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Instructions:
九井諒子
DHICIOUSINDuNGEON
RYOKOKUI
プンジョンの
ダンジョン飯
DELICIOUSINDuNGEON
RYOKOKUI
九井諒子
ひとしてもここでしてくれと、そしてこのヒロンで、
あ
第24話「次竜2
第25話、次竜1
第2話、地上にて、
ダンジョン栃
次日
Contents
そうじゃなくても、DLCarafore
うん、そんなことに@reacecere:
ジ
このブログのメリカンのプロジアンロンかンと
はいはいっ、いつもの
ぁ、モンスターよもやま話ォ
おまけ
第28話大竜6
第2話・災竜5
第26話大竜4
第25話「火竜3
147
フッフルフリフリールうんっとっしゃった
漁業を営む
小さな方だった。
迷宮が発見されて
大きく変わってしまった
メリニオ
大通り
島主屋敷
冒険に必要な
道具や食材は
迷宮メリロ
わかったわたきゃん
つながっている
愛としてはもう
ドワーフ、エルフ、トールマンと
様々なもの時代の所有者
たちに、あらゆる名で
oヂは〆cこきた。
今では、その殆どは風化し
ただの「島」と呼ばれている
第25話地上にて
うう...
うあああ
あぁああ
むぐ
身体の中が
ぐるぐる
する
キキ
カカ
ナマリを
客室に
寝かせてやれ
支払いは
落ち着いて
からでよかろう
お茶でも
いれま
しょうか
おい
帰ったぞ
!
慌ただしい
こと
いや
すぐ出発
する
馬車を
用意しろ!
...
...
来るたび
豪奢に
なっとるな
ここは
迷宮の発見
以前には
下男のひとりも
いなかった
村も随分
豊かに
なりました
ひな菊が
綺麗ねえ
迷宮がもたらす
物は害だけ
ではないので
しょう
どう
だかな
この島は
欲望で膨らみ
きっている
タンス殿!
ちょうど
よかった
狩りから
戻った
ばかりだ
わしには
あの黄金は
虫を誘う
蜜のように
思えるがね...
料理人に
腕を振るわせ
よう
いただき
ましょう
それで
どうだった
?
ガラが悪く
なりましたな
地下3階までの
財宝はあらかた
取り尽くされ
とりたてて
気になる所と
言えば...
加えて
オークの集団が
浅層に現れ
派兵か
懸賞金を
かけても
よろしい
かと
無法者の
溜まり場が
増えています
頻繁に問題を
起こして
いる様子
うーん
体どこから
入り込んだの
やら
ドワーフの
古い坑道に
でも繋がって
いたのかと
ドワーフか
!
オークは
そういった穴に
住み着きます
まるで
もぐらだ
遥か昔
エルフと
ドワーフが
東西に分かれ
争った時代
まったく
忌々しい
戦争が
終わっても
穴を振り続け...
寒いでも
塞いでも
そこらじゅう
穴だらけ
迷宮がいまだ
拡大し続けて
いるのも奴らの
生き残りのせい
だと聞くぞ
ドワーフたちは
この地に潜み
エルフが来るのを
待ったという
その噂に
信憑性は
ないですが
やがて
黄金の都を
飲み込み
迷宮と化した
今回
複写した
魔法陣です
今まで同様
エルフ言語
別の者が手を
加えた痕跡は
一切ない
迷宮の主
...
筆跡からも
同一人物と
思われる
そいつは
エルフ
なのか?
判断は
できません
が
参ったな
狂乱の魔術師の
物であることは
間違い
ないでしょう
人間や
ドワーフには
扱えぬ術かと
?
実は先日
西のエルフ達から
文が届いた
なんと
身勝手な
迷宮は我々の
遺産である
返上しろと
ドワーフから
奪った土地を
持て余し
人間に寄越した
のはあちらでは
ないか...
無視で
結構
一応
エルフの王
より賜った
土地だ
それは
できまい
島ごと
奪われ
ますぞ
それは
困る
まだまだ
迷宮には
莫大な
財宝が眠って
いるはず...
島主殿
奴らの目的は
財宝などでは
ありません
迷宮に
かけられた
不死の術です
頭を肉体に
固定する魔術は
今も謎が多い
その謎が
解明されれば
...
エルフよりも
先に解明
すべきです
その価値は
黄金など目では
ありません
全ての魔法陣を
複写して
研究しろと?
これ程
巨大な魔術には
設計書が
必ずある
よいですか
!
それを手に
入れなさい
“書”を
こちらが所有
していると
気づけば
書くさえ
入手すれば
迷宮でもなんでも
くれてやるが
よろしい
いやあなたに
ひざまづいて
話をする気に
なるはずです
エルフも
ようやく
対等に...
そ
そうか?
ん
どこに
ある?
迷宮の主が
所有している
でしょう
...
つまり
探索者の
支援を地道に
しろと
それは
もちろん
魔物の討伐や
迷宮からの
出土品を
買い印かす
わかった
オークに
懸賞金を
かけよう
エルフへの
返事は?
その通り
財は貯めず
今まで以上に
補助を
ライオスとか
言ったか
腕の立つ
冒険者
だったが
時間を稼ぐ
お手伝いを
しましょう
彼らはどこまで
進むのだろうか
うっ
どこだ
ここ
斧はっ
......?
あら
おはよう
ナマリ
具合
どう
んな...
今
何時だ?
窓
あける?
いい天気
荷物は
そこ
タンス
じーちゃんたちは
用事で
出かけてる
朝
お金
ちょっと
多いな
少し間は
あくけど
また
頼みたい
って
預かってる
物がある
あ
ありがとう
通りまで
送ってく
世話に
なった
おうちが
あるの?
宿泊?
なぜ?また春
潜るの?
違う違う
近くに用事が
あるんだ
あいや
迷宮のほうへ
戻りたいん
だけど
用事:
寺院
う
...
蘇生所
...
ほっ
ライオスの
所
抜けたって
本当か
で今日は
紛失物?
人探し?
特徴は
ナマリか
髪は薄茶
長さは
この程度
10代から
40代?
人
目医者
行け!
目医者
トールマンの
女で
歳は...
待てそりゃ
妹のほうか
20代前後
ってとこだろ
あの子なら
わかるか
他人種の
歳なんざ
その条件の
死体は
届いてない
が..
そういや
あの焼死体は
どうした?
性別も
わからないのが
ひとつあるが
...あ
ありますよ
見つかると
いいな
見て
みるか?
ん
鎧が
違った
あの死体は
なぜ蘇生
しない?
下手に蘇生
すると
失敗する
そんな
魔術師は
大陸から
たまにしか
来ない
損傷が
激しすぎる
んだよ
相当腕のある
魔術師に
診せないと
お前たち
蘇生屋を
利用したこと
ないのか?
そーか
腹減って
ないか?
ないか
じーちゃんが
いるもんな...
.....
ここの
エールが
うまいんだ
あれっ
ナマリ
じゃん
ついに
ライオスと
別れたって
マジ?
ちょっと
寄り道
しようぜ
はあ
うっそ
やだっ
じゃ
こちらが
新しい男!?
長い足
好きねえ
アンタ
誤解を
招くだろ
!!
いいか
お前らも
タンスさんが
蘇生してくれる
からって
安心するなよ
刺し傷
切り傷を
治すのは
楽なんだ
身体を13分の1
以上失ったり
炭化したりすると
石化は?
ちょん切れても
くっつけられる
のはまだいい
でも砕けると
集めきれなくて
まずい
蘇生率は
グンと下がると
言われている
浅い階層で
危険というと
憑依かな
石化は術の
仕組みが解明
されてるから
マシなんだと
魂と魂が
混ざるから
厄介なんだ
幽霊に憑かれて
グール化した
冒険者の話とか
聞くだろ
下手したら
人格が混ざる
可能性もある
迷宮
潜ってると
だんだん麻痺
するんだ
でも
そうなった
時が一番
危ないんだ
だから恐怖は
忘れるな
死んでも
大丈夫
生き返るって
誰も通らない
場所で全滅
すれば
それっきり
だしな
何があっても
生きることを
考えろ
ナマリ
今いくつ?
ひとの話
聞いてたか!?
万が一
何か
あった時
あー...
61歳だよ
そうか
うん
20歳
私が探すのに
困るでしょ
20.....
ちなみに
じーちゃんは
210歳
ばーちゃんは
204歳!
お前たち
は?
どういう
関係なんだ
?
血縁関係
じゃない
よな
若いんだか
そうでも
ないんだか
それは
前々から
気になって
たが
話すと
結構長く
なるん
だけど
お待たせっ
たーんと
食べてね
カカ
取り皿
よこせ
ま
今日は
休日だ
何かもっと
欲しい物
あれば頼めよ
キキ
ゆっくり
聞かせて
くれ
第22話「おわり
第23話・災竜1
地下5階
黄金城を抜けると
そこには城下町が
広がっている
廃術によって
膨れ
歪んだ街並みは
しかし
至るところに
賑やかであった
時代の面影を
残しており
そんな
妙な気分に
襲われるのだ
目の端を誰か
横切ったような
ささやく声が
聞こえたような
随分慌てて
出てった
らしい
ここが
オークの集落
だった辺りだな
ひどい
匂い
小麦粉や
お酒なんかは
無事みたい
...
食料庫が
開きっぱなし
だ
パンを
作ろう
オークが
戻ったら
怒るぜ
この辺りの
魔物に
漁られたん
だな
おおっ
...あ!
こちらは
野菜を提供
したのだから
お互い様だ
魔狼だ
火事.....
じゃない
よね
違う
炎竜の
火の息に
やられたんだ
つい最近
ここを
あいつが
通った
前に言って
たよね
でも
オークの話や
この状態を
見る限り...
あれから
ずっと動き
続けてて
...ね
ねえ
眠ってる
竜になら
勝てたかも
しれない
けど
竜はたまにしか
活動せず
ほとんど寝てる
って
もしまた
負けたら
多分今も
そのへんを
うろついてる
今の私たちで
本当に
倒せるかな?
もう
消化され
てたら...
落ち着いて
ひとまず
作戦を
練ろう
そうは
言ってもさ
まだ
わからない
3人?
3人で
戦わなきゃ
いけないの
がなあ.....
何度も言うけど
俺に戦力を
期待するなよ!
わかって
るよ
責めて
ないのに
わ
悪かったよ
...
俺の仕事は
ここまで来るのを
手伝うだけだ!
今までは
どうやって
竜を倒して
いた?
ファリンか
炎や怪我を防ぐ
魔法を唱え、
ライオスとナマリ
シュローで足止め
時と場合と
竜の種類にも
よるが
マルシルカ
爆発魔法で
弱らせ
隙を見て
シュローが
ドドメをさす
大体そんな
流れだった
かな
もちろんそれは
あの面子だから
できたこと
この3人で
やれることを
考えなくては
竜には
魔法も武器も
効きにくい
鍋のような
鱗が体を
覆っている
せいだ
ただし
首の下...
唯一致命傷を
与えられる
部分が
いわゆる逆鱗
そこを
突き刺せば
勝てる!
その炎竜は
どの程度の
大きさなんだ
鱗の隙間と
急所が重なる
場所だ
そう
だな...
あ
ほら
あそこ
あの崩れた
廊下が
見えるか?
というか正に
あれ竜が頭を
ぶつけた痕
じゃないか?
あっ
そうか
あの高さを
切りつけるのは
至難の技だぞ
丁度あの
ぐらいだよ
ううーん
...?
でかいな
そうなん
だよな...
ちょっと
現場まで
行ってみるか
ここから
竜の首に
飛び移ると
いうのは...
無理
無理!
防御魔法は
私も唱え
られるけど
高いな
この高さから
落ちれば
無傷では
すまないし
そうだよ
火の息は
どうすんだ
やめとけ
それにナマリの
見立てじゃ
センシの斧は
歯が立たない
ってことだけど
ファリン程
うまくない
火の息は
防げない
この階じゃ
逃げ場がない
ライオスの
剣は通用
するの?
竜を気絶
させられる程の
爆発魔法を唱えるには
足止めの時間も
必要だし
そのうえ
誰かがトドメを
ささなくちゃ
殺せない
なんとか
して...
それが
ライオスと
センシのふたりに
できる?
それは...
どう
やって
...
竜を狙うの
ではなく
ここ
多いだろ
竜が真下を
通る瞬間に
爆破して
建物を爆破
するのは
どうだろう
逆鱗が
手の届く
範囲に...
建物の間に
またがる
橋や家が
その瓦礫で
動きを封じれば
あ...
反撃を
抑えつつ
攻撃できる!
準備のための
時間稼ぎは
だが竜から
逃げつっ
炎竜にこの
城下町は狭い
確かに
俺たちでは
不可能だ
経路を工夫
すれば体力を
消耗させられる、
...
なるほど
それなら
俺にも
手伝え
そうだ
おびきよせる
ことなら
できる
どうして
眠ってない
んだろう
元々長時間の
活動で疲労も
溜まっている
はずだし
発情期
かな
本当!?
にしても
5階に
現れたのも
謎だ
嫌うはずの
狭い場所を
執拗に
うろついてる
でもな
そういや
センシの鍋が
すごい金属
だって
なんだっけ
竜のなんかを
防ぎ
竜のなんとかを
砕くとかいう
言ってた
......!!
竜の何かを
防ぐときたら
火の息だろ!
ナマリが
言って
なかったか
うん
うん!
ひょっとして
包丁も
特別製じゃ
ないのか?
全鍛冶屋の
憧れだとか
なんとか
ナマリに
見てもらえば
よかったね
なんか
いけそうな
気がして
きた
これで
火の息
問題は
解決だな
よし
考えれば
道はある
もんだね
逃げ回る
ルートを
下調べだ
戻ったか
パンを
作っていた
センシお前
いつの間にか
いなくなり
やがって
今から竜を
倒そうって
時に...
もちろんだ
これから
大仕事になる
のだろう?
俺たちは一度
空腹で炎竜に
負けたんだ
あ!
何よりも
重要だ
腹ごしらえは
同じ轍は
踏まない
だろ?
竜に
勝ったら
ねっ
ワインだ
食料庫の物を
ちと拝借した
卵が
ないが
大ガエルの肉に
塩"胡椒し
これだけあれば
アレができるか
パンを
おろし金で
細かくする
すりおろした
パンをまぶす。
オリーブ油を
熱したら
水にといた
小麦粉に
浸したら
揚げる
赤ワインと
調味料を煮詰め
ソースを作る
ピタミン
エネルギー
炭水化物
カルシウム
鉄分
脂質
蛋白質
完成じゃ!
塩・胡椒ー
衣
小麦粉・バン粉・水
バター
レッツ炎竜にカッルランに
大ガエルのもも肉一1本格・説明
「適量済
適量
50グラム
ネイ
タマネギ赤ワインにんにく
タマワにんは醤油
そうね
中1階100ミルリットル大きじる大きな
10時30分30かけじ1中11本さ大さ
大きじり
うまそう
いただき
ます!
なんか
匂いかいだら
腹減ってきた
魔物食もじき
終わるのだと
思うと
感慨深くて...
なんと
言うか.....
どうした
マルシル
俺ひとりでは
ここまで
来られなかったと
思う
まだ
炎竜が
あるぞ
皆に
言って
おきたい
センシ
本当に
ありがとう
うまい食事には
腹だけではなく
精神的にも
救われた
見ず知らずの
俺たちに親切に
してくれた
チルチャック
君がいなければ
遠回りを重ね
何日も遅れたろう
何よりも
頼もしかった
そして
マルシル
慣れない旅で
苦労をかけて
すまなかった
一緒に
来ると
言ってくれた時は
とても嬉しかった
そぐも
間が
悪い!
ごめん
...
ん?
どうした
なんか
いや少し地震
地鳴り...
そんな
まさか...
こっちに
気づいてる!?
いや
そういう
感じじゃ
ない
炎竜が
戻ってきた!?
が...急いで
離れよう
改めて
見ると
でっかいな
本当に
あんなのに
勝てるのかな
大丈夫
マルシルは
例の位置に
この4人で
ここまで
来たんだ
みんな
準備はいいか
体調は
万全だな
?
俺たちは
竜をおびきよせる!
.....
よし!
行くぞ!
第24話・災竜2
ふーっ
これで
準備は完了
いつでも
この建物を
崩落させ
られる
成力
いいん
だよね
これで
隧力を
使い切って
花を気絶
させる...
みんなの
命をかけて
当たるか
わからない
爆発成法で
狙うより...
結構余裕
あるな.....
建物の
下敷きに
したほうが
ずっと確実
成力に余裕が
あるから
落ち着いて
深呼吸して
うん絶対
このほうが
いい
絶対に
成功
させる!
もしライオスたちに
何かあっても
カバーできるし!
私は私の
仕事に集中
しなくちゃ
待っててね
ファリン
気づいたっ
走れっ!
速い
速い!
ちなみに
炎竜は最速で
時速60キロ
先に
言え!
地形で制御
できてる!
大丈夫!
次の角を
右へ!
この直線で
火の息を誘う
竜は体内にっ
溜めた燃料に
舌打ちで着火することで
炎を吐く
拘束じた時
暴れないよう
道中で全ての
燃料を排出させる
“舌打ち音
だ!
くるぞ!
鍋の後ろに
隠れろ!
ぐうっ
なんて熱量だ
よしっ!
これなら
いけ...
鍋と
魔術のおかげで
耐えられる!
これは
鍋の熱が
何!!何一に広がって
広がって
あっつ!!
そりゃそうだ
あれで毎日
センシが料理
してるん
だから!
ナマリいわく
アダマントは
竜の攻撃を全て
防ぐという話
だったが
てっきり
竜の炎は
特別に弾く
のかと...
あいつ
適当なこと
言ったな
言ってない
仕方ない
ルート変更だ!
げえっ!
また来る!
ん?
えっ嘘!
もう来た!?
早くない?
火の息は全部
出し切らせた
のかな
えっ
えっ
二手に
別れるって
作戦は......!?
私
予定通り
やって
いいの!?
ええーい
わからん!
もう
やっちゃう
よ!?
うっ.....
......
わあああ
ーっ
うそうそ
うそ...!!
まったく
効いてない
し!!
...
う...
しっ...
動くな
逆鱗か
すぐそこだ
踏み込めは
届く.....!
あと少し
に
くそっ
ケン助
逃げや
がった
やはり所詮は
成物.....!
...おま
ライオス!!
チルチャック
!!
立て!!
上だっ
腹部に
潜り込め
!
...
ライオス
てめえー
ーっ
くそっ
共通語は
罵倒の語彙が
少なすぎる!
悪かった!
悪かった
から!
あっなんだか
よくわからない
言語で
罵られている
しかもすごく下記
怒ってる
すごく
怒ってる
しっぽの
がわから
抜け出そう
どうすんだ
ここから
だめだ
危険だ
俺たち一生
股ぐらから
出られない
んじゃ
待ってて
今なんとか
するっ
こんな簡単な
詠唱じゃ
効果がない
ひっ
集中.....
ふん!
ぬう!
何
やってん
だよ
唯一の
武器が
粉々に
ひいっ
どうすんだ
ここから
...
仕方ない
これを
使え!
え...
やっぱりそれ
本当に特別な
金属なのか!?
あらゆる
魔物の骨やわしが1日も
皮を断ち
欠かさず
手入れをして
きた...
ミスリル...!?
ナマリに
見せて
やりたかった
この世に
ふたつとない
かもしれない
ミスリル製の
包丁じゃ
アイツ
場合に
よっちゃ
センシを
殺すぞ
まじかよ
...
なんとなく
そういう感じは
したので
黙っていた
くっ
このっ
おおっ!
本当に
竜鱗を
貫通した!!
...
しかし
この刀身では
どこを斬り
つけようが
致命傷など
与えることは
できないのでは
うわあああ
ーっ
あわわ
第24話「おわ
第25話・災竜3
どうしよう
どうしよう
作戦は失敗
したって
ことだよね
それとも
何か別の
作戦中?
一体
どうしたら
みんな
大丈夫かな
迷ってる
場合じゃ
ない!
私の防御魔法が
持ちこたえて
くれてると
いいけど...
うわっ
とんとん
武器が遠く
なっていく
下がれ
下がれ
このまま
後退すると
広場に
出ちまう
......わしが
竜の気を
引こう
そしたら
火の息で
消し炭だ
よせ
危険だ
ライオス
もうわかって
いるだろう
今までお前が
食ってきた
魔物の中に
死力を
尽くさない
者がいたか
ここでは
食うか
食われるか
必死に
ならなければ
食われるのは
こちらだ
腹をくくれ!
センシ!!
ごふ...
セン...
うっ
バカお前が
飛び出しちゃ
意味ないだろ!
お前は
一旦退け
俺が隙を
作るっ
マルシルと
なんとか
しろ!
おいっ
生きてるか
!?
動ける
か?
今どけて
やる!
...
やった
あ!?
どけ!
なんか
地面に
くっついて
ライオス
すぐ
戻る!
センシ!
立てって
うっ
うっ
すまん
マルシル
今どう
なってるの
?
ふたりは?
まずい
ことに
なった
ふたりは今
竜の足元で
気絶してる
こんな所に
いるとは...
魔法
どっどど
どう
しよう!?
あっそうか
私の魔法
しかないか
立てた作戦
全部失敗だ
でもでも
早くなんとか
しないとっ
ええ!?
竜は手負いで
凶暴になってる
近づくのも
視野に入るのも
危険だ
少し待て
考える
鍋を使って
何か.....
ケン助
...よし
とにかく
逆鱗を...
爆発魔法
どどう
するの?
俺は
鍋に乗り
上に
向かう
マルシルが
それを爆発
させる
竜の顔の
高さまで
行って
え?
え.....
えええぇ?
竜は左目が
つぶれてる
気づかれずに
飛び移ることが
できるはず
以前マルシルも
同じことを
やったろう
左側から
近づけば
視界の外だ
あの時は水と
水上歩行が
あったから
その後は?
そんな
...
頭にしがみ
ついたまま
どうやって
逆鱗を狙うの?
もう失敗
できない
よ
ウンディーネと
戦った時
今回は
防御魔法と
鍋がある
そこには多少
考えがある
そのつもりは
ない
本当に
やるの?
ちゃんと策は
あるんだよね
?
...
信じてる
からねっ
ぐっ
むぐ
振り落と
されるぞ
早くその
“策”を
実行しろ
一瞬で
済むことだ
たいした
ことじゃない
ファリンの
猫みに比べれば
!!
ライオラ!!
ふぅっ
ーっ
ふー
やった
...
早く
ファリンを
助けないと
いやいや
その前に
ふたりに手当てを
動か
ないで!
すぐ
治るから
いや
止血が
先か?
もう一度
ファリンに
回復魔法を
習うよ
もう終わった
から
大丈夫!
帰ったら
...
そだね
え!?
今度こそ
.....
真面目に
うん
第26話大竜4
...
...
まっ
よかった
ライオス
兄ちゃん
父さんの
部屋の前で
何してるの
ファリン
しっ
おいで
女房も
見たって
言うんだ
トーデン村長
ありゃ
間違いなく
死人だ
生者を妬んで
襲うに
違いない
金を出し合い
街から呪術師を
雇うべきだ!
だが
そんな
金...
呪術師は
信用できん
墓場に
幽霊が出るん
だって
見に行こ
幽霊なんて
はじめてだ
付いて
きたら
危ないぞ
うわ!
しーっ
待て
ライオス
走れっ
大丈夫
だって
あんまり
くっつくと
歩きづらい
だろ
...
帰ろう
ファリン
兄ちゃん
...
虫一匹
いないな
アッ
エジェーナもぐーーすみ
シューテェー
アナナーチャーよ。
兄ちゃん!
兄ちゃんっ
そってくれ
冷たい
息が
できない
ファリン
ライオス
ーっ
逃げ
兄ちゃん
を...
...
放せーっ
そこの
お墓のひと
とって
あげて
指輪?
これ...
先日死んだ
オルマンの
墓だ
指輪が
魂を
縛ってる
生前よく
自慢してた
霊は解放
される
なぜ
そんな
ことを
?
一体
これだけは...これはいいじゃないのか..
エルフから
金の指輪を
買ったと
あの
子供は
私何か
悪いこと
した?
すごい
ことだよ
気に
すんな
大人は
魔法が
怖いもんだ
ファリンは
ちゃんと魔法を
勉強したらいい
仕事?
ファリン
お前は霊術の
才能が
あるんだ
そうだな
司祭とか?
葵守とか
旅の除霊師
ってのも
面白そうだな
外国を
渡り歩いて
仕事に
困らないぞ
うわあ
楽しそう
そしたら
兄ちゃんも
一緒に来て
くれる?
ふふっ
困ってる人を
助けるんだ
もっちろん
どんな国に
行って
みたい?
あ!
砂漠でも
いい!
うわーっ
絶対
行きたい!
うーん
海が
見たいな
もう一緒には
行かないほうが
いいかも
しれないわ
砂漠には
喋る犬の国が
あるらしい
でも
気に
しなくて
いいの
ファリン?
どうして...
さよなら
ライオス
兄さん
ライオス?
大丈夫?
ひとまず
止血だけ
しとくから
もう少しだけ
我慢してね
私ふたりを
探してくる
気に
しないで
か
絶対に
逃れて帰る
からな
そんな
悲しいこと
言うなよ
おーい
チルチャック
うぐ
いたあー
...じゃ
ないよね
センシー
?
私も防御魔法
もっと練習
しなきゃな
よかった
大丈夫...
ま
...
破裂して
ないだけ
上出来だ
いいだいっ!!
うむ
痛っっっ.....
余計
苦しんで
ないか?
大丈夫!
ちゃんと
治ってる証
だから!
じゃ次は
センシ
てえええぇ
えええぇえ
わしはいいっ
自分で治す!
ファリンは
回復魔法が
得意だったけど
大怪我を
短時間で治すと
回復痛がね...
速さには
自信あるの
!?そ
それが痛みの
原因ではなー
何ヵ月
かかるの
でも
私だって
......本当に
この中に
あるのか
痙攣で
飲み込んで
なければね
うえ
マジだよ
アイツ
やっぱ
おかしいな
あったぞ
おかげで
勝てたんだから
感謝しないと
ライオース
ほら
足出して
...
くっついた
足の中が
かゆい
回復痛
回復痛
よくやったな
ライオス
本当に炎竜を
倒しおった!
みんなの
おかげだ
一時はどう
なることかと
思ったけど
想定が少し
甘かったな
誰ひとり
欠けても
この勝ちは
なかった
ただ...
ほれ
ライオス
さすがに
肝が冷えた
ま
勝てりゃ
いーんだ
勝てりゃ
はい
その件に
ついては
まだ許してあとで
ないからなゆっくり
話をさせろ
ケン助
さて
腹の中身を
確認して
みよう
胃はこの
あたりが
包丁を
借りるよ
分厚い
皮膚...
しかし胃に
たどり着くまで
ひと仕事だな
竜もさすがに
内臓は
他の生き物と
同じだ
これじゃ
包丁で戦っても
皮下脂肪にすら
届かない訳だ
発破かけて
みる?
少しずつ
肉を掘りながら
進もう
助骨だ
少し迂回して
掘り進めよう
暗いな
ランタンを
つけるか
火は
だめだ
マルシル
明かりを
熱
炭鉱で働いて
いた時代を
思い出すな
これは
...
肝臓か?
ん!
ならば胃も
かなり近い
はず...
胃袋だ
一旦外に
出そう
よし
開くぞ
空
違う竜
なんじゃ
ないの?
それは
ない
そんな
......
縄張り意識の
強い雄が
こんな近くに
何匹もいるとは
考えにくいし
目の上の傷は
確かにあの時の
竜と同じものだ
念のため
腸もさらって
みよう
ほ骨の
一片も残って
ないなんて
不眠で動き
続けたことで
消化が進んだ
か...
急いで糞を
探さなきゃ
...?
そうか
...
.....?
何
これ?
獲物を
丸呑みする
動物の一部は
炎竜はそれを
吐き出さず
炎の息の
お料にする
毛や骨の
塊だよ
消化しにくい
物をまとめて
吐き出すんだ
か
髪の毛
......
この黒い毛は
何匹か魔狼を
食ってるな
.....それに
ほぐして
みよう
それって
.....!
人骨が
混じっている
かもしれない
なあ
この棒って
ちょっと
ライオス
この
杖......!
ふぁ
ファリン
第27話、次第5
うそ......
あ
前例がない
わけじゃない
が.....
ファリン
...
.....
あの状態から
生き返る
のか.....?
おおい
ライオス
...
まだ
わからない
蘇生所に
連れて行く
全部持って行く
つもりか?
魔狼の骨も
混ざってるん
じゃないのか
見分けが
つかない
から
手伝うよ
待って
魂と肉体の
繋がりが
脆くなってる
動かすのは
危険.....
肉体の損傷が
激しいほど
魂は離れ
やすくなる
蘇生に失敗する
原因のほとんどは
魂が離れて
しまったか
肉体の修復が
不完全なせい
じゃあ
どうすれば
ただし修復には
損傷した部分の
倍以上のカロリーが
必要だから
そんなの
途中で
腐って...
...いや
...
蘇生術士を
連れてきて
ここで蘇生する
一緒に大量の
新鮮な血肉を
運んでくる
必要がある
今なら
新鮮な血肉は
そこに山ほど
ある
そう
ちょ...
ちょっと
待て!
お前が
蘇生する
気か!?
竜の肉で
!?
蘇生術は
専門じゃ
ないんだろ
私の専門”は
現代では
禁忌とされる
古代魔術の研究
怖がらせて
しまうから
言いたく
なかったんだけど
今はそれを
使った蘇生しか
方法はないと
思う
まっとうでは
ないけど
な
魔術に
善悪なんて
ない
黒魔術か!
やめろ
ろくでもない
どうする
ライオス
頼むマルシル
任せて
正気か
お前ら
ファリンを
生き返らせて
くれ.....!
通常でも
ヤギや豚を
使うんだもの
やって
みる...
マルシル
竜の肉を
使うなんて
その辺りは
今更でしょ
まずは
少しでも体を
元の形に
近づけたい
から
なるほど
.....
俺も犬の骨格なら
少しわかる
.....
私が
ファリンの
骨格を
組み立てる
それは別に
必要ない
だろ!!
俺は魔狼の
骨格を
組み立てよう
見落としや
取り違えを
防げるかも
しれないだろ!!
じゃあ
今ここには
840本
骨があるのか
は?
わかりやすいの
から見てけば
大丈夫
人の骨の数は
およそ200
犬の骨の数は
320本前後
だから
まず
骨盤に
大腿骨・上腕骨
頭蓋骨から
見て2頭
そんな
あんの?
肋骨はすぎ
2対が
12本ずつ
犬と一緒なら
魔狼は13本
丸っこい
ほうがヒトの
肋骨ね
肘から手首
膝から足首
までの骨が
2本ずつ
はっきりと
違うな
そして
肋骨に
繋がる
脊椎
これも湾曲が
全然違うから
わかりやすい
問題は
手や足の
細々とした
骨だけど
......
この辺は
全く見分けが
つかない
この長い
骨は...
数が
多いな
犬の足は
爪先立ちを
してる形
なんだ
ヒト
目立つ物から
並べていけば
大丈夫
狼の足の骨を
除いたら
一番大きい
これは
課の骨
ヒトの
骨じゃない
次に大きな骨を
形の合う順に
並べたら
じゃあ狼の
中足骨かな
おお
ぴたっと
ハマるな
この中から
人の足の骨を
探してこ
足の甲の
完成
よく
できてる
でしょ
残るは
手の骨
だけど
わかった!
こんな並び
だろう
惜しい!
残りは指と腕を
接続する
手根骨だけ
これは
指から
並べたほうが
いいね
基節骨が
一番長いのは
中指じゃなくて
人差し指
なんだよね
中手骨は
中指が長いん
だけど
ヒント
有名官「巨状物」
こんな
もんか
あれだけ
あった骨
全部使い
切ったな
楽しく
なってん
じゃねーよ
死ぬ
小女形より
できた!
よし.....
完成!!
アリンと魔狼の骨將
ファリンの骨
魔狼の骨
骨ノーリ人分
2頭分
炭水化物
蛋白質
エネルギー
脂質
ビタミン
鉄分
カルシウム
......
なんて
言うか
綺麗な
骨格だな
綺麗に
骨に
なってる
カルシウムが
よくとれて
いる
これ...
魔狼も
生き返ったり
しないよな
迷宮に
縛られる
魂は
ヒトだけ
じゃないと
今頃あらゆる
生命の魂で
バンクしてるよ
じゃ...
はじめるね
##km(Bk'
マルシル
気絶
してる
どうなった
んだ
成功した
のか?
わから
ない...
ファリン!
!?
気道に
血が溜まって
んだ
??
落ち着いて
吐き出す
んだ
もう
大丈夫だ
うあ
こんなッ
ファリン
に...
...さ.....
よかったあ
つめた
あ!そ
そうだな
すまん!
服服!
ぼー...
...
ファリン
大丈夫か?
痛む
ところは
ないか?
なら
よかった
マルシル
...
マルシル!
うう
ファリンは
......?
わっ
生き返ったよ
まだ少し混乱
してるみたいだが
マ......ルシ...
ファリンん
ーっ!
よかっ
よかった
よおおお
わあああ
どうだ
具合は
そうだ
紹介する
こいつは
センシだ
道中色々と
助けになった
はじめまして
ファリン
チ......
セン...
まだ少し
混乱してる
みたい
あ...
会えて
嬉しい
...
食事の支度を
はじめると
するか!
第27話おわり
第28話大竜6
よかった
よかった
はあー
よかった
なあもう
本当に
ま
マルシル
自分で
洗えるよ
お肌が
綺麗に再生
できてるか
確認しないと
くすぐっ
たい!
うん
こんな
所に
痣が!!
うん
ここれは
子供の頃
なあんだ
...
あ!?
マルシルの
ほうが顔色
悪いみたい
転んで
階段の角で
打った時の
だよ
これはただの
魔力切れ
ご飯食べて
ゆっくり
休めば
大丈夫...
なになに!?
やだもう
私の魔力を
少し分けて
あげようと
思って...
人に分けられる
ほど魔力余って
ないでしょ
ううん
なんだか
調子いいの
......
でも
病み上がり
みたいなもの
なんだから
力がわいて
くるみたい
「なじむまで
身体が
魔力は
使わないで
.....
その時のこと
よく思い
出せなくて
みんなは
満身創痍だし
......私
死んだのね
一体何が
起こったの
?
そんな
こと
炎竜が
こんな所に
いるなんて
ナマリと
シュローは
無事なの?
もし私のせいで
みんなに無理を
させてしまったと
したら...
それに
あの
魔法陣は
何?
何か
よくない物の
ように
思えたけど
私のせいで
マルシルに
あんな物を
使わせたの
だとしたら
.....
大丈夫!!
そりゃ
ここまで
大変だったし
今となっちゃ
全部
笑い話だよ
だから
そんな風に
不安がら
ないで
酷い目にも
あったけど
だって
何もかも
うまく
いったから!
魔法陣だって
後でみんなで
消せば大丈夫
誰ひとり
なんの後悔も
してない
さしあたって
今の心配は
帰り道の
ことだけ...
あ!
ファリンの
着替えどうしよ
ったく
あのカエル
さえなけ
れば.....
何にしつついてしまいました
私の服は
洗って乾かさ
なきゃだし
カエル?
ドワープと
エルフの技術が
混ざってできた
街だって話だ
こんな浴場が
1千年前の
まそれで
呪われちゃ
世話ないか
人間の街に
あるなんて
変な感じだな
今飲むと
すぐ
潰れそうだ
今の俺たちより
いい暮らしを
してたって
おかしくない
それより
これから
どうする
ほれ
祝杯だ
地上へ
帰る
こんな
水みたいな酒で
酔えるかよ
じゃ
なくて
帰還魔法や
オークの抜け穴は
もう使えないし
目抜き通りから
城へ戻らないと
妹を救った
からって無一文で
あることに
変わりはないぞ
手形が
ないんだろ再発行には
ひと月かかる
銀行手形
指紋を元にしたね
ひとつは銀行へ
ひとつは男につけ
ひとつは地上にあすける
ことが多い
「竜に捨てる
とこなし
応銀行に
貯金は
あるんだが
何かしら
持ち帰って
売るべきだ
どこを
売ったって
釣りがくる
どの部位も
無傷で面積が
大きいほど
値がつく
そうなん
だよな
肝
あの包丁だけで
牙や爪を剥がす
のは難しいな
現実的なのは
涎か血液だな
竜皮は?
うーん
竜涎香か
まともに換金
できる量を
人の足では
運べないよ
唾液腺に
結石があると
一番嬉しいん
だが
くせーん
だよなアレ
にしても
マルシルめ
ライオス
お前は知って
たのか?
あいつが
黒魔術を
使うなんて
妙だと
思って
たんだ
詳しく
聞いたことは
ないが
あいつ
ダークエルフ
ってやつじゃ
ないだろうな
勉学のため
迷宮を見て
みたいという
ことだった
誰が
ダークエルフ
だ
生活に困ってる
風でもない
エルフが迷宮に
潜るなんて
だだって
無害なら
禁忌になって
ないだろ
面倒なことに
ならなけりゃ
いいが
っ
うわ
無害?
回復魔法すら
拷問に使える
私は禁術を
人の役に立てるため
研究してる
刃物と同じで
使い方次第
ただ今回の
蘇生方法に
関しては
やましい
ことは
何もないよ
忘れたほうが
お互いのため
なのでよろしく
ま
いいや
大体ダークエルってなに!?
それを
やましい
っつーんだ!!
もう全部
終わった
ことだ
ん?
そういえば
センシは
どこだ?
今
ほらな
料理の準備だ
料理.....
竜の肉の
処理だろ
鍋と薪を持った
戦士さん?と
すれ違ったけど
竜の
そばでか?
まずい
まずい
まずい!!
一体
・?
センシッ!!
竜を捌いた時
燃料袋も
開いたんだ
今あの付近で
着火なんか
したら...
やめろ
センシーーッ!!
ぐうっ
....!!
.....!
い
生きてる
.....
これは
防御魔法?
ファリン
そう
みたい
あの一瞬
で?
あなたが
やったの
すげえな
わかん
ない
詠唱も
なしに?
咄嗟にみんなを
守らなきゃと
思ったら...
と
とにかく
蘇生した
ばかりなん
だから
炎竜との
戦いにこれが
あれば便利
だったのにな
火事場の
馬鹿力って
やつ?
これ以上
魔力を
使うのは
控えること!
驚いた
わい
竜は自分で
作った燃料で
炎を吐くと
言ったろう
火が
消えないな
その燃料に
引火したんだ
それまでは
中の肉が
とれないでは
ないか
体の中の
油が燃えて
いるようだ
いずれ
鎮火するよ
ウーム
参ったな
これを使って
料理をするか
小麦粉と酵母塩・
水を混ぜ
よく練る
少し
寝かせ
広げ形を
整える
具を乗せ
竜の皮に軽く
粉を振ったら
竜の体内に
入れる
しっぽの先を
落として
皮をむき
ー
あー
もったいない
スープに
火が
弱まって
きたな
ぼくって
もっと
ギュム
熱した鱗で
表面に焼き色を
つけたら
調味料に
漬ける
完成じゃ!!
ローストしッドドラゴ
炎竜のブロック肉ー1キログラム
ワイン
塩ぅ胡椒
50ミリリットル
適量で
1キログラム
1個
5個
滴羅
「フェンテールスプログラム」と
炭水化物
エネルギー
ピタミン
ダメでもレデザ・
ピタチ
好きなだけ
肉をパンの
上に乗せても
うまいぞ
うわあ...
蛋白質
脂質
鉄分
カルシウム
食べても
いいのかな
いいわけ
あるか
うまそう!
おいしい!
なんだか
久々の食事
って感じ
おう
おう
存分に
食い返し
てやれ
......
まあいいか
本人
そこで
元気に
してるし
えらい
硬いが
割となじみの
ある味
だな
なんだろ
この味
牛でも
豚でも
ないし
それに
なんだか
この風味
ちょっと
動く鎧に
似てない?
そう
かのう
あの
錆臭さ
とは少し
違うだろ
ケルピーや
カエル...は
柔らかかっ
たからな
バジリスク
あたりか?
どう?
ライオス
よっ博士
キレのいい
感想を一発
ー皆何を
言ってるんだ
この赤
濃厚な味
鼻から
抜ける
風味
大体なぜ
他の生物で
竜の味を
表現する必要が
ある!?
しっかりした
歯ごたえ
どれひとつ
とっても
唯一無二
これが
竜の味
なんだ
あ
ええと
ファリン
食料を買う
余裕がなくて
魔物を食べながら
ここまで来たんだ
薄々
気づいてると
思うけど...
すごい
どんな魔物を
食べたの?
どっどっ
どうやって
食べたの!?
最初は
大サソリと
スライム
すっごい
すごい
すごい!!
杞愛
だったな
コーレムから
野菜を収穫
したことも
あったな
魚人は
?
こうなるのが
嫌だったの!
でも
動く鎧は
食べたよ
へえ...
え!!
わああ
どこの
部分を!?
本物を
見せたほうが
早いんじゃ
ないのか
魚人は
食べな
かった
えーと
実はあれは
殻をまとった
軟体生物の
集合体で
...
!?...?
えっ
何
しっ
なんで
ふいま
えん
なんで
黙ってたの
!?
有肺類
...!?
あ
ひっこん
じゃった
どっーっ
コイツ
勝手に動き
やがる
他に武器が
見つかるまでの
しのぎのつもり
だったんだが
そういえば
妙に鋭い
ことがあった
わっ
ちょっと
もう...
あの
状況だ
だが独断は
ダメだろ
他の魔物に
反応するのが
便利でつい
軽率
だった
ナマリに
鑑定させとく
べきだったな
俺もそれを
使うしか
なかったと思う
周りの信頼を
失うことこそ
一番の痛手だぜ
二度と
しない
ーで
どうする
つもりだ?
他に武器が
ないうちは
使わせて
ほしい
ただ
解体しないと
取り出せないから
中で腐って
いくだろうけど
なんか
やだな
風物は危険な
ものだと
言ったのは
お前だろう
水に沈めて
殺すことは
できる
無力化したと
思い込んだ
でも
やっぱり
ダメだな
しばらく
様子を見るか
それを忘れた
つもりは
なかったんだが
どんな味が
するの?
その上で利用
できるのでは
ないかと
食べたい
食べたい!
魔物を
生かしたまま
利用するのは
無理か.....
食べて
みたい?
扉だらけだが
外につながるのは
2ヵ所だけか
ふんふん
なかなか
住み心地の
よさそうな
家だね
奇襲の心配は
なさそうだ
よし
やったあ
便所が7つも
あるのは
気になるが
布団は
いつもの
寝袋だけどな
ここで
睡眠をとろう
久々に
ベッドの上で
眠れる
勝手に
お邪魔して
ごめんね
どうした?
そうか
少し休んだら
すぐに出て
行くから
住人みたい
泊めて
くれるって
ありがたい
寝袋足りないし
帰りはくっついて
寝なくちゃね
収まる
かなあ
何を
生意気な!
一緒の布団で
寝るなんて
学生の頃以来
じゃない?
あの頃より
私ずいぶん
大きく
なっちゃった
また会えて
すごく嬉しい
私の中じゃ
まだちびすけの
ままだからね
そういう意味じゃ...
私も
寝る前に
兄さんに声
かけてくる
兄さん
ファリン
この傷...
無茶したん
でしょう
どうして
こんな...
...
言っとくが先に
無茶したのは
そっちだからな
そのせいで
こうなった
とも言える
えー
もう二度と
あんなこと
すんなよ
何したか
覚えてない
のに...
もう
しないよ
おやすみ
ライオス
兄さん
おやすみ
ファリン
私を乱すなんて
魔術師の
TopeContentwel.
ヒンスター
よゃやま...
な
大ガエル
大ガエルの皮で
触手を無害化
なんて大発見
じゃないか
うまくやりや
ひと儲けできるぜ
さあさ
冒険者の皆さん
お立会い
煩わしい
触手たちにお悩み
ではないか
手前持ち出し
たるは
大ガエルの皮
このカエルの
櫻める所は
迷宮の遥か奥
触手ひしめき
あう階層だ
この皮さえ
あれは触手など
恐るるに足らず
紐状・蔓状・
花形・手形・
その他触手
一切に効く!
深層を
目指すにゃ
必携の一品だ
さあ
買った
買った
いいね
それ
あは
おのおの方
とくと
ご覧あれ
大ガエルが
触手の中で
平気なのは
うーん
いと
分泌液のせい
ではないかと
言われている
お立会いの
中に
んねえ...そんなことっしゃんまで
つまり
...
この皮さえ
あれば
こんなものー
治療師は
ないか
......乾けば
効果がない
おあとが
よろしい
ようで
テンタクルス
あれって食べ物が
降ってくるのを
口あけて待ってる
状態だよね
退屈したり
しないの
かな
さあ、基本的な主食は
空中に漂う
精霊だというし
彼らに脳は
ないから
いいや
あいつらには
絶対知能が
あるね
なんせ人が
思わず誘われる
場所に生えてる
宝箱・取っ手・
手すりに
スイッチのそば
見通しのいい
部屋の壁際
あはそれは確かに
誘われちゃうね
なかなか
考えおる
こんな話も
ある
ウケた
ある病院には連日
触手に手を刺され、
運び込まれる者が
絶えなかった
不思議なことに
患者の多くは
女だったという
奇妙に思った
医者がどこで
刺されたのか
問いただすと!!
逞しい戦士を
象った石像の
股間部分だった
とさ
思わず空気に
誘われ持ちネタの
選択を間違えた
チルチャックだった
くそ
テンタクルス
め.....
だったら俺じゃんじゃないしー
人魚
亜人の一種
その美しい
歌声で
人の心を惑わし
海へと引きずり
こむという...
今でも人魚を
警戒して
ふふふ
ハーフフットを
必ず乗船させる
ようにと法律で
定めてる国もある
聴覚の鋭い彼らは
他人種に先んじて
人魚の歌に
気づけるからね
フーム
.....?
その
ハーフフットは
どうなるんだ?
死ぬ...
...ことは
ないように
対策してると
思うけど
ヒモでとんなとか
ん?
見に行こう
えぇ
てめえ
やだなあ...
あの時
俺を連れて
行ったのは
そういう
理由か!!
魚人
魚類の一種
迂闊に
彼らの縄張りに
近づいた生物は
海に引きずり
こまれると
いう...
孵化直後
生後7日
生後半年
ほら
ほら
稚魚の頃は
まるっきり普通の
魚みたいだろ
成魚まで
育つのは
ほんの僅か
だとか
天敵は
多い
その手には
乗らないぞ
だから
食べていい
かって
言うんだろ
ダメ
そんな
半年の時点で
すでに人魚っ
ぼいからダメ
似ていると
論じられて
いるとは
一感ほどにも思わぬ
人魚であった
ウンディーネ
視認できるほど
大きくなった
水の精霊の群体を
ウンディーネと
呼ぶの
大きくなる
原因は?
空気中の
魔力濃度がな
成力や精霊
ってのは
どこにでも
あって
とか
短時間で吸収
するには
普通に生活
してるだけで
人の身体にも
入ってくる
魔力をふんだんに
含んだものを
摂取する必要が
あるんだけどどの生物にも
魔力を貯蓄
できる限界は
あって
マンドレイクは
限界が飛び抜けて
高いから
重宝されてる訳
レモン
1000個分
魔力
限界を超えた
魔力は
どうなる?
排出
されるよ
ちなみにエルフも
人種の中では
最も限界が
高くって
その逆に
っはが止まらん
ひょっとして
ふんだんに
含まれて
いるのでは
だと
したら
その頃のナユリ
何!?
ビロードのような
体毛を持ち
協調性を持って
群れで行動する
性格は
賢く獰猛
自分より
大きい生物も
恐れることはなく
時に群れで
竜を狩る
こともある
俺が最も
気に入ってる
魔物の一種だ
死体しか
見れなかった
のは悲しいな
食卓に
そんなもん
持ってくん
なよ!
オークが
よく連れてこの死体も
るね
避難先には
連れてけな
かったのね
集落で飼われ
てた子たちかな
可哀想に
それは
違う
オークと魔狼は
主従関係では
なく共存関係に
ある
彼らは自分の
意思で留まり
竜と戦うことを
望んだ
人には絶対
懐かないん
だって
机の上に
乗せるな
聞けよ!
そこなんだ
考えたけど
俺とオークの
違いなんて
足の指の本数と
体臭しか思い
つかない
廃狼と
仲良くできる
かもしれない
つまり香水か
何かであの
体興を再現
できればあるいは
人とも仲良く
やれない奴が
魔物とうまく
やれると思うのか
聞いてみてくれ
レッドドラゴン
竜!!
全ての生物の
頂点に立つ生物
竜を
打ち倒した者は
名声と巨万の雷を
得るだろう
...持ち帰る
ことができた
のなら
竜狩りの装備が
武具よりも
運搬道具で圧迫
されるのは
有名な話だ
死体を傷つけず
運ぶには大量の
道具が必要で
それを
運ぶための
人員が
その腹を
満たすための
食料が
それらを用意
するための
資金が..
結局苦労して
大金を得たとて
経費や被った
被害を考えれば
書かいいとは
言えないという
これが
竜狩りの
ジレンマだ
加工の易さや
重さあたりの
価値で言えば
大半の金属の
ほうが貴重だと
いう意見も
あるが...
それでも
竜を題材にした
伝説や物語
名産品や
観光地は多い
その
経済効果を
考えれば
一概に竜の
価値を決め
つけることは
できないと
言える
.....
.....
んっ
終わり?
なんか
もっとない
のかよ
その程度の
話なら俺でも
知ってる
熱が足りなく
ない?
本当に竜が
好きなの?
それは
.....
竜ってのは
やはり
この界隈でも
特別な存在
なんだよ
え
タンギング音
ひとつでどの
種類なのか
界隈
性別・年齢・
生息地が
言えな
ければ
あの
お話にも
ならない
業界だ
研究者も多くて
毎年学説が発表
更新されてるし
もはや
その情報量は
歩き茸と
双璧をなすと
言われている
むしろ
歩き茸って
そんななの
!?
俺は竜も
好きな
つもり
だったけど
本当の
一竜好き」な
人たちを
見ると
自分の
中途半端さに
嫌気がさして
一時期は
竜の字を
見るのも
辛かった...
でもやはり
こうして
本物と
戦うと胸が
高鳴るんだ
この感情に
嘘はないと
思うから...
俺は
竜が好き
なんだと
思う
聞くんじゃ
なかった
RadDrago!
いや...
電子版・ビームコミックス
ダンジョン飯4巻
九井諒子
めし
2017年2月15日、発行
©2017RyokoKuil
本電子書籍は下記にもとづいて制作しました
本車」自律神は「血のビームコミックス・ダンジョン飯4巻
2017年2月15日初版発行
発行人青柳昌行
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