九井涼子

10

DELICIOUSADavchon

...

わたくしは

ダンジョン飯!?

DELICIOUSINDUNGION

RYokoKul

九井諒子

ヘンヒンなしでしてくれたでもそんなことでしょう。

しかし、どうしても

ダンジョン飯・1(

次日

Coptents

第63話「コンフィ

第64話「ウサギギ」

第6話「ウサギ」2

そうであやってみてよくみた

レっcentへurそのために、Windor

そのシロンのショップのこのシロンかどのとかして、

(..

もしかしていた。わかりやりやすいの

おまけ、モンスター、よもやま話10

第69話、シスルーク

第68話「シスル」は、

第67話「カレーーっ

第66話「カレー」

2013年12月ネッフッフリフリアへの

第6話「コンフィ

それですよ

あれが

翼獅子が

囚われてる

って場所?

つまり

狂乱の魔術師の

家なんだよな

家主は

在宅中?

どうも

はっきり

しないな

恐らく

本当に

それ信じて

いいの

魔術師と

鉢合わせは

御免被る

たぶん

うーん

さあ

...

様子見した

ほうがいいん

じゃない?

ヴイ

ケン助...

というか

安全と

思って

いいんだな

道案内して

くれたのは

有難いが

シーー

異獅子は

家の中に入れと

言ってるみたいだ

たいして

意思疎通できる

わけではないん

だよな.....

待て

じゃまあ

充分気をつけて

行きましょう

おいでイヅツミ

あそこ

.....

魔物?

恐らく

番犬ならぬ

番鳥か

こちらに

気づかれる前に

倒したいな

わかった

.....!

静かに

ね!

チルチャック

頼めるか?

いいけど

自信ないぞ

っしゃ

すごいっ

吊りに

鍵は

かかって

ない...

うっ!!

......

わあ

......

これは

驚くだろ

誰だって

うへ

足元

鏡の破片

気を付けて

気味の悪い

場所だな

...

ひい

うう

なんだあれ

人形.....?

あれ?

ヤアド!?

生きてる

.....

ヤアド?

ここで何

してるんだ

ヤアド

眠ってる

のか?

これは

ひょっとしたら

魂を抜かれて

るかも.....

魂を!?

どわっ

ここの人たち

全員......?

狂乱と

呼ばれる

わけだ

絵の野郎が

こっちを

見てる

よく見たら

これ全部

生ける絵画

急いでし

獅子を

探そう

みんな

その辺の物に

気を付けて

イヅツミ

近づいちゃ

だめだよ

うーん

.....

ざっと

見た感じ

今更

だけど

囚われてるって

多分私たちが

考えてるような

形じゃないね

獅子の姿は

影も形も

ないな

そうなのか

ケン助?

.....

何かに

封印されてる

のかも

鏡とか

水晶とか

本とか

巻物とか

だとしたら

どうやって

.....

おい

暖炉

からだ

ガッ

......

なんの音だ?

イン

何かの

死骸が

燃えてる

.....

なんだ?

こいつ...

家の外で

殺した

鳥の魔物!?

まさか

生き返った

のか

ヤアドたちを

安全な所へ

火の中

から...

このっ

ううっ

.....

大丈夫

ライオス!?

いま

手当てをー

いや

そんな

余裕はない

また燃え

はじめた

古い体を燃やし

火の中から

新しい体で

生き返る...

こんな特徴を

持つ魔物は

ひとつしかいない

“不死鳥”!

フェニックス

だ!

なんて

熱ーー!

なんか

弱点は

ないのか

!?

ニンニクが

嫌いとか

ぎゃ

一旦

退こう

心当たりが

ない

これじゃ

近付くこと

すら...

炎が広がっ

ちゃう!

ヤアド...

そうだ

ヤアド

すまん!!

ぷわ

キャーーッ!?

なんてこと

するの!!

魂が入って

なくても

あれは本人

なんだよ!?

そうだ!

だからあの

規則が適応

されるはず!

もーそりゃーっ

熱が

収まった

...

この

迷宮の

規則

ヤアドのせいで

火を纏うことが

できないんだ

全ての

魔物は

さて

翼獅子探索を

開始したいが

黄金郷の民を

傷つけることが

できない

この状況で

放置するのも

なんか怖いな

そうか!

この迷宮の

規則では

かと言って

殺せないし

他の生き物に

完全に消化された

ところで生き返る

権利を失う

どう調理

したものが

火に近付ければ

また生き返って

しまいそうだ

悩ましい

のう...

食器を

洗って

いる

ううん

.....

何やってん

だよセンシ

何百年も

放置されて

いたと

見える

こんな厨房で

料理はできん

どうなっても

知らないぞ

でも

有翼の獅子を

探すには

それしか

ないかも

つまり家中の

物をひとつずつ

改めて...

マジかよ

俺が思うに

こういう部屋に

住んでる奴は

大丈夫

どこかに

埋もれてる

獅子の封印を

探すしかない

既に俺たちは

充分不興を

買っている

やるか

......

部屋を他人に

片付けられると

引くほどキレる

......

うん!

クェニックスの

羽のフキッ

いものだ

ひと目見た時から

すっごく気に

なってたんだけど

...

本の巻数を

数字順に

並べなくて

平気な人っ

ぼいな...

私こういうの

体が痒く

なっちゃう

作者名順で

並べるか

本の形状で

揃えると

見栄えが

いいんだよね

いいから

口より手

動かせ

兄ちゃんもこちら

コツン

ここ

本棚の奥に

何かある

題名順で

並べるかは

好みの分かれる

ところだけど

おい

余計なこと

すんなよ

ファリンも

よくやって

たけど

本の上に

本を置くと

向こう側に落ち

ることがー

...

あれ?

寝室には

特に何も

なかった

では食卓の

食器を持って

きてくれ

一緒に

洗いたい

何か

手伝うことは

あるかセンシ

皿が風化

してる...

わかった

そういやここの

人たちには

食事の必要が

ないんだっけ

どれだけ

長いこと

ここに

あったんだ?

なのに

なぜ

いいや

片付けて

しまおう

フェニックス

距離をとると

すぐに燃え

はじめるので

3と半歩

下がる

すると

油の温度が

適温に保たれる

位置を

保ったまま

付け合わせと

ソースを作る

調味料を

すり込み

油の中に漬け

肉を油から

引き上げ

ソースを上から

かけた後

距離を

取り

すぐに

戻る

おお

おーい

食事の支度が

できたぞ.....

随分綺麗に

なったでは

ないか

ビタミンC

ビタミンB2

フェニックスのコンフィ

フェニックス

調味料

1羽

鋼いっぱい

適日

エネルギー

たんぱく買

監貿

ビタミンA

瞼分

カルシウム

炭水化物

さあ

いただこう

け合わせ

ニンジンタマネギ

3本3個5個

やがいも

がい草やまきじゃ

いただき

まーす

温度管理も

しやすく

楽しかった

発火する

食材ははじめて

だったが

うわあ

うまそう

だなあ

なんか

おかしく

ない!?

一緒の椅子に

座る必要ある!?

この人たちが

側にいないと

フェニックスが

蘇生してしまう

だろう

胃の中で

燃えられちゃ

大惨事だ

うう

あっ

そうだ!

腹には特に

ぴったり

くっつけること

罪悪感

...

みんな

これ見てっ

こんな本を

書庫で

見つけたん

だけど...

その本

.....

どこかで

見覚えが

シスルはこの本に

翼獅子を封印

してるんじゃ

ないかと思う

えらい

自信満々

だな

私の専門

古代魔術だよ

狂乱の魔術師が

持ってたのと

同じ装丁の本だよ

そうだっけっ

ご飯の後で

調べてみよ

随分埃まみれ

だったから

たぶん別書

ご飯

こぼしたり

しないでよ

似たようなの

見たこと

あるの

はい

ライオス

本物なら

私たちに

残された唯一の

希望なんだから

わかって

るよ

消化に

かがる

時間は

3時間

くらいと云う

早く

食べないと

生き返って

しまうぞ

うむ

悪く

ないな

そうだな

柔らかい

へっ

おいしい

ねえ

第63話「おわり

第64話・ウサギギーに

うぐ.....

っくく......

う~~~

全然

開かない

ページが癒着

してるみたいだ

封印されてるん

だから

開かないのは

当然だよ

貸して

解除できるか

試してみる

いつい

色んな魔術が

複雑に絡み

あってるけど

なんとか

わかる

解除できる!

そうっ

許可ー

できないって

古代魔術の研究は

いつも検閲との

戦いだった

どうしても核心に

迫れないのが

歯痒くて

この本の

中身こそ

“核心”

どの方向から

取り組んでも

必ず最後には

壁に阻まれる

私は迷宮に

行こうと

決めたんだ

ようやく

ここまで

辿り着いた:

力を貸してね

アンプロシア

そんな

名前なのかよ

本を覆う

分厚い

魔力の封を

エクロードは

ただその、

当日は

こじ開ける!!

アンブロシアで

吸い上げる

+10Ele-

...

薄くなった

ところをー

IHA=-

早目!!

うわっ

しゃ

喋った.....

やあ

はじめまして

これが

迷宮の力の

正体

でも君たちの

ことはずっと

見ていたよ

きみが

有翼の獅子

なのか

.....

頭しか

出てないが

ご覧の通り

封印の半分は

解かれたが

残りの半分は今も

シスルの手の内だ。

この状態では

君たちのために

してやれることは

あまりないが...

まあなんとか

会話はできる

で、私も君たちに

さて

積もる話が

あるし.....

君たちも私に

尋ねたいことが

多々あるだろう

だが実は

時間がない

私の封印が

“半分”だけ解けた

ことはシスルも

気付いた

今はまっすぐ

こちらへ

向かっている

うそ!?

落ち着け

私がシスルの

力を抑え

時間を稼ぐ

ファリンを

ファリンを

伴って

あんなの

どうしろっ

ちゅうんだ

一度炎竜も

倒したんだ

心の

準備が

恐れる

ことは...

ファリンが

ライオスの足を

噛んでる隙に

首を切れってか

君たちは

ファリンに

集中しろ

この件は俺も

ずっと考えて

いたんだが...

ひとつ

確信がある

ファリンは

確実に

腹をすかせて

いる!

なんで?

ファリンの体は

あの通り

かなりデカい

だが

頭部は?

俺たちと

同じサイズだ

あの巨体を

維持するには

口や喉が小さ

すぎるんだ

歯も顎の力も

肉食獣には

劣り

彼女が活動を

続けるため

には

味党は

生の血肉を

拒絶する

今ファリンは

絶対に腹をひどく

すかせている!!

1日の大半を

咀嚼に費やさ

なくては

ならない

多くの竜のように

眠り続けて体力を

温存している

様子もない

つまり

なるほど

ファリン

かわいそう

だからファリンの

ために料理を

作ってやるんだ

栄養たっぷりで

匂いも豊か

流し込むように

一気に食える

ものがいい

ダメ押しで

酒でも混ぜて

やれば

ファリンは

あっという間に

眠ってしまう

はず

ことは、恐るな

焼くな

おお...

その1

急ぎ食材に

できそうな魔物を

探す必要がある

その2

俺にはすでに

その食材の

心当たりがある

ただ問題が

あって...

それで

その3

恐らく

そいつは

兎だ

なんか

兎!?

何が

問題なの?

こんな深層に

兎がいるんだ

深層の探索にも

慣れた熟練の

冒険者たち

迷宮の兎と

いうのは

冒険者の間で

知られた怪談だ

だがある日

彼らは死体で

見つかる

話の流れは

概ね

こんな感じ

全員が首を

失った姿で

そんじょそこらの

廃物には最早

負けるべくもない

蘇生された者は

口をそろえて

兎が

......

それが

兎の魔物の

仕業なのか

と言ったきり

迷宮には2度と

戻らなかった

そうだ

怖ぁ...

実際ここに

兎の糞がある

ってことは

別の何か

なのか

真偽は不明

だけど

めちゃくちゃ

強い兎の線が

濃厚に.....?

マルシル

念のため

これを

貸しとく

え?

何?

俺の鎧

はね

はは

兎に

遭遇しても

生き残れるって

触れ込みで

買ったんだ

ヤアドを

首に巻いたら

さらに確実

なんじゃ

ないか?

だからそれは

念のため

マルシルが

つけててくれ

さすがに

そんな格好で

動き回れ

ないだろ...

君が死ぬと

誰も蘇生

できない

こいつに

真っ当なこと

言われると

ムカつくな

首だけ

守ったとこ

で...

翼獅子!

あとどれくらいで

ファリンはここへ

到着する?

半日という

ところだろう

半日で

狩って料理して

まあ

いけるか

いいか

ライオス

くれぐれも

あまり無茶を

しないでくれ

シスルの力を

抑えている間

わかってる

私は君たちの

手助けが

できない

よし

みんな

行くぞ

私としても

ここで君を

失うのは

ごめんだ

兎狩りだ!

皆もその辺に

穴がないか

探してくれ

普通は犬で

兎を追い立て

るんだがー

だが?

兎の

巣穴だよ

マルシル

兎を

傷つけずに

魔法で

驚かせるか

そこへ

網を

仕掛ける

わかった

なんだ

言ってみろ

クン!!

なんの

音?

ストンピング

かもしれない

あっちの

ほうだ

マルシルたちは

家のそばで待機

してくれ

兎が

不快感を覚えたり、

仲間に警告する時

地面を蹴る音だよ

気を

つけてね

センシ

イヅツミ

慎重に

行こう

ん...

タン!

クタンッ

普通

爪も牙も

翼もない

慎重に

追い立てて

みよう

その

兎だな

“迷宮の兎

とは無関係

なのでは

速い!

これを

追えば

......

大丈夫

足跡が

残ってる

足跡が

わからなく

なった

まっすぐ

巣穴に

逃げ帰るかと

思ったけど

意外と

賢いな

ということは...

巣から

むしろ

離された

みたいだ

後...

あっ

逃げられ

ちゃった

まったく

逃げ足の

速い...

ぼーっと

してっから

どうした

ライオス

ダン・

タタン

だば

どうしたの?

大丈夫ー?

違いない

タン

〝迷宮の兎〟

だ!!

どっか

捻ったか

あいつら

こそが...

第64話「おわり

第65話・ウサギギ2

うーん

ライオス

どうした

んだろ

ここから

じゃよく

見えない

兎と少し

ぶつかった

だけに

見えたけど

あああ!!

様子見に

行ったほうが

いいかな

もし本物の

“迷宮の兎

ならあいつは

もう死んでる

ライオス

ごぼっ

んン

ロン!!

足だ

後ろ足に

刃がついて

いる!!

えっ

何?

...!

ヘン

クンッ

うぐ

コン

!!!

イヅツミ!?

どどこで

何をやって

るの!?

!!しかし

マルシル

家の中に

退避するぞ

でもライオスと

センシが怪我

したみたい

まだ

動いて

ありゃ痙攣だ

もう助から

ない!

え?

早く!

あいつらは

後で蘇生

すりゃいい!

でも

ポロ...

いや...

あっ

あっ

ひっ

ひーっ

クリストは

って~...

うわ.....

いつもと

威力が違う

これなら

兎は一掃

できる

でも

ファリンの

ご飯が用意

できないっ

獅子の封印を

解いた時

魔力を

溜め込み

すぎたんだ

他に

使える

魔法は!?

水上歩行

治癒

女郎生は

この延長

防御

魔物除け

閃光

召喚

使えそうなのは

閃光呪文だけど

自分に

防御をかけて

兎の群れに

突っ込む!?

追いつけ

なさそう

即死は

なくても

大怪我する

召喚獣で

陽動すれば...

いやそもそも

食材調達

しようとして

こんな状況に

なったのに

近づかないと

効果がない

召喚獣を作る

余分な〝材料〟

なんてー

人間の死体を

魔術で動かす

ネクロマンシー

は犯罪だけど

でも今は

法律が私たちを

守ってくれる

わけじゃない

いち

いち!

に!

うんっ

いける!

みんなを

生かすため

には

これで

みんなの

身体を

取り戻す!

私が

活路を

切り開く

しかない!!

行くよ

チルチャック!!

今だ!!

タン

タッン

ごめん

チルチャック

~っ

光よ!!

うまく

いった

気絶した

兎は

どうしよう

何羽かは

逃げたよう

だけど...

高単!

ひねれば

悩んでる

暇ないっ!

放っといたら

目を覚まし

ちゃうよね

ひとまず

センシも

兎もこうして

おいて!

次は

ライオスの

元へ!

行くよ

みんな!

グタン

センシ

危なーーいっ

えい!!

ライオス

確保

残るは

イヅツミ

か...

お〜〜い

イヅツミ~

出て

おいで

~~~

もう怖く

ないよ~

ああ

イヅツミ

そこに

いたんだ

大怪我

してる

じゃない

どう

したの

降り

といで!

治療

したげる

私だよ~

イヅツミ〰

降りられ

ないの?

ニャー

私じゃ

抱き止め

られない

危ない

ライオス

お願い!!

うそっ

死んだ

!?

心臓発作

じゃない

よね...

うわっ!

あっ

イッツミが

落ちるっ

センシが

ひっかか

ってる!!

あ!

やっと

ついた

そっか

この扉から

全員通さないと

いけないんだ

この

扉から

同じ

動きをする

人間を......

全員!

全員!

ああ

おかえり

マルシル

一部始終

見ていたよ

肝が

冷えた

この状態では

何も

できないのが

歯痒いよ

ともかく

治療は

できそう

かい

きみが

生き残って

よかった

複雑な

傷跡じゃ

ないし

くっつける

だけだから

多分

あなたの

お陰で

私ひとりが

生き残って

......

「全員死んでも

マルシルカ

なんとかする

がら大丈夫」!?

ライオス

...

こうなること

予想してこれ

渡したの?

その後の

こと

考えた?

それもう

作戦じゃ

ないから!!

私が

みんなの死体に

囲まれてるとこ

少しでも

想像した....?

マルシル

...

悪夢を通して

私はきみの恐怖を

見た

半身を

取り戻したら

きみの力になると

約束しよう

こんな思いは

二度としたく

ないのだろう?

本当に?

本当に

可能だと

思う?

私...

私は

人種による

寿命の差を

なくしたいの

トールマンも

ドワープも

エルフも

みんな

同じ速度で

生きて欲しい

今の

大きすぎる

寿命の差は

不幸の元

人種間には

見えない

溝があって、

人間だと

お互い同じ

思ってない

私は

この溝を

なくし

たいの

世界中の

人たちに

ただ一緒に

生きて

欲しい

そんなこと

本当にできる

「世界中」

だがきみは

党悟を持って

この迷宮へ

やってきたの

だろう?

確かに

生半可な

思いで叶う

願いではない

じゃないと

この旅が

終われば

結局みんな

もちろん!

ゴハハ?

う...

あ~~~

うう

口から鼻から

血が出て

気持ち悪い

久々に

死んだ

ああ

ありが

ーっ

わー

マルシル

!?

兎を

どうやって

手懐け

たんだ!?

手懐けて

ない

魔術で

強制的に私と

同じ動きを

させてるだけ

そんなこと

できるのか

へえ.....

マルシル

あのね

ーっ!!

......

兎が踊る

ところ

見たいな

........

私がどれだけ

大変な思いを

したかわかる!?

みんな死んで

私ひとり

生き残って

大変

だったん

だな

悪かったよ

茶化したり

して

マルシル

ごめん

マルシル

二度と

こんな思い

させないで

わかったよ

マルシル

第65話、お

第66話「カレー

じー

迷宮は島主殿の

ご意向で

完全封鎖中だ

誰であれ

特別扱いは

できない

仲間が中に

取り残され

ている

安否が確認

できるまで

帰る訳には

いかん

お引き取り

願おう

仕方ない

裏口を

使うか

目つきの

悪いノーム

だな...

裏口!?

聞き捨て

ならんぞ

おっ今

小突いたな

やんのか?

先に軍隊で

威圧したのは

そちらだろう

ねえ!

彼は今

どこに

いるの?

地下

6階層だ

触るな

この!

あなたたち

カブルーを

見たんでしょ

おぉおりン

ーッ

わー

6階層

.....?

......

おい

それ以上

押.....

坊っちゃー

ん!

じっ...

おいっ!!!

人が必死で

偵察してんのに

優雅に飯食ってん

じゃねーーーぞ

偵察の

収穫は

なんも

ナシ!!

延々し

ーですって

例のライオス?

とかいう人間

だけど

ここには

もういない

みたいね

いない

.....

隠し道か何かを

通って別の階層へ

抜けたっぽい

その子

随分と迷宮に

気に入られた

ようね

迷宮

......

隠し道と

いうのは

かなり巧妙に

隠されてて

難しいんだよ

悪魔に

ですか

携帯食が

尽きる前に

見つかると

いいな

携帯食の

探してる

コの中が

いやいやけになる

うるさい

もしライオスが

悪魔の封印を

解いてしまったら

どうなります

まずは

現在の

迷宮の主を

殺せと悪魔に

けしかけられる

でしょうね

シスヒス

いいじゃ

ないの

そして

新たな

迷宮の主に

なる

悪魔は

どんな願いも

叶えられる

隊長が全部

喋っちゃってる

のに今更

目の眩む

ほどの財宝

でも彼は

そんなものに

興味ないの

よね?

不老不死に

酒池肉林

彼が興味

あるのは

魔物

魔物好きが

何を願うかは

よくわからない

けど...

最強の魔物を

作ってみたい

とか

人間を魔物に

変えて欲しい

とか?

むしろ

自分が魔物に

なりたいとか

魔物と交流

したいとか?

どういう

願いだよ!

ガヤハッ!!

どのみち

迷宮攻略は

困難になって

悪魔には好都合ね

全部

願いそう!!

悪魔はそいつの

欲望を食い

次から次へと欲を

煽り立て

で魔力や魔物を

撒き散らしつつ

地上への

侵略を試みる

ウタヤって

結局どう

なった?

最終的に

地上へと

けしかける

そう

そこから

先は

わからん

なぜなら

そんな記録は

残ってないから

そして

みんな死ぬ

ってことだ

寸前で阻止

したんじゃ

なかった?

ん?

よく

考えたら

ヤバくね

そういや

隊長は?

つまり

あれ

さっきまで

そこに...

これ生きて

帰れんの?

危ない

ですよ

降りてきて

ください!

あ!

悪魔が

近くにいる

うやっ

カプルー

やめさせろ

ミスルン隊長

転移術で徘徊は

やめましょう!

ここだ

この先に

奴がいる

簡単に

言って

くれるん

だから.....

ほら

どいた

どいた

開けろ

オッタ

そうしてそんな

気が散るん

だけど!ん

隊長

ここは彼女に

任せてご飯

食べましょう

......

おっ

食べないと

悪魔に

勝てませんよ

......

お前

隊長の扱い

うまいな

お米第1弾

炊けたよ!

その調子で

どんどん

炊いていけ

まだまだ

量が必要だ

芋とニンジン

終わったけど

煮ていいか!?

いや先に

玉ねぎを

炒める!!

飴色になる

までだ!!

ライオス!

玉ねぎの

みじん切りは

終わったか!?

終わった

よくやったライオス!!

よくやった

ライオス!!

焦げないよう

火を通すのだ

鍋にバターを溶かし

玉ねぎを炒める。

少しずつ

焼き色をつけ

この時少し

塩をふると

水分の抜けが

早くなる

きつね色に

なったら完成

そこへ調味料を

加えていく

兎は開腹して

内臓を取り除いたら

首と

手足の先を

落とし

皮を剥ぐ

マルシル

見ろっ

服脱がす

みたいに

骨と肉を

切り分け...

だいぶ

減るな

可食部

20羽分も

あれば

充分だ

肉に火が

通ったら

水を加え

玉ねぎに

兎肉を入れ

炒める

煮込む

煮込む!!

ルウを

流し込めば...

炊けたご飯を

皿によそい

そっ、

ビタミンC

ビタミンB2

エネルギー

ビタミンA

鉄分

たんぱく質

脂質

カルシウム

炭水化物

完成じゃ!

迷宮のネキニンジニングニック

わうままた

本当のお客様のスキンケート

マネギ・じゃがいも

それぞれ

20個くらい

き調油

...

6本、白米作りに使用

4000グラム

うまそう

液体のルウは

手早く大量に、さらに炭水化物が

食える

不思議な

香りだけど

この香辛料は?

血糖値をあげ

眠気を誘う

様々な

物が

入っとるよ

香辛料の

香りは

食欲を刺激し

オークの集落で

もらった香辛料

マイツルに

譲り受けた

香辛料

黄金郷で

もらった

香辛料...

ンスルの家に

あった香辛料

そして迷宮で

獲れた食材たち

なんと

...

チェンジリングを

使って様々な穀物を

全て米に変化させた

オークだち

シュロー...

ナマリ..

黄金郷の

みんな...

シスル...

みんなの力で

ファリンを

迎え撃つ!!

カプ...カプレ

カプルーム

さあ!!

みんな...

みんな

ありがとう

今こそ

飯の力を

見せる時だ!!

......

おすィ

なんだ

この状況は

6階では

あの男と仲間が

迷宮を破壊し

私の家に

侵入した者たちは

巽獅子を解放し

翼獅子は

迷宮の形を変えて

私の邪魔をする

1階では

エルフの軍勢が

他の人間たちと

揉み合いに

何から

対処すれば

.....

一番危険なのは

転移術使いの男だ

あいつを

私の家へ近づける

訳にはいかない

デルガルは

地上に逃れ

座となった

お前が城を

守る理由は

もう何もない

王は

最期に

お前の死を

望んだそうだ

嘘だ

デルカルか

ぼくに

頼んだんだ

嘘だ

嘘だ!!

それで

ええと

ぼくが

デルカルを

守るんだ!!

ええーっと

.....!

は?

...木の実?

お前

姿が変わって

から少し

変だぞ......

ムンズ

まず家に戻って

翼獅子を

封印する

「王国の維持の

ためにも

あいつを

逃がす訳には

いかない

そのまま

転移術使いを

待ち伏せて殺す

決めた

ついでに

侵入者も殺す

深層なら

あんな奴に

負けたりしない

1.階は

魔物を使って

鎮圧すればいい

竜!

このまま

まっすぐ家に

向かうぞ!

しするー

これ

あげる

こんにちは

デルガルさま

好き嫌い

すると大きく

なれないよ

テルカル

すげーっ

厨房から

くすねて

きた

半分こ

しよう

もっと

食わないと

大きくなれ

ないぞ

図体ばかり

育ってもね

父上が

殺された

シスルお前

宮廷魔術師に

なれよ!

来月には

結婚式だ

なんて

シスル

僕は

死ぬのが

怖い

信じられ

ないね

ぼくが

守るから

大丈夫

大丈夫だよ

デルガル

だから

ずっと

一緒にー

一緒に...

なんだっけ

まあ

いいや

ふん

ギィ...

すぐに

済ませて

くる

お前はそこで

待っていろ!

第66話おわり

うーん

どの原物も

かっこいいな

...

ファリンは

どんな魔物に

なりたい?

第67話

......なんで

魔物に

なるの?

色んなのが

いるんだね

そりゃ強くて

かっこいいし

嫌な奴が

いても

ひと飲みに

できる

空が飛べたら

こんな村から

すぐ出ていける

見ろ

ファリン

これは

俺が考えた

最強の魔物

この廃物に

なったら

俺はこの村を

飛び出して

じゃあ私も

おんなじの

真似は

なしだ

ファリンも

兄ちゃんと

一緒に

行きたい

世界中の

魔物を

見に行く

じゃあもし

俺が魔物に

なれたらお前を

乗せてやるよ

ムイムイと

ニャンぴーも

一緒にいい?

ピンピンニャンプールに

アノートリドと

フッチも乗せて

いい?

あとボフと

雑巾と~...

まだ

乗せる

のか!?

姉です

いいぞ

い.....

いぞ

羊とー

ヤギとー

...:結局俺は

お前を置いて

村から逃げた

ほ本当に

来た...

魔物になったのは

お前のほうだった

ひとつ

頼みがある

みんなは

手を出さないで

ほしいんだ

ファリンは

俺がやる

でも

第67話カレー

お前はここで

待っていろ!

ドス

プチ

何してるん

だろ...

花の蜜を

舐めてる

みたいだな

うう

おったんに~

ストン・

やっぱ

いやいや...

さゅ

ごっ...

ちゅ・

ふぅり

むふー

ストン

ぐう

本当に

寝た.....

ライオス

本当に...

俺がやる

ああ

起きて

暴れられたら

勝ち目はない

確実に

急所を狙って

一撃で仕留める

以前カフールが

ファリンを

攻撃した時

つまり

心臓や肺を

狙うなら

竜側だが

腸?

腎臓?

急所...

カフル

致命傷を

与えられ

なかった

肺?

肝臓?

心臓?

あの分厚い

体の上から

的確に狙うのは

難しい

背骨は

どうだ

でも竜の背骨を

折るなんて

マルシルの魔術

でしか不可能だ

最悪

蘇生が失敗する

可能性を考えると

彼女には

やらせたくない

場所は明確だし

確実に動きを

止められる

それに

ファリンは

魔術を使える

動けずとも

反撃される

恐れはある

ドメ

脳は?

見た目通りの

場所にあるのなら

木槌でもあれば

いけるか

キメラ種には

脳を複数もつ

ものが多い

...

賭けは

できない

では

どうするか

窒息

あれだけの

巨体

口が複数ある

可能性も

疑ったが

あーん

食事の様子を

見る限り

口はひとつ

上半身には

大きな気道が

通っているの

だろう

ずし、

口を塞げば

窒息させられる

ど。どこ。

ファリ

俺にはずっと

覚悟がなかった

受け入れることも

抵抗することも

できず

色々なものから

逃げて

ここまで来た

お前が炎竜に

食われて

俺はばじめて

覚悟した

自分を

曝け出す

こと

仲間を

失うこと

何かを

生かすため

何かの命を

奪うこと

どっ

ギッ

ああっ!!

ふぁ

ファリン

フーッ

う.....

くッ

ライオス

ライオス!

大丈夫か!?

ライオス

もう放して

いいんだ

ファリン

遅くなって

ごめん

絶対に元の

姿に戻して

やるから

ライオス

治療する

から...

動かないで

ありが

とう

大丈夫

だよ

どう

だろう

魂は抜けて

ないんだから

気絶してる

ようなもの

だもん...

でも

マルシル

俺はようやく

覚悟が出来た

党悟?

奪う覚悟と

奪われる

覚悟だ

さあ

行こう!

狂乱の魔術師と

対峙する時だ

第67話「おおり

第68話、シスルート

大丈夫ほうっけ

なにも困難ない

大丈夫だ丈丈夫

滞ちつけ大丈夫

すぐに終わる

簡単だ大丈夫

落ちってんだ大丈夫

GMもなくだから

なん...

.....

なんだ

一体何が

まさか

...!?

ベッドの下に隠していた

日記(ポエムつき

勝手に

片付けるな

ーッ!!

はーーっ

くそっ

翼獅子め

小賢しい

真似を.....

全部理由があって

そこに置いてあるん

だよー

ーッ!!

落ちつけ

...

大丈夫

あいつの

半分はまだ

ここにある

よかった

みんなの身体は

無事だ...

はぁ

デルガル

...

きみの魂は

身体を置いて

どこに行って

しまったんだ

およそ

1千年前

シスルお前を

なんのために

宮廷魔術師に

したと思ってる

怪我や病を

治すのが

仕事だろう

できる限りの

ことはやった

んだ

でも薬が

足りなくて

本当に

これ以上

打つ手は

ないのか!?

当時この国は

不幸のどん底に

あった

息子の病の治療に

医者を呼ぶことも

ままならない

天災に見舞われ

飢餓に喘いで

いるところを

敵に囲まれ

......

悪かった

僕こそ

ごめん

はあー〜...

助けてくれ

シスル

このままでは

この国は

減んでしまう

じゃ他に

なんかいい

魔術はない食糧を

のか?

敵を一斉に

焼き払える

とか

魔術は

そんなに

万能じゃ

ないよ

出すとか

翼獅子は

我らを

見放したの

だろうか

...手が

ないことも

ないかも

一緒に来て

くれないか

ーー古代

魔術?

そうだよ

デルガル

古代人が

文明を築くため

用いた技術だ

この城の

地下に眠る

“迷宮〟

その主となれば

空を飛んだり

黄金を生んだり

死者の蘇生すら

思いのままだ

夢のような

話だが...

どうして

そんな

ことが?

地上でも

飛行や蘇生は

理論上可能

なんだ

でも現実には

大量の魔力が

必要で

ほぼ不可能だ

迷宮の中では

その魔力が

ほぼ無限に

引き出せる!

古代ドワーフの

街の跡か何か

だったか?

長いこと

お前の姿を

見ないと

思っていたが

――を古代エルフが

前哨地として利用

していた跡地だよ

大したものは

残ってないと

いう記では

隅から隅まで

調べ回って

いたからね...

いや、ここには

間違いなく

何かがある

迷宮の主と

なるための

何かが

こんな場所に

閉じこもって

いたのか

行き止まり

だな

この像に

違和感があって

ずっと調べて

いたんだけど...

わ!!?

なんて

罰当たりな

ことを!

この国の

守護神

だぞ...

待て

それは

なんだ?

シスル

お前の

望みは?

僕の望みは

.....

この国の皆が

ずっと平穏に

暮らせるように

病や天災や

不慮の死に

苦しんだり

飢えたり

することの

ないように

してあげたい

今後

二度と

よろしい

シスル!!

デルガル

立ったまま

気絶したかと

思ったぞ

どうか

したのか?

僕...

何をすれば

いいのか

わかる...

皆を

ここに

呼んで

皆?

国中の

みんなだ

こんな

狭い場所に

そんな大勢

入るか

迷宮が

広がって

いく...

手足を

動かす

みたいに

簡単だ

さあ

早く皆を

呼んで

ここで敵を

迎え撃つんだ

なんか

ヤバイ

ひえーっ

わあ

退却だ

退却だ

逃さない

うわああん

お父さん

お父さん

がーっ

こっちへ

来なさい

嫌だーっ

お父さん

ーっ

ムクッ

お父さん

!!!

よくやった

シスル!!

お前が

皆を守って

くれたんだ!

そうだ

僕が皆を

守るんだ

え?

この迷宮に

引き篭もって

ずいぶん経った

っ駄目だよ

そんなの!

外じゃ

きみたちを

守れない

今なんて

言ったの?

外へなんか

出たら...

出たら

そろそろ地上へ

戻ってもいい頃

じゃないか?

なら俺は永遠に

出ることが

できないのか

それに

きみの息子は

迷宮の力で生き

延びてるんだ

エオディオ

...なんて

言い草だ

青空だって

作って与えて

やったのに

どうなるん

だ?

この薄暗い

お前が支配する

地下世界から!

それが

支配だ!

ここ最近の

お前が何を

してきたのか

少しは省みろ!

お前に異を

唱える者を

連れ去り

怪しげな

術を使い

魔物の数を

増やし続ける

一方だ

どういう

つもりだ

シスル

神でも

気取って

いるのか

馬鹿いっなッ

僕はただ

皆を守るため

行動してる

だけだっ

よく

言う

この国に

とって一番

危険なのは

お前だ!

俺は皆を

連れて

外へ出る

行くぞ

ヤアドにも

外の世界を

見せてやり

たいんだ

そんな

......

そんなこと

させない!!

ばったり

ちゅしゅびと

...

は?

はは!

何言ってるか

全然わから

ないぞ!

しばらく

お前の

身体と魂を

分けておく

頭を

冷やせ!

なんという

ことを.....

(otcl)co

...

ああ

シスル

今日も

疲れた

...

みんな

自分勝手地上への道は

だし

塞いでるのに

侵入者は

やってくるし

たまには

祭りでも開いて

気分転換は

いかが?

また

迷宮を広げて

魔物や罠を

増やさないと

そんなこと

したら異常に

気付けない

イラ

お前最近

うるさいぞ

それ以上

喋れば

口を塞いで

やる

皆鬱憤が

溜まっている

んじゃないか

でも

......

どうして

こんなに上手く

いかないんだ

僕はただ

みんなを

守りたい

だけなのに

何か

忘れてる

気がする

現在

デルガル

今どこに

いるんだい

今だ!

翼獅子

.....

皆を唆して

僕の邪魔を

していたのも

侵入者を

手引きして

いたのも

止まれ!!

次の

目当ては

誰なんだ?

やはり全て

お前の仕業

だったんだな

ーいや待て

当ててやろう

あの無礼な

トールマンの

男だろう

あるいはあの

ハーフエルフの

女か?

いかにも

お前が好み

そうな相手だ

他には?

長らくここへ

住み着いている

ドワーフも候補か

ふん

ハーフエルフの

奴らは皆、従順で

愚直で貪欲で!

御し易いものな

次は

複数の主を

据えるのか

嘘だ!!

お前の言葉は

全部嘘だ!!

いい

思いつき

だな

確かに私は

ライオスや

マルシル達に

好感を覚えて

いるが...

それは彼らが

きみを救って

くれるとー

シスル

よせ

もう

こんなことは

やめよう

逃がさ

ない!!

うるさい!!

黙れ黙れ

黙れ!!

お前の力は

まだ

僕のものだ!!

デルガルを

どこかへ

隠したのも

お前だろう

違う

それも

嘘だ

だって

デルガルの身体は

まだそこにある

それでは

エオディオの

身体は?

彼は自分の

意思でここから

出て行ったんだ

エオディオの

身体は外に

出た瞬間

崩れ.....

全部わかった

上でデルガルは

それを成した!

皆を救う

ために!

デルガルはお前に

悟られぬよう

息子の身体で

地上へ出たんだ

デルガルの魂は

消えてしまった

もちろん

お前のこともだ

シスル!

黙れ!!

第68話「おわ

第四話、シスルー。

俺は迷宮の主に

ならなくては

いけない

なぜなら

ファリンを

ここで殺して

しまった以上

計画していた

「竜部分を

食べてから蘇生」

が難しくなった

俺達だけで

完食は不可能

だし

だけど

翼獅子

曰く

人の集まる

地上付近まで

この巨体を

運ぶのも無理だ

続接

迷宮の主となれば

迷宮を自在に操る

ことができる

現在地を

地上付近まで

移すことも

できるはず

ファリンを

救うためには

迷宮の主に

なる他ない

ここから先は

シスルとの

戦いであると

同時に...

賞味期限との

戦いでもある

向こうはその

現役の主だぞ

今の俺達には

翼獅子がいる

そんなことは

ないと思うが

毎日しっかり

食事と睡眠も

とった

本当に

俺達が棒切れ

振り回して

勝てる相手か?

行こう

シスルの力は

彼が抑えて

くれる筈だ

そっと

そっとな

俺達に

これ以上

できることは

ない

あれ

翼獅子

負けてる

なんと

行儀の

悪い!

また

ぼくの竜を

殺したな

それだけ

じゃない

お前達は

魔物達を殺し

料理して食い

お前達は

いつも

そうだ

いつも

ぼくから

何かを

盗んでいく

家の中を

荒らした

薄汚く

強欲で

死ね!!!

みんな

私の側に!!

今度は肉の

ひとかけらも

残さず

すり潰してやる

くっ...

おお

私達は

あなたに危害を

加えたい

わけじゃない!

シスル!!

...話

だって?

少しだけ

話を聞いて

ぼくから

迷宮の力を

奪い

フッ

哀れで愚かな

ハーフエルフの

小娘

笑わせるな

お前の望みは

わかってる

「完全な」

エルフにでも

なりたいの

だろう

お前は一生

半端な存在の

まま死ぬんだ

ハーフ

エルフ

お前エルフと

トールマンの

混血だろう

長命種と

短命種の混血は

生物としては

完全な失敗作だ

...お言葉

ですけど

エルフの

人達の

そういう

...

全ての人種は

自分達に憧れて

当然みたいな

思い込み...

恥ずかしいし

やめたほうが

いいですよ

......

ドカっユルシン

完全なエルフに

なりたいだとか

全ッ然思って

ないので!!

純血の長命種より

短命種の血が

混ざってるほうが

優秀だって

は?

現代の研究では

そういう結果も

出てるので!

そうだ

そうだ

知って

るよ

短命種より

丈夫で

エルフを凌ぐ

長寿だとか?

ラバは

馬とロバの

交雑種だが

どちらよりも

優れてるんだぞ

ただし

寿命や

成長速度が

不安定な上に

ラバ...

ラパと

一緒

子を成す

ことが

できない

って

混血種は

どんな種族とも

同じ時を生きる

ことを許されて

いない

怖くて

たまらない

か?

100年後

お前と食卓を

囲む者は誰も

いないだろう

.....!!!

迷宮の力で

その運命を

変えたいか

それは

.....!!!

ああ

もういい

欲望に

お前の

興味はない

ぼくは

忙しいんだ

そら!

なんだ

なんだ

わっ!!

次は何が...

ええ~っ

これは

俺達

縮んだ

のか?

いや!

あれを

見ろ

アイツも

同じ

大きさだ

台所が

巨大化

したんだ

そんなに

竜を殺して

食べたいのなら

たっぷりと

振る舞って

やる!!

雨降って

きた!?

視界が

.....

な何

これ...

めちゃくちゃ

たくさんの

竜だ!!

緑竜に

炎竜

...

竜だ

ワームに

ワイバーンに

...

解説してる

場合かっ

東洋龍もいる!

嵐を呼んだのは

アイツか!

向かって

くるぞ!

逃げろーっ

!!

緑竜:...

機械

竜だ

ならば

あいつらは

金銀財宝に

執着する

逃げても

逃げきれない

みんな

こっちだ!

銀食器で気を

そらすことが

できれば....!

重い!

いいぞ

純銀の

塊だ!

だめだ

センシ!

狭い所に

逃げ込む

な...

大きい鍋

ゲリーンドラゴンの

ああ

...

他の

みんなは

おぉぉおっっ!!

イヅツミ

あいつは

炎竜だ!

幸いにして

動きは鋭い

流し台へ

逃げるぞ

翼はないが

炎を吐く

この皿を

こうして

はっはー

ざまあ

見ろ

チルチャック

下.....下っ!!

こう

あ?

しょっぺ

オェ

くそっ

なんなんだ

一体

海水

...!?

あ.....?

ソバシミの海水漬は

イヅツミーー1人

海水

たくさん

チルチャックの

チルチャックー

ホワイトドラゴンのプレス

チルチャック

リヴァイアサンに

ホワイトドラゴン

...!?

あんなの

生き物と

いうより

災害だ

いや

考えろ

イヅツミ

竜の目を

掻い潜って

シスルの元へ

辿り着きー

毎日の食事で

なんとかなる

相手じゃない

大丈夫だ...

まだなんとか

なる.....

マルシル

はっ...

マルシルは

どこだ!?

シスルを

直接討つ!

みんなの

荻生は

その後でも

安全な場所に

居てもらわ

ないと

マルシルが

死んでしまうと

蘇生ができない

爆発

マルシル!?

あれは

...

ん~!!

ガッッ

来ないでも!!

ワームだ!!

暗い洞窟に生息し

有毒なガスを

吐き出す竜

日はほとんど

退化している

はず...

爆発呪文を

唱えるな

マルシル!

それじゃ

居場所を

教えている

だけだ!

うっ...

!!ホッ

ムチ

ばったり

ワームの分泌液

な...

魔物に料理

されていくのは

どんな気分だ?

喜べ!

お前たちの体は

竜に完食

させてやる!

命に感謝

しながらな

あんまりだ

あんまり

ここまで

来たのに

こんな形で

全てが

終わるのか

生き物だ

.....

伝説だろうが災害だろぅが

伝説だろうが

災害だろうが

竜は

生き物

なんだ!!

第69話「おわり

ToperContinured.

モンスター

よもっ

は話せ

キメラ

人と魔物の

キメラが現れたら

その迷宮はヤバい

というのは

なぜですか?

迷宮の主の

感覚がまともで

なくなりつつ

ある兆候だから

迷宮の主は

最初は高い志や

希望を持って

迷宮を設計するが

素敵な乳観

うきな人たち

平和69に

次第に

追い詰められて

なりふり

構わなくなる

自分を守る

強力な魔物を

側に置きたいが

最低限の

意思疎通は

できないと

不便

頭が人間で

体は魔物のキメラは

そんな欲求を安易に

満たす象徴だ

迷宮の主が

暴走している

可能性が高い

どおってヤバい

なるほど

でも初めから

理想を持って

キメラを作る

迷宮の主もいる

のでは?

そんな

一概に

そういうのは

元から

ヤバい奴なので

やはりヤバい

です

よね

キメラ?

別に

作りたくは

ないかな

かっこいけどね

ファリン並の知能

6本の

手足

人間部分の大半は

太い気管と食道で

占められている

声帯が圧迫

されていて

発声は苦手

飛行力はあまりない

ゆっくり

落ちるための翼

炎袋はあるが

着火できる器官が

ないので

炎は吐けない

シスルの

命令が第一だ

体の半分は

羽毛に覆われていて

体温の低下を

汚いでいる

卵を温めるための

ほうらんはん

抱卵斑がある

炎竜よりやや

小柄でスマート

キメラは

体の構造に

無駄か多い

炎竜は長命だが

この構造では

長くは生きられ

ないだろう

飲みかけどこかの臓器がどころメになるか

ファリンを

こんな姿に

させたく

なかった

そうだね

そう

例えば

兄さ

胴に大きい口を

つけるだけでも

大分違うし

中途半端な

羽毛は取るか

全身を覆うか

少々

小柄に

して

牡と牝が

いれば

繁殖も

前足がなければ

体が軽くなり

飛行距離も伸びる

うわ~~っ

いやむしろ

こんな姿で

よかったかも

なん

つった!?

OrizundDracess

GreenDreco!

小説・

ノナまルー

DEDにlontyrine

...

そして、

い、りょう...

そうかな

DEICIOUSINDuNGEON

RYOKOKUI

HARTACOMX

ダンジョン飯10

著者「九井諒子

2021年2月13日発行

ver.001

@RyokoKui2021

本電子書籍は下記にもとづいて制作しました

HARTACOMX『ダンジョン飯10

2011年2月13日-初版初調発行

発行者「青柳昌行」を

発行・株式会社KADOKANA

https://www【Kadokawa.co.jp/

編集ハルタ編集部

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装丁°須田杏菜

初出・第63話と~第69話一ハルタ73号〜79号/おまけー描き下ろし

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