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さーい
それでも、それはそうですが、
ヒーナー
NaNAKINANAのPRESENTS
GotomeXtpage
Goromextpage
「ヘルク
七尾ナナキ
今のPRESEN
VTENTS
coN
00030350510851119113117920
第91話世界の意思に触れしもの
平成28年8月19日、2017年7月20日、新田市においておりますのですが、新潟県東京都市の中央区に
出まない
禁明
おまけページ
第91話世界の意思に触れしもの
...
王都まで
あと少しなのに..
父ちゃん...
母ちゃん...
クレス..
ごめんよ...
少し
休んだら
出発するから..
ああ...
喉が渇いた...
体中が痛い...
足が痛い...
なんで
こんな事に
なって
しまったんだろう。
あの時
村の人達が
あきらめたせい?
魔物が
襲ってきたせい?
俺が
無力だったせい?
...?
悪いのは...
この..
世界?
ああ...
そうか、
そうだよ...
こんな
悲しみで
いっぱいの世界...
絶対
おかしい...
こんな
辛い事ばかりの
世界..
絶対
おかしい...
そうか...
だから
こんな目に
あうんだ...
この世界は
未熟だから...
不完全だから...
そうか...
誰かが
この世界を
なんとか
しなくちゃ
いけないのか。
ぐあおおお!
精神が
侵食される!!
このままでは...
私は..
端末との接続を
絶たねば...
...
え...?
何?
何が
起きているの!?
だが
それでは
10万の民が...
ぬおおお...
へ...
ヘルク...
お、お前:
「世界の意思」に
触れて
いたなぁぁ!!
ヘルク!
後ろだ!
ヤツを...!
私の恐縮か
保たれている内に...
ヤツを...!
!
俺を欺こうが、
俺に危害を加えようが、
そんな事は
どうだっていい。
何度も...
何度も。
シャルアミを
利用しやがって!.
今すぐ
シャルアミを...
人間を
開放しろ!!
これ以上
俺を:
て、帝国の満達よ...
ヘルクを...
ヘルクを止めろ...
奴は...
接触者だ...
ヤツを
止めなければ......世界は..
一勇者殺し」だ...
「勇者殺し」で奴を...
この世界は
終わる..
怒ら
せるな!!
ぐうおあああ!!
幻が
消えた?
ピクン
なんで今まで
気が付かなかったん
だろう...
これほど
悍ましく、
身の毛もよだつ
強大で
禍禍しい力に...
恐れるような
人間じゃないって、
ドッ
なんで
そう思って
いたんだろう..
人間の勇者...
ヘルク...
「世界の意思」に
触れしもの。
Helokil
あの
ミカロスでさえも
多くの民、
そして
クレスや
ゼルから
絶対の信頼を
受けていました。
ヴァミリオ様を...!
ずっと...
騙していた!?
ボク達を......
ずっと...!!
いつからだ?
いつから
「世界の意思」に
触れていた?
ヴァミリオ様...
アン...
もし、
この感覚が
「世界の意思」だと
いうのなら...
多分...
幼少の頃。
王都に向かう最中、
心身共に
疲弊しきっていた時。
俺は、
「世界の意思」に
触れた。
言葉じゃない、
心に直接語りかけて
くるような、
そんな感じだった。
世界を
どうにか
しなくては
ならない。
そう強く
同度も何度も
語りかけてきた。
本当だ...
本当に
触れていた
間違いない!
今まで
ずっと機会を
窺っていたんだ...!!
笑顔を振りまいて
皆を
騙していた!
ヴァミリオ様を
騙していた!
やり方が違うだけで
ヘルクもミカロス同様
世界の意思に従って
ずっと
新世界誕生という
目的を抱いている...!!
ヘルクは
ボク達の敵:!!
だけど
正直、
世界の事なんて
どうでもよかった。
!!
以前
話しただろ?
俺は幼少の頃
クレスと二人
生きる事で
精一杯
だったんだ。
あの感覚が
「世界の意思」だって
いうのなら、
俺はそれを
ずっと...
無視
していた。
んん!?
多分その後も
何度も「世界の意思」は
俺に語りかけてきた
気がしたけど...
やっぱり
自分の事で
精一杯だったから
無視してしまって...
いや
気にしないように
していたと言う方が...
ま、待って!
ど、どういう事!?
「世界の意思」
無視できるの!?
さっき
古代人が言っていた
旧世界が滅びる
元凶なんだよ!
それ!!
ボク達も
ずっと戦っていて
キミ達の国を
めちゃくちゃにした
あのミカロスの
原動力である
「世界の意思」だよ!!
それを
無視できるって
言うの!?
できる!
.....
嘘だぁッ!
そもそも
俺は古代人から
話を聞くまで
よくわからなかったんだ。
確かに
語りかけられた
気がしたけど、
それは
自分自身の弱さから来る
現実逃避のようなものだと
思っていたんだ。
クレスの前では
強がってみせたけど、
あの時は
色々不安だったから...
へえ。
って、
簡単に信じられる訳
ないじゃん!
ほら...
ヴァミリオ様も
警戒してい...
あれ?
これも偽りかも
しれないし!
笑いを
堪えている!?
確かに
少し変だなぁって
思ってはいたんだ。
会話の流れて
アリシアにだけ
相談した事もあった。
だけど、
疲れているんじゃないかとか
色々心配させてしまったから、
それ以降は
誰にも話さなかったんだ。
すまない。
まさか
こんな大事な事だったとは
思ってもみなかった。
もっと早く
言うべきだった。
でも、
お前は
大丈夫なんだろ?
ああ。
「世界の意思」とやらの何が
問題なのか、
今でもよくわかっていない。
何かを決定するのは
自分の意思だ。
俺は
世界の事より、
身近な人を
守りたいし、
その人達の
幸せの方が
大事なんだ。
.....
ククッ、
ま、
うむ
実にお前らしい。
なら
問題ないだろが。
待ってください!
ヴァミリオ様!
ご、
ごめんなさい...
正直ボクは
不安で
いっぱいです。
.....
「世界の意思」に
触れた事もだけど
何より
ヘルク、
ボクは...
ボクはキミを
信じる事は...
ボクはキミの
力が恐ろしい。
お前は
そういう感覚が
鋭いからな。
気持ちはわかる。
!
あんなに恐怖を
感じたの
生まれてはじめて...
うむ。
ヴァミリオ様...
だが
心配するな。
ヘルクの
悍ましい力も
すぐ慣れる。
えぇ!?
というか
こいつ、
待てヘルク!
落ち着け!
とても
恐ろしい力だが
一度だって
危険な目に
あった事はない。
怒るといつも
こんなだぞ。
しかも
自分の事じゃなく
他の誰かのために怒るんだ。
私は大丈夫
だから!
本気を出すな!
お前も
すく慣れる
ててでても!
もしも万が一、
矛先がボクらに
向けられたらと
思うと...
アスタちゃん!
ヘルクは
大丈夫だよッ!
えぇ!?
いや、
アスタの
言うとおりだ。
えぇ!?
俺も
古代人の話を聞いて
不安になった。
すべてが解決した時
俺の考えが
変わってしまうんじゃ
ないかと...
俺が
この世界に生きる
すべてのものにとって
危険な存在だと
認識したよ。
...ヘルク。
今後、
ミカロスのように
なってしまうんじゃ
ないかと...
正直..
今はとても
不安なんだ...
なら
私と約束しろ。
お前のすべての
仲間に誓え。
皆が
困るような事は
絶対にしないと。
すべて解決しても
すべて
解決しても、
お前は目の前の
幸せだけを
守っていればいい。
これまでと
同じように、
世界の事など
背負う必要はない。
..うん。
わかった。
約束するよ。
よし。
終わった!!
あいや!
もっと慎重に
答えを出す
ス件かと!
大丈夫だよッ!
解決だ。
この話は
終わり。
心配するな。
こいつは
大丈夫だ。
えぇッ!?
.....
それはいいとして
油断するなと
あれほど...
ごめん
初めの頃、
ヴァミリオ様は
誰よりもヘルクを
警戒していたと
イスタから聞いていた。
そのヴァミリオ様が
今は
ヘルクは大丈夫だと
言っている。
ボクはヘルクを
よく知らない。
でも、
今日初めて
会ったんだから
当然だ。
ヴァミリオ様は
ずっと一緒にいた。
ずっと共に
行動して
辿り着いた答えが
これなんだ
...信頼して
いるんだなぁ。
ま、
ヴァミリオ様が
大丈夫だって
言うなら
大丈夫だよね。
ボクは
ヴァミリオ様を
信じ...
雪...
Helokil
うぅぅ...
うぅぅぅ...
これが意思...
世界の意思...
なんと...
素晴らしいのか...
古代人...
世界の意思に
抗えなかったんだ。
知っていれば...
最初から
知っていれば...
誰が
接触者を
止めようものか...
未熟な
生命などいらぬ。
不条理な
世界などいらぬ。
世界を新しく!
すべてのモノに
進化を!
我々は
新世界の王となり
生きとし生けるもの
すべてを導こう!!
何これ...
世界の意思に
触れた影響...?
みるみる
姿が
変わっていく...
皆
準備はいいな。
これが
最後だ!
さぁ!
王を
倒せば、すべて
解決する!
行くぞ!
そして
救うんだ!!
人間を!
obeeontinued
ぴょえ~
けど...
ヘルク
第92話「人間王との戦い
嬉しみ、怒み、悲しみ
この世界が続く限り、
それらは増大していく。
帝国の民
いや、
反逆着達よ!
お前達を
生み出したのは
我々の最大の過ち!
教えてやろう
世界の摂理を
伝えてやろう
世界の意思を。
ひ!
うわ!
うわ!
ぬっ
うひ!
あひぃッ!
アハ!
アハハ!
アハハハ
バハハハ!
ハハハ
バハハハ!!
なるほど、
ミカロス同様
雪を降らせ続ける事が
狙いのようだな。
そうは
いかないぞ!
距離を取って
時間を稼ぐつもり
だろうが...
ヴァミリオ様の
術を防いだ!
ロストテクノロジー、
魔力無効の盾!
あれは..
術対策は
できている。
お前の攻撃は
喰らわぬ。
術を活かせぬ
四天王など
恐れるに足らぬ。
だから
俺がいる。
...
破壊
しちゃったよ!
やっぱ
怖!
!?
あの光!
反射シールド
これも
想定内。
今のダメージ
エネルギーを
そのまま
お前に返そう。
これも
ゴーレムと同じ
厄介なやつだな。
何?
だが
いいのか?
隙を作って
しまって?
オ...
オオ...
オゴ...
オゴオゴ!
っ、
強い..
わかって
いたけど...
この人達
強すぎる!
う〜ん...
ボク、
少しくらい
役に立てるかと
思ったけど
まるで役に立てそうに
ないや。
古代人の技術、
王達の能力がどんなに
凄かろうとも、
この二人が
負ける所が
想像できない。
治癒!!
何!?
え...
え...
ま、
まずい!!
波動砲!!
えぇ!?
また雪が
降り始めた!?
それだけでは
ありません!
一回目の雪が
降った地域から
大量の魔物...
いえ!新世界生物と
思わしき生物が
こちらに向かって
移動しています!
アズドラ様!
取り乱すな
塔破壊部隊を
除き
すべての部隊を
帰城させろ。
結界の強化
遠距離部隊の
再編成を
僕達は
このまま術を
続ける。
!
わ、我々も
応戦した方が...
嫌な予感が
するのだよ。
え?
雪...
雪...
新世界生物:
新世界生物...
違う...
もっと
違う何かだ...
この不吉な
予感は、
一体:
『。ん。eontinued.
古代人の自我
第93話
波動砲
ま、
まずい!!
うわあ!
だ、駄目だ
避けられない!!
ん?
今の結界?
う、ううん。
ボクじゃ
防ぎきれなかった
ありがとう
身を挺して
ボクを
守ってくれた...
俺が守らなくても
大丈夫だった
みたいだな。
というか
今の攻撃、
どう鍛えたら
結界も張らず
防げるの...
ふぅ...
高威力、
広範囲...
今の攻撃は
ほぼ回避不可能...
思っていたよりも
厄介な敵だな。
お前達は
できるだけ
遠くへ離れていろ。
ガウオ!
ピ!
ボクも
離れていた方が
良さそうだ。
ちょっと
相手が悪いや。
ヘルク
ごめん!
頑張っ...
うわ!
アバハハハ!
ちょっと
ちょっと、
させるか!
今の大技を
連射できるの!?
おお!
はぁ!?
ぬ!
治癒
あぢゅぅぅ
うううッい!!
ヘルク!
治癒の王だ!
治癒の王を
狙え!
おう!
クレス!
何!?
ぐ!
ヘルク!
油断するな!
ゼル!
ヘルクゥゥッ!!
!!
ああ!
ぐ...
幻の術だ!
惑わされるな!
おう!
ヘルク...
やめて...
アリシア...
う!?
ぐあああぁ!
...
アハハハ
アハハハ!
救えたものを!
お前が提案を拒みさえ
しなければ
救えたものを!
四天王の言うとおり
これは幻、偽り。
だが
お前は躊躇う。
救えたものを!!
攻撃するかいい
たとえ幻とわかっていても
一瞬の躊躇いに
腕が生じる
アハハハバハ!!
ぎゃあ!
調子に乗るな。
私に幻の術は
通じないぞ。
きょわぁあああぁ!
やった!
これで
治癒はできない!
治癒!
げ!
なんで!?
チ.....
あははは...
無駄無駄。
我々は一心同体
四人で一人。
何度でも
元通り!!
どこを潰されようが
この肉体が滅びぬ限り、
何度でも元に戻る!
一人で四つの能力...
何度言えば
わかる。
俺の仲間を...
利用するな。
.....
あは..
あはは!
あははは...
無駄無駄!
この程度の
ダメージでは!
あははは
どんな攻撃も
大丈夫!
治...
癒!?
おまえ
おかぁ
はぁ...
キャッ
オゴゴ...
オゴ...
治癒ゥ...
治癒.....
あ...
あれだけの再生力が
まるで追いついて
いない...
終わりだ..
ヘルクとの
戦闘レベルに
差がありすぎる。
王はもう
為す術がない。
あれ...?
ヘルク!
どうした!
!!
なぜ
止め...
...
私がぁ...
私が皆をぉぉ...
皆を...
守らねばぁ...
.....世界を...
世界を...
取り戻すのだぁ...
故郷にィィ...
故郷に帰るのだぁ...
私が皆を...
救わなければぁぁぁ...
そう!
救わなければぁぁ...!!
ああ!
また元通りどころか
更に大きく!
躊躇っている
場合じゃないよ!
ヘルク
離れろ!
私が
トドメを刺す!
...
アハハハバハ!
せ界!新世界!!
我々は
新世界の王と
なるのだぁ!!!
あ!
卑怯者ぉ!
演技していたんだ!
...違う。
古代人は...
懸命に
世界の意思に...
わ、私がぁぁ...
皆をぉぉ...
ま:..守...
まも
そうだな...
お前も救いたかったん
だよな。
全く...
お前は
どこまでも
...
アハハハ!
ぎゃああ!!
ヘルク...
ヘルクゥ!!
ヘルク!
アハハハ!
アハハハ八ハ!!
ヘルク...
ヘルク...
遠慮はいらない。
トドメを
刺してください。
声だ。
王じゃない。
ヴァミリオ様!
端末が!
誰が
喋っている?
支配の王にある
自我が
不安定になり、
私は端末に眠る
古代人。
ようやく
意思を伝える事か
できるように
なりました...
支配の王に移した
自我の
オリジナルです。
いや、
正しくはオリジナルと
言うべきではない。
オリジナルは
すでに
旧世界の終わりと共に
滅びています。
私はオリジナルのコピー。
そして、コピーの私から
再びコピーしたものが
支配の主にある私の自我、
コピー?
まさか...
自我そのものを
移す事は
不可能だったのです。
我々はどうやっても
この端末から
出る事は
できなかったのです。
自我を誰に移そうか
結局それは
同じ記憶をもった
もう一つの自我が
生まれるだけ。
ヘルク...
私達は
旧世界と共に
滅びるべきだったのです。
どうか、
あなたの手で
私達を終わらせてください。
アハハハバ!
.....
もう一人の私を...
その呪われた使命から
解放してあげてください。
気付いていたよ。
どんなに攻撃を
受けても、
端末だけは
絶対に守って
いたもんな...
俺の仲間を利用したり、
傷つけたりした
あんたは嫌いだけど...
大切な人達を
救いたい...
その気持ちは
痛いほどわかるよ..
だが、すまない...
だが、
すまない...
あんたの
言うとおり、
俺にしてやれる事は
これだけのようだ。
...ありがとう。
シャルアミは
謁見の間で
雪を降らせています。
支配の王が死ねば
じきに自分を
取り戻すでしょう。
ヘルク、
あなたは
希望。
皆の絶望を
あなたが希望へと
変えるのです。
我々の世界は滅びたが、
この世界はまだ
滅びてはいない。
どうか...
この世界を
守って
あげてください。
ああ...
eomtinued
第94話止まない雪
ああ...
あ...
ああ..
ああ...
Helokil
自我を
移す事はできない。
移せたと思っても
それは
記憶を引き継いだ
別の自我...
この古代人が
どんなに
手を尽くしても、
なんだか
可哀相だよね...
端末の中の自我を
教済する事は
てきなかったんだね...
ううん、
同情なんて
てきやしない事を
してきたんだけど...
こいつは
こいつなりに
救おうとしていたんだ。
王に自我を
移してから
何百年もの間
ずっと...
たった一人で...
10万人の人々のために...
なのに...
こんな結末...
嫌な
奴だったけど...
仕方なかった
けど...
......
もっと別の...
解決の道が...
ヘルク。
お前は
よくやったよ。
見事だったぞ。
アン...
!!
ぎゃあ!
さっきの戦いで
天井が!
よし
脱出!!
ビョエー。
わあ!
こちらは
ピョエー!
ピョッ!?
道が
塞がっちゃった!
もうダメだぁ!
道がなければ!
作ればいい!
おああッ!
って
今の破壊で
更に天井が崩れて
道が!
もうダメだあ!
道がなければ
!!
作ればいい!
おああッ!
道を作っていたら
謁見の間じゃない所に
出てしまったな。
だが
みな無事な
ようだな。
はい!
王が死んだ今
じきに変異が始まる。
王の呪縛から
解放されれば
アズドラの術を
遮るものはなくなる。
きっと
元の人間に戻せる
はずだ。
私達に
てきる事は
すべてやった。
あとは
アズドラに
任せよう。
じゃ、
シャルアミ
迎えに行って
帰りますか!
よし、
では急ぐとしよう。
変異した翼の兵士は
新世界生物級に
厄介らしいからな。
翼の兵士が
変異し終える前に
二人を連れて脱出だ。
ああ。
クレスもだ、
きっと
自我を取り戻して
いるはずだ。
ボクが
道案内しますよ!
ここ西の中庭だから
謁見の間までは
そう.....
遠くな...
え?
!?
な、なんだ?
翼の兵士達が...
こ、これが
変異なのか!?
いや
俺が見たのとは
全く違う!
しょう
闇の戦士...
いや...違う...
な、なんだ
こいつは..
気を付けろ!
只者じゃない!!
な...!
何!?
ぐ...
くらえ。
皆
離れていろ!
ひえぇ...
...
クソ...!
一気に仕留める
つもりだったが!!
アン!!
避けられない!
ヴァミリオ様!
く...
う、嘘...
ヴァミリオ様に
攻撃を当てるなんて...
私に物理攻撃を
当てたからと
調子にのるなよ...
それくらい
ピウイにだって...
ヴァミリオ様
上です!
ク...
このヤロウ。
ウッソ!
防いだの!?
だが
弾いた!
な!?
嘘でしょ...
なんともないの?
...
なんなんだ
奴は...
私の攻撃を
まともにくらっても
倒れず...
なぜ王が倒れた今、
こんな奴が現れる...
完璧に腰を突いたはずの
ヘルクの攻撃を
二度も防いだ...
そうだ...
王は倒れたんだ...
シャルアミは
もう正気を
取り戻しても
いいはずだろが...
なのに
なぜ雪が止まない...
こいつと言い、
さっき見た
翼の兵士の異変と言い、
一体何が
起きていると..
何...
やってから
皆
私のそばに
集まれ!
早く!
報告
します!
人間国に
異変発生!
突如、雲を貫く
巨大な光の柱が
出現したとの事!
なに!?
光の柱...
まさか...
comtinued
禁呪
第95話・禁
い、今の
爆発は.....
わからない...
翼の兵士の
この現象...
そして
あの光の柱...
一体何が
起きているんだ...!!!
翼の兵士が
どんどん
光の中へ...
...
あなた方が
ここにいるという事は、
王は
倒れたようですね。
!
愚かなヤツめ...
裏切りさえしなければ
いつまでも人間の王で
いられたものを...
いや...
なにこれ..
こ...
この声...
声が
そこら中から。
もしや
それが元凶...
まあ今となっては
どうでも
いいですね...
ずっと玉の影に
得体のしれぬ何かを
感じてはいました...
まさか...
ヘルク
見えるか?
始めから
私を騙していた...?
フフフ。
あそこだ...
光の中だ...
ミカロス!!
フフフ...
.....
あの状態で
生きていたとは..
シャルアミ...!
どうなってるんだ、
その体は...
フフフ...
かろうじて
ですよ...
あと少し「勇者殺し」に
魔力が残っていたのなら、
私は生きながらえなかった
てしょう。
それほどまでに
蓄積した
ダメージは大きい...
甘くみていた
つもりは
ないんですがねぇ...
お見事
ですよ。
あなた方の
勝利です...
...
さすがは
帝国四天王...
王は倒され、
この計画は
失敗に終わった。
さすがは
勇者ヘルク...
しかし残念。
この私が
つまり、
王が倒された時の事...
翼の兵士が
私の支配下で
なくなった時の
対策を、
答えろ!
ミカロス!
一体何を
企んでいる!!
備えていないはずが
ないでしょう..
皆に
何をした!
先程
手強い戦士が
襲いかかった
でしょう?
あれはかつて
帝国と10の人間国が
争っていた時代、
追い詰められた
人間国がとった
最後の手段。
...
世界に
破滅を齎す禁呪。
究極の召喚術。
この術は、
術者と
払う対価によって
召喚される
戦士の強さが
大きく変わる!
故に!
バカな!
しかし
今回は違う!
あの日
発動された術は
その二つ
不十分...そう!
不完全な
術だった!
アズドラ達に
阻止されて
しまった!
術師は
この私!
世界に
破滅を齎す
禁呪は、
払う対価は
「翼の兵士となった
すべての人間の命」!
私の魔力と
彼らの犠牲により
完全無欠な術として
発動されたのです!!
人間の命って...
犠牲って...
じゃ、じゃあ
翼の兵士の
この現象は...
そう...
死だ。
死だ。
や...
やめろ...
やめろ!
やめろ
ミカロス!
王はもう
いないんだ!
フフフ
おかしな事を言う。
もしかして
まだ救えると
でも?
無駄ですよ。
今さら
私を倒しても、
発動した禁呪は
効力を失うまで
止まる事はない。
術は翼の兵士を
吸い込み
破滅の戦士を
召喚し続ける。
翼の兵士は
復活できないん
だぞ!
お前は
「世界の意思」の
接触者だろが!
世界そのものを
滅ぼすつもりか!
もちろん
私の目的は
あくまで新世界生誕。
だから
頑張ってください。
あなた方、
帝国の者達が
全力で戦い
この危機を
乗り越えるのです。
わかって
やっているのか!?
な..
私は
信じていますよ。
今度の敵は
復活しません。
倒せば数は
減るのです。
コイツ...
あなた方
帝国の民は
どれほど犠牲を
出そうと、
必ず勝利を掴むと...
フフフ...
接触者は
私だけでは
ないのは
知っているでしょう?
「世界の意思」に従い
今も帝国を倒す
機会を窺っている者が
いるはず。
私はその者達に
託したのですよ。
フフフ...
できればこの目で、
新世界生誕...
見届け
たかったん
ですがねぇ...
アリシア...
ヘルク!!
アリシア...
それじゃ、
邪魔を...
行け!
ウルム城
き、来ました!
雪で生じた
魔物の群れです!
いいじゃ、
Helckil
下手に近づくな!
距離を取れ!
しょ、
将軍!
各弓部隊!
魔術部隊!
準備はいいな!
ずっと
微動だにしなかった
翼の兵士に異変が!?
なに!?
シン城
お、おい!
翼の兵士が!
こ、これは...
どうしたと
いうんだ!
鍵を開けろ!
早く!
!?
ハラオルさーん、
お食事持ってきましたぁ!!
入りますよー?
あれ?
ハラオルさん?
アリシア!
アリシア!
ヘルク...
死なせない!!
あと
少しなんだ!
死なせない!
死なせないッ!!
今度こそ!
うん...
付いていく...
ヘルクの
行く所なら
どこまでも...
今度こそ
俺は、
皆を!
キミを!
救って...
みせ...
...!!
!!
駄目だ!
行くなッ!
行かない
でくれッ!!
アリシア!
ヘル...
ク..
アリシア...
あなたは
素晴らしいわ。
きっと
もっと多くの人を
救う事ができる。
さあ
頑張って...
世界を救って
ください。
eontinued
Fich
光の柱とは...
人間の国で
一体何が...
まさか
ヴァミリオ様は..
やはり
無理だったんですよ、
いくら強いとは言え
たった二人で
攻めるなんて...
第96話
いや
ヴァミリオちゃん達は
追い詰めた。
あと一歩の所まで...
だからこそ
人間は...
ミカロスは
最後の手段に
出たんだ...
世界の意思の
接触者ならば
絶対にありえない選択:
この世を
滅ぼしかねない
手段!
愚か者め...
イスタを呼べ!
大至急だ!
は!
ほ、報告
します!
第一結界
突破されました!
負傷兵多数!
これまでにない
凄まじい
勢いです!
ぬ!?
そんな!
交戦からまだ
15分も経って
いないのに!
ぐあ!
下がれ!
下がれ!
時間を稼ぐ!
自信のある者
私に続きなさい!
遊撃隊が
間に合ったので
なんとか第二結界で
止められましたが
突破されるのも
時間の問題です!
ア、アズドラ様!
全軍第三結界まで
下がらせろ。
ドルーン
テータ、
リリアバ、
結界の強化にあたれ。
御意!
他の者は
このまま術を
続けるんだ。
前線の援護は
僕がここから行う。
遊撃隊を先頭に
各個撃...
雪...
絶望
第96話
いい加減
倒れろォ!!
ヴァ...
ヴァミリオ様..
アスタ...
オロロンに乗って
逃げろ...
一刻も早く
アズドラに
この事を知らせるんだ。
そんな...
ヴァミリオ様は!?
恐らく
強制的に
雪の術を
発動させられて
いろんた
偵察隊も
避難しているはず。
これは
お前にしか
できない。
見ろ、
シャルアミの
あの状態。
このままじゃ
雪は止まない、
この召喚兵士共が
進軍してくる前に
東エリアは壊滅だ。
で、ですが...
私はなんとかして
シャルアミを奪い返す!!
さあ!
行け!
アリシア...
アリシア...
ごめん...
ごめんよ...
アン...
しっかりしろッ!
ヘルク!
みっともなくてもいい!
みっとも
なくてもいい!
命ある限り
最後まで
足掻いてみせろ!
戦いは
終わって
いないんだぞッ!
どんな状況でも
希望だけは
絶対に
捨てるな!
こんな結末
簡単に受け入れて
たまるかッ!
私は
最後まで、
決して...
ぐぅ!
あああ!
結界が
間に合わなかった...
冗談じゃない!!
このレベルの敵が
一体どれだけ...
クソ!
いつの間に!
ぐ...
直撃は
まずい!
結界を...
ヘル...
ヘルク!
がはッ!
く!
お前らぁぁ!
いい加減に
しろぉぉッ!!
アン...
怪我は...
ないかい?
油断
しちゃったな...
バカ!
人の心配している
場合か!
ごめん...
キミにまで
迷惑かけて
しまった...
治療薬が
ないからな、
これで我慢しろ!
いいから
喋るな!
...何を?
前に
言わなかったか?
クク...
だが僅かで十分だろ...
私の血には
僅かだが
治療の効果があると...
お前の回復力は
アハルド族並みだ。
腕だって
きっと繋がる...
ハハ...
繋がる...かなぁ?
傷口が...
ほら...
やっぱり
お前の体は
変だ。
バカァ!
だから喋るなって
言ってるだろが!
だが
流れた血は
戻らない...
傷が塞がっても
すぐに元通りに
動く事は...
アン...
動くな!
お前は回復に
専念しろ!
いいな...
まだ
あきらめるなよ。
絶対に。
火竜...
ヴルカ!
次から次へ
うじやうじゃと...
この
まだだ...
まだ
私は戦える...
やっと
ここまで
来たんだ...
こんな結末
私は絶対に
認めない...
さあ
こい!
お前らの相手は
この私だ!
武器ごと...
お...
お前..
この絶望を
終わらせるには
その人の
力が必要です。
絶対に
死なせる訳には
いかない
そうか...
王が死んだから...
兄さんなら
きっとすぐに
助けるように
なるでしょう。
俺が前に
出ます。
あなたは
後方から
援護を。
が、
いくらあなたでも
一人で時間を稼ぐには
少々相手が悪い。
よし!
be.comtinued
第97話「届かぬ希望
誰だろう...
ずっと
戦っていたんだ...
アスタ...
アスタ..
聞こえる?
さっきの
召喚戦士達だ...
ウソ...
じゃ...じゃあ
まだ...希望は...
伝えなきゃ!
戻って
オロロン!
戻って!
ウェポンブレイク...
さすがは
「勇者殺し」を
折っただけはある...
今私にとって
一番厄介な存在が
かつて最も期待し
育ててきた
勇者クレスとは...
フフフ...
救護班!
急げ!
包帯を!
皮肉な
ものですね...
しっかり
しろ!
ほら
暴れないで!
うああ...
イスタさん!
アズドラ様の
要件はもう
終わったのですか?
はい。
また何かあれば
すぐ駆けつけなければ
なりませんが...
それまでは
こちらを
手伝います。
手伝います。
助かるわ..
さっきから
負傷兵が
どんどん
運ばれてきて...
一体
戦況は
どうなって
いるのかしら...
うぅ...
しっかり!
凄い音...
大丈夫かしら...
サイファイア!
歓声だ!
しゃあ!
倒したぞ!
アズドラ様が
援護して
くださっている!
臆せず一気に
攻めるわよ!
姐さんに続けぇ
オラァ!!
押してきてるぞ!
敵の勢いが弱まった!!
皆いつもの調子に
戻っている!
勢いが
弱まったと
言っても...
さっきから
凄い音が...
オォォ!?
大丈夫
ですよ。
第三結界は
一番強固
てすから。
熟練の
結界術師も
増員したんです。
まだ
撤退命令は
出ていないんです。
これは
勝機があるという
証拠ですよ。
私達も信じて
今できる事を
全力で
やりましょう!
そう簡単には
破られません。
ええ。
そうですね。
弱気になっちゃ
駄目..
あぐぅ...
あ!
ごめんなさい。してしまって...
ほったらかしに
ひ!
こ...
これは...
うぐあぁッ!!
な、なんだ
これは!
あつい...
あつい...
いやぁ!
あつい!
あつい!
おい!
しっかりしろ!
ぐッ
無理もない
ここに来る前に
一体どれほど相手に
戦ってきたのか。
動きが鈍って
来たな...
癒えてはいまい、
傷も疲労も。
しかし
それでも、
この召喚兵を相手に
よく戦っている。
ヘルクが
回復するまでの
時間稼ぎ。
あるいは成し遂げ、
もっと違った
状況になっていた
かもしれない...
まともに
戦える仲間が
いればな。
連戦に
次ぐ連戦。
さすがに
魔力の底が見え
始めたようだな。
ぐッ...
すまない...
足を
引っ張って
しまったな。
だが
もう大丈夫だ...
私の事は
気にせず
戦え...
あなたが
兄さんの友人で
本当によかった。
どうか
死なないで。
ま、待て...
お前何を...
兄の望む
未来のために...
!!
ま、待て!
クレス!
敵を
避けて...
あいつ...
まさか!
シャルアミを!
速い!
Helokil
未熟!
お前ならば
必ず
シャルアミを救いに
来ると思っていたぞ!
今の私に
お前を
倒す事はできないが、
追放する事は
できる!
そう!
お前が
最大の
不安要素だった!
ヘルクを
倒し得るお前が!
ぐ・
...!
兄さん...
クレス!!
消えろ
クレス。
この
世界から!
結界が
弱まっているぞ!
術士部隊!
フォローしろ!
前衛もっと
ブレッシャー
かけろ!
だ、駄目ポ!
皆
雪の影響で...!
おい!
しっかりしろ!
ああ...
あぐぅ...
クソ!
負傷した者から
次々に変異が
始まっています!!
非戦闘員も
体の異変を訴えて...
うぐ...
ア、アズドラ様!
おい!
しっかりしろ!
...
...ここまでか。
まだ...
まだ...
まだ...
私は...!
ありがとう...
でも
もういいんだ。
俺達のために
ここまで
戦ってくれて...
キミはもう...
十分戦ってくれた
あとは俺が
片を付けるから...
俺が..
終わらせるから...
一Helck皿・完
BONUS
PAGE
落とし物
ピウイを見つけ出せ!!
ビウイのヤツがいいなくなった!
珍獣ハンターに捕らえられる前に
見つけだそう!
ついでに落とし物も見つけだそう!!
紫カバー裏に他のミッションと
答えがあるよ!
ピウイを見つけ出せ
追加ミッシ
○三匹のシカンゴ
◎勇者ヘルク
(3)運営のアン
@事務レベル46(ホン)
Gアズドラの変な仮面
©楽しい対決
『ペコッたので、つまみ食い
◎見守る父
@こいつはビウイじゃない
◎ロンリーウルフ(犬)
◎片思いの幸運
◎エリーユ国特産品
@エディルの美味しいリンゴ
GotomeXtpage
Goromextpage
答え
◎
しかし
-13
落
Helokit
裏少年サンデーコミックス
2017年11月20日初版第1刷発行
ISBN978-4--09-128025-1
著
者
発行者
印刷所
ナナルチキ
CNanakiNanao2017
例えば、
図書印刷株式会社
「裏サンデー」2017年3月27日配信分〜7月3日配信分掲載作品
連載担当小林翔
単行本編集責任〈宮坂保志
単行本編集小林翔本紗代(アイプロダクション
発行所
(〒101-8001)東京都千代田区一ツ橋二の三の
だ!
編集03(3230)4702
「販売店OS(5281,3556
●法本には十分注意しでおりますが、印刷、製本なと製造上の不備がございましたら「制作局コール
センター」「フリーダイヤル2012年3月26日-にご連絡ください。
〈電話受付は、上・日・視体日を除く930〜17:80
●本当の一部または全部を無断で複製、転職、複写(コピー)、スキャン、デジタル化、上演、放送
等をすることは、著作権法上での例外を除き禁じられています。代行業者等の第三者による本書の
電子的被製も認められておりません。
株式小学館たち開催コール
おおっ
名名行
著発
昔、
Helck.11
七尾ナナキ
株式会社小学館
〒101-8001東京都千代田区一ツ橋2-3-1
電子書籍制作会社株式会社昭和ブライト
楽収録されている作品は、執筆された当時の状況や年代を考慮の上、
初回掲載時の表現のまま掲載されております。ご了承ください。