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Instructions:
・井緑・
フまルー
DFLICIOUSINDuNGEON
RYOKOKUI
ダンジョン飯ァ
DELICIOUSINDuNGEON
RYokoKul
九井諒子
トレーニングセンターネットサービスが
あ~~
ダンジョン飯
次日
Coptents
第13回アイスゴーレム
第4話「バロメッツ」
第45話「町
もうしてくるです。これまでまた、この
うん。それにしていや、それにしても
わからなかったから、プロジョンロジアンと
!!
そういうことで、マンションの
おまけ
第49話「グリフィンのスープ
第48話、使いで
第七話「グリフィン
第46話「黄金金郷
モンスターよもやま話で
175
シャップショップとネックショップリフリーに
「第指声アイスゴーレム
...こんな
道だった
っけ
間違い
ないって
本当
~?
遅い
早く進め
前が
つかえて
押すな
押すな
ちょっ
と!!
危な
ビサ
この
広間だ!
前回の探索では
こんな場所まで
来ていたのか
ボスン
長らくここが
最深部だって
ことになって
たんだけど
炎竜と
戦った場所!
最近この付近で
奥へ続きそうな
扉が発見
されたの
文様が
刻まれてて
魔術で動くん
じゃないかって
島主の求めで
その文様を
写しに来たん
だけど...
さて
運試しだ
あの時は確か
あの辺りで......
炎竜に遭遇し
撤退したと
あったぞ
荷物!
荒らされ
てる
そんな
.!
寝袋
見っけ!
よかった
下着も
無事だ
食糧は根こそぎ
なくなってるが
他の物は
手つかずだ
これで
暖かくして
眠.....
れ
れ
いかんな
金品より
先に確認する
のがそれか
魔物の仕業
みたいだな
ひと休みできる
場所を探すか
荷物整理も
したいし
皆の中だとクリーナーの動きもにぶるのかな
けんかじられてる!
おいコラ
ほれ
マルシル
躾のなって
ない獣人だ
今懐に
しまった物
出しな
あんな首輪を
つけられるのも
むべなるかな
.....
ハーフフット
っていうんだろ
東方には
お前みたいなの
いなかったから
こっちに来て
はじめて知った
その変な
種族名
窃盗罪で
片足落とされる
ことが多かったのが
由来なんだってな
ちょっと
やめなよ
ふたりとも
マルシル
来てくれ
あっ魚!
この部分だけ
切り出す魔法は
ないもんかのう
そこに良めせたい...
うーん
魔法陣を使って
なんとか...
そうだ
ライオス
やって
みる?
魔力酔いは
最近どう?
急な温度変化で
氷漬けに
なったらしい
あまり
ふらつかなく
なったよ
魔法陣の
描き方教えて
あげる
幻聴と幻覚は
やや強く
なってるが
4階で
よく釣れた
魚だ
色々な物が
流されてくる
ようだな
上階から流れ
込んだ水が
凍りついて
いるのか?
これで
陣は完成
体調は
どう?
少し
疲れた
...
じゃ
私が起動
するね
彫った字の中に
水を流し込む
イメージで
わっ
なんだ
!?
ぬおおねお
おおお!?
地面が
ま魔物っ!?
アイス
ゴーレム
...!?
あ
なるほど
ん!?
うっ
おい上
気をつけろ
!!
え..
ぐっ
ライオス
!
わっ
ん?
どうやったら
死ぬんだ
アイツ
ゴーレムは
核を壊さないと
意味ねーの!
核ぅ?
おい
それは
どこにある
どこだよ
核!
核......
いや魚か
おいなるべく
敵を引きつけて
時間を稼げ!
核の位置が
わからん!
ちょっと
待て!
はァ!?
あの野郎
デタラメ
並べて
不純物が
多すぎる
こっちの足
引っ張ろうと
してるんじゃ
ないだろうな
うぐ
雪が
動きが
止まった
.....!
ぶはッ
おい
まだかッ
いつまで
こんなこと
させる気だ!?
よしッ
イヅツミ
よくやった
ッ!
よしッ
完璧!
ちん
てめェー
ふざけてん
のか!?
後は
任せた
バカ!
矢が当たった
所をよく見ろ
それから俺は
飛び道具は
使えるけども
たいした傷を
与えられる
程じゃ
ないから
俺を戦力と
して数える
なよ!
なッ
まあ
倒し方さえ
わかれば
ふんっ
どうやらこの中で
まともに動けるのは
私だけのようだな
はっ
どいつも
こいつも
揃って...
は
はくしゃん
みんな
大丈夫?
もう少しで
暖まるから
その魔法陣は
強い熱が出る
から火傷に
気を付けてね
みんな
濡れた服は
脱いで
乾かして
ほら
あなたも
私が
遮っといて
あげるから
別に
遮る必要
ない
ライオスは
自分で
脱げそう?
んー
誰か
手伝って
あげて
はぁ...
そんなこと
言ったって
獣が裸になった
ところで喜ぶ
奴なんていな...
うっ
うわっ
何すん
だよっ
少し
暖まって
きたな
いやほら
身体を
冷やしちゃ
まずいから
せめて乳首の数
いやいやそのつけ根だけでも早い
☆
何か
温かい物を
用意しよう
魔法陣の熱で
溶かして
みるか
解凍する
必要が
あるな.....
おおっ
近づけ
すぎたな
あでも
いいね
これ
サウナに
なる
暫くお風呂にも
入れてないし
ひと汗流そうよ
えっっ
だげんの
なぜ俺だけ
魚をさばいて
頭と骨を分ける
茸夢魔を
細かく切る
分けた頭と骨から
だしをとる
ハーピーの
卵を溶き
シェイプシフターの肉は、
軽く茹で灰汁をとる
先ほど
とっただし汁と
と、具材と合わせる
アイスゴールムの
破片と一緒に
鍋に並べ火にかける
毛玉でつくった
ヒマか
コップに注ぎ
たんぱく買っ
脳貿
炭水化物
エネルギー
カルシウム
カルシウム
ピタミンC
ピタミンB2
以分
ピタミンA
イスゴーレムの欠片
いや...ありがとう!!
エイプシフターの
完
アイスゴーレムの欠片魚(未鑑定)バタ
バター
塩...古槻
大きじ2分の1
少々
これっ
勝手に
食べはじめては
いかん
なんでだよ
私がひとりで
敵を仕留めた
んだ
食事は全員が
揃って
はじめるもの
皆が食卓に
つくまで
待ちなさい
チルチャック
外に出た
ライオスを
呼んでくれ
あいよ
私が一番に
食べる権利が
ある!
あきゃあいい
それでは
皆さん
揃った
ところで
いただき
ます!
フリンだ!
あごめんユルシル
時間の
無駄だ
おい
イヅツミ
なんだよ
これやる
破れた鞄を
縫い合わせた
んだ
お前が使え
その...
獣なんて言って
悪かったよ
俺は口が
悪くてね
知らない
人間との
団体行動
なんて
暫くは窮屈で
イラつくと
思うけどさ
慣れれば
いい面も
あると
思うぜ
自分じゃ
できない
ことを
任せられる
ごちそう
さまでした
!
した
第43話「おわり
第4話
バロメッツ
おい
まだかよ
もう
ちょっと
待って...
ごめん
ごめん
待たせ
ちゃって
じゃ
じゃーん
ここを
こうして
......
ナマリの
服だけど
ぴったり
でしょ
よしっ
動き
づらい
身幅を
詰めるのに
手間取った
けど
身体が
すっかり
冷えち
まったよ
ごめん
って
それじゃ
出発しよう
うわっ
...
マンドレイクを
甘く煮たものだ
待て
道中の
携帯食に
どうかと
思ってな
おい
これは
君の分だよ
いらない
やる
なぜ?
とても
おいしい
よ
いやほら
ひと口だけ
でも
いらねっ
つってん
だろ
しつこ
.....!!
ひ
ひどい
なんで
この状況で
血が流れる
んだよ
ほっときなよ
お腹すいたら
食べるよ
どうして
食べたく
ないんだ?
皆そう
言うが
魔物なんか
食べたら
変な病気に
かかって
魔物に
なるんだ
魔物を食べる
だけで魔物に
なれたら苦労
しないんだが
魔物
だから
動物を
食べるのと
何が違う
まあ
穢れ信仰
だよね
理論的じゃ
ないのは
わかってる
けど
だから
嫌だ!
私を含め
ほとんどの人が
そういう理由
だと思う
・なんとなく
悪い物を
取り込む気が
しちゃう
魔物と動物の
違いは
活力の多くを
魔力で補ってる
とこと生存本能に
優る攻撃性
人と関わりの
近い生物から
新しい病気が
出たりするし
「なんとなく嫌」
って案外パカに
できないと思う
けどね
なるほど
それにしても
今まではどう
してたの
渡すぎる魔力は
動物には毒だし
人間を襲って
食べてる恐れもある
苦手な物が
食卓に出た
時は?
これ
おいしい
ね
今まで
......
ありがとう
イヅ...
アセピちゃん
!
別に
ないな
うっそだー
タデ
お前に
やる
行くぞ
ふたりとも
吹雪なかなか
おさまりそうに
ないね
今日は
この辺りで
野営をするか
腹も
減ったし
食材何が
残ってる?
センシも
疲れてる
みたい
魚は?
魚はもう
ないよ
じゃあ
米!
俺たちで
食事の支度を
するか......
うーん夢魔と
マンドレイク
卵茸に...
これは
なんだろ
米ももう
そんなに
残ってない
んだよ
もっと他に
ましなもんは
ないのか
これで
全部だ
迷宮で食物の
選り好みは
できない
俺たちもずっと
様々な物を
食べて
きたんだよ
君も早く
慣れたほうが
いい
いいか
イヅツミ
嘘つけ!
隠してんだろ
嫌だ
羊や豚を
食べた人間が
羊や豚に
変わったか?
私は
食べたい
物しか
食べない
視力を
失った者が
目玉を食べれば
回復するか?
魔物を食べて
魔物になる
ことはない
だから人は
苦労して
試行錯誤
してるんだよ
じゃあ
アレは
なんだよ
!?
羊は植物しか
食べないが
植物になるか?
アレ
食事と栄養って
そんなに簡単な
ものじゃないんだ
うるさい!
うるさい!!
羊が木に
なってる
もういい
あの羊
捕まえて
くる
バロメッツ
だ
あれは
いいんだ...
バロメッツ
って何?
魔物なの?
何もこんな
タイミングで
現れなくても
いいか
イヅツミ
あれは元々
ああいう
植物で
黙れ
御託は
うんざりだ
魔力を養分と
するのは
間違いないが
バロメッツ
自体に害は
ないよ
ただし
パロメッツを
目当てに
肉食の獣が
集まるんだ
ま
待ってよ
〜......
ぎゃ
やると
思った
用心しろ
イヅツミ
迂闊に
近づくと
危ない
誰に
向かって
この
匂いは
長居は
危険だ
来た
さっさと
羊を収穫
して...
えっ
まずい
ダイアウルフ
だ!
ルルル...
マルシル
下がれっ
おい
おい
っ杖
杖...
ちょっと
待った!
犬は
嫌いだ
臭いし
うるさいし
しつこい
“任せた”ん
だよ
得意不得意を
補い合うのが
お前たちの言う
仲間なんだろ
どこへ
行くの!?
それは
...
そういう
意味じゃ
なくて
なん
だよ!?
ゴーレムの
時はアンタも
戦わなかった
だろ
そそれが
好き勝手に
行動する理由?
た確かに
あの時は
任せちゃった
けど...
別に
好き嫌い
じゃ
ねねえ
戻ろ?
危ないよ
!
ライオスたち
大丈夫かな
やだね
風に乗って
火の匂いが
する
あ!
辿れば先程の
場所に戻れる
入り
組んでる
みたい
待って
右のほうが
匂いが強い
......けど
どどこ
行くの
?
私は好きな
道を選ぶ
あ
ずっと
気になって
たんだけど
なんか道が
悪いから
こっち
魔物食だって
あんなに
嫌がりながら
食べてさ
この道で
合ってるの
?
アンタも
そうすれば
いいだろ
どうして
もっと自分の
好きなように
しない?
理解に
苦しむん
だけど
それは
狼が私たちを
追ってきた
みたい
私は
爆発魔法が
使えるけど
今は杖が
ないし
こんな狭い
場所だと
危険だから
Tw
強い光で
失神させる
という手も
走って
まく
え!?
ここで
迎え撃つ
!?
えええ
.....
あいたー!
あこら
アセビ!
お前、稽古場の
雪下ろしタデに
押しつけたろ
いや
あいつそれで
屋根から
落ちたんだよ
お前と違って
あいつは
鈍くさいん
だから
拾われた
恩も返せ
ないのかね
嘘つけ
なんで
頼んでもない
ことすんだよ
嫌な仕事を押しつけるなよ!
嫌な仕事を
押しつける
なよ!
でも
タデは
...
あの時
おいタデ
なんて
言ったん
だっけな
アイツ
ほんと
パカだな
まいいか
しくった
...
爆発で風向きが
変わって
気付けなかった
ポイン
ち近
イヅツミ
生きてる
!?
い
腕が折れ
てるね
歩ける
あのね
.....
なんで
魔物を食べる
のかって
聞いたよね
皆と合流
しよう
ずっと
考えてた
んだけど
私には
目標や目的が
いくつかある
友達を
助けたい
とか
でっ
目標に向かって
進むんだけど
そのうち色々
嫌なことに
ぶつかる
びとつひとつは
大したことじゃ
ないの
魔術のことを
もっと知り
たいとか...
面倒くさい
とか
疲れたとか
でも
嫌いな物
全てを避けて
通ったら
今の私たち
みたいにね
嫌いな物を
食べなくちゃ
いけない
とかね
イヅツミは
なぜ私たちに
ついて
きたのかな
多少
遠回りしても
辿りつける
お前が
呪いを
解くには
どんどん道が
遠のいちゃう
...でしょ?
狂乱のなんとかに
会えば可能性が
あるかもとか
言うからだろ
そうだよ
だから
多少の近道は
覚悟しないと
ね
イヅツミ!
マルシル!
皆も
大丈夫
だった
あまり
大丈夫では
なかったが
狼の大半は
マルシルを
追っていった
からな.....
腕の骨を
折ったみたい
無事
だったか
ライオスの
威嚇で
事なきを
得たよ
元の位置に
戻しながら
回復魔法
かける
。手伝って
よく
頑張ったね
すぐ痛みは
とれるよ
ケガは
ないか?
バロメッツを
収穫した
かったんだか
.....
回復魔法の
ほうが痛い
...
成羊は
狼たちが
持ち帰って
しまって
残ってた
のが
この...
未成熟の実
なんだか...
調理して
みるか
野菜の中に
羊が
入ってる
あっ無理
今までとは
違う方向で
倫理的に無理
パロメッツの
肋骨を適当な
形に切り
味をつけ
火を通す
両面に
綺麗な色を
つけたら
ワインを入れ
蓋をして
蒸し焼きにする
果皮部分は
湯に通した後
皮をむき
ざく切りにする
ミンミクを加え
一緒に煮込む
ドロー!
できたソースを
先程の肉に絡めたら
たんぱく買
エネルギー
ビダミン。
ロメッツのバロ
あるいはバロ
齢質
炭水化物
カルシウム
ビタミンB2
銭弁
ピタミンA
ほれ猫娘
お前の分だ
変な物が
混じってる
うえー
肉だけ焼いて
くれたらそれで
いいのに......
メッツの実未成熟
バロメッツの若芽
塩...胡椒
ミンミクワイン
......
パロメッツの
実の皮部分と
若芽だ
バロックの本物の年じゃないよ
マルシル
パロメッツは
本物の羊じゃ
ない
見た目は
羊そのもの
だがー
味はカニに
似てる
それがなんだ
うまい
こんなに
うまい食べ物が
存在するなんて
そう
いえば
ほんと
バカだな
タデお前
なんで
頼んでもない
ことすんだよ
タデは
ただ...
皆様のお役に
たてたら
なって...
いて
だって
ここはいい
所です
ご飯は3食
布団は暖か
お風呂にも
入れます
絶対に
追い出される
訳には
いきません
雑用でも
なんでもして
売り込ま
ないと!
ふん
アセビ
ちゃん
少しの面倒に
負けて迷子に
ならないでね
...後たまに
マイヅル様が
ご褒美にお菓子
くれるし
結局一番の
目当ては
それか
あいつの
言う通り
...
えらいっ
えらいぞ
イヅツミ!
たまに
おいしい思いを
することもある
ってことか
頑張ったね!
いい子だねー
っ!!
やめ
人をなんだと
思ってんだ
っ
他に道が
なかった時
だけだ
今後もマズい
野菜や魔物は
食わない
からな
な.....!?
まずいか
どうかは
食わないと
わからんぞ
お前ら
.....
ところで
マルシルも
食が進んで
ないな
あれだけ偉そうに
諦釈たれて自分は
逃れるつもりか?
自分で逃げ道を
塞いだことを
深く後悔した
マルシルだった
第44話「おお
第45話
ただいま
ーっ
やっぱ
地上の空気が
一番だな
これ
夜明け?
タ方?
おいまだ
窓に触るな
転移の術が
タメになる
カフルー
俺は明日
島主に
報告へ行く
ライオスたちの
ことは
わざわざ言う
必要もあるまい
俺はこれ以上
ファリンに人を
殺めさせたく
ないだけだ
その辺りの
打ち合わせは
明日にでも
お前にも
頼みたい
証言の補足を
今日は
ゆっくり
休んで
ください
全て話して
しまうん
ですか?
おっ見ろ
クロ
デッカイ
船!
金持ち
いっぱい
乗ってっ
かな
まずいな
すみません
トシローさん
なんだ
あの
白い船は
やっぱり今すぐ
向かったほうが
よさそうです
小鳥の
船首像
西方エルフの
船ですよ
くそ
早すぎる
もう少し
猶予は
あると
思ったが
カナリアと
呼ばれて
います
迷宮の危険性が
一定を超えた時
やってくる
彼らの任務は
迷宮の調査
前から島主に
圧力をかけている
噂はあったが
残念ながら
島主は交渉が
得意な方
ではない
エルフ突入
そして
制圧
ライオス選
連捕
このまま
押し切ら
れると.....
そんな
ことが
許される
のか?
強行策に
出たよう
ですね
ファリン発見
エルフや
ドワーフにとって
歴史も寿命も短い
短命種は
赤子も同然
急ぎま
しょう
ここは
トールマンの
土地だろう?
子供から刃物を
遠ざける感覚で
やりますよ
気味が
悪い
奴らに捕まると
皮を剥がれる
って本当か?
脅しは
充分
ですね
あんな所に
居座られちゃ
立ち小便も
できねえや
随分詳しいが
お前の目的は
体なんだ
島から
逃げようと
した奴が
捕まったって
それは
これ以上
迷宮による
被害者を
出さずに...
ならエルフに
任せたほうが
確実だろう
何を
焦って
いる?
僕はここ
ただ
エルフたちの
やり方が
気にくわない
だけですよ
それだけ
か?
チリリッン
ずーっと
鳴ってますね
その鈴
チリ
チリ
ライオスの奴
適当に鞄へ
放り込んだの
だろう
まあ...
逆に消息が
わかって
いいじゃ
ないですか
歩くたび
鞄の底で
転がってるに
違いない
......
子!
キッ
チリ
あっ
早まら
ないで
ください
だめ
ですって
おい
シュロー
じゃないか
ナマリか
ファリンは
ライオスたちは
諦めていない
ようだが
ーアレ
食ってた
?
そりゃ
無理だ
話し合うって
入って
ったきり
そっか
......
食ってた
......
僕ら島主に
会いに来たん
ですが
急に要人が
来たとか
なんとか
何時間も
出てきや
しない
もう
エルフが
中に?
他には
誰が
相談役の
ノームの
爺さんだけ
他にも
色々来たが
門前払いだ
手遅れ
か...
中に
入りま
しょう
それは
まずい
だろう
トシロー
さん
迷宮がエルフの
手に渡れば
それきりです
これから
何が行われ
るか
僕の
...僕たちが
知ることは
ないでしょう
僕の故郷も
迷宮で栄えた
町でした
ある日
突然
魔物が
溢れて
エルフが
やって
きて
多くが
死んだ
なぜそう
なったか
僕の家族は
なぜ死ななく誰も何も
てはならな
かったのか
母は女手ひとつで
僕を必死に
育ててくれた
教えてくれ
なかった
あんな
死に方を
する人
ではない
僕は
こんなことが
繰り返される
のは嫌です
一部の人種
だけが力を持つ
今の構造は
どちらに
とっても
不健全だ
失礼
します
何?
迷宮の現状に
ついての
ご報告です
島主殿に
ご報告したい
ことがあり
参りました
気圧さ
れるな
見ての通り
取り込み中だ
退出願おう
どうか
ご一聴を
簡潔に
つい先ほど
迷宮の探索中に
風物に変わって
しまった人間に
遭遇しました
くそ
キメラか
ほーら
言ったろ
今すぐ
上陸命令を
出しま
しょう!
想定より
進行が早い
ご老人
冷静に
悠長に返事を
待つ時間なんか
なかったんだ
タンス...
もういいん
じゃないか
さすが
島主殿
柔軟で
聡明だ
じゃ
ここに
ハンコを
何を
勝手な
国境など
人の命の
前では
瑣末なこと
これでは余計
事を荒立てた
だけでは
お前たちに
老人扱いされる
筋合いはないわ
なりません
なりません
ぞーっ!!
本当は
俺に迷宮を
制圧できる
実力があれば
問題なかった
やめとよ
これは
...
でも無理
それで
他の実力ある
冒険者の支援は
できないかと
調べはじめた
しかし
大抵は
利己的で
この浮気者!!
金返せ!!
正直、魔物なんか
触りたくないし
見たくもない
まあ宝探しに
来るのに
人類の未来
考える奴
おらんわな
トーデン兄妹の
噂を耳にした
勘はいいが
どーも無欲
というか
取るに足らない
者が多かった
とにかく
変な奴だ
結局自分で
迷宮を攻略する
しかないと
腹をくくった頃
ありゃ相当
育ちが
いいな
で
知合いを紹介
したんだけど..
ふーん
探れば
探るほど
異質だった
別にそれほど
強いわけでも
ないのに
深層ヘ到達
悪い噂が
絶えない
連中への
金の流れ
どっかの王子だって?
出自の謎
ま全校の
未窃だって
ウワサが
はははっ、
出の妹
よくわからん
交友関係
思い出来の
しかし
なんとなく
問題はそれが善悪のどちらに転ぶか
謎の女
問題は
それが善悪の
どちらに転ぶか
直接話して
判断したいと
ずっと思って
いたが
汚職で逃げた
武星屋の娘
ようやく
会って話して
確信した
この男が
島の運命に
大きく関わるの
ではないかと
思った
ん
こいつに
島の未来を
考えることは
できないし
財宝
政権を思ったのは
相続
魔物の
ことしか
考えてない
託すべきでは
ないのだが
これだけは
言える
今
トールマンの中で
最も迷宮の中心に
近づいているのは
アイツだ
恐らく
これが最初で
最後の機会で
ある以上
今のエルフたちに
邪魔をさせる
わけにはいかない
もう
いい
好きに
してくれ
島主殿!
待って
ください!!
アイツを
どうするかは
その後だ
では
上陸命令
を.....
今迷宮は
構造や環境
魔物の種類も
大きく変動し
無論把握
している迷宮が成長
する時の
特徴だ
刻も早く
止めなくては
いけない
人間で言うと
成長期
非常に
不安定です
一番栄養を
必要とする
時です
何
言ってん
だ?
僕の故郷は
15年前
迷宮によって
滅びました
15年
...?
......て
ことは
お前あの時
生き残った
っていう
子供か!?
ウタヤと
いう町です
15年で
こんなに
大きくなる
もん?
確か当時の
副長か誰かが
連れて帰ったと
聞いたけど
はい
へえ可愛がられ
たろうに
冒険者に
なったの
故郷の悲劇を
繰り返さぬよう
何かの力に
なれたらと
ちゃんと
食えてる
のか?
数年
お世話になり
ました
たまには
元気な顔
見せて
やれよ
それで
入隊が
夢でしたが
人種の壁も
あり.....
殊勝
だねえ
そちらの
ご尽力もあり
ウタヤの迷宮は
即座に崩壊
しましたが
ケーキ
食うか?
”栄養”
が?
死者が
魔物と化し
人々を生きた
まま食った
からです
どうした
続けろ
あれが
ボスか...
兵士も住人にも
多くの被害を
出しました
背後から
襲撃を受けた
兵士も
多かったとか
数で攻めても
ウタヤの覆轍を
踏むだけです
僕は
迷宮の封鎖を
提案します
迷宮内に
残った
人間は?
迷宮に
餌を与えては
いけない
どの人間にも
何かしら
繋がりがある
戦闘で迷宮が
破損するのも
あなた方にとって
本意ではないはず
多くは
1階層に
集中して
います
少しずつ
退避させ
ましょう
協力を
頼める伝手を
いくつか
知っています
任せて
ください
こいつ
その境遇で
魔物を
食ったのか
あなたも
協力して
いただけ
ますよね
...
......おい
支度しろ
心象風景
はっ?
そこまで
言うのなら
やってみせて
もらおう
捜索の
支度だ
何か
あれば
何か
企んでいる
のだろう
すぐに部隊を
突入させる
お前に
同行する
いいな
はい!
沸騰させた湯に
卵を割り落とす。
ぐるぐる
炒り卵
なのか?
え?
以前
魂を卵に
喩えたが
白身が
固まったら
取り出す
...
あのね
魂が混ざった
状態というのは
卵でいうと
どういう具合
なのだ?
魂を卵に
喩えるのは
そう
なのか
?
喩えたもの
うまいこと
だと感心して
いたのだが...
例えば炒り卵と
目玉焼きでは
全く話が違って
くるだろう
卵ほど
様々な性質を
持つ物は
ないぞ!
泡立ち性に
保湿性
粘着性...
言葉尻を
捉えて
遊ぶため
じゃないの
水と油の
ような
例えばこの
加熱凝固性は
白身と黄身で
温度も違う
本来混ざらない
物とも条件を
整えてやることで
綺麗に混ざる
こんな
風に
面白いのが
乳化した
湯煎で黄身に
溶かした
バターを
ゆっくり加える
ライオス
そこのパンを
取ってくれ
液体じゃ
なくて?
旅外の
なんで卵
なんだろ
確かに
...
そりゃあ
ポーチドエッグと
具材を乗せ
パンを割りし
ソースをかけ
卵に刃を入れたら
斤個ム個
完成じゃ
卵黄ン(コカド
調味料
「レモン汁」あれ
ピタミンB2
エネルギー
ピタミンA
たんぱく
脳質
カルシウム
どうやって
食べれば
いいんだ
ろう
フォークと
ナイフを使え
パンで黄身と
ソースを
すくいながら
食べる
当然の
ように
うまい
魂の喩えは
味由来じゃ
ないのか
イヅツミ
いや
別に
なんか
気配を
感じた気が
しただけ
よけい怖いの
よけし怖いわ
お前その
ちょくちょ~
何もない所を
目で追うの
やめろ
何か
見えてん
のか?
え!?
まさか
ひょっと
して
は?
いや以前
魔力酔い
した時
幻覚や幻聴か
あったと
言っただろ
それが
ずっと
続いてて
これは
幻覚じゃ
ない...?!?
なんで
黙ってたの
だってすぐ
チルチャックが
頭の病気とか
言って脅すし
いや
病気
でしょ
どんな
幻覚
なんだ
ずっと
!!?
最初は何を
言ってるか
わからなくて
...
0.00..
えっ、オレのせい?
...。
そろいうところが...
いや
それが
でも段々
声も形も
はっきり
してきて
四六時中
誰かが何か
話しかけてきて
怖いからずっと
見えないふりを
してたんだが
やっぱお前
聞こえてたん
じゃねーか
今は
なんて?
でも
よかった
無視を続けた
ことに腹を
立てている
..?
イヅツミにも
見えてるのなら
幻覚では
なかったんだ
こんにちは
!
なんて
言ってる?
これ...
会話しても
大丈夫かな
悪霊っ
ぼいの
?
んまあ
どちらかと
言うと...
悪霊扱い
されたことに
腹を立ててる
何か
ご用で
しょうか?
魔術師から
助けて
やった恩を
忘れたのか
って
魔術師
?
そういや
そんなこと
あったな
なんか
紹介したい
人がいる
って!
あぁ
アレ
んー
死神じゃ
ないよな
礼を
言って
くれ
まあ...
よし
どうする
?
他に
アテも
ないし
じゃあ
その人に
会わせて
わー
やっぱ
悪魔...
うっ
...おお
わかった!
幽霊が
紹介したい
ってどんな
人だろ
幽霊でしょ
それでは
その人の元へ
連れて
行ってくれ!
第46話
ええ
ギャーッ
第46話黄金郷
な
何
ここは
.....
おおーい
危ないぞ!
ゆっ
ユニコーン
ん!?
あんたら
どっから
来た!?
もしや
いや
俺たちは
迷宮から
...
あれ
幽霊は
これを
身に
つけろ
外から
来たのか
.....?
こりゃ
大変だ
.....!
一緒に
来い!
もー、
魔物が
あんなに
大人しく
している
俺たちを
傷つけんよう
命令されとっ
からな......
でも
外から来た
あんたらは
別だ
村の物を
肌身離さず
にな
転移酔い
かな
イヅツミ
遠くに
見えるのは
黄金城
ですか
どうした
の?
霊の紹介で
ここに来た
んですが
彼らは
ここの住人
ですか?
疲れが
出たか?
ま詳細は
これから
会う人に
聞いてくれ
そうだ
あんたたちが
通ってきた
選ばれた
?
ほれ
着いた
そう
そう
なんで
あんたたちが
選ばれたのか
知らん
俺もよくは
ちょっと
待ってろ
なんだ
慌てて
例の
えっ
アレが!?
悪いな
少し間が
悪かった
みたいだ
旦那様なら
礼拝に
行かれたよ
ここの
主人が
戻るまで
皆
あんたらを
かまいたくて
たまらん
ようだし
村の中で
ゆっくり
してって
くれ
どこを案内
したもんが
何もない
村ですから
ねえ
これ皆
黄金城の
住人?
普通の
人みたいに
見えるけど
16-iPhon
んーんいやっ
年寄りが
おらん
のう
じゃ
俺は
魔物を飼育
してる所が
見たいかな
えっ
そんなので
いいん
ですか
わしは道中
見えた姫を
見学したい
もちろん
ご案内
しますよ
私はここで
待ってる
イヅツミを
ひとりにも
できないし
それでは
中でお待ち
ください
みっミノ
タウロス
の牝!?
乳牛
代わり
です
なぜ
魔物を
家畜に?
え?いや別に
普通の家畜は
入手しにく
かったんで
寿命短いし
魔物なら
その辺に
いくらでも
おりますし
こっち
こっち!
フーム
手入れの
行き届いた
見事な畑だ
多少
広すぎる
気もするが
村人だけで
消費して
いるのか?
確かに
廃棄は
多いね
それでも
畑がなければ
することも
なくなる
もんで
たまにオークへやったり
形だけでも
地上と同じ
暮らしを
続けてるのさ
なんと
...
よかったら
少し持って
ってくれよ
イヅツミ
大丈夫?
熱でも
あるの
かな...
具合が
悪い訳じゃ
なさそう
あっ
あの...
VLルルルン
ちょっと
いいですか
っ......!!
ドレス?
そうです!
外の人に
私たちの作った服
着てほしいの
私で
よければ
......
どれに
しよう!?
どの色も
似合いそう
だけど
きゃっ
いつも交代で
着せあってるん
だけど同じ顔ぶれ
だから退屈で
やっぱり
赤かしら
きゃっ
金も
捨てがたい
あなたから
見ればどれも
時代遅れかも
しれないけど
そんな
なんか
思ってた
のと違うな
外と遮断されて
1千年も経てば
流行も違うか
いいねえ!
彼ら
ホップ
俺は
少々酒には
うるさいん
だが
いや
悪くない
いいねェ
~~~
水みたいな
ワインで
酔えるかよ
この
ホップの
効かせ方は
正直好み
光栄です
風呂待ち中
オークに
飲ませたり最近のものは、
してるん
ですが
とくに評判が
いいですね
ああ
実は最近
作りはじめたの
ですが
400年
作り続けた
エールに比べると
難航してます
奴らが好む酒に
間違いはない
そりゃ
老舗の酒造
だな!あんた
何代目
だい?
ひょっとして
ワインも
作ってる?
あそ
400年!
私が
600の時
はじめたので
初代です
ミノタウロスの
乳搾りさせて
もらった!!
おっ
やったな
心の中に
しまっとけ
なんたる
ことだ!
牛と同じで
乳首が4つ
あって
なるほど
接ぎ木とは
考えたもの
だわい
この杯
よく見たら
魔物の牙
では!?
ここでは
魔物の養殖に
完全に成功
している!
見よあの広大な
ドライアド園を
悪酔い
しそう
いやしかし
すごい体験
だった
そういえば
マルシルと
イヅツミは
あんな
乳搾り
出し方
別の部屋
にいる
さっき
迎えが行った
そのうち
来るだろ
お
お待たせ
~~...
ぶっは
なんだよ
その格好!!
いやっ
これは
その
これでも一番
大人しいのを
選んだん
だけど
頼まれて
仕方なく
マルシル
それ.....
何
なぜ
イヅツミが
そんなに
懐いてるんだ
?
あっ
そっち!?
もっとなでァ
ひでてくれ
なんで
だろうね
コレね!!
なんか
幼児退行
しちゃった
みたいで
ここには大量の
結界が何重にも
張られてるから
いや
半分
廃物って
やつか
でも魔物から
攻撃性を奪う
結界なんて
見たことない
それが
イヅツミの
何かに千渉
してるのかも
見たこともない
文字が多くて
一朝一夕じゃ
無理!
そう
これが
解読できたら
いいんだけど
最近はもう
なんでも
検閲検閲で
.....
でも本当に
ここは
すごい場所
俺も...
こんな状況じゃ
なければ
いつまででも
滞在したかった
皆さん
お待たせ
しました
ささやか
ですが
食事の席を
設けました
楽な格好に
着替え
られたら
どうぞ
こちらへ
......
ああ
ようこそ
皆さん
お会い
したかった
僕の
名前は
ヤアド
デルガル
あなた方が
ご存知で
あろう
さあ
おかけに
なって
ください
デルガルの
孫に
あたります
なぜ
お呼びたて
したのか
長い話を
いたしま
しょう
配膳を
牛のリスステーキ
野菜のスライ
宇と兎のスースー
ピタミンC
ビタミンB2
ピタミンA
エネルギー
鉄分
たんぱく買
稲質
カルシウム
炭水化物
皆様たっての
ご希望と
いうことで
ミノタウロスの
肉を!
ちォ...
あの
この肉は
はい
はい
皆さんも
日常的に
魔物を食べて
いるんですか
味覚が鈍って
しまったのも
ありますが
食べる者も
おりますが
...
基本的に
食事は
とりません
そもそも
食欲を感じる
ことがないのです
それが
狂乱の魔術師が
私たちにかけた
その
不老不死の
呪縛です
さあ
私が物心
ついた頃には
既に名の通り
魔術師は
どうして
こんなことを
しかし
我々のことは
お構いなく
存分に
召し上がって
ください
食べたくない
とは言えない
雰囲気になって
しまった
まともに話が
できる状態では
ありません
でしたから
食欲はなくとも
他人が食事する
姿を見るのは
嬉しいものです
狂乱の魔術師を
黒魔術に傾倒
させたのは
自分の責であると
祖父は長く
気に病んでいる
ようでした
そして
助けを求めるため、
地上へ向かった
のです
祖父の...
デルガルの
ことは
私の
聞いた話
では..
村の地下墓地
ある日突然
から現れ
亡国の王を
名乗り
...あり
塵になって
しまったと
地上では
どのように
伝わっている
のでしょう
そう
ですか
今まで
多くの者が
呪縛から逃れ
ようと村から
出ていきました
狂乱の魔術師を
倒した者には
国の全てをやると
告げてー
しかし
成功した
者はなく
肉体を失って
しまっただけ
だった
祖父が苦痛から
解放されたのは
せめてもの
慰めです
体を失うと
次第に自我を
失い悪霊に
なってしまう
ここに戻って
くることは
できません
あなたたちも
何度か遭遇
したはず
した
そ
それで
私たちがここへ
招かれた
理由は......?
予言
です
しかも
聖水ふつけて
シャーベットを
作ったりした
よ
予言?
「その者は
翼持つ剣を
たずさえ
「狂乱の魔術師を
打ち倒し
我々を解放する
だろう」と
翼?
ケン助の
こと?
確かに翼は
ついている
が......
あれ!?
いつの間に
...
獅子の顔が
ついてる!?
そのよくじ
翼獅子は
翼獅子は
この国の
守り神
狂乱の魔術師に
よって迷宮の
底に囚われて
いますが
夢を介して
未来を予言
することで
祖父が地上へ
旅立ったのも
予言がきっかけ
でした
ライオス殿
予言は
こう
続きます
今なお我々を
導いてくれて
います
「翼持つ剣を
たずさえた者
狂乱の魔術師を
打ち倒し
「この国の
新しい王と
なるであろう」
と
それ
人違い
です
偶然では
ありません
それが今
そこにあると
いうことは
決まっていた
ことだったの
でしょう
約束して
いただけ
ませんか
この剣は偶然
拾った物で
ライオス殿
...
それは
狂乱の魔術師を
打ち倒し
我々を解放して
くださると...
あの
ちょっと
考えさせて
ください...
いや
断れよ
何
可能性を
残してん
だよ
いい女気取りか
でも
無下にも
できないだろ
ケン助
お前いつの間に
そんな姿に
なったんだ?
ダンジョン
クリーナーに
食われた時が
怪しいな...
折角の料理が
緊張のせいか
何を食べても
味がよくわから
なかったな...
あの場では
一番静か
だった癖に
こいつ
ヌケヌケと
!!
何が
「たっての
希望だ」!
実際
ほとんど味は
なかった
彼らは食事が
必要ないのだと
言っていた...それで
うまく調理が
行えなかった
のだろう
ずっと
考えていた
.....
彼らに本来
畑や食器は
不要なはずだなぜ
それが
揃って
いるのか
1千年もの
あいだ
なぜそれらに
手入れをし
維持し続けて
きたのが
それはやはり
必要だった
ためだろう
......
彼らが
正気を保ち
生き続ける
のには
ライオス
わしは以前お前が
オークの族長に
言った言葉
憶えているぞ
まひと晩
よく考えて
みなさい
用意された
部屋で
寝ろよ
ひとりに
なりたく
ないん
だもん
フめてつめて手でねっや
...私も
ここで寝て
いい?
イヅツミも
ちょっと
変だし
冷たい
手だった
チーおお
第47話
『グリフィン
いい匂いが
する.....
センシ
?
おう
ライオス
目が
覚めたか
丁度
できた
ところ
だ
おはよう
ございます
朝食を
作ったのか
センシさんは
とても料理が
お上手です
そう
なんだよ
センシは
すごいんだ
シの作った朝食
スクランプルエッグへの
ビタミンC
エネルギー
たんぱく
ピタミンB2
ビタミンA
飲み
脂質
カルシウム
炭水化物
ヤアド
お前も
食べて
みるか
はあ
でも僕
味は...
ほれ
おぐ
あったかくて
柔らかいです
味覚とは
筋肉のような
ものだ
磨いて
やらねば
衰えてしまう
触覚や視覚は
働いてる
ようだし
たのしむ...
まずは食感を
楽しむことから
はじめて
みなさい
はい
...昔は時々
こうして
元々は
道化師として、
曽祖父が城に
迎えたんです
祖父とは
兄弟のように
育ったとか
祖父や両親と
食卓を囲んで
いました
祖父の側には
必ずシスル
狂乱の魔術師の
姿がありました
やがて
「玉座に就いた
祖父の勧めで
魔術を学び
元々この地は"
ドワーフや
エルフの遠物で
溢れていて
彼は力に
取り憑かれて
狂いはじめ
その頭角を
現じました
その中に
黒魔術も
あったの
でしょ
やがて国に
不死の呪縛を
かけるに
至りました
だろうか
彼と話が
実は
してみたい
んだが
どこに
行けば会える
それは
絶対に
無理です
祖父を隠して
出発させるにも
苦労したんです
はー...
話っ!?
まともな対話が
できる相手では
ありませんよ
村の異変を
嗅ぎつけ
廃術師の目が
集まってます
関与を疑われ
処刑された
者も......
......会う
だけなら
簡単です
この迷宮は
彼の手足の
ようなもの
外を見て
ください
しかし
どうしても
必要なんだ
最深部に
囚われている
有翼の獅子の
力を借りて
ください
魔術師本人も
やがてここへ
来るでしょう
あの力の
恐ろしさは
ご存知でしょう
...対話が
できるかは
わかりませんが
魔術師の
力を抑える
ことができる
でしょう
ここを進むと
城壁の内側
つまり迷宮に
戻ることが
できます
これ
持ってって
ください
これをこれも
あまり荷物を
持たせると
運ぶ者が
苦労するから
そのへ
ここへ
来た時と
同じ方法で
帰りも
運ばせます
ありがとう
世話になった
おおっ
ありがたい
運ぶ者
......?
げぇ
ご武運を
まぁ~
こんなこと
言っては
なんです
けど...
本当に
彼らなの
でしょう
か?
そう
思いたいが
ヤアド
しっ
シスル
いま
誰と話して
いたんだい?
何度目
だよっ
ここは
古代
ドワーフ製の
貯水庫だ
あの
めちゃくちゃ
広い場所か...
どの辺だ?
磁石が
効かない
こういう
やらしいこと
するんだよな
ドワーフって
防衛地点の
名残でもある
らしいし
ドワーフ
センシ
転移酔い
か?
オゲー
ドワーフは
三半規管が
鋭いから
どうしてもね
どこだ
ここ
あ
戻った?
え
大丈夫?
少し
そこで
休んでろ
な
なん
ちょっと
周辺を
見てくる
チル
?
ああ
周囲の柱の
印を書きとめて
来て欲しい
それで
およその
現在地が
わかる
ここにある
印が
見えるか
...なんで
そんなの
知ってる
確かに
なんか
あるな
こういう
場所には
必ずある
まあ
一暗号の
ような
物だ
方向感覚に
優れたドワーフ
ばかりではない
ということだな
わかった
ぞ
どうやら
ここは全体の
南東に...
い
ん
戻って
きた
徒労
だったな
センシが
位置を
割り出して
ファリンを
見つけたかも
大変
大っ変!!
これが
ファリンの
足跡だって?
私たちに
気づいて
逃げちゃっ
たんだけど
間違いシルエットが
ないよそうだった
もん
ねっ?
俺は
グリフィンか
何かじゃ
ないかと...
うーん
!?
グリフィンと
いうのは...
上半身が鳥
下半身が
獅子の魔物
だよ
この迷宮に
グリフィンが
出るなんて
聞いたことない
匂いに
嗅ぎ覚え
ない?
犬じゃ
ねえん
だから
獣臭い
とにかく
急いで
探さなきゃ
.....
嫌じゃ
嫌?
なぜ?
む
いやそり
その...
ファリン
かもしれ
ないのに
はじめて見る
茸だ
調理して
みたい
茸??
いや
俺はどこかで
見覚えあるぞ
それ...
グリフィンは
嫌いじゃ
あっ
あれだ
なんで
見たこともない
魔物を嫌がるん
だよ
もういい
行こっ
毒か何か
だから絶対
食うなよ
ま
待て
やめて
おけ
え!?
上!
やっぱり
グリフィンだ
かっこいい
ーっ
はじめて
見たーっ
グリフィン
...
ひ
人騒がせな
..!!
いや...
また
来る!
ファクルのよ!
フェルロール
下がって
!
ひいー
センシ!?
背中を見せて
逃げては
だめだ!!
狙いが
ぬおおお
おおおね
ーっ!!
センシー
第47話「おわり
【ブードーの縦穴】
ドワーフ式送宮
崩壊
俺たちの故郷は海を越えて更に北にある。山と雪ばかりのつまらない土地だよ。
俺たちの故郷は
海を越えて更に北にある
山と雪ばかりの
つまらない土地だよ。
皆"島"にはこの隣町を
経由して来るよ。
周辺では最大の街で
私やファリンの通った
魔術学校もここにあります。
皆一島"にはこの隣町を経由して来るよ。周辺では最大の街で私やファリンの通った魔術学校もここにあります。
【ブルード送宮群】
ドワーフ式送宮
攻略済
現在は街の一部として
その形跡を残すのみ
ウタヤは
ここからずっと東へ
行った所にありま...
ありました
人と亜人が土地を巡り
争いが続いています。
(島)
混合式迷宮
507年発見
私たちはここから
北西の大陸にある
都市から来たの
人種比率は工ルフが8キ
その他が2割
【夜泣きの塔
ノーム式迷宮
攻略済・封鎖中
現在はノ一ムたちの
管理下にある。
全員レーツは
東方諸島は
ここから前東に点在
している。
長命種は少なく、内乱や
島同士の課いいが絶えない
ルーツは別の島
第48話使い魔
センシーッ
ちょちょ
まずい
一瞬のことで
何もでき
なかった
センシは
何か武器を
持ってた!?
いや
丸腰だ
すぐに
追わないと
...
...一本一本
柱を登って
探すか?
ーマルシル
何か方法は
ないか!?
うーん
使い魔?
魔物を
呼び出す
のか?
使い魔を
召喚して
探す
呼ぶというより
作るってほうが
正しいかな...
召喚術には
3種類
これは
条件が
複雑だし
迷宮の主に
気づかれる
可能性も高い
から駄目
2動植物を
いじって
魔物にする
1既存の
精霊や魔物を
支配して操る
これも
無理
3いちから
作る
今回は
これにする
独立した
生物を作るなら
勿論だけど
今は最低限
動けば十分
だからね
時間や準備が
膨大に必要
だから
魔法陣の
準備を
してるから
一番
難しそう
だけど
今あるだけの
肉を全部
鍋に入れて
これだけ
もう少し
あると
嬉しいん
だけど
なかっ
たチーズや
卵なら
あるけど
野菜
もな
うーん...
カロリーの
足しには
なるか...
入れて
きて
だめっ
......
どんな
魔物を
作るんだ
自由に
操れる
?
俺にも
教えー
正規の手順で
危険術
取り扱いの
資格をまず
とりなさい!!
なあ
どういう
経緯で
同行を?
あの
食事への
執着心は
なんなんだ
.....
は!?
ところで
何者なんだ
あのじいさん
おいまさか
知らないのか
いやまぁ
機会が
なかったと
いうか
気に
ならないと
いえば嘘に
なる
あんだけ
仲間面
しといて!?
はじめて
会った時の
センシの言葉
憶えてるか?
私生活を
話したくない
のは、お互い様
だしな
ここでんな
ただ
10年!あった
でもこの迷宮が
発見されたのは
6年前だ
センシの言動
には引っかかる
点が多い
10年以上
この迷宮で
魔物食を
研究してる
っていう
それは
...
他にも
高価な金属の
鍋や包丁を
いくつも所持
してること
来たことの
ないはずの
階層の魔物を
異常に恐れ
どっ
...最後は
さすがに
言いがかり
では?
古代
ドワーフの
暗号を解読
したこと
俺たちを
知らない
人間がよくやる
勘違いなんだ
ハーフフット
が人種だと
気づいて、成長したら
ない
トールマンか
ドワーフに
なると
思い込む
俺を執拗に
子供扱い
する
とはいえ
東方みたいな
一部の地域
だけだがな
子供...
いや
ひょっと
したら
無事センシを
助け出せたら
この辺に
10年住んでて
知らないのは
おかしい
センシは
地上の人間
じゃあ
一度改めて
自己紹介の
場でも
設けよう
ん...
...
maindo.
AbuBL.
わっ
終わった
のか?
そのはず
蓋を開けて
みましょう
ああ
よかった
不安だった
けどなんとか
成功した
みたい
余計な
装飾に
限られた
リソースは
割けない
から!!
そら
いけっ
...何
その顔は
いいの
動けば
動けば
どうした
う...
自分の視界と
重なって
気持ち悪い
誰か
私の目を
塞いで
こんなの
何匹も飛ばして
どういう情報処理
してんだろ?
気に
なる
そういうのは
後でいいから
今はセンシを
ダンジョン
クリーナーや
精霊の動きで
迷宮の異物を
探してみる
俺が
背負って
いこう
私”に
ついてきて
お前は
ついていけ
ないのかよ
ok
いくぞ
マルシル
何?
怖い
怖い
やだ
落ちる!
落ちる!!
と飛びながら
歩けると思う!?
うわ!
イヅツミと
チルは
荷物を頼む
手を
回して
なんだ
その体勢
動くと
本当に
落ち...
これが一番
落ち着く
らしい
あの柱!
ダンジョン
クリーナーが
集まってる
センシ!
見つけた!
柱の上部に
磔になってる
あそこに
きっと...
グリフィン
早贄
するんだ
助けに
きたよ
センシ!
私が
わかる?
気をつけろ
マルシル
こっちが
気付く頃には
すでに
蝿...
どうやって
おろせば...
ハッ
グリフィンは
とても目が
いい魔物だ
あちらは
こっちを
”見て〟いる
......何も
見えなく
なった...
ぶ!!
グリフィンの
身体はとても
機能的だ
翼は力強く
しなやかな
身体は小回りも
瞬発力もある
鋭い爪と
隣もある
以前にも
言ったけど
生物というのは
必要があって
その姿をしてる
°余計な装飾
じゃなくてね
出し抜くのは
至難の業だよ
ライオス
.....
どんな形に
すれば
グリフィンに
対抗できる?
その角
本当にいる
流線型の
身体は
空気抵抗が
少ない
狂乱の魔術師が
使役していた
ワイバーンを
憶えてるか
矢みたいな
速度だった
もっと俊敏に
動けるように
なるはず
ひとまず
この程度で
あの形を
目指して
みよう
飛ばして
みてくれ
動きが
全然違う
.....
これなら
いける
センシが
地上に降りる間
私がグリフィンの
気をひく!
...あの
動きは?
一体感が
重要なん
じゃないか
さあ
センシ
みんなはその
フォローと
戦闘準備を!!
この
ロープを
使って!
ようし
後は...
速ー
グリフィンを
誘導する!!
さあ
付いて
来なさい!
お腹の下を
くぐって...
このまま
地上に―
あああ!!
やられた
到底
太刀打ち
だめ
できない
どうしたら
......
わかった
俺に任せろ
ーっ!!!
ここに
角を
増やし
牙をそろえ
鋭い爪を
備えるっ!
頭を増やす!!
可能性が増えて
絶対強いぞー
もっと強く!
頑強に作り
あげてやる
!!
グリフィンと
どう戦えば
勝てる?
必要なのは
攻撃力...
身体を鱗で
覆いー
ーー、
防御力
.....
いいえ
ッ...
爪も牙も
必要ない
っ
ああー
もっと疾く
センシを
救うためだけに
生き物を
生み出すという
しなやかに
美しく
必要なのは
覚悟とエゴ!
この時
ひたむきな
マルシルの
思いが
祈りが
ひとつの
奇跡に
到達した!
お前に名前を
与える...
天翔ける
白銀の翼
スカイフィッシュ
いいの!!
これで!!
召.喚
ピンッ
・かッ
かっこ
わる..
さあッ
行きなさい
!
速!
動き
気持ち悪!
全力で
行くっ!
うわあああぁ
あああぁあー
みんな
備えて!
だから
なんなんだ
あいつは!
一生懸命
なんだよ
彼女は
ーっ
ひええ
~~~っ
舵が
こ
今度こそ
身を翻し
突き抜ける!
わっ!!
あっ
.....
ありがとう
......
スカイ
フィッシュ
お疲れ様
これ
すごいな
わー
っっっ!!
えっまだ
必要だった
?
大丈夫か
センシ?
野菜が内臓
みたいに
詰まってる
マルシル
彼らはすでに
自分の生を
終えたんだ
そうじゃ
ないけど
!!
むう
その身体を
食べるのも
ひとつの弔い
なんだよ
もういい
好きに
して
召喚獣を
適当な長さに
切り分け
布切れで水分を
しっかり取り
塩・胡椒する
小麦粉・卵・
水をよく混ぜ
揚げる
切り身を
くぐらせる、
羽は根本で
断っておく
>Pant・特に羽説かはしっかり水気をとろう!!
羽を小さく
折りたたむ
完成だ!
羽はすぐ焦げて
しまうため
くぐらせる程度に
スカイフィッシュアンドチッフス
ツースを
添え...
たんぱく貴
監督
炭水化物
エネルギー
カルシウム
ビタミンC
ピタミンB2
鉄分
ビタミンA
塩・胡椒
ビネガニ・タルタ
肉と野菜が
渾然一体と
なって
うまい!
女字通りな
召喚術は
調理法と
しても優秀
なのでは?
一冊書けそう
突然で
その映像が、その理解では
1食に
1週間分の
食糧使って
優秀はない
でしょ...
イヅツミ
羽以外の
ところも
食べなさい
くそ
やっぱ酒
もらって
帰るん
だった...
センシも
ひと口...
いいや
なんでも
ない.....
センシ
・グリフィンが
気になるか?
血抜き
する?
わしは
今...
食欲がない
ーなあ
センシ
俺の名前は
チルチャック
生まれは
ここから
北東にある
小さな
盆地の村だ
10年くらい
前から各地の
迷宮周りで
商売してる
鍵開け
通訳
あと妻と娘が
いるが諸事情で
もう何年も
会ってない
え?
俺の過去に
ついちゃざっと
こんなもんだ
キャっ
幹旋
目利き
なんで
こんな所で
暮らしてる
のか
何が
あったのか
......
今度は
お前のことを
教えてくれよ
わしの名は
イズガンダの
センシ
坑夫といっても
鉱石が目当て
だった訳では
ない
小さな
坑夫団の
一員だった
とはいえ
主な収穫は鉱石で
稀に歯車やレンズ
等の遺物が
見つかれば上々
だったが
戦争前の
遺跡を探し
一攫千金を
夢見ていた
あの日
我々は随分
大きな物を
掘り当てた
そう
この迷宮だ
黄金に輝く
古代の城.....
第19話「グリフィンのスープ
やはりただの
伝承では
なかった!
こりゃ
純金だぜ
滅亡した
古代王国は
存在した!
一度地上へ
帰るべき
では?
探索する
ならもっと
入念な
準備が.....
まるで今しがた
建ったばかりと
いった風格
じゃあねえか
とんでも
ねぇな
何
寝ぼけた
こと言っと
るんじゃ
な
なあ...
この光景を
目の前にして
センシ
お前の体には
本当に鉄が
流れてるのか?
センシ
お前いくつに
なるんだっけ
そうか
まだそんな
年齢か
無理
するな
ここで
お前は
待ってろ
嫌だ!
...
今年で36
ひとりに
されるのも
怖くて
嘘をついた
どうも
この場所が
好きになれな
かったし
俺だって
金が欲しい
闇の中で
両目を
爛々と輝かせ
吸い寄せられる
ように奥へ奥へと
進んでいく
野心家の多い
仲間たちであった
とはいえ
あの時の様子は
異常だった
ひたすら
探索を続け
何が
あった!?
突然それは
はじまった
デカい鳥の
化け物が
いきなり
現れて...
ただの
遺跡じゃ
ない...
まま
魔物だ
迷宮化
してる!
トタンが
殺されち
まった.....!
帰り道が
わからなく
なっていた
恐怖で皆が
ようやく我に
返った頃には
くそぉ
こんな所に
壁なんか
なかった
俺たち
閉じ込め
られたん
じゃー
迷宮ってのは
必ず地上に
繋がってる
落ち着いて
出口を
探そう
魔物を避けて
迷宮内を
ひたすら
さまよった
喉が
渇けば
泉が
奇妙な
ことに
物陰で
絶世の美女に
誘惑されたと
いう者すらいた
疲れが
たまれば
安らげる
部屋が現れる
やがて
食糧が尽きた
このまま
魔物から
逃げてる
だけじゃ
飢えて死ぬ
戦ってでも
食える物を
探さないと
ええっ。もの?
家宝の武具を
よもや本来の
用途で使う日が
くるとはな
インパー
ブリガンお前たちは
盾で周囲を
警戒しろ
廃物だって
何かを食って
生きてる筈だ
ヌールと俺は
武器で魔物を
撃退する
センシは
.....
ここに残って
この辺の地図を
まとめてろ
行くぞ!
その
怪我...
鳥の魔物が
また出た
そこを
どけ
すぐ
手当を
つ次の
食糧探しは
俺も行く!
あの野郎
すぐ空中へ
逃げやがる
食糧を
見つけた
お前は
これを
食ってろ
いらねえ
邪魔になる
だけだ
何もしない癖に
腹は減る自分が
情けなかったよ
出口より
その日食う物を
探すことで
必死になった
”鳥”は
私たちの後を
執念深く
追ってくる
戦う度に
仲間は減り
食うに困って
ついに
馬もしめた
四つ足の間違いないありゃ
鷲...
ありゃ
グリフィン
って魔物だ
なぜ俺たちを
目の敵に?
腹が減ってる
訳でもなさ
そうなのに
殺戮を
楽しんで
やがんだろ
魔物ってのは
そういう性分
だって話だ
心配
すんな
今度来たら
丸焼きにして
食っちまえば
いい
さあセンシ
おかわりは
?
アンヌに
感謝して
沢山食え
......
ありがとうございます
...目を着て見るぞ..
どういう
つもりだ
役に立たない
ガキに一番
飯を食わせて
あいつは
育ち盛りだ
大人の俺たちが
面倒をみる
責任がある
センシは今
色んなことを
学んでる
俺たちは今
食い物しか
探せないが
迷宮のことを
覚えていけば
次の世代の
面倒を見てやれ
なくなったら
終わりだろ
そんな
余裕は
ない!
また勝手な
ことをすれば
叩き出す
あいつが
出口を見つける
鍵になるかも
しれない
今日の
収穫だ
...前々から
思っていた
んだけど
オーク
だよ
こんな所で
どうやって
生活を?
なぜ
こんな所に
酒や食糧
が?
ふーん...
あいつら
迷宮内に
集落を
作ってる
やがて度々
食糧を奪われた
オークが警戒を
はじめ
亜人なんて
半分廃物仲良く
みたいな
もんだ
やっとるん
だろ
何日も
食えぬ日が
続いた
...
腹が
減った
体の中に
鉄が流れてる
くらいなら
おい
今何を
隠した!
やめろ
何を
してる
石ぐらい
食えない
ものか
このガキ
お前食い物を
隠し持ってる
な!?
外へ出て
話そう
センシが
怖がってる
怒鳴りあう
声が
徐々に
激しくなり
大きく
争う物音と
恐ろしいほど
静かに
なった
悲鳴が
何度か
聞こえ
ギリン!?
一体何が
じっと
してろッ
!!
ブリガンは
...外は
見ない
ほうが
いい
グリフィンに
襲われたんだ
グリフィンは
俺が殺したが
まッ
何か鈍器で
殴られたような
凹みがあった
.....
ブリガンも
即死した
グリフィンを
食っちまおう
ギリンの
頭を見ると
あいつを
捌いて
それより
......
スープに
すれば...
何日かは
生きられる
水で
煮ただけの
グリフィンの
スープは
獣臭と
肉の硬さで
酷い味だったか
手が
止まらな
かった
夢中で
咀嚼し
ゆっくりと
長い時間を
かけて
飲み込んだ
二度と
戻らなかった
小便を
してくると
言ってふらりと
出て行った彼は
私は独り
残されて
しまった
扉の先の光景を
見る勇気がなく
部屋の中から
動けなかったが
残りの肉で
食いつなぎ
ながら
今までに
描いた地図を
眺めた
壁につけられた
暗号に法則性を
見つけ
意を決して
部屋の外に
出てみると
死体は
なかった
様々な生き物が
綺麗に平らげて
しまったのだろう
その後
オークに捕まり
しばらくは集落で
捕虜として
拘禁された
話してみると
案外気のいい
連中で〈天〉
あ、アレそういう意味なんだ
食える茸と
食えない音の
見分け方や
こうして
私は...
古代ドワーフ語を
教える代わりに
魔物の
あしらい方
などを学んだ
地上へ
出ることが
できたのだ
しかし
考えると
起きた出来事を
とても故郷に
戻る気には
なれなかった
迷宮の付近や
浅層で生活した
やがて
地上の町とは
迷宮が繋がり
多くの冒険者が
やってくるように
なった
気がかり
だったのは
本当にあれは
グリフィンの
肉だったのか
ということだ
何か物を
食べるたび
スープの味を
思い出す
どんな
魔物の肉も
あの味からは
ほど遠かった
これが
グリフィンから
逃げ出した
理由だ
わしは
そんな
ことが...
真実を
知るのが
恐ろしい
センシ
じゃ
食べて
みるか
そこの
グリフィン
はあ!?
あいや
先の長い
人生
食事の度
そのことが
頭をよぎり
続けるのは
損だろう
スープを
作った彼の
望みでも
ないはず
同じ味
なら安心
できるし
似ても
似つかない味
だったらー
いや余計
つかえる
だろ
残念だけど
心のつかえは
とれる
アイツ
なんなの
?
どうかな
センシ
.....
そうだな
センシ
...
食べる
べきだろう
よーし
それでは
上半身と
下半身で
全く味が違う
かもしれない
から
可能な限り
当時の調理を
再現しよう
あまり
処理はせず
肉を切り出す
両方から
取って
おく!
お前
良いたい!!
だけだろっ
すごい
筋肉だ
肉食...
なぜ
グリフィンは
センシたちを
執拗に追跡した
んだろう
人を殺しても
食べたりは
しなかったん
だよな?
あ馬を
連れてたと
言ったか
さすが
肉食獣
それで
かな
ん?ではなぜ
最初に馬を
襲わなかっ
たんだ?
知らん
グリフィン
は辛抱強い
けど
グリフィンは
馬が好物だし
よほどの
理由が
あったん
だろうが
その理由が
不明だな
お湯
わかすね
それに
気づいたん
なら今すぐ
調理をやめろ
縄張りから遠く
離れて狩りをする
タイプじゃない
どういう
ことだろう
おい
ライオス
なぜ?
ギリンの兜の
〝鈍器で殴られ
たような跡〟は
誰がつけたん
だと思う?
グリフィンの
武器は
前鉤爪と隣
鈍器
...
つまり
あ!
あの時ふたりは
口論の末
殺し合いになり
あれで攻撃
されても
鈍器で殴った
ような跡には
ならない!
プリガンは
ギリンに
殺され
そう
ギリンは
グリフィンに
殺された訳
じゃない!
最後の力を
振り絞って
ギリンは肉を
だからもう
やめとけ
これ以上は
センシが
傷つくだけだ
ギリンは
頭に打撲を
負った
ーこれが
ことの顛末さ
それじゃ
他の3人は
どうなんだ?
あいつ
〝鳥の魔物”に!!
襲われた
そうだが...
でも
俺たちが
ファリンと
グリフィンを
見間違えた
ように
別の魔物
だった
可能性は?
翼を持つ
大型の魔物なら
色々いる
ハーピー
セイレーン
ロック鳥
ペガサス
シムルグ
コカドリスに
バジリス
その中に
〈鈍器みたいな
武器を持つ
奥物は...
フレム
お湯
わいた
けど
このまま
茹でるだけ?
他に
具材とか
味気のない
スープに
なるな、せめて、
付け合わせ
でも...
ーそういえば
オークから
茸の見分け方を
教わったと
言っていたが
あの茸は
初見だった
のか?
それ
だけだ
ああ
はじめて
見た
フム...
マルシル
え?
ちょっと
!
ここまで
進めといて
投げ出すの
?
自由
かよっ
もう
いい終わり
だ
あとは
任せた
こんなこと
やったって
センシは...
いや
ここまで
きたら
食わせて
くれ
どんな
結果でも
受け止める
つもりだ
ワインのスーフ(ド半身
フィンの肩ロース肉ーひと塊
適量
適量
完成じゃ
フィンテリスーフィハ半身
グリフジシのもも肉
ひと塊
適量
適量
ビタミンB2
ピタミンA
エネルギー
鉄分
たんぱく買
服質
カルシウム
炭水化物
この匂い
味食感
あの時
食べた味とは
似ても
似つかない
...
こ
これは
やはり
...
あの時
わしが口に
したのは
...
それって
.....
何をしても
生き延びて
欲しかったの
だろう
肩の荷が
おりた
いいんだ
ライオス
ばか
ううーん
グリフィンの
肉......
その思いを
背負って
いくことに
しよう...
獣臭が
キツイし
固い
そう
なんてこと
したんだよ
ましてや
人肉でも
ない!
何より
後味が最悪
あの時
センシが
食べたのは
グリフィン
じゃあない
彼らを襲ったのは
グリフィンでなく
ヒポグリフだよ
ヒポ...
グリフ?
グリフィンは
下半身が獅子だが
ヒポグリフは
馬の近縁種だ
姿は似るが
習性は異なる
植物も消化
できるため
狩りにはそれ程
積極的ではない
そして
ヒポグリフは
グリフィンには
ない武器を持つ
執拗に追って
きたのも馬を
連れていた
せいだろう
こいつで
蹴り上げられ
たらたまらない
発情期
好奇心か
だったの
かもな
あ...
蹄のついた
後ろ足だ
金属だろうと
大きな穴が
あくはすた
断言するよ
センシ!
センシが
あの時
食べたのが
ヒポグリフ
なら
う...
このスープと
味が違うのは
当然だ!
はは
それを
聞いて少し
.....
安心した
ヒポグリフの
味を確かめる
術はないが
ありがとう
ライオス
それじゃあ
確かめよう
か
え.....
?
実際に
ヒポグリフの
肉と食べ比べ
るんだ
そそこは
☆真相は
不明だけど
一縷の希望は
出たね。
...でやんわり
終わる
流れでは!?
いや
ヒポグリフは
すぐそこに
いる!
なのになぜ
そこに気づかな
かったのか?
というか
ヒポグリフ
なんてどこに
それはことを
ややこしくした
〝共犯者〟の
仕業さ
この迷宮では
過去に報告例も
あったはずだ
>この迷宮には
いないはずの
グリフィンと
戦ったから”なぜか?
共犯者
?
“チェンジリング»
だよ
あ...
そういえば
チルチャックの
出身のあたりの
伝承だったか
森森へ遊びに行った
子供が瓜ふたつの
姿のトロールに
なって帰ってくる
取り替え子
って聞いた
ことないか?
長いこと
廃術の類だと、
思われていたが、
近年になって
この音型の魔物の皆
仕業だと判明した
2017年12月
子供と
化け物が
入れ替わる
現象だ
この茸の輪に
足を踏み入れた
生物は少しだけ、
«変わって〟しまうべ
原因がわかって
からは駆除が
進んでめっきり
見なくなったが
センシを
攫っても
食べなかった
こと
召喚獣を
殺したあの
鋭い蹴り
恐らく俺たちが
戦ったこの
グリフィンは...
こんな所に
生えていた
とは
確かめて
みよう
グリフィンの
肉を
チェンジリングの
フェアリーリング
に.....
間違って
踏み込む
なよ
トロールに
なれるん
だろうか
あっ
肉の見た目が
変わった!
よし
これを
スープに
しよう
サシが入って
うまそうに
なったな
ヒボグリフのスポップの
ビボクリンのスピックリックさんのオーナー
ビタミンC
ビタミンB2
エネルギー
たんぱく買
職員
炭水化物
ピタミンA
緩み
カルシウム
違うんだ
違う
せ
センシ
!?
う
ままあ味って
条件や環境次第で
結構変わるから
そんな気にせず
.....
うう
ずっと
.....
ありがとう
みんな......
ずっと
このスープを
もう一度
飲みたかった
ありがとう
......長く
迷宮で暮らして
ひとつ気付いた
ことがある
この迷宮は
人の欲望に
強く反応する
富知識
名声.....
これから
お前たちは、ファリンを
オークたちの
ような迷宮へ
求めない者〟に
対しては寛容だが、
狂乱の魔術師や
有薬の獅子を
求めることに
なる
呪いを
何かを求めた
途端牙を剥く
取り戻すという
目的に加え
一緒に
連れて行って
くれるか?
迷宮の反応は
更に苛烈に
なるだろう
ああ
もちろん!
それでも
わしはお前たちに
教えたいことが
たくさんある
よしっ
それじゃ
みんな!
先に
進もう!
第49話おわり
10.BrCoutinuted.
モンスターは
よもやまま
アイスゴーレム
ゴーレムって
土以外でも
動くのかあ
2階の
ゴーレムも
元は小石
ばかりでな
ずいぶん
土壌改良を
重ねたものよ
古代
ゴーレム
技術者の
皆さん
.....
やめて!!!
推奨外の
状態で動かす
のはやめて!!
こっちは
想定した状況で
適切に動くよう
設計してるの!!
動くからって
変則的な
使い方すんなっ
肥溜めから
ゴーレム兵
作ったら
最強じゃね?
「ただ殺すさせてよし
間にして
火気が
メタンに
引火し爆発
戦闘用だけど
家畜の世話も
できるだろ
がみんできて
金属の微粉が
水に混じり
金属中毒
お前たちが
規定さえ..
規定さえ
守って
くれれば
こっちも無駄な
想定と対策を
講じる必要は
ないのに!
いいから
早く試験を
重ねて
納期に間に
合わせろっ
召喚獣
わしのために
髪を切らせて
しまったか
たな
悪かっ
え!?
気に
しないで
髪は
使い勝手
いいんだ
血より
弱いけど
痛くないし
変形するし
俺もこの先
魔法を学ぶなら
髪を伸ばすべき?
ーそういえば
このために
伸ばしてる
んだから
術のどの過程で
髪を使ったんだ
召喚獣の中に
入れたけど?
手入れは
準備運動
にもなる
腕には医師ない
好きに
したら
魔力が散るのを
嫌って全部
剃る人もいるよ
オエー
おっ
毛玉だ
猫は消化
できない物は
ああやって
吐くんだよ
ゲコッ
ゲコッ
げっッ
俺も
吐きそう
だから言ったのに
ミノタウロス
さて
それじゃ
あんたしは
乳搾りの
経験は?
ヤギや
羊のなら
そうか
まあ
このデカさ
だからな
コツがある
まず子牛に
なりきる!
慣れたら
必要ないが、毛皮を使う
そして懐に
潜り込む
今回はこの
その気に
させないまま
乳に触ると
踏まれて
怪我するぞ
あとは
ヤギと
一緒だ
親指と人差し指で
輪を作り乳首の
根元をつかみ
上から順番に
指を握りこんで
いく
出た!
ああ
なんだか
懐かしい
そうだ...
俺はずっと昔から
牧場牛に
なるのが夢
だったんだ
そっち
か.....
ヒポグリフと
グリフィン
古来
馬肉が好物の
グリフィンは
人里近くで
問題を起こす
ことも多く
グリフィンと馬が
交配したかのような
ヒボグリフの名は
ありえないもの”を
冠する言葉として
使われた
お前
いや本当
まじヒポックリフ
「本当に
ヒポグリフを
見た」と言う
者がいても
が後々
実在が判明
酔って何かを
見間違えたの
だろうと誰も
信じなかった
転じて
ありえないことが
起こる」という意味で
「酒樽から
ヒポグリフ」
という諺は
生まれた
へえー
はじめて
聞くが
どこの
諺なのだ?
いや
嘘だよ
今俺が
適当に
考えた!
なんだ
それ
知ってるぞ
東方の
諺だ
はあ?
ヒボクリフ
は東方には
いないだろ
酒器から
馬が出てくる
とかいうホラ
ヒポなんとかは
知らねーけど
ええ
と
あ
そう
そう
「瓢箪から駒」
!
うわっ...
DFLiclousINDVA
RYokokul
Grogle
Buromers
九井涼子
DulerushkpukGiok.
いいのか、いや、Riokord.
い、りょう、」
DELICIOUSINDUNGEON
RYokoKu-
HARTACOMI
ダンジョン飯7
著者九井諒子
2019年4月12日発行
©RyokoKui2019
本電子書籍は下記にもとづいて制作しました
HARTACCONA「ATAIAITARIACACOANIX『ダイエットション飯7!
2019年4月12日初版初刷発行
発行者「青柳昌行」
先生は自分の自身発行・株式会社KADOKAWA
2018年3月24日ハージンKintPos///Windowikackatalanac.co!!!
FacebookAdowakackの編集コミックはキャラクター局
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ハルタ53号〜59号/くおまけー描き下ろし
初出第43話〜-第49話一八
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