...

梶尾真治x鶴田謙二

ONTENTS

さすらいエマノンとの

昨日話して

第2話くら

さすらいエマノンとは

ですらしいことをありますが、サスポイントの使う事なのであれば、このような話だと

2017年01月4日

第5話(C)

續々さすらいエマ

さすらいエマノン90

第1話..

第2話〈147

第3話《1フト

第4話...

エレローグ...

...・

續々さすらいエマ

やっちゃうわけで

かちょってちまわうわ

くーださい

いつものだろ

自分で取って

おくれ

うん

私は名なしの

エマノン

私は母の記憶を

受け継いで生まれた

母は祖母の記憶を

祖母は祖々母の記憶を

持って生まれ...

そうして

代々の記憶は

生命が生まれてから

ずっと続いている

なぜかは

わからないけれど

そう生まれついて

いる

くーださい

いつものかい

ちょっと待って

おくれ

開店セールちゃ

...悪いわ

クロスケなら

死んじまった

奴も

トシでな

手模写真だっ

特別問題は

たまらないか

私は老いる

ことができない

この身体が

子供を生めば

その子供が私になり

私でなくなった

抜け殻は

役目を終える

三〇億年間の

私の記憶...

そのほとんどは

幼年期のものなのだ

あれっ?

はっ店しまし

長い間ありが

ございました

こねこは

つれていくよ

おはあ

さすらにエマノン初めてが

祥水子さんは

とても記憶力が

良いのですよ

授業でも

度聞いたことは

忘れないです

正直言って

聞いているのか

いないのか

わからないような

授業態度なんです

けどね

質問したら

ちゃんと正解を

答えますし

...そう

ですか

この子は

いろいろと

母親似で

...

せっかくの

三者面談ですので

お父さんにもぜひ

聞いていただき

たいのです

荏衣子さん

試験で解っている

問題をわざと

間違えたりして

いるでしょう

もう少し真面目に

いえ集中力を持って

もっと上の高校を

目指してみませんか

...!!

お父さん

荏衣子さんは

眠さえあれば

図書館に籠もって

いるんですよ

読書量は

他の生徒とは

比較になり

ません

もったいない

でしょう?

先生「それはね」

退屈だからよ

退屈だと

気が紛れない

からなの

この頃ずっと

あの衝動に

駆られてしまって

いるから

それを

ほんの一時でも

忘れたいから

なのよ

あの

衝動を

〝時が来た〟と

告げる声を

ねえ

荏衣子

今度さ

写真撮ろうよ

家族三人の

え?

突然

どうしたの

なんだか

昔のことを

思い出し

ちゃって

お父さんと

お母さんが

出会った日

あの日も

ちょうど

こんな雨

だったから

かな...

良三さんが

......父かしれば

母は心配ない

私も

わかってる

本当はもう

ここに留まる理由は

無いのだから

でも

あと少し

少しだけ

...

きみが

エマノンか

エマノン

なんだろう

きみ

そうだろうな

ぼくの眼には

誤りというものは

ないんだ

すぐに

わかったのさ

どうなんだ

永遠の時を

生きる気持ちと

いうのは

あなた...

いったい

誰なんですか

ぼくかい

ぼくの名は

神月潮一郎

きみと結婚

することになる

はずの男さ

よろしく

立ち話も

できないから

近くの店に

入ろうか

一九八八年四月

神月潮一郎は

始めて出現した

彼の存在は

私にとって

聞てしかなかった

なんの予備知識も

与えられて

いなかったのだ

そこに

喫茶店が

ある

でも

あなたの学校は

喫茶店なんか

出入りしていいの

かしら

うまいタルトを

出す店だ

そこで話そう

ぼくはいい

ぼくは

何をやっても

許される

ポeヵAazVouk°

あんまり

こんな店

座れよ

好きじゃ

ないわ

何から

聞きたい?

...!!

あなたは

どのくらい

私のことを

知っているの

全部って

...

言っただろう

全部知ってる

のさ

すべてって

こと

きみが進化の

生き証人だって

こと

エマノンは

記憶してるんだろう

この地球上に

生命が発生してから

世代交替をくり返して

人間としてきみになる

までの

すべての

時の記憶を

種として常に進化の

“流行の最先端”に

いたのだものな

そして世代交替を

くり返すたびに

先代の記憶を

引き継いできたんだよな

どうだい

図星だろう

それでは、

グ長ネギ

うわー

ただけの。

...

!!

炭里島たけのこ

誰から

聞いたの

......

誰にも聞かないさ

わかったのさ

わかるのさ

ぼくは並のやわな

高校生とは

ちょいと違う

ぼくにわからない

ことなぞ

ありはしない

さっきの

ウェイトレスが

電話をかけて

いるのが

見えるはずだ

どうだい

ほら入り口を

見てみろよ

電話の相手は

ぼくの高校の

風紀指導の

教師さ

あの女

このままじゃ

腹の虫が

治まらないん

だろう

10分もすりゃ

“ツチノコ”が

現われる

不純異性交遊中の

不良高校生を

まっとうな道に

導かねばという

使命感に燃えて

おっとり刀で

かけつけてくる

チビで肥満体のくせに

蛇の執念深さは

ちゃんと

兼ねそなえ

てるんだ

茶番劇が

はじまりそうな

気がするよ

どうして

わかるの

どうしてっ

て...?

とにかく

わかってしまうんだ

エマノンのことが

わかったみたいに

これはぼくの

能力だと思う

他に言いようが

ない

他人の心の中を

読むわけじゃ

ないんだ

人と会った途端に

自分にとって

有益な情報が

瞬間的に備って

しまう

理由づけしても

意味がない

他にも

少し変わった

能力があるしさ

どうだい

こんな体質と

きている

まるで

スーパーマン

だろ

だいていの

ヤクザは

これをやって

見せれば逃げていく

ぼくは選ばれた

人類の一人に

違いないんだ

というより

新しい人類

なんだよ

人類が

新たな進化段階に

はいったという

様本みたいな

ものさ

だからエマノン

きみにぼくの正体を

見せたのさ

エマノンは

地球生命の

進化の最先端に

常にいたはず

だろう

猿人が手に道具を

持つことを覚えた

ときも

火を扱いはじめた

ときも

ないのか

常に現場に

いあわせたはずじゃ

人類がより一層の

高い段階へ進化

しようとしていれば

エマノンも同時に

進化しなければ

ならないんだぜ

とすれば

当然エマノンは

新人類である

ぼくと結ばれる

はずなんだ

結ばれねば

ならないんだ

いつまでも

猿でいては

いけないのさ

ぼくと結ばれることを

もしも拒もうとすれば

それはエマノンという

存在自体の罪悪

あるいは矛盾という

ことになるだろう

罪悪の話なの

高校生が

アベック喫茶で

不純異性交遊

やってるほうが

もっと罪悪じゃ

ないの

おまえ

何年何組よ

生徒手帳

出してみろ

...こんな

ところに来て

何が面白いの

アベック喫茶で

不純異性交遊

こんな

いかがわしい

ところに

出入りして

何か気持ち

いいの

ええ

聞いてんのか

放校だぞ

おまえたちひょっとしてデキてんじゃないだろうな

おまえたち

ひょっとして

デキてんじゃ

ないだろうな

わかってるのか

退学じゃないぞ

どこの高校にも

行けなくなるん

だぞ

放校よ

放校になって

いいの

親は知ってるの

こんなところへ

出入りしてること

泣くぞ

がまわんのか

ええ

わかってんの

...るさいな

一生が

だいなしに

なるぞ

き...

貴様...

うるさいんだよ

ツチノコ

邪魔しないで

くれよ

き貴様

言ったな

俺のことを

ツチノコと

後悔するなよ

おおまえは

放校なのよ

ツチノコ

悪いけど

引きとって

くれよ

これは

御足労の

お駄賃だから

き貴様

生活指導の

教師を買収

するつもり

なの

足りないのか

大奮発した

つもりだったの

だけれど

何っ

だから

素直になれば

よかったのさ

ツチノコか

ことを荒立て

ようと

するから

こんな言いたく

ないことでも

口に出さねば

ならなく

なってしまう

さあ

とっておけばいい

あんたは何も

見なかったのさ

グッバイ

ツチノコ

あんたの職務への

熱心さと執念深さには

ほとほと敬服するよ

いつか

あんたにお願いする

ことができてきそうだ

なんて言ったの

あの人に

あのツチノコも

裏でやってる

ことと言ったらさ

...

小悪党なんだ

それも小心者のね

教え子の教育ママと

できちゃったりさ..

卒業生の元非行少年から

口止め料せびったりとか...

家では恋妻家で

あれ以上に身を縮こま

らせているくせに

そんなことを

手短かに

言ってやった

食べてみなよ

ここのタルトは

うまいはずなんだ

神月の

それは多分

真実のはずだ

私の正体を

見破ったこと

ツチノコの秘密を

暴いたことでも

類推できた

それから彼の

異常なほどの自信

高校生のくせに

お金持ちなのね

ご両親は

あなたの望みどおりの

暮らしをさせて

くれるほどの

理解があるの

確かに

彼は何かが

違っている

金なんか

なんでもないさ

すぐに儲けることが

できる

...ファッシュ!

一般の人間とは

異なった何かが

親の世話になんか

なってないし

後ろめたい金でも

ないんだ

金はただの

道具さ

教着するような

ものじゃない

元金は

アルバイトで

稼いだけどね

父は早くに死んだ

母は入院していて

費用はほくが

みている

親の干渉なんて

関係ないんだ

やっぱり

うまい

あなた

...

人間を馬鹿に

してるみたいだわ

まるで人々を

猿か何かのように

考えているんじゃ

ないの

唯我独尊という

感じよ

ああ...

多分そうだろう

でも誤解しないで

ほしい

どんなに人類を

猿なみに考えていても、

ぼくはぼくを生み出してくれた

人類が大好きなんだ

狼の中で育った少年が

狼を愛するのと

同じことだよ

だからぼくには

責任があると思う

猿なみの人々を

ぼくの力で正しい方向へ

導いてやること

それに

ぼくに続く新しい型の人々へ

ぼくは新人類の生きる土台を

形造り引き継いでやること

この二つだ

だから

この二つの事業を

完成させることが

ぼくの今の目標

であり

マクトゥーヴき

マクトゥーヴ

"運命づけられたもの»

“予定されたもの”

という意味だ

それに

ぼくとエマノンが

いずれ結ばれる

こと

それが

ぼくの人生の

マクトゥーウ

お兄ちゃん

きの

OF

かズこネゆもちけンテわエね

「いまだ私がはあじゃかかります。

コミッ

..

今の時50時1500円1800万2008年4000

なのはちょうちょっと

200

250

そんなこと

あなたが

進化の最先端にいると

思い込んでるだけかも

しれないじゃないの

実は進化じゃなくて

それが退化かも

しれないわ

わからないわ

トカゲにだって

シッポの再生能力が

あるし

プラナリアだって

細胞を再生させる

のに

風や鳥たちも

危機の予知能力を

持っているのよ

あなたが他の人間より

便利な能力を持っている

だけにすぎないのかも

しれないわ

馬慢よ

そうかな

人類が好きで

たまらないなんて

少しも言葉に

深みがないもの

口先だけ

みたいな

気がする

タルト

食べてみろよ

うまいぜ

もう帰る

ああ

いいさ

また会うことに

なるだろうから

今度会う時は

ぼくのお嫁さんだよ

エマノン

いいかい

ぼくが法螺を

吹いていたのでは

ないことは

数年後に証明

されるはずだ

本当にぼくは

ぼくより劣った

人間たちが

大好きなんだ

彼らをぼくは

導いてやる

そのためには

まずほく自身が

力を手に

しなければ

ならない

権力をね

これからの数年間

その。力を手に入れるために

奔走するつもりだ

うん

いや...

泣いおおおね!!!

エマノン

また迎えに

行くよ

万百年

ほんくら

源さん

その時に

ぼくのプロポーズを

受けてくれれば

いいんだ

その時を

楽しみにしてる

いよい

ただいま

おかえりなさい

ぼくとエマノンが

いずれ結ばれること

それが

ぼくの人生の

マクトゥーウ

神戸潮一郎はそれきり

姿を現わさなかった

マクトゥーヴの

続きを知るのは

まだ数年先のことだ

きすらいエマノン

ぷ、やぁぁぁ

今の

ブスナック

...

Google

ただいま

お母さん

大丈夫

ええ

ちょっと

疲れちゃった

だけ

いいわ

寝てて

お父さん

近頃出かけると

なかなか帰って

来ないわね

仕方ないわよ

またお仕事で

呑んでるんでしょ

あら

お父さん?

荏麻か

荏衣子ょ

お父さん

荏衣子か

おまえ

覚えてるか

おまえが

まだ在麻

だった頃

俺と雨の日に

初めて会った

ことを

俺は知ってるんだ

何故

そんなに

おまえがそれを

隠したがるのかが

わからない

隠すことはない

荏衣子と

お母さんの...

それは

体質なんだから

いつだったか

在麻に

催眠術を

試したことが

あったろう

うまくいかなかったと

あの時は言ったが

本当は

そうじゃ

なかったんだ

おまえを

悪夢から

日和歌です

解き放つための

心理療法の

つもりだった

そうだ

いま在麻は

昨日にいるんだ

何が見えるか

話してくれないか

あなた...

あなたと

散歩しているわ

タ方......公園..

そろそろ

帰ろうかって

話してる

ぼくが一つ数を

数えるたびに

在財はだんだん

若くなっていく

そして十まで数えると

在麻はぼくと出会う

前の世界に帰るんだ

三..

ニ...

...九

...ハ

...十

さあ

ぼくと出会う

前の世界だ

在麻はいま

何歳だ

わからない

...

馬に乗った人が

刀を振りまわしてる

その人に皆で

石を投げつけ

てるの

その人は

馬から落ちて

しまうわ

たくさんの男たち

手に竹槍や

鏡や舗を持ってる

皆が竹槍で

その人を殺すの

すごい

叫び声

何年くらい前に

荏麻はいるんだ

四百...

四百......年くらい前

よ..

四百年前だって

まだぼくたちが

生まれる前じゃ

ないか!?

生まれる前

...じゃないわ

生まれてたわ

私...生まれていた

前世の記憶を

その時

持った人々が

実在することを

思いだしたよ

生まれ

かわりの

実例を

だから

もっと昔の

物心がついて

すぐの頃の

記憶まで

遡ってもらった

たゆたってる

海の中

私何かの

細胞みたい

永い時

浮かんでる

暖かい

冷たい

暗い

明るい

ふわふわ

小さいわ

とっても

おまえの記憶は

特殊だ

地球に生命が

発生して以来の

何十億年もの。時〟を

連結した転生の

繰り返しで

生きてきたんだ

望む

望まないに

かかわらず

私の...

生物の進化の記憶

個体として体験した

すべての記憶は

私の

これから生まれてくる

娘に引き継がれます

すると

今の私の心は

...思い出は...

からっぽになって

しまうのです

私の思い出は

娘が全部

持っていってしまう

ことになるんです

から

知る必要なんて

なかったんだ...

もう行くわ

ずあい

・901年1月

まさ

こんにちは

こ...

こんにちは

春田俊悟です

捏葉小学校

一年生です

こんにちは

学校の帰り

なのね

そうです

お姉さんは?

何してるかって

こと?名前?

ヒカリの...

友だちの家が

落人岳の中腹に

あるの

約束を

果たさなくちゃ

ならないから

それで

来たの

日用品が

必要になったら

山を下りてくるの

しばらく

山から来たり

するわ

ヤマワロ...

ヤマワロ?

あはは

私色んな人に

エマノンと呼んで

もらうこと

......あるわ

本当は海が

好きなんだけど

エマノン...

さあ

もう行かなきゃ

ヒカリが

いつ現れるか

わからないから

ヒカリさん

.....?

友だち?

ええ

親友よ

ずっと大事な

お友だち

ねえ

エマノンさん

また

会えますか?

まだしばらくは

あの山にいるから

里に来た時は

ここにいるわ

多分

桜が散る頃

までは

ヒカリに会うのは

ニキニ年ぶりになる

ヒカリが

私の未来を

教えてくれることは

少ない

前に会った年と

次に会う年を

互いに

教えあうだけだ

だが

この年の約束は

違っていた

ここで起きることも

予め話して

くれていた

一九九〇年の桜の頃

落人品で彼女を看取ることは

それが

彼女の願いだったから

俊悟くんは

おじいさんと

暮らしている

のね

うん

どうして

知ってるの?

バスで一緒

だったわ

落人岳に

来た日

忘れないの

ヒカリさんって

どんな友だち?

...

親友よ

ずっと昔からの

大事な友だち

子供の頃から?

何年前

から?

数...十億年

前から...

ヒカリさんって

お婆さんなの?

エマノンも

そんな昔から

いたということ?

その時によって

違う

私はね

生命のぜんぶの

記憶を引き継いで

いるの

よくわからない

俊悟くんか

私の話を

理解できるように

なった時に

教えることにする

しっかりして

ヒカリ

私よ

...

...ファンス...

時代は...?

エマノン

...

一九九〇年よ

エマノン

なあに

どうしたの?

エマノンの

匂い...

タバコの

匂い

ごめんね

んー

大丈夫

エマノンの

匂いだから

好きよ

ヒカリ

ヒカリは

数十億年来の

親友

私の長い記憶の旅を

共に過ごす伴侶の

ような存在だった

数十億年の

記憶を受け継ぐ

私に

時を跳び

連れ添って

くれているのか

ヒカリだ

だが

その時の姿は

私の知っている

ヒカリとは違っていた

とても

小さくて

軽かった

時を経て

老いた姿なのか

あるいは

ひょっとして

ヒカリは

外観ほどには

年齢を重ねては

いないのかもしれない

時を跳ぶという能力は

肉体を激しく酷使し

消耗させてしまう

結果を招くのかも

そんな考えが

ふっと湧いた

起きたりして

大丈夫なの

ヒカリ

ええ

ありがとう

エマノン

きっと

約束を守ると

わかっていた

最期を

看て貰って

嬉しいわ

まだそんな

容体じゃないわ

ヒカリ

すいぶん

回復に向かって

いるし

ありがとう

エマノン

ありがとう

エマノン

ありがとう

礼を言わなければ

ならないのは

私の方こそよ

どれだけ

ヒカリがいたから

励まされたか

わからない

そう言って

くれることが

エマノンの私への

ご褒美ね

ありがとう

ここで

私は果てるけれど

エマノンはこれから

何度も私に会えるのよ

だから

悲しまないで

だから

悲しまないで

エマノン

私は

まだエマノンが知らない

未来のエマノンの

思い出を沢山

持っているわ

そのことを

聞きたい?

そうね

私にとっては

素晴らしい

思い出ばかりよ

聞かないで

おくわ

これからの

私の楽しみに

させて

エマノンにとっても

そうであることを

祈ってる

いつもエマノンに

勇気づけられたこと

エマノンに

慰められたこと

癒されたこと

ずっと

感謝してる

今まで

一番遠い過去へ

跳んだこと

まだエマノンが

ヒトではなかった頃

エマノンが

教えたとおりに

跳んだ

跳んだ時には

エマノンのことを

必死に思い

浮かべるの

そうすれば

エマノンの所に

行けるからって

エマノンは

まだエマノンの姿では

なかったけれど

私には

すぐわかったわ

ひとつだけ

未来を

知ってるわ

ヒカリか

いつも

言っていた

ふふっ

一九九四年

横嶋市の

文帝大学の近く

四年後ね

うふふっ

私が死んだら

縁の下を見てね

ヒカリは本名を

布川暉里という

この家で

ヒカリの父と母が

出会うのは

今から十年後の

二〇〇〇年のこと

その二年後の

二〇〇二年に

ヒカリは

この家で

誕生した

ヒカリは

自分の墓石を見ながら、

幼少期を過ごしたのだ

最後に過ごした

五日間の思い出を

残して

ヒカリは逝った

きすらい

そろそろ

行くわ

エマノン

ありがとう

色んな時代に

跳ぶけれど

私が存在している

時間帯には

跳べないの

エマノンに

お礼を

言いたかった

でも

この時間でしか

来ることは

できなかった

本当に

ありがとう

ヒカリ

このヒカリには

あと何回

会えるだろうか

無限に会うことは

かなわないだろう

そして

いつかヒカリに

会えない日が

必ずくるのだろう

ヒカリとの

約束を

果たしたの

また

旅に出るわ

ぼくも

引越し

なんだ

熊本で

暮らす

父さんと

一緒に

だから

エマノンが今度

いつ会えるか

教えてよ

また会える

でしょう?

必ず

会いたいから

会えるとしても

何年先になるのか?

私もその時は

俊吾くんには

わからなくなって

いるかもしれない

ずっと

一緒にいたいよ

ぼくが大人になって

エマノンがお婆さんに

なっても平気だよ

それは

いけないわ

私は

あなたの母親でも

お嫁さんでも

ないのよ

大人に

なったら

時間は

未来に向かって

進んでいくの

私のことは

忘れて

自分の

人生を

考えて

ぼく

待ってるよ

わからない

どうして?

どこにいるか

教えてくれたら

そこへ行くよ

...いいの?

その時の私が

どうなっているか

わからないけど

今の私じゃない

それでも

いいの?

記肥後絶合病院

荏衣ァ

母危篤.帰れ

...チャッピングの

第二次第一回教科としては、

店舗スタッフ募集!!

じゃあねえって

>車札経験不問...

やっぱり

帰ってこないか

荏衣子は......

あなた

...

夢を

見たわ

とても

長い夢

私が

恐竜から

追われていたり

猿人として

這って歩いて

いたり

飢えて

さまよっていたり

魚だったり

ミジンコみたいな

ものだったり...

でも私

素晴らしい

夢も見たわ

あなたと

初めて

会った時の

初めて会った時も

あなたは

こうして病室で

私を見守っていて

くれたんだわ

いつも

あなたは

言っていたんだわ

何か

思い出したかい

.....って

思い出した

のよ

どんなに

あなたと

知り会ってから

あなたを

愛したかを

ありがとう

あなた

素敵だった

幸福だった

あなたとの

生活.....

荏麻.....

TO.EE.CONTHUED...

DONT

九九郎ナナビを

七月のある日

エマノン

久しぶりね

エマノン

ぼく

覚えてる?

SRFF-Kindowに

なんですからねえ

らスヴニール

「かりそめエ

マノン!!

きずりア

ムネジア

「とまどい

マクトゥー

ヴ」「ひとひ

さい!?

熊報二部

二〇〇六年から十二年。漫画「エマノン」シリーズを描き始めて千支が「周してしまいま

した。

自分的にはずっと描いていたようなイメージなので

すが、実際、出来上がったのは本作を含めてたった四

冊。駅作の梶尾真治先生そはじめ、落胆された関

保者も多いことと思います。

本作の「さすらいエマノン」シリ

ーズは、梶尾先生の原

作小説の中から

あとがき〜きすらいの旅館から〜

熊城!!

「たゆたいライトニング」を時間ごとにバラバラにし

て、時系列順に並べ直!した構成になっています。

今にして思えば、素直に一作つつ設画にしていけ

ほよかったのかもしれませんか...。プリとオチが

バラバラでフリばかり縦く様な展開になり、三冊か

かって物語が収束したのは一ゆきずりアムネジア

俺のみ。それ以外は、それマれ終盤のエピソードを

成しています。

疑問は蓄積し、頭の中にエマノン年表のような

ものが出来上がっていくのです

「おもいでエマノン」の漫画化にあたっては、初め

モエマノンを知る方に向けて、さらには、自分の初

読のイメージをそのまま漫画にしたいという思い

から、原作を二千何無駄にしないよう、可能な限

原作小説をお読みになっている方はおわかりか

と思いますが、一作では単純な時間経過が、被数作

に渡り重なりあっていくと、非常にややこしいこと

になってきます。

このエマノンはとの代のエマノンなのか?

十三年後に再会するエマノンはどのエマノンなの

り忠実な再現をさせていただきました。同時に

装着として精神したのが、本作のマネージャー

ノン!シリーズです。『おもでエマオイのあとが

きに書いた【自己流の展開】というのがこれでし

たく合わせて一冊で収めるつもりだったのだから、

どうかしてます。

原作未読者に向けた一おもいでエマノン」に対

して、今度は原作を全て読んだ読者に向けて、エ

マノン年表そのものを描きたいと思ったわけです。

二作セットでやっとエマノンに対する想いが表現で!!

きる、と。

...

2017年11月

漫画版ともに素敵な表

間をしていただいたデザ

「イナーの芸郷重力様、大

現本印刷の方々いつもご

...

友人の死んでお世話にお話をしていると

・残念ながら、諸般の事特により連載時間はも

マンセルを見てしまいましたが、いつからかなり

会計間できることを願っています。

勝手な改安を見逃していただいた原作者の精

俺は色先生、「穴を開けてちょげかんだよ」な

だいた元親朱長の大野氏で長きに渡って担当して

いただいた音声は、上に出るべきか変えろう

の連水君、数々の資料を

提供してくれた友人の

「みんな、変わっていく。みんちょってしまう。

で、始まって同じ台詞を持ってみたかったので

しおかせエヴォリュージョンにあったエマゾンの台

Cむ梶尾只治

こちらの