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Instructions:
>
九井諒
DELICIOUSINDUNGE
RYokokul
ダンジョン飯の
DELICIOUSINDUNGEON
RYOKOKUI
九井諒子
トッピーしてほしでしょうすごくでしてしてもとても
...
ああっ
あの話、サキュバスって
命説話サキュバス」
第57話・兜煮
ダンジョン飯c
次日
Contents
しかし、こうしての「あたったので、
しかし、
いつのChoneへのWindordion
...
...
おまけ
第8話「6日間、
第61話、焼き歩き事、
第60話有翼の獅子
モンスターよもやま話ッ
そうかそうだ。
フッフリフレスソフトのうんっとっしった
ライオス!
しっかり
して!!
第5話
おや
マルシル
ふうと...
初めて会った時は
ずっとこんな
感じだったけど
ライオス!!
なんか
険じい顔
してるな
どうしたん
だろう
アイフン!!
随分表情が
豊かになったよな
君にそういう顔を
されると
落ち着かない
...そんじゃ
!!?...?
いきまってきて
いったい
なぜ
そんな顔を
してるんだ?
なぜ
第57話・兜煮
...
兄さん
ライオス
兄さん!
ひょっとして
その格好で
行くつもり?
なんだよ
ファリン
だめ
絶対に
だめ
これが
そうだ
どうか
したか
ヒゲは
剃って
うーん
服も一番
綺麗な物に
着替えて
そう
だった部屋の掃除に
手一杯で
忘れてた
あのね
今から迎えに
行くのは
私の友達で
恩師で...
だから
わかって
るよ
...
黙って
たけど
彼女は優しくて
面白い人だけど
厳格な面もある
なぜなら
彼女は未だに
私のことを
10歳くらいの
女の子で
無理矢理
兄さんに
連れ去られたと
思ってるから
「敬意を
払え」だろ
彼女は今
怒ってる
彼女は古い
魔術を研究
してるの
なんだ
そりゃ
しかし
なぜそんな
優秀な人が
冒険者に?
迷宮には
そういう魔術が
沢山あるから
その調査が目的
研究者は大抵
冒険者を
雇う側だ
その逆は
珍しい
みんなにも
相談したが
方術師って
また
エルフ!?やめとけ
未経験
え
エルフっ!?
探索の経験が
ないのは
俺も気になる
学校じゃ
攻撃魔法なんて
習わないんだろ
エルフねぇ...
そう
だけど
正直あまり
いい顔は
されなかった
その辺は心配
いらないかな
ええと
なんてった
っけその
迷宮で
必要な魔術は
一般社会で
必要な魔術とは
別物だし
マルシル
?
彼女の
名前は
マルシル
まず私がひとりで
港まで迎えに
行った後
兄さんに紹介する
お店で
待ってて
エルフと
話すのは
はじめてだ
張り切っ
ちゃって
まあ
落とし
ましたよ
すごい
長生きって
ことしか
知らないけど
あ
ありがとう
あのここは
笑い狼亭で
間違いない
ですか?
髪は薄茶
目は琥珀
人を探して
るんですが
ファリンて
名前の
女の子で
はじめまして
ライオスと
言います
おー
ファリンは
来てないが
兄貴なら
そこに
いるよ
あ
あなたが
ファリンを
わ〜〜〜っ
違うの
マルシル
兄さんは
悪くない
待った
待った
お前
何して
たんだ
待ち合わせ
場所
間違えた
成るゲンカ
禄るゲンカ
ファリン
ファリン
.!
2年ぶり
だっけ
あっ
ファアンブロシア
って名前の杖
完成したんだ
3年
だよ!!あなた
一体何を
考えてー
久しぶり
マルシル
どれだけ
私が心配
したか...
......
むに
ごめんね
マルシル
あなた
将来のこと
どう考えて
るのっ
いつまでも
こんなこと
してられ
ないんだよ
うん
ごめん
っれば~
決めた
え!?
迷宮探索を
したかった
んじゃ.....
その予定
だったけど
そんな
ボロボロな姿
見たらもう
放っとけない
そんな
服いし
私を学校へ
連れて帰る!?
私も一緒に
頭を下げて
あげるから次の船で
帰りましょ
そ
お茶コルノル
なかなか
その前に
......
なぜ?
兄さん
.....
なら
それに
俺たちが普段
迷宮で何を
しているか
知れば
一度迷宮へ
行って
みないか?
いや...せっかく
来たんだから
どんな場所か
覗くだけでも
少しは
安心して
貰えるかも
迷宮は
はじめて
だとか?
何度か
あります
迷宮って
生きたり
死んだり
するの!?
地下1階なら
危険は
あまりない
案内しよう
―要は
彼女に実力を
認めさせれば
いいわけだ?
不慣れな
探索で
ピンチ
生きてる
人工迷宮は
はじめてだけど
ファリン
ちょっと
立派に
なって...
兄ちゃん
頭いい!
助ける
ふふふ
だろ?
おっ丁度いい
ところに
歩き茸が
マルシル
あぶなくい
ここは
私たちに
任せてー
Wabi
...
...
うわ
すごい
迷宮探索の
経験はない
って...
迷宮内だと
こんな威力に
なるんだ
勉強して
きたんだ
探索経験が
なくてもー
まわ
え?
何歳なの
あの人?
どんな魔術が
必要になるか
彼女には何十年も
積み重ねてきた
知識がある
いいや、
いつたいんだか
たしこれは、
まずい
こんな
はずでは
こ
この質問
あなたたちは
どうして
そんなに
迷宮探索を
続けたいの?
私たちの本気を
試しにきてる
実践できるから
本を読むより
勉強になるの!
その技術を
地上のどこで
使うの?
暴力的な
風術を学校で
一切教えない
のは
探索が
きっかけで
色んな人と
知り合えるし!
今月もびしくて...
引借り
頼めない?
通貨と
迫害から
生徒を守る
ためでも
あるんだよ
わワイてろ
紹介してやるように
格安で
この仕事は
お金には
困らないの!
いい人
ばかりだよ
前払い!!
耳をとろ
つまり
浅い階はもう
取り尽くされて
るんだよね
並がありゃ
治るんだが、
地上のほうが
もっとまともな
人脈を築けると
思うけど
深層の壁なんか
金で
覆われてて
報酬と手間が
どんどん
釣り合わなく
なってない?
正直に
話したほうが
いいんじゃ
ない.....?
絶対
ダメだ
くだらない
目的だと
思われる
見栄張っても
すぐバレると
思うけど...
なん
ーっ!?
むぐー
火!火!
わー
ーっ
ゆ.....
油断した
この辺は
スライムの
繁殖地なのに
あ
死んでる
終わりだ
スライムに
驚いて頭を
打ったのか
これはもう
絶対に
連れ戻される
ズボッ
蘇生
しないと
ゴホゴッホ
だな
だ
大丈夫
?
私...
いま
ほほんの
ちょっと
ね
死んでた
...の?
こう...
魂は離れて
ないから
実質気絶
っていうか
え?
最ッ.....
高!!
話には聞いて
いたけど
実際に体験
するまで
信じられ
なかった...
古代魔術を
使えば本当に
こんなことが
可能なんだ!
この力の
出所さえ
突き止めれば
私の夢も
きっと
叶う...
マルシル
知りたい
からだ
地上では
見られない
ものを見たい
古代の文明の
痕跡に魔術や
魔物のこと
俺たちが
迷宮に潜る
本当の理由は
知るのが
ただ楽しい
んだ
未知の
ものを
見て
知りたい
からだ
そして俺たちは
そういう仲間を
探してる
一緒に
迷宮を探索
しないか
そうだ
そうだ
最初は
こんな感じ
だったな
マルシルの夢って
なんだったん
だろう
...いや
さっきからなぜ
昔のことはかり
思い出して
たった
1年だけど
色んなことが
あったな...
おかしい
おかしいぞ
まるで
これは
走馬灯
はっ
そうだ!!
俺は今なぜか
死にかけてる!!
それで
今までの人生が
走馬灯のように
流れてるんだ!
なぜ
こうなった?
思い出すには
このまま走馬灯を
見続けないと
もっと
もっと
先へー
パイコーンを
解体したいので
室内へ運ぼう
ーそうだ
俺たちは
パイコーンを
倒して...
それで
おれ
わあ~
かわいい
お家
ドワーフ
サイズ
だな
そうだ
忘れ物
首がない
鎧
徒歩?
戸口
極ち
でも...
みんな
逃げろ!!
そいつは
霊で攻撃は
意味がない
ぜ
全力で
ここから
逃げるんだ
わかった
!
俺は
大丈夫
だから
気に
逃げ足
早いな
話も早くて
助かるけど
取引
しないか?
俺はあんたが
気に入りそうな
物を持ってる
俺の死を
見逃して
くれるのなら
こいつをやろう
ライオス!?
あっ
生きてる
あいつ
馬に乗って
出て行ったぞ
あいつは
デュラハン
だよ
でも徒歩
なのが気に
なったから
一体
何を
したの?
それを
受け入れて
もらえたの?
死をもたらす
首のない
騎士の霊
せっかく
皆で苦労して
捕まえたのに
すまん...
死の免除と
引き換えに
馬の進呈を
提案した
ふっ
気に入る
だろうとは
思ってた
どっちも
首がないし
死んでるし
あはは
どうでも
いいよ
そんなの!
また他のを
捕まえれば
いいじゃない
ところで
ひとつ訊き
たいんだが
なーに
?
人体だけ
われてる
死なずに
越したことは
ないんだから
な.....
何急に
マルシルって
今何歳?
チッ
2万歳
ふたりには
訊いて
ないから!
何歳
くらいに
見える?
なんとなく
百歳前後だと
思ってたんだが
見た目20歳前後
あの学校は
ノームと
トールマンが
ほとんどだと
聞いた
私は生徒じゃ
なくて研究者
だからね
そんなに☆えっ、
だとすると
なぜファリンと
同じ学校へ?
まわりは皆
君よりずっと
若いだろう
それでも君ほど
優秀ならエルフの
多い西方で学ぶ
のが自然では?
単純に
こっちの生まれ
だから近場を
選んだだけ
学力が
違いすぎ
ないか?
西方へ
行くことも
あるよ
学校から
紹介された
お仕事も
してる
そうなのか
...
こっちで研究を
続けるのは
何か理由が?
ライオス
喜べ!!
いい物が
残って
いたぞ!!
そうだよ
今日の夕食は
これだー
ーっ
テュラハンの馬の映画『行』
うわーっ
バイコーンの
頭!!
デュラハンが
置いていって
くれたんだ
軽くした!!
下茹で
だけする
頬肉と舌は
煮込み料理に
目玉と脳は
軽いスープに
使おう
目玉と
脳!?
今回は他に
食材もない
からな
おっ
馬の頭
食べるの
はじめて?
よかったな!
これでまた
ひとつ見識が
広がるぞ
当たり前
でしょ!
最初は
そういう
顔しても
楽しみ
だな
そんなに
脳みそが
食べたいの
!?
最後はまあ
大抵笑って
くれるん
だよな
第57話、お
●第話『サキュバスナ』
野営跡だ
俺たちの他にも
誰か人間が...
例の扉前に
あったものと
似てないか
......野営跡
だな
オークか冒険者が
はたまた古代人が
同一人物
......?
俺たちが扉を
開けた後に
ついてきたのか?
まだ近くに
いるのかな
探すか?
ひとまず
休んでから
考えない?
もう
へとへと
ろくな奴
じゃないぞ
絶対
そう
するか
飯休憩
また飯
この調子で
いつ迷宮の底に
辿り着くんだ?
有翼の獅子を
探すんじゃ
ねーのかよ
私の呪いは
いつ解ける!?
イヅツミ
はぁ...
お前はいつも
自分自分だな
たまには
まわりの人間を
気にかけて
みろよ
へえ
違うのか
?
いや人ってのは
いやひとりでは
生きられないと
よく言うだろ
お前ひとりで
生きてるとでも
思ってるのか?
お前にだって
ここまで
育ててくれた人
がいるだろ
いない
いない!
みんなで
助け合って
私はずっと
ひとりで
生きてきた
私はずっと
ひとりで
生きてきたし
...じゃあお前
なんで俺たちと
一緒に行動
してるんだ?
いるだろ
!?
はぁ
これからも
そうだ
有翼だか
狂乱のナントカが
私の呪いを
解けるかもって
言うからだ
だったら
それなら
お前ひとりで
会いに行けよ
そのほうが
ずっと早い
確かに
ーそうせずに
俺たちと行動を
共にするのは
なぜだ?
なぜ
いや別に
いや別に
俺たちの
助けが必要
だからだろ?
どこ
行くんだよ
イヅツミ
まだ話は
終わって
ないぞ
センシの
所
ふん
ぐちぐち
うるさい奴だ
いい
センシ?
どこだ?
水の中にでも
落ちたのか?
なんか魚
みたいなのが
いっぱいいる
!!?
センシー
やせ細った
身体
これは...
サキュバスの
仕業かも
恍惚の
表情
サキュバス
!?
なんだ
それ
えっ
サキュバス
知らない?
サキュバス薬
ええと「魅力的な姿」に
...
変身して
獲物に近づき
精気を
吸い取る
魔物だよ
獲物に
強力な快楽を
与える体液を
分泌するため
精気?
サキュバスの体液を
精製・調合した薬で
とても高く売れる
それを狙った
人間によく
乱獲されてる
この迷宮でも
もう絶滅したと
思っていた
ふうん
なんか
弱そうだな
いいや
1対1では
まず
勝てない!
あ
そうだ
牛乳
サキュバスは
牛乳が好物!
枕元へ
置いておくと
襲われるのを
防げる!
みんな絶対に
孤立しないよう
気をつけてくれ
あれって
迷信じゃ
なかったっ
あいつは
孤立しても
いいのか?
気づいたなら
行かせるなよ
!!
ライオス
ーっ
いや
あんまり
堂々としてた
から
ああー
っっ
この馬鹿
ふたりの
身体は
空っぽの状態
魔法で
治せるん
だろ?
ここに
回復魔法を
かけても
負担のほうが
大きすぎて
死にかねない
少しすつ
栄養を与えながら
回復させないと
さっきの
水場に戻って
何か消化に
いいものを
また
足止めか
!
.....
その
サキュバス
とかいう魔物
私が倒して
きてやる!
人の話
聞いてたか
!?
フィジカルで
勝てる相手じゃ
ねーんだよ!
見ただけで
腰が抜けるほど
好みの姿で
現れるの
比喩じゃ
ないぞ
どんな
性癖
だろうが
関係ない
マジで
抗えない
んだぞ!
だから
サキュバス狩りは
ふたり以上じゃない
と。不可能。なんだ
私は好みとか
ないから
平気だ
他の人がいたお
イヅツミ!
いやいや!
自分でも
知り得ない
深層意識を
読まれるんだ
経験
あるの?
イヅツミは
物心ついた
頃から
この身体で
お前にだって
ここまで
育ててくれた
人がいるだろ
檻に入れられ
たまに食事を
差し込まれる
ことを
見世物として
所有者と土地を
転々としてきた
最終的には
シュローの父親が
イヅツミを買い取り
知った
ような
口を
「育てられた」
と言えるのか
彼らに対して
恩を感じるなど
決してできない
のであった
マイヅルから
最低限の作法を
叩き込まれたが
甘い匂い
...
サキュバス
とやらの
残り香か
腰が
抜けるほど
好みの姿”か
元の姿が
どんなのか
知らないが
古い匂いも
新しい匂いも
混ざってる
そんな技
使わないと
獲物も
狩れないんだ
なら気配を
殺して
近づいて
変身する前に
殺せばいい
今の声
.....
よほど
弱くて醜いに
違いない
!!
あー
チルチャック!?
チッ
何
やってんだ
ふたり以上なら
大丈夫なんじゃ
ないのかよ
うっ
残り香
...
あっち
からも
こっち
からも!?
こりゃ敵は
1匹じゃ
ないな
おまけに
慎重で
粘者質
すでに私の
動きも祭知
されてるはず
チルチャック
マルシル
...
手遅れ
か
おい
しっかりしろ
何が
あった!?
そ
それが
.....
イヅツミめ
本当に
自分勝手な
奴だな
色々
苦労してきた
っぽいし...
なんか
甘い匂い
しないか?
まあ
仕方ないよ
......
いや
もしか
しなくとも
サキュバス
だ
いいか
ただの
お粥だけど
武器をかまえろ
マルシル
いいな?
ええっ
相手の姿を
見ればたちまち
動けなくなる
俺とお前
どちらかが
魅了されたら、サキュバスを
動けるほうが
殺すんだ
う
うんっ
あ
了
チルチャック
あ
ああ
よかった
これで
ひと安心
大丈夫!?
嘘...
お
落ち着け
俺はお前を狙う
サキュパスを
やる
たくさん
いる...?!?
わ
わかった!
同じように
処理していけば
大丈夫だ!
お前は
俺を狙う
サキュバスを
やれ
なんか金髪
ばっかりだね
奥さんも
そうなの
?
うるさい
触れるな
でも
この調子
なら
そ
なんとか
緊退でき
...
...
あっ
ああ~~~
あっ
しまった
あっ
あっ!?
姫.....
仕様のない
奴だ.....
また城から
抜け出すとは
......
さあ
帰るぞ
ーという
ことが
あって.....
い
イヅツミ
あなたは
今すぐ
逃げて
こんな場所で
全員死ねば
蘇生は不可能
よく
聞いて
助け!?
こんな所に
そんな相手
いるかよ
あんな大群
ひとりでは
倒せない...
誰か
助けを
呼んできてお願い
...!
た例えば...
あの野営跡の
人たち.....とか
そいつらも
サキュバスに
やられてない
って保証は!?
......
おいっ
馬鹿が
!
それじゃお前
なんで俺たちと
一緒に行動
してるんだ?
お前ひとりで
会いに行けよ
そのほうが早い
そうする
べきだな
マジで
何が
助け合いだ
私のことは
誰も助けて
くれなかった
ずっとひとりで
生きてきたんだ
私には
お前らなんか
必要ない
そうだ
今更
誰かの助け
なんて...
私は誰かに
助けなんで
求めない
アハ...
群れないと
狩りひとつ
できない
雑魚どもめ
さっさと
かかってこい
お前らなんて
私ひとりで
十分だ!
第58話「おわり
第9話サキュバスで
どうした
サキュバス共
さっさと
かかってこい
要は
相手を直視
しなけりゃ
いいんだろ
うすめっ!
ただ飛びかかって
来るだけの敵なら
目を瞑ってでも
勝てる
イヅツミ
くそ思わず
見ちまった
でも...
ハズレ
たな!
私にそんな
趣味は...
イヅツミ
ずいぶん
大きく
なったね
なんで
なんで
なんで
ああ
イヅツミ
もっとよく
顔を見せて
おくれ
...
お.....
かあさん
...
なんで?
なんで記憶も
ないのに
母親だって
わかるんだ!?
なんで
こんなに
嬉しいんだ
なんで
グリ
......
なんで普通に
殺せちまう
んだ!?
体が動かなく
なるんじゃ
ないのかよ!?
もしかして
私には
風物の魂が
混ざってる
から...?
キャンプの
私には...
人の心が
ない...!?
私の子
イヅツミ
おいで
うわっ
馬鹿の
ひとつおぼえか
おお!!
ぐッ...
脆い...が
あの針は
厄介だな
あれで“精気”
とやらを
抜くのか?
体液に触れた
ところが熱い
ん?
新手の
魔物!?
こいつも
サキュバス
かよっ
くっ
!
一体一体は
弱いが数が
多すぎるな
ぶわっ!
このままじゃ
物量で負ける
何か
一納打尽に
する方法は
羽根.....
うそ.....
頭を
出したら
やられる!
どっか
行けっ
クソッ
なんで私が
こんな目に!
やっぱり
さっさと
逃げるべき
だった!
おいおい
でも、
えっ...
.....
え
そし
さて...
よくわからんが
なんとかなった
戻って
きた!?
どうした
もんか
んっ
いない
あれ?
なんだ
こいつら
あ
マルシルたちの
精気を吸った
サキュバスか
......あいつ
趣味悪いな
精気を吸われて
しなびたん
なら
吸われた精気を
取り返せば
元に戻るんじゃ
ねえの?
天才
こっちは
マルシルを
魅了した
サキュバスで
こっちは
チルチャック
それでこっちは
私を魅了しよう
とした
サキュバスで
...まさか私に
混ざった魔物を
魅了しようと
したのか!?
残る
こいつは
.....
それじゃ私には
なんの効果も
ないのに
待てよ
人の心がない
せいじゃなくて
心がふたつ
あったから...
ふん
私が母親の姿に
動揺しなかった
理由って
私はずっと
ひとりだと
思ってたが
片方に効いても
片方には効果が
なかったのか
.....これが
お前の好み
なのか?
ある意味では
ひとりでは
なかったわけだ
なかなか
いい趣味
してるじゃ
ないか
うわなんか
白いの
出てきた
飲めそう
だけど一応火を
ピュ
通すか...
乳臭い
2
ガンガンに
沸騰させる
どの粉だ
カロリーが
必要とか
なんとか
言ってたな
沸かしたら
星が減って
しまった
砂糖でも
足せば
いいのか?
うちが
サキュバスホットミ
サキュバスミルクール
白い粉侏鑑定)
・3リットル
いっぱい
ピタミンC
ビタミンB2
ピタミンA
エネルギー
...
たんぱく買
階貿
カルシウム
咲水化物
おい
口をあけろ
面白い
少し元に
戻ったかも
よし
この調子で
......
起きて...
いや...
ここは
うわっ
マルシル
起きて
ライオス
あそうか
サキュバス
!
誰が
これを
?
サキュバスに
やられたんだよ
私たち
目が覚めたら
彼女どこにも
いなくて
まさかあいつ
俺の言葉を
真に受けて...
―探しに
行かないと
待って
まだ
無茶だよ
多分
イヅツミが
......それで
...あそこに
いるのは?
......
あんな所で
寝てたんだ
なんだよ
もう...
...イヅツミは
多分本当に俺たちの
こと必要だと
思ってないけど
俺たちが
彼女を必要と
してることは
知ってるから
そんなに心配
しなくても
大丈夫だよ
誰が!!!
本ッ当に
気ままな
奴たな!
サキュバスの
幼体だ
サキュバスは
精気
正式名称は
サキュバス・
モスキート
この水場は
彼らの繁殖地
だったみたい
だな
淡ちなみに
母乳は尻から与える
え...
そうだよ
本物の蚊と
同様に
つまり
血液等を
動物から
吸い取り体内で母乳の
ような液体に
変化させて
幼体に与える
吸血の際
血が固まったり
狸物に抵抗
させないよう
母乳で
子育てする
珍しい虫だ
つまり...
蚊なの?
麻酔効果のある
唾液を注入
するんだけど
それが強烈な
快楽を与える一方
効果が切れると、
めちゃくちゃ
かゆくなる!!
だから人は
飲み物やお香に
加工して使用
するんだ
しかし
蚊とは
悪魔にも
いるよ
サキュバス
正解
てっきり
悪魔か
なんかだと
そこから
とった名前
だと思う
悪魔か
そっちは
あまり
知らないけど
人が想像で
作り上げた
伝承上の存在
ーの筈が後から
よく似た魔物が
発見されるのは
不思議だな
廃物って
どうやって
生まれるん
だろう
面白い
生き物
だな
全然
面白くない
ところで
ふたりが見た
サキュバスは
どんな見た目
だったの?
なに系っ
人に似てる
こいつか人間だった?
どんなの
あ
そうだ
話して
おかないと
俺が
みんなと
離れた時の
ことだけど
俺
有薬の獅子と
会話したかも
しれない
んっ、
第59話「おわり
サキュバス
獲物が持つ
理想の姿に
擬態し、
精気を吸う。
ダ
獲物に
悪夢を見せ
生命力を
吸う。
ミミック
魚
歌で魅了し海へ引きずり込む。
俺法の
素敵な光景を殺し鏡の中へ引きずり込む。
生ける絵画
船に興味を持った原物を引きずり込む。
ケルピー
大茸
宝虫
第60話翼の柵子
あなたの心を奪う
魔物たち
牛乳牛乳
あっもう
残ってない
のか...
本当に
サキュバスが
牛乳を飲むのか
試してみた
がったのに
枕元に牛乳を
置いておくと
サキュバスは
それを飲むので
被害を回避
できるという
ライオス
あれは悪魔の
サキュバスの
伝承だから
今回とは別物
なんだろうが
ああ
マルシル
牛乳は丁度
切れてて
......
そうかごめん
ひとりで勝手に
行動して
シェイプ
シフター?
マルシル
じゃない
まずい
みんなに
誤解される
そう
隠蔽
しなくては
いや
サキュバス
か!
なぜ
マルシルの
姿に...
ツャーッ
ガト
ま
待って
ライオス
私が
サキュバスなら
あなたは既に
魅了されてる
.....
でしょ?
それも
そうか?
す...
なぜひとりで
ここへ?
他の
みんなは
実は私
あなたに
打ち明けたい
ことがあって
打ち明け
たいこと?
私ね
本当は
......
魔物
だったの
......
え!?
そして実は
私が人を噛むと
その人も魔物に
なってしまうの
えーっ
ライオス
あなたも
風物になろう
ずっと
人でないものに
なりたかったん
でしょ?
...おかげか
それなら
大丈夫!
そしたら
ファリンを
傷つけずに
すむ
既に全員
噛んで
おいたから
でっ
でも仲間が
ギガダブルヘッド
イムアイス
チャク
ああ
じゃあ
安心だな
.....
そうだよ
じゃ
噛むね
お前は
バカなのか?
ちらっ
うわっ
なんだ
これ
マルシル
...!?
ここはお前の
夢の中だ
お前は
サキュバスに
噛まれて気絶
したんだよ
じゃあの
マルシルは
やっぱり
サキュバス
だったのか
お前には
使命がある
んだろ!?
こんな
しょーもない
罠にかかってる
場合か!
いや
それは
...
きみは
?
おっと
自己紹介が
遅れたな
私は
.....
正確には私に
決まった名や
姿はないが
多くの者は
要獅子などと
呼ぶね
え!?
きみが
お前たちが
迷宮の底に
近づいた
お陰で
ようやく
こうして
話しかけ
られた
ライオス
ずっとお前を
見ていたよ
その小さな
お友達の目を
通してね
ケン助の
?
...あの
俺たちは
わかって
いる
お前たちは
シスルー
狂乱の魔術師を
倒すため私の
協力を仰ぎたい
のだろ
か
その前に
~~
ライオス
やはり今一度
自覚を持て!
きゅ
救世主
...!?
この国と
民を守るため
迷宮と魔物を
作った
この国の
救世主としての
自覚をだ!
尋ねたいん
だが
なんで
俺なんだ?
私は
1千年を民や
魔物たちと
過ごせば
情も湧く
霊となった
民を
風物たちを
それは
シスルの願いで
やったことだが
多くの冒険者は
斬り殺し
踏みつけて
黄金を剥ぐ
でも
お前だけは
違った
結構俺も
殺してきたと
思うのだが
まそれは
否定しない
が
お前には
魔物たちへの
愛がある
ライオス!
同じようで
やはり違うよ
私は
そんなお前に
この国を民を
魔物たちを
彼らの死を
無駄にせぬよう
口にしてくれた
そそう
言われても
.....
フム
ちょうど
いい
託したいと
思ったんだよ
まーだ
迷いが
あるのか
お前がこの国の
王になると
どうなるのか
少しだけ
見てみるか
兄さん
.....
兄さん
起きて
ファリン
...
下半身が
戻ってる
朝ご飯の
時間だよ
みんな
待ってる
うわ
なんだ
ここ...
これも
夢?
お前の夢を
土台にした
思考実験
だよ
おはよう
ございます
陛下
おはよう
陛下!
あの
人たちは
誰?
おはよう
さん
おはよう
...
お前の
国民だよ
そうだ
ライオス様
今朝の
卵焼きは
何に
します?
コカトリスか
パジリスク
ワイバーン
ワイバーンも
ありますけど
わかりました
センシ殿に
伝えておきます
おはよ
ライオス
やっと
起きた
地下3階に
商店街を作る
って話だけど
さあ.....
マルシル
!
ご飯時に
仕事の話は
しないって
決めたでしょ
相談事が
山積み
なんだけど
まだご飯の
前だもん
では一旦
中断だ
さあ配膳を
手伝ってくれ
どうやら迷宮の
設計は主に彼女が
担っているようだ
いいことだ
分担すれば
可能性も
広がる
この子には
素質がある
きっとよい
迷宮になる
だろう
いただき
まーす!
たんぱく買
脂質
エネルギー
炭水化物
カルジウム
ビタミンC
ピタミンB2
鉄分
ビタミンA
今朝のメニュー
ライ麦パンー
フライパーンの卵焼き
ヒポグリフのソーセー
歩き茸のスープ
それとってくれ
イオス
ライオス!
昨日
ダイアウルフの
子供が
生まれたって
.....
どしたの
ぼーっと
して
疲れて
るんだよ
仕事を休んで
:::...今日は
町で息抜きして
きたら?
簡単な仕事は
私とマルシルで
片付けて
おくから
もーまた
甘やかす
まいど
釣れたて
だよぉ
こんなに
人が
たくさん
.....
元々迷宮に
いた者も
見えるが
多くは
地上からの
ようだな
お前の思想に
共感した者
たちだ
...感想は?
そうだとも
お前が
作った町だ
どうやら
冒険者の
探索を禁じ
迷宮の外と
交易してる
ってことか!?
ここは...
あの迷宮内
なのか?
無害な
魔物って
.....
何を
驚くことが
ある
そんなこと
可能なのか
自国の民だけは
襲わぬよう
シスルも命じて
いただろ
無害な魔物の
畜産物で経済を
回している
ようだな
主が願えば
迷宮は従う
きみは一体
何者なんだ
私はただの
“力”だ
迷宮の主の
願いを叶える
ための
ライオスさん
おひとつ
どうぞ
・とれたての
バロメッツ
だよ
丸かじりで
どうぞ
まだ既
くらい
あとこれと
これとこれも
センシさんに
渡してくれ!
う
夢だから
味がしない
.....
......
駄目か
私にも
ひと口
久々の食事に
ありつけると
思ったのに
...
食事をして
ないのか
監禁の身で
ある上に
私には特に
必要のない
行為だからな
だがお前たちの
食事を見せつけ
られていれば
否が応でも
恋しくなる
監禁...
きみは今
どこに
いるんだ?
お前たちの
現在地から
少し離れた場所に
シスルの家があり、
毎日毎日
うまそうなもの
食いやがって!
隙を見て
忍び込み解放
してくれれば
私は今
そこに封じ
られている
ケン助で
道案内
するよ
私が暫くの間
あいつの力を
抑えることが
できる
この野郎ッ
何事?
マンドレイク
ユニコーン
宝虫
サキュバス
同時に
冒険者〟も
引きつける
密猟者だ
人にとって
価値のある
魔物は国の
財産だが
それは...
厄介だな
このボケ
襲われた場合に
限り自衛を許す
とか?
いや
それは
スズイか
人に危害を
及ぼさない
魔物は
自衛もできない
お前なら
どう対処
する?
警備を
増やすと
外の人間を
締め出すー
のはよくない
よな.....
狂乱の成術師も
こういう問題に
ぶつかったのかな
最初は国民を
守りたい一心
汚らわしい
逆賊が
.....正直
ここはまだ
理想郷とは
言えない
しかし小さな
綻びを繕おうと
するうち...
嫌気が
さしたか
?
でも
人々は
貧しく
軋轢も多い
同じ世界の
生き物なのに
ただ殺し合うしか
できない
うーん
......
ここなら
それが
叶いそうな
気がする
俺はずっと
こういうことを
考えてたのかも
それが
妙に悔しくて
何か変えられ
ないかと
思ってたんだ
...たとえ
た食材と
してでも
魔物と共に
暮らせる世界が
あるのなら
俺はそれを
見てみたい
本当に
お前は
面白い奴
だな
お前のことが
すっかり
好きになって
しまったよ
どうだ
迷いは
晴れたか
うん
見てみたい
この世界の
続きを
え?
何?
なんだ
その顔は
いやなんか
急に口の中に
甘い物が
なんだ
これ
おいしい
お前はじき
目を覚ます
夢の記憶も
大半を失う
かもしれない
そろそろ
時間か
だがここで
覚えた感情
だけは
忘れるな
お前を
待ってるよ
ライオス
カナリアに
気をつけろ
またすぐに
会おう
ライオス!
ひとつ
忠告
しておく
カナリア
ーそれで?
有薬の獅子と
話したって
え~と
なんだっけ
あんまり
憶えてない
けど...
道案内をして
くれるとか
なんとか...
ええと
そうだケン助
ケン助の
身体を借りて
俺たちのこと
見てたって
一体どんな
話をしたんだ
じゃ
やっぱり
あの扉を
開けたのは
翼獅子の力
だったんだ
他に
憶えてる
ことは?
夢の中では
みんな魔物食に
抵抗がなくて
.....
うーん
朝食に
ワイパーンの
卵焼きが
出たり
バロメッツを
生かじり
したり...
とにかく
楽しかった
ような記憶
しか...
楽しかった
......
本当に
楽しかった
病気の時
見る悪夢の
類だ
ただ
夢の中だからか
ひと口も食べられ
なくてね...
吸われた精気を
完全には
取り返せていない
せいかもしれない
食事に
しよう!
いや~!!!
幼サキュバス
なんだか
腹が
減ったよ
頭を落とし
殻の隙間から
箸を通して
背ワタを取り
塩で
もみ洗いして
水気を取る
野菜を切り
ボウフラの身と
一緒に炒める
味を調えつつ
少し煮る
殻をむく
火が通ったら
小麦粉・
サキュバスミルクを
加える
炊いたご飯の上に
とろみのついた
鍋の中身をかけ
バイコーンの
脳は膜を取り
軽く茹でる
その上から
脳とチーズを
ちぎって散らす
蓋を閉めて
再び軽く熱を
通したら...
ビタミンC
ビタミンE2
ビダミンA
エネルギー
今後
たんぱく買
カルシウム
脂質
炭水化物
完成じゃ!
サキュバスミルク
サキュリアとバイコーンのバイトリア大阪府のアーティ
は...
いやいや...
調味料
御茶ィバイコーンの脳
小麦粉・チーズ
大鍋1杯分
適量レーション
1.個
適量
出て...。えっと
ボウっう
弾力があって
ミルクみたいな
風味がする
あちゃんちゃうまい
母乳で育つ
せいかな...
マルシルも
チルチャックも
これ食べて
おかないと
身体が
もたないぞ
いや
これは
さすがに
.....
白子?
うまいな
脳って
意外と癖
ないんだ
白子だと
思えば
違和感
ないかも
食べたこと
ないの?
スッとヵべってる
魚の精巣
だよ
ボウフラや
脳には抵抗が
あるのに精巣は
平気なのか
そっちのほうが
ふー
食った
食った
残りは
イヅツミが
起きたら
食わせて
やろう
有薬の獅子が
最後にこう
言ってたんだ
そう言えば
...
なんのことか
よくわからない
けど
なんて?
ひとつ
思い出した
「カナリアに
気をつけろ」
と
第60話「おわり
はいカブルー
あーんして
あーん
だから
ーもう
どこも
痛くない
って!!
第61話
まだ安静に
してないと
ちょっと
擦りむいた
だけたし!
.....
剣なんて
いいから
剣の稽古の
続きをして!
必要ないのに
そんなもの
...
俺は迷宮へ
行きたいんだ
俺の故郷
みたいな悲劇が
起きるのを
防ぎたい
そのためには
もっと強く
ならないと
――あなた
みたいに
でも..
でも
迷宮はとても
恐ろしい場所
なんだよ
お前が
魔物や罠で
怪我をしたり
晒されたり
人の悪意に
ずっとここに
いればいい
暖かいし
ケーキもある
迷宮の恐ろしさ
なんて知る必要
ないんだ
凍えたり
ひもじい思いを
すると考えた
だけで私は辛い
他に興味の
あることを
学びなさい
もう知らない
ふりは
できない!
何も教えて
くれなくても
俺は必ず
迷宮へ行く!
カブルー
...
わかった
そこまでの
党悟なら
あなたが
すっかり
諦めようと
思えるまで
...
徹底的に
剣の稽古を
つけてあげる
―その後の...
稽古では
本当に殺されるかど
思ったし
いざ迷宮へ
挑んでみれば
そこは
寒くて
ひもじくて
たまらない
罠や魔物や
人の悪意は勿論
雪...
それでも
いつでも
ケーキを
食べられる
あの部屋に
戻りたいとは
決して
思わない
第61話、焼き歩き音。
穴から
落ちて...
どう
なった!?
あいつは
どこへ
ずいぶん
落下したのに
怪我はない
!?
なぜ足に
歩き草が
気づいた
か
狂乱の魔術師は
別の場所へ
落ちたようだ
しまった
こちらの
武器は
短剣のみ
えっ
転移術を
避けながら懐へ
飛び込めるか
...!?
移動
するぞ
何事も
なかったかの
ような態度だ
俺を
生かして
おく
意味は?
いや...
何が
狙いにしろ
好機だ
なぜ同行
させる?
カナリア隊による
迷宮攻略を妨害し
長命種たちが
隠匿したがる
迷宮の謎を
明かす!
カナリア隊
隊長ミスルン
探るんだ
どんな人物
なのか
取り入る
隙を
カナリア隊の多くは
不法に古代議術に
関わった罪人だ
12月2の看師
罪人には耳に
切れ込みか
入れられる
残りは看守で
貴族が国へ
忠誠を示すため
差し出しだ子息で
構成されてる
隊長を務める
からには
名家の出なん
だろうが...
あとは
不思議なことに
両耳とも
半分を失ってる
年齢は
百八十歳
ぐらい?
なんか妙に
人となりに
興味が
わかない
言葉に訛りは
ないから中央の
出身だろう
何
待て
頭でも
打ったかな
シェイプ
シフターだ
シェイプ
.....
まだこちらに
気づいてない
ん?
先手を打つ
外した
.....
なっ
人を
投擲武器に
するなッ!
!!
うわっ!?
シェイプ
シフターは
人間の記憶から
偽者を作り出す
やられた
周りの人間の
記憶を読んで
瓜二つの偽者を
作るんだ
瓜二つ
本体は逃げた
ようだから
放っておけば
その内消える
...
なるほどね
瓜二つ
構えても
無駄か
行くぞ
ミスルン
隊長!
あの人は俺に
なんの興味も含みも
ないらしい
そっちは
来た方向
ですよ
隊長!
シェイプ
シフターは
何を食って
たんだ
これ...
カナリア隊の
連絡用妖精
では?
良われて
遠距離
声を伝える
おい
パッタドル
聞こえるか
俺たちの後を
追ってきた個体
でしょうか
はっ
ミスルン
隊長!?
そこは
どこです
!?
ない
寒い
場所だ
シェイプ
シフターに
妖精を半分
食われた
ご無事
で.....!!
一周りには
何が...
お怪我
は!?
深いな
6階
以降?
穴はどんどん
塞がってる
長くは
もたない
だろう
なるほど
しかし
それでは
隊長は...
こーだ
フレキの
使い魔でも
1週間は
かかるぞ
......
ーミスルン隊長
貴様よくも
ぬけぬけ
とッッ!!
あなたを
道連れに落ちた
あの男はどう
なりました?
......実は
ここに
います
うっせ
!!?
「カブルーと
言ったかしら
声がデケ
私たちが
隊長を迎えに
行くまでの
1週間
やめろ今は
時間がない
彼の
身の回りの
世話をして
欲しい
特に食事!
1日3食
実は折り入って
お願いがあるの
ちゃんと
食べさせて
くれたら
>今回の件は
大目に見て
あげてもいい
何を
勝手な
ただし
隊長の身に
何か
あったら
こちらも
あなたの仲間で
楽しませて!!
もらうから
それじゃ
よろしく
死んだ
1週間
食事の
世話!?
料理なんて
したことが
いやまず
どうやって
食糧を...
あの男のように
なるのは嫌だ
い嫌だ
絶っっ対に
嫌だ.....っ!!
ライオスたちも
最初は歩き茸を
食べたと
話していた
よって
赤はない
はず...
くそ
あいつの知識が
命網とは...
ブシュッ
きゃあああ!
ききいっ!!おーーーっ!
う...
センシのTpointアドバイス
1000mでプトバイス」の歩き位の種類は無数にあって有識の印刷はベテランでも難しい初心者で絶対に潜れるのだ!
初心者は絶対に避けるのだ!
気持ち悪い
たんぱく買
賭貿
炭水化物
エネルギー
カルシウム
ピタミンB2
鉄分
ピタミンA
正直誰かを
人質に取られた
程度では全く
食べたくない
でも
ミスルン隊長
解毒術か
蘇生術は
使えますが、
俺は
うん
迷宮の謎を
解き明かす
ためなら
なんでもする!!
味はない
が.....
樹皮みたいに
問いのに
変な弾力が
あって
ヌメヌメして
.....
噛み締めるたび
出てくる水分が
最悪だ
まぁあは
食べても
大丈夫そう
です
どうぞ
食欲が
ない
ほら隊長
あーん
固い
センシの1pointアドバイス
表面から3センチほど
切り落としたほうが
口当たりがよいぞ!
そうですよね
......
......しかし
どう考えても
これで1週間は
もたない
水と.....
何か他に
食べ物を調達
しないと
昔でも
ネズミでも
いい
魔物以外の
何かを
見つけたい
そういえば
どうして
僕らは無傷で
着地できた
んですか
転移術で
落下の
速度を
殺した
......と
言うと?
落下中
体の位置を
上下逆にして
その場に
転移する
すると一瞬
浮かび上がる
転移...
カブルー!
カブルー
見て
くれー!
ついに迷宮の主を
倒して全てを
手に入れたぞ!
え!?
まじすか
すごいじゃ
ないですか!?
俺はここに
魔物の牧場と
畑を作って
魔物王国を
築こうと思う!
ああ俺はこれで
間違って長命種たちが
なかった隠している
.....
は?
迷宮の説か
明らかに....!
そもそも俺
あんまり人に
興味ないし
迷宮の謎とか
どうでもいい
で
考えたん
だけど...
と言う訳で
永遠に魔物を
食える道を
選ぶんだ!
じ
人類の敵
ーっ!!
じっ
え
??
な
起きろ
ただの夢だ
え?
夢魔だ
悪夢を
見たろう
まだ
小さいから
大したこと
あ俺
いつの間に
眠って...
悪夢を見た
気もするが
衝撃で
全部忘れた
どのくらい
寝てました
5時間
くらい
今度は
僕が見張って
いますから
少し休まれては
眠気は
ない
じゃ
探索でも
しませんか
体力
あるな
......
エルフの癖に
水場を
見つけ
ないと
うん
なんだか
広い場所に
出たな
雪の中に
鞄が.....
寝袋も
ある
見糧はないか...
こんな
深層まで
来れる
パーティーか
ん
一体
どんな
...
あいつ
ここで妹を
食われたのか
この辺で全滅
した冒険者の物
ですかね
しない
ん名前が
書いてある
隊長これ
少し借りて
いきましょう
ちょ...
どうしました
!?
急いで
どこかに身を
隠さないと
なぜ!?
体が急に
動かなく
なった
わから
ない
わからない
.....
失礼!
抱えますよ
水の音
チャン
寝袋に
水場に
身を隠せる
場所まで
はいやっ
欲した
だろう
.....
お前が
欲したから
迷宮が用意
したんだ
偶然ではない
都合が
よすぎて
気味が悪いな
え?
あまり
欲するな
でも術者が
魔力切れを
わからない
のは変だ
世話の件といい
この人の問題は
別にある
あなたの体は
何か問題を
抱えていますね
どうも単なる
魔力切れの
ようだが
説明して
もらわないと
十分なお世話は
できません
ミスルン
隊長
......お前は
知りたがり
だな
隠していること
全部教えて
ください
その性質は
迷宮では命取りに
なるぞ
私は
私はかつて
迷宮の主
だった
え
迷宮の主
.....って
40年程前
狂乱の魔術師
みたいな...??
私は任務で
仲間と共に
港町近くの
迷宮へ入った
小さな迷宮で
大した
脅威はない
ウタヤの
比では
ないにしろ
多くの隊員が
迷宮に
食われた
そ
それで
あなたは?
何があったん
ですか
誰しもが
そう思っていたが、
結果は
...
私は
食べ残された
んだ
第61話
私はー
食べ残され
たんだ
迷宮にまつわる
過去の顛末を
そして彼は
語りはじめた
全てを
彼の身に
起きた
全てを
語ってくれた
のはいいが
ひとつ問題が
あった
第62話
その話は
恐ろしいほど
複雑だった
のだ
ロマン
刺激
テーマ
第82話、6日間
昔々
ある迷宮へ
カナリア隊が
派遣された
その中には
我らが隊長
いや当時は
一隊員の
ミスルンをはじめ
変更のフンギル
千里眼のコヨーラ
ケパスの息子オパ
早耳のシータ
実声のユギ、
陰気な
「ミルシリ
双子の
パーサとポーサ
登場人物が
多い!!
俺は
好きでおは
憶えたが
大抵の人間は
ここで興味を
失うぞ
もっと
省略すべき
迷宮の主と
なった者の
末路
おった石物の
食えや
話が複雑で
いまいち
理解できてない
少し整理
しないと
これが事実なら
是が非でも
きちんとした形で
残すべきだ
が.....
と
その前に
助けがくるのは
1週間後.....
時間は余ってる
ミスルン
隊長
やはり
眠れま
せんか
言った
ろう
薬か魔術が
ないと
眠れないと
お前に
睡眠の術を
教えるから
目を瞑って
横になるだけでも
眠くなりませんか
ならない
楽な格好して
首まで布団に
包まって
いやいや
無駄だ
わっ
足が
冷たい
筋肉も
強張ってる
少し
ほぐしてみま
しょう
そんなことで
眠くなる
わけか...
皿行も
アイツらの
ためにこんな
ことになる
とは
一方、その頃の
アイツら
傷ひとつない
両耳に
銀の瞳
......
今の姿からは
想像しにくいが
家柄も
いいのに
それを最に
かけない
他の隊員からも
すいぶん好かれて
いただろう
当時はまさに
完璧な青年だった
そんな彼が
色々あって
あらゆる欲求を
«感じない〟体に
なってしまった
感じないだけで
必要なのは
厄介だ
ひとりでは
生きられず
他人の世話が
必須.....
すみま
せん!!
最後にトイレ
行ったの
いつですか!?
今は別に
行きたくない
から大丈夫...
食欲や睡眠欲を
感じないという
ことは...
起きて
ください
隊長!!
いやあ絶対
行っとき
ましょう!!
これは
世話と
いうより
介護
救助まであと一
落下後3日目
その頃のライオス
魔力切れに
よる気絶か
木から羊を
収穫してる内に
狼に囲まれて
死を覚悟したが
ゆっくり
休んで
ください
「女らかに...
欲望が
ないって
辛いな
なんとか
転移術で
逃げ切れた
何か
うまい物を
食わせたいが
食べたい
物もないん
だから
「昔の彼の
話に戻ろう
見た者の
欲望を映し
心を奪う
魔法の鏡だ
自分の兄と
想い人が食事を
している
彼は迷宮の底で
ひとつの鏡を
見つけた
普段は
気にも留めないが
その日は違った
その光景に
彼はひどく
動揺した
兄の代わりに
入隊したせいで
叶わなかった恋だ
なかなか
うまい舵取り
じゃないか
はっ
はっは
悲恋話は
古今東西問わず
万人受けする
怒りに任せて
鏡を叩き割ると
割れた鏡から
1匹のヤギが
現れた
ヤギは言う
入隊さえなければ、
一緒になれる、
はずだった
今からでも
そんな未来を
見たくないかと
そして
彼はカナリア隊に
入隊しなかった
自分の人生を
欲して〟しまった
いや
おはよう
ございます
微妙に羊とは
構造が違ってて
......
内臓はうまく
剥がれないし
境目がない
子供の頃の
記憶を頼りに
・羊を捌いて
収穫した
みたんですが
要不要の
判断が
難しくて
羊肉の
シチューか
母親がよく
作って
くれました
おやけちゃった
骨は妙に
柔らかいし
全く材料は
足りませんが...
たんぱく買
脂質
炭水化物
エネルギー
カルシウム
鉄分
ビタミンC
ビタミンB2
ビタミンA
僕も久々
なので
楽しみです
お口に合えば
いいですが
.....
ぱく
いただこう
カニ味
だな
カニ味ですね
?
救助まであと一つ日
落下後4日目
おかしい
方向感覚には
自信のある
ほうなんだが
その頃のライブ
こんなに移動して
救助の人と合流
できますかね!?
フレキの
使い魔は
必ず私の元へ
辿り着く
戻ろうと
するほど
変な場所に出る
途中で魔物に
喰われさえ
しなければ
使い魔が
ですか!?
それは
俺たちが
ですか!?
こっちだ
!!
ミスルン
隊長!
戻って
くるかも
しれない
今の煙は
.....
グリフィンを
どこに飛ばしたん
ですか
後も
先も
仕方ない
先へ進む
壁の中を
狙ったが
外した
方角なんて
走ってる内に
ますます
わからなく
なりましたが
こんな場所に
方角などない
カフン
この道を
知ってたん
ですか?
私ならこんな
空間を作る時は
必ず抜け道を
用意する
えっ
そうか
...
その
方向感覚は
〝迷宮の主〟
だった頃の
名残なん
ですね
迷宮の主となった
ミスルンに
ヤギはなんでも
与えた
迷宮での生活は
この上なく
幸せなもの
だったが
故郷の風景
仲間や
愛する者との
穏やかな暮らし
やがて少しずつ
影が落ちていく
屋敷を荒らす
問題を
排除しようと
すればするほど
迷宮内には
魔物が跋扈し
願いを叶えるほど
ヤギは力を増し
ひとりまたびとりと
仲間の姿が
消えていく
構造も複雑に
なっていった
自分の気力も
少しずつ
失せていった
ヤギ
.....
え?
何を
して...
やめろ!
私の
何を
食ってる!?
やめてくれ
......!!
こいつが
ミスルン
だ
うっ..
どう
する?
全ての欲求を
食いつくされ
てるな
まだ
息がある
ひと思いに
...
生存欲も
なくしては
先は長くない
?
ヤギは
どこへ
“悪魔”の
ことか?
姿を
消したぞ
十分な力を
蓄える程には
食い足り
なかったようだ
殺して
やって
そうか
お前.....
やる
「おしてや
介抱して
やってくれ
心配
いらない
悪魔への
復讐心だけ
食い残された
のか
これから彼は
悪魔を殺す
ためだけに
いい
のか?
食べたくもない
飯を食い
生きたくもない
生を生きるだろう
―どう
ですか?
卵の殻が
入ってる
俺なりに
あなたの話を
整理してみたん
です
細部は
全然違う
エルフ社会の
構造を説明
しても聞いて
くれなさそう
だし
そっち
じゃ
なくて
誰が?
大筋は
合ってます
よね
え
そこは多少
わかりやすく
編集を.....
ドロドロすぎる
んですよ
複雑な
人間関係も
理解できない
だろうし...
お前には
この話を
聞かせたい
誰かがいる
そいつは
おそらく今一番
迷宮攻略に
近い...
どんな奴だ
諦めない
だろう
何を
欲して
迷宮へ?
今の話を
聞いたら
迷宮攻略を
諦めるか?
迷宮の力
すなわち
悪魔は
......
だからこそ
迷宮の奥底へ
進める
強い欲望を
持つ者を
招くのだから
...先ほどから
出てくる
その悪魔と
いうのは...
物語とかに
出てくる
.....
かつて古代人は
永久機関を
求めた果てに
無限が存在する
異次元と
門を繋げた
うんな
かんじの
門からは
無限の力を
取り出せるが
似たような
ものだ
それが
悪魔
悪魔は人間の
欲望を好んだ
彼らは
無力だが
人間の欲望を
食うことで
力を得る
同時に〝あちら〟の
生物も招いた
空を飛びたい
良い
アイデア
欲望を全て
食われた者は皆
衰弱死した
古代人は
これを
危ぶみ
「悪魔が自由に
門を通って
こないよう!
迷宮を作った
?
古代魔術は
悪魔召喚の儀
だったのか
抑止に
ならない
から
これで
悪魔は簡単に
地上へ出られ
なくなる
ーー結局
古代人は悪魔に
欲を与え続けて
滅びた
なぜエルフは
この話を
隠すんですか
今悪魔は
多くの人間を
悪魔に会えば
どんな願いも
叶うのは事実
そして
とりわけ強い
欲望を持つ者を
迷宮の主に選び
権力者が
知れば厄介な
ことになる
様々な方法で
迷宮へ
誘き寄せている
望みを叶え
更なる欲望を
引き出す
十分に
欲望を食い
力を蓄えれば
すぐにでも
迷宮の殻を破り
こちらへ
やってくるだろう
皮肉なことに
富や名声程度の
欲望は大した
脅威ではない
Comm
生理的な
シスルのように
複雑な欲を持つ
者が主となると
厄介だ
幸福の家
Epic
永遠兄さん!!
近年非
ありきたりで
腹の足しに
ならんらしい
で
どんな奴
なんだ
...その
妹を救い
たい...
というのが
一番だとは
思うんですけど
それとは
別に...
そいつ
とにかく
魔物が大好き
なんですけど
もしそいつが
迷宮の主に
なんてなったら
......
なる前に
殺したほうが
いいと思う
救助まであと
落下後5日目
そのヒ臭のライオス
びくとも
しない
俺の力が
弱まったせい
だけじゃ
なさそうだ
う~ん
触っただけで
魔力が通ってる
のがわかる
はい...
しかし
起きたら種族が
変わってた時は
絶望したけど
何か
仕掛けが
あるな...
ーこれって
何もしなければ
ずっとこのまま
なんですか?
エルフの体も
面白いな
いやじきに
身体中から茸が
生えてきて
自我を失う
茸が育つ前に
身体についた
胞子を
落とせば治る
なぜそれを
黙ってー
!
茸になりたく
ないという欲が
ないから?
嘘でしょ!?
体を
拭いま
しょう
めんでんをいな
よし!
拭き残しは
ないですね!?
うわもう
背中が逞しいな
スーーー...
なんで嘘
つくんですか
ない
救助まであと1日
落下後6日目
その頃のライオス
!!!
ヒョイ
それは
?
転移の
巻物だ
ん...
...
あ
隊長
おわっ
...
なんの
騒ぎだ
リシオン
か.....
いつもより
モヅヤが
いいじゃ
ないですか
ちゃんと
ご飯食べさせて
もらいました?
そっ!?
まあまあそこかよ
ち分後
パッタドルが
暴走して
待機中の
仲間を上陸
させたんです
すみません
一旦
閉じます
で
ばたばた
して...
5分後に
また繋げて
ください
ミスルン
隊長!
さあ早く
こちらへ
大人気ない
ああ
よかった
...!
連れて
きて
の前に
僕の仲間の
無事を確認
させて
ください
やっぱり
そっちか
本当に
立て込んでた
みたいだな
それじゃ
隊長こちらへ
!?
その時のライオス
失敬
今
別の鈴の音が
聞こえません
でしたか
ライオスが
近くにいる
.....
ライオス
?
そいつが
例の人間か
ミスルン
隊長?
どう
したい?
早く
こちらへ
あいつに
興味を
持ったのは
金や名誉や
人間に対して
まったく
興味がない
ように見えて
不気味だった
だからただの
魔物好きだと
わかった時は
安心した
何が目当てで
冒険者に
なったのか
よくわからな
かったせいだ
それか今は
嫌な
予感が
地上へ戻らず
このまま探索を
続けたいです
ひどく
嫌な予感が
する
俺は
もう一度
ライオスと
話をしたい
うん
ちょ
ちょっと
隊長!
では
そうしよう
どこへ!?
止まり
なさー
ああ
もう!
お前たち
急いで
支度しろ!
隊長の後を
追うぞ!
えぇ
待って
ください
隊長!
第62話「おわり
10.6.Coutinured.
バロメッツ
モンス
よもやま
まあ
これって
魔物
ですか?
魔力の多い
土地に育つ
植物
肉食動物に
果実を
食わせることで
種子散布する
茎から
切り離すと
すぐ腐りはじめる
ため携帯食料
には向かない
バロメッツだ
それは
気持ち
次第
裸子植物に
似ているが
羊のような
果実をつける
植物だと言い
食べない
肉食主義者も
いる
魔物か植物が動物か
不明なので食べない
という者もいる
で
魔物なん
ですか?
気持ち
次第!?
つまり
みんな
食べないと
まあ
魔物では
ないのなら
なんでも
食べますよ
動物なので
食べないと言う
菜食主義者もいる
魔物では
ないとは
言って
魔物
では
ないの
なら
デュラハン
さいっと
そう...???
ライオスの
奴ら一体
どこ行った
んだ
絶対あの時
すぐ近くに
いたのに
今何か
物音が
しました?
あいつら
かも!
私が出る
なんで
した?
勧誘
だった
でェ...
何故ー
ッ!?
サキュバス
昔サキュバス
狩りの
パーティーに
誘われてさ
随分条件が
よかったから
喜んで参加
したんだ
仲間はみんな
腕利きで
サキュバス
狩りって
そんなに
儲かるのか?
でも最近は乱狭で
サキュバスも数を
減らしててね
昔はもっと
儲かったん
だが
武器として
身につけたはずの
体液が
身を滅ぼすとは
皮肉だな
正直俺の
出る幕は
なかった
その時突然
嫌な感じがして
まあね
野営中
寝たふりをして
抜け出した
まあ人間の
ほうが一枚上
だったわけか
おいっあの
ハーフフット
どこ行った?
いないぞ
今回は
餌なしで
狩るか?
...
いや
餌を与えて繁殖
させてやらないと
サキュバスが
絶滅してしまう
俺は
理解した
ー以来俺は
前金でしか
仕事は受けず
同族が
〝使い捨て〟
されないよう
組合を作った
でも
どうせなら
サキュバスは
体液目当ての人間に
人間を貢がせて
いたのだ!
もっと無害な
体液だったら
精気だって
ちょっとくらい
あげるのに
あれがなければ
みんな喜んで
刺されにいくよ
サキュバスが
さらに一枚上
だったんだ
そしたら
人間のほうが
滅びるな......
サキュバスに
刺されることを
嫌がるように人体が
わざわざ痒みを
感じる
とくにあの
痒み!
つまり
人間のほうが
さらのさらに
一枚上
そうやって
人間は人間を
守ってるんじゃ
ないかと
そういう勝負じゃないんだよ
...
RYOKOKUI
Dackebon
九井諒子
いくらい
ブ芽證
DLLにIOUSIN、DVNGOK
RYOKOKUI
え、
い、りょう...
...
DFLCIOUSINDUNGFON
RYOKOKUI
HARTACOMX
ダンジョン飯9
著者カ井諒子
2020年5月15日、発行
ver.001
©RyokoKui2020
本電子書籍は下記にもとづいて制作しました
HARTACOMX「ダンジョン飯9
2020年5月15日初版初刷発行
発行者「青柳昌行」を
発行・自嘲当・発行「株式会社KADOKANA」
えっと、《ふふ》ムームハンハハハウハウストカウンドのWindowik.cokatanaccon!!!
編集ハルタ編集部
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本年11月末のあるいはウェブサイトはーっと無倒して後数、への転職等を禁止します。
あるいはノエノ・ハックス・また、本格子書籍の内容を無断で決まってみました。こちら。改ざん等を行うことも禁止します。確かにいただきましたが、
本電子書籍入時にご承認いただきましたが、本電了書類購入時はご承諾いたしますが、お願いをしただいます。冬、あと20デビリノーとセデューしたまり。ただ別により、有償・無敵にかかわからず
本電J言和海人は本電子書籍を第三者に大雪で事業の中では残酷いんじゃないよッ、譲渡することはできません。
本軍「自然とカードは、本電子書籍の内容は、底本発行時の取り取り扱いですが、本当の取扱たとえどん。オー教筆内容にもとづきます。この画像は
基本的な問題を基礎的に報酬が提供してきます。本当に対しているイベントなのですが、平成30年度の度では給付かりますのでしょうか。また、私は、私、家電車のメーティックリックラックスティンクストには、新規制限定期間がありました。
予想なく変更される場合があります。また、ご覧になるリーディングシステムにより装丁須田区深表示の危な認められることがあります。
装丁_須田杏菜
初出、第57話〜第62話ー-ハルタ67号〜72号,〈おまけ一描き下ろし
...
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