃっ!?

きゃっ

えっ!?

埒が

あかねぇ!

何なんだ

てめぇはよ!!

もしかして

てめえが

レミングス

って奴か?

コッ

なら...

ちいとばかし

アクセル踏み込ま

せてもらうぜ...

!!

この

ガキ!

この姿に

動じない

だとー

お生憎様...

君みたいなヤツ

なら知っている!

動きも呼吸も

魂も!!

...ふぅ

!?

何とか

使いこなせた

地震...!?

いや...

あいつの言う

精霊とやらの

仕業か!?

向こうの

状況は―

!?

...クソッ

地響き...

精霊力動き

出してるのか?

でもあっちは

「任せる」しか

ない

それよりも

素人のくせに

ナマイキー

魔法陣の錬成...

ひとなで毎に

深奥に近付き

おるのう

やはり

ス才......か

とはいえ...何故

宮廷魔術師級の魔術を

受けて立っていられる?

この世界に生きる

彼は:本来魔術師で

すらないはずだぞ?

...この感覚!

彼と出会った時から

感じてはいたが..

これじゃ

まるでー

アリウスさんを

相手にしてる様だ

デッドマウント・デスプレイ@

おわり

ミマウント

...

作画スタッフ

原作成田良悟

担当編集:清水ーお

都市京都市から、Ju-YouTube

魔術者記の三輪・東京

Googlresy

(チーム:ボリリュール

温湯桜追/

ロ佳親野由ズ新都

それですかわからないのかわいいわけではないかもしれません

...

成田良悟書きて

下ろし小説

ドマウント・デスプレ

DEADMOUNTOEATHPLA

幕間劇団,麗人の巡礼

バニの空中工房

「シャグルア君とやら、上手い事イーズリーズとは仲良

くなれたみたいだねえ!まだ彼の気配が一度も途切れ

る事なく生者として存続しているというのは、つまりそう

ういう事なんだろう!」

「マジで?ゾンビにされたとか、一回殺された後に蘇

生きれたとかじゃなく?」

空中に浮かぶ半透明の文字や地図を眺めながら、ハイテーって頭を下げた。

シションに叫ぶ『錬金学士』パニに対し、『虚銃座』シ

ユラが訝しげに問い掛ける。

「あの美魔女ババアがそこまで丸くなったとは思えない。

ぞ?って事はつまり?シャグルアって兄ちゃんがそ

こまでの器だったって事か?」

「あ、あの、『ぞんび』というのは良く解りませんが、

曰く、それは力の象徴であり、時に信仰の対象でもあった。

「あ、い、いえ、シャグルア様がご無事だと分かれば

私はそれで......」

「うんうん、謝れたし許せたのなら仲直りだね!美しい

か?マジごめんなー?う...いやほんと、ごめんなさ

「あー.....今のは流石に?」俺が無神経だったっていう

に、シュラは気まずそうにレクリアを見て両手を合わせ

ニヤニヤ笑いながら肘で脇腹をついてくるバニの言葉を

った!友人であるレクちゃんが、敬愛するシャグルア

君の無事を知り喜ぶ姿を見る為にね!それなのにもう

一人の友人たるシュラ君の粗忽ボンコツっぷりときたら

どうだい!ゾンビだの殺されただの、レクちゃんが不

安になるような事をわざわざ口にして!恥ずかしくな

いのか?この、このI!」

アが思わず声をあげた。

「もちろん無事だとも!無事だからこそ声高らかに言

シャクルア様は無事なのですが!?」

物騒な会話を続ける二人に、後ろで聞いていたレクリ

な?」

続けた。

「さて、世界の敵だの竜だの各国の有力者だの凄腕の冒頭

険者だの、色々と魔力や生命力を元にすーチしているこっ黒い点さ!」

のボクの大発明を見て聞いてそして褒めておくれ!!君

を見つけられたのもこの装置の崇高なるパワー!作っ

たボクの偉大なる叡智!!やったぁ!プライバシーが

どうこう五月蠅そうだからみんなには内緒だよ!ヒュ

1!秘密の共有!いいね!」

像に指を這わせ、何かしらの操作を開始しながら解説を

こともなげにそう言うと、パニは空中に投影された映画

「そうか!また一つ間違いに気付けたね!ありがと

う友よ!」

はっ、「話を進めろー?」

再び肘で脇腹をついてくるべ二を長い腕で押し返しな

きがな、友情...友情!おや、友情!言葉にして連呼

すると照れくさいね!やったね!この、このI!」

がら、呆れたようにシュラが言う。

「いや、照れる照れない以前に?」お前はさっきから話しにある赤い点が紅雪君、灰色っぽいのガイーズリーズで

の流れと感情とジェスチャ1が全部噛み合ってないから

点があった

「これは、世間にはまだ存在を知られていない竜だ。仮

ら、実際の距離で考えれば猛スピードで移動している黒

空中に浮かんだバャディ半島の地図

その北部に、地図上ではゆつくりとーしかしなが

いろけど交戦した形跡はない!そもそもこの前会った

時にシャグルアの事を・見所・ファル奴タこって褒めてた

からねえ!それより問題なのは、そこに向かってる真

「おっと、あいつは多分中立だよ?大分前からそこに

突然突きつけられた両有名最に目を見開くレクリア。

「ピラウィッゾ...?まさか、廃毒竜ですか!?」

緑色がロメルカ、毒々しい紫色はピラウィッゾの奴だ

え!

ルドウッド数団の聖人騎士にこと『災厄潰し』シャグルア

君の反応がこの青白く光ってる点なわけだね!すぐ横

「これはすまない!!まあ、さっきも言ったように元が

デッドマウント・デスプレイ

劇団・麗人の巡礼

幕間島

る。

安を覚えるレクリアだが、様から虚銃座が

な予感がしてきたよ!」

さりとて説明された言葉の意味自体が変わるわけでは

ないので、レクリアは一層困惑した。

「教団の本拠地...?我々の聖地に、災厄の象徴とさ

れる竜が...?!?」

「その問定観念も捨てというた方が...いやまあいいか!!

「マジごめんなー?」いつ、自分の頭も弄っててさ

負の感情の大半を消しちまってんだわ」

と言ってきたので、困惑しつつもとりあえず納得す

言葉とは逆に満面の笑みを浮かべながら言うパニに不、

さかボクの廃棄品を利用したり、してないだろうね!嫌い「る赤いボタンを押し込んだ。

の事だからもう一つ二つ手を打ってるだろうけど...

に係竜1号としよう、目的はまだ確定じゃないが、まった実際あいつらの九割は災厄だし!」

あ、ゲルドウッドの総本山の方向から飛んできている事

を考えれば推測はできるね!「紅雪」の魔力に目を向け

けさせている間に急襲させようって腹だろう!あの性

格がドブ川の底に沈んだ釣り系並に拗ねそれ絡んだ聖女様だろうけれど、息を張っておくのは悪くない!」

「えっ?、爆散っ」

レクリアの呟きに、額を手で押さえながら虚銃座が言

愛敬!

じまい!今こそ空中戦艦の進空式だ!!爆散したら御

ってね!さあて、ご覧じろご覧じろ!空中工房は店

いする

ラ君を送り込む事もできたんだけど、安全性に問題がある

稼動させれば大陸の反対側だろうとご近所さ!空間転

移システムの方が完成していれば直接、クちゃんやシュ

「まだ試作段階だけど、ごの空中工房のシステムをフル

負荷から、この空中工房全体が大きく動き始めた事を理

すると、レクリアは自分の足元の揺れや身体にかかる

に胸を張る

パニがそう言って空中投影を映し出している台座にあ

「イーズリーズとピラウィッゾがいるなら手出しは無用

軽口を叩きながら、パニはレクリアを安心させるよう

222

『竜』の襲来。

帝国跡地上の

それは、この世界に住まう多くの人類にとって絶望を

意味していた。

部の友好的な例外を除き、竜は己の流儀を、在り方

を、運命を土地そのものに押しつける。

生命ではなく意志を持つ災害として数えられ、大衆は

その膨大な力の弁流に命も意志も呑み込まれる定めだ。

故に、その『竜』が特定の人類の尖兵として差し向け

られる事など、本来ならは常識の埒外の事である

ゲルドウッド教団と勢力を!!「分しているトラス聖律会

が『聖竜ニライ』を、このボル大陸の北方にあるラニス

った。

「あー...まあ?その時は俺が縁めて『収納』して脱

出するから、安心しといて?」

た。

いや、もはやその名に意味などないのかもしれない。

その竜は既に死しており、個としての意識は剥奪され

現実として、その『竜』――旋影竜ブロクアドゥは、

明確にとある人間の指ボにより動いていた。

と連携を組んで攻め入ろうとしていたのだから、

ている。

帝国跡地であるこの半島に対し、一柱の〈竜〉が他者

扱われる事はなかった。

だが、その常識が今、シャグルア達の前で覆ろうとし

その国土を攻めれば竜による反撃がありえる為に抑止

力として働いているがー「決して他を攻める手段として

人間とは不戦の契りを結んでいる。

聖霊と竜母はそれぞれ自らを信仰する事を認めてお

共和国が数多の竜を、別大陸の全士を統一しているミケ

ロ紅樹皇国が『竜母フレーネス・ラークス』を信仰の対

象として掲げているが、あくまで『信仰の対象』であ

り、基本的には人間社会とは陽絶した位置に置かれてい

223

デッドマウント・デスプレイ

幕間劇の

麗人の巡礼

身。

ひーかった

能力を行使する

壊す事だろう

宿し続けていた

ているのだから

り、それぞれの巨体が更に月光を遮り始め、そこから更

に分け身が生まれ始めた。

その『質量を持つ影』が、一つ、二つ、と浮かび上が

本体ほどの巨躯ではない家が、同じ形をした竜の分け

二つ浮かぶ月の明かりを遮り、己の影が交錯して色濃いった

くなった部分から、形を持つた影の如き漆黒の竜が浮か

その屍竜は、バャディ半島の上空に辿り着いた所で己の

目からは生命の輝きが抜け落ち、身体から腐臭を放つ

ほどもあり、生半可な砦なお体当たりだけで粉々に打ち

物理法則を無視した力で突を類うその巨体は小さな丘

持っていたその竜は、屍と化してもなおその身体に力を

地に落ちた影より己の分け身を無限に生み出す特性を

とある強力な死霊術士の手によって操られし屍竜

ていた。

突然を覆い尽くす竜と分け身の群れ

その前に立つのは、一人の女性魔術師

彼女は文字通り、空を飛ぶ屍竜の前に『立ち』塞がっ

舐められたものだな」

が空を征く。

む!!

しかしながらーそれは、通常の人間にとっての話

その言葉の概念が生物の形を取ったとしか思えぬ光景

した影の竜達は進軍を続けた。

半島の先端に存在している、バャディ帝国の廃都へ

やがて彼らは空を舞う黒き竜の群れとなり、地上を更

なる間で覆い尽くす。

夜の地上から月明かりすら奪い去り、数万の群れと化

221

る。

地上から高く、ただ高くせり上がる白い塔

に理解する

数分前までは存在していなかったその塔は、様々な生

物の価値によって構築されておりーその塔の先端に、

やはり何らかの生物の犠働面を被った魔術師が佇んでい

進軍を続けながらその姿。と声を確認した屍竜は、即座

目の前に立つ存在が、己の主と同じ死霊術士である

だが、ただその事実を認識しただけだった

竜としての魂と記憶、そのして自我を失い、ただ機械的

に命令をこなす傀儡と化した屍竜は、淡々と認識したも

のに対する行動を開始する

『バャディ半島に存在している死霊術士を屠る』

その命令を己の身に宿していた屍は、術士の傀儡とし

て力を振るった。

ゴウ、と、風が屍竜の前に巻き起こる。

その風に乗り、数百、数千の影の竜が飛来し、塔の先

端にいる死霊術士ーイースリーズに代わる伏わる襲い

掛かった。

ある個体は爪で、ある偶体は牙で、ある個体は漆黒の

ブレスを用いて。

一撃一撃が、人間の身体など簡単に両断し、噛み砕

き、灰も残らぬ程に焼き腐らせる威力。

影の暴威が塔を包み込み、夜の闇の中で一際暗い空間

となって光そのものを喰らい尽くさんとしていた

だか

声が

差し向けられた竜がこの程度とは」

に上乗せされた魔力が膨れあがる。

月明かりを全て呑み込んだ暗闇の中から、その闇を更

姿を現した。

に喰らい返すかのような勢いで、重みのある声と、それ

次の瞬間、塔の上部を覆っていた影の章の群れが全て

弾け飛び、中から全くの無傷であるイースリースがその

個人の巡礼

幕間劇◎

デッドマウント・デスフ

225

ぶ。

で難易度の高いものではない。

一般的な術を寄り集め、お力尽くで秘術秘奥の域へと押

し上げる。

それこそが、『放浪機敷』イーズリーズの底知れぬ魔

力と技術の証明に他ならない

「意志なき視儘と化した竜など、民兵の集団でも討ち果

だが、イーズリーズは数万この霊体を同時に纏い、更に

は硬肌、耐痛、耐熱、呪術に対する身代わりに至るまで

で、様々な効果を同時に発動させていた

一つ一つの電魂を繰うならば、死霊術士としてそこまで

「竜が恐ろしいのは、己の在り方を、思想を、魂を貫くしたせる」

からだ」

影に呑まれる前と違っていたのは、彼女の全身を覆う

う、濃密な死の魔力。

数千、数万、あるいはそれ以上か。

半島に満ちる怨暁の呪霊

その全てを搦め捕り、圧縮し、己の外套として、ある、いく、その背後に美しい人型をした、竜霊』が顕現した。

いは肉として、骨としで全身に纏う。「退学外套」の術「わかっている。だが、肉体を無理分理奪われた同胞が

意でね」

肩を辣めながら言うイーズリーズ。

彼女は圧倒的な力を示した。にも関わらず、目の前の空

を旋回する屍竜を見ながら苦々しげに呟いた。

「弟子は苦手にしていたが、私はこの死霊親いが大の得

「しかしながら、相も変わらず強引な真似をする」

幌雷竜ウルドヴィジア。

肉体の死を迎え、転生の鶏俺が整うまでの間イーズリ

ーズと契約した奇特な竜の霊魂だ

主に肉体を買い戻させ、主の弟子に預けたのだ」

あまりに哀れと思ってな。こうなるのが好かぬ故、我は

若い女性らしき声が響いた。

イーズリーズはそう言っだが、彼女の意思とは関係な

「ふふ、それでも万を超ええる数が必要だと思うがね」

「君の出番はないぞ、ウル」

つまらなそうに言う彼女の背後から、彼女とは別の

226

突然の衝撃が、空中工房全体を襲う

ペニの空中工房

あ!?な、何があったんですか!?」

レクリアの言葉に、パニが珍しく困ったように苦笑し

ながら口を開いた。

「んー、これはあれだね!まずいね!」加速し始めたがーその目が捉ええた光景を見て、己の背筋に怒気を走る。

「恐らく...:他の場所で、何かが大きく動いている筈

「ちっ...あの根腐れ聖女め。こちらも聞か?それと

も奴にとっても計算外の何かが起こってるのか?」

「ん?どういう事だ?」

「私かシャグルアを本気で潰す気なら、この程度の竜を

ぷつけてくるわけがない」

レクリアはその見慣れぬ。技術に再び目を丸くしていた

パニは手元の操作盤に指を這わせる。

次の瞬間、部屋の中、に外の様子が投影された

ハイテンションに困ると、いぅ器用な真似をしながら、

口を開く。

「あいてて......んな真似できるのは?どっかの竜か?

シャシャの奴か?ドティか?それともイナビからコ

メットかメテオでも喰らったか?それともパニ、お前

また別の『世界の敵』にでも喧嘩を売ったか?」

「んー、それならまだ良かったんだけどねえ!まいっ

たる!そのどれでもない!!」

加速し始めとはいえ、そのの大質量が馬よりも速く蠢き

始めた所で押し止めるなど可能なのであろうか?

すると、衝撃で転んでいたシュラが立ち上がりながら、

に目の当たりにしている。

所を無理久理止められちゃった!」

空中工房の巨大さは、レクリアもここに入る前に実際

「止められた......?」この空中工房がですが?」

227

デッドマウント・デスプレイ

幕間劇◎

麗人の巡礼

「お久しぶりです、ぺニさん、シュラ」

使える者は限られている。

いた。きょ

空。

らせる

集音装置を通して聞こえて来た言葉に、普段は余裕一度、

縛々である「虚銃座」が、珍しく頬に冷や汗を伝わせて

苦笑した。

「おいおい...?マジか?」

のだがーーパニ達が感情を蠢くかせているのはそこについ

てではなく、相手が見知った顔だという事だった

............

それだけで相手がかなり高位の臓球師であると分かる

空中浮遊や飛行はこの世界において高度な魔術であ

そこには、一人の男が空中に諭止するように浮かんで

映像として映し出されたのは、進行方向の先にある

それは、レクリアにとって聞き覚えのある声だった。

「そん.....な」

レクリアの学んだゲルドウツドの神聖術は、主流とな

っている精神下渉系ではなく、肉体の治癒と活性化など

すか?」

どこまでも穏やかで、こちらを優しつく包み込む男の

「それと...この魔力の気配、もしや、レクリアさんで

敵対関係にあったゲルドウッド教団より、聖人認定さ

れていた

曰く、彼について多くを語る必要はない。多くの人々

が彼の偉業を知っているからだ

曰く、彼は強き存在であり、ただ人々を救い続けた。

曰く、彼はバャディ帝国の武の側面における象徴の筆

頭であった。

曰く、彼は、帝国の宮廷魔術師の魔術師でありながら

「......導師、様々」

判断する事はできなかった。

を主体とする傍流である

協流の御業を自らに投げたのは、周囲から名で呼ばれ

る事の無かった聖導師の一人、

「ああ、やはりそうだ。レクリアさん、お元気そうで何

よりです。その魔力の仕上がり...!真摯に研究を続けた

事が良く解ります」

アリウス・サバラモンドの

帝国民がそう呼んだように、人類の希望の象徴か

あるいは真なる絶望の使者が

「あなたを微力ながらに導いた身として、これほど嬉し

い事はありません」

己の師の昔と変わらぬ声を聞いたレクリアに、それを

うん

個人の巡礼人の必殺

1一幕間劇の

ト・デスプ・

220

前を向いてるか

どうかだろう

...

...

決戦、最高潮

それは「転生」群像劇が紡ぐ神髄。

戦線は最大限に膨らみ、

強烈に集約していく。

そして叩き込まれる、

「前へ」と生きる死霊術士の証。

だが、新宿」に、安息など無い。

一つの決着は、この街に新たなん

物語を引き摺り込むだけ。

次巻、怒涛の新展開。

NEXTVOLUMENOTICE

汰着

O.BECONTINUED

デジタル版Verl.0

ヤングガンガンコミックス

デッドマウント・デスプレイ

2029年4月25日-Ver.100発行

著者

原作ノ成田良橋

作画ノ藤本新太

原作業者原作成田良信作画・藤本新大

◎2022日yohooNaria

『2022:5htaFumeFulinotor

発行所

株式会社スクウェアエニックス

担当編集

清水ー秀

また

初出ノヤングガンガン2021年No.19、Mo.20

草野剛・近藤ひろ(草野剛テザイン事務所

wo.22-No.2022年No.02-No.04.Noog

くページ抜け・誤撤・内容についてのお問い合わせ>

スクウェア・エニックス・サポートセンターでも、それは大きくなりませんが、今までもいいのですので、私のことですが...

くピュワーの不具合・再ダウンロードできない第、販売に関するお問い合わせ>

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EXTPACONTENTS"表紙表

たのしいデッドマウント・デスプレイずかん

ANILLUSTRATEDCUDETODEREMOUNTOKATHPAX

共通の陣もあるが、複雑になればなるほど「種族」や「誰が師匠か」の差が出てくる

屍神殿の場合、長年の魔術研究の中で色々と組み合わせたり応用したりした結果、様々

な陣が混ざっている

ちなみに、『虚銃座』は魔法陣を使わず、巨人の魔術師である『偽神』シャシャは大地

の構造そのものを魔法陣と見立てて自分が立ち位置を変える事で魔術を発動させる。シ

つまりさ

ヴィルとアリウスが直接の面識がないそのに共通の、しかも人為的な魔法陣となっている

理由は〈以下、文章の記さわた羊皮紙が腐れ乳落ちていると、

☆コミックス発売店の表紙表を収録

EXTRA.CONTENTS:"カバー

DiOUZTDEATHYLAV

デッドマウント・デスプレイ

いや、そんな

原作ー成田良悟

乍画一藤本新大

ファーリック

これまでは、

☆コミックス発売店のカバーを収録

EXTRA.CONTENTS::カバー裏

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ポルカVSシヴィル

「火吹き蟲」、「サバラモンドの落とし子

「屍神殿の過去」一語られぬハズの真実さら

その激突に外線などない。

渦中へ引き摺り出されていく。

そして憧憬も、怨嗟も復讐も、友情も

全てが「新宿に雪崩れ込む。

現世呑み込む「転生」みや僕劇、第9巻

まさに決戦。これから

☆コミックス発売時のカバー裏を収録