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Instructions:
．．
★この作品は、著者かラー原画に加え、著者の原画をもとに
集英社でデジタル彩色を行った特別編集版です。
野田サトル
．．．
第７７話「まがいもの．．．
第２３話「夕張炭鉱．．．
第２話「大非常．．．
第３０話「伝言．．．
第２０話、アムール川から来た男．．．
第２１話、職人の絵．．．
第２話「江渡貝くん
第２話「女の子郎
第７話、チカバシ．．．
第四話、同じ根っ子．．．
第６６話「カネ餅．．．
１８９．１６９９１５ＩＳＳＩＢＳの２０１８年
野田サトル
この作品はフィクションです。次回の人数とは事件などには、いっさい関係ありません。
ヘッ
第７０話アムールＩＩから来た
ヘッ
そんなに
オソマは最近
そればっかりだな
飽きないのか？
元第七師団
谷垣源次郎
「セイピラッカ」
（貝下駄）
ほっき貝の殻と
しなの木の樹皮を
編んだ縄で作った
遊戯目
指で
はさんで？
「馬だ馬だ」って
言いながら
歩いて遊ぶ？
わかった
じゃあ行くぞ
谷垣ニㇱパ
え？
お婆ちゃん
呼んできて
くれッ
コタン滞在が
長引くクニガキ
谷垣であった
この俺．．．
牛山辰馬と
こっちにある
刺青の暗号は．．．：
ここにいる
家永
土方歳三
油紙に写した
複製の暗号が
２人分
そして
尾形百之助が
茨戸で手に入れた
１枚．．．
合計
六人分だ
変人と
ジジイと
チンピラ
集めて
蝦夷共和国の
夢を
もう一度か？
一矢報いるだけが
目的じゃあ
アンタに
ついていく人間が
可哀想じゃないか？
一発は不意打ちで
プン殴れるかも
しれんが
政府相手に
戦い続けられる
見通しは
あるのかい？
「のっぺらぼう」は
アイヌなんだろ？
鶴見中尉は
そこまで
掴んでいたか
のっぺらぼうが
殺した
アイヌたち．．．
七名分の遺留品に
共通点があった
そうだ
男たちの
小刀や煙草入れ
それら全てに
よく見ると新しい
傷が付けてあった
アイヌの葬式では
死んだ人間が
あの世でも
使えるように
副葬品に
傷をつけたり
破壊して
この世での役目を
終わらせる
そうじゃないか
死体を残虐にも
バラバラに
しておきながら
丁寧に全員の
所持品に
傷をつける
行為は
どこか
懺悔のような
物を感じる
なぜ殺した？
殺された七名は
各地の村の代表者で
和人と戦う武器を
買うため
金塊に手をつけた
のっぺらぼうの
目的がアイヌによる
北海道独立ならば
どうして
仲間割れした？
殺された７人が
金塊欲しさに
裏切ったのか？
おそらく
のっぺらぼうは
アイヌに
成りすました
極東ロシアの
パルチザンだ
なに？
それ．．．
パルチザンとは
内戦や革命で
ゲリラ的な
非正規の
軍事活動をする
民兵組織だ
ロシア極東にも
アムール川周辺の
少数民族から
寄せ集まった
多数の遊撃隊が
存在している
アムールル
財海
ロシアといっても
一枚岩じゃない
白系ロシア人が
支配する帝政ロシア
レーニン率いる
ユダヤ系の共産党
そして
極東に住む
少数民族などで
構成された
バルチサン
ロシア国内では
これらの勢力が
三つ巴になって
殺し合っている
つまり
のっぺらぼうは
極東ロシアの
独立戦争に使うため
アイヌの金塊を
樺太経由で
持ちだそうとして
失敗したのが
今回の発端なわけが
アイヌに
成りすました
パルチザンの
可能性が高い
ジイさん
あんた
これっぽっちも
のっぺらぼうを
信用して
なかったんだな
ということは
監獄の外に
いるという
のっぺらぼうの
仲間も．．．
あの婆ちゃん
きっと喜ぶぜ
わかるかね
日高の名高い
老猟師から
譲ってもらった
弓だ
この弓
誰が作ったんだろう
とても良い物だな
その猟師はその弓で
遠く離れた走る鹿を
何百頭も仕留めた
そうだ
赤毛と戦って弓が折れたそうだね？
赤毛と戦って
弓が折れた
そうだね？
それは
君に贈ろう
それは君に贈ろう
かわりと言っては
なんだが．．．
あの親分の
下半身にあった
入れ墨
剥いで持っていく
理由を聞かせて
くれないか？
ダンさん
あんた
悪い人じゃ
無さそうだから
忠告するが
知らない
方がいい
入れ墨に
関われば
命を失うぞ
面白い
ものを
見せよう
本？
これが
どうか
したのか？
う．．．！！
ちょっと待て
これは．．．
人間の皮膚が
はってあるのか？
ヒグマに
殺された従業員が
どこかで手に入れ
私が買い取った
この本は
いろいろな人間の
手を渡って
きたそうだが
炭鉱の町
ゆうばり
夕張にいる男が
作ったものらしい
泥棒が夕張の
ある家に侵入し
盗んだのだが
そのあと泥棒は
つまらない喧嘩で
殺され
どこの家で
本を盗んだかは
誰も知らない
ヒダカＣ
ユウバリの
サッポロの
オタルの
そしてこの本には
もう一つ
噂話が付いている
泥棒が
侵入した家には
ヤクザの
くりからもんもん
ではない
「奇妙な入れ墨の
皮もあった」．．．と
こちらが手にした
入れ墨の暗号は．．．
あらたに
若山の親分を
含めて
６人分になった
鶴見中尉が
少なくとも
刺青人皮を
１枚持ってる．．．
あちらは
増えただろうか
夕張か．．．
夕張川千鳥ヶ滝
夕張
それまで前人未到の
広大な密林であった
この地で
明治２１年石炭の
大鉱脈が発見されると
明治後期には
二万人を超える街に
急成長した
シマグンソウ
月島軍曹
あの墓から
目を離すな
昨日の炭鉱事故で
土葬された
ばかりの墓だ
はい
たびたび
この墓地では
盗掘が起こって
いるらしい
身寄りの無い者が
多い炭坑夫だ
熱心に
犯人探しをする
人間もいない
エサに
食いつき
ますかね？
どうした
二階堂
炭鉱で
事故があれば
あっという間に
夕張中へ
広まるだろう
きっと
盗掘犯にも．．．
洋平の耳
やっぱり
鶴見中尉殿の
耳に
そっくりです
働見中尉殿の左耳
いただけ
ませんか？
かたっぽじゃ
可哀想です！
わかった
わかった
私が死んだら
くれてやる
鶴見中尉殿．．．！
ホントですか？
鶴見中尉殿
追え
落し物だ
殺すなよ
二階堂ッ
届けてやろう
彼らは羊の皮を
身にまとって
あなたがたの
ところに来るが
その内側は
貪欲な狼である
マタイ７旅１５節
第７１話・職人の鑑
アラ
誰か
来たみたいよ
いいよ
座ってて
僕が出る
こんな
朝早くに
なんだろう？
はい．．．
何か御用
ですか？
お早う
ございます
こちらで剥製を
扱っていると聞いて
やってきたのですが、
江渡貝弥作さん？
渡貝剥製両
ええ
そうです
あ．．．では
中へどうぞ！
たくさん
ありますので
第七師団の
迎賓館に飾る
剥製を探しに
来たのですが．．
いやしかし
噂通り
素晴らしい
出来栄えで
目移りしますな
白クマまで．．．
これはまだ
制作途中
ですか？
逆さに吊るす
意味は？
こうすれば
毛や羽が
重力で逆立ち
仕上がりか
ふっくらと
するんです
皮だけ輸入して
こっちで作った
「芯」に被せたりも
しますよ
いかに
生前の姿を
活き活きと
再現できるか
剥製屋の
腕の見せ所
ですね
失礼ですが
ここで商売を
やるほど
夕張に剥製の
需要が？
クワッ
ん猫ちゃん
猫ちゃん！！
いえ主に
海外へ向けての
注文が多いです
アメリカとか
ヨーロッパ．．．
あっちの金持ちは
日本にしかいない
動物の剥製も
欲しがるんです
自分は元々
奈良で
生まれたん
ですが
泉製作りに
高温多湿は
大敵です
やはり向こうは
気温も高いし
梅雨がある
一度素材が
腐ってしまえば
剥製には
出来ませんから
良い剥製作りを
追い求めた結果
気温が低く
乾燥している
北海道へ
引っ越して
きました
．．．．．．夕張へは
おひとりで？
いえ
母がいます
あいにく
腰を悪くして
奥へ引き篭って
まして．．．
いえいえ
お構い無く．．．
なるほど！
良い刺虫を
作るには何より
新鮮な素材．．．
クンクン
ウンウン
つまり
新鮮な死骸が
必要という
わけですね
仕事に対する
あくなき
こだわり．．．
江渡貝くぅん
職人の
鑑ですな
いえいえ
ありがとう
ござ．．．
キミの落とした
手袋を
届けに来たよぉ
なんの話ですか？
あら
何の音かしら
様子が
おかしいね
見に
行ったほうが
よくないかい？
あら
大丈夫よ
おおげさね
弥作さん
怪我
しなかった？
大丈夫よね？
何でもないよ
剥製を
落としただけだ
．．．．．．
そんな手袋
知りませんよ
僕のじゃ
ありません
昨日の夜．．．．．．
我々を
撒いたつもりで
いたんだろう？
逃した
フリをして
ここまで
つけてきたん
ですよ
江渡貝くぅん
持って
ますかねえ
あの剥製屋
夕張で働いてる
医者が言うには．．．
数ヵ月前
炭鉱事故で
妙な入れ墨の
炭坑夫が病院に
運び込まれて
きたんだそうだ
その炭坑夫は
すぐ死んで
あの墓地に
埋葬された
オレがその墓を
掘り起こして
みたが
もぬけの殻だった
つまり．．．
崩落や粉塵爆発
抗内火災やガス中毒
炭鉱では常に
事故がつきまとう
金塊のありかが
記された
入れ墨を持つ
脱獄囚の死体は
墓泥棒が
持っていったに
違いない
流れ者の多い
炭坑夫が
頻繁に亡くなり
気温が低く
乾燥していて
土葬しても
腐りにくいため
夕張は新鮮な
人間の死体が
手に入りやすい
何を言ってるのか
さっぱりわからない
もう出て行って
ください！！
墓から夜な夜な
死体を
エッチラオッナラ
掘り起こし．．．
皮を剥いで
江渡貝くんが
この手袋を
作ったんだね
素晴らしい！！
私の分も
作っていただけ
ないだろうか
．．．．．．
使い込まれて
いるのに
柔らかく
しなやかな肌触り！！
．．．はい？
このミリ単位の
細やかな範製技術！！
指の先まで
ビッタリと合うので
手袋で小銭が
つまめてしまう！！
．．．．．．僕を
捕まえに
来たのでは？
こんな草手袋は
お目にかかった
ことはない！！
墓荒らしを
捕まえるのは
私の仕事じゃ
ない
ぷーっ
いや失礼
しました
その手袋は
人間の皮じゃ
ありません
素材は
あの皮
ですよ
豚の皮は
人間に
よく似て
るんです
ブタ？
爪も
豚のひづめを
加工して
ニカワで
貼り付けてます
悪趣味ですが
シャレのつもりで
作ったものなんです
でも品質は
あなたの
言うとおり
最高の技術を
注ぎました
実を言いますと
昨日墓場に
行ったのは
仕事で処理しきれ
なくなった
大量の廃棄物を
捨てるため
だったんです
動物の内臓や
骨などの
残骸ですね．．．
ホントなら
穴を掘って
埋めるべき
ですが
獣に掘り返されて
しまうので
深い穴じゃないと
いけなくて
そこで．．．
いけない事とは
わかって
いたんですが
まだ埋葬されてない
墓穴に捨てようと
思いつきまして
うえから少し
土をかぶせりゃ
大丈夫だと
思ったんです
僕はてっきり
それが
バレたのだと．．．
わかりました！
そこまで気に入って
くださっているなら
さし上げましょう
同じものが
ありますので
持ってきます
殺して
家探しすりゃ
良くない
ですか？
鶴見中尉に
殺すつもりが
あったなら
玄関開けた時点で
殺してるさ
やけに話が
盛り上がって
たね？
うん！
ちょっとね
弥作さんの
あんなに
明るい声は
久しぶりだわぁ
僕の仕事を
あんなに
理解して
くれるひとは
初めてかも
知れない
とても嬉しいよ
でも
今日出会った
ばかりの人だろ
そんなこと
ないよ
弥作さんの
人を見る目は
確かだ
いや少し
慎重に
なったほうが
良い
すぐに
信用するのは
良くないよ
そんな事
言ってるから
友達もいないんだ！！
ちょっと
やめてよみんな
ｈｔｔ：
みなさん
こんにちは
これも豚皮で
作った剥製かね
江渡貝くん
．．．殺せ
見られたぞ
殺せ
皮を剥いで
殺せ殺せ
剥製に
しちまえ
殺せ
殺せ
第７２話江瀬貫くん
殺せ
今にも
動きだしそうな
仕上がりですな
江渡貝くん
キミは天才だ
．．．！？
江渡貝くんの
母君かな？
信用しちゃ
だめよ弥介さん
このひとは
悪い男よ
でも母さん
このひとは．．．！
そうよッ
江渡貝くんに
だけ母君の声が
聴こえるのかな？
殺せッ
誰とも関わるなと
いつも言っているのに
見られたからには
生きて返すな
母さんは
そうやって
僕からすべてを
奪って遠ざけて
来たじゃないかっ
剥製相手に
お話するような
生活は
健全ではないな
黙れ
ズルムケ
おでこ！！
一度でも僕の
作った剥製を
ほめてくれたかい？
お父さんは
他の男と同じ
悪い男
あなたを受する
人間はいない
あなたを
美勢したのも
お父さんに
似て来たからよ
全部
あなたのために
あなたの為を
思って．．．
ぅううう！
もう
やめてくれ
僕の味方だった
父さんまで
殺して
江渡貝くん
私の声を
聞きなさい
やめてくれえッ
江渡貝くん．．．
江渡貝
くぅぅん
それはそれだけですが、
なんてことだ．．．！！！
人間の皮
．．．ですね？
うん
似合うかね？
ご自分で？
すごいッ
とても
お似合いです
でしょ？
自分で死体から
剥がして
作ったんだよ？
こんな男に
火を許しちゃ
ダメよ！！
母さんは
黙っててッ
工房で
話そうか
ふむふむ
靺しの工程で
「剪」が少し
甘かったかも
しれませんね～
せん？
皮に残っている
肉片や脂を
削ぎ落とす
作業のことです
これが甘いと
長持ちしません
夏になり
気温が高くなると
皮が腐る可能性が
あります
細かい作業用
お肌が少し
荒れてますね
靺し剤に
ミョウバンを
使いましたか？
うん
お肌が敏感な人は
ミョウバンが
合わないんです
「ミョウバン察し」は
猟師が多く使う
お手軽な
報し方ですけどね
他にも
ドイツで新しく
開発された
「クロム探し」
というのもあって
クロム鉱石を
利用するんですが
安価で大量生産に
向いてる技術です
これも化学薬品を
使うので肌には
良くありません
おすすめは
やっぱり
タンニン探しですね
キブシの実から
とれるタンミンを
使うんです
他にもキミの
作品があるなら
着て見せて
くれないかな？
．．．いいんですか？
植物性ですので
素肌に触れても
荒れることは
ありません
最初は硬い仕上がり
ですが使い込めば
どんどん柔らかくなって
身体に
なじんできます
逆にクロム探し
なんかは仕上がりは
柔らかいですが
使い込むほど
固くなっていくんですよ
江渡貝くん
どうですか？
鶴見さん
モディ．．．
いいねえ～
とても素敵だよ
江渡貝くぅん
こっちに
歩いてきて
ごらんよ
ハイそこで
回ってみせてッ
おや
背中にまで．．．
いいねえ～ちっちゃい
シッポも
かわいいね
ほかのに
着替えて
きますッ
ジャんじゃん
持ってきてぇ！！
弥生！
目を覚まし
なさい
その男は
あなたを
利用する気よ
私たちの
静かな暮らしを
破壊しに来た
悪魔よ
いくね～！！
時代の最先端だよ
江渡貝くぅん
もっと見たいっ
江渡貝くんの
素敵な衣装
もっと見たいよ！？
猫ちゃんのようにッ
猫ちゃんのように
歩くんだ！！
いいよ
江渡貝くん！！仕産まである
江渡貝くうぅぅん！！
後の
「キャットウォーク」は
この瞬間
生まれたのである
１８４０年代の
パリにてイギリス人の
シャルル・フレデリック・
ウォルトが
生きた人間に
商品の服を着せ
店内を歩かせたものが
ファッションショーの
起源であるが
それを鶴見中尉が
知っていたか
どうかは謎である
なんなのだ
これは．．．！
あれ．．．二階堂？
どこいった？
カワイイ
カワイイ！！
うーん
違うな．．．
洋平の
耳が．．．
あれ？
やっぱり
鶴見中尉のが
いい
あれれ？
あ．．．
はあはあ．．．
楽しい．．．
母さんッ
耳あった！
いやああッ
母さんに
なんてことを！！
鶴見さん！？
ホラ
握りなさい
えッ！？
キミが母君を
撃つんだ
母親に銃を
向けるなんて
なんて酷い
見子なの？
決めるんだ
江渡貝くんの
意志で．．．
そんな．．．．．
ハアハア
やめてッ
撃たないでッ
巣立たなきゃ
いけない
巣が歪んで
いるから
キミは歪んで
大きくなった
声が．．．
止みました
ありがとう
ございます
母さんは
心臓発作で
死んだ
生きてるうちに
決着をつける
べきでした
江渡貝くんが
落とした
草手袋
これを見て
閃いたんだ
この天才職人に
ぜひ協力して
もらおうと
ボクが何かの
お役に立てるで
しょうか
．．．
デタラメの
暗号が彫られた
ニセの刺青人皮を
作りたい
いま江渡貝くんと
私が着ている
刺青人皮は
暗号になっている
Ｑ１．１１月１７日（土）イベント）は
我々にしか
判別できない
精巧な偽物を
複数枚つくる
この刺青人皮
争奪戦に
大混乱を
巻き起こすのだ
女の季節
第７３話
プクサ．．．
ギョウジャニンニクも
アイヌにとって
無くてはならない
食材だ
においお
フラルイキナ
ともいう
この時期のは
生で食べると
おいしい
臭くて病魔が
逃げ出すと
言われているから
枕の下に置いたり
玄関や窓に
吊るしたりする
軟らかい新芽が
食べられるのは
今だけだ
ちょっと
辛いけど．．．
うまい！
ブクサは
すごく精力が
つく食材だ
働きながら
沢山食べろ
杉元
プクサは
どんな病気にも
効く
その顔の傷も
早く治るはずだ
そっちの日当たりが
良いとこに生えてる
２枚の葉の
プクサだけ採れ
根っこは
絶対に採るなよ
カムイが怒って
そいつを病気に
すると
言われている
了解しました
これ
味噌つけて
食べたら
美味いがも
根っこから採ると
次の年は
生えなくなる
からだ
あッ
やっぱり凄く合う！！
生のプクサに味噌は
抜群に合う！！
見てる．．．
はっ
うん
ゥマイウマイ
近づい
てきた
杉元のオソマは
何にでも合うなあ
ヒンナ
ヒンナ
んも～～～
ウンコじゃ
ないのにぃ
ヒンナ
ヒンナ
ヒンナ
コロコニ（ふき）と
マカヨ（ふきのとう）も
この時期に採れる
おいしい春の食材だ
フキの若葉も
生で食べられる
アイヌの子供たちが
遊びながら
おやつにするんだ
でも口の周りが
真っ黒になるから
フキを食べたのが
分かってしまう
フキノトウは
大きくなっても
葉と花をちぎって
茎を焼き
皮をむいて
鍋に入れると
フキより美味い
アイヌにとっての
季節は
冬と夏だけが
交互に来る
「春」と「秋」は
その隙間に
ちょっと
くっついてるもの
冬は
山へ狩りに行く
「男の季節」で
氷が溶けて
水になると
マッネパという
「女の季節」が来る
またやって来る
長い冬のあいだ
ひもじい思いをせず、
安心して暮らせるよう
夏の間に備える
山菜や野草などの
「青物」をたくさん採り、
乾燥させて
保存食を作る
これから
どこのコタンも
女たちは
忙しくなる
キロランケニシパと
シライシだ
今年も
サクラマスが
川に
戻ってきた
ああ～～ッ！！！？
杉元
フキ食べたテショ
白石も
食べたね？
アシリパ
ちゃんも．．．
ええ～～～？
それ．．．
アシリパちゃん
食べ過ぎ～～～
うそ～～～？
どうして～？
切り身にした
サクラマスと
焼いて皮を
むいた
フキノトウの茎
フキとギョウジャ
ニンニクをいれて
塩で味付けをする
春に食べる
汁物で
一番美味しい
イチャニウの
オハウだ
いただきます！
ビンナヒンナ
うまいッ
辛かったプクサが
すげー甘くなってる
長い冬を
乾燥した食材で
乗り越えたから
どこのコタンでも
フキも
ほろ苦いけど
やわらかくて
うまい
新鮮な青物が
食べられるのが
とても嬉しい
季節なんだよな
あっ
甘くて
ほろ苦い
春の味だ
フゴッ
キロランケは
奥さん
心配じゃねえのか？
そろそろ畑耕すのに
馬が必要な時期
だろ？
あの村には
アイツの親兄弟が
沢山いるし
働き者で強い女だから
子供たちも任せられる
．．．で
なんだよ
その顔
イタドリの
若葉とか
ヨモギとか．．．
傷に効く薬草
だそうだ
傷が増える
前の顔が
気に入ってた
のかな？
熊の油も
アシリパさんに
毎日塗られる
俺は傷跡なんて
どうだって
いいんだけど
あれ？
否定しないね？
たしかに
もともと
モテそうな顔では
あるよな
さすがに結婚はして
ないんだろ？
地元に「いい人」くらい
いるんじゃねえのか？
ひょっとして
金塊が欲しいのも
その女が関係してん
のかい？
シライシ
もういいだろ
その話は
．．．
まさか
ああ
お母さんの
お話して．．．
またか？
おまえにぞっくりで
ピリカメノコ（美しい女）
だったよ
小樽で出会ったんだ
俺の知らないことを
全て教えてくれた
アイヌの言葉も
信じていることも
俺の血と
この土地に住む
アイヌの血
お前の目は
俺と同じ目だ
混ざり合った
お前は新しい
アイヌの女になる
そしてアイヌを
導く存在になるんだ
そして
今から教えることを
決して
忘れるな．．．
ミャムニャム
起きろシライシ
いつまで寝てる
このブタめ
出発するぞ
網走はまだ
遠いんだ
なんか
今朝は
機嫌が
悪いなぁ
お前の
寝息が
臭かった
んだろ
撮影・インタビュー。野田サイル
「ゴールデンカムイ
「今週の基純の人に
「剥製ですか？
うーん一言で言うなら家族．．．ですかね。」
明治の服装怪
１度目
ＹＮＳＡＫＵＪＤＯ
その素顔。
第７４話「チカバシ
うーん
ダメだ．．．
この森め方では
同じ感じのさが
出せない
これでは
バレてしまう
真皮に沈着した
雲が表皮を
透かして
見えるこの
さあ．．．．．．
くそうっ
イヤワナ！
がんばれよ
江渡貝くん
集中集中！
生きた人間の
皮膚に
入れるからこそ
出る
塞のさ．．．
出来ないッ
僕には
出来ないようッ
はあ？じゃあ
月島さんに
刺青入れて
ひっぺがしま
しょうか？
鶴見さんは？
どうして
いないの？
鶴見さんに
会いたいッ
鶴見中尉は
小樽に戻られた
僕は
鶴見さんの
いうことしか
聞きませんからッ
鶴見さんを．．．
よん
でき
てッ
うわあああん
アイヌだって
もうみんな銃を
使って
猟をしてる
ここは俺の
知り合いの
店だから．．．
安くして
もらえる
旦那が
連れてる
男．．．
アイヌには
見えないね？
下の服は
軍服かい？
いいから
この村田銃の
弾をくれ
そういえば
こないだ
女のアイヌが
来てさ
青い目をした
アイヌの
少女が住む村を
知らないかって
聞いてたぜ
たしかあんたの
姪っ子って
そんな目をして
なかったっけ？
めんこい子
だったよ
どんな
女だ？
占いをやるって
言ってたな
やはり町を
うろつくのは
危険かもな
谷垣は．．．
！
斃して
帰るか？
良い土産に
なる
フフフッ
巣に持って
帰るために
冬毛を
ムシってる
いいぞ
まだこちらに
気づいてない
！？
いよぉ～しッ
．．．．．．
わあ．．．
ほんとは
首を狙う
つもりか．．．
邪魔が
入った
からな．．．
でもよく
一発で
当てたよ
村の男の子か？
見ない顔だな
アイツは
変わった奴で
村の子たちと
遊ばない
近くで
見たければ
でも狩りには
興味が
あるのだろう
松の葉を
集めてくれ
また源次郎が
ミノボッチかぶって
勝手に猟について
来とるぞ！！
ユク〈鹿〉の前足は
筋肉だけで
つながってるから
簡単に外れるんだ
へええッ
前足やる
いいの？
さすが
阿仁マタギの
生まれだ．．．
手際が良いな
この小さいユク．．．
なんでひとりで
いたのかな
オスだから
親離れ
したか．．．
死に
別れたか
じゃあ
オレと同じか
．．．．．．？
この子は
親も兄弟も
死んで
村の年寄りが
みんなで
世話してる
正式な名前は．．．
親が死ぬ前に
つけてもらえ
たんだっけ？
チカパシだ
いい名前でしょ？
チカパシか．．．
いい名前を
残してくれたな
チカパシ．．．
どういう
意味だ？
「陰茎を
立てる」だ
本当に
いい名前を
もらったな．．．
チカパシ
．．．つまり
「勃起」か
幼名ではなく６７歳を
過ぎた正式な名前でも
良すぎる名前を嫌い
あえて汚いものや
本人の出来事にちなんで
珍妙な名前をつける
アイヌは多く
チカバシという名も
実例がある
チカフは本来一鳥」を表す言葉。
陰茎は一種の隠喩である。
ウンウン．．．
いい名前だ
勃起
随分
歩けるように
なったな
故郷に誰か
待つ人は
いるのか？
谷垣は
これから
どうするんだ？
谷垣はこれからどうするんだ？
キビタキ
おい
チカパシ
何の騒ぎだ？
すごく
占いが当たる
女の人だって
転ぶぞ
オソマ
アラ
とても素敵な
ニㇱパが
いらっしゃい
ましたね！
ノーニー／
顔に傷のある
男の人は
大好きです
私は
インカラマッ
といいます
「見る女」と
いう意味です
いや．．．
遠慮する
そちらの
男前なニシパ
占いましょうか？
妹さんを
亡くされて
ませんか？
あなたを
見ていて
ふと頭に
浮かんだん
です．．．
やっぱり
そうなん
ですね？
お気の毒に．．．
あんたは
一体．．．
私．．．ある人を
探しに
きました
青い目をした
女の子は
このコタンに
住んでませんか？
私の
シラッキカムイは
ここだと
示しています
苫小牧で
出会いました
ある目的があって
旅をしていると
３人の
ニシパを
連れていました
その中に
アシリパさんを
裏切る人がいます。
男です
とても危険な
このままでは
アシリパさんの
命に関わることが
起こるでしょう
鶴見中尉殿は
第７５話「阿仁根つ
「カネ餅」
というのを
ご存じですか？
自分ら
阿仁マタギの
非常用携行食で
丸いのと
楕円のを作り
２個一組にして
山に入ります
丸いのは
太陽で
楕円のは
月を意味する
らしいです
カネ餅か．．．
それは
知らなかったな
味は？
普通の餅か？
米粉に
水を加えて
味噌か塩を混ぜ
よくこねて
葉っぱに包んで
囲炉裏の
灰の下で
蒸し焼きに
するものです
ちなみに
戸沢マタギじゃ
カネ餅に味噌は
厳禁だそうで．．．
村落によって
多少の違いが
あるわけか
親父が真面目で
うるさいから
誰にも言わず
秘密に
してたんですが．．．
実は自分が
食べるカネ餅には
ちょっとだけ
手間を加えて
ました
でもある日
マタギの仲間に
バレたことが
ありまして．．．
フフフッ
どうやって？
私たちが
「アオシシ」と呼んでる
カモシカを
追っていた時でした
マタギは数名で
それぞれ役割を決め
共同で
巻き狩りをします
「ムカイマッテ」と
呼ばれる
全体の指示をする
見張り役
「マツマイ」と
呼ばれる
鉄砲撃ちが２名
まだ
銃が持てない
「勢子」が２名
「勢子」は獲物を
鉄砲撃ちの前に
大声で
追い立てる役です
マタギが
「イタズ」と呼ぶ熊は
山の上に逃げ登る
習性があるので
勢子は
頂上に向かって
追い上げますが
アオシシは逆で
山の山頂から
追い落とします
勢子だった自分と
１つ年上の
青山賢吉
という男が
頂上へ
着いたところで
天候が
急変しました
賢吉と自分の
カネ餅を
分けあって
食べました
このまま吹雪が
収まらなければ
ほんとうに最後の
食い物になると
笑いながら
！？
おい．．．
このカネ餅
なんか
混ぜたか？
岩場の洞窟に
避難しましたが
数日間動けなく
なり．．．
持参した
いり豆や米も
すぐに底を
つきました
何だべ
この味．．．
カネ餅は
そんな時に食べる
最後の食料です
カネ餅は
どんなに寒くても
凍らず
保存のきくもので
ちょっと
かじるだけでも
腹の足しに
なります
冗談じゃねえ
源次郎の
肉食ってでも
生き延びるべさ
待て！
言うなよ
当ててやる
うーん
これは．．．
わかった！！
クルミだ！！
んだ．．．
クルミ
混ぜだべ！？
源次郎
親父には
黙ってでけれ
賢吉は
そのあと
妹のフミと
結婚して
私たちは
義理の兄弟に
なりました
フチが「夢」を
見たんだとよ
俺たちアイヌは
占いの結果を
深刻にとらえるし
身の回りの
不吉な兆候には
神経質だ
あの
インカラマッ
という女
アイツが
あんな話を
するから．．．
アシリバとは
二度と
会えなくなる
夢だったそうだ
フチは悪い
夢を見て
寝込んじまった
オソマは
寝ションペンが
また始まるし
妹さんを
亡くされて
ませんか？
ただ．．．．．
あの女の
占いが不思議と
当たるので
不気味だ
特に「夢」は
重要視され
ひとつの
予言とまで
考える
アシリパの
フチは
死んじゃうの？
俺の
家族も
みんな
死んだ
ええと．．．
なんだっけな
．．．．．．疱瘡って
病気だ
疱瘡（天然痘）は
道南から伝染が拡大し
免疫のなかった
アイヌは人口が
激減する原因となる
谷垣ニㇱパの
家族は元気？
あの日も私は
実家でカネ餅を
焼いていました
「フミが．．．！！」
すると兄貴が
今まで見たことも
ない顔で外から
戻ってひとこと．．．
兄貴が
放心している
のを見て
ツララを背中に
刺された感覚に
なりました
私が行くと
ふたりが
住んでいた
小屋は
すっかり燃えて
中には
真っ黒に焼けた
フミの
遺体が
ありました
フミは賢吉と
集落より離れた
山の少し高い
ところで静かに
暮らしていました
くまなく調べると
心臓に
刺し傷があり．．．
そばには
賢吉のマスケが
落ちていました
私らが
「マスケ」と呼ぶ
小刀は
マタギの魂です
賢吉の姿は
どこにも
ありませんでした
賢吉は
どこだッ
倅は
一度も来てね
勘弁してけろ
匿ってねえ
べな？
血眼になって
探し歩きましたが
見つかりません
でした
しかしある日
賢吉が北海道の
第七師団へ
入隊したという
噂が入って
きたのです
もうやめれ
源次郎
復讐のために
阿仁を
捨てんな
おめえの
人生まで
棒に振るな
妹を殺されて
泣き寝入りが
できるが
マタギなんぞ
糞食らえた
二度と
もどらね
屯田兵村は
北海道じゅうに
３７も
ありましたので
軍事訓練と
農務作業の合間に
賢吉の行方を
探りましたが
なかなか見つかり
ませんでした
出征間近に
兄から
母の死を
知らされました
フミの無残な死と
自分が故郷を捨てて
戦争へ行くこと
毎日泣いて
過ごして
心労がたたり
体が弱って
あっけなく
死んだそうです
すべての責任は
賢吉にあると
憎悪を
膨らませました
屯田兵の集まる
旅順へいけば
賢吉を
見つけられる
見つけたら
戦闘のドサクサで
背中を
撃ってやろうと
土嚢のすみに
座り込む
ボロボロの
男がいました
自分の血が
返り血か．．．
顔もわからぬほど
真っ黒でしたが
この男．．．
昨夜の決死隊の
生き残りだ
よく見ると
白襷を
かけていました
「白襷隊」
夜間の奇襲攻撃のため
目印に白襷をかけた
抜刀決死隊で
３千人が一夜で
ほぼ全滅したが
白襷隊の勇猛さは
ロシア軍に後々
降伏させる恐怖を
植えつけた
なんか食いもん
持ってねえか？
肩章を見るに
その男は我々より
数か月も早く到着し
戦っていた
第一師団の兵士で
白襷隊の
生き残りと
いうのもあり
畏敬の念が
わいて出て．．．
持っていたものを
分けました
例の
「カネ餅」です
くらげぇ
け．．．．．
ありがとよ
．．．！頂きます
んっんっ
コシが
強いな．．．
秋田の
郷土料理か
何かか？
どうして
秋田だと？
これは
餅？
味噌の味が
するな
やっぱり
そうか
だってあんた
「け」って言って
差し出したよな？
「食え」っていう
方言だろ？
賢吉だ
俺と同じ
第一師団の小隊に
秋田の阿仁って
ところで生まれた
一等卒がいてね
そいつから
秋田弁じゃ
「食え」を「け」って
一文字でいうんだと
教えてもらった
東京に来る前は
地元で猟師を
やってたって
聞いたな
ついに妹の仇を
見つけた
第７６話・カ
賢吉は
北海道ではなく
東京へ逃げて
いたんです
二〇三高地で
戦ったのは
北海道第七師団
四国第十一師団
金沢第九師団
そして
東京第一師団
神様が私に
妹の恨みを
晴らす手助けを
してくださった
すぐにでも
確認に行こうと
しましたが
そう感じました
戦闘のドサクサで
この復讐の旅に
決着をつけよう
おそらく賢吉の
顔を見たら
自分は我を忘れて
しまう
という冷静さは
残っていました
でもあの場所は：：
とてもじゃ
ないですが
賢吉を探してる
余裕なんて
あるはずが
ありませんでした
露助の手投げ弾だ
ロシアの兵士が
手投げ弾を投げても
こちらは即座に
投げ返します
じわじわと
追い詰められた
ロシア兵は
身体に手投げ弾を
いくつか括りつけ
我々の塹壕に
飛び込んできました
あれには
参ったな
そして
爆弾を抱えた
ロシア兵が
またひとり
走ってくるのが
見えました
奴を
止めろ
ロシア兵
ひとりで
こちらは
１０人近く
やられた
三十年式の銃弾を
２３発受けても
そいつは
止まらなかった
すると一人の男が
直ぐ側の塹壕から
飛び出して
きました
賢吉っ！！
ああおおお
．．．．．．
賢吉は
かろうじて
生きていたので
塹壕に
引きずり下ろし
ました
ついに
待ち望んでいた
瞬間が訪れた．．．
そう
思いました
オイ賢吉．．．
やっと
見つけたぞ
お前の心臓を
えぐってやる
お前が妹のフミに
やったように．．．
谷垣
そいつはもう
ダメだ！！
うううぅ
聞こえてねえぞ
たぶん鼓膜も
やられてる！！！
ハアハア
フミ．．．
あの時．．
ちょうど戦闘は
膠着状態になり
不思議なほど
あたりが
静かになりました
なしてフミを
殺したッ
賢吉ぃ！！
なして．．．
だ．．．
誰ですか．．．？
そこに
いるのは．．
どなたか
存じませんが
伝えて欲しい
ことがあります
自分は谷垣家の
娘さんを嫁に
もらいました
自分には
勿体無いほど
美しい嫁でした
秋田の．．．
阿仁に住む．．．
谷垣という
家の人間に．．
山奥で
ふたりきり
静かに暮らして
いましたか
ある日
嫁が．．．
疱瘡に
かかり
ました．．．
！？
．．．．．．．
山で家族が
疱瘡にかかれば
生きていようが．．．
感染をおそれ
小屋に置きざりに
してくる話は
よくありましたが．．．
．．．自分には
出来なかった
置き去りにされた
小屋に
獣が入り込み
疱瘡患者が
抵抗できず
喰われた話も
聞いたことが
あります
特にキツネは
疱瘡で皮膚にてきる
水疱が好物だ
そうです
フミを一人寂しく
死なせるわけには
いかない
自分も一緒に
死ぬ覚悟でした
でもフミは
許しませんでした
巻き狩りへ
行くため集落に
顔を出さなければ
フミの家族たちが
ここへ来てしまう
「皆へ伝染す前に
自分を殺して
村を離れて欲しい」と
疱瘡で
変わり果てた顔を
布で隠しながら
私に言うのです
「もし感染して
無ければ．．．．．
「その命を
どうやって使うか．．．
「自分の役目を
探しなさい」
ああ．．．フミ．．．
そしてついに．．
私はフミを．．．
出来るだけ
長く苦しまずに
済むよう
ふたりで
考えた末．．．
フミに言われていた
とおり．．．
小屋に
火をつけ
フミの死を
ご家族に
伝えないまま
私は村を
立ち去り
私は猟師ですので
やり慣れた方法を
使いました
今日まで．．．
フミを殺した
罪悪感を抱えて
過ごしてきました．．．
自分の
負い目のせいで
ご遺族を永く
苦しませた
少しでも
傷を
癒せたら．．．
どうか．．
この話を秋田の
阿仁に住む
合垣様に．．．
どうか．．．
？
．．．
くるみの入った
カネ餅．．．
．．．．．．源次郎か？
そう言うと
賢吉は
息を引き取り
ました
賢吉は
自分の役目を
見つけて
命を使いました
私の生まれてきた
役目は何だろうと
毎日考えています。
いまさら阿仁には
戻れない．．．
父や兄貴に
合わせる顔が
ありません
私には
お前が
必要だ
．．．．．．谷垣
まずは
私のために
．．．
クルミ入りの
カネ餅を
作ってくれないか？
．．．
．．．お安い
ご用です
必ず無事に
アシリパを
連れて帰る
探していた
俺の役目．．．
いまが
恩を返す時だ
ほら
オソマ
渡すものが
あるんだろ？
フチに手伝って
もらって
テクンペ（手甲）
作ったんだってよ
片っぽしか
出来てないけど
アイヌの女は
好きな男に
テクンペを作って
渡すんだ
ありがとう
オソマ
必ず戻るから
もう片方
作っておいてくれ
これは
占い
ましょうか？
アシリバさんが
どこにいるか
結構だ
俺はあんたの
占いを信じたから
行くわけじゃない
問題なのは
フチたちが
信じて
しまったこと
だから
カムイウタラ
タニガキニシパ
エプンキネ
ワウンコレヤン
さッ
行きましょう！！
谷垣ニシパ
確かに
アシリパたちは
網走に向かうと
言ってたが．．．
シラッキカムイは
東の方角がＴ音」と
出ていました！！
なんであんたが
一緒にいくんだ！
だって．．．
ワタシ
顔に傷のある
男性に弱いんです
うんうん
そうかい．．
コタンにいる
谷垣という男を
利用しなさい
そろそろ
足の具合も
良くなってる
はずだ
第７７話
まがいもの
「ストゥケレ」
ブドウ蔓の靴
んも～．．．
何度言えば
わかるんだろッ
育ちが悪いんだ
きっと．．．
いま帰ってきたの
誰ですか？
月島さんですか？
前山さんですか？
「扉は静かに
閉めてください」って
僕いつも
言ってますよね？
それにあなた達
クサイです！
お風呂入って来て
くださいッ
気が散って
しょうがない
ですよッ
作業の
ジャマです！！
ボク昨日の夜
鶴見さんに
似せた執戦を
作りましたからッ
ふたりとも
謝ってくださいッ
鶴見さんに
謝ってくださいッ
キーッ
江波貝くん
そんなの
作ってないで
仕事しなよ
鶴見さんに！！
あや
まってッ！！
わああんッ
夕張
＞
その「熊の胆」
お嬢ちゃんが
獲ったの？
日高の赤毛？
コーンケ
テイェブ」
ヒグマの胆嚢を
挟んで
乾燥させる道具
本物かい？
調べていい？
薬として
高値で取引された
熊胆は
まがい物が多く
調べる方法として
粒ほどを水中に
落とすと
一筋の飴色の
糸のように落ちて
散らなければ
本物といわれた
どうやら本物
みたいだな
重さは．．
一匁
これくらいで
こんな
もんかな？
だめ？
安いって？
あのねえ
嬢ちゃん
こういうもんは
普通
顔なじみの
猟師からしか
買わねえよ？
ましてや
アイヌの
ガキんちょ
なんか．．．
これ盗品
じゃないの？
買い取って
もらえる
だけでも
感謝しなよ
薬売りの
あんチャンよお
え？
足元
見てんじゃ
ねえぞコラ
あああぁあん？
舐めてん
のかよ？
舐めて
んのか！？
いえいえ．．
とんでもない
ほれほれ
手荒い真似は
およしな
さいって．．．
ケットッヒッ
すみませんねえ
こいつら
戦争帰りで
手加減ってもんが
出来ませんで
．．．．．．猛獣ですわ
うるせえ
すっこんでろ
オホホイ
落ち着け
やぁい！
薬売りの
おにいさん
日高のエディー・ダン
って紳士は
ご存知？
ええ．．．彼ね
私のダチ．．．ですわ
エディーちゃんに聞けば
その「熊の胆」の
出ところは保証して
くれますんで
さっさと
計算
しなおせよ
あの
大牧場主の？
ほれほれ
落ち着きな
えー．．．？
痛った～
ヒヒヒッ
．．．．．．猛獣ですわ
獲れた
アイヌが
「ウクリペ」と
呼んでいる
カワヤツメだ
水の下の
岩のくぼみに
吸い付いて
るから
中指を
外に出して
掴んでみろ
そっちで
アシリパ
たちと
遊んでな
クーン
見ろ杉元
獲れたぞ
私達が
ブヤブヤ」と
呼んでる
スナヤツメだ
川底の砂に
足を潜らせて
探って
捕まえるんだ
スナヤツメって
美味いの？
美味しくない！
プヤプヤは
捕まえて
遊ぶだけ
あ．．．
これかな？
プヤプヤ
いたかも！！
捕まえたッ
あれ？
シライシの頭に
ヤツメウナギが
吸い付いてるぞ
え～？
うそ！？
わああ
つめたくい
ヤツメウナギは
吸盤状のクチで
大形の魚に吸着し
休液を吸う
気持ち悪くい
お！
シライシも
捕まえたか
じゃあ
そろそろ
飯にしよう
アシリパさん達って
ヤツメウナギは
どうやって
食べてるの？
アイヌは
背割りにして
乾かしてから
焼いて食べるだけ
背割りか．．．
関東風だな
関西じゃ
ウナギは
腹割り
なんだよな
関東じゃ
腹割りは切腹を
連想するから
やんないとか．．
せっかくだから
蒲焼きにしようぜ
醤油に砂糖に
酒でタレを作って
熊の胆が高く
売れたおかげで
白米も
たくさん買えたし
山わさびを
見つけたから
すりおろして
薬味にしよう
白棒の樹皮で
作った！
四角い器に
ご飯をよそって
カワヤツメの
うな重だ！！
いただきまぁす
はむはむ．．．
ウナギより
ちょっと
かたいけど
ぶりっぶりだね
ヒンナヒンチ
軟骨が
コリコリしてる
見た目はウナギに
似てるけど
ヤツメは骨が全部
軟骨なんだよな
アイヌの伝説に
こういう話がある
神様が獲った熊を
解体して
石狩川を舟で
運んでいたら
転覆してしまい
流された
ヒグマの腸が
ウクリペになった
やだあ！
アシリパさん
シライシも
体の関節が
ぐにゃくにゃ
なのは
だから
ヤツメウナギには
骨がないんだって
ヒグマの
チンポが
シライシに
なったから
かもな！
ついに出来たぞ．．．
完璧な
偽物の
刺青人皮だ
ひとまず
６枚分．．．！！
これなら鶴見さんも
喜んでくれるッ
よしよし
なでなで
してくれるッ
そして
ちょっと！
前山さん
ですか？
何度言えば
扉を静かに
閉めて頂ける
んでしょうかね？
．．．．．．
前山さん？
誰だあの人は．．．こっちに来る！！
誰だあの人は．．．
こっちに来る！！！
刺青人皮を
奪いに来たのか？
「夕張炭鉱
第７８話
あ．．．
煙突の煙が
二股に
なってる！
ゆうばり
苦うばり♪
坂ばかり
炭鉱で
誰かが
死ぬよ！
ドカンとくれば
死ぬばかり♪
やめなさいッ
しまった．．．
財布忘れた
オイ
あの兵士：
鶴見中尉の
ところで
見なかったか？
俺らと同じように
例の本の話を
どこかで聞いて
探しに
来たのかもな
本を盗んだ家に
刺青人皮
らしきものが
あったって噂を．．．
あとを
つけてみるか
キロランケと
アシリパちゃん
呼んでくる？
むこうで
聞き込みしてる
けど．．．
見たような
見なかったような
いや見失う．．．
一緒に来い
逃げないとッ
でも出入り口は
玄関しかないッ
どうしよう．．．ッ
ニャ～
にゃー？
ここで
何を企んで
いるのか
ネズミの
お土産ッ
月島は
長風呂だから
しばらく
戻ってこない
剥製屋に
吐かせる
余裕はある
だろう
兵隊さん！
あぁぁぁ．．．
おあああっちに
白い紙が
走っていったぞ
そうですか～
今日は
暖かかった
ですね～
なんだこりゃ
いい趣味
してるじゃ
ねえか
なるほど．．．
これは厄介だな
剥製屋の坊やは
鶴見中尉に
ぞっこんらしい
これでは
鶴見中尉に
有利過ぎる
懐柔は難しい
かもしれ．．．
しまった．．．
逃げられた
むんッ
よくも前山を．．．ッ
お前達は
反乱分子だ
よくも戦友を
殺せたものだな
尾形よ！！
本部の
飼い猫め
わかって
いるぞ
貴様の
魂期は！！
ご主人様に
反乱分子を差し出し
出世という
ご褒美が欲しいのだ
だがケチな獲物じゃ
見返りも少ない
我々が力をつけ
増長し
本部の手に負えない
存在となるまで
虎視眈々と待っている
第七節団長であった
父君を
こえたいがために
仲間を売るのだッ
鶴見中尉殿
仲間だの
戦友だの．．．
くさい台詞で
若者を乗せるのが
お上手ですね
残弾数は．．．
江渡貝ッ
生きて
るか！？
！？
「あああっちに
白い熊が
走っていったぞ
そうですか～
今日は
暖かかった
ですね～
あれかッ
完成したニセ物の
刺青６枚と
本物の２枚．．．
奪われる訳には
いかないッ
鶴見さんに
必ず
渡さないと．．．！！！
少ない弾薬で
尾形とやり合うより
ここは江渡貝と
刺青人皮を
確保して退散だ
．．．
江渡貝を
追っていったか
月島より先に
とっ捕まえ
ないと．．．
いま出て
行った兵士は
ほっといて
いいの？
この家が
気になる
不死身の核元．．．！？
これまた厄介な野郎が
来やがったな．．．
見ろよ杉元
誰か死んでる！
さっきの銃声は
コイツと
戦ってたのか？
あやしいぜ
例の本が
あったのは
ここかも
え？
なんだこりゃ！
シ～～
お前が
白石田竹だな？
土方蔵三から
聞いてるぜ
こいつらに月島の
邪魔をさせるか．．．
日石気をつけろ
この兵士は
外から撃たれてるぞッ
まだ家の中に
誰か居るかもしれん
．．．．．．杉元
見ろよこれ．．．！
鶴見中尉は
おそらくここで
刺青人皮の偽物を
作っていたんだ！！！
さっき出て行った
兵士は
それを奪い合って
いたに違いない
いますぐに
追ったほうが
いいぜッ
鶴見さんッ
鶴見さんッ
シロクマ見た？
「選炭婦」
不要な岩石を
取り除いたり
品質を揃えたりする
江渡貝くーん
鶴見さんッ
鶴見さんッ
！！
鶴見中尉という
死神に
関わったのが
蓮の尽きだ
！！
来れ
江渡貝ッ
いたッ
俺たちも
トロッコで
追いかけ
るぞッ
月島さん
このまま
坑道に入って
逃げましょう
坑道は
入り組んでいて
出入り口も
いくつか
あるんです
第７９話
ボクが作った
偽物の刺青人皮
鶴見さんに
必ず届けて
ヨシヨシペロペロ
してもらうんだッ
鶴見さぁん
不死身の
杉元！？
奴も
刺古人皮の
噂を嗅ぎつけて
来やがったのか
奴らを逃したら
まずいぞ
偽物の
刺青人皮が
バラ撒かれたら
大変な
ことになる
クソッ！！
こんな時に
あのシロクマが
偽物を作ってる
職人だろう
とっ捕まえて
手持ちの他にも
作ってないか
聞き出す
あの兵士は
排除する
しかない
連中が
潰し合うのを
待って
刺青人皮を
かすめ取るか
うぉおおお
なんだ！！
いんッ
いんッ
イテテテッ
あっちいけッ
打柱
．．．．．．
ま．．．
まてーッ
危ねえ
石炭が
引っかかった
追い
着かれるッ
！！
刺青人皮を
よこせッ
すっこんでろ
ぬわッ
あッ
ヤバイぞ
白石
レールが
切り替わったッ
オマタが
裂けるッ
ビリッ
飛び移れ
白石ッ
はやく！！
ほッ
はあッ
ははあッ
尾形だッ
頭を下げてろ
撃たれるぞ
前山さんを
殺した奴が
追ってきてるッ
オイ
正まれ止まれッ
充破に
巻き込ま
れるぞッ
なんか
叫んでた？
マイトに
火を壊けたぞォ
止まれーッ
！？
さあ．．．
いかん
．．．
いや．．．
うわあ
ダイナ
マイトか！！
危なかった．．．
びっくり
したぁ
でも
おかげで
追って来て
ないですよ
このまま行けば、
山の反対側に
出られるはずです
ぬぬぬ．．．
クソッ
クンクン
オイ
なんか
臭わんか？
金属が
焼けた
においか．．．
「ガス突出」だ！！
充破が
ガス溜まりを
当てちまったッ
逃げろおッ
爆発
するぞぉぉ！！
とにかく
逃げるぞ
白石
走れぇ！！
．．．．．．なにか
爆発したのか？
！？
なんだこの
風は．．．！？
「もどし」だ！！
「もどし」
爆発で抗内の
通気が乱れること
さらにデカイ
ハレッ【爆発】が
来るかもしれん！！
早く外へ逃げろっ
また
ガスケ（ガス爆発）だ
今のは久々に
デカかったな
山が揺れたぞ
炭坑の歴史は
炭層ガスとの
戦いの
歴史でもある
石炭が
生成される際には
メタンガスが
発生するため
石泉の生きれる後はスタンガが発生するための歴史には大人の方々の「カスポスポーツが新しい環境が対応し」は必要が可能でしょうね。
大非常（大事故）だ．．．！！！
江渡貝ッ
ゴホッゲホッ
石炭の層には大量の
ガス溜まりが存在し
掘削作業中に噴出しては
爆発事故が頻繁に起こった
月島さん
ここですッ
どこだ
江渡貝
生きてるか？
そこか．．．！！
いま出してやるぞ
月島さん早く
逃げてください
火災が
広がります
ボクは足が．．．
岩盤に
潰されて．．．
．．．．．．
これを．．．
鶴見さんに！！
ボクを初めて
肯定してくれた
鶴見さん
鶴見さんが
ボクに
与えてくれた
役目．．．
ムダにしないで
くださいね
月島さん
それから
もう一つだけ
伝えて
ほしいことが
あります．．．
なんだ？
言え！！
江渡貝！！
白石
起きろッ
起きろ
役立たずッ
げえッ
俺は
不死身の
猛烈な眠気が．．．
ガスのせいか？
杉元だッ
炭鉱火災の
消火方法は．．．
坑道の
密閉である
板と粘土で
坑口を塞ぎ
通気を遮断する
炭鉱内に
逃げ遅れた者が
いようか
いまいか．．．
第８０話「伝言
「ガス突出」とは
岩盤で密閉されていた
高圧メタンガスが
採掘作業などで
一気に噴出する
現象である
生存者の証言によると
年配者の炭坑夫から
次々とガスにやられ
酸欠で死んでいった
とのこと
グエーッ
ゲホッグホッ
ゲホッゲホオッ
出口は
こっちで
いいのかよ
畜生ッ
出回が
わからん．．．
まずいぞ
おい！
そっちじゃ
ねえぞ
ついて来い
通風口が
こっちにある
ゲホッ
ゲホッ
ここはもう
いいだろうッ
次の城口に
行くぞぉ
ゴオッ！！
アアッ！！
自石．．．ッ
息を吸えッ
息を吸えッ
困る．．．！！
お前に
死んでもらっちゃ
クソ．．．
こんなところで．．．
誰か
出てくるぞ
逃げ遅れた奴か？
まさか
すげえ！！
あの旦那
ふたりも
助け出したぞッ
スンーン．．．
．．．．．．
よお
嬢ちゃん
また
会ったな
チンポ先生ェ．．．
ハンペン
まだ持ってるうッ！！！
連れと夕張に
来ていたが
ふらっと
居なくなってな
なんであんたが
こんなところに
連れ？
探していたら
お前らが
トロッコに
乗ってるのを
見つけたんだ
しょうがねえ
そいつら連れて
ついてこい
お前は
たしか
鶴見中尉
のとこの．．．
なんで
牛山と？
贋物は．．．
おそらく
この６体の剥製を
利用して作られた
．．．．．．
何てこった
気色悪い．．．
剥製屋の坊やが
死んでいるのは
確認した
月島軍曹は
屈強な兵士だ．．．
坑道から
月島軍曹の死体が
出なければ
６枚の
贋物が出回って
しまうことを
想定しなければ
なるまい
ニャ～
あり
んっ
ジジイは
呼んだか？
もうすぐ
来るはずだ
贋物か
本物か．．．．．
この忘れ物が
どっちなのか．．
判別する方法を
探さねば
小樽
月島
戻りました
芸術家の
本懐は
作品を世に
残すことだ
そしてそれが
この世に大きな
影響を与える
ものであれば
この上ない
江渡貝は
最後に
鶴見中尉殿に
伝えることが
あると．．．
なんだ？
「鉄」
「鉄」と
伝えて下さい！！
鉄？
鶴見さんなら！！
あのひとなら
それだけで
分かるはずです！！
ここへ来る間に
情報が
入りましたが
例の炭鉱火災で
消火のための
最終手段として
川の水が坑道に
注水されたと
聞きました
江渡貝は．．．
．．．．．ご苦労だった
ゆっくり休め
月島
はい
鉄．．．
他の人間ではまず
やらないだろう
手間のかかる探し方法
鉄．．．
江渡貝くんは．．．
タンニン探しに
こだわっていた
私だけに話してくれた
彼のこだわり．．．
鶴見さん！
この手袋
濡らした時は
気をつけて
くださいね！
あるものに
触れると
黒く変色して
しまうんです！！
彼の命と引き換えた
贋物の刺書人皮５枚
決して無駄には
使うまい
水に滲みでた
タンニンが「鉄」に
反応した
江渡貝くんが
最後に伝えたのは
贋物の
見分け方だった．．．！！
デンカムイの（完）
【アイヌ語監修】
中川裕
【取材協力】
北海道アイヌ協会
おはやっぱり、１９９９年１０月１７日（土）土曜日）土産日土日火
小樽市総合博物館
早稲田大学市中央学舎市八一記念博物館の
北原次郎太モコットゥナン
後藤一信
北海道大学補助国・博物館
アトリエ杉本
国立民族学博物館
タ張地域史研究資料調査室
【写真提供】
中国政行・校田高範・石川耕三
【アイヌ文化関係参考文献】
「アイヌ語絵入り辞典Ｊ知里高央一横山孝雄
「アイヌの民具」は野球
「萱野茂のアイヌ語辞典Ｊ宣野浅
「アイスの民票実績は集」試験野美術大学・生活文化研究会・
「アイス式エコロジー生活・治療エカシに学ぶ、白熱の知恵」さとうち監
「アイヌ神論集！知里幸蕙
「アイヌ民族の軌跡・混川越治
「先生民アイス民族（別冊大岡）Ｊムック
「シラオイコタン木下清議遺作写真集」
「アイヌの衣服文化」アイヌ民族博物館
「アイヌの四季目Ｈ良智子〈銀治明香
「アイヌ植物は」格闘イト子佐藤な子
「アイヌの民俗」早川
「クスクップオルシベ」の沢クラ
「聞き書アイヌの食事」探中美枝＿藤村久和村木美幸類井朝子古原験弘
「ニューエクスプレスアイヌ語リ中川裕
「アイヌ語千歳方言語典」中川裕
「カムイユカラでアイヌ語を学ぶ中川裕中本ムツ子
「語り合うことばの力カムイたちと生きる世界Ｊ中川裕
「コタン生物記（１）樹木雑草篇Ｊ更科誘藏、更科光
「コタン生物記（２）野郎・海賊魚族篇Ｊ更科源誌＿更科光
「コタン生物記（３）」は、水鳥－星虫篇］更再源蔵＿更科光
「サルウンクル物語！！！上男治
「エカシとフチを訪ねてＪＩＨ上の治
「アイヌ民族誌」アイヌ文化保存対策協議会
その調査報告書（Ｍ）－アイヌ女性が伝承する衣文化－出海道文化財
「アイヌの衣装山岡村古吉右衛門
「アイヌの文様」四辻一助編写真水谷積男
「アイヌ史資料集」吉田厳
相手編集・
大熊八甲
スパラャルサックス
鶴見さ．．．
違った．．．
ｏｖｅｒｄｅｓｌｇｎｔ
ｈｏｋｏｓｈｉｓｕｅｎｄｇｏ
ＹＪＣ
ＤＩＧＩＴＡＬ
５月２５日は、２０１６年１０月２０日に
８巻
デジタルカラー版
ゴールデンカムイ
野田サトル
◎野田サトル２０１６．２０２１
初版発行
「みんなデジタル版発行－２０２」年
２０１６年
発行所・集英社・
スーパー．．．ベース・ｈｔｔｐ：／／ｗｗｗ．ｓｔｕｅｓｓｈａｒａ．ｃｏ．
この作品は、著者カラー原画にカラ、ギャカーの原画をもとに
集英社でデジタル彩色を行った特別編集版です。
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