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Instructions:
★この作品は、著者かラー原画に加え、著者の原画をもとに
集英社でデジタル彩色を行った特別編集版です。
１０
ゴール
野田サトル
デンカムイ
金塊の隠し場所を
四人の体に彫った
のっべら坊
おはらい
のっぺら坊は
アシャパ父親を
小樽へ行って
小蝶辺明日子を
探せって四人に
言ってたらしい
私の知名だ
はいない．．．
網走へ行って
たしかめる
脱獄王！！
行く先で
利者人皮も
集めていこうよ
早く
ウメちゃんに
お金を渡さ
ないと
スキモト
因人なんて
ブッ殺せ
あは別のそー俺よえっ
江沢県老か
鶴見中尉の注文で
６枚の偽人皮を
作ってしまう
エドガイ
くぅん
判別法を
見つけなきゃ
刺青人皮が
ムダになる
どうやって？
ここから
棒戸監獄にいる
腰作師の
結岸長庵に
ぼきに行こう
一方．．．小樽のコタンでは
占い師の
インカラマッが
アシリバに
危険が迫っていると
フチに伝える
リバさんに
手を出したら、
アン殺してやる
オレが連れ戻す
それがオレの役目を
及はいで
くる
セクシーマタギ
なぜかついてくる
インカラマッと
イカパシ
えーーーなんだかどうするんだよ
ルルミナさん
いちまい
偽アイヌコタンで
潜伏していた
熊岸を見つけたが
毒矢で死ぬ
はて
大虐殺の子も．．．
これはニセモノ？
ホンモン？
偽村長は網走２４人の
囚人のひとり
詐欺師の鈴川聖弘
だった
悪夢を見て
わこんでしまう
フィ
先に月形へ
到着していた
ヒジカタたち
ギリスが
わかんなきゃこっ
やばシラインに
にょうしゃ
ないな
カキノ
放送のは
えいえ
でも土方歳三と
内通していることが
杉元に
バレる夢を見て
怖くなって逃げる
監禁されて
偽札を
作っていたクマギシ
だくださ
判別して
もらおうと
思ったのにーっ
助けて！！
第七師団に
捕まるにも
お前
シライン
だっ
スギモトが
来ちゃう！！
あ．．．
第９１話トゥレブ．．．
第９２話変装．．．
第９８話「カムイコタン．．．
第９話「機能美．．．．．．
第９話、似ているもの．．．
ＪＯＡＤＥＮＫＡＭＯＹＩＣ
ＳＵＲＶＴＡＬ．．．
！？
野田サトル
．．．
第９話「千里駅．．．！！
第９７話「旭川第七師団潜入大作戦！！
ＲＯＡＤ
第８８話薩摩隼人．．．５
第９５話・飛行船．．．．．．５３
第００話大雪山．．．！？
第９１話「トゥレプ
熊岸長庵が
アイヌに
なりすまして
コタンに潜伏して
いたとは
土方歳三たちも
今頃
熊岸が樺戸監獄に
いないことを
知ったかもな
でも俺たちが
熊岸の死体を
埋めてるなんて
夢にも
思わんだろう
タントアンキ
カトゥアノイラ
クニッネナ
（今日私たちが
したことは
忘れるべきことだ
ネンカアンヌレ
ヤクアイシトマブ
ネナ
〈誰かに聞かせたら
恐ろしいことになると、
時代は不明だが
実際に脱獄内たちが
アイヌに成りすまし
コタンに潜伏して
いたという「噂」が
現代の阿寒湖周辺に
残っている
この時期に採れる
トゥレプ
【オオウバユリ】の
料理で
コタンの女達が
お礼をしたいと
言っている
私たちを
もてなしたい
そうだ
私たちは
今くらいの時期を
ハルイッケウ．．．
「食料の背骨」
と言うくらい
ウバユリは
大事な食べ物だ
「少しウバユリを
掘る月」とか
「どっさりウバユリを
振る月」と呼ぶ
花の咲く
トゥレプを
私たちは
雄の株と考えてる
雄は
種を飛ばして
新しいトゥレプに
なるから
絶対とっては
いけない
雄の近くにある
誰の株を
振り起こす
オオウバユリの
つぼみ
掘ってきた
ゆり根（鱗茎）を
一枚ずつ
剥がして洗う
トゥレッの加工は
水をたくさん
使うから
河のそばでやる
エッサオーホイ♪
ホイヤオーホイ♪
イウタニ（杵）と
ニス（日）で
ゆり根を抱き潰す
オイそれさっき
囚人の頭を殴ってた
やつだろ
これに水を加え
袋で慮すと
源粉がたまる
アイヌの
オオウバユリの
最大の利用法は
この澱粉で
団子を作ることだ
慮した澱粉は
さらに分けられる
一番細かいのは
胃腸の薬用で
あまり食べない
貴重なもの
二番目に
細かいのが
普段食べる
団子になる
なるほど！
お団子を
作ろうと
してたのか！
二番粉り
袋に残った
カスも
発酵させ
丸めて
火棚に
吊るしておく
オントゥレプ
アカム
（発酵させた
ウバユリの円盤）
といって
冬場の貴重な
保存食になる
このカスで
作った団子は
美味いの？
カチカチ
だけど
水で戻して
食べる
あんまり
美味しくないから
おかゆに入れる
でも今日は
大事な
お客さんだから
一番粉を
振る舞うそうだ
まず
ヨブスマソウの
茎の中に
澱粉汁を流し込む
ヨブスマソウ
それを
表面が
焦げるまで
火に当てる
中の澱粉を
蒸し焼きにした
クトゥマ〈筒焼き〉
という団子だ
「くずきり」
みたいだな
いただきます
ヨブスマソウの
香りがうつって
甘くて美味い
ヒンナ
ヒンナ
こっちは二番粉を
フキの葉で
包んで焼いたもの
この赤いのは
なに？
サクラマスの
チポロ
（筋子）を
潰したものだ
ほかにも
ヒグマとかの
脂を付けて
食べたりする
うんうん♪
団子の甘さに
筋子ダレの
しょっぱさが
あいまって
「チポロニナプ」
筋子つぶし器
とぉ～っても
ヒンナ！！
アシリパさん
筋子ダレも
美味いんだけど
味噌つけたら
絶対合うんじゃ
ないの？
うんうん！！
やっぱり杉元の
オソマは
何にでも合う！！
スゴイオソマ！！
オソマ？
オソマ．．．
ほらほら
アシリパさんが
オソマ言うから
うんこ食べてると
思ってるよ
タンペアエ
エアシカイ
オソマネナ
（これは食べられる
オソマです
ウンコじゃなくて
味噌なんですよ？
ケラアン
フミー！
（まあ
おいしい！
なに？
どしたの？
私が
オオウバユリの
神様みたい
だって
ある村長が
噂を耳にした
どういう
意味？
拒否すると
ものすごく
罵倒される
のだと
アイヌの
昔話
理不尽な
話だ．．．
小さい女が
ふたり
村ごとに
村長を
訪ねてきて
お椀を
借りては
物陰で脱糞し
やがてある日
その女たちが
自分の村に
やって来て
噂通りに
お椀を貸せと
いって
物陰へ行き
お椀いっぱいに
どろどろ
したものを
持ってきたが
食べてみたら
良い味がした
食べろと言って差し出す
食べろと言って
差し出す
実は
その二人は
ギョウジャ
ニンニクと
オオウバユリで
登場人物
全員
変態かよ
自分たちが
食料であると
まだ知らない人間に
食べて欲しかった
人間に感謝され
祀られないと
神様になれない
からだ．．．
その村長の
おかげで
この食料を
知った人々は
飢えから
守られて
暮らせる
ようになった
．．．．．．という
お話だ
イハハ
ウラフ
お椀の
どろどろは
ウンコ
だったの？
ウフフ
ふっっ．．．
さて
問題は
村長に
化けていた
網走からの
脱獄囚．．．
詐欺師の
鈴川聖弘を
どうするかだ
村の女達が
言うに
「主犯は
この男だが
これ以上
この男に
関わり
たくない」
そうだ
無抵抗の
人間まで
殺すのか？
．．．．．．？
面倒だ．．．．．
殺して
皮を剥いで
いこうぜ
網走から
脱獄した
他の四人の
情報がある！！
．．．ほお
どうだかな
お前
詐欺師だろう？
嘘なら舌を
引っこ抜いて
やるさ
時間稼ぎの
嘘かもよ
閻魔様がやるか
俺がやるかの
ちがいだろ？
先を
急いでるから
鈴川聖弘は
連れて行く
土方歳三たちと
合流してから
コイツの処遇を
相談しよう
ここの村は
男がいなく
なったから
ずっとコタンに
居ろと言ってる
チンポセンセイ
チンポセンセイ
チンポセンセイ
熊に勝ったし
強い子供が
出来ると
言ってる
チンポ先生が
大人気だ
コーンッ
悪いが
用事が
あるんでね
子種だけ
置いて
いけない
だろうか
付け込むのは
弱みに
良くないぞ
牛山
責任
取れるのか？
弱くなんかない
アイヌの女だって
したたかなんだ
このコタンは
必ず生き返る
さあ
先を急ごう
．．．
白石もきっと
杉元に逢いたくて
寂しがっている
絶対逃がすな
反対側に
回り込め
はッ
何の騒ぎだ？
うりゃ
にん
にんッ
はあッ
とあぁ
逃げてみろ
脱獄王！！
なんだ
えらい騒ぎ
だな
白石が
第七師団に
捕まった？
鶴見中尉か？
いや
鶴見は
見当たら
なかった
別の隊だ
住民の
情報によれば
旭川の
第七師団本部から
作業で
駆り出された
兵隊たちで
旭川に戻る
途中だった
らしい
あの場で
正面切って白石を
助け出すには
人数が多すぎた
だがこのまま
旭川の本部に
連行されれば
非常に厄介だ
白石なんだから
ほっとけば
勝手に逃げて
くるのでは？
今この瞬間
殺されて
皮を剥がされて
いるかも
本部のどこかに
監禁されたら
自力で脱出するのに
下手すりゃ
数か月もかかる
永倉と家永は
月形で
杉元たちを待て
奴らが
到着したら
旭川へ向かえ
私とキロランケで
白石を奪還する
贋物によって
刺青人皮の
暗号が解けなく
なってしまえば
直接
網走監獄の
「のっぺらぼう」に
接触し
娘の
アシリパに
金塊の在り処を
伝える役目は
白石にしか
出来ない
茨戸宿場町から
東へ約３０キロ
岩見沢
第９２話「変装
お兄さん
地味だよ
もっと
ハイカラ姿にして
客を呼ばないと
いまどきの
薬売りは
大礼服とか
着てるよ
日露戦争に
勝ったから
大礼服は客に
受けるんだよ
アンタは
その格好で
何売ってるの？
見りゃ分かんだろ
トンガラシ売りだよ
トットン
トントン
トンガラシの
粉１
．．．もしキツも
お手加減ん～
フィオネがあたったら生きているのですが、
当時は
大礼服を着た
派手な薬売りが多く
仁丹の広告を
マネたという説もある
ほらあっち
なんて人だかりが
出来てらぁ
第９２話
運命の人に
あなたは
すでに逢ってます
ええ！？
だれッ・だれ？
アンタは
何を売ってる
行商人なの？
俺は何も
売ってない
お連れの方
占い師やって
んの？
ヒモ？
いいねえ
俺もあんな
めんこい娘の
ヒモに
なりてえよ
俺はヒモ
なんかじゃ．．．
インカラマッ
お金ちょうだい？
豆菓子
売りがいるッ
同う様子の
お稲荷さん！
煎り大豆に
砂糖を
衣掛けした
お菓子
アイヌの
小さい
女の子を
連れた
三人の男？
ああ～～～！！！
そいつらなら
夕張にいたぜ！！
ヒョコレコ
熊胆を
売りつけてきた
ガラの悪い
三人でさ
特に軍帽の男は
たぶん
極悪人だな．．．
分かるんだ俺
夕張か．．．
やはりな
小樽から
最短距離で
網走へ
向かっていくと
旭川がある
旭川は
軍都」と呼ばれる
第七師団の
巣のような街だ
そんなところは
迂回するだろうと
思っていた
旭川Ｏ
夕張を通過した
ということは
大雪山系と
日高山脈の
あいだを越え
十勝へ向かって
行ったのかも
知れない
ｏ網走
大雪が糸
売り物
２００
日高山脈
小機の
トカプ！？
トカチだ
なんだ
トカブって
オッパイの
意味です
トカッ！！
おっぱい
トカッ！！
おっぱい
トカッ！！
おっぱい！！！
インカラマッを
チラチラ
見るんじゃない
チカパシ！
チカパシ！
もう
やめなさいッ
もうすぐ
樺戸監獄が
見えてくる
監獄から
一番近い宿で
落ち合う約束だ
しかし
拍子抜けだぜ
網走の脱獄囚にも
こんなザコが
いたんだな
俺は詐欺師だ
頭を使う
結婚詐欺だってな？
相手の女も
何だってこんな
しょぼくれ親父に
騙されるかね
米軍の大佐とか
無理があるだろ
そんな嘘
暴力で人から
何かを
奪うような
野蛮な脱獄囚と
一緒にしないで
もらいたいね
変装は基本だ
この姿は
ほんとうの
オレじゃない
本当の俺なんて
無いけどね
のも大切だな
権威を利用する
米軍大佐とか
英国王室の
血を引いてるとか
現にあんたは
おれがアイヌの
村長であることで
すっかり騙された
じゃないか
人は肩書のある
者の言うことを
盲目的に
信じがちだ
「思い込み」によって
多少怪しいことが
あっても
都合よく
解釈しただろ？
悪い知らせが
ふたつある
ひとつは．．
熊岸長庵は
死んだ
え！？クッキン
熊岸が
死んだこと
何で知ってる？
どっちが
どっちだか
あ？
それで．．．
もうひとつの
悪い知らせ
とは？
急ぐぞ
奴らの
先回りをする
どうやって
都遠する？
第七節団が
野営している所に
奇襲するか？
短刻で何人か
吹き飛ばして
混乱させて．．．
いや．．．
あの人数と交戦に
なりかねない事態は
出来るだけ避けたい
白石を
逃した連中が
「あきらめるか」
と思う程度に
収めたほうが
いいだろう
我々はなんとか
白石が
逃げられるように
兵士たちの
気を逸らす
ああ！！
助けてください
兵隊さんッ
突然家が
崩れて
バアちゃんが
下敷きに．．．！！
よーし
みんな手を貸せ
瓦礫をどかすぞ
いまだッ
白石逃げろ
白石ッ
シライシーッ
なんで
崩れたんだ？
兵隊さんたち
そこはもう
何年も廃屋だよ？
え？
失敗だッ
ああ～ッ
兵隊さんたち！
でかい木が倒れて
道が塞がって
しまったんだ！！
どかしてくれんか
切り倒されてるぞ
誰だ？こんな事
したのは
いまだ
白石逃げろ
ひとくち
ちょうだい？
ひとくち
ちょうだい！
シライシーッ
馬で
端に寄せるか
ダメ
にゃーにゃ
にゃーにゃ
シライシー
しーこいこい
シライシーッ
この調子では
旭川の
第七師団本部へ
着いてしまう
少し
荒っぽい手段を
とらざるを得ない
あのボケ
逃げる気
ねえのかッ？
旭川まで
約２５キロ手前
深川村
あ～ッ
豆菓子売りだ
食べたい！！
買っていい？
銭まげてお仏が
家屋に腰をかけたら
お茶をだした
まいどあり
カムイ
コタシ？
カムイコタンは
「神の領域」
人間が近づいては
いけない場所だと
いわれてきた
移動手段を
水上交通に頼っていた
アイヌにとって
この渓谷は
事故の多い難所で
魔神の仕業として
恐れたんだ
だから
カムイコタンに
縺わる
面白い昔話も
たくさんあってね
川に流された
ヒグマの腸が
ヤツメウナギに
なった話とか
人食い刀の
話とか
人食いか？
イペタムさ
イペタムは怪しく
光って空を飛び
人を襲う妖刀だ。
山奥に埋めても
深い川に捨てても
妖刀は戻ってくる
石と一緒に箱へ
入れておけば
「キリキリ」と
音を立てて石を食う
でも
石がなくなれば
また箱を飛び出して
人を襲うので
カムイコタンの
底なし沼に沈めたら
戻ってこなくなった
というお話だ
なるほど．．．
では私は
底なし沼から
這い出てきた
キリキリ
キリキリ
イペタムと
なろう
．．．
神居古潭
十名ずつ
渡れ
カムイコタン
吊橋．．．！！
一体何を
しようってんだ？
吊橋の上どはいえ
この人数の
第七師団相手に
オイオイ
嘘だろ？
第９３話・カ
刀で
勝負する
ってのか？
コタン
第９３話「カムイ
うおッ！！
な．．．．．ッ
このクソジジ．．．
どうした
何があった？
神居古潭を流れる
石狩川は狭く険しく
川の最深部は
７０メートルにも
達するといわれる
網が
切れて
何名か
落ちた！！
戻れッ
助けるぞ！！
死ぬッ
助けて誰かッ
急流の渦によって
小石が回転し
長い時間をかけて
岩を浸食して
生み出された
「神居古凛おう穴群」は
ニッネカムイ〔魔神〉と
神々の戦いの跡であると
アイヌは伝えてきた
ぶはーッ
シライシー
ピリカチッ
ネアカラクニ
エミピヒ
クアフッカラ
クスネナ
（りっぱな舟に作るべく
あなたのお着物を
頂戴いたしますよ
猟に出て
その場で
木の皮を剥いで
舟を作り
獲物を積んで
川を利用して運ぶ
軽い舟なので
川から川へ
舟を担いで
山を越える
ことも出来るんだ
まず斜面の近くで
木を倒し
皮を剥がして
転がせば筒状の
樹皮が残る
カッカッ
焚き火で
炙りながら
柔らかくして
端を内側に
この辺み
舟型を
つくっていく
太い葡萄蔓で
舟の縁を
とり巻き
オヒョウの
強い機能で
固定する
最後に
棒で内側の
補強をして
完成！
これがアイヌの
木皮舟．．．．．
ヤラチッだ
エゾマツの樹皮なら
厚いので
丈夫な舟が
出来るが
小型で短期使用の
舟なら
加工のしやすい
カバの樹皮で
充分だ
アムール川でも
そうやって
木皮舟を
作ったのかね？
どうして
故郷を捨て
北海道へ
渡って来た？
のっぺらぼうの
本当の名前は
知っているか？
それとも．．．
帝政ロシアに
追われて
来たのかな？
のっぺらぼうと
おわぁ～
シライシーッ
キロちゃん！？
こんな
もん．．．
いつでも
解けんだよッ
早く頼めッ
離すなッ
やべ．．．
がぼ
がぼッ
シライシ
頑張れ！！
もう少しだ
手を伸ばせッ
来いッ！
白石ッ！！
．．．．．．？
シライシーッ
どうした！
早く手を．．．
ぜえッ
ぜえッ
．．．．．．
おそらく自石は
いまごろは旭川へ
着いてしまって
いるだろう
アイツが勝手に脱出できたとしても
アイツが勝手に
脱出できた
としても
旭川まで約２５キロ手前
深川村
いつになるか
わからないものを
我々は待っている
わけにもいかない
そもそも
脱出できるか
どうか．．．
脱獄王とはいえ
監獄とは
違うんだ
どんな扱いを
受けているか
尾形見てこいよ
お前
第七師団だろ？
俺はいま
脱走兵扱いだ
キロランケは？
元第七師団だろ？
俺は
カムイコタンで
顔を見られた
今この瞬間
皮を剥が
されてるかも
まあ．．．．．
いいか．．．．．
あいつの
入れ墨は
写してるし
いや．．．．．
俺は
助けたい
この詐欺師を
使おう
待ってろ白石
いま行くぞ！！
舌〈機崩〉美
第９４話
コラ
二階堂
離せ
その瓶を
渡しなさいッ
ヤダーッ
ヤダヤタヤダ
何の騒ぎだ
月島軍曹
鶴見中尉殿！！！
二階堂が
モルヒネを
瓶ごと盗み
隠れて自分で
打ちまくって
いたのです！！
アヘンから
抽出される
鎮痛剤で
強力な
依存性がある
モルヒネを
精製すると
ヘロインになる
ヒッヒッ
過剰摂取で
死んでも
知らないよッ
二階堂
タメだぞ！！
お医者さまの
いう容量を
守らないと．．．
返してッ
ダメッ
一階役
ダメッ！！
洋平の右足
燃えちゃったよ
江波貝くんの
家と一緒に．．
足が無いと
杉元を
追えないね？
杉元を
殺せないね？
自暴自棄に
なるのは
良くないな
二階堂．．．
ダメだ二階堂ッ
ダメダメッ！！
鶴見中尉殿
家の前に
誰かいます
もし．．．
どちら様？
私が何者か
とな？
私はキミが
肩に
担いでいる
小銃を
つくった者
であるッ
これはこれほ
有坂殿
お待たせして
申し訳ない
どこかで
見た気か．．．
アリサカ？
天才的
銃器開発者は．．．
とあッ
失礼いたし
ました
陸軍中将
有坂成蔵！？
三十年式小銃は
別名有坂銃」とも呼ばれ
開発した有坂は
日露戦争を勝利へ導いた
影の功労者といわれた
元気だったかね
鶴見くんッ
そちらも
お元気そうで
有坂殿は
長年の兵器開発で
馬力が弱くなって
おられるのだ
いかがでしたか
旭川は
気球部隊を旭川にも
作ったらしくてね
気球に何か兵器を
載せたいらしいのだ
あんなもの
水素で浮かんどるから
一発撃たれたら
ぶっ飛んじまうんで
偵察程度が関の山だ
それに動きが
遅いしね
これからは
飛行機の時代だよ
有坂中将が
わざわざ
鶴見中尉に会いに
小樽まで．．．．．．？
モルヒネかね？
鶴見くん
相変わらず
頭の傷が
痛むのかね
アヘンは儲かるよ！
いま英国が国際世論に
圧されて
アヘンから手を
引き始めてるからね
満州のアヘン需要を
一気に英国から
奪い取れるよ
全く
このひどは
底が知れん
そういや鶴見くん
寒冷地に適した
ケシの栽培は
軌道に乗ったかね？
農地を広げるべく
金策に
走っております
有坂殿！！
ケシ栽培の話は
どうか内鑑にッ
最新の国産統器を
持ってきた
部下の南部君が
設計した
三八式機関銃と
三八式歩兵銃だ
美しさが
この銃の機能を
ものがたって
いる
売れますよ
この銃は．．．！！
美しい．．．
三十年式歩兵銃を
ベースにした
三八式歩兵銃は
世界的にも
優秀と評価され
後の第一次世界大戦では
大量に輸出される
大成功した「商品」だった
だが沢山
売れれば
たくさん人が
死ぬ！！
私の兵器で．．．！！
つくづく
呪われた仕事だ！！
あなたは美しいものが
作れてしまうんですから
作ったら良いんです
美しいものは
肯定すべきです
有坂中将殿の作られた
二十八耶米橙萍砲も
美しい兵器でした
美と刀は一体なのです
二十八理米稲蒴砲の
抜け射精が
敵味方を問わず
機能美を追求した結果
強い武器が
生まれたのです
若い男たちの
身体を引き裂き
藤物と眼の雨を降らせた。
私はその血の雨の中を走りました
鶴見くん
頭が
どうかしておる
前頭茶が
吹き飛んで
おりますッ
大きな戦争が
起こることによって
鎮痛剤の需要は
高まる
塩酸莫爾比涅
圧倒的な
力が生み出す
美しさでした
そして
日本が誇る
高品質の武器
アイヌの金塊を
それらの
投資にあてる
いいよ
そして、
．．．
まさに戦争中毒！！
ヒグマが
圧倒的な力で
人間を襲う
誰がヒグマを
責めますか？
戦争が道民の
仕事を生む
戦争が起き続け
なければ
いられなくなる
ヒグマ？
ヒグマに襲われた
部下がいますが
こういいました
「美しい
生き物だった」と
面白い部下だ！
有坂殿！
彼は今
酷く落ち込んで
おります
無理を承知で
お願いしたい！
一肌脱いで
いただけ
ないでしょうか
またモルヒネを
盗んだな！？
二階堂ッ
モルヒネを
よこせ！！
鶴見中尉に
言いつけるぞッ
よこせッ
二階堂！！
貴様に素敵な
お客さまが
お見えだッ
え？
お客さん？
誰なの？
どうぞ
お入り
ください
．．．．．．
誰？
このひと
誰？
ねえ．．．！！
誰なの？
怖い
よおッ！！
誰だ
お前！！
あっちへ
行けっ
やあ！！キミが
二階堂くんだね！？
わああッ
誰？
キミに
贈り物を
渡しに来たよ！！
贈り物？
なあに？
気に入って
くれると
嬉しいんだが！！
キミの
新しい足だよ！！
なんだ
義足かぁ
はあ．．．
ただの義足
ではないッ
おわあッ
急ごしらえで
作ったものだけどね
散弾が２発入る
小銃の実包なら
もっと装弾数が
多くなっただろうが
仕込み銃なので
どのみち不意打ちの
接近戦以外では
使えないだろう
近距離で確実に
相手の
動きを止めるなら
散弾のほうが
有効だ
ありがとう
知らない
オジサン！！
お前ら病院で
なにやって
んだーッ
素敵な足を
もらえて
よかったネ
二階堂！！
はあッ．．．
はあッ．．．
第９５話、似ているもの
みず．．．
フキの葉の柄杓
それでも
迷げろ逃げろ
第９５話、似ているもの
ひッ
そっち
じゃないぞ
ひいいッ
エンカオピウキ
ヤン！
〈私を助けて！
悪いやつに
追われてるッ
悪いやつぅ？
どんな
連中だ？
熱ッ！！
みずッ
．．．！
ぎゃッ
ひーッ！！
ぐうッ
俺達から
逃げられると
思ったか？
この三十年式
歩兵銃の
サルカニ
合戦か！！
鈴川聖弘よ
二千メートルまで
目盛りがあるな？
表尺を見ろ
有効射程は
〈狙って殺傷できる距離〉
五百メートル
程度といわれた銃だが
それは当然
狙撃手の腕による
二千メートル先まで
弾丸が届くって
ことだ
二千メートル以上
俺から
逃げきれるか
試してみるか？
日露戦争では
一斉射撃でだが
千メートル以上先の
突撃してくる
コサック騎兵たちを
食い止めた
その前に
ストゥで
ぶん殴ってやる
旭川の街中では
オレ達は
目立つに違いない
制裁棒が
デカ過ぎるッ！！！
近くのコタンで
潜伏して作戦を
考えよう
あんたの．．．
デカイな．．．
お前のも
立派だぜ．．．
上川盆地
（旭川周辺）に住む
上川アイヌの制裁棒は
ビッグサイズである
これ屋根も壁も
笹で
出来てんのか
トプラプ
キタイチセだ
〈笹葉葺屋根の家〉
このあたりは
笹のほうが
手に入りやすい
材料だから
こういう家になる
フチたちが
住んでるような
かや蠢き屋根の家は
サラギキタイチセ
用途は
一緒なのに
見た目は
似ないもん
なんだな
「ヘベレオイベブ」
小熊のエサ入れ
俺に
どうしろって
いうんだ！！！
お前が樺戸監獄に
潜入して
熊岸長庵を
脱獄させたように
第七師団から
白石を助け出せ
方法を考えろ！
お前は
詐欺師だろ
すみませんね
お騒がせして
家主！
おい鈴川．．．
協力しないなら
俺がお前の
皮を剥ぐ
この計画で
ドジを踏めば
お前は第七師団に
皮を剥がされる
白石が
旭川第七師団の
兵営のどこに
いるのか．．．
中に潜入して
探らなければ
なるまい
お前が
皮を剥がされずに
済む道は
計画を成功させる
しかない
関係者に
成り
すますか？
カムイコタンでの
一件で警戒してる
はずだから
よほどの
関係者じゃ
ない限り
簡単に教える
はずかない
「オッカヨル」
男子便所
「メノコル」
女子便所
東京の師団の
上級将校
とかは？
いや．．．軍は
上に行くほど
横のつながりが
強いから
架空の
上級将校は
バレる
．．．
．．．イヌ
犬童四郎助は
どうだろうか
犬童？
網走監獄の
典獄？
誰か実在の人物に
成りすますってのは
その人物と
似ていない部分を
減らすってことだ
似てる
のか？
俺も犬童を
知ってるがね
顔の骨格は
近い気がする
似てない
ですよね？
似てない
まず
髪を切り
髪の毛を
前に流して
いたっけ
おお．．．．．
なんとなく
似てきたかも
眉毛も
薄くする
第七師団内に
網走監獄の典獄と
親しい人間がいる
可能性は低いが
よほど
似てないと
多少
面識のある
人間になら
バレちまうぞ？
大丈夫か？
犬童は．．．
個人的な恨みで
私を幽閉する
矛盾を
持ち合わせている
厳格で潔癖
規律の鬼と
いわれながらも
ダメだ．．．
おねむの
時間だ
心の歪みが
顔に現れている
ふむふむ
たしかに．．．
性格って
顔に出るよな
ヒグマも
キツネっぽい
顔付きしてて
睨んでくるのは
気性の荒い
ヒグマだって
そうなんだよね？
アシリパさん？
ならば
これで
どうかな
！！
．．．．．．
．．．で
俺に
考えがある
まあ．．．
焦るなって
準備が必要だ
！？
網走監獄の
典獄に化けて
第七師団相手に
どうしよう
ってんだ？
やれやれ
この子は
大物だ．．．
ほっとけよ
眠いと
機嫌か．．．．．．
．．．あッ！！
アシリパを
裏切り．．．
命を脅かす
人間がいる
インカラマッが
勝手に言ってる
ことだから
信じる必要は
楽しか．．．
この旅の目的は
アシリパを無事に
お婆ちゃんの元へ
連れて帰ること
これは俺の
役目なのだ
うん
だがヒモは
良くない
自分たちの
食い扶持は
稼がなくてはな
獲物を
見つけたら
教えろ
チカパシ！
谷垣ニシパ
いたよ！
チカパシ！
クワガタは
金にならない
鹿とかだ
夕張
ま
すみません！
このへんで．．．
当てましょう
当たったら
鑑定料を頂きます
なんですか？
ウエインカラ．．．
「千黒」です
ウエインカラ．．．「千里眼」です
手のひらを
上にして
指先を
透かすようにして
相手の顔を見る
あなたは
女性を捜して
いますね？
血縁でも
恋人でも
友人でもない
関係．．．
あなたは
その人を利用して
お金を儲けようと
している
だから
その女性は
逃げた
あんた
逃げる千鶴子に
会ったんだな？
だから
知ってるんだ
畜生．．．
舐めやがって
何が千里眼だ
どいつも
こいつも
使えるわけ
ねえだろ
三船千鶴子は
熊本の炭鉱脈を
探し当て
大金を手に入れた
こともある
有名な超能力者だ
大学教授すら
千鶴子の
透視能力を
認めた
まあ
眉唾だが．．．
大事なのは
その肩書た
これから
夕張炭鉱会社の
お偉いさん方と
会う約束を
していたが
金づるに
逃げられ
ちまった
はるばる
夕張まで来て
手ぶらじゃ
帰れねえ
あんたが
三船千鶴子に
成りすませ！
急げ！！頼む！！
間に合ってくれ
第９６話、千里は
見ろチカパシ
ヒグマが蕗を
食べた跡だ
ヒグマ？
怖いよ
谷垣ニㇱパ
古い跡だから
近くには
いないかも
知れん
アイスには
熊除けの
おまじないが
あるよ
ヒグマに
襲われそうに
なったら
男も女も
ここを出して
見せると
逃げるって
谷垣ニシパ
ヒグマが来たら
ちんちん
出してくれる？
ちんちん
出しながら
ヒグマ撃つの？
かっけえ
チカパシ．．．
おれはヒグマが
襲ってきたら
これで撃つ
いや．．．．．．
ちんちんは
出さない
早く支度しろ！
炭鉱会社の
お偉いさん方が
待ってる
連中とは
俺が話すから
指示された
とおり動いて
余計なことは
話すな
あんたは
妙な色気と
雰囲気があるから
きっと信じる
うまく
いったら
お駄賃をやる
石炭がどこに
あるかなんて
当てたこと
ありませんけど？
いいさ．．．
石炭層を
当てるのか
商売じゃねえ
適当に
指し示して
運良く石炭が
出りゃ「棚ぼた」だ
はるばる
夕張まで来た
アゴアシ代と
ちょっとばかりの
謝礼を会社から
取れればいい
あとは千鶴子を
見つけて
帰りしなに
あちこちの町で
「透視治療」して
稼いで帰るさ
熊本の炭鉱を
当てたって
いうのも
棚ばただった
んですか？
青原さん
千里眼なんて
あるわけ
ねえだろ？
明治末期
日本では念写や
透視能力を持つ
超能力者が相次いで現れ
オカルトの
大ブームが起こった
「千里眼は
存在するのか？」
学者やマスコミを
巻き込んで
科学的な
調査対象にまで
なった超能力者が
三船千鶴子であった
花
きゃ
ちょっと
待て．．．
何でいま
俺の名前を
．．．．．
さっき
ご自分で言い
ましたよ
「青原」って
やっぱり
千鶴子に
会ったん
だろ？
ふん．．．
どうして
知って
いる？
炭鉱会社の
奴らだ．．．．．
三船千鶴子は
熊本の炭鉱会社に
依頼され万田炭鉱を
透視で見つけたことにより
現在の金額にして
２０００万円の
謝礼を受け取った
初めましてで
申し訳
ありませんが
この封筒の
なかの紙に
書かれている
文字を当てて
もらえますか？
これくらい
試しても
構わん
でしょう？
お互い遊びじゃ
無いんだから
佐伯くん
すみませんが
ここでは
千鶴子が
集中できません
監視されていては
透視出来ない
そうですね？
失礼にも
程がある
そもそも
炭鉱の透視を
依頼してきたのは
そちらですよ？
屏風の裏や
誰もいない部屋に
ひとりこもって
透視するとか．．．
お天道様の
下では流石に
気が引けますか
呼んでおいて
千里眼の真偽を
疑うなんて
問題外です
帰ります
ちょっと
待って
くださいッ
申し訳ないッ
幹部でも
視疑的なのは
この佐伯だけで
それも
会社を思う
気持ちが
ひと一倍
強いあまり．．．
場の雰囲気が
悪ければ
千鶴子も
返視能力が
落ちますゆえ
オイ
何やってん
だよ
あ？
あ？
余計なことは
するなと
言ったろッ
イフミス
「千里感」
とでも
いうべき
でしょうか
目のどこかに
探しているものが
あるのか．．．．．．
自分の体を
山と一体化させ
体の感覚で当てる
というものです
こっちです
ねえ谷垣ニシパ
あのおっぱい
インカラマッ
じゃない？
不猟と空腹で
インカラマッに
奢ってもらおうと
街へ下りてきた
ふたり
む？
確かに
インカラマッだ
いつもながら
怪しい女だ
いや．．．
和人だろう？
連れの男たちは
何者だ？
そして
あの人相が
悪いふたり：
インカラマッ
たちを
尾行している
どこまで
行く気だ
適当に
指し示せよ
「あっちに
黒いものが
見えます」って
こちらです
お義兄さん．．．
どうして
ここだと？
千鶴．．．
三船千鶴子さん？
え？
あの女性が？
じゃあ
あなたは？
替え玉
だったという
ことですよ
おおかた
詐欺の片棒を
担ぐ生活に
嫌気が差した
妹さんが
逃げ出したんで
代役を立てた．．．
そんな
ところでしょう
言わん
こっちゃない
だから
超能力者なんて
胡散臭い連中に
関わるなと．．．
．．．．．．？
時間の
無駄でしたな
タダで
帰れると
思うなよ
お義兄さん
もう
こんなこと
やめて
ください！！
千鶴子よぉ～
お前みたいな
出戻り女の
生きる道は
これしか
ないって
わかってる
はすだぜ
お前だってあちこちで女王様みたいにチャホヤされて喜んでたじゃねえか
お前だって
あちこちで
女王様みたいに
チヤホヤされて
喜んでた
じゃねえか
炭鉱会社の
幹部たち
帰っちゃい
ましたよ
青原さん
千鶴子にバッタリ
会っちまうなんて
ついてないですね
そこの
アイヌの女
逃げないように
縛っておけ
金づるに
なるかも
知れん
あいつ
銃を持ってる
怖いよ．．．
どうするの？
谷垣ニシパ
助けなきゃ
どうだろうな
インカラマッは
いまいち何を
考えているのか
わからない女だ．．
え？でも．．．
インカぅマッが
いないと
インカラマッは
オッバイも
大きくて
お金たくさん
持ってるし．．．
チカパシお前
身も心も
ヒモに
成り下がったか
俺たち
家族のフリ
するんでしょ？
インカラマッは
一緒に
旅をする．．．
家族だから．．．！
描いけど．．．
戦って
助けないと！
そうだ．．．
チカパシ
自分を
奮い立たせて
戦う．．
それこそが
勃起なのだ
チカパシ！！
これが．．．
勃起．．．．．．
ああ〜でも．．．
インカラマッの
おっぱいが．．．
おっぱいが
縄で締め付け
られて
食い込んで
かわいそう
それなのに．．
ちんちんが
むずむず
する！！
どうして？
谷垣ニシパ
それも
勃起だ
勃起って
すげえや
これも．．．
勃起？
銃を捨てろ
その女は
俺の家族だ
村田の
単発銃．．．．．
次の弾を
込めるのに
何秒だ？
一発で
仕留める
自信は
あるのか？
おああッ
．．．．．．
．．．
．．．
まったく．．．
とんだ
珍道中
だな
あれ？
みんなで
オハギ
食べてた？
力を合わせて救出だ！！
第９７話
旭川第七師団
潜入大作戦！！
助けに
来てくれたん
ですね
礼なら
チカパシに
言うんだな
「インカラマッは
家族だから
助ける」と．．．
俺ちんちん
出しただけ
だけど！
とりあえず
ここを早く
立ち去って
美味しい
ものでも
食べましょう
あの．．．
おごります
やったあ
．．．．．．
三船
千鶴子さん．．．
あなたたちは
東へ向かう
のですね？
あなたが
追っている
男によって．．．
．．．！？
何者だ？
あんたは
行っては
いけません
あなたは．．．
殺されて
しまいます
白石は
カムイコタンで
俺の手を
掴もうとする時．．．
確かに躊躇した
白石が俺達から
離れようと
していたと
仮定すると．．．
ひとりで
朝っぱらに月形で
旅館の外を
フラフラ
していたことや
あれもこれも
合点がいく
考えられると
すれば杉元の
言うように
白石が
ずっと前から
土方歳三と
内通していた
ことだが．．．
この状況なら
もう過ぎた
ことでは？
一度でも
裏切ったやつは
何度でも裏切る
杉元．．．
殺さなくて
済む人間は
殺すな
軍都・旭川
帝政ロシアの
南下政策に対して
防衛整備が急務とされ
第七郎団の駄屯と
鉄道の敷設により
当時の函館・小樽
札幌に次ぐ
道北の中心地と
なっていた
師団通り
駅から
第七師団兵営へ
通じていた道路
ずいぶんと
栄えているな
港町でもない
北海道の
ど真ん中なのに
旭川の発展を
もたらした
旭川の発展をもたらした「上川道路」
おわとう
「上川道路」
札幌と
旭川を結ぶ
長い長い
道路脇には．．．
おびただしい
死体が
１０月
埋まっている
「囚人らはもとより
悪徒であるから
懲罰として
苦役させれば
工事が安く上がり
斃れ死んでも
監獄費の
節約になる
ネイ
ヒグマと狼に
怯えながら
寒さと
飢えに苦しみ
死んでいった
囚人たちだ
ぐふふふ
樺戸集治監に
収容されたのは
戊辰戦争や
西南戦争で
負けた
国事犯と
呼ばれる
武士達だ
勝てば官軍
負ければ賊軍
戦争
というのは
負けては
いかんのだ
問題は
この広大な
第七師団の敷地の
どこに白石が
いるのか．．．
監獄じゃないから
敷地内に入るのは
容易だろうが．．．
建物を一軒一軒
探して回るなんて
出来るわけがねえ
連中のほうから
白石を
差し出させるんだ
白石を
連行した連中の
肩章の番号が
２７だった．．．
旭川に
４つある
歩兵聯隊の
ひとつ．．
歩兵第２７職隊
ここが
２７職隊の
兵舎だ
国土地駅七隅
ちょっと待て
いや
お前らアホか
２７齢隊？
どうした
尾形
あ．．．！
そうだったっけ
ってことは
鶴見中尉も
同じ職隊か．．．
自石は
２７職隊が密かに
確保している
可能性が高い
なぜなら
職隊長は
鶴見中尉の
息がかかった
ヨドカワチュッ
淀川中佐だ
第七師国司会部
想い耐速回金が
なに？
絶走監獄の典獄が
私に会いたいだと？
淀川輝前中佐
一体
何の用だ．．
えっ
網走監獄典獄
犬童四郎助です
はじめまして
．．．イストウ
もうそんなおっ
いやー
．．．それなりよ
中継技術は備員１陣
あの．．．
こちらの方は？
終走監視で
看守を
やっている
杉元です
５年前
家がという
凶悪犯によって
顔をズタズタに
食い千切られ
ましてね
イヌドウ．．．
はあ．．．
お気の毒に
見た目は
こんなですが
私の優秀な
部下です
ところで．．．
実を
言いますと
「はじめまして」
では
ございません
これは
失礼いたし
ました
以前どこかで？
やばい．．．
面識あるんじゃ
ねえかよッ
１０年以上前に
知人の葬式で
一度
ご挨拶だけ．．．
覚えていらっ
しゃらないのも
無理は
ありません
弔問客で
ごった返して
いましたので
．．．
．．．
それで．．．
きょうは
どういった
ご用件で？
白石由竹が．．．
こちらにいると
聞きました
身柄を
網走監獄に
返してほしい
！？
白石？
そんな男は
ここに
おりませんか．．．
どこから漏れた？
誰が漏らし
たんだッ
とぼけないで
頂きたいッ
私が出張で
納走監獄を
留守にしている
すきを見計らって
不法に囚人たちを
移送した挙制．．．
全員を逃がした
あなた達
第七節団の
尻拭いを
私は
している
のですよ！！！
小樽の
鶴見中尉へ
連絡しろ
急げッ
イヌドウ
ふ～～～
聯隊長殿！！
小樽
先程
旭川から
電話があり
網走監獄の典獄
と名乗る人物が
白石を
引き渡せと
犬童四郎助と
名乗る人物？
金塊なんぞが
本当にあると
お考えか？
．．．．．．
集団脱獄の
方便というのが
私どもの
見解ですが．．．
第七師団は
まんまと
引っかかった
ようですな
こんな大金
．．．
どういう
つもりですか？
このカネで
白石由竹を
売れとても？
いいえ
それは
「贋札」です
こっちは
原板．．．
棒戸から
逃げたところを
我々が
確保している
天才贋作犯の
熊岸長庵から
押収したものです
アメリカ独立戦争時の
「大陸紙幣」や
ナポレオンによる
「オーストリア紙幣」を
ご存じか？
戦争時にて
敵国の魔札をバラ撤き
経済を混乱させる手段は
非常に有効だ
他にも第二次世界大戦中
イギリス経済撹乱を狙って
ナチス・ドイツが
ポンド紙幣の贋造をした
ベルンハルト作戦という
史上最大の腐札事件がある
熊岸長庵は
どこの国の
紙幣だろうが
精巧なものを
作るでしょう
今後の
日本軍にとって
有益な人材に
違いないと
思うが．．．
興味は
ございま
せんか？
こいつ最初は
しょぼくれた
結婚詐欺師かと
思ったが．．．
タダもんじゃ
ねえぜ
鈴川聖弘．．．
もうひと押しで
この中佐は
落ちる．．．．！！
申します
申します
市内ですか？
市外ですか？
市外です
旭川の
第七師団
２７職隊司令部に
熊岸と白石を
交換しましょう
淀川中佐．．．．．．
日露戦争が終わって
中佐だった
他の聯隊長は
次々と「大佐」に昇進
しているのに．．．
あなたは
いまだに
「中佐の聯隊長」だ
冷遇されて
いると
思いませんか？
これは
あなたの
手柄だ
．．．
鶴見だ
逆川中佐の
独断に
従っては
ならんぞッ
自石を誰にも
抜触させるな
しかし、
はっはっ
あ．．．え
え？
なにこれ
第９８話・薩摩隼人
明治末期
小樽の人口
９万人のうち
電話加入者数は
７００程度
大童四郎助が
絹走監獄を
一歩でも動けば
近すぎます
鶴見中尉殿ッ
小樽Ｉ旭川間の
通話料金は
５分間で４５銭
日雇い労働者の
一日の賃金と
ほぼ同額であった
テルビル磁石式
壁掛電話機
納走にいる
部下から報告が
来たはずだ
鯉笠少尉を
向かわせろ
担ｑ耐磁百今郡
鯉登少尉が
慌てて
入っていった
不測の事態を
想定し
狙撃準備を
してる尾形
やつは鶴見中尉
お気に入りの
「薩摩隼人」だ
まずいぞ
これは
淡路障止身の男性
どういう
こと？
熊岸長庵を
連れた部下が
待機しています
熊岸と白石の
交換は
外で行い
ましょう
網走監獄の一件で
こちらとしても
疑り深くなって
ますゆえ．．．
いいぞ．．．
ここまでは
上手く行ってる
あとは
カネで雇った
熊岸長庵役の
オッサンを
こいつらに
引き渡し
トンズラする
なるほど
よく似てるけど
こいつは
大童に化けた
偽者だ
そしてこっちの
何のつもりか
わかんねえのは
服を見るに
杉元．．．
俺を
取り戻しに
来たのか
どうした
鯉登少尉
鶴見中尉が
旭川へ到着するまで
白石には誰とも
接触させるなと
指示されている
はずですか．．．
中尉の
言いつけを
守らんと
いけない
のですかな？
淀川中佐
まずい．．．
鶴見の手下か．．．
淀川中佐は
鶴見に弱みを
握られている
犬童さま．．．．．．
ちんちん
ぬきなっ
もしたなぁ
戻れ！！
お前など
呼んでおらん
ちんちん？
犬童さまが
月形の樺戸監獄で典獄を
務められていた時、
薩摩藩の囚人たちと
接する機会が多く．．．
薩摩の方言を
流暢に
使いこなすと
お聞きしました
鯉登．．．何の
つもりだッ
さっきおいが
なんちゅうたか
こたえて
みっくんやんせ
よがへると
ひえっくっ
もんでな
日が暮れると
寒くなるけどな
「ちんちん
ぬきなっ
もしたなぁ」
たんだん
暖かくなって
来ましたな
大童が薩摩弁に
精通している
というのは
網走の囚人たちなら
知っていた
みたいだが
短い時間で
しっかり
対策してきた
第２次世界大戦中
日本は情報交換の
暗号として薩摩弁が
使われたこともあり
天才詐欺師と
呼ばれるだけの
ことはあるぜ
盗聴していた
アメリカ車事情報部は
どの国の言語か
わからなかったという
盗聴していたアメリカ軍事情報部はどの国の言語かわからなかったという
あさは
てあぶいが
いりもすな
朝は火事か
要りますね
わがばっかい
しぃちょっど
〈独り占め
してます
つっぎゃけ
くうたこっが
あいもすか
さつま揚げ
食べたこと
ありますか？
何言ってるか
さっぱり
分からんな
さけのしおけに
がっついじゃっど
酒のツマミに
ひったりだ
ほんとに
同じ和人の
言葉かよ
じゅじょな
のんごろじゃっど
きっもした
（相当な
飲兵衛だと
聞きました
いまごっは
よおなりもした
（近頃は
弱くなりました！
．．．．．！！
鶴見中尉の
情報では
大童四郎助は
下戸だ
．．．むう
舐め腐り
おって
こいつなんて
さっさと
皮にしてしまえば
良かったんだ
ちょっと
待って！
白石は
殺さないで
くださいッ
鶴見中尉に
叱られてしまう
私がッ
杉元ッ
俺は不死身の
杉元だッ
追えッ
飛び降りろッ
外の仲間か．．．！！
！！
いててて
こっちだ白石ッ
キロランケたちが
馬を待機させてる
杉元おまえ
大丈夫かよ
走れ白石ッ
杉元こっちは
ダメだッ
逃がすなッ
南へ逃げろ
あっちだッ
さっきの銃声で
蜂どもが
あちこちの巣から
飛び出してきた
無理だッ
こんな傷の杉元が
走り続けられる
わけねえッ
杉元が
撃たれ
ちまった
不死身なんだろ？
死ぬ気で走れッ
俺の．．．
足が
止まったら．．．
白石ッ
お前が
アシリパさんを
網走監獄まで．．．
何だありゃあ！！
気球隊の
試作機だ！！！
あれだッ
あれを奪うぞッ
第９９話、飛行船
銃をよこせッ
全員下がれッ
もっと離れろ
早く動かせって
言ってんだろッ
乗れッ
動かしたら
さっさと
降りろッ
いま
やってる
下がれ
撃つぞッ
どうせ
撃てっこねえ
ハッタリだ
撃てば飛行船に
当たらんでも
水素に引火
しかねんッ
逃がすな
捕まえろッ
離せ
テメエら
コラッ
わあ
わあ
あッ
俺の軍刀ッ
はッ
！！
鯉登少尉．．．！！
なんだ
ありゃ
杉元たちが
乗ってる！！
やっぱさっきの
銃声はあいつらだ
アレで逃げる気だ！！！
自顕流を
使うぞ
２発撃たれた
状態で勝てる
相手じゃない
銃剣
よこせ
俺がやる
随摩に伝わる
「流金術
尾形百之助
貴様．．．
ああはまあまあそんなことになってしまったんです
ニンノ
相変わらず
何を言ってるか
サッパリ
分からんですな
鯉登少尉殿
興奮すると
早口の薩摩弁に
なりモスから
受けるなッ
新撰組隊長の
近藤をして
薩摩の初太刀は
「外せ」と言わしめた
白顕流は
受け止めれば
自分の鏡もろとも
額にめり込んで
絶命したという
！？
白石！？
シライシィ！！
しかし．．．
あはははッ
アバヨ
鯉登ちゃん
シライシ
木に
突っ込むぞぉ
痛ッ
痛ででッ
エゾシマリス
アシリパさん！！
サッポロマイマイ
鶴見中尉どんに
がられる．．．
鶴見中尉殿に
叱られる．．．
鶴見中尉ブロマイド
肩の銃弾は
貫通してるが
左胸にはまだ
弾が入ってる
あとで
取り出さ
ないと
こんな危険な
冒してまで
俺を取り戻しに
来るなんて．．．
みんな白石は
諦めようと
言った
でも助けに
行こうと
言ったのは
杉元だけだ
俺は脱獄王だぜ？
自分で
逃げられたのに．．．
網走では
白石が必ず
俺達の
役に立ってくれる
お前を
信じてたから
助けに行こうと
決めた
でも思い出し
たんだよ．．．
シライシ
鰊番屋で
出会った
変なジジイの
ことを．．．
ほんと？
え？
お前．．．．．．
土方と
内通してたな？
ずっと土方に
こっちの情報を
流して
いたんだろ．．．
待てシライシ
逃げるな！！
これを見ろ
．．．
あ．．．！！
それはッ
白石が札幌で
牛山に手渡した
辺見和雄の
刺青の写しだ
土方歳三が
俺に見せてきた
確認して
みたが．．．．．
デタラメの
写しだった
白石は俺たちを
裏切ってなかった
でも牛山が
この場に
いなくて
良かったな
旭川製の
特大ストゥで
白石の肛門を
破壊するって
言ってたぞ
そうッ
その通り！！
やだあッ
言ったはずだぜ
俺はお前らに
賭けるってな！！
第１００話・大雪山
ひょお～
飛んでるぜ
俺たち！！
このまま
網走まで
飛んで
いけるんじゃ
ねえの？
向こうで
のんびり
キロランケたちを
待とうぜ！！
小樽を出てから
もう二か月以上
かかっちまって
るからな．．．
急がねえと
おいなんか
止まったぞ
白石
直せるか？
どれどれ
キッ
ウキーッ
ウキーッ
キキッ
ウキッ
ウキーッ
ウキーッ
ウキーッッ
やかましいッ！！！
あとは
風の吹く
ままだぜ
うおおお
危ねえ．．．ッ
風に流されて
あんな岩場に
ぶつかったら
やばいぞ
パウチ
チャシだ
パウチチャシとは
パウチカムイが
住む村という意味で．．．
このあたりの奇岩は
パウチカムイの砦と
いわれている
バウチカムイは
淫魔で
あまり心の
良くない神様だ
取り憑かれると
その人間は
素っ裸になって
踊り狂う
ハッハッ！！
そんな馬鹿な．．．
アイスは
想像が
豊かだねえ
第七師団の兵営から
東に４０キロくらいは
移動できたな
馬に乗って
追って来る兵士が
上空から見えた
あんな
目立つものに
乗っていたんだから
おおよその位置は
把握されている
グズグズ
してたら
追いつか
れるぞ
杉元の
出血が
止まらない
手当て
しないと
レタンノヤ．．．
「ノコギリソウ」を
見つけた
餌登少尉が撃った
拳銃は２６年式：
鈴川は
豚の鼻より
弱かったが．．．
葉をもんで
塗れば止血の
効果がある
「豚の鼻に当たって
ボトリと落ちた」で
有名な低威力の
拳銃さ
そんな銃で
エゾノコギリソウ
亜高山帯に
生える多年草
俺が殺せるかよ
鈴川はやっぱり
殺されたのか．．．
見つかった！
急げッ
大雪山を越えて
逃げるしか無い
マジかよ
この山を？
まずいぞ
天気が急に
崩れてきた
風が冷たいッ
どんどん
風が強くなる
雨も
降りそうだ
この高さだと
燃やす木が
生えてねえ！！
戻って下山しよう
真冬みてえだ
馬鹿を言え
追っ手が
来てるんだぞ
大雪山は北海道の
最高峰である旭岳をはじめ
２０連峰におよぶ
標高二千メートル級の
山々の総称である
残雪に
穴を掘って
避難するか？
ダメだッ
身を隠せるほど
雪が残ってない！
白石の様子が
おかしいッ
そういえば
風をよける
場所を
探すんだ！！
低体温症で
死んじまうぞ
ユクだッ
杉元
オスを
撃てッ
エゾシカを
撃つのか？
大きいのが
３頭必要だ
２頭
同時に．．．ッ！！
白石を捕まえろ
低体温症で
錯乱しているッ
急いで皮を
剥がせッ
大雑把でいい！！
バウチカムイに
取り憑かれた！！
傷は痛むか？
杉元
うん大丈夫．．．
明日の朝には
良くなってるさ
鈴川は．．．
苦しんだか？
どうやって
死んだ？
アシリパさん
鈴川は
悪人だ
悪人は人の心が
欠けているから
普通の人間より
痛みも
感じないはずだ
だから
いちいち
同情しなくて
いい
子供だと思って
バカに
してるのか？
そんな理屈で
ごまかすな
俺は
そう思うように
してきた．．
戦争のときも
ロスケは
俺たち日本人とは
違って苦しまずに
死ぬはずだって
．．．？？
俺たちは
そうでもしなきゃ
生き残れな
かったんだ
戦場では
自分を壊して
別の人間に
ならないと
戦えない
みんな元の人間に
戻れなかったのか？
戻れた奴も
いただろうさ
故郷へ帰り
家族と
過ごす時間で
元の自分を
取り戻せる
のかもな
日本に
帰ってきても
元の自分に
戻れない奴は
心がずっと
戦場にいる
アシリパさん
なんか
食べてる？
シカの肝臓だ
杉元も食べろ
たくさん血を
失ったんだから
脳みそも
食べたいけど
風がおさまるまで
我慢しよう
アシリパさんは
ホントに
脳みそが
好きだねえ
杉元は
オソマ以外に
なにが好きだ？
そうか．．．
北海道には
柿の木が
無いんだっけ
食べ物？
干し柿がな．．．
なんだ？
それ
食べると渋い
柿の実を
乾燥させた
ものさ
干すと
すごく甘く
なるんだ
もう何年も
食べて
ないな
最後に
最後に食べたのは．．．
春だったから
無かったん
だよ
戦争へ
行く前だ
戦争から
帰った時に
食べなかった
のか？
そうか．．．．．
杉元も
干し柿を食べたら
戦争へ行く前の
杉元に
戻れるのかな
いいな？
杉元
杉元の故郷へ
連れて行け
すべてが
終わったら．．．
私も干し柿を
食べてみたい
ールデカムィの
【アイヌ語監修】
はり目的
【収納協力】
北海道アイヌ協会
１９９９年１０月１９日（土）土曜日
小樹市総合博物館
早稲田大学会主人一記念映画の
北京大阪大モコットウナン
後藤一信
北海道大学神朝国・博物館
日目立玉炭デ１０時物館
平成時に三黒谷アイス文化博物館
アイヌ民族！博物館
月形特テラや中学的
【写真提供】
門川家行「松田浩竜」石川市三
【アイス文化関係参考文献】
「アイヌ語絵入り辞典＿朗里髙央横山孝集
「アイスの民史上学野茂
「普段投のアイス研究機」営野技
「アイヌの民具実態関係武議野美術大学・生活支化研究会
「アイス式エコロジー生活お前はコンに今から、「目標の加害」というもの
「アイヌ神論集」知里参思
「アイヌ民族の就職時間限用・健治
「先住民アイスＱ様６月間大岡ＪＪムック
「シラオイコタン本下着議還作写真集上
「アイヌの衣服文化」アイヌＩＣ炭ｈ母物節
「アイヌの戦争開け良かって、銀行明石
「アイヌ樹物は」福岡イト子佐藤が子
「アイスの民俗」ＡＩＰＩＮＡ
「クスクップオルシベ｜酸机クラ
「聞き書アイスの食事」採中実技藤村久科村木交幸福川郡丘市原線弘
「ニューエクスプレスアイヌ語Ｕ中川希
「アイス語千歳方言辞典Ｊ中川給
「カムイユカってアイス語をぶり明日香、日本ムツ子
「語り合うことばのり」カムイたちと生きる理学生中国籍
「コタン生物品（１）樹木雑草富＿里科顥鼻＿更科光
「コタン生物は３０年間に海賊魚族富Ｊ史科誠職＿更科光
「コタン生物記の舞台」本当に見虫富Ｊ史幹源域＿史料光
「アイス民語集」史幹議議
「歴史と民俗・アイス」更新規模
「サルウンクル物語！！！」との合
「エカンとフチを訪ねてＪＵＮ上の流れ
「アイス衣服調を報告寄りアイヌ女性が伝承する衣文化＿北海道文化財保
「アイヌ民族誌」アイヌ文色保存対策協議会
「アイヌのよ変］岡片苦イ衛門
「アイヌの文様！！ほど－助編『写真水谷積り』
「アイヌ史賞料集」占田酸
「アイヌの吉話」久保守塾彦
．．．
！！
ｏｖｅｒｄｅｓｌｇｎｔ
ｈｏｋｏｓｈｉｓｕｅｎｄｇｏ
ＹＪＣ
ＤＩＧＩＴＡＬ
５月２５日は、２０１６年１０月２０日に
デジタルカラー版
ゴールデンカムイ
１０巻
野田サトル
◎野田サトル２０１７．２０２１
初版発行
「みんなデジタル版発行－２０２」年
２０１７年
発行所・集英社・
スーパー．．．ベース・ｈｔｔｐ：／／ｗｗｗ．ｓｔｕｅｓｓｈａｃｏ．．
この作品は、著者カラー原画にカラ、ギャカーの原画をもとに
集英社でデジタル彩色を行った特別編集版です。
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