九井諒子

DiliciousinDonger

RYOKOKUI

Jackulupe

ダンジョン飯

DELICIOUSINDuNGEON

RYOKOKUI

九井諒子

メンバンでしていても、でもそろしてほしでして、

第80話食物連鎖

第29話「奇生」は

第78話、米宮2

第77話、迷宮よ

ダンジョン飯1

次日

Coptents

...

うわーーーっと、2018年10月

アンマンロンカンのシロンマンカーンの

ちょっと、モンスターよもやまま帰り

第55話「マルシル」は

第84話マルシル3

第8話「マルシル」の

第82話「マルシル」

第85話郷土料理

ちょっと、うんうん。わかった

203

167

...

...うんっとっとつりつく

第7話、米宮「」

.....だから

言ったのに...

ひとりで勝手に

進むなって...

あ!?

聞こえん

ぞ!?

もう一度

言ってみろ!!

こんなことに

なったのは

あなたのせいと

言ったの

なんだと!?

地下1階の

大穴から

落ちて2日

道に迷って

地上には

なかなか帰れず

挙げ句の

果てに

うるさい!

それ以上

騒げば魔狼の

餌にしてやる

オークに

捕まる始末

威勢が

いいのは

口だけか

お前たちは

人質だ

我々が安全に

迷宮を出ていく

ための

最近の

迷宮は

おかしい

来るなら

さっさと

来い

迷宮を

出る?

だから

お前たちが

人質だ!

出たくは

ないが

仕方ない

でも我々が迷宮を

出ようとすれば

人間は邪魔をする

これ以上

ここには

いられない

うまくいく

とは思え

ないが...

もし

もし

ー誰か

聞こえるか

こちら

パッタドル

仲間か?

応答しろ

余計なこと

喋るなよ

...こちら

フラメラ

なんの用だ

パッタドル

現在、迷宮の主を

倒したらしい

冒険者と接触中

詳しく

事情聴取

している

狂乱の魔術師が

倒れた.....!?

まさか

対象の

名前は...

ライオス

ヒッヒッ

ライオス・

トーデンだ!

以上また

報告する!

ライオス?

ライオス!?

え!?

ライオス!!?

ライオスが

狂乱の魔術師を

倒した!?

声が

でかい!

エルフがそう

噂しているのを

耳にしたのだ

魔物や迷宮の

動きが妙な原因は

迷宮の主が倒れた

証だと...

しっ

ライオス

が?

それって

嘘だろ

......

あの

ライオス

さん?

ライオス?

しょぎ...

「帰って

来るの

なら」?

...つまり

どうなる

んだ?

トーデン

兄妹?

それって

兄キの...

大人しく

地上に帰って

来るのなら

それでよし

島主から

勲章と賞金が

与えられる

だろう

帰らない

可能性って

なんだよ?

恐らく

エルフたちが

危惧して

いるのは

は!?

迷宮の主が

入れ替わる

事例自体は

珍しくない

奴が新たな

迷宮の主と

なってしまう

ことだろう

...んなこと

ありうる

のか?

「魔術師を

倒した者

にはー

...でもアイツは

そんなものに

興味はねえよ!

ありえない

...とは

言えない

変な心配は

いらない

いらない

はっあはっ

主は迷宮内を

思うがまま

操ることが

できる

ーともあれ

「我が国のすべてを

与えよう」って

そういう意味?

主が変われば

迷宮内にも

変化が起こる

何か違和感を

覚えたら

すぐ報告しろ

確実か

では他の

仲間は

どうだ?

わーった

よ...

そうだ

数日前シュロー

って男が穴から

落ちたんだが...

悪かったと

思っている

わかって

るよ!

実はあいつ

知り合いでさ

ちょっくら

迎えに行って

くる

うう

あっちゃん...

あんたの言う

迷宮内の異変

にも気を付けて

みるよ

まだ戻って

来ないんだ

23日で

戻るよ

わっ!?

じゃ

行ってく

ぬう!

また

地鳴りか!

タンス

さん!

ず:

おぉおおお!?

タンス

さんーっ!?

受け

止める!

飛べ!!

くっ

今のは

危なかっ

たな...

怪我は

ないか

タンスさん

地上へ出た

ほうがいい

......

は〜〜っ

まあな

またあんな

地鳴りが

起こったら

危なー

森ー

っ!?

なんだ

この森

いつ

出没した!?

やあぁ

バジリスク

だっ!!

今下から

せり上がって

来たよ

こっちには

人喰い植物

だーっ

毒爪に

気をつけろ

バジリスク

人喰い植物

...

地下2階の

大木がなぜ

ここに

シュロー

オークの

大群だ!!

坊ちゃん

!!

ナマリ?

人間が

どうして

こんな所

まで!?

いつの間に

こんな

地上付近まで

.....!!

いや

違う...

こいつらが

“来た”ん

じゃない

迷宮の形が

変わったんだ

ち、

あれって

竜?

グリフィン

だろ?

ミスルンめ

しくじった

タンス

さん.....

ライオスの

パーティーの

誰かが

新しい

迷宮の主と

なった

これは

例の...

疑う

余地は

ないな

向かってねっ

つまり

......

第77話おわり

第78話

第2話、本宮「2

埒が

あかねぇ

人が集まって

いるから魔物も

集まるのだ

だけど退けば

魔物が地上へ

出てっちま...

いくらでも

押し寄せて

きやがる

ナマリ!

後ろだ!!

オークが

加勢を.....!?

今だ!!

ナマリ

おっシュロー

無事だったか

そんな

ことより

ライオスが

...

そうそう!

それだよ

それ!!

ライオスたちが

狂乱の魔術師を

倒してー

迷宮の主に

なりかわった

って!?

何?

なんの

話だ!?

それが

私にも

さっぱり

...

なるほど

そういう

ことか

ライオス一行

という

不穏分子の話は

聞いている

我々の仲間も

彼らと接触後

連絡が途絶えた

迷宮の主に

ならんとするのを

阻止しようとして

やられたらしい

全隊員に

告げよ!

新たなる迷宮の主

ライオスを見つけ

討ち取れと!

ま待て絶対

待て

誤解が

あるぞ

「魔物に

強い憧れが

ある」とか

新たなる

...?

迷惑の

主が?

報告通りの

人物であれば

厄介なことに

なる

ライオスは

そんなタマ

じゃない

「人間社会の

動向に興味が

ない」とか

止めなく

ては

ならん

なんで

そうなるん

だよっ!?

一国を存続

させることにしか

興味がなかった

狂乱の魔術師

よりも余程な

魔物共が

地上を

目指している

迷宮が膨張

しているのだ

このままでは

危険なことに

なる

結界術師を

集めよ!

迷宮が

膨張?

何言ってんだ

んだ

墓地が迷宮の

一部になった

ようにまた

拡大するって

ことか?

いやいや

落ち着けよ

迷宮内じゃ

魔物は出るが

蘇生はできるし

金も稼げる

迷宮が

膨張して?

それがなんだ

町が

迷宮に?

確かに

また金が

剥げる!

嫌な奴は

出てきゃ

いい

これだから

未成熟の

種族は...

ああの

.....!

これいつもの

迷宮調査とは

違うんですか?

甘えた

ことを

その状況を

報告するのが

我々の仕事

だろうか

こここまで

大変な状況に

なるなんて

聞いてません

そんな

て手紙を

書かせて

ください

家族にちゃんと

別れを告げて

ないんです

そんな暇が

あれば

働けーーッ

結界術師は

まだか!?

使い魔を

出せるだけ

出しまくれ

なんなんだ

一体!?

そんなに

まずいのか

ひょっと

したら...

ここもウタヤ

みたいになるかも

ってことですか?

そう

だな

そこで

泣きべそを

かき続けて

いれはか

ウタヤ程度で

済めばむしろ

上々だ

.....

まあ

だが

今回は

抑え込みには

成功したの

だから

ともかく

今一番

恐ろしい

のは

地形が

がらりと

変わったり

迷宮の主は

遅かれ早かれ

必ず狂う

主次第で

迷宮内の

ルールが

変わることだ

魔物が大好きな

ライオスは

その時どうする

死者を蘇生

できなく

なったり

人が

化け物と

化したり

戯れに魔物を

作り出したり

人を魔物に

変えたり

しないと

言えるかね

言えない!!

結界術師

集まり

ました

うむ

よく聞け!

これより

迷宮入口を

遮断する!

ででも

迷宮内には

まだ人が

残ってる

お〜い♡助けるよ~

地上には

もっと多くの

人々がいる

数人のために

大勢を危険に

晒す訳には

いかない

命が惜しい

者は去れ!

オークたちは

どうする!?

そいつらは

どうなる?

あいつらと

地上で暮らす

のはごめんだ

そして

大体島主から

迷宮封鎖の

意向が出てた

だろうが

そんな

なぜまだ

こんなに

残ってる!?

大体ここは

俺たちの島だ

ここには俺の

全財産が

残ってるんだ

お前たちエルフが

我が物顔でー

おめーら

エルフが

出て行かない

からだろ!

チッ

まだ話を

続けるか?

いえ

迷宮の形が

変わり見通しが

よくなったのは

好機だ

使い魔で

ライオスを

探し出せ

.....えっ

いたよ!

あっちの湖で

ちゃぷちゃぶ

泳いでいる!

はや!

というより

なんかー

溺れてる

っぽい

このまま

放っといても

死にそうだけど

確実に

仕留めろ

了解

おい...

どうする

シュロー

ん...

待て!!

それ以上

勝手な真似は

やめてもらおう

何?

ライオス一行に

手を出すのは

やめろと言って

いるんだ

わからん

野菜を

食えなく

なるのは

困るんでな

あいつらは

唯一話の

通じる人間だ

そんなことを

してなんの

得になる?

別の

迷宮の主が

生まれるか

野菜

......?

ライオスたちが

死ねばそれこそ

俺たちには

得がない

エルフが

迷宮を占拠

するだけ

であれば

我々は

ライオスを

支持する!

は?

え?

ああの

.....!

僕らも

ライオスさんたちを

知ってます!

バジリスクに

襲われて

死にかけた

ところを

彼らは

見返りも求めず

解毒用の薬草を

...

バジリスクの

肉に擦り込み

通りがかった

彼らに助けて

もらったんです

変な方向に

話が進んで

きた

ー食事の

重要性を

教えてくれた

確かに

魔物に精通した

人たちです

丁寧に

ロースト

して...

決して

人類に仇なす

ような人たちでは

ありません!

騙されて

ないか?

それでも

じい

ちゃん

私たちも

彼らに

恩義がある

危険を

冒して

テンタクルスに

襲われた時

助けてくれた

こから

命傷を

「えるのは無理

刻んで...

煮込んで

...

シチューに

して

私たちは

彼らにあまり

好意的では

なかったのに

シチューが

食いたかった

だけでは?

私たちは

ほんの1日

関わった

だけだけど

テンタクルスや

ウンディーネを

倒して

それでも皆

意見は一致

してる

ナマリ

シュロー

あなたたちから

見てライオスは

どんな人だった?

ーそりゃ

良いやつ

だよ!

それは

間違いない

そもそも

俺には

どうしても

食とか

大切に

してるし

あいつらが

エルフに何か

できるとは

思えないんだが

それは

どうでも

いい

確かに

あいつら

そんなに

強くない

いや人柄が

どうとかじゃ

なくて...

でも炎竜や

バジリスクを

倒したのだろう

あいつ

魔物以外には

からっきし

なんだよ

(3)人間に興味が

ないから

人間の倒し方

を知らない

大体連絡が

とれない

仲間って

・先日1階で

大立ち回りした

兄ちゃんたちだろ?

ひっくり

返っても

ライオスじゃ

勝てねーよ

ライオスたちに

仲間を攻撃

されたと言うが、

まずそこが

真実なのか

怪しい以上

例の頭目なんか

未だに体が壁に

埋まったまま

なんだぞ

イヌタデ!

迷宮に

関する話も

受け入れ難い

つまり

......

あいあい

ーっ

私たちは

あんたらには

従えない!

ちっ

これだから

短命種は.....!!

いいだろう

かかってこい

相手を

してやる

あっ!?

迷宮の異変に

ライオスたちが

関わってる

のは確かだ

何が

起こってるのか

聞き出さ

ないと

散れっ

家財

道具を

取りに

行くぞ!

待てーーっ!!

戻ってこい!!

ライオスたちの

もとへ!

第78話「おわり

ファリン

......

第79話

冷たいよね

ごめんね

ライオスたちも

すぐここへ

来るから!

元の姿に

戻してあげる

からね!

あごめんね

体温で氷

溶かしちゃって

なんて魔物だろ

ライオスなら

わかるん

だろうけど

ジャック

フロスト

という

ファリンが腐敗

しないようにとの

希望だったので

私が呼んだ

別の方法が

いいかね?

うううん

これでいい

体が

冷たい

そろそろ

上へ戻ろう

どうした

ねえ

ライオスたち

は...

まだ

見つから

ないね

心細い

かね?

もし..

みんなと

再会できな

かったら

どうしよう

全て失敗して

地上に戻れず

シスルの

ように

ファリンの

蘇生も叶わな

かったら?

夢を

く叶えることも

できず

ここで孤独に

暮らすことに

なったら?

ずっとひとりで

生き続けることに

なったら?

パパ

...?!?

きみがひとりで

寂しそう

だったから

似てる試しに

かな?

・作ってみたん

だが

人形!?

ななんで

こんなこと

ご希望なら

動かすことも

できる

こんなの

必要ないから

ライオスたちをまだ

探して

見つから

ない?

歩き茸たちには

何か見つけたら

すぐ報告するよう

伝えてあるが

きみは今

目の情報を

絶っていて

わからない

だろうが...

迷宮内の上空は

カナリアの

使い魔だらけだ

今のところ

手がかりは

ないね

歩き茸では

限界がある

かもな......

カナリア

......

ライオスたちを

歩き茸が

見つけたとて

え...

どうすれば

いいの?

きみたちの

居場所を

探ってる

ここへ

案内する途中で

奴らに殺されて

しまうかも

私は

きみの願いを

叶えることしか

できない

どう

したい?

第26話【寄生】

ここは

やれやれ

やれやれ

下が湖で

助かっ...

うわ~っ

ままずい

溺死する

おいっ

ーっ!!

身動きが

とれない!!

お前

水上歩行は

使えないの

かよ!?

水上

歩行!!

そういえば

マルシルから

習った!!

応用すれば

小上歩行に

正直うろ覚え

だけど...

...

uulon

Ion-du-

体を魔力の膜で

覆うイメージで

...

「まっすっ

クラーケンを

倒した時の

再現になったな

...

よしっ

マルシルを

探しに

行こう

一旦

考えよう

どこへ

向かう?

それに皆

手ぶらだ

鍋も武器も

全てあの家へ

置いてきて

しまった...

待て

待て!

この広い迷宮を

しらみ潰しに

探すのか?

また

振り出しへ

戻ったぞ

うーん

ひょっとして

思ってるより

まずい状況か?

......

シスルの家に

荷物を取りに

戻ろうか

カブルーの

犠牲を無下に

するなよ!

あいつは今頃

俺たちの代わりに

なぶり殺されてる

最中だぞ!

その頃の

カブルー

バカ

言え!

食事をする

約束をした

のに...

ん...

今何かが

そこを

どうした

歩き茸だ!

俺たちの

荷物を

持ってる!!

.....追い

かけよう!!

あの変な

色柄は...

クマ頭の

蜘蛛と

趣味が似てる

多分あれは

マルシルに

関係がある!

というか

荷物を取り

返さないと!!

廊下へ

上がろう!

歩き茸

速え!

水の上が

走りづらい

んだ!

ーっ

うおおー

行け

ライオス

歩き茸を

捕まえろ

!!

いろいろ

よくやった

!!

は花が

咲いてる!?

茸は花を

つけないぞ

マルシル!!

この茸

でも

どんな味が

するんだ

ろうな

マルシル

ーッ

花に栄養を

とられて

しなびとる

サラダに

するか

あ!

待てよ!

もしマルシルが

この歩き茸を

作ったのなら

どこか

って...

マルシルの

現在地か!

見つけた荷物を

どこかへ運ばせ

ようとしてたの

かもしれない

でもコイツ

動かなく

なったぞ

おーい

イヅツミ

少し様子を

見てみよう

......アレ

お前も

所持品回収

しろよー

げっ

なんだアレ

魔物か!?

魔法の

匂いだ

マルシルの

使い魔に

似てる

まさか

カナリアの

.....

魔物の匂い

じゃない...

ひらけた

場所は

危険だ

建物の中へ

身を隠そう

ライオスたちが一狭い場所で

こちらに

気づいた

捲かれたら

厄介かも

絶対に

取り逃すな

了解

建物内までは

追ってこない

わー!

塔が

崩れる!

鼓膜が

外へ!

しまった

.....

わあ~~

まずい

まずいますい

どうする!?

クラーケンを

倒した時のこと

覚えてるか

なんだ

クラー

ケンて

イカとタコが

混ざったような

大きな魔物だ

味は酷い

ものだが

捕まったの

ではなく懐に

飛び込んだと

考えよう

あの魔物を

倒したあと

俺たちは何を

見つけた?

お前が寄生虫を

生で食った末に

腹を壊して...

それだ

寄生虫は

クラーケンより

脆い生物だが

イカとタコが

混ざってる

のに.....!?

囚われていた

わけではない

何って

バカ

なのか?

利用して

いたんだ

俺に

考えがある

やったよ

副長!

ライオス

一行を

捕らえた!

よし

ここまで

運んでこい

みんな

俺の指示で

動いてくれ

はーいっ

.....

どうした

油断

するなよ

.....?

うおおおぉお

ーっっ!!!

どうだ

胃壁の辺りに

頭をねじ込まれる

のは痛いだろう

センシは

頭部で騒いで

水面へ誘導!

チルチャックは

喉元から

外の様子見

猛烈な腹痛と

吐き気に

襲われている

はずだ

この隙に各自

位置につけ!

イヅツミは

下から脱出

機会を探れ

パラサイト

アタック!

ーっ

ぎゃああー

あの使い魔を一旦

バラしても

いいですか?

今は

まずい!

踏ん張れ

!!

うーっ

マルシルは

使い魔を

殺されても

なんとも

なかったぞ

カナリアの

ひとりが意識に

ダメージを

負ってたから

だめだ

止まらない

本当に痛覚が

あるのか?

サイズ差の

問題かも

しれない

高くも

辛くも

もしやと

思ったん

だが...

何か他に

できること

......

何か

おかしいな

相当な痛みの

はずなんだが

チルチャック

外の様子は

どうだ!?

水中に

妙に大きな

魔物の景が

シー

サーペント

かな?

色合いは

大きな?

クラーケン?

もっと

細長い...

蛇みたいだ

花柄の

蛇!!

水の中で

よくわからん

がー

歩き茸の情報を

受けて俺たちを

探しに来たの

かもしれない

...強いて

言うなら

花柄?

ここだーっ

マルシルーっ

きっと

マルシルの

呼び出した

魔物だ!!

助けて

くれーっ

ここにいると

合図を送ら

ないと!!

うご

う!?今度は

なんの

真似!?

目がなんか

気持ち悪い

!!

みんな

下見て!

シー

サーペント

でしょ?

見えない

わぁっ

水中から

大きな魔物が

追ってきてる

空中に

逃げれば

平気平気

にゃ!?

シーサーペント

じゃないっ!?

なにも

見えん

有翼の

蛇...

だ!

コアトル

避けー

ーっ!!

ああー

ーっ!?

うわー

落ち着いて

意識を

切り離せ!!

くそ

見失った

か.....

みんな

大丈夫か!?

照明を...

10月11日には、ご

うう

星!!

どうなって

んだこりゃ

まぁっ...

第79話「おわり

第30話食物連鎖

ここは

...

あの

大蛇の

体内?

巨鳥ごと

丸呑み

されたんだ

まじかよ

......

早く脱出

しないと

消化され

ちまう!

よーんだ

本物の蛇なら

こんな大きな

空洞はない

はす...

生物っぽい

見た目を

してる

だけで

俺たちを安全に

運ぶための

装置かも

マルシル

このまま

マルシルの

元まで運んで

もらおう

なんか

足の裏が

ぴりぴり

する...

ッ!!

ここから

出してくれ

ーッ!!

ここを

切り開いて

脱出するぞ

ちょっと

待ってくれ

巨鳥が

待機宿主

大蛇が

中間宿主

慎重に

いこう

中間宿主が

死んでしまうと

終宿主に

辿り着けない

じゃ多少の

消化は我慢

しろってか!?

終宿主を

マルシルと

すると...

ひとまず

お前の

喩え話は

なんか変だ

胃の中は

危険だ

共倒れ

奥へ

進もう!

どんどん

狭くなる

そんなに

押さないで

くれ

押しと

らん!

勝手に

進んどる

んじゃ!

腸に寄生する

寄生虫はなぜ

排出されない

か?

これ以上は

身動きが

とれなく

なるか

つまり吸盤を

持たない

俺たちは...

この辺で

様子を

見よう

腸が蠕動

してる

のか!

普通に排出

される!!

吸盤や口を使い

自身を固定

できるからだ

おえーっ

ぺっっ

見ろ!

最悪の

気分だ

はじめて見る

場所だ...

マルシルの

作り出した

新しい空間か

じゃあ

マルシルは

ここに...

ライオス!

センシ!

イヅツミっ

チルチャック

よかっ

......なんか

臭うんだけど

お湯用意

してあげるから

身体流しなよ

自分の家

だと思って

くつろいで

お前の

せいだよ!

すっかり

主気取り

だなっ

そんなこと

より!

マルシル

なになに

例の本

持ってるか!?

あの本を巡って

エルフたちに

攻撃されたろ

怪我は

なかった

か?

マルシル!

大丈夫

だよ

ファリンの

身体も無事

うん

あった

けど...

そうか

よかった

それでひとつ

提案があるん

だが...

本を持って

彼らと話をしに

行かないか?

!?

ななんで

あんな

人たちと!?

私たち

殺されかけた

のに!

彼らがあの本を

欲しがるのは

何か理由が

あるようだった

それにこのまま

彼らと敵対

し続けるのは損だ

ファリンの

ことも助力を

請いたい

カブルーと

話したんだ

余裕がなくて

聞けなかった

けど...

一度ちゃんと

話をする

必要が

あるはず...

マルシル

あの人たちに

話が通じる

とは思えないし

通じたと

しても

それは無理

なんで?

古代術のこの迷宮を

研究も

という

のは...

夢があるって

言ったでしょ

訪れたのも

夢のため

人種間の寿命の

極端な差を

なくすこと

ほら

今って

人種による

寿命の差が

激しいでしょ

子供の頃から

寿命の差による

人種間の溝を

なんとか

したかった

絵空事

みたいな夢

だったけど

だから今

本を渡す

わけには

いかないの

長命種の寿命を

短命種に揃えるん

じゃないよな

短命種の

寿命を

延ばすって

ことか?

迷宮の力を

用いれば

現実になる

あー.....

それって

ううん

1千年

くらい

500年

くらい?

1千年て!!

そりゃ

ねーわ!

そんなに

生きて

何すんだよ

ちっと

長すぎる

っはっ

ヤアドたちと

同じ年齢か

私は

生きなきゃ

いけないの!

ハーフエルフの

寿命は

1千年近い

まあ病気や

事故なんかで

全うできる人は

稀だけど...

元々古代の

長命種は皆

それくらい

生きてたの

だから本当は

今の寿命のほうが

不自然なはず

.....

なんで

ハーフエルフ

だけそんなに

私...今回の

旅で改めて

思った

今のままじゃ

500年後には

みんな絶対

この世にいない

古代戦争後は

どんどん短く

なってるけど

血が混じると

昔に戻る

でも私は

100年後も

500年後も

世界別に

何な?

頑張って助けた

ファリンだって

数十年もすれば...

たまに皆と会って

ご飯食べたり

お話できる

可能性が欲しい!

いやまあ

わからん

でもないが

そう簡単に

うまくは...

うまく

いくよ

“うまく

やりたい”と

いう気持ちが

あれば

翼獅子

.....

なんか

でかく

なった?

人種格差の

ない世界?

欲望を

持ち続けろ

欲がある限り

私が力を

与えてやる

飢え続けろ

飢餓のない

世界?

シスルの迷宮が

行き詰まったのは

彼が満足して

しまったせいだ

欲しがる

ことをやめ

成長をやめた

よりよい

世界を作る

ために

ただし

私の力が

及ぶ範囲は

迷宮内だけ

迷宮の外に

出してしまえば

影響は消える

それでシスルは

黄金郷を丸ごと

迷宮に...

そう

それ!

だから全人類の

寿命を延ばすなら

全人類を迷宮へ

入れないとダメなの

でもそんなの

無理でしょ?

だったら

逆に迷宮で

地上を包んじゃ

えばいい!

そこでお前の

力が必要だ

ライオス

広げる

...?

マルシルは、迷宮に関する

優秀だが...興味はなきに

等しい

彼女の作る

魔物を

見たろ?

見た

今のままでは

夢を叶える前に

迷宮が攻略

されてしまう

今のところは

カナリアが

最も有力だな

世界中?

ここ以外の

迷宮の力も

きみなのか?

マルシルは

殺され私は

別の誰かの

手に収まる

別人だが

記憶は共有

してるよ

私たちは毛髪の

先端のような

もの

彼らは世界中の

迷宮の主を殺し

私を手中に

収めてきた

ライオス

彼らは

恐れているん

だよ

根本を辿れば

同一体だ

まあ

エルフたちと

対話を試みる

のはやめておけ

他人種が

力を持つ

のをね

いつだって

取り上げ

隠蔽してきた

カナリアは

厄介な敵

だが...

マルシルの

理想と

お前の

好奇心

センシの

探究心

チルチャックの

経験と

カナリアは

恐るるに

足りん

イヅツミの...

野性味とかが

あれば

自分たちの

力を信じろ

私と共に

地上に出よう

力を貸して

くれるよね

......?

みんなと

一緒なら

この先も

困難を乗り

越えられる

俺には

そうは

思えない

俺には

マルシル

俺も

今回の旅で

色んなことを

改めて思った

俺たちは妹を

助けるため

色んな生物を

殺してきた

攻撃された

されないに

関わらず

何かが

生きるためには

何かが死ぬ

必要がある

翼獅子は

ルールを

変えられるの

かもしれない

だがルールを

変えると

綻びが生じる

それは

この世界の

ルールた

彼は黄金郷の

永遠の存続を

願い

シスルを

壊したのは

その綻びだ

俺がうまいと

思った料理も

ヤアドたちは

望まなかった

:俺が好きな

料理は他人は

嫌いなことがある

ある人には

食えたものじゃ

なかったりする

万人が満足

できる献立は

ないんだ

きみの夢は

世界中の人に

きみが決めた献立を

無理に食べさせようと

するのとおんなじだ!!

飢える心配は

なくなるかも

しれないか

あれは

...

ものすごく

つらい.....!

俺はマルシルが

笑ってると

安心するから

そのために

やれることは

なるべく

やりたい...

でもシスルの

ような表情も

して欲しくない

ファリンを

連れてみんなで

地上へ戻ろう

マルシル!

迷宮の力を

使うのは

応援できない

なんで

.....

シスルとは

違うでしょ?

不老不死に

しようとしてる

訳じゃない

なんで?

マルシル

ただ可能性を

増やそうと

...

ちょっと

考えさせて

わかった

無理強いは

しない

ファリンと

迷宮のことは

ひとりで...

なんとかする

でもあなたたちを

カナリアの元へは

行かせない

ファリンの

蘇生に協力

してくれるとは

思えないし

殺されに

行くような

ものだもの

ライオスたちを

保護して!

えっ

え!?

どなた!?

お父さん

お父さん!?

はじめ

まして...

でも確か

亡くなった

ってー

―?

似過ぎ

だろ顔!!

安心して

みんなも

ファリンも

迷宮も

安全になるまで

食事の支度でも

してて!

私が

守るから

ひょっと

して

迷宮の力って

邪悪なもの

なのでは!?

今更か

第80話

第8話郷土料理

そういうことで、

そういえば、これは

あーくそ

くそくそ

一難去って

また一難か

いい加減

俺を地上に

帰してくれ~

もう二度と

帰れない

かもな

いち

やめろ!

大丈夫

まだ手遅れ

では

ないはずだ

体当たりで、センシ

こじ開ける力を貸して

くれ!

にの

さん

そいつは

一体なん

なんだよ!?

あー

...

マルシルの

死んだ父親と

いう話だが...

人の姿を真似る

タイフの魔物かな

サキュバス

シェイプシフター

ウーズ鏡

私は

ドナトー

この地の

歴史を

記録・保管

しています

喋った

!?

本物の

人間.....!?

この地の

歴史を記録

保管して

います

では

ないな

私は

ドナトー

絶対

魔物だ

ライオス

なんて魔物が

わかるか

憶測だが

この場の全員が

知らない人物の

姿をしているから

俺たちが出会った

シェイプシフターや

サキュバスではない

形に安定感が

ありスライム

ではない

となると...

ドッペル

ゲンガーの

線が濃厚かな

ドッペル

ゲンガー?

実在感があり

夢や幻を

見せられている

感覚とも違う

他生物の

姿を真似る

魔物だよ

オリジナル”を

殺して入れ替わ

ろうとする習性が

有名だな

鏡があれば

対処可能

なんだか......

顔が映る

程度の物で

いいんだ

水を張った

皿はどうだ

そんなの

あるか?

台所

だぞ

年季の入った

鍋や包丁じゃ

無理だな

ちょっと

厳しいな

あの窓から

外には出られ

ないのか?

ちっ

幹を伝って

降りられ

そうだか

頑丈だな

.....

とろくさい

アイツらには

無理だな

おい

イヤ

それより

ちょっと

外見てみろ

あ!

魔物

だらけじゃ

ないか!

マルシルが

カナリアと

戦う準備を

進めてるんだ

いよいよ

まずいぞ

こりゃ

......

やめさせ

ないと!

強い!

敵わん

あッ

この部屋から

脱出を試みる

のではなく

マルシルを

誘い出しては

どうだ?

誘い出す?

前回の

食事から

随分経つ

幸いここは台所

食材も存分に

揃っている!

飯の匂いで

誘い出す

のじゃ!

頭が

いい!

お前ら

マルシルの

ことをなんだと

思ってるんだ

そろそろ腹も

空く頃だろう

なる

ほど

勿論普通の飯で

気を引けるとは

思わん

特別で

魅力的な

メニューが

必要だ

マルシル

まっしぐらの

食事か...

あいつの

大好物と

いえば?

猫に

またたびの

ような

マンドレイクの

煮付け!

魚人の

卵雑炊

普通の食材

ばかりだな

何を作って

マルシルを

誘い出すか...

水棲馬の

肝臓!

本当に

好きなもの

なのかそれ

.....そう

いえば

うーん

ここはどこ

なんだろう

なんだ

突然

......

新しくできた

場所にしては

生活感がある

マルシルの

作った空間の

話だよ

きっと

モデルが

あるんだ

実はマルシルの

生家ではないか

と思う

外はともかく

中はそんな

雰囲気だな

そんな場所に

ぴったりの

料理を作れば

名付けて

郷土料理

作戦!!

彼女にとって

最も重要な

場所という訳だ

郷土料理

ねえ

気になって

必ず覗きに来る

と思わないか!?

そういえば

どこだろう

西方では

ないとか

言ってたか

本当にお前らは

お互いを

知らないな

マルシルの

郷土って

どこなんだ?

仕事外での

付き合いは

殆どなかった

から...

人前は

......

親睦を深めて

アイツの闇に

気付いておく

べきだったな

少し彼女らしく

ない行動の

ような気もする

んだが...

マルシルには

寂しい思いを

させてきた

急に

喋るな

長命種と

短命種の混血の

成長速度には

個人差がある

幼いまま

100歳を迎える

者もいる一方

わあ!?

育ち中年で突然

老化が止まる

短命種のように

者もいる

歯が全て

生え替わるのに

20年かかった

あの子も

幼い頃は成長が

不安定で!

一緒に

人参畑の近くへ

埋めに行ったのを

覚えている...

ん?

放るよな

歯を畑に

埋めるって

なんだ?

普通は

・兎の穴に

靴の下に

隠すもの

だろう

川へ

投げてた

北方大陸の

風習なの

かな?

うちは

玉ねぎ畑

だったが

畑から歯が

出てきたら

キモくね?

この調子で

思い出話を

聞いてけば

故郷のヒントが

掴めるのでは!?

まどろっ

こしい

直接

聞けよ

...と

いうことは

私が随分

歳をとって

授かった子

だった

言葉は

すぐに

話したが

マルシルが

子供の頃

好きだった

料理は?

マルシルは

ここの

通じねえ

元気だな~

走り回れる

ようになるには

何年もかかった

そのため

なかなか学校へ

入れてやることが

できず

長いこと

短命種の大人と

鶏と本に

囲まれて育った

もうどんな

料理を作るか

決めたのか?

ブロスは

料理の基本

野菜_香草,茸

肉海産物

何を使うかは

様々だが...

思い出話から

推測するに

マルシルの

故郷では

野菜と鶏肉が

定番だったの

だろう

これは

ただの

出汁だ

どんな料理にも

使えるから

今から用意して

損はない

そのまま

話を

引き出せ

その地域の

味”らしさ〟は

出汁で決まる

わかった

ある年

私は病を患い

なかなか

食事が喉を

通らなくなった

心配した娘は

妻に内緒で

料理を作って

くれたんだ

それが

なんだったと

思う?

なんだった

んですか!?

大鍋

いっぱいの

パスタだよ

軽く塩を

ふったやつ

死ぬ気で

完食した

それは辛...

いや美しい

思い出だ

ーじゃなくて

センシ!

聞いたか!?

パスタ

だって

方向が

定まって

きたな

麺を

打つぞ

とは言え

パスタも

様々だ!

短いの

長いの

平たいの

その調子で

話を続けて

くれ

任せて

くれ!

地元で一番の

人気料理は

なんだった?

どんな味付けや

具材が必要

かも知りたい

思い出から

作られた

魔物だ

マルシルの

記憶に触れる

ような質問

じゃないと

私は妻の作る

ロースト

ポークが

大好きだった

香草で味付けした

豚肉をタコ糸で

縛ってじっくりと

ローストするんだ

奥さんの

得意な

料理は?

おおっ!?

あれなら

いくらでも

食べられる気が

したものさ

昔の私は

大食漢

だったが

病と加齢で

色々なものが

食べられなくなり

みるみる痩せた

この中に...

妻は明るい人

だったが

私が大好物の

ローストボークを

食べられなく

なった時に

なんとかなるっしょ

妻があれほど感情

あれきりだ

マルシルにとって

私との思い出は

病と老いで

占められている

ひどく

取り乱した

ことがあった

私が死んで

ぐずる娘に妻は

言って聞かせた

娘の記憶には

強く残ったに

違いない

あなたは

他の人と

走る速さが

違う

これからも

たくさんの人を

見送らないと

いけないの

では

ローストした

豚をパスタへ

加えてみよう

娘が人類の

寿命について

興味を持ちはじめ

例の夢を語る

ようになったのも

この頃からだ

なるほど

ねえ

そっち

かよ!

......

ライオス

いいや

できる!

君はずっと

努力を続けて

きたんだろ

へこたれるな

自分に自信を

持て!

君が強く

願えば

なんでも

できる!

諦めるな

...

どうした

ライオス

なぜなら

マルシルは

すごいから!

以前マルシルが

夢魔に襲われて

俺が夢の中へ

入って助けたろ

俺が

焚きつけた

んだ

お思い

出した...

あったな

んなこと

夢での出来事は

すっかり忘れて

いたんだが...

親しい人間が

先に死ぬという

恐怖に怯える

マルシルに

君なら

克服できると

言って

励ましたんだ

あの本を

手に

とらせて

彼女のあの

強硬な態度は

俺のせいだ

んなこと

言ったら

そもそも

マルシルの親が

子供なんか

作ったせいだろ

だから

んなこと

考えても仕方

ないんだよ

なんじゃ

そら

それは

.....

なんて

ことを!

親睦を深めて

こなかった俺たち。親睦を深めた

全員のせいかも

しれないし

ファリンの

せいかも

しれないぞ

見よ!

匂いが

やかましくて

集中できん!

ひょっと

して.....!?

できた

おおお!!

これが

マルシルの

地元の

郷土料理

完成

じゃー

ーっ!!!

ピタミンB2

ビタミンA

鉄分

たんぱく質

脂質

カルシウム

地元の郷土料理

400ミリリット

お好みの量

パスタ料理

...!?

だから

バスタ料理

だろ?

今までの

思い出で

そんな地方色

一切なかったぞ

絶対違う

だろ!!

もっとこう

こんな感じの

飯なんじゃ

ないのか!?

深皿ではなく

平皿にしろと

いうことか?

なんで急に

察しが悪く

なるんだよ!!

マルシル!!

ほら

見ろ!

ほら見ろ

って何?

変なこと

してないか

見に来たの

匂いに

誘われた

わけじゃ

なくて?

......

嘘だろ!

マルシル

...何

作ったの

マルシル

よしいけ

ライオス

味はどうだ?

美味しいかい

...うん

美味しい

なあ

マルシル

彼らは

迷宮の力で

不死を得たが

ヤアドたちと

とった食事を

憶えてるか

ヤアド?

誰ひとりとして

ちっとも

幸せそうじゃ

なかった

シスルも

そうだ

迷宮の力は

よくないもの

なのかも

しれない

だと

すれば

.....

ごちそう

さま!

ちょ

時間ない

からもう

行くね

ちょっと

どいて...

マルシル!

ちょっと

待っー

危ねっ

ーっ

うわー

うわあ

あああ

親父を

抑えろ!

くそっ

鏡さえ

あれば

何か他に

使えるもの

よっ...

だめだ

単純な力じゃ

敵わない

何か

...!?

とっても

綺麗に食べている

あんな

大盛り

すごいな

マルシル

って

そうじゃ

なくて!!

スープまで

完飲する

なんて塩分過

お腹が

空いてた

んだな...

そうか

これだ

!!

おい!

この

どんぶりを

くらえーーッ

たタコ!?

これが

あいつの

正体!?

ドッペル

ゲンガー

鏡を見せると

そこへ映った自分の

姿を真似ようとして

元の姿に戻って

しまうんた

陸上に

生息する

軟体生物だ

変身が解けて

しまうと

腕力の強い

ただのタコだ

長い足や

色の変わるからだを

使って他生物の

姿を真似る

よし

マルシルを

追おう!

イヅツミが

まだ食べてる

途中だ

食べながらで

いいから!

マルシル

準備は

整ったよ

さて次は

どうする

地上を

目指す!

第81話「おわり

チチーチ

〝島〟です

島の迷宮が

決壊

しました

へ陛下

一体これは

第82話マルシルナ

悪魔が

悪魔が

地上へ出て

いきます

もう手遅れだ

助かりません

世界は終わり

です

通信官を

叩き起こせ

ドワーフと

話す!

”島”

だとぉ?

あそこは

長い間

安定していた

あんたらの

上陸がいらん

刺激をしたん

じゃないのか

安定は

見せかけだ

くそ

悪魔に裏を

かかれた

って訳か

奴は水面下で

ずっと我々を

出し抜こうと

画策していた

ジイさん

そっちは

どうだ

大気中の

魔力が増加し

続けている

このままでは

地上全てが

迷宮と化すのは

時間の問題だな

カーカブルードの

連中を向かわせて

いるがどうなるか

私のかわいい

カナリアたちが

多少は耐えて

くれるだろう

だが

長くは

もたん

2日

...いや

この1日で

全てが

変わる

全てが

.....

すごい

格好だ...

わー

島主様ー!

迷宮から生じた

地割れがどんどん

広がってます!

島を丸ごと

飲み込む

勢いです

島主様!

カーカブルード

より軍隊の

上陸許可を求め

られています

速やかな

返答のない場合

到着次第上陸

するとのこと

商人たちが

地上の警備の

強化を求めて

いかが

しますしまぬし

島主殿!

出港船と

入港船で港が

大混乱して

衝突事故も

島主!

島主様あ!!

もう好きに

してくれー

なんだ!?

迷宮から

変な色の

煙が.....

煙の

向こうに

ん?

濃度の高い

魔力が漏れて

いるのでは

何か

おとう

さーん

鳥が割れて

煙と竜が

出てきた

なんだ

そりゃ

竜が私を

食べに

来るかも

大丈夫

カーカフルード

には兵隊さんが

大勢いるから

兵隊と言えば

最近妙に傭兵が

増えてない?

武装した

エルフの姿も

よく見るし...

なんだか

物々しいわ

あのね

島に

あいた

穴がね

おおきな

お口みたい

だったの

第82話おわ

第8話マルシル2

あのー縄を

解いてもらえ

ませんか

解くか

ボケ!

お前は

あっち側

だろ!?

空が割れて

空が見える

......

僕は

人間側

です

ライオスを

解放したのは

事態の好転を

願ってのこと

好転

したか!?

ライオスは

説得に失敗

したか

これでもう

衝突は避け

られない

絶対あそこで

殺しとくべき

だったって

あっ

隊長!

いいや横に

なられては

困る

怒ってる

迷宮の主を

探し出せ

まだ横に

なっていた

ほうが...

刺し違えて

でもだ!!

今度こそ

し損じる

なよ!!

しかしこの

広い迷宮の

どこを探せば

いいのか...

そして

止めろ!

探さずとも

地上を目指して

いるのだから

必ずここを通る

見ろ

魔物の

群れ.....

フラメラ殿

迷宮の主が

いました

魔物を率いて

地上へ向かって

いるようです

いま全力で

そちらへ

向かって

いる

絶対に悪魔を

迷宮の外へ

出すな!

女王陛下の

ご恩寵に

全身全霊で

報いよ!!

...との

ことです

んな

無茶苦茶な

私が

迷宮の主を

殺す

オッタ

シスヒス

魔物は任せる

フレキは

誘導を

パッタドルは

仲間の守りに

徹しろ

リシオン

お前は私の

道を開け

行くぞ

この先に

あの人たちが

いる

嫌だ

.....

勇気が

欲しい?

いいものを

あげよう

生哲長なんですもの

何?

動けないん

まさ女子

キミキナキミ

きみが自信を

持てるように

おまじないだ

きみには

カナリアから

仲間を守る

力がある」

「決して

諦めたり

しない」

ええっ!?

勇気の出る

ドレスだ

いや別に

どうだ

恐怖が薄れて

いくだろう

本当だ

...

私が側に

ついている

怖くなく

なってきた

きみは

自分の目的に

集中したまえ

そう...

そうだね

彼らにきみの

大事なものを

傷つけさせるな

私がファリンや

ライオスたちを

守らなきゃ

私が

進め!!

勝ち目が

ない

今の所は

押してるな

...どは

思うけど

魔物たちが

動きを阻害し

あってる

もしライオスが

悪魔側について

いたとしたら

こんな

もんじゃ

済まない!

絶対もっと

ろくでもない

魔物で構成

されてたはず!

人類で効率よく行けるには

そんな

ライオスは

あちら側に

ついてない!!

...と

田じう

じゃ今どこで

何してるんだ

説得に

失敗して

捕まったか

殺されたか

なんに

せよ

まだ望みを

捨てるわけ

にはいかない

どう!!

来作中

水上歩行が

いるな...

かなり昔に

習ったきり

だけど...

ん!?

トシロー

ナマリ

さん

隊長!

翼獅子!

あ!!あんあり

ウンディーネ!!

くっ

ウンディーネに

貫かれるのって

痛いでしょ

...

お腹に角を

突っ込まれた

のも痛かった

けど...

もう私たちを

放っといて

転移術を使う

力も残ってない

んでしょ!?

操り人形

だな

耳を

貸すな

悪魔はお前の

欲望を煽り

意のままに

操っている

自分の意思で

動いているつもり

だろうが操られて

いるだけだ

ひとつ欲望を

満たしても

次の欲望が

お前を苦しめる

その乾きと

飢えは決して

癒えない

酷い乾きと

飢餓感...

お前の

浅はかな欲は

悪魔にとって

いい餌だ

さあ

今ここで

死ぬか

その力を

私に渡すか

選べ!

渡す?

そしたら

私の仲間は

どうなるの?

力は

渡せない

私の夢と

仲間のため

使わせてもらう

あなたたちが

代わりに

生き返らせて

くれる?

そうか

であれば

死ね!!

転移

した!!

だめか

隊長ー!!

あーあ

マルシル

!?

やってんだ

あいつ!

え~

これもう

終わりじゃ

ない?

第83話

第8話マルシル子

う...

隊長の死体

回収しないと

水上歩行が

切れる

シスヒスと

オッタも

でもまず

パッタドルを

助けてー

フレキは

どこだ?

そうか

俺たち

全滅したんだ

あっけ

ないな

他の隊員が

生き返らせて

くれりゃ

いいけど

それも

望み薄か

...?

新種の

歩き茸...

いや

走り茸?

これは

......

マルシルが

魔物と一緒に

エルフと戦っ

てんのか!?

おおい

おおい

げっ

こっち

来る

構えろ

ん!?

なんで

こんな

ことに

ラ...

ライオスか!?

どうした

そのー

バカ

みたいな

ツラは!!

それは

生まれつき

マルシルの

目を掻い潜る

ための変装だ

おかげで

なんとか

ここまで

来れた

こそ、

マルシル

アイツ

どうしちまっ

たんだ!?

魔物連れて

人の頭を

吹っ飛ばし

たぞ!

マルシルは

迷宮の主に

なったんだ

マルシルで

なければ

俺がなって

いただろう

ああ

追い込ま

れた?

エルフ

にか?

それは

きっかけの

ひとつに

すぎない

なるように

追い込まれたと

言うべきか

こうなるよう

ずっと前から

誘導されていた

ような気がする

狂乱の

魔術師を

倒し

俺たちは

より良い道を

選んだつもり

でいたがー

理想の

世界を...

お前が

王となれ

うわっ

翼獅子を

封印から

解放

思うに

迷宮の力は

ひょっとしたら

よくないもの

かもしれない!!

え?

言ってた?

言った!!

そう言えば

そんなこと

言ってた

かも

だからそう

言ってるじゃ

ないですか!!

収める

って?

悪魔が地上へ

出るために

仕組んだこと

だって!

こいつ話

聞かねん

だよ

え?

で?

どうしたら

この状況を

収められる?

おっ

マルシルを

翼獅子から

引き離し

魔物を止め

迷宮を元に

戻すにはどう

すればいい?

収まるか!!

だから必死で

止めてたのに

え!?

迷宮の主を

殺せばまあ

収まるよ

一時的に

だけど

でもここまで

くると悪魔も

本気で主を

守るだろう

そうなると

収束は

ほぼ無理

マルシルを

殺す.....?

それしか

ない

それ

しか...

ええと

じゃあ

悪魔は

どうやったら

倒せるんだ?

お前さ

悪魔を魔物の

一種か何か

だと思ってる?

違う

のか?

悪魔はね

生き物じゃ

ないの

俺たちのいる

世界とはまた

別の

〝無限〟がある

次元から

漏れてる物質

魔力そのもの

だと言えば

わかるか?

お前が

食べてきた

魔物たちも

この

建物も

地面も

言うなれば

悪魔の一部

それを

倒したい

ってんなら

まあ

頑張れ

逃げるに

決まってる

だろ

仲間の

死体を

回収する

どこへ?

ーと

言いたい

けど

水上歩行が

切れたら

面倒だし

よく

わからんが

私らが

魔物を足止め

してる内に

それが

難しくて

は!?

色々

試したん

だけど

実はシスルっていう

以前の迷宮の主もなんか

...話が通じそうで、通じな、

かったし、

どうも

主になる

そういう風に

ぱっちゃうのかよ

しれないん

だけど

マルシルを

正気に

戻してこい!

じゃあ

殴ってみるひっ叩いて

とかっ

どうしても

耳を貸して

貰えなくて..

何か

考えて!

いくぞっ

者ども!

みるとか

はっ倒すとか

なんとか

しろッ!!

.....

お前は

残るのかよ

俺は

魔物には

勝てない

ので

悪魔を

倒すのは

不可能

じゃ一旦殺して

縛り上げてから

蘇生すれば?

自分をよく

わかってて

偉いな

食べ物に

薬を盛って

みるとか

マルシルを

どうにかする

他ないって

ことか

アレを

食わせたので

当分腹は

減らんだろう

どうする

ライオス

だが

マルシルは

悪魔に

守られている

どう

しょう

炎竜だ!

まずい

状況に

なってきた

どうした

ライオス

追加の魔物も

たくさん!

悩んでる

時間はないぞ

わからない

マルシルを

止めるには

悪魔をどうにか

しないとダメだ

でも悪魔は

生物じゃない

本能や

習性

骨や

血肉が

ない

行動原理が

読めない

何をして

くるか予想

できないし

「悪魔を

倒す」って

殺せない

食っても

減らない

どうして

いいか

わからない

ふふふ

「水を倒す」とか

「空気を倒す」

みたいな話だ

あはは

ははは

わははは

ははは

わー!?

やっぱり

私はお前が

好きだな

翼獅子!!

盗み聞き

失礼

君たちの様子を

見てこいとの

マルシルの

望みでね

混乱を

収めたいの

なら方法は

あるぞ

お前も

迷宮の主に

なるのだ

私は人に

命じたり

しない

そして

願え

「この混乱を収めたい」とね

「この混乱を

収めたい」

とね

それに

...

俺より何倍も

頭のいい

マルシルか

ああなった

俺じゃ

あっと言う間に

言いなりだ

今の状況も

彼女が望んで

はじめたこと

お前には

知っておいて

欲しいのだが

私は人間を

滅ぼしたい

わけじゃない

むしろ、全ての人間を

嘘だろ

幸福にしたいと

思っている

真実だよなぜだか

私にもわから

ないのだがー

私は人間の欲望が好きだ

私は人間の

欲望が好きだ

人間の欲望を

満たすと

とても満たされた

気持ちになる

この世に存在する

全ての人間の

全ての欲望を

叶えてやりたい

だが

そのためには

ここは制約が

多すぎる!!

叶えた欲望は

なくなって

しまうし

誰かの欲を

満たすと

誰かの欲を

満たせなく

なることも

だから世界を

丸ごと飲みこみ

たいんだ

さすれば

私の身体の

中で

きみたちの

欲望を永遠に

叶えてやる

ことができる

何を

言ってるか

わからない

じゃあもう少し

噛み砕いて

説明すると

好きな

食べ物は?

チーズ

ケーキ!

魔物じゃ

ない

のかよ

クリングリ

醸造所の

スタウト

ヒポグリフの

スーフだ

カニ

想像して

みろ

ひと口

ふくむ

瞬間を

好物で胃が

満たされて

いくのを

どんな食物も

食べれば

なくなって

しまうように

人生の幸福の

頂点は一瞬だ

我が子が

生まれた瞬間

悲願の

叶った

瞬間

想い人と

通じあった

瞬間

どんな衝動も

やがて緩やかに

減っていく

永遠に続く

完全な幸福を

全ての人々に

用意できる!

矛盾も

不平等も

ない

飽きることの

ない欲望!

だが

私の体内では

時間や枯渇は

存在しない

.....

そんな

そんなことして

何になる

ってんだよ...

残念なことに

私は自分で

自分の夢を

叶えられない

冒涜だ

ライオス

そんな

ヤアド

誰かが共感し

願ってくれる

ことを待つだけ

私はそれが

お前だと

嬉しい

なるほど

...

〝人の欲望を

永遠に

味わいたい

この世界では

きみの食欲は

満たせない

人でない

ものに理解を

示そうとする

それがきみの

特質であり

本能なんだな

理外を

強調する割に

物言いが

人間臭いな

蟻の飲食店で

鯨が腹を

満たそうとする

ようなものか...

そこには

少し同情

する

意思疎通は

人間から

教わった

からね

好きなものの

習性や思考を

学んでは理解に

努める.....

お前の

そういう

所が好き

だよ

お前も

同じだろ

ばかばか

しい...

詐欺師の話に

耳を傾けるのは

時間の無駄だ

皆を

手伝って

きます

そいつが次に

何を語るか

聞かずとも

わかりますよ

どこへ?

魅力的な

解決方法を

ちらつかせ

役立たず

あなたが〝あちら〟

を選ぶのでは

ないかと

恐れていました

仲間や妹の

命を人質に

選択を迫る

以前なら

でも。こちら”を

選んでくれると

今は信じてます

不安...

いいんッ

もはや絶対に

マルシルを殺す

道しかないけど

それが

できるか

どうか

でも妹は

殺せてる

からな

既に快感と〈地上手mの

のは世の里王

問題は

その後

囲めっ

囲め!

待った

待った!

敵じゃ

ない!

彼は地上の

勢力のひとりで

オークたちは

迷宮の手駒

ではない

そう

なの?

今は協力して

魔物の進行を

防ぎましょう

カブルー

!!

みんな!?

どうやって

ここまで

迷宮の形が

変わったの

知ってる

でしょ

地上

すぐそこ

だよ

じゃあここで

逃した魔物は

地上に......

みんなも

協力して

くれ!

1匹でも

多くの魔物を

倒さないと

すぐそこ

っ!?

わかった

そんなの

絶対に

ダメだ

くっ

数が

多すぎる

魔物の

大群!

行け!

ここで

討たねば

世界に

明日はない!

間違いない

迷宮の主は

ここだ!

これだけ

戦力が

揃えば

なんとか

なるかも

ぎゃあッ

ミノタウロス

だーーっ!

冗談じゃ

ない!

歩き茸と

戦うのとは

訳が違うぞ

あっこら

怯むな!

戦え!

無理

だって

こなくそ

かかって

こいつ

めてッ

ウタヤの時も

こんなふうに

......

まずい

足が急に

すくんで

あ...

カン

カブルー!!

カンッ

逃げー

...?

!?

!!?

おい

何してる

アイツらを

止めろ!!

無理です

魔物が

邪魔して

......

クソッ

魔物と心を

通わせる

なんて

魔物の王

やはり魔物を

操っているのは

アイツらだ

無茶苦茶

言いやがる

見て

あの異形の

腕を

魔王

ライオス

大丈夫

誤解はいずれ

解ける

ちょっと

喜んでん

じゃねーよ

マルシル

中にいる

のか?

入り口は

ここかな

みんなも

ついて

きてくれ

必要?

第84話

第55話マルシル4

うっ

寒いな

明かりを

つけてくれ

何も

見えん

ん...

いい

おーい

マルシル

どこに

いるんだ?

まっおい

ファリン!?

カチコチ

だ...

そのように

マルシルが

やったのか!?

なんという

ことを

死体の鮮度が

落ちないよう

凍らせたん

だな

こうすれば

後でゆっくりと

竜部分を調理

できる

つまり人々と協力して

彼女は竜部分を食べる

計画をまだ

諦めていない!

これは

よい兆候

だ!!

マルシルは

完全に自分を

見失ったわけ

じゃない!

まだ対話の

余地がある

アレを

見た後で

まだ対話で

解決できると

思えるのは

凄いな

まあ

純粋な

暴力で

わしらが

マルシルに

勝てるとも

思えんが...

......

何しに

来たの

邪魔を

するのなら

出ていって

私いま

私いま

マルシル!

そっちへ

行くよ

相手

できない

どうやって

登るんだ?

止まら

ない...

次から次に

溢れて

止まらないの

欲しいものが

やりたいことが

あ頭の中が

うるさくて

たまらない

大丈夫か

マルシル

どうにか

なりそう

なんとか

するから

そこで

じっと

してー

あああっ!!

んっ、

ぎゃっ

なっ

なんだ

!?

パイだ

は?

おいしい

パイが

食べたい!

砂糖と

バターが

たっぷりの!!

表面が

あみあみで

綺麗な

焼き色の

ついたやつ

桃に

りんご

道具も

新調したい

あと

果物も

食べたい

使いやすい

瑞々しい

オレンジ

イヅツミ

用の櫛

新しい靴

っっ

潰される

暖かい

寝袋

バイの上に

避難しよう

これは

マルシルの

望んだものが

現れてるのか

おい!

なんのパイか

までは

わからないな

......

翼獅子ぉ前

マルシルに

何を?

別に

私はただ

主の願いを

叶えるだけ

アイツの腕

一生あのまま

なのかな

じゃ彼女を

ここへ連れて

きてくれ!

お前は

主ではない

からなあ

早く

早く地上へ

向かわないと

人類の

寿命を

ううっ

変化を

人種の

壁を

私には

やりたいことが

たくさんある...

地上へ!

あ!また

魔物が一斉に

動きはじめた

地上へ!

望むのを

やめさせろ

どう

やって!?

注意を

逸らす

とか!

だから

どう

やって

つっ......

作ろう!!!

わしが

作ってやる!!

こんな物より

よほど美味い

物を作れる

どんなパイが

食いたい!?

ドライアドを

甘く煮たパイ

でもいいし

ミノタウロスの

カスタードパイ

でもいい!!

表面が

あみあみの

やつだな!?

........

ひゅっ

なるほど

ジャムを

使ったものか

人喰い植物には

レモンに似た実を

つけるものがいる

柑橘類の

ような

花のような

苦味は強いが

砂糖で煮詰めると

大層美味くなる!

これなら

とっておきの

レシピがあるぞ

今回の旅では

生憎遭遇

しなかったが

多重的で深い

香りが特徴だ

いつかあの実で

パイを作って

振る舞おう!!

レモンの

匂いだ

食べたく

なってきた

らしい

そうだ

センシ

ミートパイは

どうだ!?

名案だ

以前炎竜の肉を

焼いた時もっと

うまくできたと

後悔してたろ!

野菜の旨味と

肉汁がたっぷり

閉じ込められた

よいパイになる

できるだけ

大きい具材

でな!

パイにしても

美味しいんじゃ

ないか!?

...!

......

ミンチにして

玉ねぎや人参と

混ぜ生地で包む

他には!?

パイだけじゃ

足りないだろ

なんだ

その

かわいい

食器とか

たい

お父さんにも

センシのご飯

食べさせて

あげたい!!

心地いい

椅子とか

ん!?

あっ

ども...

ジェスにリユッ

何かって

ああっ!

ドッペルゲンガー

だ!!

いかん

別のことを

考えさせろ

早く!!

えーと

えーと

そうだ

俺の家族

見たく

ないか!?

今回の件が

全て丸く

収まったら

家族を集めて

たっ旅の話を

するつもりだ

その時は

お前達にも

同席して

ほしい!

チルチャックの

家族.....

会いたい!!

同じ轍は

踏みたか

ないからな

家族の仲を

修復できるよう

一緒に作戦を

考えてくれ!!

ただし魔物は

ナシだ!

家族を

危険な目に

遭わせたく

ない

考えたい!!

花や装飾品を

贈らせたい

らしいな

ついでに

イヅツミも

なんか言え

なんか

って?

そんなに

予算ない

からな!

なんか

だよ!

じゃ

手漕ぎ舟を

一般くれ!!

私の身体は

どうやら一生

このまま

らしいから

せめてこんな

ことした奴に

一矢報いてやる

連れも

できちまった

しな

びっ...

喋る人形の

ヤアド

私はこいつと

海を渡り

黒魔術使いを

倒す旅に出る

連れ?

いつの間に

そんな友達

作ったんだ?

狂乱の

ナントカの

家で拾った

魂を人形に

混ぜられた

哀れな奴だ!

つーか

ヤアドって

それー

...

助けて

...欲望が

なんでも

叶う力か

舟は?

地図や

海図

古代

魔術史

道徳や

倫理の本

おいッ

バカに

してん

のか!!

その力で

世界を作ったら

楽しいだろうな

好物しか

並んでない

食べ放題の

宴会みたいに

もし俺が

そんな力を

手に入れたら

行け

行け

よし

今だ!

ー自分の

理想の世界には

イカやタコは

加えないな!

あんまり

美味しく

なかったし

いい

思い出が

ない!

きみは

そんな宴会

嫌だろ

...何が

言いたいのか

わかるけど

でも

この力があれば

他人の好き嫌いを

意のままにも

できる

本当に

それが望み

なのか?

こっちへ

来ないで!!

あいててて

それなら

今すぐその力で

君の夢に賛同する

新しい俺たちを

作ればいいだろ

ファリン

だって!

翼獅子に

命じて蘇生し

元の姿に

戻せばいい

本当は

わかってるん

だろう

その力の

歪さに

不愉快で

不都合で

不安なものが

存在しない

理想の世界

そこには

きっと

幸福もない!

その力は

手放す

べきだ!

うるさい

うるさい

こんな

つもり

なかった

私だって

人種による

寿命の差の

原因を調べて

数百年かけて

十年延ばせたら

上出来だって

でも

今回の冒険で

気づいちゃった

その速度じゃ

みんなは

百年後に

もういないって

そしたら

私のやろうと

してることなんて

もう意味ないって

私ずっと

みんなと一緒に

いたいよ

そのために

死を遠ざけたいと

願うのは

そんなに

いけないこと?

マルシル

1日3食

色んな物を

食べたな

色んな生物を

殺して食べた

美味いものも

まずいものも

そもそも

この旅は

...

そのために

死にかけたりも

した

やめて

いいや

辛い思いも

したけど

楽しかった

認める

べきだ

...この冒険の

最初の切欠は

その先は

絶対に

言わないで

ファリンが

あの時炎竜に

喰われなければ

バカッ

お前!

愛え

あれば

喜びあり

とか

食べたい

物があれば

作り方を

教えよう

こんなに

楽しい冒険は

味わえなかった!

もうここは

飽きたから

帰ろうせ

もう少し

マシな

言い回しが

あるだろ!

いつでも

食べられる

ように

他に

やりたい

ことも

できたし

それに俺たちは

もうずっと前から

翼獅子の力を

使わずとも寿命を

延ばす方法を

知ってるはずだろ

それは

バランスの

とれた食生活!!

生活リズムの

見直し!!

そして

適切な運動!!

この3点に

気をつければ

自ずと

強い身体は

作られる!!

うぁ

わぁ

第85話「おわり

TopeConthured.

モンスターは

は語!?

よもや

タコだ

タコ

だな

その

必要はない

ドッペルゲンガー

こいつが人間の

ふりをするのは

無理があるだろ

彼らの

擬態のうまさは

色素細胞による

色付けにある

おおまかに

形を真似る

どうやって

8本の足で

10本の指を

再現するんだよ

細部は

色で調整

色だけで

凹凸や

奥行きが再現

できるんだ

更には相手を

理解した上で

変身していて

ちゃんと

関節で

頭の

曲がるし部分に

擬態も

頭の使い方も

とてもうまい

生物なんだ

本当だ

頭がある

いやあ

それほど

でも

あっコイツ

俺の真似を

...

まだまだ

若輩者

です

ちなみに俺たち

いま結構まずい

状況なんだけど

なんか

うまい方法

ない?

タコに

相談する

ことか!

なるほど

つまり...

実は翼獅子は

悪魔と呼ばれる

存在で

地上へ出て

世界中の

人間の欲望を

食おうと画策

していると!

謙遜も

うまい

マルシルさんは

心の弱みを

利用され

悪魔の活動を

阻まんとする

カナリア隊と

衝突して

しまったと!

そんな話

だったんだ

話を纏める

のもうまい

更にはいつもの

倒して食べる

戦法はうまく

いかないと...

厄介

ですね

なんか

本物より

頭いいな

え?

交換

しようぜ

この状況を

打開する方法は

ひとつだけ

あります!!

おお

!?

それは

それは

!?

ライオスさんが

迷宮の主に

なればいい!!

そして

翼獅子の

力でうまく

地上へ

脱出すれば

解決です!!

たんぱく質

炭水化物

カルシウム

ニタミンA

やっぱり

頭足類は

ダメだな

なかなか

うまい話は

ないもんだ

羽の

生えた

豚に

見たことない

魔物が多いな

なんていう

魔物なんだ?

マルシル軍

知らない

あんな魔物は

存在しないと

思う

角の

ある兎?

だって

豚に羽が

生えてたり

兎に角が

ついてたら

なんなんだ

魔物と

いうのは

マルシルの

オリジナル

動物じゃ

ないか?

という人間の

想像力と密接な

関係にあると

俺は思ってる

そう

なの?

一方豚に羽や

兎に角は

全く怖くない

”魔物”

としては

ありえない

かな

ジャッカ

ロープじゃ

ないか?

こんな生物が

いたら怖いな

迷宮の兎は

また別の話

だけど

ん?

ジャッカ

ロープ!

角の

生えた兎

たまに地上で

目撃されて

騒ぎになって

んで結局

見つから

ない

ハナから存在

しないんじゃ

ないかと

思ってたが

亀毛兎角と

いう言葉も

ある

ちなみに

あっちの

空飛ぶ豚も

ありえない。

って言葉の元に

なった生物だ

ヒポグリフ

みたいな

もんか

迷宮じゃ

普通に存在

したんたな

お前が

知らないとは

意外だな

毛深い亀に

角のある兎

自分も

知らない

魔物の知識が

マルシルにある

はずがないって

思い込みじゃ

ないか?

存在しない

ありえない

ことを示す

言葉だとか

本当か

~?

......

とにかく

!!

おっ

兎に角

ままさか!

ありえない

一刻も早く

マルシルを

なんとか

しなければ

Dopyriguter

RYOKOKUI

DiliclousikDuNGIOA

九井諒

Dilicionsinponeの

RYOKOKUI

OUSINEONORORUI

「昔から

DELICIOUSINDUNGEON

RYokoKul

...

クリスマホール・

HARTACOMIX

ダンジョン飯12

著者,九井諒子

2022年8月10日、発行

Wer.OO1

cRyckoKui2022

本電子書籍は下記にもとづいて制作しました

HARTACOMX「ダンジョン飯12

2022年8月10日初版初刷発行

発行者「青柳昌行」

発行株式会社KADOKAWA

...https://www.k....adokawa.co.jp/

編集ハルタ編集部

XJapanesetextonly

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装丁_須田杏菜

初出・第77話〜第35話ー-ハルタ87号〜95号/>おまけ一描き下ろし

...

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