...

...

彼女は、

【九】松本社司

...

しかし、これは

学校を行き

いや、そんなことを知っているので、

講談社

ここで

...

泊めひがんじょ

こう

日常

...

わたしは

??84063611991

19299790053

雑誌42530-99

ISBN4-06-361199-X

C9979Y533E〈O〉

講談社/定価:本体533円(税別)

...

...

はい

...

...

でも、

...

...

...

...

...

...

...

...

いやいや、

そ、そういえば、

する者、初め上、社員連合、

そして、そういえば、

...

...

本当は私はその後の

...

...

第三十五話守る者

ぉおぉおおお

松本光司作品

「サオリ」

「彼岸島」

「クーデタークラブ」〈全六巻

...

巻〜五巻

絶賛発売中

COVERILUSTATIONOWERTONS★KOHIMMASIMOTOファッションショッピングサイトで

とりあえず、いいんじゃないんです。この時代の時期には、そんなことなく、そして美しいんでしょうか。

『彼岸島』第五巻361139-X

圧倒的な力を持つ

マスター・ヴァンパイア、

きゃ

明たちを救うべく

立ち向かう吸血鬼ハンター、

唯一の脱出経路である

朽ち果てた吊り橋で

因縁深き二人は対峙する

...そして...

苛烈な死闘の火蓋が

切って落とされた!

吸血鬼サバイバルホラー

この島から

緒に

脱出するんだ

1199

レス

KC

...

この

ロシひがんじま

ぴボんじま

...

講談社

松本北司

...

ほう

ふざけんな

兄貴!!

よくも

ユキを!!

ユキを!!

うぁあぁぁ

なんでユキを

刺したんだよ..

兄貴!!

兄貴!!

なんだ

あの弟の方も

やるじゃ

ないか

そうだ

ユキ!!

ユキは

大丈夫か

!?

弟よ

どこを見ている

まだ終わった訳では

ないようだが

えっ

んッ

ハハッ

いい

やばいっ!!

駄目だ!!

カじゃ

勝てない!!

ひいっ

...

えっ!?

ハァ

んァ

なんだ!?

...

ユキは

大丈夫だ

あとは

俺に

まかせて

おけ

何を言って

るんだ!?

正気に

戻ったのか!?

丸メガネ

何をモタモタ

している

ザコどもの

捕獲に

どれだけの時間を

かけるつもりだ

えっ

なんだよ

兄貴!!

ハッ

やっぱりまだ

操られて

いるのか!?

気をつけろっ

お前

丸腰だぞ!!

!!

わぁあぁああ

えっ

礼を言うぞ

強烈な

痛み!!

お前に

刺されて

目が覚めた

痛みを

感じる事が

あいつの

呪縛から逃れる

唯一の手段なんだ

ハァ

お前に

私が

殺れるの

か?

殺るのは

今じゃない

俺には

守る者が

いる

ほう

お前に

守りきれる

のか?

守り

きれるさ!!

暴れろ

化け物!!

邪鬼!!

お前も

雅の呪縛から

解き放ってやる!!

真の姿を

取り戻すんだ!!

アアァァ

アアア

来い明!!

くっ

脱出だ!!

兄貴!!

おう

行くぞ

みんなっ

急げ!!

追って

来るぞ!!

ユキは無事だ

見ろ

ユキに刀は

刺さってない

当て身で

気絶している

だけだ

もうろうとした

意識の中で

俺はとっさに刀を

逆に持ちかえた

あの出血は

俺の血だ

ン...

ユキィ!!

西へ走ると

崖がある

そこに一本

吊り橋が

かかっている

渡ったあと

その吊り橋を

切り落とせば

逃げきれる

そこまで

第三十五話

全力で

走れ!!

急げ!!

追っ手が

来る!!

敵が来る前に

全員

渡りきるんだ

この先に

吊り橋が

ある!!

第三十六話事柄の

ハッ.

んッ

んッ

これか!?

この

ボロい橋か!?

全員が

渡ったあとに

橋を落とすんだ

それで敵を

振り切れる

急げっ!!

加藤!!

追いつかれ

ちまうぞ!!

うおおお

慌てるな!!

気を

つけろ

今は島の奴らも

使ってない

古い橋だ

重すぎて

壊れると

まずい

念のため

一人ずつ

渡ろう

加藤

まずは

お前が行け

俺と明は

追っ手に備えて

最後に渡る

他に

元気なのは

お前だけだ

俺に

実験台に

なれってか

まあいいさ

わかったよ

たまには俺も

やりまっせ

追え!!

追え!!

〝西の方へ

行ったぞ!!

ちくしょう

奴らのせいで

満月の夜なのに

だいたい

地下で

追いつめた

はずだろ...

外に出ちまう

ハメになった

オオラ

オオオ

人間どもを

捕らえるんだ!!

シッ

静かにしろ

本気だよ

雅様

邪鬼を

3匹も連れてる

こりゃ捕獲じゃ

ないぞ

人間どもを

見つけたら

喰い殺させるんじゃ

ねェのか

よし!!

あと

もうちょっとだぞ

西山!!

西山!!

やった!!

いたぞォ!!

あとは

俺と兄貴と

ユキの3人だ!!

大丈夫!!

このまま

逃げきれる!!

こっちだ!!

しまった!!

もう

追いつかれた!!

下がってろ!!

しめェ

こっちだ!!

いたぞ!!

兄貴!!

大勢

来るぞ!!

んっ

誰一人

橋には

近づかせない

そんなことなんですか

ザゥ

中学

#"

頑張れ!!

急げっ!!

ユキ!!

ユキ!!

大丈夫だ!!

下を見るな!!

きゃああぁぁ

ハッ

ユキ!!

明!!ここは

俺にまかせろ!!

ユキを

助けに

行け!!

こんなボロい橋に

同時に二人も

のって

...

大丈夫か!?

ユキ!!

ユキ!!

ガッ

行こう

エエェェエて

兄貴!!

今の鳴き声!!

邪鬼

だっ!!

そのよう

だな

ハァ

来い!!

兄貴も

こっちに

来い!!

この橋に3人

同時にのるのは

無理だ

まず

お前とユキが

先に渡りきれ!!

あとから

俺も行く!!

駄目だ!!

兄貴!!

来んなっ!!

早く

渡りきれ!!

それまで

俺がここを

守る!!

さっさと

行け!!

ボッ

いつまでも俺ァ

もたねェぞ!!

やれやれ

行くぞっ

ユキ!!

まったく

世話のやける

弟だ

来たな

化け物め

それですかわかった

この先は

誰も

通さん

第三十六話

..

ハーー

...

ハァ

ハァ

ハァ

来い

ハッ

この橋を

通さない

ハァ

明たちが

渡り切るまで

誰一人

化け物

ども

...

ハッ

ハー

ハー

ハッ

「ハーーー

ハッ、

ハッ

だけど、

んッ

世間は、

んッ

んッ

あっ

大丈夫!?

...

ふぅっ

ああ

この橋に3人

同時にのるのは

無理だ!!

急が

ないと!!

ハァ

急ごう!!

先に

行け!!

兄貴が

渡れない!!

やばい!!

邪鬼の奴

橋に向かって

来たっ!!

言った

ハズだ

誰も

通さないと

ズキッ

!!

もう一匹!?

別種の

邪鬼か!?

ガサッ

PHP

雅だ!!

ついに

雅の奴も

来やがった!!

兄貴!!

来い!!

もう

大丈夫だ!!

俺もユキも

渡り切ったぞ!!

わかった!!

!!

兄貴

後ろ!!

邪鬼が

来る!!

くっ

飛び乗った!!

なんて

化け物だ!!

やべェ!!

こっちに

寄って来る!!

んッ

ちくしょう!!

こうなったら

この橋を落とすしか

駄目だ!!

兄貴をあの

生き地獄に

一人残す事に

なっちまう!!

この橋を

壊したら

兄貴がこっちに

渡れない!!

でも

このままじゃ

俺たちもみんな

やられちまう!!

橋を

落とせ!!

えっ

俺の事は

いい!!

早く

その杭を

抜け!!

嫌だよ!!

兄貴を

見殺しになんて

できねェよ!!

チッ

ハッ

兄貴!!

何する

気だ!!

やめろ!!

兄貴!!

キャンッ

んァ

すまん

ここからは

別行動だ

兄貴!!

うおおおぉ

お前らは

そのまま

逃げろ!!

ポタッ

ホタッ

俺はここに

残る!!

俺は

雅を殺る!!

何言ってんだ

兄貴!!

北の灯台

だ!!

お前らは

お前らは

逃げるなり

隠れるなり

してくれよ!!

えっ

北の灯台を

目指すんだ!!

そのまま

道にそって

行けば

海岸に出る!!

そこから

北に向かうと

古い灯台が

見えてくるはずだ

その灯台の下に

俺が村人から

奪った舟が

隠してある!!

んァ

あとで俺も

そこに行く!!

この島から一緒に

脱出するんだ!!

ガサッ

ガサッ

逃げなくて

いいのか

丸メガネ

ちょ..

ちょっと

待ってくれよ

兄貴をおいて

行けないよ!!

これも

また

運命かな

兄貴!!

第三十七話

兄貴!!

兄貴は

俺らの犠牲に

なって

一人雅に

立ち向かう

つもりだ!!

ハロ

第三十八話

来い

ザッ

...

ドッド

いやいや、

兄貴!!

明!!

行こうぜ

明!!

お前の兄貴が

舟を隠した

急ごう!!

北の灯台と

やらへ!!

うるさい!!

行きたきゃ

勝手に行け!!

俺が兄貴を

置いて行ける訳

ないだろっ!!

で..でも

俺らがここに

いても

くっ

何もできない

じゃんか...

でっでも

兄貴は

俺たちを

逃がすために

一人で

向こう岸に

残ったんだぞ!!

違う!!

えっ

兄貴っ!?

お前らの

せいじゃ

ない

どうせ俺は

コイツと決着を

つけねば

ならないんだ!!

俺には

雅を葬らねば

ならない

義務が

ある!!

俺は

コイツを

殺さなきゃ

いけないんだ!!

ほう

なんだ兄貴の

あの気迫は!?

過去にその男と

何かあったのか!?

前に山寺で

俺が負わせた

右腕の傷は

治ったのか?

あの時は

不意をつかれた

だけだ

今度は

逃がさない

そういえば

お兄さんと

雅とかって人

なんか

前から知ってる

ほかったね

なんだ

このデブの

化け物は

お前が

俺の相手か?

キエエエェ

兄貴!!

左!!

こっち

か!!

兄貴!!

雅!!

みやび

!!

キッ

コイツの

頭皮は

堅い!!

刃など

通らん

えっ

!!

なんて

石頭だ

地面が

割れたぞ

ホタッ

逃げろっ!!

逃げろ

兄貴!!

命びろい

したな

丸メガネ

ハァ

この

うるさいデブを

始末したら

次は

お前だ

逃げろ

兄貴!!

兄貴一人なら

逃げ切れるだろ

なんで!!

なんでそんなに

雅に執着するん

だよ!!

明!!

早く行け!!

俺には

この男を

倒す

義務が

あるんだ!!

ハッ

言っただろ

この島は元々

人間の島だって

2年前

俺はこの島に

婚約者と来た

単なる

静かな漁村

だったって

その両親に

結婚の許しを

もらうためにだ

そこに

吸血鬼ウィルス

が蔓延し

かなりの村人が

発病した

当然

婚約者も

そのウィルスに

感染

ご丁寧に

その両親

までもだ

全部

この男

雅の

せいだ

この男がこの島に

吸血鬼ウィルスを

広めた張本人であり、

発生源

なんだ

...

言いたい

放題だな

なぜなら...

俺には

コイツを殺す

義務があると

言ったよな

閉じこめられていた

雅をこの島に

解き放ったのが

俺だからだ

..

第三十八話

バァ

ハーー

この男

雅のせいで

ここは

吸血鬼の島に

なった

第三十九話第2年前

そして

この男を

解き放った

のが

俺だ

...

...

涼子は

コイツに

殺された

言わば

俺の責任だ

涼子?

兄貴の

婚約者の

名前だ

なんだよ

兄貴

2年前に

何が起こった

んだよ!?

あの時...

どうかした

2年前に

俺が来た時は

まだ

この島は

人間の島

だったんだ

初めまして

宮本篤

です

ようこそ

いらっしゃった

こんな田舎の

なんもない島に

俺は

涼子の両親に

結婚の許しを

もらいに来た

どうか

ゆっくり

していってな

あ..どうも

すみません

涼子は

優しく笑える

女だった

涼子

どうかなぁ

ちょっと

お前の両親

結婚許して

くれるかなぁ

動かないで

大丈夫よ

2人には

先に言って

あったし

バカね

あっちゃん

大丈夫

親がなんと言おうと

私はあっちゃんの

ものよ

お前の

親父さんは

なんかムスッと

してたぞ

-っ

条件が

ある

えっ

嫌だわ

この人ったら

そんな言い方

して

たいした事じゃ

ないわよ

この村の決まりなの

村はずれに

神社があり

はい

お赤飯

じゃ

涼子

行って

こようか

結婚をする者は

そこに赤飯を納めて来る

習わしがあると言うのだ

ねェ

あっちゃん

知ってる?

ここ

吸血鬼を祀って

あるんだよ

えっ

はいはい

あっ

ホントだって

昔から言い伝えが

あるんだよ

この神社には

吸血鬼が封印

されていて

小さい頃は

近づくだけで

怒られたん

だから

だから誰も

扉を開けては

いけないって

ほら子供って

行くなって言われると

逆に行きたくなる

ものでしょ

まさか

ずっと

来たかったのよ

フフッ..

あっちゃんと

来るなんてね

誰も

いないよな

大丈夫だって

ちょっと覗く

だけだよ

あっちゃん

!!

駄目だよ!!

ホントに

吸血鬼がいたら

面白いじゃん

ったく

子供なんだから

なんだろ

ねェ

あっちゃん

用事は

すんだん

だし

早く

帰ろうよ

早く帰ろうよ

人形か?

人形に

あっ!!

たぶん

俺は

結婚を許されて

どこか浮かれて

いたのだ

牙がある

あっちゃん

駄目!!

全部の

人形に

牙が

ついてる

面白い

こんなの

初めて見たよ

ねェ

お願い

怖いよ

もう

帰ろうよ

ぅううう

ぅううう

そうだな

帰るか

行こうよ

あっちゃん

どうしたの?

嫌よ

怖い事

言わないで

いや..マジで

聞こえたって

なんか

人の声が

しなかったか

たっ..

助けて

くれェ

ほら

やっぱり

人間の声だ

嫌っ..

ホント

やばいって

奥の方だ

待って

こんな所

嫌っ!!

帰ろうよ

あっちゃん!!

死にそう

なんだ...

オォ

!!?

んァ

でっ..出られ

ないんだ...

おっ..

お前は

何者だ

わっ...

私は...

誤って

閉じ込められて

しまったんだ...

鉄の扉?

もう2日も

何も食べてない...

外からなら

開けられる

ここから

出してくれェ

そこか

わかった

嫌ァ!!

吸血鬼よ

封印されてる

吸血鬼だわ

だって

だって

変だもの

あっちゃんと違って

この村の人たちは

この神社を

恐れてるの!!

絶対

近づかない

もの

閉じ込め

られるなんて

ありえない!!

あっちゃん!!

バカな事を

言うな

人命が

かかってるん

だぞ!!

駄目だって

あっちゃん!!

バァ

ありがとう

第三十九話

2年前

兄貴は

まぁかぁ

入ってはいけない所に

入ってしまった

第四十話

ふァ

開けてはならない扉を

開けてしまったのだ

開けて

くれて

ありがとう

...

なんだよ

兄貴

そいつが

雅だったって

のか?

ハッ

懐か

しいな

あの時の事は

感謝しているぞ

丸メガネ

あの時お前は

人間のふりを

して

俺たちを

騙した

ふざけ

るな!!

なんだ

兄貴!!

その後

何があったん

だ!?

俺は

お前を

許さない!!

その時の

雅はまだ

正体を現しては

いなかった

リサの

大丈夫か!?

大丈夫か

君!?

冷たい..

この子

体温が

ほとんど

ないぞ

バァ

とにかく

病院に連れて

行こう!!

待って!!

んァ

村の掟で

この社には

入っちゃいけ

ないの

私たちは

その掟を

破ってるのよ

ここで

助けたって

事は

内緒にして

お前

こんな時に

何言って...

約束して!!

誰にも

言っちゃ駄目!!

お願い!!

こりゃまた

けっこう

でかい

病院だな

どいて

どいてっ

急患です!!

でしょ

島には年寄りが

多いからね

村の自慢

みたい

カム病院

体温が異常に低く

本来ならとても

生命を維持できる

状態ではないの

ですが...

何故か脈拍は

安定しております

あら

お帰り

なさい

こんな事は

通常考えられ

ないのですが...

とにかく

最善を尽くします

何かあったら

ご連絡します

ので...

どうだった

ちゃんと

お赤飯をお供え

して来れた?

え..え

まぁ...

こりゃ

嵐になるな

お父さんが

細から

帰って来たら

ご飯にするから

それまで

奥の部屋で

ゆっくりなさい

それまで奥の部屋でゆっくりなさい

あっ

すいません

しかし

あの少年

大丈夫かな

なんであんな所に

いたんだろ

ほら神社で

怒鳴ったり

してさ...

びっくり

したでしょ

あっちゃん

ゴメンね

小さい頃

から

入っちゃいけない

って言われてたから

私の事

嫌いに

なんないでね

幸せな

家庭を

築こうな

あっちゃん

うん

ガハハハ!!

アッハッハハハ

なんだお前

話せばわかる奴

じゃないか

ホレ飲め飲め

あ..どうも

俺ァ酒が

飲めねェ男が

大嫌いでよ

ホレ

グッといけ

グッと!

ジリリリット

何よ

こんな夜分に

はい

もしもし

あ..もしもし

こちら病院の者

ですが

どうも

あの

こんな時間に

どうかしました

か?

貴方たちが連れて来た

患者さんの意識が

戻ったのですが

何やら

今すぐ貴方たちに

会わせてくれと

言うもので

えっ

今からですか?

はい

何か

大事な用

みたいでして

あっちゃん

ねえ

あっちゃん

ちょっと来て

もらえません

でしょうか?

なんだ

俺の酒が飲めねェ

ってのか?

いえいえ

ぜひ...

わかりました

すぐ

うかがいます

では

よろしく

遅いわねェ

涼子

なんか涼子ってば

病院行くって

出てったきり

病院?

もう1時間も

帰って来ないのよ

ちょっと僕

見て来ます

ごおー

!!お!

涼子の奴

なんだって

こんな時間に

病院なんか

ポタッ

ポも

涼子

涼子

おかしいな

人の気配が

しないぞ

誰か

いますかァ

すみませーん

変だな

本当に

誰もいない

のか?

いや、

なんだ!?

何か

動いたぞ

...

...

あっ...

ちゃん...

ふァ

んァ

...

また

お会い

しましたね

第四十話

ふふ

また

お会い

しましたね

ポタッ

ばっ

化け物め

涼子を

放せ!!

つまり、

う..

...

あっ

うう...

ちゃん...

これは

これは

逃げないん

ですね

なっ

なっ

ポケッ

なんだ?

何やって

るんだ

コイツ!?

私の血を

みんなに

かけているの

ですよ

んっ

これで彼らは

死後

私の仲間に

なります

この島は

もう

私のもの

です

3日後には

村人全員が

私の僕と

なるでしょう

ふっ

んっ

ふざけるな

なんだ

この人!?

生きて

たのか!?

Nァ

ひいっ!!

この女も

化け物?

言ったで

しょう

みんな

私の仲間に

なると

わあぁぁ

血液感染

するんです

私の血を

あびれば

人間はみな

私と同じ吸血鬼に

なるんですよ

ふっ

ふざけっ

!!

くっ

涼子!!

!!

いない!!

消えた!?

!!

こっちか!!

涼子!!

涼子!!

ちくしょう

あいつ!!

涼子を

どうする

気だ!!

助け出す!!

絶対に

助け出す

んだ!!

涼子を

失うなんて

絶対に

嫌だ!!

これでこの

子供たちも

みんな

私の仲間に

なる

ホタッ

ポタッ

ひっ

ひいっ

お前は

いい女だ

匂いで

わかる

お前は

血のうまい

女だ

あっ

ああっ

涼子!!

どこだ!!

返事を

してくれ!!

...キャア

オギャア

!!

新生児室

あっ

あっ

涼子!?

涼子の

声だっ!!

オギャ

オキン!?

涼子!!

ああっ

オキュ

イギャ

いやー

涼...

子...

オギャ

あっ

ドホ!!

ああっ

やはり

この女の血は

うまい

きっ

貴様っ...

あっ

ちゃん..

涼子!!

逃げて...

ほう

この女

まだ

しゃべれる

のか

にっ...

あっちゃん

逃げて

私の事は

もう

いいから

うおぉおお

おおぉおお

第四十一話

りょ...

涼子を

放せ...

あっちゃん

ハァ

逃げて..

私の事には

かまわないで

早く

逃げて...

...二人でも、

うおおぉお

おぉおお

この野郎!!

涼子を

放し

やがれ!!

これは

また

元気が

いいですね

!!?

うぁああ

あああ

ハハ

いいハハハ

あっ

ああっ

ああ

あっ

ドォ"

あっ...

ちゃん..

どうです?

動けない

でしょう

私の唾液

には

麻酔効果が

ありますから

いっ...

息が

できない!!

息を

するのが

んっ

ハッ

精一杯って

所ですね

貴方には

扉を開けてもらった

恩があります

今回に限り

貴方は見逃し

ましょう

貴方は

そこで

静かにして

いなさい

!!

この娘の

血はうまい

さて

続きをさせて

もらいますよ

やめろ!!

涼子に

手をだすな!!

ああっ

あっ

ちくしょう!!

ちくしょう!!

くそっ!!

動かない!!

ピクッ

なっ

なっ

本当に

お前は

いい女だ

いい女の

血を吸うと

興奮して

くる

ふっ

ふざけんな!!

ハッ

この女も

すぐに

求めて

きます

血を吸われる

というのは

尋常でない

快楽をともなうん

ですよ

快楽!?

何を言って

るんだ

コイツ!!

証明してみせま

しょうか

いっ

嫌ァ

わーっ

ハァ

女性器を

見るのは

何年ぶりだろう

いっ...

嫌ァ...

やめて...

やめろ!!

ギャァ

オキャァ

んっ

やめて

くれ!!

んんっ

んんっ

あっ

いっ

ちくしょう

体が

動かない!!

嫌ァ

あっ

ああっ

見ないで..

あっちゃん

見ないで...

んっ

もっと..

ちくしょう

涼子!!

涼子!!

ああっ

あっ

あっ

お願い..

!!

あっちゃん

ごめん

もっと

血を吸って

気持ち

いいの

ああっ

ああっ

気持ちいい

死んだ...

涼...

子...

こっ

殺す

あの男

絶対に...

!!

殺す!!

せっかく

いや、

コイツを

殺す事だけを

考えてきた

それから

2年間

俺は

それは

それは

だがコイツはその後

村中の人間を

吸血鬼にし

ボスとして君臨した為

俺はずっと

このチャンスを

待っていた

みやび

雅を殺す

簡単には

手が出せなかった

第四十

今こそ

その時が

来たんだ!!

いっ...

嫌だ...

死んだ...

やめて...

問題に

...1

お前を

殺す

うこそ

その時が

来たんだ!!

明日は、

そんな事か

兄貴の過去に

あったなんて

だからずっと

雅を殺そうと

してたのか!!

いけっ!!

明の兄貴!!

そんな

クソ野郎

ブッ殺し

ちまえ!!

ガッ

みんな

石を持て!!

少しでも

兄貴に

協力するんだ!!

くっ

よし

俺もいくぞ!!

俺もだ!!

なにやら

外野が騒がしい

ようだな

矢を射て

黙らせろ

木に

隠れたか

まあいい

静かにはなった

ちくしょう

兄貴!!

死なないで

くれ!!

このまま

だと

兄貴の援護が

できねェ!!

...

ちなみに、

小河

さて

丸メガネ

私を殺すとは

大口をたたいたな

その折れた刀で

どうするつもりだ

うおおお

おおお

折れてる

剣など

いらん

なっ

なっ

...

数が

多いな

チッ

わっ

やるじゃ

ないか

丸メガネ

うまく森に

逃げやがった

村人は

森の中まで

俺を追って

来るはずだ

そうすれば

雅の警護は

手薄になる

追って

来い!!

村人ども!!

追え!!

見つけしだい

殺せ!!

みやび

雅!!

屋敷では

しくじった

あの

鉄扇だ!!

鉄扇を

なんとか

しないと

あいつ

一人か

槍は

使えるな

...

涼子

見てろ

必ず

奴を殺す

バァ

!!

鉄扇を

封じた!!

みやび

雅!!

死ね!!

なっ

なっ

鉄扇が

2つ!!

不意討ちか

惜しかったな

2つ持って

いたのか!!

わぁああ

あぁあぁ

!!

あ!?

明!!

危ない!!

今だ!!

!!

兄貴!!

殺れ!!

兄貴!!

殺っち

まえ!!

第四十三話

芸裃

花の

第5話を

予告

彼岸島-第六巻

追いつめる。

presentedby

松本光司

婚約者を

殺されてから2年・

長く辛い戦いの日々は

この刻のため

兄が宿敵・雅を

みゃ

運命の第六巻

死闘ついに決着

>予約はお近くの書店へお早めに!!

二〇〇四年春発売予定!!

予備・本体去三円「裁別」、発行ノ講義社

作品集

ホクーデスークスが

お前の音命はどこにある

YMKC

発行ノ講談社

巻完価:木

松本光司

禍々

、美しい少女

定価:本体50

おい

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感想をおもちになりましたか。

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このつぎには、どんな作家のどんを

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シャガKC」にしてほしいと思う作品

がありましたら、試後の感想」とあわ

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議議社「ヤングマガジン」観集部

「郵便番号112-8001

スヤングマガジン2003年第41号、第42号「第4号

〜第50号の掲載分を収録しました。

ヤンマガKC係

ヤンマガKC

かんじま

彼岸島

2004年1月6日、第1周発行

定価はカバーに表示してあります。

著者松本光司

莞胥者五十嵐隆夫

発行所、株式会社講談社

東京都文学区各羽2ー12-2

郵便番号11218001

それで

豊国印刷株式会社

図書印刷株式会社

197p

C.726

印刷所

製本所株式会社国宝社

ビ松本光司_2004年

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